JP2003233740A - 予約システム - Google Patents

予約システム

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JP2003233740A
JP2003233740A JP2002031981A JP2002031981A JP2003233740A JP 2003233740 A JP2003233740 A JP 2003233740A JP 2002031981 A JP2002031981 A JP 2002031981A JP 2002031981 A JP2002031981 A JP 2002031981A JP 2003233740 A JP2003233740 A JP 2003233740A
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JP
Japan
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toilet
reservation
management server
information
mobile terminal
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JP2002031981A
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English (en)
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Yoshitaka Kimura
好孝 木村
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トイレなどの施設をあらかじめ予約するシス
テムを提供すること。 【解決手段】 所定のユーザが所有する携帯端末1にネ
ットワーク2を介して接続された予約管理サーバ3と、
トイレ4のドアに装備された電子ロック5と、予約管理
サーバ3に接続され当該予約管理サーバ3の指令にて電
子ロック5の施錠解錠を制御するコントローラ6と、を
備え、予約管理サーバ3が、携帯端末1からトイレ4の
予約要求があったときに当該要求に基づいてコントロー
ラ6にトイレ4の使用確保指令を送信する予約機能を備
えると共に、コントローラ6が、使用確保指令に応じて
電子ロック5を施錠する使用制限機能を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予約システムにか
かり、特に、ユーザがトイレ等の所定の施設を利用でき
るようあらかじめ予約するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、駅の公衆トイレや高速道路の
トイレ、あるいは、各施設は、その利用時間帯により非
常に混雑し、それらを利用するまで待たなければなら
ず、多くの時間を費やしてしまうと言う不都合があっ
た。例えば、駅のトイレは、通勤ラッシュ時や帰宅ラッ
シュ時、さらには終電間近など、電車を利用する人が多
くなればなるほど混雑するものである。また、高速道路
のトイレは、土曜日、日曜日や行楽シーズンなどには、
上記同様に高速道路を利用する人が多いため、トイレも
混雑する。
【0003】また、上記トイレは基本的には無料で利用
できるようになっているものの、その清掃費用はトイレ
を提供する設置者側が負担しなければならず、かかる費
用も莫大なものとなっていた。従って、かかる費用を少
しでも回収しようと、その利用を有料にするトイレが増
えている。
【0004】さらには、上記と同様の不都合が他の施設
でも起こっている。例えば、コインランドリーや、コイ
ンロッカー、レンタル個室など、必要なときに混雑して
いると、これらが空くのを待つか、あるいは、他の場所
に設置されている各施設を探さなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そして、今日まで、上
記のような施設の使用をあらかじめ確保するようなシス
テム、すなわち、予約システムは採用されていないた
め、利用者は急いでいたとしても、混雑しているとその
利用の順番を待たなければならず、貴重な時間を費やし
てしまう問題が生じていた。特に、朝の通勤ラッシュ時
には、その問題はなおさらであり、トイレに関して言う
と、生理的現象であるため、体調不良をも起こしかねな
い。
【0006】また、トイレの有料化においては、料金を
回収できるものの、その料金の支払いを強制していると
ころは少なく、寄付金的なものになっているため十分な
回収を図ることができないという問題も生じていた。
【0007】そして、上述したような他の施設において
も、同様の問題が生じる。例えば、高速道路を走行中に
おいては、他のトイレを探そうにも次のパーキングエリ
アまで走行しなければならない。また、通勤途中に衣類
(スーツなど代替が困難なもの)に汚れが付着してしま
ったときには、早急にコインランドリーの利用が必要と
なる。
【0008】
【発明の目的】本発明は、上記従来例の有する不都合を
改善し、特に、ユーザが希望するときに所定の施設を利
用できるよう、当該施設をあらかじめ予約するシステム
を提供することをその目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、所
定のコントローラにて動作を制御されて所定のユーザの
使用を制限する施設使用制限手段を備えた所定の施設の
使用状況を、携帯端末にネットワークを介して接続され
た予約管理サーバにて管理し、携帯端末からの要求に応
じてコントローラを介して所定の施設の使用を確保す
る、という構成を採っている(請求項1)。このとき、
以下に説明するように、施設はトイレやコインパーキン
グなどの施設であって、施設使用制限手段は、トイレの
ドアに備えられた電子ロックや、コインパーキングにて
車両の入出車を制限する入出車規制手段である。
【0010】そして、まず、本発明では、所定のコント
ローラにて施錠解錠制御される電子ロックを備えたトイ
レの使用状況を、携帯端末にネットワークを介して接続
された予約管理サーバにて管理し、携帯端末からの要求
に応じてコントローラを介してトイレの使用を確保す
る、という構成を採っている(請求項2)。
【0011】望ましくは、所定のユーザが所有する携帯
端末にネットワークを介して接続された予約管理サーバ
と、トイレのドアに装備された電子ロックと、予約管理
サーバに接続され当該予約管理サーバの指令にて電子ロ
ックの施錠解錠を制御するコントローラと、を備え、予
約管理サーバが、携帯端末からトイレの予約要求があっ
たときに当該要求に基づいてコントローラにトイレの使
用確保指令を送信する予約機能を備えると共に、コント
ローラが、使用確保指令に応じて電子ロックを施錠する
使用制限機能を備えた、という構成を採る(請求項
3)。
【0012】このような構成にすることにより、まず、
ユーザが携帯端末を用いて予約管理サーバにアクセス
し、トイレの予約要求を送信すると、これを予約管理サ
ーバが受信する。続いて、予約管理サーバは、受信した
予約要求に基づいて、トイレの電子ロックを制御するコ
ントローラに使用確保指令を送信する。この使用確保指
令を受けたコントローラは、予約をしたユーザが利用を
開始するまで電子ロックを施錠し、他のユーザの使用を
制限する。
【0013】従って、ユーザは、あらかじめトイレの使
用を確保することができ、当該予約したユーザは優先的
にトイレを利用できる。このため、混雑しうる時間帯で
あっても確実にトイレを使用することができ、順番待ち
をすることなく、時間の節約を図ることができる。さら
には、生理的現象を我慢することが抑制され、体調不良
を起こすことも抑制される。
【0014】このとき、予約管理サーバが有する予約機
能は、所定の時間帯を指定してトイレの使用を確保する
指令をコントローラに送信する機能であるとすると望ま
しい(請求項4)。これにより、コントローラは、上記
指定された時間帯、あるいは、その前後の時間帯のみ、
他のユーザがトイレを使用することのないよう、電子ロ
ックの施錠制御を行い、予約をしたユーザのために確保
する。従って、かかる時間以外は他のユーザに対して開
放、あるいは、予約を入れることができるため、トイレ
の有効利用を図ることができる。
【0015】また、トイレに備えられた電子ロックが、
所定の入力部と、当該入力部にて入力された所定のパス
ワードをコントローラに送信するパスワード転送機能と
を備えると共に、コントローラが、当該入力部からのパ
スワードに応じて電子ロックを解錠する使用制限解除機
能を備え、予約管理サーバが、携帯端末からトイレの使
用要求を受け当該トイレの予約を確保したときに、トイ
レの電子ロックを解錠するパスワードを携帯端末に発行
するパスワード発行機能を備えると望ましい(請求項
5)。
【0016】これにより、トイレの予約が取られると、
予約管理サーバから電子ロックを解除するパスワードが
発行される。そして、このパスワードは携帯端末に送信
されて、当該携帯端末に記憶される。ユーザは、このパ
スワードを電子ロックに備えられた入力部から手動ある
いは携帯端末から直接に入力することにより、入力され
たパスワードはコントローラにて照合されて、パスワー
ドが一致する場合には電子ロックが解除される。従っ
て、予約を取ったユーザがトイレのロックを解錠する手
段であるパスワードを得ることができ、電子ロックは当
該パスワードでしか解錠できないため、ユーザが予約し
た時間帯に他のユーザがトイレを利用することを有効に
抑制することができ、当該ユーザはトイレの利用をより
確実に確保することができる。
【0017】また、上記構成にて、コントローラが、携
帯端末が有する所定のインタフェース部を介して送信す
るパスワードを電子ロック部の入力部を介して受信する
パスワード取込機能を備えると望ましい(請求項6)。
これにより、ユーザは携帯端末のインタフェース部と電
子ロックの入力部とを接続して、あるいは、無線接続す
ることにより、当該端末から電子ロックすなわちコント
ローラにパスワードを送信することができる。このよう
にして、ロックを解除することができるため、パスワー
ドを入力する手間が省けると共に、入力ミスもなくな
り、利用時の利便性の向上を図ることができる。
【0018】さらに、コントローラにて金銭が投入され
たことを認識する金銭取込装置を、トイレ近辺に備える
と共に、コントローラが有する使用制限解除機能は、少
なくとも金銭が投入されたことを認識した後に解錠可能
となる機能であることとすると望ましい(請求項7)。
【0019】これにより、ユーザが利用する前に所定の
金銭をトイレ近辺に設置されている装置に投入すると共
に、パスワードを入力したり所定の時間が経過すること
で、電子ロックが解除されてトイレを利用することがで
きる。従って、トイレ設置業者側は、トイレ利用料を確
実に回収することができ、システム設置費用や清掃費用
に割り当てることができる。
【0020】また、コントローラの使用制限解除機能
は、予約された時間帯にのみ電子ロックを解錠すること
ができる機能であると望ましい(請求項8)。これによ
り、トイレのロックが、ユーザにてあらかじめ予約した
予約時間内しか解除されないため、当該ユーザはかかる
時間内しか利用することができない。従って、予約時間
以外は他のユーザが利用することができ、トイレの有効
利用を図ることができる。
【0021】また、予約管理サーバが、トイレの予約状
況を管理する予約管理機能を備えていると望ましい(請
求項9)。これにより、複数のユーザからの予約を予約
管理サーバにて調整して、同時刻に予約が重複すること
を抑制することができる。さらに、複数のトイレの予約
状況を一つのサーバにて管理することができるため、ユ
ーザは所定のサーバにアクセスすることで、あらゆるト
イレの予約を取ることができる。
【0022】そして、上記トイレの予約状況に関する情
報を携帯端末に送信するトイレ情報送信機能を、予約管
理サーバが備えると望ましい(請求項10)。これによ
り、予約管理サーバからトイレの予約状況があらかじめ
携帯端末に送信されるため、ユーザは現在の予約状況を
参照して予約を取ることができる。従って、予約希望が
受け入れられ易くなるため、ユーザは自己の予定を立て
やすくなり、当該ユーザの利便性の向上を図ることがで
きる。
【0023】さらに、上記の場合に、トイレ情報送信機
能は、予約に空きがあるトイレのみの情報を携帯端末に
送信する機能であることとすると望ましい(請求項1
1)。これにより、携帯端末に送信された情報に含まれ
るトイレは全て予約可能であるため、ユーザはかかる情
報からいずれのトイレを選択しても予約を取ることがで
きる。従って、ユーザはトイレが予約可能であるか否か
を調査することなく、迅速かつ容易に予約を取ることが
できる。
【0024】また、予約管理サーバが、トイレの設置場
所に関する情報を記憶すると共に、当該トイレ設置場所
