JP2003215534A - 液晶ディスプレイのバックライト制御装置 - Google Patents
液晶ディスプレイのバックライト制御装置Info
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Abstract
の差異や使用温度の差異にかかわず、液晶パネルの表示
品質を向上できるようにした液晶ディスプレイのバック
ライト制御装置の提供。 【解決手段】 この発明は、透過型または透過反射型の
液晶ディスプレイにおいて、その液晶パネルの背面側に
バックライトとして配置されるLED8の発光光量を、
第1の電流制御手段が液晶パネルの周囲の明るさに応じ
て制御するとともに、第2の電流制御手段がLEDの使
用温度が変化してもその発光光量が所定値になるように
制御するようにしたものである。そして、制御基準電圧
生成回路2、誤差増幅回路3などが第1の電流制御手段
を構成する。また、バンドギャップリファレンス回路
5、電圧−電流変換回路6などが第2の電流制御手段を
構成する。
Description
てLED(発光ダイオード)を備えている透過型または
透過反射型の液晶ディスプレイおいて、そのLEDの発
光光量を制御する液晶ディスプレイのバックライト制御
装置に関するものである。
デバイスの裏面に螢光灯やLEDなどのバックライトを
置き、液晶デバイスの背面から光を照射して表示する透
過型液晶ディスプレイ、自然光、室内の光などによって
反射させて表示する反射型液晶ディスプレイ、および透
過型と反射型を併用して表示する透過反射型(半透過
型)液晶ディスプレイなどが知られている。
晶ディスプレイでは、バックライトとして例えばLED
が使用されている。そして、液晶ディスプレイの使用時
には、液晶パネルの周囲の明るさに無関係にLEDに駆
動電流を流してLEDを駆動させていた。
の周囲が明るいときには、LEDに必要以上の電流が流
れ、液晶パネルの見やすさが悪化する上に、LEDの駆
動電源が電池である場合には、電池の消耗を早くすると
いう不都合があった。その一方、従来は、液晶パネルの
周囲の温度に無関係に、LEDに駆動電流を流してLE
Dを駆動させていた。
れば、これに伴ってLEDの温度も変化する。このた
め、LEDの使用温度の変化によりLEDの発光効率が
変化し、LEDは最適な発光効率が得られないので、電
池などの電源のエネルギーを効率よく利用できないとい
う不都合があった。さらに、LEDを複数個使用して駆
動する場合には、そのLEDを同時に点灯すると駆動ピ
ーク電流値が大きくなり、入力電源が電池の場合には、
電池のインピーダンスに応じて入力電圧が低下し、かつ
電源部の効率が悪くなるという不具合がある。
に鑑み、液晶ディスプレイの使用時に、LEDの電源が
電池である場合にはその電池の消耗を低減できる上に、
液晶パネルの表示品質を向上させるようにした液晶ディ
スプレイのバックライト制御装置を提供することにあ
る。また、本発明の第2の目的は、液晶ディスプレイの
使用時に、LEDの電源のエネルギーを効率よく利用で
きる上に、液晶パネルの表示品質の向上を図るようにし
た液晶ディスプレイのバックライト制御装置を提供する
ことにある。
スプレイの使用時に、周囲の明るさの差異や使用温度の
差異にかかわず、液晶パネルの表示品質を向上できるよ
うにした液晶ディスプレイのバックライト制御装置を提
供することにある。
明の第1の目的を達成するために、請求項1〜請求項3
に記載の発明は、以下のように構成した。すなわち、請
求項1に記載の発明は、バックライトとしてLEDを備
えている透過型または透過反射型の液晶ディスプレイで
あって、電源回路と接続され前記LEDを駆動するLE
D駆動回路と、前記液晶ディスプレイの周囲の明るさを
検出し、この検出に応じて前記LEDの駆動電流を制御
する電流制御手段と、を備えたことを特徴とするもので
ある。
の液晶ディスプレイのバックライト制御装置において、
前記電流制御手段は、前記液晶ディスプレイの周囲の明
るさに応じた制御基準電圧を生成する制御基準電圧生成
回路と、前記LEDの駆動電流に応じた検出電圧と前記
制御基準生成回路の生成する前記制御基準電圧との差の
信号を生成する誤差増幅回路とを備え、前記電源回路
は、自己の出力電圧が前記誤差増幅回路の出力に応じて
変動するようになっていることを特徴とするものであ
る。
請求項2に記載の液晶ディスプレイのバックライト制御
装置において、前記制御基準電圧発生回路は、前記液晶
ディスプレイの周囲の明るさに応じた電流が流れ、その
電流を電圧に変換する電流−電圧変換回路と、この電流
−電圧変換回路の変換電圧を増幅する増幅回路と、この
増幅回路の出力電圧をサンプルホールドするサンプルホ
ールド回路と、を少なくとも備えたことを特徴とするも
のである。
3に記載の発明によれば、液晶ディスプレイの使用時
に、周囲の明るさ差異にかかわらず、バックライト用の
LEDに流れる電流を最適化できる。このため、LED
の電源が電池である場合にはその電池の消耗を低減でき
る上に、液晶パネルの表示品質が向上する。次に、第2
の目的を達成するために、請求項4および請求項5に記
載の発明は、以下のように構成した。
クライトとしてLEDを備えている透過型または透過反
射型の液晶ディスプレイであって、電源回路と接続され
前記LEDを駆動するLED駆動回路と、前記LEDの
発光輝度の温度依存性を補償するために、その発光輝度
の温度特性に応じた制御基準電圧を生成する制御基準電
圧生成回路と、この制御基準電圧生成回路の制御基準電
圧を所定電流に変換する電圧−電流変換回路とを備え、
前記LED駆動回路は、前記電圧−電流変換回路が変換
する所定電流に従う駆動電流によりLEDを駆動するよ
うになっていることを特徴とするものである。
の液晶ディスプレイのバックライト制御装置において、
前記制御基準電圧生成回路は、バントギャップリファレ
ンス回路からなることを特徴とするものである。このよ
うな構成からなる請求項4および請求項5に記載の発明
によれば、液晶ディスプレイの使用時に、周囲の温度の
差異にかかわらず、バックライト用のLEDの発光効率
を最適化できる。このため、LEDの駆動電源のエネル
ギーを効率よく利用できる上に、液晶パネルの表示品質
が向上する。
項6〜請求項15に記載の発明は、以下のように構成し
た。すなわち、請求項6に記載の発明は、バックライト
としてLEDを備えている透過型または透過反射型の液
晶ディスプレイであって、電源回路と接続され前記LE
Dを駆動するLED駆動回路と、前記液晶ディスプレイ
の周囲の明るさを検出し、この検出に応じて前記LED
の駆動電流を制御する第1の電流制御手段と、前記LE
Dの発光輝度の温度依存性を補償するために、その発光
輝度の温度特性に応じて、前記LEDの駆動電流を制御
する第2の電流制御手段と、を備えたことを特徴とする
ものである。
の液晶ディスプレイのバックライト制御装置において、
前記第1の電流制御手段は、前記液晶ディスプレイの周
