JP5181896B2 - 表示情報管理システム及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、表示情報を保持する表示情報管理装置と、当該表示情報を前記表示情報管理装置以外の装置で閲覧するための1又は複数の表示装置とを備えた表示情報管理システム及びプログラムに関し、特に、表示情報を閲覧したか否かの情報を統一的に管理する表示情報管理システム及びプログラムに関するものである。
従来、PC(Personal Computer)で作成されたドキュメント情報やウェブサイトから取得した画像情報等である表示情報は、主にPCのディスプレイ上で閲覧されるかプリンターで紙に印刷して閲覧されている。さらに近年では、電子ペーパーのような携帯性・視認性に優れた表示装置が開発されており、PCに記憶された表示情報をPC以外の表示装置で閲覧する機会が増えてきている。
ところが、上記のようにPCなどの表示情報管理装置と電子ペーパーなどの表示装置とを連携させて、表示情報管理装置が保持する表示情報を表示装置で閲覧しようとする場合、表示情報の未読・既読の情報が表示情報管理装置と表示装置との間で統一的に管理されておらず、例えば、表示情報管理装置で確認程度に表示情報を表示させただけでも表示情報管理装置側では当該表示情報が閲覧されたと判定されてしまうため、表示情報を閲覧したか否かの判断が困難になるおそれがあった。
ここで、表示情報の未読・既読等の閲覧状況を管理するシステムとしては、例えば、特許文献1に、サーバ装置に保持された表示情報を複数の使用者が閲覧する場合において、当該表示情報の閲覧状況情報を使用者毎に管理することによって、他の使用者が閲覧したか否かとは無関係に自分がその表示情報を閲覧したか否かを正確に把握することのできるシステムが開示されている。
特開2002−55975号公報
しかしながら、特許文献1に記載のシステムは、複数の使用者に対する閲覧状況情報の管理を目的とするものであり、使用者がどの装置で閲覧したかまでは考慮されていない。従って、上記のように、表示情報管理装置で確認程度に表示させただけで表示情報が閲覧されたと判定されてしまうといった状況に対応できるものではない。
そこで、本発明は、表示情報管理装置と表示装置との間で表示情報を閲覧したか否かの情報を統一的に管理することのできる表示情報管理システム及びプログラムを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、表示情報を保持する表示情報管理装置と、当該表示情報を前記表示情報管理装置以外の装置で閲覧するための1又は複数の表示装置とを備えた表示情報管理システムにおいて、前記表示情報管理装置は、表示情報と、当該表示情報の閲覧状況を示す閲覧状況情報とを記憶する記憶手段と、前記表示情報及び前記閲覧状況情報を表示するための表示手段と、前記表示装置との間で前記表示情報及び前記閲覧状況情報の授受を行うための情報授受手段と、前記閲覧状況情報を更新する閲覧状況情報更新手段と、を備え、前記表示装置は、前記表示情報及び当該表示情報に対応する閲覧状況情報を前記表示情報管理装置から取得する表示情報取得手段と、前記表示情報取得手段により取得した表示情報及び閲覧状況情報を記憶する記憶手段と、前記表示情報を表示する表示手段と、前記表示情報が閲覧されたか否かを判定する閲覧判定手段と、前記閲覧判定手段により前記表示情報が閲覧されたと判定すると、前記表示情報に対応する閲覧状況情報を更新する閲覧状況情報更新手段と、前記閲覧状況情報又は当該閲覧状況情報を更新した旨の情報を前記表示情報管理装置に受け渡すための閲覧状況情報受け渡し手段と、自装置固有のIDを記憶するID記憶手段と、を備え、前記閲覧判定手段は、自装置のIDと対応するIDが設定された特定の表示情報が閲覧された場合にのみ、当該表示情報が閲覧されたと判定し、前記表示情報管理装置の閲覧状況情報更新手段は、前記表示装置から更新された閲覧状況情報又は当該閲覧状況情報を更新した旨の情報を前記情報授受手段により取得した場合にのみ、前記表示情報の閲覧状況情報を更新することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の表示情報管理システムにおいて、前記表示装置を複数有しており、前記表示装置は、前記閲覧判定手段により前記表示情報の閲覧状況の判定を行う第1モードと、前記閲覧判定手段により前記表示情報の閲覧状況の判定を行わない第2モードとを選択する選択手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の表示情報管理システムにおいて、前記表示装置は、使用者を特定するためのユーザ認証手段を有しており、前記閲覧判定手段は、前記特定の表示情報が閲覧された場合であって、前記ユーザ認証手段により認証した使用者が特定の使用者であるときにのみ、当該表示情報が閲覧されたと判定することを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の表示情報管理システムに記載の発明において、前記閲覧判定手段は、前記表示情報が複数ページで構成されている場合に当該表示情報の最初のページが前記表示手段により表示されたとき、当該表示情報が閲覧されたと判定することを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の表示情報管理システムにおいて、前記閲覧判定手段は、前記表示情報が複数ページで構成されている場合に当該表示情報の最後のページが前記表示手段により表示されたとき、当該表示情報が閲覧されたと判定することを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の表示情報管理システムにおいて、前記閲覧判定手段は、前記表示情報が複数ページで構成されている場合に前記表示情報の全てのページが前記表示手段により表示されたとき、当該表示情報が閲覧されたと判定することを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の表示情報管理システムにおいて、前記表示情報の未読か既読かを示す文字情報を当該表示情報のファイル名とすることにより、前記閲覧状況情報を前記表示情報に関連づけたことを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の表示情報管理システムにおいて、前記閲覧状況情報は、前記表示装置で前記表示情報が最初、最後又は最初と最後に閲覧されたときの日時情報であることを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の表示情報管理システムにおいて、前記表示装置は、電気泳動表示パネルを有する携帯端末であることを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の表示情報管理システムにおいて、前記表示装置は、当該表示装置の記憶手段に記憶されている表示情報が削除される際に、当該表示情報に対応する閲覧状況情報が更新されていない場合、当該表示情報が未読であることを示す警告を前記表示手段に表示する表示処理手段を有することを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項1〜10のいずれか1項に記載の表示情報管理システムにおける前記表示情報管理装置の前記各手段としてコンピュータを機能させるプログラムとした。
また、請求項12に記載の発明は、請求項1〜10のいずれか1項に記載の表示情報管理システムにおける前記表示装置の前記各手段としてコンピュータを機能させるプログラムとした。
