JP2003316626A - 情報機器 - Google Patents

情報機器

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JP2003316626A
JP2003316626A JP2002125619A JP2002125619A JP2003316626A JP 2003316626 A JP2003316626 A JP 2003316626A JP 2002125619 A JP2002125619 A JP 2002125619A JP 2002125619 A JP2002125619 A JP 2002125619A JP 2003316626 A JP2003316626 A JP 2003316626A
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JP2002125619A
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English (en)
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Kinya Yamade
欽也 山出
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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  • Storage Device Security (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リストアに関する自由度を向上させるバック
アップ技術を提供する。 【解決手段】 第1情報データを記憶する第1記憶領域
6−5−2と、情報処理に関する統合的な制御を行う制
御部6−4と、情報を表示する表示部6−1とを有する
情報機器であって、前記制御部は、第1記憶領域とは異
なる第2記憶領域6−3に記憶されている第2情報デー
タを第1記憶領域にリストアするリストア機能であっ
て、第2情報データを第1記憶領域にリストアする前
に、第2情報データのデータ内容を表示させることがで
きるリストア機能6−5−1aを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報機器に関し、
特に情報機器用のバックアップ・リストア技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータやPDA(Persona
l Digital Assistant)などの情報
機器において、データのバックアップ及びバックアップ
されたデータのリストアに関する技術は、極めて重要で
ある。
【0003】特開平5−73388号には、情報機器の
バックアップ・リストア技術が開示されている。上記公
報に開示されている技術では、バックアップ用外部媒体
にバックアップされたデータのバックアップ日時、バッ
クアップ外部媒体識別番号、リカバリ日時およびリカバ
リ(リストア)回数などの管理情報を登録した管理マス
タを作成する。リカバリ時には、所望のバックアップ用
外部媒体内を上記管理情報に基づいて検索し、バックア
ップ時にバックアップすべきデータを決定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記バックアップ・リ
ストア技術は、広義の意味でのバックアップされたデー
タベースから所望のデータが格納されたデータを管理す
るものであるが、管理マスタの作成などの手間がかか
り、操作が専門的になるため、一般的なユーザが簡単に
行えるようなものではない。また、バックアップデータ
に対してデータを特徴付けるような簡単なコメントや題
名などを付加することが可能な機能を有する情報処理装
置も存在するが、過去にユーザが付加したコメントは、
時間が経過するとバックアップしたデータの意義を思い
出すには不十分なものが多く、リストア判断の際に役に
立たない場合も多い。本発明は、一般的なユーザによる
バックアップデータのリストア時において、リストアに
関する判断の自由度を向上させるバックアップ・リスト
ア技術を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点によれ
ば、第1情報データを記憶する第1記憶領域と、情報処
理に関する統合的な制御を行う制御部と、情報を表示す
る表示部とを有する情報機器であって、前記制御部は、
前記第1記憶領域とは異なる第2記憶領域に記憶されて
いる第2情報データを前記第1記憶領域にリストアする
リストア機能であって、前記第2情報データを前記第1
記憶領域にリストアする前に、前記第2情報データのデ
ータ内容を前記表示部に表示させることができるリスト
ア機能を有する情報機器が提供される。
【0006】上記情報機器においては、リストア作業に
おいて、各情報データをリストアする前の段階で、情報
データの内容を確認することができる。従って、ユーザ
は、その情報データが実際にリストアする必要のあるデ
ータであるか否かを判断することが容易になる。
【0007】前記第2情報データを前記情報機器にリス
トアする前に、前記第1情報データと前記第2情報デー
タとを比較し、前記第1情報データと前記第2情報デー
タとの差分データに関する表示方法を変化させることが
できる表示方法変換機能を有するのが好ましい。上記情
報機器においては、差分データの視認性を向上すること
のできることができる。また、全てのデータ内容を表示
するのではなく、バックアップデータとの差分情報のみ
を表示させることもできる。
【0008】前記第1及び第2情報データに含まれるそ
れぞれの情報データは、所定の基準に従ってカテゴリー
分けされた複数の情報データ群を含んでおり、複数の前
