JP2003242791A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JP2003242791A JP2002035852A JP2002035852A JP2003242791A JP 2003242791 A JP2003242791 A JP 2003242791A JP 2002035852 A JP2002035852 A JP 2002035852A JP 2002035852 A JP2002035852 A JP 2002035852A JP 2003242791 A JP2003242791 A JP 2003242791A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コントロールゲート電圧のスイッチング後の
電圧立上げ期間を短縮する不揮発性半導体装置を提供す
ること。 【解決手段】 複数の不揮発性メモリセルのコントロー
ルゲートCGを駆動する電圧を生成する電圧生成部42
0は、昇圧回路430と電圧制御回路EOCTLとコン
トロールゲートドライバCGDRVとを有する。電圧制
御回路EOCTLは、電圧入力端子422,423及び
電圧出力端子425,426を有し、不揮発性メモリセ
ルの選択状態(PVPCGの論理)に応じて、昇圧回路
430から入力端子422,423を介して入力される
電圧VPCGH,VPCGLを、電圧出力端子425,
426に切り換えて出力する。電圧制御回路EOCTL
は、プリドライブ期間Bにて、その電圧出力端子42
5,426のいずれにも電圧VPCGHを出力させて、
コントロールゲート線をプリドライブする。プリドライ
ブ期間Bの前の期間Aでは、昇圧回路431からの電圧
を出力させない切断状態に設定し、代わりに電源電圧V
ddを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コントロールゲー
トにより制御される不揮発性メモリセルを備えた不揮発
性半導体記憶装置に関する。
【0002】
【背景技術】不揮発性半導体記憶装置の一例として、チ
ャネルとゲートとの間のゲート絶縁層が、酸化シリコン
膜、窒化シリコン膜及び酸化シリコン膜の積層体からな
り、窒化シリコン膜に電荷がトラップされるMONOS
(Metal-Oxide-Nitride-Oxide-Semiconductorまたは-su
bstrate)型が知られている。
【0003】このMONOS型不揮発性半導体記憶装置
は、文献(Y.Hayashi,etal,2000 Symposium on VLSI Te
chnology Digest of Technical Papers p.122-p.123)
に開示されている。この文献には、1つのワードゲート
と、2つのコントロールゲートにより制御される2つの
不揮発性メモリセル(MONOSメモリ素子またはセル
ともいう)を備えたツインMONOSフラッシュメモリ
セルが開示されている。すなわち、1つのフラッシュメ
モリセルが、電荷のトラップサイトを2つ有している。
【0004】このような構造を有する複数のツインMO
NOSフラッシュメモリセルを行方向及び列方向にそれ
ぞれ複数配列させて、メモリセルアレイ領域が構成され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このツインMONOS
フラッシュメモリセルを駆動するには、2本のビット線
と、1本のワード線と、2本のコントロールゲート線と
を要する。ただし、多数のツインメモリセルを駆動する
に際して、異なるコントロールゲートであっても同じ電
位に設定する場合には、これらの線を共通接続すること
ができる。
【0006】この種のフラッシュメモリの動作には、デ
ータの消去、プログラム及び読み出しがある。データの
プログラム及び読み出しは、通常、8ビットまたは16
ビットの選択セル(選択された不揮発性メモリセル)に
て同時に実施される。
【0007】ここで、MONOSフラッシュメモリで
は、1本のワード線に、互いに素子分離されていない複
数のツインMONOSフラッシュメモリセルが接続され
る。そして、ある特定の選択セルに対してデータのリー
ドまたはプログラムを実施するには、その選択セルを有
するツインMONOSフラッシュメモリの電圧設定だけ
でなく、それと隣接するツインMONOSフラッシュメ
モリセルを適切に電圧設定しなければならない。
【0008】例えば、ツインメモリセルの一方が選択セ
ルであり、他方が非選択セル(対向セルという)である
場合を考える。選択セルからデータをリードする時、選
択セルのコントロールゲートには選択電圧を、対向セル
のコントロールゲートにはオーバライド電圧を供給し、
対向セル以外の非選択セルのコントロールゲートには0
Vを供給する。データプログラム時も同様であり、選択
電圧及びオーバライド電圧の値がデータリード時と異な
るだけである。
【0009】ここで、オーバライド電圧とは、対向セル
のプログラムの有無に拘わらず、その対向セルのトラン
ジスタをオンさせてリード電流またはプログラム電流を
流すために必要な電圧である。
【0010】ここで、データリード時のオーバライド電
圧、データプログラム時の選択電圧及びオーバライド電
圧は電源電圧より高く、これらは昇圧回路から供給され
る。
【0011】この種の不揮発性半導体記憶装置では、特
にリード動作を高速化する必要がある。しかし、コント
ロールゲート線を0Vから最終電圧まで立ち上げるのに
時間を要していた。
【0012】そこで、本発明の目的は、コントロールゲ
ート電圧を最終電圧まで立ち上げる時間を短縮すること
ができる不揮発性半導体記憶装置を提供することにあ
る。
【0013】本発明の他の目的は、コントロール電圧の
立上げ時間を短縮しながらも、消費電流を低減できる不
揮発性半導体記憶装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る不揮発性半
導体装置は、コントロールゲートを有する不揮発性メモ
リセルを複数配列してなるメモリセルアレイ領域と、前
記メモリセルアレイ領域内の前記複数の不揮発性メモリ
セルの各々の前記コントロールゲートを駆動する電圧を
生成するコントロールゲート電圧生成部とを有すること
ができる。前記コントロールゲート電圧生成部は、複数
の電圧を生成する昇圧回路と、複数の電圧出力端子を有
し、前記不揮発性メモリセルの選択状態に応じて、前記
昇圧回路からの前記複数の電圧を、前記複数の電圧出力
端子に切り換えて出力する電圧制御回路とを有すること
ができる。本発明の電圧制御回路は、前記複数の電圧を
前記複数の電圧出力端子から出力させる前のプリドライ
ブ期間中に、前記複数の電圧の中の最大電圧を前記複数
の電圧出力端子に共通に出力する。
【0015】本発明によれば、コントロールゲートドラ
イバにより設定される最終電圧の大きさに拘わらず、プ
リドライブ期間間は複数の最終電圧の中の最大電圧がコ
ントロールゲートに供給されてプリドライブされる。こ
うすると、駆動中の複数のコントロールゲートドライバ
の電流駆動能力をほぼ等しくできる。よって、コントロ
ールゲート電圧が最終電圧まで立ち上がる期間を短縮で
きる。
【0016】本発明では、電圧制御回路からの前記複数
の電圧の一つと接地電圧以下の電圧との一方を選択して
前記コントロールゲートに供給するCMOSトランジス
タをそれぞれ含む複数のコントロールゲートドライバを
さらに有することができる。この複数のコントロールゲ
ートドライバ中の各CMOSトランジスタは、メモリア
ドレスの変化に応じてスイッチングされる。そして、本
発明の電圧制御回路は、そのCMOSトランジスタのス
イッチング期間が経過した後にプリドライブ期間を設定
することが好ましい。
【0017】CMOSトランジスタのスイッチング期間