また、請求項13に記載の発明は、閲覧状況を示す閲覧状況情報が関連づけられた表示情報、及び、自装置固有のIDを記憶する記憶手段と、当該表示情報を表示する表示手段と、他の装置との間で前記表示情報及び前記閲覧状況情報の授受を行うための情報授受手段と、を有する複数の表示装置を備え、一の表示装置に保持された表示情報を当該表示装置もしくは他の表示装置を用いて閲覧する場合における、当該表示情報の閲覧状況を管理する表示情報管理システムであって、前記表示情報が閲覧されたか否かを判定する閲覧判定手段と、前記閲覧判定手段により前記表示情報が閲覧されたと判定すると、前記表示情報に対応する閲覧状況情報を更新する閲覧状況情報更新手段と、を備え、前記閲覧判定手段は、特定の表示装置で自装置のIDと対応するIDが設定された特定の表示情報が閲覧された場合にのみ、当該表示情報の閲覧状況情報を更新することを特徴とする表示情報管理システムとした。
請求項1、請求項11及び請求項12に記載の発明によれば、表示情報管理装置が既読に更新された閲覧状況情報を前記情報授受手段により表示装置から取得した場合にのみ、表示情報の閲覧状況情報を更新することとしたため、表示情報に対応する閲覧状況を統一して管理することができる。また、閲覧された表示情報が自装置のIDと対応するIDが設定された特定の表示情報である場合にのみ当該表示情報の閲覧情況情報を更新することとしたため、表示情報を閲覧したか否かの情報をより詳細に管理することができる。
請求項2に記載の発明によれば、表示装置が複数存在する場合であっても、特定の表示装置で表示情報を閲覧したときにのみ当該表示情報の閲覧状況情報を更新することができる。すなわち、例えば、一の使用者が閲覧用の表示装置及び保管用の表示装置の二つの表示装置を有しているような場合、閲覧用の表示装置を第1モードに設定するとともに保管用の表示装置を第2モードに設定しておくことにより、当該保管用の表示装置で表示情報を確認程度に流し読みしたとしても閲覧用の表示装置で表示情報を閲覧するまでは閲覧状況情報が更新されることがないため、表示情報を閲覧したか否かの情報をより正確に管理することができる。
請求項3に記載の発明によれば、表示装置は、他の使用者が表示情報を閲覧したとしても当該表示情報が閲覧されたとは判定しないため、表示情報を閲覧したか否かの情報をより正確に管理することができる。
請求項4〜6に記載の発明によれば、表示情報が複数ページで構成される場合であっても、当該表示情報を閲覧したか否かの情報を適切に管理することができる。
請求項に記載の発明によれば、未読又は既読の文字情報を表示情報のファイル名とすることとしたため、表示情報が未読か既読かを容易に判別することができる。
請求項に記載の発明によれば、使用者は、表示情報が未読か既読かを判別できるばかりでなく、当該表示情報が閲覧されたときの日時情報を得ることができるため、表示情報のより詳細な管理が可能となる。
請求項に記載の発明によれば、表示装置として、携帯性・視認性に優れた電気泳動表示パネルを有する携帯端末を用いることにより、表示装置を本システムに一層適したものとすることができる。
請求項10に記載の発明によれば、表示装置の記憶手段に記憶されている表示情報が削除される際に、当該表示情報に対応する閲覧状況情報が更新されていない場合、当該表示情報が未読であることを示す警告を表示手段に表示することとしたため、使用者が未読の表示情報を誤って削除してしまうのを未然に防止することができる。
請求項13に記載の発明によれば、特定の表示装置で自装置のIDと対応するIDが設定された特定の表示情報が閲覧された場合にのみ、当該表示情報に対応する閲覧状況情報を更新することとしたため、表示情報を閲覧したか否かの情報を統一して管理することができる。
[1.表示情報管理システムの概要]
以下に、本発明の実施の形態における表示情報管理システムについて、図面を参照しながら説明する。図1は本実施形態における表示情報管理システムの全体的なシステム構成を示す図であり、図2は本実施形態における表示情報管理システムに用いられる表示情報管理装置の概略構成図であり、図3は本実施形態における表示情報管理システムに用いられる表示装置の概略構成図であり、図4は本実施形態における表示情報管理システムの処理の流れを説明するための図である。
図1に示すように、本実施形態にかかる表示情報管理システムSは、表示情報を保持する表示情報管理装置1と、当該表示情報管理装置1に保持された表示情報を表示情報管理装置1以外の装置で閲覧するための表示装置2(ここでは、表示装置2a,2b,2c)とを備えたシステムである。
表示情報とは、各種アプリケーションソフトで作成されたテキスト、図、グラフ、写真等で構成されたドキュメント情報あるいは画像情報に基づき表示装置2で閲覧可能な形式に変換された情報であり、表示情報管理装置に記憶されているこれら表示情報を不揮発性のメモリカード3を介して例えば表示装置2aへ移動させることにより、表示情報管理装置1に保持されている表示情報を表示装置2aで閲覧することが可能となる。
そして、本実施形態にかかる表示情報管理システムSは、特に、表示情報管理装置1と表示装置2との間で表示情報を閲覧したか否かの情報を統一的に管理することを可能とするものである。
なお、本実施形態においては、3台の表示装置2a,2b,2cを有する場合について説明するが、表示装置2の数はこれに限ったものではない。
本実施形態にかかる表示情報管理システムSにおいて、表示情報管理装置1は、図2に示すように、記憶手段10と、表示手段11と、情報授受手段12と、閲覧状況情報更新手段13と、を備えている。
また、表示装置2は、図3に示すように、表示情報取得手段20と、記憶手段21と、表示手段22と、閲覧判定手段23と、閲覧状況情報更新手段24と、閲覧状況情報受け渡し手段と25と、表示処理手段26と、選択手段27と、ユーザ認証手段28と、ID記憶手段29と、を備えている。
すなわち、表示情報管理装置1は、記憶手段10に表示情報及び当該表示情報に対応する閲覧状況情報を記憶しており、図4(a)に示すように、任意の表示情報(ここでは「文書C」)を表示手段11に表示して閲覧することができる。ここで、「閲覧状況情報」とは、表示情報の閲覧状況を示す情報であり、例えば、表示情報が閲覧されたか否か(「未読」か「既読」か)を判別するための情報の他、「全ページ閲覧済み」、「○○ページまで閲覧済み」、「**分で閲覧した」等の情報であって、当該表示情報と関連付けられて記憶手段10に記憶されている。なお、本実施形態にかかる表示情報管理システムSでは、閲覧情報を表示情報が「未読」か「既読」かを判別するための情報として説明することとする。
また、表示情報管理装置1は、図4(b)に示すように、表示手段11に閲覧状況情報を表示して閲覧することもできる。
次に、表示情報管理装置1の記憶手段10に記憶されている表示情報を表示装置2で閲覧する場合、当該表示情報及びこの表示情報に対応する閲覧状況情報は、表示情報管理装置1の情報授受手段12及びメモリカード3を介して表示装置2へと受け渡される。この際、表示装置2は、表示情報取得手段20により、表示情報及び当該表示情報に対応する閲覧状況情報を表示情報管理装置1から取得し、当該取得した表示情報及び閲覧状況情報を必要に応じて記憶手段21に記憶する。
そして、表示装置2は、図4(c)に示すように、記憶手段21に記憶した表示情報あるいはメモリカード3に記憶された表示情報を表示手段22に表示する。
このように、表示装置2は、表示情報管理装置1が保持する表示情報を閲覧することができるため、例えば、表示情報管理装置1を大量の情報を保持しておくためのデスクトップ型のPCとするとともに表示装置を携帯型端末とした場合、表示情報管理装置1に保持された大量の表示情報の中から必要な表示情報のみを表示装置2に移動させて、当該必要な情報を例えば通勤途中などデスクから離れた場所でも閲覧することが可能となる。
また、本実施形態において、表示装置2は、表示情報が閲覧されたか否かを判定する閲覧判定手段23を有しており、この閲覧判定手段23により表示情報が閲覧されたと判定すると、閲覧状況情報更新手段24により表示情報に対応する閲覧状況情報を未読から既読に更新することとしている。
次に、表示装置2は、閲覧状況情報受け渡し手段25及びメモリカード3を介して閲覧状況情報を表示情報管理装置1に受け渡し(図4(d)参照。)、表示情報管理装置1は、メモリカード3及び情報授受手段12を介して閲覧状況情報を受け取る。
