JP3739768B2 - 負荷駆動装置及び携帯機器 - Google Patents

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Description

本発明は、直流−直流変換型の電源回路を用いて、電源電圧から変換された出力電圧により負荷を駆動する負荷駆動装置及びそれを用いた携帯機器に関する。
従来から、電源電圧と異なる電圧を発生する直流−直流変換型の電源回路を用いて負荷を駆動する負荷駆動装置が多く用いられている。この負荷駆動装置は、負荷を駆動するための電源回路から所定の出力電圧、出力電流を発生させるために、負荷に印加される負荷電圧や負荷に流れる負荷電流を検出して、電源回路の制御回路に帰還させる(特許文献1参照)。
この従来の駆動装置では、制御電圧は入力電圧や負荷電圧を高抵抗で分圧して検出される。また、負荷電流は負荷に直列に接続された抵抗器の電圧降下によって検出される。この制御電圧や負荷電流を基準値と比較して電源回路からの出力電圧や出力電流を所定値に制御している。
特開2001−313423号公報
携帯電話などの携帯型電子機器(携帯機器)では、所定の定電流で駆動されるべき負荷と所定電圧以上の電圧で駆動されるべき負荷とを駆動することが要求される場合がある。この場合には、従来はそれぞれの負荷に適した電源回路を個別に備えることが必要であった。したがって、それらの電源回路や負荷を含む電子機器の所要スペースが大きくなり、また、コスト増の要因となっていた。
そこで、本発明は、電源電圧から変換された出力電圧を発生する直流−直流変換型電源回路等の出力回路を用いて、定電流負荷を駆動する負荷電流を所定範囲に変化させるとともに、他の負荷のための出力電圧を所定値以上に保つようにして、要求される特性の異なる複数の負荷を駆動することができる負荷駆動装置、及びそれを用いた携帯機器を提供することを目的とする。
請求項1の負荷駆動装置は、電源電圧を変換して出力電圧として、所定電圧以上の電圧レベルを必要とする第2負荷と設定された所定の定電流が流される第1負荷とに出力する出力回路と、
この出力回路の出力電圧点と所定電圧点との間に直列に接続され、前記第1負荷を接続するための端子と、前記出力電圧に関連した制御信号によって抵抗値が変化する可変抵抗手段と、前記第1負荷及び前記可変抵抗手段に流れる電流を検出するための電流検出手段とを備え、
前記出力回路は、第1基準電圧と、前記電流検出手段からの第1検出電圧とが入力され、前記第1検出電圧が前記第1基準電圧に等しくなるように前記出力電圧を制御するとともに、
前記可変抵抗手段は、前記出力電圧に応じた電圧が前記所定電圧以上では低抵抗であり、且つ前記所定電圧以下になるにしたがって抵抗値が大きくなるように前記制御信号により制御されることを特徴とする。
請求項2の負荷駆動装置は、請求項1の負荷駆動装置において、前記出力電圧に応じた第2検出電圧と第2基準電圧とが入力され、前記制御信号を出力する誤差増幅手段を有することを特徴とする。
請求項3の負荷駆動装置は、電源電圧を変換して出力電圧として、所定電圧以上の電圧レベルを必要とする第2負荷と設定された所定の定電流が流される第1負荷とに出力する出力回路と、
この出力回路の出力電圧点と所定電圧点との間に、前記第1負荷を接続するための端子と、前記第1負荷に直列に接続される定電流源とを備え、
前記定電流源は、前記第1負荷に流すための電流を調整することができる可変電流型定電流源であり、
前記出力回路は、基準電圧と、前記定電流源の降下電圧である第1検出電圧と、前記出力電圧に応じた第2検出電圧とが入力され、前記第1検出電圧と第2検出電圧のうちの低い方の検出電圧が前記基準電圧に等しくなるように前記出力電圧を制御することを特徴とする。
請求項4の負荷駆動装置は、請求項1乃至3記載の負荷駆動装置において、前記第1負荷は、少なくとも1つの発光ダイオードを含む発光ダイオード群であることを特徴とする。
請求項5の負荷駆動装置は、請求項1乃至4記載の負荷駆動装置において、前記出力回路は、コイルと、このコイルへの通電をスイッチングするスイッチを有するスイッチング電源回路であることを特徴とする。
請求項6の携帯機器は、請求項1乃至5記載の負荷駆動装置を用いていることを特徴とする。
