JP2005346566A - 携帯電話 - Google Patents

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Abstract

【課題】 携帯電話のデータが壊れてしまう状態になった場合、ユーザの操作無く、最新の状態をバックアップすること。
【解決手段】 検出手段5はある特定の状態を検出すると、制御手段6へ検出信号線9を介し伝達される。制御手段6は検出信号線9を介しその状態を受信すると、信号線8によりユーザデータ記憶手段4内のデータを信号線10を通して保持手段7に転送する。制御手段6はバックアップすべきユーザデータ記憶手段4内のデータを全て転送するまで信号線10を通して保持手段7に転送する。これにより、携帯電話1内のデータが壊れる可能性のある状態になった場合でも、検出手段5によりその状態を検出することで、携帯電話1内の最新のデータを保持手段7にバックアップすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯電話に係り、特に、携帯電話のデータをバックアップすることができる、バックアップ機能を有する携帯電話に関するものである。
近年の携帯電話の高機能化に伴い、携帯電話には、電話帳、メールアドレスのみならず、送受信されたメール、画像、動画などの様々なデータが保存されるようになった。一方、携帯電話の可搬性の高さから、携帯電話を誤って落下させたり、水没させたりする事故を起こす可能性があり、携帯電話内のデータが壊れてしまう可能性が生じる。このような場合、携帯電話内のデータが壊れてしまうと、データを復旧することは困難であるという問題があった。
このような問題を解決する従来の技術として、特開2000-312178号公報がある。これは、携帯電話の充電器内に携帯電話のデータをバックアップする為のメモリを具備しており、携帯電話の充電動作中に充電器内に設けられたバックアップ開始スイッチをユーザが操作することによって、充電器内に設けられた複数のメモリへ選択的にバックアップを行うというものである(例えば、特許文献1参照)。
特開2000-312178号公報
しかしながら、前記文献に記載の従来技術では、バックアップする機会は充電時に限られてしまうため、落下や水没等の予測できない事故で携帯電話内に保存してあったデータが壊れてしまった場合は、最後にバックアップした時のデータしかバックアップされず、最新の状態が保てないという問題があった。さらに、ユーザの操作によりバックアップを行わなければならず、バックアップのし忘れにより最新の状態が保てないばかりか、操作がわずらわしいという問題があった。
本発明の携帯電話は、特定の状態を検出する検出手段と、各種データをバックアップ用に記憶する保持手段と、前記検出手段が特定の状態を検出した場合、前記データを前記保持手段に転送して記憶させる制御手段と、を備える構成を採る。
この構成により、携帯電話内のデータが壊れるような予測できない事故の際も、前記検出手段でその特定の状態を検出することで、ユーザの操作が無く自動的に、さらに最新の状態を前記保持手段にバックアップすることができる。
また、本発明の携帯電話では、前記構成において、前記制御手段は、携帯電話内のデータを前記保持手段に全て転送した場合、携帯電話の電源をオフにする、構成を採る。
この構成により、バックアップ終了後に携帯電話の電源供給をオフすることができ、自動的に最新の状態をバックアップすると共に、携帯電話内部の破損や水濡れなどに起因する回路ショートによる故障を防ぐことができる。
また、本発明の携帯電話は、前記構成において、前記検出手段は、複数の特定の状態をそれぞれ検出するよう複数設けられ、前記複数の検出手段のいずれかが特定の状態を検出した場合、前記制御手段が携帯電話内のデータを前記保持手段に転送する、構成を採る。
この構成により、携帯電話内のデータが破壊されるような状態が複数存在しても、前記複数の検出手段により複数の状態検出が可能であるので対応することができ、最新の状態をバックアップすることができる。
また、本発明の携帯電話は、前記構成において、さらに、前記制御手段が携帯電話内のデータを前記保持手段に全て転送した場合、携帯電話の電源をオフにするか否かを、ユーザの入力により選択する電源制御選択手段を備える、構成を採る。
この構成により、ユーザの意思で、データが破壊されるような状態を前記検出手段により検出した場合に電源をオフにするか否か決定することができ、ユーザの意に即した電源制御が可能になる。
また、本発明の携帯電話は、前記構成において、さらに、ユーザが前記保持手段にバックアップするデータの属性を予め設定するデータ属性記憶手段と、前記データ属性記憶手段に記憶されているデータ属性に従い、前記制御手段に転送するデータを選択する選択手段と、を有する構成を採る。ここで、データの属性とは、電話帳内の電話番号、画像データといった、同じ種類のデータの集合を指す。
