JP2003232078A - 柱脚金物 - Google Patents

柱脚金物

Info

Publication number
JP2003232078A
JP2003232078A JP2002350878A JP2002350878A JP2003232078A JP 2003232078 A JP2003232078 A JP 2003232078A JP 2002350878 A JP2002350878 A JP 2002350878A JP 2002350878 A JP2002350878 A JP 2002350878A JP 2003232078 A JP2003232078 A JP 2003232078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
anchor bolt
column base
base plate
column
force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002350878A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4006503B2 (ja
Inventor
Hidenori Tanaka
秀宣 田中
Hisatomo Mochizuki
久智 望月
Hideaki Takahashi
秀明 高橋
Michio Ito
倫夫 伊藤
Hideji Oba
秀治 大庭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Senqcia Corp
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Hitachi Metals Techno Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd, Hitachi Metals Techno Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP2002350878A priority Critical patent/JP4006503B2/ja
Publication of JP2003232078A publication Critical patent/JP2003232078A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4006503B2 publication Critical patent/JP4006503B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 柱脚金物の高さ位置を決める高さ位置決め部
材の使用に支障が無いと共に、施工効率やモルタルの充
填性等が悪化することなく、柱脚金物に働く水平力によ
り柱脚金物がズレるのを効果的に防止することができる
柱脚金物を提供する。 【解決手段】 柱脚の下端部に設けられアンカーボルト
用孔14aが形成された柱脚金物14であって、厚さが
薄くなる段差凹部14cを裏面四隅部に形成したことに
より、柱脚金物14に働く水平力を直接アンカーボルト
5が受けて抵抗力を発揮することができるために、上記
水平力に対する抵抗力を従来のような摩擦力に比べて著
しく大きくすることができるので、上記水平力により柱
脚金物14が水平方向にズレることをより効果的に防止
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築構造物の柱の
下端部をコンクリート基盤上に立設するための柱脚等に
用いられる柱脚金物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11に示すように、建築構造物の柱1
をコンクリート基盤2上に立てて固定した場合、柱1に
は、曲げモーメントM、せん断力Q、軸方向圧縮力Nの
応力が同時に作用する。このとき柱1に作用するせん断
力Q(水平力)に対して水平方向の抵抗力を発揮するの
は、柱1の軸方向圧縮力Nと曲げモーメントMの作用に
よって発生する圧縮合力Cにより、柱脚金物4の底面と
コンクリート基盤2との間に充填したモルタル7の上面
との間に作用する摩擦力μCである。ここでμは摩擦係
数である。
【0003】ちなみにこのとき、柱1の下端に溶接によ
り一体的に固定された柱脚金物4は、図示していないア
ンカーボルトとナットの締付力Zと軸方向圧縮力Nによ
り、モルタル7を介してコンクリート基盤2に固定され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記せ
ん断力Qにより柱脚金物4に働く水平力に対して抵抗力
を発揮するのは、柱脚金物4の底面とモルタル7の上面
との間に作用する摩擦力μCだけなので、上記水平力が
それより大きいときは柱脚金物4の水平方向のズレを防
止することができないおそれがある。
【0005】特に建築構造物の左右半分の一方側の柱1
の軸方向圧縮力Nが負の値になる(軸方向引き抜き力に
なる)場合は、同じ側の柱脚金物4においては摩擦力μ
Cが小さくなり、ズレを防止する抵抗力を十分に発揮す
ることができない。ここで、軸方向引き抜き力(Nが負
の値)が大きく、圧縮合力Cが負の値となる場合は、摩
擦力μCによる抵抗力はなくなる。
【0006】また図12に示すように、柱脚金物4のア
ンカーボルト用孔4aの内周面とアンカーボルト5の外
