JP2008257856A - 情報記録装置、および情報記録方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

情報記録装置、および情報記録方法、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

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幸 小林
Katsuhiko Watanabe
克比古 渡邊
Kenichiro Imai
健一郎 今井
Junichi Yokota
淳一 横田
Ryogo Ito
亮吾 伊藤
Hiroshi Shimono
浩 下野
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Abstract

【課題】 機器の落下等の緊急時にHDDの電源遮断を実行した場合でも、記録データを消失させないデータ記録を実現する装置および方法を提供する。
【解決手段】 データ記録処理実行時に、HDD側のキャッシュメモリに格納済みであるがディスク自体に対する記録が済んでいないデータの有無を確認するフラッシュキュッシュ要求出力および応答受信を実行し、応答受信を条件としてディスク記録済みデータを装置側メモリから消去する。本構成により、落下等の緊急時にHDDの電源を遮断し、HDD側メモリからデータが消失した場合でも、ディスクに未記録のデータが装置側メモリに保持され、HDD再起動後、ディスクに対するデータ記録を再開することで、データ消失のないデータ記録が実現される。
【選択図】 図11

Description

本発明は、情報記録装置、および情報記録方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。さらに詳細には、例えばカメラやPCなどハードディスクをデータ記録手段として備えた機器において、衝撃によるハードディスク装置の損傷を防止するとともに、データ消失の防止を可能とした情報記録装置、および情報記録方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
近年、HDD(ハードディスクドライブ)の小型に伴い、デジタルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮像装置等様々な機器における記録メディアとしてHDDが採用されている。しかし、HDDには機械的衝撃に弱いという問題点があり、データの書き込み処理や読み出し処理の実行中、ヘッドがディスク上にある状態で、装置の落下などによって大きな衝撃を与えると、ヘッドの破壊によりHDDの使用が不可能となる場合がある。
このような落下によるHDD破壊を防止するため、HDD搭載機器に加速度センサを装着して、センサによる落下検出を行い、機器が落下開始した直後、床面などに衝突して衝撃が発生する以前に、HDDのヘッドをディスク上から退避させて破壊を防止するという対策がとられているものがある。
このようなヘッド退避処理を行なうことで、ヘッドの破壊は防止され、HDDが使用不能になることは避けることができる。データの読み出し中にヘッドの退避を行った場合は、機器が安定した状態に復帰した後、再度、HDDに記録された情報を読み直すことが可能であり、情報の欠落等の問題は生じない。
しかし、例えば、ハードディスクに対して動画像データなどを記録している最中に、落下検出によるヘッド退避を実行すると、データの書き込み処理が強制的に終了してしまう。この結果、書き込み予定のデータの欠落が発生し、HDDの破壊防止はなされるが記録予定のデータが消失してしまうという問題が発生する。具体的には、例えば、HDD搭載機器がビデオカメラである場合には、撮影済みのデータであるにもかかわらずハードディスクへは記録されていないといった事態が発生する。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、HDD搭載機器において、例えば落下によって発生する衝撃によるハードディスク装置の損傷を防止するとともに、データの記録処理の実行中にヘッド退避処理が行なわれる場合であってもデータ消失の防止を可能とした情報記録装置、および情報記録方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の側面は、
データ記録処理を実行する情報記録装置において、
データを保持するデータ記憶手段と、
前記データ記憶手段の管理およびデータ記録処理制御を実行する装置制御手段と、
前記データ記憶手段から前記データを取得し保持するデータ保持手段から前記データを取得しディスクに記録する処理を実行するディスク記録制御手段と、
を有し、
前記装置制御手段は、
前記データ記憶手段に保持されたデータ中、前記ディスク記録制御手段によって前記データ保持手段から前記ディスクに記録が完了することで前記ディスクに対する記録が完了したデータであることが保証されたディスク記録済み保証データと、保証されていないディスク記録済み未保証データとを判別可能にするとともに、前記ディスクへの記録処理が中断された場合、記録処理再開後に前記ディスク記録済み未保証データを前記ディスク記録制御手段に指示して記録処理させる、
ことを特徴とする情報記録装置にある。
さらに、本発明の情報記録装置の一実施態様において、前記装置制御手段は、前記ディスク記録制御手段に指示して前記データ保持手段に保持された前記データを前記ディスクに記録させ、前記ディスクに対する記録が完了した完了応答を前記ディスク記録制御手段から受領し、前記完了応答に基づいて前記ディスク記録済み保証データと前記ディスク記録済み未保証データを判別可能とすることを特徴とする。
さらに、本発明の情報記録装置の一実施態様において、前記装置制御手段は、前記ディスク記録済み保証データと前記ディスク記録済み未保証データの境界位置を示す境界情報によって、前記ディスク記録済み保証データと未保証データとを判別可能にすることを特徴とする。
さらに、本発明の情報記録装置の一実施態様において、前記装置制御手段は、前記ディスク記録済み保証データを前記データ記憶手段から消去することを特徴とする。
さらに、本発明の情報記録装置の一実施態様において、前記情報記録装置は、さらに、情報記録装置に発生する加速度を検出する加速度検出部を有し、前記装置制御手段は、前記加速度検出部から入力する検出情報に基づいて、情報記録装置の落下に相当する加速度を検出した場合、前記ディスクに対するデータ書き込みまたは読み取りを実行するヘッドの退避処理を実行させて前記ディスクへの記録処理を中断させることを特徴とする。
さらに、本発明の情報記録装置の一実施態様において、前記情報記録装置は、さらに、情報記録装置に発生する加速度を検出する加速度検出部を有し、前記装置制御手段は、前記加速度検出部から入力する検出情報に基づいて、情報記録装置の落下に相当する加速度を検出した場合、前記ディスクの駆動部に対する電力供給の遮断を実行させて前記ディスクへの記録処理を中断させる構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報記録装置の一実施態様において、前記情報記録装置は、さらに、情報記録装置に発生する加速度を検出する加速度検出部を有し、前記装置制御手段は、前記加速度検出部から入力する検出情報に基づいて情報記録装置が安定状態へ復帰したか否かの確認処理を実行し、安定状態への復帰が確認されたことを条件として、前記ディスクの駆動部に対する電力供給を再開し、前記データ記憶手段に設定された境界情報の位置によって識別されるディスク記録済み未保証データを、ディスクに対する記録処理対象データとして設定したデータ記録処理制御を実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の第2の側面は、
