JP4999777B2 - 車両のドア制御装置、ドア制御システム及び車両のドア制御方法 - Google Patents
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Description
なお、第1の態様及び第2の態様の要求信号は、例えば、ロック/アンロック釦を操作する継続時間により、又は、操作回数により区別される。
更に本発明によれば、送信機の操作態様により、多様なドア制御が可能となる。
(実施形態1)
図1は、ドア制御システムの第1の構成を示すものであり、要求信号を送信する送信機1と、受信した要求信号に応じて、車両のドアロック/アンロック制御、ドア開閉制御を行う受信機2が設けられる。
本例においては、操作者は、ドアのロック又はアンロックをしようとするときは、ロック釦4又はアンロック釦5のいずれかを短時間(2秒未満)だけ押す。ドアの開又は閉を行うときは、ロック釦4又はアンロック釦5のいずれかを2秒以上押す。送信機1は、この釦4、5の押し方の態様に応じた要求信号を出力する。
要求信号は、48ビットからなるIDコードと、2ビットからなる釦コードと、1ビットからなる時間コードとから構成される。
IDコードは、送信機を識別するために付された固有のコードである。
時間コードは、釦4、5が押された時間を表し、1は2秒以上押されたことを表し、0は2秒未満を表す。本例では、釦コードと時間コードが釦4、5の操作態様を表す。
ステップT1とステップT3で、ロック釦4又はアンロック釦5が押されたか否かが判定される。いずれの釦も押されていなければ、図3の処理は実行されない。
釦コードのセットの後、メモリに記憶してあるIDコードが読み出され(T5)、釦が継続してオンされている時間が計測される(T6)。計測時間が判定され(T7)、2秒以上継続していなければ時間コードは「0」のままとされる(T9)。2秒以上継続すると、時間コードに「1」がセットされる(T8)。
釦を押し続けていれば、図3の処理が繰り返され、要求信号が継続して送信される。
釦を押す時間が2秒以上続く(T7のY)と、時間コードが0から1に変わる(T8)。
出力信号としては、4つの各ドアのロック/アンロックを行うロックモータへの信号、スライドドアの開閉を行うドアモータへの信号、警報を発するブザー、ハザードへの信号がある。
図示の例では、車両3の前方に運転席ドア6と助手席ドア7が設けられ、後方左側にスライドドア8が設けられ、背面にバックドア9が設けられている。スライドドア8は、ドアモータ10により開閉駆動される。
各図の関係は以下のとおりである。
図5ステップS1(フラグ操作) :図6
図5ステップS2(ロック/アンロック制御):図7
図5ステップS3(ドア開閉制御) :図8
ステップS1では、要求信号の釦コードと時間コードに基づいて、ドアロック/アンロック要求フラグとドア開閉要求フラグを操作する。
ステップS2では、ドアロック/アンロック要求フラグと各種検出スイッチからの信号に基づいて、ドアのロック/アンロック制御を行う。
ステップS3では、ドア開閉要求フラグと各種検出スイッチからの信号に基づいて、ドアの開閉制御を行う。
受信した要求信号がロック要求信号であるか(A1)、アンロック信号であるか(A11)が判定される。この判定は、図2の要求信号の釦コードに従って行われる。
ロック要求信号である場合(A1のY)、その信号の受信が初回であれば(A2のY)、ロック要求フラグを1にセットする(A3)。アンロック要求信号の場合、その信号の受信が初回であれば(A12のY)、アンロック要求フラグに1をセットする(A13)。
要求フラグ操作が終了すると、図7のドアロック/アンロック制御へ進む。
ロック要求フラグが「1」であるか(B1)、アンロック要求フラグが「1」であるか(B11)が判定される。いずれの要求フラグも「0」であれば、ドアロック/アンロック制御は行われない。
なお、アンサーバックは、ブザーを通常のドア開閉駆動時(後述)の鳴動と異なる鳴動のさせ方をして、ユーザなどの注意を喚起するものである。
ステップB2でNであれば、ロック要求フラグを「0」にリセットする(B3)。
ドアロック/アンロック制御が終了すると、図8のドア開閉制御処理に進む。
