JP3820246B2 - 車両用ドアの開閉制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の複数のドアを自動開閉装置によって開閉する車両用ドアの開閉制御装置に関するものである。
自動車の複数の乗降用ドアに対し、ラッチユニットのラッチをハーフラッチ位置からフルラッチ位置に変位させてドアを閉扉状態にする動力クローズユニットを設けたものがある。従来、複数のドアに対して動力クローズユニットを備えた自動車のドアラッチシステムにおいて、ラッチをハーフラッチ位置からフルラッチ位置に変位させているときに、いずれか1つのドアの内外オープンドアが開操作されると、以降、ラッチをフルラッチ位置に変位させないように構成してある。このため、万一動力クローズユニットの作動中のドアに手などの挟み込みがあっても、いずれかのドアの内外オープンハンドルで開操作をすることで、手へのダメージを最小限に食い止められるように即座に対応できる(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−20580号公報
近年では、自動開閉装置によってドアの開閉を行うものがある。ドアの開閉を行うスイッチには、たとえば運転席の近傍に設けた運転席スイッチ、ドアを施解錠するキーに設けたキーレススイッチ、インサイドハンドルおよびアウトサイドハンドルの操作に連動するハンドルスイッチがある。運転席スイッチおよびキーレススイッチは、操作ボタンからなる。この操作ボタンは、開閉の区別のない1つのボタンからなり、その押下により開停止中のドアは閉動作となり、閉停止中のドアは開動作となり、開閉動作中のドアは開閉方向を反転した動作となる。また、自動開閉装置によって開閉するドアが複数(例えば運転席側、助手席側およびバックドア(トランクを含む)の3つ)ある場合、運転席スイッチおよびキーレススイッチは、その数に応じた複数(3個)の操作ボタンを有することになる。
しかしながら、自動開閉装置によって開閉するドアが複数あって、各ドアに応じた複数の操作ボタンからなるスイッチ(運転席スイッチおよびキーレススイッチ)を有する場合では、例えば閉動作中にあるドアでの人や物などの挟み込みを予見して、挟み込みを回避する(該当ドアを反転動作(開動作)させる)ときに、あわてて他のドアの操作ボタンを誤操作することがある。すなわち、挟み込みを予見した該当ドアの操作ボタンを操作せずに、あわてて他のドアの操作ボタンを操作して他のドアを動作させてしてしまう。この結果、該当ドアにおける挟み込みを早急に回避することができない。
本発明は、上記実情に鑑みて、複数のドアが自動開閉装置によって開閉する構成で、開閉動作中のドアでの挟み込みなどの危険を予見したときに早急に回避することができる車両用ドアの開閉制御装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る車両用ドアの開閉制御装置は、複数のドアにそれぞれ設けられて当該ドアを開動作あるいは閉動作に駆動する駆動手段と、前記ドアのそれぞれに対応し、該当する前記ドアの開閉あるいは停止の指示を行う操作手段とを備え、前記ドアが閉動作中であるとき、任意の前記操作手段の操作に応じて全ての閉動作中の前記ドアを開動作に反転駆動する車両用ドアの開閉制御装置において、開動作中のドアがあるとき、任意の前記操作手段の操作に応じて全ての開動作中の前記ドアを閉動作に反転駆動することを特徴とする。
本発明の請求項2に係る車両用ドアの開閉制御装置は、上記請求項1において、閉動作に反転駆動した前記ドアを一定量で停止することを特徴とする。
