JP6672564B2 - ドアロックシステム - Google Patents
ドアロックシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6672564B2 JP6672564B2 JP2016086953A JP2016086953A JP6672564B2 JP 6672564 B2 JP6672564 B2 JP 6672564B2 JP 2016086953 A JP2016086953 A JP 2016086953A JP 2016086953 A JP2016086953 A JP 2016086953A JP 6672564 B2 JP6672564 B2 JP 6672564B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- release
- door
- vehicle
- door lock
- lock system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 69
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 18
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 7
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 4
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 4
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000008595 infiltration Effects 0.000 description 1
- 238000001764 infiltration Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
図8に示す施解錠機構のアンロック状態において、アウトサイドハンドルOHがドア開操作されると、当該ドア開操作は、図示略の連結部材を介して、アウトサイドレバー21に伝達され、アウトサイドレバー21は、リリース作動する。これにより、アウトサイドレバー21の連結部211に連結されたオープンリンク18は、図8に示すセット位置から上方へリリース作動し、当該リリース作動により解除部184がオープンレバー7の被解除部71に下方から当接して、オープンレバー7をリリース作動させる。これにより、ラチェット6がラッチ5のフルラッチ係合部51から外れてサイドドアを開くことができる。これにより、施解錠機構がアンロック状態にあれば、外部操作スイッチSW1の操作が有効/無効であるかに係わりなく、アウトサイドハンドルOHの機械的動作によるドア開操作によりサイドドアを開けることができる。
図8に示す施解錠機構のアンロック状態において、インサイドハンドルIHがドア開操作されると、当該開操作は、連結部材33を介してインサイドレバー19に伝達される。インサイドレバー19は、電動リリースレバー24と同軸の軸103を中心に反時計方向へ所定角度回動するべくリリース作動し、図12に示すように、第2アーム部192の当接部192aがオープンリンク18の回動部181に対して下方から当接して、オープンリンク18を上方へリリース作動させる。オープンリンク18は、リリース作動により解除部184がオープンレバー7の被解除部71に下方から当接して、オープンレバー7をリリース方向へ回動させてラッチ機構の係合を解除してサイドドアを開くことができる。
図9に示すロック状態において、アウトサイドハンドルOHがドア開操作されると、当該操作はアウトサイドレバー21に伝達されて、オープンリンク18が図9に示すセット位置から上方へリリース作動する。しかし、オープンリンク18の解除部184は、オープンレバー7の被解除部71の前方を横切るように移動して被解除部91に対して当接しない空振り状態となるため、オープンレバー7をリリース作動させることができず、サイドドアを開けることはできない。
図9に示すロック状態において、インサイドハンドルIHがドア開操作されると、インサイドレバー19は、図9に示すセット位置からスプリング34の付勢力に抗してリリース作動(図9において反時計方向への回動)して、図13に示すように、インサイドレバー19のアンロック作用部193がノブレバー17の一部173に当接することによって、ロックレバー16及びオープンリンク18をロック位置からアンロック位置に移動させる。
制御装置ECUは、外部操作スイッチSW1又は携帯操作スイッチSW10のいずれかのドア開操作信号を受信すると、ドア開操作されたドアのリリース用ウォームホイール23をセット位置からリリース方向(例えば図8において時計方向)に回動させるべくリリース用モータ22をリリース駆動制御する。これにより、電動リリースレバー24は、施解錠機構の状態に係わりなく、リリース用ウォームホイール23のリリース方向への回動に伴って、第1アーム部241の先端部がリリース用ウォームホイール23のカム面231を摺動してセット位置からリリース作動位置(アンロック状態では図10、ロック状態では図11にそれぞれ示す位置)に回動し、第2アーム部242の先端部がオープンレバー7の被解除部71に対して下方から当接し、オープンレバー7をリリース作動させる。これにより、ラッチ機構の係合状態を解除して、ドア開操作されたドアを開くことができる。
制御装置ECUは、第1内部操作スイッチSW2のドア開操作信号を受信すると、ドア開操作されたドアのリリース用モータ22をリリース駆動制御する。リリース用モータ22のリリース駆動制御においては、上述したとおり、傾斜センサSW13によって検出される自動車Vの傾斜に基づいてドア開操作されたサイドドアの自重による開放の成否、及び第2内部操作スイッチSW12によって検出されるドア開操作されたサイドドアのグリップGの把持の有無を判定し、サイドドアの自重による開放の判定結果が成判定である場合で且つグリップGが把持されている場合、又はサイドドアの自重による開放の判定結果が否判定である場合にドア開操作されたサイドドアのリリース用モータ22のリリース駆動を実行する。これにより、電動リリースレバー24は、施解錠機構の状態に係わりなくリリース作動し、第1内部操作スイッチSW2の1回のドア開操作をもって、ドア開操作されたドアを開けることができる。