囲の明るさに応じた第1の制御基準電圧を生成する第1
の制御基準電圧生成回路と、前記LEDの駆動電流に応
じて発生する検出電圧と前記第1の制御基準生成回路の
生成する前記制御基準電圧との差の信号を生成する誤差
増幅回路とを備え、前記電源回路は、自己の出力電圧が
前記誤差増幅回路の出力に応じて変動するようになって
いることを特徴とするものである。
請求項7に記載の液晶ディスプレイのバックライト制御
装置において、前記第2の電流制御手段は、前記LED
の発光輝度の温度依存性を補償するために、その発光輝
度の温度特性に応じた第2の制御基準電圧を生成する第
2の制御基準電圧生成回路と、この第2の制御基準電圧
生成回路の第2の制御基準電圧を所定電流に変換する電
圧−電流変換回路とを備え、前記LED駆動回路は、前
記電圧−電流変換回路が変換する所定電流に従う駆動電
流によりLEDを駆動するようになっていることを特徴
とするものである。
請求項8に記載の液晶ディスプレイのバックライト制御
装置において、前記第1の制御基準電圧発生回路は、前
記液晶ディスプレイの周囲の明るさに応じた電流が流
れ、その電流を電圧に変換する電流−電圧変換回路と、
この電流−電圧変換回路の変換電圧を増幅する増幅回路
と、この増幅回路の出力電圧をサンプルホールドするサ
ンプルホールド回路と、を少なくとも備えたことを特徴
とするものである。
は請求項9に記載の液晶ディスプレイのバックライト制
御装置において、前記第2の制御基準電圧生成回路は、
バントギャップリファレンス回路からなることを特徴と
するものである。請求項11に記載の発明は、バックラ
イトとしてLEDを備えている透過型または透過反射型
の液晶ディスプレイであって、電源回路と接続され前記
LEDを駆動するLED駆動回路と、前記液晶ディスプ
レイの周囲の明るさに応じるとともに、前記LEDの発
光輝度の温度依存性を補償するために、その発光輝度の
温度特性に応じた制御基準電圧を生成する制御基準電圧
生成回路と、前記LEDの駆動電流に応じて発生する検
出電圧と前記制御基準生成回路の生成する前記制御基準
電圧との差の信号を生成する誤差増幅回路と、前記制御
基準電圧を所定の電流に変換する電圧ー電流変換回路と
を備え、前記電源回路は、自己の出力電圧が前記誤差増
幅回路の出力に応じて変動するようになっており、前記
LED駆動回路は、前記電圧−電流変換回路が変換する
所定電流に従う駆動電流によりLEDを駆動するように
なっていることを特徴とするものである。
記載の液晶ディスプレイのバックライト制御装置におい
て、前記制御基準電圧発生回路は、前記液晶ディスプレ
イの周囲の明るさに応じた電流が流れ、その電流を電圧
に変換する電流−電圧変換回路と、この電流−電圧変換
回路の変換電圧を増幅する増幅回路と、この増幅回路の
出力電圧をサンプルホールドするサンプルホールド回路
と、温度に依存する基準電圧を生成するバンドギャップ
リファレンス回路と、から少なくとも構成され、前記電
流−電圧変換回路、前記増幅回路、および前記サンプル
ホールド回路は、前記バンドギャップリファレンス回路
で生成される基準電圧に応じてその各出力が変化するよ
うになっていることを特徴とするものである。
としてLEDを備えている透過型または透過反射型の液
晶ディスプレイであって、電源回路と接続され、複数の
LEDをそれぞれ駆動する複数のLED駆動回路と、前
記液晶ディスプレイの周囲の明るさに応じるとともに、
前記各LEDの発光輝度の温度依存性を補償するため
に、その発光輝度の温度特性に応じた制御基準電圧を生
成する制御基準電圧生成回路と、前記制御基準電圧生成
回路の生成する制御基準電圧を低レベルに変換して出力
する制御基準電圧レベル変換回路と、前記各LED駆動
回路における各LEDの各駆動電流に応じて発生する各
検出電圧と前記制御基準電圧レベル変換回路で変換され
た御基準電圧との差の信号を生成する誤差増幅回路と、
前記制御基準電圧レベル変換回路で変換された制御基準
電圧を所定電流に変換し、この所定電流になるように、
各LED駆動回路における各LEDの各駆動電流をそれ
ぞれ制御する複数の電流制御回路と、を備え、前記電源
回路は、自己の出力電圧が前記誤差増幅回路の出力に応
じて変動するようになっていることを特徴とするもので
ある。
記載の液晶ディスプレイのバックライト制御装置におい
て、前記制御基準電圧発生回路は、前記液晶ディスプレ
イの周囲の明るさに応じた電流が流れ、その電流を電圧
に変換する電流−電圧変換回路と、この電流−電圧変換
回路の変換電圧を増幅する増幅回路と、この増幅回路の
出力電圧をサンプルホールドするサンプルホールド回路
と、温度に依存する基準電圧を生成するバンドギャップ
リファレンス回路と、から少なくとも構成され、前記電
流−電圧変換回路、前記増幅回路、および前記サンプル
ホールド回路は、前記バンドギャップリファレンス回路
で生成される基準電圧に応じてその各出力が変化するよ
うになっていることを特徴とするものである。
たは請求項14に記載の液晶ディスプレイのバックライ
ト制御装置において、前記複数のLED駆動回路におけ
る各LEDは、さらに、位相の異なる各駆動信号により
順次駆動されるようになっていることを特徴とするもの
である。このような構成からなる請求項6〜請求項15
に記載の発明によれば、液晶ディスプレイの使用時に、
周囲の明るさの差異や使用温度の差異にかかわず、液晶
パネルの表示品質を向上できる。
D駆動信号により点灯制御するような場合には、LED
駆動時の変換効率を高くすることができ、電源回路のL
EDの駆動電流を平均化できる。
て、図面を参照して説明する。本発明の液晶ディスプレ
イのバックライト制御装置の第1実施形態の構成につい
て、図1を参照して説明する。この第1実施形態は、透
過型または透過反射型の液晶ディスプレイにおいて、そ
の液晶パネル(図示せず)の背面側にバックライトとし
て配置されるLED(発光ダイオード)の発光光量を、
液晶パネルの周囲の明るさに応じて制御するとともに、
LEDの使用温度が変化してもその発光光量が所定値に
なるように制御するようにしたものである。
示すように、LED駆動回路1と、制御基準電圧生成回
路2と、誤差増幅回路(エラーアンプ)3と、電源回路
4と、バンドギャップリファレンス回路5と、電圧−電
流変換回路6とを備え、電源回路4は電池や定電圧源な
どの電源7と接続されるようになっている。ここで、制
御基準電圧生成回路2、誤差増幅回路3などが第1の電
流制御手段を構成する。また、バンドギャップリファレ
ンス回路5、電圧−電流変換回路6などが第2の電流制
御手段を構成する。
LED8に駆動電流を流してLED8を発光するように
なっている。このため、LED駆動回路1は、P型のM
OSトランジスタQ1、LED8、および抵抗R1を直
列に接続した回路からなり、その一端が電源回路4出力
ラインに接続されるとともにその他端が接地されてい
る。制御基準電圧生成回路2は、液晶パネルの周囲の明
るさの程度に応じた制御基準電圧Vref1を生成して
