JP2003228991A - 半導体記憶装置および電子情報機器 - Google Patents

半導体記憶装置および電子情報機器

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JP2003228991A JP2002024667A JP2002024667A JP2003228991A JP 2003228991 A JP2003228991 A JP 2003228991A JP 2002024667 A JP2002024667 A JP 2002024667A JP 2002024667 A JP2002024667 A JP 2002024667A JP 2003228991 A JP2003228991 A JP 2003228991A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】不良ワード線の判定経路を最適化してアクセス
時間を短縮化することにより冗長回路を使用してもメモ
リセルの選択タイミングの遅延を防止する。 【解決手段】本発明の半導体記憶装置では、入力アドレ
ス信号SADに基づいて冗長でない通常メモリセルをア
クセスする通常ワード線選択回路CXREG2と、入力
アドレス信号SADおよび不良アドレス信号SBADに
基づいて冗長メモリセルをアクセスする冗長ワード線選
択回路CXRED2とを備え、冗長ワード線選択回路C
XRED2は、データ読出動作時に専用の冗長ワード線
選択信号SRED1を出力するリード制御回路CRDC
と、データ読出動作以外のときに専用の冗長ワード線選
択信号SRED2を出力するリード以外制御回路と、冗
長ワード線選択信号SRED1または2に基づいて所定
の冗長メモリセルをアクセスする冗長ワード線ドライバ
CRDRV2とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば携帯電話器
などの電子情報機器などに用いられ、特に不揮発性半導
体記憶装置、例えばフラッシュEEPROMなどの半導
体記憶装置およびこれを用いた電子情報機器に関する。
【0002】
【従来の技術】入力アドレス信号に基づいて、冗長でな
い通常メモリセルをアクセスするかまたは、通常メモリ
セルの通常ワード線が不良の場合に冗長ワード線に置き
換えて冗長メモリセルをアクセスする従来の半導体記憶
装置について、以下に図4〜図6を参照しながら説明す
る。
【0003】図4は、従来の通常ワード線および冗長ワ
ード線の選択制御系における要部構成を示すブロック図
である。
【0004】図4において、半導体記憶装置100は、
アドレス冗長判定回路CAJDと、通常および冗長ワー
ド線制御回路CXDEC1と、複数の通常メモリセルア
レイMRGおよび冗長メモリセルアレイMRDと、複数
の通常ワード線ドライバCDRVおよび冗長ワード線ド
ライバCRDRV1とを有している。
【0005】アドレス冗長判定回路CAJDは、入力ア
ドレス信号SADと不良アドレスSBADの一致判定が
為され、入力アドレス信号SADと不良アドレスとが一
致したときに各アドレス信号に対する出力判定信号(例
えば不良ワード線判定信号)の各アドレス冗長マッチ信
号SAMがハイレベルになり、入力アドレス信号SAD
と不良アドレスとが不一致のときは各アドレス信号に対
する各アドレス冗長マッチ信号SAMがローレベルにな
る。
【0006】通常および冗長ワード線制御回路CXDE
C1は、各アドレス冗長マッチ信号SAMがハイレベル
のときに冗長ワード線選択信号SREDを出力し、各ア
ドレス冗長マッチ信号SAMがローレベルのときに通常
ワード線選択信号SREGを出力する。
【0007】通常メモリセルアレイMRGおよび冗長メ
モリセルアレイMRDは、メモリブロックと呼ばれる各
メモリセルアレイ領域毎に複数設けられており、入力ア
ドレス信号SADに対応した複数のメモリセルに対して
データの書込みおよび読出しなどのメモリ動作が可能に
構成されている。
【0008】通常ワード線ドライバCDRVおよび冗長
ワード線ドライバCRDRV1は、各メモリセルアレイ
領域毎に複数設けられており、入力アドレス信号SAD
に対応した所定のメモリセルに対してデータ書込み、デ
ータ読出しおよび消去などのメモリ動作を行うために、
入力アドレス信号SADに対応した通常ワード線または
冗長ワード線の選択処理を行う。
【0009】上記構成により、複数で構成されるアドレ
ス信号SADが各アドレス冗長判定回路CAJDに入力
されると共に、通常および冗長ワード線制御回路CXD
EC1にも入力される。
【0010】各アドレス冗長判定回路CAJDにはアド
レス信号SADの他に不良アドレス信号SBADも入力
されており、外部入力のアドレス信号SADは、この不
良アドレスSBADとそれぞれ一致しているかどうかが
判定される。
【0011】各アドレス冗長判定回路CAJDにおい
て、アドレス信号SADが不良アドレス信号SBADと
一致していれば、各アドレス信号についての判定信号で
ある各アドレス冗長マッチ信号SAMがハイレベルとな
り、不良アドレス信号SBADと一致していなければ、
各アドレス信号SADについての判定信号である各アド
レス冗長マッチ信号SAMはローレベルになる。これら
各アドレスが不良アドレスと一致しているか否かを示す
各アドレス冗長マッチ信号SAMが各アドレス冗長判定
回路CAJDから通常および冗長ワード線制御回路CX
DEC1に出力される。
【0012】通常および冗長ワード線制御回路CXDE
C1において、各アドレス冗長マッチ信号SAMがハイ
レベルのときに冗長ワード線ドライバCRDRV1に冗
長ワード線選択信号SREDを出力し、各アドレス冗長
マッチ信号SAMがローレベルのときに通常ワード線ド
ライバCDRVに通常ワード線選択信号SREGを出力
する。
【0013】通常ワード線ドライバCDRVまたは冗長
ワード線ドライバCRDRV1では、各ワード線選択信
号に基づいて、選択されたメモリブロック(メモリブロ
ック信号SBLKがハイレベル)に対応した通常ワード
線ドライバCDRVまたは冗長ワード線ドライバCRD
RV1を活性化し、所望の通常メモリセルアレイMRG
内の通常ワード線WLREGの電位、または所定の冗長
メモリセルアレイMRD内の冗長ワード線WLREDの
電位を立ち上げて選択する。これによって、入力アドレ
ス信号SADに対応したメモリセルに対してデータ書込
み、データ読出しおよび消去などのメモリ処理が行われ
る。
【0014】図5は、従来の通常および冗長ワード線選
択回路の要部構成を示すブロック図である。
【0015】図5において、通常および冗長ワード線制
御回路CXDEC1は、冗長総合判定回路CJDと、消
去時処理回路CERと、冗長ワード線強制選択制御回路
CARと、通常ワード線プリデコーダCPD1とを有し
ている。これらの冗長総合判定回路CJD、消去時処理
回路CER、冗長ワード線強制選択制御回路CARおよ
び冗長ワード線ドライバCRDRV1により冗長ワード
線選択回路CXRED1が構成され、また、通常ワード
線プリデコーダCPD1および通常ワード線ドライバC
DRVにより通常ワード線選択回路CXREG1が構成
される。
【0016】冗長総合判定回路CJDは、不良判定信号
である各アドレス冗長マッチ信号SAMとアドレス信号
SADとに基づいて、その入力アドレスが冗長アドレス
かどうかを総合判定して出力信号SP1を出力する。
【0017】消去時処理回路CERは、冗長総合判定回
路CJDからの出力信号SP1と、メモリアレイの消去
時に特殊な処理を指示する消去時処理信号SERとに基
づいて、消去時にその特殊な処理を実行して、通常ワー
ド線プリデコーダCPD1に不良ワード線選択用制御信
号S2Rを出力すると共に、冗長ワード線強制選択制御
回路CARに出力信号SP2を出力する。
【0018】消去時処理回路CERの消去時特殊処理に
ついて簡単に説明する。
【0019】不揮発性半導体記憶装置、例えばフラッシ
ュEEPROMを一例に挙げて説明する。一般に、NO
R型と呼ばれるフラッシュEEPROMでは、1本のビ
ット線に複数のメモリセルが接続されている。メモリセ