情報記録装置においてディスクに対するデータ記録処理を実行する情報記録方法であり、
データをデータ記憶手段に格納するメモリ格納ステップと、
装置制御手段が、前記データ記憶手段の管理およびデータ記録処理制御を実行する装置制御ステップと、
ディスク記録制御手段が、前記データ記憶手段から前記データを取得し保持するデータ保持手段から前記データを取得しディスクに記録する処理を実行するディスク記録制御ステップと、
を有し、
前記装置制御ステップは、
前記データ記憶手段に保持されたデータ中、前記ディスク記録制御手段によって前記データ保持手段から前記ディスクに記録が完了することで前記ディスクに対する記録が完了したデータであることが保証されたディスク記録済み保証データと、保証されていないディスク記録済み未保証データとを判別可能にするとともに、前記ディスクへの記録処理が中断された場合、記録処理再開後に前記ディスク記録済み未保証データを前記ディスク記録制御手段に指示して記録処理させるステップを含む、
ことを特徴とする情報記録方法にある。
さらに、本発明の情報記録方法の一実施態様において、
前記装置制御ステップは、
前記ディスク記録制御手段に指示して前記データ保持手段に保持された前記データを前記ディスクに記録させ、前記ディスクに対する記録が完了した完了応答を前記ディスク記録制御手段から受領し、前記完了応答に基づいて前記ディスク記録済み保証データと前記ディスク記録済み未保証データを判別可能とするステップを含むことを特徴とする。
さらに、本発明の情報記録方法の一実施態様において、前記装置制御ステップは、前記ディスク記録済み保証データと前記ディスク記録済み未保証データの境界位置を示す境界情報によって、前記ディスク記録済み保証データと未保証データとを判別可能にするステップを含むことを特徴とする。
さらに、本発明の情報記録方法の一実施態様において、前記装置制御ステップは、
前記ディスク記録済み保証データを前記データ記憶手段から消去するステップを含むことを特徴とする。
さらに、本発明の情報記録方法の一実施態様において、前記情報記録方法は、さらに、加速度検出部から情報記録装置の加速度の検出情報を入力するステップと、情報記録装置の落下に相当する加速度を検出した場合、前記ディスクに対するデータ書き込みまたは読み取りを実行するヘッドの退避処理を実行させて前記ディスクへの記録処理を中断させるステップとを有することを特徴とする。
さらに、本発明の情報記録方法の一実施態様において、前記情報記録方法は、さらに、加速度検出部から情報記録装置の加速度の検出情報を入力するステップと、情報記録装置の落下に相当する加速度を検出した場合、前記ディスクの駆動部に対する電力供給の遮断を実行させて前記ディスクへの記録処理を中断させるステップとを有することを特徴とする。
さらに、本発明の情報記録方法の一実施態様において、前記情報記録方法は、さらに、加速度検出部から入力する検出情報に基づいて情報記録装置が安定状態へ復帰したか否かの確認処理を実行するステップと、安定状態への復帰が確認されたことを条件として、前記ディスクの駆動部に対する電力供給を再開し、前記データ記憶部に設定された境界情報の位置によって識別されるディスク記録済み未保証データを、ディスクに対する記録処理対象データとして設定したデータ記録処理制御を実行するステップと、を有することを特徴とする。
さらに、本発明の第3の側面は、
情報記録装置においてディスクに対するデータ記録処理制御を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
データをデータ記憶手段に格納するメモリ格納ステップと、
装置制御手段が、前記データ記憶手段の管理およびデータ記録処理制御を実行する装置制御ステップと、
ディスク記録制御手段が、前記データ記憶手段から前記データを取得し保持するデータ保持手段から前記データを取得しディスクに記録する処理を実行するディスク記録制御ステップと、
を有し、
前記装置制御ステップは、
前記データ記憶手段に保持されたデータ中、前記ディスク記録制御手段によって前記データ保持手段から前記ディスクに記録が完了することで前記ディスクに対する記録が完了したデータであることが保証されたディスク記録済み保証データと、保証されていないディスク記録済み未保証データとを判別可能にするとともに、前記ディスクへの記録処理が中断された場合、記録処理再開後に前記ディスク記録済み未保証データを前記ディスク記録制御手段に指示して記録処理させるステップを含む、
ことを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
なお、本発明のコンピュータ・プログラムは、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能な汎用コンピュータ・システムに対して、コンピュータ可読な形式で提供する記憶媒体、通信媒体、例えば、CDやFD、MOなどの記憶媒体、あるいは、ネットワークなどの通信媒体によって提供可能なコンピュータ・プログラムである。このようなプログラムをコンピュータ可読な形式で提供することにより、コンピュータ・システム上でプログラムに応じた処理が実現される。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施例や添付する図面に基づく、より詳細な説明によって明らかになるであろう。なお、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
本発明の一実施例構成によれば、ハードディスクに対するデータ記録処理の実行時に、HDD側のキャッシュメモリに格納済みであるが、ディスク自体に対する記録が済んでいないデータの有無を確認するためのフラッシュキュッシュ要求出力および応答受信を装置側制御部としてのマイクロコンピュータが実行し、応答受信を条件として、フラッシュキャッシュ対象データを装置本体側のメモリから消去する構成としたので、例えば落下等の緊急時においてHDDの電源を遮断し、HDD側のメモリからデータが消失した場合であっても、ディスクに未記録のデータが装置側のメモリに保持されることが保証される。従って、HDD再起動後、ディスクに対するデータ記録を再開することで、データ消失のない完全なデータ記録が実現されることになる。
また、マイクロコンピュータは、ディスク記録が済んだデータの位置を境界情報(ポインタ)によって識別する構成としたので、HDDの電源遮断後のデータ記録再開時のデータ記録再開位置を境界情報(ポインタ)によって識別することが可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明の情報記録装置、および情報記録方法、並びにコンピュータ・プログラムの詳細について説明する。
まず、本発明の情報記録装置の構成例について、図1を参照して説明する。本発明は、データ記憶手段としてハードディスクドライブ(HDD)を有する情報処理機器において適用可能である。以下に説明する実施例では、デジタルカメラあるいはデジタルビデオカメラの撮像装置を本発明の情報記録装置の一実施例として説明する。
図1に示すブロック図は、HDD(ハードディスクドライブ)を搭載した、小型で持ち運び可能なデジタルカメラあるいはデジタルビデオカメラなどの撮像装置としての情報記録装置100の構成を示すブロック図であり、撮影した情報をハードディスクに記録する構成を有する。
