JP2023522477A - キーフォブ通信切断のためのシステム及び方法 - Google Patents

キーフォブ通信切断のためのシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

本明細書で記載するシステム、方法、及び他の実施形態は、キーフォブの制御に関する。 1つの実施形態では、車両に関連付けられたキーフォブは、アンテナと、1つ以上のプロセッサ及び1つ以上のプロセッサに通信可能に接続されたメモリを含む制御回路と、アンテナ及び制御回路に接続された無効化スイッチとを含む。無効化スイッチは、第1の状態でアンテナを制御回路と接続し、第2の状態でアンテナを制御回路から切り離す。【選択図】図2

Description

本明細書に記載の主題は、キーフォブと車両との間の通信を制御するシステム及び方法に関し、特に、送信信号の受信を制限することによって、信号ブースト技術による車両盗難のリスクを低減する機能を有するキーフォブに関するものである。
車両には、所有者がドアの解錠、窓の開閉、ドアの開放、トランクの開放、又は車両のエンジンの始動などの操作を遠隔で実行できるようにする目的で、キーフォブと通信するように構成されるものがある。さらに、一部の車両では、車両の近くにキーフォブが存在することを車両が検出し、これに応じて、所有者がドアハンドルに触れることに基づいてドアのロックを解除するなどの動作の実行を可能にする「キーレスエントリー」を容易にするためにキーフォブを利用している。
このような機能を提供する際に車両がキーフォブと通信するために使用する通信信号は、暗号化されているか、又は周期的に変化する又はローリングコードを使用しているものがあるが、車両/キーフォブシステム間で使用される無線通信に固有の脆弱性を利用する方法が、車両を盗もうとする人々によって開発されている。例えば、車両とフォブの間の無線信号を物理的にブーストする装置により、特定のメーカーの車両とそのフォブの間で、両者が比較的離れている場合でも通信が可能になることが、不正に発見されている。場合によっては、ブースト攻撃により、フォブが家の中で使用されずに保管されているのに、フォブが近くにあると車両に誤認させることで、家の車道に駐車している車両のロックを不正に解除することができる。
1つの実施形態では、通信切断スイッチを有するキーフォブを提供するための例示的なシステム及び方法が開示される。
1つのアプローチにおいて、開示された、車両に関連付けられたキーフォブは、アンテナと、1つ以上のプロセッサと、前記1つ以上のプロセッサに通信可能に接続されたメモリとを含む制御回路と、前記アンテナ及び前記制御回路に接続された無効化スイッチとを備え、前記無効化スイッチは、第1の状態において前記アンテナを前記制御回路に接続し、第2の状態において前記アンテナを前記制御回路から切り離す。
1つの実施形態では、キーフォブは、アンテナと、制御回路と、第1の状態において前記アンテナを前記制御回路と接続し、第2の状態において前記アンテナを前記制御回路から切断するように、前記アンテナと前記制御回路との間に接続された無効化スイッチと、を備えるキーフォブの制御方法が開示される。この方法は、前記アンテナで受信された信号が前記制御回路によって処理されるのを防ぐために、前記無効化スイッチを前記第2の状態に遷移させるために、前記無効化スイッチに接続されたアクチュエータを制御することと、前記第1の状態と前記第2の状態の間で遷移する前記無効化スイッチへの応答を実行するために、電子表示構成要素を制御することと、を含む。
1つの実施形態では、非一時的なコンピュータ可読媒体が開示される。前記コンピュータ可読媒体は、キーフォブを制御するための命令を格納し、前記キーフォブは、アンテナと、第1の状態において前記アンテナを前記制御回路と接続し、第2の状態において前記アンテナを前記制御回路から切断するように、前記アンテナと前記制御回路との間に接続された無効化スイッチと、を備える。前記命令は、1つ以上のプロセッサによって実行されるとき、前記1つ以上のプロセッサに前記開示された機能を実行させ、前記アンテナで受信された信号が前記制御回路によって処理されるのを防ぐために、前記無効化スイッチを前記第2の状態に遷移させるべく、前記無効化スイッチに接続されたアクチュエータを制御する命令と、前記第1の状態と前記第2の状態の間で遷移する前記無効化スイッチへの応答を実行するために、電子表示構成要素を制御する命令と、を含む。
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成する添付の図面は、本開示の様々なシステム、方法、及び他の実施形態を示すものである。図面に示された構成要素の境界(例えば、矩形、矩形のグループ、又は他の形状)は、境界の一実施形態を表すものとして理解されたい。幾つかの実施形態では、1つの構成要素が複数の構成要素として設計されるものであってもよく、又は、複数の構成要素が1つの構成要素として設計されるものであってもよい。幾つかの実施形態では、他の構成要素の内部コンポーネントとして示された構成要素が、外部コンポーネントとして実装されるものであってもよく、その逆であってもよい。さらに、構成要素は縮尺通りに描かれていない場合がある。
本開示された主題に係るキーフォブ及びそれに関連する車両を示す図である。 本開示された主題に係るキーフォブ及び制御回路の例を示す図である。 本開示された主題に係るキーフォブが有利となる例示的な事例を示す図である。 本開示された主題に係るキーフォブが有利となる他の例示的な事例を示す図である。 本開示された主題に係るキーフォブを制御する方法のフローチャートである。
車両とキーフォブとの間の相互作用の制御に関連するシステム、方法及び実施形態が開示される。開示されたシステムは、車両のセキュリティを向上させる複数の利点を提供し、無線通信に固有の脆弱性を悪用する攻撃を緩和する手段を提供し、紛失したキーフォブを発見する手段及びその関連するキーフォブが紛失した場合でも車両を確保するための手段を提供する。
1つの実施形態では、本開示された主題に係るキーフォブは、無線通信用のアンテナと、バッテリによって給電される制御回路と、アンテナと制御回路との間に接続された無効化スイッチと、を含む。アンテナ及び制御回路は、無線トランシーバの機能、すなわち、無線信号を送信及び受信するように動作する機能を提供することができる。制御回路は、例えば、メモリと、1つ以上のプロセッサ/マイクロプロセッサとを含むことができる。メモリは、1つ以上のプロセッサ/マイクロプロセッサによって実行されると、キーフォブがペアリングされている車両との間で様々な信号を送信/受信するなどの機能を実行する1つ以上の命令を含む1つ以上のものを格納することができる。信号には、キーフォブを識別するためのコードワードや識別信号のほか、キーフォブから車両に送信されるコマンドコード(「機能コード」とも呼ばれる)が含まれ、車両にドアの解錠、窓の開放、エンジン始動などの特定の動作を実行させることができる。
無効化スイッチは、2つの状態を有することができる。第1の状態では、無効化スイッチは、アンテナを制御回路に接続し、キーフォブと車両との間で無線通信が行われることを可能にする。第2の状態では、無効化スイッチは、アンテナを制御回路から切り離し、これによって、キーフォブと車両との間の特定のタイプの無線通信を防止する。無効化スイッチは、ユーザが手動で操作してスイッチを第1の状態と第2の状態との間で切り替えることができるボタンやスイッチ又は同種のものの機構を含むことができる。
1つ以上の実施形態では、キーフォブは、無効化スイッチが第1の状態に置かれたときに第1のタイプの表示(例えば、視覚、聴覚、触覚、又はこれらの任意の組み合わせ)を提供するように構成された表示装置を含むことができる。1つ以上の実施形態では、表示装置は、無効化スイッチが第2の状態に置かれたときに、第1のタイプの表示とは異なる第2のタイプの表示を提供するように構成することができる。例えば、第1のタイプの表示が第1の色を有する発光ダイオード(LED)を作動させることである実装では、第2のタイプの表示は、LEDを非作動にすることか、又は第1の色とは異なる第2の色を有するLEDを作動させることとすることができる。第1のタイプの表示が第1の音(例えば、1つのさえずり音)を発することである実装では、第2のタイプの表示は、第2の音(例えば、2つのさえずり音)を発することとすることができる。第1のタイプの表示が単一のブザーである触覚的な実装では、第2のタイプの表示は、2つのブザーとすることができる。
1つ以上の実施形態では、キーフォブは、少なくとも1つの二次通信回路と、二次通信回路と無効化スイッチに接続されたアクチュエータとをさらに含むことができる。二次通信回路は、無効化信号を受信し、これに応答して、アクチュエータを制御して無効化スイッチを開くことが可能な無線通信回路とすることができる。逆に、1つ以上の実施形態では、二次通信回路は、有効化信号を受信し、これに応答して、アクチュエータを制御して無効化スイッチを閉じることができる。
1つ以上の実施形態では、キーフォブは、無効化スイッチと制御回路との間に配置された内部スイッチを含むこともできる。内部スイッチは、キーフォブの筐体内に配置された1つ又は複数の回路素子として実装されるものであってもよく、したがって、手動操作のために直ちにアクセスできないものであってもよい。無効化スイッチと同様に、内部スイッチは、無効化スイッチが制御回路に接続される閉状態と、無効化スイッチが制御回路から切り離される開状態との2つの状態を有することができる。