記情報データ群中から任意の情報データ群に含まれるデ
ータのみを選択的に前記表示部に表示させる表示選択機
能を有しているのが好ましい。
【0009】上記情報機器によれば、カテゴリー分けさ
れた情報データ群に特定して、データの表示をすること
ができるため、リストア作業において情報データの内容
を表示させる際に、関連する情報データに関してまとめ
て処理することができ、ユーザにとってもデータの整理
がしやすくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】本明細書において、情報機器と
は、少なくとも、オペレーションシステム(OS)や常
時使用する基本的なアプリケーションプログラム(以下
「メインアプリケーション:MA」と称する。)を格納
するための固定記憶装置(例えば、バードディスクドラ
イブHDDや内蔵ROM(Read Only Mem
ory))と、固定記憶装置に格納されているOSやM
Aを読み出して、実際の情報処理を高速で行うととも
に、各種のアプリケーションプログラムのうちMAに含
まれないサブのアプリケーションプログラム(以下「サ
ブアプリケーション:SA」と称する。)やその他の各
種データなどを格納するために設けられた一時記憶装置
(例えばRAM(Random Access mem
ory)など)と、データ内容等を表示できる表示部と
を有している装置を意味する。
【0011】加えて、RAM内に格納されているデータ
をバックアップするための、通常は外付けの外部記憶媒
体、例えばROMなどを備えたコンパクトフラッシュ
(登録商標)(CF)やスマートメディア(SM)など
を、例えば情報機器に設けられているスロットに差し込
んで用いる。もちろん、情報機器内にバックアップ用の
内蔵ROMを設けても良いが、特に携帯用情報機器で
は、情報機器を小型化するために、バックアップ用の内
蔵ROMは用いられない場合が多い。以後、バックアッ
プ用の記憶媒体としては、CFなどの外部記憶媒体を用
いた例に関して説明する。
【0012】バックアップとは、情報機器内に設けられ
て、例えばRAM内に記憶されているサブアプリケーシ
ョンSAや各種情報データを、外部記憶媒体にコピーす
る処理を指す。リストアとは、例えば外部記憶媒体内に
バックアップされたサブアプリケーションSAや各種情
報データを、RAM内にコピー(復元)する動作を指
す。尚、例えばRAM内に既にSAや各種情報データが
格納されている場合に、それに上書きする形で、外部情
報媒体からのデータをコピーする処理を上書きリストア
と称する。
【0013】一方、例えばRAM内にデータが格納され
ていない状態において、外部記憶媒体内のデータ等を、
RAM内にコピー(復元)する動作を新規リストア(ク
リーンリストア)と称する。新規リストアは、例えばR
AM用のバックアップ電池が消耗して、RAM内のデー
タが完全に消失してしまった場合などに行われる。本発
明の実施の形態について説明する前に、まず発明者の行
った考察について簡単に説明する。
【0014】発明者は、情報機器において、外部記憶媒
体にバックアップされているデータ等を、情報機器内の
例えばRAMにリストアする場合に、各データ等が個別
にリストアされる前の段階において、真にリストアすべ
きデータ等であるか否かを判断できれば、無駄なデータ
をリストアすることによるRAM容量の消費を避けら
れ、また、リストア後のRAM内のデータも整理できる
(整理された形でリストアできる)と考えた。
【0015】また、特に携帯用情報機器においては、小
型化や低価格化のためにRAMの容量をある程度に抑え
る必要がある。また、購入後にRAM容量を増加させる
作業は一般的に困難かつ高コストである。一方、最近で
は外部記憶媒体を構成するフラッシュメモリなどの不揮
発性メモリの大容量化・低価格化が進み、1台の情報機
器に対してカテゴリーの異なる複数の外部記憶媒体を用
意しておき、ユーザの好みや使用目的に応じて、上記複
数の外部記憶媒体中から選択されたデータ内容などを適
宜RAM内に上書きリストアする利用法も一般的になっ
てきている。
【0016】このような状況をふまえて、例えば簡単な
コメント表示だけではリストアが必要なデータであるか
否かを判断しにくい場合などに、各データのリストア前
に、該当するデータ毎にその内容を詳細に確認できるよ
うにすれば便利である。詳細なデータの内容を確認する
場合には、まず、そのデータが、目的毎に異なるカテゴ
リー分けされた各種メインアプリケーションMA中のい
ずれに属するかを示すポインタ(ショートカット)が識
別表示され、このポインタを選択する動作を行うことに
よりデータの詳細内容を表示できるようにすれば一層便
利である。
【0017】また、データのカテゴリーや作成日時など
に基づいてデータを色分けしたり、絞り込みができるよ
うにしたりすることにより、ユーザが意図するデータを
簡単に検索することのできると考えられる。上記考察に
基づき、以下に本発明の実施の形態による情報機器につ
いて図面を参照しつつ説明する。もちろん、本発明の内
容は、以下の各実施の形態に示す例に限定されるもので
はない。
【0018】まず、本発明の第1の実施の形態による情
報機器について、図1から図9までを参照して説明す
る。図1は、本発明の第1の実施の形態による情報機器
の正面図である。図2から図5までは、情報機器におけ
るメインアプリケーションを動作させた場合の表示画面
例を示す図である。図6は、情報機器の基本的な構造を
示す機能ブロック図である。図7(A)、(B)は、バ
ックアップ−リストア作業を行う際の情報機器の表示画
面例である。図8は、バックアップデータのデータ構造
例である。図9は、リストア作業の流れを示すフローチ
ャート図である。
【0019】図1に示すように、本発明の第1の実施の
形態による情報機器(PDA)Aは、PDA本体部1−