情報をトイレ情報送信機能にてトイレ予約情報と共に携
帯端末に送信することとすると望ましい(請求項1
2)。これにより、ユーザはトイレの予約状況と共に、
トイレの設置場所をも知ることができ、これらを参照し
てトイレの予約を取ることができる。従って、自己の行
動に応じて適切なトイレを選択して予約することができ
る。
【0025】そして、トイレの設置場所が駅周辺であっ
て、予約管理サーバが、トイレの設置場所に関する情報
を記憶すると共に、携帯端末から送信される駅情報とト
イレ設置場所情報とに基づいてトイレを検索するトイレ
検索機能を備え、当該予約管理サーバが、検索されたト
イレに関するトイレ予約情報を、携帯端末に送信するよ
うにすると望ましい(請求項13)。
【0026】このようにすることで、まず、ユーザが携
帯端末に自己の利用駅など、駅に関する情報を入力等す
ることで、かかる情報が予約管理サーバに送信される。
そして、予約管理サーバでは、ユーザからの駅情報に含
まれる駅の位置に関連したトイレが検索され、かかるト
イレ予約情報が携帯端末に送信される。従って、ユーザ
は、希望する駅に設置されているトイレの設置状況を知
らない場合でも、これを知ることができると共に、当該
トイレの予約状況を事前に得ることができ、より希望に
沿った予約を取ることができる。
【0027】また、同様に、トイレの設置場所が駅周辺
であって、予約管理サーバが、電車路線に関する情報
と、トイレの設置場所に関する情報とを記憶すると共
に、携帯端末から送信される駅情報と電車路線情報とト
イレ設置場所情報とに基づいてトイレを検索するトイレ
検索機能を備え、当該予約管理サーバが、検索されたト
イレに関するトイレ予約情報を、携帯端末に送信するよ
うにしてもよい(請求項14)。これにより、予約管理
サーバにてユーザが利用する路線沿線のトイレまでが検
索対象となり、ユーザのトイレ選択範囲が拡大し、適切
なトイレを選択することができる。
【0028】そして、上記の場合に、トイレ検索機能
は、携帯端末から送信される駅情報から当該携帯端末の
ユーザがたどるルートを検索すると共に、当該ルート上
にある駅に設置されているトイレを検索する機能である
と望ましい(請求項15)。これにより、予約管理サー
バにてユーザが行動しうる路線沿線上に設置されたトイ
レが検索されるため、ユーザの利便性が向上する。ま
た、このとき、トイレ検索機能を、検索されたユーザが
たどるルートに含まれる駅の周辺に位置する駅に設置さ
れているトイレをも検索する機能とすることで(請求項
16)、さらなるユーザの利便性の向上を図ることがで
きる。
【0029】また、予約管理サーバは、携帯端末を有す
るユーザに関する情報を管理するユーザ情報管理機能を
備え、当該ユーザ情報にあらかじめユーザから登録され
た駅情報を記憶し、予約管理サーバが有するトイレ検索
機能は、ユーザが有する携帯端末からアクセスがあった
ときに、携帯端末からアクセスの度に送信される駅情報
に換えて当該携帯端末から送信される識別情報に対応し
たユーザ情報中の登録された駅情報を用いてトイレを検
索する機能であると望ましい(請求項17)。これによ
り、ユーザは自己の利用する駅などをあらかじめ予約管
理サーバに登録することで、かかる情報がトイレ検索に
用いられるため、検索要求する毎に駅情報などを入力す
る手間を省くことができ、さらなるユーザの利便性の向
上を図ることができる。
【0030】そして、上記予約管理サーバが有するトイ
レ検索機能は、トイレを検索する際に、携帯端末から送
信される時間情報が示すユーザが希望する時間帯に予約
が空いているトイレを検索する機能であると望ましい
(請求項18)。そして、このとき、トイレ情報送信機
能が検索されたトイレのトイレ予約情報と共に、当該ト
イレのトイレ設置場所情報をも携帯端末に送信すると望
ましい(請求項19)。
【0031】これにより、検索時にユーザが希望する時
間帯に予約可能なトイレのみに絞られ、かかるトイレに
関する情報が携帯端末に送信されるため、ユーザは容易
にトイレを選択することができる。
【0032】また、本発明では、所定のユーザが所有す
る携帯端末にネットワークを介して接続された予約管理
サーバと、トイレのドアに装備された電子ロックと、当
該電子ロックの解錠設定を行うコントローラと、を備
え、電子ロックが、トイレの内部からのみ解錠すること
ができるオートロック機能を備えると共に、所定の入力
部と、当該入力部にて入力された所定のパスワードをコ
ントローラに送信するパスワード転送機能とを備え、コ
ントローラが、所定の時間毎に設定された電子ロックを
解錠するパスワードを記憶すると共に、この記憶された
パスワードと入力部からのパスワードとを照合して電子
ロックを解錠する使用制限解除機能を備え、予約管理サ
ーバが、コントローラに記憶されたパスワードと同一の
パスワードを記憶すると共に、携帯端末からトイレの予
約要求があったときに当該要求に基づいてパスワードを
携帯端末に発行するパスワード発行機能を備えた、とい
う構成を採っている予約システムをも提供している(請
求項20)。
【0033】このような構成にすることにより、ユーザ
の携帯端末から予約を要求された予約管理サーバは、希
望場所、希望時刻等に空いているトイレのあらかじめ記
憶されているパスワードを携帯端末に送信する。このと
き、送信されたパスワードは、すでに所定の時間に解錠
されるようコントローラに設定されているため、ユーザ
は予約した時間にトイレに行き、パスワードを入力する
ことで当該トイレを利用することができる。従って、サ
ーバはユーザにパスワードを発行することのみ行えばよ
いため、処理負担の軽減を図ることができる。また、コ
ントローラはネットワークを介して予約管理サーバに接
続されている必要がないため、設備コストの削減を図る
こともできる。
【0034】ここで、上述してきたトイレは主に駅のト
イレであるが、所定の道路沿いに設置されたパーキング
エリア付近に備えられているトイレであってもよい。そ
して、このとき、予約管理サーバが、トイレの設置場所
に関する情報を記憶すると共に、携帯端末から送信され
る現在地情報とトイレ設置場所情報とに基づいてトイレ
を検索するトイレ検索機能を備えている(請求項2
1)。このようにすることで、ユーザが自動車などで移
動中であっても、パーキングエリアのトイレを容易に予
約することができるため、さらなる利便性の向上を図る
ことができる。
【0035】また、予約管理サーバが、道路に関する情
報とトイレの設置場所に関する情報とを記憶すると共
に、携帯端末から送信される現在地情報と道路情報とト
イレ設置場所情報とに基づいてトイレを検索するトイレ
検索機能を備えていると望ましい(請求項22)。この
とき、トイレ検索機能は、携帯端末から送信される現在
地情報及び当該携帯端末を所有するユーザの移動状況情
報と道路情報とトイレ設置場所情報とに基づいてユーザ
が利用可能な時間帯に予約が空いているトイレを検索す
る機能であるとなお望ましい(請求項23)。
【0036】これにより、ユーザの現在地からアクセス
可能であり、予約可能なトイレが予約管理サーバにて検
索されるため、ユーザは自分で地図などを参照して探す
必要がなく、そして容易に予約を取ることができるた
め、ユーザの負担が軽減される。
【0037】また、本発明では、予約管理サーバが、携
帯端末からトイレの予約があったときに、当該携帯端末
のユーザに対して電子的に課金するトイレ予約料課金機
能を備えると望ましい(請求項24)。これにより、確
実にトイレ使用料金を回収することができ、清掃等の費
用に充てることができ、当該トイレの美化等を図ること
ができる。
【0038】そして、本発明では、予約可能な施設をト
イレに限定せず、コインランドリーに設置された洗濯機
あるいは乾燥機、又はコインロッカー、貸出用個室、コ
インパーキングにも応用した予約システムを提供してい
る。
【0039】従って、所定のユーザが所有する携帯端末
にネットワークを介して接続された予約管理サーバと、
洗濯機あるいは乾燥機の蓋に装備された電子ロックと、
予約管理サーバに接続され当該予約管理サーバの指令に
て電子ロックの施錠解錠を制御するコントローラと、を
備え、予約管理サーバが、携帯端末から洗濯機あるいは
乾燥機の予約要求があったときに当該要求に基づいてコ
ントローラに洗濯機あるいは乾燥機の使用確保指令を送
信する予約機能を備えると共に、コントローラが、使用
確保指令に応じて電子ロックを施錠する使用制限機能を
備えている(請求項25)。
【0040】また、所定のユーザが所有する携帯端末に
ネットワークを介して接続された予約管理サーバと、コ
インロッカーの扉に装備された電子ロックと、予約管理
サーバに接続され当該予約管理サーバの指令にて電子ロ
ックの施錠解錠を制御するコントローラと、を備え、予
約管理サーバが、携帯端末からコインロッカーの予約要
求があったときに当該要求に基づいてコントローラにコ
インロッカーの使用確保指令を送信する予約機能を備え
ると共に、コントローラが、使用確保指令に応じて電子
ロックを施錠する使用制限機能を備えている(請求項2
6)。
【0041】また、所定のユーザが所有する携帯端末に
ネットワークを介して接続された予約管理サーバと、貸
出用個室のドアに装備された電子ロックと、予約管理サ
ーバに接続され当該予約管理サーバの指令にて電子ロッ
クの施錠解錠を制御するコントローラと、を備え、予約
管理サーバが、携帯端末から貸出用個室の予約要求があ
ったときに当該要求に基づいてコントローラに貸出用個
室の使用確保指令を送信する予約機能を備えると共に、
コントローラが、使用確保指令に応じて電子ロックを施
錠する使用制限機能を備えている(請求項27)。
【0042】さらには、所定のユーザが所有する携帯端
末にネットワークを介して接続された予約管理サーバ
と、予約管理サーバに接続され当該予約管理サーバの指
令にてコインパーキングの入出車規制手段の作動状況を
制御するコントローラと、を備え、予約管理サーバが、
携帯端末からコインパーキングの予約要求があったとき
に当該要求に基づいて前記コントローラにコインパーキ
ングの使用確保指令を送信する予約機能を備えると共
に、コントローラが、使用確保指令に応じて入出車規制
手段を作動させる使用制限機能を備えている(請求項2
8)。
【0043】このような構成にすることにより、上述し
たように予約管理サーバは作用するため、ユーザはあら
ゆる施設を事前に予約することができる。従って、ユー
ザの利便性の向上を図ることできると共に、利用料金を
確実に回収することができる。
【0044】
【発明の実施の形態】〈第1の実施形態〉以下、本発明
の第1の実施形態について、図1乃至図9を参照して説
明する。図1は、本発明である予約システムの第1の実
施形態における全体構成を示す概略図である。図2は、
本実施形態における構成を示す機能ブロック図である。
図3乃至図5は、携帯端末に表示されるユーザインタフ
ェースを示す図である。図6乃至図9は、本実施形態に
おける動作を示すフローチャートである。
【0045】(全体構成)本実施形態における予約シス
テムは、あらかじめトイレを予約するシステムである。
そして、特に、本実施形態においては、トイレは駅周辺
に設置されているトイレであり、ユーザは主に電車を利
用するユーザである。
【0046】本発明である予約システムは、図1乃至図
2に示すように、所定のユーザが所有する携帯端末1に
ネットワーク2を介して接続された予約管理サーバ3
と、トイレ4のドアに装備された電子ロック5と、予約
管理サーバ3に接続され当該予約管理サーバ3の指令に
て電子ロック5の施錠解錠を制御するコントローラ6と
を備えている。そして、予約管理サーバ3にて電子ロッ
ク5を備えたトイレ4の使用状況を管理し、携帯端末1
すなわちユーザからの要求に応じてコントローラ6を介
してトイレ4の使用を確保するというシステムである。
以下、これを詳述する。
【0047】(携帯端末)携帯端末1は、一般ユーザが
有する情報携帯端末であって、例えば、携帯電話やPD
A(Personal Digital Assist
ant)、もしくは、ノート型パーソナルコンピュータ
といった端末である。そして、本実施形態において、携
帯端末1は携帯電話であるが、当該携帯電話は、自己の
電話通信回線を通じてネットワーク2上の種々のWeb
サーバが開設するWebサイトにアクセスする機能を備
えている。例えば、iモードと言った携帯電話からのイ
ンターネット接続サービスを利用できるような機能が備
わっている。一方、携帯端末1がPDAやノート型パー
ソナルコンピュータである場合には、これらはモデムカ
ード等の通信手段を備えている必要があると共に、かか
る通信手段を用いてWebサイトにアクセスする機能を
備えている必要がある。
【0048】そして、この携帯端末1は、ネットワーク
2を介して、後述する予約管理サーバ3が開設するトイ
レ予約サイトにアクセスすることができる。このとき、
携帯端末1である携帯電話は、トイレ予約サイトにて提
