JP2004302540A - 携帯情報端末 - Google Patents

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JP2004302540A JP2003091510A JP2003091510A JP2004302540A JP 2004302540 A JP2004302540 A JP 2004302540A JP 2003091510 A JP2003091510 A JP 2003091510A JP 2003091510 A JP2003091510 A JP 2003091510A JP 2004302540 A JP2004302540 A JP 2004302540A
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Abstract

【課題】予定データをもとに、特定(スケジュール)の文書形式をもつ文書を自動作成可能にする。
【解決手段】入力部10から入力された予定データやメモデータ,カテゴリデータは、夫々記憶部30の予定データテーブル31,メモデータテーブル32,カテゴリデータテーブル34に記憶される。これらメモデータやカテゴリデータには夫々、メモ番号,カテゴリ番号が対応付けられており、これら番号もテーブル31の予定データに付加されている。入力部10から所定形式の文書作成が指定されると、文書形式データテーブル33から文書形式データが読み取られ、その記載項目に応じてテーブル31から予定データが読み取られて文書が作成され、予定データにメモ番号やカテゴリ番号があるときには、これらに対応するデータがテーブル32,34から読み取られ、作成される文書に付加される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、予定データやメモデータをもとに文書作成可能な携帯情報端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、携帯情報端末の機能として、予定データをカレンダ上に表示してスケジュールを管理するスケジュール管理機能が知られており、また、メモデータを管理するメモ機能や各種報告書などの文書作成機能が搭載されている携帯情報端末も増えつつある。
【0003】
このような携帯情報端末を用いて各種報告書などの文書を作成する場合、携帯情報端末に備え付けの小型キーボードやタッチパネルなどの画面上のソフトウェアキーボードを用いて文字を入力することにより、文書を作成するか、予め入力されている文字列をコピーし、作成中の文書に貼り付けるといった操作が一般的である。しかしながら、かかる操作方法では、多くの部分の文字が手入力となるし、また、コピーや貼り付けの操作が煩雑となるため、文書作成効率が良くないという問題があった。さらには、携帯情報端末が小型化されているために、キーボードが小型であって、操作性が劣るという問題がある。このため、文書作成効率が良いものが必要である。
【0004】
これに対し、議事録文書の文書作成効率を高めるようにした技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
これは、議事録文書では、記載する項目が予め決められた定型の文書形式(定型フォーム)となっていることに着目したものであって、議事録文書を作成する場合、事前に入力されている文書の項目と重複している議事録文書で使用する項目については、この文書の項目を抽出して議事録文書に貼り付け、議事録作成の補助をすることができるようにしている。これにより、ユーザは日付などの事前に入力されている文書の項目と重複しない一部の項目についてデータ入力をするだけで、議事録を作成することができる。
【0006】
また、他の例として、週報などの文書作成効率を高めるようにして技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0007】
これは、週報の作成時期を指定するアクションデータからの指示により、1週間毎に予定データ(スケジュールデータ)をもとに、記載する項目が予め決められた定型の文書形式(定型フォーム)の週報となる文書を自動的に作成することができるようにしている。さらに、関連するメモ情報がある場合には、関連情報があることを週報上に表示できるようにしている。このため、ユーザが予定データを入力するだけで、週報が自動的に作成される。
【0008】
【特許文献1】
特開2001ー282654号公報
【0009】
【特許文献2】
特開平11−2722619号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、予め入力したデータのみでは議事録が作成できず、日付などの一部の項目に対して入力操作が必要となり、文書作成効率が劣ることになる。しかも、議事録は定型の文書形式(定型フォーム)であるため、議事録に記載したい項目または記載しない項目を選択するということには配慮されていない。
