JP2003261629A - グラフト共重合体、耐衝撃性改良剤、熱可塑性樹脂組成物、グラフト共重合体の製造方法 - Google Patents
グラフト共重合体、耐衝撃性改良剤、熱可塑性樹脂組成物、グラフト共重合体の製造方法Info
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- JP2003261629A JP2003261629A JP2002061732A JP2002061732A JP2003261629A JP 2003261629 A JP2003261629 A JP 2003261629A JP 2002061732 A JP2002061732 A JP 2002061732A JP 2002061732 A JP2002061732 A JP 2002061732A JP 2003261629 A JP2003261629 A JP 2003261629A
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Abstract
する成形品を作製できる、熱可塑性樹脂用に好適な耐衝
撃性改良剤を提供する。 【解決手段】 ブタジエン系ゴム重合体(b1)を酸基
含有共重合体(b2)により肥大化して得られるラテッ
クス(b1’)に、芳香族ビニル、メタクリル酸アルキ
ルエステル及びアクリル酸アルキルエステルからなる群
より選ばれる1種以上を含む単量体または単量体混合物
(b3)をグラフト重合して得られるグラフト共重合体
を、熱可塑性樹脂に添加する。
Description
適に添加でき、酸基含有共重合体によって肥大化された
ブタジエン系グラフト共重合体に関する。
ル樹脂などの熱可塑性樹脂の機械的性質を改良する方法
については、従来から種々の方法が提案されおり、例え
ば、ポリカーボネート樹脂およびポリエステル樹脂を混
合して機械的性質を改良することが考えられる。しかし
ながら、これらの樹脂を単純に組合せたのでは、十分な
耐衝撃性を得られない場合があるため、例えば特公昭5
5−9435号公報に、ポリカーボネート樹脂、ポリエ
ステル樹脂およびブタジエン系グラフト共重合体からな
る樹脂組成物が提案されている。ところが、この様な樹
脂組成物においては、ポリカーボネート樹脂、ポリエス
テル樹脂およびブタジエン系グラフト共重合体の組成が
比較的狭い範囲のみで耐衝撃性が改良される傾向にあ
り、成型品外観が劣り光沢度が低下する場合もあるた
め、改良の余地があった。
公昭62−46578号公報および特公平7−5825
号公報においても、ポリカーボネート樹脂、ポリエステ
ル樹脂およびブタジエン系グラフト共重合体からなる樹
脂組成物が提案されているが、これらの組成物を用いた
場合、耐衝撃性付与効果と成形外観とを両立できていな
いことがあった。
り容易に得られることが知られており、得られた合成ゴ
ムラテックス粒子を径肥大化する技術も、多数知られて
いる。これらの方法は大別すると2つに分けられ、1つ
はゴム重合段階で肥大化させる方法であり、もう1つは
重合後の後処理で肥大化させる方法である。前者は乳化
剤を極力少量にして重合させる方法、シード重合させる
方法が知られているが、重合時間が長いことが問題とな
ることがある。また、後者の方法としては酸による肥大
化、塩による肥大化法、特殊溶剤による肥大化方法があ
るが、これらの肥大化剤が残存すると、対象となる樹脂
の熱安定性を低下させることがある。
み、優れた耐衝撃性、耐熱性および表面外観を有する成
形品を作製できる、熱可塑性樹脂用に好適な耐衝撃性改
良剤を提供することを本発明の目的とする。
の本発明によれば、ブタジエン系ゴム重合体(b1)を
酸基含有共重合体(b2)により肥大化して得られるラ
テックス(b1’)に、芳香族ビニル、メタクリル酸ア
ルキルエステル及びアクリル酸アルキルエステルからな
る群より選ばれる1種以上を含む単量体または単量体混
合物(b3)をグラフト重合して得られることを特徴と
するグラフト共重合体が提供される。
酸基含有共重合体(b2)により肥大化してラテックス