制御装置ECUは、外部操作スイッチSW1又は携帯操作スイッチSW10のいずれかのドア開操作信号を受信することで、ドア開操作されたドアのリリース用モータ22をリリース駆動制御すると共に、内部施解錠操作スイッチSW11のアンロック操作信号を受信することで、施解錠用モータ14のアンロック駆動制御を行う。
(1)モータ等を駆動源とするドア開閉装置により、第1内部操作スイッチSW2等の電気的操作要素のドア開操作をもって、ラッチ機構のストライカSとの係合が解除された状態でサイドドアを自動的に開扉させる。
(2)車速センサSW9が停止状態から走行を検出した場合、全てのサイドドアの施解錠機構の施解錠用モータ14をロック駆動制御し、施解錠機構をロック状態に切り替えるようにする。
(3)認証部がID信号を認証していない状態であっても、アンロック状態にあるサイドドアの外部操作スイッチSW1のドア開操作を有効にして、当該ドア開操作をもって、ドアを開けることができるようにする。
2 ラッチユニット
3 操作ユニット
4 ボディ
5 ラッチ(ラッチ機構)
6 ラチェット(ラッチ機構)
7 オープンレバー
8 ラッチ軸
9 ラチェット軸
10 第1カバー
11 第2カバー
12 ウォータープルーフサイドカバー
13 ウォータープルーフトップカバー
14 施解錠用モータ
14a ケース
14b 出力軸
15 施解錠用ウォームホイール(施解錠機構)
16 ロックレバー(施解錠機構)
17 ノブレバー
18 オープンリンク(施解錠機構)
19 インサイドレバー
20 キーレバー
21 アウトサイドレバー
22 リリース用モータ
22a ケース
22b 出力軸
23 リリース用ウォームホイール(リリース機構)
24 電動リリースレバー(リリース機構)
25 配線プレート
26 軸
27 スプリング
28 連結部材
29 保持部材
31 軸
33 連結部材
34 スプリング
35 スプリング
36 トーションスプリング
39 軸
41 ストライカ進入溝
51 フルラッチ係合部
52 ハーフラッチ係合部
53 係合溝
71 被解除部
101 軸
102 支持部
103、111 軸
112 円弧孔
113 開口
141 ウォーム
151 歯部
161 歯部
162 連結突部
163 カム面
164 アーム部
165 案内壁
171 連結アーム部
172 連結孔
173 一部
181 回動部
182 連結孔
183 連結突部
184 解除部
191、191A 第1アーム部
192 第2アーム部
192a 当接部
193 アンロック作用部
211、212 連結部
221 ウォーム
231 カム面
241 第1アーム部
242 第2アーム部
251 カプラー
ECU 制御装置
G グリップ
IH インサイドハンドル(内部機械的操作部)
IP インナーパネル
KC キーシリンダ
OH アウトサイドハンドル
R1 車外レシーバ
R2 車内レシーバ
S ストライカ
SW1 外部操作スイッチ
SW2 第1内部操作スイッチ(第1操作要素)
SW5 キャンセルスイッチ
SW6 発信器
SW7 施解錠状態検出スイッチ
SW9 車速センサ
SW10 携帯操作スイッチ
SW11 内部施解錠操作スイッチ
SW12 第2内部操作スイッチ(第2操作要素)
SW13 傾斜センサ(傾斜検出部)
X ストライカ進入線
V 自動車
θ ロール角
φ ピッチ角
Claims (7)
- ストライカと係合して車両ドアを保持するラッチ機構と、駆動源としてのリリース用電動機のリリース駆動によって前記ラッチ機構の前記ストライカとの係合を解除するリリース機構と、を有するドアロック装置と、
前記車両ドアの車内側のグリップに設けられた内部電気的操作部と、
前記内部電気的操作部に対する操作に応じて前記リリース用電動機をリリース駆動する制御部と、
車両の傾斜を検出する傾斜検出部と、
を備え、
前記内部電気的操作部は、前記リリース用電動機のリリース駆動を前記制御部に指示する第1操作要素と、乗員による前記グリップの把持を検出する第2操作要素と、を有し、
前記制御部は、前記第1操作要素からのリリース駆動指示を受け付けた際に、前記傾斜検出部によって検出される車両の傾斜に基づいて前記車両ドアの自重による開放の成否を判定し、判定結果が成判定である場合に、前記第2操作要素によって前記グリップの把持が検出されている場合にのみ前記リリース用電動機をリリース駆動するドアロックシステム。 - 請求項1記載のドアロックシステムであって、
前記第2操作要素は、前記車両ドアのインナーパネルに面する前記グリップの裏面に設けられているドアロックシステム。 - 請求項1記載のドアロックシステムであって、
前記制御部は、前記判定結果が否判定である場合に、前記第2操作要素によって前記グリップの把持が検出されているか否かにかかわらず前記リリース用電動機をリリース駆動するドアロックシステム。 - 請求項1又は3記載のドアロックシステムであって、
前記制御部は、前記第1操作要素からの前記リリース駆動指示を所定時間継続して受け付けた際に、前記リリース駆動指示を確定して前記リリース用電動機をリリース駆動するドアロックシステム。 - 請求項1から4のいずれか一項記載のドアロックシステムであって、
前記ドアロック装置は、前記ラッチ機構の前記ストライカとの係合を解除可能とするアンロック状態と解除不能とするロック状態とに選択的に切替可能な施解錠機構をさらに有するドアロックシステム。 - 請求項5記載のドアロックシステムであって、
前記施解錠機構は、前記車両ドアの車内側のインサイドハンドルの操作に応じて前記ロック状態から前記アンロック状態に切替可能であるドアロックシステム。 - 請求項1から6のいずれか一項記載のドアロックシステムであって、