では、CMOSトランジスタに貫通電流が流れる。この
スイッチング期間中にプリドライブ期間を重複して設定
すると、昇圧回路から最大電圧がCMOSトランジスタ
へ供給されることになる。よって、貫通電流により昇圧
回路の電圧がドロップしてしまうからである。
【0018】このように、CMOSトランジスタのスイ
ッチング期間を避けてプリドライブ期間を設定するに
は、電圧制御回路は、メモリアドレスが遷移した時に変
化するアドレス遷移信号に基づいて、所定期間に亘って
プリドライブ期間を設定することが好ましい。
【0019】本発明の好ましい形態では、電圧制御回路
は、第1,第2の電圧入力端子と、第1,第2の電圧出
力端子とを有し、前記不揮発性メモリセルの選択状態に
応じて、前記第1,第2の電圧入力端子と前記第1,第
2の電圧出力端子との接続状態を切り換え制御すること
ができる。
【0020】この形態では、電圧制御回路では、データ
リード時に、前記第1の電圧入力端子に第1のコントロ
ールゲート選択電圧が、前記第2の電圧入力端子に前記
第1のコントロールゲート選択電圧よりも高い第1のオ
ーバライド電圧がそれぞれ入力され、前記プリドライブ
期間中に前記第1,第2の電圧出力端子より前記第1の
オーバライド電圧(最大電圧)を出力することができ
る。
【0021】同様に、電圧制御回路では、データプログ
ラム時に、前記第1の電圧入力端子に第2のコントロー
ルゲート選択電圧が、前記第2の電圧入力端子に前記第
2のコントロールゲート選択電圧よりも高い第2のオー
バライド電圧がそれぞれ入力され、前記プリドライブ期
間中に前記第1,第2の電圧出力端子より前記第2のオ
ーバライド電圧(最大電圧)を出力することができる。
前記電圧制御回路は、前記CMOSトランジスタのスイ
ッチング期間を含む期間に、前記第1,第2の電圧出力
端子のいずれにも前記昇圧回路からの電圧を出力させな
い切断状態に設定することを特徴とする不揮発性半導体
記憶装置。
【0022】本発明のさらに好ましい形態では、電圧制
御回路は、前記CMOSトランジスタのスイッチング期
間を含む期間に、前記複第1,第2の電圧出力端子に電
源電圧を出力することができる。
【0023】上述したようにCMOSトランジスタのス
イッチング期間では貫通電流が流れるので、この期間中
は電圧制御回路より昇圧回路を切り離すことで、昇圧回
路での電圧ドロップを防止できる。そして、昇圧回路の
電圧に頼らずに、電源電圧を用いてCMOSトランジス
タのスイッチング動作を実現できる。
【0024】本発明は1つのワードゲートと、第1,第
2のコントロールゲートにより制御される第1,第2の
不揮発性メモリセルとを有するツインメモリセルを、行
方向及び列方向に配列したものにも適用できる。もちろ
ん、ツインメモリセル以外のメモリセル構造を有する不
揮発性半導体記憶装置であってもよい。
【0025】なお、ツインメモリセルを構成する第1,
第2の不揮発性メモリセルの各々は、酸化膜(O)、窒
化膜(N)及び酸化膜(O)からなるONO膜を電荷の
トラップサイトとして有することができる。ただし、こ
れ以外のトラップ構造を採用することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0027】(ツインメモリセル構造)図1は不揮発性
半導体記憶装置の一断面を示している。図1において、
1つのツインメモリセル100は、P型ウェル102上
にゲート酸化膜を介して例えばポリシリコンを含む材料
から形成されるワードゲート104と、第1,第2のコ
ントロールゲート106A,106Bと、第1,第2の
メモリ素子(MONOSメモリ素子)108A,108
Bとを有する。
【0028】第1,第2のコントロールゲート106
A,106Bは、ワードゲート104の両側壁に形成さ
れ、ワードゲート104とはそれぞれ電気的に絶縁され
ている。
【0029】第1,第2のメモリ素子108A,108
Bの各々は、MONOSのM(金属)に相当するポリシ
リコンにて形成される第1,第2のコントロールゲート
106A,106Bの一つと、P型ウェル102との間
に、酸化膜(O)、窒化膜(N)及び酸化膜(O)を積
層することで構成される。なお、第1,第2のコントロ
ールゲート106A,106Bは、シリサイドなどの導
電材で構成することもできる。
【0030】このように、1つのツインメモリセル10
0は、スプリットゲート(第1,第2のコントロールゲ
ート106A,106B)を備えた第1,第2のMON
OSメモリ素子108A,108Bを有し、第1,第2
のMONOSメモリ素子108A,108Bにて一つの
ワードゲート104を共用している。
【0031】この第1,第2のMONOSメモリ素子1
08A,108Bは、それぞれ電荷のトラップサイトと
して機能する。第1,第2のMONOSメモリ素子10
8A,108Bの各々は、ONO膜109にて電荷をト
ラップすることが可能である。
【0032】図1に示すように、行方向(図1の第2の
方向B)に間隔をおいて配列された複数のワードゲート
104は、ポリサイドなどで形成される1本のワード線
WLに共通接続されている。
【0033】また、図1に示すコントロールゲート10
6A,106Bは、列方向(図1の紙面に垂直な第1の
方向A)に沿って延び、列方向に配列される複数のツイ
ンメモリセル100にて共用される。よって、符号10
6A,106Bをコントロールゲート線とも称する。
【0034】ここで、[i]番目のツインメモリセル1
00[i]のコントロールゲート線106Bと、[i+
1]番目のツインメモリセル100[i+1]のコント
ロールゲート線106Aとには、例えばワードゲート,
コントロールゲート,ワード線よりも上層の金属層で形
成されるサブコントロールゲート線SCG[i+1]が
接続されている。
【0035】P型ウェル102には、[i]番目のツイ
ンメモリセル100[i]のMONOSメモリ素子10
8Bと、[i+1]番目のツインメモリセル100[i
+1]のMONOSメモリ素子108Aとに共用される
[i+1]番目の不純物層110[i+1]が設けられ
ている。
【0036】これらの不純物層110[i],[i+
1],[i+2]は例えばP型ウェル内に形成されるn
型不純物層で、列方向(図1の紙面に垂直な第1の方向
A方向)に沿って延び、列方向に配列される複数のツイ
ンメモリセル100にて共用されるサブビット線として
機能する。よって、符号110[i],[i+1],
[i+2]などをサブビット線SBL[i],[i+
1],[i+2]とも称する。
【0037】(不揮発性半導体記憶装置の全体構成)上
述のツインメモリセル100を用いて構成される不揮発
性半導体記憶装置の全体構成について、図2(A)〜図
2(E)を参照して説明する。
【0038】図2(A)は1チップの不揮発性半導体記
憶装置の平面レイアウト図であり、メモリセルアレイ領
域200とグローバルワード線デコーダ201とを有す
る。メモリセルアレイ領域200は、例えば計64個の
第0〜第63のセクタ領域210を有する。
【0039】64個のセクタ領域210は、図2(A)
に示すようにメモリセルアレイ領域200を第2の方向
(行方向)Bでそれぞれ分割したもので、各セクタ領域
210は第1の方向(列方向)Aを長手方向とする縦長
形状を有する。データ消去の最小単位がセクタ領域21
0であり、セクタ領域210内の記憶データは一括して
または時分割で消去される。
【0040】メモリアレイ領域200は、例えば4K本
のワード線WLと、4K本のビット線BLとを有する。
ここで、本実施の形態では1本のビット線BLに2つの
MONOSメモリ素子108A,108Bが接続される
ため、4K本のビット線BLは8Kbitの記憶容量を
意味する。各セクタ領域210の記憶容量はメモリ全体
の記憶容量の1/64であり、(4K本のワード線W