この構成により、ユーザが自由にバックアップするデータの属性を選択することができ、ユーザが大事だと思う情報のみを保護する、といったユーザの意思に合ったバックアップが可能である。
また、本発明の携帯電話は、前記構成において、さらに、ユーザによる手動でバックアップを行う手動バックアップ手段、を有する構成を採る。
この構成により、ユーザの意思でもバックアップが可能になり、前記検出手段が検出できないような状態で、携帯電話内のデータが壊れてしまっても、ユーザ意思でバックアップした時点でのデータ復旧が可能になる。
また、本発明の携帯電話は、前記構成において、前記保持手段は、携帯電話から取り外し可能である、構成を採る。
この構成により、携帯電話本体が故障した場合でも、バックアップされた保持手段を取り外し、他の装置、例えば、他の携帯電話やパソコンに保持手段の内容を読み取らせることでデータ復旧が可能になる。
また、本発明の携帯電話は、前記構成において、前記保持手段は、メモリーカードである、構成を採る。
この構成により、バックアップデータを復旧する際に、現在販売されているメモリーカードスロット付きの装置であれば、どの装置であっても容易に読み取ることが可能になり、特別な機器を必要することなしに、バックアップデータを復旧することができる。
また、本発明の携帯電話は、前記構成において、前記保持手段は、加入者権情報カードである、構成を採る。
この構成により、バックアップ用の保持手段は、一般的な携帯電話に必要な加入者権情報カード(SIMカード、UIMカードを含む)であるので、バックアップ用保持手段の特別な物理領域を必要としないので、携帯電話の小型化、軽量化に貢献できる。さらに、新しい携帯電話に買い換えた際も、加入者権情報カードの移動のみで、容易にバックアップデータを復旧することが可能になる。
また、本発明の携帯電話は、前記構成において、前記検出手段は、加速度センサである、構成を採る。
この構成により、携帯電話の落下を検出することでき、落下して地面に落ちる前に携帯電話内のデータをバックアップすることが可能で、落下の衝撃で携帯電話が壊れたとしても、最新のデータをバックアップすることができる。
また、本発明の携帯電話は、前記構成において、前記検出手段は、水濡れセンサである、構成を採る。
この構成により、携帯電話の水没や水濡れを検出することができ、携帯電話内部に完全に水が浸入する前に、最新のデータを保護することができる。さらにバックアップ後に電源供給をオフにできるので、水濡れによる前記携帯電話内部の回路ショートによる破壊を防ぐことが可能である。
以上のように、本発明の携帯電話は、前記構成において、携帯電話内のデータが壊れるような特別な状態が発生した場合でも、ユーザの操作が無く自動的に、その状態を検出して、最新のデータをバックアップすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1に、本発明の実施の形態1に係る携帯電話のブロック図を示す。
携帯電話1は本体部2とバックアップ部3からなる。ここで、本体部2には一般的な携帯電話が備えている機能、例えば無線通信機能、表示機能、ユーザ入力機能、カメラ機能等は備えており、図1では、ユーザデータ記憶手段4と、電源11のみを示している。ユーザデータ記憶手段4は、携帯電話1内のユーザデータを記憶する記憶手段で、電話帳やメールアドレス、送受信したメールやカメラで取った画像データ,動画データといったユーザデータが記憶される。電源11は電力線12によって、本体部2とバックアップ部3に電源を供給するものである。
バックアップ部3は、検出手段5と、制御手段6と、保持手段7を有している。検出手段5は検出信号線9により制御手段6と接続されており、制御手段6はユーザデータ記憶手段4と信号線8で接続され、また保持手段7と信号線10で接続されている。なお、検出手段5は加速度センサ、水濡れセンサ、圧力センサ、異常電流検知器でもよく、さらに、携帯電話1の外部、あるいは内部どちらに存在してもよい。保持手段7は、データをユーザデータをバックアップ用に記憶するもので、フラッシュメモリなどの不揮発メモリで構成されてもよい。
以上のように構成された実施の形態1に係る携帯電話について、その動作を説明する。
検出手段5は、ある特定の状態を検出すると、制御手段6へ検出信号線9で検出状態を伝達する。制御手段6は検出信号線9で伝達された検出状態を受信すると、信号線8によりユーザデータ記憶手段4内に記憶されているデータを信号線10を通して保持手段7に転送する。制御手段6はバックアップすべきユーザデータ記憶手段4内に記憶されているデータを全て転送するまで信号線10を通して保持手段7に転送する。
このように、本発明の実施の形態1によれば、携帯電話1内のデータが壊れる可能性のある状態になった場合においても、検出手段5がその状態を検出して、制御手段6がバックアップすべきデータを保持手段7に転送するので、自動的に検出した時の携帯電話の最新のデータを保持手段7にバックアップすることができる。
実施の形態2.
