JP2023132772A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークフローの設定内容を変更するための設定変更画面を表示部に表示させるための別途の操作を行う必要なく、設定変更画面を表示部に表示させる。【解決手段】表示制御部24は、ユーザ端末のディスプレイにデータ管理サービスに係るデータ管理サービスウィンドウ30を表示させる。データ管理サービスウィンドウ30内に表示されたフォルダアイコン32がユーザによって選択されたことに応じて、表示制御部24は、当該フォルダアイコン32に対応するフォルダに関連付けられたワークフローの進捗状況を示す進捗状況ダイアログ40をデータ管理サービスウィンドウ30内に表示させる。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
従来、電子データに対する一連の処理の処理内容が予め定められたワークフローが利用されている。電子データをワークフローに投入することで(本明細書では、電子文書をワークフローに実行させることを、電子文書をワークフローに投入する、と記載する場合がある)、当該ワークフローに沿って当該電子データの処理を行うことができる。
特許文献1には、ワークフローに関する条件、ワークフローの進捗状況、及び、各作業者の業務に関する情報に基づいて、ワークフローの未来の進捗状況を予測するワークフローシステムが開示されている。また、特許文献2には、モニタ画面に表示された画像ファイルをマウスカーソルで選択すると、当該画像ファイルに関する情報を表示するコンピュータシステムが開示されている。
特開平8-190584号公報 特開2003-15923号公報
ところで、ワークフローとフォルダとが関連付けられる場合がある。この場合、ワークフローに関連付けられたフォルダには、当該ワークフローに入力された電子データが格納される。例えば、1つのワークフローが複数のフォルダに関連付けられている場合は、当該ワークフローの処理が進むに従って、当該ワークフローに関連付けられたフォルダからフォルダへ電子データが移動していく。また、1つのフォルダが、複数のワークフローに関連付けられる場合も有り得る。
ここで、ワークフローに関連付けられたフォルダが表示部に表示される場合がある。この場合、ユーザは、当該フォルダに関連付けられたワークフロー(上述のように複数ある場合もある)の進捗状況を把握したい場合がある。
本発明の目的は、フォルダが表示されている場合において、当該フォルダに関連付けられているワークフローの進捗状況をユーザが把握可能とすることにある。
請求項1に係る発明は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、ワークフローに関連付けられたフォルダを表示部に表示させ、ユーザによって前記フォルダが選択されたことに応じて、前記ワークフローの進捗状況を前記表示部に表示させる、ことを特徴とする情報処理装置である。
請求項2に係る発明は、前記プロセッサは、前記進捗状況として、前記ワークフローに関連付けられた前記フォルダと、前記フォルダに格納されている電子データとの対応関係を表示させる、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に係る発明は、前記プロセッサは、前記ワークフローに関連付けられた全ての前記フォルダに電子データが格納されていない場合は、前記進捗状況として、前記ワークフローにおいて処理中の電子データが無いことを表示させる、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項4に係る発明は、前記電子データは、前記ユーザが前記ワークフローに関連付けられたフォルダに格納した電子データである、ことを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置である。
請求項5に係る発明は、前記プロセッサは、前記進捗状況として、前記ワークフローにおける処理が完了した電子データを表示させる、ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項6に係る発明は、前記プロセッサは、前記表示部に表示された前記進捗状況に対する前記ユーザの操作に応じて、前記ワークフローの設定内容を変更する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項7に係る発明は、前記プロセッサは、前記対応関係の表示において示された、前記電子データに対応するデータアイコンに対する前記ユーザの操作に応じて、当該電子データについての処理を実行する、ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項8に係る発明は、前記プロセッサは、前記フォルダが選択されたときに、前記ユーザが電子データを指定している場合は、前記進捗状況を表示するか、当該電子データに対する前記ワークフローに沿った処理を開始するかを選択させる選択画面を、前記進捗状況の表示に先立って前記表示部に表示させ、前記選択画面において、前記ユーザが進捗状況を表示することを選択した場合に、前記進捗状況を表示させる、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項9に係る発明は、前記プロセッサは、前記ユーザの操作に応じて画面上を移動するカーソルが前記フォルダの上に位置したことに応じて、前記進捗状況を表示させる、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項10に係る発明は、コンピュータに、ワークフローに関連付けられたフォルダを表示部に表示させ、ユーザによって前記フォルダが選択されたことに応じて、前記ワークフローの進捗状況を前記表示部に表示させる、ことを特徴とする情報処理プログラムである。