出力する回路であり、受光ダイオード9などを利用して
実現するようにしている。ここでは、可視光センサーと
して受光ダイオードを用いたが、受光ダイオードに変え
て他の受光素子、例えばフォトコンダクタ、フォトトラ
ンジスタを用いても良い。なお、用いる受光素子は可視
光の感度が高いものを使用する。また、紫外光、赤外光
の感度が低いものが望ましいが、紫外光または赤外光の
透過防止フィルタを受光素子の受光面に設ける構成とし
ても良い。
4および図5に示すように、後述の制御基準電圧生成回
路2Aと同様に構成可能である。しかし、その構成中の
バンドギャップリファレンス回路15を、所定の基準電
圧を発生できる基準電圧発生回路に置き換えることがで
きる。誤差増幅回路3は、LED駆動回路1の抵抗R1
の両端に発生する検出電圧V1を、制御基準電圧生成回
路2の生成する制御基準電圧Vref1と比較し、その
検出電圧V1が制御基準電圧Vref1に一致するよう
に、電源回路4が供給する定電流を制御するための制御
信号を出力する回路である。
のDC−DCコンバータからなり、入力電圧に応じて昇
圧する倍率を可変にして電源7の電圧を最適な電圧に昇
圧し、これを出力電圧Voutとして取り出すようにな
っている。また、この電源回路4は、誤差増幅回路3か
らの出力に基づき、抵抗R1の両端に発生する検出電圧
V1が制御基準電圧Vref1に一致するように、その
出力電圧Voutを制御するようになっている。
ED8における発光輝度の温度依存性を補償するため
に、LED8の温度特性に応じた制御基準電圧Vref
2を生成する回路であり、例えば図2に示すような回路
からなる。電圧−電流変換回路6は、バンドギャップリ
ファレンス回路5が生成する制御基準電圧Vref2
を、所定の定電流に変換する回路であり、その定電流を
可変自在な定電流源として機能するものである。
図1に示すように、P型のMOSトランジスタQ2、抵
抗R2、およびオペアンプ(演算増幅器)OP11から
なり、オペアンプOP11の−入力端子に印加される制
御基準電圧Vref2と、MOSトランジスタQ2と抵
抗R2の共通接続部の電位V2が等しいことを利用し、
定電流I=Vref2/R2を生成するものである。さ
らに詳述すると、MOSトランジスタQ2と抵抗R2と
が、電源回路4の出力ラインとアースとの間に直列に接
続されている。オペアンプOP11は、その−入力端子
にバンドギャップリファレンス回路5からの制御基準電
圧Vref2が印加され、その+入力端子がMOSトラ
ンジスタQ2のソース/ドレインと抵抗R2の共通接続
部に接続されている。
MOSトランジスタQ2のゲートに接続されている。さ
らに、MOSトランジスタQ2のゲートは、LED駆動
回路1を構成するMOSトランジスタQ1のゲートに接
続されている。このようにMOSトランジスタQ2とM
OSトランジスタQ1とは、カレントミラーの関係にあ
るので、MOSトランジスタQ1に流れる電流は、MO
SトランジスタQ2に流れる定電流Iに従うことにな
る。
ンス回路5の具体的な構成について、図5を参照して説
明する。このバンドギャップリファレンス回路5は、図
2に示すように、オペアンプQ21と、抵抗R31〜R
33と、PNP型のトランジスタQ11、Q12とから
なるものである。さらに詳述すると、抵抗R31とトラ
ンジスタQ11とが直列に接続され、抵抗R31の一端
がオペアンプOP21の出力端子に接続されている。ト
ランジスタQ11のコレクタとベースとが、電源VSS
のラインに接続されている。抵抗R31とトランジスタ
Q11の共通接続部は、オペアンプOP21の+入力端
子に接続されている。
ランジスタQ12が直列に接続され、抵抗R32の一端
がオペアンプOP21の出力端子に接続されている。ト
ランジスタQ12のコレクタとベースとが、電源VSS
のラインに接続されている。抵抗R33とトランジスタ
Q12の共通接続部は、オペアンプOP21の−入力端
子に接続されている。そして、オペアンプOP21の出
力端子から制御基準電圧Vref2を取り出すようにな
っている。
ファレンス回路では、オペアンプOP21から出力され
る制御基準電圧Vref2は、(1)式のようになる。 Vref2=Vbe1+〔1+(R32/R33)〕×(kT/q)×lnN ・・・・(1) ここで、Vbe1は、トランジスタQ11のベース・エ
ミッタ間の順方向電圧である。また、kはボルツマン定
数、Tは絶対温度、qは電子の電荷、Nはトランジスタ
の個数(この場合は2)である。
P21から出力される制御基準電圧Vref2は、温度
依存性がある。このため、抵抗R31、R32の各抵抗
値を変えることにより、LED8における発光輝度の温
度依存性の補償に利用できることがわかる。次に、この
ように構成される第1実施形態の動作の一例について、
図面を参照して説明する。
のMOSトランジスタQ2と、LED駆動回路1のMO
SトランジスタQ1とはカレントミラーを構成するの
で、MOSトランジスタQ2に流れる定電流Iに従う定
電流が、MOSトランジスタQ1に流れる。このため、
LED8は、その定電流により駆動される。この第1実
施形態では、LED8の発光光量を、液晶パネルの周囲
の明るさに応じて制御するとともに、これに併せてLE
D8の使用温度が変化してもその発光光量が所定値にな
るように制御する。このため、先に前者の制御について
説明し、後に後者の制御について説明する。
路2が、液晶パネル(図示せず)の周囲の明るさの程度
に応じた制御基準電圧Vref1を生成して出力する。
例えば、液晶ディスプレイが透過反射型の場合には、液
晶パネルの周囲が通常の場合よりも明るければ制御基準
電圧Vref1は通常の電圧よりも低くなり、逆に、そ
の周囲が通常よりも暗ければ制御基準電圧Vref1は
通常の電圧よりも高くなる。なお、反射型液晶ディスプ
レイのフロントライトにおいても、制御基準電圧Vre
f1を利用することができる。この場合、透過反射型液
晶ディスプレイと同様に、液晶パネルの周囲が通常の場
合よりも明るければ制御基準電圧Vref1は通常の電
圧よりも低くなり、逆に、その周囲が通常よりも暗けれ
ば制御基準電圧Vref1は通常の電圧より高くなる。
よりも明るい場合には、制御基準電圧Vref1が通常
の電圧よりも低くなり、これが誤差増幅回路3に入力さ
れる。誤差増幅回路3は、LED8と抵抗R1の共通接
続点の検出電圧V1をその制御基準電圧Vref1と比
較し、その検出電圧V1が制御基準電圧Vref1に一
致するように、電源回路4が供給する定電流を減少させ
るための制御信号を出力する。
づき、その検出電圧V1が通常の電圧よりも低い制御基
準電圧Vref1になるように、自己の出力電圧Vou
tを低下させる。この結果、その検出電圧V1は、通常
よりも低い制御基準電圧Vref1になり、LED8に
流れる電流が通常よりも減少するので、LED8の発光
光量は通常の場合よりも減少する。一方、いま、液晶パ
ネルの周囲が通常の場合よりも暗い場合には、制御基準
電圧Vref1が通常の電圧よりも高くなり、これが誤
