JPH02113477A

JPH02113477A - キャリッジ暴走検出装置

Info

Publication number: JPH02113477A
Application number: JP26622488A
Authority: JP
Inventors: Tomohisa Sano; 智久佐野; Hiroyuki Aoyanagi; 博之青柳
Original assignee: PFU Ltd
Current assignee: PFU Ltd
Priority date: 1988-10-24
Filing date: 1988-10-24
Publication date: 1990-04-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔概　要］磁気ディスク装置におけるヘッドの支持体としてのキャ
リッジの暴走を検出するキャリッジ暴走検出装置に関し
、キャリッジの暴走により生じた媒体上の傷によって発生
するエラーを防止することを目的とし、磁気ディスク装
置のヘッドを支持するキャリフジの暴走を検出するキャ
リッジ暴走検出装置であって、前記キャリッジの側面に
所定の間隔で設置され前記キャリッジの前進／後退動作
が所定の間隔を越えたとき突き当たる１対の暴走検知部
と、前記暴走検知部からの検出信号を割込みとしてポー
トに受け、シーク動作の停止と媒体上に生じた傷による
エラーの処理を行うディスク動作制御部とにより構成さ
れる。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、磁気ディスク装置のヘッドを支持するキャリ
ッジの暴走を検出するキャリッジ暴走検出装置に関する
。

ハードディスク装置、フロッピーディスク装置等のデー
タヘッドやサーボヘッドはキャリッジにより支持される
。このキャリッジの前進／後退等の動作制御は、ディス
ク面上のサーボセクタ若しくはサーボディスクからのサ
ーボデータをヘッドにより検出し、検出データに基づき
直進モータ等により行われる。

この場合、正常なサーボデータを検出しているときはキ
ャリッジは正常な動作制御を受は正常な前進／後退を行
うが、何らかの要因によってサーボデータにエラーを生
じたときはこの異常データによってキャリッジが暴走し
、媒体面上に傷を生じデータの回復が不能となることが
ある。

〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕第５図
は従来のキャリッジ暴走検出部の構成図である。図にお
いて、１はディスク、２はヘッド、３はキャリッジ、３
ａはキャリッジの突出部、４゜５は暴走検出部としての
ストッパである。前述のように、キャリッジ３はヘッド
からのサーボデータの検出に基づき矢印方向に動作する
。この場合、サーボデータに異常を生じるとこれを検出
したヘッドのデータに基づきキャリッジ３が暴走するこ
とになる。

例えば、トラックＯを誤認して暴走する場合やキャリッ
ジの後退の起点となるデータに誤りがあるとその起点か
ら所定の距離だけ後退してしまうために生じる暴走の場
合である。

このような暴走に対して、従来、キャリッジの動作を停
止させるためストッパ４，５が設けられている。このス
トッパは図に示すように、単にスタッドをシャーシ上に
立てたもので、暴走によってキャリッジの突出部３ａが
衝突するようになっている。

しかしながら、このようなストッパによる暴走検出部で
は、キャリッジがこのストッパに衝突したときに生じる
衝撃により媒体面上に傷を生じることが多い。

本発明の目的は、上記の問題点に鑑み、キャリッジの暴
走を電気的に検出しその動作を迅速に停止させ、暴走に
より生じる媒体上の傷によって発生するエラーを防止す
るキャリッジ暴走検出装置を提供することにある。

〔実施例〕

第１図は本発明の基本構成ブロック図である。

図において、１〜３ａは前述と同様である。４ａ。

５ａは本発明の暴走検出部、６は暴走検出部からの検出
信号を受ける暴走検出バッファ、７はディスク動作制御
回路であってそのポートＰにバッファ６を経て検出信号
を受は後述する所定の処理を行うもの、８はヘッド２へ
の又はヘッド２からの信号を処理する信号処理回路、９
はキャリッジの動作制御するキャリッジ駆動回路、１０
はディスク１を回転させるスピンドルモータを駆動する
スピンドルモータ駆動回路、１１は全体的な制御を行う
ホストコンピュータである。

第２．３図は本発明の暴走検出部の実施例である。第２
図は軸方向断面図であり、２１はシャフト、２２は絶縁
部材、２３は導電性ゴム、２４はシャーシである。導電
性ゴム２３は予め５（ｖ）に印加されている。キャリッ
ジの突出部３ａとシャーシ２４は筐体アースされている
ため０（ｖ）である。キャリッジの暴走によって突出部
３ａが導電性ゴム２３に接触すると５（ｖ）はＯ（Ｖ）
に落ちる。この電圧降下をキャリッジ暴走の検出信号と
して後段に送出する。

