JP4735146B2 - 車両ドアの制御装置および制御方法 - Google Patents

車両ドアの制御装置および制御方法 Download PDF

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本発明は、車両ドアの開閉動作を制御する車両ドアの制御装置および制御方法に関する。
車両ドアの内側と外側に、ドアの開閉指令を入力するためのスイッチをそれぞれ設け、ドアをアンロックした状態でスイッチが操作されると、ドアの回動軸に設けたサーボモータを駆動し、ドアを開閉するようにした装置が知られている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1記載の装置では、車両の傾斜角度に基づいてサーボモータを駆動することで、車両の停車姿勢に拘わらず、ドアの開閉速度を一定以下に保つようにしている。
特開平5−104950号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の装置は、サーボモータを駆動してドアの開閉速度を制御しているため、駆動力の大きいモータが必要となり、モータ容積も大きくなりがちとなり、コストアップにつながる。
請求項1に係る車両ドアの制御装置は、車内または車外での操作により車両ドアの開放指令を入力するドア開指令手段と、車両ドアの開き方向に作用する外力を検出する外力検出手段と、車両ドアに設けられた把持部の把持状態を検出する把持状態検出手段と、
前記ドア開指令手段によりドア開放指令が入力されたとき、前記外力検出手段により第1の所定値未満の外力が検出されると、車両ドアのラッチ機構をフルラッチ状態からフルアンラッチ状態に制御し、前記第1の所定値以上の外力が検出され、かつ、前記把持状態検出手段により把持部が把持されていない状態が検出されると、フルラッチ状態からハーフラッチ状態に制御し、前記第1の所定値以上の外力が検出され、かつ、前記把持部が把持されている状態が検出されると、フルラッチ状態からフルアンラッチ状態に制御するラッチ制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に係る車両ドアの制御装置は、請求項1に記載の車両ドアの制御装置において、前記ラッチ制御手段は、前記ドア開指令手段によりドア開放指令が入力されたとき、前記外力検出手段により前記第1の所定値より大きい第2の所定値以上の外力が検出されると、前記把持状態検出手段により把持部が把持されている状態が検出されても、ラッチ機構をフルラッチ状態からハーフラッチ状態に制御することを特徴とする。
請求項3に係る車両ドアの制御装置は、車内または車外での操作により車両ドアの開放指令を入力するドア開指令手段と、車両ドアの開き方向に作用する外力を検出する外力検出手段と、前記ドア開指令手段により前記車両ドアの開放指令が入力されたとき、前記外力検出手段により所定値未満の外力が検出されると、車両ドアのラッチ機構をフルラッチ状態からフルアンラッチ状態に制御し、前記所定値以上の外力が検出されると、フルラッチ状態からハーフラッチ状態に制御するラッチ制御手段とを備えた車両ドアの制御装置において、車両ドアに設けられた把持部の把持状態を検出する把持状態検出手段をさらに有し、前記ラッチ制御手段は、ラッチ機構をフルラッチ状態からハーフラッチ状態に制御した後、前記把持状態検出手段により把持部が把持されている状態が検出されるとフルアンラッチ状態に制御することを特徴とする。
請求項4に係る車両ドアの制御方法は、車内または車外での操作により車両ドアの開放指令が入力されたとき、車両ドアの開き方向へ作用する所定値未満の外力が検出されると、車両ドアのラッチ機構をフルラッチ状態からフルアンラッチ状態に制御し、前記所定値以上の外力が検出されると、フルラッチ状態からハーフラッチ状態に制御することを特徴とする。
本発明によれば、ドア開放指令の入力時に、ドア開き方向に所定値未満の外力が作用するとラッチ機構をフルアンラッチ状態に制御し、所定値以上の外力が作用するとラッチ機構をハーフラッチ状態に制御するので、駆動力の大きいモータを用いずに車両ドアを適切に開放することができる。