回路接続の論理により、内部スイッチの開状態は、本質的にアンテナも制御回路から切り離す。したがって、内部スイッチは、本質的に無効化スイッチを上書きし、無効化スイッチの状態にかかわらず、キーフォブを非通信状態に置くことができる。1つ以上の実施形態では、二次通信回路は、以下に詳細に説明するように、特定の条件下で内部スイッチを開状態又は閉状態に置くように制御することができる。
図1を参照すると、キーフォブ100の一実施形態が図示されている。図示の目的のために、キーフォブ100は縮尺通りに描かれていない。キーフォブ100は、キーフォブ100及び車両102が互いに無線通信するように構成されるように、車両102と関連付けられる(すなわち、ペアリング、同期化など)ものであってもよい。例えば、無線通信は、アンテナ160を介して送信/受信される無線信号を通じて行うことができる。キーフォブ100は、キーフォブ100からの信号の送信を制御し、キーフォブ100によって受信された信号を処理する制御回路105を更に含むことができる。
キーフォブ100は、キーレスエントリー機能など、車両102に関連する様々な機能を提供するものであってもよい。例えば、ユーザが車両のドアのロックを解除したりトランクを開けたりしたいとき、ユーザはドアのハンドルに触れることができ、これに応答して、車両102は短距離のチャレンジ信号又は質問信号106を配信することができる。キーフォブ100が質問信号106を検出すると、キーフォブ100は、これに応答して、識別コード信号107を配信することができる。車両102が、質問信号に応答して識別コード信号107を受信すると、車両102は、当該コードが自身に格納されたコード又はローリングコードシステムにおいて生成されたコードと一致することを確認することができる。当該一致は、キーフォブ100(及びおそらく認可されたユーザ)の存在を示し、したがって、車両102は、自動的にドアのロックの解除を進めることができる。
しかしながら、キーレスエントリー機能は、様々な面で攻撃に対して脆弱な無線通信機能の一種である。例えば、「ブースト攻撃」と呼ばれる1つの既知の攻撃では、不正な個人が、例えばドアハンドルに触れることによって車両102に質問信号を配信させ、1つ以上の増幅器108を使用して信号の範囲をブーストさせることができる。この攻撃では、許可されたユーザが滞在している近くの構造物(例えば、家、店舗、又はレストラン)の中にキーフォブ100が位置していたとしても、ブーストされた信号がキーフォブ100に到達し、これに応答して、キーフォブ100に識別コード信号107を配信させることが可能である。不正な個人は、増幅器108を使用してキーフォブ100からの識別コード信号107を車両102に届くようにブーストするか、識別コード信号107を傍受して車両102に再送信するかのいずれかである可能性がある。いずれの場合も、車両102を欺いてキーフォブ100が存在するかのように応答させるという目的が達成され、車両102に不正な動作、すなわちドアの解錠を実行させることができる。
図2は、ブースト攻撃の成功の可能性を大幅に減少させる特徴を備えたキーフォブ100及び制御回路105の実施形態を示す。キーフォブ100は、制御回路105及びアンテナ160に接続された無効化スイッチ150を含む。無効化スイッチ150は、第1の状態(例えば、閉状態)において、アンテナ160を制御回路105に接続する。第2の状態(例えば、開状態)において、無効化スイッチ150は、アンテナ160を制御回路105から切り離す。アンテナ160が制御回路105から切り離されると、制御回路105は、車両102からの質問信号106を検出することも、又は受信することもなくなる。したがって、不正な個人がブースト攻撃を試みたとしても、無効化スイッチ150が開状態であれば、制御回路105が質問信号106を検出しないため、攻撃によってキーフォブ100が識別コード信号107を発信することはない。
1つ以上の実施形態では、無効化スイッチ150は、無効化スイッチ150を開状態又は閉状態に置くために、ユーザが手動で操作し得るユーザアクセス可能なスイッチ機構(例えば、押しボタンスイッチ、スライドスイッチ、トグルスイッチ、回転スイッチ等)として実装される。以下でさらに議論されるように、制御回路105は、アンテナ160と制御回路105との間の接続に関するキーフォブ100の現在の通信状態をユーザに通知する表示構成要素170を含むことができる。
手動制御に加えて、1つ以上の実施形態では、特定の状況、例えば、後述するように、自動自己無効制御設定又は二次通信回路180によって受信された二次通信信号に基づいて、制御回路105は、無効化スイッチ150を開状態又は閉状態に自動的に移行させるために、アクチュエータ140を制御することができる。
図2に示すように、制御回路105は、1つ以上のプロセッサ110、第1の通信回路115、メモリ装置120、表示構成要素170、第2の通信回路180、内部スイッチ152、及びインタフェース185を含む複数の要素を備えることができる。異なる実施形態及び構成において、実装によっては、制御回路105が図2に示される要素のすべてを含む必要が無くてもよいことを理解されたい。例えば、1つ以上の実施形態は、二次通信回路180又は他の要素を省略してもよい。開示された主題の異なる実施形態では、図2に示された様々な要素の異なる組み合わせを持つ制御回路105を含むことができる。さらに、簡潔さの目的のために、本開示は、開示された主題に最も関連する要素に焦点を当てている。したがって、現実の実装では、制御回路105は、装置の機能性を提供するために必要とされる、図2に示されるものに対する追加の要素、例えば、電池、回路要素などを有することができる。加えて、ある構成の元で様々な要素が制御回路105内に配置されているように示されているが、これらの要素の1つ以上が、制御回路105内において異なる構成で配置できことを理解されたい。
さらに、図示の単純化及び明確化のために、適切な場合には、対応する又は類似の要素を示すために、異なる図面の間で符号が繰り返し使用されていることを理解されたい。議論では、本明細書に記載された実施形態の徹底的な理解を提供するために、多数の具体的な詳細を概説している。しかしながら、当業者であれば、本明細書に記載される実施形態は、これらの要素の様々な組合せを用いて実施されるものであってもよいことが理解されるであろう。
図2を参照すると、制御回路105は、プロセッサ110を含むものとして示されている。様々な実装において、プロセッサ110は、機械可読命令を実行して、他の電子デバイスを制御し又は制御を行わせることのできる様々な電子出力をそこから得ることのできる、マイクロプロセッサ、ASIC、複数のプロセッサ/マイクロプロセッサ、又は他の演算構成要素などの電子デバイスである。
1つの実施形態では、制御回路105は、制御モジュール122と無効化モジュール124とを格納するメモリ120を備える。メモリ120は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ、又はモジュール122及び124を記憶するための他の適切なメモリである。モジュール122及び124は、例えば、プロセッサ110によって実行されると、本明細書に開示される様々な機能をプロセッサ110に実行させるコンピュータ読み取り可能な命令である。様々な実施形態において、モジュール122及び124は、ハードウェアロジック、ASIC、プロセッサ110のコンポーネント、電子メモリ内に埋め込まれた命令などを含むがこれらに限定されない、様々な形態で実装することができる。
制御モジュール122は、一般に、例えば、コードワード又は識別コードの生成、識別コード信号の車両への配信、インタフェース185(ボタン等)から受信した入力の処理及び応答、コマンドコード(例えば、ドアのロック解除、トランクの開放等のコード)を車両に送信するための通信回路115の制御、車両から受信した信号の処理等の、キーフォブ100の基本機能動作を実行すべくプロセッサ110を制御するように機能する命令を含んで構成されている。
無効化モジュール124は、一般に、プロセッサ110に対して、とりわけ、アンテナ160が少なくとも閾値時間の間は車両から信号を受信していないと判断し、これに応答して、アクチュエータ140に無効化スイッチ150を開状態に移行させるように機能する命令を含めて構成することが可能である。このように、1つ以上の実施形態において、無効化モジュール124は、選択的に自動無効化機能を実装することができる。
例えば、1つ以上の実施形態において、無効化モジュール124は、キーフォブ100がまだ車両102内にあるか、又は車両102近傍の限られた範囲内にあるかを判断するために、車両102にピングすることができる。車両102が設定時間内にピング信号に応答しない場合、及び/又は設定数のピングの後に応答しない場合、無効化モジュール124はアクチュエータ140に対して、無効化スイッチ150を開状態に遷移させることができる。所有者が車両102を離れ、アンテナ160との接続を解除するのを忘れた後、キーフォブ100はこのようにして、潜在的にブーストされた信号をアンテナ160が受信することを自動的に無効にできる。1つ以上の実施形態において、この自動無効化機能は、ユーザの好みに応じて有効化又は無効化することができる。