請求項1、9、又は10に係る発明によれば、フォルダが表示されている場合において、当該フォルダに関連付けられているワークフローの進捗状況をユーザが把握することができる。
請求項2に係る発明によれば、ユーザは、ワークフローに関連付けられた各フォルダに格納されている電子データを把握することができる。
請求項3に係る発明によれば、選択したフォルダに関連付けられたワークフローのいずれのフォルダにも電子データが格納されていないことを把握することができる。
請求項4に係る発明によれば、自分が当該ワークフローに投入した電子データであって、当該ワークフローで処理中の電子データを把握することができる。
請求項5に係る発明によれば、ユーザは、当該ワークフローにおける処理が完了した電子データを把握することができる。
請求項6に係る発明によれば、ユーザは、当該ワークフローの進捗状況が表示された画面に対する操作によって、当該ワークフローの設定内容を変更することができる。
請求項7に係る発明によれば、当該ワークフローの進捗状況が表示された画面に対する操作によって、当該ワークフローに投入された電子データに関する処理を実行することができる。
請求項8に係る発明によれば、ユーザは、フォルダを選択したときに、指定した電子データをワークフローに投入するか、当該ワークフローの進捗状況を表示するかを選択することができる。
本実施形態に係る情報処理装置の構成概略図である。 ワークフローの構造の例を示す概念図である。 データ管理サービスに係る画面の例を示す図である。 進捗状況ダイアログの例を示す図である。 処理完了データの表示例を示す図である。 警告の表示例を示す図である。 ワークフローが処理中の電子データが無い場合の表示例を示す図である。 設定変更ボックスの例を示す図である。 操作ボックスの例を示す図である。 選択ダイアログの例を示す図である。
図1は、本実施形態に係る情報処理装置10の構成概略図である。本実施形態に係る情報処理装置10は、電子データを管理するデータ管理サービスを提供するサーバである。データ管理サービスとは、ユーザから受け付けた電子データをデータベースに記憶することで管理し、ユーザからの要求に応じて管理している電子データを当該ユーザに提供する処理などを実行するサービスである。また、データ管理サービスにおいて、管理している電子データに対して種々の処理が実行可能となっている。なお、電子データとは代表的には電子文書であるが、電子データは電子文書に限られず、例えば画像データやプログラムデータなどであってもよい。
詳しくは後述するが、本実施形態に係るデータ管理サービスにおいては、電子データに対する一連の処理の処理内容が定められたワークフローが定義可能となっており、ユーザは、定義されたワークフローに沿って電子データを処理することが可能となっている。ワークフローに含まれる各処理の処理内容は、ユーザが設定可能となっていてよい。
なお、以下に説明する機能を発揮可能な限りにおいて(換言すればいかに説明する電子データ提供サービスを提供可能な限りにおいて)、情報処理装置10はサーバに限られず、種々のコンピュータから構成されてもよい。また、以下に説明する情報処理装置10の機能は、複数のコンピュータの協働によって実現されてもよい。
図1に示される通り、本実施形態に係る情報処理装置10は、通信インターフェース12、メモリ14、及びプロセッサ16を含んで構成される。情報処理装置10がパーソナルコンピュータやタブレット端末などである場合、情報処理装置10には、種々の画面を表示する表示部としてのディスプレイ(例えば液晶パネルなどで構成される)や、ユーザの指示を入力するための入力インターフェース(例えばマウスやタッチパネルで構成される)をさらに備えていてもよい。
通信インターフェース12は、NIC(Network Interface Card)などから構成される。通信インターフェース12は、LAN(Local Area Network)やインターネットなどの通信回線を介して、他の装置と通信する機能を発揮する。本実施形態では情報処理装置10がサーバであるため、通信インターフェース12は、データ管理サービスの提供を受けようとするユーザが使用するユーザ端末(例えばパーソナルコンピュータやタブレット端末)からのアクセスを受け付ける。また、通信インターフェース12は、表示部としてのユーザ端末のディスプレイに種々の画面を表示させるための画面情報や、データ管理サービスにて管理されている電子データをユーザ端末に送信する。
