JP3491527B2 - モータ駆動装置 - Google Patents
モータ駆動装置Info
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- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
Description
非常停止時に発生したアラームの履歴機能に関するもの
である。 【0002】 【従来の技術】モータ駆動装置は一般的に実装機などの
システムに組み込まれ、最終的にシステムの一部品とし
て使用されている。 【0003】図3において、従来モータ及びモータ駆動
装置に異常が発生した場合、アラーム検出装置1によっ
て検出されたアラーム内容2の履歴を故障診断時に参照
するために、アラーム履歴3をパラメータの値として時
系列に記憶装置4に保存しており、アラーム履歴3を出
力装置5の出力値6として出力しアラーム履歴3を消去
する場合、パラメータの値を初期化装置7により初期化
していた。 【0004】また、アラーム履歴3を消去するとモータ
駆動装置の故障診断時にアラーム履歴3が参照不可能に
なるため、ユーザによるアラーム履歴3の消去を不可能
にする構成としていた。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上記従来のモータ駆動
装置では、ユーザでのアラーム履歴の消去を不可能にし
ており、ユーザがシステムを出荷する最終段階において
過去のアラーム履歴を消去したくても消去ができないと
いう課題があった。 【0006】また、ユーザによるアラーム履歴の消去を
可能とすると、今度はメーカー側のモータ駆動装置の故
障診断時にアラーム履歴が参照できないという新たな課
題がある。 【0007】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、アラームの履歴の消去を可能としながら故障診断時
には消去したアラーム履歴が参照でき、的確で迅速な対
応ができるモータ駆動装置を提供することを目的とす
る。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、モータ駆動装置の記憶装置にパラメータ
の値として保存しているアラーム履歴を消去する際、前
記アラーム履歴のパラメータの値を初期化せず、前記パ
ラメータの値にアラーム履歴消去情報を加えた値に変更
する加算装置と、前記アラーム履歴消去情報がインアク
ティブなら前記アラーム履歴を出力し、アクティブなら
アラーム履歴消去情報の出力を禁止して前記アラーム履
歴の初期値を出力する出力判定装置と、前記加算装置に
より加えられたアラーム履歴消去情報を取り除く除去装
置とを具備し、前記モータ駆動装置の故障診断時には前
記除去装置を出力判定装置と記憶装置の間に接続するこ
とで、前記パラメータの値から前記アラーム履歴消去情
報に関わらずアラーム履歴の参照を可能とすることを特
徴とする。 【0009】 【発明の実施の形態】上記の課題を解決するために本発
明は、モータ及びモータ駆動装置に発生した異常の内容
であるアラーム内容を検出するアラーム検出装置と、前
記アラーム内容をパラメータの値としてアラームが発生
した順にアラーム履歴として記憶する記憶装置と、前記
アラーム履歴を消去する場合に、前記記憶装置に記憶さ
れたパラメータの値を初期化せずにアラーム履歴消去情
報を加えた値に変更する加算装置と、前記記憶装置に接
続され前記加算装置により変更された値の出力を禁止
し、変更されていない値は出力許可する出力判定装置
と、前記加算装置により加えられたアラーム履歴消去情
報を取り除きアラーム履歴を参照可能とする除去装置
と、前記記憶装置および出力判定装置の出力に接続され
前記アラーム内容及びアラーム履歴を出力する出力装置
とを備え、前記除去装置は出力判定装置と記憶装置との
間に接続したときに有効とするモータ駆動装置である。 【0010】このように、アラーム履歴を初期化せずに
パラメータの値を変更することで、アラーム履歴を出力
せず、あたかも消去しているかのようにアラーム履歴の
初期値を出力するので、ユーザによるアラーム履歴消去
が可能となり、アラーム履歴消去後もアラーム履歴を参
照できる。 【0011】さらに、モータ駆動装置の故障診断時に、
除去装置を出力判定装置と記憶装置との間に接続するこ
とで、加算装置により変更されたパラメータの値からア
ラーム履歴消去情報を取り除くことができ、保存されて
いる全てのアラーム履歴を参照することができる。 【0012】 【実施例】以下発明の実施例について、図面を参照して
説明する。 【0013】(実施例1)図1において、モータ及びモ
ータ駆動装置に異常が発生した場合、発生した異常の内
容であるアラーム内容2を検出するアラーム検出装置1
と、アラーム内容2をパラメータの値としてアラームが
発生した順にアラーム履歴3として記憶する記憶装置4
と、アラーム内容2及びアラーム履歴3を出力値6とし
て出力する出力装置5と、アラーム履歴3を消去する場
合に記憶装置4に記憶されたパラメータの値を初期化せ
ずにアラーム履歴消去情報8を加えた値に変更する加算
装置9と、アラーム履歴消去情報8の有無により出力装
置5によるアラーム履歴の出力を許可または禁止を判定
する出力判定装置10を備えている。 【0014】上記の構成により、記憶装置4に記憶され
たパラメータの値を初期化せずにアラーム履歴消去情報
8を加えて変更すれば、出力判定装置10は、出力装置
5によるアラーム履歴3の出力を禁止し、あたかも消去