情報記録装置(撮像装置)100は、1つまたは複数のレンズの組み合わせからなるレンズブロック101、CCD等の撮像素子102、撮像素子102によって取得された画像データに対する信号処理、例えば、アナログ信号処理、A/D変換処理、デジタル信号処理、エンコード処理などの信号処理を実行するカメラ信号処理部103、カメラ信号処理部103において処理された画像データを一時的に記録するデータ記憶部(メモリ)104、データ記憶部(メモリ)104に記録された画像データを恒久的に記録するハードディスクを備えたハードディスクドライブ(HDD)120、データの撮影、記録処理の全体制御を実行するCPUを備えた装置制御部(マイクロコンピュータ)105を有する。さらに、XYZ直交3軸方向の加速度を計測する加速度センサ106を有する。
装置制御部(マイクロコンピュータ)105は、データ記憶部(メモリ)104の管理およびデータ記録処理制御を実行する。具体的には、ディスクに対するデータ記録処理に際して、データ記憶部(メモリ)104に保持されたデータ中、ディスクに対する記録が完了したデータであることが保証されるディスク記録済み保証データと、未保証データの境界位置を示す境界情報(ポインタ)を設定し、境界情報(ポインタ)によって判別されるディスク記録済みデータを選択的にメモリから消去する処理などを実行する。この処理の詳細については、後述する。
加速度センサ106は、X軸、Y軸、Z軸の3直交軸に対応する加速度をそれぞれ検出し、検出データを装置制御部(マイクロコンピュータ)105に入力する加速度検出部である。装置制御部(マイクロコンピュータ)105は、加速度センサ106からの入力加速度情報に基づいて、情報記録装置(撮像装置)100の状態、例えば静止した状態にあるか、落下状態にあるかなどの状態判定処理を実行し、判定された状態情報に基づいて、データの記録処理制御を実行する。
装置制御部(マイクロコンピュータ)105は、加速度センサ106の計測加速度を定期的にモニタリングして、常時、情報記録装置(撮像装置)100の状態の判定処理を周期的に継続的に実行する。図2を参照して、情報記録装置(撮像装置)100が落下する場合、装置制御部(マイクロコンピュータ)105によってモニタリングされる加速度センサ106の計測情報について説明する。
まず、ステップS11は、時間T0において、情報記録装置(撮像装置)100が静止状態にある場合を示している。時間T0において、装置制御部(マイクロコンピュータ)105によって、モニタリングされる加速度センサ106の計測情報としての加速度は、加速度=1Gとなる。なお、ここで示すGの値は、3軸加速度センサ106のX軸、Y軸、Z軸の3直交軸に対応する加速度の合成ベクトルとして計測される値である。静止状態では、引力に基づく重力加速度が計測され、加速度=1Gとなる。
ステップS12は、時間T1において、情報記録装置(撮像装置)100が落下状態にある場合を示している。時間T1において、装置制御部(マイクロコンピュータ)105によって、モニタリングされる加速度センサ106の計測情報としての加速度は、加速度=0Gとなる。落下過程においては、引力に基づく重力加速度は、落下状態にある情報記録装置では計測されず、加速度計測値=0Gとなる。
ステップS13は、時間T2において、情報記録装置(撮像装置)100が床面などに衝突した状態を示している。時間T2において、装置制御部(マイクロコンピュータ)105によって、モニタリングされる加速度センサ106の計測情報としての加速度は、加速度=XGとなる。衝突によって、情報記録装置(撮像装置)100には大きな加速度が加わり、1以上の加速度が計測される。
装置制御部(マイクロコンピュータ)105は、加速度センサ106の計測情報モニタリングし、例えば加速度遷移(1G→0G)が検出された場合に、情報記録装置(撮像装置)100が落下状態に移行したと判定し、ハードディスクドライブ(HDD)120のヘッド退避処理、ハードディスクドライブ(HDD)120への電源供給の停止を行なうとともに、データ記録処理制御を実行する。ヘッド退避処理を時間T2以前に完了させることで、ハードディスクドライブ(HDD)120のヘッドの損傷は防止される。なお、ハードディスクドライブ(HDD)120のヘッド退避処理は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)120への電源供給停止処理に伴うシーケンス中において実行される。
なお、ハードディスクドライブ(HDD)120は、本体とは独立して電源供給および停止を可能とした構成を有し、装置制御部(マイクロコンピュータ)105の制御によって、HDD120に対する電源供給制御が実行される。すなわち、図3に示すように、電源供給部107からの電力は、データ記憶部(メモリ)104、加速度センサ106、装置制御部(マイクロコンピュータ)105他の構成部に供給され、さらに、ハードディスクドライブ(HDD)120へも供給されるが、装置制御部(マイクロコンピュータ)105はスイッチ108を制御して、ハードディスクドライブ(HDD)120への電力の供給停止を制御する。例えば、加速度センサ106の計測情報モニタリングによって、加速度遷移(1G→0G)が検出された場合に、情報記録装置(撮像装置)100が落下状態に移行したと判定し、ハードディスクドライブ(HDD)120への電源供給を停止する。ハードディスクドライブ(HDD)120への電源供給が停止処理の一環としてヘッドの待機位置に戻す処理が実行される。
本発明の情報記録装置100は、このような落下検出などの際に実行されるヘッド退避処理を行なう際、ハードディスクドライブ(HDD)120においてデータ記録処理が実行中である場合、データ記録過程にあるデータについて、データ消失を防ぐためのデータ制御を実行する。
まず、ハードディスクに対する一般的なデータ記録シーケンスについて、図4を参照して説明する。カメラで撮像されたデータはデジタル化、符号化などのデータ処理の後、一旦、装置本体のデータ記憶部(メモリ)104に記録される。データ記憶部(メモリ)104に記録データが所定量、蓄積されるとHDDに書き込み要求が行われ、データ記憶部(メモリ)104に記録されたデータのHDD120による処理が開始される。
図4に示すように、HDD120内部には揮発性の記録用バッファメモリとしてのデータ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121が備えられており、データ記憶部(メモリ)104に記録されたデータは、データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121に書き込まれた後、データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121から、データが所定の記録単位毎、ディスク122に記録される。HDD120内部における処理制御は、ディスク記録制御部123において実行される。ディスク記録制御部123は、データ記憶部(メモリ)104の保持データを取得し、キャッシュメモリ121に格納し、さらに、キャッシュメモリ121に格納されたデータをディスク122に記録する処理制御を実行する。
さらに、ディスク記録制御部123は、装置制御部(マイクロコンピュータ)105から出力されるフラッシュキャッシュ(Flush Cache)要求を受信し、要求に従った記録処理を実行し、その完了応答を装置制御部(マイクロコンピュータ)105に出力する処理も実行する。この処理の詳細については後述する。
前述したように、落下検出などの際のHDD120のヘッド退避処理は、例えば、HDD120に対する電源供給を停止(OFF)することによって実行される処理であるため、もし、HDD120に対する電源供給の停止によるヘッド退避が行われた時点で、HDD120内部の揮発性の記録用バッファメモリとしてのデータ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121にディスク122に記録していないデータがあった場合、このデータ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121のデータは失われてしまうことになる。