メモリ14は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、eMMC(embedded Multi Media Card)、ROM(Read Only Memory)あるいはRAM(Random Access Memory)などを含んで構成される。メモリ14には、情報処理装置10の各部を動作させるための情報処理プログラムが記憶される。なお、情報処理プログラムは、USB(Universal Serial Bus)メモリ又はCD-ROMなどのコンピュータ読み取り可能な非一時的な記憶媒体に格納することもできる。情報処理装置10は、そのような記憶媒体から情報処理プログラムを読み取って実行することができる。また、メモリ14には、データ管理サービスのユーザとして登録されたユーザを一意に識別するユーザIDと認証情報(パスワードなど)とが関連付けられたユーザDB(DataBase)(不図示)が記憶される。
さらに、図1に示すように、メモリ14には、電子データDB18及びワークフローDB20が記憶される。
電子データDB18は、情報処理装置10、すなわちデータ管理サービスで管理される電子データ及びその属性情報が記憶されるデータベースである。本実施形態では、電子データDB18においては、電子データを格納するための複数のフォルダが定義されており、各電子データは、当該フォルダに格納されることで電子データDB18に記憶される。電子データの属性情報とは、例えば、電子データの名前、拡張子(データ形式)、データ容量、データ管理サービスにアップロードしたユーザのユーザID、あるいは、データ管理サービスにアップロードされた日時などを示す情報が含まれるが、これらに限られるものではない。
特に、ワークフロー(詳細後述)に係る処理を実行中の電子データの属性情報には、当該ワークフローを示す情報が含まれる。当該ワークフローを示す情報とは、例えば、当該電子データが投入されたワークフローを識別する情報、及び、当該ワークフローに当該電子データを投入したユーザを識別するユーザIDなどである。換言すれば、電子データDB18に記憶されている電子データの中には、当該電子データに係る処理を実行中のワークフローが関連付けられた電子データが存在する。
ワークフローDB20は、ワークフローに関する情報が記憶されるデータベースである。ワークフローに関する情報とは、ワークフローの設定内容を示す情報、及び、ワークフローの進捗状況を示す情報を含む。
ワークフローの設定内容には、ワークフローの構造が含まれる。ワークフローの構造とは、電子データに対して順次行われる処理の処理内容及び処理の順番を示すものである。ワークフローとしては、複数の処理が直列に並ぶものであってもよいし、一部の処理が並列に並べられたものでもよい。また、本実施形態におけるワークフローには、単一の処理から構成されるものも含むものとする。
図2は、ワークフローの構造の例を示す概念図である。図2に示されるワークフローにおいては、第1の処理(1番目に実行される処理)として「部署Aによる承認/フォルダBに移動」が定義され、第1の処理が完了した後に行う第2の処理(2番目に実行される処理)として「ユーザBによる承認」が定義され、第2の処理が完了した後に行う第3の処理(3番目に実行される処理)として「確認済みフォルダに格納」が定義され、第3の処理が完了した後に行う第4の処理(4番目に実行される処理)として「部署Cに通知」が定義されている。
このようなワークフローを予め定義しておくことで、ユーザは、電子文書を当該ワークフローに投入することで、当該ワークフローに沿って当該電子文書を処理することができる。
また、ワークフローの設定内容には、ワークフローに含まれる処理の処理内容が含まれる。例えば、図2に示されたワークフローの第1の処理の内容である「部署Aによる承認/フォルダBに移動」という処理内容が、ワークフローの設定内容に含まれる。
また、図2に示されたワークフローの第1及び第3の処理のように、ワークフローに含まれる処理には、電子データDB18で定義されているフォルダが関連付けられている場合がある。例えば、図2に示されたワークフローの第1の処理には「フォルダB」というフォルダが関連付けられており、第3の処理には「確認済みフォルダ」というフォルダが関連付けられている。このように、ワークフローには1又は複数のフォルダを関連付けることが可能である。換言すれば、電子データDB18で定義されているフォルダの中には、特定のワークフローに関連付けられたフォルダが存在する。また、1つのフォルダが複数のワークフローに関連付けられていてもよい。換言すれば、複数のワークフローが同じフォルダを利用するものであってもよい。
一般的に、ワークフローに投入された電子データは、当該ワークフローの処理に関連付けられたフォルダに格納される。したがって、ワークフローに含まれる複数の処理にフォルダが関連付けられている場合、当該ワークフローに投入された電子データは、当該ワークフローの処理の進行に応じて、各処理に関連付けられた各フォルダを移動することになる。例えば、図2に示されたワークフローの場合、第1の処理において、電子データがフォルダBに格納され、第3の処理において、当該電子データがフォルダBから確認済フォルダに格納される。
このように、ワークフローの処理にフォルダが関連付けられている場合、当該ワークフローの設定内容には、当該ワークフローの各処理に関連付けられたフォルダも含まれる。
