JP2000251396A - 車載情報処理装置 - Google Patents

車載情報処理装置

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JP2000251396A JP11052905A JP5290599A JP2000251396A JP 2000251396 A JP2000251396 A JP 2000251396A JP 11052905 A JP11052905 A JP 11052905A JP 5290599 A JP5290599 A JP 5290599A JP 2000251396 A JP2000251396 A JP 2000251396A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 書込可能なハードディスクを備えた車載情報
処理装置において、ハードディスクへの書込を確実に実
行させる。 【解決手段】 HDD10を備えた車載情報処理装置に
おいて、前記HDD10の他にHDD10に書き込む情
報を記録し得る不揮発メモリ12とを備え、制御部16
は、前記HDD10への書込動作に障害となり得る状
態、例えば低温、結露を検知する障害検知手段14から
の検知信号に基づいて、前記HDD10に書き込む情報
を前記不揮発メモリ12に書き込み、前記検知信号が入
力されない状態になった際に前記不揮発メモリ12に書
き込まれた情報に基づいてHDD10にデータを書き込
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書込可能なハード
ディスクを備えた車載情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載される情報処理装置、例え
ば、ナビゲーション装置などにはハードディスクを備え
たものが含まれる。このナビゲーションシステムは、デ
ジタル信号化された地図情報とGPS信号等により得ら
れた位置情報とを対応させることにより、車両の現在位
置を把握し、目的地までの適切な順路の案内を行うもの
であり、精通していない地域でも容易に目的地まで到達
することができ、非常に便利なシステムである。
【0003】こうしたナビゲーション装置では、現在で
は、暗号化された地図情報などはCD−ROMとして提
供され、また、ナビゲーションソフトウェアなどは、そ
の制御機器内の不揮発性半導体メモリ等にあらかじめ記
録した状態で提供されている。この場合の不揮発性半導
体メモリは、コスト等の問題から、通常はユーザによる
書き込みや更新ができないものを使用する場合が多い。
そのため、現在では、こうした地図情報の更新、ユーザ
時点の書込などはユーザ自身で行うことはできない。ま
た、近年、ナビゲーションソフトウェアなどの改良開発
が進められているが、こうした新たな機能を有するソフ
トウェアをユーザ側で更新することはできない状況にあ
る。従って、より改良されたソフトウェアや最新の地図
情報などを入手するためには、ハードウェアを含めて新
しくする必要があり、ユーザにとってコスト高となって
いた。
【0004】ナビゲーション装置などの車載情報処理装
置をさらに広く普及させるためには、こうしたデータの
更新を可能にしてコストの低減化を図るとともに、ま
た、ユーザにおけるデータへの自由な書込を可能にして
ユーザにとって使いやすいものにすることが必要と考え
られる。
【0005】こうした観点から、ハードディスクへの書
込・更新を可能としたナビゲーション装置が開発されて
おり、例えば、特開平8−68644号に記載されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにハード
ディスクへのデータ書込を可能とした場合、容易にデー
タの更新等が可能となりコスト的には有利になるが、仮
に、その書込・更新の作業中になんらかの障害が生じハ
ードディスクを損傷させることも予想される。このよう
にデータ書込時によりハードディスクまたは書き込まれ
たデータが損傷した場合には、ハードディスク等の交換
を余儀なくされ、コストの低減が図れないことも考えら
れる。
【0007】また、車両は屋外に配置されるものである
ため、ハードディスクが著しい低温下におかれている場
合や結露などが生じている場合には、ハードディスクへ
のデータの書込作業が行えないことになる。仮に、ハー
ドディスクへの書込を行う前に、バッテリが外される等
して電源が遮断された場合には、ハードディスクへのデ
ータ書込が実行できず、また、書き込むべきデータ自身
も失われることになる。また、通信手段などにより自動
でハードディスクへのデータ更新を行わせる場合には、
