JP2003262055A - ドア制御システム及び受信機 - Google Patents

ドア制御システム及び受信機

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両のドアを遠隔制御するシステムにおい
て、保持すべき送信機の数を減らし、送信機の釦の数を
減らす。 【解決手段】 送信機は、ロック釦とアンロック釦を有
し、いずれかの釦が押されると、図示の要求信号を繰り
返し送信する。要求信号には、IDコード、ボタンコー
ド、時間コードが含まれる。ボタンコードはロック/ア
ンロック釦の区別を示し、時間コードは、釦が所定時間
以上継続して押されたか又は所定回数押されたかを示
す。受信機は、釦コードと時間コードに基づいて、ドア
のロック/アンロック制御、開閉制御を行う。時間コー
ドの代わりに、釦の操作回数を示す回数コードを用いる
こともできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロック/アンロッ
ク制御又は開閉制御などの車両のドア制御を遠隔操作で
行うシステム及び、このドア制御システムに使用する受
信機に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のドアを車両外部から遠隔操作によ
り開閉制御可能にした装置は、例えば、特開平 6-55936
号公報、特開平9-132983号公報に記載されている。これ
らに記載された装置は、いずれも携帯型送信機にドア開
スイッチ、ドア閉スイッチを設け、これらのスイッチを
操作したとき、あるいは操作している間、ドアの開閉制
御するものである。
【0003】車両の遠隔制御には、更に、ドアのロック
/アンロック制御を行うキーレスエントリ装置もある。
このため、遠隔式のドア開閉制御とドアロック/アンロ
ック制御の両方を備えた車両については、ユーザは、そ
れぞれ別の送信機を保持していなければならなく不便で
あった。その点を解決するために、遠隔式のドア開閉制
御とドアロック/アンロック制御の両方の機能を1つの
送信機に持たせることにより利便性を向上させたもの
が、特開平 10-184128号公報、特開平 10-211819号公報
に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の公報に記載されたものは、ロックスイッチ、アンロッ
クスイッチ、ドア開スイッチ、ドア閉スイッチの4つの
スイッチを1つの送信機に設けている。このため、部品
点数が多くなり、送信機が大きくなると共に、コストア
ップとなる。本発明は、保持すべき送信機の数を減らす
ことができ、かつ、送信機を小型化することができる遠
隔操作式ドア制御システム及び、そのシステムに使用す
る受信機を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものである。本発明のドア制御シ
ステムは、ドアロック要求の操作をする釦とドアアンロ
ック要求の操作をする釦とを具備する送信機と、車両の
ドアの開閉状態を検出するドア開閉検出手段と、車両の
ドアの開閉駆動をするドア開閉駆動手段と、車両のドア
のロック/アンロックを制御するロック/アンロック制
御手段と、受信機とから構成される。
【0006】ユーザは、送信機を操作する際、ロック釦
及びアンロック釦を第1又は第2の態様で操作する。こ
れにより、送信機からは、第1及び第2の態様のロック
/アンロック要求信号が送信される。
【0007】受信機は、前記送信機から第1の態様の要
求信号を受信すると、前記ロック/アンロック制御手段
に前記ドアのロック/アンロックを行わせ、第2の態様
の要求信号を受信すると、前記ドア開閉検出手段が検出
したドアの開閉状態に応じて、前記ドア開閉駆動手段に
ドアの開動作又は閉動作を行わせる。なお、第1の態様
及び第2の態様の要求信号は、例えば、ロック/アンロ
ック釦を操作する継続時間により、又は、操作回数によ
り区別される。
【0008】本発明によれば、送信機の釦操作の方法を
変えることにより、ドアロック/アンロック制御及びド
ア開閉制御を行うことができ、少ない釦の数でもって送
信機を構成できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について、実施
形態ごとに、図を用いて説明する。 (実施形態1)図1は、ドア制御システムの第1の構成
を示すものであり、要求信号を送信する送信機1と、受
信した要求信号に応じて、車両のドアロック/アンロッ
ク制御、ドア開閉制御を行う受信機2が設けられる。
【0010】送信機1は、携帯可能に構成され、車両3
の外に持ち運び可能とされる。送信機1は、ロック釦4
及びアンロック釦5と、図示は省略するが、マイコン、
メモリ及び送信回路から構成される。本例においては、
操作者は、ドアのロック又はアンロックをしようとする
ときは、ロック釦4又はアンロック釦5のいずれかを短
時間(2秒未満)だけ押す。ドアの開又は閉を行うとき
は、ロック釦4又はアンロック釦5のいずれかを2秒以
上押す。送信機1は、この釦4、5の押し方の態様に応
じた要求信号を出力する。
【0011】図2に送信機1が送信する要求信号の構造
を示し、図3は、送信機1のマイコンが実行する処理を
示す。要求信号は、48ビットからなるIDコードと、
2ビットからなる釦コードと、1ビットからなる時間コ
ードとから構成される。IDコードは、送信機を識別す
るために付された固有のコードである。
【0012】釦コードでは、第2ビットはロック釦4の
オンオフを表し、1がオン、0がオフを表す。最下位ビ
ットはアンロック釦5のオンオフを表し、1がオン、0
がオフを表す。時間コードは、釦4、5が押された時間
を表し、1は2秒以上押されたことを表し、0は2秒未
満を表す。本例では、釦コードと時間コードが釦4,5
の操作態様を表す。
【0013】図3を用いて、送信機1のマイコンにおけ
る、要求信号を作成し送信する処理を説明する。図示の
処理は、所定時間間隔の割り込みにより繰り返し実行さ
れる。ステップT1とステップT3で、ロック釦4又は
アンロック釦5が押されたか否かが判定される。いずれ
の釦も押されていなければ、図3の処理は実行されな
い。
【0014】ステップT1で、ロック釦が押されたと判
定されたときは、ステップT2で釦コードに10がセッ
トされる。ステップT3で、アンロック釦5が押された
と判定されたときは、ステップT4で釦コードに01が
セットされる。釦コードのセットの後、メモリに記憶し
てあるIDコードが読み出され(T5)、釦が継続して
オンされている時間が計測される(T6)。計測時間が
判定され(T7)、2秒以上継続していなければ時間コ
ードは0のままとされる(T9)。2秒以上継続する
と、時間コードに1がセットされる(T8)。
【0015】以上の処理により図2に示す要求信号が作
成されて、外部へ送信される(T10)。釦を押し続け
ていれば、図3の処理が繰り返され、要求信号が継続し
て送信される。釦を押す時間が2秒以上続く(T7の