ドア閉要求フラグが「1」であれば(C1のY)、スライドドアが閉であるか否かが判定される(C2)。ここでNであれば、スライドドアの閉駆動が行われ(C3)、閉駆動の間、ブザーを間歇的に駆動する(C4)。この処理が繰り返されてスライドドアが全閉となる(C2のY)と、ドア閉要求フラグをリセットし(C5)、ロック要求フラグをセットする(C6)。
なお、ロック要求フラグのセット(C6)は、釦を押す時間、又は、システムでのモード選定などにより、選択可能とするようにしても良い。
(1)送信機1でロック釦4又はアンロック釦5を瞬間的(2秒以下)に押すと、ドアのロック又はアンロックのみが行われる。なお、ロック釦4を押した場合、全部のドア6〜9が閉でなければ、ドアロックは行われないが、ドアの開閉にかかわらずロックをするようにしても良い。
(3)スライドドア8の開閉駆動中に釦4、5を離すと、その時点で開閉動作が中止される。
図9を用いて、実施形態1の第1変形例を説明する。
本例によれば、スライドドア8が開のときにロック釦4が操作されると、スライドドア8の閉駆動が直ちに開始される。これにより、上記実施形態1のように2秒の経過を待たずにスライドドアが閉とされて、ドアロックがされる。即ち、ロック釦4の操作態様ではなく、ロック信号受信時のスライドドアの開閉状態に応じてロック制御かスライドドアの閉駆動制御かを選択する。
図5ステップS1(フラグ操作) :図9
図5ステップS2(ロック/アンロック制御):図7
図5ステップS3(ドア開閉制御) :図8
要求信号がドアロック要求であると判定される(ステップA1のY)と、すべてのドア6〜9が閉であるか否かが判定される(D1)。
また、スライドドアの閉駆動の結果、全ドアが閉になれば(D1のY)、ロック要求フラグがセットされ、ロック制御が行われる。
また、本例では、ステップA21、22を省略することができる。この場合、一旦、ドア開閉フラグが「1」にセットされると、釦4、5から指を離しても、全閉又は全開になるまで開閉駆動が継続する。
図10を用いて、実施形態1の第2の変形例を説明する。
本例によれば、スライドドア8の開閉駆動中に、スライドドア8が所定位置に到達するといったん停止し、所定時間経過後に開閉駆動が再開される。
本例を採用した場合の全体フローは、以下のようになる。
図5ステップS2(ロック/アンロック制御):図7
図5ステップS3(ドア開閉制御) :図10
以下、図10の説明をするが、図10のフローは、図8のフローの変形を示すものであるので、図8と同一ステップには同一符号を付して、重複する説明は省略する。
図11〜図14を用いて、受信機2の第2の動作を説明する。
上記実施形態1では、スライドドアの開閉駆動中に送信機1の釦4、5から手を離すと、開閉駆動が停止される。これに対し、本例では、釦4、5から手を離しても開閉駆動は停止されず、再度釦4、5を押したときに開閉駆動が強制停止される。
図11は、受信器2の処理の全体のフローを示し、図12〜図14は、図11のフローにおける各部の詳細を示す。
各図の関係は以下のとおりである。
図11ステップS11(フラグ操作) :図12
図11ステップS12(強制停止フラグ操作) :図13
図11ステップS13(ロック/アンロック制御):図7
図11ステップS14(ドア開閉制御) :図8
図11ステップS15(強制停止制御) :図14
ステップS11では、ロック/アンロック要求フラグとドア開閉要求フラグを操作する。
ステップS12では、ドア開閉駆動の強制停止フラグを操作する。
ステップS13では、ドアのロック/アンロック制御を行う。
ステップS14では、ドアの開閉制御を行う。ステップS15では、ドアの開閉駆動を強制的に停止する制御を行う。
図12の処理では、図6の処理と同様に、釦4、5を押すと、ロック要求フラグ又はアンロック要求フラグがセットされる。釦を2秒以上押しつづけると、ドア閉要求フラグ又はドア開要求フラグがセットされる。
ステップF1で、ロック/アンロック要求信号の受信が初回であるか否かが判定される。受信機2は、要求信号がいったん停止し、再度受信したときは、要求信号の受信が初回であると判断する。ステップF2で、ドア開又は閉要求フラグが1であるか否かが判定される。いずれもYであれば、強制停止フラグに1がセットされる。いずれかがNであれば、強制停止フラグはセットされない。