供されるコンテンツを受信して、当該携帯電話に備わっ
ているディスプレイ11に受信したコンテンツを表示す
ることができ(図3乃至図5参照)、このようにして、
ユーザはトイレ予約サイトのコンテンツを閲覧すること
ができる。さらには、後述するように、当該サイトにて
所定の情報を入力することにより、所定のトイレの予約
を取ることができる。これについては後述する。
【0049】また、携帯端末1には、例えば、「Blu
etooth」といった短距離無線伝送手段が備えられ
ている。この通信手段は、所定の機器相互間においてデ
ータ転送を行うものであり、本実施形態では、携帯端末
1から後述する電子ロック5に備えられた入力部(図示
せず)に所定のデータを送信するために用いる。また、
この短距離無線伝送手段は、赤外線ポートでもよい。
【0050】さらに、携帯端末1には、GPSアンテナ
が備えられている。GPSアンテナは、GPS衛星から
発信される当該衛星の位置及び時刻などの情報を受信す
るアンテナである。これにより、携帯端末1は、常に自
己の位置に関する情報を取得することができる。ちなみ
に、これは後述するように、予約管理サーバ3に自己の
現在位置を知らせるために用いられる。
【0051】(ネットワーク)ネットワーク2は、専用
線や電話回線あるいはCATVのケーブル等を用い、T
CP/IPプロトコルといった通信プロトコルにて通信
を行うインターネットである。但し、特定企業内のみで
稼働するイントラネットや、TCP/IP以外のプロト
コルで通信する特定のネットワークであってもよい。
【0052】(トイレ)トイレ4は、所定の駅に設置さ
れているトイレや、自治体にて設置された公衆トイレ、
あるいは、当該駅に隣接するデパートやビル内のトイ
レ、各施設のトイレなどである。そして、トイレ4内の
各個室のドアには、電気信号にて施錠解錠される電子ロ
ック5が備えられている。また、この電子ロック5のロ
ック状態を制御するのは、当該電子ロック5に電気的に
接続された所定の情報処理能力を有するコントローラ
(CPU)6である。ちなみに、コントローラ6は、ト
イレの施設内に備えられていて、上述したネットワーク
2に常時接続される。従って、予約管理サーバ3が開設
するトイレ予約サイトと相互に交信可能である。以下、
電子ロック5及びコントローラ6について詳述する。
【0053】(電子ロック)電子ロック5は、例えば、
磁石による吸着力にてドアが施錠されるものである。す
なわち、一般的に用いられているシリンダー錠ではな
い。そして、かかる電子ロック5には、テンキーといっ
た番号を入力する入力部が備えられている。このテンキ
ーには、ユーザからある桁数の数字が入力されるように
なっていて、入力された数字から成る情報はコントロー
ラ6に転送される。但し、転送と言っても入力部から直
接コントローラに信号線が接続されていて、当該入力部
にて入力された信号がコントローラに直接送信されるよ
うになっていればよい。
【0054】そして、この電子ロック5は、ユーザから
入力された数字、すなわち、パスワード(暗証番号)が
コントローラ6にて照合され、かかるパスワードが合致
している場合には解錠されることとなる。
【0055】ここで、上記入力部はテンキーに限定され
ない。アルファベットを入力できるような「QWERT
Y配列」のキーボード形状のものでもよい。そして、こ
れに伴って、後述するパスワードは、数字、記号、アル
ファベットの組合せであってもよい。
【0056】また、入力部は、後述したようなキーにも
限定されない。携帯端末1に形成されている接続部に接
続される接続端子であってもよい。例えば、携帯端末1
が携帯電話である場合には、当該携帯電話に形成されて
いるDH01(デジタル方式自動車電話標準規格RCR
参照)形式の端子に接続できる形状の端子が入力部とし
て電子ロック5に形成されている。そして、かかる端子
からは、携帯電話に記憶されている情報、すなわち、後
述するように予約管理サーバ3から送信されるパスワー
ドを当該携帯端末1から直接受信できるようになってい
る。
【0057】さらに、上述したように携帯端末1に「B
luetooth」といった短距離無線伝送手段が備え
られている場合には、電子ロック5に備えられている入
力部は、上記「Bluetooth」から送信される情
報を受信できる受信機としての機能するものであっても
よい。また、携帯端末1の送信手段が赤外線ポートであ
る場合には、かかる送信手段に対応した赤外線ポートと
しての受信手段である。
【0058】ここで、電子ロック5は、トイレ4の各個
室のドアに備えられていることに限定されない。所定の
トイレ施設内の全ての個室に備えられていてもよく、1
つの個室のドアのみに備えられていてもよい。あるい
は、トイレ4施設自体の内部に入るために設けられてい
るドアに備えられていてもよい。
【0059】(コントローラ)コントローラ6は、演算
部(CPU)及び所定の記憶部(RAM,ROM)等を
搭載したマイクロプロセッサにて構成される。従って、
コントローラ6は、一台のコンピュータである。このコ
ントローラ6は、トイレ4施設1つに対して1つのコン
トローラ6が備えられている(図2に参照)。但し、各
電子ロック5に対してそれぞれ備えられていてもよい。
すなわち、電子ロック5とコントローラ6とが一体にな
っていて、それぞれがネットワーク2を介して予約管理
サーバ3に接続されていてもよい。
【0060】このコントローラ6は、上述したように、
電子ロック5を施錠解錠する機能を備えている。そし
て、このコントローラ6は、後述する予約管理サーバ3
からの指令に基づいて、あるユーザがトイレを使用する
ことを確保するべく、他のユーザが入ることができない
よう使用制限する機能を備えている。この使用制限機能
は、予約管理サーバ3からの使用確保指令に応じて、所
定の時刻に電子ロック5を施錠する信号を当該電子ロッ
ク5に送信する機能である。これにより、トイレ4の所
定の個室のドアは電子ロック5がかけられ、外からは開
かないようになる。また、予約が入っていない時刻に
は、常に電子ロックを施錠する信号を送信してもよい。
これにより、かかるトイレ4の個室は、一般ユーザは予
約しないと使用できないこととなり、予約専用となる。
【0061】但し、電子ロック5が施錠されているとき
に、上述した入力部にパスワードが入力されると、この
パスワードの照合がコントローラにて行われ、当該コン
トローラは照合結果が正しいと電子ロック5に解錠信号
を送信し、当該ロックを解除する。すなわち、コントロ
ーラ6には使用制限解除機能が備えられている。
【0062】そして、この使用制限解除機能は、あらか
じめ予約された時間帯のみ電子ロック5を解錠すること
ができる機能であってもよい。すなわち、後述するよう
に、予約管理サーバ3にてトイレ4の予約が入れられる
と、当該予約管理サーバ3からはかかるトイレ4のコン
トローラ6には予約時刻、時間、パスワードなどが送信
されるが、この予約が入れられた時間のみ、このときの
パスワードが有効であるという設定を行ってもよい。こ
のようにすることで、ユーザは予約時間にしか利用する
ことができないため、予約時間を過ぎて入ろうとしても
当該ユーザは外からロックを解除できない。従って、こ
の後に予約を取っている他のユーザの利用を確保するこ
とができる。
【0063】また、コントローラ6は、上述したよう
に、携帯端末1が有する所定のインタフェース部を介し
て、当該携帯端末1からパスワードが送信される場合に
は、電子ロック部5の入力部を介してパスワードを受信
するパスワード取込機能を備えている。例えば、入力部
が携帯電話のDH01端子に接続される端子である場合
には、かかる入力部を介して携帯電話から送信されたパ
スワードを取り込む。また、入力部が無線電波にて送信
されるデータを受信する受信機である場合には、当該受
信機にて受信したパスワードを取り込む。そして、取り
込んだパスワードは、上述したようにあらかじめ設定さ
れているパスワードと一致するか否か照合される。
【0064】(予約管理サーバ)そして、本システムに
は、ユーザのトイレ4の予約を一括して管理する予約管
理サーバ3が、ネットワーク2に接続されて備えられて
いる。
【0065】この予約管理サーバ3は、予約管理を行う
業者や、トイレを管理する業者、さらには、鉄道会社な
どが所有するサーバコンピュータ、パーソナルコンピュ
ータなど、所定の演算処理能力を有する演算装置(図示
せず)と、所定の記憶容量を有する記憶装置31とを備
えたコンピュータである。また、このサーバ3は、モデ
ムやターミナルアダプタといった通信手段(図示せ
ず)、および、通信機能を備えていて、ネットワーク2
上の他のウェブサーバや、一般ユーザの端末に接続され
ている。そして、当該サーバ3は、上記一般ユーザが有
する携帯端末1から常時アクセス可能なトイレ予約サイ
ト(ホームページ)を開設している。すなわち、ウェブ
サイトを開設する機能32を備えている。
【0066】このウェブサイトを開設する機能32は、
携帯端末1からのアクセスに応じて、当該携帯端末1に
後述する図3乃至図6に示すようなコンテンツ(ホーム
ページにて公開している内容)をHTTP等を用いて配
信する機能である。例えば、携帯端末1からはじめてア
クセスがあった場合には、トイレ予約サイトのトップペ
ージを配信する。そして、その後は、携帯端末1からの
要求に応じて種々のコンテンツを当該携帯端末1に送信
したり、トイレ4の予約に関する処理を行う。例えば、
携帯端末1にて所定のリンクが選択されたときには、当
該リンク先に用意されているコンテンツを送信したり、
携帯端末1にユーザにて入力された情報を受信して当該
情報に基づいてトイレの予約を確保するための処理を行
う。
【0067】ここで、上記携帯端末1に送信されるコン
テンツ31aは、予約管理サーバ3の記憶装置31にあ
らかじめ記憶されている。予約管理サーバ3は、必要に
応じて、記憶装置31から所定のコンテンツを読み取っ
て、携帯端末1に送信する。
【0068】また、予約管理サーバ3の記憶装置31に
は、トイレ4に関する情報や、電車の路線に関する情報
(路線情報31c)をも記憶している。そして、トイレ
4に関する情報とは、トイレ4の予約状況に関する情報
(トイレ予約情報31b)や、各トイレ4の設置場所に
関する情報(トイレ設置場所情報(図示せず))などで
ある。トイレ予約情報31bは、各トイレ4において、
予約が埋まっている、あるいは、空いている時間帯に関
する情報であり、トイレ設置場所情報は、各トイレ4が
設置されている駅情報や、その周辺の地図情報、さらに
は、駅のある改札から要する時間など、詳細な情報が含
まれている。
【0069】また、電車の路線に関する情報は、あらゆ
る電車路線自体の情報や、各路線にある停車駅情報、路
線相互間の接続情報、さらには、時刻表情報などにより
形成されている。これらの情報は、今日では周知技術と
なっている出発駅と到着駅を入力することで電車の乗り
換えを検索する乗換検索システムを実現するために十分
な情報である。
【0070】ここで、予約管理サーバ3が備えている上
記通信機能やウェブサイト開設機能といった各機能は、
あらかじめ各機能を実現するべく記述されたプログラム
が、当該サーバ3の演算装置に組み込まれることにより
当該演算装置上に形成される。そして、プログラムは、
あらかじめサーバ3の記憶装置31に記憶されていた
り、CD−ROM等の可搬媒体にて提供されたり、ある
いは、ネットワーク2上の他のコンピュータから当該ネ
ットワーク2を介して提供されるものである。
【0071】そして、予約管理サーバ3は、他にも以下
のような機能をも備えている。かかる機能も、あらかじ
め各機能用プログラムが用意されていて、当該プログラ
ムが演算装置に読み出されることで実現される。
【0072】予約管理サーバ3は、トイレ4の予約状況
を管理する予約管理機能33と、携帯端末1から送信さ
れる駅情報と上記トイレ設置場所情報とに基づいてトイ
レ4を検索するトイレ検索機能34と、当該予約管理サ
ーバ3が管理しているトイレ4の予約状況に関する情報
(トイレ予約情報)を携帯端末1に送信するトイレ情報
送信機能35と、携帯端末1からトイレ4の予約要求が
あったときに当該要求に基づいてコントローラ6にトイ
レ4の使用確保指令を送信する予約機能36と、を備え
ている。以下、各機能について詳述する。
【0073】まず、予約管理機能33は、上述した記憶
装置31に記憶されているトイレ予約情報31bのデー
タベースを管理する機能である。具体的には、予約可能
な各トイレ4の個室毎に、タイムテーブルが設定されて
いて、いずれの時刻からどのくらいの時間、トイレの予
約が設定されているかを記憶して管理する。そして、後
述するように、新たにユーザからトイレ4の予約が入っ
た場合、あるいは、キャンセルされた場合には、かかる
データベースを更新する。
【0074】このように、予約管理サーバ3は、トイレ
4の予約状況を管理してそのデータベースを参照するこ
