JP2002082884A - 電子メール装置,コンピュータ読み取り可能な記録媒体及び電子メール装置の閲覧制御方法 - Google Patents

電子メール装置,コンピュータ読み取り可能な記録媒体及び電子メール装置の閲覧制御方法

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JP2002082884A
JP2002082884A JP2001192921A JP2001192921A JP2002082884A JP 2002082884 A JP2002082884 A JP 2002082884A JP 2001192921 A JP2001192921 A JP 2001192921A JP 2001192921 A JP2001192921 A JP 2001192921A JP 2002082884 A JP2002082884 A JP 2002082884A
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unread
electronic mail
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Yoshio Sugimoto
義男 杉本
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】所望の電子メールを再表示するための検索作業
を容易にできる電子メール装置を提供する。 【解決手段】電子メール装置によると、受信メールの本
文を表示するビューワウィンドウ15が表示される場合
に、その時点で状態が「未読」であった電子メールの未
読メールリスト16が作成される。ユーザが、ビューワ
ウィンドウ15Aに表示された「前の未読メール」ボタ
ン17や「次の未読メール」ボタン18を用いて検索指
示を入力すると、未読メールリスト16から指示に応じ
た未読メールが特定され、該当する未読メールの本文
が、ビューワウィンドウ15Aに表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信した電子メー
ルを閲覧するための電子メール装置、及びコンピュータ
読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報伝達手法の1つとしての電子
メールが普及している。電子メールは、ワークステーシ
ョン(WS)、パーソナルコンピュータ(PC)、モバイル
コンピュータや電子手帳等の携帯情報端末(PDA)、ワ
ードプロセッサ、携帯電話等の情報処理装置を用いて参
照することができる。
【0003】電子メールの参照は、電子メールを作成・
送信したり、電子メールを受信・表示したりするプログ
ラム(電子メールソフト:「メーラ」という)を実行する
情報処理装置(「電子メール装置」と称する)を用いて行
われる。
【0004】電子メール装置は、メーラの保持する機能
によって、電子メールの一覧を表示する画面、電子メー
ルの本文の内容を表示する画面、電子メールを整理・保
存するためのフォルダを表示する画面、電子メールの本
文を表示するためのビューワ画面等をディスプレイ装置
に表示する。
【0005】受信された電子メールは、一定のルール又
はユーザの操作に従ってそれぞれのフォルダに振り分け
られる。このとき、各電子メールには、「未読」又は
「既読」の状態が割り当てられる。メーラの多くは、受
信された電子メールのうち「未読」状態が設定された電
子メールのみを参照するための機能(未読メール検索機
能)を有している。
【0006】未読メール検索機能は、或る電子メールが
指定されている場合に、ユーザが「次の未読メール」の
コマンドを入力すると、所定の検索順に従って、現在指
定されている電子メールの次の未読メールに該当する電
子メールの本文を表示する。
【0007】未読メール検索機能を、図13を用いて説
明する。図13は、一般的な電子メール装置1の動作説
明図である。電子メール装置1として機能する情報処理
装置は、外部記憶装置(例えばハードディスク)2と、制
御部3と、ディスプレイ装置4と、入力装置5とを備え
ており、通信回線を通じてメールサーバ21と接続され
ている。
【0008】制御部3は、メール送受信処理部6,メー
ルDB管理部7,メーラ制御部8,画面制御部9,コマ
ンド受付・実行部10を実現する。また、外部記憶装置
2は、電子メールに係るデータベース(DB)として、D
Bをなすフォルダのフォルダ情報記憶部11と、送受信
された電子メールの本文を保持するメール本文記憶部1
2と、保持された各電子メールに対する未読・既読情報
を保持する未読・既読情報記憶部13とを有している。
【0009】メーラが起動すると、メールDB管理部7
は、外部記憶装置2からフォルダ情報,メール本文,未
読・既読情報を取り出し、画面表示部9は、取り出され
た情報を反映したメーラウィンドウ14をディスプレイ
装置4に表示する。図14は、メーラウィンドウ14の
例を示す図である。図14において、メーラウインドウ
14は、DBのフォルダツリーの表示領域Aと、電子メ
ールのタイトルの一覧リストの表示領域Bと、電子メー
ルのプレビューの表示領域Cとを有している。
【0010】ユーザがメーラウィンドウ14を参照し、
入力装置5を用いて電子メールを指定(選択)すると、コ
マンド受付部10が、ビューワウィンドウ(ビューワ画
面)15の表示処理を実行する。これによって、ビュー
ワウィンドウ15がディスプレイ装置4に表示され、選
択された電子メールの本文がビューワウィンドウ15に
表示される。未読メールがビューワウィンドウ15に表
示されると、メールDB管理部7が未読・既読情報記憶
領域13に保持された当該電子メールの状態を「既読」
に設定し、電子メールの状態が「未読」から「既読」に
遷移する。
【0011】ユーザは、ビューワウィンドウ15が表示
されている場合に、入力装置5を用いて「次の未読メー
ル」のコマンドを入力することができる。このコマンド
が入力されると、未読・既読情報記憶部13が検索さ
れ、次の未読メールに該当する電子メールが特定され、
この電子メールの本文がメール本文記憶部12から読み
出され、コマンド入力時に表示されていたメール本文に
代わってビューワウィンドウ15に表示される。
【0012】また、図14に示したメーラウィンドウ1
4は、「次の未読メール」コマンドを入力可能となって
おり、「次の未読メール」のコマンドが入力されると、
上記と同様の処理によって特定された未読メールの本文
が、コマンド入力時に表示されていたメール本文に代わ
ってメーラウィンドウ14のプレビューの表示領域に表
示される。
【0013】また、メーラによっては、図14に示した
メーラウィンドウ14のプレビューの表示領域の代わり
にビューワウィンドウ15がレイアウトされたものがあ
る。このようなメーラウィンドウ14とビューワウィン
ドウ15とが一画面で構成されたメーラでは、メーラウ
ィンドウ14が表示されている場合に、「次の未読メー
ル」のコマンドが入力されると、次の未読メールに相当
する電子メールの本文がメーラウィンドウ14中のビュ
ーワウィンドウ15に表示される。
【0014】また、メーラによっては、図14に示した
メーラウィンドウ14中のフォルダツリーの表示領域及
び一覧リストの表示領域のみをメーラウィンドウ14と
して表示し、メーラウィンドウ14にて電子メールが指
定されると、ビューワウィンドウ15を別個に表示させ
るものもある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おける電子メール装置には以下の問題があった。即ち、
ユーザは、一度に大量のメールをメールサーバ21から
受信する場合には、受信した全ての電子メールの内容を