1つ以上の実施形態において、無効化スイッチ150のユーザアクセス可能部分は、無効化スイッチ150のユーザアクセス可能部分を操作することによって、無効化モジュール124がアクチュエータ140に無効化スイッチ150を閉状態から開状態に移行させることでアンテナ160を無効化する前に、キーフォブ100が車両102外にあるかどうかを判断するために、まず無効化モジュール124への要求を開始するように、アクチュエータ140の間接制御として実施することが可能である。アンテナ160の係合解除前にキーフォブ100が車両102の外にあることを確認することにより、ユーザがまだ車両内にいる間にキーレスエントリー機能が意図せずに無効になることを防ぎ、キーフォブ100が車両102内にロックされたり走行中の車両内に残されたりすることを防ぐことができる。
制御回路105は、制御回路105が二次無線信号を受信することを可能にする二次通信回路180を含むこともできる。二次通信回路180は、例えば、インターネットプロトコル(IP)、近距離無線通信(NFC)、Bluetooth(登録商標)(BT)、Bluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)、超広帯域(UWB)、Wifi、無線自動識別装置(RFID:radio-frequency identification)、又は他の通信方法などによる二次通信プロトコルによって通信するように構成することができる。
1つ以上の実施形態では、キーフォブ100は、二次通信プロトコルの下で直接アドレス割り当てができる。例えば、製造された各キーフォブ100に、二次通信プロトコル内で固有のアドレスを割り当てることができる。1つ以上の実施形態において、キーフォブ100は、二次通信プロトコルの下でアドレスを割り当てられていないが、二次通信プロトコルを介して符号化されたコマンド信号を受信するように構成された状態である。したがって、いずれの場合も、二次通信回路180は、第2のアンテナ190によって検出された信号を処理し、それによって二次通信プロトコルを介して受信された無効化コードを検出することができる。
二次通信回路180は、さらに、内部スイッチ152に接続することができる。内部スイッチ152は、無効化スイッチ150及び制御回路105に接続されている。1つ以上の実施形態において、内部スイッチ152は、制御回路105の通信ゲートウェイ、例えば、第1通信回路115に接続される。第1の状態(例えば、閉状態)では、内部スイッチ152は、無効化スイッチ150を接続し、ひいてはアンテナ160を制御回路105の残りの部分に接続する。第2の状態(例えば、開状態)では、内部スイッチ152は、無効化スイッチ及びアンテナ160を制御回路105の残りの部分から切り離す。
内部スイッチ152は、二次通信回路180によって制御することができる。例えば、二次通信回路180は、第2のアンテナ190を介して信号を受信し、これに応答して内部スイッチ152を開状態にすることができる。内部スイッチ152が開状態の間、キーフォブ100は、アンテナ160を介して信号を受信することは無い。
このように、アンテナ160は、所有者が手動で無効化スイッチ150を開くこと、無効化モジュール124が自動でアクチュエータ140を制御して無効化スイッチ150を開くこと、又は二次通信回路180が遠隔で内部スイッチ152を開くこと、を含む様々な方法で、制御回路105から切り離されることができる。
制御回路105は、無効化スイッチ150及び/又は内部スイッチ152の状態(例えば、開状態/閉状態)の表示を提供する表示構成要素170も含むことができる。表示構成要素170は、視覚的表示、可聴的表示、触覚的表示、又はそれらの任意の組合せを提供することができる。
例えば、1つ以上の実施形態において、表示構成要素170は、無効化スイッチ150が開状態のときにオンになり、無効化スイッチが閉状態のときにオフになるように構成された発光ダイオード(LED)を含むことができる。別の実施形態では、表示構成要素170は、無効化スイッチ150が開状態に遷移するときに第1のビープ音又はさえずり音のパターン(例えば、1つのビープ音)を発し、無効化スイッチ150が閉状態に遷移するときに第2のビープ音又はさえずり音のパターン(例えば、2つのビープ音)を発するよう構成されたスピーカを含むことが可能である。さらに別の実施形態では、表示構成要素170は、無効化スイッチ150が開状態に遷移するときに第1のパターン(例えば、1つのブザー)で振動し、無効化スイッチ150が閉状態に遷移するときに第2のパターン(例えば、2つのブザー)で振動するように構成された小型モータを含むことができる。さらに別の実施形態では、表示構成要素170は、表示装置の組み合わせ(例えば、LEDとモータ、LEDとスピーカ、スピーカとモータなど)を含むことができる。
1つ以上の実施形態では、表示構成要素170は、無効化スイッチ150の状態と内部スイッチ152の状態とを比較して、別個の表示を提供することができる。例えば、1つ以上の実施形態では、表示構成要素170は、無効化スイッチに関連する第1の色のLED(例えば、青色)と、内部スイッチ152に関連する第2の色のLED(例えば、赤色)とを含むことができる。
図2の制御回路105に戻ると、一実施形態では、制御回路105は、データベース130として実装されるものであってもよいデータ格納部130を含む。データベース130は、一実施形態では、メモリ120に格納されるものであってもよい電子データ構造であり、格納データを分析する、格納データを提供する、格納データを整理するなどのためにプロセッサ110によって実行可能なルーチンで構成されている。このように、一実施形態では、データベース130は、様々な決定を実行する際にモジュール122及び124によって使用されるデータを格納する。一実施形態では、データベース130は、静的又は生成された識別コード132及びコマンドコード134を含むデータを格納する。
上述した特徴により、開示されたキーフォブ100は、従来のキーフォブが特に脆弱になるようないくつかの状況において、攻撃に対する障壁を形成することができる。例えば、図3は、キーフォブ100を紛失してしまった場面300(例えば、店舗内、市場内又は同種のもので不注意に落とした場面)を例示するものである。従来のキーフォブを紛失した場合、不正なユーザがそれを拾い、駐車場に向かい、キーフォブのボタンを繰り返し押して、関連付けられた車両を応答させようとすることに対して脆弱である。関連付けられた車両の所在を発見すると、不正なユーザは車両を解錠して中に入り、他のセキュリティ手段(例えば、ハンドルロック)が存在しない限り、比較的容易に車両を盗むことができる。
これとは対照的に、本開示されたキーフォブ100は、関連付けされた車両に応答しないように通信状態として遠隔に位置しているものであり、それによって、不正なユーザがキーフォブ100を使用して車両の位置を特定及び/又は車両に入ることを防止することができる。例えば、キーフォブ100の製造者(又は第三者機関)は、キーフォブ100の所有者が、キーフォブ100を紛失したことを発見したときに、内部スイッチ152を遠隔で開くことができるサービスを提供することが可能である。当該サービスは、サービスに加入する各キーフォブ100に対して固有の識別子を割り当てることができる。当該サービスは、例えば、ユーザ(所有者)をキーフォブと、携帯電話、タブレット、腕時計、ラップトップなどの登録された無線通信デバイスと関連付ける安全なアカウントに、ユーザが登録できるサーバ320をさらに含むことができる。
ユーザがキーフォブ100を紛失したとき、ユーザは、安全なアカウントを使用してサーバ320にログインし、検索及び無効化要求を提出することができる。要求は、紛失したフォブに関連する識別子330を含むことができる。サーバ320は、リクエストに対処する前に、1つ又は複数種類のセキュリティ照合を要求することができる。セキュリティ照合が完了した後、1つ以上の実施形態では、サーバ320は、識別子330を、他の参加ユーザ340、350に登録されたデバイスに対して配信することができる。キーフォブ100が直接アドレス指定可能である実施形態では、サーバ320は、二次通信プロトコルを用いて、キーフォブ100に対する符号化された無効化コマンドの直接送信を試みることができる。キーフォブ100が、キーフォブ100に関連するキーフォブ識別子330を伴う符号化された無効化コマンドを直接受信すると、二次通信回路180は、内部スイッチ152を開くことによって応答する。
内部スイッチ152は、一旦開くと、不正なユーザによって手動で閉じることができない。内部スイッチ152が開状態の間、キーフォブ100は、関連付けられた車両とアンテナ160を介して通信せず、それによって、不正ユーザがキーフォブ100を使用して関連車両を見つけ、又は解錠することを防止することができる。キーフォブ100が発見されるか、又は所有者に戻ると、所有者は、再びサーバ320にログインし、必要な本人照合を完了し、内部スイッチ152を閉じさせるための有効化信号を二次通信回路180に対して送信する要求を提示し、それによってキーフォブ100を通常の動作状態に回復させることが可能である。