ルの情報の消去は、大抵、複数のメモリセルで構成され
たメモリブロックという単位で一括して行われ、実際に
消去する場合には、事前に対象となるメモリブロック内
の全メモリセルに対して書き込み動作(以下プリプログ
ラムと呼ぶことにする)が行われる。これは過剰消去を
防ぎ、信頼性を確保するためである。仮に、不良ワード
線上のセルが冗長ワード線に置き換えられてプリプログ
ラムが実行され、消去が進むと、この不良ワード線上の
メモリセルは過剰消去になる可能性が非常に高くなる。
このビット線上のメモリセルの情報を読み出そうとした
場合、不良ワード線上のメモリセルはワード線電圧が印
加されないにもかかわらず電流を流すため、正確な情報
を取り出すことができなくなる。これを防ぐため、プリ
プログラムでは不良ワード線にも強制的にアクセスす
る。具体的には、この不良ワード線は異物などを介して
2本のペアでショートしていることが前提で、2本の不
良ワード線を二重選択することでプリプログラムを行
う。通常ワード線デコーダは1本のワード線を駆動する
が、このときだけは隣り合う不良ワード線のペアを二重
選択するように消去処理信号SERが発行されて処理さ
れる。
【0020】したがって、消去時処理回路CERから
は、通常ワード線プリデコーダCPD1に不良ワード線
選択用制御信号S2Rが出力され、冗長ワード線強制選
択制御回路CARにも出力信号SP2が出力されるよう
になっている。
【0021】冗長ワード線強制選択制御回路CARは、
強制的に冗長ワード線WLREDにアクセスできる機能
を備えており、テスト時や先に述べた消去動作時などに
行われるプリプログラム中に使われる回路で、冗長ワー
ド線強制選択信号SRAとアドレス信号SADとによっ
て冗長ワード線選択信号SREDを出力する。この冗長
ワード線強制選択制御回路CARには、テストなどで冗
長ワード線WLREDに強制的にアクセスを指示する冗
長ワード線強制選択信号SRAが入力され、冗長マッチ
信号SMAD、冗長ワード線選択信号SREDを出力す
る。冗長ワード線強制選択制御回路CARは冗長ワード
線ドライバCRDRV1に対して冗長ワード線選択信号
SREDにより、冗長メモリセルアレイMRDに配線さ
れるワード線WLREDを駆動させる。
【0022】通常ワード線プリデコーダCPD1は、入
力アドレス信号SAD、不良ワード線選択用制御信号S
2Rおよび冗長マッチ信号SMADとに基づいて、通常
ワード線選択信号SREGを通常ワード線ドライバCD
RVに出力する。このように、通常ワード線プリデコー
ダCPD1は通常ワード線選択信号SREGを通常ワー
ド線ドライバCDRVに出力することにより、通常ワー
ド線ドライバCDRVに対して通常メモリセルアレイM
RGに配線されるワード線WLREGを駆動させる。
【0023】上記構成により、以下に、上記通常および
冗長ワード線制御回路CXDEC1の動作について説明
する。
【0024】例えばメモリセルのデータを読み出す場
合、まず、デバイスに入力されたアドレス信号SAD
と、それぞれのアドレスが不良ワード線のそれぞれのア
ドレスと比較された結果を示す判定信号の各アドレス冗
長マッチ信号SAMとが冗長総合判定回路CJDに入力
される。
【0025】この冗長総合判定回路CJDで、選択しよ
うとするワード線が不良ワード線かどうかが判断され
る。また、外部入力のアドレス信号SADは同時に通常
ワード線プリデコーダCPD1にも入力される。さら
に、このアドレス信号SADの一部はテストなどで使用
する冗長ワード線強制選択制御回路CARにも入力され
る。
【0026】冗長総合判定回路CJDにて入力アドレス
SADが不良ワード線を示すと判断された場合に、冗長
ワード線選択を示す出力信号SP1が電源電圧レベル
(以下ハイレベルと呼ぶ)となり、消去時処理回路CE
Rに入力される。
【0027】デバイスに要求するメモリ動作が読み出し
ならば、消去時処理回路CERでは何も処理されず(不
良ワード線選択用制御信号S2Rは発行されない)、出
力信号SP1の情報はそのまま次段の出力信号SP2へ
と伝達される。
【0028】この出力信号SP2が入力された冗長ワー
ド線強制選択制御回路CARは、先に簡単に説明した通
り、テストや消去動作中のプリプログラムでしか機能し
ないので、ここでも処理されずに出力信号SP2の情報
はそのまま冗長ワード線選択信号SREDとして冗長ワ
ード線ドライバCRDRV1に出力される。
【0029】このとき、冗長ワード線ドライバCRDR
V1によって冗長ワード線WLREDが選択されること
から、通常ワード線選択信号SREGは接地レベル(以
下ローレベルと呼ぶ)にする必要がある。このため、冗
長マッチ信号SMADがハイレベルとなって通常ワード
線プリデコーダCPD1に出力され、通常ワード線プリ
デコーダCPD1を選択不能状態(選択停止状態)にす
る。
【0030】これに対して、選択しようとするワード線
が不良ワード線と判断されない場合、冗長総合判定回路
CJDは冗長ワード線選択を示す出力信号SP1を発行
しない。つまり、冗長総合判定回路CJDからの出力信
号SP1はローレベルである。前述したようにメモリセ
ルの読み出しを行う場合には、消去時処理回路CERで
は何も処理されないので、消去時処理回路CERからの
出力信号SP2は出力信号SP1と同じローレベルであ
る。その出力信号SP2は引き続き冗長ワード線強制選
択制御回路CARに入力されるが、読み出し動作では冗
長ワード線強制選択信号SRAが発行されない。したが
って、冗長ワード線選択信号SRED、冗長マッチ信号
SMADは共にローレベルであり、冗長ワード線WLR
EDは一切駆動されない。
【0031】一方、アドレス信号SADは通常ワード線
プリデコーダCPD1にも入力されている。冗長マッチ
信号SMADはローレベルであるから通常ワード線プリ
デコーダCPD1は平行してアドレス信号SADをデコ
ード処理して通常ワード線選択信号SREGを発行し、
これを入力した通常ワード線ドライバCDRVは所望の
通常ワード線WLREGを駆動する。
【0032】これらのメモリ動作はメモリセルの読み出
しに限らず、書き込み動作においても全く同じである。
【0033】また、データ消去動作においては、データ
消去処理前の過剰消去を防ぐプリプログラムの処理に着
目してその動作を説明する。このプリプログラムでは、
選択メモリブロック内のワード線を順番に立ち上げて書
き込みが行われる。このとき、消去時処理回路CERに
入力される消去時処理信号SERはハイレベルである。
仮に、アクセスしたワード線が不良ワード線として冗長
総合判定回路CJDが判断し、その出力信号SP1がハ
イレベルとして発行されると、消去時処理回路CERは
アクセスした不良ワード線とショートしている隣の不良
ワード線とを両方アクセス(二重選択)するように通常
ワード線プリデコーダCPD1に不良ワード線選択用制
御信号S2Rを送る。これを受けた通常ワード線プリデ
コーダCPD1は、対応した通常ワード線選択信号SR
EGを通常ワード線ドライバCDRVに信号出力し、隣
り合う不良ワード線のペアを立ち上げる仕組みになって
いる。
【0034】この不良ワード線選択信号S2Rは、不良
ワード線が選択されている間のみハイレベルで、正常な
通常ワード線を選択している間はローレベルである。
【0035】通常ワード線へのプリプログラムが終了す
ると、次に、冗長ワード線を選択し同様にプリプログラ
ムを行う。この場合、冗長ワード線が何れかの不良ワー
ド線の置き換えをしている、していないにかかわらず強
制的に選択される。
【0036】つまり、冗長ワード線強制選択信号SRA
がハイレベルになること、およびアドレス信号SADに
よって冗長ワード線強制選択制御回路CARが冗長ワー
ド線ドライバCRDRV1に冗長ワード線選択信号SR
EDを送ることで、冗長ワード線WLREDを立ち上げ
て処理を行う。
【0037】このとき、冗長マッチ信号SMADはハイ
レベルである。故に、通常ワード線プリデコーダCPD
1は選択不能状態で、通常ワード線選択信号SREGお
よび通常ワード線WLREG共にローレベルである。
