JP2536985B2 - ポ―タブル・コンピュ―タ・ハ―ド・ディスク用の反射的保護装置及び方法 - Google Patents
ポ―タブル・コンピュ―タ・ハ―ド・ディスク用の反射的保護装置及び方法Info
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- JP2536985B2 JP2536985B2 JP3278901A JP27890191A JP2536985B2 JP 2536985 B2 JP2536985 B2 JP 2536985B2 JP 3278901 A JP3278901 A JP 3278901A JP 27890191 A JP27890191 A JP 27890191A JP 2536985 B2 JP2536985 B2 JP 2536985B2
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- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
- G11B19/04—Arrangements for preventing, inhibiting, or warning against double recording on the same blank or against other recording or reproducing malfunctions
- G11B19/041—Detection or prevention of read or write errors
- G11B19/043—Detection or prevention of read or write errors by detecting a free-fall condition
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B21/00—Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
- G11B21/02—Driving or moving of heads
- G11B21/12—Raising and lowering; Back-spacing or forward-spacing along track; Returning to starting position otherwise than during transducing operation
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/54—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
- G11B5/55—Track change, selection or acquisition by displacement of the head
- G11B5/5521—Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks
- G11B5/5582—Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks system adaptation for working during or after external perturbation, e.g. in the presence of a mechanical oscillation caused by a shock
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F11/00—Error detection; Error correction; Monitoring
- G06F11/004—Error avoidance
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B33/00—Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
- G11B33/02—Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
- G11B33/08—Insulation or absorption of undesired vibrations or sounds
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B33/00—Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
- G11B33/10—Indicating arrangements; Warning arrangements