とで、トイレ4が塞がっている予約枠を常に把握するこ
とができるため、複数のユーザによるトイレの予約の重
複を防止することができる。また、同一の場所に設置さ
れているトイレ4の各個室毎に管理できることはもちろ
んのこと、他の駅など複数の場所に設置されているトイ
レ4もまとめて管理することができるため、ユーザは所
定のサイトにアクセスことで、複数のトイレを選択して
予約を取ることができる。
【0075】また、トイレ検索機能34は、ユーザにて
携帯端末1に入力された当該ユーザが希望する場所や時
刻に利用可能なトイレを検索する機能である。例えば、
ユーザにて利用したいトイレ4の場所が指定された場合
には、当該携帯端末1から送信された地名と、サーバ3
が記憶装置31に記憶しているトイレ設置場所情報とが
一致したトイレ4のトイレ予約情報を、当該記憶装置3
1から抽出する。そして、さらに利用時刻が指定されて
いる場合には、かかる時刻の前後に予約が入っていない
トイレ4を抽出する。このとき、ユーザから送信される
トイレの場所を指定する情報は、駅情報や地名である。
【0076】さらに、トイレ検索機能34は、まず、ユ
ーザが送信してきた利用駅に関する情報と、電車路線に
関する情報31cとに基づいて、その周辺の駅(例え
ば、1つ隣の駅)を抽出し、かかる範囲のトイレ4を検
索してもよい。これにより、ユーザが都合のよい駅にて
トイレの予約を取ることができる。
【0077】また、ユーザが送信してきた利用駅に関す
る情報と、電車路線に関する情報31cとに基づいて、
まずユーザがいかなるルートをたどって移動するかを検
索する。場合によっては、いかなる駅でいかなる路線に
乗り換えて移動するかということをも検索する。そし
て、その移動範囲にあるトイレを予約の対象として、空
いているトイレを検索する。このとき、ユーザが指定す
る所定の駅の出発時刻や到着時刻から、当該ユーザが利
用できるような時間帯に予約が空いているトイレを検索
する。例えば、出発駅が新宿駅、出発時刻がPM4:0
0であって、到着駅が東京駅である場合には、新宿駅か
ら利用する路線や所要時間、時刻表などの路線情報31
cが予約管理サーバ3の記憶装置31内に記憶されてい
て、かかる情報から最短ルートが検索される。そして、
例えば、東京駅にPM4:15に到着するとトイレ検索
機能にて予想された場合には、PM4:15から数分後
に予約が空いているトイレを検索する。
【0078】そして、上記の場合に、検索されるトイレ
4は、到着駅にあるトイレに限られず、さらには、ユー
ザが移動するルート上にあるトイレにも限定されない。
ユーザがたどるルート上のいずれかの駅に設置されてい
るトイレ4であってもよく、ルート上に含まれる駅の周
辺に位置する駅に設置されているトイレをも検索する。
例えば、ユーザが新宿駅から中央線を利用して神田駅に
移動する場合には、神田駅のトイレ以外にもその沿線に
あるお茶の水駅や、目的地の先にある東京駅に設置され
ているトイレをも検索する。これにより、目的地である
神田駅のトイレが予約でいっぱいであって、一つ先の駅
である東京駅のトイレは予約の空きがまだある場合に
は、一つ先に移動することで、確実に予約を取ることが
できる。
【0079】また、トイレ情報送信機能35は、アクセ
スしてきたユーザにトイレ予約情報を送信するが、予約
管理サーバ3が予約状況を管理している全てのトイレ4
に関する情報を送信してもよく、あるいは、上述したよ
うに、トイレ検索機能34にて検索されて抽出されたト
イレ4のトイレ予約情報のみを送信してもよい。さらに
は、全てのトイレ4のうち、あるいは、抽出されたトイ
レ4のうち、予約に空きがあるトイレのみのトイレ予約
情報を、携帯端末1に送信してもよい。例えば、ユーザ
が東京駅を指定してトイレ予約情報の要求をした場合に
は、予約管理サーバ3は東京駅構内あるいは近辺にある
トイレ4を検索して、その全てのトイレ4の予約情報を
送信してもよく、そのうち予約に空きがあるトイレの予
約情報のみを送信してもよい。
【0080】そして、トイレ情報送信機能35が携帯端
末1に送信するトイレ予約情報は、「トイレの予約が空
いている時刻」、すなわち、「トイレの予約が可能な時
刻」に関する情報や、当該予約が可能なトイレの設置場
所情報をも、携帯端末1に送信する。従って、ユーザ
は、予約可能と提示されたトイレが指定した駅にて下車
したときに、どのくらい時間、あるいは、距離を歩けば
たどり着けるのかということを、認識することができ
る。また、かかるトイレ4の地図情報が送信されること
で、ユーザははじめて利用するトイレ4であっても、容
易にトイレ4にたどり着けることができる。
【0081】そして、上記予約機能36は、ユーザから
の希望と、トイレ4の空きが一致したときに予約を確定
し、かかるトイレ4の予約時間に当該トイレ4に他のユ
ーザが入ることができず、予約したユーザが使用できる
よう確保する。このとき、一旦、ユーザの携帯端末1に
予約の確認情報を送信し、これに対する回答を受信した
ときにはじめて予約を確定してもよい。そして、使用の
確保とは、例えば、予約した時間の前後にはトイレ4の
電子ロック5を施錠するよう、コントローラ6に指令を
発する。
【0082】また、ユーザがトイレ4を予約した時間と
なり、当該ユーザがトイレ4の電子ロック5を解錠する
にはパスワードを用いる。このため、上述したように電
子ロック5はパスワードにて解錠が可能である。そし
て、予約管理サーバ3は、所定の電子ロック5を解錠す
るパスワードを生成して、当該パスワードを予約したユ
ーザの携帯端末1に送信するパスワード発行機能を備え
ている。そして、生成したパスワードは、コントローラ
6にも送信されて、所定の電子ロック5のみが所定の時
間帯にのみ解錠できるよう設定される。これにより、予
約をしたユーザにパスワードが通知されると共に、当該
予約をしたトイレ4のドアは、かかるパスワードでしか
解錠できないように設定されるため、予約をしたユーザ
の使用を確実に確保することができる。
【0083】このとき、上記パスワードは、予約管理サ
ーバ3にて生成されることに限定されない。電子ロック
5の施錠解錠を管理するコントローラ6にて、各電子ロ
ック5毎に生成されてもよい。また、あらかじめ、各電
子ロック5毎、かつ、各時間帯毎(例えば、10分お
き)に固有のパスワードが用意され予約管理サーバ3に
記憶されていて、かかるパスワードが予約成立時にユー
ザに送信されてもよい。これにより、予約管理サーバ3
はパスワードを発行する処理が不要となるため、処理負
担が軽減される。但し、かかるパスワードは予約された
トイレ4のコントローラ6に送信しなければならない。
当該コントローラ6にて解錠設定を行わないと、ユーザ
は電子ロック5を解錠できないからである。
【0084】また、本実施形態においては、トイレ4の
近辺、例えば、トイレ4自体の入口あるいはトイレ4の
個室のドアに、金銭を投入する装置(金銭取込装置)が
備えられている。この金銭取込装置は上述したコントロ
ーラ6に接続されており、金銭が投入されると当該コン
トローラ6にて認識できるようになっている。そして、
コントローラ6は、100円貨幣といった金銭が投入さ
れたことを認識すると、トイレ4自体のドアを自動的に
開けたり、個室のドアの電子ロック5を解錠可能に設定
する。すなわち、後者の場合には、コントローラ6が有
する使用制限機能が、金銭を投入しないと作動しないよ
うになっていて、ユーザは上述したパスワードを入力す
ると共に金銭を投入しないと、トイレ4を使用できない
ようになっている。従って、トイレ設置者側は、確実に
利用料金を回収することができる。
【0085】(動作)次に、本実施形態における動作
を、図6乃至図9を参照して説明する。また、これと同
時に、図3乃至図5を参照して、ユーザの携帯端末1の
ディスプレイに表示されるユーザインタフェースを説明
する。図6は、本実施形態における全体的な動作を示す
シーケンス図である。図7乃至図8は、予約管理サーバ
3の動作を示すフローチャートである。図9は、予約管
理サーバ3にてトイレ4を検索するときの動作の詳細を
示すフローチャートである。
【0086】(動作の概要)まず、予約管理サーバ3に
は、自己が管理しているトイレ4の空き状況のデータベ
ースが記憶されているが、コントローラ6にも当該コン
トローラ6が接続されているトイレ4の個室の予約状況
を管理する機能が備えられている。そして、予約管理サ
ーバ3がコントローラ6に対して予約状況の確認を行う
か、あるいは、一定の間隔にてコントローラ6から予約
状況が送信されることにより(ステップS1)、予約管
理サーバ3に記憶されているデータベース(トイレ予約
情報)が更新される(ステップS2)。
【0087】そして、所定の電車に乗っているか、ある
いは、所定の駅近郊にいるユーザが、トイレ4の予約を
取りたいと希望する場合には、予約管理サーバ3が開設
するトイレ予約サイトに自己の携帯端末1を用いてアク
セスする(ステップS3)。すると、予約管理サーバ3
は、携帯端末1からのアクセスに対して、トイレ予約サ
イトのコンテンツを送信する。このとき、ユーザに予約
を希望するトイレの設置駅等を指定させるべく、携帯端
末1に入力フォームを送信する(ステップS4)。
【0088】続いて、上記入力フォームを送信された携
帯端末1は、当該携帯端末1上のディスプレイ11に表
示する(図3(a)参照)。そして、ユーザは表示され
た入力フォームに希望する場所などの情報を入力し、こ
れを予約管理サーバ3(トイレ予約サイト)に送信する
(ステップS5)。これを受けた予約管理サーバ3は、
受信したユーザの希望情報に合致するトイレの検索を実
行する(ステップS6)。そして、検索の結果、抽出さ
れたトイレ4の予約状況に関する情報が、予約管理サー
バ3の記憶装置31から抽出されて、携帯端末1に送信
される(ステップS7)。
【0089】続いて、携帯端末1は、受信した検索結果
をディスプレイ11に表示する(図3(b)参照)。そ
して、その中から、自己が予約を希望するトイレを選択
して、かかるトイレ4の予約を要求する旨の情報を予約
管理サーバ3(トイレ予約サイト)に送信する(ステッ
プS8)。
【0090】そして、予約管理サーバ3は、携帯端末1
からの予約要求を受け入れることができる場合には、予
約を決定する(ステップS9)。このとき、予約管理サ
ーバ3は、予約を決定したトイレ4の個室の予約時間に
固有のパスワードを生成し、これを携帯端末1及び当該
予約トイレ4に備えられているコントローラ6に送信す
る(ステップS10)。これと同時に、携帯端末1に
は、トイレの予約が取れた旨の情報と、当該トイレの地
図情報などが送信される。
【0091】すると、携帯端末1は、予約が取れた旨の
情報や、パスワード、トイレの地図情報などを受信し
て、特にパスワードを記憶する(ステップS11)と共
に、かかる情報がディスプレイ11に表示される(図4
(a)参照)。
【0092】一方、予約管理サーバ3からパスワードを
受信したコントローラ6は、まず、予約管理サーバ3に
パスワードの確認を行い(ステップS12)、確認が取
れた後にパスワードの設定を行う(ステップS14)。
パスワードの設定は、予約されたトイレ4(個室のド
ア)の電子ロック5に、予約時間の前後において送信さ
れたパスワードが入力されると、当該電子ロック5が解
錠されるように設定する。従って、予約時間が近づく
と、予約されたトイレ4を予約ユーザ以外の他のユーザ
が利用しないよう、コントローラ6にて電子ロック5を
施錠する(ステップS15)。ちなみに、コントローラ
6から予約確認を受けると(ステップS12)、予約管
理サーバ3は、他のユーザからの予約依頼に備えて、ト
イレ予約情報のデータベースを更新する(ステップS1
3)。
【0093】そして、予約時間になるとユーザはトイレ
4の設置場所に行き、トイレ利用料を金銭投入口に投入
すると共に、電子ロック5に備えられた入力部にパスワ
ードを入力する(ステップS16)。入力されたパスワ
ードは、コントローラ6にて認証されて、当該パスワー
ドが一致すると電子ロック5が解錠される(ステップS
17)。これにより、ユーザはトイレ4の個室に入るこ
とができ、予約した時間にトイレを利用することができ
る。
【0094】(予約管理サーバの動作)次に、上述した
トイレ予約システムの動作をさらに詳述すべく、予約管
理サーバ3の動作を図7乃至図9のフローチャートを参
照して説明する。
【0095】予約管理サーバ3は、常時コントローラ6
から予約情報の変更を受け付ける状況にあるため、ま
ず、コントローラ6から予約変更の通知を受信した場合
には(ステップa1)、トイレ予約情報の更新を行う
(ステップa2)。このとき、コントローラ6からの情
報は、他の予約処理の工程の一つである予約確認処理
(図6のステップS12参照)によるものであってもよ
い。また、一定の間隔にて常時に行われる定期的な予約
確認処理によるものであってもよい。
【0096】続いて、携帯端末1からアクセスがあると
(ステップa3)、当該携帯端末1にトイレ予約サイト