ワークフローの進捗状況とは、当該ワークフローに投入された各電子文書の進捗状況である。進捗状況とは、例えば、各電子文書に対して、当該ワークフローで定義された各処理のどの処理まで完了しているか、あるいは、各電子文書が当該ワークフローに定義されたどのフォルダに格納されているかなどを含むものである。
図1に戻り、プロセッサ16は、広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU(Central Processing Unit)など)、及び、専用の処理装置(例えばGPU(Graphics Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、あるいは、プログラマブル論理デバイスなど)の少なくとも1つを含んで構成される。プロセッサ16としては、1つの処理装置によるものではなく、物理的に離れた位置に存在する複数の処理装置の協働により構成されるものであってもよい。図1に示すように、プロセッサ16は、メモリ14に記憶された情報処理プログラムに従って、処理実行部22、表示制御部24、及び設定変更部26としての機能を発揮する。
処理実行部22は、データ管理サービスに関する種々の処理を実行する。例えば、処理実行部22は、ユーザが利用するユーザ端末からデータ管理サービスへのアクセスを受けると、所定の方法(例えばユーザIDとパスワードの入力など)によって当該ユーザを認証する。その上で、処理実行部22は、当該ユーザからの指示に基づいて、データ管理サービスで管理される電子データについての処理を実行する。例えば、処理実行部22は、ユーザからの指示に従って、ユーザ端末から受信した電子データを電子データDB18内のフォルダに格納する処理を実行する。また、ユーザからの要求に従って、電子データDB18に記憶されている電子データに対する処理を実行し、あるいは、当該ユーザが利用するユーザ端末に電子データを送信する。
特に、処理実行部22は、データ管理サービスにおいて、ワークフローDB20で定義されているワークフローに沿って、電子データに関する処理を実行する。例えば、所定の電子データ(これは、電子データDB18に記憶されている電子データであってもよいし、新たにユーザ端末から送信された電子データであってもよい)を、あるワークフローに投入する指示をユーザから受けると、処理実行部22は、ワークフローDB20を参照して、ユーザが指示したワークフローの設定内容(構造、処理内容、フォルダなど)を参照し、当該ワークフローに沿って当該所定の電子データに対する処理を実行する。
表示制御部24は、データ管理サービスに係る画面を表示部に表示させる処理を実行する。本実施形態では、情報処理装置10がサーバであるから、表示制御部24は、ユーザがデータ管理サービスにアクセスする際に利用したユーザ端末のディスプレイにデータ管理サービスに係る画面を表示させる。情報処理装置10がパーソナルコンピュータやタブレット端末などであり、情報処理装置10自身がディスプレイを有している場合は、表示制御部24は、情報処理装置10のディスプレイにデータ管理サービスに係る画面を表示させてもよい。
設定変更部26は、ユーザの指示に基づいて、ワークフローDB20で定義されているワークフローの設定内容を変更する処理を実行する。
以下、図3~図10を適宜参照しつつ、処理実行部22、表示制御部24、及び設定変更部26の処理の詳細について説明する。
図3は、表示制御部24がユーザ端末のディスプレイに表示させた、データ管理サービスに係る画面の例を示す図である。本実施形態では、図3に示すように、表示制御部24は、データ管理サービスの内容を表示するデータ管理サービスウィンドウ30をユーザ端末のディスプレイに表示させる。データ管理サービスウィンドウ30には、電子データDB18にて定義されているフォルダを示すフォルダアイコン32、及び、電子データDB18に記憶されている電子データを示すデータアイコン(例えば特定のフォルダに格納されたデータに対応するデータアイコン)34が表示されている。このような内容の画面は、ユーザがデータ管理サービスにアクセスしたときに最初に表示される初期画面であってよい。
図3に示されたデータ管理サービスウィンドウ30の内容は、データ管理サービスから提供される画面(すなわち表示制御部24により表示される画面)の一例であり、ユーザの指示に応じて、種々の画面がデータ管理サービスウィンドウ30に表示され得る。例えば、ユーザの指示に応じて、ワークフローDB20で定義されているワークフローの一覧や、各ワークフローの設定内容を示す画面などをデータ管理サービスウィンドウ30に表示させることができる。
データ管理サービスのユーザは、例えば、データ管理サービスウィンドウ30のように、電子データDB18にて定義されているフォルダを示すフォルダアイコン32が表示されている場合、当該フォルダを基準として、当該フォルダに関連付けられた1又は複数のワークフローの進捗状況を確認したい場合がある。ワークフローの進捗状況を確認したい場合、通常、ユーザは、データ管理サービスウィンドウ30において、まずワークフローの一覧を表示させるための操作を行ってワークフローの一覧を表示させ、次いで所望のワークフローを選択し、さらに、選択したワークフローの進捗状況を表示する画面を表示させるための操作を行う、という一連の操作を行う必要がある。もちろん、このようにしても、ユーザはワークフローの進捗状況を確認し得るのであるが、この方法によると、今表示されているフォルダアイコン32に関連付けられている1又は複数のワークフローの進捗状況を容易に把握するのは難しい。また、この方法によると、ワークフローの進捗状況を表示させる手間が掛かってしまう。本実施形態では、ユーザは、画面に表示されているフォルダに関連付けられているワークフローの進捗状況を(より好適には容易に)確認できるようになっている。以下、その処理の詳細を説明する。