ステップS13のロック/アンロック制御の内容は、前述の図7のとおりであるのでここでの説明は省略する。つまり、ロック要求フラグが1であり、全ドアが閉であれば全ドアのロックがされる。アンロック要求フラグが1であれば、ドアのアンロックがされる。
ステップG1で、強制停止フラグが1であるか否かが判定される。ここでNであれば、強制停止は行われない。ここでYであれば、ドア閉要求フラグが1であるか否かが判定される(G2)。Yであれば、1秒間だけ逆方向に開駆動がされ(G3)、ドア閉要求フラグがリセットされる(G4)。
ステップG2で、Nであれば、1秒間だけ逆方向に閉駆動がされ(G5)、ドア開要求フラグがリセットされる(G6)。
実施形態2の第1の変形例を説明する。
本例は、実施形態2のドア開閉駆動中に、スライドドアをいったん停止し、0.5秒後に同方向への開閉駆動を再開する。この開閉駆動制御は、ステップS14のドア開閉制御が、既述の図10の処理により行われる。本例を採用した場合の全体フローは、以下のようになる。
図11ステップS12(強制停止フラグ操作) :図13
図11ステップS13(ロック/アンロック制御):図7
図11ステップS14(ドア開閉制御) :図10
図11ステップS15(強制停止制御) :図14
図15、図16を用いて、実施形態2の第2の変形例を説明する。
本例は、ドア開閉駆動中に、スライドドアをいったん停止する。その後、再度送信機1の釦4、5が操作されると、開閉駆動を再開する。
図15、図16とそのほかのフローの関係は、以下のようになる。
図11ステップS11(フラグ操作) :図12
図11ステップS12(強制停止フラグ操作) :図15
図11ステップS13(ロック/アンロック制御):図7
図11ステップS14(ドア開閉制御) :図16
図11ステップS15(強制停止制御) :図14
強制停止フラグ操作のF1〜F3の前に、ステップH1で、ドア閉中断フラグ又はドア開中断フラグのいずれかがセットされているか否かが判定される。各フラグの初期設定値は0である。
図16はドア開閉制御処理を示し、既述の図10の変形である。したがって、図16では、図10と同一のステップには同一符号を付して、重複する説明は省略する。
ドア閉又は開中断フラグがリセットされることにより、以後は強制停止フラグのセットが可能になる。
図17を用いて、受信機2の第3の動作を説明する。
本例は、車両3を停めた道路の勾配が大きく、スライドドア8の開閉をするとドアモータ10に負荷がかかりすぎる場合、スライドドアの開閉駆動がされないようにする。
図17のフローは既述の図6、図9又は図12のフラグ操作フローの後段に付加されるものである。上記実施形態1及び2に本例を適用した場合の全体フローは、以下のようになる。
図5ステップS1(フラグ操作) :(図6又は図9)+図17
図5ステップS2(ロック/アンロック制御):図7
図5ステップS3(ドア開閉制御) :図8又は図10
図11ステップS11(フラグ操作) :図12+図17
図11ステップS12(強制停止フラグ操作) :図13
図11ステップS13(ロック/アンロック制御):図7
図11ステップS14(ドア開閉制御) :図8
図11ステップS15(強制停止制御) :図14
S12〜S15は、上記の変形例2−1又は変形例2−2のようにもできる。
図6、図9又は図12のフラグ操作の後で、ドア閉又は開要求フラグがセットされているか否かが判定される(K1、K11)。
ドア閉又は開要求フラグがセットされていれば(K1、K11のY)、傾斜センサ(図示省略)により検出した道路の上り勾配又は下り勾配が所定値を超えるか否かが判定される(K2、K12)。道路勾配が所定値を超えていれば、ドア閉又は要求フラグをリセットして(K3、K13)、アンサーバックする(K4、K14)。
図18〜図26を用いて、ドア制御システムの第4の動作を説明する。本例は、車両3にスライドドアが2つある場合のドア制御に関し、送信機1の操作により、2つのスライドドアを別々に、又は一緒に開閉駆動するものである。