図1は、本発明の実施の形態による制御装置の構成例を示すブロック図であり、スイング式の車両ドアに適用したものである。この制御装置は、車両に備えられたコントローラ10に、車内オープナスイッチ11、車外オープナスイッチ12、ハンドルスイッチ13、Gセンサ14、リリースアクチュエータ15、アンテナ16が、それぞれ接続されて構成されている。そして、以下で詳細に説明するように、本実施の形態による制御装置では、オープナスイッチ11,12の操作によりドア20の開放指令が入力されると、ドア20に作用する重力に応じてその開放動作を制御する。
車内オープナスイッチ11は、車室内に設置された図示しないスイッチボタンによって操作される。スイッチボタンは例えば各ドアの内側に設けたドアハンドル(車内ドアハンドル18)の近傍に設置され、車内オープナスイッチ11が操作されると、操作されたドア20のドア開き入力信号をコントローラ10に送信する。ユーザは車内ドアハンドル18を把持した状態で、車内オープナスイッチ11を操作することができる。
車外オープナスイッチ12は、各車両ドア外面にそれぞれ設けられた図示しないスイッチボタンによって操作される。車外オープナスイッチ12が操作されると、操作されたドア20のドア開き入力信号をコントローラ10に送信する。
ハンドルスイッチ13は、ユーザが車内ドアハンドル18を把持しているか否かを検出するためのスイッチである。車内ドアハンドル18が把持されているときはハンドルスイッチ13がオンし、車内ドアハンドル18が把持されていないときはオフする。
Gセンサ14はドア20に設置された、いわゆるスタティック加速度センサであり、ドア20の開閉方向に作用する動的な重力だけでなく、静的な重力も検出可能である。すなわち車両が傾斜地で停車しているときは、その傾斜角度に応じてドア20の開閉方向に重力が作用するが、この重力をGセンサ14により検出する。
リリースアクチュエータ15は、ドア20のラッチ機構に設けられる電動モータなどで構成される。このリリースアクチュエータ15は、コントローラ10からの指令に基づき、ラッチ機構をフルラッチからハーフラッチまたはフルアンラッチ(ラッチリリース)へ、またはハーフラッチからフルアンラッチへ駆動制御する。
ラッチ機構をフルラッチからハーフラッチへ駆動したとき、ドア20は全閉状態から半ドア状態となって外側にわずかに開く。ただし、半ドア状態では車体側のストライカがドア側のラッチの切り欠きに係合しているため、ドア開き方向に重力が作用してもドア20はそれ以上開かない。
一方、ラッチ機構がフルアンラッチ状態になるとストライカが切り欠きから離脱し、その際にアシストピンがドア20を押すことで、ドア20が車外に向かって所定量(例えば数センチ程度)開放する。このとき、ドア開き方向に重力が作用していれば、この重力によってドア20はそこからさらに開放される。なお、ドア20の外周面には、ドア閉止時の防水性を維持するためにウエザーストリップが取り付けられており、このウエザーストリップのシール反力により、フルアンラッチ状態でドア20を開放することもできる。
アンテナ16は、携帯機17を携帯したユーザーが車両と通信可能な範囲内にいるとき、この携帯機17からの電波信号(携帯機ID)を受信してコントローラ10に送る。コントローラ10には予め各車両固有の車両IDが記憶されており、車両IDと携帯機IDを照合する。なお、携帯機17にはドア20のロック/アンロックを指令する操作部材が設けられており、この携帯機17を用いた遠隔操作により車両にロック/アンロック指令を入力することができる。
図2は、図1のコントローラ10により実行される処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートは、ラッチ機構がフルラッチ状態(ドア20が閉じた状態)でスタートし、所定時間毎に繰り返し実行される。
まず、ステップS1で、車内オープナスイッチ11および車外オープナスイッチ12の少なくとも一方が操作されたか否か、すなわちオープナスイッチ11,12のいずれかがオフからオンに変化した否かを判定する。ステップS1が肯定されるとステップS2に進み、否定されるとステップS8に進む。ステップS8では、リリースアクチュエータ15を駆動せず、フルラッチ状態を維持する。ステップS2では、アンテナ16を介して携帯機17から受信した携帯機IDと、予め記憶された車両IDとを照合する。そして、両者が一致したときはステップS3に進み、一致しないときはステップS8に進む。