機器の状態が安定し、HDD120を再起動させた後、続けて本体側のデータ記憶部(メモリ)104に記録されたデータをデータ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121に転送して、ハードディスク122に対するデータ記録を継続して実行しても、データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121にのみ保持されていたデータは消失してしまうことになり、結果として、ハードディスクに対する記録データには途切れが発生し、データとしてはエラーのあるものになってしまう。
そこで、本発明の情報記録装置においては、装置制御部(マイクロコンピュータ)105がHDD120におけるディスク121に対するデータ記録処理の完了をチェックし、ディスク121に対するデータ記録が完了したデータのみをデータ記憶部(メモリ)104から削除する構成とした。装置制御部(マイクロコンピュータ)105は、HDD120のディスク記録制御部123に対して散発的にフラッシュキャッシュ(Flush Cache)命令を出力し、このフラッシュキャッシュ(Flush Cache)命令に対する応答をHDD120から受領することで、ディスク記録が完了したデータ領域を知り、記録済みデータをデータ記憶部(メモリ)104から削除する。
フラッシュキャッシュ要求は、データ記録処理の実行中、散発的に装置制御部(マイクロコンピュータ)105からHDD120のディスク記録制御部123に出力される。具体的には、予め設定された所定時間ごと、あるいは予め定めた記録データ単位毎に装置制御部(マイクロコンピュータ)105からHDD120に出力される。
フラッシュキャッシュ(Flush Cache)命令は、装置本体側のデータ記憶部(メモリ)104から、データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121に書き込まれたデータについて、ディスク122に対する記録処理を完了させ、処理完了を示す完了応答を行なわせる処理命令である。
HDD120のディスク記録制御部123は、装置制御部(マイクロコンピュータ)105から、フラッシュキャッシュ(Flush Cache)命令を受領すると、その命令受領時点において、データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121に書き込み済みのデータの全てをディスク122に記録し、ディスク記録が完了した後、記録処理の完了を示す応答を装置制御部(マイクロコンピュータ)105に出力する。この処理は、HDD120においてデータ記録制御を実行するディスク記録制御部123によって実行される。
装置制御部(マイクロコンピュータ)105は、フラッシュキャッシュ(Flush Cache)命令の出力後、HDD120のディスク記録制御部123から、フラッシュキャッシュ(Flush Cache)処理が終了したことを示す応答が入力されるのを待機する。HDD120から応答を受信するまでは、データ記憶部(メモリ)104からデータ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121に書き込まれたデータであっても、データ記憶部(メモリ)104から削除せずに保持する。
装置制御部(マイクロコンピュータ)105は、HDD120のディスク記録制御部123から、フラッシュキャッシュ(Flush Cache)処理が終了したことを示す応答を受領したことを条件として、フラッシュキャッシュ(Flush Cache)処理終了データ、すなわち、ディスク記録済みデータに対応するデータ記憶部(メモリ)104のデータを削除する。
装置制御部(マイクロコンピュータ)105は、フラッシュキャッシュ(Flush Cache)処理が終了したデータ、すなわち、確実にディスクに対する記録が完了したデータの位置を示す境界情報(ポインタ)をデータ記憶部(メモリ)104に設定し、HDD120からのフラッシュキャッシュ(Flush Cache)処理の終了を示す応答の受領に応じて、境界情報(ポインタ)の位置を更新する。
このように、本発明の情報記録装置では、データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121に書き込まれたデータであっても、ディスクに対する記録が終了していないデータを、装置本体のデータ記憶部(メモリ)104に確実に保持する。従って、例えば落下時のHDD120に対する電源供給が停止され、データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121に書き込まれ、ディスクに対するデータ記録が終了していないデータが、データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121から消失してしまった場合であっても、装置本体側のデータ記憶部(メモリ)104に、データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121から消失したデータを確実に保持することが可能となる。
HDDの再起動の後、装置本体側のデータ記憶部(メモリ)104に保持されたデータを、再度、データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121に書き込んで、その後、ディスク122に対する記録処理を実行することが可能となり、ディスク122には、データ消失部のない完全なデータ記録が可能となる。
図5〜図8を参照して、通常のデータ記録処理の実行時において、
(a)メモリ(装置本体側)
(b)データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)
(c)HDDディスク
の各構成部における記録データの時間的遷移について説明する。
図5〜図8では、データ記録処理の実行時間t1からt8における、(a)メモリ(装置本体側)、(b)データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)、(c)HDDディスクの記録データの遷移を示している。
各状態について、時間の進行に従って説明する。
まず、図5に示す状態について説明する。
[時間t=t1]
(a)装置本体側のデータ記憶部(メモリ)104には、撮像処理によって取得されたデータ201が保持される。データ記憶部(メモリ)104には、境界情報(ポインタ)301が設定される。この境界情報(ポインタ)301は、装置制御部(マイクロコンピュータ)105によって管理されるデータであり、前述したように、フラッシュキャッシュ(Flush Cache)処理が終了したデータ、すなわち、確実にディスクに対する記録が完了したデータの位置を示すディスク記録済み保証位置境界情報(ポインタ)である。
(b)データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)、(c)HDDディスクにはデータは存在しない。
[時間t=t2]
装置制御部(マイクロコンピュータ)105の制御によって、(a)装置本体側のデータ記憶部(メモリ)104から、(b)データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121(図4参照)に対するデータ書き込み、すなわちキャッシュ書き込み処理が実行される。データ記憶部(メモリ)104から所定のデータ単位で書き込みデータ202が選択され、書き込みデータ202が、データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121(図4参照)に書きこまれる。この時点では、(a)装置本体側のデータ記憶部(メモリ)104のデータは削除されず、データ記憶部(メモリ)104と、データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121は同一データを保持している。
