JP2003276956A - ダブルデッキエレベータ - Google Patents

ダブルデッキエレベータ

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JP2003276956A JP2002080982A JP2002080982A JP2003276956A JP 2003276956 A JP2003276956 A JP 2003276956A JP 2002080982 A JP2002080982 A JP 2002080982A JP 2002080982 A JP2002080982 A JP 2002080982A JP 2003276956 A JP2003276956 A JP 2003276956A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上下のかご室の上下方向間隔を調整する際に
各かご室に衝撃や振動を生じさせることがないダブルデ
ッキエレベータを提供する。 【解決手段】 上側かご室20を吊下支持する左右の支
持腕22L,22Rから上側支持梁41に負荷される荷
重を左右の上側測定手段50L,50Rでそれぞれ測定
する。同様に、下側かご室30を吊下支持する左右の支
持腕32L,32Rから下側支持梁42に負荷される荷
重を左右の下側測定手段60L,60Rでそれぞれ測定
する。これにより、左右のねじ軸17L,17Rに負荷
される荷重の大きさを正確に知ることができるから、左
右の駆動モータ18L,18Rが出力する駆動トルクを
正確に制御して、上下方向間隔を調整する際に各かご室
20,30に衝撃や振動が生じることを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下のかご室間の
上下方向間隔を調整可能なダブルデッキエレベータに関
し、より詳しくは、各かご室に衝撃や振動を与えること
なく上下方向間隔を調整できるように改良されたダブル
デッキエレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、超高層ビルにおけるエレベータを
用いた上下方向の輸送力を強化するために、建物の上下
二つの階床にそれぞれ着床する上下のかご室を備えたダ
ブルデッキエレベータが注目を浴びている。
【0003】ところで、近頃の超高層ビルは1階に吹き
抜けのエントランスホールやロビー等を設けて意匠性を
高めたものが多く、1階の床から天井までの高さが他の
階のそれより大きく設定されているものが多い。そこ
で、着床する階床間の上下方向間隔に合わせて上下のか
ご室間の上下方向間隔を変化させることができるダブル
デッキエレベータが提案されている。
【0004】例えば、図8に示した従来のダブルデッキ
エレベータ1においては、メインロープRによって吊り
下げられたかご枠2によって上下のかご室3,4が上下
動自在に支持されている。また、かご枠2を構成する左
右の縦枠2a,2bには、上下方向に延びる左右のねじ
軸5L,5Rがそれぞれ回転自在に支持されている。ま
た、かご枠2を構成する上梁2cには、左右のねじ軸5
L,5Rを正逆両方向に回転駆動する駆動モータ6L,
6Rがそれぞれ配設されている。さらに、左右のねじ軸
5L,5Rの上側ねじ部5aには、上側かご室3を支持
する支持枠7のねじナット7aが螺合している。加え
て、左右のねじ軸5L,5Rの下側ねじ部5bには、下
側かご室4を支持する支持枠8のねじナット8aが螺合
している。
【0005】左右のねじ軸5L,5Rの上側ねじ部5a
と下側ねじ部5bとは、互いに反対方向にねじ切りされ
ている。これにより、左右の駆動モータ6L,6Rを用
いて左右のねじ軸5L,5Rを駆動してそれぞれを正方
向に回転させると、上下のかご室3,4間の上下方向間
隔を狭めることができる。これに対して、左右のねじ軸
5L,5Rを駆動してそれぞれを逆方向に回転させる
と、上下のかご室3,4間の上下方向間隔を広げること
ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図8に示し
た従来のダブルデッキエレベータ1においては、上下の
かご室3,4の上下方向間隔を調整しないときには左右
のねじ軸5L,5Rが回転しないようにそれぞれブレー
キをかけ、上下のかご室3,4の上下方向間隔が変化し
ないようにしている。これに伴い、上下のかご室3,4
間の上下方向間隔を調整する際には、左右のねじ軸5
L,5Rにかけたブレーキをそれぞれ解除し、左右のね
じ軸5L,5Rが自由に回転できるようにする必要があ
る。
【0007】このとき、上側かご室3に乗った乗客より
も下側かご室4に乗った乗客の方が多いと、上側かご室
3よりも下側かご室4の方が重くなる。これにより、上
側かご室3の重量が左右のねじ軸5L,5Rを正方向に
回転させようとする付勢力よりも、下側かご室4の重量
が左右のねじ軸5L,5Rを逆方向に回転させようとす
る付勢力の方が大きくなる。したがって、かご室3,4
間の上下方向間隔を調整するべく左右のねじ軸5L,5
Rにかけたブレーキを解除したとたんに、左右のねじ軸
5L,5Rが逆方向に回転するため、かご室3,4に衝
撃や振動が生じてかご室3,4内の乗客に不快感を与え
てしまう。
【0008】そこで、かご室3,4間の重量をそれぞれ
測定するとともに、かご室3,4間の重量差に応じた大
きさおよび方向の駆動トルクを駆動モータ6L,6Rが
予め出力するように制御することにより、かご室3,4
間の上下方向間隔を調整する際に左右のねじ軸5L,5
Rにかけたブレーキを解除してもかご室3,4に衝撃や
振動を与えないようにする技術が提案されている。