のトップページ(ホームページ)を送信する(ステップ
a4)。そして、携帯端末1は送信されたコンテンツを
携帯端末1に表示して、予約を希望する場合にはその旨
の情報を、表示されたリンクを選択することで予約管理
サーバ3に送信する。予約を希望する旨の情報を受けた
予約管理サーバ3は、ユーザの予約を希望するトイレの
条件などを伺うべく、予約希望入力フォームを携帯端末
1に送信する。すると、携帯端末1は送信された入力フ
ォームを受信し、ディスプレイ11に表示する。
【0097】図3(a)に、上記予約希望入力フォーム
を、携帯端末1のディスプレイ11に表示したときの一
例を示す。このように、ユーザが予約を取りたいトイレ
が設置されている「駅名」、予約する「時刻」、トイレ
の「確保時間」(どのくらいの時間使用できるか)など
を入力できるようになっている。具体的には、各項目の
左に表示されている数字を入力するか、上下キーにて選
択カーソル(図3(a)では、斜線の領域)を目的の項
目の位置に移動させて選択ボタンを押す、などすること
で入力項目を選択して、その項目情報を入力する(その
例は図示せず)。その後、送信を実行することで、入力
した情報を予約管理サーバ3に送信する。このとき、
「確保時間」は、予約管理サーバ3側であらかじめ設定
されていてもよい。例えば、1回の利用時間は15分な
どと設定されていて、かかる時間は管理者が変更するこ
とができる。
【0098】また、図3(a)で、「トイレ選択」とい
う項目があるが、これは予約希望の駅情報を文字にて入
力せずに、予約を希望する駅やトイレの一覧表示から選
択する場合に利用する項目である。これを選択すると、
図5(a)に示すような、電車の路線が羅列された画面
がディスプレイ11に表示される。そして、ユーザは、
かかる路線のみを選択してトイレ4の検索を要求するこ
とができる。かかる場合には、選択した路線上に位置す
るトイレを全て検索することができ、ユーザのトイレの
選択肢の幅が広がる。
【0099】そして、路線を選択した後は、当該路線の
停車駅情報をも予約管理サーバ3から携帯端末1に送信
されて、図5(b)に示すように携帯端末1のディスプ
レイ11に表示される。このときも上記同様に、ユーザ
が携帯端末1の操作部を操作して希望する駅を選択する
ことで、希望駅名が予約管理サーバ3に送信されて、検
索が実行される。このように、ユーザは駅名を入力する
ことなく、選択することで予約するトイレの設置場所を
予約することができ、容易かつ迅速に予約手続を実行す
ることができる。
【0100】上記のように、ユーザの予約希望を受信し
た予約管理サーバ3は(ステップa5)、希望情報に基
づいてかかる条件に合致するトイレ4を検索する。但
し、駅や時間など、トイレ4を特定する情報が入力され
ていなかった場合には(ステップa6)、予約管理サー
バ3は、トイレ予約情報のデータベースを参照して、場
所などの条件を一切考慮せず、予約に空きのあるトイレ
4を検索する。そして、かかるトイレ4の予約情報を抽
出する(ステップa9)。一方で、ユーザから予約する
トイレ4の設置駅情報や予約時刻情報などが入力され、
あるいは、選択されて送信された場合には(ステップa
6)、トイレ予約情報のデータベースを参照して、かか
る条件に合致するトイレ4を抽出すると共に(ステップ
a7)、この中からさらに予約に空きのあるトイレ4を
検索する(ステップa8)。
【0101】このようにして検索されたトイレ4に関す
る情報が、予約管理サーバ3の記憶装置31に内に記憶
されているトイレ予約情報31bの中から抽出されて、
その一部の情報が予約管理サーバ3から携帯端末1に送
信される(ステップa10)。このとき、送信される一
部の情報は、例えば、トイレの名前と、簡単な位置情報
である。簡単な位置情報としては、「何何駅の北口改札
前」という情報や、「何時何分に空きあり」という情報
などである。そして、上記トイレの情報を受信した携帯
端末1は、かかる情報をディスプレイ11に表示する。
その表示例を図3(b)に示す。このように、ユーザが
希望した条件に合致した中で、選択可能なトイレ4の一
覧が表示される。
【0102】ユーザは、選択可能なトイレ4の中から、
特に自己の希望する条件に合致するトイレ4を選択し、
予約管理サーバ3に予約の要求を行う。図3(b)の例
で言えば、例えば、ユーザが乗車する電車の到着ホーム
が1,2番線であって、到着時刻に予約が可能である場
合には、「2.bbbトイレ」を選択して、これを選択
した旨の情報を予約管理サーバ3に送信する。
【0103】そして、予約要求を受けた予約管理サーバ
3は(ステップa11)、パスワードを発行し(ステッ
プa12)、これを携帯端末1及びコントローラ6それ
ぞれに送信する(ステップa13)。ちなみに、このパ
スワードは、「bbbトイレ」の予約用個室で、○時○
分から○分間有効なパスワードとなる。従って、コント
ローラ6では、上記時間にのみ、受信したパスワードに
て電子ロック5が解錠可能となるよう設定される。ま
た、携帯端末1にパスワードが送信されるときには、ト
イレの場所や予約時刻、占有時間、パスワード、地図情
報などが送信される。これを携帯端末1のディスプレイ
11に表示したときの画面を図4(a)に示す。そし
て、特に、図4(a)の表示「1.地図を見る」を選択
することにより、トイレの地図情報をディスプレイ11
に表示することができる。この地図の表示例を図4
(b)に示す。これにより、ユーザは、自己が予約した
トイレの詳細を知ることができる。
【0104】その後、予約管理サーバ3は、コントロー
ラ6からの予約確認を受け(ステップa14)、記憶装
置31内のトイレ予約情報データベースの更新を行う
(ステップa15)。
【0105】ここで、予約管理サーバ3が、ユーザの移
動ルート(以下、経路とも言う)を検索すると共に、検
索された移動経路に対応したトイレ4を検索する例を、
図9のフローチャートを参照して説明する。
【0106】この例においては、ユーザが予約希望する
トイレ4を特定するための情報を入力する項目が異なる
ため、図3に示す入力画面も異なる。例えば、ユーザの
現在地(駅)及び目的地(駅)を入力する項目が用意さ
れている。そして、ユーザは、トイレを予約しようと考
えたときには、現在地あるいは何時何分にどこどこ駅に
て乗車したかを入力し、かつ、目的地を携帯端末1上に
て予約管理サーバ3から送信されてきた入力フォームに
入力する。すると、入力した情報は予約管理サーバ3に
送信されて、当該予約管理サーバ3にて受信される(ス
テップb1)。
【0107】このとき、携帯端末1は、自己の現在地を
GPSアンテナにて取得した位置情報を予約管理サーバ
3に送信してもよい。例えば、現在地の項目に「GP
S」と入力することで、自動的にGPS衛星から取得し
た位置情報が現在地に入力されて予約管理サーバ3に送
信する機能が携帯端末1には備えられている。また、か
かる機能は、現在地の項目に何も入力しなくても、自動
的にGPSによる位置情報を取得してサーバ3に送信す
る機能であってもよい。従って、現在の正確な位置を予
約管理サーバ3に通知することができると共に、ユーザ
の入力の手間も省ける。
【0108】続いて、予約管理サーバ3は、受信した出
発駅(現在地、乗車駅)と、到着駅(目的地)とから、
利用路線、移動経路、各駅への到着予定時刻などを、記
憶装置31に記憶している路線情報31cを用いて検索
する(ステップb2)。そして、検索された移動経路
(ルート)を、携帯端末1に送信してユーザに照会する
(ステップb3)。かかる承認を受けると(ステップb
4)、予約管理サーバ3は、検索した移動経路上に位置
する駅や、その周辺の駅を対象として、トイレ4を検索
する(ステップb5)。このとき、周辺の駅には、目的
地よりも一つ先やいくつか先の駅も含まれる。このと
き、予約管理サーバ3は、検索されたトイレ4のうちか
らさらに、ユーザの各駅に対する到着予定時刻に基づい
て、当該ユーザが利用可能なトイレ4を検索してもよ
い。これにより、後の工程における検索対象の数が減少
し、検索処理の迅速化を図ることができる。
【0109】その後、予約管理サーバ3は、検索された
駅のトイレ4のうち、さらに、ユーザが希望する時刻に
予約の空いているトイレ4を検索する(ステップb
6)。そして、空きがあるトイレ4を検出することがで
きれば、そのトイレ4の場所などの情報をデータベース
から抽出して(ステップb7)、携帯端末1に送信する
(ステップb9)。一方、いずれのトイレ4も空きがな
い場合には、予約専用以外、すなわち、予約なしで利用
できるトイレ4の個室をも備えているトイレ4を抽出し
(ステップb8)、かかるトイレの情報を携帯端末1に
送信する。
【0110】このようにすることにより、ユーザの移動
ルートに沿って、当該ユーザが利用しやすいトイレを予
約管理サーバ3が検索してくれるので、ユーザは各駅に
おけるトイレ4の設置状況を知らない場合でも、容易に
予約を取ることができると共に、トイレを利用すること
ができる。
【0111】〈第2の実施形態〉以下、本発明の第2の
実施形態について、図10を参照して説明する。図10
は、当該第2の実施形態において、予約管理サーバ3か
ら携帯端末1に送信されて、当該携帯端末1のディスプ
レイに表示されるユーザインタフェースを示す図であ
る。
【0112】第2の実施形態におけるトイレ予約システ
ムは、上述した第1の実施形態におけるトイレ予約シス
テムとほぼ同一の構成要素を備えていて、さらに、ユー
ザがあらかじめ予約管理サーバ3に登録した駅情報など
を参照して、トイレを検索して予約するという、ユーザ
の利便性の向上を図るシステムを提供している。
【0113】(構成)そして、本実施形態における予約
管理サーバ3は、携帯端末1を有するユーザに関する情
報を、当該ユーザ毎に管理するユーザ情報管理機能を備
えている。このユーザ情報管理機能が管理する情報は、
ユーザから携帯端末1等を介して予約管理サーバ3に送
信された情報であって、ユーザの氏名、携帯端末の電話
番号、携帯端末用電子メールアドレス、利用駅、電車の
乗換情報、利用時刻、利用時間、利用するトイレ情報、
トイレ利用料金の決済方法などである。そして、かかる
ユーザ情報は、予約管理サーバ3の記憶装置31内に格
納される。
【0114】また、本実施形態においては、上述した予
約管理サーバ3が有するトイレ検索機能34は、携帯端
末1から送信される識別情報に対応したユーザ情報中の
登録された駅情報をも用いてトイレを検索する機能であ
る。すなわち、上述したようにユーザが予約を依頼して
くる毎に、携帯端末1から予約を希望する駅に関する情
報を受信しなくとも、あらかじめ予約管理サーバ3に登
録されている駅情報を読み出して、かかる情報に基づい
てトイレ4の検索、抽出、予約処理を実行する。
【0115】そして、上記機能を実現するためには、予
約管理サーバ3は、アクセスしてきたユーザの携帯端末
1がいかなるユーザのものであるかを識別する機能を備
えていなければならない。例えば、ユーザの携帯端末1
が携帯電話である場合には、当該携帯電話がアクセスす
るときに発信される電話番号を受信して、かかる番号か
らアクセスしてきた携帯電話のユーザを識別する。すな
わち、受信した電話番号と、記憶装置に記憶されている
登録ユーザが所有する携帯電話の電話番号を照合して、
アクセスしてきたユーザを認識する。このとき、アクセ
ス時に、あらかじめ会員登録しているユーザに会員コー
ドを及び会員コード用パスワードを発行しておき、かか
るデータの入力を要求してもよい。このようにして、予
約管理サーバ3は、アクセスしてきたユーザを認識した
後は、当該ユーザの指令に応じて、登録されている駅や
路線上の空いているトイレ4を検索する。また、すで
に、ユーザ情報中にトイレを指定する情報が登録してあ
る場合には、かかるトイレ4の空き状況が検索される。
そして、上述と同様に、トイレの予約が実行される。
【0116】さらに、予約管理サーバ3は、携帯端末1
からトイレの予約があったときに、当該携帯端末のユー
ザに対して電子的に課金するトイレ予約料課金機能を備
えている。このトイレ予約料課金機能は、あらかじめユ
ーザがユーザ登録すると共に、現金価値を持たせた電子
マネーを所有し、かかる電子マネーを用いて予約管理サ
ーバ3に対して利用料金の支払いを行う。また、ユーザ
は、あらかじめクレジットカードの番号を登録してお
き、利用料金が自動的に引き落とされるようにしておい
てもよい。
【0117】(動作)次に、本実施形態における動作を
説明する。まず、ユーザはあらかじめ携帯端末1を用い
て予約管理サーバ3が開設するトイレ予約サイトにアク
セスし、所定のリンクを選択するなどしてユーザ登録す
る旨の情報を送信し、ユーザ登録を行う。すると、予約
管理サーバ3は、ユーザ登録用の入力フォームを携帯端
末1に送信する。かかる入力フォームを携帯端末1のデ
ィスプレイ11に表示したときの図を図10(a)に示
す。
【0118】続いて、ユーザは、登録する自己の情報を