本発明によれば、電源電圧から変換された出力電圧を発生する直流−直流変換型電源回路等の出力回路を用いて、定電流負荷を駆動する負荷電流を所定範囲に変化させるとともに、他の負荷のために出力電圧を所定値以上に保つようにして、要求される特性の異なる複数の負荷を駆動することができる。
また、流れる電流で動作点が決まる定電流負荷、例、発光ダイオード群に直列に電流値が調整できる定電流源を接続することにより、その定電流負荷で要求される電流を、安定して負荷に流すことができる。
また、出力電圧が所定電圧以上のときには、定電流源の降下電圧が、その定電流源が安定して動作できる電圧値に設定された基準電圧に等しくなるように、直流ー直流変換型電源回路の出力電圧が制御される。したがって、定電流負荷である発光ダイオード群に特性のばらつきがあっても予定の発光量のために必要な電流が流れるように、出力回路の出力電圧は、自動調整される。
また、定電流源の電流設定値の調整に原因して、出力電圧が所定電圧以下に低下しようとするときにも、出力電圧は所定電圧を維持するように制御されるから、他の負荷の駆動に必要な所定電圧を出力することができる。
以下、本発明の負荷駆動装置の実施の形態について、図を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る負荷駆動装置の構成を示す図である。
図1において、スイッチング電源回路100は、入力される電源電圧Vccを昇圧して、昇圧された出力電圧Voを出力する昇圧型の電源回路である。
電源電圧Vccとグランド間にコイルL1とN型MOSトランジスタ(以下、N型トランジスタ)であるスイッチQ1が直列に接続される。その直列接続点Aから、整流用ダイオードDと平滑用コンデンサC1とにより、直列接続点Aの電圧が整流し平滑されて、出力電圧Voとして出力される。なお、電圧は、特に断らない場合には、グランドに対する電位である。
出力電圧Vo点とグランドとの間に、所定の定電流で駆動される第1の外部負荷(以下、第1負荷)10と、制御信号によって抵抗値が変化する可変抵抗手段としてのN型トランジスタQ2と、電流検出手段である抵抗R1とが直列に接続される。第1負荷10は流れる電流で動作点が決まる負荷であり、第1負荷10には設定された所定の駆動電流Ioが流れる。そして、抵抗R1の降下電圧が第1検出電圧Vdet1となる。
制御回路Contは、第1検出電圧Vdet1と基準電圧源B1からの第1基準電圧Vref1とが入力され、第1検出電圧Vdet1が第1基準電圧Vref1に等しくなるように、スイッチQ1をスイッチング制御するためのスイッチング信号を発生する。ここでは、第1基準電圧Vref1と第1検出電圧Vdet1との差を増幅して出力するエラーアンプEampと、このエラーアンプEampの出力に基づいてPWM信号を形成してスイッチング信号として出力するパルス幅変調制御回路Pwmを含んで構成されている。
第1負荷10は、端子P1と端子P2との間に接続される。本発明は、負荷駆動装置の第1負荷10及び他の負荷をも含めて、携帯機器などの電子機器として構成することができる。この場合には、端子P1、P2は省略されることもある。
第1負荷10としては、発光ダイオードLED1〜LED3が用いられる。この発光ダイオードLEDは、例えば白色発光ダイオードであり、LCD(液晶表示パネル)のバックライト用等に用いられる。したがって、図1では3個の直列の例を示しているが、異なった数の直列接続、並列接続、或いは直並列接続など、その必要とされる発光エリアや発光量などに応じて、その組み合わせは種々の形態がある。
この発光ダイオードLEDの電流ー電圧特性が図2に示されている。この特性は、白色発光ダイオードLEDの電流If−電圧Vf特性の例である。この図2は、横軸が対数表示の電流Ifであり、縦軸が電圧Vfである。この発光ダイオードLEDは、電流Ifが20mA(図中A点)〜1.5mA(図中B点)の範囲で発光する。この電流Ifを変化させることにより、その電流Ifの大きさに応じて発光ダイオードLEDからの発光量が変化する。