周面との間には、アンカーボルト用孔4aとアンカーボ
ルト5との間の位置ズレを吸収するために若干の隙間が
あり、アンカーボルト用孔4aの内周面がアンカーボル
ト5の外周面に直接当たっていないため、アンカーボル
ト5が直接上記水平力に抵抗することができないので、
柱脚金物4のズレを効果的に防止することができない。
【0007】一方、アンカーボルト5にネジ結合するナ
ット8を座金10を挟んで柱脚金物4と一体的に溶接す
ることにより、柱脚金物4に働く水平力をアンカーボル
ト5が直接受けて柱脚金物4のズレを防止できるように
する方法も従来はあったが、溶接に手間がかかり施工効
率が悪化するという問題があった。
【0008】或は、柱脚金物4の底面にシアプレートと
呼ばれる十字形の突起を溶接することにより、柱脚金物
4と上記モルタル7との間の水平方向のズレを防止でき
るようにする方法も従来はあった。
【0009】しかしながら、柱脚金物4とコンクリート
基盤2との間にモルタル7を充填する前に、柱脚金物4
の中心部の下に置いて柱脚金物4の高さ位置を決める高
さ位置決め部材に上記シアプレートが干渉して柱脚金物
4の高さ位置を決めることができないだけでなく、モル
タル7の充填性や施工効率が悪化するという問題があっ
た。そしてさらには、シアプレートを介して柱脚金物4
からモルタル7だけに上記水平力が直接かかることによ
りモルタル7が割れるおそれもあった。
【0010】そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、柱
脚金物の高さ位置を決める高さ位置決め部材の使用に支
障が無いと共に、施工効率やモルタルの充填性等が悪化
することなく、柱脚金物に働く水平力により柱脚金物が
ズレるのを効果的に防止することができる柱脚金物を提
供することを課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1は、柱脚の下端部に設けられアン
カーボルト用孔が形成された柱脚金物であって、厚さが
薄くなる段差凹部を裏面四隅部のみに形成した構成とし
たものである。
【0012】また、上記課題を解決するために本発明の
請求項2は、柱脚の下端部に設けられアンカーボルト用
孔が形成された柱脚金物であって、厚さが薄くなる段差
凹部を裏面四隅部及び/又は裏面側辺部に形成した構成
としたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて具体的に説明する。図1ないし図3
は、本発明による柱脚金物の第1の実施の形態について
説明するために参照する図である。
【0014】図1は、ほぼ正方形の板状のベースプレー
ト14(柱脚金物)の、柱脚が設けられる側の上面と反
対側の下面(底面)から見た底面図、図2は、図1にお
けるベースプレート14のA−A線断面図である。
【0015】同図に示すように、ベースプレート14の
四隅部にはアンカーボルト用孔14aが形成されてい
る。ベースプレート14の底面14bの四隅部には、ア
ンカーボルト用孔14aの外径より少し外側の周辺領域
部から、ベースプレート14の互いに90°で交差して
隣合う一対の側辺の各々にかけて、段差凹部14c、及
び、この段差凹部14cの領域を除く底面14bに向っ
て垂直に立上がる境界垂直面14dが、機械加工により
形成されている。
【0016】ちなみにベースプレート14には建築構造
用鋼を用いることができるが、これに限定されないこと
はいうまでもなく、建築構造用鋼以外の鋼、鋼以外の金
属、非金属等を用いることもでき、或は鋳鋼を用いて鋳
造によりベースプレート14を形成することもできる。
【0017】図3は、このようなベースプレート14が
柱脚に設けられた鉄骨柱1をコンクリート基盤2上に固
定したときの、アンカーボルト5の周辺部を示す断面図
である。
【0018】同図に示すように、ベースプレート14の
底面14bとコンクリート基盤2の間に充填されたモル
タル7は、ベースプレート14の段差凹部14cと境界
垂直面14dに密着するように、段差凹部14cとコン
クリート基盤2の間にも充填されると共に、境界垂直面
14dとアンカーボルト5との間にもモルタル7は隙間
無く充填される。
【0019】このため、図3に示すように、鉄骨柱1へ
のせん断力Qによりベースプレート14に水平力Fが働
くと、ベースプレート14の境界垂直面14dがモルタ
ル7を介してアンカーボルト5を押すように動作するこ
とにより、水平力Fがアンカーボルト5に伝わることが
できる。
【0020】このことにより、アンカーボルト5がその
水平力Fに対して抵抗力を発揮することができ、ベース
プレート14が水平力Fによりズレを生じることを従来
よりも効果的に防止することができる。
【0021】また、従来のように、ベースプレート14
とナット8及び座金10を一体化するための溶接等を施
す手間が必要無いので、施工効率が悪化するのを防止す
ることができる。
【0022】また、ベースプレート14の底面14bに
はシアプレート等が無いため、ベースプレート14の中
心部の下に置いてベースプレート14の高さ位置を決め
る高さ位置決め部材が、シアプレート等に干渉すること
なくベースプレート14の高さ位置を決めることができ
る。
【0023】さらに、ベースプレート14に働く水平力
Fのほとんどをアンカーボルト5が受けてその抵抗力を
発揮することができるので、従来のように、シアプレー
ト等から伝わる水平力Fのほとんどをモルタル7が受け
て、そのモルタル7が割れてしまうような事態を防止す
ることができる。