Landscapes
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、ポータブル・
コンピュータにおけるコンピュータ・ハード・ディスク
・ドライブ用の保護装置に関するものであり、とりわ
け、ハード・ディスクのヘッドを停留させ、オプション
により、コンピュータが落下する場合には、磁気媒体プ
ラッタの回転を停止させる装置に関するものである。
コンピュータにおけるコンピュータ・ハード・ディスク
・ドライブ用の保護装置に関するものであり、とりわ
け、ハード・ディスクのヘッドを停留させ、オプション
により、コンピュータが落下する場合には、磁気媒体プ
ラッタの回転を停止させる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポータブル・パーソナル・コンピュータ
(PCs)は、ますます普及してきている。この人気の
一部は、ディスク・トップ・ワークステーションとほぼ
同じパワー及び特徴がポータブル・コンピュータに与え
られたことによるものである。これらの特徴の中には、
ポータブル・コンピュータにおいて今では極めて一般的
なハード・ディスクである。
(PCs)は、ますます普及してきている。この人気の
一部は、ディスク・トップ・ワークステーションとほぼ
同じパワー及び特徴がポータブル・コンピュータに与え
られたことによるものである。これらの特徴の中には、
ポータブル・コンピュータにおいて今では極めて一般的
なハード・ディスクである。
【0003】ポータブル・コンピュータは、ディスク・
トップ・ワークステーションの場合には問題にならない
形の故障を生じる。ポータブル・コンピュータは、パワ
ーが切れを生じたり、落下したりする可能性がある。こ
の後者の恐れは、該システムの全てのコンポーネントに
とって脅威であるが、コンピュータの落下が生じる場合
に、故障のしきい値が最も低いのは、ハード・ディスク
・ドライブである。このコンポーネントは、ドライブ・
ヘッドとディスク・プラッタとのごくわずかなギャップ
の維持に依存しているので、極めてショックを受けやす
い。このギャップのサイズは、ディスクに記憶できるデ
ータ量における重要な要素である。一般に、ギャップが
小さくなるほど、記憶できるデータ量は増すことにな
る。このため、小さく、従って影響されやすいギャップ
寸法が、ハード・ディスクにとっての原則になる。ギャ
ップの高さを低くするのに通常用いられるテクノロジ
は、空気力学である。ヘッドは、文字どおりにプラッタ
表面の上を浮動し、できるだけプラッタに接近した位置
をとるが、接触はしないようにする。ヘッドとプラッタ
が接触するようなことがあれば、ヘッドが破壊され、な
おかつ、磁性材料(従ってデータ)がプラッタから除去
される結果になる可能性がある。
トップ・ワークステーションの場合には問題にならない
形の故障を生じる。ポータブル・コンピュータは、パワ
ーが切れを生じたり、落下したりする可能性がある。こ
の後者の恐れは、該システムの全てのコンポーネントに
とって脅威であるが、コンピュータの落下が生じる場合
に、故障のしきい値が最も低いのは、ハード・ディスク
・ドライブである。このコンポーネントは、ドライブ・
ヘッドとディスク・プラッタとのごくわずかなギャップ
の維持に依存しているので、極めてショックを受けやす
い。このギャップのサイズは、ディスクに記憶できるデ
ータ量における重要な要素である。一般に、ギャップが
小さくなるほど、記憶できるデータ量は増すことにな
る。このため、小さく、従って影響されやすいギャップ
寸法が、ハード・ディスクにとっての原則になる。ギャ
ップの高さを低くするのに通常用いられるテクノロジ
は、空気力学である。ヘッドは、文字どおりにプラッタ
表面の上を浮動し、できるだけプラッタに接近した位置
をとるが、接触はしないようにする。ヘッドとプラッタ
が接触するようなことがあれば、ヘッドが破壊され、な
おかつ、磁性材料(従ってデータ)がプラッタから除去
される結果になる可能性がある。
【0004】ディスクのメーカは、この危険を認識して
おり、そのドライブに緩衝取付けを施し、該ドライブが
耐えられるG力の限界を発表し、ヘッドの“停留(Pa
rked)”が可能で、ドライブがヘッドの“ロード”
時に耐えられる加速度よりはるかに大きい加速度に耐え
ることができる位置を設けることによって、それに対処
しようとしている。
おり、そのドライブに緩衝取付けを施し、該ドライブが
耐えられるG力の限界を発表し、ヘッドの“停留(Pa
rked)”が可能で、ドライブがヘッドの“ロード”
時に耐えられる加速度よりはるかに大きい加速度に耐え
ることができる位置を設けることによって、それに対処
しようとしている。
【0005】先行技術では、ハード・ディスクのデータ
保全またはハードウェア保全を破壊する可能性のある2
種類の事象が取り扱われた。こうした事象タイプの1つ
は、電源異常である。この問題は、例えば、Stupeck他
に対する米国特許第4,786,995号、Hanson他に対する米
国特許第4,831,469号、及び、Stupeck他に対する米国特
許第4,866,554号において取り組まれている。該特許の
それぞれにおいて、ディスク・ヘッドの移動時に蓄積さ
れるエネルギは、発電器としてディスク・スピンドル・
モータを利用することによって、タップから取り出され
る。この電源から得られる電力は、ディスク・ヘッドを
引き戻すのに利用される。スピンドルの電磁ブレーキン
グも考慮されている。前記電源異常以外にも、他の電源
異常が生じる場合、本発明の1つによって停止させるこ
とができる。
保全またはハードウェア保全を破壊する可能性のある2
種類の事象が取り扱われた。こうした事象タイプの1つ
は、電源異常である。この問題は、例えば、Stupeck他
に対する米国特許第4,786,995号、Hanson他に対する米
国特許第4,831,469号、及び、Stupeck他に対する米国特
許第4,866,554号において取り組まれている。該特許の
それぞれにおいて、ディスク・ヘッドの移動時に蓄積さ
れるエネルギは、発電器としてディスク・スピンドル・
モータを利用することによって、タップから取り出され
る。この電源から得られる電力は、ディスク・ヘッドを
引き戻すのに利用される。スピンドルの電磁ブレーキン
グも考慮されている。前記電源異常以外にも、他の電源
異常が生じる場合、本発明の1つによって停止させるこ
とができる。
【0006】第2の事象タイプは、物理的または機械的
衝突である。Whiteに対する米国特許第4,040,103号の場
合、加速度計を用いて、ショックの大きさ及び方向を検
出し、ハード・ディスクの浮動する高さを調整すること
ができる。加速度計は、ディスク・ドライブのフレーム
に取りつけられているが、ディスク・ドライブ自体は、
緩衝器によってそのフレームに取りつけられているた
め、この調整が可能になる。緩衝器によって得られるシ
ョックの伝達に要する遅延時間によって、ショックがデ
ィスク・ヘッドに達する前に、浮動高さの補正が可能に
なる。
衝突である。Whiteに対する米国特許第4,040,103号の場
合、加速度計を用いて、ショックの大きさ及び方向を検
出し、ハード・ディスクの浮動する高さを調整すること
ができる。加速度計は、ディスク・ドライブのフレーム
に取りつけられているが、ディスク・ドライブ自体は、
緩衝器によってそのフレームに取りつけられているた
め、この調整が可能になる。緩衝器によって得られるシ
ョックの伝達に要する遅延時間によって、ショックがデ
ィスク・ヘッドに達する前に、浮動高さの補正が可能に
なる。
【0007】Genheimer他に対する米国特許第4,862,298
号の場合、衝突検出を利用して、書込み故障信号を計算
機システムに対して発生する。この信号を利用して、オ
フ・トラックによるデータ破壊が阻止され、激しい衝突
の場合には、ヘッドが引っ込められる。この装置は、デ
ィスク・ドライブにおける読取り及び書込み動作にかな
りの範囲のセクタを含むので、衝撃を検出する場合、そ
の検出が、セクタに対する読取りまたは書込み動作の終
りではなく、その途中において生じることになる可能性
が極めて高い。該システムは、従って、だいなしになっ
たデ−タを記憶したり、あるいは、検索したりすること
なく読取りまたは書込み動作を中断する時間が必要にな
る思われる。
号の場合、衝突検出を利用して、書込み故障信号を計算
機システムに対して発生する。この信号を利用して、オ
フ・トラックによるデータ破壊が阻止され、激しい衝突
の場合には、ヘッドが引っ込められる。この装置は、デ
ィスク・ドライブにおける読取り及び書込み動作にかな
りの範囲のセクタを含むので、衝撃を検出する場合、そ
の検出が、セクタに対する読取りまたは書込み動作の終
りではなく、その途中において生じることになる可能性
が極めて高い。該システムは、従って、だいなしになっ
たデ−タを記憶したり、あるいは、検索したりすること
なく読取りまたは書込み動作を中断する時間が必要にな
る思われる。
【0008】これらの技法のそれぞれに関する問題は、
是正措置が、故障または衝突の生じた後でとられたり、
遅すぎて、損傷を防ぐことができないという点である。
衝突の場合、必要とされるのは、衝突の可能性を予測し
て、衝突が実際に生じる前に保護措置をとることができ
るシステムである。
是正措置が、故障または衝突の生じた後でとられたり、
遅すぎて、損傷を防ぐことができないという点である。
衝突の場合、必要とされるのは、衝突の可能性を予測し
て、衝突が実際に生じる前に保護措置をとることができ