電流Ifを20mAで使用すると、同図中のA点で示されるように、電流20mA、電圧3.4Vで動作する。しかし、各々の発光ダイオードLEDの特性は一律でなく、同じ電流20mAでもその電圧は、例えば3.4V〜4.0V程度の範囲でばらつく。
再び、図1に戻って説明する。出力電圧Vo点とグランドとの間に、所定電圧Vl以上の電圧で駆動される第2の外部負荷(以下、第2負荷)20が接続される。
この出力電圧Voを検出するために、抵抗R2と抵抗R3とによる抵抗分圧回路が設けられ、その分圧電圧が第2検出電圧Vdet2となる。誤差増幅器EAは、非反転入力端子(+)に第2検出電圧Vdet2が入力され、反転入力端子(−)に基準電圧源B2からの第2基準電圧Vref2が入力される。これら第2検出電圧Vdet2と第2基準電圧Vref2とが誤差増幅器EAで比較され、その差に応じた制御信号がN型トランジスタQ2のゲートに印加される。
第2基準電圧Vref2は、第2負荷20を所定電圧Vl以上の電圧で駆動するために、所定電圧Vlを抵抗R2,R3で分圧した電圧(=Vl×R3/(R2+R3))に設定されている。したがって、N型トランジスタQ2は、出力電圧Voが所定電圧Vlより高いときにはスイッチオン状態に制御され、その抵抗値は極めて小さくなっている。即ち、ショート状態になっている。一方、出力電圧Voが所定電圧Vlより低くなると、N型トランジスタQ2の抵抗値は増加する。このようにして、N型トランジスタQ2は、制御信号によって抵抗値が変化する可変抵抗手段として機能する。
このように構成された負荷駆動装置の動作を、駆動電流Ioと出力電圧Voとの特性を示す図3をも参照して説明する。この負荷駆動装置では、図3のように、駆動電流Ioが所定値Iol以下では、出力電圧Voは所定電圧Vlに維持されるように動作する。また、駆動電流Ioが所定値Iolを越えると、出力電圧Voは駆動電流Ioの増加とともに大きくなる。
まず、第1負荷10である発光ダイオードに流す駆動電流Ioに対応する第1基準電圧Vref1(Vref1=Io×R1)を設定する。このときの駆動電流Ioは、所定値Iolより大きい値に設定されていることを想定する。
スイッチング電源回路100は、第1検出電圧Vdet1が第1基準電圧Vref1に等しくなるように、スイッチQ1のオンオフスイッチング制御が開始される。これにより、出力電圧Voが徐々に上昇する。
出力電圧Voが所定電圧Vlより小さい間は、第2検出電圧Vdet2は第2基準電圧Vref2より小さい。それ故に、N型トランジスタQ2はオン状態にはならず、高抵抗である。したがって、駆動電流Ioは十分には流れないから第1検出電圧Vdet1は第1基準電圧Vref1より小さく、出力電圧Voは徐々に上昇していく。
出力電圧Voが上昇して、その結果、第1検出電圧Vdet1と第1基準電圧Vref1とが等しくなる。この状態では、予定された駆動電流Ioが第1負荷10である発光ダイオードLED1〜LED3に流れる。これにより、発光ダイオードは、所定の発光量で発光する。
このとき、発光ダイオードLED1〜LED3の特性がばらついていたとしても、出力電圧Voがそのばらつきに応じて所定値からばらつくだけであり、発光ダイオードLED1〜LED3からの発光の制御には格別の影響はない。したがって、出力電圧Voは、第1基準電圧Vref1と等しい第1検出電圧Vdet1に、その時点での駆動電流Ioに応じた発光ダイオードLED1〜LED3の降下電圧Vled(=3×Vf)を加えた大きさになる。
このときの出力電圧Voは、所定電圧Vlよりも大きい。したがって、出力電圧Voを分圧した第2検出電圧Vdet2は、第2基準電圧Vref2よりも大きい。これにより、N型トランジスタQ2は誤差増幅器EAからの制御信号により、オン状態となっている。その抵抗値は、極めて小さい値であり、N型トランジスタQ2はショートされた状態と言って良い。
次に、発光ダイオードLED1〜LED3からの発光量を大きい方に変更する場合には、第1基準電圧Vref1を大きくすることにより駆動電流Ioを大きくする。駆動電流Ioを大きくすると、それに応じて発光ダイオードLED1〜LED3からの発光量が多くなる。これとともに、発光ダイオードLED1〜LED3の降下電圧Vledも、図2の特性に依って大きくなる。なお、図3の出力電圧Voの傾きは、図2のIf−Vf特性に従う。
