JP2020197083A - スマートエントリーシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】スマートエントリーシステムにおいて、コストの上昇を抑えつつ、スマートエントリー機能の利便性を損なうことなく、リレーアタックによる車両盗難を防止する。【解決手段】リクエスト信号を送信する照合ECUと、リクエスト信号を受信した場合にレスポンス信号を返信する電子キーと、を備え、照合ECUが、受信したレスポンス信号に基づいてIDの認証が成立したと判定したときに、車両のドアを開錠許可状態とするスマートエントリーシステムである。電子キーは、ドアの施錠を制御可能なロックボタンを有している。照合ECUは、ドアを施錠する際に、4つの設定時間に対応させた、ロックボタンに対する3回〜6回の操作のうち、いずれかの回数の操作が行われた場合に、当該行われた回数の操作に対応する設定時間内は、リクエスト信号の送信を停止し、当該時間経過後にリクエスト信号の送信停止を解除するように構成されている。【選択図】図4
Description
本発明は、スマートエントリーシステムに関するものである。
従来から、スマートエントリー機能を有するスマートエントリーシステムが知られている。ここで、スマートエントリー機能とは、車両に近付いたユーザが携帯する電子キーが、車載機から送信されるリクエスト信号を受信すると、ID信号を含むレスポンス信号を返信し、車載機においてIDの認証が成立したときに、ドアが開錠許可状態となり、例えばユーザがドアハンドルに設けられたセンサに手を触れるだけでドアが自動的に開錠されるものである。このように、スマートエントリー機能では、電子キーを携帯するユーザが、車両に近付いた場合にのみ、ドアが開錠許可状態となるのが通常である。
もっとも、最近では、例えば第三者が中継器を用いて、車両近傍だけに送信されるリクエスト信号を、車両から大きく離れた電子キー(例えば、ユーザの自宅内の電子キー)に中継することにより、ドアの開錠等が可能になるリレーアタックという手法を用いた車両盗難が多発している。
かかるリレーアタックによるドアのアンロックを防止するものとして、例えば特許文献1には、電子キーおよび車両側装置がそれぞれGPS受信機を備え、電子キーが当該電子キーの位置情報を含んだ信号を車両側装置に送信し、車両側装置が電子キーの位置情報と車両位置情報が一致したことを条件として、車両ドアのアンロックを許可する車両制御装置が開示されている。
しかしながら、上記特許文献1のものでは、電子キーおよび車両側装置(車載機)の双方が、位置情報を獲得するためのGPS受信機を備える必要があるため、装置全体の構成が複雑となり、コストの上昇を招くという問題がある。
ここで、リレーアタックによるドアの開錠を防止するには、スマートエントリー機能を停止することが、具体的には、車載機と電子キーとの間でリクエスト信号およびレスポンス信号の送受信を停止することが、最も簡単かつ有効な対処法である。
もっとも、かかる対処法では、ドアを施錠する際に、ユーザがスマートエントリー機能の停止操作を行う必要があるだけでなく、ドアを開錠する際にも、ユーザが電子キーを用いた操作(スマートエントリー機能停止の解除操作)等を行う必要があるため、電子キー等の操作を要することなくドアを開錠することができるという、スマートエントリー機能の利便性を損なうという問題がある。
なお、リレーアタックによる車両盗難や、利便性を損なうといった問題は、電子キーのみならず、これと同等の機能を発揮し得る携帯機一般について当て嵌まる問題である。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、スマートエントリー機能を有するスマートエントリーシステムにおいて、コストの上昇を抑えつつ、スマートエントリー機能の利便性を損なうことなく、リレーアタックによる車両盗難を防止する技術を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明に係るスマートエントリーシステムでは、ドアを施錠する際に必要な操作部の操作に併せて、当該操作部の追加操作を行うことで、スマートエントリー機能の停止時間を選択することができるようにしている。
具体的には、本発明は、リクエスト信号を送信する車載機と、当該リクエスト信号を受信した場合にレスポンス信号を返信する携帯機と、を備え、当該車載機が、受信した当該レスポンス信号に基づいて所定の条件が成立したと判定したときに、車両のドアの開錠を許可するスマートエントリーシステムを対象としている。
そして、このスマートエントリーシステムは、上記ドアの施開錠を制御可能な操作部を備え、上記車載機は、上記ドアを施錠する際に、異なる複数の設定時間に対応させた複数の所定操作のうち、いずれかの所定操作が上記操作部に対して行われた場合に、当該行われた所定操作に対応する設定時間内は、上記リクエスト信号の送信を停止し、当該設定時間経過後に上記リクエスト信号の送信停止を解除するように構成されていることを特徴とするものである。