図3を引き続き参照すると、キーフォブ100が直接アドレス指定可能でない場合、又はサーバ320がキーフォブ100に到達できない場合、サーバ320は、参加ユーザ340、350に属する登録済みワイヤレス通信デバイスに対して、符号化された検索信号及び無効化信号を配信することができる。登録された無線通信機器(例えば、キーフォブ、携帯電話、時計、タブレットなど)は、サーバ320から符号化された検索信号及び無効化信号を受信し、信号を再配信することができる。例えば、参加ユーザ350に属するキーフォブ360は、キーフォブ100の識別コードと無効化コマンドを運ぶ符号化信号を受信し、これに応答して、信号を配信してもよい。
参加ユーザ350がキーフォブ100の通信可能範囲内を通過すると、二次通信回路180は、キーフォブ360から配信される符号化信号を受信することができる。これに応答して、キーフォブ100の二次通信回路180は、二次通信プロトコルを用いて第2のアンテナ190を介して確認信号を配信し、内部スイッチ152を開き、それによってアンテナ160を制御回路105から切り離すことができる。
1つ以上の実施形態では、二次通信回路180は、確認信号を周期的に配信し続けることができる。この状態では、キーフォブ100はもはやブースト攻撃に対して脆弱ではなく、車両の位置確認、ロック解除、及び運転に使用できず、確認信号を検出する通過中の登録されたデバイスによって検出されることができる。登録されたデバイスは、今度は、確認信号の受信をサーバ320に報告することができ、サーバ320は、キーフォブ100の状態を所有者に通知することができる。1つ以上の実施形態では、登録されたデバイスがGPS受信機を備えている場合、登録されたデバイスは、確認信号が最初に受信された位置又はおおよその位置もサーバ320に報告することができる。それによって、所有者は、キーフォブ100を探すための大体の領域を通知される。
前述したように、アンテナ160は内部スイッチ152によって制御回路105から切り離されているので、無効化スイッチ150はアンテナ160を制御回路105に再接続するために使用することはできない。キーフォブ100が発見されるか、所有者に戻ると、所有者はサーバ320にログインし、キーフォブ100が所有者の手に戻ったことを確認し、サーバ320に、キーフォブアドレスと有効コマンドを含む符号化信号を配信して二次通信回路180に内部スイッチ152を閉じさせ、それによってアンテナ160を制御回路105に再び接続してキーフォブ100の通常の動作機能を回復させることを要求することができる。
図4は、本開示されたキーフォブ100の特徴が、従来のキーフォブが攻撃に対して脆弱である状況において防御バリアを提供することができる別の例示シナリオ400を示す。例示的シナリオ400では、キーフォブ100は家410の内部に置かれているが、キーフォブ100に関連付けられた車両102は家410の外側の近くに駐車されたままである。例えば、夜のために所有者が落ち着いていて、キーフォブ100をスタンド、カウンターなどの上に置いたままにしている場合がある。この設定において、従来のキーフォブはブースト攻撃に対して特に脆弱(例えば、夜中に)であるが、キーフォブ100は攻撃に対抗するためにいくつかの選択肢を提供することができる。
まず、キーフォブ100の所有者は、車両を出る際にキーフォブ100の無効化スイッチ150を手動で開き、それによって、キーフォブ100が関連付けられた車両から信号を受信したり車両102に信号を送信したりするのを防止することができる。無効化スイッチ150を開くと、表示構成要素170は、キーフォブ100の通信状態の表示(例えば、さえずり音と青色LEDの点灯)を提供することになる。無効化スイッチ150が開状態の間、キーフォブ100は、ブースト攻撃又は信号に基づいた同様の攻撃に対して著しく向上した耐性を示すことになる。
所有者が車両102を再び運転する準備ができたとき、所有者は、キーフォブ100の通信可能な状態の表示を確認し、これに応答して、無効化スイッチ150を閉じることができる。無効化スイッチ150を閉じると、表示構成要素170は、キーフォブ100の通信可能な状態の表示(例えば、2つのさえずり音及び青色LEDの消灯)を再び提供することになる。無効化スイッチ150を閉じると、アンテナ160が制御回路105と再接続され、所有者が車両102のロックを解除し、その他にも車両102と関連してキーフォブ100の通常の動作機能を利用することができるようになる。
第2の選択肢として、1つ以上の実施形態において、無効化モジュール124は、例えば、関連付けられた車両102にピングすることを試み、閾値の時間経過後又は試みたピングの回数後に応答を受信しないことに基づいて、無効化スイッチ150を開くためにアクチュエータ140を自動的に制御することができる。1つ以上の実施形態において、この機能は、ユーザの好みの設定として作動又は解除することができる。例えば、所有者が車両102を降りた後に無効化スイッチ150を手動で開くことを忘れる傾向がある場合、この機能は、無効化スイッチ150を自動的に開くために利用することが可能である。
手動操作と同様に、ブースト攻撃耐性が向上し、表示構成要素170は、無効化スイッチ150が開状態であることを示す表示を提供することになる。したがって、所有者が単に家410に入り、キーフォブ100を置いてそのままにした場合、キーフォブ100はブースト攻撃から自動的に防御し、所有者にその通信状態を通知することができる。
第3の選択肢として、1つ以上の実施形態において、ホームセキュリティシステム、無線コンピューティング装置、車両システムなどの外部システムが、キーフォブ100アドレス及び無効化コマンドを含む符号化された信号を配信するようにスケジュールすることができる。図4に示す1つの実装では、例えば、ホームセキュリティシステム420は、毎晩午後11時に二次通信プロトコルを介してキーフォブ100のアドレスに符号化信号430を送信するようにプログラムされることが可能である。符号化信号430を受信すると、二次通信回路はアクチュエータ140を制御して無効化スイッチ150を開き、その結果及び成果は、最初の2つの選択肢で上述したように続くこととなる。
このように、本開示されたキーフォブ100は、特定の信号の基づいた攻撃からキーフォブ100を防御するための手動、自動、及び遠隔を含む様々な方法を提供することによって、従来のキーフォブよりもセキュリティ、安心感、及び実用性における多数の改善を提供することができる。
1つ以上の実施形態では、制御回路105は、アンテナ160の接続状態に基づいて、可能な出力信号を制限するように構成され得ることを理解されたい。例えば、1つ以上の実施形態において、無効化スイッチ150が開いているとき、制御モジュール122は、通信回路に、関連付けられた車両102からの存在確認信号に応答する存在信号を出力させるように制限することができる。この態様では、キーフォブ100が車両の内部にあり、通信回路115が車両102からの存在確認信号を直接検出する(すなわち、回路がアンテナ160を使用せずに信号を検出する)場合、キーフォブ100は、キーフォブ100が車両の内部にあることを車両102に示すよう応答することができる。このような限定的な動作により、キーフォブ100は、キーフォブ100が車両内にロックされることを防止することに関連する従来の機能を依然として提供することができる。
図5は、本開示されたキーフォブ100の動作に関連付けられた例示的な方法500のフローチャートを示している。本方法500は、図1~4に示された開示されたキーフォブ100の観点から議論される。方法500は、キーフォブ100との組み合わせにより論じられるが、方法500は、方法500を実施するキーフォブシステムの種類の一例に過ぎないキーフォブ100内に実装されることに限定されるものではないことを理解されたい。さらに、当業者であれば、方法500は、開示された実施形態の実装のための単なる一例の方法であることを認識するであろう。与えられた設定又は状況における実装に従って、異なるバリエーションが構築されてもよい。
動作505で、キーフォブ100は信号を受信する。動作510において、制御回路105(例えば、制御モジュール122)は、信号が一次通信プロトコルで符号化され、キーフォブ100に向けられた有効な信号であるか否かをチェックする。例えば、制御モジュール122は、関連付けられた車両102から信号が送信されたことを検証するために必要な識別子及び/又はコードを含むか否かを判断することができる。
信号が有効であり、一次通信プロトコルで符号化されている場合、動作515で制御回路105(例えば、制御モジュール122)は信号を処理し、対応する応答(例えば、車両102からの存在確認信号への応答)を実行する。その後、動作560で処理を終了する。
信号が一次通信プロトコルで符号化された有効な信号ではない場合、動作520において、制御回路(例えば、二次通信回路180)は、信号がキーフォブ100に向けられた二次通信プロトコルで符号化された有効な信号であるか否かを判断する。例えば、1つ以上の実施形態において、キーフォブ100が二次通信プロトコルの下でアドレス指定可能である場合、二次通信回路180は、信号がキーフォブ100のための正しいアドレスを含むかどうかを判定することができる。他のセキュリティ、ID及び検証チェックは、信号のチェックに使用されるものであってもよい。二次通信回路180が、信号が二次通信プロトコルで符号化された有効な信号でないと判断した場合、信号は無視され、プロセスは動作560で終了する。