Y)と、時間コードが0から1に変わる(T8)。
【0016】図1に戻り、受信機2は、アンテナ、チュ
ーナ、CPU、メモリなどから構成され、車両3内に配
置される。受信機2は、要求信号を受信すると、要求信
号の内容と各種検出スイッチからの入力信号の内容に応
じて、ドアロック/アンロックの制御、ドア開閉制御を
行う信号を出力する。
【0017】入力信号としては、運転席ドアのカーテシ
スイッチ、助手席ドアのカーテシスイッチ、スライドド
アのカーテシスイッチ、バックドアのカーテシスイッチ
がある。出力信号としては、4つの各ドアのロック/ア
ンロックを行うロックモータへの信号、スライドドアの
開閉を行うドアモータへの信号、警報を発するブザー、
ハザードへの信号がある。
【0018】図4は、車両3におけるドアとドアモータ
の配置関係を示す。図示の例では、車両3の前方に運転
席ドア6と助手席ドア7が設けられ、後方左側にスライ
ドドア8が設けられ、背面にバックドア9が設けられて
いる。スライドドア8は、ドアモータ10により開閉駆
動される。
【0019】図5〜図8を用いて、受信機2の動作を説
明する。図5は、全体のフローを示し、図6〜図8は、
図5のフローにおける各部の詳細を示す。各図の関係は
以下のとおりである。 図5ステップS1(フラグ操作) :図6 図5ステップS2(ロック/アンロック制御):図7 図5ステップS3(ドア開閉制御) :図8
【0020】図示の処理は、所定時間間隔で繰り返し実
行される。ステップS1では、要求信号の釦コードと時
間コードに基づいて、ドアロック/アンロック要求フラ
グとドア開閉要求フラグを操作する。ステップS2で
は、ドアロック/アンロック要求フラグと各種検出スイ
ッチからの信号に基づいて、ドアのロック/アンロック
制御を行う。ステップS3では、ドア開閉要求フラグと
各種検出スイッチからの信号に基づいて、ドアの開閉制
御を行う。
【0021】図6を用いて、ステップS1の要求フラグ
操作を説明する。受信した要求信号がロック要求信号で
あるか(A1)、アンロック信号であるか(A11)が
判定される。この判定は、図2の要求信号の釦コードに
従って行われる。ロック要求信号である場合(A1の
Y)、その信号の受信が初回であれば(A2のY)、ロ
ック要求フラグを1にセットする(A3)。アンロック
要求信号の場合、その信号の受信が初回であれば(A1
2のY)、アンロック要求フラグに1をセットする(A
13)。
【0022】以後、ドアロック/アンロック要求信号を
継続して受信した場合は、初回の受信ではなくなるの
で、ステップA2、A12からA4、A14へ進む。こ
こでは、要求信号が2秒継続したか否か(時間コードが
0か1か)が判定される。2秒継続するまで(A4,A
14のN)は、要求フラグの変更はなく、ステップS2
へ進む。釦4,5の操作が2秒継続すると、要求信号の
時間コードが「1」になるので、ドア閉要求フラグ又は
ドア開要求フラグに1がセットされる(A5、A1
5)。
【0023】受信信号がドアロック/アンロック要求信
号のいずれでもないとき(A1、A11のN)は、ドア
閉要求フラグ及びドア開要求フラグを0にリセットする
(A21、A22)。要求フラグ操作が終了すると、図
7のドアロック/アンロック制御へ進む。ロック要求フ
ラグが1であるか(B1)、アンロック要求フラグが1
であるか(B11)が判定される。いずれの要求フラグ
も0であれば、ドアロック/アンロック制御は行われな
い。
【0024】ロック要求フラグが1であれば(B1の
Y)、すべてのドア6〜9が閉であるか否かが判定され
る(B2)。ここでYであれば、ドアのロックを行い
(B4)、ロック要求フラグを0にリセットし(B
5)、ドア閉要求フラグを0にリセットした(B6)
後、アンサーバックを行う(B7)。なお、アンサーバ
ックは、ブザーを通常のドア開閉駆動時(後述)の鳴動
と異なる鳴動のさせ方をして、ユーザなどの注意を喚起
するものである。ステップB2でNであれば、ロック要
求フラグを0にリセットする(B3)。
【0025】ステップB11でアンロック要求フラグが
1であれば、ドアのアンロックを行い(B12)、アン
ロック要求フラグをリセットし(B13)、アンサーバ
ックを行う(B14)。ドアロック/アンロック制御が
終了すると、図8のドア開閉制御処理に進む。
【0026】ドア閉要求フラグが1であるか(C1)、
ドア開要求フラグが1であるか(C11)が判定され
る。いずれの要求フラグも0であれば、ドア開閉制御は
行われない。ドア閉要求フラグが1であれば(C1の
Y)、スライドドアが閉であるか否かが判定される(C
2)。ここでNであれば、スライドドアの閉駆動が行わ
れ(C3)、閉駆動の間、ブザーを間歇的に駆動する
(C4)。この処理が繰り返されてスライドドアが全閉
となる(C2のY)と、ドア閉要求フラグをリセットし
(C5)、ロック要求フラグをセットする(C6)。
【0027】これにより、ステップB1、B2を介して
B4で全ドアがロックされる。また、ステップC3のド
ア閉駆動が行われないので、これ以上のドア閉駆動はな
い。なお、ロック要求フラグのセット(C6)は、釦を
押す時間、又は、システムでのモード選定などにより、
選択可能とするようにしても良い。
【0028】ドア開要求フラグが1であれば(C11の
Y)スライドドアが全開であるか否かが判定される(C
12)。この判定は、スライドドアの全開状態を検出す
るスイッチ(図示せず)により行えば良いが、ほかの手
段で行っても良い。ここでNであれば、スライドドアの
開駆動が行われ(C13)、閉駆動の間、ブザーを間歇
的に駆動する(C14)。この処理が繰り返されてスラ
イドドアが全開となる(C12のY)と、ドア開要求フ
ラグがリセットされる(C15)。また、ステップSC
13のドア開駆動が行われないので、これ以上のドア開
駆動はない。
【0029】スライドドアの駆動中に、ユーザが送信機
の釦から手を離すと、受信信号が途絶える。すると、ス
テップA1、A11でNとなり、ドア閉要求フラグと開
要求フラグがリセットされる(A21、A22)ので、
ステップC1、C11がNとなり、スライドドアの駆動
は中止される。
【0030】以上の処理による動作をまとめて説明する
と、以下のとおりである。 (1)送信機1でロック釦4又はアンロック釦5を瞬間
的(2秒以下)に押すと、ドアのロック又はアンロック
のみが行われる。なお、ロック釦4を押した場合、全部
のドア6〜9が閉でなければ、ドアロックは行われない
が、ドアの開閉にかかわらずロックをするようにしても
良い。
【0031】(2)釦4、5を押し続けると、最初にド
アのロック又はアンロックが行われ、2秒経過した時点
で、スライドドアの開閉状態に応じて、スライドドア8
の閉又は開駆動が行われる。ただし、ロック釦4を押し
続ける場合は、開いているスライドドアを閉じようとす
るユーザの意思表示であるため、スライドドアは開いて
いる状態であるので、最初のドアロックは行われず、ド
アが閉じた時点でロックされる。
【0032】あるいは、スライドドアが閉じられた時点