【0038】図6は、特開平6−5093公報に記載の
半導体記憶装置の通常ワード線および冗長ワード線を選
択する回路の要部構成を示すブロック図である。
【0039】図6の通常および冗長ワード線選択回路に
おいて、通常ワード線56を選択するワード線選択経路
に複数の遅延回路58を並列に挿入しており、その遅延
時間は冗長プログラム回路51の遅延時間と等しい値、
即ち冗長系における不良アドレス検出時間と同一の遅延
時間に設定されている。
【0040】上記構成により、以下、その動作を説明す
る。
【0041】まず、通常ワード線56を選択する場合、
アドレスデータ50が遅延回路58を通りデコーダバッ
ファ53aに入力され、通常ローカルデコーダ53bが
所望のワード線を立ち上げる。
【0042】また、冗長ワード線57を選択する場合に
は、アドレスデータ50が冗長プログラム回路51を通
りデコーダバッファ53aに入力される。
【0043】ここで、上記遅延回路58と冗長プログラ
ム回路51の遅延時間が等しいため、通常ワード線56
を選択する場合と、通常ワード線56を選択せずに冗長
ワード線57を選択する場合とのタイミングが等しくな
り、メモリセル7の選択タイミングは何れのワード線選
択経路を経ても同一となる。
【0044】次に、冗長ワード線57を選択する場合、
入力されるアドレスデータが冗長プログラム回路51で
ヒットすると、この冗長プログラム回路51から不良検
出信号NEDR52が出力される。この不良検出信号N
EDR52は冗長ローカルデコーダ54に入力され、冗
長ローカルデコーダ54が冗長メモリセル55の冗長ワ
ード線57を立ち上げると共に、上記不良検出信号NE
DR52はデコーダバッファ53aを介して通常ローカ
ルデコーダ53bにも入力され、不良ビットのある通常
ワード線56をディスエーブル(選択不可能状態)とす
る。このため、通常ローカルデコーダ53b以降はディ
スエーブル状態のままとなり、通常ワード線56は選択
されず、ビット線には冗長メモリセル55からの正しい
データのみが出力される。
【0045】この特開平6−5093号公報の発明で
は、冗長プログラム回路51の遅延時間と遅延回路58
の遅延時間とを等しくしたため、冗長ワード線選択系を
使用したときと使用しないときとの通常ワード線56を
選択するタイミングを等しくすることができる。
【0046】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示すように、冗長マッチ信号および冗長ワード線選択信
号の出力経路に、メモリセルの読み出しでは動作しない
消去時処理回路や冗長ワード線強制選択回路が存在して
いると、それだけ余分な論理回路を通るので、冗長マッ
チ信号および冗長ワード線選択信号の出力が遅れてしま
う。これは通常ワード線が選択される場合に比べ、冗長
ワード線の選択が遅れることになり、メモリセル読出の
高速化を妨げる要因になっている。
【0047】また、上記特開平6−5093では、図6
に示すように、通常ワード線を選択する経路に冗長判定
回路での遅延時間と等しい遅延回路58を挿入して、冗
長ワード線が選択された場合と立ち上がりタイミングを
合わせ、センスアンプ動作タイミングを調整する。これ
でセンスマージンの確保ができたとしても、通常ワード
線の選択を遅延させただけで同様にメモリセルの読み出
しを高速化させているわけではない。
【0048】本発明は、上記事情に鑑みて為されたもの
で、メモリ動作に応じて不良ワード線の判定経路を最適
化してアクセス時間を短縮化することにより冗長回路を
使用してもメモリセルの選択タイミングの遅延を防止す
ることができる半導体記憶装置およびこれを用いた電子
情報機器を提供することを目的とする。
【0049】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、入力アドレス信号に基づいて冗長でない通常メモリ
セルをアクセスする通常ワード線選択回路と、入力アド
レス信号および不良アドレス信号に基づいて冗長メモリ
セルをアクセスする冗長ワード線選択回路とを有する半
導体記憶装置において、冗長ワード線選択回路はメモリ
動作に応じて冗長ワード線選択信号を出力して冗長メモ
リセルをアクセスするものであり、そのことにより上記
目的が達成される。
【0050】また、好ましくは、本発明の半導体記憶装
置における冗長ワード線選択回路は、メモリ動作がデー
タ読出時のみ第1冗長ワード線選択信号を出力し、メモ
リ動作がデータ読出時以外のときに第2冗長ワード線選
択信号を出力する。
【0051】さらに、好ましくは、本発明の半導体記憶
装置における冗長ワード線選択回路は、データ読出時に
第1冗長ワード線選択信号を出力するリード制御回路
と、データ読出時以外のときに第2冗長ワード線選択信
号を出力するリード以外制御回路とを有する。
【0052】さらに、好ましくは、本発明の半導体記憶
装置におけるリード制御回路は、メモリ動作状態のうち
データ読出状態を表す入力制御信号により駆動し、リー
ド以外制御回路はこの入力制御信号により駆動停止す
る。
【0053】さらに、好ましくは、本発明の半導体記憶
装置における冗長ワード線選択回路は、入力アドレスが
不良アドレスに一致した場合に冗長判定信号を通常ワー
ド線選択回路に出力して通常ワード線選択回路の動作を
停止可能とする。
【0054】さらに、好ましくは、本発明の半導体記憶
装置における冗長ワード線選択回路は、メモリ動作がデ
ータ読出時のみ冗長判定信号を第1冗長判定信号として
通常ワード線選択回路に出力し、メモリ動作がデータ読
出時以外のときに冗長判定信号を第2冗長判定信号とし
て通常ワード線選択回路に出力する。
【0055】さらに、好ましくは、本発明の半導体記憶
装置における冗長ワード線選択回路は、入力アドレスが
不良アドレスに一致した場合に該不良アドレスの不良ワ
ード線を冗長ワード線に置き換えるかどうかを判定する
判定信号を出力する冗長総合判定回路と、前記リード制
御回路と、前記リード以外制御回路と、該リード制御回
路またはリード以外制御回路からの冗長ワード線選択信
号に基づいて所定の冗長ワード線を選択駆動する冗長ワ
ード線用ドライバ回路とを備え、該リード以外制御回路
は、消去時に消去処理する消去時処理回路と、この消去
時処理回路からの出力を受け、リード時以外のメモリ動
作時に第2冗長ワード線選択信号を出力する冗長ワード
線強制選択制御回路とを有する。
【0056】さらに、好ましくは、本発明の半導体記憶
装置における冗長ワード線用ドライバ回路は、データ読
出時のみ入力される第1冗長ワード線選択信号および、
データ読出時以外のときにのみ入力される第2冗長ワー
ド線選択信号の何れかに基づいて所定の冗長ワード線を
選択駆動する。
【0057】本発明の電子情報機器は、請求項1〜8の
何れかに記載の半導体記憶装置を用いて、メモリ動作に
応じて不良ワード線の判定および冗長ワード線の選択経
路を最適化してアクセス時間を短縮化するようにしたも
のであり、そのことにより上記目的が達成される。
【0058】以上の構成を図2を用いて更に具体的に説
明すると、本発明の半導体記憶装置は、その冗長ワード
線を選択する回路系において、アドレス信号SAD、お
よび各アドレス信号の冗長マッチ信号SAMを入力とす
る冗長総合判定回路CJDの出力信号SP1は、消去時
処理回路CERに接続され、その出力信号SP2は冗長
ワード線強制選択制御回路CARに接続される。冗長ワ
ード線強制選択制御回路CARは、データ読出動作を意
味するリードアクセス信号SRDACによって動作しな
いように制御される。この冗長ワード線強制選択制御回
路CARの出力である第2冗長ワード線選択信号SRE
D2は冗長ワード線ドライバCRDRV2に出力され、
もう一つの出力である冗長マッチ信号SMAD2(第2
冗長判定信号)は通常ワード線プリデコーダCPD2に
出力される。一方、冗長総合判定回路CJDの出力信号
SP1は、リードアクセス信号SRDACによって読出
し時のみ動作するリード制御回路CRDCにも入力され
ており、リード制御回路CRDCの出力である第1冗長
ワード線選択信号SRED1は冗長ワード線ドライバC
