JP2003146153A - 電子機器および電子機器におけるデータ記録方法 - Google Patents

電子機器および電子機器におけるデータ記録方法

Info

Publication number
JP2003146153A
JP2003146153A JP2001304441A JP2001304441A JP2003146153A JP 2003146153 A JP2003146153 A JP 2003146153A JP 2001304441 A JP2001304441 A JP 2001304441A JP 2001304441 A JP2001304441 A JP 2001304441A JP 2003146153 A JP2003146153 A JP 2003146153A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic device
vehicle
power supply
data
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001304441A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4679775B2 (ja
Inventor
Tsuyoshi Sato
強司 佐藤
Tamami Oda
珠美 小田
Tomoo Watanabe
知男 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP2001304441A priority Critical patent/JP4679775B2/ja
Priority to DE60217245T priority patent/DE60217245T2/de
Priority to US10/233,113 priority patent/US6804590B2/en
Priority to CNB021321418A priority patent/CN1248087C/zh
Priority to EP02256103A priority patent/EP1298008B1/en
Publication of JP2003146153A publication Critical patent/JP2003146153A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4679775B2 publication Critical patent/JP4679775B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W50/00Details of control systems for road vehicle drive control not related to the control of a particular sub-unit, e.g. process diagnostic or vehicle driver interfaces
    • B60W50/0097Predicting future conditions
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F7/00Methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/28Supervision thereof, e.g. detecting power-supply failure by out of limits supervision
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/30Means for acting in the event of power-supply failure or interruption, e.g. power-supply fluctuations
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W20/00Control systems specially adapted for hybrid vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2556/00Input parameters relating to data
    • B60W2556/45External transmission of data to or from the vehicle
    • B60W2556/50External transmission of data to or from the vehicle of positioning data, e.g. GPS [Global Positioning System] data