でロックするかしないかを選択できるようにすることも
できる。これには、釦を押す時間、スイッチ操作の組み
合せなどで異なるIDコードにする場合と、受信機で切
り替えできる機能を持たせる場合とがある。 (3)スライドドア8の開閉駆動中に釦4,5を離す
と、その時点で開閉動作が中止される。
【0033】(変形例1−1)図9を用いて、実施形態
1の第1変形例を説明する。本例によれば、スライドド
ア8が開のときにロック釦4が操作されると、スライド
ドア8の閉駆動が直ちに開始される。これにより、上記
実施形態1のように2秒の経過を待たずにスライドドア
が閉とされて、ドアロックがされる。即ち、ロック釦4
の操作態様ではなく、ロック信号受信時のスライドドア
の開閉状態に応じてロック制御かスライドドアの閉駆動
制御かを選択する。
【0034】本例を採用した場合の全体フローは、以下
のようになる。 図5ステップS1(フラグ操作) :図9 図5ステップS2(ロック/アンロック制御):図7 図5ステップS3(ドア開閉制御) :図8
【0035】以下、図9の説明をするが、図9のフロー
は図6のフローの変形を示すものである。図6と同一ス
テップには同一符号を付して、重複する説明は省略す
る。要求信号がドアロック要求であると判定される(ス
テップA1のY)と、すべてのドア6〜9が閉であるか
否かが判定される(D1)。
【0036】ここで、1つでも閉でないドアがあれば、
スライドドア8が閉であるか否かが判定される(D
2)。スライドドアが開であれば、ドア閉要求フラグに
1がセットされる(A5)。したがって、2秒の経過を
待たず、図8の処理で直ちにドア閉駆動がされることに
なる。また、スライドドアの閉駆動の結果、全ドアが閉
になれば(D1のY)、ロック要求フラグがセットさ
れ、ロック制御が行われる。
【0037】なお、要求信号がドアアンロック要求であ
るとき(A11)は、図6の処理と同様に、要求信号が
2秒以上継続したときにドア開要求フラグがセットされ
る。また、本例では、ステップA21、22を省略する
ことができる。この場合、いったんドア開閉フラグが1
にセットされると、釦4,5から指を離しても、全閉又
は全開になるまで開閉駆動が継続する。
【0038】(変形例1−2)図10を用いて、実施形
態1の第2の変形例を説明する。本例によれば、スライ
ドドア8の開閉駆動中に、スライドドア8が所定位置に
到達するといったん停止し、所定時間経過後に開閉駆動
が再開される。本例を採用した場合の全体フローは、以
下のようになる。
【0039】 図5ステップS1(フラグ操作) :図6又は図9 図5ステップS2(ロック/アンロック制御):図7 図5ステップS3(ドア開閉制御) :図10 以下、図10の説明をするが、図10のフローは、図8
のフローの変形を示すものであるので、図8と同一ステ
ップには同一符号を付して、重複する説明は省略する。
【0040】ドア閉要求フラグが1(C1のY)であ
り、スライドドアが開(C2のN)であれば、スライド
ドアが所定位置にあるか否かが判定される(E1)。こ
の所定位置とは、全閉と全開の間(例えば中間位置)に
適当に設定される。また、所定位置の検出は、機械的検
出スイッチによっても、閉駆動開始からの経過時間の計
測によってもよい。ここでNであれば、スライドドアの
閉駆動がされる(C3)。
【0041】スライドドアが閉駆動され、所定位置に到
達する(E1のY)と、タイマの計時が開始され(E
2,E3)、ステップC4へ進む。したがって、ブザー
の駆動はされるが、ステップC3のドア駆動がされない
ので、スライドドアは停止をする。
【0042】タイマが0.5秒を計時するまで(E2の
N)は、スライドドアは所定位置で停止したままであ
る。0.5秒を経過する(E2のY)と、アンサーバッ
クをした(E5)後、ステップC3へ進み、スライドド
アの閉駆動を再開する。したがって、スライドドアは、
閉駆動中に所定位置に到達すると0.5秒間停止をし、
その後再び閉駆動される。
【0043】ドア開要求フラグが1(C11のY)の場
合も上記と同様であり、スライドドアが所定位置にある
か否かが判定され(E11)、所定位値に到達する(E
11のY)と、タイマの計時が開始される(E12,E
13)。0.5秒が経過する(E12のY)と、スライ
ドドアの開駆動が再開される(C13)。
【0044】(実施形態2)図11〜図14を用いて、
受信機2の第2の動作を説明する。上記実施形態1で
は、スライドドアの開閉駆動中に送信機1の釦4,5か
ら手を離すと、開閉駆動が停止される。これに対し、本
例では、釦4,5から手を離しても開閉駆動は停止され
ず、再度釦4,5を押したときに開閉駆動が強制停止さ
れる。
【0045】本例のシステム構成などは、実施形態1の
図1〜図4と同様である。図11は、受信器2の処理の
全体のフローを示し、図12〜図14は、図11のフロ
ーにおける各部の詳細を示す。各図の関係は以下のとお
りである。 図11ステップS11(フラグ操作) :図12 図11ステップS12(強制停止フラグ操作) :図13 図11ステップS13(ロック/アンロック制御):図7 図11ステップS14(ドア開閉制御) :図8 図11ステップS15(強制停止制御) :図14
【0046】図11の処理は、所定時間間隔で割り込み
により繰り返し実行される。ステップS11では、ロッ
ク/アンロック要求フラグとドア開閉要求フラグを操作
する。ステップS12では、ドア開閉駆動の強制停止フ
ラグを操作する。ステップS13では、ドアのロック/
アンロック制御を行う。ステップS14では、ドアの開
閉制御を行う。ステップS15では、ドアの開閉駆動を
強制的に停止する制御を行う。
【0047】図12を用いてステップS11の要求フラ
グ操作を説明するが、図12のフローは、図6のフロー
の変形を示すものであるので、図6と同一ステップには
同一符号を付して重複する説明は省略する。図12の処
理では、図6の処理と同様に、釦4、5を押すと、ロッ
ク要求フラグ又はアンロック要求フラグがセットされ
る。釦を2秒以上押しつづけると、ドア閉要求フラグ又
はドア開要求フラグがセットされる。
【0048】図12では、図6におけるステップA2
1、A22が省略されている。したがって、本例では、
スライドドアの開閉駆動中に、送信機1の釦4、5から
手を離しても、ドア開閉要求フラグはリセットされな
い。これにより、後述のドア開閉処理により、スライド
ドアは全開又は全閉まで駆動動作を停止しないことにな
る。
【0049】図13を用いて、ステップS12の強制停
止フラグ操作を説明する。ステップF1で、ロック/ア
ンロック要求信号の受信が初回であるか否かが判定され
る。受信機2は、要求信号がいったん停止し、再度受信
したときは、要求信号の受信が初回であると判断する。
ステップF2で、ドア開又は閉要求フラグが1であるか
否かが判定される。いずれもYであれば、強制停止フラ
グに1がセットされる。いずれかがNであれば、強制停
止フラグはセットされない。
【0050】したがって、ドア開閉駆動中(ドア開閉要