次に、図6に示す状態を説明する。
[時間t=t3]
装置制御部(マイクロコンピュータ)105の制御によって、(a)装置本体側のデータ記憶部(メモリ)104から、(b)データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121(図4参照)に対するデータ書き込み、すなわちキャッシュ書き込み処理が、次のデータ単位203について実行される。
さらに、HDD120側においては、HDD120側のディスク記録制御部123の制御の下、(b)データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121に書き込まれたデータから所定の記録単位データ211が選択され、ディスク122(図4参照)に対する記録処理が実行される。
[時間t=t4]
HDD側において、データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121に書き込まれたデータから所定の記録単位データが順次選択され、ディスク122(図4参照)に対する記録処理が継続して実行される。この処理過程で、装置制御部(マイクロコンピュータ)105が、HDDに対してフラッシュキャッシュ要求を出力する。
前述したように、フラッシュキャッシュ要求は、フラッシュキャッシュ命令受領時点でデータ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121に書き込み済みのデータ212の全てをディスク122に記録し、ディスク記録が完了した後、記録処理の完了を示す応答を装置制御部(マイクロコンピュータ)105に出力させる処理を要求する実行命令である。HDD120においてデータ記録制御を実行するHDD120側のディスク記録制御部123は、フラッシュキャッシュ要求受領時に、データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121に書き込み済みのデータ、すなわち、図6に示すデータ212の全てをディスク122に記録し、ディスク記録が完了した後、記録処理の完了を示す応答を装置制御部(マイクロコンピュータ)105に出力することになる。
次に、図7に示す状態を説明する。
[時間t=t5]
HDD120側のディスク記録制御部123の制御の下、フラッシュキャッシュ要求の受領に従って、フラッシュキャッシュ要求受領時に、データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121に書き込み済みのデータの全てをディスク122に記録する。
[時間t=t6]
フラッシュキャッシュ要求受領時に、データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121に書き込まれたデータの全てをディスク122に記録する処理が完了すると、HDD120側のディスク記録制御部123は、記録処理の完了を示す応答[フラッシュキャッシュ応答]を装置制御部(マイクロコンピュータ)105に出力する。この時点で、データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121に書き込まれたデータ212は、全てディスクの記録データ231として存在することが保証される。
次に、図8に示す状態を説明する。
[時間t=t7]
HDD120側のディスク記録制御部123から、フラッシュキャッシュ応答を受領すると、装置制御部(マイクロコンピュータ)105は、ディスク記録済み保証位置境界情報(ポインタ)301を更新する。装置制御部(マイクロコンピュータ)105は、フラッシュキャッシュ(Flush Cache)処理が終了したデータ、すなわち、確実にディスクに対する記録が完了したデータの位置まで、境界情報(ポインタ)301を移動させる。
HDD120側のディスク記録制御部123は、フラッシュキャッシュの応答の後、データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121に書き込まれたデータを消去する。
[時間t=t8]
装置制御部(マイクロコンピュータ)105は、時間t=t7において、ディスク記録済み保証位置境界情報(ポインタ)301を更新した後、ディスク記録済み保証位置境界情報(ポインタ)301以前のメモリ格納データを消去する。このデータは、フラッシュキャッシュ(Flush Cache)処理が終了したデータ、すなわち、確実にディスクに対する記録が完了したデータであることが保証されたデータである。
このように、本発明の情報記録装置では、散発的に装置本体の装置制御部(マイクロコンピュータ)105がHDD120に対してフラッシュキャッシュ命令を出力し、命令出力時までにHDD側に出力したデータのディスクに対する記録完了応答を要請し、HDD120からディスク記録処理の完了を示すフラッシュキャッシュ応答を受領した後、装置本体側のデータ記憶部(メモリ)104の対応データを消去する構成としたので、落下検出時のように、HDDの電源が緊急停止された場合でも、ディスクに対する書き込み保証のなされていないデータは、本体側のメモリに確保された状態に維持されるので、データ消失が発生しない。
図9、図10を参照して、情報記録装置におけるデータ記録処理の実行中に、落下が検出された場合の、
(a)メモリ(装置本体側)
(b)データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)
(c)HDDディスク
の各構成部における記録データの時間的遷移について説明する。
図9(1)は、落下検出時の状態を示している。
装置制御部(マイクロコンピュータ)105の制御によって、(a)装置本体側のデータ記憶部(メモリ)104から、(b)データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121(図4参照)に対して所定の単位データ311のデータ書き込み、すなわちキャッシュ書き込み処理が実行され、このキャッシュ書き込み処理に並行して(b)データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121に書き込まれたデータから所定の記録単位データ321が選択され、ディスク122(図4参照)に対する記録処理が実行されている。
データ記憶部(メモリ)104には、境界情報(ポインタ)301が設定される。この境界情報(ポインタ)301は、装置制御部(マイクロコンピュータ)105によって管理されるデータであり、前述したように、フラッシュキャッシュ(Flush Cache)処理が終了したデータ、すなわち、確実にディスクに対する記録が完了したデータの位置を示すディスク記録済み保証位置境界情報(ポインタ)である。
この状態で、装置制御部(マイクロコンピュータ)105が、加速度センサ106からの入力に基づいて、装置が落下状態にあると判定したとする。この落下判定処理によって、装置制御部(マイクロコンピュータ)105は、先に、図3を参照して説明したスイッチ108を制御して、HDD120に対する電源の供給を停止する。
この電源供給停止によって、ヘッドが待機位置に戻されるとともに、図9(2)に示すように、データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121に書き込まれたデータ322は全て消去されてしまう。