RDRV2に出力され、もう一つの出力である冗長マッ
チ信号SMAD1(第1冗長判定信号)は通常ワード線
プリデコーダCPD2に出力される。
【0059】また、本発明の冗長ワード線制御回路の出
力を受けて冗長ワード線WLREDをドライブする冗長
ワード線ドライバCRDRV2は、冗長ワード線ドライ
バCRDRV21として図3(a)に示すように、P型
トランジスタP0,N型トランジスタN0,N1,N2
およびワード線ドライブインバータDRVで構成されて
いる。ワード線ドライブインバータDRVの電源とP型
トランジスタP0のソースはワード線用電源HWLに接
続されている。このP型トランジスタP0のゲートは接
地電位となっている。ワード線ドライブインバータDR
Vの制御ゲートSX0には、P型トランジスタP0のド
レインおよびN型トランジスタN0,N2のドレインが
接続され、N型トランジスタN0,N2のソースにはN
型トランジスタN1のドレインが接続され、N型トラン
ジスタN1のソースは接地電位となっている。N型トラ
ンジスタN0,N1,N2のゲートにはそれぞれ、リー
ド制御回路の出力である第1冗長ワード線選択信号SR
ED1、メモリブロック選択信号SBLK、冗長ワード
線強制選択制御回路CARの出力である第2冗長ワード
線選択信号SRED2が入力される。
【0060】この冗長ワード線ドライバCRDRV2
は、P型トランジスタP0を高抵抗に設定したタイプで
あるが、さらに違うタイプとしてラッチタイプがあり、
これは、冗長ワード線ドライバCRDRV22として図
3(b)に示すように、P型トランジスタP0,P1、
N型トランジスタN0,N1,N2,N3、論理回路C
0、ドライブインバータDRVで構成される。ワード線
ドライブインバータDRVの電源とP型トランジスタP
0,P1のソースは、ワード線用電源HWLに接続され
ている。P型トランジスタP0のドレイン、P型トラン
ジスタP1のゲート、さらにN型トランジスタN3のド
レインはノードSX1に接続される。ドライブインバー
タDRVの制御ゲートSX0には、P型トランジスタP
1のドレイン、P型トランジスタP0のゲート、および
N型トランジスタN0,N2のドレインが接続される。
N型トランジスタN0,N2のソースにはN型トランジ
スタN1のドレインが接続され、N型トランジスタN1
のソースは接地電位となっている。また、N型トランジ
スタN3のゲートには論理回路C0の出力端が接続され
る。また、N型トランジスタN0,N1,N2のゲート
にはそれぞれ、リード制御回路の出力である第1冗長ワ
ード線選択信号SRED1、メモリブロック選択信号S
BLK、冗長ワード線強制選択制御回路CARの出力で
ある第2冗長ワード線選択信号SRED2が入力され
る。論理回路C0の入力には、同様にリード制御回路の
出力である第1冗長ワード線選択信号SRED1、冗長
ワード線強制選択制御回路CARの出力である第2冗長
ワード線選択信号SRED2、メモリブロック選択信号
SBLKが入力される。
【0061】上記構成により、以下、本発明の作用につ
いて説明する。
【0062】従来、データ読出、データ書込および消去
などのメモリ動作に対して冗長ワード線選択回路が一括
して冗長ワード線選択信号を出力するようにしていた
が、本発明においては、データ読出と、それ以外のデー
タ書込および消去とに分けて回路構成し、データ読出と
その以外のメモリ動作とに応じて不良ワード線の判定お
よび冗長ワード線の選択経路を最適化して冗長ワード線
選択信号を出力するようにしたので、メモリセル読出時
には、それ以外のデータ書込および消去時に処理する回
路を通過させる必要がなくなる。これによって、冗長ワ
ード線が択された場合でも冗長ワード線を立ち上げる制
御信号が通常ワード線を立ち上げる制御信号に比べて不
当に遅延することがなくなり、冗長メモリセルの選択タ
イミングの遅延が防止される。したがって、冗長ワード
線の選択タイミングと通常ワード線の選択タイミングと
は同じタイミングでアクセス可能となる。
【0063】
【発明の実施の形態】以下、本発明の半導体記憶装置の
実施形態について、図1〜図3を参照しながら詳細に説
明する。
【0064】図1は、本発明の半導体記憶装置の一実施
形態における要部構成を示すブロック図である。なお、
図4の構成部材と同様の作用効果を奏する部材には同様
の符号を付す。
【0065】図1において、半導体記憶装置10は、各
アドレス冗長判定回路CAJDと、通常および冗長ワー
ド線制御回路CXDEC2と、複数の通常メモリセルア
レイMRGおよび冗長メモリセルアレイMRDと、複数
の通常ワード線ドライバCDRVおよび冗長ワード線ド
ライバCRDRV2とを有している。
【0066】アドレス冗長判定回路CAJDは、入力ア
ドレス信号SADと不良アドレス信号SBADとの一致
判定が為され、入力アドレス信号SADと不良アドレス
信号とが一致したときに各アドレス信号に対する出力判
定信号の各アドレス冗長マッチ信号SAMがハイレベル
になり、入力アドレス信号SADと不良アドレス信号と
が不一致のときは各アドレス信号に対して各アドレス冗
長マッチ信号SAMがローレベルになる。
【0067】通常および冗長ワード線制御回路CXDE
C2は、入力アドレス信号SADと各アドレス冗長マッ
チ信号SAMとに基づいて、通常ワード線選択信号SR
EG、第1冗長ワード線選択信号SRED1および第2
冗長ワード線選択信号SRED2の何れかを出力する。
即ち、通常および冗長ワード線制御回路CXDEC2
は、各アドレス冗長マッチ信号SAMがハイレベルのと
きに冗長ワード線選択信号SRED1または2を出力
し、各アドレス冗長マッチ信号SAMがローレベルのと
きに通常ワード線選択信号SREGを出力する。
【0068】通常メモリセルアレイMRGおよび冗長メ
モリセルアレイMRDは、メモリブロックと呼ばれる各
メモリセルアレイ領域毎に複数設けられており、入力ア
ドレス信号SADに対応した複数のメモリセルに対して
データの書込みおよび読出しなどのメモリ動作が可能に
構成されている。
【0069】通常ワード線ドライバCDRVおよび冗長
ワード線ドライバCRDRV2は、各メモリセルアレイ
領域毎に複数設けられており、入力アドレス信号SAD
に対応した所定のメモリセルに対してデータ書込み、デ
ータ読出しおよび消去などのメモリ動作を行うために、
入力アドレス信号SADに対応した通常ワード線または
冗長ワード線の選択処理を行う。
【0070】上記構成により、まず、複数で構成される
アドレス信号SADは、通常および冗長ワード線制御回
路CXDEC2に入力されると共に、各アドレス冗長判
定回路CAJDにも入力される。各アドレス冗長判定回
路CAJDには不良アドレス信号SBADも入力されて
おり、外部から入力されたアドレス信号SADは、この
不良アドレスSBADとそれぞれ一致しているかどうか
が判定される。入力アドレスが不良アドレスと一致して
いれば、各アドレス信号についての判定信号である各ア
ドレス冗長マッチ信号SAMがハイレベルとなり、ま
た、入力アドレスが不良アドレスと一致していなけれ
ば、各アドレス信号についての判定信号である各アドレ
ス冗長マッチ信号SAMはローレベルになる。これら各
アドレスが不良アドレスと一致しているか否かを示す各
アドレス冗長マッチ信号SAMは通常および冗長ワード
線制御回路CXDEC2に送られる。
【0071】次に、通常および冗長ワード線制御回路C
XDEC2では、入力されたアドレス信号SADや各ア
ドレス冗長マッチ信号SAMに基づいて、通常ワード線
選択信号SREGおよび冗長ワード線選択信号SRED
1または2の何れかか一方を出力する。このワード線選
択信号は、メモリブロックと呼ばれるメモリセルアレイ
領域毎に設けられた通常ワード線ドライバCDRV、ま
たは冗長ワード線ドライバCRDRV2に出力される。
【0072】選択されたメモリブロック(メモリブロッ
ク信号SBLKはハイレベル)において、通常ワード線
ドライバCDRVまたは冗長ワード線ドライバCRDR
V2を活性化して、入力アドレス信号SADに対応した
所定のメモリセルに対してデータ書込み、データ読出し