表示制御部24は、データ管理サービスウィンドウ30に表示されたフォルダがユーザによって選択されたことに応じて、当該フォルダに関連付けられたワークフローの進捗状況を、当該ユーザが用いるユーザ端末のディスプレイに表示させる。
図3を参照し、フォルダBがあるワークフローに関連付けられているとすると、ユーザがフォルダBに対応するフォルダアイコン32を選択することが、ユーザがフォルダBを選択することである。本実施形態では、図3に示すように、ユーザは、マウス操作などのユーザ操作によって画面上を移動するカーソルをフォルダBに対応するフォルダアイコン32上に位置させることで、ユーザがフォルダBを選択する。なお、フォルダBに対応するフォルダアイコン32とは、フォルダの形状を示すオブジェクトのみならず、その横に表示されたフォルダ名を含む範囲の領域を含むものであってよい。また、ユーザによるフォルダの選択方法はこの方法に限るものではない。
図4は、ワークフローの進捗状況の表示例を示す図である。本実施形態では、表示制御部24は、ワークフローの進捗状況として、データ管理サービスウィンドウ30内に、ユーザが選択したフォルダ(図3の例ではフォルダB)に関連付けられたワークフローの進捗状況を表す進捗状況ダイアログ40を表示させる。
本実施形態では、表示制御部24は、進捗状況ダイアログ40において、当該ワークフローに関連付けられたフォルダと、当該フォルダに格納されている電子データとの対応関係を表示させる。なお、進捗状況の表示態様は、これに限るものではない。例えば、表示制御部24は、当該ワークフローに投入された各電子データが、当該ワークフローにおけるどの処理まで完了したのかを示す表やグラフなどの態様で進捗状況を表示するようにしてもよい。
具体的には、本実施形態では、表示制御部24は、進捗状況ダイアログ40において、当該ワークフローに関連付けられた1又は複数のフォルダに対応するフォルダオブジェクト42を表示させる。当然ながら、進捗状況ダイアログ40に含まれるフォルダオブジェクト42の中には、ユーザが選択したフォルダ(図3の例ではフォルダB)に対応するフォルダオブジェクト42が含まれる。各フォルダオブジェクト42は、矢印オブジェクトで繋がれることで、当該ワークフローにおける処理順が明示されるとよい。
表示制御部24は、各フォルダオブジェクト42に関連付けて、各フォルダオブジェクト42に対応するフォルダに格納されている電子データに対応するデータアイコン44を表示する。本実施形態は、フォルダオブジェクト42は枠形状を有しており、表示制御部24は、当該フォルダオブジェクト42に対応するフォルダに格納された電子データに対応するデータアイコン44を、当該フォルダオブジェクト42の枠内に表示する。これにより、ユーザは、当該ワークフローに関連付けられた各フォルダにどの電子データが格納されているか、すなわち、各電子データの当該ワークフローにおける進捗状況を把握することができる。
なお、当該ワークフローに関連付けられているフォルダの数が多い場合など、進捗状況ダイアログ40において、複数のフォルダオブジェクト42を同時に表示させることが困難な場合は、進捗状況ダイアログ40内において画面スクロールが可能となっていてもよい。
ここで、本実施形態では、表示制御部24は、フォルダを選択したユーザが当該ワークフローに投入した電子データに対応するデータアイコン44のみを進捗状況ダイアログ40に表示させる。換言すれば、表示制御部24は、当該ユーザ以外のユーザが当該ワークフローに投入した電子データに対応するデータアイコン44を進捗状況ダイアログ40に表示しない。具体的には、表示制御部24は、電子データDB18に格納された情報に基づいて、当該ユーザが当該ワークフローに投入した電子データを識別し、識別された電子データに対応するデータアイコン44を進捗状況ダイアログ40に表示させる。もちろん、進捗状況ダイアログ40において、全てのユーザにより当該ワークフローに投入された電子データに対応するデータアイコン44を表示するようにしてもよい。また、当該ユーザが当該ワークフローに投入した電子データに対応するデータアイコン44のみを表示するか、全てのユーザにより当該ワークフローに投入された電子データに対応するデータアイコン44を表示するかをユーザが切り替え可能となっていてもよい。
なお、ユーザが選択したフォルダが複数のワークフローに関連付けられている場合、表示制御部24は、進捗状況ダイアログ40において、当該複数のワークフローの進捗状況を表示させるとよい。