るシステムである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、ハード・ディスクが衝突のショックを受ける前に、
保護措置を開始するポータブル・コンピュータ・ハード
・ディスク用の反射的保護装置を提供することにある。
は、ハード・ディスクが衝突のショックを受ける前に、
保護措置を開始するポータブル・コンピュータ・ハード
・ディスク用の反射的保護装置を提供することにある。
【0010】本発明のもう1つの目的は、例えば、ユー
ザの膝から落下する場合に、活動中の、非停留状態にあ
るハード・ディスク・ドライブを可能性のある破壊から
保護することができる手段をポータブル・コンピュータ
に設けることにある。
ザの膝から落下する場合に、活動中の、非停留状態にあ
るハード・ディスク・ドライブを可能性のある破壊から
保護することができる手段をポータブル・コンピュータ
に設けることにある。
【0011】
【課題を解決する手段】本発明によれば、3軸式で、迅
速に応答する加速度計がポータブル・コンピュータに取
りつけられる。加速度計の出力は、専用プロセッサによ
って絶えずモニタされる。1Gに近いプリセットした値
の範囲内における加速度の場合、専用プロセッサは、優
先順位の高い割込みをポータブル・コンピュータの中央
演算処理装置に通し、ディスク・ヘッドの停留に取りか
かる。割込み取扱いルーチンは、該コンピュータがハー
ド・ディスクの可用性の損失を取り扱うために実施しな
ければならない措置を同時に実施する。代替案として、
中央演算処理装置の割込みルーチンは、停留操作を行な
うことも可能である。さらに、専用プロセッサまたは中
央演算処理装置によって、ブレーキ操作を加え、ハード
・ディスクの回転を減速または停止させることができ
る。停留及びブレーキ操作は、専用プロセッサ及び中央
演算処理装置によって、同時に並行して実施される。
速に応答する加速度計がポータブル・コンピュータに取
りつけられる。加速度計の出力は、専用プロセッサによ
って絶えずモニタされる。1Gに近いプリセットした値
の範囲内における加速度の場合、専用プロセッサは、優
先順位の高い割込みをポータブル・コンピュータの中央
演算処理装置に通し、ディスク・ヘッドの停留に取りか
かる。割込み取扱いルーチンは、該コンピュータがハー
ド・ディスクの可用性の損失を取り扱うために実施しな
ければならない措置を同時に実施する。代替案として、
中央演算処理装置の割込みルーチンは、停留操作を行な
うことも可能である。さらに、専用プロセッサまたは中
央演算処理装置によって、ブレーキ操作を加え、ハード
・ディスクの回転を減速または停止させることができ
る。停留及びブレーキ操作は、専用プロセッサ及び中央
演算処理装置によって、同時に並行して実施される。
【0012】
【実施例】ここで、図面、とりわけ、図1を参照する
と、ラップ・トップ・コンピュータとも呼ばれる典型的
なポータブル・パーソナル・コンピュータ(PC)10が
示されている。図示の構成には、キーボード16に取りつ
けられる、折たたみ式のヒンジ付き液晶ディスプレイ
(LCD)14が取りつけられ、持ち運びできるようにな
っているシステム・ユニット・ケース12が含まれてい
る。システムのケースの右側には、3.5インチ(8.89c
m)フロッピ・ディスク・ドライブ18があり、ケース内
には、ハード・ディスク・ドライブ(不図示)が設けら
れている。
と、ラップ・トップ・コンピュータとも呼ばれる典型的
なポータブル・パーソナル・コンピュータ(PC)10が
示されている。図示の構成には、キーボード16に取りつ
けられる、折たたみ式のヒンジ付き液晶ディスプレイ
(LCD)14が取りつけられ、持ち運びできるようにな
っているシステム・ユニット・ケース12が含まれてい
る。システムのケースの右側には、3.5インチ(8.89c
m)フロッピ・ディスク・ドライブ18があり、ケース内
には、ハード・ディスク・ドライブ(不図示)が設けら
れている。
【0013】図1に示すポータブルPCは、単に例示を
目的としただけのものである。ポータブルPCは、多種
多様なやり方で構成される。例えば、システム・ユニッ
ト・ケース12は、1つのユニットの下方及び内部でキー
ボードと一体化され、LCDディスプレイがこの一体化
ユニットの後部にヒンジで取りつけられるようにするこ
とができる。代替案として、ディスクプレイ14の後方に
おいて、システム・ユニット・ケース12を該ディスプレ
イの表面から分離が可能なキーボード16と一体化するこ
とができる。さらに、ディスプレイは、LCDでなく、
ガス・プラズマ・パネルまたは他のいわゆる“フラット
・スクリーン”・ディスプレイとすることもでき、ポー
タブルPCは、図1に示すディスク・ドライブ18ような
少なくとも1つのフロッピ・ディスク・ドライブを備え