そして、表示情報管理装置1は、閲覧状況情報を更新する閲覧状況情報更新手段13を有しており、表示装置2から既読に更新された閲覧状況情報を情報授受手段12により取得した場合にのみ、この閲覧状況情報更新手段13により表示情報の閲覧状況情報を未読から既読に更新する。
すなわち、本実施形態にかかる表示情報管理システムSにおいて、表示情報管理装置1は、自装置で表示情報を閲覧しても(図4(a)参照。)閲覧状況情報更新手段13による閲覧状況情報の更新は行わず(図4(b)参照。)、表示装置2から既読に更新された閲覧状況情報を取得した場合にのみ(すなわち、表示装置2で表示情報が閲覧された場合にのみ)自装置に記憶されている閲覧状況情報を未読から既読に更新することとしている(図4(d)参照。)。
かかる構成とすることにより、例えば、表示情報管理装置1で確認程度に表示情報を表示させただけで当該表示情報が閲覧されたと判定されて、表示情報を閲覧したか否かの判断が困難になるおそれもなく、表示情報を閲覧したか否かの情報を統一して管理することができる。
ここで、表示装置2は、閲覧判定手段23により表示情報の閲覧状況の判定を行う第1モードと、閲覧判定手段23により表示情報の閲覧状況の判定を行わない第2モードとを選択する選択手段27を備えている。
かかる構成とすることにより、表示装置2が複数存在する場合であっても、この選択手段27により第1モード又は第2モードを選択することで、表示情報を閲覧したか否かの情報をより正確に管理することができる。
また、表示装置2の閲覧判定手段23は、閲覧された表示情報が特定の表示情報である場合に、当該表示情報が閲覧されたと判定することもできる。
すなわち、表示装置2は、使用者を特定するためのユーザ認証手段28を有しており、閲覧判定手段23は、特定の表示情報が閲覧された場合であって、ユーザ認証手段28により認証した使用者が特定の使用者であるときにのみ、当該表示情報が閲覧されたと判定することができる。
さらに、表示装置2は、自装置固有のIDを記憶するID記憶手段29を備えており、閲覧判定手段23は、自装置のIDと対応するIDと関連付けられた表示情報を特定の表示情報として、当該特定の表示情報が閲覧された場合にのみ、当該表示情報が閲覧されたと判定することも可能である。
かかる構成とすることにより、他の使用者が表示情報を閲覧したとしても当該表示情報が閲覧されたとは判定されないため、表示情報を閲覧したか否かの情報をより正確に管理することができる。
また、本実施形態にかかる表示情報管理システムSにおいて、表示情報が複数ページで構成されている場合、表示装置2の閲覧判定手段23は、当該表示情報の最後のページが表示手段22に表示されたとき、当該表示情報が閲覧されたと判定することとしている。
しかも、表示装置2は、設定変更によって表示情報の最初のページが表示されたときや表示情報の全てのページが表示されたときに、当該表示情報が閲覧されたと判定することとすることもできる。
また、本実施形態では、表示情報の未読か既読かを示す文字情報を当該表示情報のファイル名とすることにより、閲覧状況情報を表示情報に関連づけることとしており、これにより、表示情報が未読か既読かを容易に判別することが可能となっている。
なお、閲覧状況情報は、表示装置で表示情報が最初、最後又は最初と最後に閲覧されたときの日時情報であってもよい。
また、本実施形態にかかる表示装置2は、例えば電子ペーパーのような電気泳動表示パネルを有する携帯端末としている。
このように、表示装置2として、携帯性・視認性に優れた携帯端末を用いることにより、表示装置を本システムに一層適したものとすることができる。
また、表示装置2は、当該表示装置2の記憶手段21に記憶されている表示情報が削除される際に、当該表示情報に対応する閲覧状況情報が既読に更新されていない場合、当該表示情報が未読であることを示す警告を表示処理手段26により表示手段22に表示することとしており、これにより、使用者が未読の表示情報を誤って削除してしまうのを未然に防止することが可能となる。
以下、上述した表示情報管理システムSのさらに具体的な構成及び動作の一例を図面を参照しながら具体的に説明する。
[2.表示情報管理システムの具体的構成]
(表示情報管理装置1の構成について)
次に、表示情報管理装置1の構成について説明する。図5は本実施形態における表示情報管理装置の構成図であり、図6及び図7は本実施形態における表示情報管理装置の表示手段に表示される表示情報の閲覧状況の一例を示す図であり、図8は本実施形態にかかる表示情報管理装置の表示手段に表示される閲覧状況情報の一例を示す図である。
本実施形態にかかる表示情報管理装置1は、一般のパーソナルコンピュータ或いは専用端末を適用することができ、図5に示すように、表示手段であるLCD100、LCD100を駆動するためのグラフィックスコントローラ101と、各種データ等を記憶するハードディスク装置102(記憶手段に相当)と、メモリカード3を介して表示装置2との間で表示情報等の授受を行うためのメモリカードインターフェイス103(情報授受手段に相当)と、通信経路を介して表示装置2との間で通信を行うための通信インターフェイス104(情報授受手段に相当)と、使用者の操作により所定の情報を入力可能なキーボード106及びマウス107と、表示情報管理装置1全体を制御する制御部108とを備えて構成され、これらの各種要素は第1のバス109、第2のバス110を介して相互に接続される。なお、図中、111は、第1のバス109と第2のバス110との間のデータの授受を行うためのバスコントローラである。
ハードディスク装置102は、記憶手段として機能するものであり、このハードディスク装置102には、表示情報及び当該表示情報に対応する閲覧状況情報の他、表示情報管理装置1のオペレーティングシステム(OS)プログラム、文書作成ソフトウエア、プレゼンテーションソフトウエア、表計算ソフトウエア、図形作成ソフトウエア等の各種アプリケーションプログラム及びこれらアプリケーションプログラムにより作製されるドキュメント情報や画像情報等が格納されている。
ここで、本実施形態において、表示情報は、上記ドキュメント情報や画像情報等に基づいて表示装置2で閲覧可能な形式に変換された情報であり、閲覧状況情報(「未読」、「既読」を示す情報)は、当該変換の際に作成される。なお、この閲覧状況情報は、作成された時点では当該閲覧状況情報に対応する表示情報が「未読」であることを示す状態となっている。
また、ハードディスク装置102には、上記アプリケーションプログラムとは別に、本実施形態における表示情報管理システムS用の処理プログラムとしての表示情報管理プログラムが格納されている。
なお、この表示情報管理プログラムは、例えば、通信経路に接続されたサーバ(図示せず)から、通信インターフェイス104を介して、ハードディスク装置102にダウンロードされるようにしてもよく、又CD−ROM等の記録媒体に記録されてから記録媒体ドライブ(図示せず)を介して、ハードディスク装置102に読み込まれるようにしてもよい。
メモリカードインターフェイス103は、不揮発性のメモリカード3との間で表示情報や閲覧状況情報等の授受を行うものであり、メモリカード3に表示情報や閲覧状況情報を書き込んだり、メモリカード3に記憶されている表示情報や閲覧状況情報を読み込んだりすることができる。
通信インターフェイス104は、外部装置との通信を行うことができるUSBインターフェイスであり、表示装置2から表示情報や閲覧情況情報等を取得したり、外部のコンピュータ装置と通信したりするときに制御部108によって用いられる。なお、通信インターフェイス104としてUSBインターフェイスに代えて、無線或いは有線のLANインターフェイスなどを用いるようにしてもよい。
制御部108は、CPU,ROM,RAMなどを内蔵しており、CPUがハードディスク装置102に格納された表示情報管理プログラムを読み出して実行することによって、表示情報管理装置1を、画像表示手段、閲覧状況情報更新手段等として機能させる。