二次通信回路180は、信号が二次通信プロトコルで符号化された有効な信号であると判断した場合、動作525において、信号が無効化スイッチ150を開くコマンドを含んでいるか否かを判断する。
二次通信回路180が、信号が無効化コマンド(例えば、ホームセキュリティシステムから受信した)を含むと決定した場合、動作530において、制御回路105は無効化スイッチ150を開放する。例えば、無効化モジュール124は、無効化スイッチ150を第1の状態(閉状態)から第2の状態(開状態)へ遷移させるようにアクチュエータ140を制御することができる。
動作535において、制御回路105(例えば、無効化モジュール124)は、無効化スイッチ150が第1の状態と第2の状態との間を遷移することに対する表示応答を実行するために、表示構成要素170を制御する。例えば、1つ以上の実施形態において、表示構成要素170は、視覚表示器(例えば、LED)を含む電子表示構成要素である。この場合、無効化モジュール124は、無効化スイッチがアンテナを制御回路と接続するときに、視覚表示器を第1の視覚状態(例えば、青色光の点灯)に遷移させ、無効化スイッチがアンテナを制御回路から切り離すときに視覚表示器を第1の視覚状態とは異なる第2の視覚状態(例えば、青色光の消灯)に遷移させ、無効化スイッチ遷移に対する反応を実行することができる。その後、処理は動作560で終了する。
二次通信回路180が、信号が無効化コマンドを含んでいないと判断した場合、動作540において、二次通信回路180は、信号が内部スイッチ152を開放するための有効なオーバーライドコマンドを含んでいるか否かを判断する。二次通信回路180が、信号が有効なオーバーライドコマンドを含まないと判断した場合、動作560において、信号は無視され、プロセスは終了する。
二次通信回路180が、信号が有効なオーバーライド信号を含むと決定した場合、動作545において、二次通信回路180は、内部スイッチ152を第1の状態(閉状態)から第2の状態(開状態)へ遷移させる。内部スイッチ152を開くと、無効化スイッチ150及びアンテナ160が制御回路105から切断され、それによって無効化スイッチ150の機能が上書きされ、キーフォブ100が一次通信プロトコルを参照して非通信状態に置かれる。
動作550において、制御回路105は、二次表示応答を実行することができる。1つ以上の実施形態では、二次表示応答は、上述したように、無効化スイッチ150に関連する表示応答と異なる。
動作555において、制御回路105(例えば、二次通信回路180)は、内部スイッチ152が開放されたことを示す確認信号を送信することができる。処理は、動作560で終了する。
したがって、本開示されたキーフォブ100は、キーフォブ100を非通信状態にする複数の方法を可能にする機能を組み込むことによって、ブースト攻撃に対する障壁を有利に高めることができる。したがって、本開示された実施形態は、不正な個人が無線通信コマンドに内在するある種の脆弱性をうまく利用する可能性を大幅に低減する。
上述した構成に加えて、図1からのキーフォブ100は、個別の集積回路及び/又はチップを有する様々な配置で構成することができることを理解されたい。そのような実施形態では、制御モジュール122及び無効化モジュール124はそれぞれ、個別の集積回路上に具現化することができる。当該回路は、別個の回路間の信号の通信を提供するために、接続経路を介して接続されることができる。もちろん、別個の集積回路が議論されているが、様々な実施形態において、回路は共通の集積回路基板に集積されるものであってもよい。さらに、集積回路は、より少なく集積された回路に結合されてもよいし、より多く集積された回路に分割されてもよい。別の実施形態では、モジュール122及び124は、別個の特定用途向け集積回路に結合されるものであってもよい。さらなる実施形態において、モジュール122及び124に関連付けられる機能の一部は、プロセッサによって実行可能なファームウェアとして具現化され、非一過性のメモリに格納されるものであってもよい。さらなる実施形態では、モジュール122及び124は、プロセッサ110のハードウェアコンポーネントとして統合される。
別の実施形態では、説明された方法及び/又はその等価物は、コンピュータ実行可能な命令で実施される。したがって、一実施形態では、非一時的なコンピュータ可読媒体は、機械(例えば、プロセッサ、コンピュータなど)によって実行されると、機械(及び/又は関連するコンポーネント)に方法を実行させるコンピュータ実行可能命令が格納されて構成されている。
説明を簡単にする目的で、図示された方法論は、一連のブロックとして示され、説明されているが、いくつかのブロックは、図示され、説明されたものとは異なる順序で、及び/又は他のブロックと同時に起こることがあるので、方法論(例えば、図5の方法500)は、ブロックの順序によって制限されないことが理解されよう。さらに、例示されたブロックのすべてよりも少ないものが、例示された方法論を実施するために使用されるものであってもよい。ブロックは、組み合わせたり、複数の構成要素に分離したりすることができるものであってもよい。さらに、追加的及び/又は代替的な方法論は、図示されていない追加のブロックを採用することができる。
先に説明したように、キーフォブ100は、1つ以上のプロセッサ110を含むことができる。1つ以上の配置において、1つ以上のプロセッサ110は、キーフォブ100のメインプロセッサとすることができる。例えば、1つ以上のプロセッサ110は、電子制御ユニット(ECU)とすることができる。キーフォブ100は、1つ又は複数のタイプのデータを格納するための1つ又は複数のデータストアを含むことができる。 データストアは、揮発性メモリ及び/又は不揮発性メモリを含むことができる。適切なデータストアの例は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、ROM(Read Only Memory)、PROM(Programmable Read-Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read-Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、レジスタ、開示データを記憶するために適した他の記憶媒体、又はそれらの任意の組合せを含む。データストアは、1つ以上のプロセッサ110の構成要素とすることができ、又はデータストアは、1つ以上のプロセッサによって使用されるために1つ以上のプロセッサ110に動作可能に接続されることができる。本明細書を通じて使用される「動作可能に接続された」という用語は、直接的な物理的接触を伴わない接続を含めた、直接的又は間接的な接続を含むことができる。
詳細な実施形態が本明細書に開示されている。しかしながら、開示された実施形態は、例示としてのみ意図されていることを理解されたい。したがって、本明細書に開示された特定の構造的及び機能的な詳細は、限定的に解釈されるものではなく、単に特許請求の範囲の根拠として、及び実質的に適切に詳述された構造において本明細書の態様を様々に採用することを当業者が教えるための代表的根拠として解釈されるものである。さらに、本明細書で使用される用語及び語句は、限定することを意図したものではなく、むしろ、可能な実施態様の理解しやすい説明を提供するためのものである。様々な実施形態が図1~図5に示されているが、本実施形態は、図示された構造又は用途に限定されるものではない。
図中のフローチャート及びブロック図は、様々な実施形態によるシステム、方法、及びコンピュータプログラム製品の可能な実装のアーキテクチャ、機能性、及び動作を示すものである。この点に関して、フローチャート又はブロック図の各ブロックは、1つ以上の指定された論理機能を実施するための1つ又は複数の実行可能な命令を構成する、コードのモジュール、セグメント、又は部分を表すものであってもよい。また、いくつかの代替的な実装では、ブロックに記された機能は、図に記された順序とは異なって発生するものであってもよいことに留意されたい。例えば、連続して示された2つのブロックは、実際には、実質的に同時に実行されるものであってもよく、ブロックは、関係する機能に応じて、時には逆の順序で実行されるものであってもよい。
上述したシステム、コンポーネント及び/又はプロセスは、ハードウェア又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせで実現することができ、1つの処理システムで集中的に実現することも、異なる要素が複数の相互接続された処理システムにまたがって広がる分散型方式で実現することも可能である。本明細書に記載された方法を実施するために適合されたあらゆる種類の処理システム又は別の装置が適している。ハードウェアとソフトウェアの組み合わせは、ロードされて実行されるとき、本明細書に記載される方法を遂行するように処理システムを制御するコンピュータ使用可能なプログラムコードを有する処理システムとなり得る。システム、構成要素、及び/又はプロセスはまた、機械によって読み取り可能な、コンピュータプログラム製品又は他のデータプログラム記憶装置などのコンピュータ可読記憶装置に埋め込むことができ、本明細書に記載の方法及びプロセスを実行するために機械によって実行可能な命令のプログラムを明白に具現化することができる。これらの要素はまた、本明細書に記載された方法の実施を可能にするすべての機能を備え、処理システムにロードされるとこれらの方法を実施することができるアプリケーション製品に組み込むことができる。