るのが普通であるが、該フロッピ・ディスク・ドライブ
は、コンピュータの前部に、あるいは、他の便利な位置
に配置することができる。問題は、ポータブル・コンピ
ュータがどんな物理的外形を備えていようと、今では、
その多くが、ハード・ディスク・ドライブを備えてお
り、その可般性のため、ハード・ディスク・ドライブ
は、ポータブル・コンピュータの落下によって生じるよ
うな衝突のショックによる損傷または破壊の危険があ
る。
目的としただけのものである。ポータブルPCは、多種
多様なやり方で構成される。例えば、システム・ユニッ
ト・ケース12は、1つのユニットの下方及び内部でキー
ボードと一体化され、LCDディスプレイがこの一体化
ユニットの後部にヒンジで取りつけられるようにするこ
とができる。代替案として、ディスクプレイ14の後方に
おいて、システム・ユニット・ケース12を該ディスプレ
イの表面から分離が可能なキーボード16と一体化するこ
とができる。さらに、ディスプレイは、LCDでなく、
ガス・プラズマ・パネルまたは他のいわゆる“フラット
・スクリーン”・ディスプレイとすることもでき、ポー
タブルPCは、図1に示すディスク・ドライブ18ような
少なくとも1つのフロッピ・ディスク・ドライブを備え
るのが普通であるが、該フロッピ・ディスク・ドライブ
は、コンピュータの前部に、あるいは、他の便利な位置
に配置することができる。問題は、ポータブル・コンピ
ュータがどんな物理的外形を備えていようと、今では、
その多くが、ハード・ディスク・ドライブを備えてお
り、その可般性のため、ハード・ディスク・ドライブ
は、ポータブル・コンピュータの落下によって生じるよ
うな衝突のショックによる損傷または破壊の危険があ
る。
【0014】ディスク・ドライブ・ヘッドの停留に必要
な時間は、平均的なシーク時間の約3倍になる。これ
は、現在トラックが既知のものであり、シーク動作によ
って、ヘッドが停留されるものと仮定すると、50〜200
ミリ秒の範囲である。約30cmの距離を落下するのに要す
る時間は、約250ミリ秒である。本発明は、1Gの落下
の加速度を検知して、その場合にはディスク・ヘッドを
停留することにより、ハード・ディスク・ヘッドを保護
するシステムである。
な時間は、平均的なシーク時間の約3倍になる。これ
は、現在トラックが既知のものであり、シーク動作によ
って、ヘッドが停留されるものと仮定すると、50〜200
ミリ秒の範囲である。約30cmの距離を落下するのに要す
る時間は、約250ミリ秒である。本発明は、1Gの落下
の加速度を検知して、その場合にはディスク・ヘッドを
停留することにより、ハード・ディスク・ヘッドを保護
するシステムである。
【0015】本発明によれば、できれば、ハード・ディ
スクのコンポーネント部分として、3軸式加速度計が、
コンピュータ・システム・ケース12 内に取りつけら
れ、ハード・ディスクのフレームに取りつけられる。図
2に示すように、加速度計22は、3つの軸のそれぞれに
ついて、加速度信号を絶えずモニタし、結果生じる加速
度ベクトルを計算し、プリセットされた範囲の値と加速
度ベクトルのスケーラ値を比較する専用プロセッサに対
して出力信号を送り出す。プリセットされる範囲は、差
し迫った衝突を示唆する加速度を表わすように選択され
ている。プリセットされた範囲の加速度値を計算する場
合、専用プロセッサ24は、ポータブル・コンピュータの
中央演算処理装置(CPU)26に対して優先順位の高い
割込みを発生し、引続き、ハード・ディスク28のディス
ク・ヘッドを急速に停留させ、オプションで、ハード・
ディスクの回転にブレーキをかける。CPU26の割込み
取扱い装置は、パーソナル・コンピュータ及びオペレー
ティング・システムが実施できる措置を同時に施すこと
によって、ディスクの可用性の損失を処理する。代替案
として、CPU26の割込みルーチンは、図2のドット・
ラインで示すようにディスクの停留及びブレーキングを
開始することができる。例えば、CPU26がブレーキン
グ・サブルーチンを実施している間に、専用プロセッサ
24に停留サブルーチンを実施させる利点は、2つのプロ
セッサによって、2つのサブルーチンが同時に並行して
実施できるということである。
スクのコンポーネント部分として、3軸式加速度計が、
コンピュータ・システム・ケース12 内に取りつけら
れ、ハード・ディスクのフレームに取りつけられる。図
2に示すように、加速度計22は、3つの軸のそれぞれに
ついて、加速度信号を絶えずモニタし、結果生じる加速
度ベクトルを計算し、プリセットされた範囲の値と加速
度ベクトルのスケーラ値を比較する専用プロセッサに対
して出力信号を送り出す。プリセットされる範囲は、差
し迫った衝突を示唆する加速度を表わすように選択され
ている。プリセットされた範囲の加速度値を計算する場
合、専用プロセッサ24は、ポータブル・コンピュータの