軽くチェックした後、その中から重要あるいは緊急と思
われるものを再表示して内容をもう一度読み直したいこ
とがある。また、ユーザは、受信した電子メール中に関
連する話題についての複数の電子メールが受信した電子
メール中にある場合にも、一度内容を表示した電子メー
ルを再表示して確認したいことがある。さらに、ユーザ
は、受信された複数の電子メールを確認していく中で、
一つ前とか二つ前の先ほど読んだメールをもう一度見た
いと思う場合がある。
【0016】このとき、ユーザがもう一度見たい電子メ
ールのメール本文は、既にビューワウィンドウ15から
消去されているので、ユーザは、所望の電子メールを再
表示しなければならない。
【0017】ところが、従来の電子メール装置は、「次
の未読メール」のコマンドに対して、未読・既読情報記
憶領域13中の状態が「未読」であるメールの中から該
当する電子メールを検索する。未読・既読情報記憶領域
13における電子メールの状態は、「未読」の電子メー
ルがビューワウィンドウ15やメーラウィンドウ14の
プレビューの表示領域に表示された場合に、「未読」か
ら「既読」に遷移する。
【0018】このため、上述した各ケースにおけるユー
ザの要求が発生した場合に、「次の未読メール」のコマ
ンドを入力しても、既に読んでしまった(本文が表示さ
れた)電子メールの状態は「既読」に遷移しているので
検索対象から外れてしまう。このため、「次の未読メー
ル」の検索機能では所望の電子メールを見つけることが
できなかった。
【0019】従って、ユーザは、一度閲覧(参照)した電
子メールを再度参照する場合には、メーラウィンドウ1
4の一覧リストを参照し、一覧リストに表示された既読
メールのタイトル中から所望の電子メールを特定しなけ
ればならなかった。或いは、「次のメール」又は「前の
メール」のコマンドを用いた順次検索を行わなければな
らなかった。これらの検索作業は面倒であり、既読メー
ルの数が多くなる程面倒であった。
【0020】さらに、ユーザがメインウィンドウ14の
一覧リストに未読メールのみがリストアップされる設定
にしていると、一度表示された電子メールは、一覧リス
トから外れてしまうため、ユーザが再表示のために所望
の電子メールを検索する作業がさらに面倒となってい
た。
【0021】本発明の目的は、一度参照した電子メール
の再表示に係る検索作業を容易にすることができる電子
メール装置,コンピュータ読み取り可能な記録媒体及び
電子メール装置の閲覧制御方法を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下の構成を採用する。即ち、本発明は、
電子メール装置であり、受信した各電子メールの未読・
既読情報を保持する保持手段と、所定のタイミングにお
ける未読状態の電子メールを管理する管理手段と、前記
管理される未読状態の電子メールを対象として閲覧管理
を制御する閲覧制御手段とを備える。
【0023】本発明によると、所定のタイミングにて未
読状態であった電子メールが閲覧管理の対象となる。こ
のため、電子メールの表示によって保持手段における状
態が「未読」から「既読」に変わっても閲覧管理対象に
変更はない。従って、一度参照した電子メールを再度参
照するための検索作業が容易となる。
【0024】また、上記構成として装置を機能させるた
めのプログラムを記録した記録媒体,電子メール装置の
閲覧制御方法によっても上記目的を達成することができ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0026】〔第1実施形態〕 〈電子メール装置の全体構成〉図1は、第1実施形態に
よる電子メール装置1Aの機能ブロック図である。な
お、図1において、図12に示した従来の構成要素と同
じ構成要素については、図12と同じ符号を付してあ
る。
【0027】図1において、電子メール装置1Aは、情
報処理装置としてのPCにメーラのプログラムを実行さ
せることにより実現され、電子メールシステムにおける
メールクライアントとして機能する。電子メール装置1
Aにより、本発明の閲覧制御方法が実現される。
【0028】PCは、CPU,ROM,RAM,ハード
ディスクドライブ(HDD:ハードディスク含む),通信
制御装置(例えばLANカード(LANボード))等のハー
ドウェア資源を備えている。
【0029】また、PCには、陰極線管(CRT)や液晶
ディスプレイ(LCD)等を用いたディスプレイ装置4
と、キーボード(KB)及びポインティングデバイス(P
D:マウス,ジョイスティック,トラックボール,フラ
ットスペース等)からなる入力装置5が接続されてい
る。
【0030】さらに、PCは、通信回線を通じてメール
サーバ21として機能するコンピュータに接続されてお
り、メールサーバ21との間で電子メールの送受信を行
う。なお、メールサーバ21は、インターネットを通じ
てメールクライアントを収容した他のメールサーバと接
続されており、メールクライアント間は、メールサーバ
を通じて相互に接続された状態となっている。これによ
って、電子メールがメールクライアント間で送受信され
る。
【0031】PC中のHDDは、図1に示す外部記憶装
置2をなし、外部記憶装置2には、PCを電子メール装
置1Aとして機能させるためのメーラ(ビューワを含む)
のプログラムがインストールされている。
【0032】また、外部記憶装置2は、電子メールに係
るDB(メールDB)を保持しており、メールDBは、従
来と同様に、フォルダ情報記憶領域11と、メール本文
記憶領域12と、未読・既読情報記憶領域13とを有し
ている。
【0033】PC中のCPU及びRAMは、CPUが外
部記憶装置2に保持されたメーラのプログラムをRAM
にロードして実行することにより、電子メール装置1A
の制御部3として機能する。制御部3は、メール送受信
処理部6,メールDB管理部7A,メーラ制御部8A,
画面制御部9,コマンド受付部10を実現する。また、
制御部3のRAM上には、本発明に係る新規な構成とし
て、未読メールリスト16が作成される。
【0034】なお、ディスプレイ装置4が本発明におけ
る表示装置に相当する。また、外部記憶装置2(未読・
既読情報記憶領域13)が本発明の保持手段に相当する
する。また、メールDB管理部7Aが本発明の管理手段
に相当する。また、メールDB管理部7A,メール制御
部8A,画面表示部9が本発明の閲覧制御手段に相当す
る。また、画面表示部9が、本発明の表示制御手段に相
当する。また、外部記憶装置2及び制御部3中のRAM
が本発明の記録媒体に相当する。
【0035】〈制御部の構成〉次に、制御部3によって
実現される各構成要素を説明する。メール送受信処理部
6は、SMTPやPOP3等の通信プロトコルに従った
電子メールの送受信処理を司る。
【0036】メールDB管理部7は、外部記憶装置2に
保持された電子メールに係るDBを管理する。即ち、メ
ールDB管理部7Aは、外部記憶装置2に対し、フォル
ダ情報,メール本文,未読・既読情報の書き込み/読み
出しを行う。また、メールDB管理部7Aは、所定のタ
イミングで未読メールリスト16を作成する。
【0037】メーラ制御部8は、メーラに施された初期
設定(メーラのプログラム)やコマンド受付部から受け取
ったコマンドに応じた指示をメール送受信処理部6,メ
ールDB管理部7A及び画像表示部9に与えることによ
り、これらの動作を制御する。
【0038】画面表示部9は、ディスプレイ装置4に対
する表示制御処理を司り、メーラウィンドウ14やビュ
ーワウィンドウ15Aをディスプレイ装置4に表示す
る。
【0039】コマンド受付部10は、入力装置5からの
入力信号に応じたコマンドをメーラ制御部8に与える。
【0040】〈電子メールに係るDB〉次に、電子メー
ルに係るDBの説明として、外部記憶装置2のフォルダ