本実施形態では、表示制御部24は、ユーザ操作によってカーソルがフォルダオブジェクト42上に位置したことによって、進捗状況ダイアログ40を表示させる。これにより、ユーザにとっては、画面に表示されたフォルダを基準として、当該フォルダに関連付けられた1又は複数のワークフローの進捗状況を確認することができる。また、ユーザがカーソルを複数のフォルダアイコン32の上に逐次移動させることにより、各フォルダに関連付けられたワークフローの進捗状況を示す進捗状況ダイアログ40が逐次表示される。このように、ユーザは、簡易的な操作で各フォルダに関連付けられたワークフローの進捗状況を確認することができる。
なお、進捗状況ダイアログ40には、閉じるボタン46が含まれている。ユーザが閉じるボタン46を操作したことに応じて、表示制御部24は、進捗状況ダイアログ40を消去する。
進捗状況ダイアログ40において、ユーザがカーソルをフォルダオブジェクト42を上に位置させるなどして、フォルダオブジェクト42を選択すると、表示制御部24は、当該フォルダオブジェクト42に対応するフォルダに関連付けられた処理内容を表す処理内容ボックス48を表示させるとよい。これにより、ユーザは、進捗状況ダイアログ40において、当該ワークフローに含まれる各処理の処理内容を把握することができる。このように、進捗状況ダイアログ40において、当該ワークフローに含まれる各処理の処理内容(各処理に関連付けられているフォルダを含む)及び処理順番を示すことができるから、進捗状況ダイアログ40は、当該ワークフローの構造を示すものであるとも言える。
進捗状況ダイアログ40には、履歴確認ボタン50が含まれる。ユーザが履歴確認ボタン50を操作すると、表示制御部24は、当該ワークフローの進捗状況として、過去に当該ワークフローに投入され、当該ワークフローにおける処理が完了した電子データである処理完了データを進捗状況ダイアログ40に表示させる。
図5は、処理完了データの表示例を示す図である。図5の例では、各処理完了データのデータ名、各処理完了データが当該ワークフローに投入された投入日時、各処理完了データに対する当該ワークフローの処理が完了した完了日時が表の態様で示されているが、処理完了データの表示例はこれには限られない。なお、図5の例では、表示制御部24は、各処理完了データに関連付けられた消去用チェックボックス52及び削除ボタン54を表示させている。ユーザが消去用チェックボックス52を選択した上で削除ボタン54を操作すると、当該消去用チェックボックス52に関連付けられた処理完了データが以後表示されなくなる。また、表示制御部24は戻るボタン56を表示させ、ユーザが戻るボタン56を操作すると、表示制御部24は、再度図4に示す内容を進捗状況ダイアログ40に表示させる。
ユーザが選択したフォルダに関連付けられたワークフローに投入された電子データのうち、所定時間以上、処理が滞っている電子データがある場合、表示制御部24は、当該電子データについての警告を進捗状況ダイアログ40において表示させるとよい。図6は、警告の表示例を示す図である。例えば、当該ワークフローにおいて、文書Bについての処理が所定時間以上滞っている場合、表示制御部24は、文書Bに対応するデータアイコン44の近傍に、警告を表す警告オブジェクト58を表示させる。これにより、ユーザは、当該ワークフローにおける処理が滞っている電子データを把握することができる。
ユーザ選択したフォルダに関連付けられたワークフローが処理中の電子データが無い場合、換言すれば、当該ワークフローに関連付けられた全てのフォルダに電子データが格納されていない場合も考えられる。その場合、表示制御部24は、当該ワークフローの進捗状況として、当該ワークフローにおいて処理中の電子データが無いことを進捗状況ダイアログ40に表示させるとよい。例えば、図7に示すように、表示制御部24は、進捗状況ダイアログ40に、「処理中の文書はありません。」のようなメッセージを表示させる。
ユーザが、進捗状況ダイアログ40に対する操作によって、当該ワークフローの設定内容が変更可能であるとよい。換言すれば、設定変更部26は、進捗状況ダイアログ40に対するユーザの操作に応じて、当該ワークフローの設定内容を変更する(ワークフローDB20における設定内容を更新する)とよい。例えば、ユーザが進捗状況ダイアログ40に表示されたフォルダオブジェクト42上にカーソルを位置させると、表示制御部24は、図8に示すような、当該ワークフローの設定内容を変更するための設定変更ボックス60を進捗状況ダイアログ40に表示させる。ユーザは、当該設定変更ボックス60に対する操作によって、当該ワークフローの設定内容を変更することができる。当該ワークフローの設定内容の変更とは、例えば、ワークフローに含まれる各処理の処理内容の変更、各処理に関連付けられているフォルダの変更、あるいは、新たな処理の追加などが含まれるが、これらに限られるものではない。
ここで、設定変更ボックス60により変更されたワークフローの設定内容が、当該ワークフローに投入された全ての電子データの処理を行う際に適用されるのが不都合な場合が考えられる。したがって、設定変更ボックス60においてユーザにより変更されたワークフローの設定後の設定内容が適用される電子データの範囲を当該ユーザが設定可能であるとよい。本明細書では、設定変更ボックス60に対するユーザの操作によって変更される前の当該ワークフローの設定内容を「変更前設定」と呼び、設定変更ボックス60に対するユーザの操作によって変更された後の当該ワークフローの設定内容を「変更後設定」と呼ぶ。また、当該ワークフローに投入された電子データのうち、変更後設定が適用される電子データを第1電子データと呼び、変更前設定が適用される電子データ(換言すれば第1電子データ以外の電子データ)を第2電子データと呼ぶ。
本実施形態では、設定変更ボックス60において、第1電子データの範囲を決定するための適用規則をユーザが指定することができるようになっている。例えば、図8に示すように、表示制御部24は、適用規則を指定するための適用規則チェックボックス62を含む設定変更ボックス60を表示させる。図8の例では、「個人設定」、「今回の処理だけ」、及び「毎回設定」のいずれかを選択可能な適用規則チェックボックス62を含む設定変更ボックス60が示されている。
例えば、ユーザが、適用規則チェックボックス62において「個人設定」を選択して当該ワークフローの設定内容を変更すると、変更後設定が適用される第1電子データの範囲を、当該ユーザが当該ワークフローに投入した電子データとすることができる。換言すれば、当該ユーザ以外のユーザが当該ワークフローに入力した電子データは第2電子データとなり、当該第2電子データに対しては、変更前設定が適用される。
また、ユーザが、適用規則チェックボックス62において「今回の処理だけ」を選択して当該ワークフローの設定内容を変更すると、変更後設定が適用される第1電子データの範囲を、今回ユーザが当該ワークフローに投入した電子データのみとすることができる。換言すれば、今回ユーザが選択した電子データ以外の電子データは第2電子データとなり、当該第2電子データに対しては、変更前設定が適用される。
また、ユーザが、適用規則チェックボックス62において「毎回設定」を選択して当該ワークフローの設定内容を変更すると、変更後設定が適用される第1電子データの範囲を、当該ワークフローに投入された全ての電子データとすることができる。この場合、第2電子データは無いこととなる。
上述した第1電子データの範囲を決定するための適用規則は一例であり、その他にも種々の適用規則が考えられる。例えば、当該ワークフローに投入された所定数の電子データを第1電子データとする、所定時間内に当該ワークフローに投入された電子データを第1電子データとする、あるグループに属するユーザが入力した電子データを第1電子データとする、などが考えられる。
設定変更ボックス60において、ユーザが、第1電子データの範囲を決定するための適用規則を指定した上で、ワークフローの設定内容を変更すると、設定変更部26は、ワークフローDB20において、当該ワークフローに関連付けられた変更前設定を残しつつ、設定後変更を当該ワークフローに関連付けて新たに記憶させる。さらに、設定変更部26は、ワークフローDB20において、当該ワークフローに関連付けて、進捗状況ダイアログ40においてユーザが指定した適用規則、及び、当該ユーザのユーザIDを記憶させておく。
これにより、その後、当該ワークフローに対して電子データが投入された際、処理実行部22は、ワークフローDBを参照して、当該電子データが第1電子データであるか第2電子データであるか、換言すれば、当該電子データに対して変更前設定を適用して当該ワークフローを実行するか、当該電子データに対して変更後設定を適用して当該ワークフローを実行するかを決定することができる。
ユーザが、進捗状況ダイアログ40において表示されたデータアイコン44に対する操作によって、当該データアイコン44に対応する電子データについての処理を実行可能であるとよい。換言すれば、処理実行部22は、進捗状況ダイアログ40において表示されたデータアイコン44に対するユーザの操作に応じて、当該データアイコン44に対応する電子データについての処理を実行するとよい。
例えば、ユーザが進捗状況ダイアログ40に表示されたデータアイコン44上にカーソルを位置させると、表示制御部24は、図9に示すような、当該データアイコン44に対応する電子データについての処理を指示するための操作ボックス64を進捗状況ダイアログ40に表示させる。ユーザは、当該設定変更ボックス60に対する操作によって、当該ワークフローの設定内容を変更することができる。例えば、操作ボックス64に対する操作により、ユーザは、当該電子データをワークフローから取り消す処理、当該電子データをワークフローから取り消すと共に当該電子データを当該ワークフローに投入したユーザに通知する処理、当該電子データを当該ワークフローに含まれる他のフォルダに移動させる処理などが可能である。なお、操作ボックス64に対する操作により実行可能な処理はこれに限られるものではない。
ユーザによってフォルダが選択されたとき、当該ユーザがある電子データを指定している場合がある。その場合、当該ユーザは、当該フォルダに関連付けられた進捗状況を確認せずに、当該電子データを当該フォルダに関連付けられたワークフローに投入したいと考えている場合も有り得る。
したがって、表示制御部24は、ユーザによってフォルダが選択されたときに、当該ユーザが電子データを指定している場合は、当該フォルダに関連付けられたワークフローの進捗状況を表示するか、当該電子データに対する前記ワークフローに沿った処理を開始するかを選択させる選択画面を、進捗状況の表示に先立って表示させるとよい。