制御部108のCPUは、画像表示手段として機能することにより、ドキュメント情報や画像情報に基づき表示情報を生成する。そして、生成された表示情報は、表示手段としてのLCD100及びグラフィックスコントローラ101によって、当該表示情報に基づく画像としてLCD100に表示される。
また、制御部108のCPUは、画像表示手段として機能することにより、表示情報及び当該表示情報に対応する閲覧状況情報に基づいて、表示情報の閲覧状況を示す一覧画面を生成するとともに当該生成した一覧画面をLCD100に表示する。この一覧画面には、図6に示すように、表示情報のファイル名(表示情報名)と後述する表示装置2に固有のID(端末ID)とが表示情報に固有のID(表示情報ID)に関連付けられている。
なお、端末ID及び表示情報IDは、表示情報や閲覧状況情報とともにメモリカード3を介して表示装置2へ受け渡される。
ここで、本実施形態では、例えば、「既/文書A」や「未/文書E」のように、表示情報の未読か既読かを示す文字情報を当該表示情報のファイル名とすることにより、閲覧状況情報を表示情報に関連付けている。
かかる構成とすることにより、表示情報が未読か既読かを容易に判別することができる。
なお、表示情報管理装置1は、設定変更により、閲覧状況情報を表示装置2で表示情報が最初、最後又は最初と最後に閲覧されたときの日時情報とすることもできる。
かかる場合、制御部108が画像表示手段として機能することにより生成される一覧画面には、例えば、図7に示すように、表示情報名と端末IDと表示情報の最終閲覧日時とが表示情報IDに関連付けられて記憶されている。
かかる構成とすることにより、使用者は、表示情報が未読か既読かを判別できるばかりでなく、当該表示情報が閲覧されたときの日時情報を得ることができるため、表示情報のより詳細な管理が可能となる。
また、本実施形態にかかる表示情報管理システムSでは、上記のように、表示情報が未読か既読かを一覧画面にて判別できるようにしているが、表示情報をLCD100に表示した際に、当該表示情報とともに当該表示情報が「未読」又は「既読」であることを示す文字情報を表示するようにしてもよい。
すなわち、例えば、表示情報「文書B」をLCD100に表示させた場合、図8に示すように、LCD100に表示された表示情報の上部に「既読」の文字情報が表示される。かかる構成とすることによっても、表示情報が未読か既読かを容易に判別することができる。
また、制御部108のCPUは、閲覧状況情報更新手段として機能することによって、表示情報に対応する閲覧状況情報を更新する。
特に、本実施形態において、制御部108のCPUは、閲覧状況情報更新手段として機能することにより、表示装置2から未読に更新された閲覧状況情報を取得した場合にのみ、当該表示情報に対応する閲覧状況情報を既読に更新することとしている。
(表示装置2の構成について)
次に、表示装置2の構成について説明する。図9は本実施形態における表示装置の構成図であり、図10は本実施形態における表示装置の表示手段に表示される表示情報の一覧画面の一例を示す図であり、図11は本実施形態における表示装置の表示手段に表示される警告の一例を示す図であり、図12は本実施形態における表示装置の表示手段に表示されるモード設定画面の一例を示す図であり、図13は本実施形態にかかる表示装置の表示手段に表示される特定の使用者の選択画面の一例を示す図である。
図9に示すように、本実施形態における表示装置2は、携帯端末装置であり、表示手段である表示部200と、各種データ等を記憶する記憶部201(記憶手段及びID記憶手段に相当)と、使用者の操作により所定の情報を入力可能な入力部202と、メモリカード3を介して表示情報管理装置1との間で表示情報や閲覧状況情報等の授受を行うためのメモリカードインターフェイス203(表示情報取得手段及び閲覧状況情報受け渡し手段に相当)と、通信経路を介して表示情報管理装置1との間で通信を行うための通信インターフェイス204(表示情報取得手段及び閲覧状況情報受け渡し手段に相当)と、表示装置2全体を制御する制御部205とを備えて構成され、これらの各種要素はバス206を介して相互に接続される。
表示部200は、帯電粒子の電気泳動現象を利用して画像を表示するいわゆる電気泳動表示パネルであり、主に電子ペーパーの表示手段として用いられるものである。
このように、本実施形態にかかる表示情報管理システムSは、表示装置2として、携帯性・視認性に優れた電気泳動表示パネルを有する携帯端末を用いることとしており、かかる構成とすることにより、表示装置を本システムに一層適したものとすることができる。
記憶部201は、記憶手段及びID記憶手段として機能するものであり、この記憶部201には、表示情報及び当該表示情報に対応する閲覧状況情報、ユーザ認証を行う際に用いられるユーザID及び当該ユーザIDと関連付けられたパスワード、自装置固有のIDである端末ID等の他、各種設定情報が格納されている。
また、記憶部201には、本実施形態における表示情報管理システムS用の処理プログラムとしての表示情報管理プログラムが格納されている。
なお、この表示情報管理プログラムは、例えば、通信経路に接続されたサーバ(図示せず)から、通信インターフェイス204を介して、記憶部201にダウンロードされるようにしてもよく、又CD−ROM等の記録媒体に記録されてから記録媒体ドライブ(図示せず)を介して、記憶部201に読み込まれるようにしてもよい。
入力部202は、主に閲覧したい表示情報を選択するための上下ボタン、主に閲覧中の表示情報のページめくりを行うための左右ボタン、各種操作を確定させるための決定ボタン、一覧表示画面を表示部200に表示させるための一覧表示ボタン、表示情報を削除するための削除ボタンにより構成される。
メモリカードインターフェイス203は、不揮発性のメモリカード3との間で表示情報や閲覧状況情報等の授受を行うものであり、メモリカード3に表示情報や閲覧状況情報を書き込んだり、メモリカード3に記憶されている表示情報や閲覧状況情報を読み込んだりすることができる。
通信インターフェイス204は、外部装置との通信を行うことができるUSBインターフェイスであり、表示情報管理装置1から表示情報や閲覧情況情報等を取得したり、外部のコンピュータ装置と通信したりするときに制御部205によって用いられる。なお、通信インターフェイス204としてUSBインターフェイスに代えて、無線或いは有線のLANインターフェイスなどを用いるようにしてもよい。
制御部205は、CPU,ROM,RAMなどを内蔵しており、CPUが記憶部201に格納された表示情報管理プログラムを読み出して実行することによって、表示装置2を、閲覧判定手段、閲覧状況情報更新手段、表示処理手段、選択手段、ユーザ認証手段等として機能させる。
制御部205のCPUは、閲覧判定手段として機能することにより、表示情報が閲覧されたか否かを判定する。
また、本実施形態において、制御部205は、閲覧判定手段として機能することにより、閲覧された表示情報が特定の表示情報である場合に、当該表示情報が閲覧されたと判定することとしている。
ここで、「特定の表示情報」とは、表示装置2の端末IDと関連付けて記憶されている表示情報を示すものである(図6参照。)。すなわち、制御部205は、閲覧された表示情報が、自装置の端末IDと関連付けられた表示情報である場合に、当該表示情報が閲覧されたと判定する。
かかる構成とすることにより、例えば、一人の使用者が表示装置2a,2b,2cを有している場合に、各表示装置2で閲覧したい表示情報を分けることができるようになり、表示情報を閲覧したか否かの情報をより詳細に管理することが可能となる。
また、制御部205のCPUは、記憶部201や入力部202とともにユーザ認証手段として機能することにより、使用者を特定することとしている。
すなわち、制御部205は、表示部200にアルファベットや数字を表示させるとともに、入力部202を用いてユーザに自分のユーザID及びパスワードを入力させ、当該入力されたユーザID及びパスワードと記憶部201に記憶されたユーザID及びパスワードに基づいて使用者を特定する。