情報記憶領域11,メール本文記憶領域12及び未読・
既読情報記憶領域の各保持内容を説明する。図2は、メ
ール本文記憶領域12の例を示す説明図であり、図3
は、未読・既読情報記憶領域13の例を示す説明図であ
る。
【0041】フォルダ情報記憶領域11は、メーラウィ
ンドウ14に表示されるフォルダ(ディレクトリ)のツリ
ーに係る情報を保持する。フォルダは、主として、受信
した電子メールを格納するフォルダ(受信フォルダ),送
信済みの電子メールを格納するフォルダ(送信フォル
ダ),送信待ち状態の電子メールを格納するフォルダ(送
信待ちフォルダ)等からなる。
【0042】メール本文記憶領域12は、受信された電
子メールのメール本文を図2に示すテーブル形式で保持
している。各電子メールは、受信日時の昇順又は降順に
並べられ、各電子メールには、電子メールの検索キーと
なるインデックス番号(メール1,メール2・・・)が割
り当てられている。
【0043】未読・既読情報記憶領域13は、受信され
た電子メールの未読・既読情報を図3に示すテーブル形
式で保持している。テーブルは、各受信メールに対する
未読・既読情報として、メール本文記憶領域12で各電
子メールに割り当てられているインデックス番号と、イ
ンデックス番号に対応する電子メールの状態(「未読」
又は「既読」)とからなるレコードが格納されている。
【0044】電子メールの状態は、ビューワウィンドウ
15Aの表示領域19にメール本文が表示された時に
「未読」から「既読」へ遷移する。但し、本実施形態に
おいては、メーラウィンドウ14のプレビューの表示領
域Cにメール本文が表示されても、電子メールの状態は
遷移しない。
【0045】〈未読メールリスト〉次に、RAM上に作
成される未読メールリスト16を説明する。図4は、未
読メールリスト16の例を示す説明図である。未読メー
ルリスト16は、ビューワウィンドウ15Aが表示され
るときに、メールDB管理部7Aによって作成される。
【0046】未読メールリスト16は、ビューワウィン
ドウ15Aが表示される際に未読状態であった電子メー
ルに割り当てられたインデックス番号のリストである。
インデックス番号は、メール本文記憶領域12における
電子メールの順序に従った順序(例えば、受信日時の昇
順又は降順)に並べられている。
【0047】なお、電子メールは、ユーザにより又は自
動的に行われるソートの設定に従った順序で並べられ
る。即ち、電子メールは、受信日時の他、送信日時,送
信者順,タイトル順,優先順位等の幾つかの要素から選
択されたソートの設定に従った順序で並べられる。そし
て、設定された電子メールのソート順に応じた順序でイ
ンデックス番号を保持する未読メールリスト16が作成
される。
【0048】〈ウィンドウ〉次に、画面表示部9によっ
てディスプレイ装置4の画面に表示される各ウィンドウ
14,15Aを説明する。メーラウィンドウ14は、図
14に示したメーラウィンドウ14と同じものが表示さ
れる。上述したように、メーラウィンドウ14には、フ
ォルダツリーの表示領域Aと、一覧リストの表示領域B
と、プレビューの表示領域Cとが表示される。
【0049】表示領域Aは、フォルダ情報記憶領域11
に記憶されたフォルダ情報に基づくフォルダツリーを表
示する。表示領域Bには、フォルダツリーの表示領域に
て選択されたフォルダに格納されている電子メールのタ
イトル(件名)の一覧リストが表示される。
【0050】表示領域Bは、一覧リストとして、電子メ
ールのタイトルを、例えば、電子メールの受信日時の昇
順又は降順で表示する。また、各電子メールのタイトル
の左側には、その電子メールの状態(「未読」又は「既
読」)を示すシンボルが表示される。表示領域Cには、
表示領域Bにて現在指定されている電子メールの本文の
プレビューが表示される。
【0051】ビューワウィンドウ15Aは、メーラウィ
ンドウ14の一覧リストから参照を所望する電子メール
が指定(選択)された場合に、ディスプレイ装置4に表示
される。電子メールの選択は、ユーザがディスプレイ装
置4に表示されたカーソル(図示せず)を入力装置5で操
作し、一覧リストに表示された所望の電子メールのタイ
トルを指定・確定することによって行われる。
【0052】図5は、ビューワウィンドウ15Aの例を
示す説明図である。図5において、ビューワウィンドウ
15Aは、その下側にメール本文の表示領域19を有し
ている。この表示領域19に、一覧リストから選択され
た電子メールのメール本文が表示される。表示領域19
の上側には、表示領域19に表示された電子メールのヘ
ッダ情報(送信元(差出人),宛先,タイトル(件名)等)が
表示される。
【0053】ヘッダ情報の上側には、ユーザがメーラの
コマンドを入力するための複数のアイコンボタンが設け
られている。複数のアイコンボタン中には、「前のメー
ル」ボタン(前メールボタン)23と、「次のメール」ボ
タン(次メールボタン)24が含まれており、さらに、新
規な構成として、「前の未読メール」ボタン(前未読ボ
タン)17と、「次の未読メール」ボタン(次未読ボタ
ン)18が含まれている。
【0054】前メールボタン23は、表示領域19に現
在表示されている電子メールよりも受信日時が新しく
(例として、受信日時の降順(受信日時の最新のものが先
頭)に表示設定している場合。以下同様に説明する)、且
つメール本文記憶領域12において当該電子メールの1
つ前に格納されている電子メールのメール本文を表示領
域19に表示するコマンド(「前のメール」コマンド)の
入力ボタンである。
【0055】次メールボタン24は、表示領域19に現
在表示されている電子メールよりも受信日時が古く、且
つメール本文記憶領域12において当該電子メールの次
に格納されている電子メールのメール本文を表示領域1
9に表示するコマンド(「次のメール」コマンド)の入力
ボタンである。
【0056】前未読ボタン17は、表示領域19に現在
表示されている電子メールよりも受信日時が新しく、且
つ未読メールリスト16に格納されたインデックス番号
が割り当てられた電子メールのメール本文を表示領域1
9に表示するコマンド(「前の未読メール」コマンド)の
入力ボタンである。
【0057】次未読ボタン18は、表示領域19に現在
表示されている電子メールよりも受信日時が古く、且つ
未読メールリスト16に格納されたインデックス番号が
割り当てられた電子メールの本文を表示領域19に表示
するコマンド(「次の未読メール」コマンド)の入力ボタ
ンである。
【0058】各ボタン17,18,23,24は、入力装
置5中のPDの操作によって押し下げることができ、押
し下げたボタンに対応する信号を制御部3のコマンド受
付部10に入力することができる。
【0059】複数のアイコンボタンの上側には、メニュ
ーバーが設けられている。メニューの1つとして、「ツ
ール」が設けられている。このメニュー「ツール」がユ
ーザによって指定されると、ディスプレイ装置14に
は、図6に示すメニュー画面25が表示される。
【0060】メニュー画面25には、「前のメール」,
「次のメール」,「前の未読メール」,「次の未読メー
ル」の各コマンド名が表示される。「前のメール」は、
上述した前メールボタン23に相当し、「次のメール」
は、次メールボタン24に相当し、「前の未読メール」
は、前未読ボタン17に相当し、「次の未読メール」
は、次未読ボタン24に相当する。
【0061】各コマンド名は、入力装置5のKB又はP
Dの操作によって指定(選択)することができる。コマン
ド名の何れかが選択されると、選択されたコマンド名に
相当するアイコンボタンが押し下げられた場合と同じ信
号がコマンド受付部10に入力される。
【0062】これによって、マウス等のPDを備えてい
ない情報処理装置においても、ユーザが前未読ボタン1