HDDのヘッド退避処理の実行後、装置制御部(マイクロコンピュータ)105は、再び加速度センサ106を用いて装置にかかる加速度を観測する。ほぼ1Gで加速度が安定している状態を確認すると、再度HDD120に対する電源をONとする。HDD120が起動してデータ書き込み可能な状態になった後、装置制御部(マイクロコンピュータ)105はディスクへのデータ書き込みを再開することになる。データ書き込み再開時の処理について図10を参照して説明する。図10は、HDD120に対する電力供給を復帰させ、データ記録を再開する場合の処理を示している。
装置制御部(マイクロコンピュータ)105は、ディスク記録済み保証位置境界情報(ポインタ)301の位置を検出し、この境界情報(ポインタ)301を開始位置として、(a)装置本体側のデータ記憶部(メモリ)104から、(b)データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121(図4参照)に対してデータ書き込み処理を再開する。
一方、HDD側では、HDD120側のディスク記録制御部123の制御の下、装置本体側のデータ記憶部(メモリ)104からデータ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121(図4参照)に書き込まれたデータについて、所定の記録単位データを選択してディスク122(図4参照)に対して記録する処理を実行する。
装置本体側のデータ記憶部(メモリ)104から、データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121(図4参照)に対するデータ書き込み処理は、HDD120に対する電源OFFの処理前に、書き込み済みのデータの再書きこみ処理として実行される。また、データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)121からディスク122に対するデータ記録も、その一部は、記録済みのデータについての上書き処理として実行される場合がある。
次に、本発明の情報記録装置におけるデータ記録処理シーケンスについて、図11および図12に示すフローチャートを参照して説明する。図11は、通常のデータ書き込み処理のシーケンスを説明するフローであり、図12は、装置の落下などの緊急時におけるHDD電源遮断が実行された後の復帰後のデータ記録再開処理シーケンスを説明するフローである。
まず、図11に示すフローチャートを参照して、通常のデータ書き込み処理のシーケンスについて説明する。なお、図11に示す処理は、装置制御部(マイクロコンピュータ)105の制御処理として実行される。
まず、ステップS101において、装置本体側のメモリに書き込みデータが存在するか否かを判定する。すなわち、図1に示す装置本体側のデータ記憶部(メモリ)104に書き込みデータが存在するか否かを判定する。データが存在しない場合は、データ記録処理は行なうことなく処理が終了する。
装置本体側のメモリに書き込みデータが存在する場合、ステップS102に進み、装置制御部(マイクロコンピュータ)105からHDD120の制御部に対してデータの書き込み要求を出力する。HDD120の制御部は、装置制御部(マイクロコンピュータ)105からのデータの書き込み要求を入力することによって、データ記憶部(メモリ)104に記録予定データが存在することを知り、ハードディスクに対するデータ記録処理を開始する。
次に、装置制御部(マイクロコンピュータ)105は、データ記憶部(メモリ)104のデータ記録位置にディスク記録済み保証境界情報(ポインタ)を設定する。前述したように、境界情報(ポインタ)は、フラッシュキャッシュ(Flush Cache)処理が終了したデータ、すなわち、確実にディスクに対する記録が完了したデータの位置を示すディスク記録済み保証位置境界情報(ポインタ)である。初期的には、データ記憶部(メモリ)104の格納データの先頭位置に境界情報(ポインタ)が設定される。
次に、装置制御部(マイクロコンピュータ)105は、HDD120側のディスク記録制御部123に対してフラッシュキャッシュ要求を出力する。フラッシュキャッシュ要求は、データ記録処理の実行中、散発的に装置制御部(マイクロコンピュータ)105からHDD120のディスク記録制御部123に出力される。具体的には、予め設定された所定時間ごと、あるいは予め定めた記録データ単位毎に装置制御部(マイクロコンピュータ)105からHDD120に出力される。
次に、装置制御部(マイクロコンピュータ)105は、ステップS105において、HDD120側のディスク記録制御部123からのフラッシュキャッシュ応答の有無を判定し、HDD120からのフラッシュキャッシュ応答が有るまで待機する。
HDD120からのフラッシュキャッシュ応答を受領すると、ステップS106において、ディスク記録済み保証境界情報(ポインタ)を更新する。この処理は、先に図8の時間t=t7の処理に相当する処理であり、HDD側からのフラッシュキャッシュ応答の受領に応じて、装置制御部(マイクロコンピュータ)105は、フラッシュキャッシュ処理が終了したデータ、すなわち、確実にディスクに対する記録が完了したデータの位置まで、ディスク記録済み保証境界情報(ポインタ)を移動させる。
次に、ステップS107において、更新したディスク記録済み保証境界情報(ポインタ)の位置より以前のメモリ格納データを消去する。この処理は、先に図8の時間t=t8の処理に相当する。装置制御部(マイクロコンピュータ)105は、ステップS106において、ディスク記録済み保証位置境界情報(ポインタ)を更新した後、境界情報(ポインタ)以前のメモリ格納データを消去する。このデータは、フラッシュキャッシュ(Flush Cache)処理が終了したデータ、すなわち、確実にディスクに対する記録が完了したデータであることが保証されたデータである。
この処理の後、ステップS101に戻り、記録データがデータ記憶部(メモリ)104に格納されている場合は、同様の処理を繰り返し実行する。データ記憶部(メモリ)104の格納データのすべての記録処理が終了し、データ記憶部(メモリ)104のデータが消去されると、記録処理は終了する。
次に、図12に示すフローチャートを参照して、装置の落下などの緊急時におけるHDD電源遮断が実行された後の復帰後のデータ記録再開処理シーケンスについて説明する。なお、図12に示す処理も、装置制御部(マイクロコンピュータ)105の制御処理として実行される。
まず、ステップS201において、装置本体側のメモリに書き込みデータが存在するか否かを判定する。すなわち、図1に示す装置本体側のデータ記憶部(メモリ)104に書き込みデータが存在するか否かを判定する。データが存在しない場合は、データ記録処理は行なうことなく処理が終了する。
装置本体側のメモリに書き込みデータが存在する場合、ステップS202に進む。この場合、装置の落下などの緊急時におけるHDD電源遮断が実行された後の復帰後のデータ記録処理であり、HDD電源遮断が実行された時点で、データ記録処理が実行されていたことになる。
ステップS202において、装置制御部(マイクロコンピュータ)105は、データ記憶部(メモリ)104に設定されたディスク記録済み保証境界情報(ポインタ)を検出する。前述したように、境界情報(ポインタ)は、フラッシュキャッシュ(Flush Cache)処理が終了したデータ、すなわち、確実にディスクに対する記録が完了したデータの位置を示すディスク記録済み保証位置境界情報(ポインタ)であり、この処理シーケンスにおいては、HDDに対する電源OFFの実行時点で、ディスクに対する記録が完了したデータの位置を示している。