L)×(64本のビット線BL)×2で定義される記憶
容量を有する。
【0041】図2(B)は、図2(A)に示す不揮発性
半導体記憶装置の隣り合う2つの第0及び第1のセクタ
領域210の詳細を示している。図2(B)に示すよう
に、2つのセクタ210の両側に、ローカルドライバ領
域(ローカルコントロールゲートドライバ、ローカルビ
ット線選択ドライバ及びローカルワード線ドライバを含
む)220A,220Bが配置されている。また、2つ
のセクタ210と2つのローカルドライバ領域220
A,220Bの例えば上辺には、セクタ制御回路222
が配置されている。
【0042】各セクタ領域210は第2の方向Bにて分
割され、16ビットのデータをリード・ライト可能にI
/O0〜I/O15用の16個のメモリブロック(入出
力ビットに対応したメモリブロック)214を有してい
る。各メモリブロック214は、図2(B)に示すよう
に、4K(4096)本のワード線WLを有する。
【0043】図2(C)に示すように、図2(B)に示
す各一つのセクタ領域210は、第1の方向Aにて8個
のラージブロック212に分割されている。この各ラー
ジブロック212は、図2(D)に示すように、第1の
方向Aにて8個のスモールブロック215に分割されて
いる。
【0044】各スモールブロック215は、図2(E)
に示すように、64本のワード線WLを有する。
【0045】(セクタ領域の詳細)図3は、図2(A)
に示すセクタ領域0の詳細を示している。図3に示すス
モールメモリブロック216は、図4に示すように、ツ
インメモリセル100を列方向に例えば64個、行方向
に例えば4個配列したものである。一つのスモールメモ
リブロック216には、例えば4本のサブコントロール
ゲート線SCG0〜SCG3と、データの入出力線であ
る4本のサブビット線SBL0〜SBL3と、64本の
ワード線WLとが接続されている。
【0046】ここで、偶数のサブコントロールゲート線
SCG0,SCG2には、偶数列(第0列または第2
列)の複数のツインメモリセルの各々の第2のコントロ
ールゲート106Bと奇数列(第1列または第3列)の
複数のツインメモリセルの各々の第1のコントロールゲ
ート106Aとが共通接続されている。同様に、奇数の
サブコントロールゲート線SCG1,SCG3には、奇
数列(第1列または第3列)の複数のツインメモリセル
の各々の第2のコントロールゲート106Bと偶数列
(第2列または第4列)の複数のツインメモリセルの各
々の第1のコントロールゲート106Aとが共通接続さ
れている。
【0047】図3に示すように、一つのメモリブロック
214内にはスモールメモリブロック216が列方向に
64個配列され(この一群がスモールブロック215と
なる)、16ビットの入出力を行うために、16個のI
/O0〜I/O15に対応した16個のメモリブロック
214が行方向に配列されている。
【0048】行方向に配列された16個のスモールメモ
リブロック216の16本のサブコントロールゲート線
SCG0が、行方向にメインコントロールゲート線MC
G0に共通接続されている。同様に、16本のサブコン
トロールゲート線SCG1はメインコントロールゲート
線MCG1に、16本のサブコントロールゲート線SC
G2はメインコントロールゲート線MCG2に、16本
のサブコントロールゲート線SCG3はメインコントロ
ールゲート線MCG3にそれぞれ共通接続されている。
【0049】このセクタ領域0内の各スモールブロック
215には、コントロールゲート駆動部であるCGドラ
イバ300−0〜300−63の一つがそれぞれ設けら
れている。この各CGドライバ300−0〜300−6
3には、行方向に延びる上述の4本のメインコントロー
ルゲート線MCG0〜MCG3が接続されている。
【0050】図5は、相隣り合うセクタ領域0とセクタ
領域1にそれぞれ属する2つのスモールブロック215
の関係を示している。セクタ領域0とセクタ領域1とで
は64本のワード線WL0〜WL63が共用されるが、
メインコントロールゲート線MCG0〜MCG3及びメ
インビット線MBLはそれぞれ独立して設けられてい
る。特に図5では、セクタ領域0内のスモールブロック
215に対応するCGドライバCGDRV0〜3と、セ
クタ領域1内のスモールブロック215に対応するCG
ドライバCGDRV0〜3とが示され、CGドライバは
スモールブロック215毎に独立して設けられている。
【0051】スモールブロック215毎に配置された各
サブビット線SBL0(不純物層)は、金属配線である
メインビット線MBLに共通接続されている。このメイ
ンビット線MBLは、列方向(第1の方向A)に配列さ
れたスモールメモリブロック216間で共有されてい
る。このメインビット線MBLからスモールメモリブロ
ック内の各サブビット線SBL0に至る各経路途中に
は、ビット線選択スイッチング素子であるビット線選択
ゲート217A,217Bが配置されている。なお、例
えば、奇数本目のサブビット線SBLには上述のビット
線選択ゲート217Aがそれぞれ接続されるのに対し
て、偶数本目のサブビット線SBLにはビット線選択ゲ
ート217Bが接続されている。
【0052】隣り合う2つの第0,第1のセクタ領域2
10内の2つのスモールブロック215及びその両側の
ローカルドライバ領域220A,220Bの詳細を図6
に示す。図6に示すように、左側のローカルドライバ領
域220Aには、図5に示す4つのローカルコントロー
ルゲート線ドライバCGDRV0〜CGDRV3が配置
されている。同様に、右側のローカルドライバ領域22
0Bには、図5に示す4つのローカルコントロールゲー
ト線ドライバCGDRV0〜CGDRV3が配置されて
いる。
【0053】また、左側のローカルドライバ領域220
Aには、セクタ0,1内の偶数番目のワード線WL0,
2,…62を駆動するローカルワード線ドライバWLD
RV0,…WLDRV63が配置されている。右側のロ
ーカルドライバ領域220Bには、セクタ0,1内の奇
数番目のワード線WL1,3,…63を駆動するローカ
ルワード線ドライバWLDRV1,…WLDRV63が
配置されている。
【0054】さらに、図5及び図6に示すように、右側
のローカルドライバ領域220Bには、セクタ0,1の
例えば奇数番目のサブビット線SBLに接続されたビッ
ト線選択ゲート217Aを駆動するローカルビット線ド
ライバBSDRV1が配置されている。左側のローカル
ドライバ領域220Aには、セクタ0,1の例えば偶数
番目のサブビット線SBLに接続されたビット線選択ゲ
ート217Bを駆動するローカルビット線ドライバBS
DRV0が配置されている。
【0055】(セクタ0,1の駆動回路)次に、図7を
参照してセクタ0,1内の各スモールブロック215内
のツインメモリセルを駆動する回路について説明する。
【0056】まず、セクタ0〜63に共用される構成と
して、プリデコーダ400と、64個のグローバルデコ
ーダ402−0〜402−63と、Yデコーダ404と
が設けられている。
【0057】プリデコーダ400は、選択対象の不揮発
性メモリセル(選択セル)を特定するアドレス信号A
[20−0]をデコードするものである。このアドレス
信号A[20−0]の意味付けを下記の表1に示す。
【0058】
【表1】
【0059】表1に示すように、上位のアドレス信号A
[20−15]で64セクタの中の一つのセクタが選択
され、中位のアドレス信号A[14−12]で図4に示
す一つのスモールメモリブロック216内の4セル(8
ビット)の中の1ビットが選択され、下位のアドレス信
号A[11−0]で一つのセクタ内の4096本の中の
1本のワード線WLが選択される。また、アドレス信号
A[11−9]で一つのセクタ内に存在する8つのラー
ジブロック212の中の一つが選択され、アドレス信号