7又は次未読ボタン18を押し下げた場合と同じ機能を
利用することが可能となっている。
【0063】なお、ビューワウィンドウ15A及びメニ
ュー画面25が本発明の未読メールの検索用画面に相当
する。
【0064】〈電子メール装置の動作〉次に、図1に示
した電子メール装置1Aの動作を、制御部3による処理
を説明することで説明する。図7〜図11は、図1に示
す制御部3による処理を示すフローチャートである。
【0065】なお、以下の説明において、一覧リストの
タイトル,電子メールの本文及びインデックス番号は、
例として、全て受信日時の降順(受信日時の最新のもの
が先頭)に並べられているものとする。なお、インデッ
クス番号の並び順は、ユーザによるソートに関する設定
によって任意に変更することができる。
【0066】図6に示すフローチャートは、制御部3に
よる処理のメインルーチンである。このメインルーチン
は、ユーザが入力装置5を用いて情報処理装置にメーラ
の起動コマンドを入力した場合にスタートする(ステッ
プ(以下「S」と表記)001)。
【0067】S002では、メーラの起動コマンドに従
って、メーラウィンドウ14がディスプレイ装置4に表
示される。即ち、メーラ制御部8Aが、画像制御部9に
対し、メーラウィンドウ14(図13参照)の表示を指示
する。また、メーラ制御部8Aは、メールDB管理部7
Aに対し、各表示領域A〜Cに表示される情報の読み出
し指示を与える。
【0068】すると、メーラDB管理部7Aは、外部記
憶装置2の各記憶領域11〜13の保持内容を読み出
し、画面表示部9に与える。すると、画面表示部9は、
図13に示すメールウィンドウ14をディスプレイ装置
4に表示する。このとき、表示領域Cには、最後に受信
した電子メールのメール本文のプレビューが表示され
る。
【0069】その後、ユーザからのコマンド入力を待つ
状態となる(S003)。そして、入力装置5からの入力
信号がコマンド受付部10に入力されると、コマンド受
付部10は、入力信号に応じたコマンドをメーラ制御部
8Aに与える。
【0070】メーラ制御部8Aは、コマンド受付部10
からコマンドを受け取ると、そのコマンドが何のコマン
ドであるかを判定する(S004)。このとき、コマンド
がメーラの終了コマンドである場合には、メーラの終了
処理が実行され(S005)、電子メール装置1Aの動作
が終了する。
【0071】これに対し、コマンドが有効コマンドであ
る場合には、メーラ制御部8Aは、当該コマンドが「メ
ールの送受信」コマンドか否かを判定する(S006)。
コマンドが「メールの送受信」コマンドである場合(S
006;Y)には、送信待ちの電子メールがあるか否か
が判定され、該当する電子メールがあれば、その電子メ
ールがメールサーバ21へ送信される(S007)。
【0072】その後、メールサーバ21に対して受信要
求が送信され、この受信要求に応じて送信されてきた電
子メールを受信し、外部記憶装置2のDBに格納する
(S008)。このとき、電子メールの本文は、メール本
文記憶領域12に格納され、インデックス番号が割り当
てられる。また、割り当てられたインデックス番号と電
子メールの状態「未読」とが、未読・既読情報記憶領域
13に格納される。その後、動作がS003に戻り、ユ
ーザからのコマンド入力を待つ状態となる。
【0073】S006にてコマンドが「メールの送受
信」コマンドでないと判定された場合(S006;N)に
は、メール制御部8Aが、コマンドが「メールの作成」
コマンドか否かを判定する(S009)。
【0074】このとき、コマンドが「メールの作成」コ
マンドである場合(S009;Y)には、メール制御部8
Aは、メールエディタを起動し、送信メールの作成画面
(図示せず)をディスプレイ装置4に表示させる(S01
0)。
【0075】その後、ユーザが、送信メールの作成画面
を用いて電子メールの本文を作成するともに、ヘッダ情
報(宛先等)を指定することによって、電子メールのメー
ルデータを作成する(S011)。メールデータが作成し
終わると、その未送信メールのメールデータは、外部記
憶装置2中の送信待ちフォルダに保存される(S01
2)。その後、動作がS003に戻り、ユーザからのコ
マンド入力を待つ状態となる。
【0076】S009にてコマンドが「メールの作成」
コマンドでないと判定された場合(S009;N)には、
メール制御部8Aは、コマンドがメーラウィンドウ14
に表示された受信メールの一覧リストから指定(選択)さ
れた「メールの表示」コマンド(ビューワウィンドウ1
5の起動コマンド)か否かを判定する(S013)。
【0077】このとき、コマンドが「メールの表示」コ
マンドである場合(S013;Y)には、ビューワウィン
ドウ15の起動処理のサブルーチンが実行される(S0
14)。これに対し、コマンドが「メールの表示」コマ
ンドでない場合(S013;N)には、動作がS015へ
進む。
【0078】S015では、メール制御部8Aが、コマ
ンドがその他のコマンドか否かを判定する。コマンドが
その他のコマンドである場合(S015;Y)には、その
他のコマンドに対応する処理(印刷,検索,削除等)が実
行された後、動作がS003に戻る。これに対し、コマ
ンドがその他のコマンドでない場合(S015;N)に
は、動作がS003に戻る。
【0079】図8は、ビューワウインドウ15の起動処
理(S014)を示すフローチャートである。図8に示す
処理では、最初に、S101にて、受信メール中に未読
メールがあるか否かが判定される。即ち、メールDB管
理部7Aが、メール制御部8Aからの指示に従って、未
読・既読情報記憶領域13を参照し、状態が「未読」で
ある電子メール(未読メール)があるか否かを判定する。
このとき、未読メールがある場合には、処理がS102
に進み、未読メールがない場合には、処理がS103へ
進む。
【0080】S102では、未読メールリスト16の作
成処理のサブルーチンが実行される。図9は、未読メー
ルリスト16の作成処理を示すフローチャートである。
図9に示す処理が開始されると、メールDB管理部7A
が、メール制御部8Aからの指示に従って、未読・既読
情報記憶領域13の先頭領域を検索・参照し(S20
1)、未読・既読情報があるか否かを判定する(S20
2)。
【0081】このとき、未読・既読情報がある場合に
は、処理がS203へ進み、未読・既読情報がない場合
には、処理がS206へ進む。なお、このサブルーチン
は、ユーザによる受信メールの指定を前提として実行さ
れるので、未読・既読情報記憶領域13の先頭領域に未
読・既読情報が必ず格納されている。このため、一巡目
のS202の処理では、処理が必ずS203へ進む。
【0082】S203では、メールDB管理部7Aが、
現時点で参照している未読・既読情報の状態が「未読」
か否かを判定することによって、未読メールか否かを判
定する。このとき、状態が「未読」である場合には、処
理がS204に進み、そうでない(状態が「既読」)場合
には、処理がS205に進む。
【0083】S204では、メールDB管理部7Aが、
現時点で参照している未読・既読情報のインデックス番
号を未読・既読情報記憶領域13から読み出し、RAM
にコピーする。二巡目以降のS204の処理でインデッ
クス番号が読み出された場合には、既にRAMにコピー
されているインデックス番号の記憶領域の次の記憶領域
に読み出されたインデックス番号がコピーされる。これ
によって、RAM上に未読メールリスト16が作成され
る。その後、処理がS205に進む。
【0084】S205では、メールDB管理部7Aは、
現時点で参照している領域の次の領域をS202〜S2
04の処理対象に設定し、処理をS202に戻す。この
ようにして、ビューワウィンドウ15Aへのメール本文