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力を供給する電源ラインが一つに統一され
た場合に、当該電子機器の動作データのバックアップを
行うことのできる電子機器を提供すること。 【解決手段】 車載用AV装置100は、車両のバッテ
リ1からキー・スイッチ2を介して各部に電源が供給さ
れ、当該車両の走行状況を検出してエンジン停止を予測
する予測検出部101と、当該車載用AV装置100動
作データを保存するフラッシュメモリ102およびメイ
ンメモリ103と、フラッシュメモリ102およびメイ
ンメモリ103の制御を行うCPU104とを備え、予
測検出部101によってエンジン停止が予測されたとき
にメインメモリ103に格納された動作データをフラッ
シュメモリ102に保存するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用電子機器の
技術分野に属し、より詳細には、車載用電子機器におけ
る電力供給の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両にオーディオ機器,ビデオ機
器,ナビゲーション機器などの様々な電子機器を搭載す
ることが広く一般化しており、これらの電子機器は、通
常、車両に備えられたバッテリからの電力供給を受けて
動作するようになっている。
【0003】このような車載用電子機器にバッテリから
の電力供給がなされる場合、一般に、車両に設けられた
キー・スイッチを介してバッテリからの電力が供給され
るアクセサリー(ACC)電源と、このキー・スイッチ
に連動せず、常時、バッテリから電源が供給されるバッ
クアップ電源の2系統の電源ラインに基づいて電力が供
給されるようになっている。このACC電源は、エンジ
ンをスタートさせるスタータ・スイッチとともに構成さ
れ、イグニッション・スイッチまたはアクセサリー(A
CC)・スイッチがONの状態となったとき、車載用電
子機器に電力を供給するようになっており、このような
車載用電子機器の電源に関する概略構成を図9に示す。
【0004】図9に示す電子機器10は、バッテリ1に
キー・スイッチ2を介して接続されるACC電源ライン
3に接続され、ACC電源ライン3に電力が供給されて
いる状態(以下、通電状態という)を監視するACC電
源監視部11と、バッテリ1に接続されるバックアップ
電源ライン4に接続される中央演算処理装置(以下、C
PUという)15およびフラッシュメモリ16と、バッ
クアップ電源ライン4に接続されたメインメモリ17と
を備え、CPU15とフラッシュメモリ16は、ACC
電源監視部11に制御される制御スイッチ12、13を
介してバックアップ電源ライン4と接続されている。
【0005】ACC電源監視部11は、バックアップ電
源ライン4に接続されるとともに、CPU15と互いに
接続され、ACC電源における通電の有無を検出し、こ
の検出結果をCPU15に出力するようになっている。
【0006】具体的には、このACC電源監視部11
は、ACC電源ライン3の通電状態を検出したときに制
御スイッチ12、13をONしてバックアップ電源ライ
ン4をCPU15とフラッシュメモリ16とに接続して
通電させるようになっている。
【0007】また、このACC電源監視部11は、AC
C電源ライン3に電力が供給されていない状態(以下、
遮断状態という)を検出するようになっており、この遮
断状態を検出したときは、CPU15に検出結果を出力
するようになっている。
【0008】さらに、このACC電源監視部11には、
当該遮断状態の旨をCPU15に通知した後に、後述す
るCPU15より動作に関するデータ(以下、動作デー
タという)をメインメモリ17に保存させたこと(以
下、オフ処理という)の通知が入力されるようになって
おり、このオフ処理が入力されると、ACC電源監視部
11は、各制御スイッチ12、13をOFFに制御し
て、CPU15およびフラッシュメモリ16の電力供給
を遮断させるようになっている。
【0009】CPU15は、ACC電源の通電の有無に
基づいてフラッシュメモリ16およびメインメモリ17
を制御するようになっている。
【0010】具体的には、CPU15は、当該車載用電
子機器10が配設された後、はじめて電源が投入された
ときに、フラッシュメモリ16に格納されている初期デ
ータおよび動作プログラムなどの動作データをメインメ
モリ17に出力させるようになっており、当該動作デー
タをメインメモリ17に出力させた後には、すなわち、
一度電源が投入された後には、ACC電源ライン3によ
る電力供給の遮断があっても、バックアップ電源ライン
4より電力が供給されたメインメモリ17に動作データ
が保持されるようになっているので、当該メインメモリ
17に格納された動作データの読み出しおよび当該メイ
ンメモリ17に格納する動作データの書き込みを行うと
ともに、図示しないナビゲーションおよびAV動作を行
う各部の制御を行うようになっている。
【0011】また、CPU15は、ACC電源ライン3
による電力供給が遮断されたときに、すなわち、ACC
電源監視部11によってACC電源ライン3が遮断状態
になったことが通知されたときに、動作データをメイン
メモリ17に書き込むオフ処理を行うようになってお
り、当該オフ処理の終了後、ACC電源監視部11に当
該オフ処理が終了した旨を通知するようになっている。
【0012】フラッシュメモリ16は、不揮発性のメモ
リから構成され、低速によってデータの読み出しおよび
書き出しが行われるようになっている。また、フラッシ
ュメモリ16は、初期の動作データを格納するようにな
っており、最初に電源が投入された時に、当該初期の動
作データをメインメモリ17に出力するようになってい
る。
【0013】メインメモリ17は、高速によって動作デ
ータなどのデータの読み出しおよび書き出しが行われる
ようになっている。また、このメインメモリ17は、当
該電子機器10の動作時、非動作時を問わず、すなわ
ち、ACC電源監視部11におけるACC電源ラインか
ら電力供給が遮断されている場合であっても、常時、バ
ックアップ電源ライン4から電力が供給されるようにな
っている。
【0014】以上の構成を有する従来の電子機器10の
電源遮断処理は、以下に示すようになっている。
【0015】まず、本体スイッチ、エンジンオフなどに
よってACC電源監視部11がACC電源ライン3の遮
断状態を検出すると、CPU15にこの検出結果が通知
される。
【0016】次いで、CPU15によってメインメモリ
17に動作データを格納する電源のオフ処理が行われ、
このオフ処理終了後、ACC電源監視部11にオフ処理
が行われた旨が通知される。
【0017】最後に、ACC電源監視部11にオフ処理
の終了の旨が通知されると、ACC電源監視部11によ
って各制御スイッチ12、13をOFFに制御し、CP
U15とフラッシュメモリ16への電力供給を遮断させ
る。
【0018】このように従来の電子機器10は、ACC
電源ライン3が遮断されたとき、すなわち、当該電子機
器10の動作が停止状態になっても、電子機器10の各
動作データが消去されることなく、電力供給が遮断され
たときの動作データを保護することができるようになっ
ているので、その後、ACC電源ライン3に通電され、
各部が動作したときに、電力供給の遮断前の動作状態に
電子機器10を復旧させることができるようになってい
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、世界的
に環境を重視し、省エネルギー化が進む今日であって
は、従来の車載用電子機器では、エネルギーが無駄に消
費されるという問題が生じている。
【0020】すなわち、従来の車載用電子機器では、エ
ンジン停止中で、CPUなどの各部への電力供給が遮断
されている場合であっても、動作データの保持のため、
常時、バックアップ電源ラインをメインメモリに接続し
て電力を供給するようになっており、完全に車載用電子
機器に電力の供給を遮断するようになっていない。
【0021】また、このような問題を解決するために、
車載用電子機器に電力を供給する電源ラインを一つに統
一し、エンジン停止時に電力の供給を完全に切断するこ
とが考えられるが、現存の車載用電子機器にあっては、
動作データの保持のため、ACC電源の通電の有無に関
係なく、バックアップ電源ラインをメインメモリに接続
してメインメモリに電力を供給するようになっており、
バックアップ電源ラインを有しない構成にすると、動作
データを保存することが困難になるという問題が生ず
る。
【0022】本発明は、上記の各問題点に鑑みて為され
たもので、その課題は、電子機器に電力を供給する電源
ラインが一つに統一された場合に、当該電子機器の動作
データのバックアップを行うことのできる電子機器を提
供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、移動体に搭載された電
源から電力が供給され、当該電力供給が遮断される遮断
時の当該電子機器における動作状態のデータを蓄積手段
に記録する電子機器であって、前記移動体の移動状態を
示す移動情報を取得する取得手段と、前記取得された移
動情報に基づいて前記電力供給の遮断時を予測する予測
手段と、前記電力供給の遮断時を予測したときに前記デ
ータを前記蓄積手段に書き込む書き込み手段と、を備え
た構成を有している。
【0024】この構成により、請求項1に記載の発明で
は、予測手段が取得された移動情報に基づいて電力供給
の遮断時を予測し、書き込み手段がこの電力供給の遮断
時を予測したときにデータを蓄積手段に書き込む。
【0025】したがって、電力供給の遮断時を予測する
ことによって動作データを的確に保存することができる
ので、再度、電源が通電されたときに、電子機器の動作
設定などの煩わしい操作を行うことなく、電子機器の動
作を復旧させることができる。
【0026】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載された電子機器において、前記移動体が動力によ
って移動し、当該動力の稼働中に前記電力が供給される
前記電子機器であって、前記予測手段が、前記取得され
た前記移動情報に基づいて前記移動体の動力停止を予測
し、当該動力停止を予測することによって前記電力供給
の遮断時を予測するとともに、前記移動体の動力停止が
予測されたときに前記書き込み手段が前記データを前記
蓄積手段に書き込む構成を有している。
【0027】この構成により、請求項2に記載の発明で
は、予測手段によって移動体の動力停止を予測し、この
動力停止が予測されたときに書き込み手段が蓄積手段に
動作データを書き込む。
【0028】したがって、電力供給の遮断時を予測する
ことによって動作データを的確に保存することができる
ので、再度、電源が通電されたときに、電子機器の動作
設定などの煩わしい操作を行うことなく、電子機器の動
作を復旧させることができる。
【0029】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2に記載された電子機器において、前記移動情報
に前記移動体の停止情報、速度情報、加速度情報または
振動情報の少なくとも何れか一つを含む構成を有してい
る。
【0030】この構成により、請求項3に記載の発明で
は、移動体の停止情報、速度情報、加速度情報および振
動情報の少なくとも何れか一つに基づいて移動体の動力
停止、または、電源遮断を予測することができる。
【0031】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載された電子機器において、前記移動情報が、速度
情報、加速度情報または振動情報であって、前記取得手
段によって取得された速度情報、加速度情報または振動
情報の値が予め定められた閾値以下である場合に、前記
予測手段が、前記電力供給の遮断時を予測する構成を有
している。
【0032】この構成により、請求項4に記載の発明で
は、速度情報、加速度情報または振動情報の値が予め定
められた閾値以下の場合に、予測手段が電力供給の遮断
時を予測することができる。
【0033】また、請求項5に記載の発明は、移動体に
搭載された電源から電力が供給され、当該電力供給が遮
断される遮断時の当該電子機器における動作状態のデー
タを蓄積手段に記録する電子機器であって、前記移動体
の位置情報を取得して当該移動体の現在位置を認識する
認識手段と、予め登録された1または2以上の地点情報
が格納されている格納手段と、前記格納されている地点
から予め設定された領域内に前記移動体の現在位置が認
識された場合に前記電力供給の遮断時を予測する予測手
段と、前記電力供給の遮断時を予測したときに前記デー
タを前記蓄積手段に書き込む書き込み手段と、を備えた
構成を有している。
【0034】この構成により、請求項5に記載の発明で
は、予め登録された地点から予め設定された領域内に移
動体の現在位置が認識された場合に、予測手段が前記電
力供給の遮断時を予測し、書き込み手段が蓄積手段にデ
ータを書き込む。
【0035】登録された地点では、移動体が停止され、
電子機器への電力供給の遮断が行われる確率が高い。
【0036】したがって、移動体が停止し、電力供給が
遮断される位置を予測して動作データを保存することが
できるので、動作データを的確に保存することができ、
再度、電源が通電されたときに、電子機器の動作設定な