第３図の実施例では、３１はシャフト、３２はバネ、３
３は作動ピン、３４は接点である。キャリッジの暴走に
より突出部３ａが作動ピン３３に衝突すると、所定値以
上の衝撃のときバネ３２の反発力に抗して作動ピン３３
は接点（スイッチ）３４に接触する。接点３４には予め
５（ｖ）を印加しであるのでこの５（ｖ）は０（ｖ）に
降下する。この電圧降下を暴走の検出信号として後段に
送出する。

第４図は本発明の処理フローチャートである。

この処理フローチャートは第１図構成の処理を示してい
る。ディスク制御回路７はホストコンピュータ１１から
シーク系の動作命令を受け（ステップ■）、キャリッジ
駆動回路９に対してシーク動作を指令する。キャリッジ
駆動回路９はキャリッジの前進／後退によるシーク動作
を実施する■。ここでキャリッジ３に暴走が発生すると
、その検出信号がバッファ６を経てディスク制御回路７
のポートＰに入力される■。ディスク制御回路７はマイ
クロコンピュータ（ｃｐｕ）からなっており、常に、検
出信号を監視しこの信号がポートに入力されると割込み
信号を発生する■。ＣＰＵは割込みを確認するとエラー
処理を行い■、キャリッジ駆ＵＪ回路９に対してキャリ
ッジの停止等のディスク処理の中止を指示し■、ホスト
コンピュータ１１に対してもエラー通知を行う■。

一方、ステップ■において、検出信号の割込みがない場
合には、シーク動作が完了したが否かの確認を行い■、
未完了ならばシーク異常とし■、ホストコンピュータに
通知する［相］。また、シーク動作が完了したならばＩ
Ｄ、ＤＡＴＡ等のリードを行い０、正常ならば終了する
。一方、リードデータにエラーがあるときは■、ホスト
コンピュータに通知する■。

本発明の処理の特徴はステップ■からステップ■にあり
、他のステップは従来と同様である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、キャリッジの暴
走を電気的に検出することにより従来は暴走を起こして
も磁気ディスク装置自身が判断することはできなかった
が、装置自身で暴走を判断することが可能となりその結
果をホストコンピュータに通知することにより動作の信
頼性が著しく向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の基本構成ブロック図、第２図は本発明
の暴走検出部の一実施例構成図、第３図は本発明の暴走
検出部の他の実施例構成図、第４図は本発明の処理フローチャート、及び第５図は従
来の要部構成図である。（符号の説明）１・・・ディスク、　　　２・・・ヘッド、３・・・キ
ャリッジ、　　４ａ、５ａ・・・暴走検出部、６・・・
暴走検出バッファ、７・・・ディスク動作制御回路、８・・・信号処理回路、９・・・キャリッジ駆動回路、
１０・・・スピンドルモータ駆動回路、１１・・・ホス
トコンピュータ、Ｐ・・・ポート。

Claims

【特許請求の範囲】１、磁気ディスク装置のヘッド（２）を支持するキャリ
ッジ（３）の暴走を検出するキャリッジ暴走検出装置で
あって、前記キャリッジの側面に所定の間隔で設置され前記キャ
リッジの前進／後退動作が所定の間隔を越えたとき突き
当たる１対の暴走検知部（４ａ、５ａ）と、前記暴走検知部からの検出信号を割込みとしてポート（
Ｐ）に受け、シーク動作の停止と媒体上に生じた傷によ
るエラーの処理を行うディスク動作制御部（７）と、を具備するキャリッジ暴走検出装置。２、前記暴走検出部は前記キャリッジと突き当たる部分
に所定の電圧を印加した導電性ゴム（２３）を備え、前
記キャリッジとの接触時にＯＶに降下することにより前
記検出信号を発生する請求項１に記載のキャリッジ暴走
検出装置。３、前記暴走検出部は前記キャリッジと衝突する部分に
、衝撃吸収バネ（３２）と衝突したとき前記バネに抗し
て作動する作動ピン（３３）と前記バネが所定以上に圧
縮されたときオンするスイッチ（３４）とを備え、前記
スイッチがオンしたとき前記検出信号を発生する請求項
１に記載のキャリッジ暴走検出装置。４、前記ディスク動作制御部はマイクロコンピュータか
らなる請求項１に記載のキャリッジ暴走検出装置。