の表示処理の開始時に未読・既読情報記憶領域13に格
納されている未読・既読情報のうち、状態が「未読」で
ある電子メールのインデックス番号を受信日時の降順に
並べてなる未読メールリスト16が作成される。但し、
ユーザによる電子メールのソートの設定により受信日時
の降順以外の順に並べたリストとすることも可能であ
る。
【0085】そして、未読・既読情報記憶領域13中の
全ての未読・既読情報に対してS203,S204の処
理が実行されると、S202にてNOの判定が出され、
処理がS206へ進む。
【0086】S206では、メールDB管理部7Aが、
未読メールリスト16があるか否か,即ち、未読メール
リスト16が作成されたか否かを判定し、そうである場
合には、処理をS207に進め、そうでない場合には、
図9のサブルーチンを終了し、処理を図8に示すS10
3に戻す。
【0087】S207では、メールDB管理部7Aが未
読メールリスト16に対する現在ポインタPを設定す
る。即ち、メールDB管理部7Aは、未読メールリスト
16にユーザによって選択された電子メールのインデッ
クス番号があるか否かを判定し、ある場合には、そのイ
ンデックス番号に現在ポインタPを設定する。
【0088】これに対し、該当するインデックス番号が
ない場合には、所定の設定に従って現在ポインタPの位
置を設定する。例えば、未読メールリスト16の先頭の
インデックス番号や最後尾のインデックス番号に現在ポ
インタPを設定する。現在ポインタPの設定が終了する
と、図9のサブルーチンが終了し、処理が図8に示すS
103に戻る。
【0089】S103では、選択された電子メールが表
示される。即ち、メール制御部8Aが、ビューワウィン
ドウ15A(図5参照)の表示指示を画像表示部9に与え
るとともに、選択された電子メールのインデックス番号
と当該電子メールの表示指示をメールDB管理部7Aに
与える。
【0090】すると、画像表示部9は、ビューワウィン
ドウ15Aをディスプレイ装置9に表示する。一方、メ
ールDB管理部7Aは、インデックス番号をキーとして
メール本文記憶領域12を検索し、該当するメール本文
を読み出して画面表示部9に与える。すると、画面表示
部9は、メールDB管理部7から受け取ったメール本文
をビューワウインドウ15Aの本文の表示領域19に表
示する。その後、処理がS104へ進む。
【0091】S104では、既読設定条件(「電子メー
ルがビューワウインドウ15Aに表示されたこと」)に
従って、ビューワウインドウ15Aに表示された電子メ
ールの状態が「既読」に設定される。
【0092】即ち、メール制御部8Aが、選択された電
子メールのインデックス番号と当該電子メールの状態を
「既読」に設定する旨の指示をメールDB管理部7に与
える。すると、メールDB管理部7は、インデックス番
号をキーとして未読・既読情報記憶領域13(図3参照)
を検索し、インデックス番号に対応する状態を「既読」
に設定する。
【0093】これによって、ユーザに選択された電子メ
ールが「既読」の状態になり、メーラウィンドウ14の
一覧リストにて表示される当該電子メールのタイトルの
左側のシンボルが「既読」を示すシンボルになる。その
後、処理がS105へ進む。
【0094】S105では、ユーザからのコマンド入力
を受け付ける状態となり、コマンドが入力された場合に
は、メール制御部8Aは、そのコマンドがビューワウィ
ンドウ15Aの表示の「終了」コマンドか否かを判定す
る(S106)。このとき、コマンドが「終了」コマンド
である場合には、処理がS107へ進み、そうでない場
合には、処理がS109へ進む。
【0095】S109へ処理が進んだ場合には、メール
制御部8Aが、コマンドが「次の未読メール」コマンド
か否かを判定する。「次の未読メール」コマンドは、次
未読ボタン18の押し下げ又はコマンド名「次の未読メ
ール」(図6参照)の指定によって生じるコマンドであ
る。コマンドが「次の未読メール」のコマンドである場
合には、処理がS110へ進み、そうでない場合には、
処理がS111へ進む。
【0096】S110では、メール制御部8Aがメール
DB管理部7Aに「次の未読メール」の処理の実行指示
を与えることによって、「次の未読メール」の処理のサ
ブルーチンが実行される。図10は、「次の未読メー
ル」の処理を示すフローチャートである。
【0097】S301では、メールDB管理部7Aが、
現在ポインタPが指している未読メールリスト16の位
置が、未読メールリスト16の最後(最後尾)か否かを判
定し、そうである場合には、図10のサブルーチンが終
了して処理が図8のS103に戻り、そうでない場合に
は、処理がS302に進む。
【0098】S302では、メールDB管理部7Aは、
未読メールリスト16に対する現在ポインタPの位置を
現在位置から1つ次の位置(最後尾側)に進める。その
後、処理がS303に進む。
【0099】S303では、メールDB管理部7Aが、
現在ポインタPが現在指しているインデックス番号を検
出した後、図10のサブルーチンを終了する。すると、
処理が図8のS103へ戻る。
【0100】これによって、その後のS103の処理に
おいて、S303にて検出されたインデックス番号が割
り当てられた電子メールの本文に対する表示処理が実行
され、該当するメール本文がビューワウィンドウ15A
の表示領域19に表示される。
【0101】なお、図10に示した処理では、S301
において現在ポインタPが指している未読メールリスト
16の位置が最後(最後尾)である場合にサブルーチンを
終了させるようになっているが、S301でYESと判
定された場合には、現在ポインタPが未読メールリスト
16の先頭の位置を指すように設定し、S303の処理
に移行するように構成しても良い。このようにすれば、
未読メールリスト16で示されるメールをサイクリック
に表示することができる。
【0102】図8に示すS111へ処理が進んだ場合に
は、メール制御部8Aが、コマンドが「前の未読メー
ル」コマンドか否かを判定する。「前の未読メール」コ
マンドは、前未読ボタン17(図5参照)の押し下げ又は
コマンド名「前の未読メール」(図6参照)の指定によっ
て生じるコマンドである。コマンドが「前の未読メー
ル」のコマンドである場合には、処理がS112へ進
み、そうでない場合には、処理がS113へ進む。
【0103】S112では、メール制御部8Aがメール
DB管理部7Aに「前の未読メール」の処理の実行指示
を与えることによって、「前の未読メール」の処理のサ
ブルーチンが実行される。図11は、「前の未読メー
ル」の処理を示すフローチャートである。
【0104】S401では、メールDB管理部7Aが、
現在ポインタPが指している未読メールリスト16の位
置が、未読メールリスト16の先頭か否かを判定し、そ
うである場合には、図11のサブルーチンが終了して処
理が図7のS103に戻り、そうでない場合には、処理
がS402に進む。
【0105】S402では、メールDB管理部7Aは、
未読メールリスト16に対する現在ポインタPの位置を
現在位置から1つ前の位置(先頭側)に進める。その後、
処理がS403に進む。
【0106】S403では、メールDB管理部7Aが、
現在ポインタPが現在指しているインデックス番号を検
出した後、このサブルーチンを終了する。すると、処理
が図8のS103へ戻る。
【0107】これによって、その後のS103の処理に
おいて、S403にて検出されたインデックス番号が割
り当てられた電子メールの本文に対する表示処理が実行
され、該当するメール本文がビューワウィンドウ15A
の表示領域19に表示される。
【0108】なお、図11に示した処理では、S401
において、現在ポインタPが指している未読メールリス
ト16の位置が先頭である場合にサブルーチンを終了さ