どの煩わしい操作を行うことなく、電子機器の動作を復
旧させることができる。
【0037】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載された電子機器において、前記移動体の目的地の
情報および前記認識された移動体の位置に基づいて当該
移動体における経路探索を行い、当該移動体の目的地ま
での経路の設定を行う当該電子機器であって、前記格納
手段に地点情報として前記目的地または前記経路の設定
の際に登録された経由地が格納されるとともに、前記予
測手段が、前記格納されている目的地または前記経由地
から予め設定された領域内に前記移動体の現在位置が認
識された場合に前記電力供給の遮断時を予測し、前記書
き込み手段が、前記電力供給の遮断時を予測したときに
前記データを前記蓄積手段に書き込む構成を有してい
る。
【0038】この構成により、請求項6に記載の発明で
は、予測手段が、目的地または経路探索によって設定さ
れた経由地から予め設定された領域内に前記移動体の現
在位置が認識された場合に前記電力供給の遮断時を予測
し、書き込み手段が蓄積手段にデータを書き込む。
【0039】目的地および経由地では、移動体が停止さ
れ、電子機器への電力供給の遮断が行われる。
【0040】したがって、移動体が停止し、電力供給が
遮断される位置を予測して動作データを保存することが
できるので、動作データを的確に保存することができ、
再度、電源が通電されたときに、電子機器の動作設定な
どの煩わしい操作を行うことなく、電子機器の動作を復
旧させることができる。
【0041】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
乃至6の何れか一項に記載の電子機器において、前記蓄
積手段を有し、当該蓄積手段が不揮発性のメモリによっ
て構成される。
【0042】この構成より、請求項7に記載の発明で
は、不揮発性のメモリを有し、書き込み手段によって不
揮発性のメモリに書き込むことができるので、電源が遮
断された場合にデータを的確に保存することができる。
【0043】また、請求項8に記載の発明は、移動体に
搭載された電源から電力が供給され、当該電力供給が遮
断される遮断時の当該電子機器における動作状態のデー
タを蓄積手段に記録する電子機器におけるデータ記録方
法であって、前記移動体の移動情報を取得する取得処理
工程と、前記取得された移動情報に基づいて前記電力供
給の遮断時を予測する予測処理工程と、前記電力供給の
遮断時を予測したときに前記データを蓄積手段に書き込
む書き込み処理工程と、を含む構成を有している。
【0044】この構成により、請求項8に記載の発明で
は、取得された移動情報に基づいて電力供給の遮断時を
予測し、この遮断時が予測されたときにデータを蓄積手
段に書き込む。
【0045】したがって、電力供給の遮断時を予測する
ことによって動作データを的確に保存することができる
ので、再度、電源が通電されたときに、電子機器の動作
設定などの煩わしい操作を行うことなく、電子機器の動
作を復旧させることができる。
【0046】また、請求項9に記載の発明は、請求項8
に記載された電子機器におけるデータ記録方法におい
て、前記移動体が動力によって走行し、当該動力の稼働
中に前記電力が供給される前記電子機器であって、前記
予測処理工程においては、前記取得された前記移動情報
に基づいて前記移動体の動力停止を予測し、当該動力停
止を予測することによって前記電力供給の遮断時を予測
するとともに、前記書き込み処理工程においては、前記
予測処理工程によって前記移動体の動力停止を予測した
ときに、前記データを前記蓄積手段に書き込む構成を有
している。
【0047】この構成により、請求項9に記載の発明で
は、移動体の動力停止を予測し、この動力停止が予測さ
れたときに、蓄積手段に動作データを書き込む。
【0048】したがって、電力供給の遮断時を予測する
ことによって動作データを的確に保存することができる
ので、再度、電源が通電されたときに、電子機器の動作
設定などの煩わしい操作を行うことなく、電子機器の動
作を復旧させることができる。
【0049】また、請求項10に記載の発明は、請求項
5または6に記載された電子機器におけるデータ記録方
法おいて、前記移動情報に前記移動体の停止情報、速度
情報、加速度情報または振動情報の少なくとも何れか一
つを含む構成を有している。
【0050】この構成により、請求項10に記載の発明
では、移動体の停止情報、速度情報、加速度情報および
振動情報の少なくとも何れか一つに基づいて移動体の動
力停止、または、電源遮断を予測することができる。
【0051】また、請求項11に記載の発明は、移動体
に搭載された電源から電力が供給され、当該電力供給が
遮断される遮断時の当該電子機器における動作状態のデ
ータを蓄積手段に記録する電子機器におけるデータ記録
方法であって、前記移動体の位置情報を取得して当該移
動体の現在位置を認識する認識処理工程と、予め登録さ
れた1または2以上の地点情報から、予め設定された領
域内に前記移動体の現在位置が認識された場合に前記電
力供給の遮断時を予測する予測処理工程と、前記電力供
給の遮断時を予測したときに前記データを蓄積手段に書
き込む書き込み処理工程と、を含む構成を有している。
【0052】この構成により、請求項11に記載の発明
では、予め登録された地点から予め設定された領域内に
移動体の現在位置が認識された場合に、予測手段が、前
記電力供給の遮断時を予測したときに書き込み手段が蓄
積手段にデータを書き込む。
【0053】登録された地点では、移動体が停止され、
電子機器への電力供給の遮断が行われる確率が高い。
【0054】したがって、移動体が停止し、電力供給が
遮断される位置を予測して動作データを保存することが
できるので、動作データを的確に保存することができ、
再度、電源が通電されたときに、電子機器の動作設定な
どの煩わしい操作を行うことなく、電子機器の動作を復
旧させることができる。
【0055】また、請求項12に記載の発明は、請求項
11に記載された電子機器におけるデータ記録方法おい
て、前記移動体の目的地の情報および前記認識された移
動体の現在位置に基づいて当該移動体における経路探索
を行い、当該移動体の目的地までの経路の設定を行う当
該電子機器であって、前記予測処理工程においては、前
記目的地または前記経路の設定の際に登録された経由地
から予め設定された領域内に前記移動体の現在位置が認
識された場合に前記電力供給の遮断時を予測するととも
に、前記書き込み処理工程においては、前記電力供給の
遮断時を予測したときに前記データを前記蓄積手段に書
き込む構成を有している。
【0056】この構成により、請求項12に記載の発明
では、予測手段が、目的地または経路探索によって設定
された経由地から予め設定された領域内に前記移動体の
現在位置が認識された場合に前記電力供給の遮断時を予
測したときに、書き込み手段が蓄積手段にデータを書き
込む。
【0057】目的地および経由地では、移動体が停止さ
れ、電子機器への電力供給の遮断が行われる。
【0058】したがって、移動体が停止し、電力供給が
遮断される位置を予測して動作データを保存することが
できるので、動作データを的確に保存することができ、
再度、電源が通電されたときに、電子機器の動作設定な
どの煩わしい操作を行うことなく、電子機器の動作を復
旧させることができる。
【0059】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施の形態
について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明
する各実施形態は、任意の車両に搭載された車載用AV
装置に対して本発明を適用した場合の実施形態である。
【0060】〔第1実施形態〕図1、図2は、本発明に
係る電子機器の第1実施形態を示す図であり、本発明を
車載用AV装置に適用したものである。
【0061】まず、図1を用いて本実施形態におけるナ
ビゲーション装置の全体の構成について説明する。
【0062】なお、図1は本実施形態に係る車載用AV
装置の概要構成を示すブロック図である。
【0063】図1に示す車載用AV装置100は、当該
車載用AV装置100が搭載されている車両(以下、単
に、車両という)のバッテリ1からキー・スイッチ2を
介して車載用AV装置100の各部に電源が供給される
ようになっており、この車載用AV装置100は、当該
車両の走行状態(移動状態)を示す移動情報を検出して
エンジン停止を予測する予測検出部101と、当該車載
用AV装置100の動作データを保存するフラッシュメ
モリ102およびメインメモリ103と、予測検出部1
01によって検出された検出結果に基づいてフラッシュ
メモリ102およびメインメモリ103並びに図示しな
いAV装置各部の制御を行うCPU104とを備えてい
る。
【0064】また、車載用AV装置100の各部、すな
わち、フラッシュメモリ102、メインメモリ103お
よびCPU104は、バッテリ1からキー・スイッチ2
を介して電力が供給されるようになっており、このキー
・スイッチ2は、上述と同様に、エンジンをスタートさ
せるスタータ・スイッチとともに構成され、イグニッシ
ョン・スイッチまたはアクセサリー・スイッチがONの
状態となったとき、バッテリからの電力を供給するよう
になっている。
【0065】なお、予測検出部101およびCPU10
4は本発明に係る取得手段および予測手段を構成し、フ
ラッシュメモリ102は、本発明に係る蓄積手段を構成
する。
【0066】予測検出部101は、車速パルス取得部2
1、サイドブレーキ信号取得部22およびシフトレバー
信号取得部23と接続されており、車速パルス取得部2
1で検出されたパルスを検出し、または、サイドブレー
キ信号取得部22およびシフトレバー信号取得部23に
おいて発生された各信号の有無(移動情報)を検出し、
これらの検出結果に基づいて当該該車両のエンジン停止
を予測するようになっている。
【0067】予測検出部101は、サイドブレーキ信号
若しくはシフトレバー信号が入力された場合、または、
車速パルスに基づいて車両が予め設定された速度になっ
た場合に、当該車両のエンジンが停止すると予測するよ
うになっており、このエンジン停止を予測した予測情報
をCPU104に出力するようになっている。
【0068】なお、このサイドブレーキ信号およびシフ
トレバー信号は本発明に係る移動体の停止情報を構成
し、車速パルスは本発明に係る移動体の速度情報を構成
する。
【0069】また、車速パルス取得部21は、車両の速
度を検出するコンピュータから出力された車速パルスを
取得し、この取得した車速パルスを予測検出部101に
出力するようになっている。
【0070】サイドブレーキ信号取得部22およびシフ
トレバー信号取得部23は、それぞれ、サイドブレーキ
およびシフトレバーが使用されたときに、または、予め
定められたシフトにレバーが設定されたとき(例えば、
パーキングレンジに設定されたとき)に発生する信号を
取得し、この取得した信号を予測検出部101に出力す
るようになっている。
【0071】フラッシュメモリ102は不揮発性のメモ
リから構成されるようになっており、このフラッシュメ
モリ102には、当該車載用AV装置100の動作デー
タ、例えば、基本動作プログラムの他、CD(Compact
Disc)プレーヤの場合は、曲順や電力供給の遮断が為さ
れるときの再生していた曲の時間的位置、または、ナビ
ゲーション装置の場合は、車両の現在位置のデータ(以
下、自車位置データという)、目的地データ、経路探索
結果を示すデータおよび地図データなどが格納されるよ
うになっている。
【0072】このフラッシュメモリ102は、電力供給
が遮断されても保存されたデータは消滅しないという特
性を有する一方、データの読み出しおよび書き出しは低
速で行なわれるという特性を有する。
【0073】メインメモリ103は、揮発性のメモリか
ら構成されるようになっており、このメインメモリ10
3には、フラッシュメモリ102と同様に、当該車載用
AV装置100の動作データ、例えば、基本動作プログ
ラムの他、CD(Compact Disc)プレーヤの場合は、曲
順や電力供給の遮断が為されるときの再生していた曲の
時間的位置、または、ナビゲーション装置の場合は、自
車位置データ、目的地データ、経路探索結果を示すデー
タおよび地図データなどが格納されるようになってい
る。
【0074】このメインメモリ103は、データの読み
出しおよび書き出しが高速で行うことができるという特
性を有する一方、電力供給が遮断された場合には保存さ
れたデータは消滅してしまうという特性を有する。
【0075】次に、図2を用いて車載用AV装置100
の動作について説明する。
【0076】なお、図2は、本実施形態の車載用AV装
置100の動作を示すフローチャートである。
【0077】まず、エンジンが始動されると、すなわ
ち、キー・スイッチ2がONになると(ステップS1
1)、フラッシュメモリ102、メインメモリ103、
CPU104および図示しない各部に電力が供給され、
AV機能が動作を開始する(ステップS12)。
【0078】これにより、車載用AV装置100には電
源が供給されることになり、図示しない操作部などの運
転者の操作に基づいて各種のAV機能が動作する。
【0079】次いで、車載用AV装置100の動作中