【0009】しかしながら、このような従来技術におい
ては、かご室3,4を支持枠7,8に対して弾性支持す
るための防振ゴムをかご室3,4の下方の四隅に配設す
るとともに、支持枠7,8に対するかご室3,4の上下
方向変位を測定するために各かご室の床の中央位置にお
ける上下方向の変位を各センサにより測定している。そ
して、各センサから得られた各かご室の床の上下方向変
位と防振ゴムの弾性定数とに基づいてかご室3,4の重
量を算出している。
【0010】しかしながら、かご室3,4の床の中央位
置における上下方向変位がかご室3,4の上下方向変位
を常に正確に表すとは限らない。例えば、かご室3の左
側に偏って乗客が乗ったときには、かご室3の左側の上
下方向変位は大きいが、かご室3の右側の上下方向変位
は小さい。さらに、かご床を構成する補強部材の位置に
よっても、かご室3,4の全体の上下方向変位とかご床
の中央位置における上下方向変位とが異なることもあ
る。
【0011】そこで、本発明の目的は、上述した従来技
術が有する問題点を解消し、上下のかご室の重量の正確
な測定値に基づいてねじ軸駆動手段の作動を正確に制御
することにより、上下のかご室の上下方向間隔を調整す
る際にかご室に衝撃や振動を生じさせることがないダブ
ルデッキエレベータを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する本
発明の請求項1に記載の手段は、かご枠に上下動自在に
設けた上側かご室および下側かご室の上下方向間隔を調
整可能なダブルデッキエレベータであって、前記かご枠
に回転自在に支持されて上下方向に延びるねじ軸と、前
記ねじ軸を正逆両方向に回転駆動するねじ軸駆動手段
と、前記ねじ軸駆動手段の作動を制御する制御手段と、
前記ねじ軸の上側ねじ部に螺合して前記ねじ軸の回転に
より上下動するとともに、前記上側かご室の上部に配設
された一つの上側吊下支持部を介して前記上側かご室を
吊下支持する上側支持手段と、前記ねじ軸の前記上側ね
じ部とは反対方向にねじ切りされた下側ねじ部に螺合し
て前記ねじ軸の回転により上下動するとともに、前記下
側かご室の上部に配設された一つの下側吊下支持部を介
して前記下側かご室を吊下支持する下側支持手段と、前
記上側吊下支持部から前記上側支持手段に負荷される荷
重値を測定する上側測定手段と、前記下側吊下支持部か
ら前記下側支持手段に負荷される荷重値を測定する下側
測定手段と、を備える。そして前記制御手段は、前記上
側かご室および下側かご室の上下方向間隔を調整する前
に、前記上側測定手段から得られた前記荷重値および前
記下側測定手段から得られた前記荷重値に基づいて、前
記上側かご室および前記下側かご室間の重量差により前
記ねじ軸に作用する回転付勢力を打ち消す方向および大
きさの駆動トルクを前記ねじ軸駆動手段が出力するよう
に前記ねじ軸駆動手段の作動を制御する。
【0013】すなわち、請求項1に記載したダブルデッ
キエレベータにおいては、上側支持手段および下側支持
手段を、それぞれその基端がねじ軸によって支持される
片持ち梁として構成することができる。そして、上側か
ご室の上部、好ましくは上部中央に配設された一つの上
側吊下支持部を介して上側支持手段が上側かご室を吊下
支持するとともに、上側吊下支持部から上側支持手段に
負荷される荷重値を上側測定手段が測定する。また、下
側かご室の上部、好ましくは上部中央に配設された一つ
の下側吊下支持部を介して下側支持手段が下側かご室を
吊下支持するとともに、下側吊下支持部から下側支持手
段に負荷される荷重値を下側測定手段が測定する。これ
により、上側かご室の重量の全てを一つの上側吊下支持
部において、また下側かご室の重量の全てを一つの下側
吊下支持部において、それぞれ集中的に測定することが
できるから、上側かご室および下側かご室の重量を正確
に測定することができる。そして制御手段は、このよう
にして正確に測定された上側かご室および下側かご室の
重量に基づき、上側かご室および下側かご室の上下方向
間隔を調整する前に、上側かご室と下側かご室との重量
差に起因してねじ軸に作用する回転付勢力を打ち消す方
向および大きさの駆動トルクをねじ軸駆動手段が出力す
るようにその作動を制御する。したがって、請求項1に
記載したダブルデッキエレベータによれば、上側かご室
および下側かご室の上下方向間隔を調整する際にねじ軸
の回転を止めているブレーキを解除しても、上側かご室
と下側かご室との重量差に起因してねじ軸が回転するこ
とがないから、上側かご室および下側かご室の上下方向
間隔を調整する際に各かご室に衝撃や振動を生じさせる
ことがない。
【0014】また、上記の課題を解決する本発明の請求
項2に記載の手段は、かご枠に上下動自在に設けた上側
かご室および下側かご室の上下方向間隔を調整可能なダ
ブルデッキエレベータであって、前記かご枠の左右にそ
れぞれ回転自在に支持されて上下方向に延びる左右のね
じ軸と、前記左右のねじ軸をそれぞれ正逆両方向に回転
駆動する左右のねじ軸駆動手段と、前記左右のねじ軸駆
動手段の作動を個別に制御する制御手段と、前記上側か
ご室の上方において左右方向に延びるとともに前記左右
のねじ軸の上側ねじ部にそれぞれ螺合して前記ねじ軸の
回転により上下動する上側支持手段と、前記下側かご室
の上方において左右方向に延びるとともに前記左右のね
じ軸の前記上側ねじ部とは反対方向にねじ切りされた下
側ねじ部にそれぞれ螺合して前記ねじ軸の回転により上
下動する下側支持手段と、前記左右のねじ軸の近傍にお
いて前記上側かご室の上部の左右にそれぞれ配設される
とともに前記上側支持手段とそれぞれ係合して前記上側
かご室を吊下支持する左右の上側吊下支持部と、前記左