A[8−6]で一つのラージブロック212内に存在す
る8つのスモールブロック215の中の一つが選択さ
れ、アドレス信号A[5−0]で一つのスモールブロッ
ク215内に存在する64本のワード線WLの中の1本
が選択される。
【0060】64個のグローバルデコーダ402−0〜
402−63は、下位のアドレス信号A[11−0]を
プリデコーダ400にてプリデコードした結果に基づい
て、64本のグローバルワード線GWL[0]〜GWL
[63]をアクティブとする。なお、データリード時と
データプログラム時では1本のグローバルワード線GW
Lのみがアクティブ(Vdd)とされる。データイレー
ス時で、一つのセクタ内を一括して消去する際には64
本のグローバルワード線GWLが全てアクティブ(Vd
d)とされる。このことにより、一つのセクタ内の全て
のワード線WLが選択されて、消去用のワード線電圧が
供給される。
【0061】Yデコーダ404は、Yパス選択ドライバ
410を介してYパス回路412を駆動して、スモール
ブロック215内の選択されたビット線を、後段のセン
スアンプまたはビット線ドライバに接続するものであ
る。
【0062】図5及び図6にて既に説明した通り、図7
の各スモールブロック215の左右には、ローカルドラ
イバ領域220A,220Bが設けられている。
【0063】セクタ0,1内の例えば第1行目のスモー
ルメモリブロック0を例に挙げれば、その左側のローカ
ルドライバ領域220Aには、セクタ0内の4本のメイ
ンコントロールゲート線MCGを駆動するコントロール
ゲート線ドライバCGDRV[3−0]と、セクタ0,
1内の偶数本目の31本のワード線WLを駆動するワー
ド線ドライバWLDRV[31−0]と、セクタ0,1
内の偶数本目のサブビット線SBLに接続されたビット
線選択トランジスタ217Bを駆動するビット線選択ド
ライバBSDRV[0]が配置されている。右側のロー
カルドライバ領域220Bには、セクタ1内の4本のメ
インコントロールゲート線MCGを駆動するコントロー
ルゲート線ドライバCGDRV[3−0]と、セクタ
0,1内の奇数本目の31本のワード線WLを駆動する
ワード線ドライバWLDRV[63−32]と、セクタ
0,1内の奇数本目のサブビット線SBLに接続された
ビット線選択トランジスタ217Aを駆動するビット線
選択ドライバBSDRV[1]が配置されている。
【0064】次に、セクタ0,1の例えば上辺に配置さ
れたセクタ制御回路222の詳細について、図7を参照
して説明する。なお、セクタ制御回路222について
は、先願の特願平2001−137165等に詳述され
ているので、以下の説明では、コントロールゲート電圧
の設定に関する構成についてのみ詳述する。
【0065】セクタ0,1にそれぞれ対応して設けられ
た2つのコントロールゲート電圧制御回路EOCTL
は、プリデコーダ400からのプリデコード出力に基づ
き、2種類のコントロールゲート用高電圧VPCG
[1:0]を出力する。
【0066】このコントロール電圧制御回路EOCTL
を含むコントロールゲート電圧生成回路420を図8に
示す。図8において、コントロール電圧制御回路EOC
TLは、制御信号ATDCG,NESEC,PVPCG
及びATDCGDの各入力端子の他、電圧VPCGLが
入力される第1の電圧入力端子421、電圧VPCGH
が入力される第2の電圧入力端子422、ウェル電圧V
PEOが入力されるウェル電圧入力端子423、電源電
圧Vddが入力される電源入力端子424を有する。さ
らにコントロールゲート電圧制御回路EOCTLは、コ
ントロールゲート用高電圧VPCG[0]を出力する第
1の電圧出力端子425と、コントロールゲート用高電
圧VPCG[1]を出力する第2の電圧出力端子426
を有する。
【0067】図7において、セクタ0,1にそれぞれ対
応して設けられた2つのプリコントロールゲート線ドラ
イバPCGDRVは、プリデコーダ400からのプリデ
コード出力に基づき、セクタ0,1内の各スモールブロ
ック215に対応して設けられた4つのコントロールゲ
ート線ドライバCGDRV0〜3のいずれかをアクティ
ブとするドライバ選択信号PCG[3:0]を出力す
る。
【0068】ここで、セクタ0内のスモールブロック0
〜63に対応して設けられたコントロールゲート線ドラ
イバCGDRV[3:0]〜CGDRV[255:25
2]は、図3に示すコントロールゲート線ドライバ30
0−0〜300−63に対応するもので、その詳細を図
9に示す。
【0069】図9において、コントロールゲート用高電
圧VPCG[0]は、コントロールゲート線ドライバC
GDRV0,2に入力され、コントロールゲート用高電
圧VPCG[1]は、コントロールゲート線ドライバC
GDRV1,3に入力される。
【0070】また、ドライバ選択信号PCG[3:0]
は、対応するコントロールゲート線ドライバCGDRV
0〜3にそれぞれ入力される。
【0071】コントロールゲート線ドライバCGDRV
0を例に挙げれば、その最終段に、P型MOSトランジ
スタ427及びN型MOSトランジスタ428から成る
CMOSトランジスタ429が設けられている。コント
ロールゲート線CG[0]は、P型MOSトランジスタ
427及びN型MOSトランジスタ428のドレイン同
士を接続した個所に接続されている。そして、グローバ
ルワード線信号GWL[0]がHIGHであって、ドラ
イバ選択信号PCG[0]がHIGHである場合に限
り、コントロールゲート線ドライバCGDRV0のCM
OSトランジスタ429より、コントロールゲート用高
電圧VPCG[0]が出力される。他の場合には、コン
トロールゲート線ドライバCGDRV0の出力は0Vと
なる。この動作は、他のコントロールゲート線ドライバ
1〜3でも同様である。
【0072】図7に示すように、セクタ0,1にそれぞ
れ対応して設けられた2つのプリコントロールゲート用
負電圧供給回路VNCGは、プリデコーダ400からの
プリデコード出力に基づき、データイレース時にコント
ロールゲートに印加される負電圧VNCG(例えば−3
V)を、セクタ0,1内の各スモールブロック215に
対応して設けられた4つのコントロールゲート線ドライ
バCGDRV0〜3に供給する。
【0073】図9ではデータイレース時に負電圧VNC
Gを供給する回路は省略されているが、データイレース
時にはセクタ内の全てのスモールブロック215内のコ
ントロールゲートに負電圧VNCGを供給して、セクタ
毎に一括消去が可能である。
【0074】コントロールゲー用高電圧VPCG[0,
1]となる2種の電圧VPCGL,VPCGHは、図1
0に示す昇圧回路(チャージポンプ)430にて生成さ
れ、モードによって異なる電圧に設定されている。例え
ば、データリード時であればVPCGL=1.5V(第
1のコントロールゲート選択電圧),VPCGH=3V
(第1のオーバライド電圧)となる。一方、データプロ
グラム時であればVPCGL=2.5V(第2のコント
ロールゲート選択電圧),VPCGH=5.5V(第2
のオーバライド電圧)となる。なお、本実施の形態で
は、電源電圧Vddは1.8V〜2.5V程度の変動幅
を有し、電圧1.5Vは昇圧回路430にて電源電圧V
ddあるいは昇降した電圧をレギュレートして生成さ
れ、電圧2,5V,3V及び5.5Vは電源電圧Vdd
を昇圧回路430にて昇圧することで生成される。
【0075】昇圧回路430は、図10に示すように、
容量素子C1,C2,C3,…、及びスイッチSW1,
SW2,SW3,…を、クロックCK1及び/CK1に
より制御して、電源電圧Vddを所定の電圧まで昇圧す
るものである。2相クロックに限らず、4相クロックな
どで駆動しても良い。
【0076】図8に示すウェル電圧可変回路431は、
昇圧回路430からの出力に基づいて、後述するP型ト