【0024】一方、段差凹部14cをベースプレート1
4の側辺部寄りに、かつ側辺に開口するように形成して
いるため、ベースプレート14とコンクリート基盤2と
の間にモルタルを充填する際に、段差凹部14cがモル
タルの流れの障害となることはない。
【0025】図4,図5は、本発明の第2の実施の形態
について説明するために参照する図である。同図に示す
第2の実施の形態においては、アンカーボルト用孔14
aが、それを形成する面が段差凹部14cに対して垂直
な境界垂直面14dに一部接するように形成されてい
る。
【0026】図5に示す第2の実施の形態では、図3の
第1の実施の形態に比べて、アンカーボルト5と境界垂
直面14dとの距離がさらに短くなるために、ベースプ
レート14からアンカーボルト5に伝わる水平力Fの割
合が大きくなる。従って、アンカーボルト5が発揮する
抵抗力もさらに大きくなるので、ベースプレート14の
ズレ防止に対しさらに効果的である。
【0027】図6ないし図9は、本発明の第3の実施の
形態について説明するために参照する図である。同図に
示す第3の実施の形態においては、その厚さが薄くなる
段差凹部16cがベースプレート16の底面16bの四
隅部に計4つ形成されていると共に、底面16bの四側
辺の各中央部にも段差凹部16cと同じ深さの段差凹部
16eが計4つ形成されている。従って、ベースプレー
ト16の底面16bには、計8つの段差凹部16c,1
6eが形成されていることになる。
【0028】上記底面16bの四側辺の各中央部の段差
凹部16eは、アンカーボルト用孔16aから側辺に近
づくにつれて幅が広がるような傾斜する2本の線により
挟まれる、ほぼ三角形状に形成されている。そして、そ
の段差凹部16eの最も内側、すなわちベースプレート
16の側辺から最も離れた、ベースプレート16の中心
寄りの位置には、アンカーボルト用孔16aが形成され
ている。
【0029】そして、図6,図7,図9に示すように、
底面16bの四隅部、及びその四側辺の各中央部のアン
カーボルト用孔16aが、それらを形成する面が段差凹
部16c,16eに対して垂直な境界垂直面16dに一
部接するように形成されている。
【0030】このような本発明の第3の実施の形態によ
れば、前記第2の実施の形態に比べて、アンカーボルト
用孔16aの数、すなわちアンカーボルト5の本数が2
倍となるため、ベースプレート16からアンカーボルト
5の各々に伝わる水平力Fの割合が概ね2分の1に分散
されて、アンカーボルト5の各々が発揮する抵抗力も概
ね2分の1に分散される。
【0031】このため、アンカーボルト5の各々が、前
記第2の実施の形態の4本の場合のアンカーボルト5の
各々と同じ位の抵抗力を発揮する場合は、この第3の実
施の形態のアンカーボルト5の各々の抵抗力の合計は、
第2の実施の形態の場合の水平力Fより大きな水平力に
抵抗できるようになるので、ベースプレート16のズレ
を確実に防止することができる。
【0032】図10は、本発明の第4の実施の形態につ
いて説明するために参照する図である。同図に示す第4
の実施の形態に係るベースプレート18は、その厚さが
薄くなる段差凹部18cがベースプレート18の底面1
8bの四隅部に計4つ形成されていると共に、底面18
bの四側辺の各中央部にも段差凹部18eが計4つ形成
されている点においては前記第3の実施の形態と同様で
あるが、四側辺の各中央部の段差凹部18eの形状が前
記第3の実施の形態と異なっている。
【0033】すなわち、前記第3の実施の形態の段差凹
部16eはほぼ三角形状に形成されているのに対し、こ
の第4の実施の形態の段差凹部18eは、アンカーボル
ト用孔18aの直径と同じ幅で、各側辺に対してほぼ直
角に交差するような2本の線により挟まれる、ほぼ四辺
形状に形成されている点において異なっている。
【0034】このような第4の実施の形態においては、
ベースプレート18に図10中の矢印方向に水平力Fが
加わったときは、図中の符号a〜eの5箇所のアンカー
ボルト用孔18aのアンカーボルト5のすべてに、水平
力Fの方向と垂直の境界垂直面18dが押圧するので、
水平力Fに対して5本のアンカーボルト5が前記第3の
実施の形態よりも大きな抵抗力を発揮することができ
る。
【0035】すなわち、前記第3の実施の形態のベース
プレート16に同方向に水平力Fが加わったときは、突
当りの側辺に並ぶ(図10の符号a〜cの位置に相当す
る)3本のアンカーボルト5は、第4の実施の形態にお
けるそれらと同様の抵抗力を発揮することができるが、
図10の符号d,eの位置に相当する2本のアンカーボ
ルト5は、それらの位置に対応する段差凹部16eがほ
ぼ三角形状のため、境界垂直面16dが各側辺に対して
傾斜するように形成されていることにより、それら2本
のアンカーボルト5はその傾斜角に応じた分力の抵抗力
しか発揮できない。
【0036】これに対し第4の実施の形態の、図10の
符号d,eの位置に相当する2本のアンカーボルト5
は、各側辺に対して垂直の境界垂直面18dから押圧力
を受けるので、前記第3の実施の形態のように押圧力の
分力ではなく、垂直の境界垂直面18dから受ける押圧
力と同じ抵抗力を発揮することができる。
【0037】なお、前記第3,第4の実施の形態におい
ては、段差凹部16c,16e,18c,18eが、ベ
ースプレート16,18の底面16b,18bの四隅部
と、四側辺の各中央部に形成されていたが、それらの段
差凹部は、四側辺の各中央部のみに形成されてもよく、