右のねじ軸の近傍において前記下側かご室の上部の左右
にそれぞれ配設されるとともに前記下側支持手段とそれ
ぞれ係合して前記下側かご室を吊下支持する左右の下側
吊下支持部と、前記左右の上側吊下支持部から前記上側
支持手段にそれぞれ負荷される荷重値をそれぞれ測定す
る左右の上側測定手段と、前記左右の下側吊下支持部か
ら前記下側支持手段にそれぞれ負荷される荷重値をそれ
ぞれ測定する左右の下側測定手段と、を備える。そして
前記制御手段は、前記上側かご室および前記下側かご室
の上下方向間隔を調整する前に、左側の前記上側測定手
段から得られた前記荷重値および左側の前記下側測定手
段から得られた前記荷重値に基づいて、左側の前記上側
吊下支持部から前記上側支持手段に負荷される荷重と左
側の前記下側吊下支持部から前記下側支持手段に負荷さ
れる荷重との差に起因して左側の前記ねじ軸に作用する
回転付勢力を打ち消す方向および大きさの駆動トルクを
出力するように左側の前記ねじ軸駆動手段の作動を制御
する。また、前後一対制御手段は、右側の前記上側測定
手段から得られた前記荷重値および右側の前記下側測定
手段から得られた前記荷重値に基づいて、右側の前記上
側吊下支持部から前記上側支持手段に負荷される荷重と
右側の前記下側吊下支持部から前記下側支持手段に負荷
される荷重との差に起因して右側の前記ねじ軸に作用す
る回転付勢力を打ち消す方向および大きさの駆動トルク
を出力するように右側の前記ねじ軸駆動手段の作動を制
御する。
【0015】すなわち、請求項2に記載のダブルデッキ
エレベータにおいては、上側支持手段および下側支持手
段を、それぞれ左右のねじ軸により支持される両持ち梁
として構成することができる。そして、上側かご室の上
部の左右にそれぞれ配設された各上側吊下支持部を介し
て上側支持手段が上側かご室を吊下支持するとともに、
下側かご室の上部の左右にそれぞれ配設された各上側吊
下支持部を介して下側支持手段が下側かご室を吊下支持
する。このとき、左右の上側吊下支持部がそれぞれ左右
のねじ軸の近傍に配設されているから、左側の上側吊下
支持部から上側支持手段に負荷される荷重の大きさは上
側支持手段から左側のねじ軸に負荷される荷重の大きさ
にほぼ等しく、かつ右側の上側吊下支持部から上側支持
手段に負荷される荷重の大きさは上側支持手段から右側
のねじ軸に負荷される荷重の大きさにほぼ等しい。同様
に、左右の下側吊下支持部がそれぞれ左右のねじ軸の近
傍に配設されているから、左側の下側吊下支持部から下
側支持手段に負荷される荷重の大きさは下側支持手段か
ら左側のねじ軸に負荷される荷重の大きさにほぼ等し
く、かつ右側の下側吊下支持部から下側支持手段に負荷
される荷重の大きさは下側支持手段から右側のねじ軸に
負荷される荷重の大きさにほぼ等しい。これにより、左
側の上側測定手段および左側の下側測定手段は、上側支
持手段から左側のねじ軸に負荷される荷重の大きさ、お
よび下側支持手段から左側のねじ軸に負荷される荷重の
大きさを、それぞれ正確に測定することができる。同様
に、右側の上側測定手段および右側の下側測定手段は、
上側支持手段から右側のねじ軸に負荷される荷重の大き
さ、および下側支持手段から右側のねじ軸に負荷される
荷重の大きさを、それぞれ正確に測定することができ
る。制御手段は、このようにして正確に測定された荷重
値に基づき、上側かご室および下側かご室の上下方向間
隔を調整する前に、上側支持手段から左側のねじ軸に負
荷される荷重と下側支持手段から左側のねじ軸に負荷さ
れる荷重との差に起因して左側のねじ軸に作用する回転
付勢力を打ち消す方向および大きさの駆動トルクを左側
のねじ軸駆動手段が出力するようにその作動を制御す
る。同様に制御手段は、上述のようにして正確に測定さ
れた荷重値に基づき、上側かご室および下側かご室の上
下方向間隔を調整する前に、上側支持手段から右側のね
じ軸に負荷される荷重と下側支持手段から右側のねじ軸
に負荷される荷重との差に起因して右側のねじ軸に作用
する回転付勢力を打ち消す方向および大きさの駆動トル
クを右側のねじ軸駆動手段が出力するようにその作動を
制御する。したがって、請求項2に記載したダブルデッ
キエレベータによれば、例えば各かご室の左側に偏って
乗客が乗っている場合でも、上側かご室および下側かご
室の上下方向間隔を調整する際にねじ軸の回転を止めて
いるブレーキを解除したときに、左右のねじ軸のいずれ
もが上側かご室と下側かご室との重量差に起因して回転
することがないから、各かご室に衝撃や振動を生じさせ
ることがない。
【0016】また、請求項3に記載の手段は、請求項1
または2に記載したダブルデッキエレベータにおいて、
前記上側測定手段および前記下側測定手段が、前記上側
支持手段と前記上側吊下支持部との間および前記下側支
持手段と前記下側吊下支持部との間に介装された弾性体
と、前記弾性体の上下方向の変形量を測定するセンサと
を有する。そして前記制御手段は、前記弾性体の弾性定
数および前記センサから得られた変形量に基づいて前記
荷重値をそれぞれ算出する。
【0017】すなわち、上述した請求項1または2に記
載したダブルデッキエレベータにおいては、上下のかご
室の全重量が各吊下支持部を介して各支持手段にそれぞ
れ負荷される。これにより、各吊下支持部と各支持手段
との間に介装した弾性体の上下方向の変形量を測定する
とともに、測定された上下方向の変形量と弾性体の弾性
定数とに基づいて、各吊下支持部から各支持手段にそれ
ぞれ負荷される荷重の値を正確に算出することができ
る。なお、各吊下支持部と各支持手段との間に介装する
弾性体は、各かご室を弾性的に懸架してその乗り心地を
向上させるための防振ゴムとすることができる。また、
弾性体の上下方向の変形量を測定するセンサとして、各