図18は、本例が適用される車両を示す。スライドドア8、12が左右両方にある点を除くと、前述の実施形態1の図4と同様である。
本例では、スライドドア8、12を区別して操作するため、送信機にシフト釦が追加され、これを押す回数により2つのスライドドアのいずれが開閉駆動されるかを区別する。
受信機2には、2つのスライドドアのそれぞれからスライドドアカーテシスイッチSW3、SW4が入力される。
IDコード、釦コード、時間コードは既述の図2と同一である。本例では、2ビットの回数コードが追加されている。この回数コードは、釦4、5が押される前にシフト釦11が押された回数を表す。シフト釦11が押されなかった場合は「00」、1回押された場合は「01」、2回押された場合は「10」となる。本例では、釦コードと時間コードと回数コードとで、送信機の釦の操作態様を表す。
図21のステップT1〜T10までは前述の実施形態1における図3とほぼ同様であるので、図21においても同一符号を付して、重複する説明は省略する。
本例では、ロック/アンロック釦が操作されたと判定されなかったとき(T1、T3のN)、シフト釦が操作されたか否かが判定される(T21)。
図21の処理が繰り返されるとき、シフト釦が押され続けていれば、ステップT22でNとなるので、回数コードの変化はない。
図21の処理が繰り返されるとき、シフト釦がオフになると、ステップT21からステップT31へ進む。ステップT31以降については後述する。
シフト釦が操作された回数が回数コードに記憶された後に、ロック/アンロック釦が押される(T1、T3のY)と、ステップT2、T4〜T10の処理で要求信号が送信される。
本例では、ステップT5の前にT11が挿入され、回数コードが読み出される。したがって、ステップT10で送信される要求信号は、図20に示されたものとなり、シフト釦が押された回数が回数コードに含まれる。
このタイマは、T24で作動を開始している。シフト釦をオフとした後にロック/アンロック釦が押されなければ、5秒が経過した(T31のY)後にタイマを停止し(T32)、回数コードを00にリセットする(T35)。
これにより、誤操作でシフト釦が押されたときでも、5秒が経過すれば、回数コードはリセットされる。したがって、誤った要求信号が送信されることが防止される。
ロック/アンロック釦4、5を操作すると、釦コードにロック又はアンロックがセットされる。操作時間が2秒を超えると、時間コードが1にセットされる。
シフト釦が操作されてからロック/アンロック釦が操作されずに5秒を経過すると、回数コードはリセットされる。
受信機2の全体フローは、前述の実施形態1の図5に示すとおりである。図5と図23〜図26の関係は以下のとおりである。
図5ステップS1(フラグ操作) :図23、図24
図5ステップS2(ロック/アンロック制御):図25
図5ステップS3(ドア開閉制御) :図26
要求信号を受信すると、回数コードのシフト回数を記憶する(L1)。
要求信号がロック信号であるか否かが判定される(L2)。ここでYであれば、受信が初回であるか否かが判定される(L3)。受信が初回であればロック要求フラグに「1」がセットされて(L4)、シフト回数が判定される(L5)。また、ステップL3で、2回目以降と判定されれば、直接ステップL5へ進む。
シフト回数が1であれば(L5の1)、第1スライドドアの閉要求フラグがセットされ(L9)、第2スライドドアの開要求フラグがリセットされる(L10)。また、シフト回数が2であれば(L5の2)、第1ドアの閉要求フラグがリセットされ(L11)、第2ドアの開要求フラグがセットされる(L12)。
受信した信号がロック信号でもアンロック信号でない(L1、L22のN)場合、前回の処理でアンロック信号を受信していたか否か、即ち、アンロック釦がオンからオフになった直後であるかを判定する(L33)。ここでYの場合はシフト回数をリセット(L34)した後、第1ドアの開要求フラグがリセットされ(L35)、第2ドアの閉要求フラグがリセットされる(L36)。