そして、制御部205は、閲覧判定手段として機能することにより、特定の表示情報が閲覧された場合であって、認証した使用者が特定の使用者であるときにのみ、当該表示情報が閲覧されたと判定する。
かかる構成とすることにより、他の使用者が表示情報を閲覧したとしても当該表示情報が閲覧されたと判定されないため、表示情報を閲覧したか否かの情報をより正確に管理することができる。
また、表示情報が複数ページで構成されている場合、制御部205は、閲覧判定手段として機能することにより、最後のページが表示部200に表示されたときに、当該表示情報が閲覧されたと判定する。
すなわち、表示情報の最終ページが表示部200に表示されない限り当該表示情報が閲覧されたと判定されないため、使用者が当該表示情報を閲覧したか否かをより正確に判定することができる。
ここで、表示装置2は、設定変更により、表示情報の最初のページが表示部200に表示されたときに当該表示情報が閲覧されたと判定することとすることもできる。かかる構成とすることにより、使用者が最初のページを閲覧しただけで表示情報を閲覧したことにしたい場合にも対応することができる。
また、表示装置2は、設定変更により、表示情報の全てのページが表示部200に表示されたときに当該表示情報が閲覧されたと判定することとすることもできる。かかる構成とすることにより、表示情報の全てのページが表示部200に表示されなければ当該表示情報が閲覧されたと判定されないため、使用者が当該表示情報を閲覧したか否かを確実に判定することができる。
また、制御部205のCPUは、表示部200とともに表示処理手段として機能することにより、記憶部201又はメモリカード3に記憶された表示情報及び当該表示情報に対応する閲覧状況情報等に基づいて、表示情報の閲覧状況を示す一覧画面を生成するとともに当該生成した一覧画面を表示部200に表示する。この一覧画面には、図10に示すように、表示情報IDと表示情報名と端末IDとが閲覧状況情報に関連付けられている。
ここで、本施形態において、閲覧状況情報は「○」、「×」の情報で表示される。すなわち、表示情報が既読である場合、閲覧状況情報の欄は「○」と表示され、表示情報が未読である場合、「×」と表示される。
なお、この一覧画面は、表示情報管理装置1に表示される一覧画面のように、表示情報の未読か既読かを示す文字情報を当該表示情報のファイル名とすることにより、閲覧状況情報を表示情報に関連付けるようにしたり(図6参照。)、閲覧状況情報を表示装置2で表示情報が最初、最後又は最初と最後に閲覧されたときの日時情報としたり(図7参照。)、閲覧状況情報を一覧画面に表示せずに表示情報の上部に表示される「未読」又は「既読」を示す文字情報としたりしてもよい(図8参照。)。
なお、本実施形態にかかる表示装置2において、使用者は、閲覧したい表示情報の選択操作をこの一覧画面にて行うこととしている。
また、制御部205のCPUは、記憶部201とともに閲覧状況情報更新手段として機能することにより、表示情報が閲覧されたと判定すると、表示情報に対応する閲覧状況情報を未読から既読に更新する。
すなわち、本実施形態において、制御部205は、特定の表示情報の最終ページが閲覧された場合であって、ユーザ認証手段により認証した使用者が特定の使用者であるときに、記憶部201又はメモリカード3に記憶された当該表示情報に対応する閲覧状況情報を「未読」から「既読」へ更新する。
また、制御部205のCPUは、表示部200とともに表示処理手段として機能することにより、記憶部201に記憶されている表示情報が削除される際に、当該表示情報に対応する閲覧状況情報が既読に更新されていない場合、図11に示すように、当該表示情報が未読であることを示す警告文を表示部200に表示する。
この警告文には、当該表示情報の削除を肯定するか否かを選択するための欄(「YES」の欄と「NO」の欄)が設けられており、使用者は、入力部202への操作により、いずれかを選択することができる構成となっている。
また、制御部205のCPUは、記憶部201や入力部202とともに選択手段として機能することにより、表示情報の閲覧状況の判定を行う第1モードと、表示情報の閲覧状況の判定を行わない第2モードとを選択する。
すなわち、使用者は、図12に示すモード選択画面において、入力部202の上下ボタン及び決定ボタンを操作して、表示装置2を第1モードの状態で使用するか第2モードの状態で使用するかを決定する。
そして、かかる操作により第2モードが選択された場合、制御部205は、閲覧判定手段として機能せず、したがって、特定の表示情報の最終ページが閲覧された場合であって、ユーザ認証手段により認証した使用者が特定の使用者であるときであっても、当該表示情報に対応する閲覧状況情報が更新されることはない。
かかる構成とすることによって、表示装置2が複数存在する場合であっても、特定の表示装置2で表示情報を閲覧したときにのみ当該表示情報の閲覧状況情報が更新されるようにすることができる。
すなわち、例えば、使用者が閲覧用の表示装置2及び保管用の表示装置2の二つの表示装置を有しているような場合、閲覧用の表示装置2を第1モードに設定するとともに保管用の表示装置2を第2モードに設定しておくことにより、当該保管用の表示装置2で表示情報を確認程度に流し読みしたとしても閲覧用の表示装置2で表示情報を閲覧するまでは閲覧状況情報が更新されることがないため、表示情報を閲覧したか否かの情報をより正確に管理することができる。
また、制御部205のCPUは、記憶部201や入力部202とともに選択手段として機能することにより、ユーザIDにより登録されている複数の使用者の中から特定の使用者を選択する。
すなわち、使用者は、図13に示す特定使用者選択画面において、入力部202の上下ボタン及び決定ボタンを操作して、表示部200に表示されている複数のユーザID(ここでは、ID_1〜ID_5)の中から特定の使用者を決定する。
(表示情報管理装置の具体的動作について)
次に、表示情報管理装置1の具体的動作の一例について、図14を参照して説明する。図14は、本実施形態における表示情報管理装置1のメイン処理フローチャートである。なお、以下の各処理は、表示情報管理装置1の制御部108が上述した各手段等として機能することによって実行されるものである。
図14に示すように、表示情報管理装置1の電源スイッチ(図示せず)が押下されたとき、表示情報管理装置1の制御部108は、一覧画面表示指示がなされたか否かを判定する(ステップS10)。この判定は、使用者によるマウス107等の操作によって、一覧画面を表示するための操作がなされたか否かにより判定されるものである。
この処理において、一覧画面表示指示がなされたと判定すると(ステップS10:Yes)、制御部108は、ハードディスク装置102に記憶されている表示情報、当該表示情報に対応する閲覧状況情報等を取得し(ステップS11)、当該取得した各情報に基づいて一覧画面を生成して(ステップS12)、当該生成した一覧画面をLCD100に表示する(ステップS13)。これにより、表示情報管理装置1のLCD100には、図6に示す一覧画面が表示されることとなる。
一方、ステップS10において、一覧画面表示指示がなされていないとき(ステップS10:No)、制御部108は、表示装置2からメモリカード3を介して表示情報及び閲覧情況情報を取得したか否かを判定する(ステップS14)。この処理において、表示情報及び閲覧状況情報を取得したと判定すると(ステップS14:Yes)、制御部108は、処理をステップS15に移行する。
ステップS15において、制御部108は、ステップS14において取得した閲覧情況情報の中に、既読に更新された閲覧状況情報があるか否かを判定する。この処理において、既読に更新された閲覧情況情報があると判定すると(ステップS15:Yes)、制御部108は、当該取得した更新された閲覧状況情報及び当該閲覧状況情報に対応する表示情報に基づいて、自装置である表示情報管理装置1のハードディスク装置102に記憶されている閲覧状況情報を未読から既読に更新する(ステップS16)。