(b1’)を得る工程と、該ラテックス(b1’)を、
メタクリル酸アルキルエステルを含む第1単量体または
第1単量体混合物(b3.1)によりグラフト重合する
第1グラフト重合工程と、芳香族ビニルを含む第2単量
体または第2単量体混合物(b3.2)によりグラフト
重合する第2グラフト重合工程と、メタクリル酸アルキ
ルエステルを含む第3単量体または第3単量体混合物
(b3.3)によりグラフト重合する第3グラフト重合
工程とを含むことを特徴とするグラフト共重合体の製造
方法が提供される。
〜99質量%と、以上の様にして得られるグラフト共重
合体(B)1〜40質量%とを含んでなることを特徴と
する熱可塑性樹脂組成物が提供される。
性樹脂に好適に添加できる耐衝撃性改良剤であり、優れ
た耐衝撃性、耐熱性および表面外観を有する成形品を作
製できる。
ジエン系ゴム重合体は塩や酸を用いて肥大化したブタジ
エン系ゴム重合体に比べて熱的に安定であるため、耐熱
性を損なわず、大粒子径の存在より耐衝撃性を付与する
ことができると考えられる。また、本発明のグラフト共
重合体は熱可塑性樹脂に均一に分散するため、良好な表
面外観を実現できると考えられる。
る。
るラテックスとしては、1,3−ブタジエン50〜10
0質量%と、1,3−ブタジエンと共重合し得る1種以
上のビニル系単量体0〜50質量%とを含む混合物を共
重合して得られるものが好ましい。
を用いることにより、得られるグラフト共重合体(B)
の耐衝撃能および耐熱性を更に向上でき、更に耐衝撃性
および耐熱性に優れた樹脂組成物を得ることができる。
ン、α−メチルスチレン等の芳香族ビニル;メチルメタ
クリレート、エチルメタクリレート等のメタクリル酸ア
ルキルエステル;エチルアクリレート、n−ブチルアク
リレート等のアクリル酸アルキルエステル;アクリロニ
トリル、メタクリロニトリル等の不飽和ニトリル;メチ
ルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル等のビニルエ
ーテル;塩化ビニル、臭化ビニル等のハロゲン化ビニ
ル;塩化ビニリデン、臭化ビニリデン等のハロゲン化ビ
ニリデン;グリシジルアクリレート、グリシジルメタク
リレート、アリルグリシジルエーテル、エチレングリコ
ールグリシジルエーテル等のグリシジル基を有するビニ
ル系単量体等を用いることができる。
ン等の芳香族多官能ビニル化合物;エチレングリコール
ジメタクリレート、1,3−ブタンジオールジアクリレ
ート等の多価アルコール;トリメタクリル酸エステル、
トリアクリル酸エステル、アクリル酸アリル、メタクリ
ル酸アリル等のカルボン酸アリルエステル、ジアリルフ
タレート、ジアリルセバケート、トリアリルトリアジン
等のジ及びトリアリル化合物等の架橋性単量体を併用す
ることもできる。
性単量体は、1種または2種以上で使用することができ
る。
は、必要に応じて、t−ドデシルメルカプタン、n−オ
クチルメルカプタン、α−メチルスチレン等の連鎖移動
剤を使用することもできる。
クスの重合方法としては、乳化重合法を採用することが
でき、重合は重合開始剤の種類にもよるが40〜80℃
程度の範囲で適宜行うことができる。また、乳化剤とし
ては公知の乳化剤を適宜用いることができる。なお、重
合開始前に、例えばスチレン等からなるシードラテック
スを予め仕込んでおいても良い。
ましい。すなわち、重合に用いるモノマーの一部を反応
系内に予め仕込んでおき、重合開始後、残りのモノマー
を一括添加、分割添加、または連続添加する方式とする
ことが好ましい。このような重合方式をとることによ
り、良好な重合安定性が得られ、所望の粒径および粒径
分布を有するラテックスを安定して得ることができる。
なお、多段乳化重合とする場合、初期に仕込むモノマー
組成と、後から仕込むモノマー組成とを同一にしても変
更してもよい。
1)は酸基含有共重合体(b2)により肥大化される。
酸基含有共重合体により肥大化されたものは大粒子径の
ものを多く含むため、得られるグラフト共重合体(B)
の耐衝撃能を向上でき、耐衝撃性に優れた樹脂組成物を
得ることができる。