さらに、本明細書に記載された仕組みは、そこに具現化された、例えば格納されたコンピュータ可読プログラムコードを有する1つ以上のコンピュータ可読媒体に具現化されたコンピュータプログラム製品の形態をとるものであってもよい。1つ以上のコンピュータ可読媒体の任意の組合せが利用されるものであってもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体であってもよいし、コンピュータ可読記憶媒体であってもよい。「コンピュータ可読記憶媒体」という語は、非一時的な記憶媒体を意味する。コンピュータ可読媒体は、不揮発性媒体、及び揮発性媒体を含むが、これらに限定されない形態をとるものであってもよい。不揮発性媒体としては、例えば、光ディスク、磁気ディスクなどを含むものであってもよい。揮発性媒体としては、例えば、半導体メモリ、ダイナミックメモリ等を含むものであってもよい。このようなコンピュータ可読媒体の例としては、フロッピー(登録商標)ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、その他の磁気媒体、ASIC、CD、その他の光媒体、RAM、ROM、メモリチップ又はカード、メモリスティック、及びコンピュータ、プロセッサ又はその他の電子装置が読み取り可能なその他の媒体を含むものであってもよいが、これらに限定されるものではない。本明細書の文脈では、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置、又はデバイスによって、又はそれらに関連して使用するためのプログラムを格納することができる任意の有形媒体であってもよい。
以下は、本明細書で採用される選択された用語の定義を含む。当該定義は、用語の範囲内に入る構成要素の様々な例及び/又は形態を含み、様々な実装に使用されるものであってもよい。例示は、限定することを意図していない。用語の単数形及び複数形の両方が、定義内に含まれるものであってもよい。
「1つの実施形態」、「一実施形態」、「1つの例」、「一例」等への言及は、そのように説明された1つ以上の実施形態又は1つ以上の例が特定の特徴、構造、性質、特性、要素、又は制限を含むものであってもよいことを示しているが、全ての実施形態又は例が必ずしもその特定の特徴、構造、性質、特性、要素、又は制限を含むとは限らない、ということを示している。さらに、「1つの実施形態において」というフレーズの繰り返しの使用は、同じ実施形態を参照するものであったとしても、必ずしも同じ実施形態を参照するとは限らない。
本明細書で使用する「モジュール」は、1つ以上の機能又は1つ以上の動作を実行し、及び/又は別の論理、方法、及び/又はシステムから機能又は動作を引き起こすように構成された、コンピュータ又は電気ハードウェアコンポーネント、ファームウェア、命令を格納する非一時的なコンピュータ可読媒体、及び/又はこれらのコンポーネントの組合せを含む。モジュールは、アルゴリズムによって制御されるマイクロプロセッサ、ディスクリートロジック(例えば、ASIC)、アナログ回路、デジタル回路、プログラムされた論理装置、実行されるとアルゴリズムを実行する命令を含むメモリ装置などを含むものであってもよい。モジュールは、1つ以上の実施形態において、1つ以上のCMOSゲート、ゲートの組み合わせ、又は他の回路構成要素を含む。複数のモジュールが記載されている場合、1つ又は複数の実施形態は、複数のモジュールを1つの物理的なモジュール構成要素に組み込むことを含む。同様に、単一のモジュールが記載される場合、1つ又は複数の実施形態は、単一のモジュールを複数の物理的構成要素の間に分散させる。
さらに、本明細書で使用されるモジュールは、特定のタスクを実行する、又は特定のデータ型を実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを含む。さらなる態様では、メモリは、一般に、指摘されたモジュールを格納する。モジュールに関連するメモリは、プロセッサ内に埋め込まれたバッファ又はキャッシュ、RAM、ROM、フラッシュメモリ、又は他の適切な電子記憶媒体であってもよい。またさらなる態様において、本開示によって想定されるモジュールは、特定用途向け集積回路(ASIC)、システムオンチップ(SoC)のハードウェアコンポーネント、プログラム可能論理配列(PLA)、又は開示された機能を実行するための定義済み構成セット(例えば、命令)が埋め込まれた別の適切なハードウェアコンポーネントとして実施される。
1つ以上の配置において、本明細書に記載される1つ以上のモジュールは、人工知能又は計算知能要素、例えば、ニューラルネットワーク、ファジー論理、又は他の機械学習アルゴリズムを含むことができる。さらに、1つ以上の配置において、モジュールの1つ以上は、本明細書に記載される複数のモジュールの間で分散されることができる。1つ以上の配置において、本明細書に記載されたモジュールのうちの2つ以上は、単一のモジュールに結合されることができる。
コンピュータ可読媒体上に具現化されたプログラムコードは、無線、有線、光ファイバ、ケーブル、RFなど、又は前述の任意の適切な組み合わせを含むがこれに限定されない、任意の適切な媒体を使用して伝送することができる。本仕組みの態様のための動作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、Java(登録商標)TM、Smalltalk、C++又は同種のもののオブジェクト指向プログラミング言語、及び「C」プログラミング言語又は同様のプログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語を含む1以上のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されるものであってもよい。プログラムコードは、全てをユーザのコンピュータで実行するものであってもよいし、一部をユーザのコンピュータで、スタンドアロンのソフトウェアパッケージとして実行するものであってもよいし、一部をユーザのコンピュータかつ一部をリモートコンピュータで実行するものであってもよいし、若しくはリモートコンピュータ又はサーバで全てを実行するものであってよい。後者のシナリオでは、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意のタイプのネットワークを介してユーザのコンピュータに接続されるものであってもよく、接続は外部のコンピュータに(例えば、インターネットサービスプロバイダを使用してインターネットを介して)行われるものであってもよい。
本明細書で使用される用語「a」及び「an」は、1つ又はそれ以上と定義される。本明細書で使用される用語「複数」は、2つ又はそれ以上と定義される。本明細書で使用される用語「別の」は、少なくとも2番目以降と定義される。本明細書で使用される用語「含む」及び/又は「有する」は、備える(すなわち、オープン言語)と定義される。本明細書で使用されるフレーズ「...及び...の少なくとも1つ」は、関連する列挙された項目の1つ以上の任意の及び全ての可能な組み合わせを参照し、包含するものである。一例として、フレーズ「A、B、及びCのうちの少なくとも1つ」は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、又はそれらの任意の組み合わせ(例えば、AB、AC、BC又はABC)を含む。
本明細書の特徴は、その精神又は本質的な属性から逸脱することなく、他の形態で具現化することができる。したがって、本明細書の範囲を示すものとしては、前述の明細書ではなく、以下の請求項を参照されたい。
本明細書の特徴は、その精神又は本質的な属性から逸脱することなく、他の形態で具現化することができる。したがって、本明細書の範囲を示すものとしては、前述の明細書ではなく、以下の請求項を参照されたい。
本明細書に開示される発明は以下の態様を含む。
〔態様1〕
車両に関連付けられたキーフォブであって、
アンテナと、
1つ以上のプロセッサと、前記1つ以上のプロセッサに通信可能に接続されたメモリとを含む制御回路と、
前記アンテナ及び前記制御回路に接続された無効化スイッチと、を備え、
前記無効化スイッチは、第1の状態において前記アンテナを前記制御回路に接続し、第2の状態において前記アンテナを前記制御回路から切り離す、
キーフォブ。
〔態様2〕
前記無効化スイッチが前記アンテナを前記制御回路と接続するときに第1の視覚状態に遷移し、前記無効化スイッチが前記アンテナを前記制御回路から切り離すときに前記第1の視覚状態とは異なる第2の視覚状態に遷移するように構成された視覚表示器をさらに備える、態様1に記載のキーフォブ。
〔態様3〕