本発明の請求項3に係る車両用ドアの開閉制御装置は、複数のドアにそれぞれ設けられて当該ドアを開動作あるいは閉動作に駆動する駆動手段と、前記ドアのそれぞれに対応し、該当する前記ドアの開閉あるいは停止の指示を行う操作手段とを備え、前記ドアが閉動作中であるとき、任意の前記操作手段の操作に応じて全ての閉動作中の前記ドアを開動作に反転駆動する車両用ドアの開閉制御装置において、開動作中のドアがあるとき、任意の前記操作手段の操作に応じて全ての開動作中の前記ドアを停止することを特徴とする。
本発明の請求項4に係る車両用ドアの開閉制御装置は、上記請求項1〜3のいずれか一つにおいて、開動作に反転駆動した前記ドアが全開位置に至るまで開動作の駆動を継続することを特徴とする。
本発明の請求項に係る車両用ドアの開閉制御装置は、上記請求項1〜のいずれか一つにおいて、停止中のドアがあるとき、任意の前記操作手段の操作に応じて全ての停止中の前記ドアの停止状態を維持することを特徴とする。
本発明の請求項に係る車両用ドアの開閉制御装置は、上記請求項において、前記操作手段の操作が停止中の前記ドアに対応しているとき、当該ドアを前記操作手段の指示にしたがって駆動することを特徴とする。
本発明に係る車両用ドアの開閉制御装置は、複数のドアを自動開閉する構成において、閉動作中のドアに人や物などの挟み込みなどの危険を予見、あるいは挟み込みが生じたときに、任意の操作手段の操作に応じて全ての閉動作中のドアを開動作に反転駆動する。この結果、操作手段を選択する時間を要することなく挟み込みなどの危険を早急に回避することができる。
また、開動作に反転駆動したドアが全開位置に至るまで開動作の駆動を継続する。この結果、挟み込みを確実に回避することができる。
また、開動作中のドアがあるときには、任意の操作手段の操作に応じて全ての開動作中のドアを閉動作に反転駆動する。この結果、開動作中のドアを制御して開動作中のドアでの人や物などの巻き込みなどの危険を早急に回避することができる。
また、閉動作に反転駆動したドアを一定量で停止する。この結果、開動作中のドアを制御して開動作中のドアでの人や物などの巻き込みなどの危険を早急に回避するとともに、新たに閉動作したドアによる新たな挟み込みを生じる事態を回避することができる。
また、開動作中のドアがあるときには、任意の操作手段の操作に応じて全ての開動作中のドアを停止する。この結果、開動作中のドアを制御して開動作中のドアでの人や物などの巻き込みなどの危険を早急に回避するとともに、新たに閉動作したドアによる新たな挟み込みを生じる事態を回避することができる。
また、閉動作中のドアの挟み込みを回避したうえで、停止中のドアがあるときは、任意の操作手段の操作に応じて全ての停止中のドアの停止状態を維持する。この結果、新たな挟み込みおよび巻き込みを生じる事態を回避することができる。
また、操作手段の操作が停止中のドアに対応しているときは、当該ドアを操作手段の指示にしたがって駆動する。この場合、挟み込みなどの回避とともに操作を行う対象のドアの操作を行うことができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る車両用ドアの開閉制御装置の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は本発明に係る車両用ドアの開閉制御装置の構成を示すブロック図、図2は閉動作中のドアの制御に係るフローチャート、図3は開動作中のドアの制御に係るフローチャート、図4は開動作中のドアの他の制御に係るフローチャート、図5は開動作中のドアの他の制御に係るフローチャート、図6は停止中のドアの制御に係るフローチャートである。
図1に示すように、本実施例における車両用ドアの開閉制御装置は、複数のドア1(1A,1B,1C)を自動開閉装置によって開閉するものであり、当該ドア1(1A,1B,1C)に係りそれぞれに設けた駆動手段としての開閉部2およびラッチ部3と、ドア1(1A,1B,1C)の開閉あるいは停止の指示信号を出力する操作手段4と、開閉部2およびラッチ部3の駆動の制御を行う制御手段5とを備えている。