ステップS203では、ディスク記録済み保証境界情報(ポインタ)以後のデータを記録データとして、マイコンからHDDに対して書き込み要求を出力する。すなわち、ディスク記録済み保証境界情報(ポインタ)の位置を起点として、境界情報(ポインタ)以降のデータをデータ保持手段(HDDキャッシュメモリ)に書き込み、HDD側では、新たにデータ保持手段(HDDキャッシュメモリ)に書き込まれたデータをディスカクに記録する処理を実行する。この処理は、先に図10を参照して説明した処理に相当する。
この書き込み処理の後の処理シーケンスは、図11に示すフローにおけるステップS104以降の処理と同様の処理となる。
上述したように、本発明の情報記録装置では、ハードディスクに対するデータ記録処理の実行時に、HDD側のキャッシュメモリに格納済みであるが、ディスク自体に対する記録が済んでいないデータの有無を確認するためのフラッシュキュッシュ要求出力および応答受信を実行し、応答受信を条件として、フラッシュキャッシュ対象データを装置本体側のメモリから消去する構成としたので、緊急時においてHDDの電源を遮断し、HDD側のメモリからデータが消失した場合であっても、ディスクに未記録のデータは必ず装置側のメモリに保持されることが保証される。従って、HDD再起動後、ディスクに対するデータ記録を再開することで、データ消失のない完全なデータ記録が実現されることになる。
また、マイクロコンピュータは、ディスク記録が済んだデータの位置を境界情報(ポインタ)によって識別する構成としたので、HDDの電源遮断後のデータ記録再開時のデータ記録再開位置を境界情報(ポインタ)によって識別することが可能となる。
以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
また、明細書中において説明した一連の処理はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者の複合構成によって実行することが可能である。ソフトウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれたコンピュータ内のメモリにインストールして実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは記録媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことができる。あるいは、プログラムはフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体に、一時的あるいは永続的に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することができる。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送し、コンピュータでは、そのようにして転送されてくるプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることができる。
なお、明細書に記載された各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。また、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
近年、HDDの小型化に伴い、小型の機器に対しても組み込まれることが増えてきている。記録媒体の記録容量単価に関してもHDDは非常にコストパフォーマンスが良く、特に大容量な記憶媒体として広く採用されることが予想される。しかし、機械的な衝撃などによるディスクの破壊はそのHDDの中のすべてのデータを失うことになり大容量がゆえにユーザーにとって大きな損失となってしまう。そのため、HDDのヘッド退避処理構成は、HDDを使う機器においては必須技術となる。
このような構成において、本発明は有用な技術となる。すなわち、ハードディスクに対するデータ記録処理の実行時に、HDD側のキャッシュメモリに格納済みであるが、ディスク自体に対する記録が済んでいないデータの有無を確認するフラッシュキュッシュ要求出力および応答受信を装置側制御部としてのマイクロコンピュータが実行する構成とし、ディスクに対する記録が済んだことを示すフラッシュキュッシュ応答の受信を条件として、フラッシュキャッシュ対象データを装置本体側のメモリから消去する構成としたので、例えば落下等の緊急時においてHDDの電源を遮断し、HDD側のメモリからデータが消失した場合であっても、ディスクに未記録のデータは必ず装置側のメモリに保持されることが保証され、HDD再起動後、ディスクに対するデータ記録を再開することで、データ消失のない完全なデータ記録が実現される。
本発明の情報記録装置の一例としての撮像装置の構成例について説明する図である。 情報記録装置の落下時における加速度センサの検出する加速度の遷移例について説明する図である。 本発明の一実施例に係る情報記録装置の電源供給構成について説明する図である。 本発明の一実施例に係る情報記録装置のデータ記録処理の手順について説明する図である。 本発明の一実施例に係る情報記録装置のデータ記録処理における、メモリ、HDDキャッシュ、およびディスク各要素の記録データの推移について説明する図である。 本発明の一実施例に係る情報記録装置のデータ記録処理における、メモリ、HDDキャッシュ、およびディスク各要素の記録データの推移について説明する図である。 本発明の一実施例に係る情報記録装置のデータ記録処理における、メモリ、HDDキャッシュ、およびディスク各要素の記録データの推移について説明する図である。 本発明の一実施例に係る情報記録装置のデータ記録処理における、メモリ、HDDキャッシュ、およびディスク各要素の記録データの推移について説明する図である。 本発明の一実施例に係る情報記録装置においてデータ記録処理の実行中に落下が発生した場合のメモリ、HDDキャッシュ、およびディスク各要素の記録データの推移について説明する図である。 本発明の一実施例に係る情報記録装置においてデータ記録処理の実行中に落下が発生した場合のメモリ、HDDキャッシュ、およびディスク各要素の記録データの推移について説明する図である。 本発明の一実施例に係る情報記録装置の実行するデータ記録処理シーケンスについて説明するフローチャートを示す図である。 本発明の一実施例に係る情報記録装置の実行するデータ記録処理シーケンスについて説明するフローチャートを示す図である。
符号の説明
100 情報記録装置(撮像装置)
101 レンズブロック
102 撮像素子
103 カメラ信号処理部
104 データ記憶部(メモリ)
105 マイクロコンピュータ
106 加速度センサ
107 電源供給部
108 スイッチ
120 ハードディスクドライブ(HDD)
121 データ保持手段(HDDキャッシュメモリ)
122 ディスク
123 ディスク記録制御部

Claims (15)

  1. データ記録処理を実行する情報記録装置において、
    データを保持するデータ記憶手段と、
    前記データ記憶手段の管理およびデータ記録処理制御を実行する装置制御手段と、
    前記データ記憶手段から前記データを取得し保持するデータ保持手段から前記データを取得しディスクに記録する処理を実行するディスク記録制御手段と、
    を有し、
    前記装置制御手段は、
    前記データ記憶手段に保持されたデータ中、前記ディスク記録制御手段によって前記データ保持手段から前記ディスクに記録が完了することで前記ディスクに対する記録が完了したデータであることが保証されたディスク記録済み保証データと、保証されていないディスク記録済み未保証データとを判別可能にするとともに、前記ディスクへの記録処理が中断された場合、記録処理再開後に前記ディスク記録済み未保証データを前記ディスク記録制御手段に指示して記録処理させる、
    ことを特徴とする情報記録装置。
  2. 前記装置制御手段は、