差増幅回路3に入力される。誤差増幅回路3は、LED
8と抵抗R1の共通接続点の検出電圧V1をその制御基
準電圧Vref1と比較し、その検出電圧V1が制御基
準電圧Vref1に一致するように、電源回路4が供給
する定電流を増加させるための制御信号を出力する。
づき、その検出電圧V1が通常の電圧よりも高い制御基
準電圧Vref1になるように、自己の出力電圧Vou
tを上昇させる。この結果、その検出電圧V1は、通常
の電圧よりも高い制御基準電圧Vref1になり、LE
D8に流れる電流が通常の場合よりも増加するので、L
ED8の発光光量は通常よりも増加する。次に、LED
8の使用温度が変化してもその発光光量が所定値になる
ような制御について、以下に説明する。
ED8における発光輝度の温度依存性を補償するため
に、LED8の使用温度に応じて、例えば(1)式に示
すような制御基準電圧Vref2を生成し、これがオペ
アンプOP11の−入力端子に入力される。例えば、液
晶パネルが使用される周囲温度、すなわちLED8の使
用温度が通常の温度よりも高くなると、LED8の発光
効率が低下するので、この補償を行うために制御基準電
圧Vref2は通常の電圧よりも高くなる。逆に、LE
D8の使用温度が通常よりも低くなると、LED8の発
光効率が増加するので、この補償を行うために制御基準
電圧Vref2は通常の電圧よりも低くなる。
りも高い場合には、制御基準電圧Vref2が通常の電
圧よりも高くなり、電圧−電流変換回路6のオペアンプ
OP11は、MOSトランジスタQ2と抵抗R2の共通
接続点の電位V2を、その高くなった電位となるように
上昇させる。このため、電圧−電流変換回路6の抵抗R
2に流れる電流I=Vref2/R2が増加し、温度の
上昇による電流の減少分を補償する。この増加に伴い、
LED駆動回路1のLED8に流れる駆動電流が増加
し、このときのLED発光輝度は、LED8の使用温度
が通常の温度で使用する場合と同様になる。
度よりも高くなっても、その発光光量を通常の温度の場
合と同様に確保できる。一方、LED8の使用温度が通
常の温度よりも低い場合には、制御基準電圧Vref2
が通常の電圧よりも低くなり、電圧−電流変換回路6の
オペアンプOP11は、MOSトランジスタQ2と抵抗
R2の共通接続点の電位V2を、その低くなった電位と
なるように低下させる。
2に流れる電流Iが減少し、温度の低下による電流の減
少分を補償する。この減少に伴い、LED駆動回路1の
LED8に流れる駆動電流が減少し、このときのLED
発光輝度は、LED8の使用温度が通常の温度で使用す
る場合と同様になる。従って、LED8は、使用温度が
通常の温度よりも低くなっても、その発光光量を通常の
温度の場合と同様に確保できる。
は、液晶ディスプレイの使用時に、周囲の明るさに応じ
て、バックライト用のLEDに流れる電流の最適化を図
るようにした。このため、LEDの電源が、電池である
場合にはその電池の消耗を低減できる上に、液晶パネル
の表示品質の向上を図ることができる。なお、LEDの
許容順電流は温度低減特性を有しているので使用条件と
して許容順電流範囲内で使用する必要がある。
プレイの使用時に、周囲の温度に応じて、バックライト
用のLEDに流れる電流の最適化を図るようにした。こ
のため、LEDの駆動電源のエネルギーを効率よく利用
できる上に、液晶パネルの品質表示の向上を図ることが
できる。なお、第1実施形態では、バックライト用のL
EDが1つの場合について説明したが、そのLEDが複
数の場合には、LED駆動回路を複数備えることによ
り、その各LEDを、図1に示すLED8のようにその
光量の制御をすることができる。
ライト制御装置の第2実施形態の構成について、図3を
参照して説明する。この第2実施形態は、第1実施形態
と同様に、透過型または透過反射型の液晶ディスプレイ
において、その液晶パネルの背面側にバックライトとし
て配置されるLEDの発光光量を、液晶パネルの周囲の
明るさ、およびLEDの使用温度に応じて制御するよう
にしたものである。
すように、LED駆動回路1と、制御基準電圧生成回路
2Aと、誤差増幅回路(エラーアンプ)3Aと、電源回
路4と、電圧−電流変換回路6Aと、を少なくとも備
え、電源回路4が電源7と接続されるようになってい
る。さらに詳述すると、この第2実施形態は、図1のバ
ンドギャップリファレンス回路5を省略するとともに、
図1の制御基準電圧生成回路2を図3に示すように制御
基準電圧生成回路2Aに置き換えたものである。
プレイの周囲の明るさに応じるとともに、LED8の発
光輝度の温度依存性を補償するために、その発光輝度の
温度特性に応じた制御基準電圧Vrefを生成するよう
になっている。そして、その制御基準電圧Vrefは、
誤差増幅回路3Aの−入力端子に供給されると同時に、
電圧−電流変換回路6AのオペアンプOP11の−入力
端子に供給されるようになっている。
抵抗R1の両端に発生する検出電圧V1を、制御基準電
圧生成回路2の生成する制御基準電圧Vrefと比較
し、その検出電圧V1が制御基準電圧Vrefに一致す
るように、電源回路4が供給する定電圧を制御する信号
を出力する回路である。電圧−電流変換回路6Aは、制
御基準電圧生成回路2Aが生成する制御基準電圧Vre
fを、所定の定電流に変換する回路であり、その定電流
を可変自在な定電流源として機能するものである。この
電圧−電流変換回路6Aは、図1に示す電圧−電流変換
回路6と基本的に同様に構成される。
は、図1に示す第1実施形態の構成と共通する。このた
め、その共通部分の構成要素には同一符号を付し、その
構成の異なる部分について以下に詳述する。次に、図3
に示す制御基準電圧生成回路2Aの具体的な構成につい
て、図4を参照して説明する。この制御基準電圧生成回
路2Aは、図4に示すように、電流−電圧変換回路11
と、電圧増幅回路12と、サンプルホールド回路13
と、フィルタ回路14と、バンドギャップリファレンス
回路15とを備え、電流−電圧変換回路11、電圧増幅
回路12、およびサンプルホールド回路13は、バンド
ギャップリファレンス回路15で生成される基準電圧V
Rに応じてその各出力が変化するようになっている。
周囲の明るさに応じた電流が受光ダイオード9に流れ、
その電流を交流的な電圧に変換する回路であり、その明
るさの大小によりその変換電圧が変化する。電圧増幅回
路12は、その電流−電圧変換回路11からの交流的な
変換電圧を増幅して出力する回路である。サンプルホー
ルド回路13は、電圧増幅回路12の出力電圧をある時
点で取り込み一定時間保持する、すなわち、その出力電
圧をサンプルホールドする回路である。このサンプルホ
ールド回路13は、電圧増幅回路12の出力電圧が変化
する場合に、その出力変化に適切に対応させて適正な出
力電圧を得るためのものである。
路13の出力を平滑化して出力する回路である。バンド
ギャップリファレンス回路15は、LED8の発光輝度
の温度依存性を補償するために、その発光輝度の温度特