ドア1(1A,1B,1C)としては、例えば運転席ドア、助手席ドア、後部座席ドアおよびバックドア(トランクを含む)などがあり、各ドアの種類としてはスライドドアあるいはヒンジドアがある。なお、本実施例では、ドア1A,1B,1Cの3つのドアを示して説明するが、その数は少なくとも2つあればよい。そして、駆動手段としての開閉部2およびラッチ部3は、ドア1(1A,1B,1C)に係りそれぞれ設けてある。
開閉部2は、ドア1を開閉移動するためのものであり、駆動機構2aおよびドア検出手段2bを備えている。
駆動機構2aは、図には明示しないが、例えばドア1がスライドドアである場合、車両本体に対してドア1を所定の開閉方向に案内するレールに保持し、駆動モータおよび駆動伝達機構によってドア1をレールに沿って移動させる。ドア1の開閉は、駆動モータの正逆回転によって行われる。また、駆動機構2aは、図には明示しないが、例えばドア1がヒンジドアである場合、車両本体に対してドア1を所定の開閉方向に案内するヒンジアームに保持し、駆動モータおよび駆動伝達機構によって揺動するヒンジアームを介してドア1を移動させる。ドア1の開閉は、駆動モータの正逆回転によって行われる。
ドア検出手段2bは、例えば、上記駆動モータに設けたエンコーダ、または駆動伝達機構に設けたマイクロスイッチや投受光素子などの検出器からなり、ドア1の閉動作中あるいは開動作中を検出し、その検出信号を出力する。すなわち、ドア検出手段2bは、ドア1の開閉動作中を検出する検出手段をなす。
ラッチ部3は、ドア1を車両本体に設けたストライカ(図示せず)に係合するためのものであり、ドア1の全閉状態を維持する閉ラッチ部3Aと、ドア1の全開状態を維持する開ラッチ部3Bとを有している。
閉ラッチ部3Aは、ラッチ機構3Aa、ラッチ検出手段3Ab、クローズアクチュエータ3Acおよびリリースアクチュエータ3Adを備えている。
ラッチ機構3Aaは、図には明示しないが、ラッチとラチェットとを備えている。このラッチ機構3Aaは、車両本体に対してドア1を閉めた場合に、ラッチによって車両本体側のストライカと係合し、ラチェットによってラッチとストライカとの係合状態を保持することにより、車両本体に対してドア1を全閉状態に維持する(フルラッチ位置)。また、ラッチ機構3Aaは、ラチェットによるラッチとストライカとの係合状態の保持を解除することにより、車両本体に対してドア1を開動作できるようにする(アンラッチ位置)。また、ラッチ機構3Aaは、ラチェットによるラッチとストライカとの係合状態において、ラッチ位置とアンラッチ位置との中間位置であって、車両本体に対してドア1を全閉状態にせず一時的に係止するハーフラッチ位置を有している。
ラッチ検出手段3Abは、マイクロスイッチなどからなり、ラッチ機構3Aaのラッチにおけるフルラッチ位置、ハーフラッチ位置およびアンラッチ位置をそれぞれ検出し、その検出信号を出力する。すなわち、ラッチ検出手段3Abは、フルラッチ位置を検出することによってドア1の閉停止中を検出する検出手段をなす。
クローズアクチュエータ3Acは、図には明示しないが、クローズモータから供給した動力によってラッチを回転させて、ラッチをフルラッチ位置にする。なお、クローズアクチュエータ3Acの駆動は、ラッチがストライカと係合してラッチ検出手段3Abがハーフラッチ位置を検出したときに作動し、当該ラッチをハーフラッチ位置からフルラッチ位置にする。すなわち、クローズアクチュエータ3Acは、ドア1を全閉状態にするものである。
リリースアクチュエータ3Adは、図には明示しないが、リリースモータから供給した動力によりラチェットを回動させて、フルラッチ位置あるいはハーフラッチ位置にあるラッチとラチェットの噛合状態を解除してアンラッチ位置にする。すなわち、リリースアクチュエータ3Adは、車両本体に対してドア1を開動作できるようにするものである。