中央演算処理装置(CPU)26に対して優先順位の高い
割込みを発生し、引続き、ハード・ディスク28のディス
ク・ヘッドを急速に停留させ、オプションで、ハード・
ディスクの回転にブレーキをかける。CPU26の割込み
取扱い装置は、パーソナル・コンピュータ及びオペレー
ティング・システムが実施できる措置を同時に施すこと
によって、ディスクの可用性の損失を処理する。代替案
として、CPU26の割込みルーチンは、図2のドット・
ラインで示すようにディスクの停留及びブレーキングを
開始することができる。例えば、CPU26がブレーキン
グ・サブルーチンを実施している間に、専用プロセッサ
24に停留サブルーチンを実施させる利点は、2つのプロ
セッサによって、2つのサブルーチンが同時に並行して
実施できるということである。
【0016】ここで図3を参照すると、述べたばかりの
反射的保護装置の論理に関する流れ図が示されている。
このプロセスは、機能ブロック31に示されるところに従
って、3つの加速度入力を専用プロセッサ24に入力する
ことによって開始する。専用プロセッサ24は、機能ブロ
ック32に示されているように、加速度ベクトルの計算を
行なう。判定ブロック33において、加速ベクトルのスケ
ーラ値とプリセットされた範囲の値が比較される。計算
された加速度値が、落下が進行していることを表わす期
間にわたって、継続してその範囲内にある場合、機能ブ
ロック34に示すように、専用プロセッサ24は、優先順位
の高い割込みをCPU26に対して送り出す。操作ブロッ
ク35において、本発明の特定の実施例に基づき、専用プ
ロセッサ24とCPU26のいずれかが、ハード・ディスク
28のヘッドを急速に停留させる停留サブルーチンを呼び
出す。
反射的保護装置の論理に関する流れ図が示されている。
このプロセスは、機能ブロック31に示されるところに従
って、3つの加速度入力を専用プロセッサ24に入力する
ことによって開始する。専用プロセッサ24は、機能ブロ
ック32に示されているように、加速度ベクトルの計算を
行なう。判定ブロック33において、加速ベクトルのスケ
ーラ値とプリセットされた範囲の値が比較される。計算
された加速度値が、落下が進行していることを表わす期
間にわたって、継続してその範囲内にある場合、機能ブ
ロック34に示すように、専用プロセッサ24は、優先順位
の高い割込みをCPU26に対して送り出す。操作ブロッ
ク35において、本発明の特定の実施例に基づき、専用プ
ロセッサ24とCPU26のいずれかが、ハード・ディスク
28のヘッドを急速に停留させる停留サブルーチンを呼び
出す。
【0017】流れ図のこのポイントで、主たる反射的措
置、すなわち、ヘッドの停留が実施されたことになる。
オプションで、本発明に基づき、保護装置を強化するた
め、さらに措置を施すことが可能である。停留サブルー
チンの呼出し以外に、操作ブロック36に示すように、モ
ータ・ブレーキング・サブルーチンを呼び出すことと可
能である。やはり、このサブルーチンも、CPU26また
は専用プロセッサ24によって呼び出すことができる。判
定ブロック37に示すように、該装置は、通常の操作の再
開を待つ。その他の変更には、ディスク・ドライブ・モ
ータの停止条件のテストと、これに続くパワー・ダウン
手順が含まれる。
置、すなわち、ヘッドの停留が実施されたことになる。
オプションで、本発明に基づき、保護装置を強化するた
め、さらに措置を施すことが可能である。停留サブルー
チンの呼出し以外に、操作ブロック36に示すように、モ
ータ・ブレーキング・サブルーチンを呼び出すことと可
能である。やはり、このサブルーチンも、CPU26また
は専用プロセッサ24によって呼び出すことができる。判
定ブロック37に示すように、該装置は、通常の操作の再
開を待つ。その他の変更には、ディスク・ドライブ・モ
ータの停止条件のテストと、これに続くパワー・ダウン
手順が含まれる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、ハード・ディスクが衝
突のショックを受ける前に、保護措置を開始するポータ
ブル・コンピュータ・ハード・ディスク用の反射的保護
装置が提供される。また、本発明によれば、例えば、ユ
ーザの膝から落下する場合に、活動中の、非停留状態に
あるハード・ディスク・ドライブを可能性のある破壊か
ら保護することができる手段が提供される。
突のショックを受ける前に、保護措置を開始するポータ
ブル・コンピュータ・ハード・ディスク用の反射的保護
装置が提供される。また、本発明によれば、例えば、ユ
ーザの膝から落下する場合に、活動中の、非停留状態に
あるハード・ディスク・ドライブを可能性のある破壊か
ら保護することができる手段が提供される。
【図1】一般にハード・ディスクを備えたタイプのポー
タブル・コンピュータの透視図である。
タブル・コンピュータの透視図である。
【図2】本発明による反射的保護装置のコンポーネント
を示す機能ブロック図である。
を示す機能ブロック図である。
【図3】本発明の反射的保護装置に関するコンピュータ
制御プログラムの論理を示す流れ図である。
制御プログラムの論理を示す流れ図である。
10. ポータブル・パーソナル・コンピュータ 12. システム・ユニット・ケース 14. 液晶ディスプレイ 16. キーボード 18. フロッピ・ディスク・ドライブ 22. 加速度計 24. 専用プロセッサ 26. 中央演算処理装置 28. ハード・ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−273265(JP,A) 特開 平2−244458(JP,A) 特開 平3−241564(JP,A)
Claims (9)
- 【請求項1】モータ駆動式回転ディスクの上を浮動する
ヘッドを備えた、中央演算処理装置を有するポータブル
・コンピュータのハード・ディスクが、衝突によるショ
ックを受ける前に、保護動作を開始する前記ハード・デ
ィスク用の反射的保護装置において、 ポータブル・コンピュータに取りつけられ、3つの軸に
沿った加速度に比例する信号を発生する3軸加速度計
と、 前記加速度計の信号を絶えずモニタして、加速度ベクト
ルを計算し、さらに、前記加速度ベクトルのスケーラ値
と自由落下条件の1Gに近いプリセットされた範囲の値
とを比較して、前記スケーラ値が前記プリセットされた
範囲内にある場合には、ポータブル・コンピュータの中
央演算処理装置に優先順位の高い割込みを通す専用プロ
セッサを含み、 前記専用プロセッサまたは前記中央演算処理装置の一方
が、ハード・ディスクの前記ヘッドをハード・ディスク
が衝撃によるショックを受ける前に急速に停留させるル
ーチンを呼び出すことを特徴とする反射的保護装置。 - 【請求項2】前記専用プロセッサと前記中央演算処理装
置の少なくとも一方が、さらに、前記ハード・ディスク
の回転にブレーキをかけるルーチンを呼び出すことを特
徴とする、請求項1に記載の反射的保護装置。 - 【請求項3】前記専用プロセッサが、ハード・ディスク
の前記ヘッドを急速に停留させるルーチンを呼び出し、
その一方で、前記中央演算処理装置が、前記ハード・デ
ィスクの回転にブレーキをかけるルーチンを呼び出し、
前記ルーチンは、前記専用プロセッサ及び前記中央演算
処理装置によって、同時に並行して処理されることを特
徴とする、請求項2に記載の反射的保護装置。 - 【請求項4】前記ハード・ディスクが、さらに、フレー
ムを備えており、前記加速度計が前記フレームに取りつ
けられていることを特徴とする、請求項1に記載の反射
的保護装置。 - 【請求項5】前記専用プロセッサが、ハード・ディスク
のヘッドを急速に停留させることを特徴とする、請求項
1に記載の反射的保護装置。 - 【請求項6】モータ駆動式回転ディスクの上を浮動する
ヘッドを備えた、中央演算処理装置を有し、さらに3軸
加速度計及び専用プロセッサが設けられたポータブル・
コンピュータのハード・ディスクが衝突によるショック
を受ける前に、保護動作を開始することによって前記ハ
ード・ディスクを保護する方法において、 3つの軸に沿った加速度に比例する前記加速度計からの
信号を前記専用プロセッサによってモニタするステップ
と、 前記専用プロセッサによって加速度ベクトルを計算し、
前記加速度ベクトルのスケーラ値と自由落下条件に相当
する1Gに近いプリセットした値の範囲を比較して、前
記スケーラ値が、前記プリセットした範囲内にあれば、
優先順位の高い割込みをポータブル・コンピュータの中
央演算処理装置に通すステップと、 前記専用プロセッサまたは前記中央演算処理装置によっ
て、ハード・ディスクの前記少なくとも1つのヘッドを
急速に停留させるステップから構成される方法。 - 【請求項7】前記専用プロセッサと前記中央処理装置の
一方によって前記ハード・ディスクの回転にブレーキを
かけるステップが、さらに含まれることを特徴とする、
請求項6に記載の方法。 - 【請求項8】ハード・ディスクの前記ヘッドを急速に停
留させる前記ステップが前記専用プロセッサによって実
行され、その一方で、前記ハード・ディスクの回転にブ
レーキをかける前記ステップが前記中央演算処理装置に
よって実行され、前記ステップが、前記専用プロセッサ
及び前記中央演算処理装置によって、同時に並行して実
施されることを特徴とする、請求項7に記載の方法。 - 【請求項9】ハード・ディスクの前記ヘッドを急速に停
留させる前記ステップが、前記専用プロセッサによって
実施されることを特徴とする、請求項6に記載の方法。
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