ステップS3では、Gセンサ14により検出された重力Gが、予め定めた所定値G1以上か否かを判定する。これは、ラッチをリリースしたときに、重力によってドア20が勢いよく開く状態にあるか否かの判定である。すなわち、例えば下り勾配の傾斜地に車両を停車する等、ドア開き方向に大きな重力が作用している場合に、スイッチ11,12操作によりラッチをリリースすると、操作者の意に反してドア20が勢いよく開くことがある。これを防ぐため、ステップS3では重力Gの大きさを判定する。
ステップS3が肯定されると(G≧G1)、ステップS7に進む。ステップS7では、リリースアクチュエータ15に制御信号を出力し、ラッチがハーフラッチとなるまでアクチュエータ15を駆動する。これによりドア20が半ドア状態となり、ドア20はわずかに開いた状態で保持される。
一方、ステップS3が肯定されると(G<G1)、ステップS4に進む。ステップS4では、Gセンサ14により検出された重力Gが、予め定めた所定値G2(<G1)以上か否かを判定する。これは、ラッチをリリースしたときに、勢いよくではないにしても、ドア20の回動軸部の摩擦等に抗してドア20が重力により開く状態にあるか否かの判定である。
ステップS4が否定されると(G<G2)、ステップS5に進む。ステップS5では、リリースアクチュエータ15に制御信号を出力し、ラッチがフルアンラッチとなるまでアクチュエータ15を駆動する。
一方、ステップS4が肯定されると(G1>G≧G2)、ステップS6に進む。ステップS6では、ドアハンドル18が把持されているか否か、すなわちハンドルスイッチ13がオンか否かを判定する。ステップS6が肯定されるとステップS5に進み、ラッチをフルアンラッチ状態とする。ステップS6が否定されるとステップS7に進み、ラッチをハーフラッチ状態とした後、ステップS6に戻る。
本実施の形態に係る制御装置の動作をまとめると次のようになる。
(1)車内オープナスイッチの操作
車内のユーザが携帯機17を携帯した状態で、車内オープナスイッチ11を操作するとドア開放指令が入力される。このとき車両が傾斜地で停止しており、ドア開き方向に作用する重力Gが所定値G1以上であれば(G≧G1)、ラッチがフルラッチからハーフラッチに駆動される(ステップS3→ステップS7)。これによりドア20が半ドア状態となり、ドア20はわずかに開いた状態で保持される。したがって、ドア20が勢いよく開くことはなく、ドア20の外側に障害物があった場合に、その障害物にドア20が接触することを防ぐことができる。この場合、ユーザがドアハンドル18を把持したか否かに拘わらず、半ドア状態となる。
ユーザがドアハンドル18を把持しないで車内オープナスイッチ11を操作し、そのときのドア開き方向に作用する重力GがG1>G≧G2であれば、ラッチがハーフラッチとされる(ステップS6→ステップS7)。したがって、この場合もドア20の外側の障害物にドア20が接触することを防ぐことができる。
この状態で、ユーザがドアハンドル18を把持すると、ラッチがフルアンラッチとされる(ステップS6→ステップS5)。これによりラッチが外れてドア20が開放するが、ユーザはドアハンドル18を把持しているため、重力に抗してドア20を保持することができ、ドアハンドル18を把持した状態で、ドア20を所望の位置までゆっくりと開放することができる。この場合、G1>Gであり、ドア20の開き方向に作用する重力はそれほど大きくないため、ユーザはドア20を容易に保持することができる。
一方、ユーザがドアハンドル18を把持した状態で車内オープナスイッチ11を操作し、そのときのドア開き方向に作用する重力GがG1>G≧G2であれば、ラッチがフルラッチからフルアンラッチに駆動される(ステップS6→ステップS5)。これによりドア20が開放し、上述したのと同様、ユーザはドアハンドル18を把持した状態で、ドア20をゆっくりと開放することができる。
例えば車両が平地で停車した状態では、ドア開き方向に作用する重力Gは所定値G2未満となる(G<G2)。この状態でユーザが車内オープナスイッチ11を操作すると、ラッチがフルアンラッチとされ(ステップS4→ステップS5)、ドア20が所定量(数センチ程度)開放する。この場合、ドア開き方向に作用する重力Gは小さいため、ドア20は所定量開放した状態で停止し、重力によりそれ以上開放することがない。
(2)車外オープナスイッチの操作