キルアクリレートと、アルキルアクリレートと共重合可
能な少なくとも1種以上の不飽和酸単量体とを含む混合
物を、少なくとも1種の陰イオン界面活性剤の存在下に
重合して得られるpH4以上のラテックスが好ましい。
なお、アルキル基の炭素数は1〜12が好ましい。
以上が好ましく、一方、99質量%以下が好ましく、9
7質量%以下が好ましい。また、不飽和酸単量体は1質
量%以上が好ましく、3質量%以上がより好ましく、一
方、30質量%以下が好ましい。不飽和酸単量体が1質
量%以上であれば、十分な肥大化を実現でき、30質量
%以下であれば、安定なエマルジョンを形成できる。
メチルアクリレート、エチルアクリレート、プロピルア
クリレート、ブチルアクリレート、オクチルアクリレー
ト、2−エチルヘキシルアクリレート、ラウリルアクリ
レート等を使用できる。
タクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、桂皮酸、無水マ
レイン酸およびブテントリカルボン酸などを使用でき
る。
きる。この様な単量体としては、例えば、スチレン、メ
タクリル酸メチル、アクリロニトリル、ブタジエン等か
ら選ばれる1種または2種以上を使用できる。これら単
量体の使用量は、肥大化能力の観点から、67質量%以
下が好ましい。
ければならないのは、重合に用いる乳化剤の選定であ
る。乳化剤としてはアニオン、カチオン、ノニオン乳化
剤のどれを用いても重合体を得ることができるが、乳化
剤の種類によって著しく肥大化能力が異なる。この様な
観点から、陰イオン界面活性剤が好ましい。また、同様
の観点から、リン酸エステル塩、アルキルスルホコハク
酸塩以外の陰イオン界面活性剤が好ましい。
ブタジエン系ゴム重合体ラテックスに少量添加しただけ
で、ブタジエン系ゴム重合体の十分な肥大化を達成でき
る。適当な条件を選べば固形分として0.01質量%の
酸基含共重合体を添加することで、ブタジエン系ゴム重
合体ラテックスの粒子径が2倍以上に肥大化する場合も
あり、0.5質量%添加することにより、70nmの粒
子径を300nm以上に肥大化させることもできる。
は、ブタジエン系ゴム重合体(b1)100質量部(固
形分として)に対して、十分な肥大化を実現するために
固形分として0.01質量部以上が好ましく、他の特性
が損なわれることを避けるために固形分として10質量
部以下が好ましい。
ゴム重合体(b1)を酸基含有共重合体(b2)により
肥大化して得られるラテックス(b1’)に、芳香族ビ
ニル、メタクリル酸アルキルエステル及びアクリル酸ア
ルキルエステル等の1種以上を含む単量体または単量体
混合物(b3)をグラフト重合して得られる。
チルスチレン、各種ハロゲン置換およびアルキル置換ス
チレン等を使用できる。また、メタクリル酸アルキルエ
ステルとしては、メチルメタクリレート、エチルメタク
リレート等を使用できる。更に、アクリル酸アルキルエ
ステルとしては、エチルアクリレート、n−ブチルアク
リレート等を使用できる。
トリル等の不飽和ニトリル;グリシジルアクリレート、
グリシジルメタクリレート、アリルグリシジルエーテ
ル、エチレングリコールグリシジルエーテル等のグリシ
ジル基を有するビニル系単量体;その他の架橋性単量体
を併用することもできる。
種以上を併用して使用することができる。
体混合物(b3)の量は、肥大化されたブタジエン系ゴ
ム重合体のラテックス(b1’)の50〜80質量%に
対し、20〜50質量%とする。グラフト重合に使用す
る単量体または単量体混合物の量が50質量%以下であ
れば、十分な耐衝撃性改良効果を実現でき、20質量%
以上であれば、樹脂組成物中でのグラフト共重合体
(B)の十分な分散を実現でき、良好な外観を有する成
型物を得ることができる。
に応じて過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過硫酸
ナトリウム等の過硫酸塩、t−ブチルハイドロパーオキ
サイド、クメンハイドロパーオキサイド、ベンゾイルパ
ーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、ジイソプロ