に、予測検出部101によって、サイドブレーキ信号若
しくはシフトレバー信号の所定の信号、または、車両が
所定の速度なったことが検出されると(取得処理工程
(ステップS13))、予測検出部101によってエン
ジン停止を予測し、CPU104によってデータ保存プ
ログラムを起動させる(予測処理工程(ステップS1
4))。
【0080】なお、この予測検出部101は、常時、入
力信号を監視、または、車両の速度を監視している。
【0081】次いで、この起動された保存プログラムに
基づいてメインメモリ103に格納されている動作デー
タをフラッシュメモリ102に保存する(書き込み処理
工程(ステップS15))。
【0082】最後に、CPU104によって、エンジン
が停止されたこと、すなわち、電力供給が遮断されたこ
とが検出されると(ステップS16)、AV機能を終了
させて各部の動作が停止する。
【0083】なお、CPU104は、書き込み処理が行
われた後にエンジン停止を監視するようになっており、
エンジン停止が行われるまで、車載用AV装置の動作は
停止しないようになっている。また、書き込み処理(ス
テップS15)が行われた後にエンジンが停止せず、予
測検出部101によって入力信号または車両速度が検出
された場合(ステップS13)は、さらに、予測処理工
程(ステップS14)および書き込み処理工程(ステッ
プS15)を行うようになっている。
【0084】以上により本実施形態によれば、予測検出
部101によって、車両の速度、または停止を予測する
ことができるので、車載用AV装置100への電力供給
の遮断時を予測することでき、当該車載用AV装置10
0の動作データを的確に保存することができる。したが
って、再度、車載用AV装置100に電源が通電された
ときに、動作設定などの煩わしい操作を行うことなく、
車載用AV装置100の動作を復旧させることができ
る。
【0085】また、予測検出部101によって、移動体
の停止情報および速度情報を取得することによって車両
のエンジン停止、または、電源遮断を予測することがで
きる。
【0086】さらに、フラッシュメモリ102は、不揮
発性のメモリから構成され、CPU104によって車載
用AV装置100の動作データを保存することができる
ので、電源が遮断された場合に動作データを的確に保存
することができる。
【0087】なお、本実施形態では、車載用AV装置1
00内にフラッシュメモリ102を有しているが、この
フラッシュメモリを車載用AV装置100外に設けても
よい。特に、フラッシュメモリを携帯可能な構成にし、
当該フラッシュメモリを車載用AV装置に差し込むなど
によって取り付けて、当該フラッシュメモリに読み書き
を行う装置を設けてもよい。
【0088】また、本実施形態において、ナビゲーショ
ン動作と連動させるようにしてもよい。すなわち、ナビ
ゲーション機能を利用し、エンジン停止が行われる可能
性の高い地点から予め定められた領域内に車両の現在位
置を認識した場合、CPUに指示を出してメインメモリ
に保持された動作データをフラッシュメモリに書き込
み、動作データを保護するようにしてもよい。
【0089】例えば、自宅の位置、会社の位置、それ以
外で登録した地点から予め定められた領域内に、車両の
現在位置を認識した場合、フラッシュメモリに動作デー
タの書き込みを開始してもよいし、目的地情報と車両の
現在地に基づいて行われた経路探索した結果を用いて、
設定された経由地または目的地から予め定められた領域
内に車両の現在位置を認識した場合、CPUに指示を出
してメインメモリに保持された動作データをフラッシュ
メモリに書き込み、動作データを保護するようにしても
よい。
【0090】また、本実施形態において、CPU10
4、フラッシュメモリ102およびメインメモリ103
への電力供給は、キー・スイッチ2を介してバッテリ1
から供給されているが、図3に示すように、バッテリ1
にキー・スイッチ2を介して接続されるシガーソケット
5から電源ライン6を介して各CPU104、フラッシ
ュメモリ102およびメインメモリ103に電源を供給
するようにしてもよい。
【0091】なお、図3は、本実施形態における電力供
給をシガーソケットから取得する電源系統の一部の構成
を示す図である。
【0092】〔第2実施形態〕図4、図5は、本発明に
係る電子機器(車載用AV装置)の第2実施形態を示す
図である。本実施形態は、第1実施形態において、車速
パルス取得部、サイドブレーキ信号取得部およびシフト
レバー信号取得部から入力されたパルスまたは信号に基
づいて当該車両のエンジン停止を予測することに代え
て、車載用AV装置内に加速度センサおよび振動センサ
を設け、車両の加速度または振動に基づいて当該車両の
エンジン停止を予測する点に特徴があり、この他の構成
は、第1実施形態と同様であるため、同一部材には同一
番号を付して説明を省略する。
【0093】まず、図4を用いて本実施形態におけるナ
ビゲーション装置の全体の構成について説明する。
【0094】なお、図4は本実施形態に係る車載用AV
装置の概要構成を示すブロック図である。
【0095】図4に示す車載用AV装置110は、当該
車両のバッテリ1からキー・スイッチ2を介して車載用
AV装置110の各部に電源が供給されるようになって
おり、この車載用AV装置110は、車両の加速度を検
出する加速度センサ111と、車両の振動を検出する振
動センサ112と、加速度センサ111および振動セン
サ112によって検出された加速度および振動に基づい
て当該車両の走行状態(移動状態)を示す移動情報を検
出してエンジン停止を予測する予測検出部101と、当
該車載用AV装置110の動作データを保存するフラッ
シュメモリ102およびメインメモリ103と、加速度
センサ111および振動センサ112によって検出され
た検出結果に基づいてフラッシュメモリ102およびメ
インメモリ103並びに図示しないAV装置各部の制御
を行うCPU104とを備えている。
【0096】なお、加速度センサ111および振動セン
サ112は、本発明に係る取得手段を構成する。
【0097】加速度センサ111は、車両走行における
加速度を感知し、その感知した加速度をパルス又は電圧
の形態を有する加速度データに変換して予測検出部10
1に出力するようになっている。
【0098】振動センサ112は、車両走行における振
動を感知し、その感知した振動をパルス又は電圧の形態
を有する振動データに変換して予測検出部101に出力
するようになっている。
【0099】予測検出部101には、加速度データおよ
び振動データが入力されるようになっており、この予測
検出部101は、入力された加速度データおよび振動デ
ータが予め設定された値であるか否かを検出するように
なっており、予め設定された値を検出した場合に、当該
車両のエンジン停止を予測してこの予測情報をCPU1
04に出力するようになっている。
【0100】例えば、加速度データが入力された場合で
あっては、予測検出部101は、加速度データにより車
両の減速が大きいとき、または、停止したときを検出す
るようになっており、この減速が大きいとき、または停
止したときを検出したときにCPU104に当該車両の
エンジンが停止するという予測情報を出力するようにな
っている。
【0101】また、振動データが入力された場合であっ
ては、予測検出部101は、車両の振動が小さいとき、
すなわち、車両の減速が大きいときを検出するようにな
っており、この振動が小さいときの振動値を検出したと
きにCPU104に当該車両のエンジンが停止するとい
う予測情報を出力するようになっている。
【0102】なお、この加速データおよび振動データ
は、それぞれ、本発明に係る移動体の加速度および振動
情報を構成する。
【0103】CPU104は、加速度センサ111およ
び振動センサ112と接続されており、第1実施形態と
同様に、エンジン停止の予測情報が入力されたときに、
フラッシュメモリ102およびメインメモリ103を制
御して動作データを電力供給の遮断時に保護するように
なっている。
【0104】次に、図5を用いて車載用AV装置110
の動作について説明する。
【0105】なお、図5は、本実施形態の車載用AV装
置の動作を示すフローチャートである。
【0106】まず、エンジンが始動されると、すなわ
ち、キー・スイッチ2がONになると(ステップS2
1)、フラッシュメモリ102、メインメモリ103、
CPU104および図示しない各部に電力が供給され、
AV機能が動作を開始する(ステップS22)。
【0107】これにより、車載用AV装置110には電
源が供給されることになり、図示しない操作部などの運
転者の操作に基づいて各種のAV機能が動作する。
【0108】次いで、車載用AV装置110の動作中
に、加速度センサ111または振動センサ112によっ
て、車両が所定の加速度になったことまたは所定の振動
値が検出されると(取得処理工程(ステップS2
3))、加速センサ111または振動センサ112によ
ってエンジン停止を予測し、CPU104によってデー
タ保存プログラムを起動させる(予測処理工程(ステッ
プS24))。
【0109】なお、この加速度センサ111および振動
センサ112は、常時、車両の加速度および振動を監視
している。
【0110】次いで、この起動された保存プログラムに
基づいてメインメモリ103に格納されている動作デー
タをフラッシュメモリ102に保存する(書き込み処理
工程(ステップS25))。
【0111】最後に、CPU104によって、エンジン
が停止されたこと、すなわち、電力供給が遮断されたこ
とが検出されると(ステップS26)、AV機能を終了
させて各部の動作が停止する。
【0112】なお、CPU104は、書き込み処理が行
われた後にエンジン停止を監視するようになっており、
エンジン停止が行われるまで、車載用AV装置110の
動作は停止しないようになっている。また、書き込み処
理(ステップS25)が行われた後にエンジンが停止せ
ず、予測検出部101によって入力信号または車両速度
が検出された場合(ステップS23)は、さらに、予測
処理工程(ステップS24)および書き込み処理工程
(ステップS25)を行うようになっている。
【0113】以上により本実施形態によれば、加速度セ
ンサ111および振動センサ112によって、車両の加
速度、または停止を予測することができるので、車載用
AV装置110への電力供給の遮断時を予測することで
き、当該車載用AV装置110の動作データを的確に保
存することができる。したがって、再度、車載用AV装
置110に電源が通電されたときに、動作設定などの煩
わしい操作を行うことなく、車載用AV装置110の動
作を復旧させることができる。
【0114】また、加速度センサ111および振動セン
サ112によって、移動体の停止情報、加速度情報およ
び振動情報を取得することによって車両のエンジン停
止、または、電源遮断を予測することができる。
【0115】さらに、フラッシュメモリ102は、不揮
発性のメモリから構成され、CPU104によって車載
用AV装置110の動作データを保存することができる
ので、電源が遮断された場合に動作データを的確に保存
することができる。
【0116】なお、本実施形態では、車載用AV装置1
10内にフラッシュメモリ102を有しているが、この
フラッシュメモリを車載用AV装置110外に設けても
よい。特に、フラッシュメモリを携帯可能な構成にし、
当該フラッシュメモリを車載用AV装置に差し込むなど
によって取り付けて、当該フラッシュメモリに読み書き
を行う装置を設けてもよい。
【0117】また、本実施形態において、ナビゲーショ
ン動作と連動させるようにしてもよい。すなわち、ナビ
ゲーション機能を利用し、エンジン停止が行われる可能
性の高い地点から予め定められた領域内に車両の現在位
置を認識した場合、CPUに指示を出してメインメモリ
に保持された動作データをフラッシュメモリに書き込
み、動作データを保護するようにしてもよい。
【0118】例えば、自宅の位置、会社の位置、それ以
外で登録した地点から予め定められた領域内に、車両の
現在位置を認識した場合、フラッシュメモリに動作デー
タの書き込みを開始してもよいし、目的地情報と車両の
現在地に基づいて行われた経路探索した結果を用いて、
設定された経由地または目的地から予め定められた領域
内に車両の現在位置を認識した場合、CPUに指示を出
してメインメモリに保持された動作データをフラッシュ
メモリに書き込み、動作データを保護するようにしても
よい。
【0119】また、第1実施形態と同様に、本実施形態
において、CPU104、フラッシュメモリ102およ
びメインメモリ103への電力供給は、キー・スイッチ
2を介してバッテリ1から供給されているが、図3に示
すように、バッテリ1にキー・スイッチ2を介して接続
されるシガーソケット5から電源ライン6を介して各C
PU104、フラッシュメモリ102およびメインメモ
リ103に電源を供給するようにしてもよい。
【0120】〔第3実施形態〕図6、図7は、本発明に
係る電子機器(車載用AV装置)の第3実施形態を示す
図である。本実施形態は、第1実施形態において、第2
実施形態における加速度センサおよび振動センサを車載
用AV装置内に設けるとともに、予測検出部に車速パル
ス取得部、サイドブレーキ信号取得部およびシフトレバ
ー信号取得部から入力されたパルスまたは信号に基づい
て当該車両のエンジン停止を予測する機能に加え、加速