求フラグがセット)に釦4,5を押し直すと、図13の
処理により、強制停止フラグがセットされる。ステップ
S13のロック/アンロック制御の内容は、前述の図7
のとおりであるのでここでの説明は省略する。つまり、
ロック要求フラグが1であり、全ドアが閉であれば全ド
アのロックがされる。アンロック要求フラグが1であれ
ば、ドアのアンロックがされる。
【0051】ステップS14におけるドア開閉制御の内
容は、前述の図8のとおりであるのでここでの説明は省
略する。つまり、ドア閉要求フラグが1であり、スライ
ドドアが閉でなければ、ドア閉駆動がされる。ドア開要
求フラグが1であり、スライドドアが全開でなければ、
ドア開駆動がされる。本例では、上述のように、スライ
ドドアの開閉駆動が行われているときに釦から手を離し
ても、ドア閉又は開要求フラグはリセットされないの
で、開閉駆動は継続をする。
【0052】ステップS15における強制停止制御は、
図14に示すとおりである。ステップG1で、強制停止
フラグが1であるか否かが判定される。ここでNであれ
ば、強制停止は行われない。ここでYであれば、ドア閉
要求フラグが1であるか否かが判定される(G2)。Y
であれば、1秒間だけ逆方向に開駆動がされ(G3)、
ドア閉要求フラグがリセットされる(G4)。ステップ
G2で、Nであれば、1秒間だけ逆方向に閉駆動がされ
(G5)、ドア開要求フラグがリセットされる(G
6)。
【0053】以上の処理により、スライドドアの開閉駆
動中に、送信機1の釦4,5が押されると、開閉駆動が
停止する。このとき、駆動中のスライドドアが1秒だけ
逆方向に駆動されてから停止をする。スライドドアの強
制停止の場合は、ドアに何かが挟まっている可能性が高
いが、このように逆方向に駆動することにより安全性を
高めることができる。なお、逆方向への駆動は省略する
ことができる。
【0054】(変形例2−1)実施形態2の第1の変形
例を説明する。本例は、実施形態2のドア開閉駆動中
に、スライドドアをいったん停止し、0.5秒後に同方
向への開閉駆動を再開する。この開閉駆動制御は、ステ
ップS14のドア開閉制御が、既述の図10の処理によ
り行われる。本例を採用した場合の全体フローは、以下
のようになる。
【0055】 図11ステップS11(フラグ操作) :図12 図11ステップS12(強制停止フラグ操作) :図13 図11ステップS13(ロック/アンロック制御):図7 図11ステップS14(ドア開閉制御) :図10 図11ステップS15(強制停止制御) :図14
【0056】(変形例2−2)図15、図16を用い
て、実施形態2の第2の変形例を説明する。本例は、ド
ア開閉駆動中に、スライドドアをいったん停止する。そ
の後、再度送信機1の釦4,5が操作されると、開閉駆
動を再開する。図15、図16とそのほかのフローの関
係は、以下のようになる。 図11ステップS11(フラグ操作) :図12 図11ステップS12(強制停止フラグ操作) :図15 図11ステップS13(ロック/アンロック制御):図7 図11ステップS14(ドア開閉制御) :図16 図11ステップS15(強制停止制御) :図14
【0057】図15を用いてステップS11の強制停止
フラグの操作を説明するが、図15のフローは、図13
の変形を示すものであるので、図13と同一のステップ
には同一符号を付して重複する説明は省略する。強制停
止フラグ操作のF1〜F3の前に、ステップH1で、ド
ア閉中断フラグ又はドア開中断フラグのいずれかがセッ
トされているか否かが判定される。各フラグの初期設定
値は0である。
【0058】ドア閉又はドア開中断フラグは、後述のよ
うに、スライドドアの開閉駆動中に所定位置に達すると
1にセットされる。図15の処理によれば、ドア閉又は
ドア開中断フラグがセットされていれば、強制停止フラ
グがセットされないようになっている。図16はドア開
閉制御処理を示し、既述の図10の変形である。したが
って、図16では、図10と同一のステップには同一符
号を付して、重複する説明は省略する。
【0059】スライドドアが閉又は開駆動されて所定位
置に達する(E1,E11のY)と、ドア閉又は開中断
フラグがセットされる(J5、J15)。また、ステッ
プC3、C13へ進まないので、ドア閉又は開駆動は中
断される。ドア閉又は開フラグがセットされると、ステ
ップH1でNとなるので、再度ロック/アンロック釦を
操作しても、図15の強制停止フラグのセットはされな
い。
【0060】この中断状態で、ユーザが送信機1の釦を
操作すると、ロック/アンロック信号が受信される(C
1、C11のY)ので、ステップJ1、J11からJ
2、J12へ進む。受信信号がステップJ1でロック信
号、J12でアンロック信号であれば、ドア閉又は開中
断フラグがリセットされる(J3,J23)。そして、
警報のためにアンサーバックされ(J4,J24)て、
開閉駆動(C3、C13)が再開される。ドア閉又は開
中断フラグがリセットされることにより、以後は強制停
止フラグのセットが可能になる。
【0061】(実施形態3)図17を用いて、受信機2
の第3の動作を説明する。本例は、車両3を停めた道路
の勾配が大きく、スライドドア8の開閉をするとドアモ
ータ10に負荷がかかりすぎる場合、スライドドアの開
閉駆動がされないようにする。図17のフローは既述の
図6、図9又は図12のフラグ操作フローの後段に付加
されるものである。上記実施形態1及び2に本例を適用
した場合の全体フローは、以下のようになる。
【0062】 (実施形態1に適用) 図5ステップS1(フラグ操作) :(図6又は図9)+図17 図5ステップS2(ロック/アンロック制御):図7 図5ステップS3(ドア開閉制御) :図8又は図10
【0063】 (実施形態2に適用) 図11ステップS11(フラグ操作) :図12+図17 図11ステップS12(強制停止フラグ操作) :図13 図11ステップS13(ロック/アンロック制御):図7 図11ステップS14(ドア開閉制御) :図8 図11ステップS15(強制停止制御) :図14 S12〜S15は、上記の変形例2−1又は変形例2−
2のようにもできる。
【0064】図17の動作を説明する。図6、図9又は
図12のフラグ操作の後で、ドア閉又は開要求フラグが
セットされているか否かが判定される(K1、K1
1)。ドア閉又は開要求フラグがセットされていれば
(K1、K11のY)、傾斜センサ(図示省略)により
検出した道路の上り勾配又は下り勾配が所定値を超える
か否かが判定される(K2、K12)。道路勾配が所定
値を超えていれば、ドア閉又は要求フラグをリセットし
て(K3、K13)、アンサーバックする(K4、K1
4)。
【0065】これにより、ステップS14でのスライド
ドアの開閉駆動が行われなくなる。一方、道路勾配が所
定値以下であれば(K2、K12のN)、ドア開閉要求
フラグのリセットは行われないから、所定の条件が満た
されれば、ステップS14でスライドドアの開閉駆動が
行われる。
【0066】なお、道路勾配を検出する手段としては傾
斜センサに限られるものではなく、例えば、モータに流