【0011】
また、上記特許文献2に記載の技術では、予定データ(スケジュールデータ)から週報を作成し、その週報上にメモなどの関連情報があることを表示することはできるが、メモデータの内容自体を同時に週報上に表示することについては配慮されていない。このため、ユーザは予定した事項に関連したメモを見る場合には、このためのさらなる入力操作を行なってメモデータの読み出しを行なわせ、これを表示させることが必要があり、使い勝手が劣ることになる。また、作成される週報は定型の文書形式(定型フォーム)のため、記載したい項目または記載しない項目を選択するということには配慮されていないという問題もあった。即ち、予定データ(スケジュールデータ)から週報を作成する場合、週報に記載しなくともよいと考える項目をユーザが選択して記載しないようにし、簡潔な週報を作成することはできないという問題もあった。
【0012】
本発明の目的は、かかる問題を解消するために、スケジュール管理機能を有し、予め登録されている予定(スケジュール)データとこの予定データに関連したメモデータとを用い、任意の文書形式で自動的に表示する文書を作成し、これを記憶することができ、さらに、作成文書に記載する項目を選択することを可能にし、文書作成の自由度を高かめることができるようにした携帯情報端末を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、予定データなどの各種データを入力するための入力部と、この入力部から入力されたデータ及び作成した文書などを表示するための表示部と、入力部から入力された予定データ及び予定データに関連するデータを記憶する記憶部と、記憶部に記憶されている各種データをもとに文書を作成し、作成文書や入力部から入力されたデータを表示部に表示させる制御部とを備え、記憶部は、予定データとこの予定データに関連するデータとを記憶する予定データテーブルと、作成する文書の記載項目を設定するための文書形式データテーブルとを有し、制御部は、文書作成時、文書形式データテーブルから作成する文書形式の記載項目を読み出して、読み出した記載項目に対応するデータを予定データテーブルから抽出し、抽出したデータから文書を作成するものである。
【0014】
また、作成した前記文書を記憶部に記録するものである。
【0015】
さらに、予定データに関連するデータは、メモデータ,カテゴリデータの少なくとも一方であり、文書作成時、予定データとこの予定データに関連するデータとで文書を作成するものである。
【0016】
さらに、文書形式データテーブルに設定する記載項目は任意に選択可能とするものである。
【0017】
さらに、作成する文書に応じて、文書形式データテーブルによって設定する記載項目を任意に変更可能とするものである。
【0018】
かかる構成により、スケジュール管理機能を持つ携帯情報端末において、予め登録されている予定データと予定データに関連したメモデータとを任意の文書形式に従って自動的に表示する文書を作成及び記憶することができ、さらに、作成文書に記載する項目を選択することを可能にし、自由度の高い文書の作成が可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明による携帯情報端末の一実施形態を示す機能ブロック図であって、10は入力部、20は表示部、30は記憶部、31は予定データテーブル、32はメモデータテーブル、33は文書形式データテーブル、34はカテゴリデータテーブル、35は文書ファイル、40は制御部、41は予定データ取得処理部、42はメモデータ取得処理部、43は文書作成処理部である。
【0020】
同図において、この携帯情報端末は、ユーザが予定(スケジュール)データ,メモデータの入力や文書作成指示や日報などの作成する文書の形式の設定などの各種指示の入力を行なう入力部10と、入力された予定データや作成された日報,週報などの文書を表示する表示部20と、文書作成に必要なデータや作成した文書を記憶する記憶部30と、入力部10や表示部20,記憶部30を制御して文書作成やその記憶,表示を行なわせる制御部40とから構成されている。
【0021】