ユーザ自身が更新中であるか否かを認識せずに、バッテ
リ等をオフにすることも予想される。
【0008】そこで、本発明は上記課題に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、車載情報処理装置における
ハードディスクへのデータ書込を確実に実行させること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ハードディスクを備えた車載情報処理装
置において、前記ハードディスクに書き込む情報を記録
し得る半導体メモリと、前記ハードディスクへの書込動
作に障害となり得る状態を検知する障害検知手段と、前
記障害検知手段において前記障害となり得る状態が検知
されている場合には前記ハードディスクに書き込む情報
を前記半導体メモリに書き込み、前記障害となり得る状
態が検知されなくなった際に前記半導体メモリに書き込
まれた情報をハードディスクに書き込む制御手段と、を
備えたことを特徴とする。
【0010】上記発明によれば、障害検知手段によりハ
ードディスクの状態が監視され、データ書込に障害とな
り得る状態の場合には、半導体メモリに書込情報が一旦
記憶され、その状態が解消されたときにハードディスク
へのデータ書込が確実に行われることになる。
【0011】また、本発明は、上記における半導体メモ
リが不揮発性半導体メモリであることを特徴とする。
【0012】上記発明によれば、不揮発性半導体メモリ
への書込情報の一時保存後ハードディスクへの書込前
に、電源が遮断されたとしても、確実に不揮発メモリに
情報が保存されるため、ハードディスクへのデータ書込
を確実に行うことが可能となる。
【0013】本発明は、ハードディスクを備えた車載情
報処理装置において、前記ハードディスクに書き込む情
報を記録するための不揮発性半導体メモリを備え、ハー
ドディスクに書き込む情報を優先的に前記半導体メモリ
に書き込む手段と、前記半導体メモリに書き込まれた情
報に基づいてハードディスクへの情報の書き込みを行う
手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】上記発明によれば、ハードディスクへのデ
ータ書込が発生した場合に、まず、不揮発性半導体メモ
リにデータを書き込むことにより、書込時間及び消費電
源を少なくして、電源遮断等の際に書込データを半導体
メモリに確実に保存させることが可能となる。そして、
電源等が復旧された際に、この半導体メモリからハード
ディスクへのデータ書込みを行うことによりハードディ
スクへのデータ更新を確実に行わせ、また、ハードディ
スクに記録されているデータの維持が図られる。
【0015】また、本発明は、前記ハードディスクへの
書込が完了したことを検知して、前記不揮発性半導体メ
モリの書込情報が消去されることを特徴とする。
【0016】上記発明によれば、半導体メモリに記録さ
れた書込情報を確実にハードディスクに書き込むことが
でき、ハードディスクへの書込漏れを防止することがで
きる。
【0017】本発明は、ハードディスクを備えた車載情
報処理装置において、前記ハードディスクに供給される
電源が遮断され得る車両状態を検知する電源遮断検知手
段と、前記電源遮断検知手段における検知信号に基づい
て、前記ハードディスクへのデータ書込の終了処理を行
う終了処理手段と、を備えたことを特徴とする。
【0018】上記発明によれば、電源遮断検知手段によ
り電源が遮断され得る車両状態を検知して、ハードディ
スクへの書込動作を適切に終了させるため、終了処理、
例えばファイルのクローズ処理などを行わずに電源が遮
断されてハードディスクが損傷を受けることを防止する
ことができる。
【0019】また、本発明は、上記電源が遮断され得る
車両状態が、車両のボンネットが開放されることを特徴
とする。
【0020】上記発明によれば、例えば、車両の整備の
際に、ボンネットを開放し、内部のバッテリがはずされ
ることがあるが、このような場合でも、ハードディスク
へのデータ書込が適切に終了されるため、ハードディス
クに記録されている情報に損傷を与えることを防止する
ことができる。
【0021】さらに、本発明は、前記ハードディスクに
書き込む情報を記録するための不揮発性半導体メモリを
備え、前記ハードディスクに書き込む情報を優先的に前
記半導体メモリに書き込む手段と、前記半導体メモリに
書き込まれた情報に基づいてハードディスクへの情報の
書き込みを行う手段とを備えたことを特徴とする。
【0022】上記発明によれば、ハードディスクに優先
して不揮発性半導体メモリにデータが書き込まれるた
め、仮に、その後のハードディスクへの書込の際に上記
電源遮断手段により電源が遮断され得る状態が検知さ