ユーザが携帯機17を携帯した状態で、車外オープナスイッチ12を操作するとドア開放指令が入力される。このときドア開き方向に作用する重力Gが所定値G1以上であれば(G≧G1)、ラッチがフルラッチからハーフラッチに駆動される(ステップS3→ステップS7)。ドア開き方向に作用する重力GがG1>G≧G2のときも、ラッチがハーフラッチとされる(ステップS6→ステップS7)。これにより半ドア状態となり、ドア20はわずかに開いた状態でラッチ機構により保持され、ドア20が勢いよく開くことを防止できる。なお、携帯機17を携帯しないで車外オープナスイッチ12を操作したときは、ドア開放指令の入力が無効とされ、ラッチはフルラッチ状態に維持される(ステップS2→ステップS8)。
ドア開き方向に作用する重力Gが所定値G2未満(G<G2)の状態で、ユーザが車外オープナスイッチ12を操作すると、ラッチがフルアンラッチとされる(ステップS4→ステップS5)。これによりドア20が所定量開放し、そこからさらにドア20を手前に引いて開放することで、ユーザは車両に乗り込むことができる。
本実施の形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)オープナスイッチ11,12のオン時に、ドア開き方向に作用する重力Gが小さいと、リリースアクチュエータ15を駆動し、ラッチをフルアンラッチとすることでドア20を開放するようにした。これにより駆動力の大きなモータを用いずにドア20を適切に開放することができ、コストを低減できる。
(2)ドア開き方向に作用する重力が所定値G1以上であれば、ラッチをハーフラッチ(半ドア状態)とするので、重力により勢いよくドア20が開くことを防止でき、スイッチ11,12の操作時にドア20が外側の障害物に接触することを防ぐことができる。
(3)オープナスイッチ11,12のオン時に、ラッチをハーフラッチとしてドア20を半ドア状態にするので、ドア20が外側に動き、ユーザはスイッチ11,12によるドア開放指令の入力が受け付けられたことを認識できる。
(4)ドア開き方向に作用する重力が所定値G2以上のとき、ユーザがドアハンドル18を把持していれば、ラッチをフルアンラッチにし、ドアハンドル18を把持していなければ、ハーフラッチにするようにしたので、ドア開き方向に重力が作用している場合に、ドア20が不所望に大きく開放されることを防止しつつ、ユーザの操作によりドア20を開放することができる。
(5)ドア開き方向に作用する重力が所定値G1以上であれば、ドアハンドル18を把持していてもラッチをフルアンラッチとはせずにハーフラッチとするので、ユーザが重力に抗して容易にドア20を保持しうる場合のみラッチがフルアンラッチ状態となり、ユーザに過大な負担をかけることを防止できる。
(6)ドア開き方向に作用する重力が所定値G2以上のときに、ユーザがドアハンドル18を把持していなければラッチをハーフラッチとし、その後、ドアハンドル18を把持するとフルアンラッチとするので、スイッチ11,12の操作とドアハンドル18の把持を同時に行わなくてもドア20を開放することができ、ドア20の開放操作が容易である。
なお、上記実施の形態では、オープナスイッチ11,12によりドア20の開放指令を入力するようにしたが、ドア開指令手段はこれに限らない。スタティックな重力を検出するGセンサ14によりドア開き方向に作用する重力Gを検出するようにしたが、ダイナミックな重力を検出するGセンサによりこれを検出してもよい。この場合も図2の処理によりラッチを制御することができる。すなわち、ドア20の開放指令の入力時にはドア20が停止しているためGセンサの出力は0であり、その直後の処理でドア20の開放動作を開始し(ステップS5)、その開放した瞬間の重力を、繰り返しの処理で検出することで、ラッチをハーフラッチまたはフルアンラッチに制御することができる。Gセンサ14の代わりに傾斜センサを外力検出手段として用いてもよく、ドア開き方向に作用する外力として、重力以外の外力を検出してもよい。なお、ドア開き方向に作用する重力は車両の傾斜だけでなくドア20の自重によっても変化するため、予めドア20の自重をコントローラ10に記憶しておけばよい。ハンドルスイッチ13によりドアハンドル18が把持されているか否かを検出するようにしたが、把持状態検出手段はこれに限らない。