開ラッチ部3Bは、ラッチ機構3Ba、ラッチ検出手段3Bb、およびリリースアクチュエータ3Bcを備えている。
ラッチ機構3Baは、図には明示しないが、ラッチとラチェットとを備えている。このラッチ機構3Baは、車両本体に対してドア1を開けた場合に、ラッチによって車両本体側のストライカと係合し、ラチェットによってラッチとストライカとの係合状態を保持することにより、車両本体に対してドア1を全開状態に維持する(フルラッチ位置)。また、ラッチ機構3Baは、ラチェットによるラッチとストライカとの係合状態の保持を解除することにより、車両本体に対してドア1を閉動作できるようにする(アンラッチ位置)。
ラッチ検出手段3Bbは、マイクロスイッチなどからなり、ラッチ機構3Baのラッチにおけるフルラッチ位置およびアンラッチ位置をそれぞれ検出し、その検出信号を出力する。すなわち、ラッチ検出手段3Bbは、フルラッチ位置を検出することによってドア1の開停止中を検出する検出手段をなす。
リリースアクチュエータ3Bcは、図には明示しないが、リリースモータから供給した動力によりラチェットを回動させて、フルラッチ位置にあるラッチとラチェットの噛合状態を解除してアンラッチ位置にする。すなわち、リリースアクチュエータ3Bcは、車両本体に対してドア1を閉動作できるようにするものである。
なお、上記ラッチ部3の開ラッチ3Bは、ドア1がスライドドアの場合に用いられる。ドア1がヒンジドアの場合には、前記開ラッチ3Bに換えて車両本体に対してドア1を所定の開閉方向に案内するヒンジアームの部分に全開状態を維持する構成(図示せず)と、この状態を検出する検出手段(図示せず)とが設けてある。
操作手段4は、ドア1(1A,1B,1C)の開閉あるいは停止の指示信号を出力するものである。この操作手段4には、インサイドハンドル操作手段4A、アウトサイドハンドル操作手段4B、車両内操作手段4Cおよび無線操作手段4Dがある。
インサイドハンドル操作手段4Aは、ドア1(1A,1B,1C)のラッチ機構3Aa,3Baを解除する態様で当該ドア1(1A,1B,1C)のそれぞれの室内側に設けたインサイドハンドル(図示せず)に係り設けたマイクロスイッチなどからなる。そして、インサイドハンドル操作手段4Aは、インサイドハンドルの操作に応じて該当するドア1(1A,1B,1C)の開閉あるいは停止の指示である操作信号を出力する。
アウトサイドハンドル操作手段4Bは、ドア1(1A,1B,1C)のラッチ機構3Aa,3Baを解除する態様で当該ドア1(1A,1B,1C)のそれぞれの室外側に設けたアウトサイドハンドル(図示せず)に係り設けたマイクロスイッチなどからなる。そして、アウトサイドハンドル操作手段4Bは、アウトサイドハンドルの操作に応じて該当するドア1(1A,1B,1C)の開閉あるいは停止の指示である操作信号を出力する。
車両内操作手段4Cは、例えば車両内の運転席側に設けてあり、ドア1(1A,1B,1C)のそれぞれに対応した操作ボタン(図示せず)を有している。この操作ボタンは、例えばドア1A,1B,1Cに対応して1つずつ設けてあり、ドア1の開放、閉鎖あるいは停止を押下する毎に切り換えるよう設定してある。他に操作ボタンは、例えばドア1A,1B,1Cに対応して、ドア1の開放、閉鎖あるいは停止専用にそれぞれ設けてある。そして、車両内操作手段4Cは、操作ボタンの押下に応じて該当するドア1(1A,1B,1C)の開閉あるいは停止の指示である操作信号を出力する。
無線操作手段4Dは、車両の外部にて携帯し得る携帯型をなしており、ドア1(1A,1B,1C)のそれぞれに対応した操作ボタン(図示せず)を有している。この操作ボタンは、例えばドア1A,1B,1Cに対応して1つずつ設けてあり、ドア1の開放、閉鎖あるいは停止を押下する毎に切り換えるよう設定してある。他に操作ボタンは、例えばドア1A,1B,1Cに対応して、ドア1の開放、閉鎖あるいは停止専用にそれぞれ設けてある。そして、無線操作手段4Dは、操作ボタンの押下に応じて該当するドア1(1A,1B,1C)の開閉あるいは停止の指示である操作信号を無線で送信出力する。