1と、それと着脱自在に設けられた外部記憶媒体(コン
パクトフラシュCF)1−6とを含んで構成される。上
述のように、外部記憶媒体1−6を、内蔵ROMに置き
換えることも可能である。
【0020】PDA本体部1−1は、例えば液晶表示装
置により構成され各種データ等を表示する表示部1−2
と、外部記憶媒体1−6とのインターフェイスを形成す
るカードスロット1−5と、例えば各種メインアプリケ
ーションへのショートカット機能などを有する複数のボ
タン部1−3と、表示部に表示されたアイコン1−7か
ら1−10までなどの選択機能と決定機能などとを有す
る操作部1−4を有している。
【0021】図1に示す状態においては、表示部1−2
の表示画面上には、メインアプリケーション選択用のア
イコンの例として、アドレス帳1−7、スケジュール1
−8、ToDo1−9、及びバックアップ・リストア1
−10の各アイコンが表示させている。これらのアイコ
ンを操作部1−4又は図7(B)などに示されるスタイ
ラスペンSPなどの入力手段により選択すると、図2か
ら図5(A)、(B)までに示されるように各メインア
プリケーションMAを起動させることができる。
【0022】図2に示すように、アドレス帳2−1で
は、例えば人名2−2と人名に対応する電話番号2−3
などとが表示される。図3に示すように、スケジュール
3−1では、例えば、該当年月日3−2と、その日の時
刻3−3ごとのスケジュール3−4が表示される。図4
に示すように、ToDo4−1では、ユーザのやるべき
作業の優先順位4−3と作業内容4−4と、作業終了済
みか否かを示すチェックマ−クを入力するためのチェッ
ク部4−2とが表示される。
【0023】RAM内のデータをバックアップする際に
は、図5(A)に示すように、バックアップ・リストア
画面5−1においてコンパクトフラシュCF5−2への
バックアップ作業が行われる旨の表示5−4と、コメン
ト領域5−3とが表示されている。図5(B)に示すよ
うに、バックアップ・リストア画面5−1においてコン
パクトフラシュCF5−5からのリストア作業が行われ
る旨の表示5−7と、コメント領域5−6とが表示され
る。
【0024】図6に示すように、PDAなどの情報機器
Bの構造を機能ブロックで表すと、情報機器Bは、表示
部6−1と、入力部6−2と、外部記録媒体(外部メモ
リ)6−3と、制御部(CPU)6−4と、記憶部6−
5とを有している。表示部6−1は、各種アプリケーシ
ョンソフトのアイコンや、起動されたアプリケーション
に基づくデータ群などを表示する。この表示部6−1が
タッチパネル機能を有している場合には、スタイラスペ
ンなどによりアプリケーションの選択や、データの入力
を直接行うことも可能である。入力部6−2は、キーボ
ード、タッチパネル又はスタイラスペンなどによりデー
タ入力を行う。
【0025】記憶部6−5は、OSやメインアプリケー
ション用のプログラムや書き換えを行うことのないデー
タなどを保存しておく領域を提供するROM6−5−1
と、サブアプリケーションプログラムSBやユーザデー
タなど書き換え可能なデータを保存しておく領域を提供
するRAM6−5−2とを有する。
【0026】ROM6−5−1は、例えば、スケジュー
ル、アドレス、ToDo、バックアップ・リストアなど
の各種メインアプリケーションプログラムを格納してい
る。本実施の形態による情報機器においては、バックア
ップ・リストアプログラム6−5−1aを有している。
【0027】RAM6−5−2は、カレンダーデータ、
スケジュールデータ、アドレスデータなどの各種ユーザ
データを格納するとともに、サブアプリケーション用プ
ログラムなどをも格納できるデータ格納領域6−5a
と、各種データなどを格納しない空き領域6−5bとを
有している。破線で示されるそれぞれの領域の境界は、
可変であるのが好ましい。但し、本実施の形態による情
報機器においては、少なくとも後述するリストア時にお
いて、各種データの内容を表示させるための処理を行う
ためのリストア処理用の空きメモリ領域を確保しておく
のが好ましい。
【0028】外部メモリ部6−3は、バックアップ時に
おいて、記憶部6−5(RAM)内に格納されているユ
ーザデータなどを保存する。本実施の形態による情報機
器は、CFカードを対象としているが、その他のメモリ
デバイス、例えばスマートメディア、マルチメディアカ
ードなど(いずれも商標名)を対象にしても良い。さら
に、情報機器が通信ネットワークへのアクセス手段を有
している場合には、ネットワーク上の記憶領域でも良
い。但しRAM部6−5よりも大きな記憶領域を有する
装置を情報機器装置に装着するのが好ましい。制御部6
−4は、記憶部6−5に保存されているプログラムコー
ドを実行し、スケジュール、アドレス帳、バックアップ
・リストアなどの処理を行うとともに、情報処理機器全
体の制御を行う。
【0029】次に、実際のリストア作業について図7か
ら図9までを参照して説明する。リストア作業を開始す
るためには、図1に示したバックアップ・リストアのア
イコン1−10をスタイラスペンSPによりタップす
る。図7示す表示画面には、領域7−2に、年月日デー
タが表示されている。リストア処理を行われようとして
いるデータのバックアップ日時又は作成日時が明示され
ており、領域7−3には、以後のリストア処理において
選択されるデータのバックアップ日時又は作成日時が、
例えば領域7−2よりも薄く表示される。領域7−4に
は、現在リストアが行われようとしているデータに対し
て付加されたコメントが表示されている。リストア処理
を中止するには、リストア処理中止選択領域7−6をタ
ップする。
【0030】図7(A)では、コメント表示領域7−4
に簡単なコメントだけが表示されている。このコメント
だけでリストアを行うか否かを判断することが可能な場
合には、ここでリストア実行領域7−5を、例えばスタ