ランジスタ440,445(図11参照)のウェル電圧
VPEOを可変制御するものである。
【0077】図11に、コントロールゲート電圧制御回
路EOCTLの一例を示す。図11において、このコン
トロールゲート電圧制御回路EOCTLは、昇圧回路4
30からの第1,第2の電圧入力端子421,422を
介して入力される電圧VPCGH及び電圧VPCGL
を、不揮発性メモリセルの選択状態(制御信号PVPC
Gの論理状態)に応じて、第1,第2の電圧出力端子4
25,426に切り換えて出力するものである。従っ
て、第1の電圧出力端子425からは、電圧VPCGH
及び電圧VPCGLの一方がコントロールゲート用高電
圧VPCG[0]として出力され、第2の電圧出力端子
426からは電圧VPCGH及び電圧VPCGLの他方
がコントロールゲート用高電圧VPCG[1]として出
力される。
【0078】また、このコントロール電圧制御回路EO
CTLは、電圧VPCGH及び電圧VPCGLを第1,
第2の電圧出力端子425,426より出力させる前
に、昇圧回路430との接続を切断して、第1,第2の
出力端子425,426のいずれからも昇圧回路430
の出力電圧を出力させない切断状態に設定する。本実施
の形態では、昇圧回路430との接続が切断された際に
は、第1,第2の電圧出力端子425,426より例え
ば電源電圧Vddを出力させている。
【0079】このために、第1,第2の電圧出力端子4
25,426より電圧VPCGLを供給する経路途中
に、P型トランジスタ440,441,442が設けら
れている。また、第1,第2の電圧出力端子425,4
26に電圧VPCGHを供給する経路途中に、P型トラ
ンジスタ443,444が設けられている。さらに、第
1,第2の電圧出力端子425,426に電源電圧Vd
dを供給するために、電圧VPCGLの供給線と電源入
力端子424との間にP型トランジスタ445が設けら
れている。
【0080】このコントロールゲート電圧制御回路EO
CTLの構成及び動作を、図12に示すタイミングチャ
ートを参照して説明する。図12は、データリード動作
時のタイミングチャートである。図12において、不揮
発性メモリセルを選択するアドレス信号(address)が
変化してから、コントロールゲート線CGを最終電圧
(0V,1.5V及び3V)に設定してデータリード動
作を実施するために、時間軸上で第1段階A〜第5段階
Eに分けられている。なお、データプログラム動作つい
ても、設定電圧(0V,2.5V及び5.5V)が相違
するのみで、図12に示すタイミングチャートと同様に
して実施できる。
【0081】このために、第1段階Aにてアクティブ例
えばハイとなる第1のアドレス遷移信号ATCG、第
1,第2段階A,Bでハイとなる第2のアドレス遷移信
号ATDCD、第1〜第3段階A〜Cでハイとなる第3
のアドレス遷移信号ATDEQ、第1〜第4段階A〜D
でハイとなる第4のアドレス遷移信号ATDSAを用い
ることができる。
【0082】(1)第1段階A(昇圧回路との切断段
階) 図12に示す第1段階Aは、コントロールゲート電圧制
御回路EOCTLと昇圧回路430とを切り離す(切断
状態とする)工程である。第1段階Aでは、不揮発性メ
モリセルを選択するアドレス信号(address)が変化す
ると、図11に示す端子450に入力される第1のアド
レス遷移信号ATDCGが、図12に示すように所定期
間ハイとなる。ここで、上位のアドレス信号A[20−
15]で64セクタの中の一つのセクタ210が選択さ
れているので、その選択されたセクタ210と対応する
制御信号NESECがハイとなり、図11に示す端子4
51に入力される。
【0083】ここで、図11に示す第1〜第6の高電圧
スイッチ452,453,456〜459の各々は、図
13に示す共通の構成を有している。すなわち、入力端
子INへの信号がハイであれば、その出力OUTがハイ
(VH)となり、その反転出力/OUTはロー(0V)
となる。逆に、入力端子INへの信号がローであれば、
その出力OUTがロー(0V)となり、その反転出力/
OUTはハイ(HV)となる。
【0084】図11において、第1のアドレス遷移信号
ATDCG及び制御信号NESECが共にハイとなる
と、端子450,451に接続された論理回路を経由し
て、第1の高圧スイッチ452の出力OUTがハイとな
り、P型トランジスタ440がオフされる。従って、コ
ントロールゲート電圧制御回路EOCTLは、第1の電
圧入力端子421と第1,第2の電圧出力端子425,
426との接続が解除される。
【0085】その一方で、第2の高圧スイッチ453の
反転出力/OUTがローとなり、P型トランジスタ44
5がオンするので、電源電圧Vddの供給経路が成立す
る。
【0086】この第1段階Aでは、図11に示す端子4
54に入力される制御信号PVPCGがハイまたはロー
で、端子455に入力される第2のアドレス遷移信号A
TDCGDがハイとなっている。第1,第2のアドレス
遷移信号ATDCG,ATDCGD及び制御信号NES
EC,PVPCG,ATDCGDが上述の論理である
と、端子450,451,454,455に接続された
論理回路を経由して、第3及び第5の高圧スイッチ45
6,458の出力OUTが共にハイとなり、P型トラン
ジスタ443,444がオフされる。従って、コントロ
ールゲート電圧制御回路EOCTLは、第2の電圧入力
端子422と第1,第2の電圧出力端子425,426
との接続が切断される。結果として、コントロールゲー
ト電圧制御回路EOCTLは昇圧回路430との接続が
切断される。
【0087】このように、第1段階Aにてコントロール
ゲート電圧制御回路EOCTLと昇圧回路430との接
続を切断する理由は、下記の通りである。
【0088】この第1段階Aでは、アドレスの遷移に応
じて、図7に示す2つのプリコントロールゲート線ドラ
イバ(デコーダ)PCGDRVは、プリデコーダ400
からのプリデコード出力に基づき、ドライバ選択信号P
CG[3:0]をスイッチングして出力する。このドラ
イバ選択信号PCG[0:3]に基づき、図7及び図9
に示すコントロールゲート線ドライバCGDRVでもス
イッチングが実施される(図12に示すデコーダ・ドラ
イバのスイッチング時期参照)。
【0089】このとき、図9に示す各コントロールゲー
ト線ドライバCGDRVでは、それぞれ最終段に設けら
れたCMOSトランジスタ429にて、スイッチングが
完了するまでの間に過渡的に貫通電流が流れる。このC
MOSトランジスタ429の高電位側のソースには、コ
ントロールゲート電圧制御回路EOCTLの第1または
第2の電圧出力端子425,426(図11参照)から
電圧VPCG[0]または電圧VPCG[1]が供給さ
れている。
【0090】ここで、もし、第1段階Aにて、コントロ
ールゲート電圧制御回路EOCTLと昇圧回路430と
が接続されていると、これらの電圧VPCG[0:1]
は、図8及び図10に示す昇圧回路430から供給され
ることになる。昇圧回路430は、図10に示すように
容量素子C1,C2,C3…を有するので、特に最終段
の容量素子にチャージされていた電荷が失われてしま
う。
【0091】これに対して、本実施の形態では、第1段
階Aではコントロールゲート電圧制御回路EOCTLと
昇圧回路430との接続が切断されているので、昇圧回
路430の最終段の容量素子にて電荷のドロップは生じ
ない。よって、その分消費電流が低減する。
【0092】本実施の形態では、この第1段階Aでは、
昇圧回路430からの電圧に代わる他の電圧によって、
コントロールゲート線CGをプリドライブする第1プリ
ドライブ段階としている。この第1プリドライブ電圧
は、昇圧回路430以外からの電圧であればよいが、本
実施の形態では電源電圧Vddとしている。
【0093】すなわち、第1段階Aでは、昇圧回路43