せるようになっているが、S401でYESと判定され
た場合には、現在ポインタPが未読メールリスト16の
最後(最後尾)の位置を指すように設定し、S403の処
理に移行するように構成しても良い。このようにすれ
ば、未読メールリスト16で示されるメールをサイクリ
ックに表示することができる。
【0109】図8のS113に処理が進んだ場合には、
ユーザが入力したコマンドが「次のメール」又は「前の
メール」か否かが判定され、そうである場合にはS11
4に処理が進み、そうでない場合には、S115に処理
が進む。
【0110】S114では、「次のメール」又は「前の
メール」に該当する電子メールに割り当てられたインデ
ックス番号が特定される。その後、処理がS103に戻
り、S114にて特定されたインデックス番号に対応す
る電子メールのメール本文の表示処理が実行される。
【0111】S115では、ユーザによって入力された
コマンドが「終了」,「次の未読メール」,「前の未読
メール」以外のコマンドであるものと判定され、そのコ
マンドが特定され、そのコマンドに対応する処理(検
索,印刷,返信等)が実行された後、処理がS105へ
戻る。
【0112】その後、ユーザがビューワウィンドウ15
Aの「終了」コマンドを入力すると、S106にてYE
Sと判定され、処理がS107へ進む。S107では、
メールDB管理部7Aが、メール制御部8Aからの指示
に応じて未読メールリスト16を破棄(消去)する。
【0113】S108では、画像表示部9が、メール制
御部8Aからの指示に応じてビューワウィンドウ15A
をディスプレイ装置4から消去する。その後、このビュ
ーワウィンドウ15Aの起動処理のサブルーチン(S1
04)が終了し、処理が図7に示すS003へ戻る。
【0114】〈第1実施形態の作用〉第1実施形態によ
る電子メール装置1Aによると、メーラウィンドウ14
の受信メールの一覧リストを参照してユーザが表示すべ
き受信メールを選択(当該受信メールに対する「メール
の表示」コマンドを入力)すると、ビューワウィンドウ
15Aが表示され、選択された受信メールのメール本文
が表示領域19に表示される。
【0115】また、「メールの表示」コマンドの入力を
契機として、未読・既読情報記憶領域13から状態「未
読」のインデックス番号が検出され、未読メールリスト
16が作成される。表示領域19にメール本文が表示さ
れることで、この電子メールの未読・既読情報記憶領域
13における状態は、「未読」から「既読」へ遷移す
る。
【0116】一方、ユーザが、ビューワウィンドウ15
Aの各ボタン17,18又はメニュー画面25を用いて
「次の未読メール」コマンド又は「前の未読メール」コ
マンドを入力すると、未読メールリスト16に基づいて
該当する電子メールが検索され、検索された電子メール
が表示領域19に表示される。
【0117】このように、「次の未読メール」又は「前
の未読メール」のコマンドをユーザが入力した場合に
は、該当する電子メールの検索に、未読・既読情報記憶
領域13中の未読・既読情報ではなく、未読メールリス
ト16が使用される。
【0118】未読メールリスト16の内容は、既読設定
条件(メール本文の表示)の充足によっては変動せず、ま
た、未読メールリスト16は、ビューワウィンドウ15
Aが閉じられる(画面から消去される)まで有効である。
【0119】このため、ユーザは、ビューワウィンドウ
15Aの「終了」コマンドを入力しない限り、「前の未
読メール」又は「次の未読メール」コマンドを用いて、
「メールの表示」コマンドの入力時における未読メール
のみを繰り返し表示領域19に表示させることができ
る。
【0120】これによって、従来の電子メール装置1が
「次の未読メール」の検索を未読・既読情報記憶領域1
3中の未読・既読情報で行うために、ビューワウィンド
ウ15へのメール本文の表示によって電子メールの状態
が「未読」から「既読」へ遷移することにより「次の未
読メール」のコマンドで所望のメール本文を再表示でき
なくなり、ユーザが一度表示したメール本文の再表示の
為の検索に手間取ってしまう問題を解消することができ
る。
【0121】従って、ユーザが「未読」状態の複数の電
子メールを一度に参照する場合において、「課題」の項
で説明したようなユーザの要求が発生した場合でも、所
望の電子メールを容易に再度参照することができる。特
に、ユーザが一度に受信した大量の電子メールに一通り
目を通してから必要なものについて再度参照したい場合
に有効である。
【0122】〈変形例〉なお、第1実施形態では、「ビ
ューワウィンドウ15Aにメール本文が表示されるこ
と」が、未読・既読情報中の電子メールの状態が遷移す
る条件(既読設定条件又は遷移条件)として設定されてい
る。これに代えて、「メール本文がビューワウィンドウ
15Aに表示されてから所定時間が経過すること」や
「ビューワウィンドウ15Aにてメール本文がその最終
行まで表示されること」が遷移条件として設定されても
良い。
【0123】また、第1実施形態では、メール本文のプ
レビューの表示領域Cを有するメーラウィンドウ14を
開示したが、この表示領域Cを有しないメーラウィンド
ウ14を表示する電子メール装置に対しても本発明を適
用することができる。
【0124】〔第2実施形態〕次に、本発明の第2実施
形態による電子メール装置を説明する。第2実施形態は
第1実施形態と共通点を有するので、相違点についての
み説明する。
【0125】図12は、第2実施形態におけるメーラウ
ィンドウ14Aを示す図である。メーラウィンドウ14
Aの下側には、ビューワウィンドウ15Bが組み込まれ
ている。このように、第2実施形態では、メーラウィン
ドウとビューワウィンドウとが1つのウィンドウで構成
されている。
【0126】ビューワウィンドウ15Bは、メール本文
の表示領域19Aを有しており、表示領域19Aには、
一覧リストの表示領域Bに表示された一覧リストから選
択された受信メールに対する「メールの表示」コマンド
が入力された場合に、該当するメール本文がメール本文
記憶領域12から読み出され、表示される。即ち、表示
領域19Aには、「メールの表示」コマンドが入力され
るまで、メール本文が表示されないようになっている。
【0127】また、メーラウィンドウ14Aの上側に
は、コマンド入力用の複数のアイコンボタンが設けられ
ており、複数のアイコンボタン中に、第1実施形態にて
説明した前未読ボタン17,次未読ボタン18,前メー
ルボタン23及び次メールボタン24が設けられてい
る。各ボタン17,18,23,24の押し下げにより実
現される機能は、第1実施形態と同じである。
【0128】第2実施形態における電子メール装置の動
作(制御部3による処理)は、第1実施形態とほぼ同様で
ある。但し、S014の処理(図7,図8参照)では、第
1実施形態のようにメーラウィンドウ14とは別個にビ
ューワウィンドウ15Aが表示されるのではなく、ビュ
ーワウィンドウ15Bに選択された受信メールが表示さ
れる。
【0129】また、メーラウィンドウ14Aとビューワ
ウィンドウ15Bとが1つのウィンドウで構成されてい
るので、メーラウィンドウ14Aを閉じるためのコマン
ドと、ビューワウィンドウ15Bを閉じるためのコマン
ドとは共通である。即ち、第2実施形態では、メーラの
「終了」コマンドのみが用意されている。
【0130】従って、第2実施形態におけるS106の
処理(図8参照)は、ユーザから入力されたコマンドがメ
ーラの「終了」コマンドか否かを判定することになり、
YESと判定された場合には、S107の処理終了後、
S108の処理に代えて、メーラの終了処理(S005)
が実行される。
【0131】このため、第2実施形態では、未読メール
リスト16は、表示領域19Aへのメール本文の表示を
契機として作成され、未読メールリスト16の有効期間