イラスペンSPによりタップする。
【0031】コメントだけではリストアを行う必要があ
るデータであるか否かの判断ができない場合には、図7
(B)に示すように、スケジュールタブ7−10、アド
レス帳タブ7−9、ToDoタブ7−8のいずれかを選
択する。この際、リストア対象のデータがいずれのメイ
ンアプリケーションMAに関連するデータであるかをC
PUが判断することにより、選択すべきタブを明示させ
ることもできる。
【0032】図7(B)に示すように、例えば明示され
るスケジュールタブ7−10をタップすることにより、
領域(詳細表示欄)7−11にリストア対象のスケジュ
ールデータの詳細を表示させることができる。情報機器
のユーザは、詳細に表示されたデータ内容をみるこがで
き、これを参照してリストアするか否かを最終的に判断
することができる。リストアすべきデータであると判断
した場合には、ユーザはリストア実行領域7−13をタ
ップすることにより、該当するデータをRAM内にリス
トアすることができる。リストア作業を中止したい場合
には、リストア中止領域7−12をタップすれば良い。
リストアするか否かの判断対象となるデータがアドレス
帳やToDoの場合には、それぞれの領域7−9、7−
8をタップすることによりデータの詳細を表示させるこ
とができる。このように、ユーザが望めば、リストアを
する前にリストア対象となるデータの内容を確認するこ
とができる。
【0033】図8に、図7に示すような処理に適したバ
ックアップデータのデータ構造例を示す。図8に示すよ
うに、例えば、バックアップデータ8aは、それぞれの
データへのポインタと実データとを含んで構成される。
より詳細には、ポインタは、スケジュールデータへのポ
インタ8a−1、アドレス帳データへのポインタ8a−
2、ToDoデータへのポインタ8a−3とを有してい
る。実データは、スケジュールデータ本体8a−5と、
アドレス帳データ本体8a−6と、ToDoデータ本体
8a−7とを有している。さらに、コメントデータ8a
−4とを有している。符号8−4、8−5及び8−6
は、それぞれのポインタと実データとが関連付けされて
いることを示している。
【0034】符号8bで示すデータは、実データの具体
的な内容例を示すものである。スケジュールデータ本体
8a−5の内容が符号8b−1で示される領域に、アド
レス帳データ本体8a−6の内容が符号8b−2で示さ
れる領域に、ToDoデータ本体8a−7の内容が符号
8b−3で示される領域に具体的に格納されている。
尚、Null領域8−1、8−2及び8−3は、データ
のEndを表す。
【0035】尚、図8においては内容を簡略化するため
に、最低限の項目のみを記載しているが、例えばスケジ
ュールデータ中にはアラームやアラーム音、繰り返し設
定などが、アドレス帳データの場合には会社データ、誕
生日などが含まれていても良い。
【0036】図8に示すように、バックアップデータ8
aは、例えば、スケジュールデータ本体8a−5と、ア
ドレス帳データ本体8a−6と、ToDoデータ本体8
a−7というようにカテゴリー別に分類されて整理され
たデータ構造を有している。従って、データを検索しや
すい。カテゴリー別の分類項目としては、アプリケーシ
ョンソフトウェア毎の分類の他に、データのジャンル、
データ作成日時、予め付加されたデータの重要度などを
基準に分類されていても良い。分類する基準は、バック
アップ時にユーザが選択できるようになっているのが好
ましい。
【0037】上記処理の一連の流れを図9のフローチャ
ート図を参照して説明する。図9に示すように、まず、
ステップS9−0において、リストア処理を開始する。
ステップS9−1において、CFカード内に格納されて
いるバックアップデータを検索する。データの検索方法
としては、例えば拡張子に基づく検索、ファイル内部に
記述されている識別子に基づく検索などが挙げられる。
いずれの検索方法を採用するかに関しては、ファイルシ
ステムやオペレーションシステムなどによって異なる。
ステップS9−2において、CFカードから取得したフ
ァイル情報をリスト表示するか、若しくは、内部のコメ
ントを表示する。この状態を示したのが、上記図7
(A)である。ステップS9−1において取得したファ
イル名と、図8に示すコメントデータ8a−4とを表示
する。
【0038】ステップS9−3において、図8に示すデ
ータ構造に基づき、バックアップデータを各アプリケー
ションに対応させてユーザが見やすい形式で表示部に表
示させる(図7(B))。この表示を参照することによ
り、バックアップデータをリストアする前に、ユーザは
データの内容まで参照することが可能となる。ステップ
S9−4において、図8に示すバックアップデータに基
づいてRAM内にデータをリストアすることができる。
以上で、リストア処理を終了する(ステップS9−
5)。
【0039】この際、実際にRAM内にリストアするデ
ータは、ユーザが内容まで確認した上でリストアが必要
であると判断したデータのみにすることもでき、リスト
アされたRAM内のデータとして、ユーザにとって必要
のないデータを可能な限り減らすことができる。従っ
て、記憶容量に限りがあるRAMの記憶領域を有効に利
用することができる。
【0040】次に、本発明の第2の実施の形態による情
報機器について、図10及び図11を参照して説明す
る。図10は、図9のステップS9−3の処理に関し
て、より詳細な処理の流れを示すフローチャート図であ
る。尚、以下の例では、上述の新規リストアと上書きリ
ストアとのうち、上書きリストアを前提として説明す
る。また、以下の例では、図8に示すように、メインア
プリケーションMAごとに分類されたバックデータのデ
ータ構造を有している場合を例にして説明する。
【0041】まず、ステップS10−0において、まず
スケジュールに関するリストア実行処理を開始する。ス