0からの電圧VPCGL,VPCGHの代わりに、図1
1に示す電源端子424からの電源電圧Vddを第1,
第2の電圧出力端子425,426に供給している。こ
の第1段階Aでは、第4,第5の高電圧スイッチ45
7,459の反転出力/OUTがローとなるので、P型
トランジスタ441,442がオンされ、P型トランジ
スタ445を経由して電源電圧Vddが第1,第2の電
圧出力端子425,426に供給される。このように、
電圧VPCGH(3Vまたは5.5V)よりも低い電圧
にてスイッチングすることで、CMOSトランジスタ4
29での貫通電流を低減することができる。
【0094】以上の動作をまとめると、表2の通りとな
る。
【0095】
【表2】
【0096】この結果、第1段階Aにおいては、図11
に示す第1,第2の電圧出力端子425,426は、図
12に電圧VPCGにて示すように、例えば前回のデー
タリード時において1.5V,3Vであった状態から、
電源電圧Vdd(例えば1.8V)に設定されることに
なる。
【0097】一方、図12に示す各コントロールゲート
線CGの電圧は、例えば前回1.5V及び3Vに設定さ
れていたものがスイッチングによって0Vに向けて下降
し、前回0Vに設定されたものには電源電圧Vddが供
給されて上昇する。
【0098】(2)第2段階B(プリドライブ段階) 次に、図12に示す第2段階Bの動作を説明する。この
第2段階Bでは、第1段階Aでハイとなっていた第1の
アドレス遷移信号ATDCGがローに転ずる。そうする
と、表2で示した第1段階Aの各状態は、第2段階Bで
は下記の表3の通りとなる。
【0099】
【表3】
【0100】表3に示すように、第2段階Bにおいて
は、電圧VPCGLの供給途中にあるP型トランジスタ
441及び442は共にオフされ、電圧VPCGHの供
給途中にあるP型トランジスタ443,444のみがオ
ンされる。従って、図11に示す第1,第2の電圧出力
端子425,426には共に電圧VPCGHが供給され
る。
【0101】この結果、第2段階Bにおいては、図11
に示す第1,第2の出力端子425,426は、図12
に電圧VPCGにて示すように、第1段階Aで共に電源
電圧Vdd(例えば1.8V)であった状態から、電圧
VPCGHに設定されてプリドライブ段階(プリドライ
ブ期間)が設定される。
【0102】このように、この第2段階Bにて最終電圧
であるVPCGL(1.5V),VPCGH(3V)に
それぞれ設定せず、共にVPCGH(3V)にてプリド
ライブする理由は、下記の通りである。
【0103】この第2段階Bにて、図12に矢印Fで示
すように、異なる最終電圧(1.5V,3V)に向かう
各コトンロールゲート線CGを、ほぼ同じ傾き(ほぼ同
じ電流駆動能力)にて電圧上昇させるためである。換言
すれば、図9に示すコントロールゲート線ドライバCG
DRVの最終段のCMOSトランジスタ429のソース
に供給される電圧を等しくし(共にVPCGH)、CM
OSトランジスタ429の電流駆動能力を等しくしてい
る。こうすると、異なる最終電圧に設定する2つのCM
OSトランジスタ429のゲート−ソース間電圧VGS
共に等しくなるからである。こうして、第1段階Aにて
0Vから上昇したコントロールゲート線CGを、早期に
最終電圧(1.5V,3V)に到達させるようにしてい
る。もし、一方のCMOSトランジスタ429のソース
にVPCGL(1.5V)を供給すれば、ソースにVP
CGH(3V)が供給された他のCMOSトランジスタ
429よりも電流駆動能力は低くなるからである。
【0104】(3)第3段階C(最終電圧への設定段
階) 次に、図12に示す第3段階Cの動作を説明する。この
第3段階Cでは、第2段階Bでハイとなっていた第2の
アドレス遷移信号ATDCGDがローに転ずる。この第
3段階Cでは、制御信号PVPCGがローであるかハイ
であるかによって動作が異なる。この2種類の動作結果
を、下記の表4に示す。
【0105】
【表4】
【0106】表4に示すように、制御信号PVPCGが
ローであると、第1の電圧出力端子425に電圧VPC
GLが、第2の電圧出力端子426に電圧VPCGHが
供給される。一方、制御信号PVPCGがハイである
と、第1,第2の電圧出力端子425,426への供給
電圧は、制御信号PVPCGがローである場合と逆にな
る。
【0107】この結果、第3段階Cにおいては、図11
に示す第1,第2の出力端子425,426は、図12
に電圧VPCGにて示すように、第2段階Bで共に電圧
VPCGHであった状態から、設定電圧である電圧VP
CGHまたは電圧VPCGLに移行することになる。
【0108】なお、第3のアドレス遷移信号ATDEQ
は、図12に示すビット線対(BL)をイコライズする
信号としても用いることができる。この第3のアドレス
遷移信号ATDEQがハイとなっている第1〜第3段階
A〜Cは、図12に示すビット線対(BL)の電位がイ
コライズされ、ビット線参照電位(BLR)に集束す
る。
【0109】(4)第4段階D(センスアンプ出力のマ
スキング段階) 図12に示す第4段階Dでは、第3段階Cでハイとなっ
ていた第3のアドレス遷移信号ATDEQがローに転ず
る。この結果、ビット線BLのイコライズが完了し、デ
ータリード動作が開始される。ただし、第4段階Dで
は、図12に示す第4のアドレス遷移信号ATDSAが
ハイとなっている。この第4のアドレス遷移信号ATD
SAは、図12に示すセンスアンプ出力SOUTをマス
キングするために用いることができる。よって、この第
1〜第4段階A〜Dまでは、前回リード時のラッチデー
タDQが出力され続け、今回リード時のデータDQが出
力されることはない。この理由は下記の通りである。
【0110】図12に示すように、第3段階Cの終期付
近で、各コントロールゲート電圧CGが最終電圧に設定
され、第4段階Dでは、選択された不揮発性メモリセル
のビット線BLの電圧が、そのメモリ状態に従って変化
し始める。ビット線BLの電位が変化している最中にセ
ンシングすると、センスアンプがメモリ状態を誤判定し
てしまう。このため、第4のアドレス遷移信号ATDS
Aがハイとなっている第1〜第4段階A〜Dでは、セン
スアンプ出力SOUTをマスキングしている。
【0111】(5)第5段階E(リードデータ出力段
階) 第12図に示す第4のアドレス遷移信号ATDSAがハ
イからローに転じた後の第5段階Eにて、前回にリード
されたデータ出力のラッチ状態を解除し、今回選択され
た不揮発性メモリに接続されているビット線BLのセン
シング結果が出力DQがラッチされて出力され続けるこ
とになる。
【0112】ここで、一行にて隣接する8ビット分の不
揮発性メモリセル(NO.1〜NO.7)、その一つを
選択する3ビットのアドレス信号A[12:14]、上
述の制御信号PVPCG及びリード時のコントロールゲ
ート線CG0−3の電位の関係を下記の表5に示す。
【0113】
【表5】
【0114】表5に示すように、リード時には、アドレ
スA[12:14]及び制御信号PVPCGの論理に従
って、コントロールゲート線CG0−3の2本が高電位
H(LPCGL=1.5またはLPCGH=3.0V)
に設定され、他の2本が低電位L(=0V)に設定され
ることが分かる。
【0115】以上の動作はプログラム時にも同様に実施
され、この動作を下記の表6に示す。
【0116】
【表6】
【0117】表6に示すように、プログラム時にも、ア
ドレスA[12:14]及び制御信号PVPCGの論理
に従って、コントロールゲート線CG0−3の2本が高
電位H(LPCGL=2.5またはLPCGH=5.5
V)に設定され、他の2本が低電位L(=0V)に設定
されることが分かる。
【0118】次に、図8に示すウェル電圧可変回路43
1について説明する。このウェル電圧可変回路431の