れる負荷電流値を用いるなど、ほかの検出方法を用いる
ことができる。モータの負荷電流値を用いる場合は、平
坦路でスライドドアを駆動したときの電流値より大きな
値を判定値とする(モータの負荷が大きくなれば電流値
も大きくなる。)。
【0067】(実施形態4)図18〜図26を用いて、
ドア制御システムの第4の動作を説明する。本例は、車
両3にスライドドアが2つある場合のドア制御に関し、
送信機1の操作により、2つのスライドドアを別々に、
又は一緒に開閉駆動するものである。図18は、本例が
適用される車両を示す。スライドドア8,12が左右両
方にある点を除くと、前述の実施形態1の図4と同様で
ある。本例では、スライドドア8,12を区別して操作
するため、送信機にシフト釦が追加され、これを押す回
数により2つのスライドドアのいずれが開閉駆動される
かを区別する。
【0068】図19はシステム構成を示す。この構成
は、前述の実施形態1の図1とほぼ同様であるので、重
複する説明は省略する。送信機1には、ロック釦4とア
ンロック釦5のほかにシフト釦11が設けられる。受信
機2には、2つのスライドドアのそれぞれからスライド
ドアカーテシスイッチSW3、SW4が入力される。
【0069】図20は、送信機1から送信される要求信
号の構造を示す。IDコード、釦コード、時間コードは
既述の図2と同一である。本例では、2ビットの回数コ
ードが追加されている。この回数コードは、釦4,5が
押される前にシフト釦11が押された回数を表す。シフ
ト釦11が押されなかった場合は「00」、1回押され
た場合は「01」、2回押された場合は「10」とな
る。本例では、釦コードと時間コードと回数コードと
で、送信機の釦の操作態様を表す。
【0070】図21、図22を用いて、送信機1のマイ
コンにおける要求信号送信処理を説明する。図示の処理
は、所定時間間隔の割り込みにより繰り返し実行され
る。図21のステップT1〜T10までは前述の実施形
態1における図3とほぼ同様であるので、図21におい
ても同一符号を付して、重複する説明は省略する。本例
では、ロック/アンロック釦が操作されたと判定されな
かったとき(T1、T3のN)、シフト釦が操作された
か否かが判定される(T21)。
【0071】シフト釦が押されていれば、ステップT2
1からステップT22へ進み、シフト釦が前回オフで今
回オンとなったか否かが判定される。最初にシフト釦が
押された場合には、ステップT23へ進み、タイマが作
動中であるか否かが判定される。
【0072】最初は、タイマが不作動であるので、ステ
ップT24へ進み、タイマを作動させる。そして、ステ
ップ25で、回数コードに1をプラスする。図21の処
理が繰り返されるとき、シフト釦が押され続けていれ
ば、ステップT22でNとなるので、回数コードの変化
はない。図21の処理が繰り返されるとき、シフト釦が
オフになると、ステップT21からステップT31へ進
む。ステップT31以降については後述する。
【0073】シフト釦をオフにした後に再度シフト釦が
押されると、ステップT21のY、T22のY、T23
のYからT25へ進み、回数コードに更に1が加えられ
る。シフト釦が操作された回数が回数コードに記憶され
た後に、ロック/アンロック釦が押される(T1、T3
のY)と、ステップT2、T4〜T10の処理で要求信
号が送信される。本例では、ステップT5の前にT11
が挿入され、回数コードが読み出される。したがって、
ステップT10で送信される要求信号は、図20に示さ
れたものとなり、シフト釦が押された回数が回数コード
に含まれる。
【0074】シフト釦がオフとなるとステップT31へ
進み、タイマのカウント値が5秒以上であるか否かが判
定される。このタイマは、T24で作動を開始してい
る。シフト釦をオフとした後にロック/アンロック釦が
押されなければ、5秒が経過した(T31のY)後にタ
イマを停止し(T32)、回数コードを00にリセット
する(T35)。これにより、誤操作でシフト釦が押さ
れたときでも、5秒が経過すれば、回数コードはリセッ
トされる。したがって、誤った要求信号が送信されるこ
とが防止される。
【0075】また、シフト釦が操作された後、ロック/
アンロック釦が操作されて、要求信号の送信が正常にさ
れると、次の処理では、ステップT33又はT34で、
前回ロック/アンロック釦4,5が操作されたと判定さ
れるので、ステップT35へ進んで、回数コードがリセ
ットされる。
【0076】以上の処理により、各釦4,5,11の操
作と要求信号の関係は以下のとおりとなる。ロック/ア
ンロック釦4,5を操作すると、釦コードにロック又は
アンロックがセットされる。操作時間が2秒を超える
と、時間コードが1にセットされる。
【0077】ロック/アンロック釦を操作する前にシフ
ト釦11を操作すると、その回数が回数コードにセット
される。回数コードは、ロック/アンロック釦が操作さ
れ、要求信号が送信された後にリセットされる。シフト
釦が操作されてからロック/アンロック釦が操作されず
に5秒を経過すると、回数コードはリセットされる。
【0078】図23〜図26を用いて、本例における受
信機2の動作を説明する。受信機2の全体フローは、前
述の実施形態1の図5に示すとおりである。図5と図2
3〜図26の関係は以下のとおりである。 図5ステップS1(フラグ操作) :図23、図24 図5ステップS2(ロック/アンロック制御):図25 図5ステップS3(ドア開閉制御) :図26
【0079】図23、図24を用いて、フラグ操作を説
明する。要求信号を受信すると、回数コードのシフト回
数を記憶する(L1)。要求信号がロック信号であるか
否かが判定される(L2)。ここでYであれば、受信が
初回であるか否かが判定される(L3)。受信が初回で
あればロック要求フラグに1がセットされて(L4)、
シフト回数が判定される(L5)。また、ステップL3
で、2回目以降と判定されれば、直接ステップL5へ進
む。
【0080】シフト回数が0であれば(L5の0)、ロ
ック信号が2秒以上継続したか(時間コードが1)否か
が判定される(L6)。ここでNであれば、ドア開閉フ
ラグの操作はされない。Yであれば、第1及び第2のス
ライドドアの閉要求フラグが1にセットされる(L7、
L8)。シフト回数が1であれば(L5の1)、第1ス
ライドドアの閉要求フラグがセットされ(L9)、第2
スライドドアの開要求フラグがリセットされる(L1
0)。また、シフト回数が2であれば(L5の2)、第
1ドアの閉要求フラグがリセットされ(L11)、第2
ドアの開要求フラグがセットされる(L12)。
【0081】ステップL2で受信要求信号がロック信号
でない場合、ステップL12で前回の処理でロック信号
を受信していたか否か、即ち、ロック釦がオンからオフ
になった直後であるかを判定する(L13)。ここでY
であれば、記憶したシフト回数を0にリセットし(L1
4)、図24の処理に進む。また、受信した信号がロッ
ク信号でなく、前回もロック信号でない場合も図24の
処理へ進む。
【0082】図24の処理に進むと、受信信号がアンロ