性に応じた基準電圧VRを生成する回路であり、例えば
図2に示すような構成からなる。このバンドギャップリ
ファレンス回路15で生成された基準電圧VRは、電流
−電圧変換回路11、電圧増幅回路12、およびサンプ
ルホールド回路13のバイアス電圧として供給される。
このため、電圧増幅回路12の出力は、その基準電圧V
Rの変動により変化する。従って、フィルタ回路14か
ら出力される制御基準電圧Vrefは、液晶ディスプレ
イの周囲の明るさに応じるとともに、LED8の発光輝
度の温度依存性を補償可能なものとなる。
Aの各部の具体的な回路構成について、図5を参照して
説明する。電流−電圧変換回路11は、図5に示すよう
に、オペアンプ(演算増幅器)OP1、抵抗R11、コ
ンデンサC1、およびトランジスタT1、T2から構成
され、液晶パネルの周囲の明るさに応じて交流的な電圧
を発生するようになっている。
子には、バンドギャップリファレンス回路15からの基
準電圧VRが印加されるようになっている。また、オペ
アンプOP1の−入力端子は、トランジスタT1を介し
て受光ダイオード9のアノードに接続されている。さら
に、オペアンプOP1の−入力端子と+入力端子との間
に、その両端を短絡するトランジスタT2が接続されて
いる。また、オペアンプOP1の−入力端子と出力端子
との間には、抵抗R11とコンデンサC1とを並列接続
した並列回路が接続されている。
らの制御信号S1によりそのオンオフ制御され、制御信
号S2がHレベルのときにオンするようになっている。
また、トランジスタT2は、位相調整回路16からの制
御信号S2によりそのオンオフ制御され、制御信号S2
がLレベルのときにオンするようになっている(図6参
照)。電圧増幅回路12は、図5に示すように、オペア
ンプOP2、OP3、コンデンサC2〜C4、および抵
抗R12〜R15から構成され、電流−電圧変換回路1
1からの交流出力電圧を増幅する回路であり、オペアン
プが2段の増幅回路からなる。
力端子にバンドギャップリファレンス回路15からの基
準電圧VRが印加され、その−入力端子が直流分のカッ
ト用のコンデンサC2と抵抗R12を介して前段のオペ
アンプOP1の出力端子と接続されている。また、オペ
アンプOP2の−入力端子と出力端子との間には、抵抗
R13とコンデンサC3とを並列接続した並列回路が接
続されている。オペアンプOP3は、その+入力端子に
バンドギャップリファレンス回路15からの基準電圧V
Rが印加され、その−入力端子が抵抗R14を介して前
段のオペアンプOP2の出力端子と接続されている。ま
た、オペアンプOP3の−入力端子と出力端子との間に
は、抵抗R15とコンデンサC4とを並列接続した並列
回路が接続されている。
に変更して対数電圧増幅回路や、R13をダイオードに
しコンデンサC2をR14の前に配置した対数電圧増幅
回路にしても良い。リニア増幅に代え対数増幅とするこ
とにより、人間の視覚特性に近づくからである。電圧増
幅回路12は、上記のようにオペアンプが2段からなる
が、オペアンプを3段にするようにしても良い。これ
は、透過型または透過反射型の液晶ディスプレイにおい
て、その液晶パネルの特性に応じてフィルタ回路14か
ら出力される制御基準電圧Vrefの位相を変化する必
要があるからである。
ように、オペアンプOP4、OP5、スイッチとして使
用するトランジスタT3、およびコンデンサC5から構
成される。すなわち、オペアンプOP4は、その+入力
端子が前段のオペアンプOP3の出力端子に接続され、
その−入力端子とその出力端子とが直接接続されてい
る。また、オペアンプOP4の出力端子は、トランジス
タT3を介してオペアンプOP5の+入力端子に接続さ
れ、その+入力端子はコンデンサC5を介して接地され
ている。さらに、オペアンプOP5の−入力端子と出力
端子とは直接接続されている。
らの制御信号S3によりそのオンオフ制御され、制御信
号S3がHレベルのときにオンするようになっている
(図6参照)。フィルタ回路14は、抵抗R16、およ
びコンデンサC6から構成される。すなわち、抵抗R1
6は、その一端がオペアンプOP5の出力端子に接続さ
れ、その他端がコンデンサC6の一端に接続されてい
る。またコンデンサC6の他端は接地され、コンデンサ
C6と抵抗R16の共通接続部から制御基準電圧Vre
fを取り出すようになっている。
の動作の一例について、図面を参照して説明する。図3
に示すように、電圧−電流変換回路6AのMOSトラン
ジスタQ2と、LED駆動回路1のMOSトランジスタ
Q1とはカレントミラーを構成するので、MOSトラン
ジスタQ2に流れる定電流Iに従う定電流が、MOSト
ランジスタQ1に流れる。このため、LED8は、その
定電流により駆動される。
プレイの周囲の明るさに応じるとともに、LED8の発
光輝度の温度依存性を補償するために、その発光輝度の
温度特性に応じた制御基準電圧Vrefを生成する。誤
差増幅回路3Aは、抵抗R1の両端に発生する検出電圧
V1をその制御基準電圧Vrefと比較し、その検出電
圧V1が制御基準電圧Vrefに一致するように、電源
回路4が供給する定電流を制御するための信号を出力す
る。
基づき、その検出電圧V1が制御基準電圧Vrefに一
致するように、自己の出力電圧Voutを上昇または低
下させる。この出力電圧Voutの変化により、LED
8に流れる電流が増加または減少して、LED8の発光
光量が制御される。一方、制御基準電圧生成回路2Aの
生成する制御基準電圧Vrefは、電圧−電流変換回路
6AのオペアンプOP11の−入力端子に供給されてい
る。その制御基準電圧Vrefは、MOSトランジスタ
Q2に流れる定電流I、すなわち、抵抗R2に流れる定
電流I=Vref/R2を規定する。
電圧Vrefの変動に従って変動し、定電流Iの変動は
MOSトランジスタQ1に流れる電流を変動させる。こ
の結果、LED8に流れる電流が増加または減少して、
LED8の発光光量が制御される。次に、図5に示す制
御基準電圧生成回路2Aの動作の概要について、図5お
よび図6を参照して説明する。
調整回路S1からの制御信号S1が図6(A)に示すよ
うにHレベルになると、トランジスタT2がオフとな
る。その後、図6(B)に示すように、制御信号S2が
Hレベルとなると、トランジスタT1がオンとなる。さ
らに、図6(C)に示すように、制御信号S3がHレベ
ルとなると、トランジスタT3がオンとなる。そして、
制御信号S1〜S3は、所定の周期でその立ち上がりと
立ち下がりとを繰り返すようになっている。
流は、オペアンプOP1で交流電圧に変換される。この
変換された交流電圧の交流信号電圧成分は、オペアンプ
OP2、OP3で電圧増幅されてサンプルホールド回路
13に出力される。サンプルホールド回路13では、ト
ランジスタT3のオンオフ動作に応じてサンプルホール
ド動作が行われ、その出力がフィルタ回路14で平滑化
される。その結果、フィルタ回路14からは、図5に示
すような制御基準電圧Vrefが取り出される。
