JPH0574038A - 車載端末制御方式 - Google Patents

車載端末制御方式

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Publication number
JPH0574038A
JPH0574038A JP23784691A JP23784691A JPH0574038A JP H0574038 A JPH0574038 A JP H0574038A JP 23784691 A JP23784691 A JP 23784691A JP 23784691 A JP23784691 A JP 23784691A JP H0574038 A JPH0574038 A JP H0574038A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
storage device
hdd
fixed storage
control system
Prior art date
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Pending
Application number
JP23784691A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Tanaka
真 田中
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication of JPH0574038A publication Critical patent/JPH0574038A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車載端末の動作中に突然車両が移動してもH
DD1を確実に保護し、HDD1の電源を気にすること
なく、車両を移動させ得るようにする。 【構成】 車両に搭載され、HDD1を有する車載端末
制御方式であって、HDD1に悪影響を及ぼす振動等の
原因となる車両の走行を検出する車両センサ2と、この
車両センサ2によって車両の走行を検出するとHDD1
の電源を切り、待機状態にする切換制御装置3とを設
け、車両センサ2によって車両の走行を検出するとHD
D1の電源を切って待機状態にすることで、HDD1の
情報を保護する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車載端末の固定記憶装置
を車両走行により振動、加速度等から保護する車載端末
制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車載端末制御方式としての車載
端末制御装置は固定記憶装置を備えている。この固定記
憶装置には通常の電源スイッチが設けられており、作業
者が電源スイッチをON,OFFすることで、固定記憶装置
の電源を断接する。なお、固定記憶装置には、記憶媒体
としてのディスク、このディスクに情報を記憶し又は記
憶した情報を読み出す磁気ヘッドを備えている。
【0003】そして、車両を移動させようとするとき又
は移動しているときは、車両の移動による振動や加速度
等によって磁気ヘッドが振動し、ディスクの記憶面にぶ
つかって破損等を起こすことがあり、このディスクの破
損等から固定記憶装置を保護するために、作業者がその
つど固定記憶装置の電源を切る作業を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記車載端末
制御装置では、車両を走行させるとき作業者が固定記憶
装置の電源スイッチをOFFにしなければならないため、
間違って電源スイッチをOFFしないで車両を走行させて
しまうと、固定記憶装置を破損してしまうという問題点
がある。
【0005】本発明は以上の問題点を考慮してなされた
もので、固定記憶装置の電源の断接を自動化して操作性
に優れた車載端末制御方式を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明は、車両に搭載され、固定記憶装置を有する車
載端末制御方式に関するものである。かかる車載端末制
御方式において、固定記憶装置に悪影響を及ぼす振動等
の原因となる車両の走行を直接又は間接に検出する走行
検出手段と、この走行検出手段によって直接又は間接の
走行を検出すると前記固定記憶装置の電源を切り、待機
状態にする記憶装置保護手段とを設けたことを特徴とす
る。
【0007】
【作用】固定記憶装置の作動中に、車両のエンジンをか
けてドアを閉め、サイドブレーキを下ろす等の走行の準
備に入った場合や、直接に車両が走行し始めた場合に
は、走行検出手段がその状態を検出し、固定記憶装置の
検出値によって記憶装置保護手段が固定記憶装置の電源
を切り、固定記憶装置を待機状態にする。これにより、
作業者は固定記憶装置の電源を気にすることなく車両を
走行させることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
ながら詳述する。
【0009】図1は本実施例の車載端末制御方式を説明
するブロック図である。図中の1は固定記憶装置として
のハードディスク装置(以下「HDD」という)で、こ
のHDD1は記憶媒体となるディスクやこのディスクの
記憶面に情報を記憶させる磁気ヘッド等(いずれも図示
せず)を備え、後述のCPU3の制御によって磁気ヘッ
ドをディスク面上でシークさせ、各種の情報を記憶す
る。2は走行検出手段としての車両センサで、車両の移
動を検出する。3はHDD1をON,OFF制御する記憶装
置保護手段としての切換制御装置で、車両センサ2から
の信号によって車両が移動し始めたことを検出すると、
HDD1の電源を切断する。4はHDD1の駆動制御を