テップS10−1では、バックアップデータBdata
の参照変数iを初期化する。ステップS10−2におい
て、バックアップデータBdataが存在するかどうか
を確認する(Bdata[i]=Null)。バックア
ップデータBdataが存在する場合は、ステップS1
0−3に進み、以後のリストア処理を継続するが、バッ
クアップデータBdataが存在しない場合は、ステッ
プS10−11に進み、スケジュールに関するリストア
処理を終了する。次に、同様の処理を、例えば、アドレ
ス帳、ToDo、カレンダーなどに関連するアプリケー
ションのデータに関して実行する。全てのデータに関す
る処理が終了すると、表示部にリストア処理が終了した
旨が表示される。
【0042】ステップS10−3において、本体データ
Cdata参照変数jを初期化する(j=0)。次い
で、ステップS10−4において、本体データCdat
aが存在するかどうかを確認する(Cdata[j]=
Null)。本体データCdataが存在しない場合に
は、次のバックアップデータに関して本体データCda
taとの比較を行う。本体データCdataが存在する
場合には、ステップS10−5において、本体データC
dataとバックアップデータBdataとを比較する
(Bdata[i]=Cdata[j])。
【0043】ステップS10−5において、本体データ
CdataとバックアップデータBdataとが一致し
た場合には、STEP10−6に進み、例えばバックア
ップデータBdataを、第1の表示方法(例えば黒色
のフォントで)で表示させる。例えば、図11の表示画
面1−2において、符号11−5−1で示されている。
本体データCdataとバックアップデータBdata
とが一致した場合には、次のバックアップデータを参照
する。すなわち、バックアップデータ参照変数iを1増
加させ(i=i+1)、ステップS10−2に戻る。
【0044】ステップS10−5にいて、本体データC
dataとバックアップデータBdataとが一致しな
かった場合には、ステップS10−8に進み、本体デー
タ参照変数をjを1増加させ(j=J+1)、ステップ
S10−4に戻る。ステップS10−4において、本体
データCdataが存在しなかった場合(Cdata
[j]=Null)は、そのバックアップデータBda
ta[i]を、上記第1の表示方法とは異なる第2の表
示方法(例えば、黒色のフォントに比べて薄いフォント
により表示を行うなど)で表示する。例えば、図11の
表示画面1−2において、符号11−5−2で示されて
いる。次いで、参照変数iを1増加させ(i=i+
1)、ステップS10−2に移る。再び、ステップS1
0−2において、次のバックアップデータBdata
[i(i+1)]が存在するか否か判断し、以下同様の
処理を行う。
【0045】以上の作業を例えば全てのバックアップデ
ータに関して行うことにより、図11に示すように、デ
ータが一致した場合には、第1の表示方法でデータを表
示し、一致するデータが存在しない場合には第2の表示
方法でデータを表示する。従って、バックアップデータ
と本体データとの差分を明確にできる。従って、ユーザ
は、上書きリストアを行う際に、上記差分を簡単に確認
することができ、リストアすべき内容を確認する前の段
階で、内容まで確認すべきデータであるか否かの目安を
得ることができる。
【0046】次に、本発明の第3の実施の形態による情
報機器について図12及び図13を参照して説明する。
図13は、図9のステップS9−3のデータ表示処理に
関する詳細な処理内容を示すフローチャート図である。
尚、本実施の形態による情報機器において、図10に示
す処理を行った後に図13に示す処理を行うことを前提
として以下の説明を行う。
【0047】上記本発明の第2の実施の形態による情報
機器において、図10に示す処理を行うことにより、
バックアップデータBdataと本体データCdata
とが一致した場合には第1の表示方法による表示(例え
ば通常の黒色表示)(図12の符号12−5−1で表さ
れる)が、バックアップデータBdataには存在す
るが本体データCdataには存在しない第1差分デー
タを第2の表示方法(例えば薄いフォントで表示)する
(図12の符号12−5−2で表される)ことができ
る。
【0048】図12に示すように、上記ととの場合
に加えて、本体データCdataに存在するがバック
アップデータBdataに存在しない第2差分データに
対して第1及び第2の表示方法と識別可能な第3の表示
方法(例えば、第1の表示方法と第2の表示方法との間
のやや濃いフォントによる表示)で表示されたデータ1
2−5−3を加える。以下、このような場合を想定した
処理手順について、図13を参照して説明する。
【0049】ステップS13−0において、まずスケジ
ュールに関するリストア処理を開始する。ステップS1
3−1において、本体データCdataの参照変数iを
初期化する(i=0)。次に、ステップS13−2にお
いて、本体データCdataが存在するかどうかを確認
し(Cdata[i]=Null)、本体データCda
taが存在する場合は処理を続けるが、本体データCd
ataが存在しない場合は、ステップS13−10に進
み、スケジュールに関する処理を終了させる。次いで、
アドレス帳、ToDo、カレンダーなどのアプリケーシ
ョンについて同様の処理を行う。全ての処理を終えると
この処理は終了する。
【0050】ステップS13−2において、本体データ
Cdataが存在する場合は、ステップS13−3に進
み、バックアップデータBdataの参照変数jを初期
化(j=0)する。次いでステップS13−4に進み、
バックアップデータBdataが存在するかどうかを確
認し(Bdata[j]=Null)、バックアップデ
ータBdataが存在しない場合には、比較を行ったデ
ータは本体のみに存在することがわかるため、ステップ