図2に、本発明の実施の形態2に係る携帯電話のブロック図を示す。
本発明の実施の形態2は、図1に示した本発明の実施の形態1の制御手段6を電源11の制御機能を備えた制御手段6aに置き換え、制御手段6aと保持手段7とを信号線10aにより接続し、電源11と電力線12の間にスイッチ13を設け、スイッチ13と制御手段6aとを制御線14により接続した構成にしている。尚、その他の構成は、図1に示す実施の形態1のものと同じであるので、図1と同一符合を付してその説明は省略する。
以上のように構成された実施の形態2に係る携帯電話について、その動作を説明する。
検出手段5はある特定の状態を検出すると、電源11の制御機能を備えた制御手段6aへ検出信号線9で検出状態を伝達する。電源11の制御機能を備えた制御手段6aは検出信号線9を介して検出手段5より伝達された検出状態を受信すると、信号線8によりユーザデータ記憶手段4内のデータを信号線10aを通して保持手段7に転送する。
制御手段6aは、バックアップすべきユーザデータ記憶手段4内のデータを全て転送するまで信号線10を通して保持手段7に転送する。バックアップすべきユーザデータ記憶手段4内のデータを全て転送すると、電源11の制御機能を備えた制御手段6aは制御線14を通してスイッチ13を切断する。以上より、電源11から本体部2、バックアップ部3に供給されていた電源が切断される。
このように、本発明の実施の形態2によれば、バックアップ終了後に携帯電話1の電源11からの供給を停止することができるので、携帯電話の内部回路のショートによる故障を防ぐことができる。
実施の形態3.
図3に、本発明の実施の形態3に係る携帯電話のブロック図を示す。
本発明の実施の形態3は、図1に示した本発明の実施の形態1の検出手段5を、検出手段5a、検出手段5bと2つ持つ構成で、それぞれの検出信号線9a、9bを介してOR回路15と接続され、OR回路15の出力はOR回路出力9cを通じて制御手段6に接続されている。ここで、検出手段5a、検出手段5bはそれぞれ異なった状態を検出するものとする。図3では検出手段5が2つの場合を示しているが、3つ以上でも同様に構成できることは言うまでもない。尚、その他の構成は、図1に示す実施の形態1のものと同じであるので、図1と同一符合を付してその説明は省略する。
以上のように構成した実施の形態3に係る携帯電話について、その動作を説明する。
検出手段5a,5bは、それぞれ異なった状態を検出するもので、例えば、検出手段5aに加速度センサ、検出手段5bに水濡れセンサといった具合である。検出手段5aがある状態を検出すると検出信号線9a、OR回路15、およびOR回路出力9cを介して制御手段6へ伝達される。
また、検出手段5bがある状態を検出すると検出信号線9b、OR回路15、およびOR回路出力9cを介して制御手段6へ伝達される。
制御手段6は、それぞれ検出手段5a、5bから検出信号線9a,9b、OR回路15、OR回路出力9cを介して伝達された検出状態を受信すると、信号線8によりユーザデータ記憶手段4内のデータを信号線10を通して保持手段7に転送する。
制御手段6はバックアップすべきユーザデータ記憶手段4内のデータを全て転送するまで信号線10を通して保持手段7に転送する。つまり、制御手段6は、検出信号線9a、検出信号線9bは、OR回路15で接続されているので、検出手段5a、検出手段5bのどちらか一方でも特定状態を検出すれば、バックアップが開始できる構成になっている。
このように、本発明の実施の形態3によれば、携帯電話1内のデータが複数の壊れる可能性のある状態になった場合、複数の検出手段5a,5bがそれぞれその複数の異なった状態を検出するので、このような状態が発生しても対応することができ、最新の状態をバックアップすることができる。例えば、検出手段5aに加速度センサ、検出手段5bに水濡れセンサを用いることで、落下あるいは水没の両方に対してバックアップすることが可能になる。
実施の形態4.