また、記憶部30は、入力部10から入力された予定データやこれに関連したメモデータを示す番号(メモ番号)データ,カテゴリを示す番号(カテゴリ番号)データを記憶した予定データテーブル31と、この予定データテーブル31に記憶されたメモ番号とこれに対応したメモデータを関連付けて記憶するメモデータテーブル32と、作成する文書に記載する項目を設定するための文書形式を記憶した文書形式データテーブル33と、予定データテーブル31に記憶されたカテゴリ番号とこれに対応するカテゴリデータとを関連付けて記憶するカテゴリデータテーブル34と、作成した文書を記録した文書ファイル35とを有しており、制御部40は、記憶部30の予定データテーブル31から予定データを読み取るための予定データ取得処理部41と、記憶部30のメモデータテーブル32から予定データテーブル31に記憶されている予定データに付加されたメモ番号に対応するメモデータを読み取るためのメモデータ取得処理部42と、予定データ取得処理部41で読み取った予定データとメモデータ取得処理部42で読み取ったメモデータとを用いて、さらには、図示しない手段によってカテゴリデータテーブル34から読み取ったカテゴリデータも用いて文書を作成するための文書作成処理部43とを有している。
【0022】
ここで、カテゴリとは、予定(スケジュール)での対象物のカテゴリであって、例えば、新製品について会議を起こす場合には、この新製品がこの会議の対象物であり、この新製品が属するカテゴリがこの予定のカテゴリである。
【0023】
次に、この実施形態での予定データの登録,管理方法の一具体例ついて説明する。
【0024】
ユーザが表示部20で表示される図示しない初期メニュー画面のメニュー「予定データ作成」を入力部10を操作して選択し、予定データ作成モードを設定すると、制御部40の制御により、表示部20に1つの予定(スケジュール)の文書作成に必要なデータ(予定データ)などを登録するための登録画面が表示される。
【0025】
図2はかかる予定データの登録画面の一具体例を模式的に示す図であって、200は登録画面、201は登録欄、201aは「タイトル」登録欄、201bは「場所」登録欄、201cは「開始」登録欄、201dは「終了」登録欄、202はメモ編集ボタン、203はカテゴリボタン、204はOKボタン、205はキャンセルボタンである。
【0026】
同図において、上記予定データ作成モードの設定によって表示部20に表示される登録画面200には、会議などといった予定(スケジュール)のタイトルを登録するための「タイトル」登録欄201aや会議などの開催場所を登録するための「場所」登録欄201b,開始日時を登録するための「開始」登録欄201c,終了日時を登録するための「終了」登録欄201dなどの項目毎の登録欄201が表示される。ユーザは、入力部10を操作することにより、これら登録欄201の全てあるいはその一部にその項目に必要な情報を入力する。
【0027】
ここで、登録する予定に関連するメモ情報などを入力する場合には、メモ編集ボタン202を選択し、後述する方法によってこの予定に関連するメモデータを入力することができる。また、カテゴリボタン203を選択することにより、この予定に必要なカテゴリを指定することができる。
【0028】
ユーザが、1つの予定に関して上記のような情報(即ち、予定データ)を入力し、次いで、OKボタン204を選択すると、制御部40は記憶部30の予定データテーブル31に入力したこの予定データを記憶させる。また、入力した予定データを取り消す場合には、キャンセルボタン205を選択すればよい(これは、後述の各画面についても同様)。これらOKボタン204やキャンセルボタン205が選択されると、表示部20では、上記の初期メニュー画面に戻る。
【0029】
なお、開始日時や終了日時の項目については、ユーザが入力部10によって入力しなくても、「開始」登録欄201cと「終了」登録欄201dとに予め決められた規則に従って所定の日時が表示されているようにしてもよい。例えば、開始日時としては現在の日時を、終了日時としては開始日時より所定の時間後の日時を表示するようにしてもよい。これにより、入力しなくとも予め表示することにより、ユーザは日時を確認するだけで入力操作をする必要がなくなり、使い勝手が向上する。勿論、他の日時が必要な場合には、「開始」登録欄201c,「終了」登録欄201dを指定することにより、これら日時を更新すればよい。これにより、この予定(スケジュール)を後に閲覧するときには、正しい日時が表示されていることになる。
【0030】
図3は以上のように予定データが記憶された予定データテーブル31の一具体例を模式的に示す図である。
【0031】
同図において、予定データテーブル31は、登録画面200(図2)での登録欄201に対応した項目、即ち、「予定タイトル」,「場所」,「開始日」,「開始時刻」,「終了日」,「終了時刻」とメモやカテゴリに関する番号データが記憶される項目「メモ」,「カテゴリ」とからなっている。なお、項目「開始日」と「開始時刻」とは、登録画面200の「開始」登録欄201cに入力されたデータが記憶(登録)される項目であり、項目「終了日」と「終了時刻」とは登録画面200の「開始」登録欄201cに入力されたデータが記憶(登録)される項目である。
【0032】