ック信号であるか否かが判定される(L22)。ここで
Yであれば、図23の処理と同様に、アンロック要求フ
ラグが操作され(L24)、第1及び第2のドアの開閉
要求フラグが操作される(L27〜L32)。受信した
信号がロック信号でもアンロック信号でない(L1、L
22のN)場合、前回の処理でアンロック信号を受信し
ていたか否か、即ち、アンロック釦がオンからオフにな
った直後であるかを判定する(L33)。ここでYの場
合はシフト回数をリセット(L34)した後、第1ドア
の開要求フラグがリセットされ(L35)、第2ドアの
閉要求フラグがリセットされる(L36)。
【0083】図25を用いてロック/アンロック制御を
説明する。ロック/アンロック要求フラグが1であるか
否かが判定される(M1、M21)。ロック要求フラグ
が1であれば(M1のY)、すべてのドア6〜9、12
が閉であるか否かが判定される(M2)。1つでも開の
ドアがあればロック要求フラグがリセットされる(M
3)。全ドアが閉であれば、ドアがロックされ(M
4)、ロック要求フラグがリセットされ(M5)、第1
及び第2ドア閉要求フラグがリセットされ(M6、M
7)、アンサーバックされる(M8)。
【0084】アンロック要求フラグが1であれば(M2
1のY)、ドアがアンロックされ(M22)、アンロッ
ク要求フラグがリセットされ(M23)、アンサーバッ
クがされる(M24)。ロック/アンロック要求フラグ
のいずれも1でなければ、ロック/アンロック処理は行
われない。
【0085】図26を用いて、スライドドアの開閉制御
を説明する。第1ドア閉要求フラグが1であるか(N
1)、第1ドア開要求フラグが1であるか(N11)、
第2ドア閉要求フラグが1であるか(N21)、第2ド
ア開要求フラグが1であるか否か(N31)が判定され
る。いずれも1でなければ、図26のドア開閉制御は行
われない。
【0086】第1ドア閉要求フラグが1であれば(N1
のY)、第1ドアが閉であるか否かが判定される(N
2)。Nであれば、第1ドアが閉駆動され(N3)、ブ
ザーを間欠鳴動する(N4)。第1ドアが閉になる(N
2のY)と、第1ドア閉要求フラグがリセットされ(N
5)、ロック要求フラグがセットされる(N6)。これ
により、全ドアが閉となった後に、ステップM2(図2
5)でドアのロックがされる。
【0087】第1ドア開要求フラグが1であれば(N1
1のY)、第1ドアが全開であるか否かが判定される
(N12)。Nであれば、第1ドアが開駆動され(N1
3)、ブザーを間欠駆動する(N14)。第1ドアが全
開になる(N12のY)と、第1ドア開要求フラグがリ
セットされる(N15)。
【0088】第2ドア閉要求フラグが1であれば(N2
1のY)、第2ドアが閉でないとき(N22のN)は、
第2ドアを閉駆動し(N23)、ブザーを鳴動する(N
24)。ドアが閉になれば(N22のY)第2ドア閉要
求フラグをリセットし(N25)、ロック要求フラグを
セットする(N26)。
【0089】第2ドア開要求フラグが1であれば、(N
31のY)、第2ドアが開駆動され(N32)、ブザー
が間欠駆動される(N33)。更に第2ドアが全開か否
かが判定される(N34)。第2ドアの開駆動により全
開となれば、第2ドア開要求フラグをリセットする(N
35)。本例では、ステップL5、L25のシフト回数
1以上では2秒継続を要件とせずにドア開閉要求フラグ
をセットしているが、安全のために2秒継続を要件とし
て挿入してもよい。
【0090】(実施形態5)図27〜図31を用いて、
ドア制御システムの第5の動作を説明する。本例では、
ドアロック/アンロック制御、ドア開閉制御に加えて、
パワーウィンドウの開閉制御を行う。図27は本例が適
用される車両を示す。運転席ドア6と助手席ドア7にパ
ワーウィンドウモータ14、15が設けられる。この点
を除くと前述の実施形態4の図18と同様である。
【0091】図28は、受信機2の構成を示す。受信機
2は、パワーウィンドウモータ14、15に対する信号
を出力する。この点を除くと実施形態4の図19と同様
である。送信機の構成は実施形態4の図19のとおりで
あり、その動作は図21、図22のとおりである。した
がって、送信する要求信号は図20と同一であり、ID
コード、釦コード、時間コード、回数コードが含まれ
る。
【0092】図29〜図31を用いて、本例における受
信機2の動作を説明する。図29〜図31とそのほかの
図との関係は以下のとおりである。 図5ステップS1(フラグ操作) :図29、図30 図5ステップS2(ロック/アンロック制御):図25 図5ステップS3(ドア開閉制御) :図26+図31
【0093】図29、図30を用いてフラグ操作を説明
するが、図29、図30のフローは、図23、図24の
変形を示すものであるので、図23、図24と同一のス
テップSには同一符号を付して重複する説明は省略す
る。図29は、ロック信号を受信した場合の処理であ
る。シフト回数の判定は、ステップL5、P2により、
0〜3までが判定される。回数0の場合(L5の0)、
ロック信号が2秒継続したか否かが判定される(L
6)。Yのときは、窓(パワーウィンドウ)閉要求フラ
グが1にセットされる(P1)。
【0094】回数1の場合(L5の1)は、第1及び第
2ドア閉要求フラグがセットされる(L7、L8)。回
数2の場合(P2の2)は、第1ドア閉要求フラグがセ
ットされ(L9)、第2ドア閉要求フラグがリセットさ
れる(L10)。回数3の場合(P2の3)は、第1ド
ア閉要求フラグがリセット(L11)、第2ドア閉要求
フラグがセットされる(L12)。
【0095】したがって、本例では、シフト釦を押さず
に、ロック釦を2秒以上押した場合は、パワーウィンド
ウの閉駆動が行われる。スライドドアの開閉には、シフ
ト釦を1〜3回押す。
【0096】図30はアンロック信号を受信した場合の
処理である。シフト回数の判定は、ステップL25、P
22により、0〜3までが判定される。回数0の場合
(L25の0)、ロック信号が2秒継続したか否かが判
定される(L26)。Yのときは、窓開要求フラグが1
にセットされる(P21)。
【0097】回数1の場合(L25の1)は、第1及び
第2ドア開要求フラグがセットされる(L27、L2
8)。回数2の場合(P22の2)は、第1ドア開要求
フラグがセットされ(L29)、第2ドア開要求フラグ
がリセットされる(L30)。回数3の場合(P22の
3)は、第1ドア開要求フラグがリセット(L31)、
第2ドア開要求フラグがセットされる(L32)。
【0098】ロック/アンロック制御の処理は、既述の
図25と同一である。図31は、パワーウィンドウ
(窓)の開閉制御を示し、既述の図26のスライドドア
開閉制御の後に実行されるものである。窓閉要求フラグ
に1がセットされていれば(Q1のY)、パワーウィン
ドウの閉駆動がされ(Q2)、窓開要求フラグに1がセ
ットされていれば(Q3のY)、パワーウィンドウの開
駆動がされる(Q4)。
【0099】本例では、パワーウィンドウの開閉制御