れ、書込作業が終了されたとしても、電源が供給される
状態になった際に前記不揮発性半導体メモリに保存され
ているデータに基づいて、再度、ハードディスクへの書
込を行うことによりハードディスクへのデータ書込・更
新を確実に実行することが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面を用いて説明する。
【0024】[第一の実施形態]図1に第一の実施形態の
車載情報処理装置の概略構成を示す。
【0025】図1において、車載情報処理装置には、書
込可能なハードディスクドライブ(HDD)10と、こ
のHDD10以外に不揮発性半導体メモリ12(以下、
不揮発メモリ12)が備えられている。本実施形態は、
書込可能なHDD10にデータを書き込む際の書込作業
を確実に行わせ、HDD10に記録されている情報の損
傷を防止するものであるため、上記HDD10は、書込
可能なものであれば特に限定はなく、例えば、ナビゲー
ションシステムなどのソフトウェアや地図情報等が記憶
されたもの、その他、車両に関する情報が記憶されたも
のを含めることができる。
【0026】また、不揮発メモリ12は、HDD10に
書き込む情報を必要に応じて一旦保存することができる
ものであれば、フラッシュメモリやEEPROM等を用
いることができる。なお、ここでは、電源が遮断された
場合にも書込情報を保持することができる不揮発メモリ
12としたが、この不揮発メモリ12に代えて、車両用
バッテリとは別のバックアップ電源を備えた揮発性メモ
リ、例えば、RAMなどを用いてもよい。
【0027】また、本実施形態の車載情報処理装置は、
HDD10へのデータ書込を確実に行うために、HDD
10には、HDD10が書込困難な状態、又は、データ
書込を障害するような状態であることを検知する(書
込)障害検知部14が接続されている。HDD10への
書込を障害する状態としては、例えば、HDD10が著
しく低温にある場合やHDD10に結露が生じている場
合などが考えられる。従って、この障害検知部14の構
成としては、このような状態を検知し得るように、例え
ば、温度検出器、湿度検出器などを単独で又は組み合わ
せて構成することができる。
【0028】前記障害検知部14には、HDD10及び
不揮発メモリ12と信号線を介して接続され、これらへ
のデータ書込を制御する制御部16が接続されている。
この制御部16は、HDD10への書込が発生したか否
かを検知し、その際のHDD10の状態を障害検知部1
4を介して認識して、HDD10又は不揮発メモリ12
のいずれか適切なものへデータ書込を行わせる。具体的
には、制御部16は、障害検知部14においてHDD1
0の低温、結露等の検知信号が入力されていない場合に
は、書込データをHDD10に直接書き込む。一方、H
DD10の低温、結露等の検知信号が入力されている場
合には、制御部16は、HDD10に書き込むべきデー
タを一時的に不揮発メモリ12に保存し、そして、低
温、結露等が解消されたときに不揮発メモリ12に一時
保存されているデータをHDD10に書き込むこととし
ている。
【0029】次に、上記の通り構成された本実施形態の
車載情報処理装置の動作を図2を用いて説明する。
【0030】制御部16は、HDD10に書き込むべき
データ、例えば、ナビゲーションソフトウエアの更新デ
ータ等が外部から入力されたか否かを監視し、ここで、
更新データ等が入力されると、制御部16はHDD10
への書込み発生が生じたことを検知する(S101)。
【0031】書込発生が検知されると、制御部16は、
障害検知部14に信号を出力する。この信号を受けた書
込障害検知部14は、HDD10が書込可能な状態を知
らせる信号を制御部14に出力する(S102)。ここ
で、障害検知部14から結露又は低温等の書込障害がな
いことを示す信号が制御部16に入力されると、制御部
16は、入力された書込データを直接HDD10に書き
込み(S103)、この書込作業を終了させる(S11
0)。
【0032】一方、障害検知部14から結露又は低温等
の書込障害があることを示す信号が、制御部16に入力
された場合には、制御部16は、不揮発メモリ12に不
揮発メモリ書込フラグを立てて(S104)、不揮発メ
モリ12にHDD10に書き込むべきデータを不揮発メ
モリ12に一時的に書込み、保存する(S105)。
【0033】そして、制御部16は、障害検知部14か
ら入力される信号を監視を続けて、HDD10における
低温、結露の解消を待機する(S106)。ここで、車
両の走行等による装置外部の温度の上昇等によってHD
D温度が上昇し、それに伴って、HDDの低温、結露が
解消されると、障害検知部14から書込障害がないこと