又は四側辺の各々に2箇所以上形成されてもよく、或は
四隅部と共に四側辺のうちの少なくとも1つの側辺に形
成されてもよく、さらには四隅部と共に四側辺の各々に
その中央部以外の位置にずらして1つずつ形成されても
よい。
【0038】またこの第4の実施の形態によれば、段差
凹部18eが、前記第3の実施の形態の段差凹部16e
のようにその側辺に対して傾斜することなく、ほぼ直角
に形成すればよいので、ベースプレート18の加工コス
トを第3の実施の形態のベースプレート16よりも低減
させることができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の柱脚金物
によれば、柱脚金物に働く水平力をアンカーボルトが受
けて抵抗力を発揮することができるため、上記水平力に
対する抵抗力を従来のような摩擦力に比べて著しく大き
くすることができるので、上記水平力により柱脚金物が
水平方向にズレることをより効果的に防止することがで
きる。
【0040】また、柱脚金物の高さ位置決め部材の使用
に支障が無いと共に、施工効率やモルタルの充填性が悪
化することをも防止することができる。
【0041】さらに、上記水平力をアンカーボルトに伝
えるようにするために、柱脚金物のアンカーボルトの近
傍に段差凹部を形成するだけで済むので、柱脚金物の大
幅なコストアップを防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るベースプレー
ト14の底面図である。
【図2】図1のベースプレート14におけるA−A線断
面図である。
【図3】ベースプレート14をモルタル7を介してコン
クリート基盤2上にアンカーボルト5及びナット8を用
いて固定したときのアンカーボルト5周辺の断面図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るベースプレー
ト14の底面隅部を示す図である。
【図5】図4のベースプレート14におけるB−B線断
面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係るベースプレー
ト16を示す底面図である。
【図7】図6におけるベースプレート16のA−A線断
面図である。
【図8】図6におけるベースプレート16の側面図であ
る。
【図9】図6におけるベースプレート16のB−B線断
面図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態に係るベースプレ
ート18の底面図である。
【図11】従来の柱脚金物4をモルタル7を介してコン
クリート基盤2上に固定した状態を示す一部断面側面図
である。
【図12】従来の柱脚金物4をモルタル7を介してコン
クリート基盤2上にアンカーボルト5及びナット8を用
いて固定したときのアンカーボルト5周辺の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 柱 2 コンクリート基盤 4 柱脚金物 4a アンカーボルト用孔 5 アンカーボルト 7 モルタル 8 ナット 10 座金 14 ベースプレート 14a アンカーボルト用孔 14b 底面 14c 段差凹部 14d 境界垂直面 16 ベースプレート 16a アンカーボルト用孔 16b 底面 16c 段差凹部 16d 境界垂直面 16e 段差凹部 18 ベースプレート 18a アンカーボルト用孔 18b 底面 18c 段差凹部 18d 境界垂直面 18e 段差凹部 M 曲げモーメント Q せん断力 N 軸方向圧縮力 Z 締付力 F 水平力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 望月 久智 東京都江東区東陽二丁目4番2号 日立機 材株式会社内 (72)発明者 高橋 秀明 東京都江東区東陽二丁目4番2号 日立機 材株式会社内 (72)発明者 伊藤 倫夫 福岡県北九州市若松区北浜一丁目9番1号 日立金属株式会社若松工場内 (72)発明者 大庭 秀治 福岡県北九州市若松区北浜一丁目9番1号 日立金属株式会社若松工場内 Fターム(参考) 2E125 AA04 AA48 AC14 AG38 BA01 BB22 BD01 BE07 BE08 CA04 DA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱脚の下端部に設けられアンカーボルト
    用孔が形成された柱脚金物であって、厚さが薄くなる段
    差凹部を裏面四隅部のみに形成したことを特徴とする柱
    脚金物。
  2. 【請求項2】 柱脚の下端部に設けられアンカーボルト
    用孔が形成された柱脚金物であって、厚さが薄くなる段
    差凹部を裏面四隅部及び/又は裏面側辺部に形成したこ
    とを特徴とする柱脚金物。
  3. 【請求項3】 前記アンカーボルト用孔が前記段差凹部
    に形成された請求項1又は請求項2に記載の柱脚金物。
  4. 【請求項4】 前記アンカーボルト用孔が前記段差凹部
    と他部の裏面との間の境界垂直面に接するように形成さ
    れた請求項3に記載の柱脚金物。
JP2002350878A 2001-12-06 2002-12-03 柱脚金物 Expired - Lifetime JP4006503B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002350878A JP4006503B2 (ja) 2001-12-06 2002-12-03 柱脚金物