端末1に入力し、予約管理サーバ3に送信する。このと
き、ユーザは主に毎日の通勤経路の登録を行うが、かか
る登録の動作を詳述する。まず、出発駅及び到着駅を入
力する。そして、必要であれば、出発予定時刻(ユーザ
が出発駅に到着する予定時刻)、あるいは、到着予定時
刻(ユーザが到着駅に到着することを希望する時刻)を
入力する。これらを入力して予約管理サーバ3に送信す
ることで、上述した予約管理サーバ3のトイレ検索機能
にて自動的にユーザの経路が検索される。このとき、当
該経路が複数検索されると、予約管理サーバ3は、経路
の候補を一旦携帯端末1に送信してユーザに提示する。
これを受けたユーザは、候補の中から実際に使用する通
勤経路を選択する。さらにこのとき、通勤経路の中で乗
換に利用する駅も予約管理サーバ3にて検索されてユー
ザに提示されるので、乗換駅が複数ある場合には、これ
もユーザが選択する。その後、選択された通勤経路や乗
換に利用する駅の情報が携帯端末1から予約管理サーバ
3に送信されると、予約管理サーバ3にてユーザが選択
した経路中に設置されているトイレ4の検索も行われ、
それらのトイレに関する情報が携帯端末1に送信され
る。ユーザは提示されたトイレ4のうち、自己が使用し
やすい位置にあるトイレを選択したり、以前使用したこ
とがあって気に入っているトイレがある場合に、かかる
トイレ4を選択して、その旨を予約管理サーバ3に送信
する。これにより、サーバ3にはあらかじめユーザが選
択した通勤経路や、トイレが、当該ユーザごとに登録さ
れる。
【0119】図10(a)を参照して、実際の登録例を
説明する。ユーザは、氏名はもちろんのこと、電子メー
ルアドレス、決済方法や、毎朝の通勤経路などの情報
(乗換データ)、さらには、予約を希望するトイレを指
定する情報などを入力して、予約管理サーバ3に送信す
ることで、登録を行うことができる。
【0120】そして、上記乗換データを登録するときに
は、端末1にて「乗換データ登録」メニューを選択し、
上述したように出発駅や到着駅等を入力することで(図
10(a),(b)参照)、サーバ3にて通勤経路や乗
換駅が検索される。そして、検索された通勤経路等をユ
ーザが選択することで、サーバ3にて当該通勤経路が登
録される。その後、サーバは、後述するようにユーザか
らトイレを予約するべくアクセスがあったときには、登
録されている通勤経路を読み出して、その情報に基づい
てトイレの検索を行うため、ユーザは予約する度に通勤
経路などを入力する必要がない。
【0121】また、ユーザはあらかじめ予約を希望する
トイレを登録しておいてもよい。かかる場合には、端末
1にて「トイレ登録」メニューを選択することで、上述
したように通勤経路に沿ってトイレ4が検索されて、容
易に登録を行うことができる。このとき、ユーザは、直
接トイレ名を入力してサーバ3に登録を行ってもよい。
【0122】そして、ユーザは端末1にて上記「決済方
法」メニューを選択することで、予約手数料の支払い方
法を登録する。例えば、クレジットカードナンバーを予
約管理サーバ3に登録したり、電子マネー決済を希望す
る場合には、電子的貨幣を購入するなど当該電子マネー
決済が利用できるよう登録を行う。また、現金でトイレ
4に設置されている金銭投入口に入金する場合には、か
かる情報を登録しておく。
【0123】続いて、ユーザがトイレの予約を行う際の
動作を説明する。まず、携帯端末1にてトイレ予約サイ
トにアクセスする。このとき、ユーザがあらかじめ登録
してある通りに電車に乗って行動している場合には、予
約を希望する旨の情報を送信することで、ユーザの携帯
端末1を識別する情報である電話番号などが予約管理サ
ーバ3に送信される。すると、予約管理サーバ3は、電
話番号などからアクセスしてきているユーザを認識し、
かかるユーザの登録情報を記憶装置31から読み出す。
そして、登録されている駅情報や、トイレ情報を参照し
て、ユーザが所定の駅に到着する頃に利用できる、すな
わち、予約に空きがあるトイレ4を管理しているデータ
ベース(トイレ予約情報)の中から検索する。
【0124】その後は、上述した実施形態同様に、予約
を確保することができたトイレに関する情報や、パスワ
ードなどがユーザの携帯端末1に送信され、当該ユーザ
はトイレ4を確実に利用することができる。従って、あ
らかじめユーザは自己の経路等を予約管理サーバ3に登
録しておくことで、予約時にあらたに多くの情報を入力
することなく、容易にトイレの予約処理を実行すること
ができる。このため、通勤途中の忙しいときでも、時間
の節約を図ることができる。
【0125】ちなみに、このとき、ユーザは種々の情報
を予約管理サーバ3に登録することができる。例えば、
通勤経路や帰宅経路といった複数の時間帯の経路や、複
数のトイレ4などである。そして、トイレ予約サイトに
アクセスしたユーザの携帯端末1には、いずれの登録情
報を用いてトイレ4の検索を行うかが、予約管理サーバ
3から問われる。例えば、登録情報の一覧が予約管理サ
ーバ3から携帯端末1に送信されて、当該端末1にディ
スプレイ11に表示される。これに対して、ユーザはそ
のときの状況から用いる登録情報を選択して、予約管理
サーバ3に通知することで、当該サーバ3はこれに基づ
いて検索及び予約処理を実行する。
【0126】〈第3の実施形態〉以下、本発明の第3の
実施形態を、図11乃至図12を参照して説明する。図
11は、第3の実施形態における構成を示すブロック図
である。図12は、パスワードの一例を示す説明図であ
る。
【0127】本実施形態における予約システムは、所定
のユーザが所有する携帯端末1にネットワーク2を介し
て接続された予約管理サーバ3と、トイレ4のドアに装
備された電子ロック5と、当該電子ロック5の解錠設定
を行うコントローラ6と、を備えている。そして、これ
らの構成要素は、上述した第1,第2の実施形態におけ
るものとほぼ同一のものであるが、本実施形態では、以
下の点で異なる。
【0128】まず、電子ロック5が、トイレの内部から
のみ解錠することができるオートロック機能を備えてい
ると共に、所定の入力部(図示せず)と、当該入力部に
て入力された所定のパスワードをコントローラに送信す
るパスワード転送機能とを備えている。上記オートロッ
ク機能により、トイレ4のドアが閉まっているときに
は、当該トイレ4を利用して中に入っているユーザは、
当該中からドアを開けることができるが、外部からは後
述するようにパスワードを入力しないことには開くこと
ができないため、予約をしていないユーザが利用するこ
とを規制することができる。
【0129】また、コントローラ6は、当該コントロー
ラ6にて読み書き自在な記憶装置61を備えていて、所
定の時間毎に設定された電子ロック5を解錠するパスワ
ード61aを記憶している。このパスワードは、例え
ば、各トイレ毎、各個室毎、さらには、所定の時間帯毎
に固有の値が割り当てられている。その一例を図12に
示す。この例で挙げたコントローラ6は、2つの個室を
管理していて、それぞれの個室毎に、15分間隔で固有
のパスワードが設定されている。そして、他のトイレ4
があったとしても、どれ一つとして同じパスワードはな
い(図11の61a,61b参照)。
【0130】さらに、コントローラ6は、上記記憶され
たパスワード61aと入力部からのパスワードとを照合
して電子ロック5を解錠する使用制限解除機能を備えて
いる。すなわち、コントローラ6がパスワードをあらか
じめ記憶していることにより、当該コントローラ6に電
子ロック5の入力部を介してユーザからパスワードが入
力されたときには、記憶されているパスワードと、入力
されたパスワードとが照合される。このとき、現在の時
刻も参照して照合される。例えば、AM7:00〜7:
15の間には、一方のトイレには「abcdef」とい
うパスワードが入力されない限り、解錠されないように
なっている。
【0131】また、これに伴い、予約管理サーバ3の記
憶装置31には、コントローラ6の記憶装置61に記憶
されたパスワード61a,61bと同一のパスワード6
1a,61bが記憶されている。そして、このパスワー
ドが、携帯端末1からトイレの予約要求があったときに
当該要求に基づいて携帯端末1に発行される(パスワー
ド発行機能)。
【0132】従って、予約管理サーバ3とコントローラ
6とは、同一のパスワードを保持し、コントローラ6で
はすでにかかるパスワードにおける解錠設定が施されて
いるため、あらためて予約管理サーバ3が発行したパス
ワードをコントローラ6に送信する必要がない。従っ
て、コントローラ6と予約管理サーバ3とがネットワー
ク2を介して接続されている必要もなく、ユーザから予
約を受けた後に、コントローラ6にパスワードを送信す
る処理を行う必要もない。このため、サーバはユーザに
パスワードを発行することのみ行えばよいため、処理負
担の軽減を図ることができる。また、設備コストの削減
を図ることもできる。
【0133】〈第4の実施形態〉以下、本発明の第4の
実施形態を説明する。本実施形態における発明は上述し
てきた実施形態同様にトイレの予約システムであるが、
ここでのトイレ4は所定の道路沿いに設置されたパーキ
ングエリア付近に備えられているトイレである。そし
て、これに伴い、予約をするユーザも自動車で移動中の
ユーザである。
【0134】本実施形態における構成は、上記実施形態
における構成とほぼ同一であるが、特に、予約管理サー
バ3が、道路に関する情報と、トイレ4の設置場所に関
する情報とを記憶している。そして、これらの情報を用
いて、トイレ4を検索してユーザに通知し、これの予約
を可能とする。
【0135】まず、道路に関する情報は、カーナビゲー
ションシステムにて利用される電子地図情報である。ま
た、トイレ4の設置場所情報は、上述したものと同様で
ある。
【0136】また、予約管理サーバ3が備えるトイレ検
索機能は、ユーザの走行場所に応じて当該ユーザの利用
しやすいトイレを検索するものである。例えば、携帯端
末1から送信される現在地情報とトイレ設置場所情報と
に基づいてトイレ4を検索する。かかる場合には、ユー
ザの現在地情報は携帯端末1に備えられているGPSア
ンテナにて取得した位置情報である。従って、この位置
情報を受信した予約管理サーバ3は、トイレ設置場所情
報を参照してユーザの現在地近傍にあるトイレ4を検索
する。そして、ユーザから予約希望時間が送信されてい
る場合には、それも考慮してトイレの検出が行われる。
【0137】そして、トイレ検索機能は、記憶している
道路情報をも参照してトイレを検索してもよい。すなわ
ち、ユーザの現在地から一方通行や、道路の幅、あらか
じめ記憶されている混雑具合など、走行しやすい道路を
選択して、たどり着きやすいトイレ4を選択してもよ
い。また、さらには、ユーザの携帯端末から当該ユーザ
の移動状況情報、例えば、「何何方面に時速40kmで
走行中」といった情報を受信した場合には、進行方向の
先にあるトイレを検索すると共に、各トイレへの到着時
間を予測し、予約の空き具合から利用可能であるトイレ
のトイレ予約情報を抽出して、予約を確保するよう作動
してもよい。このような機能は、特に、高速道路を走行
中に有効である。すなわち、現在地から次のパーキング
エリアまでの所要時間を車両の速度から算出し、到着予
定時刻に予約を取ることができない場合には、さらに先
のパーキングエリアのトイレの予約状況をも調べること
ができる。
【0138】このようにすることにより、ユーザの現在
地から移動することが可能であり、予約可能なトイレが
予約管理サーバにて検索されるため、ユーザは自分で地
図などを参照して探す必要がなく、そして容易に予約を
取ることができるため、ユーザの負担が軽減される。
【0139】〈第5の実施形態〉以下、本発明の第5の
実施形態を説明する。本実施形態においては、ユーザが
予約する対象がトイレではなく、コインランドリーに設
置された洗濯機あるいは乾燥機である。そして、本実施
形態におけるコインランドリーは、駅周辺に設置されて
いるものである。
【0140】また、予約管理サーバ3や電子ロック5、
コントローラ6は、上記実施形態とほぼ同一の機能を有
しているが、電子ロック5は、洗濯機あるいは乾燥機の
蓋に備えられている。従って、上述のトイレと同様に、
ユーザが所定の時間に使用することを予約すると、その
前後の時間帯は電子ロック5が施錠されて、他のユーザ
が使用できないようになっている。そして、電子ロック
5には上述したような入力部が備えられていて、ユーザ
がパスワードを入力することで解錠可能である。
【0141】また、予約対象が洗濯機等であることに伴
い、予約管理サーバ3も洗濯機及び乾燥機の予約管理サ
イトを開設し、これらの予約を管理する。また、予約管
理サーバ3は、上記トイレ検索機能と同様に作動する洗
濯機乾燥機検索機能など、上述してきた実施形態にて予
約管理サーバ3が備える機能及び情報は全て備えてい
る。このとき、予約管理サーバ3が記憶している情報
は、路線情報の他、コインランドリーの設置場所情報、