を示す信号が制御部16に入力される。
【0034】この信号を受けた制御部16は、まず、不
揮発メモリ12に不揮発性書込フラグがオンであるか否
かを確認し(S107)、ここで、フラグがオンの場合
には、不揮発メモリ12にHDD10に書き込むべきデ
ータが存在することを検知し、不揮発メモリ12の書込
データをHDD10に書き込む(S108)。そして、
HDD10への書込が終了すると、不揮発メモリ12の
フラグを消去して、(S109)して、作業を終了させ
る(S110)。
【0035】このように、本実施形態の車載情報処理装
置によれば、HDD10が書込可能な状態か否かを確認
し、確実に書込可能な状態であることを確認した上で、
HDD10への書込が行われるため、HDD10のデー
タ書込・更新等を確実に行うこと可能となる。また、H
DD10への書込を待機している際には、書き込むべき
データは不揮発メモリ12に保存されるため、仮に、こ
の間に電源が遮断等された場合にも、データが失われる
ことはなく、電源が再度投入された際に確実にHDD1
0への書込を行うことができる。
【0036】[第二の実施形態]第二の実施形態の車載情
報処理装置を図3に示す。なお、上記第一の実施形態と
同一の構成については、同一の符号を付してその説明を
省略する。
【0037】第二の実施形態の車載情報処理装置は、H
DD10への書込が発生した場合には、HDD10への
書込に優先して、すべて不揮発メモリ12に書き込み、
この不揮発メモリ12からHDD10に書込を行うこと
としている。そのため、本実施形態の制御部22は、H
DD10への書込が発生したか否かを検知する点につい
ては、上記第一の実施形態の制御部16と同様である
が、書込発生を検知した後は、HDD10の状態を検知
することなく、すべて不揮発メモリ12にデータを書き
込むように制御する。そして、不揮発メモリ12へのデ
ータ書込が完了した後、制御部22は、不揮発メモリ1
2に書き込まれたデータに基づいてHDD10への書込
を行わせる。
【0038】尚、不揮発メモリ12へのデータ書込に引
き続いてHDD10への書き込みを行う場合には、不揮
発メモリ12への書き込みの元になったデータに基づい
てHDD10への書き込みを行うように構成してもよ
い。
【0039】また、本実施形態には、不揮発メモリ12
への優先的なデータ書込を行っている際に電源が遮断さ
れた場合でも、不揮発メモリ12へのデータ書込を確実
に行わせるために、前記制御部22及び不揮発メモリ1
2に、その動作に少なくとも必要な電源供給を行わせる
補助電源24が設けられている。また、図3には、特に
示してないが、主電源とこの補助電源24との間に主電
源の遮断を検知して補助電源に切換える切換え手段を備
えることができる。
【0040】次に、上記の通り構成された車載情報処理
装置の動作を図4を用いて説明する。
【0041】制御部16は、HDD10に書き込むべき
データ、例えば、ナビゲーションソフトウエアの更新デ
ータ等が外部から入力されたか否かを監視し、ここで、
更新データ等が入力されると、制御部16はHDD10
への書込み発生を検知する(S201)。
【0042】ここで、書込み発生が検知されると、制御
部16は、不揮発メモリ12に書込みフラグをオンにし
て(S202)、HDD10に書込むべきデータを不揮
発メモリ12に書込む(S203)。そして、この不揮
発メモリ12に書込まれたデータに基づいて、HDD1
0へのデータ書込みを行い(S204)、不揮発メモリ
12の書込みフラグを消去して(S205)、作業を終
了する(S206)。
【0043】一方、HDD10へのデータ書込み発生
(S201)の後、特に、不揮発メモリへのデータ書込
み前又は書込み最中に(S202)、例えば、主電源で
あるバッテリが取り外されるなどした場合には、主電源
から補助電源24に切換えられ、この補助電源24から
供給される電力によって、不揮発メモリ12への書込み
フラグがオンとされ、さらに不揮発メモリ12へのデー
タ書込みが行われる(S203)。不揮発メモリ12へ
のデータ書込が終了すると、一旦作業を終了する(S2
06)。
【0044】そして、再度電源が投入されると(S20
7)、まず、制御部22は、不揮発メモリ12のフラグ
がオンとなっているか否かを判定する(S208)。仮
に、ここでフラグがオフの場合には、制御部22は、不
揮発メモリ12内にHDD10に書込むべきデータは残
存していないと認知して、作業を終了する(S21
1)。
【0045】一方、フラグがオンの場合には、制御部2
2は不揮発メモリ12内にHDD10に書込むべきデー
タが残存していることを認知して、不揮発メモリ12に
保存されているデータをHDD10に書込む(S20