よれば、液晶ディスプレイの使用時に、周囲の明るさと
使用温度の応じてLEDの発光光量を制御するようにし
た。このため、周囲の明るさの差異や使用温度の差異に
かかわず、液晶パネルの表示品質を向上できる。次に、
本発明の液晶ディスプレイのバックライト制御装置の第
3実施形態の構成について、図7を参照して説明する。
同様に、透過型または透過反射型の液晶ディスプレイに
おいて、その液晶パネルの背面側にバックライトとして
配置されるLEDの発光光量を、液晶パネルの周囲の明
るさ、およびLEDの使用温度に応じて制御するように
したものであるが、複数のLEDを発光制御できるよう
にした点が異なるものである。このため、この第3実施
形態は、図7に示すように、複数のLED駆動制御部2
1〜24と、制御基準電圧生成回路2Aと、誤差増幅回
路3Bと、電源回路4と、制御基準電圧レベル変換回路
25と、LED駆動信号発生回路26と、セレクトスイ
ッチ27と、を少なくとも備えている。
成されるので、LED駆動制御部21の構成について説
明する。LED駆動制御部21は、図7に示すように、
LED33を駆動するLED駆動回路31と、LED3
3の駆動電流を制御する電流制御回路32とから構成さ
れている。LED駆動回路31は、LED33、MOS
トランジスタQ21、および抵抗R41を直列に接続し
た回路からなり、その一端が電源回路4の出力ラインに
接続されるとともにその他端が接地されている。
とアースとの間には、LED駆動信号発生回路26から
のLED駆動信号S11によりオンオフ制御されるMO
SトランジスタQ22が接続されている。すなわち、M
OSトランジスタQ22のオンオフ制御により、MOS
トランジスタQ21がオンオフ制御されるようになって
いる。電流制御回路32は、制御基準電圧レベル変換回
路25でレベル変換された制御基準電圧Vref’に基
づき、LED33に流れる定電流を制御する回路であ
る。
に示すように、オペアンプOP31などから構成され
る。そのオペアンプOP31は、その+入力端子に制御
基準電圧Vref’が印加され、その−入力端子にMO
SトランジスタQ21と抵抗R41の共通接続部の電位
V3が印加されている。また、オペアンプOP31の出
力端子は、MOSトランジスタQ21のゲートに接続さ
れている。このような構成により、オペアンプOP31
の+入力端子の制御基準電圧Vref’が、MOSトラ
ンジスタQ21と抵抗R41の共通接続部の電位V3に
等しくなるので、LED33に流れる定電流I’は、
I’=Vref’/R41に制御される。
プレイの周囲の明るさに応じるとともに、LED33の
発光輝度の温度依存性を補償するために、その発光輝度
の温度特性に応じた制御基準電圧Vrefを生成するよ
うになっている。この制御基準電圧生成回路2Aは、具
体的には、例えば図4および図5に示すように構成され
る。誤差増幅回路3Bは、LED駆動制御部21〜24
における各LED駆動回路31の各抵抗R41の両端に
発生する各電圧V3を、セレクトスイッチ27を介して
選択的に入力するようになっている。
的に入力した各電圧V3を、制御基準電圧生成回路2A
の制御基準電圧Vref’と比較し、その検出電圧V3
が制御基準電圧Vref’に一致するように、電源回路
4が供給する定電流を制御するための制御信号を出力す
る回路である。電源回路4は、誤差増幅回路3Bからの
出力に基づき、LED駆動制御部21〜24の各抵抗4
1の両端に発生する検出電圧V2が制御基準電圧Vre
f’に一致するように、その出力電圧Voutが制御で
きるようになっている。
基準電圧生成回路2Aで生成される制御基準電圧Vre
fを、低レベルの制御基準電圧vref’に変換する回
路である。この変換された制御基準電圧Vref’は、
電圧−電流変換回路32のオペアンプOP31の+入力
端子と、誤差増幅回路3Bの−入力端子にそれぞれ供給
されるようになっている。さらに詳述すると、この制御
基準電圧レベル変換回路25は、図7に示すように、オ
ペアンプOP32、MOSトランジスタQ23、および
抵抗R42、R43から構成される。
制御基準電圧生成回路2Aで生成される制御基準電圧V
refに印加され、その−入力端子は出力端子に接続さ
れている。また.オペアンプOP32の出力端子は、M
OSトランジスタQ23のゲートに接続されるととも
に、抵抗R42を介して接地されている。MOSトラン
ジスタQ23は、そのソースが電源回路4の出力ライン
に接続され、そのドレインが抵抗R43を介して接地さ
れている。MOSトランジスタQ23のドレインと抵抗
R43の共通接続部は、誤差増幅回路3Bの−入力端子
に接続されるとともに、LED駆動制御部21〜24の
各オペアンプOP31の+入力端子に接続されるように
なっている。
動制御部21〜24の各MOSトランジスタQ22のオ
ンオフ制御をするとともに、各オペアンプOP31の出
力を制御するLED駆動信号S11〜S14を発生する
回路である。具体的には、図8または図9に示すような
LED駆動信号S11〜S14を生成する。次に、この
ように構成される第3実施形態の動作の一例について、
図7〜図9を参照して説明する。
プレイの周囲の明るさに応じるとともに、LED33の
発光輝度の温度依存性を補償するために、その発光輝度
の温度特性に応じた制御基準電圧Vrefを生成し、こ
れを制御基準電圧レベル変換回路25に出力する。これ
により、制御基準電圧生成回路2Aで生成された制御基
準電圧Vrefは、制御基準電圧レベル変換回路25
で、低レベルの制御基準電圧Vref’に変換される。
この変換された制御基準電圧Vref’は、LED駆動
制御部21〜24の各オペアンプOP31の+入力端子
に供給されると同時に、誤差増幅回路3Bの−入力端子
に供給される。
ランジスタQ21に流れる定電流I’、すなわち、抵抗
R41に流れる定電流I’=Vref’/R41を規定
する。このため、その定電流I’は、その制御基準電圧
Vref’の変動に従って変動する。この結果、LED
33に流れる電流が増加または減少して、LED33の
発光光量が制御される。一方、LED駆動制御部21〜
24における各LED駆動回路31の各抵抗R41の両
端に発生する各電圧V3は、セレクトスイッチ27を介
して選択的に誤差増幅回路3Bに入力される。
力された各電圧V3を、制御基準電圧生成回路2Aの制
御基準電圧Vref’と比較し、その検出電圧V3が制
御基準電圧Vref’に一致するように、電源回路4が
供給する定電圧を制御するための制御信号を出力する。
この結果、電源回路4は、誤差増幅回路3Bの出力に基
づき、その各検出電圧V3が制御基準電圧Vref’に
一致するように、自己の出力電圧Voutを上昇または
低下させる。この出力電圧Voutの変化により、LE
D駆動制御部21〜24の各LED33に流れる駆動電
流が増加または減少して、各LED33の発光光量が制
御される。
動制御部21〜24の各MOSトランジスタQ21が以
下のようにオンオフ制御されるので、これに伴い、各L