しているかのようにアラーム履歴初期値(アラームな
し)の出力を命令する。 【0015】また、アラーム履歴3の消去後に発生した
アラームは発生順にアラーム履歴3に加えられ、アラー
ム履歴消去情報8を加えなければ、出力装置5によって
出力される。 【0016】上記の動作により、アラーム履歴消去後に
発生したアラーム履歴を参照可能とし、アラーム履歴消
去以前のアラーム履歴を保存可能とすることができる。 【0017】(実施例2)図2において、1から6及び
8から10は実施例1の内容と同一であり、さらに、モ
ータ駆動装置の故障診断時に、加算装置9により変更さ
れたパラメータの値からアラーム履歴消去情報8を取り
除きアラーム履歴3を参照可能とする除去装置11を出
力判定装置10と記憶装置4の間に備えている。 【0018】実施例1と同様に、加算装置によって変更
されたパラメータの値であればアラーム履歴3を出力せ
ず、あたかも消去しているかのようにアラーム履歴の初
期値を出力する。また、アラーム履歴3の消去後に発生
したアラームは発生順にアラーム履歴3に加えられ、ア
ラーム履歴消去情報8がなければ出力装置5によって出
力値6として出力される。 【0019】そして、モータ駆動装置の故障診断時に
は、除去装置11によってアラーム履歴消去情報8を取
り除くことができ、パラメータに保存されている全ての
アラーム履歴3を参照することができる。 【0020】上記により、アラーム履歴消去情報8が加
えられたパラメータの値は、出力判定装置10の判定に
よって出力装置5からの出力が禁止される。また、アラ
ーム履歴消去情報8が加えられたパラメータの値は、ア
ラーム履歴消去以前のアラーム履歴3として保存されて
おり、除去装置11を接続してアラーム履歴消去情報8
を取り除けば、アラーム履歴消去以前のアラーム履歴3
も参照することが可能となる。 【0021】 【発明の効果】上記の実施例から明らかなように本発明
によれば、ユーザによるアラーム履歴の消去を可能と
し、アラーム履歴以前のアラーム履歴を保存可能とする
効果が得られる。 【0022】また、モータ駆動装置の故障診断時に、ア
ラーム履歴の消去以前,以後にかかわらず、パラメータ
に保存されている全てのアラーム履歴を参照することが
できるので、迅速で的確な故障診断が可能になる。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 モータ及びモータ駆動装置に発生した異
常の内容であるアラーム内容を検出するアラーム検出装
置と、前記アラーム内容をパラメータの値としてアラー
ムが発生した順にアラーム履歴として記憶する記憶装置
と、前記アラーム履歴を消去する場合に、前記記憶装置
に記憶されたパラメータの値を初期化せずにアラーム履
歴消去情報を加えた値に変更する加算装置と、前記記憶
装置に接続され前記加算装置により変更された値の出力
を禁止し、変更されていない値は出力を許可する出力判
定装置と、前記加算装置により加えられたアラーム履歴
消去情報を取り除きアラーム履歴を参照可能とする除去
装置と、前記記憶装置および出力判定装置の出力に接続
され前記アラーム内容及びアラーム履歴を出力する出力
装置とを備え、前記除去装置は出力判定装置と記憶装置
との間に接続したときに有効とするモータ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14899398A JP3491527B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | モータ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14899398A JP3491527B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | モータ駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11338542A JPH11338542A (ja) | 1999-12-10 |
JP3491527B2 true JP3491527B2 (ja) | 2004-01-26 |
Family
ID=15465313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14899398A Expired - Lifetime JP3491527B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | モータ駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3491527B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009195087A (ja) * | 2008-02-18 | 2009-08-27 | Nsk Ltd | 回転角度位置検出装置 |
JP5118167B2 (ja) | 2010-03-24 | 2013-01-16 | ファナック株式会社 | 電源側の異常を検出するモータ駆動装置 |
-
1998
- 1998-05-29 JP JP14899398A patent/JP3491527B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11338542A (ja) | 1999-12-10 |
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