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-372723 2001-12-06
JP2001372723 2001-12-06
JP2002350878A JP4006503B2 (ja) 2001-12-06 2002-12-03 柱脚金物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003232078A true JP2003232078A (ja) 2003-08-19
JP4006503B2 JP4006503B2 (ja) 2007-11-14

Family

ID=27790546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002350878A Expired - Lifetime JP4006503B2 (ja) 2001-12-06 2002-12-03 柱脚金物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4006503B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004040679A1 (ja) * 2002-10-31 2004-05-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 多孔電極およびそれを用いた電気化学素子
WO2014050901A1 (ja) * 2012-09-27 2014-04-03 日立機材株式会社 柱脚金物及びそれを用いた柱脚構造
JP2014070352A (ja) * 2012-09-27 2014-04-21 Hitachi Metals Techno Ltd 柱脚金物及びそれを用いた柱脚構造
JP2014070351A (ja) * 2012-09-27 2014-04-21 Hitachi Metals Techno Ltd 柱脚金物及びそれを用いた柱脚構造
JP2014070350A (ja) * 2012-09-27 2014-04-21 Hitachi Metals Techno Ltd 柱脚金物及びそれを用いた柱脚構造
US20150259916A1 (en) * 2014-03-17 2015-09-17 Hitachi Metals Techno, Ltd. Column structure and base member
WO2015140894A1 (ja) * 2014-03-17 2015-09-24 日立機材株式会社 柱構造及びベース部材
WO2015140890A1 (ja) * 2014-03-17 2015-09-24 日立機材株式会社 柱構造及びベース部材
WO2015140889A1 (ja) * 2014-03-17 2015-09-24 日立機材株式会社 柱構造及びベース部材
WO2015140891A1 (ja) * 2014-03-17 2015-09-24 日立機材株式会社 柱構造及びベース部材
JP2019124024A (ja) * 2018-01-15 2019-07-25 センクシア株式会社 柱部材及び柱脚構造