ED33の点灯が制御される。すなわち、LED駆動信
号発生回路26は、図8または図9に示すような位相
(動作タイミング)の異なるLED駆動信号S11〜S
14を発生し、これがLED駆動制御部21〜24の各
MOSトランジスタQ22のゲートに供給されている。
がHレベルのときには、OP31の出力はハイインピー
ダンスとなりMOSトランジスタQ22のオンし、MO
SトランジスタQ21のゲートがLレベルになるので、
MOSトランジスタQ21はオフとなる。一方、LED
駆動信号S11〜S14がLレベルのときには、MOS
トランジスタQ22のオフし、MOSトランジスタQ2
1のゲートにOP31のオペアンプ出力が入力されるの
で、MOSトランジスタQ21はオンとなる。
に応じて、各MOSトランジスタQ21が順次オンする
とともに、この動作を繰り返す。このため、LED駆動
制御部21〜24の各LED33が順次点灯されるとと
もに、その点灯を繰り返すことになる。以上説明したよ
うに、この第3実施形態によれば、液晶ディスプレイの
使用時に、周囲の明るさと使用温度の応じてLEDの発
光光量を制御するようにした。このため、周囲の明るさ
の差異や使用温度の差異にかかわず、液晶パネルの表示
品質を向上できる。
EDを設けるようにし、この複数の各LEDを位相差の
異なるLED駆動信号により点灯するようにし、複数の
LEDを駆動する際の駆動電流を減らすようにした。実
施例はLED4灯式でLEDのオンデューティーが25%
(図8)と50%(図9)の例である。このため、電源
回路がDC/DCコンバータからなる場合に、その部分
での電圧降下分を少なくして電力損失を減少させ、これ
により電源変換効率を高くすることができる。さらに、
電源回路のLED駆動の電流を平均化できる。
ライト制御装置の第4実施形態の構成について、図10
を参照して説明する。この第4実施形態は、透過型また
は透過反射型の液晶ディスプレイにおいて、その液晶パ
ネル(図示せず)の背面側にバックライトとして配置さ
れるLEDの発光光量を、LEDの使用温度が変化して
も所定値になるように自動的に制御を行うようにしたも
のである。
に示すように、LED駆動回路1Aと、バンドギャップ
リファレンス回路5と、電圧−電流変換回路6とを備
え、電源回路4AによりLED駆動回路1Aおよび電圧
−電流変換回路6を動作させるようにしたものである。
LED駆動回路1Aは、図10に示すように、LED8
に駆動電流を流してLED8を発光するようになってい
る。このため、LED駆動回路1Aは、P型のMOSト
ランジスタQ1、LED8を直列に接続した回路からな
り、その一端が電源回路4Aの出力ラインに接続される
とともにその他端が接地されている。
ED8における発光輝度の温度依存性を補償するため
に、LED8の温度特性に応じた制御基準電圧Vref
2を生成する回路であり、例えば図2に示すような回路
からなる。電圧−電流変換回路6は、バンドギャップリ
ファレンス回路5が生成する制御基準電圧Vref2
を、所定の定電流に変換する回路であり、その定電流を
可変自在な定電流源として機能するものである。
図1に示す電圧−電流変換回路6と同様に構成される。
すなわち、オペアンプOP11の−入力端子に印加され
る制御基準電圧Vref2と、MOSトランジスタQ2
と抵抗R2の共通接続部の電位V2が等しいことを利用
し、定電流I=Vref2/R2を生成するものであ
る。また、MOSトランジスタQ2とMOSトランジス
タQ1とは、カレントミラーの関係にあるので、MOS
トランジスタQ1に流れる電流は、MOSトランジスタ
Q2に流れる定電流Iに従うようになっている。
式のDC−DCコンバータからなり、電源7の電圧を所
望の電圧に昇圧し、これを出力電圧Voutとして取り
出してLED駆動回路1Aおよび電圧−電流変換回路6
にそれぞれ供給するようになっている。このような構成
からなる第4実施形態の動作は、図1の第1実施形態に
おけるLED駆動回路1および電圧−電流変換回路6の
部分の動作と同様であり、その動作は説明済みである。
従って、第4実施形態の動作の説明は省略する。
晶ディスプレイの使用時に、周囲の温度に応じて、バッ
クライト用のLEDに流れる電流の最適化を図るように
した。このため、LEDの駆動電源のエネルギーを効率
よく利用できる上に、液晶パネルの品質表示の向上を図
ることができる。
液晶ディスプレイの使用時に、周囲の明るさ差異にかか
わらず、バックライト用のLEDに流れる電流を最適化
できる。このため、LEDの駆動電源が電池である場合
にはその電池の消耗を低減できる上に、液晶パネルの品
質表示が向上する。また本発明によれば、液晶ディスプ
レイの使用時に、周囲の温度の差異にかかわらず、バッ
クライト用のLEDの発光効率を最適化できる。このた
め、LEDの駆動電源のエネルギーを効率よく利用でき
る上に、液晶パネルの品質表示が向上する。
イの使用時に、周囲の明るさの差異や使用温度の差異に
かかわず、液晶パネルの表示品質を向上できる。さらに
また、本発明によれば、複数のLEDを位相差の異なる
LED駆動信号により点灯制御するようにした。このた
め、この場合には、LED駆動時の変換効率を高くする
ことができ、電源回路のLED駆動の電流を平均化でき
る。
る。
の具体的な構成を示す回路図である。
る。
構成を示すブロック図である。
構成を示す回路図である。
る制御信号の一例を示す波形図である。
る。
るLED駆動信号S11〜S14の一例を示す波形図で
ある。
るLED駆動信号S11〜S14の他の一例を示す波形
図である。
る。
Claims (15)
- 【請求項1】 バックライトとしてLEDを備えている
透過型または透過反射型の液晶ディスプレイであって、 電源回路と接続され前記LEDを駆動するLED駆動回
路と、 前記液晶ディスプレイの周囲の明るさを検出し、この検
出に応じて前記LEDの駆動電流を制御する電流制御手
段と、 を備えたことを特徴とする液晶ディスプレイのバックラ
イト制御装置。 - 【請求項2】 前記電流制御手段は、 前記液晶ディスプレイの周囲の明るさに応じた制御基準
電圧を生成する制御基準電圧生成回路と、 前記LEDの駆動電流に応じた検出電圧と前記制御基準
生成回路の生成する前記制御基準電圧との差の信号を生
成する誤差増幅回路とを備え、 前記電源回路は、自己の出力電圧が前記誤差増幅回路の
出力に応じて変動するようになっていることを特徴とす
る請求項1に記載の液晶ディスプレイのバックライト制
御装置。 - 【請求項3】 前記制御基準電圧発生回路は、 前記液晶ディスプレイの周囲の明るさに応じた電流が流
れ、その電流を電圧に変換する電流−電圧変換回路と、 この電流−電圧変換回路の変換電圧を増幅する増幅回路
と、 この増幅回路の出力電圧をサンプルホールドするサンプ
ルホールド回路と、 を少なくとも備えたことを特徴とする請求項1または請
求項2に記載の液晶ディスプレイのバックライト制御装
置。 - 【請求項4】 バックライトとしてLEDを備えている
