JPS5850526Y2 - 衝撃検出機構を持つデイスク装置 - Google Patents

衝撃検出機構を持つデイスク装置

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JPS5850526Y2
JPS5850526Y2 JP9182178U JP9182178U JPS5850526Y2 JP S5850526 Y2 JPS5850526 Y2 JP S5850526Y2 JP 9182178 U JP9182178 U JP 9182178U JP 9182178 U JP9182178 U JP 9182178U JP S5850526 Y2 JPS5850526 Y2 JP S5850526Y2
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JP
Japan
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magnetic disk
detection mechanism
impact
impact detection
disk device
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JP9182178U
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JPS5511626U (ja
Inventor
英明 天野
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はコンタクトスタート・ストップ方式の磁気デ
ィスク装置、とくに衝撃検出機構を持ったディスク装置
に関する。
コンタクトスタート・ストップ方式の磁気ディスク装置
は、浮動形磁気ヘッドが磁気ディスクに接触した状態で
磁気ディスクが回転を開始し、所定の回転数に達すると
磁気ディスクと磁気ヘッドとの間の空気力学的作用によ
って磁気ヘッドが浮動し、停止時には磁気ディスクの回
転数の低下に従って磁気ディスクが徐々に磁気ディスク
に接触し、磁気ヘッドが磁気ディスクに接触した状態で
停止する方式であり、磁気ヘッドは始動および停止時に
磁気ディスクに対して離着陸するものである。
この方式の磁気ディスク装置は、周囲環境の変化により
、その性能は大きく影響を受ける。
とくに衝撃や振動が与えられると、磁気ヘッドと磁気ヘ
ッドとの浮動間隔が約0.5 mμと小さいために、磁
気ヘッドが磁気ディスクに衝突し、磁気ディスク面に打
痕(傷)を発生させる。
この傷の発生は、磁気ヘッドのヘッド荷重、磁気ディス
クの面強度、磁気ディスクと磁気ヘッドとの間の空気バ
ネ性能により程度は異なるが、磁気ディスクの記録を破
壊するに至ることがある。
また、記録の破壊までに至らなくても、この傷によりコ
ンタクトスタート・ストップ性能に影響を及ぼし、後に
クラッシュ現象に継かり、他のハードウェアエラーを発
生させる原因となる。
このような影響を防止するためには、磁気ディスク装置
に対する衝撃・振動を少なくすることが重要であるが、
これにも限界があり、磁気ディスクに異常が発生した磁
気ディスク装置は即座に発見し、これを駆動しない様に
して、他のハードウェアの損傷拡大を防止することが必
要である。
この目的で、磁気ディスク装置に衝撃検出センサーを取
付け、磁気ディスク装置に異常を発生する衝撃値以上の
衝撃が加わると、これをセンサーにより感知し、警報を
発する方式がある。
しかし、この方式の検出器には電源を必要とするため、
磁気ディスク装置の輸送時を含む非動作時にはその機能
を果たさない。
また、電源を有しない機械的な検出器、すなわち第1図
に示したような鋼球2とスプリング3とから成る衝撃検
出器1がある。
これはある一定値以上の衝撃が加わると鋼球2が受ける
力を固定しているスプリング3の力を越えて、鋼球2と
スプリング3は分離してはずれるものであるが、この検
出器による衝撃の検知は人間によるチェックが必要であ
り、常に確実な点検作業を必要とする不便さがある。
この考案の目的は、磁気ディスク装置の動作時、および
輸送時を含む非動作時において、磁気デイスフ装置への
衝撃が磁気ディスクの異常を発生させるような値以上に
なると、その装置の損傷を予知し、かつ損傷発生による
ハードウェアエラーの拡大を阻止することにある。
この考案による衝撃検出機構は、磁気ディスク装置がそ
の動作時、および輸送時を含む非動作時に一定値以上の
衝撃を受けたとき、入力電源を停止しかつ駆動不可能に
電源をしゃ断すると共に、衝撃の発生を指示する機能を
もたせたものである。
以下この考案を第2図及び第3図に示した実施例により
説明する。
第2図において、磁気ディスク装置は磁気ディスクを回
転駆動する機構として、モータ5とモータ制御回路6に
より構成され、衝撃検出機構7を入力電源部に直列に接
続している。
この衝撃検出機構7は第3図に示したごとく、第1図に
示した従来の衝撃検出器を利用し、鋼球8、スプリング
9および固定プレート10を導電性の良好な材料、メッ
キを使用して構成し、固定プレート10には電気的接続
用の端子11を備えている。
この検出機構を磁気ディスク部と同体の構造部に位置さ
せて取付けることにより、磁気ディスク面に受けた衝撃
を感知することができる。
すなわち、磁気ディスクの回転中の動作時に衝撃を受け
ると、鋼球8とスプリング9は分離して固定プレート1
0からはずれ、モータ5への電源供給が停止され、磁気
ディスクの回転数は低下して回転数エラーとなるので、
ソフト的に異常を感知できる。
また、輸送時を含む非動作的に衝撃を受けて検出機構7
が作動すると、動作開始時に入力電源を供給しても磁気
ディスクは回転しないため異常の感知ができ、さらにこ
の衝撃検出機構1の鋼球8の状態から衝撃があったこと
を知ることができ、入力電源を供給して磁気ディスクが
回転しない原因が衝撃によるものであることを判別でき
る。
この考案によれば、衝撃検出機構が作動した磁気ディス
ク装置は、使用前にその磁気ディスクに損傷を受けたこ
とを容易に判別でき、その後のエラーを事前に防止して
事故を未然に阻止できる。
以上説明したように、この考案の衝撃検出機構は、磁気
ディスク装置の重大な事故に継がるヘッドクラッシュを
動作時、非動作時にかかわらずに最小限に抑えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の鋼球−スプリング型衝撃検出器の構造図
、第2図はこの考案の衝撃検出機構を備えた磁気ディス
ク装置の駆動機構構成図、第3図はこの考案の衝撃検出
機構の構造図である。 7・・・・・・衝撃検出機構、8・・・・・・鋼球、9
・・・・・・スプリング、10・・・・・・固定プレー
ト、11・・・・・・電気的接続端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定プレート間に導電性スプリングで保持された鋼球を
    配置し、機械的衝撃により前記鋼球とスプリングの対と
    がプレートから分離してはずれるごとく構成された衝撃
    検出機構を電源と磁気ディスク駆動回路間に電路を構成
    するごとく挿入したことを特徴とする衝撃検出機構を持
    つディスク装置。
JP9182178U 1978-07-05 1978-07-05 衝撃検出機構を持つデイスク装置 Expired JPS5850526Y2 (ja)

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JP9182178U JPS5850526Y2 (ja) 1978-07-05 1978-07-05 衝撃検出機構を持つデイスク装置

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Publication Number Publication Date
JPS5511626U JPS5511626U (ja) 1980-01-25
JPS5850526Y2 true JPS5850526Y2 (ja) 1983-11-17

Family

ID=29021440

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JP9182178U Expired JPS5850526Y2 (ja) 1978-07-05 1978-07-05 衝撃検出機構を持つデイスク装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57201133U (ja) * 1981-06-15 1982-12-21
JPS5860457A (ja) * 1981-10-02 1983-04-09 Sharp Corp ポ−タブル型レコ−ドプレ−ヤ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5511626U (ja) 1980-01-25

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