前記ラッチ機構の前記ストライカとの係合が解除された状態で前記車両ドアを自動的に開扉するドア開閉装置をさらに備えるドアロックシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016086953A JP6672564B2 (ja) | 2016-04-25 | 2016-04-25 | ドアロックシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016086953A JP6672564B2 (ja) | 2016-04-25 | 2016-04-25 | ドアロックシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017197912A JP2017197912A (ja) | 2017-11-02 |
JP6672564B2 true JP6672564B2 (ja) | 2020-03-25 |
Family
ID=60237616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016086953A Active JP6672564B2 (ja) | 2016-04-25 | 2016-04-25 | ドアロックシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6672564B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7014490B2 (ja) * | 2019-07-31 | 2022-02-01 | 三井金属アクト株式会社 | ドアラッチ装置 |
JP7216305B2 (ja) * | 2021-02-03 | 2023-02-01 | テイ・エス テック株式会社 | ドアロック装置、及び、ドア |
JP2024047134A (ja) * | 2022-09-26 | 2024-04-05 | 株式会社東海理化電機製作所 | 制御装置、およびコンピュータプログラム |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0418172U (ja) * | 1990-06-04 | 1992-02-14 | ||
JP4999777B2 (ja) * | 2008-05-19 | 2012-08-15 | 富士通テン株式会社 | 車両のドア制御装置、ドア制御システム及び車両のドア制御方法 |
JP6019763B2 (ja) * | 2012-05-30 | 2016-11-02 | アイシン精機株式会社 | ドアハンドル |
JP5781024B2 (ja) * | 2012-07-09 | 2015-09-16 | 株式会社ホンダロック | 車両用ドアのラッチ解除装置 |
JP6197417B2 (ja) * | 2013-07-04 | 2017-09-20 | アイシン精機株式会社 | 車両ドア駆動装置、および車両ドア駆動方法 |
JP2015048672A (ja) * | 2013-09-03 | 2015-03-16 | 小島プレス工業株式会社 | 自動車ドア操作装置 |
US9903142B2 (en) * | 2014-05-13 | 2018-02-27 | Ford Global Technologies, Llc | Vehicle door handle and powered latch system |
-
2016
- 2016-04-25 JP JP2016086953A patent/JP6672564B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017197912A (ja) | 2017-11-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6606787B2 (ja) | 自動車用ドアロック装置 | |
JP6582301B2 (ja) | 自動車用ドアロック装置 | |
JP6582300B2 (ja) | 自動車用ドアロック装置 | |
US8613160B2 (en) | Door opening and closing apparatus for vehicle | |
CN107407110B (zh) | 机动车用门闩装置 | |
JP6651710B2 (ja) | 自動車用ドアロック装置 | |
JP5082415B2 (ja) | 車両用ドア開閉装置 | |
JP6483353B2 (ja) | 車両用ドア開閉装置 | |
CN107250475B (zh) | 机动车用门闩装置 | |
JP6450979B2 (ja) | 自動車用ドアロック装置 | |
KR101916048B1 (ko) | 자동차 아웃사이드 핸들용 도어 래치 장치 | |
JP6672564B2 (ja) | ドアロックシステム | |
JP6657517B2 (ja) | 車両用ドア開閉装置 | |
JP2008121196A (ja) | 車両用ドアの開閉装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20170123 |
|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20181003 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190626 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190716 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190913 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200204 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200212 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6672564 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |