JP2002212377A - 振動溶着用熱可塑性樹脂組成物、合成樹脂製部品及び自動車用ランプ - Google Patents

振動溶着用熱可塑性樹脂組成物、合成樹脂製部品及び自動車用ランプ

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JP2002212377A
JP2002212377A JP2001012788A JP2001012788A JP2002212377A JP 2002212377 A JP2002212377 A JP 2002212377A JP 2001012788 A JP2001012788 A JP 2001012788A JP 2001012788 A JP2001012788 A JP 2001012788A JP 2002212377 A JP2002212377 A JP 2002212377A
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monomer
weight
parts
thermoplastic resin
vibration welding
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JP2001012788A
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English (en)
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Eiji Suzuki
栄司 鈴木
Yoshinori Nagai
良典 永井
Seishu Tateoka
聖秀 楯岡
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Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動溶着時に発生するバリが溶着面に沿って
広がらず外観不良が低減できる振動溶着用熱可塑性樹脂
組成物及びこれを用いた合成樹脂製部品を提供する。 【解決手段】 下記の(a1−1)の存在下に(a1−
2)を重合して得られる架橋アクリルゴム(a1)10
〜90重量部に、さらに下記の(a2)10〜90重量
部(ただし(a1)と(a2)の合計が100重量部)
をグラフト重合したグラフト共重合体(A)10〜10
0重量部と、熱可塑性樹脂(B)0〜90重量部(ただ
し(A)と(B)の合計が100重量部)を含有してな
る振動溶着用熱可塑性樹脂組成物、この組成物からなる
合成樹脂製部品及び自動車ランプ。 (a1−1)架橋重合体粒子、(a1−2)アクリル酸
エステル、分子内に2個以上の(メタ)アクリロイル基
又はビニル基を有する単量体及び分子内にアリル基を有
する単量体、(a2)芳香族ビニル単量体、シアン化ビ
ニル単量体、(メタ)アクリル酸エステル単量体及びそ
の他のビニル単量体からなる群より選ばれる少なくとも
一種の単量体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動溶着用熱可塑
性樹脂組成物に関するものであり、特に、溶着部に発生
するバリの形状が良好な振動溶着用熱可塑性樹脂組成物
に関し、さらに合成樹脂製部品及び自動車用ランプに関
する。
【0002】
【従来の技術】二輪車や四輪車で使用されているテール
ランプ、ストップランプなどのランプ類、メーターケー
ス等は、樹脂からなる部品同士を組み合わせてつくられ
ている。樹脂部品を組み合わせる際の接合方法として
は、接着剤による方法のほかに、熱板溶着、振動溶着な
どの方法がある。この方法は、熱板との接触あるいは摩
擦によって樹脂部品の一部を溶融させて接合するもので
あり、接着剤を塗布する手間や接着剤が硬化する時間を
省くことができるため、生産性に優れた方法である。特
に振動溶着は、樹脂部品を加熱する必要もなく、極めて
短時間で樹脂部品を接合できる。
【0003】しかしながら、振動溶着によって樹脂部品
を接合する場合、溶着部に溶融した樹脂がはみ出し、い
わゆるバリが発生する。ランプ類のハウジングに使用さ
れているABS樹脂などのスチレン系樹脂とランプレン
ズに使用されているアクリル樹脂を振動溶着で接合する
ときにも、同様にバリが発生する。このバリが溶着面に
沿って広がってしまうと、ランプレンズを通して外から
見えてしまい外観不良となってしまう。しかも、ランプ
ハウジング内部に発生したバリは後加工によって除去す
ることができない。
【0004】バリの発生量を少なくする方法として、振
動溶着の条件で調整することが考えられるが、部品の形
状によっては良品が得られる溶着条件の幅が狭く、溶着
条件の調整では対応できない。又、振動溶着時のバリが
少ない材料はこれまで報告されていない。
【0005】ランプハウジングとレンズを接合したとき
に発生するバリを目立たなくする方法としては、特開平
9−63307号公報に挙げられている接合部が隠れる
ような形状にする方法、特開平10−308104号公
報に挙げられている光の屈折を利用して接合部を見えな
くする方法などがある。しかしながら、いずれの方法も
部品の形状を規定するものであり、デザイン上の制約が
生じてしまう。又、バリの量が多い場合、あるいはバリ
が溶着面に沿って広がってしまう場合は、この方法では
バリを隠すことができず、外観不良となってしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、振動溶
着によってランプハウジングとレンズを接合したときに
発生するバリを少なくする、あるいは目立たなくするた
めの従来の方法では、部品の形状によっては溶着部の外
観不良をなくすことができない。
【0007】本発明者らは、振動溶着によって形成され
る溶着部の外観を改善するために検討を行った結果、架
橋重合体の存在下にアクリル酸エステルを重合してなる
アクリル系複合ゴムを合成する際に、アクリル酸エステ
ルと架橋剤を共重合することによって、溶着部のバリの
形状を改善できることを見出した。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の(a1
−1)の存在下に(a1−2)を重合して得られる架橋
アクリルゴム(a1)10〜90重量部に、さらに下記
の(a2)10〜90重量部(ただし(a1)と(a
2)の合計が100重量部)をグラフト重合したグラフ
ト共重合体(A)10〜100重量部と熱可塑性樹脂
(B)0〜90重量部(ただし(A)と(B)の合計が
100重量部)を含有してなる振動溶着用熱可塑性樹脂
組成物、これを用いた合成樹脂製部品ならびに自動車用
ランプに関する。 (a1−1)架橋重合体粒子、(a1−2)アクリル酸
エステル、分子内に2個以上の(メタ)アクリロイル基
又はビニル基を有する単量体及び分子内にアリル基を有
する単量体、(a2)芳香族ビニル単量体、シアン化ビ
ニル単量体、(メタ)アクリル酸エステル単量体及びそ
の他のビニル単量体からなる群より選ばれる少なくとも
一種の単量体。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細について説明
する。本発明における振動溶着用熱可塑性樹脂組成物に
用いる架橋重合体粒子(a1−1)はアクリルゴムの核
としてはたらくものである。その成分は、架橋構造を有
する重合体であれば特に制限されず、ポリスチレン、A
S樹脂などのスチレン系樹脂、アクリル樹脂、ポリ酢酸
ビニルなどが例として挙げられる。これらは、一種類単
独で又は二種以上を組み合わせて使用することができ
る。
【0010】本発明における架橋重合体粒子(a1−
1)として、分子内に2個以上の(メタ)アクリロイル
基又はビニル基を有する単量体0.5〜100重量部、
ならびに芳香族ビニル単量体、シアン化ビニル単量体、
(メタ)アクリル酸エステル単量体及びその他のビニル
単量体からなる群より選ばれる少なくとも一種の単量体
0〜99.5重量部(ただし、単量体の合計が100重
量部)の共重合体が好ましい。
【0011】分子内に2個以上の(メタ)アクリロイル
基又はビニル基を有する単量体は、架橋剤として働くも
のであり、例としては、エチレングリコールジアクリレ
ート、1,3−ブタンジオールジアクリレート、1,4
−ブタンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサンジ
オールジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリ
レート、トリエチレングリコールジアクリレート、ポリ
エチレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリ
コールジアクリレート、トリメチロールプロパントリア
クリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、
ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペンタエ
リスリトールヘキサアクリレート、アクリル変性ポリジ
メチルシロキサンなどのアクリル酸エステル、エチレン
グリコールジメタクリレート、1,3−ブタンジオール
ジメタクリレート、1,4−ブタンジオールジメタクリ
レート、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート、
ジエチレングリコールジメタクリレート、トリエチレン
グリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコール
ジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリ
レート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、
ペンタエリスリトールトリメタクリレート、ペンタエリ
スリトールテトラメタクリレート、ジペンタエリスリト
ールヘキサメタクリレート、メタクリル変性ポリジメチ
ルシロキサンなどのメタクリル酸エステル、ジビニルベ
ンゼンなどの芳香族ビニル化合物などが挙げられる。こ
れらは一種類単独で又は二種以上を組み合わせて使用す
ることができる。
【0012】分子内に2個以上の(メタ)アクリロイル
基又はビニル基を有する単量体の使用量は、架橋重合体
粒子100重量部に対して0.5重量部以上であること
が好ましい。0.5重量部未満であると、架橋が不十分
となる傾向がある。
【0013】芳香族ビニル単量体としては、スチレン、
α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−ter
t−ブチルスチレン、クロロスチレン、ブロモスチレン
などを、一種類単独で又は二種以上を組み合わせて使用
することができる。
【0014】シアン化ビニル単量体としては、アクリロ
ニトリル、メタクリロニトリルなどを、一種類単独で又
は二種を組み合わせて使用することができる。
【0015】(メタ)アクリル酸エステル単量体として
は、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
プロピル、アクリル酸ブチルなどのアクリル酸エステ
ル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタク
リル酸プロピル、メタクリル酸ブチルなどのメタクリル
酸エステルが挙げられる。これらは、一種類単独で又は
二種以上を組み合わせて使用することができる。
【0016】その他のビニル単量体としては、アクリル
酸、メタクリル酸、オレイン酸、マイレン酸、フマル酸
などの不飽和脂肪酸、無水アクリル酸、無水メタクリル
酸、無水マレイン酸などの不飽和脂肪酸無水物、アクリ
ルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、メタクリ
ルアミド、N,N−ジメチルメタクリルアミドなどの不
飽和脂肪酸のアミド、N−メチルマレイミド、N−シク
ロヘキシルマレイミド、N−フェニルマレイミドなどの
マレイミド、酢酸ビニル、酪酸ビニル、安息香酸ビニル
などのビニルエステル等が挙げられる。これらは、一種
類単独で又は二種以上を組み合わせて使用することがで
きる。
【0017】本発明の架橋重合体粒子の製造方法として
は、乳化重合、懸濁重合など単量体組成物が分散した状
態で重合を行う方法、架橋重合体を粉砕する方法などが
挙げられる。これらの中で、分散状態の架橋重合体粒子
を容易に得ることができる乳化重合及び懸濁重合が好ま
しい。
【0018】本発明における架橋アクリルゴム(a1)
は、上記架橋重合体粒子(a1−1)の存在下に、アク
リル酸エステル、分子内に2個以上の(メタ)アクリロ
イル基又はビニル基を有する単量体及び分子内にアリル
基を有する単量体を共重合して得られる。上記アクリル
酸エステルとしては、アクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリ
ル酸イソアミル、アクリル酸イソデシル、アクリル酸ラ
ウリル、アクリル酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸
−2−エトキシエチルなどが挙げられる。これらは、一
種類単独で又は二種以上を組み合わせて使用することが
できる。
【0019】本発明における分子内に2個以上の(メ
タ)アクリロイル基又はビニル基を有する単量体は、上
記アクリル酸エステルを重合する際に架橋剤としてはた
らくものである。このような架橋剤の例としては、エチ
レングリコールジアクリレート、1,3−ブタンジオー
ルジアクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリレ
ート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ジエ
チレングリコールジアクリレート、トリエチレングリコ
ールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリ
レート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、トリ
メチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリ
トールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラ
アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレ
ート、アクリル変性ポリジメチルシロキサンなどのアク
リル酸エステル、エチレングリコールジメタクリレー
ト、1,3−ブタンジオールジメタクリレート、1,4
−ブタンジオールジメタクリレート、1.6−ヘキサン
ジオールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメ
タクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレー
ト、ポリエチレングリコールジメタクリレート、ネオペ
ンチルグリコールジメタクリレート、トリメチロールプ
ロパントリメタクリレート、ペンタエリスリトールトリ
メタクリレート、ペンタエリスリトールテトラメタクリ
レート、ジペンタエリスリトールヘキサメタクリレー
ト、メタクリル変性ポリジメチルシロキサンなどのメタ
クリル酸エステル、ジビニルベンゼンなどの芳香族ビニ
ル化合物などが挙げられる。これらの中でも特に、エチ
レングリコールジアクリレート、1,3−ブタンジオー
ルジアクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリレ
ート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ジエ
チレングリコールジアクリレート、トリエチレングリコ
ールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリ
レート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、エチ
レングリコールジメタクリレート、1,3−ブタンジオ
ールメタクリレート、1,4−ブタンジオールジメタク
リレート、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレー
ト、ジエチレングリコールジメタクリレート、トリエチ
レングリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコ
ールジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジメタ
クリレートなどの、分子内に2個の水酸基を有するジオ
ールのジ(メタ)アクリル酸エステルが好ましい。さら
には、エチレングリコールジアクリレート、1,3−ブ
タンジオールジアクリレート、1,4−ブタンジオール
ジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレ
ート、エチレングリコールジメタクリレート、1,3−
ブタンジオールジメタクリレート、1,4−ブタンジオ
ールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオールジメ
タクリレートなどのアルキレンジオールのジ(メタ)ア
クリル酸エステルを用いることがより好ましい。
【0020】分子内に2個以上の(メタ)アクリロイル
基又はビニル基を有する単量体の使用量は、アクリル酸
エステルに対して、0.1〜10重量%が好ましい。使
用量が0.1重量%未満であると、架橋度が低下し、振
動溶着外観の改善効果が低下する傾向がある。使用量が
10重量%を超えると架橋度が高くなりすぎて衝撃強度
が低下する傾向がある。
【0021】分子内にアリル基を有する単量体は、一般
にグラフト化剤として機能するものであり、例として
は、アリルメタクリレート、ジシクロペンタジエニルア
クリレート、ジシクロペンタジエニルオキシエチルアク
リレート、ジシクロペンタジエニルメタクリレート、ジ
シクロペンタジエニルオキシエチルメタクリレート、ジ
アリルフタレート、トリアリルイソシアヌレートなどが
挙げられる。これらの使用量は、アクリル酸エステルに
対して、0.01〜10重量%が好ましい。使用量が
0.01重量%未満であると、十分にグラフト共重合せ
ず、衝撃強度が低下する傾向があり、使用量が10重量
%を超えると架橋度が高く衝撃強度が低下する傾向があ
る。
【0022】本発明の架橋アクリルゴムにおける下記
(a1−1)と(a1−2)の比率は、(a1−1)と
(a1−2)の合計(すなわち(a1)の総量)を10
0重量部としたときに(a1−1)が5〜80重量部で
あることが好ましく、10〜50重量部であることがよ
り好ましい。(a1−1)が5重量部未満であると衝撃
強度が低下し、80重量部を超えると耐候性及び耐衝撃
性が低下する傾向がある。
【0023】本発明におけるグラフト共重合体(A)
は、上記架橋アクリルゴム(a1)10〜90重量部
に、芳香族ビニル単量体、シアン化ビニル単量体、(メ
タ)アクリル酸エステル単量体及びその他のビニル単量
体からなる群より選ばれた少なくとも一種の単量体(a
2)10〜90重量部(ただしこれらの合計が100重
量部)をグラフト共重合して得られるものである。
【0024】芳香族ビニル単量体としては、スチレン、
α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−ter
t−ブチルスチレン、クロロスチレン、ブロモスチレン
などを、一種類単独で又は二種以上を組み合わせて使用
することができる。
【0025】シアン化ビニル単量体としては、アクリロ
ニトリル、メタクリロニトリルなどを、一種類単独で又
は二種以上を組み合わせて使用することができる。
【0026】(メタ)アクリル酸エステル単量体として
は、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
プロピル、アクリル酸ブチルなどのアクリル酸エステ
ル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタク
リル酸プロピル、メタクリル酸ブチルなどのメタクリル
酸エステルが挙げられる。これらは、一種類単独で又は
二種以上を組み合わせて使用することができる。
【0027】その他のビニル単量体としては、アクリル
酸、メタクリル酸、オレイン酸、マレイン酸、フマル酸
などの不飽和脂肪酸、無水アクリル酸、無水メタクリル
酸、無水マレイン酸などの不飽和脂肪酸無水物、アクリ
ルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、メタクリ
ルアミド、N,N−ジメチルメタクリルアミドなどの不
飽和脂肪酸のアミド、N−メチルマレイミド、N−シク
ロヘキシルマレイミド、N−フェニルマレイミドなどの
マレイミド、酢酸ビニル、酪酸ビニル、安息香酸ヒニル
などのビニルエステル等が挙げられる。これらは、一種
類単独で又は二種以上を組み合わせて使用することがで
きる。
【0028】本発明のグラフト共重合体(A)におい
て、架橋アクリルゴムにグラフト共重合する上記(a
2)の組成は、(a2)100重量部に対して芳香族ビ
ニル化合物が40重量部以上含まれていることが好まし
い。40重量部未満であると、共重合組成のバランスが
低下する傾向がある。又、その他のビニル単量体の量は
20重量部以下であることが好ましい。20重量部を超
えると相溶性の点で好ましくない。
【0029】本発明のグラフト共重合体(A)100重
量部に含有される架橋アクリルゴムの割合は、10〜9
0重量部とする。10重量部未満であると衝撃強度が不
足し、90重量部を超えるとグラフト成分が少ないため
にゴム成分の分散状態が悪くなり、衝撃強度が低下する
傾向がある。
【0030】本発明のグラフト共重合体(A)におい
て、架橋アクリルゴムにグラフト共重合を行うとき、1
段階で行っても2段階以上に分割してもよい。
【0031】本発明のグラフト共重合体(A)の製造方
法は、従来から知られている乳化重合法、懸濁重合法、
塊状重合法、溶液重合法などのいずれの方法でもよい
が、一般的には乳化重合法が好ましい。
【0032】本発明の振動溶着用熱可塑性樹脂組成物
は、グラフト共重合体(A)10〜100重量部及び熱
可塑性樹脂(B)0〜90重量部(ただし(A)と
(B)の合計が100重量部)を含有する。グラフト共
重合体(A)の割合が10重量部未満であると、衝撃強
度の向上効果が現れない。
【0033】グラフト共重合体(A)と熱可塑性樹脂
(B)の混合割合は、(A)と(B)の合計100重量
部に対して本発明の振動溶着用熱可塑性樹脂組成物中の
ゴム成分を構成する架橋アクリルゴム(a1)が10〜
50重量部であることが好ましい。架橋アクリルゴム
(a1)が全体の10重量部未満では衝撃強度が不足
し、50重量部を超えると樹脂の流動性、表面硬度、剛
性が不足する傾向がある。
【0034】本発明で使用する熱可塑性樹脂(B)の種
類には特に制限はないが、ポリスチレン、AS樹脂、A
BS樹脂、AAS樹脂、AES樹脂などのスチレン系樹
脂、ナイロン66、ナイロン6などのポリアミド樹脂、
ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレ
ートなどのポリエステル樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリカ
ーボネート、アクリル樹脂などの熱可塑性樹脂が挙げら
れる。又、これらの樹脂の混合物、変性体も含まれる。
これらの中でも、スチレン系樹脂を主成分として用いる
ことが好ましい。
【0035】本発明で使用する熱可塑性樹脂(B)とし
て、芳香族ビニル単量体、シアン化ビニル単量体、(メ
タ)アクリル酸エステル単量体及びその他のビニル単量
体からなる群より選ばれる少なくとも一種の単量体を重
合してなるものを使用することができる。芳香族ビニル
単量体としては、スチレン、α−メチルスチレン、p−
メチルスチレン、p−tert−ブチルスチレン、クロ
ロスチレン、ブロモスチレンなどを、一種類単独で又は
二種以上を組み合わせて使用することができる。
【0036】シアン化ビニル単量体としては、アクリロ
ニトリル、メタクリロニトリルなどを、一種類単独で又
は二種以上を組み合わせて使用することができる。
【0037】(メタ)アクリル酸エステル単量体として
は、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
プロピル、アクリル酸ブチルなどのアクリル酸エステ
ル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタク
リル酸プロピル、メタクリル酸ブチルなどのメタクリル
酸エステルが挙げられる。これらは、一種類単独で又は
二種以上を組み合わせて使用することができる。
【0038】その他のビニル単量体としては、アクリル
酸、メタクリル酸、オレイン酸、マレイン酸、フマル酸
などの不飽和脂肪酸、無水アクリル酸、無水メタクリル
酸、無水マレイン酸などの不飽和脂肪酸無水物、アクリ
ルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、メタクリ
ルアミド、N,N−ジメチルメタクリルアミドなどの不
飽和脂肪酸のアミド、N−メチルマレイミド、N−シク
ロヘキシルマレイミド、N−フェニルマレイミドなどの
マレイミド、酢酸ビニル、酪酸ビニル、安息香酸ビニル
などのビニルエステル等が挙げられる。これらは、一種
類単独で又は二種以上を組み合わせて使用することがで
きる。
【0039】共重合体の製造方法は、従来から知られて
いる乳化重合法、懸濁重合法、塊状重合法、溶液重合法
などのいずれの方法でもよい。又、これらの方法を組み
合わせた方法でもよい。
【0040】グラフト共重合体(A)と熱可塑性樹脂
(B)を混合する方法は、ラテックス状態での混合、溶
液状態での混合、パウダ状態での混合、ペレット状に加
工してからの混合などいずれの方法でもよく、混合され
た後、バンバリーミキサー、単軸押出機、2軸押出機な
どで溶融混練される。
【0041】本発明になる樹脂組成物には、上記の樹脂
のほかに、着色、耐熱性向上、耐候性向上、成形性向上
などの目的で、着色剤、熱安定剤、光安定剤、紫外線吸
収剤、難燃剤、滑剤、離型剤、可塑剤、帯電防止剤など
を添加することができる。
【0042】本発明における合成樹脂製部品は、2個以
上の樹脂成形品が振動溶着法によって一体化された合成
樹脂製部品であって、樹脂成形品のうち1個以上が上記
の振動溶着用熱可塑性樹脂組成物からなるものである。
この部品は、溶着部の外観に優れ、かつ作業性が向上
し、樹脂成形品同士の接合強度も十分なものになる。
【0043】本発明の振動溶着用熱可塑性樹脂組成物を
用いて成形品を製造する場合、成形方法は特に限定され
ないが、一般的には射出成形、押出成形などの方法が適
用される。
【0044】本発明の自動車用ランプは、そのランプハ
ウジングを上記の振動溶着用熱可塑性樹脂組成物で成形
し、このハウジングと透明樹脂製レンズとを振動溶着法
によって接合一体化したものである。このランプは、溶
着部の外観に優れ、かつ作業性が向上し、レンズとハウ
ジングとの接合強度も十分なものとなる。
【0045】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、これらは本発明の範囲を限定するものではない。
【0046】架橋重合体ラテックスの製造 純水180重量部に牛脂脂肪酸カリウム(花王(株)社
製商品名KSソープ、以下同じ)1重量部を添加し、そ
こにスチレン100重量部、アリルメタクリレート0.
05重量部、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート
2重量部を混合したものを入れ、撹拌混合し、窒素置換
しながら60℃に昇温した。昇温後、過硫酸カリウム
0.4重量部を純水20重量部に溶解した溶液を加え、
4時間撹拌を続けた後、冷却した。このときの反応率は
98%であった。
【0047】架橋アクリルゴムラテックスの製造 上記架橋重合体ラテックス60重量部(固形分20重量
部)、純水200重量部、牛脂脂肪酸カリウム0.8重
量部、アクリル酸ブチル80重量部、アリルメタクリレ
ート0.04重量部、1,6−ヘキサンジオールアクリ
レート0.8重量部を撹拌混合し、窒素置換しながら6
0℃に昇温した。昇温後、過硫酸カリウム0.16重量
部を純水8重量部に溶解した溶液を加え、3時間撹拌を
続けた後、冷却した。このときの反応率は97%であっ
た。
【0048】グラフト共重合体(A−1)の製造 上記架橋アクリルゴムラテックス195重量部、純水1
6.5重量部、牛脂脂肪酸カリウム0.175重量部、
スチレン3重量部、アクリロニトリル1.5重量部、ア
リルメタクリレート0.1重量部、クメンヒドロパーオ
キサイド0.016重量部を撹拌混合し、窒素置換しな
がら70℃に昇温した。昇温後、ピロリン酸ナトリウム
0.2重量部及び硫酸鉄(II)0.004重量部を純水
12重量部に溶解した溶液を加え、1時間撹拌した。続
けて、スチレン24重量部、アクリロニトリル9.3重
量部、tert−ドデシルメルカプタン0.16重量
部、純水15重量部、牛脂脂肪酸カリウム0.5重量
部、クメンヒドロパーオキサイド0.07重量部の混合
物を2時間かけて滴下した。滴下終了後1時間温度を保
持後、冷却し、グラフト共重合体(A−1)ラテックス
を得た。このときの反応率は95%であった。硫酸アル
ミニウム0.2重量%水溶液200重量部に合成したグ
ラフト共重合体(A−1)ラテックスを滴下して凝固さ
せ、できたスラリーを脱水、乾燥して、グラフト共重合
体(A−1)パウダを得た。
【0049】グラフト共重合体(A−2〜A−7)の製
造 架橋重合体及び架橋アクリルゴムの製造時に用いる架橋
剤の種類及び量を表1に示すように変えた以外は、グラ
フト共重合体(A−1)と同様に合成を行い、グラフト
共重合体パウダを得た。
【0050】熱可塑性樹脂(B)の製造 純水150重量部、10重量%リン酸カルシウム水分散
液3重量部、12.5重量%ドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウム水溶液0.04重量部を撹拌混合し、そこ
に、スチレン70重量部、アクリロニトリル30重量
部、tert−ドデシルメルカプタン0.2重量部、ジ
ラウロイルパーオキサイド0.5重量部、1,1−ビス
(tert−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメ
チルシクロヘキサン0.05重量部の混合物を添加し
た。これを65℃で8時間、さらに110℃で2時間懸
濁重合を行い、冷却後脱水・乾燥して、熱可塑性樹脂
(B)を得た。得られた樹脂の重量平均分子量をGPC
で測定したところ、スチレン換算で150,000であ
った。
【0051】[アイゾット衝撃強度の評価]上記の方法
で合成したグラフト共重合体(A−1〜A−7)25重
量部と熱可塑性樹脂(B)75重量部を配合し、2軸押
出機で混練してペレットにした。このペレットを射出成
形機で成形し、物性評価用試験片を作成した。アイゾッ
ト衝撃試験は、ASTM−D256に準拠して行った。
その結果を表2に示す。
【0052】[振動溶着外観の評価]射出成形機を使用
して、前記ペレットから振動溶着外観評価用の試験片
(溶着試験片A)を作成した。試験片の形状を図1に示
す。同様に、アクリル樹脂の試験片(溶着試験片B)を
作成した。試験片の形状を図2に示す。これらの試験片
を振動溶着機(ブランソン製2406型)を使用して、
以下の条件で振動溶着を行い、溶着部の外観を目視評価
した。 溶着条件 振 幅:0.8mm 振動数:240Hz 圧 力:0.25MPa 沈み量:1.0mm 振動溶着外観の評価結果を表2に示す。ここで、振動溶
着外観の評価結果は、溶着部のバリの広がりが小さい順
に◎、○、×の三段階で表す。
【0053】
【表1】 ここで、HDA:1,6−ヘキサンジオールジアクリレ
ート、BDMA:1,3−ブタンジオールジメタクリレ
ート、DVB:ジビニルベンゼンである。又架橋剤の量
は、架橋重合体製造時についてはスチレンに対する重量
%、アクリルゴム製造時についてはアクリル酸ブチルに
対する重量%で表す。
【0054】
【表2】
【0055】
【発明の効果】本発明になる樹脂組成物を用いることに
よって、振動溶着時のバリが目立たなくなり、溶着部の
外観の良好な自動車用ランプ等の合成樹脂製部品が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、振動溶着用熱可塑性樹脂組成物の振
動溶着試験片(溶着試験片A)の図である。(b)は、
(a)の試験片のA−A′における断面図である。
【図2】(a)は、アクリル樹脂の振動溶着試験片(溶
着試験片B)の図である。(b)は、(a)の試験片の
A−A′における断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 31:34 B29L 31:34 Fターム(参考) 4F211 AA13G AA21G AA45 AH17 AH73 TA01 TC07 TC14 TD07 TN22 4J002 BC03X BC04X BC06X BC07X BC08X BC09X BC11X BD04X BG02X BN06X BN12W BN12X BN15X BN21W CF06X CF07X CG00X CL01X CL03X GN00 4J026 AA17 AA18 AA19 AA20 AA37 AA38 AA43 AA45 AA46 AA49 AA50 AA53 AA54 AA57 AA76 AB44 AC15 AC22 AC31 AC32 BA05 BA06 BA08 BA19 BA20 BA25 BA27 BA28 BA30 BA31 BA32 BA34 BA35 BA38 BA40 BA43 BA50 DA03 DA04 DB02 DB03 DB04 DB05 DB22 DB23 DB24 FA03 GA09

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の(a1−1)の存在下に(a1−
    2)を重合して得られる架橋アクリルゴム(a1)10
    〜90重量部に、さらに下記の(a2)10〜90重量
    部(ただし(a1)と(a2)の合計が100重量部)
    をグラフト重合したグラフト共重合体(A)10〜10
    0重量部と、熱可塑性樹脂(B)0〜90重量部(ただ
    し(A)と(B)の合計が100重量部)を含有してな
    る振動溶着用熱可塑性樹脂組成物。 (a1−1)架橋重合体粒子、 (a1−2)アクリル酸エステル、分子内に2個以上の
    (メタ)アクリロイル基又はビニル基を有する単量体及
    び分子内にアリル基を有する単量体、 (a2)芳香族ビニル単量体、シアン化ビニル単量体、
    (メタ)アクリル酸エステル単量体及びその他のビニル
    単量体からなる群より選ばれる少なくとも一種の単量
    体。
  2. 【請求項2】 分子内に2個以上の(メタ)アクリロイ
    ル基又はビニル基を有する単量体の使用量が、アクリル
    酸エステルに対して0.1〜10重量%である請求項1
    記載の振動溶着用熱可塑性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 分子内に2個以上の(メタ)アクリロイ
    ル基又はビニル基を有する単量体が、分子内に2個の水
    酸基を有するジオールのジ(メタ)アクリル酸エステル
    である請求項1又は請求項2記載の振動溶着用熱可塑性
    樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 分子内に2個以上の(メタ)アクリロイ
    ル基又はビニル基を有する単量体が、アルキレンジオー
    ルのジ(メタ)アクリル酸エステルである請求項1〜3
    のいずれかに記載の振動溶着用熱可塑性樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 架橋重合体粒子が、分子内に2個以上の
    (メタ)アクリロイル基又はビニル基を有する単量体
    0.5〜100重量部ならびに芳香族ビニル単量体、シ
    アン化ビニル単量体、(メタ)アクリル酸エステル単量
    体及びその他のビニル単量体からなる群より選ばれる少
    なくとも一種の単量体0〜99.5重量部(ただし、単
    量体の合計が100重量部)の共重合体である請求項1
    〜4のいずれかに記載の振動溶着用熱可塑性樹脂組成
    物。
  6. 【請求項6】 分子内にアリル基を有する単量体の使用
    量が、アクリル酸エステルに対して0.01〜10重量
    %である請求項1〜5のいずれかに記載の振動溶着用熱
    可塑性樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 グラフト共重合体(A)と熱可塑性樹脂
    (B)の混合割合が、(A)と(B)の合計100重量
    部に対して架橋アクリルゴム(a1)が10〜50重量
    部である請求項1〜6のいずれかに記載の振動溶着用熱
    可塑性樹脂組成物。
  8. 【請求項8】 熱可塑性樹脂(B)が、芳香族ビニル単
    量体、シアン化ビニル単量体、(メタ)アクリル酸エス
    テル単量体及びその他のビニル単量体からなる群より選
    ばれる少なくとも一種の単量体を重合してなるものであ
    る請求項1〜7のいずれかに記載の振動溶着用熱可塑性
    樹脂組成物。
  9. 【請求項9】 2個以上の樹脂成形品が振動溶着法によ
    って一体化された合成樹脂製部品であって、樹脂成形品
    のうち1個以上が請求項1〜8のいずれかに記載の振動
    溶着用熱可塑性樹脂組成物からなる合成樹脂製部品。
  10. 【請求項10】 透明樹脂製レンズとランプハウジング
    とが振動溶着法によって接合一体化された自動車用ラン
    プであって、ランプハウジングが請求項1〜8のいずれ
    かに記載の振動溶着用熱可塑性樹脂組成物で成形された
    自動車用ランプ。
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