したがって、駆動電流Ioの増加に応じて発光ダイオードLED1〜LED3の降下電圧Vledが大きくなるから、出力電圧Voは図3のような特性で大きくなる。
逆に、発光ダイオードLED1〜LED3からの発光量を小さく変更する場合には、第1基準電圧Vref1を小さくすることにより駆動電流Ioを小さくする。駆動電流Ioを小さくすると、それに応じて発光ダイオードLED1〜LED3からの発光量が少なくなる。これとともに、発光ダイオードLED1〜LED3の降下電圧Vledも、図2の特性に依って小さくなっていく。
このときの駆動電流Ioが所定値Iolより小さい値に設定されると、発光ダイオードLED1〜LED3の降下電圧Vledが少なくなるから、出力電圧Voは所定電圧Vlより低くなろうとする。
しかし、このときには、第2検出電圧Vdet2が、第2基準電圧Vref2と等しく、或いはそれより低くなる。したがって、誤差増幅器EAからのN型トランジスタQ2への制御信号により、N型トランジスタQ2の抵抗値Rsは増加する。
このN型トランジスタQ2の抵抗値Rsの増加によって、駆動電流Ioは減少し、第1検出電圧Vdet1は減少する。電源回路100は、第1基準電圧Vref1に第1検出電圧Vdet1が等しくなるように動作する。したがって、出力電圧Voは、駆動電流IoとN型トランジスタQ2の抵抗値Rsとの積である電圧降下分だけ上昇する。
この結果、駆動電流Ioが所定値Iolよりも小さく設定される場合には、N型トランジスタQ2が可変抵抗手段として機能して、出力電圧Voは所定電圧Vlに維持される。
N型トランジスタQ2では、その電圧降下分Io×Rsの損失は発生するが、第2負荷20には所定電圧Vl以上の出力電圧Voが供給される。
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る負荷駆動装置の構成を示す図である。図4においては、可変抵抗手段としてのN型トランジスタQ2及びこれを制御するための誤差増幅器EA、基準電圧源B2を削除している。この削除に伴い、制御回路ContのエラーアンプEampを3入力型のものとしている。
エラーアンプEampの第1の非反転入力端子(+)には第1検出電圧Vdet1が入力され、その第2の非反転入力端子(+)には第2検出電圧Vdet1が入力される。エラーアンプEampの反転入力端子(−)には第1基準電圧Vref1が入力される。
このエラーアンプEampは、第1及び第2の非反転入力端子(+)に入力される第1及び第2検出電圧Vdet1、Vdet2のうちの低い方の電圧が自動的に選択されて、第1基準電圧Vref1と比較される。
また、図4では、駆動電流検出手段として、図1の抵抗R1に代えて、電流値が可変型の定電流源I1が設けられている。
図5は、定電流源I1の回路構成の例を示す図である。この図5において、電源電圧Vccとグランド間に定電流回路I11とN型トランジスタQ3とが直列に接続されている。このN型トランジスタQ3のドレインとゲートが直接接続されている。また、駆動電流Ioを流すためのN型トランジスタQ4が設けられている。このN型トランジスタQ4のゲートがN型トランジスタQ3のゲートに接続されて、カレントミラー回路を構成している。N型トランジスタQ4のドレインは、端子P2及びエラーアンプEampの第2非反転入力端子(+)に接続される。
この図5で、定電流回路I11の電流を調整することにより、N型トランジスタQ4を流れる駆動電流Ioの大きさを所望の値に設定する。
定電流源I1は、それに使用しているトランジスタの飽和電圧(約0.3V)以上の電圧があれば定電流動作できる。その飽和電圧(約0.3V)を越える部分の電圧は、定電流源I1の内部での損失分(即ち、損失は、電圧×電流)になる。定電流源I1の降下電圧である第1基準電圧Vdet1が第1基準電圧Vrefになるように、電源回路の出力電圧Voが制御される。したがって、第1基準電圧Vref1は、定電流源I1に使用しているトランジスタの飽和電圧(約0.3V)に若干の余裕分の電圧を見込んだ値に設定される。
一方、第2検出電圧Vdet2は、出力電圧Voが所定電圧Vlのときに、第1基準電圧Vref1に見合うように、抵抗R2、R3の分圧比を設定する。即ち、Vl×R3/(R2+R3)=Vref1。