S13−8に進み、第3の表示方法(青色など)を用い
て本体データCdata[i]を表示する。次にステッ
プS13−9に進み、本体データCdata参照変数i
を増加させ、ステップS13−2に戻って次の本体デー
タCdataに関する処理を行う。
【0051】ステップS13−4において、バックアッ
プデータBdataが存在すると判断されるとステップ
S13−5に進む。ステップS13−5において、本体
データCdataとバックアップデータBdataを比
較し、両者が一致した場合(Bdata[i]=Cda
ta[i])には、ステップS13−6に進み、本体デ
ータCdataの参照変数iを1増加させ(i=i+
1)、ステップS13−2に戻る。ステップS13−5
において、本体データCdataとバックアップデータ
Bdataとが一致しなかった場合には、ステップS1
3−7に進み、バックアップデータ参照変数jを増加さ
せ(j=j+1)、ステップS13−4に戻る。
【0052】以上の処理を継続して行うことにより、図
12に示すように、本体データCdataとバックアッ
プデータBdataとが一致した場合には第1の表示方
法でデータを表示し、一致するデータが存在しない場合
には、両者間の差分がプラスかマイナスかにより、第2
の表示方法又は第3の表示方法によりデータを表示させ
ることができる。従って、現在のデータの差分をより明
確にできるバックアップ・リストア技術を提供できる。
【0053】次に、本発明の第4の実施の形態による情
報機器について、図14(A)及び図14(B)を参照
して説明を行う。本実施の形態による情報機器において
は、図14(A)に示すように、図11に示す表示画面
1−2に加えて、新たに設定ボタン(設定領域)14−
7が設けられている。ユーザは、この設定ボタン14−
7をタップなどにより選択することにより、第2及び第
3の実施の形態による情報装置において説明し、バック
アップデータBdataと本体データCdataとの比
較結果として得られた各データを図14(B)に示す、
同じデータ14−8と、新たに追加された追加データ1
4−9と、削除された削除データ14−10との表示方
法(例えば色)を任意に変更するができる。尚、削除デ
ータ14−10に対して複数の色が割り当てられるよう
にしているのは、色によりユーザの感覚で受ける印象が
変わること、また、国によっては意味が変わることもあ
り、色を変更できるようにすると利便性が上がる場合が
あるためである。
【0054】図10に示すステップS10−6又はステ
ップS10−9においてデータをそれぞれ表示させる場
合や、図13に示すステップS13−8においてデータ
を表示させる際に、設定ボタン14−7により変更・選
択された色を使用することにより、データの差分色をユ
ーザ好みや見やすさに応じて適宜変更可能な情報機器を
実現することが可能になる。
【0055】次に、本発明の第5の実施の形態による情
報機器について、再び図10を参照して説明する。本発
明の第2から第4までの各実施の形態による情報機器に
おいて、バックアップデータBdataと本体データC
dataとを比較した場合に、ほとんどのデータが同じ
データであった場合には、ユーザが参照したい差分デー
タを見つけにくい場合もある、このような状況を解消す
るため、図10のSTEP10−6の処理を省き、ステ
ップS10―5においてBdata[i]=Cdata
[i]の場合に、ステップS10−7に進み、次のデー
タに関して同様の処理を行うことにより、バックアップ
データBdataと本体データCdataとが同じデー
タである場合には表示部に表示させないようにすること
ができる。このようにすれば、真の差分データのみを表
示させることができる。尚、例えば図14に示す設定ボ
タン14−7を、オン/オフすることにより、上記デー
タ表示を切り替えることができるような機能を追加する
こともできる。このようにすれば、ユーザの選択肢を広
げることが可能になる。
【0056】次に、本発明の第6の実施の形態による情
報機器について、図15を参照して説明を行う。図15
に示すように、それぞれのアプリケーションデータの表
示に対して、符号15−1(同じデータ)、15−2
(追加データ)及び15−3(削除データ)のように設
定を設けておき、図10のステップS10−6で第1の
表示方法で表示させる場合や、図10のステップS10
−9や、図13のステップS13−8で表示する際に設
定状態を確認することができる。このような表示に関す
る設定(制限)を行うことができるようにすれば、ユー
ザがデータを一覧する場合の利便性を高めることができ
る。
【0057】尚、全てのデータに関して表示しないよう
に設定されている場合には、図10、図13のフローチ
ャートに示されている処理をスキップすることも可能で
ある。また、バックアップデータの差分情報のみではな
く、バックアップデータの各要素の条件、アドレス帳に
おける名字、スケジュールにおける期間、ToDoにお
ける優先順位などに対しても、表示制限を設けることが
可能である。このような場合には、先に示した図10又
は図13のフローチャートに示される処理に対して、表
示制限に関する機能を追加するにより実現できる。
【0058】次に、本発明の第7の実施の形態による情
報機器に関して、図16及び図17を参照して説明す
る。図16は、情報保護機能を備えた情報機器のデータ
構造例を示す図であり、図17は、図16に示すデータ
構造を有する情報機器における処理の流れを示すフロー
チャート図である。本実施の形態による情報機器は、上
記第1から第6までの各実施の形態による情報機器に加
えて、各種情報の漏洩を防止する情報保護機能を設ける
ことを特徴とする。
【0059】すなわち、上記第1から第6までの各実施
の形態による情報機器では、リストア処理に際してバッ
クアップデータの内部を表示させることができるように