ロック/アンロック要求フラグが1であるか否かが判定される(M1、M21)。ロック要求フラグが「1」であれば(M1のY)、すべてのドア6〜9、12が閉であるか否かが判定される(M2)。1つでも開のドアがあればロック要求フラグがリセットされる(M3)。全ドアが閉であれば、ドアがロックされ(M4)、ロック要求フラグがリセットされ(M5)、第1及び第2ドア閉要求フラグがリセットされ(M6、M7)、アンサーバックされる(M8)。
ロック/アンロック要求フラグのいずれも「1」でなければ、ロック/アンロック処理は行われない。
第1ドア閉要求フラグが「1」であるか(N1)、第1ドア開要求フラグが「1」であるか(N11)、第2ドア閉要求フラグが「1」であるか(N21)、第2ドア開要求フラグが「1」であるか否か(N31)が判定される。いずれも「1」でなければ、図26のドア開閉制御は行われない。
第1ドアが閉になる(N2のY)と、第1ドア閉要求フラグがリセットされ(N5)、ロック要求フラグがセットされる(N6)。これにより、全ドアが閉となった後に、ステップM2(図25)でドアのロックがされる。
第1ドアが全開になる(N12のY)と、第1ドア開要求フラグがリセットされる(N15)。
本例では、ステップL5、L25のシフト回数1以上では2秒継続を要件とせずにドア開閉要求フラグをセットしているが、安全のために2秒継続を要件として挿入してもよい。
図27〜図31を用いて、ドア制御システムの第5の動作を説明する。
本例では、ドアロック/アンロック制御、ドア開閉制御に加えて、パワーウィンドウの開閉制御を行う。
図27は本例が適用される車両を示す。運転席ドア6と助手席ドア7にパワーウィンドウモータ14、15が設けられる。この点を除くと前述の実施形態4の図18と同様である。
送信機の構成は実施形態4の図19のとおりであり、その動作は図21、図22のとおりである。したがって、送信する要求信号は図20と同一であり、IDコード、釦コード、時間コード、回数コードが含まれる。
図5ステップS1(フラグ操作) :図29、図30
図5ステップS2(ロック/アンロック制御):図25
図5ステップS3(ドア開閉制御) :図26+図31
図29は、ロック信号を受信した場合の処理である。
シフト回数の判定は、ステップL5、P2により、0〜3までが判定される。回数0の場合(L5の0)、ロック信号が2秒継続したか否かが判定される(L6)。Yのときは、窓(パワーウィンドウ)閉要求フラグが1にセットされる(P1)。
シフト回数の判定は、ステップL25、P22により、0〜3までが判定される。回数0の場合(L25の0)、ロック信号が2秒継続したか否かが判定される(L26)。Yのときは、窓開要求フラグが「1」にセットされる(P21)。
図31は、パワーウィンドウ(窓)の開閉制御を示し、既述の図26のスライドドア開閉制御の後に実行されるものである。
窓閉要求フラグに「1」がセットされていれば(Q1のY)、パワーウィンドウの閉駆動がされ(Q2)、窓開要求フラグに「1」がセットされていれば(Q3のY)、パワーウィンドウの開駆動がされる(Q4)。
(1)時間コードは、ロック/アンロック釦を押す時間(例、2秒)により決められているが、押す回数に置き換えることができる。
(2)すべての実施形態において、スライドドアの開閉制御は、危険性を考えて、開側のみを行うようにしても良い。また、逆に、閉側の制御のみを行うようにしてもよい。
例えば、釦を4つ設けて、A釦、B釦、C釦、D釦とする。
(1)A釦を押し、2秒以内はドアロック、2秒以上はパワーウィンドウアップとする。B釦を押し、2秒以内はドアアンロック、2秒以上はパワーウィンドウダウンとする。C釦を押し、2秒以上でドア閉制御とする。D釦を押し、2秒以上でドア開制御とする。
2 受信機
3 車両
4 ロック釦
5 アンロック釦
6 運転席ドア
7 助手席ドア
8 スライドドア
9 バックドア
10 ドアモータ
11 シフト釦
12 第2のスライドドア
13 第2のドアモータ
14、15 パワーウィンドウモータ
Claims (4)
- スライドドアと当該スライドドアとは異なるドアが設けられた車両のドア制御装置であって、
送信機に対する所定の操作が行われた場合に送信されるドア閉要求信号とロック要求信号と、車両に設けられたドア開閉検出手段が検出した該車両のドアの開閉状態信号とを受信する受信部と、