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004040679A1 (ja) * 2002-10-31 2004-05-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 多孔電極およびそれを用いた電気化学素子
US9476218B2 (en) 2012-09-27 2016-10-25 Senqcia Corporation Column base fitting and column base structure using it
WO2014050901A1 (ja) * 2012-09-27 2014-04-03 日立機材株式会社 柱脚金物及びそれを用いた柱脚構造
JP2014070352A (ja) * 2012-09-27 2014-04-21 Hitachi Metals Techno Ltd 柱脚金物及びそれを用いた柱脚構造
JP2014070351A (ja) * 2012-09-27 2014-04-21 Hitachi Metals Techno Ltd 柱脚金物及びそれを用いた柱脚構造
JP2014070350A (ja) * 2012-09-27 2014-04-21 Hitachi Metals Techno Ltd 柱脚金物及びそれを用いた柱脚構造
US20150259916A1 (en) * 2014-03-17 2015-09-17 Hitachi Metals Techno, Ltd. Column structure and base member
US9399868B2 (en) 2014-03-17 2016-07-26 Senqcia Corporation Column structure and base member
WO2015140889A1 (ja) * 2014-03-17 2015-09-24 日立機材株式会社 柱構造及びベース部材
WO2015140891A1 (ja) * 2014-03-17 2015-09-24 日立機材株式会社 柱構造及びベース部材
US9212486B2 (en) 2014-03-17 2015-12-15 Hitachi Metals Techno, Ltd. Column structure and base member
US9255408B2 (en) 2014-03-17 2016-02-09 Hitachi Metals Techno, Ltd. Column structure and base member
JP5906557B2 (ja) * 2014-03-17 2016-04-20 センクシア株式会社 柱構造及びベース部材
WO2015140890A1 (ja) * 2014-03-17 2015-09-24 日立機材株式会社 柱構造及びベース部材
US9422717B2 (en) 2014-03-17 2016-08-23 Senqcia Corporation Column structure and base member
WO2015140894A1 (ja) * 2014-03-17 2015-09-24 日立機材株式会社 柱構造及びベース部材
JPWO2015140889A1 (ja) * 2014-03-17 2017-04-06 日立機材株式会社 柱構造及びベース部材
JPWO2015140890A1 (ja) * 2014-03-17 2017-04-06 日立機材株式会社 柱構造及びベース部材
JPWO2015140894A1 (ja) * 2014-03-17 2017-04-06 日立機材株式会社 柱構造及びベース部材
JP2019124024A (ja) * 2018-01-15 2019-07-25 センクシア株式会社 柱部材及び柱脚構造
JP7080645B2 (ja) 2018-01-15 2022-06-06 センクシア株式会社 柱部材及び柱脚構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP4006503B2 (ja) 2007-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003232078A (ja) 柱脚金物
CA2741013A1 (en) Construction frame shear lug
JP2009275390A (ja) 柱脚用ベースプレート及びこれを用いた柱脚構造
JP3995042B2 (ja) 締結装置
JP5323622B2 (ja) ボルト固定用の基板と座金の構造、及びその構造を適用した柱脚金物
JP3381031B2 (ja) 鋼管柱用ベースプレートの設計方法及び鋼管柱用ベースプレート
JP2717143B2 (ja) 摩擦による建築物の振動抑制方法
JP2009275470A (ja) 柱脚用ベースプレート
JP2002004422A (ja) 柱脚部制震構造
JP6544532B2 (ja) ベースプレート及びこれを用いた柱脚構造
JP2504555B2 (ja) 柱脚構造
JPH07103608B2 (ja) 柱脚構造
JP4163575B2 (ja) 柱脚金物
JP4317485B2 (ja) 建築構造及びこれに用いられる建築部材
JP2002194712A (ja) 橋梁用ゴム支承装置
JP2007162773A (ja) 締結金具
JP2013119718A (ja) 連結金具の接合構造
JP2018003534A (ja) 耐力壁およびその施工方法
JP2003193559A (ja) 鉄骨柱脚構造
JP2565700Y2 (ja) コンクリート床板支持構造
JP2567615Y2 (ja) 鉄骨柱脚金物
JP2004067236A (ja) コンクリート部材の支承構造及び地下タンク
JP2023081584A (ja) 床用目地装置
JP3981947B2 (ja) 既存建築物の耐震補強工法および建築物の耐震補強構造
JPH10219826A (ja) 木造建築物の補強金物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070419

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070710

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20070731

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070731

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100907

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4006503

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110907

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110907

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120907

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120907

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130907

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term