図4に、本発明の実施の形態4に係る携帯電話のブロック図を示す。
本発明の実施の形態4は、図2に示した本発明の実施の形態2の信号線14とスイッチ13の間にスイッチ17を設け、新たに設けた電源制御選択手段16とスイッチ17を信号線18で接続した構成にしている。尚、その他の構成は、図2に示す実施の形態2のものと同じであるので、図2と同一符合を付してその説明は省略する。
以上のように構成された実施の形態4に係る携帯電話について、その動作を説明する。
ユーザは予め検出手段5が状態を検出した場合、データバックアップ後に電源をオフにするか否かの電源制御設定を電源制御選択手段16に設定する。設定された電源制御設定は、信号線18を通してスイッチ17に反映される。
ここで、ユーザが電源制御設定でバックアップ後に電源をオフしない場合設定をした場合、電源制御選択手段16はスイッチ17を切断し、電源11の制御機能を備えた制御手段6aから信号線14を通じてスイッチ13を切断できないようにする。従って、データのバックアップ後、電源11はオフにならない。
一方、ユーザが電源制御設定で電源制御選択手段16にバックアップ後に電源をオフする設定をした場合、電源制御選択手段16はスイッチ17を接続することで、前記本発明の実施の形態2と同様の動作して、データのバックアップ後に電源11がオフされる。
このように、本発明の実施の形態4によれば、ユーザの意思で、データが破壊されるような状態を検出手段5により検出した場合に電源11をオフにするか否かを決定することができ、データを自動的にバックアップする場合でも、ユーザの意に即した電源制御が可能になる。
実施の形態5.
図5に、本発明の実施の形態5に係る携帯電話のブロック図を示す。
本発明の実施の形態5は、図1に示した本発明の実施の形態1の構成に、ユーザから入力されたどの属性のデータをバックアップするかが示された制御データを保存するデータ属性記憶手段19と、選択手段22を信号線20を介し接続し、選択手段22とユーザデータ記憶手段4を信号線21で接続している。また、選択手段22と制御手段は信号線8aを介して接続した構成になっている。尚、その他の構成は、図1に示す実施の形態1のものと同じであるので、図1と同一符合を付してその説明は省略する。
図6に、実施の形態5の携帯電話1のユーザデータ記憶手段4に記憶されたデータの構成例を示す。この場合、メールアドレス、電話帳、送信メール、受信メール、画像メール、動画データといったデータは、各属性毎にユーザデータ記憶手段4のデータアドレスで区分けされている。
以上のように構成した実施の形態5に係る携帯電話について、その動作を説明する。
データ属性記憶手段19内の制御データは、ユーザによりバックアップしたい属性が予め入力されているものとする。この場合、前記制御データはバックアップしたい属性のアドレス情報である。
検出手段5は、ある特定の状態を検出すると、制御手段6へ検出信号線9を介して伝達する。制御手段6は、検出信号線9で伝達された検出状態を受信すると、選択手段22からデータ信号線8a,10を通じて保持手段7へのデータ転送が開始されると、選択手段22はデータ属性記憶手段19に示された制御情報に基づき、ユーザデータ記憶手段4内のデータを選択し、信号線8aへ前記選択したデータをのせる。
従って、ユーザが属性記憶手段19に予め設定したデータ属性のデータのみが選択手段22により選択されて、保持手段7にてバックアップされることになる。
このように、本発明の実施の形態5によれば、ユーザが自由にバックアップするデータの属性を選択することができ、ユーザが大事だと思う情報のみを保護する、といったユーザの意思に合ったバックアップが可能である。
実施の形態6.
図7に、本発明の実施の形態6のバックアップ機能を有する携帯電話を示す。
本発明の実施の形態6は、図1に示した本発明の実施の形態1の構成にユーザからの入力により制御手段6にバックアップ開始信号を送信する手動バックアップ手段23と、OR回路24とを信号線9dを介して接続し、検出手段5からの検出信号線9eをOR回路24の入力端に接続し、OR回路出力9fを制御手段10に接続した構成にしている。
以上のように構成した実施の形態6に係る携帯電話について、その動作を説明する。
検出手段5が特定の状態を検出した場合の動作については、実施の形態1の場合と同様である。
一方、検出手段5が特定の状態を検出していない場合、手動バックアップ手段23からユーザの入力により信号線9dを介してOR回路出力9fの入力端にバックアップ開始信号が出力され、OR回路24の出力であるOR回路出力9fを通して制御手段6にバックアップ開始信号が送信される。
このため、検出手段5で特定の状態を検出した場合の動作と同様に、ユーザが手動で手動バックアップ手段23から制御手段6にバックアップ開始信号を出力させることにより、ユーザデータ記憶手段4内のデータを保持手段7へ転送することが可能となる。
このように、本発明の実施の形態6によれば、検出手段5が特定の状態を検出できないような状態においても、ユーザ入力により手動バックアップ手段23によってバックアップが可能なので、不測の事態が起きそうな場合、不測の事態が起きる前に、ユーザの意思によりデータを保護することが可能になる。
実施の形態7.
本発明の実施の形態7に係る携帯電話について説明する。
本発明の実施の形態7は、図1に示した本発明の実施の形態1の保持手段7を取り外し可能にしたものである。
このように、本発明の実施の形態7によれば、携帯電話1本体が故障した場合でも、バックアップされた保持手段7を取り外して、他の装置、例えば、他の携帯電話やパソコンに保持手段7の内容を読み取らせることができるので、容易にデータ復旧が可能である。
実施の形態8.
本発明の実施の形態8に係る携帯電話について説明する。
本発明の実施の形態8は、図1に示した本発明の実施の形態1の保持手段7を取り外し可能なメモリーカードにしたものである。なお、メモリーカードは、現在市販されているSDメモリーカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリースティック、スマートメディア、またはそれに準ずるものでもよい。
このように、本発明の実施の形態8によれば、保持手段7にメモリーカードを用いることにより、バックアップデータを復旧する際に、現在の一般的に販売されているメモリーカードスロット付きの装置で容易に読み取ることが可能になり、特別な機器を必要することなしに、バックアップデータを復旧することができる。
実施の形態9.
本発明実施の形態9に係る携帯電話について説明する。
本発明の実施の形態9は、図1に示した本発明の実施の形態1の保持手段7を加入者権情報カード(SIMカードやUIMカードを含む)にしたものである。
このように、本発明の実施の形態9によれば、バックアップ用の保持手段を、一般的な携帯電話に必要な加入者権情報カード(SIMカードやUIMカードを含む)に含むことができ、バックアップ用保持手段7に特別な物理領域を必要としないので、携帯電話1の小型化、軽量化に貢献できる。さらに、新しい携帯電話に買い換えた際も、加入者権情報カードの移動のみで、容易にバックアップデータを復旧することが可能になる。
実施の形態10.
本発明実施の形態10に係る携帯電話について説明する。
本発明の実施の形態10は、図1に示した実施の形態1、あるいは図2に示す実施の形態2の検出手段5に加速度センサを用いたものである。
このように、本発明の実施の形態10によれば、検出手段5である加速度センサにより携帯電話1の落下を検出して、落下して地面に落ちる前に携帯電話1内のデータをバックアップすることが可能となり、落下の衝撃で携帯電話1が壊れたとしても、最新のデータをバックアップすることができる。
実施の形態11.
本発明の実施の形態11に係る携帯電話について説明する。
本発明の実施の形態11は、図1に示した実施の形態1あるいは実施の形態2における検出手段5に水濡れセンサを用いたものである。
このように、本発明の実施の形態11によれば、携帯電話1の水没や水濡れを検出することができ、携帯電話1内部に完全に水が浸入する前に、最新のデータを保護することができる。さらに実施の形態2の検出手段5に水濡れセンサを用いることで、バックアップ後に電源11からの電源供給をオフにできるので、水濡れによる携帯電話1内部の回路ショートによる破壊を防ぐことが可能である。
なお、実施の形態1から実施の形態11まで、携帯電話を対象に述べたが、PDAや電子手帳等のデータ処理を行う小型情報処理端末にも適用できることは言うまでもない。
本発明にかかる、バックアップ機能を有する携帯電話は、携帯電話内のデータが壊れるような状態の際も、前記検出手段でその状態を検出することで、ユーザの操作が無く自動的に、さらに最新の状態を前記保持手段にバックアップすることが可能になるので、バックアップ機能が必要な携帯電話(PDAや電子手帳等の小型情報処理端末も含む)に対し有用である。
本発明の実施の形態1に係る携帯電話のブロック図 本発明の実施の形態2に係る携帯電話のブロック図 本発明の実施の形態3に係る携帯電話のブロック図 本発明の実施の形態4に係る携帯電話のブロック図 本発明の実施の形態5に係る携帯電話のブロック図 実施の形態5に係る携帯電話のデータ属性記憶手段に記憶されたデータ構成図 本発明の実施の形態6に係る携帯電話のブロック図
符号の説明
1 携帯電話
2 本体部
3 バックアップ部
4 ユーザデータ記憶手段
5,5a,5b 検出手段
6,6a 制御手段
7 保持手段
11 電源
16 電源制御選択手段
19 データ属性記憶手段
22 選択手段
23 手動バックアップ手段

Claims (11)

  1. 特定の状態を検出する検出手段と、
    各種データをバックアップ用に記憶する保持手段と、
    前記検出手段が特定の状態を検出した場合、前記データを前記保持手段に転送して記憶させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする携帯電話。
  2. 前記制御手段は、携帯電話内のデータを前記保持手段に全て転送した場合、携帯電話の電源をオフにする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話。
  3. 前記検出手段は、複数の特定の状態をそれぞれ検出するよう複数設けられ、
    前記複数の検出手段のいずれかが特定の状態を検出した場合、前記制御手段が携帯電話内のデータを前記保持手段に転送する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2いずれかに記載の携帯電話。
  4. さらに、前記制御手段が携帯電話内のデータを前記保持手段に全て転送した場合、携帯電話の電源をオフにするか否かを、ユーザの入力により選択する電源制御選択手段を備える、
    ことを特徴とした請求項2に記載の携帯電話。
  5. さらに、ユーザが前記保持手段にバックアップするデータの属性を予め設定するデータ属性記憶手段と、
    前記データ属性記憶手段に記憶されているデータ属性に従い、前記制御手段に転送するデータを選択する選択手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜請求項4いずれかに記載の携帯電話。
  6. さらに、ユーザによる手動でバックアップを行う手動バックアップ手段、
    を備えることを特徴とする請求項1〜請求項5いずれかに記載の携帯電話。
  7. 前記保持手段は、携帯電話から取り外し可能である、
    ことを特徴とする請求項1〜6いずれかに記載の携帯電話。
  8. 前記保持手段は、メモリーカードである、
    ことを特徴とする請求項1〜7いずれかに記載の携帯電話。
  9. 前記保持手段は、加入者権情報カードである、
    ことを特徴とする請求項1〜7いずれかに記載の携帯電話。
  10. 前記検出手段は、加速度センサである、
    ことを特徴とする請求項1〜9いずれかに記載の携帯電話。
  11. 前記検出手段は、水濡れセンサである、
    ことを特徴とする請求項1〜9いずれかに記載の携帯電話。
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