一例を図14に示す。このウェル電圧可変回路431
は、データリード時には、ウェル電圧VPEOを電源電
圧Vddに設定し、データプログラム時にはウェル電圧
を電圧VPLGH(=5.5V)に設定するものであ
る。
【0119】このために、図14に示すように、ウェル
電圧可変回路431は、昇圧回路430から電圧VPC
GLが供給される端子460と、電源電圧Vddが供給
される端子461とを有する。さらには、プログラム時
にアクティブ(例えばハイ)となる制御信号PGMが入
力される端子462と、リード時にアクティブ(例えば
ハイ)となる制御信号/PVFYが入力される端子46
3とを有する。
【0120】また、ウェル電圧可変回路431の出力端
子464に端子460からの電圧VPCGHを供給する
経路途中にP型トランジスタ465が、出力端子464
に端子461からの電源電圧Vddを供給する経路途中
にP型トランジスタ466がそれぞれ設けられている。
【0121】P型トランジスタ465のゲート電圧を制
御する高電圧スイッチ467と、P型トランジスタ46
6のゲート電圧を制御する高電圧スイッチ468とは、
それぞれ図13に示す共通の構成を有している。
【0122】図14に示すウェル電圧可変回路431に
おいて、データリード時に制御信号PGM=L、制御信
号/PVFY=Hとなる。このとき、端子462,46
3に接続された論理回路を経由して、高電圧スイッチ4
67からハイ(VH=VPCGH=3V)が、高電圧ス
イッチ468からローが出力される。よって、P型トラ
ンジスタ465はオフ、P型トランジスタ466はオン
され、出力端子464からウェル電圧VPEOとして電
源電圧Vddが出力される。データプログラム時にはデ
ータリード時とは逆の論理となり、P型トランジスタ4
65はオン、P型トランジスタ466はオフされ、出力
端子464からウェル電圧VPEOとしてプログラム時
の電圧VPLGH(=5.5V)が出力される。
【0123】このように、モードによってウェル電圧V
PEOを可変する理由は下記の通りである。図11に示
すように、このウェル電圧VPEOは、P型トランジス
タ440,445のウェルに接続されている。上述した
通り、図12の第1段階Aでは図11のP型トランジス
タ445がオンされる。このP型トランジスタ445の
ドレインはP型トランジスタ440のドレインに接続さ
れているので、第1段階AではP型トランジスタ440
のドレインは電源電圧Vddとなる。
【0124】ここで、P型トランジスタ440のドレイ
ン(N型)とウェル(P型)との間にPNダイオードが
形成されている。よって、第1段階AにてP型トランジ
スタ440のウェル電圧(基板電圧)が電源電圧Vdd
より低いと、そのドレイン−ウェル間のPNダイオード
を介してウェルに逆電流が流れ込んでしまう。よって、
P型トランジスタ440のウェル電圧(基板電圧)は常
に電源電圧Vdd以上とする必要がある。
【0125】また、図12に示す第3段階Cにて、図1
1に示すP型トランジスタ440をオンさせると、P型
トランジスタ445のドレインに電圧VPCGLが供給
される。よって、その際にP型トランジスタ445のド
レイン−ウェル間のPNダイオードを介してウェルに逆
電流を流さないためには、P型トランジスタ445のウ
ェル電圧(基板電圧)を電圧VPCGL以上に設定する
必要がある。電圧VPCGLは、データリード時には
1.5V、データプログラム時には2.5Vである。よ
って、データリード時及びデータプログラム時に、P型
トランジスタ440,445の双方にてドレイン−ウェ
ル電流を流さないためには、両トランジスタ440,4
45に共通のウェル電圧VPEOは、データプログラム
時の電圧VPCGH=5.5Vに設定すればよい。
【0126】しかし、ウェル電圧VPEOを確保するた
めだけに、データリード時にも電圧5.5Vを新たに生
成する必要が生じてしまう。さらに悪いことに、データ
リード時にP型トランジスタ440をオンさせる場合
(図12の第3段階C以降)を考えると、そのソース電
圧VPCGL=1.5Vよりも高い電圧5.5Vがウェ
ル電圧となるので、いわゆる基板バイアス効果によって
P型トランジスタ440の能力が悪化してしまう。
【0127】そこで、本実施の形態では、データリード
時とデータプログラム時とで、P型トランジスタ44
0,445のウェルに共用される電圧VPEOを可変さ
せている。
【0128】上述の説明から、データリード時でのウェ
ル電圧VPEOが満足すべき条件は、P型トランジスタ
440のドレイン−ウェル間に逆電流を流さない観点か
ら、Vdd(1.8V)≦VPEOとなる。ただし、P
型トランジスタ440の駆動能力を低下させない観点か
ら、電圧VPCGL(1.5V)よりも必要以上に大き
な電圧は避けるべきである。この両者を満足する最適な
ウェル電圧VPEOは電源電圧Vdd(1.8V)であ
る。
【0129】一方、データプログラム時でのウェル電圧
VPEOが満足すべき条件は、P型トランジスタ445
にドレイン−ウェル電流を流さない観点から、VPCG
L(2.5V)≦VPEOとなる。そこで、本実施形態
ではデータプログラム時のウェル電圧VPEOを、デー
タプログラム時の電圧VPCGH(5.5V)としてい
る。
【0130】なお、本発明は上述した実施の形態に限定
されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変
形実施が可能である。
【0131】本発明はコントロールゲート電圧の設定に
特徴があり、ワード線、ビット線の電圧設定、不揮発性
メモリセルのリード動作、プログラム動作及び消去動作
の詳細説明は省略したが、必要があれば本願出願人によ
る先願の特願平2001−137165等に詳述されて
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る不揮発性半導体記
憶装置に用いられるメモリセルの断面図である。
【図2】図2(A)は図1に示す不揮発性半導体記憶装
置全体の平面レイアウト図、図2(B)は図2(A)中
の2つのセクタ領域の平面図、図2(C)は図2(B)
中の一つのメモリブロックの平面図、図2(D)は図2
(C)中の一つのラージブロックの平面図、図2(E)
は図2(D)中の一つのスモールブロックの平面図であ
る。
【図3】図2(B)に示す一つのセクタ領域の多数のス
モールメモリブロックとその配線とを説明するための概
略説明図である。
【図4】図3に示すスモールメモリブロックの回路図で
ある。
【図5】図3に示すスモールブロックとローカルドライ
バ領域との関係を示す図である。
【図6】隣接する2セクタ中の2つのスモールブロック
とローカルドライバ領域との関係を示す概略説明図であ
る。
【図7】隣接する2セクタの周辺駆動回路を示すブロッ
ク図である。
【図8】図7に示すコントロールゲート電圧制御回路及
びその周辺回路のブロック図である。
【図9】図3及び図7に示すコントロールゲート線ドラ
イバCGDRVの一例を示す回路図である。
【図10】図8に示す昇圧回路の概要を示す回路図であ
る。
【図11】図8に示すコントロールゲート電圧制御回路
の一例を示す回路図である。
【図12】図11に示すコントロールゲート電圧制御回
路の動作を示すタイミングチャートである。
【図13】図11及び図14に示す高電圧スイッチの一
例を示す回路図である。
【図14】図8に示すウェル電圧可変回路の一例を示す
回路図である。
【符号の説明】
100 ツインメモリセル 102 P型ウェル 104 ワードゲート 106A,106B コントロールゲート(線) 108A,108B 不揮発性メモリセル(MONOS
メモリ素子) 109 ONO膜 110 不純物層(ビット線) 200 メモリセルアレイ領域 300,301,CGDRV コントロールゲート線ド