吊下支持部と各支持手段との間の距離を測定する差動ト
ランスデューサやリニアエンコーダ、レーザ光や赤外光
を用いた光学距離センサ等を用いることができる。
【0018】また、請求項4に記載の手段は、請求項3
に記載したダブルデッキエレベータにおいて、前記制御
手段が、前記センサから得られた前記弾性体の上下方向
の変形量に基づいて前記上側かご室および前記下側かご
室の上下方向間隔の調整を行うことを特徴としている。
【0019】すなわち、ねじ軸駆動手段の作動を制御す
る制御手段は、ねじ軸駆動手段を介してねじ軸の回転方
向および総回転数を制御することにより上側支持手段と
下側支持手段との上下方向間隔を制御する。このとき、
請求項3に記載したダブルデッキエレベータにおいて
は、各弾性体の上下方向の変形量、したがって各支持手
段に対する各かご室の相対位置を正確に知ることができ
るから、上側かご室および下側かご室の上下方向間隔を
より正確に調整することができる。
【0020】また、請求項5に記載の手段は、請求項1
または2に記載したダブルデッキエレベータにおいて、
前記上側測定手段および前記下側測定手段が、前記上側
支持手段と前記上側吊下支持部との間および前記下側支
持手段と前記下側吊下支持部との間にそれぞれ介装され
たロードセルであることを特徴としている。
【0021】すなわち、上述した請求項1または2に記
載したダブルデッキエレベータにおいては、上下のかご
室の全重量が各吊下支持部を介して各支持手段にそれぞ
れ負荷される。これにより、各吊下支持部と各支持手段
との間にロードセルを介装すれば、各吊下支持部から各
支持手段にそれぞれ負荷される荷重値を正確に知ること
ができる。
【0022】また、請求項6に記載の手段は、請求項5
に記載したダブルデッキエレベータにおいて、前記ロー
ドセルが、前記上側支持手段と前記上側吊下支持部との
間および前記下側支持手段と前記下側吊下支持部との間
に、弾性体と直列に配設されることを特徴とする。
【0023】すなわち、各吊下支持部と各支持手段との
間にロードセルと弾性体とを直列に介装すれば、各吊下
支持部から各支持手段にそれぞれ負荷される荷重の値を
正確に知りつつ、各かご室を弾性的に支持して乗り心地
を向上させることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図3を参照し、本
発明に係るダブルデッキエレベータの一実施形態につい
て詳細に説明する。なお、以下の説明においては、鉛直
方向を上下方向と、各かご室の乗降扉が開閉する方向を
左右方向と、各かご室に乗客が出入りする方向を左右方
向と言う。
【0025】まず最初に図1および図2を参照して本実
施形態のダブルデッキエレベータ100の全体構造につ
いて説明すると、メインロープRにより吊り下げられた
かご枠10は、上梁11と下梁12との間で上下方向に
延びる左右の縦梁13L,13Rを有している。また、
左右の縦梁13L,13Rの近傍には、上梁11に取り
付けられた支持腕14L,14Rおよび縦梁13L,1
3Rの上下方向の中間部で左右方向に水平に延びる中間
梁15によって回転自在に支持された、左右のボールね
じ(ねじ軸)17L,17Rが上下方向に延びている。
【0026】左右のボールねじ17L,17Rは、支持
腕14L,14Rに取り付けられた左右の駆動モータ
(ねじ軸駆動手段)18L,18Rによって、それぞれ
正逆両方向に回転駆動される。また、その上部に設けら
れた上側ねじ部17aと、その下側に設けられた下側ね
じ部17bとは、ねじの向きが反対となっている。ま
た、左右の駆動モータ18L,18Rの作動は、マイク
ロコンピュータである制御手段19によって個別に制御
可能である。
【0027】かご枠10の内側には、上下のかご室2
0,30が図示されない支持手段によって上下動自在に
支持されている。
【0028】上側かご室20は、図示左側の前後両端部
に立設されて上下方向に延びる一対の枠部材21L,2
1Lと、図示右側の前後両端部に立設されて上下方向に
延びる一対の枠部材21R,21Rとを有している。左
側の前後一対の枠部材21L,21Lの上端部には、前
後方向に延びる左側の上側支持腕(上側吊下支持部)2
2Lが掛け渡されている。そして、右側の前後一対の枠
部材21R,21Rの上端部には、左側の上側支持腕2
2Lと平行に前後方向に延びる右側の上側吊下支持腕
(上側吊下支持部)22Rが掛け渡されている。なお、
図示の都合により図1においては省略されているが、左
右の上側支持腕22L,22Rの前後両端部間は、図2
に示したように左右方向に延びる前後一対の補強部材2
3,24によって連結されて補強されている。
【0029】同様に、下側かご室30は、図示左側の前
後両端部に立設されて上下方向に延びる一対の枠部材3
1L,31Lと、図示右側の前後両端部に立設されて上
下方向に延びる一対の枠部材31R,31Rとを有して
いる。左側の前後一対の枠部材31L,31Lの上端部
には、前後方向に延びる左側の下側支持腕(上側吊下支
持部)32Lが掛け渡されている。そして、右側の前後
一対の枠部材31R,31Rの上端部には、左側の下側
支持腕32Lと平行に前後方向に延びる右側の下側支持
腕(下側吊下支持部)32Rが掛け渡されている。な
お、図示の都合により図1においては省略されている
が、左右の上側支持腕32L,32Rの前後両端部間
は、上側かご室20と同様に左右方向に延びる前後一対
の補強部材によって連結されて補強されている。
【0030】上側かご室20の上方で、かつ左右の上側
支持腕22L,22Rの下方には、左右方向に延びる上
側支持梁(上側支持手段)41が配設されている。そし