透過型または透過反射型の液晶ディスプレイであって、 電源回路と接続され前記LEDを駆動するLED駆動回
路と、 前記LEDの発光輝度の温度依存性を補償するために、
その発光輝度の温度特性に応じた制御基準電圧を生成す
る制御基準電圧生成回路と、 この制御基準電圧生成回路の制御基準電圧を所定電流に
変換する電圧−電流変換回路とを備え、 前記LED駆動回路は、前記電圧−電流変換回路が変換
する所定電流に従う駆動電流によりLEDを駆動するよ
うになっていることを特徴とする液晶ディスプレイのバ
ックライト制御装置。 - 【請求項5】 前記制御基準電圧生成回路は、バントギ
ャップリファレンス回路からなることを特徴とする請求
項4に記載の液晶ディスプレイのバックライト制御装
置。 - 【請求項6】 バックライトとしてLEDを備えている
透過型または透過反射型の液晶ディスプレイであって、 電源回路と接続され前記LEDを駆動するLED駆動回
路と、 前記液晶ディスプレイの周囲の明るさを検出し、この検
出に応じて前記LEDの駆動電流を制御する第1の電流
制御手段と、 前記LEDの発光輝度の温度依存性を補償するために、
その発光輝度の温度特性に応じて、前記LEDの駆動電
流を制御する第2の電流制御手段と、 を備えたことを特徴とする液晶ディスプレイのバックラ
イト制御装置。 - 【請求項7】 前記第1の電流制御手段は、 前記液晶ディスプレイの周囲の明るさに応じた第1の制
御基準電圧を生成する第1の制御基準電圧生成回路と、 前記LEDの駆動電流に応じて発生する検出電圧と前記
第1の制御基準生成回路の生成する前記制御基準電圧と
の差の信号を生成する誤差増幅回路とを備え、 前記電源回路は、自己の出力電圧が前記誤差増幅回路の
出力に応じて変動するようになっていることを特徴とす
る請求項6に記載の液晶ディスプレイのバックライト制
御装置。 - 【請求項8】 前記第2の電流制御手段は、 前記LEDの発光輝度の温度依存性を補償するために、
その発光輝度の温度特性に応じた第2の制御基準電圧を
生成する第2の制御基準電圧生成回路と、 この第2の制御基準電圧生成回路の第2の制御基準電圧
を所定電流に変換する電圧−電流変換回路とを備え、 前記LED駆動回路は、前記電圧−電流変換回路が変換
する所定電流に従う駆動電流によりLEDを駆動するよ
うになっていることを特徴とする請求項6または請求項
7に記載の液晶ディスプレイのバックライト制御装置。 - 【請求項9】 前記第1の制御基準電圧発生回路は、 前記液晶ディスプレイの周囲の明るさに応じた電流が流
れ、その電流を電圧に変換する電流−電圧変換回路と、 この電流−電圧変換回路の変換電圧を増幅する増幅回路
と、 この増幅回路の出力電圧をサンプルホールドするサンプ
ルホールド回路と、 を少なくとも備えたことを特徴とする請求項7または請
求項8に記載の液晶ディスプレイのバックライト制御装
置。 - 【請求項10】 前記第2の制御基準電圧生成回路は、
バントギャップリファレンス回路からなることを特徴と
する請求項8または請求項9に記載の液晶ディスプレイ
のバックライト制御装置。 - 【請求項11】 バックライトとしてLEDを備えてい
る透過型または透過反射型の液晶ディスプレイであっ
て、 電源回路と接続され前記LEDを駆動するLED駆動回
路と、 前記液晶ディスプレイの周囲の明るさに応じるととも
に、前記LEDの発光輝度の温度依存性を補償するため
に、その発光輝度の温度特性に応じた制御基準電圧を生
成する制御基準電圧生成回路と、 前記LEDの駆動電流に応じて発生する検出電圧と前記
制御基準生成回路の生成する前記制御基準電圧との差の
信号を生成する誤差増幅回路と、 前記制御基準電圧を所定の電流に変換する電圧ー電流変
換回路とを備え、 前記電源回路は、自己の出力電圧が前記誤差増幅回路の
出力に応じて変動するようになっており、 前記LED駆動回路は、前記電圧−電流変換回路が変換
する所定電流に従う駆動電流によりLEDを駆動するよ
うになっていることを特徴とする液晶ディスプレイのバ
ックライト制御装置。 - 【請求項12】 前記制御基準電圧発生回路は、 前記液晶ディスプレイの周囲の明るさに応じた電流が流
れ、その電流を電圧に変換する電流−電圧変換回路と、 この電流−電圧変換回路の変換電圧を増幅する増幅回路
と、 この増幅回路の出力電圧をサンプルホールドするサンプ
ルホールド回路と、 温度に依存する基準電圧を生成するバンドギャップリフ
ァレンス回路と、から少なくとも構成され、 前記電流−電圧変換回路、前記増幅回路、および前記サ
ンプルホールド回路は、前記バンドギャップリファレン
ス回路で生成される基準電圧に応じてその各出力が変化
するようになっていることを特徴とする請求項11に記
載の液晶ディスプレイのバックライト制御装置。 - 【請求項13】 バックライトとしてLEDを備えてい
る透過型または透過反射型の液晶ディスプレイであっ
て、 電源回路と接続され、複数のLEDをそれぞれ駆動する
複数のLED駆動回路と、 前記液晶ディスプレイの周囲の明るさに応じるととも
に、前記各LEDの発光輝度の温度依存性を補償するた
めに、その発光輝度の温度特性に応じた制御基準電圧を
生成する制御基準電圧生成回路と、 前記制御基準電圧生成回路の生成する制御基準電圧を低
レベルに変換して出力する制御基準電圧レベル変換回路
と、 前記各LED駆動回路における各LEDの各駆動電流に
応じて発生する各検出電圧と前記制御基準電圧レベル変
換回路で変換された御基準電圧との差の信号を生成する
誤差増幅回路と、 前記制御基準電圧レベル変換回路で変換された制御基準
電圧を所定電流に変換し、この所定電流になるように、
各LED駆動回路における各LEDの各駆動電流をそれ
ぞれ制御する複数の電流制御回路と、を備え、 前記電源回路は、自己の出力電圧が前記誤差増幅回路の
出力に応じて変動するようになっていることを特徴とす
る液晶ディスプレイのバックライト制御装置。 - 【請求項14】 前記制御基準電圧発生回路は、 前記液晶ディスプレイの周囲の明るさに応じた電流が流
れ、その電流を電圧に変換する電流−電圧変換回路と、 この電流−電圧変換回路の変換電圧を増幅する増幅回路
と、 この増幅回路の出力電圧をサンプルホールドするサンプ
ルホールド回路と、 温度に依存する基準電圧を生成するバンドギャップリフ
ァレンス回路と、から少なくとも構成され、 前記電流−電圧変換回路、前記増幅回路、および前記サ
ンプルホールド回路は、前記バンドギャップリファレン
ス回路で生成される基準電圧に応じてその各出力が変化
するようになっていることを特徴とする請求項13に記
載の液晶ディスプレイのバックライト制御装置。 - 【請求項15】 前記複数のLED駆動回路における各
LEDは、さらに、位相の異なる各駆動信号により順次
駆動されるようになっていることを特徴とする請求項1
3または請求項14に記載の液晶ディスプレイのバック
ライト制御装置。
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