前記送信機に設けられた釦が第1の態様で操作された場合に送信される前記ドア閉要求信号を受信するとドア開閉駆動手段に前記スライドドアの閉動作を行わせるドア閉制御を行い、前記釦が第1の態様とは異なる第2の態様で操作された場合に送信される前記ロック要求信号を受信するとドアロック駆動手段にドアのロック動作を行わせるロック制御を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、前記ロック要求信号を受信したとき、前記ドア開閉検出手段が前記車両に設けられた全てのドアの閉状態を検出している場合には、前記ロック制御を行い、前記ロック要求信号を受信したとき、前記ドア開閉検出手段が前記スライドドアの開状態を検出している場合には、前記ドア閉制御を行うとともに、当該ドア閉制御を行った後に前記ドア開閉検出手段が前記車両に設けられた全てのドアの閉状態を検出すると、続けて前記ロック制御を行う、ことを特徴とする車両のドア制御装置。 - 前記ドア閉要求信号は、前記送信機に設けられた釦が所定時間以上継続して押された場合に送信される信号であり、
前記ロック要求信号は、前記釦が前記所定時間よりも短い時間だけ押された場合に送信される信号である、ことを特徴とする請求項1に記載の車両のドア制御装置。 - スライドドアと当該スライドドアとは異なるドアが設けられた車両のドア制御システムであって、
ユーザが操作を行うための釦と、前記釦が操作された場合にロック要求信号又はアンロック要求信号を送出する送信部とを具備する送信機と、
前記送信機に対する所定の操作が行われた場合に送信されるドア閉要求信号とロック要求信号と、車両に設けられたドア開閉検出手段が検出した該車両のドアの開閉状態信号とを受信する受信部と、
前記送信機に設けられた釦が第1の態様で操作された場合に送信される前記ドア閉要求信号を受信するとドア開閉駆動手段に前記スライドドアの閉動作を行わせるドア閉制御を行い、前記釦が第1の態様とは異なる第2の態様で操作された場合に送信される前記ロック要求信号を受信するとドアロック駆動手段にドアのロック動作を行わせるロック制御を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、前記ロック要求信号を受信したとき、前記ドア開閉検出手段が前記車両に設けられた全てのドアの閉状態を検出している場合には、前記ロック制御を行い、前記ロック要求信号を受信したとき、前記ドア開閉検出手段が前記スライドドアの開状態を検出している場合には、前記ドア閉制御を行うとともに、当該ドア閉制御を行った後に前記ドア開閉検出手段が前記車両に設けられた全てのドアの閉状態を検出すると、続けて前記ロック制御を行う、ことを特徴とする車両のドア制御システム。 - スライドドアと当該スライドドアとは異なるドアが設けられた車両のドア制御方法であって、
車両に設けられた受信部が、送信機に対する所定の操作が行われた場合に前記送信機から送信されるドア閉要求信号とロック要求信号と、車両に設けられたドア開閉検出手段が検出した該車両のドアの開閉状態信号とを受信する第1のステップと、
車両に設けられた制御部が、前記送信機に設けられた釦が第1の態様で操作された場合に送信される前記ドア閉要求信号を受信するとドア開閉駆動手段に前記スライドドアの閉動作を行わせるドア閉制御を行い、前記釦が第1の態様とは異なる第2の態様で操作された場合に送信される前記ロック要求信号を受信するとドアロック駆動手段にドアのロック動作を行わせるロック制御を行う第2のステップと、を含み、
前記第2のステップにて前記制御部は、前記ロック要求信号を受信したとき、前記ドア開閉検出手段が前記車両に設けられた全てのドアの閉状態を検出している場合には、前記ロック制御を行い、前記ロック要求信号を受信したとき、前記ドア開閉検出手段が前記スライドドアの開状態を検出している場合には、前記ドア閉制御を行うとともに、当該ドア閉制御を行った後に前記ドア開閉検出手段が前記車両に設けられた全てのドアの閉状態を検出すると、続けて前記ロック制御を行う、ことを特徴とする車両のドア制御方法。
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