度データおよび振動データに基づいて当該車両のエンジ
ン停止を予測する機能を加えた点に特徴があり、この他
の構成は、第1実施形態および第2実施形態と同様であ
るため、同一部材には同一番号を付して説明を省略す
る。
【0121】まず、図6を用いて本実施形態におけるナ
ビゲーション装置の全体の構成について説明する。
【0122】なお、図6は本実施形態に係る車載用AV
装置の概要構成を示すブロック図である。
【0123】図6に示す車載用AV装置120は、当該
車両のバッテリ1からキー・スイッチ2を介して車載用
AV装置120の各部に電源が供給されるようになって
おり、この車載用AV装置120は、当該車両の走行状
況を検出してエンジン停止を予測する予測検出部101
と、当該車載用AV装置120の動作データを保存する
フラッシュメモリ102およびメインメモリ103と、
予測検出部101によって検出された検出結果に基づい
てフラッシュメモリ102およびメインメモリ103並
びに図示しないAV装置各部の制御を行うCPU104
と、車両の加速度を検出する加速度センサ111と、車
両の振動を検出する振動センサ112と、を備えてい
る。
【0124】予測検出部101は、車速パルス取得部2
1、サイドブレーキ信号取得部22、シフトレバー信号
取得部23、加速度センサ111および振動センサ11
2に接続されており、車速パルス取得部21、サイドブ
レーキ信号取得部22、シフトレバー信号取得部23、
加速度センサ111および振動センサ112から出力さ
れた各信号または情報が入力され、この各信号および情
報に基づいて予告情報を検出した場合は、予告情報をC
PU104に出力するようになっている。
【0125】具体的には、予測検出部101は、サイド
ブレーキ信号、シフトレバー信号が検出された場合、車
速が予め設定された速度になった場合、または、車両の
加速度若しくは振動が予め設定された値になった場合
に、CPU104にエンジン停止を予測する予測情報を
出力、すなわち、エンジン停止有りの情報を出力するよ
うになっており、サイドブレーキ信号およびシフトレバ
ー信号の有無、並びに、予め設定された速度、加速度お
よび振動値の何れか一つが検出された場合には予告情報
をCPU104に出力するようになっている。
【0126】なお、予測検出部101を、論理積(AN
D)回路と論理和(OR)回路から構成し、サイドブレ
ーキ信号およびシフトレバー信号の有無、並びに、予め
設定された速度、加速度および震度値の何れか2つまた
は3つが検出された場合にCPU104にエンジン停止
を予測する予測情報を出力してもよく、エンジン停止予
測の確度を向上させるようになっている。
【0127】CPU104は、予測検出部101と接続
されており、第1実施形態および第2実施形態と同様
に、エンジン停止の予測情報が入力されたときに、フラ
ッシュメモリ102およびメインメモリ103を制御し
て動作データを電力供給の遮断時に保護するようになっ
ている。
【0128】次に、図7を用いて車載用AV装置120
の動作について説明する。
【0129】なお、図7は、本実施形態の車載用AV装
置の動作を示すフローチャートである。
【0130】まず、エンジンが始動されると、すなわ
ち、キー・スイッチ2がONになると(ステップS3
1)、フラッシュメモリ102、メインメモリ103、
CPU104および図示しない各部に電力が供給され、
AV機能が動作を開始する(ステップS32)。
【0131】これにより、車載用AV装置120には電
源が供給されることになり、図示しない操作部などの運
転者の操作に基づいて各種のAV機能が動作する。
【0132】次いで、車載用AV装置120の動作中
に、予測検出部101によって所定の信号および車両が
所定の速度になったこと、並びに、加速度センサ111
または振動センサ112によって、車両が所定の加速度
になったことまたは所定の振動値が検出され、CPU1
04によって予測検出部101からの出力が検出される
と(取得処理工程(ステップS33))、CPU104
によってデータ保存プログラムを起動させる(予測処理
工程(ステップS34))。
【0133】なお、予測検出部101、加速度センサ1
11および振動センサ112は、常時、入力信号を監
視、並びに、車両の速度、加速度および振動を監視して
いる。
【0134】次いで、この起動された保存プログラムに
基づいてメインメモリ103に格納されている動作デー
タをフラッシュメモリ102に保存する(書き込み処理
工程(ステップS35))。
【0135】最後に、CPU104によってエンジンが
停止されたこと、すなわち、電力供給が遮断されたこと
が検出されると(ステップS36)、CPU104によ
ってAV機能を終了させ各部の動作が停止する。
【0136】なお、CPU104は、書き込み処理が行
われた後にエンジン停止を監視するようになっており、
エンジン停止が行われるまで、車載用AV装置120の
動作は停止しないようになっている。また、書き込み処
理(ステップS35)が行われた後にエンジンが停止せ
ず、予測検出部101によって入力信号または車両速度
が検出された場合(ステップS33)は、さらに、予測
処理工程(ステップS34)および書き込み処理工程
(ステップS35)を行うようになっている。
【0137】以上により本実施形態によれば、予測検出
部101、加速度センサ111および振動センサ112
によって、車両の速度若しくは加速度、または、停止を
予測することができるとともに、その予測の確度を向上
させることができるので、車載用AV装置120への電
力供給の遮断時を予測することでき、当該車載用AV装
置120の動作データを的確に保存することができる。
したがって、再度、車載用AV装置120に電源が通電
されたときに、動作設定などの煩わしい操作を行うこと
なく、車載用AV装置120の動作を復旧させることが
できる。
【0138】また、予測検出部101、加速度センサ1
11および振動センサ112によって、移動体の停止情
報、速度情報、加速度情報および振動情報を取得するこ
とによって車両のエンジン停止、または、電源遮断を予
測することができる。
【0139】さらに、フラッシュメモリ102は、不揮
発性のメモリから構成され、CPU104によって車載
用AV装置120の動作データを保存することができる
ので、電源が遮断された場合に動作データを的確に保存
することができる。
【0140】なお、本実施形態では、車載用AV装置1
20内にフラッシュメモリ102を有しているが、この
フラッシュメモリを車載用AV装置120外に設けても
よい。特に、フラッシュメモリを携帯可能な構成にし、
当該フラッシュメモリを車載用AV装置に差し込むなど
によって取り付けて、当該フラッシュメモリに読み書き
を行う装置を設けてもよい。
【0141】また、本実施形態において、ナビゲーショ
ン動作と連動させるようにしてもよい。すなわち、ナビ
ゲーション機能を利用し、エンジン停止が行われる可能
性の高い地点から予め定められた領域内に車両の現在位
置を認識した場合、CPUに指示を出してメインメモリ
に保持された動作データをフラッシュメモリに書き込
み、動作データを保護するようにしてもよい。
【0142】例えば、自宅の位置、会社の位置、それ以
外で登録した地点から予め定められた領域内に、車両の
現在位置を認識した場合、フラッシュメモリに動作デー
タの書き込みを開始してもよいし、目的地情報と車両の
現在地に基づいて行われた経路探索した結果を用いて、
設定された経由地または目的地から予め定められた領域
内に車両の現在位置を認識した場合、CPUに指示を出
してメインメモリに保持された動作データをフラッシュ
メモリに書き込み、動作データを保護するようにしても
よい。
【0143】また、第1実施形態と同様に、本実施形態
において、CPU104、フラッシュメモリ102およ
びメインメモリ103への電力供給は、キー・スイッチ
2を介してバッテリ1から供給されているが、図3に示
すように、バッテリ1にキー・スイッチ2を介して接続
されるシガーソケット5から電源ライン6を介して各C
PU104、フラッシュメモリ102およびメインメモ
リ103に電源を供給するようにしてもよい。
【0144】〔第4実施形態〕図8は、本発明に係る電
子機器(車載用AV装置)の第4実施形態を示す図であ
る。本実施形態は、第3実施形態における車速パルス取
得部、サイドブレーキ信号取得部およびシフトレバー信
号取得部から入力されたパルスまたは信号に基づいて、
および、加速度データおよび振動データに基づいて当該
車両のエンジン停止を予測する点に代えて、車両の位置
データ、車外の画像データ、道路雑音およびハイブリッ
ド制御に基づいて当該車両のエンジン停止を予測する点
に特徴があり、この他の構成は、第3実施形態と同様で
あるため、同一部材には同一番号を付して説明を省略す
る。
【0145】ただし、ハイブリッド制御とは、複数の動
力源を利用して走行する自動車(車両)における動力制
御のことをいい、本実施形態では、通常の自動車に用い
られ、内部で燃料を燃焼することによって駆動力を取得
する内燃機構(エンジン)と車載されているバッテリに
充電されている電力で駆動力を取得する電動機とを制御
するようになっている。また、後述するハイブリッド制
御部は、この内燃機構と電動機の2つの動力制御を行う
ようになっている。
【0146】まず、図8を用いて本実施形態におけるナ
ビゲーション装置の全体の構成について説明する。
【0147】なお、図8は本実施形態に係る車載用AV
装置の概要構成を示すブロック図である。
【0148】図8に示す車載用AV装置130は、当該
車両のバッテリ1からキー・スイッチ2を介して車載用
AV装置130の各部に電源が供給されるようになって
おり、この車載用AV装置130は、当該車両の走行状
況を検出してエンジン停止を予測する予測検出部131
と、当該車載用AV装置130の動作データを保存する
フラッシュメモリ102およびメインメモリ103と、
予測検出部131によって検出された検出結果に基づい
てフラッシュメモリ102およびメインメモリ103並
びに図示しないAV装置各部の制御を行うCPU104
と、を備えている。
【0149】予測検出部131には、後述するGPS
(Global Positioning System)受信部31、撮像素
子(以下、CCD(Charge Coupled Device)という)
32、マイク33、携帯端末装置34、携帯電話機35
およびハイブリッド制御部36の各部から所定のデータ
が入力され、この予測検出部131は、この入力された
所定のデータに基づいて当該車両におけるエンジン停止
を予測するようになっており、このエンジン停止を予測
した予測情報をCPU104に出力するようになってい
る。
【0150】(1)GPSデータ 予測検出部131は、GPS受信部31から出力された
GPSデータを取得し、このGPSデータに基づいて当
該車両の停止状態、すなわちエンジンの停止を予測する
ようになっている。
【0151】GPS受信部31は、アンテナATを介し
て当該車両のGPSデータを取得するようになってお
り、予測検出部131は、このGPSデータに基づいて
車両の走行状態、すなわち、車両が停止しているか、ま
たは、走行しているかを判断するようになっている。
【0152】GPSデータは車両の測位データであるた
め、このGPSデータを受信することによって車両の現
在位置データを取得することができるようになってお
り、GPS受信部31では、通常、200ms間隔でG
PSデータを受信している。
【0153】すなわち、車両が停止している場合は、取
得した車両の位置データが複数回同じ位置(略同じ位
置)を示すこととなるので、GPSデータに基づいて車
両が停止していることを判断することができるようにな
っている。
【0154】本実施形態では、予測検出部131おい
て、取得した当該車両の位置データが予め定められた回
数一致したことを検出した場合に、CPU104にエン
ジンが停止するという予測情報を出力するようになって
いる。
【0155】(2)車両の位置データ 予測検出部131は、GPS受信システムを備えている
携帯用端末装置34および位置情報を取得する取得手段
を有する携帯電話機35から出力された当該車両のGP
Sデータまたは現在位置情報を取得し、このGPSデー
タまたは現在位置情報に基づいて当該車両の停止状態、
すなわちエンジンの停止を予測するようになっている。
【0156】GPS受信システムを備えている携帯端末
装置34は、車両と同じ位置に存在し、携帯端末装置3
4によって取得したGPSデータは、車両のGPSデー
タとみなすことができる。したがって、携帯端末装置3
4によって取得されたGPSデータによって当該車両の
GPSデータを取得することができるようになるので、
上述と同様に車両の位置データを取得することができる
ようになっている。
【0157】本実施形態では、この携帯端末装置34と
車載用AV装置130とを接続し、予測検出部131に
よってGPSデータを所定時間間隔毎に取得し、予測検
出部131おいて、取得した当該車両の位置データが予
め定められた回数一致したことを検出した場合に、CP
U104にエンジンが停止するという予測情報を出力す
るようになっている。
【0158】また、携帯電話機35は、公衆電話網回線
を介して図示しない複数の基地局と通信が行うことがで
きるようになっており、3点測位手法を用い、複数の基