前記無効化スイッチが前記アンテナを前記制御回路と接続するときに第1の音を発し、前記無効化スイッチが前記アンテナを前記制御回路から切り離すときに前記第1の音とは異なる第2の音を発するように構成されたオーディオ表示器をさらに備える、態様1に記載のキーフォブ。
〔態様4〕
前記無効化スイッチに接続されたアクチュエータと、
前記アクチュエータに接続し、少なくとも無効化信号と有効化信号を受信するように構成され、前記無効化信号に応答して前記無効化スイッチを前記第2の状態に遷移させ、前記有効化信号に応答して前記無効化スイッチを前記第1の状態に遷移させるように前記アクチュエータを制御するようにさらに構成される、二次無線通信回路と、をさらに備え、
前記キーフォブは、一次通信プロトコルを用いて前記車両と無線通信し、前記二次無線通信回路は、前記一次通信プロトコルとは異なる二次通信プロトコルを用いて通信するように構成されている、
態様1に記載のキーフォブ。
〔態様5〕
前記二次通信プロトコルは、
インターネットプロトコル(IP)と、
近距離無線通信(NFC)と、
超広帯域(UWB)と、
Bluetooth(登録商標)(BT)と、
Bluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)と、
無線自動識別装置(RFID)と、
の少なくとも1つである、態様4に記載のキーフォブ。
〔態様6〕
前記無効化スイッチと前記制御回路との間に接続された内部スイッチをさらに備え、前記二次無線通信回路はさらに、オーバーライド信号を受信し、前記オーバーライド信号に応答して、前記内部スイッチが前記アンテナを前記制御回路から切り離す開状態に遷移するように構成される、態様4に記載のキーフォブ。
〔態様7〕
前記無効化スイッチが開いているときに第1の表示を提供し、前記内部スイッチが開いているときに前記第1の表示とは異なる第2の表示を提供するように構成された表示構成要素をさらに備える、態様6に記載のキーフォブ。
〔態様8〕
前記無効化スイッチに接続されたアクチュエータをさらに備え、
前記メモリは、前記1つ以上のプロセッサによって実行されると、前記1つ以上のプロセッサに、前記アンテナが前記車両から少なくとも閾値時間の間は信号を受信していないと判断させ、これに応答して、前記アクチュエータに前記無効化スイッチを前記第2の状態に移行させる1つ以上の命令を含む無効化モジュールを格納する、
態様1に記載のキーフォブ。
〔態様9〕
車両に関連付けられたキーフォブを制御する方法であって、
前記キーフォブは、アンテナと、制御回路と、第1の状態において前記アンテナを前記制御回路と接続し、第2の状態において前記アンテナを前記制御回路から切断するように、前記アンテナと前記制御回路との間に接続された無効化スイッチと、を含み、
当該方法は、
前記アンテナで受信された信号が前記制御回路によって処理されるのを防ぐために、前記無効化スイッチを前記第2の状態に遷移させるべく、前記無効化スイッチに接続されたアクチュエータを制御することと、
前記第1の状態と前記第2の状態の間で遷移する前記無効化スイッチへの応答を実行するために、電子表示構成要素を制御することと、
を有する、キーフォブを制御する方法。
〔態様10〕
前記電子表示構成要素は視覚表示器を含み、前記電子表示構成要素が応答を実行するのを制御することは、
前記無効化スイッチが前記アンテナを前記制御回路と接続するときに、前記視覚表示器を第1の視覚状態に遷移させることと、
前記無効化スイッチが前記アンテナを前記制御回路から切り離すときに、前記視覚表示器を前記第1の視覚状態とは異なる第2の視覚状態に遷移させることと、
をさらに有する、態様9に記載の方法。
〔態様11〕
前記電子表示構成要素はオーディオ表示器を含み、前記電子表示構成要素が応答を実行するのを制御することは、
前記無効化スイッチが前記アンテナを前記制御回路と接続するときに、前記オーディオ表示器を介して第1の音を発することと、
前記無効化スイッチが前記アンテナを前記制御回路から切り離すときに、前記オーディオ表示器を介して前記第1の音とは異なる第2の音を発することと、
をさらに有する、態様9に記載の方法。
〔態様12〕
前記キーフォブは、前記アクチュエータに接続された二次無線通信回路をさらに備え、前記方法は、
前記二次無線通信回路によって、無効化信号を受信することと、
前記二次無線通信回路が前記無効化信号を受信したことに応答して、前記無効化スイッチを前記第2の状態に遷移させるように前記アクチュエータを制御することと、
をさらに有し、
前記キーフォブは、一次通信プロトコルを使用して前記車両と通信し、前記二次無線通信回路は、前記一次通信プロトコルとは異なる二次通信プロトコルを使用して通信するように構成される、
態様9に記載の方法。
〔態様13〕
前記二次通信プロトコルは、
インターネットプロトコル(IP)と、
近距離無線通信(NFC)と、
Bluetooth(登録商標)(BT)と、
Bluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)と、
無線自動識別装置(RFID)と、
の少なくとも1つである、態様12に記載の方法。
〔態様14〕
前記キーフォブは、前記無効化スイッチと前記制御回路との間に接続された内部スイッチをさらに備え、前記方法は、
前記二次無線通信回路によってオーバーライド信号を受信することと、
前記オーバーライド信号に応答して、前記内部スイッチが前記アンテナを前記制御回路から切り離す開状態に遷移することと、
をさらに有する、態様12に記載の方法。
〔態様15〕
前記オーバーライド信号に応答して、前記無効化信号に応答するのとは異なる応答をするように前記電子表示構成要素を制御することをさらに含む、態様14に記載の方法。
〔態様16〕
車両に関連付けられたキーフォブを制御するための命令を格納する、非一時的なコンピュータ可読媒体であって、
前記キーフォブは、アンテナと、制御回路と、第1の状態において前記アンテナを前記制御回路と接続し、第2の状態において前記アンテナを前記制御回路から切断するように、前記アンテナと前記制御回路との間に接続された無効化スイッチと、を含み、1つ以上のプロセッサによって実行されるとき、前記1つ以上のプロセッサに、
前記アンテナで受信された信号が前記制御回路によって処理されるのを防ぐために、前記無効化スイッチを前記第2の状態に遷移させるべく、前記無効化スイッチに接続されたアクチュエータを制御させ、
前記第1の状態と前記第2の状態の間で遷移する前記無効化スイッチへの応答を実行するために、電子表示構成要素を制御させる、
非一時的なコンピュータ可読媒体。
〔態様17〕
前記キーフォブは、前記アクチュエータに接続された二次無線通信回路をさらに備え、
前記二次無線通信回路によって、無効化信号を受信し、
前記二次無線通信回路が前記無効化信号を受信したことに応答して、前記無効化スイッチを前記第2の状態に遷移させるように前記アクチュエータを制御する、命令をさらに備え、
前記キーフォブは、一次通信プロトコルを使用して前記車両と通信し、前記二次無線通信回路は、前記一次通信プロトコルとは異なる二次通信プロトコルを使用して通信するように構成される、
態様16に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
〔態様18〕
前記二次通信プロトコルは、
インターネットプロトコル(IP)と、
近距離無線通信(NFC)と、
Bluetooth(登録商標)(BT)と、
Bluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)と、
無線自動識別装置(RFID)と、
の少なくとも1つである、態様17に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体
〔態様19〕
前記キーフォブは、前記無効化スイッチと前記制御回路との間に接続された内部スイッチをさらに備え、
前記二次無線通信回路によってオーバーライド信号を受信し、
前記オーバーライド信号に応答して、前記内部スイッチが前記アンテナを前記制御回路から切り離す開状態に遷移する、命令をさらに備える、
態様17に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
〔態様20〕
前記オーバーライド信号に応答して、前記無効化信号への応答とは異なる応答をするように前記電子表示構成要素を制御する命令をさらに備える、態様19に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。

Claims (20)

  1. 車両に関連付けられたキーフォブであって、
    アンテナと、
    1つ以上のプロセッサと、前記1つ以上のプロセッサに通信可能に接続されたメモリとを含む制御回路と、
    前記アンテナ及び前記制御回路に接続された無効化スイッチと、を備え、
    前記無効化スイッチは、第1の状態において前記アンテナを前記制御回路に接続し、第2の状態において前記アンテナを前記制御回路から切り離す、
    キーフォブ。
  2. 前記無効化スイッチが前記アンテナを前記制御回路と接続するときに第1の視覚状態に遷移し、前記無効化スイッチが前記アンテナを前記制御回路から切り離すときに前記第1の視覚状態とは異なる第2の視覚状態に遷移するように構成された視覚表示器をさらに備える、請求項1に記載のキーフォブ。