すなわち、例えば、文書Cが未読である場合において(図4(b)参照。)、メモリカード3を介して表示装置2から受け渡された文書Cの閲覧状況情報が既読に更新されている場合、制御部205は、自装置のハードディスク装置102に記憶されている文書Cの閲覧状況情報を未読から既読に更新する。
このように、本実施形態にかかる表示情報管理システムSにおいて、表示情報管理装置1は、表示装置2から既読に更新された閲覧状況情報を取得した場合にのみ、表示情報の閲覧状況情報を未読から既読に更新することとしたため、表示情報を閲覧したか否かの情報を統一して管理することが可能となる。
ステップS13、S16の処理を終えたとき、或いは、ステップS14において閲覧状況情報を取得していないとき(ステップS14:No)、ステップS15において既読に更新された閲覧状況情報がないとき(ステップS15:No)、制御部108は、処理をステップS17へ移行する。
ステップS17において、制御部108は、電源がOFFされたか否かを判定し、電源がOFFされていないとき(ステップS17:No)、処理をステップS10に移行する。一方、電源がOFFされたと判定すると(ステップS17:Yes)、制御部108は、メイン処理を終了する。
(表示装置の具体的動作について)
次に、表示装置2の具体的動作の一例について、図15〜図18を参照して説明する。図15は、本実施形態における表示装置2のメイン処理フローチャートである。なお、以下の各処理は、表示装置2の制御部205が上述した各手段等として機能することによって実行されるものである。
図15に示すように、表示装置2の電源スイッチ(図示せず)が押下されたとき、表示装置2の制御部205は、ユーザ認証処理を行う(ステップS100)。このユーザ認証処理は、使用者に自分のユーザID及びパスワードを入力させて、当該入力されたユーザID及びパスワードと記憶部201に記憶されたユーザID及びパスワードとに基づいて当該使用者を特定するものである。
ステップS100のユーザ認証処理を終えると、制御部205は、モード設定処理を行う(ステップS101)。このモード設定処理において、制御部205は、先ず、図12に示すモード選択画面を表示部200に表示する。そして、制御部205は、入力部202への操作に基づき第1モード又は第2モードのどちらが選択されたかを判定するとともに、どちらのモードに設定されたかを示す情報を記憶部201に記憶する。
ステップS101のモード設定処理を終えると、制御部205は、特定使用者決定処理を行う(ステップS102)。この特定使用者決定処理において、制御部205は、先ず、図13に示すように、特定使用者選択画面を表示部200に表示する。そして、制御部205は、入力部202への操作に基づきどのユーザIDが選択されたかを判定するとともに、どのユーザIDが選択されたかを示す情報を記憶部201に記憶する。
なお、ステップS101及びステップS102の処理は、必ずしも表示装置2の電源スイッチが押下される毎に行う必要はなく、例えば、初回のみ行い、設定された情報をユーザIDと関連付けて記憶部201に記憶しておき、次回からは、ユーザ認証処理で認証したユーザIDに関連付けられている情報に基づいてモードや特定の使用者を設定することとしてもよい。
次に、制御部205は、記憶部201又はメモリカード3に記憶されている表示情報、当該表示情報に対応する閲覧状況情報等を取得し(ステップS103)、当該取得した各情報に基づいて一覧画面を生成して(ステップS104)、当該生成した一覧画面を表示部200に表示する(ステップS105)。これにより、表示装置2の表示部200には、図10に示す一覧画面が表示されることとなる。
次に、制御部205は、キー入力待機処理を行う(ステップS106)。このキー入力待機処理は、使用者の入力部202への入力操作に応じて各種の処理を行うものであり、後述する。
ステップS106の処理を終えると、制御部205は、電源がOFFされたか否かを判定し、電源がOFFされていないとき(ステップS107:No)、処理をステップS106に移行する。一方、電源がOFFされたと判定すると(ステップS107:Yes)、制御部205は、メイン処理を終了する。
次に、ステップS106のキー入力待機処理について、図16を用いて具体的に説明する。図16は本実施形態にかかる表示装置のキー入力待機処理フローチャートである。
図16に示すように、キー入力待機処理を開始すると、制御部205は、一覧画面表示操作がなされたか否かを判定する(ステップS200)。この判定は、入力部202の一覧画面表示ボタンが押下されたか否かによって判定されるものである。この処理において、一覧画面表示操作がなされたと判定すると(ステップS200:Yes)、制御部205は、記憶部201又はメモリカード3に記憶されている表示情報、当該表示情報に対応する閲覧状況情報等を取得し(ステップS201)、当該取得した各情報に基づいて一覧画面を生成して(ステップS202)、当該生成した一覧画面を表示部200に表示する(ステップS203)。
一方、ステップS200において、一覧画面表示操作がなされていないとき(ステップS200:No)、制御部205は、一覧画面を表示中であるか否かを判定する(ステップS204)。この処理において、一覧画面を表示中であると判定すると(ステップS204:Yes)、制御部205は、処理をステップS205へ移行する。
ステップS205において、制御部205は、表示情報選択操作がなされたか否かを判定する。この判定は、図10に示す一覧画面において、入力部202の上下ボタン及び決定ボタンへの入力操作に応じて一の表示情報が選択されたか否かにより判定されるものである。この処理において、表示情報選択操作がなされたと判定すると(ステップS205:Yes)、制御部205は、選択された表示情報の1ページ目を表示部200に表示する(ステップS206)。
一方、ステップS205において、表示情報選択操作がなされていないとき(ステップS205:No)、制御部205は、表示情報削除操作がなされたか否かを判定する(ステップS207)。この判定は、入力部202の削除ボタンが押下されたか否かにより判定されるものである。この処理において、表示情報削除操作がなされたと判定すると(ステップS207:Yes)、制御部205は、表示情報削除処理を行う(ステップS208)。この表示情報削除処理は、図17におけるステップS300〜S306までの処理であり、後述する。
一方、ステップS204において、一覧画面を表示中でないとき(ステップS204:No)、制御部205は、表示部200に表示情報を表示中であるか否かを判定する(ステップS209)。この処理において、表示情報を表示中であると判定すると(ステップS209:Yes)、制御部205は、処理をステップS210に移行する。
ステップS210において、制御部205は、ページめくり操作がなされたか否かを判定する。この判定は、入力部202の左右ボタンが押下されたか否かにより判定されるものである。この処理において、ページめくり操作がなされたと判定すると(ステップS210:Yes)、制御部205は、ページめくり処理を行う(ステップS211)。このページめくり処理は、図18のステップS400〜S404までの処理であり、後述する。
ステップS203、S206、S208、S211の処理を終えたとき、或いは、ステップS207において表示情報削除操作がなされていないとき(ステップS207:No)、ステップS209において表示情報を表示中でないとき(ステップS209:No)、ステップS210においてページめくり操作がなされていないとき(ステップS210:No)、制御部205は、キー入力待機処理を終了する。
次に、ステップS208の表示情報削除処理について、図17を用いて具体的に説明する。図17は、本実施形態にかかる表示装置の表示情報削除処理フローチャートである。