9)。このHDD10への書込みが完了すると、制御部
22は、不揮発メモリ12のフラグをオフして作業を終
了させる(S211)。
【0046】なお、この不揮発メモリ12からHDD1
0へのデータ書込を行う場合には、その間に電源が遮断
されることを防止するために、制御部22は、例えば、
電源がオフされないような車両状態、例えば、車速パル
スが一定値以上であることを確認した上でHDD10へ
のデータ書込を実行させることもできる。
【0047】このように本車載情報処理装置は、HDD
10よりも比較的書き込み時間のかからない不揮発メモ
リ12にまずデータを書き込み、データを保存した状態
で、HDD10への確実な書き込みが行われる。
【0048】また、仮に、HDD10への書き込みが発
生した後に電源が遮断された場合には、補助電源により
不揮発メモリ12への書込、保存が実行されるため、書
き込むべきデータを確実に不揮発メモリ12内に保存さ
せることが可能となる。特に、不揮発メモリ12への書
込に必要となる電力量は、HDD10への書込、保存に
必要となる電力量よりも低いため、この補助電源もHD
D10への書込を補償するものに比して小さなもので足
り、装置としてのコンパクト化を図ることもできる。
【0049】[第三の実施形態]図5に本実施形態の車載
情報処理装置の概略構成を示す。図5の車載情報処理装
置は、電源が遮断される可能性のある車両状態を検知す
る電源遮断検知部34が備えられ、この電源遮断検知部
34が制御部32に接続されている。
【0050】ここで、「電源が遮断される可能性のある
車両状態」としては、例えば、整備などの際にボンネッ
トが開放された状態、車速が0またはそれに近い程度ま
で低下した状態などが考えられる。
【0051】従って、上記電源遮断検知部34は、この
ような電源が遮断される可能性の高い車両状態を検知し
得る構成とすることができる。例えば、図5に示すスイ
ッチからなる電源遮断検知部34は、ボンネットのロッ
ク部と電気的に接続され、ボンネットが閉鎖している場
合には、このスイッチがオフとなり、一方、ボンネット
が解放されるとスイッチがオンされるように構成されて
いる。
【0052】また、車速により電源遮断の可能性を検知
する場合には、例えば、この検知部34を車速計などか
ら構成することもできる。そして、車速パルスが設定値
よりも低下した場合に、電源遮断の可能性が高いと検知
して、制御部32にその信号を発するように構成しても
よい。
【0053】電源遮断検知部34に接続された制御部3
2は、上記実施形態と同様にHDD10への書込発生を
検知して、HDD10にデータを書き込む点については
同様であるが、この制御部32には、上述した電源遮断
検知部34が接続され、仮に、HDD10にデータ書込
を行っている際に、この電源遮断検知部34から信号が
入力されると、HDD10へのデータ書込を適切に終了
させる。
【0054】この制御部32による適切な終了処理とし
ては、具体的には、HDD10において書込が行われて
いるファイルのクローズ処理などがあげられる。この処
理は書込途中であっても、電源遮断を検知して、書き込
まれていたファイルをクローズさせることにより電源回
復後に、そのファイルがオープンできないという問題を
防止することができる。
【0055】次に、本車載情報処理装置の動作につい
て、図6を用いて説明する。
【0056】制御部32は、HDD10へのデータ書込
を行っていることを監視し(S301)、一方で、電源
遮断検知部34からの信号、例えば、ここではボンネッ
トオープンの信号が入力されているか否かを監視する
(S302)。
【0057】HDD10へのデータ書込の最中に制御部
32にボンネットオープンの信号が入力されると、制御
部32はHDD10へのデータ書込を終了させ(S30
3)、HDD10上のファイルを保護する。
【0058】本実施形態では、HDD10のほかに制御
部32及び電源遮断検知部34を備えた構成を示した
が、上記第二の実施形態を組み合わせることもできる。
すなわち、HDD10のほかに、不揮発メモリ12を備
え、まず、不揮発メモリ12にHDD10へ書き込むべ
きデータを書き込んだ後、この不揮発メモリ12に書き
込まれたデータに基づいてHDD10にデータを書き込
むこともできる。尚、不揮発メモリへのデータ書込に引
き続いてHDD10への書き込みを行う場合には、不揮
発メモリ12への書き込みの元になったデータに基づい
てHDD10へのデータ書込を行うように構成してもよ
い。
【0059】以上のように、一旦、不揮発メモリ12に
データを書き込んで保存しておくことにより、電源遮断
によりHDD10への書込が途中であっても、電源回復