例えば、図10に示すように、ユーザが電子データ(「XX.pdf」という電子データ)に対応するデータアイコン34を、フォルダBに対応するフォルダアイコン32上にドラッグしたとする。この操作は、ユーザが「XX.pdf」という電子データを選択しつつフォルダBを選択したことに相当する。この場合、表示制御部24は、当該操作に応じて、データ管理サービスウィンドウ30内に、選択画面としての選択ダイアログ66を表示させる。
本実施形態では、選択ダイアログ66は、データ入力ボタン66a及び進捗状況表示ボタン66bを含んで構成されている。ユーザが、データ入力ボタン66aを選択(操作)した場合は、表示制御部24は進捗状況ダイアログ40を表示させず、処理実行部22は、ユーザが選択した電子データに対する、ユーザが選択したフォルダに関連付けられたワークフローの処理の実行を開始する。ユーザが、進捗状況表示ボタン66bを選択(操作)した場合は、表示制御部24は、進捗状況ダイアログ40を表示させる。
以上、本発明に係る実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
10 情報処理装置、12 通信インターフェース、14 メモリ、16 プロセッサ、18 電子データDB、20 ワークフローDB、22 処理実行部、24 表示制御部、26 設定変更部、30 データ管理サービスウィンドウ、32 フォルダアイコン、34,44 データアイコン、40 進捗状況ダイアログ、42 フォルダオブジェクト、46 閉じるボタン、48 処理内容ボックス、50 履歴確認ボタン、52 消去用チェックボックス、54 削除ボタン、56 戻るボタン、58 警告オブジェクト、60 設定変更ボックス、62 適用規則チェックボックス、64 操作ボックス、66 選択ダイアログ、66a データ入力ボタン、66b 進捗状況表示ボタン。

Claims (10)

  1. プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    ワークフローに関連付けられたフォルダを表示部に表示させ、
    ユーザによって前記フォルダが選択されたことに応じて、前記ワークフローの進捗状況を前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記プロセッサは、
    前記進捗状況として、前記ワークフローに関連付けられた前記フォルダと、前記フォルダに格納されている電子データとの対応関係を表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記プロセッサは、
    前記ワークフローに関連付けられた全ての前記フォルダに電子データが格納されていない場合は、前記進捗状況として、前記ワークフローにおいて処理中の電子データが無いことを表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記電子データは、前記ユーザが前記ワークフローに関連付けられたフォルダに格納した電子データである、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記プロセッサは、
    前記進捗状況として、前記ワークフローにおける処理が完了した電子データを表示させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記プロセッサは、
    前記表示部に表示された前記進捗状況に対する前記ユーザの操作に応じて、前記ワークフローの設定内容を変更する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記プロセッサは、
    前記対応関係の表示において示された、前記電子データに対応するデータアイコンに対する前記ユーザの操作に応じて、当該電子データについての処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  8. 前記プロセッサは、
    前記フォルダが選択されたときに、前記ユーザが電子データを指定している場合は、前記進捗状況を表示するか、当該電子データに対する前記ワークフローに沿った処理を開始するかを選択させる選択画面を、前記進捗状況の表示に先立って前記表示部に表示させ、
    前記選択画面において、前記ユーザが進捗状況を表示することを選択した場合に、前記進捗状況を表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記プロセッサは、
    前記ユーザの操作に応じて画面上を移動するカーソルが前記フォルダの上に位置したことに応じて、前記進捗状況を表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  10. コンピュータに、
    ワークフローに関連付けられたフォルダを表示部に表示させ、
    ユーザによって前記フォルダが選択されたことに応じて、前記ワークフローの進捗状況を前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
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