図17に示すように、表示情報削除処理を開始すると、制御部205は、表示部200に表示中の表示情報に対応する閲覧状況情報が既読であるか否かを判定する(ステップS300)。この処理において、当該閲覧状況情報が既読であると判定すると(ステップS300:Yes)、制御部205は、処理をステップS303に移行する。
一方、ステップS300において、閲覧状況情報が既読ではないとき(ステップS300:No)、制御部205は、図11に示すように、使用者が削除しようとしている表示情報が未読であることを示す警告文を表示部200に表示する(ステップS301)。
次に、制御部205は、削除指示がなされたか否かを判定する(ステップS302)。この判定は、入力部202の左右ボタン及び決定ボタンへの操作により、表示部200に表示されている、当該表示情報の削除を肯定する欄が選択されたか否かにより判定されるものである。この処理において、削除指示がなされたと判定すると(ステップS302:Yes)、制御部205は、処理をステップS303に移行する。
ステップS303において、制御部205は、表示部200に表示されている表示情報を記憶部201又はメモリカード3から削除する。
このように、本実施形態にかかる表示装置2は、表示情報が削除される際に、当該表示情報に対応する閲覧状況情報が既読に更新されていない場合、当該表示情報が未読であることを示す警告を表示することとしたため、使用者が未読の表示情報を誤って削除してしまうのを未然に防止することができる。
次に、制御部205は、記憶部201又はメモリカード3に記憶されている表示情報、当該表示情報に対応する閲覧状況情報等を取得し(ステップS304)、当該取得した各情報に基づいて一覧画面を生成して(ステップS305)、当該生成した一覧画面を表示部200に表示する(ステップS306)。
ステップS306の処理を終えたとき、或いは、ステップS302において削除指示がなされていないとき(ステップS302:No)、制御部205は、表示情報削除処理を終了する。
次に、ステップS211におけるページめくり処理について、図18を用いて具体的に説明する。図18は本実施形態にかかる表示装置のページめくり処理フローチャートである。
図18に示すように、ページめくり処理を開始すると、制御部205は、更新ページを表示する(ステップS400)。すなわち、表示情報を表示中に、入力部202の右ボタンが押下されると次ページを表示し、左ボタンが押下されると前ページを表示する。
次に、制御部205は、表示情報の最終ページが表示されたか否かを判定する(ステップS401)。この処理において、表示情報の最終ページが表示されたと判定すると(ステップS401:Yes)、制御部205は、処理をステップS402に移行する。
ステップS402において、制御部205は、使用者が特定の使用者であるか否かを判定する。この判定は、図15のステップS100におけるユーザ認証処理において認証された使用者のユーザIDと、ステップS102における特定使用者決定処理において決定された特定の使用者のユーザIDとが一致するか否かにより判定されるものである。この処理において、使用者が特定の使用者であると判定すると(ステップS402:Yes)、制御部205は、処理をステップS403に移行する。
ステップS403において、制御部205は、表示部200に表示されている表示情報が特定の表示情報であるか否かを判定する。この判定は、表示中の表示情報に関連付けられている端末IDと、記憶部201に記憶されている自装置の端末IDとが一致するか否かにより判定されるものである。この処理において、表示情報が特定の表示情報であると判定すると(ステップS403:Yes)、制御部205は、表示中の表示情報に対応する閲覧状況情報を既読に更新する(ステップS404)。
ステップS404の処理を終えたとき、或いは、ステップS401において表示情報の最終ページが表示されていないとき(ステップS401:No)、ステップS402において使用者が特定の使用者でないとき(ステップS402:No)、ステップS403において表示情報が特定の表示情報でないとき(ステップS403:No)、制御部205は、ページめくり処理を終了する。
以上、本発明の実施の形態のうちのいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
例えば、本実施形態にかかる表示情報管理システムSでは、閲覧状況情報を表示情報が「未読」か「既読」かを示す情報としたが、この未既読情報の他、例えば「全ページ閲覧済み」、「○○ページまで閲覧済」、「**分で閲覧した」等の閲覧に関する情報が含まれていてもよい。
また、本実施形態にかかる表示情報管理システムSでは、表示情報管理装置1と表示装置2との間での表示情報や閲覧状況情報等の受け渡しは、メモリカード3を介して行うこととしたが、これに限らず、有線又は無線通信による受け渡しとしてもよい。かかる受け渡しは、表示情報管理装置1の通信インターフェイス104及び表示装置2の通信インターフェイス204を用いて行われる。
また、本実施形態にかかる表示情報管理システムSでは、表示装置2が閲覧状況情報受け渡し手段により既読に更新された閲覧状況情報を表示情報管理装置1へ受け渡すことにより、当該既読に更新された閲覧状況情報を受け取った表示情報管理装置1が閲覧状況情報更新手段により閲覧状況情報を既読に更新することとしたが、表示装置2から表示情報管理装置1へ受け渡される情報は、既読に更新された閲覧状況情報ではなく、閲覧状況情報を既読に更新した旨の情報であってもよい。
また、本実施形態にかかる表示情報管理システムSでは、表示情報管理装置1と複数の表示装置2とを備えた構成としたが、これに限らず、複数の表示装置2のみで構成することもできる。
かかる場合、表示装置は、閲覧されたか否かの閲覧状況を示す閲覧状況情報が関連づけられた表示情報を記憶する記憶手段と、当該表示情報を表示する表示手段と、他の装置との間で表示情報及び閲覧状況情報の授受を行うための情報授受手段と、表示情報が閲覧されたか否かを判定する閲覧判定手段と、閲覧判定手段により表示情報が閲覧されたと判定すると、表示情報に対応する閲覧状況情報を未読から既読に更新する閲覧状況情報更新手段と、を備えており、閲覧判定手段により、特定の表示装置で表示情報が閲覧された場合にのみ当該表示情報の閲覧状況情報を未読から既読に更新する。
ここで、「特定の表示装置」は、例えば、表示情報に関連付けられている端末IDと同一の端末IDを持つ表示装置であってもよいし、表示情報を保持する表示装置側で端末IDに基づき「特定の表示装置」として設定された表示装置であってもよいし、第1モードに設定された表示装置であってもよい。
このように、閲覧されたか否かの閲覧状況を示す閲覧状況情報が関連づけられた表示情報を記憶する記憶手段と、当該表示情報を表示する表示手段と、他の装置との間で表示情報及び閲覧状況情報の授受を行うための情報授受手段と、を有する複数の表示装置を備え、一の表示装置に保持された表示情報を当該表示装置もしくは他の表示装置を用いて閲覧する場合における、当該表示情報の閲覧状況を管理する表示情報管理システムであって、表示情報が閲覧されたか否かを判定する閲覧判定手段と、閲覧判定手段により表示情報が閲覧されたと判定すると、表示情報に対応する閲覧状況情報を更新する閲覧状況情報更新手段と、を備え、閲覧判定手段は、特定の表示装置で表示情報が閲覧された場合にのみ、当該表示情報の閲覧状況情報を未読から既読に更新する表示情報管理システムとすることにより、表示情報を閲覧したか否かの情報を統一して管理することができる。
また、本実施形態にかかる表示情報管理システムSでは、ユーザ認証手段として、いわゆるパスワード認証を用いて説明したが、生態認証(指静脈認証、指紋認証、手形認証、網膜認証、虹彩認証、顔認証、血管認証、署名認証、タイピング習慣認証、音声・声紋認証等)を利用した認証方法を適用することもできる。