制御手段5は、ドア1A,1B,1Cのそれぞれに対し、駆動手段としての開閉部2およびラッチ部3と接続してある。また、制御手段5は、操作手段4のインサイドハンドル操作手段4A、アウトサイドハンドル操作手段4B、車両内操作手段4Cおよび無線操作手段4Dと接続してある。
制御手段5は、操作手段4からの操作信号を入力し、対応するドア1(1A,1B,1C)の駆動手段に駆動信号を出力する。これにより、操作手段4の操作に該当するドア1(1A,1B,1C)の開閉あるいは停止が行われる。
制御手段5は、ドア1(1A,1B,1C)における検出手段としてのドア検出手段2bからの検出信号を入力してドア1(1A,1B,1C)が閉動作中あるいは閉動作中であるかを判断する。また、制御手段5は、ドア1(1A,1B,1C)における検出手段としての閉ラッチ部3Aのラッチ検出手段3Abからの検出信号を入力してドア1(1A,1B,1C)が閉停止中(全閉状態)であることを判断する。さらに、制御手段5は、ドア1(1A,1B,1C)における検出手段としての開ラッチ部3Bのラッチ検出手段3Bcからの検出信号を入力してドア1(1A,1B,1C)が開停止中(全開状態)であることを判断する。
上記制御手段5における通常のドア1(1A,1B,1C)の開閉あるいは停止動作の制御を説明する。
ドア1が閉停止中であるとき、操作手段4からの開動作の操作信号を入力すると、閉ラッチ部3Aにおけるリリースアクチュエータ3Adを駆動してラッチ機構3Aaをアンラッチ位置にする。これにより、ラチェットによるラッチとストライカとの係合状態が解除されて、車両本体に対してドア1を開動作できるようになる。続いて、開閉部2の駆動機構2aに駆動信号を出力してドア1を開動作する。そして、開ラッチ部3Bにおけるラッチ機構3Baがフルラッチ位置になって、ラッチ検出手段3Bbからの検出信号を入力することによって駆動機構2aの駆動を停止する。この結果、ドア1が全開状態になる。
ドア1が開停止中であるとき、操作手段4からの閉動作の操作信号を入力すると、開ラッチ部3Bにおけるリリースアクチュエータ3Bcを駆動してラッチ機構3Baをアンラッチ位置にする。これにより、ラチェットによるラッチとストライカとの係合状態が解除されて、車両本体に対してドア1を閉動作できるようになる。続いて、開閉部2の駆動機構2aに駆動信号を出力してドア1を閉動作する。続いて、閉ラッチ部3Aにおけるラッチ機構3Aaがハーフラッチ位置になりラッチ検出手段3Abからのハーフラッチ位置の検出信号を入力することによって駆動機構2aの駆動を停止する。そして、開ラッチ部3Bにおけるクローズアクチュエータ3Acを駆動してラッチ機構3Aaをフルラッチ位置にする。この結果、ドア1が全閉状態になる。
上記開動作中あるいは閉動作中において、操作手段4からの停止の操作信号を入力した場合には、直ちに開閉部2の駆動機構2aを停止する。この結果、開動作中あるいは閉動作中で停止状態になる。
以下、上記制御手段5による閉動作中のドア1に係る制御を図2〜図6を参照して説明する。本制御は、閉動作中のドア1に人や物などの挟み込みを予見、あるいは挟み込みが生じたときの制御である。
図2に示すように閉動作中のドア1の制御として、閉動作中のドア1に人や物などの挟み込みを予見、あるいは挟み込みが生じたときにおいて、操作手段4における車両内操作手段4Cあるいは無線操作手段4Dの操作ボタンを押下する(ステップS1:Yes)。この場合の操作ボタンは任意のものでよく、挟み込みを生じるドア1に対応する操作ボタンである必要はない。そして、閉動作中のドア1がある場合(ステップS2:Yes)、閉動作中の全てのドア1を開動作に反転駆動する(ステップS3)。最後に、反転したドア1が全開状態となったとき(ステップS4)、本制御を終了する。なお、開動作中のドア1がない場合(ステップS2:No)、上述した通常の制御により押下した操作ボタンに対応するドア1を動作して(ステップS5)、本制御を終了する。
