JP2001331281A - 携帯用電子装置のメモリデータバックアップ装置およびその方法 - Google Patents

携帯用電子装置のメモリデータバックアップ装置およびその方法

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JP2001331281A JP2001036943A JP2001036943A JP2001331281A JP 2001331281 A JP2001331281 A JP 2001331281A JP 2001036943 A JP2001036943 A JP 2001036943A JP 2001036943 A JP2001036943 A JP 2001036943A JP 2001331281 A JP2001331281 A JP 2001331281A
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ダーレン・エル・レイ
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    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
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    • G11B21/22Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is out of operative position

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯用電子装置におけるデータ喪失を予測し
これを見越してデータをバックアップする携帯用電子装
置メモリデータバックアップ装置を提供する。 【解決手段】 携帯用電子装置は、自由落下等の損傷事
象を検出したことに応答して、該携帯用電子装置100
のメモリ110に蓄積されているデータをバックアップ
する。自由落下事象の場合には、センサ120は3軸加
速度計である。マイクロプロセッサ130は、該損傷事
象を検出したことに応答して該装置の動作を制御する。
無線通信リンク140は、該マイクロプロセッサにより
使用可能にされて、該損傷事象の検出時に該メモリに蓄
積されているデータを伝送する。この伝送されたデータ
は、該データを受信することのできるバックアップ・サ
ーバー180の持続性記憶装置182に蓄積されること
ができる。非常に重要なデータを、あまり重要ではない
データより高い優先順位で伝送することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用電子装置へ
の損傷予測に関し、特に、生じ得る被害を見越して該装
置に蓄積されているデータのバックアップを作ることに
関する。
【0002】
【従来の技術】ラップトップ、パームトップ、パーソナ
ル・ディジタル・アシスタント(PDA)、無線電話機、
或いは他の種類の携帯用バッテリー給電式電子装置など
の小型手持ち式電子装置は、例えば該装置が通常の使用
中に落とされたりしたときなどに、極度の衝撃にさらさ
れることがある。場合によっては、該装置がひどく損傷
することがある。
【0003】ハードディスク・ドライブが正しく動作す
るためにはドライブ・ヘッドとディスク表面との間に非
常に小さなギャップが保たれなければならないので、衝
撃に対して特に弱い。コンピュータに衝撃が加わったと
きにヘッドがディスクに接触したならば、ヘッドに傷が
付き、おそらくはもっと重大なことに、データを含む磁
性材料が傷つく可能性がある。“ヘッド・クラッシュ”
として知られているこの現象はデータを回復不能に破壊
する可能性を有する。
【0004】典型的な従来技術の保護方法は、携帯用装
置に衝撃が加わった後の、その衝撃に対する反作用に依
拠する。例えば米国特許第5,235,472号及び米
国特許第4,862,298号を参照されたい。これら
の方法は、ディスク・ドライブのヘッドをデータが書き
込まれていないゾーンに置いたり或いは該ヘッドをディ
スク表面から外す(アンロード)することに依拠してお
り、一般に、ヘッドが止められているときの方がヘッド
が可動状態にあるときよりディスク・ドライブはより大
きな衝撃に耐えることができることが分かる。
【0005】より好ましいアプローチは、衝撃を受ける
前に、生じる可能性のある被害を予測する。米国特許第
5,227,929号は、3軸加速度計と専用マイクロ
プロセッサとを含むシステムを開示しており、該マイク
ロプロセッサは、該プロセッサがソフトウェア・プログ
ラムを実行してディスク・ドライブと通信をして該ディ
スク・ドライブに該ディスク・ドライブのヘッドを引っ
込ませることができるように該プロセッサの動作を中断
させるようにする。この一連の事象は比較的長い時間を
要し、それは実際にはあまりにも長いので該ヘッドが引
っ込む前にコンピュータに衝撃が加わる可能性がある。