本実施形態における表示情報管理システムの全体的なシステム構成を示す図である。 本実施形態における表示情報管理システムに用いられる表示情報管理装置の概略構成図である。 本実施形態における表示情報管理システムに用いられる表示装置の概略構成図である。 本実施形態における表示情報管理システムの処理の流れを説明するための図である。 本実施形態における表示情報管理装置の構成図である。 実施形態における表示情報管理装置の表示手段に表示される表示情報の閲覧状況の一例を示す図である。 実施形態における表示情報管理装置の表示手段に表示される表示情報の閲覧状況の一例を示す図である。 本実施形態にかかる表示情報管理装置の表示手段に表示される閲覧状況情報の一例を示す図である。 本実施形態における表示装置の構成図である。 本実施形態における表示装置の表示手段に表示される表示情報の一覧画面の一例を示す図である。 本実施形態における表示装置の表示手段に表示される警告の一例を示す図である。 本実施形態における表示装置の表示手段に表示されるモード設定画面の一例を示す図である。 本実施形態にかかる表示装置の表示手段に表示される特定の使用者の選択画面の一例を示す図である。 本実施形態における表示情報管理装置のメイン処理フローチャートである。 本実施形態における表示装置2のメイン処理フローチャートである。 は本実施形態にかかる表示装置のキー入力待機処理フローチャートである。 本実施形態にかかる表示装置の表示情報削除処理フローチャートである。 本実施形態にかかる表示装置のページめくり処理フローチャートである。
符号の説明
S 表示情報管理システム
1 表示情報管理装置
2 表示装置
3 メモリカード

Claims (13)

  1. 表示情報を保持する表示情報管理装置と、当該表示情報を前記表示情報管理装置以外の装置で閲覧するための1又は複数の表示装置とを備えた表示情報管理システムにおいて、
    前記表示情報管理装置は、
    表示情報と、当該表示情報の閲覧状況を示す閲覧状況情報とを記憶する記憶手段と、
    前記表示情報及び前記閲覧状況情報を表示するための表示手段と、
    前記表示装置との間で前記表示情報及び前記閲覧状況情報の授受を行うための情報授受手段と、
    前記閲覧状況情報を更新する閲覧状況情報更新手段と、を備え、
    前記表示装置は、
    前記表示情報及び当該表示情報に対応する閲覧状況情報を前記表示情報管理装置から取得する表示情報取得手段と、
    前記表示情報取得手段により取得した表示情報及び閲覧状況情報を記憶する記憶手段と、
    前記表示情報を表示する表示手段と、
    前記表示情報が閲覧されたか否かを判定する閲覧判定手段と、
    前記閲覧判定手段により前記表示情報が閲覧されたと判定すると、前記表示情報に対応する閲覧状況情報を更新する閲覧状況情報更新手段と、
    前記閲覧状況情報又は当該閲覧状況情報を更新した旨の情報を前記表示情報管理装置に受け渡すための閲覧状況情報受け渡し手段と、
    自装置固有のIDを記憶するID記憶手段と、を備え、
    前記閲覧判定手段は、自装置のIDと対応するIDが設定された特定の表示情報が閲覧された場合にのみ、当該表示情報が閲覧されたと判定し、
    前記表示情報管理装置の閲覧状況情報更新手段は、
    前記表示装置から更新された閲覧状況情報又は当該閲覧状況情報を更新した旨の情報を前記情報授受手段により取得した場合にのみ、前記表示情報の閲覧状況情報を更新する
    ことを特徴とする表示情報管理システム。
  2. 前記表示装置を複数有しており、
    前記表示装置は、前記閲覧判定手段により前記表示情報の閲覧状況の判定を行う第1モードと、前記閲覧判定手段により前記表示情報の閲覧状況の判定を行わない第2モードとを選択する選択手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の表示情報管理システム。
  3. 前記表示装置は、使用者を特定するためのユーザ認証手段を有しており、
    前記閲覧判定手段は、前記特定の表示情報が閲覧された場合であって、前記ユーザ認証手段により認証した使用者が特定の使用者であるときにのみ、当該表示情報が閲覧されたと判定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の表示情報管理システム。
  4. 前記閲覧判定手段は、前記表示情報が複数ページで構成されている場合に当該表示情報の最初のページが前記表示手段により表示されたとき、当該表示情報が閲覧されたと判定する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示情報管理システム。
  5. 前記閲覧判定手段は、前記表示情報が複数ページで構成されている場合に当該表示情報の最後のページが前記表示手段により表示されたとき、当該表示情報が閲覧されたと判定する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示情報管理システム。
  6. 前記閲覧判定手段は、前記表示情報が複数ページで構成されている場合に前記表示情報の全てのページが前記表示手段により表示されたとき、当該表示情報が閲覧されたと判定する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示情報管理システム。
  7. 前記表示情報の未読か既読かを示す文字情報を当該表示情報のファイル名とすることにより、前記閲覧状況情報を前記表示情報に関連づけたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の表示情報管理システム。
  8. 前記閲覧状況情報は、前記表示装置で前記表示情報が最初、最後又は最初と最後に閲覧されたときの日時情報であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の表示情報管理システム。
  9. 前記表示装置は、電気泳動表示パネルを有する携帯端末であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の表示情報管理システム。
  10. 前記表示装置は、当該表示装置の記憶手段に記憶されている表示情報が削除される際に、当該表示情報に対応する閲覧状況情報が更新されていない場合、当該表示情報が未読であることを示す警告を前記表示手段に表示する表示処理手段を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の表示情報管理システム。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の表示情報管理システムにおける前記表示情報管理装置の前記各手段としてコンピュータを機能させるプログラム。
  12. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の表示情報管理システムにおける前記表示装置の前記各手段としてコンピュータを機能させるプログラム。
  13. 閲覧状況を示す閲覧状況情報が関連づけられた表示情報、及び、自装置固有のIDを記憶する記憶手段と、当該表示情報を表示する表示手段と、他の装置との間で前記表示情報及び前記閲覧状況情報の授受を行うための情報授受手段と、を有する複数の表示装置を備え、
    一の表示装置に保持された表示情報を当該表示装置もしくは他の表示装置を用いて閲覧する場合における、当該表示情報の閲覧状況を管理する表示情報管理システムであって、
    前記表示情報が閲覧されたか否かを判定する閲覧判定手段と、
    前記閲覧判定手段により前記表示情報が閲覧されたと判定すると、前記表示情報に対応する閲覧状況情報を更新する閲覧状況情報更新手段と、を備え、
    前記閲覧判定手段は、特定の表示装置で自装置のIDと対応するIDが設定された特定の表示情報が閲覧された場合にのみ、当該表示情報の閲覧状況情報を更新する
    ことを特徴とする表示情報管理システム。
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