および消去などのメモリ処理を行うために、所望の通常
メモリセルアレイMRG内の通常ワード線WLREGま
たは、冗長メモリセルアレイMRD内の冗長ワード線W
LREDを立ち上げる。
【0073】図2は、本発明の通常および冗長ワード線
選択回路の要部構成を示すブロック図である。
【0074】図2において、通常および冗長ワード線制
御回路CXDEC2は、冗長総合判定回路CJDと、リ
ード制御回路CRDCと、リード以外制御回路としての
消去時処理回路CERおよび冗長ワード線強制選択制御
回路CARと、冗長ワード線ドライバCRDRV2と、
通常ワード線プリデコーダCPD2と、通常ワード線ド
ライバCDRVとを有している。これらの冗長総合判定
回路CJD、リード制御回路CRDC、消去時処理回路
CER、冗長ワード線強制選択制御回路CARおよび冗
長ワード線ドライバCRDRV2により冗長ワード線選
択回路CXRED2が構成され、また、通常ワード線プ
リデコーダCPD2および通常ワード線ドライバCDR
Vにより通常ワード線選択回路CXREG2が構成され
ている。
【0075】冗長総合判定回路CJDは、各アドレスが
冗長アドレスと一致しているかどうかを示す不良判定信
号である各アドレス冗長マッチ信号SAMと、外部から
入力されたアドレス信号SADとに基づいて、その入力
アドレスが冗長アドレスかどうかを総合判定して出力信
号SP1を出力する。
【0076】リード制御回路CRDCは、冗長総合判定
回路CJDからの出力信号SP1を入力するだけでな
く、デバイスがメモリセルの読み出し可能状態であるこ
とを示すリードアクセス信号SRDACを入力とし、メ
モリセルの読出し動作中においてのみ機能する。このリ
ード制御回路CRDCは、冗長ワード線WLREDを駆
動するべく、第1冗長ワード線選択信号SRED1を冗
長ワード線ドライバCRDRV2に出力する。さらに、
リード制御回路CRDCは、第1冗長判定信号として冗
長マッチ信号SMAD1を通常ワード線プリデコーダC
PD2に対して出力する。
【0077】消去時処理回路CERは、冗長総合判定回
路CJDからの出力信号SP1と、メモリアレイの消去
時に特殊な処理を指示する消去時処理信号SERとに基
づいて、消去時にその特殊な処理を実行して、通常ワー
ド線プリデコーダCPD2に不良ワード線選択用制御信
号S2Rを出力すると共に、冗長ワード線強制選択制御
回路CARに出力信号SP2を出力する。
【0078】冗長ワード線強制選択制御回路CARは、
強制的に冗長ワード線WLREDにアクセスできる機能
を備えており、テスト時や前述した消去時に行われるプ
リプログラム中に使われる回路で、冗長ワード線強制選
択信号SRAとアドレス信号SADによって第2冗長ワ
ード線選択信号SRED2を出力する。この冗長ワード
線強制選択制御回路CARには、テストなどで冗長ワー
ド線WLREDに強制的にアクセスを指示する冗長ワー
ド線強制選択信号SRAが入力され、第2冗長判定信号
として冗長マッチ信号SMAD2、第2冗長ワード線選
択信号SRED2を出力する。また、冗長ワード線強制
選択制御回路CARは冗長ワード線ドライバCRDRV
2に対して第2冗長ワード線選択信号SRED2を出力
して、冗長メモリセルアレイMRDに配線される冗長ワ
ード線WLREDを駆動させる。さらに、冗長ワード線
強制選択制御回路CARには、デバイスがメモリセルの
読出しが可能である状態を示すリードアクセス信号SR
DACが入力されており、冗長ワード線強制選択制御回
路CARは、デバイスが読み出し状態のときに動作せ
ず、メモリセルへの書き込みや消去動作動作時およびテ
スト時などにおいてのみ動作する。
【0079】通常ワード線プリデコーダCPD2は、入
力アドレス信号SAD、不良ワード線選択用制御信号S
2Rおよび冗長マッチ信号SMADとに基づいて、通常
ワード線選択信号SREGを通常ワード線ドライバCD
RVに出力する。このように、通常ワード線プリデコー
ダCPD2は通常ワード線選択信号SREGを通常ワー
ド線ドライバCDRVに出力することにより、通常ワー
ド線ドライバCDRVに対して通常メモリセルアレイM
RGに配線されるワード線WLREGを駆動させる。通
常ワード線プリデコーダCPD2は、通常ワード線選択
信号SREGを通常ワード線ドライバCDRVに出力
し、この通常ワード線ドライバCDRVに対して通常メ
モリセルアレイMRGに配線されるワード線WLREG
を駆動させる。
【0080】上記構成により、以下に、上記通常および
冗長ワード線制御回路CXDEC2の動作について説明
する。
【0081】まず、メモリセルの読み出しをする場合、
即ち、デバイスがメモリセルの読出し可能である状態を
示すリードアクセス信号SRDACが電源電圧レベル
(ハイレベル)である場合について、冗長ワード線WL
REDが選択される場合と選択されない場合について説
明する。
【0082】デバイスに入力されたアドレス信号SAD
と、各アドレスがそれぞれ不良ワード線の各アドレスと
の各比較結果を示す判定信号の各アドレス冗長マッチ信
号SAMが冗長総合判定回路CJDに入力され、ここで
選択しようとするワード線が不良ワード線かどうかが判
断される。外部入力のアドレス信号SADは同時に通常
ワード線プリデコーダCPD2にも入力されている。ま
た、このアドレス信号SADは、テストなどで使用する
冗長ワード線強制選択制御回路CARにも入力される。
【0083】冗長総合判定回路CJDで、入力アドレス
SADが不良ワード線を示すと判断された場合に、冗長
ワード線選択を示す出力信号SP1がハイレベルとなっ
て、リード制御回路CRDCと消去時処理回路CERと
に入力される。デバイスに要求する動作がデータ読み出
しであれば、ここでは何も処理せず(不良ワード線選択
用制御信号S2Rは発行されない)、その出力信号SP
1の情報はそのまま次段の出力信号SP2へと伝達され
る。
【0084】ところが、デバイスがメモリセルの読出し
可能である状態を示すリードアクセス信号SRDACが
ハイレベルであるため、出力信号SP2が入力された冗
長ワード線強制選択制御回路CARは動作しない。つま
り、出力信号SP2が如何なる状態であっても第2冗長
ワード線選択信号としての冗長ワード線選択信号SRE
D2および冗長マッチ信号SMAD2は接地レベルとな
る。
【0085】これに対して、リード制御回路CRDCは
リードアクセス信号SRDACがハイレベルであること
から、動作状態にある。冗長総合判定回路CJDで入力
アドレスSADが不良ワード線を示すと判断された場
合、第1冗長ワード線選択信号としての冗長ワード線選
択信号SRED1がハイレベルとなり、リード制御回路
CRDCから冗長ワード線ドライバCRDRV2を通じ
て冗長ワード線WLREDを立ち上げる。また、通常ワ
ード線選択信号SREGをローレベルにする必要がある
ので、リード制御回路CRDCは冗長マッチ信号SMA
D1をハイレベルにして、リード制御回路CRDCから
冗長マッチ信号SMAD1を通常ワード線プリデコーダ
CPD2に出力して通常ワード線プリデコーダCPD2
を選択不能状態(動作停止状態)にする。
【0086】これに対して、選択しようとするワード線
が不良ワード線と判断されない場合、冗長総合判定回路
CJDは冗長ワード線選択を示す出力信号SP1を発行
しない。つまり出力信号SP1はローレベルである。前
述したようにメモリセルの読み出しを行う場合には、消
去時処理回路CERでは何も処理されないので、消去時
処理回路CERの出力信号SP2は前段の出力信号SP
1と同じローレベルである。
【0087】消去時処理回路CERからの信号SP2は
引き続き冗長ワード線強制選択制御回路CARに入力さ
れるが、読み出し動作ではリードアクセス信号SRDA
Cはローレベルであるから、冗長ワード線強制選択制御
回路CARは動作せず、その出力である冗長ワード線選
択信号SRED2および冗長マッチ信号SMAD2は共
にローレベルになる。
【0088】一方、リード制御回路CRDCはリードア
クセス信号SRDACがハイレベルであるから機能して
いるが、選択しようとするワード線が不良ワード線と判
断されない場合には冗長ワード線選択を示す出力信号S