は、開側のみ又は閉側のみとすることができる。特に、
閉側は異物を挟む危険性があるので、開側の駆動のみに
してもよい。
【0100】以上、本発明の各実施形態について説明を
してきたが、本発明は上記実施形態に限定されるもので
はなく、例えば、以下のような変形が可能である。 (1)時間コードは、ロック/アンロック釦を押す時間
(例、2秒)により決められているが、押す回数に置き
換えることができる。 (2)すべての実施形態において、スライドドアの開閉
制御は、危険性を考えて、開側のみを行うようにしても
良い。また、逆に、閉側の制御のみを行うようにしても
よい。
【0101】また、送信機1についても変更をし、下記
のように更に機能を追加することが可能である。例え
ば、釦を4つ設けて、A釦、B釦、C釦、D釦とする。 (1)A釦を押し、2秒以内はドアロック、2秒以上は
パワーウィンドウアップとする。B釦を押し、2秒以内
はドアアンロック、2秒以上はパワーウィンドウダウン
とする。C釦を押し、2秒以上でドア閉制御とする。D
釦を押し、2秒以上でドア開制御とする。
【0102】(2)A釦を押し、2秒以内はロック、2
秒以上はドア閉制御とする。B釦を押し、2秒以内はア
ンロック、2秒以上はドア開制御とする。C釦はパニッ
クとする。A釦を操作後、任意の時間内にD釦2秒押し
で、パワーウィンドウアップとする。B釦を操作後、任
意の時間内にD釦2秒押しで、パワーウィンドウダウン
とする。D釦操作後、任意の時間内にB釦操作でトラン
クリリースとする。
【0103】
【発明の効果】本発明によれば、遠隔操作式ドア制御シ
ステムにおいて、ユーザが保持すべき送信機の数を減ら
すことができ、かつ、送信機の釦の数を減らすことによ
り、送信機を小型化することができる。更に本発明によ
れば、送信機の操作態様により、多様なドア制御が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1におけるドア制御システム
の構成を示す図である。
【図2】図1の送信機が送信する要求信号の構成を示す
図である。
【図3】図1の送信機の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】図1のシステムが適用される車両におけるドア
の配置関係を示す図である。
【図5】図1の受信機における全体の動作を示すフロー
チャートである。
【図6】図5の動作におけるフラグ操作処理を示すフロ
ーチャートである。
【図7】図5の動作におけるロック/アンロック制御処
理を示すフローチャートである。
【図8】図5の動作におけるドア開閉制御処理を示すフ
ローチャートである。
【図9】本発明の実施形態1の変形例1におけるフラグ
操作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施形態1の変形例2におけるドア
開閉制御を示すフローチャートである。
【図11】本発明の実施形態2における全体の動作を示
すフローチャートである。
【図12】図11の動作におけるフラグ操作を示すフロ
ーチャートである。
【図13】図11の動作における強制停止フラグ操作を
示すフローチャートである。
【図14】図11の動作における強制停止制御を示すフ
ローチャートである。
【図15】本発明の実施形態2の変形例2における強制
停止フラグ操作を示すフローチャートである。
【図16】本発明の実施形態2の変形例2におけるドア
開閉制御を示すフローチャートである。
【図17】本発明の実施形態3におけるフラグ操作を示
すフローチャートである。
【図18】本発明の実施形態4における車両のドアの配
置関係を示す図である。
【図19】図18の車両に適用されるドア制御システム
の構成を示す図である。
【図20】図19の送信機が送信する要求信号の構成を
示す図である。
【図21】図19の送信機の動作を示すフローチャート
(その1)である。
【図22】図19の送信機の動作を示すフローチャート
(その2)である。
【図23】図19の受信機のフラグ操作(その1)を示
すフローチャートである。
【図24】図19の受信機のフラグ操作(その2)を示
すフローチャートである。
【図25】図19の受信機のロック/アンロック制御を
示すフローチャートである。
【図26】図19の受信機のドア開閉制御を示すフロー
チャートである。
【図27】本発明の実施形態5における車両のドアの配
置関係を示す図である。
【図28】本発明の実施形態5における受信機の構成を
示す図である。
【図29】図28の受信機のフラグ操作(その1)を示
すフローチャートである。
【図30】図28の受信機のフラグ操作(その2)を示
すフローチャートである。
【図31】図28の受信機のパワーウィンドウ操作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1…送信機 2…受信機 3…車両 4…ロック釦 5…アンロック釦 6…運転席ドア 7…助手席ドア 8…スライドドア 9…バックドア 10…ドアモータ 11…シフト釦 12…第2のスライドドア 13…第2のドアモータ 14、15…パワーウィンドウモータ
フロントページの続き Fターム(参考) 2E250 AA21 BB05 BB08 BB21 BB65 CC11 CC16 CC28 DD01 DD06 EE03 FF02 FF24 FF36 HH01 JJ03 KK03 LL01 MM01 MM03 RR11 SS01 SS09 SS11 TT03 UU02 VV00

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアロック要求の操作をする釦と、ドア
    アンロック要求の操作をする釦と、前記各釦が操作され
    ロック要求信号又はアンロック要求信号を送出する送信
    回路とを具備する送信機と、 車両のドアの開閉駆動をするドア開閉駆動手段と、 車両のドアのロック/アンロックを制御するロック/ア
    ンロック制御手段と、 前記送信機からロック要求信号又はアンロック要求信号
    を受信すると、受信したロック要求信号又はアンロック
    要求信号が第1の態様であるか第2の態様であるかを判
    定し、前記判定の結果、前記ロック要求信号又は前記ア
    ンロック要求信号が第1の態様であれば、ロック/アン
    ロック制御手段にドアのロック又はアンロックを行わせ
    る信号を出力し、前記ロック要求信号又は前記アンロッ
    ク要求信号が第2の態様であれば、前記ドア開閉駆動手
    段にドアの開閉動作を行わせる信号を出力する受信機
    と、 を具備することを特徴とするドア制御システム。
  2. 【請求項2】 ロック要求信号を受信する受信部と、 前記受信したロック要求信号が第1の態様であるか第2
    の態様であるかを判定する判定部と、 前記判定の結果、前記ロック要求信号が第1の態様であ
    れば、ロック制御手段にドアのロックを行わせる信号を
    出力し、前記ロック要求信号が第2の態様であれば、ド
    ア開閉駆動手段にドアの閉動作を行わせる信号を出力