    前記ディスク記録制御手段に指示して前記データ保持手段に保持された前記データを前記ディスクに記録させ、前記ディスクに対する記録が完了した完了応答を前記ディスク記録制御手段から受領し、前記完了応答に基づいて前記ディスク記録済み保証データと前記ディスク記録済み未保証データを判別可能とする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
  3. 前記装置制御手段は、
    前記ディスク記録済み保証データと前記ディスク記録済み未保証データの境界位置を示す境界情報によって、前記ディスク記録済み保証データと未保証データとを判別可能にする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
  4. 前記装置制御手段は、
    前記ディスク記録済み保証データを前記データ記憶手段から消去する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
  5. 前記情報記録装置は、さらに、
    情報記録装置に発生する加速度を検出する加速度検出部を有し、
    前記装置制御手段は、
    前記加速度検出部から入力する検出情報に基づいて、情報記録装置の落下に相当する加速度を検出した場合、前記ディスクに対するデータ書き込みまたは読み取りを実行するヘッドの退避処理を実行させて前記ディスクへの記録処理を中断させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
  6. 前記情報記録装置は、さらに、
    情報記録装置に発生する加速度を検出する加速度検出部を有し、
    前記装置制御手段は、
    前記加速度検出部から入力する検出情報に基づいて、情報記録装置の落下に相当する加速度を検出した場合、前記ディスクの駆動部に対する電力供給の遮断を実行させて前記ディスクへの記録処理を中断させる、
    構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
  7. 前記情報記録装置は、さらに、
    情報記録装置に発生する加速度を検出する加速度検出部を有し、
    前記装置制御手段は、
    前記加速度検出部から入力する検出情報に基づいて情報記録装置が安定状態へ復帰したか否かの確認処理を実行し、安定状態への復帰が確認されたことを条件として、前記ディスクの駆動部に対する電力供給を再開し、前記データ記憶手段に設定された境界情報の位置によって識別されるディスク記録済み未保証データを、ディスクに対する記録処理対象データとして設定したデータ記録処理制御を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
  8. 情報記録装置においてディスクに対するデータ記録処理を実行する情報記録方法であり、
    データをデータ記憶手段に格納するメモリ格納ステップと、
    装置制御手段が、前記データ記憶手段の管理およびデータ記録処理制御を実行する装置制御ステップと、
    ディスク記録制御手段が、前記データ記憶手段から前記データを取得し保持するデータ保持手段から前記データを取得しディスクに記録する処理を実行するディスク記録制御ステップと、
    を有し、
    前記装置制御ステップは、
    前記データ記憶手段に保持されたデータ中、前記ディスク記録制御手段によって前記データ保持手段から前記ディスクに記録が完了することで前記ディスクに対する記録が完了したデータであることが保証されたディスク記録済み保証データと、保証されていないディスク記録済み未保証データとを判別可能にするとともに、前記ディスクへの記録処理が中断された場合、記録処理再開後に前記ディスク記録済み未保証データを前記ディスク記録制御手段に指示して記録処理させるステップを含む、
    ことを特徴とする情報記録方法。
  9. 前記装置制御ステップは、
    前記ディスク記録制御手段に指示して前記データ保持手段に保持された前記データを前記ディスクに記録させ、前記ディスクに対する記録が完了した完了応答を前記ディスク記録制御手段から受領し、前記完了応答に基づいて前記ディスク記録済み保証データと前記ディスク記録済み未保証データを判別可能とするステップを含む、
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報記録方法。
  10. 前記装置制御ステップは、
    前記ディスク記録済み保証データと前記ディスク記録済み未保証データの境界位置を示す境界情報によって、前記ディスク記録済み保証データと未保証データとを判別可能にするステップを含む、
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報記録方法。
  11. 前記装置制御ステップは、
    前記ディスク記録済み保証データを前記データ記憶手段から消去するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報記録方法。
  12. 前記情報記録方法は、さらに、
    加速度検出部から情報記録装置の加速度の検出情報を入力するステップと、
    情報記録装置の落下に相当する加速度を検出した場合、前記ディスクに対するデータ書き込みまたは読み取りを実行するヘッドの退避処理を実行させて前記ディスクへの記録処理を中断させるステップと、
    を有することを特徴とする請求項8に記載の情報記録方法。
  13. 前記情報記録方法は、さらに、
    加速度検出部から情報記録装置の加速度の検出情報を入力するステップと、
    情報記録装置の落下に相当する加速度を検出した場合、前記ディスクの駆動部に対する電力供給の遮断を実行させて前記ディスクへの記録処理を中断させるステップと、
    を有することを特徴とする請求項8に記載の情報記録方法。
  14. 前記情報記録方法は、さらに、
    加速度検出部から入力する検出情報に基づいて情報記録装置が安定状態へ復帰したか否かの確認処理を実行するステップと、
    安定状態への復帰が確認されたことを条件として、前記ディスクの駆動部に対する電力供給を再開し、前記データ記憶部に設定された境界情報の位置によって識別されるディスク記録済み未保証データを、ディスクに対する記録処理対象データとして設定したデータ記録処理制御を実行するステップと、
    を有することを特徴とする請求項8に記載の情報記録方法。
  15. 情報記録装置においてディスクに対するデータ記録処理制御を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
    データをデータ記憶手段に格納するメモリ格納ステップと、
    装置制御手段が、前記データ記憶手段の管理およびデータ記録処理制御を実行する装置制御ステップと、
    ディスク記録制御手段が、前記データ記憶手段から前記データを取得し保持するデータ保持手段から前記データを取得しディスクに記録する処理を実行するディスク記録制御ステップと、
    を有し、
    前記装置制御ステップは、
    前記データ記憶手段に保持されたデータ中、前記ディスク記録制御手段によって前記データ保持手段から前記ディスクに記録が完了することで前記ディスクに対する記録が完了したデータであることが保証されたディスク記録済み保証データと、保証されていないディスク記録済み未保証データとを判別可能にするとともに、前記ディスクへの記録処理が中断された場合、記録処理再開後に前記ディスク記録済み未保証データを前記ディスク記録制御手段に指示して記録処理させるステップを含む、
    ことを特徴とするコンピュータ・プログラム。
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