ピルベンゼンハイドロパーオキサイド等の有機過酸化
物;アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスイソバレロ
ニトリル等のアゾ化合物;上記化合物と亜硫酸塩、亜硫
酸水素塩、チオ硫酸塩、第一金属塩、ナトリウムホルム
アルデヒドスルホキシレート、デキストローズ等を組み
合わせたレドックス系開始剤等を重合開始剤として使用
することができる。
が用いられる。重合温度は、重合開始剤の種類にもよる
が40〜80℃程度の範囲で適宜行うことができる。乳
化剤としては公知の乳化剤を適宜用いることができる。
ことが好ましい。すなわち、ラテックスを反応系内に予
め仕込んでおき、グラフトさせるモノマーを分割添加、
または連続添加する方式とすることが好ましい。このよ
うな重合方式をとることで、所望の構造を有するグラフ
ト共重合体を比較的容易に得ることができる。
(b1’)のグラフト重合を2段以上で行うことが好ま
しく、グラフト1段目で使用される第1単量体または第
1単量体混合物(b3.1)はメタクリル酸アルキルエ
ステルを含み、グラフト重合全体で使用される単量体ま
たは単量体混合物(b3)の30〜80質量%であるこ
とが好ましい。なお、必要に応じて、第1単量体または
第1単量体混合物(b3.1)に、メタクリル酸アルキ
ルエステルと共重合可能な他の1種以上のビニル系単量
体を更に加えることもできる。
量体または第2単量体混合物(b3.2)は芳香族ビニ
ルを含み、グラフト重合全体で使用される単量体または
単量体混合物(b3)の10〜50質量%であることが
好ましい。なお、必要に応じて、第2単量体または第2
単量体混合物(b3.2)に、芳香族ビニルと共重合可
能な他の1種以上のビニル系単量体を更に加えることも
できる。
量体または第3単量体混合物(b3.3)はメタクリル
酸アルキルエステルを含み、グラフト重合全体で使用さ
れる単量体または単量体混合物(b3)の5〜10質量
%であることが好ましい。なお、必要に応じて、第3単
量体または第3単量体混合物(b3.3)に、メタクリ
ル酸アルキルエステルと共重合可能な他の1種以上のビ
ニル系単量体を更に加えることもできる。
ラテックスは、必要に応じて、適当な酸化防止剤や添加
剤を加え、硫酸、塩酸、りん酸等の酸や塩化カルシウ
ム、塩化ナトリウム等の塩などの凝析剤を適宜使用し、
熱処理して固化した後、脱水、洗浄を経て乾燥あるいは
噴霧乾燥して粉末状のグラフト共重合体(B)とされ
る。
は、熱可塑性樹脂の耐衝撃性改良剤として好適である。
具体的には、1種以上の熱可塑性樹脂(A)60〜99
質量%に、グラフト共重合体(B)1〜40質量%を添
加して熱可塑性樹脂組成物を作製する。グラフト共重合
体(B)の含有量を上記の範囲内とすることにより、良
好な耐衝撃性および外観を有する成形品を作製すること
ができる。
リカーボネート系樹脂、飽和ポリエステル樹脂、ABS
樹脂、ポリスチレン樹脂等が挙げられる。中でも、ポリ
カーボネート系樹脂(PC);ポリカーボネート系樹脂
および飽和ポリエステル樹脂のアロイ、ポリカーボネー
ト系樹脂およびポリエステル系エラストマーのアロイ、
ポリカーボネート系樹脂、飽和ポリエステル樹脂および
ポリエステル系エラストマーのアロイ等のポリカーボネ
ート系アロイが、メタクリル酸アルキルエステルとの相
溶性から好ましい。
シジフェニルアルカンを主原料として製造されたポリカ
ーボネートである。例えば、2,2−(4,4’−ジヒ
ドロキシジフェニル)プロパン(ビスフェノールA)を
ジヒドロキシ成分として用い、エステル交換法およびホ
スゲン法により得られたポリカーボネートが好ましい。
また、ビスフェノールAの1部または全部を他の4,
4’−ジヒドロキシジフェニルアルカン、4,4’−ジ
ヒドロキシジフェニルスルホン、4,4’−ジヒドロキ
シジフェニルエーテル等に置き換えたものでも良く、2
種以上を混合して使用してもよい。
ボン酸またはそのエステル形成性誘導体とアルキレング
リコールとを主成分とし縮合反応させることにより得ら
れる樹脂である。芳香族ジカルボン酸の例としては、テ
レフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸等
が挙げられる。アルキレングリコールの例としては、エ
チレングリコール、プロピレングリコール、テトラメチ
レングリコール、ヘキサメチレングリコール等が挙げら
れる。これらの他、必要に応じて他のジカルボン酸やグ
リコールを少量共重合してもよい。好ましい飽和ポリエ
ステル樹脂は、ポリテトラメチレンテレフタレート(P
BT)、ポリエチレンテレフタレート(PET)及びそ
の混合物である。
リエステルセグメントと低融点重合体セグメントとを有
するブロック共重合体である。
ジカルボン酸とアルキレングリコールとを縮合反応させ
て得られるポリエステルである。芳香族ジカルボン酸の
例としては、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレン
ジカルボン酸等が挙げられる。アルキレングリコールの
例としては、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、テトラメチレングリコール、ヘキサメチレングリコ
ール等が挙げられる。これらの他、必要に応じて他のジ
カルボン酸やグリコールを少量共重合してもよい。好ま
しいポリエステルは、ポリテトラメチレンテレフタレー
ト、ポリエチレンテレフタレート及びその混合物であ
る。
ルキレンエーテルグリコール、脂肪族ポリエステルなど
の分子量400〜20,000の重合体成分からなる。
ポリアルキレンエーテルグリコールの例としては、ポリ
(エチレンオキシド)グリコール、ポリ(テトラメチレ
ンオキシド)グリコール、ポリ(プロピレンオキシド)
グリコール及びこれらの混合物が挙げられる。脂肪族ポ
リエステルの例としては、炭素数2〜12の脂肪族ジカ
ルボン酸と炭素数2〜10の脂肪族グリコールとから得
られるポリエステルが挙げられる。好ましい低融点重合
体セグメントの例は、ポリエチレンアジペート、ポリテ
トラメチレンアジペート、ポリエチレンセバケート、ポ
リネオペンチルセバケート、ポリヘキサメチレンアゼレ
ート、ポリ−ε−カプロラクトン等である。これらの低
融点重合体セグメントのポリエステル系エラストマー中
の割合は2〜80質量%が好ましい。
エステル系エラストマーの含有量の合計は、樹脂組成物
全体を100質量%としたときに、0〜95質量%が好
ましい。このような範囲とすることにより、耐衝撃性に
優れた樹脂組成物が得られる。
には、熱または光に対する安定剤、例えばフェーノール
系、フォスファイト系安定剤、紫外線吸収剤、アミン系
の光安定剤を添加してもよい。また、耐加水分解性等の
改質剤、例えばエポキシ系改質剤を添加してもよい。さ
らに公知の難燃化剤や酸化チタン、タルク等の充填剤、
染顔料、可塑剤等を添加することもできる。
されるものではなく、公知の技術、例えばヘンシェルミ
キサー、タンブラー等で粉体、粒状物を混合し、これを
押出機、ニーダー、ミキサー等で溶融混合する方法、あ
らかじめ溶融させた成分に他成分を逐次混合していく方
法、さらには混合物を直接射出成形機で成形する方法等
各種の方法で製造することができる。
物は、例えば、自動車用部品およびOA機器等の軽量薄
肉化に伴い耐衝撃性の向上が望まれる用途に好適であ
る。
するが、本発明はこれらの実施例によって制限されるも
のではない。なお、特に断りがない限り、「部」は「質
量部」を「%」は「質量%」を示し、試薬は市販の高純
度品を使用した。
クスを蒸留水で希釈したものを試料として、米国MAT
EC社製CHDF2000型粒度分布計を用いて測定し
た。測定条件は、MATEC社が推奨する標準条件で行
った。専用の粒子分離用キャピラリー式カートリッジ及
びキャリア液を用い、液性を中性、流速を1.4mL/
min、圧力を28MPa、温度を35℃に保った状態
で、濃度3%の希釈ラテックス試料0.1mLを測定に
用いた。なお、標準粒子径物質として、米国DUKE社
製の粒子径既知の単分散ポリスチレンを、0.02μm
から0.8μmの範囲内で合計12点用いた。