洗濯機や乾燥機の有無に関する情報などである。
【0142】そして、コントローラ6も、予約管理サー
バ3の指示に従って上記洗濯機等に備えられた電子ロッ
ク5の施錠解錠を制御し、さらには、入力されたパスワ
ードの照合を行って電子ロック5の解錠を制御するな
ど、上述してきた機能は全て備えている。
【0143】次に、第5の実施形態の動作を説明する。
この動作例では、通勤途中に電車内でスーツの上着を汚
してしまったユーザが、これを洗濯することを望む場合
について説明する。まず、ユーザは、携帯端末1にて予
約管理サーバ3にアクセスする。このとき、予約管理サ
ーバ3が他の施設、例えば、洗濯機に限らずトイレなど
も予約管理している場合には、ユーザに何の予約をする
かを尋ねるよう、予約対象一覧を携帯端末1に送信す
る。ユーザは、ディスプレイ11に表示されている予約
対象の中からコインランドリーを選択することで、その
旨の情報を予約管理サーバ3に送信する。
【0144】続いて、予約管理サーバ3は、ユーザに現
在地及び目的地や利用を希望するコインランドリーの
駅、さらには、利用時間などを要求する(図3(a)参
照)。これを受けたユーザは、携帯端末1から自己の希
望情報を予約管理サーバ3に送信する。このとき、洗濯
機、乾燥機の利用の有無に関する情報も送信する。これ
により、ユーザが洗濯機及び乾燥機と両方を利用する場
合には、予約管理サーバ3はこのことを知ることがで
き、両機械を備えているコインランドリーを検索の対象
とすることができる。
【0145】続いて、予約管理サーバ3は、管理してい
るコインランドリーのうち、ユーザの希望する時間帯
に、あるいは、移動中のユーザがたどり着ける時間帯に
予約が空いている洗濯機や乾燥機を設置しているコイン
ランドリーを検索する。そして、ユーザに承諾を得るこ
とで、予約が確定し、パスワードを携帯端末1及び予約
対象の洗濯機等に備えられているコントローラ6に送信
する。
【0146】その後、ユーザは予約したコインランドリ
ーの場所がわからなければ、予約管理サーバ3にコイン
ランドリーの位置情報を要求し、設置場所情報を得るこ
とができる。そして、コインランドリーに到着したユー
ザは、予約用の洗濯機の入力部にパスワードを入力する
と共に、利用料金を投入することで洗濯機の蓋が開き、
ユーザは洗濯機を利用することができる。また、同様
に、乾燥機も利用することができる。
【0147】このようにすることで、ユーザは事前にコ
インランドリーの洗濯機あるいは乾燥機の予約を確保す
ることができるため、時間を有効に利用することがで
き、利便性の向上を図ることができる。
【0148】〈第6の実施形態〉本発明の第6の実施形
態では、予約対象がコインロッカーである。これに伴
い、電子ロック5はコインロッカーの扉に装備されてい
る。そして、他の構成は上述した実施形態とほぼ同一で
ある。
【0149】このようにすることで、ユーザは事前にコ
インロッカーの使用を確保することができるため、コイ
ンロッカー設置場所に移動してはじめてロッカーに空き
がないということを認識し、その後他のコインロッカー
設置場所に移動するという不都合の解消を図ることがで
きる。すなわち、ユーザは時間を有効に利用することが
できる。
【0150】〈第7の実施形態〉本発明の第7の実施形
態では、予約対象が貸出用の個室である。これに伴い、
電子ロック5は個室のドアに装備されている。そして、
他の構成は上述した実施形態とほぼ同一である。
【0151】このようにすることで、ユーザは外出先で
デスクワークを行いたいと望む場合に、予約管理サーバ
3にアクセスすることで、希望する時間帯に個室の予約
を取ることができる。従って、喫茶店などでデスクワー
クを行うことが抑制され、個室であれば社外秘の仕事を
もでき、かかる場所をあらかじめ確保することができる
ため、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
【0152】〈第8の実施形態〉本発明の第8の実施形
態では、予約対象がコインパーキングである。これに伴
い、予約していない他のユーザの使用を制限する手段
は、個々の駐車エリアの地面に備えられている入出車規
制手段である。すなわち、上述してきた電子ロックは備
えておらず、一般的なコインパーキングに備えられてい
る入出車規制手段をネットワーク2を介して予約管理サ
ーバ3に接続されたコントローラ6にて差動制御するこ
とで、予約したユーザの利用を確保するものである。
【0153】ここで、入出車規制手段とは、車両が入庫
したときに前輪と後輪との間に位置し、板状の部材が地
面に対して所定の角度を成して立った状態になるよう回
動するものである。これにより、入庫した車両は、料金
を払わなければ板状の部材が立ったままであるため、出
庫できないようになっている。そして、予約管理サーバ
3は、予約が入ったらコントローラ6に使用確保指令を
発し、これに応じて、コントローラ6は、予約が入った
駐車エリアの入出車規制手段を、車両が入庫していなく
ても作動させて板状の部材を立たせた状態にする。これ
により、他の車両の入庫を規制する。
【0154】また、パーキングエリアには、ユーザがパ
スワードを入力する入力部が備えられている。この入力
部は、上記実施形態において説明した電子ロック5に備
えられている入力部と同様のものであって、当該入力部
にパスワードが入力されると、コントローラ6にて照合
され、一致すると入出庫規制手段が作動して入庫できる
ようになる。
【0155】従って、予約をしたユーザは、予約を取る
ことができたコインパーキングに到着すると、当該パー
キングに設置されている入力部にパスワードを入力す
る。これにより、パスワードが一致すると、コントロー
ラ6は入出庫規制手段を作動させて、入庫を拒絶してい
た板状部材を寝かせた状態に稼働させる。そして、ユー
ザは予約したコインパーキングを利用することができ
る。
【0156】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され機能す
るので、これによると、ユーザは携帯端末を用いて予約
管理サーバにアクセスし、トイレの予約要求をすること
で、予約管理サーバは、予約要求に基づいてトイレの電
子ロックを制御するコントローラに使用確保指令を送信
し、これにより、コントローラは、予約をしたユーザが
利用を開始するまで電子ロックを施錠し、他のユーザの
使用を制限するため、当該ユーザは、あらかじめトイレ
の使用を確保することができ、当該予約したユーザは優
先的にトイレを利用できるため、混雑しうる時間帯であ
っても順番待ちをすることなく確実にトイレを使用する
ことができて時間の節約を図ることができると共に、さ
らには、生理的現象を我慢することが抑制され、体調不
良を起こすことも抑制されるという従来にない優れた効
果を有する。
【0157】また、コントローラにて金銭が投入された
ことを認識する金銭取込装置を、トイレ近辺に備えると
共に、コントローラが有する使用制限解除機能は、少な
くとも金銭が投入されたことを認識した後に解錠可能と
なる機能であることとすることで、トイレ設置業者側
は、トイレ利用料を確実に回収することができ、システ
ム設置費用や清掃費用に割り当てることができ、当該ト
イレの美化等を図ることができる。
【0158】そして、予約管理サーバが、携帯端末から
トイレの予約があったときに、当該携帯端末のユーザに
対して電子的に課金するトイレ予約料課金機能を備えて
も、同様の効果を有する。かかる場合には、さらに、予
約を取ることで自動的に課金され、決済が電子的に行わ
れるため、ユーザがコインを投入するというような作業
が抑制され、当該ユーザの手間が省け、利便性の向上を
図ることができる。
【0159】また、トイレの設置場所が駅周辺であっ
て、予約管理サーバが、ユーザの現在地と路線とを考慮
してトイレを検索する機能を備えている場合には、ユー
ザが行動しうる路線沿線上に設置されたトイレが予約サ
ーバにて自動的に検索され、かかるトイレの予約を取る
ことができるため、ユーザは目的地に向かって移動しつ
つ、確実に予約を取れた駅にて下車してトイレを利用す
ることができ、ユーザの利便性の向上を図ることができ
る。
【0160】さらに、予約可能なトイレは、パーキング
エリアに設置されているトイレである場合でも、予約管
理サーバにて自動的に予約可能なトイレが検索され、事
前に予約を取ることができるため、上記同様に混雑しう
る時間帯であっても順番待ちをすることなく確実にトイ
レを使用することができて時間の節約を図ることができ
ると共に、さらには、生理的現象を我慢することが抑制
され、体調不良を起こすことも抑制される。特に、土
曜、日曜といった高速道路が比較的混雑するときに当該
高速道路を走行中にパーキングエリアのトイレを予約す
ると、トイレの利用者も多いため、その効果は顕著であ
る。
【0161】また、予約可能な施設をトイレに限定せ
ず、コインランドリーに設置された洗濯機あるいは乾燥
機、又はコインロッカー、貸出用個室、コインパーキン
グも予約可能とすることで、ユーザの利便性の向上を図
ることができ、利用機会が増加することで、設置者側も
利益を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における全体構成を示
す概略図である。
【図2】第1の実施形態における構成を示す機能ブロッ
ク図である。
【図3】図3(a),(b)は、図1に開示した携帯端
末のディスプレイに表示されるユーザインタフェースを
示す図である。
【図4】図4(a),(b)は、図1に開示した携帯端
末のディスプレイに表示されるユーザインタフェースを
示す図である。
【図5】図5(a),(b)は、図1に開示した携帯端
末のディスプレイに表示されるユーザインタフェースを
示す図である。
【図6】第1の実施形態における全体的な動作を示すシ
ーケンス図である。
【図7】第1の実施形態における予約管理サーバの動作
を示すフローチャートである。
【図8】第1の実施形態における予約管理サーバの動作
を示すフローチャートであり、図7の続きを示す図であ
る。
【図9】第1の実施形態における予約管理サーバの動作
を示す図であって、当該予約管理サーバがトイレを検索
するときの動作を詳細に示すフローチャートである。
【図10】図10(a),(b)は、第2の実施形態に
おける携帯端末のディスプレイに表示されるユーザイン
タフェースを示す図である。
【図11】第3の実施形態における構成を示すブロック
図である。
【図12】図11に開示したコントローラが制御する記
憶装置に記憶されたパスワードの一例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 携帯端末(携帯電話) 2 ネットワーク(インターネット) 3 予約管理サーバ 4 トイレ 5 電子ロック 6 コントローラ 11 ディスプレイ(携帯電話)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 17/24 G07F 17/24

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のコントローラにて動作を制御され
    て所定のユーザの使用を制限する施設使用制限手段を備
    えた所定の施設の使用状況を、携帯端末にネットワーク
    を介して接続された予約管理サーバにて管理し、前記携
    帯端末からの要求に応じて前記コントローラを介して前
    記所定の施設の使用を確保する予約システム。
  2. 【請求項2】 所定のコントローラにて施錠解錠制御さ
    れる電子ロックを備えたトイレの使用状況を、携帯端末
    にネットワークを介して接続された予約管理サーバにて
    管理し、前記携帯端末からの要求に応じて前記コントロ
    ーラを介して前記トイレの使用を確保する予約システ
    ム。
  3. 【請求項3】 あらかじめトイレの使用を確保する予約
    システムであって、 所定のユーザが所有する携帯端末にネットワークを介し
    て接続された予約管理サーバと、前記トイレのドアに装
    備された電子ロックと、前記予約管理サーバに接続され
    当該予約管理サーバの指令にて前記電子ロックの施錠解
    錠を制御するコントローラと、を備え、 前記予約管理サーバが、前記携帯端末から前記トイレの
    予約要求があったときに当該要求に基づいて前記コント
    ローラに前記トイレの使用確保指令を送信する予約機能
    を備えると共に、 前記コントローラが、前記使用確保指令に応じて前記電
    子ロックを施錠する使用制限機能を備えたことを特徴と
    する予約システム。
  4. 【請求項4】 前記予約管理サーバが有する予約機能
    は、所定の時間帯を指定して前記トイレの使用を確保す
    る指令を前記コントローラに送信する機能であることを
    特徴とする請求項3記載の予約システム。
  5. 【請求項5】 前記トイレに備えられた電子ロックが、