て、この上側支持梁41の左右両端部にそれぞれ取り付
けられた左右のねじナット41L,41Rは、左右のボ
ールねじ17L,17Rの上側ねじ部17a,17aと
それぞれ螺合している。なお、上側支持梁41は、図3
に示したように支軸43によって左右のねじナット41
L,41Rにそれぞれ軸支されている。
【0031】同様に、下側かご室30の上方で、かつ左
右の上側支持腕32L,32Rの下方には、左右方向に
延びる下側支持梁(下側支持手段)42が配設されてい
る。そして、この下側支持梁42の左右両端部にそれぞ
れ取り付けられた左右のねじナット41L,41Rは、
左右のボールねじ17L,17Rの下側ねじ部17b,
17bとそれぞれ螺合している。また、下側支持梁42
は、上側支持梁41とと同様に支軸43によって左右の
ねじナット42L,42Rにそれぞれ軸支されている。
【0032】これにより、左右のボールねじ17L,1
7Rを正方向に回転させると、上側支持梁41が降下す
るとともに下側支持梁が上昇する。これとは反対に、左
右のボールねじ17L,17Rを逆方向に回転させる
と、上側支持梁41が上昇するとともに下側支持梁が降
下する。
【0033】上側支持梁41と左側の上側支持腕22L
との間には左側の上側測定手段50Lが介装され、かつ
上側支持梁41と右側の上側支持腕22Rとの間には右
側の上側測定手段50Rが介装されている。これにより
上側支持梁41は、左右の上側測定手段50L,50R
および左右の上側支持腕22L,22Rを介して、上側
かご室20を吊下支持する。
【0034】同様に、下側支持梁42と左側の下側支持
腕32Lとの間には左側の下側測定手段60Lが介装さ
れ、かつ下側支持梁42と右側の下側支持腕32Rとの
間には、右側の下側測定手段60Rが介装されている。
これにより下側支持梁42は、左右の下側測定手段60
L,60Rおよび左右の下側支持腕32L,32Rを介
して、下側かご室30を吊下支持する。
【0035】次に、図3を参照して左右の上側測定手段
50L,50Rおよび左右の下側測定手段60L,60
Rの構造について説明する。なお、これらの測定手段の
構造は同一であるので、左側の上側測定手段50Lの構
造について以下に説明する。
【0036】左側の上側測定手段50Lは、図3に示し
たように、上側支持梁41の上面に固定された取付板4
4と上側支持腕22Lの下面に固定された取付板51と
の間で上下方向に挟装された前後一対の弾性体52,5
2を有している。これらの弾性体52、52は、上側か
ご室20を弾性的に支持してかご室内の乗客の乗り心地
を向上させる防振ゴムの役割を果たす。また、上側支持
腕22L側の取付板51のL字形に折り曲げられた先端
には、前後一対の弾性体52,52の上下方向の変形
量、言い換えると上側支持梁41と上側支持腕22Lと
の上下方向の間隔を測定するためのセンサとしての差動
トランスデューサ53が、前後一対の弾性体52,52
の中間位置に配設されている。そして、この差動トラン
スデューサ53から出力される信号は、配線54を介し
て制御手段19に送信される。
【0037】左側の上側測定手段50Lから送信される
信号は、図4に示したように、制御手段19の左側駆動
モータ制御部19Lに入力する。これに対して、右側の
上側測定手段50Rから送信される信号は、制御手段1
9の右側駆動モータ制御部19Rに入力する。同様に、
左側の下側測定手段60Lから送信される信号は制御手
段19の左側駆動モータ制御部19Lに、右側の下側測
定手段60Rから送信される信号は制御手段19の右側
駆動モータ制御部19Rにそれぞれ入力する。
【0038】制御手段19の左側駆動モータ制御部19
Lは、左側の上側測定手段50Lおよび左側の下側測定
手段60Lからそれぞれ入力した弾性体52の上下方向
の変形量と弾性体52の弾性定数とに基づいて、左側の
上側支持腕22Lから上側支持梁41に負荷される荷重
値および左側の下側支持腕32Lから下側支持梁42に
負荷される荷重値をそれぞれ算出する。次いで制御手段
19の左側駆動モータ制御部19Lは、算出した各荷重
値の差を算出した後に、図示されない記憶部に記憶され
ているマップを参照し、荷重値の差に対応して左側の駆
動モータ18Lが出力すべき駆動トルクの方向および大
きさを得る。このとき左側の駆動モータ18Lが出力す
べき駆動トルクの方向および大きさとは、上側支持梁4
1の左側ねじナット41Lから左側ボールねじ17Lに
負荷される荷重と下側支持梁42の左側ねじナット41
Lから左側のボールねじ17Lに負荷される荷重との差
に起因して左側ボールねじ17Lに作用する回転付勢力
を打ち消すことができる駆動トルクの方向および大きさ
である。そして、制御手段19の左側駆動モータ制御部
19Lは、このような駆動トルクを左側の駆動モータ1
8Lが出力するようにその作動を制御する。
【0039】同様に、制御手段19の右側駆動モータ制
御部19Rは、右側の上側測定手段50Rおよび右側の
下側測定手段60Rからそれぞれ入力した弾性体52の
上下方向の変形量と弾性体52の弾性定数とに基づい
て、右側の上側支持腕22Rから上側支持梁41に負荷
される荷重値および右側の下側支持腕32Rから下側支
持梁42に負荷される荷重値をそれぞれ算出する。次い
で制御手段19の右側駆動モータ制御部19Rは、算出
した各荷重値の差を算出した後に、図示されない記憶部
に記憶されているマップを参照し、荷重値の差に対応し
て右側の駆動モータ18Rが出力すべき駆動トルクの方
向および大きさを得る。このとき右側の駆動モータ18
Rが出力すべき駆動トルクの方向および大きさとは、上
側支持梁41の右側ねじナット41Rから右側ボールね
じ17Rに負荷される荷重と下側支持梁42の右側ねじ