256に準じて測定した。
ーブンにて10時間静置した後、着色の状態を以下の基
準により目視にて判定した; ○:良好、 △:やや不良、 ×:不良。
観を、以下の基準により目視にて判定した; ○:良好、 △:やや不良、 ×:不良。
1−1)の重合]以下の物質を70Lオートクレーブに
仕込み、昇温して43℃となった時点で、レドックス系
開始剤をオートクレーブ内に添加し反応を開始後、更に
60℃まで昇温した。
ン系ゴム重合体ラテックス(b1−1)を得た。得られ
たブタジエン系ゴム重合体ラテックス(b1−1)の粒
子径は90nmであった。
1−2)の重合]以下の物質を70Lオートクレーブに
仕込み、昇温して43℃となった時点でレドックス系開
始剤をオートクレーブ内に添加し反応を開始後、更に6
5℃まで昇温した。
ン系ゴム重合体ラテックス(b1−2)を得た。得られ
たブタジエン系ゴム重合体ラテックス(b1−2)の平
均粒子径は90nmであった。
1−3)の重合]以下の物質を70Lオートクレーブに
仕込み、昇温して43℃となった時点でレドックス系開
始剤をオートクレーブ内に添加し反応を開始後、更に6
5℃まで昇温した。
応器内に添加し、その直後より以下の混合物を2時間で
連続滴下した。
ン系ゴム重合体ラテックス(b1−3)を得た。得られ
たブタジエン系ゴム重合体ラテックス(b1−3)の平
均粒子径は100nmであった。
酸基含有共重合体(b2−1)として、以下の混合物を
70℃で4時間重合させ、転化率98%、pH5.0の
エマルジョン(MAA−BA共重合体)を調製した。
分として75部に対し、酸基含有共重合体(b2−1)
としてMAA−BA共重合体を固形分として2部添加
し、室温にて30分攪拌することによって肥大化した
(b1’−1)。
ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート0.6部
とをフラスコ内に仕込み、内温を70℃に保持して、メ
チルメタクリレート13部と、n−ブチルアクリレート
2部と、クメンハイドロキシパーオキサイドを上記単量
体混合物を100とした場合に0.2部との混合物を1
時間かけて滴下した後、1時間保持し、第1グラフト重
合工程を行った。
重合体の存在下で、第2段目としてスチレン17部と、
クメンハイドロキシパーオキサイドをスチレン100と
した場合に0.2部との混合物を1時間かけて滴下した
後、3時間保持し、第2グラフト重合工程を行った。
重合体の存在下で、第3段目としてメチルメタクリレー
ト3部と、クメンハイドロキシパーオキサイドをメチル
メタクリレートを100とした場合に0.1部との混合
物を0.5時間かけて滴下した後、1時間保持してから
第3グラフト重合工程を終了して、グラフト共重合体ラ
テックスを得た。
チル化ハイドロキシトルエン0.5部を添加した後、
0.2%硫酸水溶液を添加して凝析させ、90℃で熱処
理固化した。その後凝固物を温水で洗浄し、さらに乾燥
してグラフト共重合体(B−1)を得た。
を使用した以外は、グラフト共重合体(B−1)の場合
と同様にしてグラフト共重合体(B−2)を作製した。
を使用した以外は、グラフト共重合体(B−1)の場合
と同様にしてグラフト共重合体(B−3)を得た。
分として75部と、オレイン酸カリウム1.5部と、ナ
トリウムホルムアルデヒドスルホキシレート0.6部と
を窒素置換したフラスコ内に仕込み、内温を70℃に保
持して、メチルメタクリレート36部と、n−ブチルア
クリレート4部と、クメンハイドロキシパーオキサイド
を上記単量体混合物を100とした場合に0.2部との
混合物を、1時間かけて滴下した後、1時間保持した。
で、第2段目としてスチレン50部と、クメンハイドロ
キシパーオキサイドをスチレンを100とした場合に
0.2部との混合物を1時間かけて滴下した後、3時間
保持した。
れた重合体の存在下で、第3段目としてメチルメタクリ
レート10部と、クメンハイドロキシパーオキサイドを
メチルメタクリレートを100とした場合に0.1部と
の混合物を0.5時間かけて滴下した後、1時間保持し
てから重合を終了して、グラフト共重合体ラテックスを