  3. 前記無効化スイッチが前記アンテナを前記制御回路と接続するときに第1の音を発し、前記無効化スイッチが前記アンテナを前記制御回路から切り離すときに前記第1の音とは異なる第2の音を発するように構成されたオーディオ表示器をさらに備える、請求項1に記載のキーフォブ。
  4. 前記無効化スイッチに接続されたアクチュエータと、
    前記アクチュエータに接続し、少なくとも無効化信号と有効化信号を受信するように構成され、前記無効化信号に応答して前記無効化スイッチを前記第2の状態に遷移させ、前記有効化信号に応答して前記無効化スイッチを前記第1の状態に遷移させるように前記アクチュエータを制御するようにさらに構成される、二次無線通信回路と、をさらに備え、
    前記キーフォブは、一次通信プロトコルを用いて前記車両と無線通信し、前記二次無線通信回路は、前記一次通信プロトコルとは異なる二次通信プロトコルを用いて通信するように構成されている、
    請求項1に記載のキーフォブ。
  5. 前記二次通信プロトコルは、
    インターネットプロトコル(IP)と、
    近距離無線通信(NFC)と、
    超広帯域(UWB)と、
    Bluetooth(登録商標)(BT)と、
    Bluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)と、
    無線自動識別装置(RFID)と、
    の少なくとも1つである、請求項4に記載のキーフォブ。
  6. 前記無効化スイッチと前記制御回路との間に接続された内部スイッチをさらに備え、前記二次無線通信回路はさらに、オーバーライド信号を受信し、前記オーバーライド信号に応答して、前記内部スイッチが前記アンテナを前記制御回路から切り離す開状態に遷移するように構成される、請求項4に記載のキーフォブ。
  7. 前記無効化スイッチが開いているときに第1の表示を提供し、前記内部スイッチが開いているときに前記第1の表示とは異なる第2の表示を提供するように構成された表示構成要素をさらに備える、請求項6に記載のキーフォブ。
  8. 前記無効化スイッチに接続されたアクチュエータをさらに備え、
    前記メモリは、前記1つ以上のプロセッサによって実行されると、前記1つ以上のプロセッサに、前記アンテナが前記車両から少なくとも閾値時間の間は信号を受信していないと判断させ、これに応答して、前記アクチュエータに前記無効化スイッチを前記第2の状態に移行させる1つ以上の命令を含む無効化モジュールを格納する、
    請求項1に記載のキーフォブ。
  9. 車両に関連付けられたキーフォブを制御する方法であって、
    前記キーフォブは、アンテナと、制御回路と、第1の状態において前記アンテナを前記制御回路と接続し、第2の状態において前記アンテナを前記制御回路から切断するように、前記アンテナと前記制御回路との間に接続された無効化スイッチと、を含み、
    当該方法は、
    前記アンテナで受信された信号が前記制御回路によって処理されるのを防ぐために、前記無効化スイッチを前記第2の状態に遷移させるべく、前記無効化スイッチに接続されたアクチュエータを制御することと、
    前記第1の状態と前記第2の状態の間で遷移する前記無効化スイッチへの応答を実行するために、電子表示構成要素を制御することと、
    を有する、キーフォブを制御する方法。
  10. 前記電子表示構成要素は視覚表示器を含み、前記電子表示構成要素が応答を実行するのを制御することは、
    前記無効化スイッチが前記アンテナを前記制御回路と接続するときに、前記視覚表示器を第1の視覚状態に遷移させることと、
    前記無効化スイッチが前記アンテナを前記制御回路から切り離すときに、前記視覚表示器を前記第1の視覚状態とは異なる第2の視覚状態に遷移させることと、
    をさらに有する、請求項9に記載の方法。
  11. 前記電子表示構成要素はオーディオ表示器を含み、前記電子表示構成要素が応答を実行するのを制御することは、
    前記無効化スイッチが前記アンテナを前記制御回路と接続するときに、前記オーディオ表示器を介して第1の音を発することと、
    前記無効化スイッチが前記アンテナを前記制御回路から切り離すときに、前記オーディオ表示器を介して前記第1の音とは異なる第2の音を発することと、
    をさらに有する、請求項9に記載の方法。
  12. 前記キーフォブは、前記アクチュエータに接続された二次無線通信回路をさらに備え、前記方法は、
    前記二次無線通信回路によって、無効化信号を受信することと、
    前記二次無線通信回路が前記無効化信号を受信したことに応答して、前記無効化スイッチを前記第2の状態に遷移させるように前記アクチュエータを制御することと、
    をさらに有し、
    前記キーフォブは、一次通信プロトコルを使用して前記車両と通信し、前記二次無線通信回路は、前記一次通信プロトコルとは異なる二次通信プロトコルを使用して通信するように構成される、
    請求項9に記載の方法。
  13. 前記二次通信プロトコルは、
    インターネットプロトコル(IP)と、
    近距離無線通信(NFC)と、
    Bluetooth(登録商標)(BT)と、
    Bluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)と、
    無線自動識別装置(RFID)と、
    の少なくとも1つである、請求項12に記載の方法。
  14. 前記キーフォブは、前記無効化スイッチと前記制御回路との間に接続された内部スイッチをさらに備え、前記方法は、
    前記二次無線通信回路によってオーバーライド信号を受信することと、
    前記オーバーライド信号に応答して、前記内部スイッチが前記アンテナを前記制御回路から切り離す開状態に遷移することと、
    をさらに有する、請求項12に記載の方法。
  15. 前記オーバーライド信号に応答して、前記無効化信号に応答するのとは異なる応答をするように前記電子表示構成要素を制御することをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 車両に関連付けられたキーフォブを制御するための命令を格納する、非一時的なコンピュータ可読媒体であって、
    前記キーフォブは、アンテナと、制御回路と、第1の状態において前記アンテナを前記制御回路と接続し、第2の状態において前記アンテナを前記制御回路から切断するように、前記アンテナと前記制御回路との間に接続された無効化スイッチと、を含み、1つ以上のプロセッサによって実行されるとき、前記1つ以上のプロセッサに、
    前記アンテナで受信された信号が前記制御回路によって処理されるのを防ぐために、前記無効化スイッチを前記第2の状態に遷移させるべく、前記無効化スイッチに接続されたアクチュエータを制御させ、
    前記第1の状態と前記第2の状態の間で遷移する前記無効化スイッチへの応答を実行するために、電子表示構成要素を制御させる、
    非一時的なコンピュータ可読媒体。
  17. 前記キーフォブは、前記アクチュエータに接続された二次無線通信回路をさらに備え、
    前記二次無線通信回路によって、無効化信号を受信し、
    前記二次無線通信回路が前記無効化信号を受信したことに応答して、前記無効化スイッチを前記第2の状態に遷移させるように前記アクチュエータを制御する、命令をさらに備え、
    前記キーフォブは、一次通信プロトコルを使用して前記車両と通信し、前記二次無線通信回路は、前記一次通信プロトコルとは異なる二次通信プロトコルを使用して通信するように構成される、
    請求項16に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
  18. 前記二次通信プロトコルは、
    インターネットプロトコル(IP)と、
    近距離無線通信(NFC)と、
    Bluetooth(登録商標)(BT)と、
    Bluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)と、
    無線自動識別装置(RFID)と、
    の少なくとも1つである、請求項17に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
  19. 前記キーフォブは、前記無効化スイッチと前記制御回路との間に接続された内部スイッチをさらに備え、
    前記二次無線通信回路によってオーバーライド信号を受信し、
    前記オーバーライド信号に応答して、前記内部スイッチが前記アンテナを前記制御回路から切り離す開状態に遷移する、命令をさらに備える、
    請求項17に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
  20. 前記オーバーライド信号に応答して、前記無効化信号への応答とは異なる応答をするように前記電子表示構成要素を制御する命令をさらに備える、請求項19に記載の非一時的なコンピュータ可読媒体。
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