後に不揮発メモリ12に保存されているデータに基づい
て書込を完了させることができる。
【0060】また、HDD10に補助電源を設けて、主
電源の電源が遮断される可能性が高い車両状態となった
場合には、補助電源に切り替えて、書込のためにオープ
ンにされているファイルのクローズ処理などを確実に行
わせてもよい。なお、このようなクローズ処理を保障す
るための補助電源であれば、小さなもので足りるため装
置のコンパクト化を維持することも可能となる。
【0061】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、書込可能
なHDDを備えた車載情報処理装置において、HDDへ
のデータ書込を適切に実行させることが可能となり、例
えば、ナビゲーションソフトウェアなどのデータ更新を
確実に行わせることができる。また、このデータ書込の
際の生じ得るHDD内のファイル破損をも低減または防
止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一の実施形態の車載情報処理装置の構成図
である。
【図2】 第一の実施形態の車載情報処理装置の動作を
示す工程図である。
【図3】 第二の実施形態の車載情報処理装置の構成図
である。
【図4】 第二の実施形態の車載情報処理装置の動作を
示す工程図である。
【図5】 第三の実施形態の車載情報処理装置の構成図
である。
【図6】 第三の実施形態の車載情報処理装置の動作を
示す工程図である。
【符号の説明】
10 ハードディスクドライブ(HDD)、12 不揮
発メモリ、14 障害検知部、16,22,32 制御
部、 24 補助電源、34 電源遮断検知部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハードディスクを備えた車載情報処理装
    置において、 前記ハードディスクに書き込む情報を記録し得る半導体
    メモリと、 前記ハードディスクへの書込動作に障害を与え得る状態
    を検知する障害検知手段と、 前記障害検知手段において前記障害を与え得る状態が検
    知されている場合には前記ハードディスクに書き込む情
    報を前記半導体メモリに書き込み、前記障害を与え得る
    状態が検知されなくなった際に前記半導体メモリに書き
    込まれた情報をハードディスクに書き込む制御手段と、
    を備えた車載情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記半導体メモリが不揮発性半導体メモ
    リであることを特徴とする請求項1に記載の車載情報処
    理装置。
  3. 【請求項3】 ハードディスクを備えた車載情報処理装
    置において、 前記ハードディスクに書き込む情報を記録するための不
    揮発性半導体メモリを備え、 ハードディスクに書き込む情報を優先的に前記半導体メ
    モリに書き込む手段と、前記半導体メモリに書き込まれ
    た情報に基づいてハードディスクへの情報の書き込みを
    行う手段とを備えたことを特徴とする車載情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ハードディスクへの書込が完了し
    たことを検知して、前記不揮発性半導体メモリの書込情
    報が消去されることを特徴とする請求項3に記載の車載
    情報処理装置。
  5. 【請求項5】 ハードディスクを備えた車載情報処理
    装置において、 前記ハードディスクに供給される電源が遮断され得る車
    両状態を検知する電源遮断検知手段と、 前記電源遮断検知手段における検知信号に基づいて、前
    記ハードディスクへのデータ書込の終了処理を行う終了
    処理手段と、を備えた車載情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記電源が遮断され得る車両状態が、
    車両のボンネットが開放された状態であることを特徴と
    する請求項5に記載の車載情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記ハードディスクに書き込む情報を
    記録するための不揮発性半導体メモリを備え、 前記ハードディスクに書き込む情報を優先的に前記半導
    体メモリに書き込む手段と、前記半導体メモリに書き込
    まれた情報に基づいてハードディスクへの情報の書き込
    みを行う手段とを備えたことを特徴とする請求項5又は
    6に記載の車載情報処理装置。
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