コントローラ10やリリースアクチュエータ15によりラッチ制御手段を構成したが、ドア開放指令が入力され、かつ、ドア開き方向に作用する所定値G1またはG2以上の外力が検出されると、ラッチ機構をフルラッチ状態からハーフラッチ状態に制御し、所定値G1またはG2未満の外力が検出されるとフルアンラッチ状態に制御するのであれば、ラッチ制御手段の構成は上述したものに限らない。また、ドア開放指令が入力され、かつ、ドア開き方向に作用する所定値G2以上の外力が検出されたとき、ドアハンドル18が把持されているとラッチ機構をフルラッチ状態からフルアンラッチ状態に制御し、ドアハンドル18が把持されていないとハーフラッチ状態に制御するのであれば、ラッチ制御手段の構成は上述したものに限らない。この場合、ドア開き方向に作用する外力が第2の所定値G1(>第1の所定値G2)以上であれば、ドアハンドル18が把持されていても、ラッチをフルラッチ状態からハーフラッチ状態に制御することが好ましい。
上記実施の形態はスイング式の車両ドアに適用したが、スライド式のドアにも開方向に外力が作用することがあるため、スイング式ドアに限らずスライド式ドアにも同様に適用することができる。すなわち、本発明の特徴、機能を実現できる限り、本発明は実施の形態の車両ドアの制御装置に限定されない。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する際、上記実施形態の記載事項と特許請求の範囲の記載事項の対応関係になんら限定も拘束もされない。
本発明の実施の形態による車両ドアの制御装置の制御構成例を示すブロック図である。 図1のコントローラにおける処理動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
10 コントローラ
11 車内オープナスイッチ
12 車外オープナスイッチ
13 ハンドルスイッチ
14 Gセンサ
15 リリースアクチュエータ
18 ドアハンドル
20 ドア

Claims (4)

  1. 車内または車外での操作により車両ドアの開放指令を入力するドア開指令手段と、
    車両ドアの開き方向に作用する外力を検出する外力検出手段と、
    車両ドアに設けられた把持部の把持状態を検出する把持状態検出手段と、
    前記ドア開指令手段によりドア開放指令が入力されたとき、前記外力検出手段により第1の所定値未満の外力が検出されると、車両ドアのラッチ機構をフルラッチ状態からフルアンラッチ状態に制御し、
    前記第1の所定値以上の外力が検出され、かつ、前記把持状態検出手段により把持部が把持されていない状態が検出されると、フルラッチ状態からハーフラッチ状態に制御し、
    前記第1の所定値以上の外力が検出され、かつ、前記把持部が把持されている状態が検出されると、フルラッチ状態からフルアンラッチ状態に制御するラッチ制御手段とを備えることを特徴とする車両ドアの制御装置。
  2. 請求項に記載の車両ドアの制御装置において、
    前記ラッチ制御手段は、前記ドア開指令手段によりドア開放指令が入力されたとき、前記外力検出手段により前記第1の所定値より大きい第2の所定値以上の外力が検出されると、前記把持状態検出手段により把持部が把持されている状態が検出されても、ラッチ機構をフルラッチ状態からハーフラッチ状態に制御することを特徴とする車両ドアの制御装置。
  3. 車内または車外での操作により車両ドアの開放指令を入力するドア開指令手段と、
    車両ドアの開き方向に作用する外力を検出する外力検出手段と、
    前記ドア開指令手段により前記車両ドアの開放指令が入力されたとき、前記外力検出手段により所定値未満の外力が検出されると、車両ドアのラッチ機構をフルラッチ状態からフルアンラッチ状態に制御し、前記所定値以上の外力が検出されると、フルラッチ状態からハーフラッチ状態に制御するラッチ制御手段とを備えた車両ドアの制御装置において、
    車両ドアに設けられた把持部の把持状態を検出する把持状態検出手段をさらに有し、
    前記ラッチ制御手段は、ラッチ機構をフルラッチ状態からハーフラッチ状態に制御した後、前記把持状態検出手段により把持部が把持されている状態が検出されるとフルアンラッチ状態に制御することを特徴とする車両ドアの制御装置。
  4. 車内または車外での操作により車両ドアの開放指令が入力されたとき、車両ドアの開き方向へ作用する所定値未満の外力が検出されると、車両ドアのラッチ機構をフルラッチ状態からフルアンラッチ状態に制御し、前記所定値以上の外力が検出されると、フルラッチ状態からハーフラッチ状態に制御することを特徴とする車両ドアの制御方法。
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