なお、本発明において「異なる複数の設定時間」には、例えば1時間や5時間といった有限の時間のみならず、実質的に無限の時間(リクエスト信号送信の完全停止)を含んでもよい。
この構成によれば、降車するユーザがドアを施錠する際に、次に乗車するまでの予定時間(例えば5時間10分後)よりも少し短い設定時間(例えば5時間)を選択し、その選択した設定時間に対応させた所定操作を操作部に対して行えば、選択した設定時間内はリクエスト信号の送信が停止される。これにより、リクエスト信号を中継するリレーアタックによる車両盗難を確実に防止することができる。
そうして、選択した設定時間が経過した後は、リクエスト信号の送信停止が解除されることから、ユーザが予定時間(設定時間後)に車両に近付けば、通常通り、ドアが開錠許可状態となる。これにより、通常のスマート操作(例えばユーザがドアハンドルに設けられたセンサに手を触れる)だけでドアが自動的に開錠されることから、リレーアタックによる車両盗難を防止しつつ、スマートエントリー機能の利便性を享受することができる。
しかも、ドアを施錠する際に必要な操作部の操作に併せて、当該操作部の追加操作を行うだけで、スマートエントリー機能の停止時間を選択することができるので、ユーザが煩わしさを感じるのを抑えることができる。
さらに、他の装置や機器等を別途追加することなく、例えば車載機におけるプログラム等の変更のみで、上述した機能を実現することができるので、コストの上昇を抑えることができる。
以上説明したように、本発明に係るスマートエントリーシステムによれば、コストの上昇を抑えつつ、スマートエントリー機能の利便性を損なうことなく、リレーアタックによる車両盗難を防止することができる。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
−スマートエントリーシステムの構成−
図1は、本実施形態に係るスマートエントリーシステム1の概略構成図であり、図2は、電子キー10を模式的に示す斜視図であり、図3は、スマートエントリーシステム1の検知エリアを模式的に示す図である。このスマートエントリーシステム1は、図1に示すように、車両3に搭載されるボディECU20および照合ECU30と、ユーザが携帯可能な電子キー10と、を備えている。なお、以下では、車両3がハイブリッド車両である場合について説明するが、車両3には特に限定はなく、例えば、電気自動車でもよいし、エンジン車両でもよい。
−スマートエントリーシステムの構成−
図1は、本実施形態に係るスマートエントリーシステム1の概略構成図であり、図2は、電子キー10を模式的に示す斜視図であり、図3は、スマートエントリーシステム1の検知エリアを模式的に示す図である。このスマートエントリーシステム1は、図1に示すように、車両3に搭載されるボディECU20および照合ECU30と、ユーザが携帯可能な電子キー10と、を備えている。なお、以下では、車両3がハイブリッド車両である場合について説明するが、車両3には特に限定はなく、例えば、電気自動車でもよいし、エンジン車両でもよい。
〈ボディECU〉
ボディECU20は、CPU(Central Processing Unit)を中心とするマイクロコンピュータとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)や、一時的にデータを記憶するRAM(Random Access Memory)や、各種データの通信を行う入出力ポート等を含んでいる。ボディECU20は、各ドア5等の開閉状態やロック/アンロック状態を確認するとともに、各ドア5等の開閉や施開錠などを実行するように構成されている。
ボディECU20は、CPU(Central Processing Unit)を中心とするマイクロコンピュータとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)や、一時的にデータを記憶するRAM(Random Access Memory)や、各種データの通信を行う入出力ポート等を含んでいる。ボディECU20は、各ドア5等の開閉状態やロック/アンロック状態を確認するとともに、各ドア5等の開閉や施開錠などを実行するように構成されている。
具体的には、ボディECU20には、各ドア5に設けられたドアロックポジションスイッチ21が検出した各ドア5のロック/アンロック状態を表す信号や、ラゲージコンパートメントドア7に設けられたラゲージドアカーテシランプスイッチ23が検出したラゲージコンパートメントドア7の開閉状態を表す信号や、ドアカーテシランプスイッチ25が検出した各ドア5の開閉状態を表す信号などが入力される。