ナット41Rから右側のボールねじ17Rに負荷される
荷重との差に起因して右側ボールねじ17Rに作用する
回転付勢力を打ち消すことができる駆動トルクの方向お
よび大きさである。そして、制御手段19の右側駆動モ
ータ制御部19Rは、このような駆動トルクを右側の駆
動モータ18Rが出力するようにその作動を制御する。
【0040】このとき、左右の上側支持腕22L,22
Rはそれぞれ左右のボールねじ17L,17Rの近傍に
配設されている。これにより、左側の上側支持腕22L
から上側支持梁41に負荷される荷重の大きさは、上側
支持梁41の左側のねじナット41Lから左側のボール
ねじ17Lに負荷される荷重の大きさに等しい。また、
右側の上側支持腕22Rから上側支持梁41に負荷され
る荷重の大きさは、上側支持梁41の右側のねじナット
41Rから右側のボールねじ17Rに負荷される荷重の
大きさに等しい。
【0041】同様に、左右の下側支持腕32L,32R
はそれぞれ左右のボールねじ17L,17Rの近傍に配
設されている。これにより、左側の下側支持腕32Lか
ら下側支持梁42に負荷される荷重の大きさは、下側支
持梁42の左側のねじナット42Lから左側のボールね
じ17Lに負荷される荷重の大きさに等しい。また、右
側の下側支持腕32Rから下側支持梁42に負荷される
荷重の大きさは、下側支持梁42の右側ねじナット42
Rから右側のボールねじ17Rに負荷される荷重の大き
さに等しい。
【0042】これにより、左側の上側測定手段50Lお
よび左側の下側測定手段60Lは、上側支持梁41から
左側のボールねじ17Lに負荷される荷重の大きさ、お
よび下側支持梁42から左側のボールねじ17Lに負荷
される荷重の大きさを、それぞれ正確に測定することが
できる。同様に、右側の上側測定手段50Rおよび右側
の下側測定手段60Rは、上側支持梁41から右側のボ
ールねじ17Rに負荷される荷重の大きさ、および下側
支持梁42から右側のボールねじ17Rに負荷される荷
重の大きさを、それぞれ正確に測定することができる。
【0043】制御手段19は、このようにして正確に測
定された荷重値に基づき、上側かご室20および下側か
ご室30の上下方向間隔を調整する前に、上側支持梁4
1から左側のボールねじ17Lに負荷される荷重と下側
支持梁42から左側のボールねじ17Lに負荷される荷
重との差によって左側のボールねじ17Lに作用する回
転付勢力を打ち消す方向および大きさの駆動トルクを左
側の駆動モータ18Lが出力するようにその作動を正確
に制御することができる。
【0044】同様に制御手段19は、上述のようにして
正確に測定された荷重値に基づき、上側かご室20およ
び下側かご室30の上下方向間隔を調整する前に、上側
支持梁41から右側のボールねじ17Rに負荷される荷
重と下側支持梁42から右側のボールねじ17Rに負荷
される荷重との差によって右側のボールねじ17Rに作
用する回転付勢力を打ち消す方向および大きさの駆動ト
ルクを右側の駆動モータ18Rが出力するようにその作
動を正確に制御することができる。
【0045】すなわち、本実施形態のダブルデッキエレ
ベータ100においては、制御手段19が左右の駆動モ
ータ18L,18Rの作動を極めて高い精度で個別に制
御することができる。これにより、各かご室20,30
の例えば左側に偏って乗客が乗っているために左右のボ
ールねじ17L,17Rに負荷される荷重が異なる場合
でも、左右のボールねじ17L,17Rの回転を止めて
いるブレーキを解除したときに左右のボールねじ17
L,17Rのいずれもが各かご室20,30間の重量差
に起因して回転することがないから、各かご室20,3
0に衝撃や振動を生じさせることなく各かご室20,3
0の上下方向間隔を調整することができる。
【0046】次に、図5乃至図8を参照し、本実施形態
のダブルデッキエレベータ100のいくつかの変形例に
ついて説明する。
【0047】上述した実施形態においては、上側支持梁
41と上側支持腕22Lとの間に介装された前後一対の
弾性体52,52の上下方向の変形量を測定するため
に、上側支持梁41と上側支持腕22Lと上下方向の間
隔を測定する差動トランスデューサ53を用いた。これ
に対して、図5に示した変形例における左側の上側測定
手段70Lでは、赤外線等の光線を用いた非接触変位計
71を使用している。そして、この変位計71の出力信
号は、配線72を介して制御手段19に送信される。
【0048】図6に示した変形例における左側の上側測
定手段80Lでは、上側支持梁41と上側支持腕22L
との間に、弾性体52とロードセル81とを直列に、言
い換えると上下方向に重ねた組を前後二組介装してい
る。これにより、上側支持腕22Lから上側支持梁41
に負荷される荷重の大きさは、前後一対のロードセル8
1によって直接的に測定される。また、上側支持梁41
と上側支持腕22Lとの間に弾性体52が介装されてい
るので、各かご室20,30を弾性的に支持して乗り心
地を向上させるbとができる。なお、上側支持腕22L
の下面に装着された支持板82の貫通孔82aには、上
側支持梁41上に固定されたナット83と螺合するとと
もにロックナット84により緩み止めされたボルト85
が挿通され、上側支持梁41に対する上側支持腕22L
の前後左右方向の過大な変位を阻止するようになってい
る。
【0049】次に図7を参照し、本発明に係る他のダブ
ルデッキエレベータ200について説明する。
【0050】図7に示したダブルデッキエレベータ20
0においては、上側かご室20を吊下支持する上側支持
梁45、および下側かご室30を吊下支持する下側支持
梁46が、それぞれ片持ち梁として構成されている。ま
た、上側かご室20の四隅において上下方向に延びる各
枠部材21L,21Rの上端部には、上方から見下ろし
たときに上側かご室20の中心において交差してX字形
に延びる上側支持腕25が掛け渡されている。また、上
側支持梁45の先端と上側支持腕25の交差位置との間
には、上側かご室20の重量を測定するための上側測定
手段26が介装されている。
【0051】同様に、下側かご室30の四隅において上
下方向に延びる各枠部材31L,31Rの上端部には、
上方から見下ろしたときに下側かご室30の中心におい
て交差してX字形に延びる上側支持腕35が掛け渡され
ている。さらにまた、下側支持梁46の先端と下側支持
腕35の交差位置との間には、下側かご室30の重量を
測定するための下側測定手段36が介装されている。
【0052】これにより、上側かご室20の重量の全て
を一つの上側測定手段26によって、また下側かご室3
0の重量の全てを一つの下側測定手段36によって、そ
れぞれ集中的に測定することができるから、上側かご室
20および下側かご室30の重量を正確に測定すること
ができる。
【0053】そして制御手段19は、このようにして正
確に測定された上側かご室20および下側かご室30の
重量に基づき、上側かご室20および下側かご室30の
上下方向間隔を調整する前に、上側かご室20と下側か
ご室30との重量差に起因してボールねじ17作用する
回転付勢力を打ち消す方向および大きさの駆動トルクを
駆動モータ18が出力するようにその作動を制御する。
【0054】したがって、このダブルデッキエレベータ
200によれば、上側かご室20および下側かご室30
の上下方向間隔を調整する際にボールねじ17の回転を
止めているブレーキを解除しても、上側かご室20と下
側かご室30との重量差によってボールねじ17が回転
することがないから、上側かご室20および下側かご室
30の上下方向間隔を調整する際に各かご室20,30
に衝撃や振動を生じさせることがない。
【0055】以上、本発明に係るダブルデッキエレベー
タの一実施形態およびその変形例について詳しく説明し
たが、本発明は上述した実施形態によって限定されるも
のではなく、種々の変更が可能であることは言うまでも
ない。例えば、上述した実施形態においては、各測定手
段に用いた弾性体52が各かご室の重量によって上下方
向に圧縮されるが、各かご室の重量によって上下方向に
引っ張られるように配置することもできる。
【0056】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のダブルデッキエレベータにおいては、各かご室を吊下
支持したことにより、上下のかご室の重量をそれぞれ極
めて正確に測定することができる。これにより、上下の
かご室間の重量差を極めて正確に知ることができるか
ら、上下のかご室の上下方向間隔の調整に用いるねじ軸
駆動手段の作動をより一層正確に制御することが可能で
ある。したがって、本発明によれば、上側かご室および
下側かご室の上下方向間隔を調整する前に、上下のかご
室間の重量差に起因してねじ軸に作用する回転付勢力を
打ち消す方向および大きさの駆動トルクをねじ軸駆動手
段が出力するようにねじ軸駆動手段の作動を極めて正確
に制御することができるから、上下のかご室に衝撃や振
動を生じさせることなく、上下のかご室の上下方向間隔
を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態のダブルデッキエレベ
ータを示す全体斜視図。
【図2】図1中に示したA−A破断線に沿った水平断面
【図3】図2中に示した矢印B方向から見た側面図
(a)および矢印C方向から見た側面図(b)。
【図4】各測定手段と制御手段および各駆動モータの関
係を示すブロック図。
【図5】一つの変形例を示す図3と同様な側面図。
【図6】他の変形例を示す図3と同様な側面図
【図7】他の実施形態のダブルデッキエレベータを示す
全体側面図。
【図8】従来のダブルデッキエレベータを示す全体斜視
図。
【符号の説明】
1 従来のダブルデッキエレベータ 2 かご枠 3 上側かご室 4 下側かご室 5L,5R ねじ軸 6L,6R 駆動モータ 7,8 支持枠 10 かご枠 11 上梁 12 下梁 13 縦梁 14 支持腕 15 中間梁 17 ボールねじ(ねじ軸) 17a 上側ねじ部 17b 下側ねじ部 18 駆動モータ 19 制御手段 20 上側かご室 21 枠部材 22,25 上側支持腕 23,24 補強部材 26 上側測定手段 30 下側かご室 31 枠部材 32 下側支持腕 35 上側支持腕 36 下側測定手段 41 上側支持梁 41L,41R ねじナット 42 下側支持梁 42L,42R ねじナット 45 上側支持梁 50 上側測定手段 52 弾性体 53 差動トランスデューサ 54 配線 60 下側測定手段 70 上側測定手段 71 変位計 72 配線 80 上側測定手段 81 ロードセル 100 一実施形態のダブルデッキエレベータ 200 変形例のダブルデッキエレベータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】かご枠に上下動自在に設けた上側かご室お
    よび下側かご室の上下方向間隔を調整可能なダブルデッ
    キエレベータであって、 前記かご枠に回転自在に支持されて上下方向に延びるね
    じ軸と、 前記ねじ軸を正逆両方向に回転駆動するねじ軸駆動手段
    と、 前記ねじ軸駆動手段の作動を制御する制御手段と、 前記ねじ軸の上側ねじ部に螺合して前記ねじ軸の回転に
    より上下動するとともに、前記上側かご室の上部に配設
    された一つの上側吊下支持部を介して前記上側かご室を