得た。
チル化ハイドロキシトルエン0.5部を添加した後、
0.2%硫酸水溶液を添加して凝析させ、90℃で熱処
理固化した。その後、凝固物を温水で洗浄し、さらに乾
燥してグラフト共重合体(B−4)を得た。
して75部と、分散剤としてアルキルジフェニルエ−テ
ルジスルホン酸ナトリウム0.2部と、硫酸0.3部
と、水酸化カリウム0.4部と、オレイン酸カリウム
1.5部とを使用し硫酸肥大化を行った以外は、すべて
グラフト共重合体(B−1)の場合と同様にしてグラフ
ト共重合体(B−5)を得た。
粒子径を、表1に示した。
−1、1−2及び1−3 ポリカーボネート樹脂として粘度平均分子量22,00
0のビスフェノールAタイプポリカーボネート(PC)
と、グラフト共重合体B−1、B−2及びB−3とを、
表2の割合で秤量し、ヘンシェルミキサーで4分間混合
した後、30mmΦ二軸押出機にてシリンダー温度26
0℃で溶融混練し、ペレット状に賦型して種々の組成物
を得た。さらに射出成形することで試験片を得た。これ
らを用いて評価した結果を表2に示した。
−2及び1−3を用いることにより、優れた耐衝撃性、
耐熱性および表面外観を実現できることが分かった。
−1及び2−2 グラフト共重合体としてB−4及びB−5を使用した以
外は、熱可塑性樹脂組成物1−1の場合と同様に熱可塑
性樹脂組成物2−1及び2−2を調製し、物性を評価し
た。
−1及び3−2 グラフト共重合体の種類および添加量を表2の様にした
以外は、熱可塑性樹脂組成物1−1の場合と同様に熱可
塑性樹脂組成物3−1及び3−2を調製し、物性を評価
した。
1〜4−3 ポリカーボネート樹脂として粘度平均分子量22,00
0のビスフェノールAタイプポリカーボネート(PC)
と、飽和ポリエステル樹脂としてポリブチレンテレフタ
レート(PBT)と、ポリエステル系エラストマーとし
て極限粘度[η]が1.05のポリテトラメチレンテレ
フタレート(PEs系エラストマー)と、グラフト共重
合体B−1及びB−2とを、表2の割合で秤量し、ヘン
シェルミキサーで4分間混合した後、30mmΦ二軸押
出機にてシリンダー温度260℃で溶融混練し、ペレッ
ト状に賦型して種々の組成物を得た。さらに射出成形す
ることで試験片を得た。これらを用いて評価した結果を
表2に示した。
合、熱可塑性樹脂組成物1−1及び1−2に対してポリ
カーボネートの一部がポリエステルに置換えられている
が、この場合にも、優れた耐衝撃性、耐熱性および表面
外観を実現できることが分かった。
−1及び5−2 グラフト共重合体としてB−4及びB−5を使用した以
外は、熱可塑性樹脂組成物4−1の場合と同様に熱可塑
性樹脂組成物5−1及び5−2を調製し、物性を評価し
た。
ム重合体(b1)を酸基含有共重合体(b2)により肥
大化して得られるラテックス(b1’)に、芳香族ビニ
ル、メタクリル酸アルキルエステル及びアクリル酸アル
キルエステルからなる群より選ばれる1種以上を含む単
量体または単量体混合物(b3)をグラフト重合して得
られるグラフト共重合体を、熱可塑性樹脂に添加するこ
とにより、優れた耐衝撃性、耐熱性および表面外観を有
する成形品を作製できる。
Claims (16)
- 【請求項1】 ブタジエン系ゴム重合体(b1)を酸基
含有共重合体(b2)により肥大化して得られるラテッ
クス(b1’)に、芳香族ビニル、メタクリル酸アルキ
ルエステル及びアクリル酸アルキルエステルからなる群
より選ばれる1種以上を含む単量体または単量体混合物
(b3)をグラフト重合して得られることを特徴とする
グラフト共重合体。 - 【請求項2】 ブタジエン系ゴム重合体(b1)は、
1,3−ブタジエン50〜100質量%と、該1,3−
ブタジエンと共重合し得る1種以上のビニル系単量体0
〜50質量%とを含むものを共重合して得られることを
特徴とする請求項1記載のグラフト共重合体。 - 【請求項3】 肥大化されたラテックス(b1’)は、
ブタジエン系ゴム重合体(b1)100質量部(固形分
として)を、0.01〜10質量部(固形分として)の
酸基含有共重合体(b2)により肥大化して得られるこ