は、その作成が終了してからメーラが終了するまでにな
る。
【0132】但し、表示領域19Aに対するメール本文
の表示を終了させる「終了」コマンドがメーラの「終
了」コマンドと別個に用意されても良い。この場合に
は、S108の処理として、表示領域19Aに表示され
ているメール本文を消去する処理が実行される。この場
合には、未読メールリスト16の有効期間は、その作成
が終了してから表示領域19Aのメール本文の表示を終
了するまでとなる。
【0133】第2実施形態においても、第1実施形態と
ほぼ同様の効果を得ることができる。
【0134】なお、第2実施形態では、第1実施形態に
おけるメーラウィンドウ14Aのようにプレビューの表
示領域を有していない例を示した。これに代えて、第2
実施形態におけるビューワウィンドウ15Bをプレビュ
ーの表示領域とし、メーラの起動時において所定のメー
ル本文がプレビューの表示領域に自動的に表示され、
「メールの表示」コマンドが入力された場合に、第1実
施形態にて説明したビューワウィンドウ15Aと同様の
ウィンドウが表示される構成としても良い。但し、この
場合は、メーラの起動時に未読メールリスト16が作成
され、未読メールリスト16の有効期間は、その作成が
終了してからメーラが終了するまでとなる。
【0135】以上の説明においては、メーラが管理して
いる全てのメールに対して「既読」又は「未読」の情報
を設定するように構成しているが、「既読」のメールの
み、または「未読」のメールのみの情報を持つ構成とし
ても本実施形態を変形することで本発明を実現すること
ができる。
【0136】なお、本発明は、以下のように構成しても
良い。即ち、受信した各電子メールの未読・既読情報と
して電子メールの状態を示す「未読」又は「既読」を保
持する記憶装置(外部記憶装置2)と、所定の既読設定条
件に従って記憶装置に保持された電子メールの状態を
「未読」から「既読」に変更する変更手段(メールDB
管理部7A)と、所定のタイミングにて前記記憶装置に
おける状態が「未読」であった電子メールを未読メール
として登録された未読メールリストを作成するリスト作
成手段(メールDB管理部7A)と、未読メールリスト中
の未読メールの閲覧要求に応じて、該当する未読メール
を表示装置に表示する閲覧制御手段とを備え、前記未読
メールリストの内容は、当該リスト中の未読メールに対
して前記既読設定条件が満たされることによってはその
内容が変動しない電子メール装置。
【0137】〔付記〕本発明は、以下のように特定する
ことができる。 (付記1)受信した各電子メールの未読・既読情報を保持
する保持手段と、所定のタイミングにおける未読状態の
電子メールを管理する管理手段と、前記管理される未読
状態の電子メールを対象として閲覧管理を制御する閲覧
制御手段とを備えた電子メール装置。 (付記2)前記保持手段は、前記未読・既読情報として、
電子メールの状態を示す「未読」又は「既読」を少なく
とも保持し、前記管理手段は、所定のタイミングにて前
記保持手段に保持された電子メールの状態が「未読」で
ある電子メールを未読メールとして登録した未読メール
リストを作成し、前記閲覧制御手段は、前記未読メール
リストに登録された未読メールの閲覧要求に応じて、該
当する未読メールを表示装置に表示するための処理を実
行する付記1記載の電子メール装置。 (付記3)前記閲覧制御手段は、前記閲覧要求に対応する
未読メールを未読メールリストを用いて特定し、特定し
た未読メールのメール本文を取得し、このメール本文を
表示装置に表示する付記2記載の電子メール装置。 (付記4)前記管理手段によって管理された電子メールの
検索用画面を表示装置に表示する表示制御手段をさらに
備えた付記1〜3の何れかに記載の電子メール装置。 (付記5)前記未読メールリストは、設定された電子メー
ルのソート順で未読メールを保持し、この未読メールリ
ストの何れかの未読メールにポインタが設定され、前記
表示制御手段は、前記ポインタに指されている未読メー
ルの次に登録されている未読メール,及び/又は,前記
ポインタに指されている未読メールの前に登録されてい
る未読メールの検索用画面を表示する付記4記載の電子
メール装置。 (付記6)前記所定のタイミングが、電子メールのメール
本文の閲覧が要求されたときである付記1記載の電子メ
ール装置。 (付記7)前記管理手段は、電子メールの閲覧の終了要求
に応じて未読メールリストを削除する付記2記載の電子
メール装置。 (付記8)コンピュータを電子メール装置として機能させ
るコンピュータプログラムを記録した記録媒体であっ
て、コンピュータに、受信した各電子メールの未読・既
読情報を記憶装置に保持する保持ステップと、所定のタ
イミングにおける未読状態の電子メールを管理する管理
ステップと、前記管理される未読状態の電子メールを対
象として閲覧管理を制御する閲覧制御ステップとを実行
させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体。 (付記9)前記保持ステップは、前記未読・既読情報とし
て、電子メールの状態を示す「未読」又は「既読」とを
少なくとも保持し、前記管理ステップは、所定のタイミ
ングにて記憶装置に保持されている電子メールの状態が
「未読」である電子メールを未読メールとして登録した
未読メールリストを作成し、前記閲覧制御ステップは、
前記未読メールリストに登録された未読メールの閲覧要
求に応じて、該当する未読メールを表示装置に表示する
ための処理を実行する前記プログラムを記録した付記8
記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 (付記10)前記閲覧制御ステップは、前記閲覧要求に対
応する未読メールを未読メールリストを用いて特定し、
特定した未読メールのメール本文を取得し、このメール
本文を表示装置に表示する前記プログラムを記録した付
記9記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 (付記11)前記管理ステップによって管理された電子メ
ールの検索用画面を表示装置に表示する表示制御ステッ
プをさらに備えた前記プログラムを記録した付記8〜1
0の何れかに記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒
体。 (付記12)前記未読メールリストは、設定された電子メ
ールのソート順で未読メールを保持し、この未読メール
リストの何れかの未読メールにポインタが設定され、前
記表示制御ステップは、前記ポインタに指されている未
読メールの次に登録されている未読メール,及び/又
は,前記ポインタに指されている未読メールの前に登録
されている未読メールの検索用画面を表示する前記プロ
グラムを記録した付記11記載のコンピュータ読み取り
可能な記録媒体。 (付記13)前記所定のタイミングが、電子メールのメー
ル本文の閲覧が要求されたときである前記プログラムを
記録した付記8記載のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体。 (付記14)前記管理ステップは、電子メールの閲覧の終
了要求に応じて未読メールリストを削除する前記プログ
ラムを記録した付記9記載のコンピュータ読み取り可能
な記録媒体。 (付記15)受信した各電子メールの未読・既読情報を記
憶装置に保持する保持ステップと、所定のタイミングに
おける未読状態の電子メールを管理する管理ステップ
と、前記管理される未読状態の電子メールを対象として
閲覧管理を制御する閲覧制御ステップとを含む電子メー
ル装置の閲覧制御方法。 (付記16)前記保持ステップは、前記未読・既読情報と
して、電子メールの状態を示す「未読」又は「既読」と