    吊下支持する上側支持手段と、 前記ねじ軸の前記上側ねじ部とは反対方向にねじ切りさ
    れた下側ねじ部に螺合して前記ねじ軸の回転により上下
    動するとともに、前記下側かご室の上部に配設された一
    つの下側吊下支持部を介して前記下側かご室を吊下支持
    する下側支持手段と、 前記上側吊下支持部から前記上側支持手段に負荷される
    荷重値を測定する上側測定手段と、 前記下側吊下支持部から前記下側支持手段に負荷される
    荷重値を測定する下側測定手段と、を備え、 前記制御手段は、前記上側かご室および下側かご室の上
    下方向間隔を調整する前に、前記上側測定手段から得ら
    れた前記荷重値および前記下側測定手段から得られた前
    記荷重値に基づいて、前記上側かご室および前記下側か
    ご室間の重量差により前記ねじ軸に作用する回転付勢力
    を打ち消す方向および大きさの駆動トルクを前記ねじ軸
    駆動手段が出力するように前記ねじ軸駆動手段の作動を
    制御する、ことを特徴とするダブルデッキエレベータ。
  2. 【請求項2】かご枠に上下動自在に設けた上側かご室お
    よび下側かご室の上下方向間隔を調整可能なダブルデッ
    キエレベータであって、 前記かご枠の左右にそれぞれ回転自在に支持されて上下
    方向に延びる左右のねじ軸と、 前記左右のねじ軸をそれぞれ正逆両方向に回転駆動する
    左右のねじ軸駆動手段と、 前記左右のねじ軸駆動手段の作動を個別に制御する制御
    手段と、 前記上側かご室の上方において左右方向に延びるととも
    に前記左右のねじ軸の上側ねじ部にそれぞれ螺合して前
    記ねじ軸の回転により上下動する上側支持手段と、 前記下側かご室の上方において左右方向に延びるととも
    に前記左右のねじ軸の前記上側ねじ部とは反対方向にね
    じ切りされた下側ねじ部にそれぞれ螺合して前記ねじ軸
    の回転により上下動する下側支持手段と、 前記左右のねじ軸の近傍において前記上側かご室の上部
    の左右にそれぞれ配設されるとともに前記上側支持手段
    とそれぞれ係合して前記上側かご室を吊下支持する左右
    の上側吊下支持部と、 前記左右のねじ軸の近傍において前記下側かご室の上部
    の左右にそれぞれ配設されるとともに前記下側支持手段
    とそれぞれ係合して前記下側かご室を吊下支持する左右
    の下側吊下支持部と、 前記左右の上側吊下支持部から前記上側支持手段にそれ
    ぞれ負荷される荷重値をそれぞれ測定する左右の上側測
    定手段と、 前記左右の下側吊下支持部から前記下側支持手段にそれ
    ぞれ負荷される荷重値をそれぞれ測定する左右の下側測
    定手段と、を備え、 前記制御手段は、前記上側かご室および前記下側かご室
    の上下方向間隔を調整する前に、 左側の前記上側測定手段から得られた前記荷重値および
    左側の前記下側測定手段から得られた前記荷重値に基づ
    いて、左側の前記上側吊下支持部から前記上側支持手段
    に負荷される荷重と左側の前記下側吊下支持部から前記
    下側支持手段に負荷される荷重との差に起因して左側の
    前記ねじ軸に作用する回転付勢力を打ち消す方向および
    大きさの駆動トルクを出力するように左側の前記ねじ軸
    駆動手段の作動を制御するとともに、 右側の前記上側測定手段から得られた前記荷重値および
    右側の前記下側測定手段から得られた前記荷重値に基づ
    いて、右側の前記上側吊下支持部から前記上側支持手段
    に負荷される荷重と右側の前記下側吊下支持部から前記
    下側支持手段に負荷される荷重との差に起因して右側の
    前記ねじ軸に作用する回転付勢力を打ち消す方向および
    大きさの駆動トルクを出力するように右側の前記ねじ軸
    駆動手段の作動を制御する、ことを特徴とするダブルデ
    ッキエレベータ。
  3. 【請求項3】前記上側測定手段および前記下側測定手段
    は、前記上側支持手段と前記上側吊下支持部との間およ
    び前記下側支持手段と前記下側吊下支持部との間にそれ
    ぞれ介装された弾性体と、前記弾性体の上下方向の変形
    量を測定するセンサとをそれぞれ有し、 前記制御手段は、前記弾性体の弾性定数および前記セン
    サから得られた上下方向の変形量に基づいて前記荷重値
    をそれぞれ算出する、ことを特徴とする請求項1または
    2に記載したダブルデッキエレベータ。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、前記センサから得られた
    前記弾性体の上下方向の変形量に基づいて、前記上側か
    ご室および前記下側かご室の上下方向間隔の調整を行う
    ことを特徴とする請求項3に記載したダブルデッキエレ
    ベータ。
  5. 【請求項5】前記上側測定手段および前記下側測定手段
    は、前記上側支持手段と前記上側吊下支持部との間およ
    び前記下側支持手段と前記下側吊下支持部との間にそれ
    ぞれ介装されたロードセルであることを特徴とする請求
    項1または2に記載したダブルデッキエレベータ。
  6. 【請求項6】前記ロードセルは、前記上側支持手段と前
    記上側吊下支持部との間および前記下側支持手段と前記
    下側吊下支持部との間に、それぞれ弾性体と直列に配設
    されることを特徴とする請求項5に記載したダブルデッ
    キエレベータ。
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