地局との通信によって自己の位置の認識すること、すな
わち、携帯電話機35の現在位置情報を取得できるよう
になっている。
【0159】したがって、本実施形態では、この携帯電
話機35と車載用AV装置130とを接続し、予測検出
部131において、現在位置情報、すなわち、車両の位
置データを所定時間間隔毎に取得するとともに、予測検
出部131によってこの取得した当該車両の位置データ
が予め定められた回数一致したことを検出した場合に、
CPU104にエンジンが停止するという予測情報を出
力するようになっており、これにより上述と同様の効果
を得ることができるようになっている。
【0160】(3)車外の画像データ 予測検出部131は、CCD32から出力された画像デ
ータを取得し、前回取得した画像データとの相関度を検
出し、相関度が高いと判断されたときは、当該車両の停
止状態、すなわちエンジンの停止を予測するようになっ
ている。
【0161】例えば、車両の側道側に小型CCD32を
配設し、このCCD32によって車外の風景を1秒ごと
に取得するとともに、この取得した画像データを予測検
出部131に出力するようになっており、予測検出部1
31には、この出力された画像データが入力されるよう
になっている。
【0162】また、この予測検出部131は、取得した
画像データと、前回の画像データ(1秒前の画像デー
タ)の特徴量を比較し、特徴量が一致しているときに相
関度が高いと判断され、所定回連続的に相関度が高いと
判断されたときに車両の停止状態、すなわち、エンジン
の停止を予測するようになっている。
【0163】例えば、本実施形態では、各画像データ毎
に色平均を算出し、この色平均値を特徴量として抽出す
るようになっており、特に、本実施形態では、高速処理
を行うため、画像データ中央の一部分の色平均を各画像
データ毎に算出するようになっている。
【0164】(4)道路雑音 予測検出部131は、マイク33によって取得された雑
音(ロードノイズ)を取得し、当該雑音における音声レ
ベルが予め定められたレベル以下と判断されたときに、
当該車両の停止状態、すなわちエンジンの停止を予測す
るようになっている。
【0165】通常、車両が走行している場合には、タイ
ヤと道路の摩擦音、すなわち、ロードノイズが発生する
ので、車両の走行状態と停止状態とでは、雑音レベルが
異なることになる。
【0166】したがって、実際に、当該車両メーカなど
において、その車両の停止時および走行時の騒音レベル
を測定することによって、この2つのデータに基づいて
当該判断の対象となる閾値を設定すれば、ロードノイズ
の雑音レベルに基づいて車両の停止状態を予測すること
ができるようになる。
【0167】本実施形態では、マイク33によって取得
された雑音レベルが、予め定められた値以下になったと
きに、CPU104にエンジンが停止するという予測情
報を出力するようになっている。
【0168】(5)ハイブリッド制御 予測検出部131には、ハイブリッド制御部36からエ
ンジンから電動機に切り換わった場合に、所定の信号が
入力されるようになっており、予測検出部131はこの
信号が入力されたときに、当該車両の停止状態、すなわ
ちエンジンの停止を予測するようになっている。
【0169】ハイブリッド制御が行われている自動車
(車両)において、一般的に、低速度になったときに、
エンジンを停止し、電動機によって自動車を駆動するよ
うになっている。すなわち、ハイブリッド制御が行われ
ている自動車は、車両の低速時に電動機で駆動させるこ
とにより、燃料の消費を低減させる点に特徴がある。
【0170】したがって、動力がエンジンから電動機に
切り換わったときには、車両が低速になったと判断する
ことができ、低速になると車両が停止する確率が高くな
るので、ハイブリッド制御部36からエンジン動力から
電動機に切り換わったときの信号に基づいて、当該車両
の停止状態、すなわちエンジンの停止を予測するように
なっている。
【0171】予測検出部101は、このように位置情
報、画像データの相関度および車外雑音のレベルによっ
て車両が停止していると判断された場合、並びに、ハイ
ブリッド制御信号が入力された場合に、CPU104に
エンジン停止を予測する予測情報を出力、すなわち、エ
ンジン停止有りの情報を出力するようになっており、車
両が停止されたと判断された場合およびハイブリッド制
御信号が入力された場合には予告情報をCPU104に
出力するようになっている。
【0172】なお、本実施形態における動作、すなわ
ち、電源のONからOFFまでの動作は、エンジン停止
を予測する基になる信号および判断基準のデータが異な
る点を除いては第3実施形態と同一であるため、説明を
省略する。
【0173】以上により本実施形態によれば、予測検出
部101によって、車両の停止を予測することができる
ので、車載用AV装置130への電力供給の遮断時を予
測することでき、当該車載用AV装置130の動作デー
タを的確に保存することができる。したがって、再度、
車載用AV装置130に電源が通電されたときに、動作
設定などの煩わしい操作を行うことなく、車載用AV装
置130の動作を復旧させることができる。
【0174】また、フラッシュメモリ102は、不揮発
性のメモリから構成され、CPU104によって車載用
AV装置130の動作データを保存することができるの
で、電源が遮断された場合に動作データを的確に保存す
ることができる。
【0175】なお、本実施形態では、車載用AV装置1
30内にフラッシュメモリ102を有しているが、この
フラッシュメモリを車載用AV装置120外に設けても
よい。特に、フラッシュメモリを携帯可能な構成にし、
当該フラッシュメモリを車載用AV装置に差し込むなど
によって取り付けて、当該フラッシュメモリに読み書き
を行う装置を設けてもよい。
【0176】また、本実施形態において、ナビゲーショ
ン動作と連動させるようにしてもよい。すなわち、ナビ
ゲーション機能を利用し、エンジン停止が行われる可能
性の高い地点から予め定められた領域内に車両の現在位
置を認識した場合、CPUに指示を出してメインメモリ
に保持された動作データをフラッシュメモリに書き込
み、動作データを保護するようにしてもよい。
【0177】例えば、自宅の位置、会社の位置、それ以
外で登録した地点から予め定められた領域内に、車両の
現在位置を認識した場合、フラッシュメモリに動作デー
タの書き込みを開始してもよいし、目的地情報と車両の
現在地に基づいて行われた経路探索した結果を用いて、
設定された経由地または目的地から予め定められた領域
内に車両の現在位置を認識した場合、CPUに指示を出
してメインメモリに保持された動作データをフラッシュ
メモリに書き込み、動作データを保護するようにしても
よい。
【0178】また、第3実施形態と同様に、予測検出部
101を、論理積(AND)回路と論理和(OR)回路
から構成し、車両の位置情報、画像データの相関度、雑
音レベルおよびハイブリッド制御信号の有無の何れか2
つまたは3つが検出された場合にCPU104にエンジ
ン停止を予測する予測情報を出力してもよい。この場合
は、エンジン停止予測の確度を向上させることができ
る。
【0179】また、第1実施形態と同様に、本実施形態
において、CPU104、フラッシュメモリ102およ
びメインメモリ103への電力供給は、キー・スイッチ
2を介してバッテリ1から供給されているが、図3に示
すように、バッテリ1にキー・スイッチ2を介して接続
されるシガーソケット5から電源ライン6を介して各C
PU104、フラッシュメモリ102およびメインメモ
リ103に電源を供給するようにしてもよい。
【0180】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、電力供給の遮断時を予測することによっ
て動作データを的確に保存することができるので、再
度、電源が通電されたときに、電子機器の動作設定など
の煩わしい操作を行うことなく、電子機器の動作を復旧
させることができる。
【0181】また、請求項2に記載の発明によれば、電
力供給の遮断時を予測することによって動作データを的
確に保存することができるので、再度、電源が通電され
たときに、電子機器の動作設定などの煩わしい操作を行
うことなく、電子機器の動作を復旧させることができ
る。
【0182】また、請求項3に記載の発明によれば、移
動体の停止情報、速度情報、加速度情報および振動情報
の少なくとも何れか一つに基づいて移動体の動力停止、
または、電源遮断を予測することができる。
【0183】また、請求項4に記載の発明によれば、速
度情報、加速度情報または振動情報の値が予め定められ
た閾値以下の場合に、予測手段が電力供給の遮断時を予
測することができる。
【0184】また、請求項5に記載の発明によれば、移
動体が停止し、電力供給が遮断される位置を予測して動
作データを保存することができるので、動作データを的
確に保存することができ、再度、電源が通電されたとき
に、電子機器の動作設定などの煩わしい操作を行うこと
なく、電子機器の動作を復旧させることができる。
【0185】また、請求項6に記載の発明によれば、移
動体が停止し、電力供給が遮断される位置を予測して動
作データを保存することができるので、動作データを的
確に保存することができ、再度、電源が通電されたとき
に、電子機器の動作設定などの煩わしい操作を行うこと
なく、電子機器の動作を復旧させることができる。
【0186】また、請求項7に記載の発明によれば、不
揮発性のメモリを有し、書き込み手段によって不揮発性
のメモリに書き込むことができるので、電源が遮断され
た場合にデータを的確に保存することができる。
【0187】また、請求項8に記載の発明によれば、電
力供給の遮断時を予測することによって動作データを的
確に保存することができるので、再度、電源が通電され
たときに、電子機器の動作設定などの煩わしい操作を行
うことなく、電子機器の動作を復旧させることができ
る。
【0188】また、請求項9に記載の発明によれば、電
力供給の遮断時を予測することによって動作データを的
確に保存することができるので、再度、電源が通電され
たときに、電子機器の動作設定などの煩わしい操作を行
うことなく、電子機器の動作を復旧させることができ
る。
【0189】また、請求項10に記載の発明によれば、
移動体の停止情報、速度情報、加速度情報および振動情
報の少なくとも何れか一つに基づいて移動体の動力停
止、または、電源遮断を予測することができる。
【0190】また、請求項11に記載の発明によれば、
移動体が停止し、電力供給が遮断される位置を予測して
動作データを保存することができるので、動作データを
的確に保存することができ、再度、電源が通電されたと
きに、電子機器の動作設定などの煩わしい操作を行うこ
となく、電子機器の動作を復旧させることができる。
【0191】また、請求項12に記載の発明によれば、
移動体が停止し、電力供給が遮断される位置を予測して
動作データを保存することができるので、動作データを
的確に保存することができ、再度、電源が通電されたと
きに、電子機器の動作設定などの煩わしい操作を行うこ
となく、電子機器の動作を復旧させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車載用AV装置の第1実施形態に
おける概要構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態の車載用AV装置における動作を
示すフローチャートである。
【図3】第1本実施形態における電力供給をシガーソケ
ットから取得する電源系統の一部の構成を示す図であ
る。
【図4】本発明に係る車載用AV装置の第2実施形態に
おける概要構成を示すブロック図である。
【図5】第2実施形態の車載用AV装置における動作を
示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る車載用AV装置の第3実施形態に
おける概要構成を示すブロック図である。
【図7】第3実施形態の車載用AV装置における動作を
示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る車載用AV装置の第4実施形態に
おける概要構成を示すブロック図である。
【図9】従来の電子機器の電源に関する概要構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1…バッテリ(電源) 2…キー・スイッチ 5…シガーソケット 6…電源ライン 21…車速パルス取得部 22…サイドブレーキ信号取得部 23…シフトレバー信号取得部 31…GPS受信部 32…CCD 33…マイク 34…携帯端末装置 35…携帯電話機 36…ハイブリット制御部 100、110、120、130…車載用AV装置 101、131…予測検出部(取得手段、予測手段) 102…フラッシュメモリ(蓄積手段) 103…メインメモリ 104…CPU(予測手段、書き込み手段) 111…加速度センサ(取得手段) 112…振動センサ(取得手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 知男 埼玉県鶴ヶ島市富士見6丁目1番1号 パ イオニア株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 5B011 DA06 DC01 EA10 EB01 GG13 KK04