を少なくとも保持し、前記管理ステップは、所定のタイ
ミングにて記憶装置に保持されている電子メールの状態
が「未読」である電子メールを未読メールとして登録し
た未読メールリストを作成し、前記閲覧制御ステップ
は、前記未読メールリストに登録された未読メールの閲
覧要求に応じて、該当する未読メールを表示装置に表示
するための処理を実行する付記15記載の電子メール装
置の閲覧制御方法。 (付記17)前記閲覧制御ステップは、前記閲覧要求に対
応する未読メールを未読メールリストを用いて特定し、
特定した未読メールのメール本文を取得し、このメール
本文を表示装置に表示する付記16記載の電子メール装
置の閲覧制御方法。 (付記18)前記管理ステップによって管理された電子メ
ールの検索用画面を表示装置に表示する表示制御ステッ
プをさらに備えた付記15〜17の何れかに記載の電子
メール装置の閲覧制御方法。 (付記19)前記未読メールリストは、設定された電子メ
ールのソート順で未読メールを保持し、この未読メール
リストの何れかの未読メールにポインタが設定され、前
記表示制御ステップは、前記ポインタに指されている未
読メールの次に登録されている未読メール,及び/又
は,前記ポインタに指されている未読メールの前に登録
されている未読メールの検索用画面を表示する付記18
記載の電子メール装置の閲覧制御方法。 (付記20)前記所定のタイミングが、電子メールのメー
ル本文の閲覧が要求されたときである前記プログラムを
記録した付記15記載の電子メール装置の閲覧制御方
法。 (付記21)前記管理ステップは、電子メールの閲覧の終
了要求に応じて未読メールリストを削除する付記16記
載の電子メール装置の閲覧制御方法。
【0138】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による電子
メール装置,コンピュータ読み取り可能な記録媒体及び
電子メール装置の閲覧制御方法によれば、所望の電子メ
ールを再表示するための検索作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による電子メール装置の機能
ブロック図
【図2】図1に示したメール本文記憶領域の例を示す説
明図
【図3】図1に示した未読・既読情報記憶領域の例を示
す説明図
【図4】図1に示した未読メールリストの例を示す説明
【図5】図1に示したビューワウィンドウの表示例を示
す図
【図6】メニュー画面の例を示す図
【図7】図1に示した電子メール装置の動作を説明する
フローチャート
【図8】図1に示した電子メール装置の動作を説明する
フローチャート
【図9】図1に示した電子メール装置の動作を説明する
フローチャート
【図10】図1に示した電子メール装置の動作を説明す
るフローチャート
【図11】図1に示した電子メール装置の動作を説明す
るフローチャート
【図12】第2実施形態におけるメーラウィンドウの表
示例を示す図
【図13】従来における電子メール装置の機能ブロック
【図14】従来におけるメーラウィンドウの表示例を示
す図
【符号の説明】
A フォルダツリーの表示領域 B 一覧リストの表示領域 C プレビューの表示領域 P 現在ポインタ 1,1A 電子メール装置 2 外部記憶装置 3 制御部 4 ディスプレイ装置 5 入力装置 6 メール送受信処理部 7,7A メールDB管理部 8,8A メーラ制御部 9 画面表示部 10 コマンド受付部 11 フォルダ情報記憶領域 12 メール本文記憶領域 13 未読・既読情報記憶領域 14,14A メーラウィンドウ 15,15A,15B ビューワウィンドウ 16 未読メールリスト 17 「前の未読メール」ボタン 18 「次の未読メール」ボタン 19,19A 表示領域 21 メールサーバ 23 「前のメール」ボタン 24 「次のメール」ボタン 25 メニュー画面

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信した各電子メールの未読・既読情報を
    保持する保持手段と、 所定のタイミングにおける未読状態の電子メールを管理
    する管理手段と、 前記管理される未読状態の電子メールを対象として閲覧
    管理を制御する閲覧制御手段とを備えた電子メール装
    置。
  2. 【請求項2】前記保持手段は、前記未読・既読情報とし
    て、電子メールの状態を示す「未読」又は「既読」を少
    なくとも保持し、 前記管理手段は、所定のタイミングにて前記保持手段に
    保持された電子メールの状態が「未読」である電子メー
    ルを未読メールとして登録した未読メールリストを作成
    し、 前記閲覧制御手段は、前記未読メールリストに登録され
    た未読メールの閲覧要求に応じて、該当する未読メール
    を表示装置に表示するための処理を実行する請求項1記
    載の電子メール装置。
  3. 【請求項3】前記閲覧制御手段は、前記閲覧要求に対応
    する未読メールを未読メールリストを用いて特定し、特
    定した未読メールのメール本文を取得し、このメール本
    文を表示装置に表示する請求項2記載の電子メール装
    置。
  4. 【請求項4】前記管理手段によって管理された電子メー
    ルの検索用画面を表示装置に表示する表示制御手段をさ
    らに備えた請求項1〜3の何れかに記載の電子メール装
    置。
  5. 【請求項5】前記未読メールリストは、設定された電子
    メールのソート順で未読メールを保持し、この未読メー
    ルリストの何れかの未読メールにポインタが設定され、 前記表示制御手段は、前記ポインタに指されている未読
    メールの次に登録されている未読メール,及び/又は,
    前記ポインタに指されている未読メールの前に登録され
    ている未読メールの検索用画面を表示する請求項4記載
    の電子メール装置。
  6. 【請求項6】前記所定のタイミングが、電子メールのメ
    ール本文の閲覧が要求されたときである請求項1記載の
    電子メール装置。
  7. 【請求項7】前記管理手段は、電子メールの閲覧の終了
    要求に応じて未読メールリストを削除する請求項2記載
    の電子メール装置。
  8. 【請求項8】コンピュータを電子メール装置として機能
    させるコンピュータプログラムを記録した記録媒体であ
    って、 コンピュータに、 受信した各電子メールの未読・既読情報を記憶装置に保
    持する保持ステップと、 所定のタイミングにおける未読状態の電子メールを管理
    する管理ステップと、 前記管理される未読状態の電子メールを対象として閲覧
    管理を制御する閲覧制御ステップとを実行させるプログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  9. 【請求項9】受信した各電子メールの未読・既読情報を
    記憶装置に保持する保持ステップと、 所定のタイミングにおける未読状態の電子メールを管理
    する管理ステップと、 前記管理される未読状態の電子メールを対象として閲覧
    管理を制御する閲覧制御ステップとを含む電子メール装
    置の閲覧制御方法。
  10. 【請求項10】コンピュータを電子メール装置として機
    能させるプログラムであって、 コンピュータに、 受信した各電子メールの未読・既読情報を記憶装置に保
    持する保持ステップと、 所定のタイミングにおける未読状態の電子メールを管理
    する管理ステップと、 前記管理される未読状態の電子メールを対象として閲覧
    管理を制御する閲覧制御ステップとを実行させるプログ
    ラム。
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