図3に示すように開動作中のドア1の制御として、閉動作中のドア1に人や物などの挟み込みを予見、あるいは挟み込みが生じたときにおいて、操作手段4における車両内操作手段4Cあるいは無線操作手段4Dの操作ボタンを押下する(ステップS11:Yes)。この場合の操作ボタンは任意のものでよく、挟み込みを生じるドア1に対応する操作ボタンである必要はない。そして、閉動作中のドア1がある場合(ステップS12:Yes)、上記ステップS3〜S4の制御を行う。これと同時に、開動作中のドア1がある場合(ステップS13:Yes)、開動作中の全てのドア1を停止して(ステップS14)、本制御を終了する。なお、なお、閉動作中のドア1がない場合(ステップS12:No)、上述した通常の制御により押下した操作ボタンに対応するドア1を動作して(ステップS15)、本制御を終了する。
また、図4に示すように開動作中のドア1の他の制御として、閉動作中のドア1に人や物などの挟み込みを予見、あるいは挟み込みが生じたときにおいて、操作手段4における車両内操作手段4Cあるいは無線操作手段4Dの操作ボタンを押下する(ステップS21:Yes)。この場合の操作ボタンは任意のものでよく、挟み込みを生じるドア1に対応する操作ボタンである必要はない。そして、閉動作中のドア1がある場合(ステップS22:Yes)、上記ステップS3〜S4の制御を行う。これと同時に、開動作中のドア1がある場合(ステップS23:Yes)、開動作中の全てのドア1を閉動作に反転する(ステップS24)。最後に、反転したドア1が全閉状態となったとき(ステップS25:Yes)、本制御を終了する。なお、閉動作中のドア1がない場合(ステップS22:No)、上述した通常の制御により押下した操作ボタンに対応するドア1を動作して(ステップS26)、本制御を終了する。
また、図5に示すように開動作中のドア1の他の制御として、閉動作中のドア1に人や物などの挟み込みを予見、あるいは挟み込みが生じたときにおいて、操作手段4における車両内操作手段4Cあるいは無線操作手段4Dの操作ボタンを押下する(ステップS31:Yes)。この場合の操作ボタンは任意のものでよく、挟み込みを生じるドア1に対応する操作ボタンである必要はない。そして、閉動作中のドア1がある場合(ステップS32:Yes)、上記ステップS3〜S4の制御を行う。これと同時に、開動作中のドア1がある場合(ステップS33:Yes)、開動作中の全てのドア1を閉動作に反転する(ステップS34)。最後に、反転したドア1を一定量閉動作したとき(ステップS35:Yes)、ドア1の閉動作を停止して本制御を終了する。なお、閉動作中のドア1がない場合(ステップS32:No)、上述した通常の制御により押下した操作ボタンに対応するドア1を動作して(ステップS36)、本制御を終了する。なお、開動作中から反転したドア1の一定量の閉動作は、任意に設定することが可能であり、全閉動作に至る以前が好ましい。
図6に示すように停止中のドア1の制御として、閉動作中のドア1に人や物などの挟み込みを予見、あるいは挟み込みが生じたときにおいて、操作手段4における車両内操作手段4Cあるいは無線操作手段4Dの操作ボタンを押下する(ステップS41:Yes)。この場合の操作ボタンは任意のものでよく、挟み込みを生じるドア1に対応する操作ボタンである必要はない。そして、閉動作中のドア1がある場合(ステップS42:Yes)、上記ステップS3〜S4の制御を行う。これと同時に、停止中(閉停止中あるいは開停止中)のドア1がある場合(ステップS43:Yes)、この停止中のドア1が操作ボタンに対応するドア1であれば(ステップS44:Yes)、操作ボタンの指示に従い閉停止中のドア1を開動作駆動し、または開停止中のドア1を閉動作駆動し(ステップS45)、全開状態あるいは全閉状態で本制御を終了する。また、停止中のドア1が操作ボタンに対応するドア1でなければ(ステップS44:No)、当該停止中のドア1の停止を維持して(ステップS46)、本制御を終了する。なお、閉動作中のドア1がない場合(ステップS42:No)、上述した通常の制御により押下した操作ボタンに対応するドア1を動作して(ステップS47)、本制御を終了する。
なお、上記図2〜図6の制御において、閉動作中のドア1に人や物などの挟み込みを予見、あるいは挟み込みが生じたときに、操作手段4における車両内操作手段4Cあるいは無線操作手段4Dの操作ボタンを押下する以外に、任意のインサイドハンドル操作手段4Aあるいはアウトサイドハンドル操作手段4Bを操作してもよい。
したがって、上述した車両用ドアの開閉制御装置では、複数のドア1を自動開閉する構成において、閉動作中のドア1に人や物などの挟み込みを予見、あるいは挟み込みが生じたときに、任意の操作手段4の操作に応じて全ての閉動作中のドア1を開動作に反転駆動する。この結果、操作手段4を選択する時間を要することなく挟み込みなどの危険を早急に回避することが可能になる。
また、開動作に反転駆動したドア1が全開位置に至るまで開動作の駆動を継続する。この結果、挟み込みを確実に回避することが可能になる。
また、開動作中のドアがあるときには、任意の操作手段4の操作に応じて全ての開動作中のドア1を閉動作に反転駆動する。この結果、開動作中のドア1を制御して開動作中のドア1での人や物などの巻き込みなどの危険を早急に回避することが可能になる。
また、閉動作に反転駆動したドア1を一定量で停止する。この結果、開動作中のドア1を制御して開動作中のドア1での人や物などの巻き込みなどの危険を早急に回避するとともに、新たに閉動作したドア1による新たな挟み込みを生じる事態を回避することが可能になる。
また、開動作中のドアがあるときには、任意の操作手段4の操作に応じて全ての開動作中のドア1を停止する。この結果、開動作中のドア1を制御して開動作中のドア1での人や物などの巻き込みなどの危険を早急に回避するとともに、新たに閉動作したドア1による新たな挟み込みを生じる事態を回避することが可能になる。
また、閉動作中のドア1の挟み込みを回避したうえで、停止中のドア1があるときは、任意の操作手段4の操作に応じて全ての停止中のドア1の停止状態を維持する。この結果、新たな挟み込みおよび巻き込みを生じる事態を回避することが可能になる。
また、操作手段4の操作が停止中のドア1に対応しているときは、当該ドア1を操作手段4の指示にしたがって駆動する。すなわち、挟み込みなどの回避とともに操作を行う対象のドア1の操作を行うことが可能になる。
また、操作手段4が、ドア1のラッチ機構3Aa,3Baを解除する態様でドア1のそれぞれの室内側に設けたインサイドハンドルの操作に応じて該当するドア1の開閉あるいは停止の指示を行うインサイドハンドル操作手段4Aからなる場合でも上記効果が得られる。そして、操作手段4が、ドア1のラッチ機構3Aa,3Baを解除する態様でドア1のそれぞれの室外側に設けたアウトサイドハンドルの操作に応じて該当するドア1の開閉あるいは停止の指示を行うアウトサイドハンドル操作手段4Bからなる場合でも上記効果が得られる。さらに、操作手段4が、車両の内部にてドア1のそれぞれに対応して設けた操作ボタンを有して当該操作ボタンの操作に応じて該当するドア1の開閉あるいは停止の指示を行う車両内操作手段4Cからなる場合でも上記効果が得られる。