ここでは、予定データとしては、その予定タイトルが「会議A」,「会議B」,「C懇親会」,「朝礼」,……の場合を示しており、項目「場所」には、これら会議Aや会議B,C懇親会,朝礼などが行なわれる場所の情報が、項目「開始日」と「開始時刻」とには、これらの予定開始日時が、項目「終了日」と「終了時刻」とには、これらの予定終了日時が夫々記憶され、項目「メモ」,「カテゴリ」には、夫々の予定データ毎に、メモデータやカテゴリに関連付けられた番号がポインタとして記憶される。図示する例では、例えば、タイトル「会議A」の予定に対し、メモ番号「001」,カテゴリ番号「002」が設定されている。また、タイトル「会議B」の予定に対しては、カテゴリ番号「002」が設定されているが、メモ番号が設定されていない。これは、この予定に対してメモデータが設定されていないことを意味するものである。また、タイトル「朝礼」の予定に対しては、メモ番号「003」が設定されているが、カテゴリ番号が設定されていない。これは、この予定に対してカテゴリが設定されていないことを意味するものである。このように、予定には、設定する必要がない項目については、設定(登録)しなくてもよい。
【0033】
次に、予定データに関連するメモデータの入力方法の一具体例について説明する。
【0034】
まず、ユーザが登録画面200(図2)でメモ編集ボタン202を選択すると、図4に示すメモ編集画面400が表示部20に表示される。メモ編集画面400には、メモ編集領域401とOKボタン204,キャンセルボタン205とが設けられている。ユーザが、メモを作成するために、入力部10(図1)から文字入力を行なうと、このメモ編集画面400のメモ編集領域401で入力される文字がその入力順に表示されていってメモ内容を表わすメモデータ402が作成される。そこで、ユーザが、このメモデータ402の内容を確認後、OKボタン204を選択すると、このメモデータ402が、図5に示すように、メモ番号と対応付けられて記憶部30のメモデータテーブル32(図1)に記憶される。
【0035】
この場合、OKボタン204が選択されたときにメモ編集領域401に表示されている内容全体のメモデータ402に、1つのメモ番号が対応付けられる。従って、例えば、図4に示すように、作成された「新製品ロードマップ確認 懸念事項確認 次回ミーティング」といった議題を内容とするメモデータ402を作成し、これを確認してOKボタン204を選択すると、この議題のメモデータ402に対して、図5に示すように、例えば、「001」のメモ番号(ポインタ)が対応付けられてメモデータテーブル32(図1)に記憶される。また、これとともに、このメモ番号が図2に示す登録画面200で入力された予定データに付加され、この登録画面200でのOKボタン204の選択とともに、この予定データとともに予定データテーブル31(図1)に記憶される。
【0036】
このようにして、予定データ毎にメモデータを作成することができ、夫々のメモデータは、図5に示すように、予定データ間で互いに重複しないようにメモ番号が対応付けられてメモデータテーブル32(図1)に記憶される。また、このメモ番号は、図2に示す登録画面200で入力された予定データに付加される。
【0037】
なお、メモデータテーブル32では、予めメモ番号が設定されており、制御部40(図1)はこれらメモ番号を管理していて、新たに作成されたメモデータ402に使用されていないメモ番号を対応付ける。また、後述するようにメモデータ402が文書作成に使用されると、このメモデータ402と対応付けられていたメモ番号はこの対応付けが解除され、未使用のメモ番号となる。
【0038】
また、メモ編集画面400で、上記のように、OKボタン204が選択されると、図2に示す登録画面200の表示に戻る。
【0039】
次に、この実施形態での入力された予定データに対するカテゴリの設定方法の一具体例について説明する。
【0040】
まず、ユーザが登録画面200(図2)でカテゴリボタン203を選択すると、図6に示すカテゴリ選択画面500が表示部20に表示される。このカテゴリ選択画面500には、カテゴリの一覧501やOKボタン204,キャンセルボタン205が設けられている。このカテゴリの一覧501では、図示するように、「製品A」,「製品B」,「A委員会」などといったような各種のカテゴリが一覧で表示され、そのいずれかを選択することができる。また、これらカテゴリは夫々、図7に示すように、カテゴリ番号と一対一に対応付けられている。
【0041】
ユーザが、カテゴリ選択画面500(図6)において、登録画面200(図2)で作成した予定データに対し、所定のカテゴリを選択すると、カテゴリの一覧501の対応する箇所にチェックマークが付され、これにより、選択したカテゴリが明示される。しかる後、OKボタン204を選択すると、この選択されたカテゴリが、これに対応付けられたカテゴリ番号とともに、記憶部30のカテゴリデータテーブル34(図1)に記憶され、これとともに、このカテゴリ番号が図2に示す登録画面200で入力された予定データに付加される。そして、図2に示す登録画面200の表示に戻る。
【0042】
このようにして、メモデータの入力やカテゴリの選択の少なくともいずれか一方がなされた後、図2に示す登録画面200でOKボタン204が選択されると、メモ番号とカテゴリ番号との少なくともいずれか一方が付加された予定データが、図3で示すように、予定データテーブル31(図1)に記憶される。
【0043】
以上のようにして、予定(スケジュール)を作成することにより、これら予定データは順次記憶部30の予定データテーブル31に記憶されるが、入力部10を操作して上記の初期メニュー画面で登録データの閲覧モードを選択することにより、この予定データテーブル31に記憶されている予定(スケジュール)を読み出して表示部20に表示させることができる。図8はその一表示例を示すものであって、この例では、予定表画面600がカレンダ形式によるものとしており、図3に示す登録された予定の場合、夫々の予定はその開始日に対応したカレンダでの日に予定タイトルが表示されている。勿論、予定表画面としては、予定の単なる一覧表などの他の形式で登録された予定を表示するようにしてもよい。
【0044】
文書は以上のようにして入力された予定データやメモデータ,カテゴリデータをもとに作成されるが、この文書は、記憶部30の文書形式データテーブル33に格納されている文書形式データのうちの選択された文書形式データに従って作成される。以下、この文書作成について説明する。
【0045】
例えば、図8に示すような予定表画面600を表示させ、そのカレンダでの文書を作成しようとする予定タイトルが記された日付の部分を選択すると、図9に示すようなプルダウンメニュー画面700が表示される。かかるプルダウンメニュー画面700には、「予定作成」,「予定編集」,「予定削除」,「文書作成」,「文書形式設定」などの選択項目の一覧が表示され、ユーザが選択項目「文書作成」を選択すると、そのサブメニュー画面701が表示される。このサブメニュー画面701には、「ビジネス日報作成」,「ビジネス週報作成」,「ビジネス月報作成」,「プライベート日記作成」などの作成する文書の種類が選択可能に設けられており、そのうちの1つ、例えば、ビジネス日報を作成する場合、項目「ビジネス日報作成」を選択すると、図10に示す確認画面800が表示される。
【0046】
この確認画面800では、現在の日付でもって文書を作成してよいか否かを確認するためのメッセージ801やOKボタン204,キャンセルボタン205が表示され、ユーザがキャンネルボタン205を選択すると、文書の作成は中止して図9に示すプルダウン画面700に戻るが、OKボタン204を選択すると、文書作成が開始される。
【0047】
以下、この実施形態でのかかる文書作成のための制御部40の一連の動作の一具体例を図11を用いて説明する。なお、図11はかかる具体例を示すフローチャートである。
【0048】
いま、図8に示す予定表画面600で2002年5月25日(ここでは、タイトル「会議A」,「会議B」の予定が登録されている)が選択されて、図9に示すプルダウンメニュー画面700で選択項目「文書作成」が選択され(ステップ900)、次いで、サブメニュー画面701で選択項目「ビジネス日報作成」を選択されて文書形式がチェックされ、さらに、図10に示す確認画面800でOKボタン204が選択されると(ステップ901)、図1において、制御部40が記憶部30の文書形式データテーブル33から選択された項目「ビジネス日報作成」に対応するビジネス日報の文書形式データを読み込み、この文書形式データによるビジネス日報での記載項目に対するタイトル「会議A」,「会議B」の予定データを予定データ取得処理部41が記憶部30の予定データテーブル31から取得する(ステップ902)。そして、取得したこれら予定データにメモ番号がポインタとして付加されている場合には、メモデータ取得処理部42がかかるメモ番号に該当するメモデータを記憶部30のメモデータテーブル32から取得し(ステップ903)、さらに、これら予定データにカテゴリ番号がポインタとして付加されているときには、図示しない処理部により、かかるカテゴリ番号に該当するカテゴリデータを記憶部30のカテゴリデータテーブル34から取得する(ステップ904)。
【0049】
次いで、文書作成処理部43が、文書形式データテーブル33から取得したビジネス日報の文書形式データの記載項目毎に、予定データテーブル31から取得した予定データやメモデータテーブル32,カテゴリデータテーブル34から取得したメモデータ,カテゴリデータを挿入し、文書、即ち、ビジネス日報を作成する(ステップ905)。このようにして作成されたビジネス日報は、記憶部30に文書ファイル35として記録(登録)される(ステップ906)。
【0050】
図9に示すサブメニュー画面701で項目「ビジネス週報作成」を選択した場合には、この選択日を含む1週間を対象とする週報が、また、項目「ビジネス月報作成」を選択した場合には、この選択日を含む1ヶ月間を対象とする月報が作成される。
【0051】
このようにして作成された文書は、上記のように、記憶部30に文書ファイル35として記憶されるとともに、図12に示すように、表示部20に表示させてその内容を確認することができる。図12(a)は作成されたビジネス日報の、図12(b)は同じくビジネス週報の夫々一具体例を示すものである。
【0052】
ビジネス日報では、図12(a)に示すように、このビジネス日報の標題「日報」の表記に対向して現在の日時「2002年5月25日」が表示され、また、タイトル「会議A」の予定に対しては、記憶部30から上記のように読み取った予定データをもとに、予定タイトル「会議A」、開始日,開始時刻,終了日及び終了時刻「5/25 9:00−10:00」(図3)が夫々含まれ、また、記憶部30から上記のように読み取ったメモデータが「内容」欄に含まれる。また、タイトル「会議B」の予定に対しては、メモデータが登録されていないので(図3)、予定タイトル「会議B」、開始日,開始時刻,終了日及び終了時刻「5/25 15:00−16:15」(図3)が含まれ、「内容」欄は含まれない。
【0053】
ビジネス週報の場合も同様であって、図12(b)は、その文書形式として、メモデータとカテゴリデータとから構成される場合を示している。この場合、「製品B」,「A委員会」がカテゴリであり(図7)、これらカテゴリに続いて記載されるものがメモデータである。
【0054】
このように、文書を作成する際、予め携帯端末上で登録した予定データやメモデータをもとに、各種形式の文書を作成することができるので、文書作成効率が向上する。
【0055】
次に、ビジネス日報などの文書に記載する項目を選択するための文書形式の設定方法について説明する。
【0056】
作成される文書の記載項目を選択するための文書形式を設定する場合には、図9に示すプルダウンメニュー画面700で項目「文書形式設定」を選択する。これにより、表示部20(図1)に図13に示す文書形式設定画面1000が表示される。この文書形式設定画面1000では、文書形式での記載項目(アイテム)の一覧1001と文書形式の選択部1002とOKボタン204とキャンセルボタン205とが設けられている。
【0057】
アイテムの一覧1001は、「アイテム名」欄と記載項目に挿入するデータのデータベースを表わす「抽出元データ」欄と選択するアイテムに対してチェックマークを付す「挿入」欄とで構成されており、作成する文書形式に必要とするアイテムに対しては、該当する「挿入」欄にチェックマークを付すことにより、それを選択することができる。必要なアイテムを選択した後、OKボタン204を選択すると、選択されたアイテムを持つ文書形式データが記憶部30の文書形式データベース33(図1)に記憶される。これが、上記のように、文書作成に用いられる。選択した項目を保存しないときには、キャンセルボタン205を選択する。
【0058】
以上は、作成文書がビジネス日報である場合であったが、他の作成文書の形式を設定する場合には、選択部1002を操作することにより、そこに作成文書が次々に表示され、必要な文書が表示されたとき、その操作を止めればよい。選択部1002で表示される文書が形式設定される文書である。
【0059】
図14はこのように図13の選択部1002を操作して「ビジネス週報/月報」を選択したときの文書形式設定画面1000を示すものである。
【0060】
この文書形式設定画面1000で設定される形式の文書には、現在選択されている日付を含む週の先頭日,末尾日,予定データに指定されたカテゴリ,予定に対応するメモデータが挿入される。
【0061】
図15は図13もしくは図14の選択部1002を操作して「プライベート日記」を選択したときの文書形式設定画面1000を示すものである。この場合、作成される文書には、日付,予定のタイトル,場所,予定に対応するメモデータが挿入される。
【0062】
このように、各文書形式の設定画面は、図13〜図15に示す選択部1002を操作することにより、切り換えることができるが、図9に示すプルダウンメニュー画面700のサブメニュー画面(図示せず)からも選択することも可能である。
【0063】
なお、以上では、ビジネスの報告書,プライベート日記の文書形式設定及び文書作成方法について説明したが、そのほかの各種報告書についても同様である。
【0064】