【0006】米国特許第6,046,877号は、実質
的に支持力が無いかどうか、即ち該装置が0Gの加速度
で自由落下しているか否かを判定する加速度感知装置を
含んでいるコンピュータ装置を開示している。即ち、該
加速度計は、支持されて停止している状態からの1Gの
差を感知する。該装置のディスク・ドライブ・ユニット
の制御マイクロプロセッサは、そのような加速度が一定
の最短時間より長く続くかどうか判定する。それらの条
件が満たされたならば、その制御マイクロプロセッサ
は、ヘッドをディスクから取り除く信号を与える。従っ
て、該ヘッドは衝撃時に休止状態となっていて、該ディ
スク上のデータが保護されることになる。
【0007】しかし、パームトップやPDA等の小型携
帯用装置は、データを蓄積しておくためにソリッドステ
ートすなわち半導体のメモリを使用するに過ぎない。こ
の場合、損傷を生じさせる落下の後のデータの修復は依
然として非常に犠牲が大きいものになる可能性がある。
実際にはデータが失われていなくても、装置の物理的損
傷が広範囲にわたっていて装置が作動不能となる可能性
がある。この場合、不可欠のデータを完全に修復するた
めに、壊れた装置から半導体のメモリを取り外して他の
装置に該メモリを据え付けることが必要となる。その処
置は飽き飽きするものであり、しかも該装置自体のコス
トを簡単に上回るかも知れない。
【0008】従来技術の保護手法のもっと深刻な短所
は、それらがデータではなくて媒体の損傷を最小限にす
ることに的を絞っていることである。例えば、もし携帯
用装置が車から落ちて車にひかれたとすると、従来技術
の保護手法はデータ修復できない。同様に、もし携帯用
装置が船から水中に落ちたならば、それらの手法では、
たとえ媒体やデータへの損傷が実際には全く無いとして
も、データを修復することができない。全てのデータが
修復不能に失われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、この発明は携
帯用電子装置におけるデータ喪失の可能性を予測し、デ
ータ喪失を見越してデータをバックアップする携帯用電
子装置のメモリデータバックアップ装置およびその方法
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的に鑑み、この
発明は、携帯用電子装置のメモリに蓄積されているデー
タをバックアップするための装置であって、損傷事象セ
ンサと、該損傷事象センサに結合されて、損傷事象の検
出に応答して該携帯用電子装置の動作を制御するための
マイクロプロセッサと、損傷事象の検出時に該携帯用電
子装置のメモリに蓄積されているデータを伝送するため
に該マイクロプロセッサにより使用可能にされる無線通
信リンクと、を備えたことを特徴とする携帯用電子装置
のメモリに蓄積されているデータをバックアップするた
めの装置にある。
【0011】また、該メモリはディスク・ドライブを含
むことを特徴とする請求項1に記載の装置にある。
【0012】また、該メモリは半導体メモリを含むこと
を特徴とする請求項1に記載の装置にある。
【0013】また、該センサは3軸加速度計を含み、該
損傷事象は自由落下であることを特徴とする請求項1に
記載の装置にある。
【0014】また、該マイクロプロセッサは、加速度ベ
クトルの大きさが実質的にゼロであるか否か判定するこ
とを特徴とする請求項4に記載の装置にある。
【0015】また、該3軸加速度計は該携帯用電子装置
の重心付近に取り付けられていることを特徴とする請求
項4に記載の装置にある。
【0016】また、該センサは熱検出器であり、該損傷
事象は火事であることを特徴とする請求項1に記載の装
置にある。
【0017】また、該センサは湿気検出器であり、該損
傷事象は浸水であることを特徴とする請求項1に記載の
装置にある。
【0018】また、該無線通信リンクはRF信号を使用
することを特徴とする請求項1に記載の装置にある。
【0019】また、該無線通信リンクはIR信号を使用
することを特徴とする請求項1に記載の装置にある。
【0020】また、伝送されたデータを受信するための
バックアップ・サーバーを更に含むことを特徴とする請
求項1に記載の装置にある。
【0021】また、該バックアップ・サーバーは、受信
されたデータを蓄積しておくための持続性の記憶装置を
含むことを特徴とする請求項11に記載の装置にある。
【0022】また、該無線通信リンクは高優先順位で短
待ち時間であることを特徴とする請求項1に記載の装置
にある。
【0023】また、該データは非常に重要なデータとあ
まり重要ではないデータとを含み、その非常に重要なデ
ータはあまり重要ではないデータより先に伝送されるこ
とを特徴とする請求項1に記載の装置にある。
【0024】また、該データは順方向誤り訂正符号化で
伝送されることを特徴とする請求項1に記載の装置にあ
る。
【0025】また、伝送されるデータは圧縮されること
を特徴とする請求項1に記載の装置にある。