一方、ボディECU20からは、各ドア5に設けられたドアロックモータ22を正転/逆転させて各ドア5をロック(施錠)またはアンロック(開錠)させるための信号や、ラゲージコンパートメントドア7に設けられたオープンモータ24を駆動させてラゲージコンパートメントドア7のラッチを開放させるための信号や、ワイヤレスドアロックブザー27を吹鳴させるための信号などが出力される。
また、ボディECU20は、CAN通信回線80を介して、照合ECU30や、エンジンや走行用モータを制御するハイブリッドECU40や、車両3に関する各種情報を表示するコンビネーションメータ50と、各種信号やデータの遣り取りを行うように構成されている。具体的には、ボディECU20からは、ドアカーテシランプスイッチ25が検出した各ドア5の開閉状態を表す信号や、ドアロックポジションスイッチ21が検出した各ドア5のロック/アンロック状態を表す信号などが、照合ECU30などへ出力される。一方、ボディECU20には、照合ECU30から、スマートエントリー機能におけるドア5のロック(施錠)命令およびアンロック(開錠)命令や、ラゲージコンパートメントドア7のオープン信号などが入力される。
〈照合ECU〉
照合ECU(車載機)30も、ボディECU20と同様に、CPUを中心とするマイクロコンピュータとして構成されており、ROMやRAMや入出力ポート等を含んでいる。また、照合ECU30は、タイマーTをカウントするタイマー部(図示せず)を有している。なお、ROMには、マスターIDが記憶されている。照合ECU30は、例えば、電子キー10の照合や、アンテナ32,33,34,35,61の制御や、スマートエントリー機能における各ドア5のロック命令およびアンロック命令のボディECU20への出力などを実行するように構成されている。
照合ECU(車載機)30も、ボディECU20と同様に、CPUを中心とするマイクロコンピュータとして構成されており、ROMやRAMや入出力ポート等を含んでいる。また、照合ECU30は、タイマーTをカウントするタイマー部(図示せず)を有している。なお、ROMには、マスターIDが記憶されている。照合ECU30は、例えば、電子キー10の照合や、アンテナ32,33,34,35,61の制御や、スマートエントリー機能における各ドア5のロック命令およびアンロック命令のボディECU20への出力などを実行するように構成されている。
照合ECU30は、車両3のフロントドアハンドル60に設けられた、車室外用アンテナ61と、アンロックセンサ63と、スマートロックセンサ65と、各種データの通信を行うように構成されている。車室外用アンテナ61は、照合ECU30から送信されるリクエスト信号を車室外(車両3の側方)に発信する。駐車状態時に、車室外用アンテナ61からリクエスト信号が約0.25秒毎に定期発信されることで、車両3の側方には、図3の領域Aで示すような検知エリアが形成される。アンロックセンサ63は、ユーザによるフロントドアハンドル60のアンロック操作を検出する一方、スマートロックセンサ65は、ユーザによるフロントドアハンドル60のロック操作を検出する。
フロント車室内用アンテナ32、リヤ車室内用アンテナ33およびラゲージ車室内用アンテナ34は、照合ECU30から送信されるリクエスト信号をそれぞれ車室内のフロント側、車室内のリヤ側およびラゲージコンパートメント内にそれぞれ発信し、これにより、図3の領域B、領域Cおよび領域Dで示すような検知エリアが車室内およびラゲージコンパートメント内にも形成される。また、ラゲージ車室外用アンテナ35は、照合ECU30から送信されるリクエスト信号をラゲージコンパートメントドア7の後方に発信し、これにより、図3の領域Eで示すような検知エリアがラゲージコンパートメントドア7の後方にも形成される。これらに対し、室内チューナー31は、電子キー10から出力されるロック信号やアンロック信号やレスポンス信号を受信し、照合ECU30へ出力するように構成されている。
また、ラゲージエレクトリカルキースイッチ70は、閉じられているラゲージコンパートメントドア7を開放させるためのスイッチであり、当該ラゲージエレクトリカルキースイッチ70のON/OFF信号を照合ECU30へ出力するように構成されている。
〈電子キー〉
電子キー(携帯機)10は、図1および図2に示すように、ロックボタン11と、アンロックボタン12と、メカニカルキー13と、受信部14と、制御部15と、送信部16と、を備えている。ロックボタン(操作部)11は、ドア5の施錠を制御可能な操作部であり、ユーザが通信範囲内でロックボタン11を1回操作する(1回押す)と、電子キー10の固有のIDコードを含むロック信号が照合ECU30へ送信されて、車両3のドア5がロック(施錠)されるように構成されている。一方、アンロックボタン12は、ドア5の開錠を制御可能な操作部であり、ユーザが通信範囲内でアンロックボタン12を操作する(押す)と、IDコードを含むアンロック信号が照合ECU30へ送信されて、開錠許可状態となるように構成されている。メカニカルキー13は、機械的なキーであり、ドア5のキーシリンダ(図示せず)に挿入されることで、ドア5を施錠または開錠することが可能に構成されている。