なっている。しかしながら、そのままの状態で使用して
いると、万が一バックアップデータを記憶させた外部記
憶媒体などを紛失した場合や、一台の情報機器を複数人
で共有している場合に、プライバシーに関する情報まで
第3者が見ることができることになり問題とある。特
に、外部記憶媒体を紛失した場合などにおいて、他人は
同型の情報機器を用いれば、外部記憶媒体中のデータを
リストアしたりリストア時に表示部に表示させたりする
ことが可能である。従って、このような場合には、情報
機器自体にパスワードによる保護機能を付加しても、外
部記憶媒体中のデータを保護できない。そこで、本実施
の形態による情報機器に特有の保護機能を付加する必要
がある。
【0060】図16に示すように、本実施の形態による
情報機器のバックアップデータ構造例を示す図である。
図16に示すデータ構造においては、図8に示すバック
アップデータ構造と同様のデータ構造に、さらにパスワ
ード情報16a−4を付加している。パスワードは該当
する個別のデータに付加しても良いし、カテゴリー毎
に、該当するカテゴリーに属するデータ全てに対してパ
スワードを掛けられるようにしても良い。
【0061】図17に示すフローチャート図は、図9に
示す基本的なフローチャート図に加えて、ステップS1
7−4とステップS17−6との処理を付加したもので
ある。ステップS17−4において、該当するデータに
対してパスワードが掛けられているか否かを確認し、パ
スワードが掛けられている場合は、ステップS17−6
に進み、エラー表示を行い処理が強制的に終了される。
パスワードが掛かっていない場合にのみ、ユーザ情報の
表示や(ステップS17−4)、リストア実行(ステッ
プS17−5)に進むことが可能である。
【0062】尚、パスワードを設定した本人は、パスワ
ードによる情報保護機構を解除して処理を進める必要が
ある。その際には、本院が設定したパスワードを入力す
ることにより、データの詳細を表示させることができ、
リストア処理を実行できる。また、パスワード情報をバ
ックアップデータに追加し、リストアする際にパスワー
ド情報の記述があった場合には、リストアできないよう
にするとともに、パスワードの掛けられている情報の閲
覧(表示)を禁止することにより、ユーザのプライバシ
ー情報の漏洩を防止することができる。以上、実施の形
態に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限
されるものではない。その他、種々の変更、改良、組み
合わせが可能なことは当業者に自明であろう。
【0063】表示部にリストアするデータを表示させた
が、例えば音楽情報などの場合のように、表示ではなく
出力させた方がわかりやすい場合には、音楽出力部から
出力させることも可能である。例えば、情報機器中には
携帯電話などを含まれる。最近では外部記憶媒体用のイ
ンターフェイスを備えた携帯電話も多くなっており、本
実施の形態による情報機器中に、携帯電話が入るのは言
うまでもない。この際、携帯電話中のアドレス帳、電話
番号帳などが、本実施の形態によるメインアプリケーシ
ョンに相当する。
【0064】さらに、PCなどに用いられる年賀状作成
ソフトウェアなどにおいては、アドレス帳などを郵便番
号や住所などの変更に対応して毎年更新していく必要が
あるが、この場合には、本体データとバックアップデー
タとの差分は通常少ないため、差分にみを表示させるこ
ともできる本実施の形態によるリストア技術を有効に使
うことができる。また、PCとPDAとのデータシンク
ロや、インターネット上の記憶領域(サーバ)などにバ
ックアップされたデータをPC内にリストアする場合に
も適用可能である。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による情報
機器においては、ユーザ情報を情報機器にリストア(復
元)する場合に、リストアすべきデータか否かの判断材
料として、データの内容まで確認することができるた
め、リストアすべきデータの選択が確実になり、情報機
器内においてデータを格納する領域を無駄にすることな
く、データを整理した形で復元することができる。特
に、上書きリストアの場合に、重複したデータのリスト
アを防止することができる。また、現在のデータとの比
較により、差分のあるデータの視認性を良くすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態による情報機器の
初期表示画面例を示す図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態による情報機器の
アドレス帳表示画面例を示す図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態による情報機器の
スケジュール表示画面例を示す図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態による情報機器の
ToDo表示画面例を示す図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態による情報機器の
バックアップ(図5(A))・リストア(図5(B))
処理表示画面例を示す図である。
【図6】 本発明の第1の実施の形態による情報機器の
構成を示す機能ブロック図である。
【図7】 本発明の第1の実施の形態による情報機器に
おいて、リストア処理を行う際の表示画面例を示す図で
あり、図7(A)は、コメントに基づいてリストア処理
を行うか否かの判断をする際の表示画面例であり、図7
(B)は、データに関する詳細な内容を表示させてリス
トアを行うか否かを判断する際の表示画面例である。
【図8】 本発明の第1の実施の形態による情報機器の
バックアップデータのデータ構造を示す図である。