またさらに、操作手段4が、車両の外部にて携帯し得る携帯型でありドア1のそれぞれに対応した操作ボタンを有して当該操作ボタンの操作に応じて該当するドア1の開閉あるいは停止の指示を無線で行う無線操作手段からなる場合でも上記効果が得られる。特に、車両内操作手段4Cあるいは無線操作手段4Dのように複数の操作ボタンがある場合では、任意の操作ボタンを押下することで挟み込みおよび巻き込みなどの危険を早急に回避することが可能になる。なお、操作手段4として、インサイドハンドル操作手段4A、アウトサイドハンドル操作手段4B、車両内操作手段4Cおよび無線操作手段4Dの他に、挟み込みを回避するための専用の操作手段があってもよい。
以上のように、本発明に係る車両用ドアの開閉制御装置は、車両の複数のドアを自動開閉装置によって開閉する構成に有用であり、特に、自動開閉中のドアの挟み込みなどの危険を予見したときに早急にこれを回避することに適している。
本発明に係る車両用ドアの開閉制御装置の構成を示すブロック図である。 閉動作中のドアの制御に係るフローチャートである。 開動作中のドアの制御に係るフローチャートである。 開動作中のドアの他の制御に係るフローチャートである。 開動作中のドアの他の制御に係るフローチャートである。 停止中のドアの制御に係るフローチャートである。
符号の説明
1(1A,1B,1C) ドア
2 開閉部
2a 駆動機構
2b ドア検出手段
3 ラッチ部
3A 閉ラッチ部
3Aa ラッチ機構
3Ab ラッチ検出手段
3Ac クローズアクチュエータ
3Ad リリースアクチュエータ
3B 開ラッチ部
3Ba ラッチ機構
3Bb ラッチ検出手段
3Bc リリースアクチュエータ
4 操作手段
4A インサイドハンドル操作手段
4B アウトサイドハンドル操作手段
4C 車両内操作手段
4D 無線操作手段
5 制御手段

Claims (6)

  1. 複数のドアにそれぞれ設けられて当該ドアを開動作あるいは閉動作に駆動する駆動手段と、前記ドアのそれぞれに対応し、該当する前記ドアの開閉あるいは停止の指示を行う操作手段とを備え、前記ドアが閉動作中であるとき、任意の前記操作手段の操作に応じて全ての閉動作中の前記ドアを開動作に反転駆動する車両用ドアの開閉制御装置において、
    開動作中のドアがあるとき、任意の前記操作手段の操作に応じて全ての開動作中の前記ドアを閉動作に反転駆動することを特徴とする車両用ドアの開閉制御装置。
  2. 閉動作に反転駆動した前記ドアを一定量で停止することを特徴とする請求項1に記載の車両用ドアの開閉制御装置。
  3. 複数のドアにそれぞれ設けられて当該ドアを開動作あるいは閉動作に駆動する駆動手段と、前記ドアのそれぞれに対応し、該当する前記ドアの開閉あるいは停止の指示を行う操作手段とを備え、前記ドアが閉動作中であるとき、任意の前記操作手段の操作に応じて全ての閉動作中の前記ドアを開動作に反転駆動する車両用ドアの開閉制御装置において、
    開動作中のドアがあるとき、任意の前記操作手段の操作に応じて全ての開動作中の前記ドアを停止することを特徴とする車両用ドアの開閉制御装置。
  4. 開動作に反転駆動した前記ドアが全開位置に至るまで開動作の駆動を継続することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の車両用ドアの開閉制御装置。
  5. 停止中のドアがあるとき、任意の前記操作手段の操作に応じて全ての停止中の前記ドアの停止状態を維持することを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の車両用ドアの開閉制御装置。
  6. 前記操作手段の操作が停止中の前記ドアに対応しているとき、当該ドアを前記操作手段の指示にしたがって駆動することを特徴とする請求項に記載の車両用ドアの開閉制御装置。
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