    所定の入力部と、当該入力部にて入力された所定のパス
    ワードを前記コントローラに送信するパスワード転送機
    能とを備えると共に、前記コントローラが、当該入力部
    からのパスワードに応じて前記電子ロックを解錠する使
    用制限解除機能を備え、 前記予約管理サーバが、前記携帯端末から前記トイレの
    使用要求を受け当該トイレの予約を確保したときに、前
    記トイレの電子ロックを解錠するパスワードを前記携帯
    端末に発行するパスワード発行機能を備えたことを特徴
    とする請求項3又は4記載の予約システム。
  6. 【請求項6】 前記コントローラが、前記携帯端末が有
    する所定のインタフェース部を介して送信するパスワー
    ドを前記電子ロック部の入力部を介して受信するパスワ
    ード取込機能を備えたことを特徴とする請求項5記載の
    予約システム。
  7. 【請求項7】 前記コントローラにて金銭が投入された
    ことを認識する金銭取込装置を、前記トイレ近辺に備え
    ると共に、前記コントローラが有する使用制限解除機能
    は、少なくとも前記金銭が投入されたことを認識した後
    に解錠可能となる機能であることを特徴とする請求項5
    又は6記載の予約システム。
  8. 【請求項8】 前記コントローラの使用制限解除機能
    は、予約された時間帯にのみ前記電子ロックを解錠する
    ことができる機能であることを特徴とする請求項3,
    4,5,6又は7記載の予約システム。
  9. 【請求項9】 前記予約管理サーバが、前記トイレの予
    約状況を管理する予約管理機能を備えたことを特徴とす
    る請求項3,4,5,6,7又は8記載の予約システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記予約管理サーバが、当該予約管理
    サーバが管理している前記トイレの予約状況に関する情
    報を前記携帯端末に送信するトイレ情報送信機能を備え
    たことを特徴とする請求項9記載の予約システム。
  11. 【請求項11】 前記予約管理サーバのトイレ情報送信
    機能は、予約に空きがあるトイレのみの情報を前記携帯
    端末に送信する機能であることを特徴とする請求項10
    記載の予約システム。
  12. 【請求項12】 前記予約管理サーバが、前記トイレの
    設置場所に関する情報を記憶すると共に、当該トイレ設
    置場所情報を前記トイレ情報送信機能にて前記トイレ予
    約情報と共に前記携帯端末に送信することを特徴とする
    請求項10又は11記載の予約システム。
  13. 【請求項13】 前記トイレの設置場所が駅周辺であっ
    て、 前記予約管理サーバが、前記トイレの設置場所に関する
    情報を記憶すると共に、前記携帯端末から送信される駅
    情報と前記トイレ設置場所情報とに基づいて前記トイレ
    を検索するトイレ検索機能を備え、 当該予約管理サーバが、前記検索されたトイレに関する
    前記トイレ予約情報を、前記携帯端末に送信することを
    特徴とする請求項10記載の予約システム。
  14. 【請求項14】 前記トイレの設置場所が駅周辺であっ
    て、 前記予約管理サーバが、電車路線に関する情報と、前記
    トイレの設置場所に関する情報とを記憶すると共に、前
    記携帯端末から送信される駅情報と前記電車路線情報と
    前記トイレ設置場所情報とに基づいて前記トイレを検索
    するトイレ検索機能を備え、 当該予約管理サーバが、前記検索されたトイレに関する
    前記トイレ予約情報を、前記携帯端末に送信することを
    特徴とする請求項10記載の予約システム。
  15. 【請求項15】 前記予約管理サーバが有するトイレ検
    索機能は、前記携帯端末から送信される駅情報から当該
    携帯端末のユーザがたどるルートを検索すると共に、当
    該ルート上にある駅に設置されているトイレを検索する
    機能であることを特徴とする請求項14記載の予約シス
    テム。
  16. 【請求項16】 前記予約管理サーバが有するトイレ検
    索機能は、前記検索されたユーザがたどるルートに含ま
    れる駅の周辺に位置する駅に設置されているトイレをも
    検索する機能であることを特徴とする請求項15記載の
    予約システム。
  17. 【請求項17】 前記予約管理サーバは、前記携帯端末
    を有するユーザに関する情報を管理するユーザ情報管理
    機能を備え、当該ユーザ情報にあらかじめユーザから登
    録された駅情報を記憶し、 前記予約管理サーバが有するトイレ検索機能は、前記ユ
    ーザが有する携帯端末からアクセスがあったときに、前
    記携帯端末からアクセスの度に送信される前記駅情報に
    換えて当該携帯端末から送信される識別情報に対応した
    ユーザ情報中の前記登録された駅情報を用いて前記トイ
    レを検索する機能であることを特徴とする請求項14,
    15又は16記載の予約システム。
  18. 【請求項18】 前記予約管理サーバが有するトイレ検
    索機能は、前記携帯端末から送信される時間情報が示す
    前記ユーザが希望する時間帯に予約が空いているトイレ
    を検索する機能であることを特徴とする請求項13,1
    4,15,16又は17記載の予約システム。
  19. 【請求項19】 前記予約管理サーバが有するトイレ情
    報送信機能は、前記記憶されているトイレ設置場所情報
    を前記トイレ予約情報と共に前記携帯端末に送信する機
    能であることを特徴とする請求項13,14,15,1
    6,17又は18記載の予約システム。
  20. 【請求項20】 あらかじめトイレの使用を確保する予
    約システムであって、 所定のユーザが所有する携帯端末にネットワークを介し
    て接続された予約管理サーバと、前記トイレのドアに装
    備された電子ロックと、当該電子ロックの解錠設定を行
    うコントローラと、を備え、 前記電子ロックが、前記トイレの内部からのみ解錠する
    ことができるオートロック機能を備えると共に、所定の
    入力部と、当該入力部にて入力された所定のパスワード
    を前記コントローラに送信するパスワード転送機能とを
    備え、 前記コントローラが、所定の時間毎に設定された前記電
    子ロックを解錠するパスワードを記憶すると共に、この
    記憶されたパスワードと前記入力部からのパスワードと
    を照合して前記電子ロックを解錠する使用制限解除機能
    を備え、 前記予約管理サーバが、前記コントローラに記憶された
    パスワードと同一のパスワードを記憶すると共に、前記
    携帯端末から前記トイレの予約要求があったときに当該
    要求に基づいて前記パスワードを前記携帯端末に発行す
    るパスワード発行機能を備えたことを特徴とする予約シ
    ステム。
  21. 【請求項21】 前記トイレの設置場所が所定の道路沿
    いに設置されたパーキングエリア付近であって、 前記予約管理サーバが、前記トイレの設置場所に関する
    情報を記憶すると共に、前記携帯端末から送信される現
    在地情報と前記トイレ設置場所情報とに基づいて前記ト
    イレを検索するトイレ検索機能を備え、 当該予約管理サーバが、前記検索されたトイレに関する
    前記トイレ予約情報を、前記携帯端末に送信することを
    特徴とする請求項10記載の予約システム。
  22. 【請求項22】 前記トイレの設置場所が所定の道路沿
    いに設置されたパーキングエリア付近であって、 前記予約管理サーバが、道路に関する情報と前記トイレ
    の設置場所に関する情報とを記憶すると共に、前記携帯
    端末から送信される現在地情報と前記道路情報と前記ト
    イレ設置場所情報とに基づいて前記トイレを検索するト
    イレ検索機能を備え、 当該予約管理サーバが、前記検索されたトイレに関する
    前記トイレ予約情報を、前記携帯端末に送信することを
    特徴とする請求項10記載の予約システム。
  23. 【請求項23】 前記トイレの設置場所が所定の道路沿
    いに設置されたパーキングエリア付近であって、 前記予約管理サーバが、道路に関する情報と前記トイレ
    の設置場所に関する情報とを記憶すると共に、前記携帯
    端末から送信される現在地情報及び当該携帯端末を所有
    するユーザの移動状況情報と前記道路情報と前記トイレ
    設置場所情報とに基づいて前記ユーザが利用可能な時間
    帯に予約が空いている前記トイレを検索するトイレ検索
    機能を備え、 当該予約管理サーバが、前記検索されたトイレに関する
    前記トイレ予約情報を、前記携帯端末に送信することを
    特徴とする請求項10記載の予約システム。
  24. 【請求項24】 前記予約管理サーバが、前記携帯端末
    から前記トイレの予約があったときに、当該携帯端末の
    ユーザに対して電子的に課金するトイレ予約料課金機能
    を備えたことを特徴とする請求項3,4,5,6,7,
    8,9,10,11,12,13,14,15,16,
    17,18,19,20,21,22又は23記載の予
    約システム。
  25. 【請求項25】 あらかじめコインランドリーに設置さ
    れた洗濯機あるいは乾燥機の使用を確保する予約システ
    ムであって、 所定のユーザが所有する携帯端末にネットワークを介し
    て接続された予約管理サーバと、前記洗濯機あるいは乾
    燥機の蓋に装備された電子ロックと、前記予約管理サー
    バに接続され当該予約管理サーバの指令にて前記電子ロ
    ックの施錠解錠を制御するコントローラと、を備え、 前記予約管理サーバが、前記携帯端末から前記洗濯機あ
    るいは乾燥機の予約要求があったときに当該要求に基づ
    いて前記コントローラに前記洗濯機あるいは乾燥機の使
    用確保指令を送信する予約機能を備えると共に、 前記コントローラが、前記使用確保指令に応じて前記電
    子ロックを施錠する使用制限機能を備えたことを特徴と
    する予約システム。
  26. 【請求項26】 あらかじめコインロッカーの使用を確
    保する予約システムであって、 所定のユーザが所有する携帯端末にネットワークを介し
    て接続された予約管理サーバと、前記コインロッカーの
    扉に装備された電子ロックと、前記予約管理サーバに接
    続され当該予約管理サーバの指令にて前記電子ロックの
    施錠解錠を制御するコントローラと、を備え、 前記予約管理サーバが、前記携帯端末から前記コインロ
    ッカーの予約要求があったときに当該要求に基づいて前
    記コントローラに前記コインロッカーの使用確保指令を
    送信する予約機能を備えると共に、 前記コントローラが、前記使用確保指令に応じて前記電
    子ロックを施錠する使用制限機能を備えたことを特徴と
    する予約システム。
  27. 【請求項27】 あらかじめ貸出用個室の使用を確保す
    る予約システムであって、 所定のユーザが所有する携帯端末にネットワークを介し
    て接続された予約管理サーバと、前記貸出用個室のドア
    に装備された電子ロックと、前記予約管理サーバに接続
    され当該予約管理サーバの指令にて前記電子ロックの施
    錠解錠を制御するコントローラと、を備え、 前記予約管理サーバが、前記携帯端末から前記貸出用個
    室の予約要求があったときに当該要求に基づいて前記コ
    ントローラに前記貸出用個室の使用確保指令を送信する
    予約機能を備えると共に、 前記コントローラが、前記使用確保指令に応じて前記電
    子ロックを施錠する使用制限機能を備えたことを特徴と
    する予約システム。
  28. 【請求項28】 あらかじめコインパーキングの使用を
    確保する予約システムであって、 所定のユーザが所有する携帯端末にネットワークを介し
    て接続された予約管理サーバと、前記予約管理サーバに
    接続され当該予約管理サーバの指令にて前記コインパー
    キングの入出車規制手段の作動状況を制御するコントロ
    ーラと、を備え、 前記予約管理サーバが、前記携帯端末から前記コインパ
    ーキングの予約要求があったときに当該要求に基づいて
    前記コントローラに前記コインパーキングの使用確保指
    令を送信する予約機能を備えると共に、 前記コントローラが、前記使用確保指令に応じて前記入
    出車規制手段を作動させる使用制限機能を備えたことを
    特徴とする予約システム。
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