【図9】 本発明の第1の実施の形態による情報機器に
おけるリストア処理の流れを示すフローチャート図であ
る。
【図10】 本発明の第2の実施の形態による情報機器
におけるリストア処理の流れを示すフローチャート図で
ある。
【図11】 本発明の第2の実施の形態による情報機器
におけるリストア処理時の表示画面例である。
【図12】 本発明の第3の実施の形態による情報機器
におけるリストア処理時の表示画面例である。
【図13】 本発明の第3の実施の形態による情報機器
におけるリストア処理の流れを示すフローチャート図で
ある。
【図14】 図14(A)及び(B)は、発明の第4の
実施の形態による情報機器におけるリストア処理時の表
示画面例である。
【図15】 本発明の第6の実施の形態による情報機器
におけるリストア処理時の表示画面例である。
【図16】 本発明の第7の実施の形態による情報機器
におけるバックアップデータのデータ構造例である。
【図17】 本発明の第7の実施の形態による情報機器
におけるリストア処理の流れを示すフローチャート図で
ある。
【符号の説明】
A、B…情報機器、1−1…情報機器本体、1−2…表
示画面、1−3…各種ボタン、1−4…選択ボタン、1
−5…コンパクトフラッシュ(CF)スロット、1−6
…CFカード、1−7…アドレス帳(アイコン)、1−
8…スケジュール(アイコン)、1−9…ToDo(ア
イコン)、1−10…バックアップ・リストア(アイコ
ン)、6−1…表示部、6−2…入力部、6−3…外部
メモリ部、6−4…制御部(CPU)、6−5…記憶
部、6−5−1…ROM、6−5−2…RAM、6−5
aデータ記憶領域、6−5b…リストアデータ表示処理
領域、8a、8b…バックアップデータ構造、SP…ス
タイラスペン。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1情報データを記憶する第1記憶領域
    と、情報処理に関する統合的な制御を行う制御部と、情
    報を表示する表示部とを有する情報機器であって、 前記制御部は、前記第1記憶領域とは異なる第2記憶領
    域に記憶されている第2情報データを前記第1記憶領域
    にリストアするリストア機能であって、前記第2情報デ
    ータを前記第1記憶領域にリストアする前に、前記第2
    情報データのデータ内容を前記表示部に表示させること
    ができるリストア機能を有する情報機器。
  2. 【請求項2】前記第2情報データは、ある時点において
    前記第1記憶領域に記憶されていたデータを含むバック
    アップデータである請求項1に記載の情報機器。
  3. 【請求項3】前記制御部は、前記第2情報データを前記
    情報機器にリストアする前に、前記第1情報データと前
    記第2情報データとを比較し、前記第1情報データと前
    記第2情報データとの差分データに関する表示方法を変
    化させることができる表示方法変換機能を有する請求項
    1又は2に記載の情報機器。
  4. 【請求項4】前記制御部は、前記第1情報データと前記
    第2情報データとを比較し、新たに追加されたデータ
    と、削除されたデータと、一致するデータとを、それぞ
    れ識別できるように対応付けて表示する表示方法変換機
    能を有する請求項2に記載のバックアップ装置。
  5. 【請求項5】前記表示方法変換機能は、それぞれのデー
    タに対応させてユーザが表示方法を変更する表示方法変
    更機能を有する請求項3又は4に記載の情報機器。
  6. 【請求項6】前記第1及び第2情報データに含まれるそ
    れぞれの情報データは、所定の基準に従ってカテゴリー
    分けされた複数の情報データ群を含んでおり、 前記制御部は、複数の前記情報データ群中から任意の情
    報データ群に含まれるデータのみを選択的に前記表示部
    に表示させる表示選択機能を有している請求項1から5
    までのいずれか1項に記載の情報機器。
  7. 【請求項7】さらに、前記情報データに対してパスワー
    ド情報を付加することができ、 前記制御部は、前記パスワード情報が付加されたデータ
    に関しては、リストア時に付加された前記パスワード情
    報を入力した場合にのみ前記情報データに関する詳細情
    報を表示する詳細内容表示制限機能を有する請求項1か
    ら6までのいずれか1項に記載の情報機器。
  8. 【請求項8】さらに、リストアすべき第2の情報データ
    を前記表示部に表示させた際に、表示されたデータを実
    際にリストアする処理を進めるリストア処理決定手段を
    有している請求項1から7までのいずれか1項に記載の
    情報機器。
  9. 【請求項9】第1情報データを記憶する第1記憶領域
    と、情報処理に関する統合的な制御を行う制御部と、情
    報を表示する表示部とを有する情報機器において、 前記第1記憶領域とは異なる第2記憶領域に記憶されて
    いる第2情報データを前記第1記憶領域にリストアする
    手順の前に、前記第2情報データのデータ内容を表示さ
    せる手順を前記情報機器に実行させることができるプロ
    グラムを格納した記憶媒体。
  10. 【請求項10】第1情報データを記憶する第1記憶領域
    と、情報処理に関する統合的な制御を行う制御部と、情
    報を表示する表示部とを有する情報機器において、 前記第1記憶領域とは異なる第2記憶領域に記憶されて
    いる第2情報データを前記第1記憶領域にリストアする
    手順の前に、前記第2情報データのデータ内容を表示さ
    せる手順を前記情報機器に実行させることができるプロ
    グラム。
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