    し、その後、ロック制御手段にドアのロックを行わせる
    信号を出力する制御部と、 を具備することを特徴とするドア制御装置用受信機。
  3. 【請求項3】 前記第1の態様と第2の態様との判別
    は、前記受信要求信号の継続時間又は要求回数により行
    われる請求項2に記載のドア制御装置用受信器。
  4. 【請求項4】 ロック要求信号と、ドア開閉検出手段が
    検出したドアの開閉状態とを受信する受信部と、 前記ロック要求信号を受信したとき、前記ドア開閉手段
    が開状態を検出していると、ドア開閉駆動手段にドアの
    閉動作を行わせる信号を出力する制御部と、 を具備することを特徴とするドア制御装置用受信機。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、受信した要求信号が停止
    したとき、前記ドアの閉動作を行わせる信号を停止する
    請求項2又は4に記載のドア制御装置用受信器。
  6. 【請求項6】 前記制御部は、受信した要求信号が停止
    しても、前記ドアの閉動作を行わせる信号を停止させな
    い請求項2又は4に記載のドア制御装置用受信器。
  7. 【請求項7】 前記制御部は、前記ドアの閉動作を行わ
    せる信号を出力中に、新たな信号を受信したときは、前
    記ドアの閉動作を行わせる信号を強制停止する請求項6
    に記載のドア制御装置用受信器。
  8. 【請求項8】 前記強制停止させるときに、前記ドア開
    閉駆動手段に対して、逆方向の開動作を行わせる信号を
    出力する請求項7に記載のドア制御装置用受信器。
  9. 【請求項9】 アンロック要求信号を受信する受信部
    と、 前記受信したアンロック要求信号が第1の態様であるか
    第2の態様であるかを判定する判定部と、 前記判定の結果、前記アンロック要求信号が第1の態様
    であれば、アンロック制御手段にドアのアンロックを行
    わせる信号を出力し、前記アンロック要求信号が第2の
    態様であれば、ドア開閉駆動手段にドアの開動作を行わ
    せる信号を出力する制御部と、 を具備することを特徴とするドア制御装置用受信機。
  10. 【請求項10】 前記第1の態様と第2の態様との判別
    は、前記受信要求信号の継続時間又は要求回数により行
    われる請求項9に記載のドア制御装置用受信器。
  11. 【請求項11】 前記制御部は、受信した要求信号が停
    止したとき、前記ドアの開動作を行わせる信号を停止す
    る請求項9に記載のドア制御装置用受信器。
  12. 【請求項12】 前記制御部は、受信した要求信号が停
    止しても、前記ドアの開動作を行わせる信号を停止させ
    ない請求項9に記載のドア制御装置用受信器。
  13. 【請求項13】 前記制御部は、前記ドアの開動作を行
    わせる信号を出力中に、新たな信号を受信したときは、
    前記ドアの開動作を行わせる信号を強制停止する請求項
    12に記載のドア制御装置用受信器。
  14. 【請求項14】 前記強制停止させるときに、前記ドア
    開閉駆動手段に対して、逆方向の閉動作を行わせる信号
    を出力する請求項13に記載のドア制御装置用受信器。
  15. 【請求項15】 前記判定部は、前記受信したロック要
    求信号又はアンロック要求信号が第1〜3の態様のいず
    れであるか否かを判定し、 前記制御部は、前記要求信号が第1の態様の場合は、第
    1のドア及び第2のドアに対する制御を行う信号を出力
    し、前記要求信号が第2の態様の場合は、第1のドアに
    対する制御を行う信号を出力し、前記要求信号が第3の
    態様の場合は、第2のドアに対する制御を行う信号を出
    力する、 請求項2、3、5〜14のいずれか1項に記載のドア制
    御装置用受信器。
  16. 【請求項16】 前記制御部は、前記ドアの開又は閉動
    作を行わせる信号を出力している間に、音声による表示
    を行う信号を出力する請求項2〜14のいずれか1項に
    記載のドア制御装置用受信器。
  17. 【請求項17】 車両の傾斜角を示す信号を受信する受
    信部を具備し、 前記制御部は、受信した傾斜角が所定値を超えたとき
    は、前記ドアの開又は閉動作を行わせる信号を停止し、
    警報信号を出力する請求項2〜14のいずれか1項に記
    載のドア制御装置用受信器。
  18. 【請求項18】 ドアの開閉要求信号を送出する送信機
    と、 車両のドアの開閉駆動をするドア開閉駆動手段と、 前記送信機からドアの開閉信号を受信すると、前記ドア
    開閉駆動手段にドアの開閉動作を行わせる信号を出力
    し、この信号を途中で一時的に停止させる受信機と、 を具備することを特徴とするドア制御システム。
  19. 【請求項19】 ドア閉要求信号を受信する受信部と、 受信したドア閉要求信号に応じて、ドア開閉駆動手段に
    ドアの閉動作を行わせる信号を出力し、この信号を、途
    中で一時的に停止させ、その後、前記送信機から信号を
    受信すると、前記閉動作を行わせる信号を再度出力する
    制御部と、 を具備することを特徴とするドア制御装置用受信機。
  20. 【請求項20】 ドア閉要求信号を受信する受信部と、 受信したドア閉要求信号に応じて、ドア開閉駆動手段に
    ドアの閉動作を行わせる信号を出力し、この信号を、途
    中で一時的に停止させ、その後、所定時間経過すると、
    前記閉動作を行わせる信号を再度出力する制御部と、 を具備することを特徴とするドア制御装置用受信機。
  21. 【請求項21】 ドア開要求信号を受信する受信部と、 受信したドア開要求信号に応じて、ドア開閉駆動手段に
    ドアの開動作を行わせる信号を出力し、この信号を、途
    中で一時的に停止させ、その後、前記送信機から信号を
    受信すると、前記開動作を行わせる信号を再度出力する
    制御部と、 を具備することを特徴とするドア制御装置用受信機。
  22. 【請求項22】 ドア開要求信号を受信する受信部と、 受信したドア開要求信号に応じて、ドア開閉駆動手段に
    ドアの開動作を行わせる信号を出力し、この信号を、途
    中で一時的に停止させ、その後、所定時間経過すると、
    前記開動作を行わせる信号を再度出力する制御部と、 を具備することを特徴とするドア制御装置用受信機。
  23. 【請求項23】 前記判定部は、更に、前記受信したロ
    ック要求信号又はアンロック要求信号が第3の態様であ
    るか否かを判定し、 第3の態様である場合は、前記ロック/アンロック制御
    手段及び前記ドア開閉駆動手段以外の車両機器に対する
    制御信号を出力する請求項2又は9に記載のドア制御装
    置用受信機。
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