また、以上説明した予定データの入力や文書作成形式の選択などは、カーソルの移動あるいはキー入力により行なうようにしてもよいし、表示部20をタッチパネルとし、ユーザが指先あるいはペンなどでタッチすることにより、行なうようにしてもよい。その一例としては、図16に示すようなPDA(Personal Digital Assistant)などのように、表示部20が比較的大きい携帯情報端末である場合には、タッチパネル式することにより、ユーザは、指先などによる操作で、文字などを容易に入力でき、使い勝手が向上する。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、スケジュール管理機能を持つ携帯情報端末において、予め登録されている予定データとこの予定データに関連したメモデータなどとを任意の文書形式に従って自動的に表示する文書を作成し、記憶することができ、さらに、作成する文書に記載する項目を選択することを可能とするものであって、自由度の高い文書の作成が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による携帯情報端末の一実施形態を示す機能ブロック図である。
【図2】図1に示す実施形態での予定データの登録画面の一具体例を示す図である。
【図3】図1における記憶部での予定データテーブルの一具体例を示す図である。
【図4】図1に示す実施形態でのメモデータの編集画面の一具体例を示す図である。
【図5】図1における記憶部でのメモデータテーブルの一具体例を示す図である。
【図6】図1に示す実施形態でのカテゴリ選択画面の一具体例を示す図である。
【図7】図1における記憶部でのカテゴリデータテーブル一具体例を示す図である。
【図8】作成された予定データを表示した予定表画面の一具体例を示す図である。
【図9】図1に示す実施形態での文書作成などを行なうためのメニュー画面の一具体例を示す図である。
【図10】図9に示すメニュー画面で文書作成を選択したときの確認画面の一具体例を示す図である。
【図11】図1に示す実施形態での文書作成の処理の一具体例を示すフローチャートである。
【図12】図11で示す処理で作成された文書の具体例を模式的に示す図である。
【図13】図1に示す実施形態での文書形式設定画面の一具体例を示す図である。
【図14】図1に示す実施形態での文書形式設定画面の他の具体例を示す図である。
【図15】図1に示す実施形態での文書形式設定画面のさらに他の具体例を示す図である。
【図16】本発明による携帯情報端末の外観の一具体例を示す図である。
【符号の説明】
10 入力部
20 表示部
30 記憶部
31 予定データテーブル
32 メモデータテーブル
33 文書形式データテーブル
34 カテゴリデータテーブル
34 文書ファイル
40 制御部
41 予定データ取得処理部
42 メモデータ取得処理部
43 文書作成処理部
200 登録画面
400 メモ編集画面
500 カテゴリ選択画面
600 予定表画面
700 プルダウンメニュー画面
800 確認画面
1000 文書形式設定画面

Claims (5)

  1. 予定データなどの各種データを入力するための入力部と、該入力部から入力された該データ及び作成した文書などを表示するための表示部と、該入力部から入力された該予定データ及び該予定データに関連するデータを記憶する記憶部と、該記憶部に記憶されている各種データをもとに文書を作成し、該作成文書や該入力部から入力されたデータを該表示部に表示させる制御部とを備え、
    該記憶部は、該予定データと該予定データに関連するデータとを記憶する予定データテーブルと、作成する文書の記載項目を設定するための文書形式データテーブルとを有し、
    前記制御部は、文書作成時、該文書形式データテーブルから作成する文書形式の該記載項目を読み出して、読み出した該記載項目に対応するデータを該予定データテーブルから抽出し、抽出した該データから文書を作成することを特徴とする携帯情報端末。
  2. 請求項1記載の携帯情報端末において、
    作成した前記文書を前記記憶部に記録することを特徴とする携帯情報端末。
  3. 請求項1または2に記載の携帯情報端末において、
    前記予定データに関連するデータは、メモデータ,カテゴリデータの少なくとも一方であり、
    文書作成時、前記予定データと前記予定データに関連するデータとで文書を作成することを特徴とする携帯情報端末。
  4. 請求項1,2または3に記載の携帯情報端末において、
    前記文書形式データテーブルに設定する記載項目は任意に選択可能であることを特徴とする携帯情報端末。
  5. 請求項1,2,3または4に記載の携帯情報端末において、
    作成する文書に応じて、前記文書形式データテーブルによって設定する前記記載項目を任意に変更可能とすることを特徴とする携帯情報端末。
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