P1はローレベルである。したがって、その出力である
冗長マッチ信号SMAD1および冗長ワード線選択信号
SRED1は共にローレベルになり、冗長ワード線WL
REDは一切選択されない。
【0089】また、アドレス信号SADは通常ワード線
プリデコーダCPD2にも入力されている。この場合、
冗長マッチ信号SMAD1,SMAD2はローレベルで
あるから、通常ワード線プリデコーダCPD2は平行し
てアドレス信号SADを処理して通常ワード線選択信号
SREGを発行し、これを入力した通常ワード線ドライ
バCDRVに対して所望の通常ワード線WLREGを駆
動する。
【0090】このようにして、メモリセルの読出し時に
おいて冗長ワード線が選択される場合には、冗長総合判
定回路CJDからの判定出力信号SP1によって、従来
の構成(図5参照)のように消去時処理回路CER、冗
長ワード線強制選択制御回路CARを介して冗長ワード
線選択信号SRED2として出力されて冗長ワード線が
駆動されるのではなく、メモリセル読出し時のみ動作す
るリード制御回路CRDCだけを介し、即ち、メモリセ
ル読出し時に必要な機能だけで構成された判定選択経路
(冗長総合判定回路CJDからリード制御回路CRD
C)を介し、第1冗長ワード線選択信号としての冗長ワ
ード線選択信号SRED1が出力される。これによっ
て、冗長ワード線が駆動される方が消去時処理回路CE
Rさらに冗長ワード線強制選択制御回路CARを介して
冗長ワード線を駆動するよりも遅時間を最小にすること
ができて、メモリセル読出し時間の大幅な短縮が実現で
きる。
【0091】次に、デバイスがメモリセル読み出し状態
ではない場合、即ち、データの書き込みや消去の場合に
おける回路動作において、冗長ワード線WLREDが選
択される場合と選択されない場合について説明する。ま
ず、任意の入力アドレスに対する書き込み動作を説明す
る。
【0092】冗長総合判定回路CJDで、入力されたア
ドレス信号SADが不良ワード線を示すと判断された場
合、冗長ワード線選択を示す判定出力信号SP1がハイ
レベルになり、この判定出力信号SP1がリード制御回
路CRDCおよび消去時処理回路CERに出力される。
デバイスに要求する動作が書き込みであるから、消去時
処理回路CERでは何も処理されず(不良ワード線選択
用制御信号S2Rは発行されない)、判定出力信号SP
1の情報はそのまま次段の判定出力信号SP2へと伝達
される。
【0093】また、ここで、デバイスがメモリセルの読
出し可能である状態を示すリードアクセス信号SRDA
Cがローレベルであるため、リード制御回路CRDCは
動作しない。つまり、冗長総合判定回路CJDからの出
力信号SP1が如何なる状態であっても、リード制御回
路CRDCからの冗長ワード線選択信号SRED1およ
び冗長マッチ信号SMAD1は接地レベルである。
【0094】さらに、消去時処理回路CERからの判定
出力信号SP2が入力された冗長ワード線強制選択制御
回路CARでは、前述した通り、テストや消去動作中の
プリプログラムでしか機能しないので、ここでも処理さ
れず出力信号SP2の情報はそのまま冗長ワード線選択
信号SRED2となる。このとき、冗長ワード線WLR
EDが選択されることから、通常ワード線選択信号SR
EGをディスエーブル(選択不能状態)する必要がある
ので、冗長ワード線強制選択制御回路CARからは冗長
マッチ信号SMAD2がハイレベルとなってワード線プ
リデコーダCPD2に出力される。このとき、ワード線
プリデコーダCPD2は選択不能状態になっている。
【0095】これに対して、選択しようとするワード線
が不良ワード線と判断されない場合、冗長総合判定回路
CJDは冗長ワード線選択を示す判定出力信号SP1を
発行しない。つまり、判定出力信号SP1はローレベル
である。メモリセルへの書き込み動作では、消去時処理
回路CERでは何も処理されないので、消去時処理回路
CERの出力信号SP2は前段の判定出力信号SP1と
同じローレベルである。出力信号SP2は引き続き冗長
ワード線強制選択制御回路CARに入力されるが、書き
込み動作では冗長ワード線強制選択信号SRAが発行さ
れない。したがって、冗長ワード線選択信号SRED2
および冗長マッチ信号SMAD2は共にローレベルであ
り、冗長ワード線WLREDは一切駆動されない。
【0096】一方、入力アドレス信号SADは通常ワー
ド線プリデコーダCPD2にも入力されている。冗長マ
ッチ信号SMAD1はローレベルであるから通常ワード
線プリデコーダCPD2は平行してアドレス信号SAD
を処理して通常ワード線選択信号SREGを発行し、こ
れを入力した通常ワード線ドライバCDRVは所望の通
常ワード線WLREGを駆動する。
【0097】次に、消去動作の回路動作について説明す
る。
【0098】ここでは、消去処理前の過剰消去を防ぐプ
リプログラムの処理に着目して説明する。プリプログラ
ムでは、選択メモリブロック内のワード線を順番に立ち
上げて書き込みが行われる。このとき、消去時処理信号
SERはハイレベルである。仮に、アクセスしたワード
線が不良ワード線として冗長総合判定回路CJDが判断
し、出力信号SP1をハイレベルとして発行すると、消
去時処理回路CERは、アクセスした不良ワード線とシ
ョートしている隣の不良ワード線とを両方アクセス(二
重選択)するように通常ワード線プリデコーダCPD2
に不良ワード線選択用制御信号S2Rを送る。これを受
けた通常ワード線プリデコーダCPD2は、対応した通
常ワード線選択信号SREGを通常ワード線ドライバC
RDRV2に信号出力し、隣り合う不良ワード線のペア
を立ち上げる仕組みになっている。
【0099】不良ワード線選択用制御信号S2Rは、不
良ワード線が選択されている間のみハイレベルで、正常
な通常ワード線を選択している間はローレベルである。
通常ワード線へのプリプログラムが終了すると、次に、
冗長ワード線を選択し同様にプリプログラムを行う。こ
の場合、冗長ワード線は何れかの不良ワード線の置き換
えをしている、していないにかかわらず強制的に選択さ
れる。つまり、冗長ワード線強制選択信号SRAがハイ
レベルになること、およびアドレス信号SADによって
冗長ワード線強制選択制御回路CARが冗長ワード線ド
ライバCRDRV2に冗長ワード線選択信号SRED2
を送ることで冗長ワード線WLREDを立ち上げ、メモ
リ処理を行う。このとき、冗長マッチ信号SMAD2は
ハイレベルである。したがって、通常ワード線プリデコ
ーダCPD2は選択不能状態で通常ワード線選択信号S
REGおよび通常ワード線WLREG共にローレベルで
ある。
【0100】ここまでは、本発明の読み出し時の選択経
路と書き込みおよび消去時の選択経路を分けた冗長ワー
ド線選択回路CXRED2の構成、その動作について説
明してきたが、以下に、本発明の冗長ワード線選択信号
SRED1または2の出力を受けて動作する冗長ワード
線ドライバCRDRV2の構成および、その動作につい
て説明する。
【0101】図3(a)はインバータ型冗長ワード線ド
ライバの一例を示す回路図である。
【0102】図3(a)において、インバータ型の冗長
ワード線ドライバCRDRV21は、ワード線ドライブ
インバータDRV、P型トランジスタP0,N型トラン
ジスタN0〜N1で構成されている。
【0103】P型トランジスタP0のゲートは接地電位
となっていて、ワード線ドライブインバータDRVの制
御ゲートSX0には、P型トランジスタP0のドレイン
およびN型トランジスタN0,N2が並列に接続され、
N型トランジスタN0,N2のソースにはN型トランジ
スタN1のドレインが接続され、N型トランジスタN1
のソースは接地されている。N型トランジスタN0のゲ
ートにはリード制御回路CRDCからの出力である冗長
ワード線選択信号SRED1が印加され、N型トランジ
スタN2のゲートには冗長ワード線強制選択制御回路C
ARからの出力である冗長ワード線選択信号SRED2
が印加され、N型トランジスタN1のゲートにはメモリ
ブロック選択信号SBLKが印加されている。このよう
に、冗長ワード線ドライバCRDRV21は、P型トラ