行うCPUで、インターバルタイマが格納されていると
共に図3に示す処理機能も格納されている。
【0010】切換制御装置3は、図2に示すように、車
両センサ2からの出力信号を増幅するアンプ6と、この
アンプ6により増幅された信号の入力により開閉して、
HDD1に供給される電源を断接制御するスイッチング
回路7と、アンプ6からの信号を、後述する磁気ヘッド
の逃避処理に要する時間だけ遅延させる遅延回路8とか
ら構成されている。なお、9はアンプ6からの信号をス
イッチング回路7と同期させるべくこの回路7の動作時
間分だけ遅延させると共に、反転させてアクティブロー
信号を形成し、CPU4へ割込み信号Bとして出力する
遅延回路である。
【0011】次に、作用を説明する。
【0012】まず、車両センサ2の出力信号がない場
合、即ち、車両が移動していないときは、スイッチング
回路7は閉じ、HDD1は電源ON状態を維持する。
【0013】車両センサ2の出力信号がある場合、即ち
車両が移動を始めると、車両センサ2からの出力信号は
アンプ6で増幅され、遅延回路8で遅延されてスイッチ
ング回路7に出力され、このスイッチング回路7を開い
てHDD1への電力供給を停止する。即ち、電源OFF状
態にする。また、車両センサ2からの出力信号は遅延回
路9を介してCPU4に出力され、割込みを上げる。こ
のCPU4への信号は遅延回路8での遅延分だけスイッ
チング回路7の動作よりも早く出力する。
【0014】車両センサ2からの出力信号を受けたCP
U4は、HDD1を使用する処理を中断して割込みのフ
ラグを立てて使用不可状態にすると共に、使用再開情
報、例えば、HDD1への書込み途中に中断したのであ
れば、中断時に情報を書込んでいた部分のアドレス等の
情報をメモリに記憶する(ステップ1)。次いで、HD
D1の磁気ヘッドの逃避処理、即ち磁気ヘッドをディス
クの記憶領域外のホームポジションに逃し、待機状態と
する(ステップ2)。これにより、HDD1の保護が図
られる。
【0015】次いで、インターバルタイマを起動させ
(ステップ3)、設定時間を経過したか否かを判断し
(ステップ4)、経過したらB信号を取込み(ステップ
5)、このB信号を判定し(ステップ6)、依然として
車両センサ2からの検出信号がある場合、即ち、B信号
がアクティブローの場合にはステップ3に戻る。車両セ
ンサ2からの検出信号がなくなった場合にはフラグを戻
して使用再開情報に沿って復帰し(ステップ7)、メイ
ンルーチンに戻る。
【0016】なお、前記ステップ2において磁気ヘッド
をディスクの記憶領域外に逃すのは、外部からの衝撃等
により、磁気ヘッドがディスク表面にぶつかって、書込
んだデータを壊したり、ディスクの書込み領域を破損す
るのを防止するためである。
【0017】以上により、車両が移動し始めても、HD
D1の電源は確実に切断され、情報破壊等からHDD1
を保護することができる。
【0018】なお、前記実施例では、走行検出手段とし
て車両に移動を検出する前記車両センサを用いたが、車
軸センサ、車輪速センサ、車速センサ、加速度センサ等
でもよい。また、車両を移動させるための前提条件であ
るイグニッションスイッチ、サイドブレーキの解除スイ
ッチ、ドアの開閉スイッチ等によって判断してもよい。
【0019】また、前記実施例では固定記憶装置として
HDD1を用いたが、フロッピィディスク装置を用いた
場合でも前記同様の作用、効果を奏することができる。
【0020】さらに、固定記憶装置としてフロッピィデ
ィスク装置を用いる場合は、電源を切断して磁気ヘッド
を退避させると共に、フロッピィディスクを外部に排出
するようにしてもよい。これにより、ディスクを確実に
保護することができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、走行検
出手段によって走行を検出すると、記憶装置保護手段に
よって固定記憶装置の電源を切り、待機状態にするよう
にしたので、車載端末の動作中に突然車両が移動しても
固定記憶装置を確実に保護することができる。また、車
載端末の運用状態、特に固定記憶装置の電源を気にする
ことなく、車両を移動させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の車載端末制御方式を示すブロック図
である。
【図2】図1の切換制御装置3を示すブロック図であ
る。
【図3】図1のCPU4の処理機能を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 ハードディスク装置(HDD) 2 車両センサ 3 切換制御装置 4 CPU 6 アンプ 7 スイッチング回路 8 遅延回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載され、固定記憶装置を有する
    車載端末制御方式において、 固定記憶装置に悪影響を及ぼす振動等の原因となる車両
    の走行を直接又は間接に検出する走行検出手段と、 この走行検出手段によって直接又は間接の走行を検出す
    ると前記固定記憶装置の電源を切り、待機状態にする記
    憶装置保護手段とを設けたことを特徴とする車載端末制
    御方式。
JP23784691A 1991-09-18 1991-09-18 車載端末制御方式 Pending JPH0574038A (ja)

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JP23784691A JPH0574038A (ja) 1991-09-18 1991-09-18 車載端末制御方式

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