電子キー(携帯機)10は、図1および図2に示すように、ロックボタン11と、アンロックボタン12と、メカニカルキー13と、受信部14と、制御部15と、送信部16と、を備えている。ロックボタン(操作部)11は、ドア5の施錠を制御可能な操作部であり、ユーザが通信範囲内でロックボタン11を1回操作する(1回押す)と、電子キー10の固有のIDコードを含むロック信号が照合ECU30へ送信されて、車両3のドア5がロック(施錠)されるように構成されている。一方、アンロックボタン12は、ドア5の開錠を制御可能な操作部であり、ユーザが通信範囲内でアンロックボタン12を操作する(押す)と、IDコードを含むアンロック信号が照合ECU30へ送信されて、開錠許可状態となるように構成されている。メカニカルキー13は、機械的なキーであり、ドア5のキーシリンダ(図示せず)に挿入されることで、ドア5を施錠または開錠することが可能に構成されている。
制御部15は、CPUやROMやRAM等を含むマイクロコンピュータであり、受信部14や送信部16を制御可能に構成されている。受信部14は、リクエスト信号を受信するように構成されている一方、送信部16は、受信部14がリクエスト信号を受信すると、IDコードを含むレスポンス信号を発信するように構成されている。
−スマートエントリー機能によるドアの施開錠−
次に、本実施形態のスマートエントリーシステム1における、スマートエントリー機能によるドア5の施開錠について説明する。
次に、本実施形態のスマートエントリーシステム1における、スマートエントリー機能によるドア5の施開錠について説明する。
上記のように構成されたスマートエントリーシステム1では、ドア5を施錠する際には、車室外の通信範囲内にいるユーザが電子キー10のロックボタン11を1回操作する(1回押す)ことで、ドア5が施錠される。より詳しくは、ユーザがロックボタン11を1回操作すると、送信部16からロック信号が発信される。室内チューナー31により受信されたロック信号は照合ECU30へ送信され、照合ECU30でIDの認証が成立すると、照合ECU30からボディECU20へロック命令が出力され、ボディECU20がドアロックモータ22を駆動させることで各ドア5が施錠される。
このようにして、ドア5が施錠されると、車室外用アンテナ61、フロント車室内用アンテナ32、リヤ車室内用アンテナ33、ラゲージ車室内用アンテナ34およびラゲージ車室外用アンテナ35からリクエスト信号が約0.25秒毎に定期発信されることで、図3の領域A〜Eで示すような検知エリアが形成される。
これに対し、ドア5を開錠する際には、ユーザが電子キー10を操作することなく、ドア5の開錠を自動的に行うことができる。すなわち、車両3に近付いたユーザが検知エリア(領域A)内に入ることで、ユーザが携帯する電子キー10の受信部14がリクエスト信号を受信すると、送信部16がIDコードを含むレスポンス信号を返信する。照合ECU30は、室内チューナー31で受信したIDコードと、記憶されたマスターIDとを照合して、IDの認証(所定の条件)が成立すると、車両3のドア5を開錠許可状態とする。このように、車両3のドア5が開錠許可状態となると、ユーザがドア5を開くべくフロントドアハンドル60を握った際に、アンロックセンサ63に手が触れるだけでドア5が自動的に開錠されることになる。
なお、ユーザが検知エリア(領域E)内に入った状態で、ラゲージエレクトリカルキースイッチ70がONになると、照合ECU30からのオープン信号により、ボディECU20がオープンモータ24を駆動させてラゲージコンパートメントドア7のラッチを開放させるようになっている。
このように、本実施形態のスマートエントリーシステム1では、スマートエントリー機能により、ユーザが電子キー10を操作することなく、ドア5の開錠が自動的に行われるので、ユーザは煩わしさを感じることなく、ドア5の開錠を行うことができる。
なお、ドア5の施錠については、ユーザが、フロントドアハンドル60のロック操作を行った(スマートロックセンサ65に1回触れた)場合や、メカニカルキー13をキーシリンダに挿入して回動した場合にも、ドア5が施錠される。
他方、ドア5の開錠については、リクエスト信号が発信されていない場合でも、車室外の通信範囲内にいるユーザが電子キー10のアンロックボタン12を1回操作する(1回押す)と、IDコードを含むアンロック信号が送信部16から送信され、照合ECU30においてIDの認証が成立すると、車両3のドア5が開錠許可状態となり、アンロックセンサ63にユーザの手が触れるだけでドア5が自動的に開錠されることになる。また、メカニカルキー13をキーシリンダに挿入して回動した場合にも、ドア5が開錠される。
−リクエスト信号の送信停止制御−
上述のように、スマートエントリー機能では、電子キー10を携帯するユーザが、検知エリア内に入った場合、換言すると、車両3に近付いた場合にのみ、ドア5が開錠許可状態となるのが通常である。
上述のように、スマートエントリー機能では、電子キー10を携帯するユーザが、検知エリア内に入った場合、換言すると、車両3に近付いた場合にのみ、ドア5が開錠許可状態となるのが通常である。
もっとも、最近では、例えば第三者が中継器を用いて、車両3近傍だけに送信されるリクエスト信号を、車両3から大きく離れた電子キー10(例えば、ユーザの自宅内の電子キー10)に中継することにより、ドア5の開錠等が可能になるリレーアタックという手法を用いた車両盗難が多発している。
ここで、リレーアタックによるドア5の開錠を防止するには、スマートエントリー機能を停止することが、具体的には、照合ECU30と電子キー10との間でリクエスト信号およびレスポンス信号の送受信を停止することが、最も簡単かつ有効な対処法である。このため、例えばロックボタン11を押しながら、アンロックボタン12を2回押すことで、ドア5が施錠されている間のリクエスト信号の発信を停止し、キーバッテリの低下を抑える機能(以下、節電モードともいう)を利用することが考えられる。
もっとも、かかる節電モードでは、ドア5を施錠する際に、ユーザが節電モードの操作を行う必要があるだけでなく、ドア5を開錠する際にも、ユーザが節電モードの解除操作を、具体的には、電子キー10のアンロックボタン12の操作を行う必要があるため、電子キー10の操作を要することなくドア5を開錠することができるという、スマートエントリー機能の利便性を損なうという問題がある。また、節電モードは、ロックボタン11またはアンロックボタン12が誤って押されると、解除されてしまうという問題もある。
そこで、本実施形態に係るスマートエントリーシステム1では、ドア5を施錠する際に必要な電子キー10のロックボタン11の1回操作に併せて、ロックボタン11の追加操作を行うことで、スマートエントリー機能の停止時間を選択することができるようにしている。具体的には、ドア5を施錠する際に、異なる複数の設定時間に対応させた複数の所定操作のうち、いずれかの所定操作がロックボタン11に対して行われた場合に、当該行われた所定操作に対応する設定時間内は、リクエスト信号の送信を停止し、当該設定時間経過後にリクエスト信号の送信停止を解除するように、照合ECU30を構成している。以下、このような構成について詳細に説明する。
先ず、本実施形態のスマートエントリーシステム1では、「異なる複数の設定時間」として、(1)1時間、(2)5時間、(3)10時間、および、(4)実質的に無限の時間(リクエスト信号の送信の完全停止)が設定(ROMに記憶)されている。
また、「異なる複数の設定時間に対応させた複数の所定操作」として、(1’)1時間については、ロックボタン11の6回操作、(2’)5時間については、ロックボタン11の5回操作、(3’)10時間については、ロックボタン11の4回操作、および、(4’)完全停止については、ロックボタン11の3回操作が設定(ROMに記憶)されている。なお、ロックボタン11のn回操作(n=3、4、5、6)とは、ロックボタン11をn回押すことを意味する。
そうして、照合ECU30は、ドア5を施錠する際に、(1’)〜(4’)のいずれかの所定操作がロックボタン11に対して行われた場合に、当該行われた所定操作に対応する設定時間内は、リクエスト信号の送信を停止する。例えば、照合ECU30は、ドア5を施錠する際に、ロックボタン11が3回操作されると、より詳しくは、ロックボタン11が3回操作されてから第1所定時間t1(例えば10秒)が経過すると、リクエスト信号の送信を完全停止する。また、照合ECU30は、ロックボタン11が3回操作されてから第1所定時間t1内に、ロックボタン11が更に1回操作(合計で4回操作)されると、リクエスト信号の送信を10時間停止し、10時間後に送信停止を解除する。
さらに、照合ECU30は、ロックボタン11が3回操作されてから第1所定時間t1内に、ロックボタン11が更に2回操作(合計で5回操作)されると、リクエスト信号の送信を5時間停止し、5時間後に送信停止を解除する。また、照合ECU30は、ロックボタン11が3回操作されてから第1所定時間t1内に、ロックボタン11が更に3回操作(合計で6回操作)されると、リクエスト信号の送信を1時間停止し、1時間後に送信停止を解除する。
なお、ドア5を施錠する際に、ロックボタン11が1回操作されてから第2所定時間t2内に、ロックボタン11が2回操作(合計で3回操作)されなければ、通常のドア5のロック操作と同じであることから、照合ECU30は、リクエスト信号の送信を許可する。
このような構成により、降車するユーザがドア5を施錠する際に、次に乗車するまでの予定時間(例えば5時間10分後)よりも少し短い5時間を選択し、ロックボタン11を5回操作すれば、5時間はリクエスト信号の送信が停止されることになる。これにより、リクエスト信号を中継するリレーアタックによる車両盗難を確実に防止することができる。
特に、例えば午後8時に帰宅したユーザが、ドア5を施錠する際に、ロックボタン11を4回操作すれば、翌朝6時までの10時間はリクエスト信号の送信が停止されることから、盗難が多発する深夜におけるリレーアタックによる車両盗難を確実に防止することができる。また、例えば午前0時に帰宅したユーザが、ドア5を施錠する際に、ロックボタン11を5回操作すれば、盗難が最も多い午前0時から早朝5時までの5時間はリクエスト信号の送信を停止することができ、これにより、リレーアタックによる車両盗難をより確実に防止することができる。
そうして、選択した設定時間が経過した後は、リクエスト信号の送信停止が解除されることから、換言すると、照合ECU30からのリクエスト信号の送信が行われることから、ユーザが予定時間に車両3に近付けば、通常通り、ドア5が開錠許可状態となる。これにより、通常のスマート操作(ユーザがフロントドアハンドル60に設けられたアンロックセンサ63に手を触れる)だけでドア5が自動的に開錠されることから、スマートエントリー機能の利便性を享受することができる。
しかも、ドア5をロックする際に必要な電子キー10のロックボタン11の1回操作に併せて、ロックボタン11を追加操作する(押す回数を増やす)だけで、スマートエントリー機能の停止時間を選択することができるので、ユーザが煩わしさを感じるのを抑えることができる。
なお、ドア5を施錠する際に、ロックボタン11を3回操作すると、リクエスト信号の送信が完全停止されることから、この場合だけは、次回乗車する際に、車外にいるユーザが電子キー10のアンロックボタン12を1回操作しなければならない。もっとも、例えば長期駐車する場合に完全停止を選択すれば、リクエスト信号の送信による駐車中の消費電力を低減することが可能となるので、キーバッテリ等の消耗を抑えることができるというメリットがある。
また、本実施形態のスマートエントリーシステム1では、他の装置や機器等を別途追加することなく、例えば照合ECU30におけるプログラム等の変更のみで、上述した機能を実現することができるので、コストの上昇を抑えることができる。
さらに、第1所定時間t1経過後に、ロックボタン11を誤って押しても、リクエスト信号の送信停止機能が解除されることはないので、リレーアタックによる車両盗難をより一層確実に防止することができる。
以上により、本実施形態のスマートエントリーシステム1によれば、コストの上昇を抑えつつ、スマートエントリー機能の利便性を損なうことなく、リレーアタックによる車両盗難を確実に防止することが可能となる。
−制御フロー−
次に、ドア5を施錠する際に実行される、リクエスト信号の送信停止制御の処理手順を図4のフローチャートに沿って説明する。なお、ENDする際には、当然ドア5の施錠が行われる。
次に、ドア5を施錠する際に実行される、リクエスト信号の送信停止制御の処理手順を図4のフローチャートに沿って説明する。なお、ENDする際には、当然ドア5の施錠が行われる。
先ず、ステップS1では、照合ECU30が、ドア5を施錠する際に、電子キー10のロックボタン11が3回操作されたか否かを判定する。この判定がNOの場合には、ステップS2に進む。
次のステップS2では、照合ECU30が、ロックボタン11が1回操作されてから第2所定時間t2が経過したか否かを判定する。この判定がYESの場合、換言すると、第2所定時間t2が経過することで、ユーザがリクエスト信号の送信を停止する意思がないと判定された場合には、ステップS16に進み、リクエスト信号の送信を許可した後、ENDする。
一方、ステップS2での判定がNOの場合には、再びステップS1に進み、ロックボタン11が1回操作されてから第2所定時間t2が経過するまでに、ロックボタン11が3回操作されれば、ステップS3に進む。次のステップS3では、リクエスト信号の送信停止選択モードとなり、次のステップS4においてタイマーTのカウントを開始した後、ステップS5に進む。
次のステップS5では、照合ECU30が、ロックボタン11が1回操作されたか否かを判定する。この判定がNOの場合には、ステップS6に進む。次のステップS6では、照合ECU30が、タイマーTが第1所定時間t1以上になったか否か、換言すると、ロックボタン11が3回操作されてから第1所定時間t1が経過したか否かを判定する。この判定がYESの場合、換言すると、ロックボタン11が3回操作されてから第1所定時間t1が経過するまでに、ロックボタン11が更に1回操作されなかった場合には、ステップS7に進む。次のステップS7では、照合ECU30が、リクエスト信号送信を完全停止した後、ENDする。
一方、ステップS6での判定がNOの場合には、再びステップS5に進み、ロックボタン11が3回操作されてから第1所定時間t1が経過するまでに、ロックボタン11が更に1回操作されれば、ステップS8に進む。
次のステップS8では、照合ECU30が、ロックボタン11が2回操作されたか否かを判定する。この判定がNOの場合には、ステップS9に進み、照合ECU30が、タイマーTが第1所定時間t1以上になったか否かを判定する。この判定がYESの場合には、ステップS10に進み、照合ECU30が、リクエスト信号の送信停止時間を10時間に設定した後、ENDする。
一方、ステップS9での判定がNOの場合には、再びステップS8に進み、ロックボタン11が3回操作されてから第1所定時間t1が経過するまでに、ロックボタン11が更に2回操作(合計5回操作)されれば、ステップS11に進む。
次のステップS11では、照合ECU30が、ロックボタン11が3回操作されたか否かを判定する。この判定がNOの場合には、ステップS12に進み、照合ECU30が、タイマーTが第1所定時間t1以上になったか否かを判定する。この判定がYESの場合には、ステップS13に進み、照合ECU30が、リクエスト信号の送信停止時間を5時間に設定した後、ENDする。
一方、ステップS12での判定がNOの場合には、再びステップS11に進み、ロックボタン11が3回操作されてから第1所定時間t1が経過するまでに、ロックボタン11が更に3回操作(合計6回操作)されれば、ステップS14に進む。次のステップS14では、照合ECU30が、タイマーTが第1所定時間t1以上になったか否かを判定する。この判定がNOの場合には、再びステップS14に進む。一方、このステップS14での判定がYESの場合には、ステップS15に進み、照合ECU30が、リクエスト信号の送信停止時間を1時間に設定した後、ENDする。
(実施形態2)
本実施形態は、電子キー10のロックボタン11の操作のみならず、スマートロックセンサ65の操作によっても、リクエスト信号の送信停止制御が行われるようにした点が、上記実施形態1と異なるものである。以下、実施形態1と異なる点を中心に説明する。
本実施形態は、電子キー10のロックボタン11の操作のみならず、スマートロックセンサ65の操作によっても、リクエスト信号の送信停止制御が行われるようにした点が、上記実施形態1と異なるものである。以下、実施形態1と異なる点を中心に説明する。
本実施形態では、「異なる複数の設定時間に対応させた複数の所定操作」として、(1”)1時間については、スマートロックセンサ65の6回操作、(2”)5時間については、スマートロックセンサ65の5回操作、(3”)10時間については、スマートロックセンサ65の4回操作、および、(4”)完全停止については、スマートロックセンサ65の3回操作が設定されている。なお、スマートロックセンサ65のn回操作(n=3、4、5、6)とは、スマートロックセンサ65にn回触れることを意味する。
そうして、照合ECU30は、ドア5を施錠する際に、(1”)〜(4”)のいずれかの所定操作がスマートロックセンサ65に対して行われた場合に、当該行われた所定操作に対応する設定時間内は、リクエスト信号の送信を停止する。例えば、照合ECU30は、スマートロックセンサ65が3回操作されてから第1所定時間t1内に、スマートロックセンサ65が更に1回操作(合計で4回操作)されると、リクエスト信号の送信を10時間停止し、10時間後に送信停止を解除する。
なお、ドア5を施錠する際に、スマートロックセンサ65が1回操作されてから第2所定時間t2内に、スマートロックセンサ65が2回操作(合計で3回操作)されなければ、通常のドア5のロック操作と同じであることから、照合ECU30は、リクエスト信号の送信を許可する。
そうして、選択した設定時間が経過した後は、リクエスト信号の送信停止が解除されることから、換言すると、照合ECU30からのリクエスト信号の送信が行われることから、ユーザが予定時間に車両3に近付けば、通常通り、ドア5が開錠許可状態となる。
このように、上記実施形態1と同様、本実施形態でも、ドア5をロックする際に必要なスマートロックセンサ65の1回操作に併せて、スマートロックセンサ65を追加操作する(触れる回数を増やす)だけで、スマートエントリー機能の停止時間を選択することができるので、ユーザが煩わしさを感じるのを抑えることができる。
また、本実施形態でも、他の装置や機器等を別途追加することなく、例えば照合ECU30におけるプログラム等の変更のみで、電子キー10のロックボタン11の操作、または、スマートロックセンサ65の操作によって、リクエスト信号の送信停止制御を行うことができるので、コストの上昇を抑えることができる。
以上により、本実施形態によれば、コストの上昇を抑えつつ、スマートエントリー機能の利便性を損なうことなく、リレーアタックによる車両盗難を確実に防止することが可能となるとともに、ユーザはロックボタン11の操作、または、スマートロックセンサ65の操作を状況に応じて自由に選択することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、実施形態に限定されず、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく他の色々な形で実施することができる。
本発明は、実施形態に限定されず、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく他の色々な形で実施することができる。
上記各実施形態では、設定時間を4つとしたが、これに限らず、設定時間を3つ以下としてもよいし、5つ以上としてもよい。
また、上記各実施形態では、設定時間として、(1)1時間、(2)5時間、(3)10時間、および、(4)完全停止を選択することができるようにしたが、これに限らず、これらと異なる長さの時間を設定時間としてもよい。
さらに、上記各実施形態では、異なる回数のロックボタン11の押し操作(またはスマートロックセンサ65に触れる操作)を「複数の所定操作」としたが、これに限らず、例えば、ロックボタン11の通常の押し操作(またはスマートロックセンサ65に触れる操作)と長押し操作とを組み合わせた操作を「複数の所定操作」としてもよい。
また、上記各実施形態では、リクエスト信号を受信した場合にレスポンス信号を返信する携帯機として電子キー10を用い、操作部としてロックボタン11またはスマートロックセンサ65を用いたが、これに限らず、例えば、携帯機としてスマートフォン(図示せず)を用い、操作部としてスマートフォンの画面上のボタンアイコンを用いてもよい。
このように、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明によると、コストの上昇を抑えつつ、スマートエントリー機能の利便性を損なうことなく、リレーアタックによる車両盗難を防止することができるので、スマートエントリー機能を有するスマートエントリーシステムに適用して極めて有益である。
1 スマートエントリーシステム
3 車両
5 ドア
10 電子キー(携帯機)
11 ロックボタン(操作部)
30 照合ECU(車載機)
65 スマートロックセンサ(操作部)
3 車両
5 ドア
10 電子キー(携帯機)
11 ロックボタン(操作部)
30 照合ECU(車載機)
65 スマートロックセンサ(操作部)
Claims (1)
- リクエスト信号を送信する車載機と、当該リクエスト信号を受信した場合にレスポンス信号を返信する携帯機と、を備え、当該車載機が、受信した当該レスポンス信号に基づいて所定の条件が成立したと判定したときに、車両のドアの開錠を許可するスマートエントリーシステムであって、
上記ドアの施開錠を制御可能な操作部を備え、
上記車載機は、上記ドアを施錠する際に、異なる複数の設定時間に対応させた複数の所定操作のうち、いずれかの所定操作が上記操作部に対して行われた場合に、当該行われた所定操作に対応する設定時間内は、上記リクエスト信号の送信を停止し、当該設定時間経過後に上記リクエスト信号の送信停止を解除するように構成されていることを特徴とするスマートエントリーシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019104325A JP2020197083A (ja) | 2019-06-04 | 2019-06-04 | スマートエントリーシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019104325A JP2020197083A (ja) | 2019-06-04 | 2019-06-04 | スマートエントリーシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020197083A true JP2020197083A (ja) | 2020-12-10 |
Family
ID=73648951
Family Applications (1)
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JP2019104325A Pending JP2020197083A (ja) | 2019-06-04 | 2019-06-04 | スマートエントリーシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2020197083A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023522477A (ja) * | 2020-05-07 | 2023-05-30 | トヨタ モーター ノース アメリカ,インコーポレイティド | キーフォブ通信切断のためのシステム及び方法 |
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-
2019
- 2019-06-04 JP JP2019104325A patent/JP2020197083A/ja active Pending
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