【0026】また、携帯用電子装置のメモリに蓄積され
ているデータをバックアップする方法であって、損傷事
象を検出する工程と、該損傷事象の検出に応答して該携
帯用電子装置の動作を制御する工程と、該損傷事象が検
出されたときに無線通信リンクを使用可能にする工程
と、該無線通信リンクを介して該データを伝送する工程
と、を備えたことを特徴とする携帯用電子装置のメモリ
データバックアップ方法にある。
【0027】また、該携帯用電子装置が自由落下しつつ
あるか否か判定するために加速度ベクトルの大きさを測
定する工程を更に備えたことを特徴とする請求項17に
記載の方法にある。
【0028】また、伝送されたデータをサーバーで受信
する工程と、その受信されたデータを持続性記憶装置に
記憶させる工程と、を更に備えたことを特徴とする請求
項17に記載の方法にある。
【0029】また、伝送されるデータを圧縮する工程
と、その圧縮されたデータを順方向誤り訂正で符号化す
る工程と、を更に備えたことを特徴とする請求項17に
記載の方法にある。
【0030】本発明は、自由落下等の損傷事象や、或い
は水及び火による損傷の場合に携帯用電子装置のメモリ
に蓄積されているデータをバックアップするための装置
および方法を提供する。センサが損傷事象を検出する。
該センサは3軸加速度計、或いは熱及び水センサで構成
することができる。損傷事象を検出したことに応答して
マイクロプロセッサが該装置の動作を制御する。該マイ
クロプロセッサにより、損傷事象の検出時に該データを
伝送するために無線通信リンクが稼働可能にされる。
【0031】携帯用装置のメモリはハードディスク・ド
ライブ或いは半導体メモリで構成されうる。本発明の利
点として、媒体が損傷したり失われたりしてもデータが
保護される。データが伝送された後は、もちろん該デー
タは装置の外にあって、データの喪失が回避される。伝
送されたデータは、バックアップ・サーバーに受け取ら
れ、後の検索に備えて持続性の記憶装置に蓄積される。
【0032】
【発明の実施の形態】システム構成 図1は、本発明に従うラップトップ、パームトップ、P
DA、無線電話機等の携帯用電子装置100を示してい
る。装置100は、データを記憶するメモリ110を含
んでいる。該メモリは、ハードディスク・ドライブ及び
半導体メモリを含むことができる。本発明は、損傷を受
け得る事象を検出するためのセンサと、生じ得るデータ
喪失を予測するための手段とを提供する。修復不能のデ
ータ喪失或いは媒体損傷を見越してデータをバックアッ
プするための手段も含んでいる。
【0033】好ましい実施の形態では、該装置は、例え
ば3軸加速度計などの損傷事象センサ120を含んでい
る。該装置は、マイクロプロセッサ130と、無線通信
リンク140も含んでいる。好ましい実施の形態では、
該加速度計は装置100の重心の近くに取り付けられ
る。該加速度計は、アナログデバイス社(Analog Decice
s, Inc.)のADXL−202を用いることにより実現さ
れ得る。
【0034】マイクロプロセッサ130は、該マイクロ
プロセッサにより実行されるソフトウェア・プログラム
以外は既存のものであってよい。具体的には、該ソフト
ウェアは加速度ベクトル(x、y、z)136の大きさr
134を判定するための処理手順132を含んでいる。
処理手順138は、大きさrが実質的にゼロであるか否
か判定する。即ち、該装置が自由落下中であるか否かを
判定する。もし大きさがゼロであるならば、メモリに蓄
積されているデータを伝送するために無線通信リンク1
40が使用可能にされる。伝送は、RF信号161又は
IR信号162を使用することができる。
【0035】伝送されたデータは、後の修復のために持
続性の記憶装置182に接続されているバックアップ・
サーバー180により受信されることができる。
【0036】動作の詳細 もし装置100が約1メートルの高さから落とされる
と、該装置は地面にぶつかる前に約450ミリ秒自由落
下する。これは、装置がその落下を検出し、無線通信リ
ンク(161又は162)を使用可能にし、永久的損傷が
生じる前にデータを伝送するために充分な時間である。
衝突前の時間が限られているので、該無線通信リンク
は、落下中の装置が、普通使用されるよりも優先順位が
高くて呼び出し時間が短い通信を要求して受け取るよう
に設計される。
【0037】使用されていない時間中は、装置100
は、最後のバックアップ以後の新しい或いは修正されて
いるデータを特定する。ユーザーはそのデータの一部、
例えば、予定表(todo lists)、会議録、計算結果等の非
常に重要なものとして指定することができる。例えば電
話番号、誕生日、等の他のデータは、簡単に修復したり
どこかから複写したりすることができるので、あまり重
要ではないと見なされる。非常に重要なデータは、格付
けの高い優先度を有する。他の出所から修復或いは復元
することのできるあまり重要ではないデータは格付けの
低い優先度を有する。
【0038】携帯用電子装置100の“自由落下”状況
は、損傷事象センサ120及びマイクロプロセッサ13
0によって絶えず監視される。加速度計が“危険状態”
を示すと、高優先度の非常に重要なデータの緊急バック
アップが始まる。重要な危険状態としては、所定時間よ
り長い自由落下、衝撃の感知、或いは、与えられたしき
い値を上回る猛烈な加速がある。その時間としきち値と
は、不要な緊急データ・バックアップを行わせる結果を
もたらす誤警報の犠牲と、データ全体を失う結果をもた
らす可能性のある真の損傷事象の検出し損ないの犠牲と
を均衡させることにより決定される。
【0039】緊急バックアップが処理手順138によっ
て開始されると、装置は、バックアップ・サーバーとの
高優先度で短待ち時間の無線通信リンクを無線データ・
ネットワークを介して開く。“不良パケット再試行(bad
packet retry)”プロトコルは待ち時間をひどく長くす
る可能性があるので、データ伝送の些細なエラーを自動
的に訂正できるように、伝送されるデータのために順方
向誤り訂正符号化(forward error correction coding)
が使用される。より短い時間のうちにより多くのデータ
を送るために圧縮を利用することもできる。その場合、
データは、優先順位の高い非常に重要なデータが最初
に、優先順位の低いあまり重要ではないデータは後に、
バックアップ・サーバー180により受信される。
【0040】送ることのできるデータの量は、装置に対
する危険状態の検出から損傷を受けるまでの間の時間の
長さとデータ伝送速度との関数である。落下について
は、これは大体、落下時間である。落下時間tをt=√
(2s/g)で計算することができ、ここでsは落下高度
であり、gは地球表面での重力加速度(9.8メートル
/秒2)である。
【0041】1メートルの落下では、衝撃までの時間は
400ミリ秒を少し上回る。2メートルの落下では、そ
の時間は600ミリ秒を少し上回る。データチャネルが
14.4kbpsでデータ圧縮比が3対1であれば、短
い落下の間にも典型的無線ネットワークを介して2キロ
バイト以上のデータを伝送することができる。圧縮比が
もっと良く、落下高度がより大きく、データ伝送速度が
より速ければ、この量はもっと大きくなる。バックアッ
プ・サーバー180は、装置が伝送したデータを記録す
る。該サーバーは、ユーザーがコピーをダウンロードす
るか、或いは事象が誤警報であったことを指摘するま
で、データを記憶し続ける。
【0042】他の損傷事象によりデータが損傷を受ける
ことを避けるために本発明を使用することもできること
に注意すべきである。例えば、火による損傷から保護す
るために熱センサ(熱検出器)を含めることができ、水に
よる損傷から保護するために湿気センサ(湿気検出器)を
使用することができる。本発明の利点は、従来技術の場
合のように媒体保護に焦点を合わせているのではなく
て、データ保護に焦点を合わせていることである。差し
迫っている損傷事象を検出することにより、本発明は、
たとえ媒体に修復不能の損傷があったり、或いは媒体が
失われたりしても、携帯用電子装置に蓄積されている非
常に重要なデータを確実にバックアップする効果を奏す
る。
【0043】好ましい実施の形態を例として取り上げて
本発明を説明したけれども、本発明の範囲内で他の改作
や修正をなし得ることが理解されなければならない。従
って、本発明の範囲に属するその様な変形及び修正を全
て保護することが添付の請求項の目的である。
【0044】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、携帯用
電子装置のメモリに蓄積されているデータをバックアッ
プするための装置であって、損傷事象センサと、該損傷
事象センサに結合されて、損傷事象の検出に応答して該
携帯用電子装置の動作を制御するためのマイクロプロセ
ッサと、損傷事象の検出時に該携帯用電子装置のメモリ
に蓄積されているデータを伝送するために該マイクロプ
ロセッサにより使用可能にされる無線通信リンクと、を
備えたことを特徴とする携帯用電子装置のメモリに蓄積
されているデータをバックアップするための装置および
これに基づく方法としたので、携帯用電子装置における
データ喪失の可能性を予測し、データ喪失を見越してデ
ータを外部に伝送するので、データのバックアップすな
わち保護が行える等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態による携帯用電子装
置のメモリデータバックアップ装置のブロック図であ
る。
【符号の説明】
100 携帯用電子装置、110 メモリ、120 損
傷事象センサ、130マイクロプロセッサ、140 無
線通信リンク、180 バックアップ・サーバー、18
2 記憶装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 597067574 201 BROADWAY, CAMBRI DGE, MASSACHUSETTS 02139, U.S.A.

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯用電子装置のメモリに蓄積されてい
    るデータをバックアップするための装置であって、 損傷事象センサと、 該損傷事象センサに結合されて、損傷事象の検出に応答
    して該携帯用電子装置の動作を制御するためのマイクロ
    プロセッサと、 損傷事象の検出時に該携帯用電子装置のメモリに蓄積さ
    れているデータを伝送するために該マイクロプロセッサ
    により使用可能にされる無線通信リンクと、 を備えたことを特徴とする携帯用電子装置のメモリデー
    タバックアップ装置。
  2. 【請求項2】 該メモリはディスク・ドライブを含むこ
    とを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 該メモリは半導体メモリを含むことを特
    徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 該センサは3軸加速度計を含み、該損傷
    事象は自由落下であることを特徴とする請求項1に記載
    の装置。
  5. 【請求項5】 該マイクロプロセッサは、加速度ベクト
    ルの大きさが実質的にゼロであるか否か判定することを
    特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 該3軸加速度計は該携帯用電子装置の重
    心付近に取り付けられていることを特徴とする請求項4
    に記載の装置。
  7. 【請求項7】 該センサは熱検出器であり、該損傷事象
    は火事であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  8. 【請求項8】 該センサは湿気検出器であり、該損傷事
    象は浸水であることを特徴とする請求項1に記載の装
    置。
  9. 【請求項9】 該無線通信リンクはRF信号を使用する
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  10. 【請求項10】 該無線通信リンクはIR信号を使用す
    ることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  11. 【請求項11】 伝送されたデータを受信するためのバ
    ックアップ・サーバーを更に含むことを特徴とする請求
    項1に記載の装置。
  12. 【請求項12】 該バックアップ・サーバーは、受信さ
    れたデータを蓄積しておくための持続性の記憶装置を含
    むことを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 該無線通信リンクは高優先順位で短待
    ち時間であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  14. 【請求項14】 該データは非常に重要なデータとあま
    り重要ではないデータとを含み、その非常に重要なデー
    タはあまり重要ではないデータより先に伝送されること
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  15. 【請求項15】 該データは順方向誤り訂正符号化で伝
    送されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  16. 【請求項16】 伝送されるデータは圧縮されることを
    特徴とする請求項1に記載の装置。
  17. 【請求項17】 携帯用電子装置のメモリに蓄積されて
    いるデータをバックアップする方法であって、 損傷事象を検出する工程と、 該損傷事象の検出に応答して該携帯用電子装置の動作を
    制御する工程と、 該損傷事象が検出されたときに無線通信リンクを使用可
    能にする工程と、 該無線通信リンクを介して該データを伝送する工程と、 を備えたことを特徴とする携帯用電子装置のメモリデー
    タバックアップ方法。
  18. 【請求項18】 該携帯用電子装置が自由落下しつつあ
    るか否か判定するために加速度ベクトルの大きさを測定
    する工程を更に備えたことを特徴とする請求項17に記
    載の方法。
  19. 【請求項19】 伝送されたデータをサーバーで受信す
    る工程と、 その受信されたデータを持続性記憶装置に記憶させる工
    程と、 を更に備えたことを特徴とする請求項17に記載の方
    法。
  20. 【請求項20】 伝送されるデータを圧縮する工程と、 その圧縮されたデータを順方向誤り訂正で符号化する工
    程と、 を更に備えたことを特徴とする請求項17に記載の方
    法。
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