ンジスタP0を高抵抗に設定して、ワード線用電源HW
L、冗長ワード線選択信号SRED1,SRED2およ
びメモリブロック選択信号SBLKを入力とし、ワード
線用電源HWLおよびメモリブロック選択信号SBLK
がハイレベルのときに、冗長ワード線選択信号SRED
1およびSRED2の何れかがハイレベルになれば、ワ
ード線ドライブインバータDRVから冗長ワード線WL
REDへの選択信号がハイレベルになる。
【0104】上記構成により、以下、その動作を、デバ
イスが読み出し状態である場合において説明する。
【0105】まず、メモリブロックが選択されると、ブ
ロック選択信号SBLKがハイレベルとなり、N型トラ
ンジスタN1はオンする。入力アドレスが不良ワード線
を選択した場合、冗長ワード線選択回路CXRED2系
においてリード制御回路CRDCから冗長ワード線選択
信号SRED1がハイレベルになって出力される。これ
によって、N型トランジスタN0がオンし、ノードSX
0は接地レベルにひかれる。これに従って、冗長ワード
線ドライブインバータDRVは冗長ワード線WLRED
をワード線電圧レベルHWLに駆動する。
【0106】次に、デバイスが書き込みや消去状態のと
き、メモリブロックが選択されると、同様にブロック選
択信号SBLKがハイレベルとなり、N型トランジスタ
N1はオンする。入力アドレスが不良ワード線を選択し
た場合、冗長ワード線選択回路CXRED2系におい
て、今度は、冗長ワード線強制選択制御回路CARから
冗長ワード線選択信号SRED2がハイレベルになって
出力されることにより、N型トランジスタN2がオン
し、この場合にもノードSX0は接地レベルにひかれ
る。これに従って、読み出しの場合と同様に冗長ワード
線ドライブインバータDRVは冗長ワード線WLRED
をワード線電圧レベルHWLに駆動する。
【0107】図3(b)はラッチ型冗長ワード線ドライ
バの一例を示す回路図である。
【0108】図3(b)において、ラッチ型の冗長ワー
ド線ドライバCRDRV22は、P型トランジスタP
0,P1、N型トランジスタN0〜N3、論理回路C
0、ドライブインバータDRVで構成されている。
【0109】ワード線ドライブインバータDRVの電源
とP型トランジスタP0,P1のソースは、ワード線用
電源HWLに接続されている。P型トランジスタP0の
ドレイン、P型トランジスタP1のゲート、さらにN型
トランジスタN3のドレインがノードSX1に接続さ
れ、N型トランジスタN3のソースは接地されている。
また、冗長ワード線ドライブインバータDRVの制御ゲ
ートSX0には、P型トランジスタP1のドレイン、P
型トランジスタP0のゲートおよびN型トランジスタN
0,N2のドレインが接続されている。さらに、N型ト
ランジスタN0,N2のソースにはN型トランジスタN
1のドレインが接続され、N型トランジスタN1のソー
スは接地されている。また、N型トランジスタN0のゲ
ートにはリード制御回路CRDCの出力である冗長ワー
ド線選択信号SRED1が印加され、N型トランジスタ
N2のゲートには冗長ワード線強制選択制御回路CAR
の出力である冗長ワード線選択信号SRED2が印加さ
れ、N型トランジスタN1のゲートにはメモリブロック
選択信号SBLKが印加されている。また、N型トラン
ジスタN3のゲートには、オアゲートとナンドゲートか
らなる論理回路C0からの出力が印加されている。論理
回路C0の入力には、オアゲートの入力として、リード
制御回路CRDCの出力である冗長ワード線選択信号S
RED1と、冗長ワード線強制選択制御回路CARの出
力である冗長ワード線選択信号SRED2とが入力し、
ナンドゲートの入力として、オアゲートの出力とメモリ
ブロック選択信号SBLKとが入力している。
【0110】上記構成により、以下、その動作を、デバ
イスが読み出し状態である場合において説明する。
【0111】まず、メモリブロックが選択されると、ブ
ロック選択信号SBLKがハイレベルとなり、N型トラ
ンジスタN1はオンする。入力アドレスが不良ワード線
を選択した場合、冗長ワード線選択回路CXRED2系
においてリード制御回路CRDCからの冗長ワード線選
択信号SRED1がハイレベルとなることで、N型トラ
ンジスタN0がオンし、ノードSX0は接地レベルにひ
かれる。このとき、P型トランジスタP0がオンし、ノ
ードSX1はワード線電圧レベルHWLに引き上げられ
る。すると、P型トランジスタP1はオフする。これと
同時に、論理回路C0の働きでN型トランジスタN3は
オフしている。これに従って、冗長ワード線ドライブイ
ンバータDRVは冗長ワード線WLREDをワード線電
圧レベルHWLに駆動する。
【0112】次に、デバイスが書き込みや消去状態のと
きに、メモリブロックが選択されると、同様に、ブロッ
ク選択信号SBLKがハイレベルとなり、N型トランジ
スタN1はオンする。入力アドレスが不良ワード線を選
択した場合、冗長ワード線選択回路CXRED2系にお
いて、今度は、冗長ワード線強制選択制御回路CARか
らの冗長ワード線選択信号SRED2がハイレベルにな
る。これによって、N型トランジスタN2がオンし、ノ
ードSX0は接地レベルにひかれる。このとき、P型ト
ランジスタP0がオンし、ノードSX1はワード線電圧
レベルHWLに引き上げられる。すると、前述した動作
と同様に、P型トランジスタP1はオフする。同時に、
論理回路C0の働きでN型トランジスタN3はオフして
いる。これに従って、読み出しの場合と同様に、冗長ワ
ード線ドライブインバータDRVは冗長ワード線WLR
EDをワード線電圧レベルHWLに駆動する。
【0113】このように、本実施形態では、複数本の冗
長ワード線選択信号SRED1または2が一つの冗長ワ
ード線ドライバCRDRV2に入力されるが、冗長ワー
ド線ドライバCRDRV2として、図3(a)に示した
インバータ型冗長ワード線ドライバCRDRV21や、
図3(b)に示したラッチ型冗長ワード線ドライバCR
DRV22を簡単に本発明の通常および冗長ワード線制
御回路CXDEC2に対して接続して適用することがで
きる。通常および冗長ワード線制御回路CXDEC2に
対してこれら以外の方式のワード線ドライバに適用して
も勿論かまわない。
【0114】以上により、本実施形態の半導体記憶装置
10は、入力アドレス信号SADに基づいて冗長でない
通常メモリセルをアクセスする通常ワード線選択回路C
XREG2と、入力アドレス信号SADおよび不良アド
レス信号SBADに基づいて冗長メモリセルをアクセス
する冗長ワード線選択回路CXRED2とを備え、冗長
ワード線選択回路CXRED2は、データ読出動作時に
専用の冗長ワード線選択信号SRED1を出力するリー
ド制御回路CRDCと、データ読出動作以外のときに専
用の冗長ワード線選択信号SRED2を出力するリード
以外制御回路と、冗長ワード線選択信号SRED1また
は2に基づいて所定の冗長メモリセルをアクセスする冗
長ワード線ドライバCRDRV2とを有している。
【0115】このような本実施形態によれば、冗長ワー
ド線が選択された場合、メモリセル読出時には機能しな
いリード以外制御回路を介して冗長ワード線が立ち上が
るのを防ぐため、最適化された読出時専用のリード制御
回路CRDCを設けることでリード以外制御回路による
回路遅延を減らし、通常ワード線が選択された場合と同
等の遅延時間でワード線選択処理を行うことができる。
これによって、本発明では、読み出しアクセスタイムの
高速化を図ることができる。これに対して、従来の特開
平6−5093号公報では、通常ワード線を選択する経
路に冗長判定回路での遅延時間と等しい遅延回路を挿入
して、冗長ワード線が選択された場合と立ち上がりタイ
ミングを合わせているものであって、何等、読出時間を
短縮しているものではない。
【0116】なお、上記実施形態では、半導体記憶装置
について説明したが、本発明の半導体記憶装置を携帯電
話装置やコンピュータなどのような電子情報機器に容易
に組み込むことができて、本発明の効果を奏することが
できる。例えば、図7に示すように、電子情報機器11
が、フラッシュメモリとしてのフラッシュEEPROM