とを特徴とする請求項1又は2記載のグラフト共重合
体。 - 【請求項4】 酸基含有共重合体(b2)は、アルキル
アクリレート(該アルキル基の炭素数は1〜12)70
〜99質量%と、該アルキルアクリレートと共重合可能
な少なくとも1種以上の不飽和酸単量体1〜30質量%
とを含むものを、少なくとも1種の陰イオン界面活性剤
の存在下に重合して得られるpH4以上のラテックスで
あることを特徴とする請求項1乃至3何れかに記載のグ
ラフト共重合体。 - 【請求項5】 不飽和酸単量体は、アクリル酸、メタク
リル酸、クロトン酸、イタコン酸、桂皮酸、無水マレイ
ン酸およびブテントリカルボン酸からなる群より選ばれ
る1種以上であること特徴とする請求項4記載のグラフ
ト共重合体。 - 【請求項6】 肥大化されたラテックス(b1’)50
〜80質量%と、単量体または単量体混合物(b3)2
0〜50質量%とを含むものをグラフト重合して得られ
ることを特徴とする請求項1乃至5何れかに記載のグラ
フト共重合体。 - 【請求項7】 肥大化されたラテックス(b1’)のグ
ラフト重合は2段以上で行われ、グラフト1段目で使用
される第1単量体または第1単量体混合物(b3.1)
はメタクリル酸アルキルエステルを含み、グラフト重合
全体で使用される単量体または単量体混合物(b3)の
30〜80質量%であることを特徴とする請求項1乃至
6何れかに記載のグラフト共重合体。 - 【請求項8】 第1単量体または第1単量体混合物(b
3.1)は、メタクリル酸アルキルエステルと共重合可
能な他の1種以上のビニル系単量体を更に含むことを特
徴とする請求項7記載のグラフト共重合体。 - 【請求項9】 グラフト2段目で使用される第2単量体
または第2単量体混合物(b3.2)は芳香族ビニルを
含み、グラフト重合全体で使用される単量体または単量
体混合物(b3)の10〜50質量%であることを特徴
とする請求項7又は8記載のグラフト共重合体。 - 【請求項10】 第2単量体または第2単量体混合物
(b3.2)は、芳香族ビニルと共重合可能な他の1種
以上のビニル系単量体を更に含むことを特徴とする請求
項9記載のグラフト共重合体。 - 【請求項11】 グラフト3段目で使用される第3単量
体または第3単量体混合物(b3.3)はメタクリル酸
アルキルエステルを含み、グラフト重合全体で使用され
る単量体または単量体混合物(b3)の5〜10質量%
であることを特徴とする請求項7乃至10何れかに記載
のグラフト共重合体。 - 【請求項12】 第3単量体または第3単量体混合物
(b3.3)は、メタクリル酸アルキルエステルと共重
合可能な他の1種以上のビニル系単量体を更に含むこと
を特徴とする請求項11記載のグラフト共重合体。 - 【請求項13】 請求項1乃至12何れかに記載のグラ
フト共重合体よりなる耐衝撃性改良剤。 - 【請求項14】 1種以上の熱可塑性樹脂(A)60〜
99質量%と、請求項1乃至12何れかに記載のグラフ
ト共重合体(B)1〜40質量%とを含んでなることを
特徴とする熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項15】 1種以上の熱可塑性樹脂(A)は、ポ
リカーボネート系樹脂またはポリカーボネート系アロイ
を含むことを特徴とする請求項14記載の熱可塑性樹脂
組成物。 - 【請求項16】 ブタジエン系ゴム重合体(b1)を酸
基含有共重合体(b2)により肥大化してラテックス
(b1’)を得る工程と、該ラテックス(b1’)を、
メタクリル酸アルキルエステルを含む第1単量体または
第1単量体混合物(b3.1)によりグラフト重合する
第1グラフト重合工程と、芳香族ビニルを含む第2単量
体または第2単量体混合物(b3.2)によりグラフト
重合する第2グラフト重合工程と、メタクリル酸アルキ
ルエステルを含む第3単量体または第3単量体混合物
(b3.3)によりグラフト重合する第3グラフト重合
工程とを含むことを特徴とするグラフト共重合体の製造
方法。
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