図4のその他の構成は、図1の第1の実施の形態におけるものと同様である。
この図4の負荷駆動回路では、定電流源I1の降下電圧である第1検出電圧Vdet1と、出力電圧Voを分圧した第2検出電圧Vdet2のうちの低い方の電圧が自動的に選択されて、電源回路100のスイッチング制御が行われる。
この図4の負荷駆動装置においても、図1の第1の実施の形態と同様の出力特性を得ることができる。即ち、駆動電流Ioと出力電圧Voとの特性を示す図3を参照して、駆動電流Ioが所定値Iol以下では、出力電圧Voは所定電圧Vlに維持されるように動作する。また、駆動電流Ioが所定値Iolを越えると、出力電圧Voは駆動電流Ioの増加とともに大きくなる。
なお、図1の電流検出手段である抵抗R1に代えて、図5の定電流源I1を用いることができる。この場合には、定電流源I1を電流設定値が可変できるものとし、第1基準電圧Vref1は固定値でよい。
本発明の第1の実施の形態に係る負荷駆動装置の構成を示す図 発光ダイオードLEDの電流ー電圧特性を示す図 駆動電流Ioと出力電圧Voとの特性を示す図 本発明の第2の実施の形態に係る負荷駆動装置の構成を示す図 定電流源I1の回路構成の例を示す図
符号の説明
100 電源回路
10、20 負荷
LED1〜LED3 発光ダイオード
L1 コイル
C1 平滑用コンデンサ
D1 ダイオード
Q1 スイッチ
Cont 制御回路
B1、B2 基準電圧源
I1 定電流源
I11 定電流回路
Q2〜Q4 N型MOSトランジスタ
EA 誤差増幅器
R1〜R3 抵抗
Vcc 入力電源電圧
Vo 出力電圧
Io 駆動電流
Vled 発光ダイオード降下電圧
Vdet1、Vdet2 検出電圧
Vref1、Vref2 基準電圧

Claims (6)

  1. 電源電圧を変換して出力電圧として、所定電圧以上の電圧レベルを必要とする第2負荷と設定された所定の定電流が流される第1負荷とに出力する出力回路と、
    この出力回路の出力電圧点と所定電圧点との間に直列に接続され、前記第1負荷を接続するための端子と、前記出力電圧に関連した制御信号によって抵抗値が変化する可変抵抗手段と、前記第1負荷及び前記可変抵抗手段に流れる電流を検出するための電流検出手段とを備え、
    前記出力回路は、第1基準電圧と、前記電流検出手段からの第1検出電圧とが入力され、前記第1検出電圧が前記第1基準電圧に等しくなるように前記出力電圧を制御するとともに、
    前記可変抵抗手段は、前記出力電圧に応じた電圧が前記所定電圧以上では低抵抗であり、且つ前記所定電圧以下になるにしたがって抵抗値が大きくなるように前記制御信号により制御されることを特徴とする、負荷駆動装置。
  2. 前記出力電圧に応じた第2検出電圧と第2基準電圧とが入力され、前記制御信号を出力する誤差増幅手段を有することを特徴とする、請求項1記載の負荷駆動装置。
  3. 電源電圧を変換して出力電圧として、所定電圧以上の電圧レベルを必要とする第2負荷と設定された所定の定電流が流される第1負荷とに出力する出力回路と、
    この出力回路の出力電圧点と所定電圧点との間に、前記第1負荷を接続するための端子と、前記第1負荷に直列に接続される定電流源とを備え、
    前記定電流源は、前記第1負荷に流すための電流を調整することができる可変電流型定電流源であり、
    前記出力回路は、基準電圧と、前記定電流源の降下電圧である第1検出電圧と、前記出力電圧に応じた第2検出電圧とが入力され、前記第1検出電圧と第2検出電圧のうちの低い方の検出電圧が前記基準電圧に等しくなるように前記出力電圧を制御することを特徴とする、負荷駆動装置。
  4. 前記第1負荷は、少なくとも1つの発光ダイオードを含む発光ダイオード群であることを特徴とする、請求項1乃至3記載の負荷駆動装置。
  5. 前記出力回路は、コイルと、このコイルへの通電をスイッチングするスイッチを有するスイッチング電源回路であることを特徴とする、請求項1乃至4記載の負荷駆動装置。
  6. 請求項1乃至5記載の負荷駆動装置を用いていることを特徴とする携帯機器。
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