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体に搭載された電源から電力が供給
    され、当該電力供給が遮断される遮断時の当該電子機器
    における動作状態のデータを蓄積手段に記録する電子機
    器であって、 前記移動体の移動状態を示す移動情報を取得する取得手
    段と、 前記取得された移動情報に基づいて前記電力供給の遮断
    時を予測する予測手段と、 前記電力供給の遮断時を予測したときに前記データを前
    記蓄積手段に書き込む書き込み手段と、 を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された電子機器におい
    て、 前記移動体が動力によって移動し、当該動力の稼働中に
    前記電力が供給される前記電子機器であって、 前記予測手段が、前記取得された前記移動情報に基づい
    て前記移動体の動力停止を予測し、当該動力停止を予測
    することによって前記電力供給の遮断時を予測するとと
    もに、 前記移動体の動力停止が予測されたときに前記書き込み
    手段が前記データを前記蓄積手段に書き込むことを特徴
    とする電子機器。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載された電子機器
    において、 前記移動情報に前記移動体の停止情報、速度情報、加速
    度情報または振動情報の少なくとも何れか一つを含むこ
    とを特徴とする電子機器。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載された電子機器におい
    て、 前記移動情報が、速度情報、加速度情報または振動情報
    であって、前記取得手段によって取得された速度情報、
    加速度情報または振動情報の値が予め定められた閾値以
    下である場合に前記予測手段が、前記電力供給の遮断時
    を予測することを特徴とする電子機器。
  5. 【請求項5】 移動体に搭載された電源から電力が供給
    され、当該電力供給が遮断される遮断時の当該電子機器
    における動作状態のデータを蓄積手段に記録する電子機
    器であって、 前記移動体の位置情報を取得して当該移動体の現在位置
    を認識する認識手段と、 予め登録された1または2以上の地点情報が格納されて
    いる格納手段と、 前記格納されている地点から予め設定された領域内に前
    記移動体の現在位置が認識された場合に前記電力供給の
    遮断時を予測する予測手段と、 前記電力供給の遮断時を予測したときに前記データを前
    記蓄積手段に書き込む書き込み手段と、 を備えたことを特徴とする電子機器。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載された電子機器におい
    て、 前記移動体の目的地の情報および前記認識された移動体
    の位置に基づいて当該移動体における経路探索を行い、
    当該移動体の目的地までの経路の設定を行う当該電子機
    器であって、 前記格納手段に地点情報として前記目的地または前記経
    路の設定の際に登録された経由地が格納されるととも
    に、 前記予測手段が、前記格納されている目的地または前記
    経由地から予め設定された領域内に前記移動体の現在位
    置が認識された場合に前記電力供給の遮断時を予測し、 前記書き込み手段が、前記電力供給の遮断時を予測した
    ときに前記データを前記蓄積手段に書き込むことを特徴
    とする電子機器。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6の何れか一項に記載の電
    子機器において、 前記蓄積手段を有し、 当該蓄積手段が不揮発性のメモリによって構成されるこ
    とを特徴とする電子機器。
  8. 【請求項8】 移動体に搭載された電源から電力が供給
    され、当該電力供給が遮断される遮断時の当該電子機器
    における動作状態のデータを蓄積手段に記録する電子機
    器におけるデータ記録方法であって、 前記移動体の移動情報を取得する取得処理工程と、 前記取得された移動情報に基づいて前記電力供給の遮断
    時を予測する予測処理工程と、 前記電力供給の遮断時を予測したときに前記データを蓄
    積手段に書き込む書き込み処理工程と、 を含むことを特徴とする電子機器におけるデータ記録方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載された電子機器における
    データ記録方法において、 前記移動体が動力によって走行し、当該動力の稼働中に
    前記電力が供給される前記電子機器であって、 前記予測処理工程においては、前記取得された前記移動
    情報に基づいて前記移動体の動力停止を予測し、当該動
    力停止を予測することによって前記電力供給の遮断時を
    予測するとともに、前記書き込み処理工程においては、
    前記予測処理工程によって前記移動体の動力停止を予測
    したときに、前記データを前記蓄積手段に書き込むこと
    を特徴とする電子機器におけるデータ記録方法。
  10. 【請求項10】 請求項8または9に記載された電子機
    器におけるデータ記録方法おいて、 前記移動情報に前記移動体の停止情報、速度情報、加速
    度情報または振動情報の少なくとも何れか一つを含むこ
    とを特徴とする電子機器におけるデータ記録方法。
  11. 【請求項11】 移動体に搭載された電源から電力が供
    給され、当該電力供給が遮断される遮断時の当該電子機
    器における動作状態のデータを蓄積手段に記録する電子
    機器におけるデータ記録方法であって、 前記移動体の位置情報を取得して当該移動体の現在位置
    を認識する認識処理工程と、 予め登録された1または2以上の地点情報から、予め設
    定された領域内に前記移動体の現在位置が認識された場
    合に前記電力供給の遮断時を予測する予測処理工程と、 前記電力供給の遮断時を予測したときに前記データを蓄
    積手段に書き込む書き込み処理工程と、 を含むことを特徴とする電子機器におけるデータ記録方
    法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載された電子機器にお
    けるデータ記録方法おいて、 前記移動体の目的地の情報および前記認識された移動体
    の現在位置に基づいて当該移動体における経路探索を行
    い、当該移動体の目的地までの経路の設定を行う当該電
    子機器であって、 前記予測処理工程においては、前記目的地または前記経
    路の設定の際に登録された経由地から予め設定された領
    域内に前記移動体の現在位置が認識された場合に前記電
    力供給の遮断時を予測するとともに、 前記書き込み処理工程においては、前記電力供給の遮断
    時を予測したときに前記データを前記蓄積手段に書き込
    むことを特徴とする電子機器におけるデータ記録方法。
JP2001304441A 2001-09-03 2001-09-28 電子機器および電子機器におけるデータ記録方法 Expired - Fee Related JP4679775B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001304441A JP4679775B2 (ja) 2001-09-03 2001-09-28 電子機器および電子機器におけるデータ記録方法
DE60217245T DE60217245T2 (de) 2001-09-03 2002-09-03 Elektronisches Gerät und Datenaufzeichnungsmethode
US10/233,113 US6804590B2 (en) 2001-09-03 2002-09-03 Electronic apparatus and data recording method in electronic apparatus
CNB021321418A CN1248087C (zh) 2001-09-03 2002-09-03 电子设备及电子设备中的数据记录方法
EP02256103A EP1298008B1 (en) 2001-09-03 2002-09-03 Electronic apparatus and data recording method in electronic apparatus