ライバ 400 プリデコーダ 421 第1の電圧入力端子 422 第2の電圧入力端子 423 ウェル電圧入力端子 424 電源入力端子 425 第1の電圧出力端子 426 第2の電圧出力端子 427 P型MOSトランジスタ 428 N型MOSトランジスタ 429 CMOSトランジスタ 420 コントロール電圧生成回路 430 昇圧回路 431 ウェル電圧可変回路 440〜445 P型トランジスタ A 第1段階(切断期間) B 第2段階(プリドライブ期間) A〜C ビット線イコライズ期間 VPCGH 第1,第2のオーバライド電圧 VPCGL 第1,第2のコントロールゲート選択電圧 WL ワード線 BL ビット線 SCG サブコントロールゲート線 MCG メインコントロールゲート線 EOCTL コントロールゲート電圧制御回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年11月22日(2002.11.
22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】同様に、電圧制御回路では、データプログ
ラム時に、前記第1の電圧入力端子に第2のコントロー
ルゲート選択電圧が、前記第2の電圧入力端子に前記第
2のコントロールゲート選択電圧よりも高い第2のオー
バライド電圧がそれぞれ入力され、前記プリドライブ期
間中に前記第1,第2の電圧出力端子より前記第2のオ
ーバライド電圧(最大電圧)を出力することができる。
前記電圧制御回路は、前記CMOSトランジスタのスイ
ッチング期間を含む期間に、前記第1,第2の電圧出力
端子のいずれにも前記昇圧回路からの電圧を出力させな
い切断状態に設定することができる
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】本発明のさらに好ましい形態では、電圧制
御回路は、前記CMOSトランジスタのスイッチング期
間を含む期間に、前記1,第2の電圧出力端子に電源
電圧を出力することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/788 H01L 27/10 434 29/792 29/78 371 Fターム(参考) 5B025 AA04 AC04 AD03 AD09 AD15 AE05 AE06 5F083 EP18 EP24 EP35 EP75 ER22 JA35 JA53 LA10 5F101 BA45 BB02 BD02 BD22 BD33 BE02 BE05 BE07 BE14

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コントロールゲートを有する不揮発性メ
    モリセルを複数配列してなるメモリセルアレイ領域と、 前記メモリセルアレイ領域内の前記複数の不揮発性メモ
    リセルの各々の前記コントロールゲートを駆動する電圧
    を生成するコントロールゲート電圧生成部と、 を有し、 前記コントロールゲート電圧生成部は、 複数の電圧を生成する昇圧回路と、 複数の電圧出力端子を有し、前記不揮発性メモリセルの
    選択状態に応じて、前記昇圧回路からの前記複数の電圧
    を、前記複数の電圧出力端子に切り換えて出力する電圧
    制御回路と、 を有し、 前記電圧制御回路は、前記複数の電圧を前記複数の電圧
    出力端子から出力させる前のプリドライブ期間中に、前
    記複数の電圧の中の最大電圧を前記複数の電圧出力端子
    に共通に出力することを特徴とする不揮発性半導体記憶
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記電圧制御回路からの前記複数の電圧の一つと接地電
    圧以下の電圧との一方を選択して前記コントロールゲー
    トに供給するCMOSトランジスタをそれぞれ含む複数
    のコントロールゲートドライバをさらに有し、前記CM
    OSトランジスタは、メモリアドレスの変化に応じてス
    イッチングされ、 前記電圧制御回路は、前記CMOSトランジスタのスイ
    ッチング期間が経過した後に前記プリドライブ期間を設
    定することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記電圧制御回路は、メモリアドレスが遷移した時に変
    化するアドレス遷移信号に基づいて、所定期間に亘って
    前記プリドライブ期間を設定することを特徴とする不揮
    発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、 前記電圧制御回路は、第1,第2の電圧入力端子と、第
    1,第2の電圧出力端子とを有し、前記不揮発性メモリ
    セルの選択状態に応じて、前記第1,第2の電圧入力端
    子と前記第1,第2の電圧出力端子との接続状態を切り
    換え制御することを特徴とする不揮発性半導体記憶装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記電圧制御回路では、データリード時に、前記第1の
    電圧入力端子に第1のコントロールゲート選択電圧が、
    前記第2の電圧入力端子に前記第1のコントロールゲー
    ト選択電圧よりも高い第1のオーバライド電圧がそれぞ
    れ入力され、前記プリドライブ期間中に前記第1,第2
    の電圧出力端子より前記第1のオーバライド電圧を出力
    することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記電圧制御回路では、データプログラム時に、前記第
    1の電圧入力端子に第2のコントロールゲート選択電圧
    が、前記第2の電圧入力端子に前記第2のコントロール
    ゲート選択電圧よりも高い第2のオーバライド電圧がそ
    れぞれ入力され、前記プリドライブ期間中に前記第1,
    第2の電圧出力端子より前記第2のオーバライド電圧を
    出力することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 請求項4乃至6のいずれかにおいて、 前記電圧制御回路は、前記CMOSトランジスタのスイ
    ッチング期間を含む期間に、前記第1,第2の電圧出力
    端子のいずれにも前記昇圧回路からの電圧を出力させな
    い切断状態に設定することを特徴とする不揮発性半導体
    記憶装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記電圧制御回路は、前記CMOSトランジスタのスイ
    ッチング期間を含む期間に、前記複第1,第2の電圧出
    力端子に電源電圧を出力することを特徴とする不揮発性
    半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかにおいて、 前記複数の不揮発性メモリセルに接続される複数のビッ
    ト線をさらに有し、 前記電圧制御回路は、隣り合う前記ビット線を同電位と
    させるビット線イコライズ期間が終了する前に前記プリ
    ドライブ期間を終了させることを特徴とする不揮発性半
    導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれかにおいて、 前記メモリセルアレイ領域には、1つのワードゲート
    と、第1,第2のコントロールゲートにより制御される
    第1,第2の不揮発性メモリセルとを有するツインメモ
    リセルが、行方向及び列方向に配列されていることを特
    徴とする不揮発性半導体記憶装置。
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