などの情報記憶手段と、操作入力手段と、初期画面や情
報処理結果などを表示する液晶表示装置などの表示手段
と、操作入力手段からの各種操作指令(例えば携帯電話
器の各種機能に対する入力操作)を受けて、所定の情報
処理プログラムやそのデータに基づいて、情報記憶手段
に対して各種情報処理するCPU(中央処理演算装置)
とを有する場合に、情報の読出処理と、これ以外の書込
処理および消去処理などメモリ動作に応じて不良ワード
線の判定および冗長ワード線の選択経路を最適化してア
クセス時間を短縮化する本発明の半導体記憶装置を情報
記憶手段として容易に用いることができる。
【0117】また、図3(a)のインバータ型冗長ワー
ド線ドライバCRDRV21や、図3(b)のラッチ型
冗長ワード線ドライバCRDRV22において、冗長ワ
ード線を選択する信号の一つにブロック選択信号を加え
てあるが、メモリアレイの構成によっては、このブロッ
ク選択信号は無くても構わないし、他の選択信号であっ
てもなんら差し支えはなく自由な構成でよい。
【0118】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、メモリ
動作に応じて不良ワード線の判定および冗長ワード線の
選択経路を最適化して冗長ワード線選択信号を出力する
ため、メモリセル読出時には、それ以外のデータ書込お
よび消去時に処理する回路を通過させる必要がなく、冗
長ワード線を立ち上げる制御信号の不当な遅延を防止す
ることができ、読み出し時間の短縮化を容易に図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通常ワード線および冗長ワード線の選
択制御系における要部構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の通常および冗長ワード線選択回路にお
ける要部構成例を示すブロック図である。
【図3】(a)は本発明のインバータ型冗長ワード線ド
ライバの一例を示す回路図、(b)は本発明のラッチ型
冗長ワード線ドライバの一例を示す回路図である。
【図4】従来の通常ワード線および冗長ワード線の選択
制御系における要部構成を示すブロック図である。
【図5】従来の通常および冗長ワード線選択回路におけ
る要部構成例を示すブロック図である。
【図6】従来の通常および冗長ワード線選択制御回路に
おける他の要部構成例を示すブロック図である。
【図7】本発明の半導体記憶装置を電子情報機器に適用
させた場合の電子情報機器の基本構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
10 半導体記憶装置 11 電子情報機器 CXRED2 冗長ワード線選択回路 CXREG2 通常ワード線選択回路 CXDEC2 通常及び冗長ワード線制御回路 CJD 冗長総合判定回路 CRDC リード制御回路 SP1,SP2 内部ノード CER 消去時処理回路 CAR 冗長ワード線強制選択制御回路 CPD2 通常ワード線プリデコーダ CRDRV2,21,22 冗長ワード線ドライバ CRDV 通常ワード線ドライバ WLRED 冗長ワード線 WLREG 通常ワード線 MRD 冗長メモリセルアレイ MRG 通常メモリセルアレイ HWL ワード線用電源ノード P0,P1 P型トランジスタ N0,N1,N2,N3 N型トランジスタ C0 論理回路 SX0,SX1 冗長ワード線ドライバ内部ノード DRV ワード線ドライブインバータ SAD アドレス信号 SAM 各アドレス冗長マッチ信号 SRDAC リードアクセス信号 SMAD1,SMAD2 冗長マッチ信号 SER 消去時処理信号 S2R 不良ワード線選択用制御信号 SRA 冗長ワード線強制選択信号 SRED1,SRED2 冗長ワード線選択信号 SREG 通常ワード線選択信号 SBLK メモリブロック選択信号

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力アドレス信号に基づいて冗長でない
    通常メモリセルをアクセスする通常ワード線選択回路
    と、該入力アドレス信号および不良アドレス信号に基づ
    いて冗長メモリセルをアクセスする冗長ワード線選択回
    路とを有する半導体記憶装置において、該冗長ワード線
    選択回路はメモリ動作に応じて冗長ワード線選択信号を
    出力して該冗長メモリセルをアクセスする半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 前記冗長ワード線選択回路は、前記メモ
    リ動作がデータ読出時のみ第1冗長ワード線選択信号を
    出力し、該メモリ動作がデータ読出時以外のときに第2
    冗長ワード線選択信号を出力する請求項1記載の半導体
    記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記冗長ワード線選択回路は、前記デー
    タ読出時に前記第1冗長ワード線選択信号を出力するリ
    ード制御回路と、前記データ読出時以外のときに前記第
    2冗長ワード線選択信号を出力するリード以外制御回路
    とを有する請求項2記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記リード制御回路は、メモリ動作状態
    のうちデータ読出状態を表す入力制御信号により駆動
    し、前記リード以外制御回路は該入力制御信号により駆
    動停止する請求項3記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記冗長ワード線選択回路は、前記入力
    アドレスが不良アドレスに一致した場合に前記冗長判定
    信号を前記通常ワード線選択回路に出力して通常ワード
    線選択回路の動作を停止可能とする請求項1記載の半導
    体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記冗長ワード線選択回路は、前記メモ
    リ動作がデータ読出時のみ前記冗長判定信号を第1冗長
    判定信号として前記通常ワード線選択回路に出力し、該
    メモリ動作がデータ読出時以外のときに該冗長判定信号
    を第2冗長判定信号として前記通常ワード線選択回路に
    出力する請求項5記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記冗長ワード線選択回路は、前記入力
    アドレスが不良アドレスに一致した場合に該不良アドレ
    スの不良ワード線を冗長ワード線に置き換えるかどうか
    を判定する判定信号を出力する冗長総合判定回路と、前
    記リード制御回路と、前記リード以外制御回路と、該リ
    ード制御回路またはリード以外制御回路からの冗長ワー
    ド線選択信号に基づいて所定の冗長ワード線を選択駆動
    する冗長ワード線用ドライバ回路とを備え、該リード以
    外制御回路は、消去時に消去処理する消去時処理回路
    と、該消去時処理回路からの出力を受け、リード時以外
    のメモリ動作時に前記第2冗長ワード線選択信号を出力
    する冗長ワード線強制選択制御回路とを有する請求項3
    記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記冗長ワード線用ドライバ回路は、デ
    ータ読出時のみ入力される第1冗長ワード線選択信号お
    よび、データ読出時以外のときにのみ入力される第2冗
    長ワード線選択信号の何れかに基づいて所定の冗長ワー
    ド線を選択駆動する請求項7記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8の何れかに記載の半導体記
    憶装置を用いて、メモリ動作に応じて不良ワード線の判
    定および冗長ワード線の選択経路を最適化してアクセス
    時間を短縮化するようにした電子情報機器。
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