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001266389 2001-09-03
JP2001-266389 2001-09-03
JP2001304441A JP4679775B2 (ja) 2001-09-03 2001-09-28 電子機器および電子機器におけるデータ記録方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003146153A true JP2003146153A (ja) 2003-05-21
JP4679775B2 JP4679775B2 (ja) 2011-04-27

Family

ID=26621564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001304441A Expired - Fee Related JP4679775B2 (ja) 2001-09-03 2001-09-28 電子機器および電子機器におけるデータ記録方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6804590B2 (ja)
EP (1) EP1298008B1 (ja)
JP (1) JP4679775B2 (ja)
CN (1) CN1248087C (ja)
DE (1) DE60217245T2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007072711A1 (ja) * 2005-12-19 2007-06-28 Pioneer Corporation データ更新装置および更新制御方法
WO2014129112A1 (ja) * 2013-02-20 2014-08-28 株式会社デンソー 車両用データ処理装置

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7308614B2 (en) * 2002-04-30 2007-12-11 Honeywell International Inc. Control sequencing and prognostics health monitoring for digital power conversion and load management
US7164214B2 (en) * 2002-11-25 2007-01-16 Dean Eisenberger Uninterruptible DC power supply for equipment associated with a mobile site
US7672759B1 (en) * 2004-02-24 2010-03-02 Teleflex Megatech, Inc. Communication with a steering wheel switch
EP1757904B1 (en) * 2004-06-18 2012-11-28 Navitime Japan Co., Ltd. Communicative navigation system and information distribution server, and mobile navigation terminal
FR2875319B1 (fr) * 2004-09-16 2008-04-11 Renault Sas Systeme et calculateur embarque permettant la mise en suspens du dechargement de donnees en cas d'arret du calculateur
JP4066381B2 (ja) * 2005-03-01 2008-03-26 三菱電機株式会社 車載電子制御装置
JP4572711B2 (ja) * 2005-03-25 2010-11-04 横河電機株式会社 電源システム
US10878646B2 (en) 2005-12-08 2020-12-29 Smartdrive Systems, Inc. Vehicle event recorder systems
US20070150138A1 (en) 2005-12-08 2007-06-28 James Plante Memory management in event recording systems
US8996240B2 (en) 2006-03-16 2015-03-31 Smartdrive Systems, Inc. Vehicle event recorders with integrated web server
US9201842B2 (en) 2006-03-16 2015-12-01 Smartdrive Systems, Inc. Vehicle event recorder systems and networks having integrated cellular wireless communications systems
US8989959B2 (en) 2006-11-07 2015-03-24 Smartdrive Systems, Inc. Vehicle operator performance history recording, scoring and reporting systems
US8649933B2 (en) 2006-11-07 2014-02-11 Smartdrive Systems Inc. Power management systems for automotive video event recorders
US8868288B2 (en) 2006-11-09 2014-10-21 Smartdrive Systems, Inc. Vehicle exception event management systems
US8139820B2 (en) 2006-12-13 2012-03-20 Smartdrive Systems Inc. Discretization facilities for vehicle event data recorders
US8239092B2 (en) 2007-05-08 2012-08-07 Smartdrive Systems Inc. Distributed vehicle event recorder systems having a portable memory data transfer system
DE102008012387A1 (de) * 2008-03-04 2009-09-10 Lucas Automotive Gmbh Steuerung einer elektrisch betätigbaren Feststellbremse bei Ausfall eines Geschwindigkeitssignals
US9728228B2 (en) 2012-08-10 2017-08-08 Smartdrive Systems, Inc. Vehicle event playback apparatus and methods
US9404464B2 (en) * 2013-09-18 2016-08-02 Deere & Company Controlled engine shutdown method and engine shutdown prediction for exhaust system durability
US9501878B2 (en) 2013-10-16 2016-11-22 Smartdrive Systems, Inc. Vehicle event playback apparatus and methods
US9610955B2 (en) 2013-11-11 2017-04-04 Smartdrive Systems, Inc. Vehicle fuel consumption monitor and feedback systems
US8892310B1 (en) 2014-02-21 2014-11-18 Smartdrive Systems, Inc. System and method to detect execution of driving maneuvers
WO2015152866A1 (en) * 2014-03-31 2015-10-08 Cummins, Inc. Engine stop position sensing synchronization through engine stop location estimation
US9663127B2 (en) 2014-10-28 2017-05-30 Smartdrive Systems, Inc. Rail vehicle event detection and recording system
US11069257B2 (en) 2014-11-13 2021-07-20 Smartdrive Systems, Inc. System and method for detecting a vehicle event and generating review criteria
US9679420B2 (en) 2015-04-01 2017-06-13 Smartdrive Systems, Inc. Vehicle event recording system and method
US10061376B2 (en) * 2015-06-26 2018-08-28 Intel Corporation Opportunistic power management for managing intermittent power available to data processing device having semi-non-volatile memory or non-volatile memory
WO2018026698A1 (en) * 2016-08-01 2018-02-08 Cummins Inc. Control of engine-integrated electric machine
KR20190064033A (ko) * 2017-11-30 2019-06-10 에스케이하이닉스 주식회사 메모리 컨트롤러, 이를 포함하는 메모리 시스템 및 이의 동작 방법
CN113879231B (zh) * 2021-10-26 2023-03-14 北京汇通天下物联科技有限公司 车载物品震动的预警方法、系统、电子设备以及存储介质

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000251396A (ja) * 1999-03-01 2000-09-14 Toyota Motor Corp 車載情報処理装置
JP2001004690A (ja) * 1999-06-24 2001-01-12 Yazaki Corp 負荷断線検出装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5841246A (ja) 1981-09-04 1983-03-10 Nissan Motor Co Ltd 車両情報記憶装置
US4853856A (en) * 1985-12-02 1989-08-01 United Engineering Corporation Vehicle motion logger
JPS62152946A (ja) 1985-12-26 1987-07-07 Niles Parts Co Ltd 自動車用演算装置のデ−タ保護回路
JPH02110855A (ja) 1988-10-19 1990-04-24 Nec Corp Cdプレーヤ
JP2611447B2 (ja) * 1989-08-31 1997-05-21 日産自動車株式会社 能動型サスペンション
JPH0556666U (ja) * 1991-12-27 1993-07-27 三菱電機株式会社 車載用情報処理装置
KR100267543B1 (ko) * 1996-04-28 2000-10-16 모리 하루오 도로정보 또는 교차점정보의 처리장치
US6297732B2 (en) * 1999-09-08 2001-10-02 Precision Navigation, Inc. Radar/laser detection device with multi-sensing and reporting capability

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000251396A (ja) * 1999-03-01 2000-09-14 Toyota Motor Corp 車載情報処理装置
JP2001004690A (ja) * 1999-06-24 2001-01-12 Yazaki Corp 負荷断線検出装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007072711A1 (ja) * 2005-12-19 2007-06-28 Pioneer Corporation データ更新装置および更新制御方法
JPWO2007072711A1 (ja) * 2005-12-19 2009-05-28 パイオニア株式会社 データ更新装置、更新制御方法、更新制御プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
JP4524314B2 (ja) * 2005-12-19 2010-08-18 パイオニア株式会社 データ更新装置、更新制御方法、更新制御プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体
WO2014129112A1 (ja) * 2013-02-20 2014-08-28 株式会社デンソー 車両用データ処理装置
JP2014159247A (ja) * 2013-02-20 2014-09-04 Denso Corp 車両用データ処理装置
US9691197B2 (en) 2013-02-20 2017-06-27 Denso Corporation Data processing apparatus for vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
DE60217245T2 (de) 2007-05-31
EP1298008B1 (en) 2007-01-03
CN1407422A (zh) 2003-04-02
EP1298008A1 (en) 2003-04-02
US6804590B2 (en) 2004-10-12
EP1298008A9 (en) 2003-06-25
US20030045977A1 (en) 2003-03-06
JP4679775B2 (ja) 2011-04-27
CN1248087C (zh) 2006-03-29
DE60217245D1 (de) 2007-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003146153A (ja) 電子機器および電子機器におけるデータ記録方法
US7505839B2 (en) Vehicular data recording device
US8153314B2 (en) Alert method relating to remaining fuel amount of fuel cell system and fuel cell system using the same
JP4622991B2 (ja) カーオーディオシステムの音量制御装置
US20120123639A1 (en) Power-saving system and control method for the same
US7176788B2 (en) Vehicle theft prevention system and method thereof
JP2018046343A (ja) 画像記録装置、画像記録方法およびプログラム
KR100970439B1 (ko) 무인감시 기능이 있는 차량용 영상 기록 장치
JPWO2013111184A1 (ja) 監視装置およびナビゲーション装置
JP5803627B2 (ja) 車載表示装置
JP2024069586A (ja) 記録再生制御装置、および記録再生制御方法
US20050173986A1 (en) Anti-theft system
EP3923250A1 (en) Vehicle-use recording control device, vehicle-use imaging device, vehicle-use recording control method, and program
JP3967240B2 (ja) 報知装置
JP6683235B1 (ja) 車両用記録制御装置、車両用記録装置、車両用記録制御方法およびプログラム
JPH10290526A (ja) 車載コンピュータの電源装置
CN108318045B (zh) 驾驶控制装置以及驾驶控制方法
JP2004217106A (ja) 移動体用装置、その駆動方法、その駆動プログラム及び駆動プログラムを記録した情報記録媒体
JP5005282B2 (ja) ナビゲーション装置の盗難検出装置、方法及びプログラム
US11995926B2 (en) Recording control device, recording control method, and computer-readable storage medium
JP7266335B2 (ja) 装置及びプログラム
JP7071756B2 (ja) 装置及びプログラム
KR100438587B1 (ko) 차량용 정보단말기의 전력저감장치 및 방법
JP7277990B2 (ja) 装置及びプログラム
JP6998623B2 (ja) 装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110201

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4679775

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210

Year of fee payment: 3

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110106

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees