JP4423223B2 - 車載用音声記録装置、その制御方法及び制御プログラム - Google Patents

車載用音声記録装置、その制御方法及び制御プログラム Download PDF

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本発明は、音声データを記録する記録手段を備える車載用音声記録装置、その制御方法及び制御プログラムに関する。
従来、オーディオCDから音声データを抽出してハードディスクなどの記録装置に記録する、いわゆるリッピング機能を有した音声記録装置が知られている。この種の音声記録装置では、音声データを圧縮して大容量のハードディスクに記録するため、オーディオCDに比べて数多くの楽曲の音声データを記録することができる。また、ハードディスクは、外部振動に対するリカバリを迅速に行うことができる等、CD再生機よりも優れた利点を備えている。このため、近年、この種の音声記録装置を車両に搭載したものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−75958号公報
ところで、この種の車載用音声記録装置では、車両のバッテリから駆動電源が供給されており、この車両のバッテリ電源は、車両の付属設備の動作状況(エアコンのON/OFF、ライトのON/OFF)によっては、電圧変動を生じることがある。従来、ハードディスクへリッピングを行っている最中に、電源電圧が所定値よりも低下した場合には、ハードディスクの不安定動作を回避するために、当該リッピング動作を中止していた。
しかし、従来の構成では、電源電圧が所定値以上に復帰した場合には、ユーザが、リッピングの開始操作をする必要があるとともに、それまでリッピングしていた音声データは失われてしまい、再びオーディオCDの最初からリッピングを実行する必要があるという問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ハードディスクへ音声データのリッピングを実行中に、電源に電圧変動があった場合であっても、リッピングを継続して実行することができる車載用音声記録装置、その制御方法及び制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、音声データを出力する音声出力手段と、前記音声データを記録する記録手段とを備えた車載用音声記録装置において、この車載用音声記録装置に供給される電源電圧を検出する電圧検出手段と、前記音声データを一時的に記憶させる一時記憶手段とを備え、前記音声出力手段から出力された前記音声データを記記録手段に記録中に、前記電源電圧が、当該記録手段の記録動作を行うための下限電圧を下回った場合、前記記録手段への前記音声データの記録を停止して当該記録手段へ記録された最後の音声データを特定する情報を記憶するとともに、前記記録手段に代えて、前記一時記憶手段への前記音声データの記憶を開始するように制御する制御手段を備え、この制御手段は、前記電源電圧が前記下限電圧よりも高く設定された所定値を上回った場合、前記一時記憶手段への前記音声データの記録を停止して当該一時記憶手段に記憶された音声データを前記記録手段に転送し、この転送された音声データを前記記録手段に最後に記録された音声データに接続して記録するとともに、前記音声出力手段から出力され、かつ、前記転送された音声データに続く音声データを、当該記録手段に転送されて最後に記録された音声データに接続して記録することを特徴とする。
この場合において、音声データを記録手段に転送し記録する場合、制御手段は、当該音声データと、当該音声データに対応する記録手段に記録された音声データとを一体的に取扱えるように記録する構成としても良い。
また、前記音声出力手段を出力動作させるための下限電圧は、記録手段の記録動作を行うための下限電圧よりも低く設定され、制御手段は、電源電圧が、音声出力手段を出力動作させるための下限電圧を上回り、かつ、記録手段の記録動作を行うための下限電圧を下回った場合に、一時記憶手段に、音声データを記憶する構成としても良い。また、記録手段は、ハードディスクドライブである構成としても良い。
また、本発明は、音声データを出力する音声出力手段と、この音声データを記録する記録手段と、この音声データを一時的に記憶する一時記憶手段とを備えた車載用音声記録装置の制御方法において、この車載用音声記録装置に供給される電源電圧を検出し、前記音声出力手段から出力された前記音声データを記記録手段に記録中に、前記電源電圧が、当該記録手段の記録動作を行うための下限電圧を下回ったか否かを判定し、前記電源電圧が当該下限電圧を下回った場合に、前記記録手段への前記音声データの記録を停止して当該記録手段へ記録された最後の音声データを特定する情報を記憶するとともに、前記記録手段に代えて、前記一時記憶手段への前記音声データの記憶を開始し、前記電源電圧が前記下限電圧よりも高く設定された所定値を上回った場合、前記一時記憶手段への前記音声データの記録を停止して当該一時記憶手段に記憶された音声データを前記記録手段に転送し、この転送された音声データを前記記録手段に最後に記録された音声データに接続して記録するとともに、前記音声出力手段から出力され、かつ、前記転送された音声データに続く音声データを、当該記録手段に転送されて最後に記録された音声データに接続して記録するように制御する制御過程を備えることを特徴とする。
また、本発明は、音声データを出力する音声出力手段と、この音声データを記録する記録手段と、この音声データを一時的に記憶する一時記憶手段とを備えた車載用音声記録装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、この車載用音声記録装置に供給される電源電圧を検出させ、前記音声出力手段から出力された前記音声データを記記録手段に記録中に、前記電源電圧が、当該記録手段の記録動作を行うための下限電圧を下回ったか否かを判定させ、前記電源電圧が当該下限電圧を下回った場合に、前記記録手段への前記音声データの記録を停止させて当該記録手段へ記録された最後の音声データを特定する情報を記憶させるとともに、前記記録手段に代えて、前記一時記憶手段への前記音声データの記憶を開始させ、前記電源電圧が前記下限電圧よりも高く設定された所定値を上回った場合、前記一時記憶手段への前記音声データの記録を停止させて当該一時記憶手段に記憶された音声データを前記記録手段に転送させ、この転送された音声データを前記記録手段に最後に記録された音声データに接続して記録させるとともに、前記音声出力手段から出力され、かつ、前記転送された音声データに続く音声データを、当該記録手段に転送されて最後に記録された音声データに接続して記録させることを特徴とする。
本発明によれば、記録手段へ音声データを記録中に、電源の電圧変動があった場合であっても、この記録動作を継続して実行することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る車載用音声記録装置1の構成を示すブロック図である。この車載用音声記録装置1は、オーディオCD等に記録された音声データを読み取り、この音声データを圧縮してハードディスクドライブ(記録手段)に記録(リッピング)する機能を有するものである。図1において、システムマイコン10は、車載用音声記録装置1の各部の制御や各種演算処理を実行するものであり、制御用プログラムおよび制御用データを予め記憶しているROMと、このROM内の制御用プログラムに基づいて車載用音声記録装置1の全体を制御するCPUと、各種データを一時的に格納するRAMとを備えている。
サブマイコン11は、システムマイコン10を補助するものであり、システムマイコン10とシリアルインターフェース3を介して接続されている。ACC検出部12は、イグニッションスイッチ(不図示)に設けられたACC電源のON/OFFを検出するものであり、その結果をサブマイコン11に出力する。第1電圧検出部13及び第2電圧検出部14は、車両のバッテリ(不図示)の電源電圧レベルを検出するものであり、その結果をサブマイコン11に出力する。本構成では、第1電圧検出部13及び第2電圧検出部14が電圧検出手段を構成する。システム電源供給部15は、サブマイコン11の制御下、バッテリの電源を車載用音声記録装置1の各部に供給するものである。
ハードディスクドライブ16は、本車載用音声記録装置1の記録手段を構成するものであり、バス変換部17を介してローカルバス2に接続されている。バス変換部17は、ローカルバス2と、ハードディスクドライブ16の接続インターフェース(接続バス)との間に介在して、それぞれの間でのデータ転送を可能にするものである。CDデータ読取部18(音声出力手段)はオーディオCD(図示せず)に記録されている音声データを読出し、DSP(Digital Signal Processor)部19に順次出力するものである。
DSP部19は、ローカルバス2に接続され、システムマイコン10の制御の下、音声データの信号処理を実行し、D/A変換器20に順次出力するものである。D/A変換器20は、DSP部19から順次受け取った音声データをデジタル/アナログ変換して、スピーカ21に順次出力するものであり、これにより音声データの再生が行われる。なお、本構成では、DSP部19による音声データの信号処理には、この音声データの圧縮/復調処理を含んでいる。
SDRAM(Synchronous DRAM:一時記憶手段)22は、システムマイコン10の制御下、DSP部19から出力された音声データを一時的に記憶するものであり、ローカルバス2を介して、システムマイコン10、バス変換部17及びDSP部19に接続されている。本実施形態では、ハードディスクドライブ16に音声データを記録中に、電源電圧が、当該ハードディスクドライブ16への記録動作を可能とする下限電圧を下回った場合、システムマイコン10は、ハードディスクドライブ16に代えて、SDRAM22に音声データを記憶するように構成されている。
次に、この動作について説明する。図2は、車両バッテリ電圧の低下時におけるリッピング動作を示したフローチャートである。
まず、オーディオCDからハードディスクドライブ16へのリッピングの開始が指示される(ステップS1)と、システムマイコン10は、ハードディスクドライブ16へのリッピングを開始する(ステップS2)。具体的には、システムマイコン10は、CDデータ読取部18によって音声データを読み出し、この音声データをDSP部19で処理した後、ローカルバス2及びバス変換部17を介して、ハードディスクドライブ16に記録する。
続いて、システムマイコン10は、ハードディスクドライブ16へのリッピング中に、サブマイコン11を介して、第1電圧検出部13によって検出された電源電圧レベルが第1所定値(例えば、10(V))以下に相当するものであるか否かを判別する(ステップS3)。車両の電源電圧は、この車両の付属設備の動作状況(エアコンのON/OFF、ライトのON/OFF)によって、変動を生じるものである。このため、本構成では、第1所定値は、ハードディスクドライブ16が記録動作を行うための下限電圧(すなわち10(V))に設定されている。ステップS3の判別において、第1電圧検出部13の検出した電源電圧レベルが10(V)を上回るものに相当する場合には、システムマイコン10は、処理をステップS2に戻して、ハードディスクドライブ16へのリッピングを継続して実行する。
一方、第1電圧検出部13の検出した電源電圧レベルが10(V)以下に相当するものである場合には、システムマイコン10は、ハードディスクドライブ16の不安定動作を回避するため、このハードディスクドライブ16への記録(書込み)動作を停止する(ステップS4)。この場合、システムマイコン10は、ハードディスクドライブ16へ書込みが完了しているデータのうち、最後に書き込まれたデータを特定するための情報を取得してRAMに記憶する。
続いて、システムマイコン10は、ハードディスクドライブ16に代えて、SDRAM22に音声データを記憶する(ステップS5)。この場合、システムマイコン10は、SDRAM22への記憶(書込み)を行う際の、オーディオCDにおける読出開始位置(例えば、オーディオCDのP−time情報)を取得してRAMに記憶する。
続いて、システムマイコン10は、サブマイコン11を介して、第2電圧検出部14によって検出された電源電圧レベルが第2所定値(例えば、9(V))以下に相当するものであるか否かを判別する(ステップS6)。本構成では、第2所定値は、CDデータ読取部18がオーディオCDから音声データを読み出し、この音声データを出力するための下限電圧(すなわち、9(V))に設定されている。この判別において、第2電圧検出部14の検出した電源電圧レベルが9(V)を上回るものに相当する場合には、システムマイコン10は、処理をステップS5に戻して、SDRAM22へのリッピングを継続して実行する。
一方、第2電圧検出部14の検出した電源電圧レベルが9(V)以下に相当するものである場合には、CDデータ読取部18の不安定動作を回避するため、システムマイコン10は、ステップS5までのラストモードを保持し、この状態でCDデータ読取部18を停止する(ステップS8)。ラストモードとは、CDデータ読取部18が停止する直前状態をいうものであり、本構成では、システムマイコン10は、SDRAM22へ書込みを行った際のオーディオCDにおける最終位置を取得してRAMに記憶する。
図3は、車両バッテリ電圧の復帰時におけるリッピング動作を示したフローチャートである。システムマイコン10は、CDデータ読取部18の動作が停止(ステップS11)した状態で、サブマイコン11を介して、第2電圧検出部14によって検出された電源電圧レベルが第3所定値(例えば、9.5(V))以上に相当するものであるか否かを判別する(ステップS12)。本構成では、第3所定値は、CDデータ読取部18のチャタリングを防止するため、上記第2所定値よりも少し高い電圧値に設定されている。この判別において、第2電圧検出部14の検出した電源電圧レベルが9.5(V)を下回るものに相当する場合には、システムマイコン10は、処理をステップS11に戻して、電源電圧が復帰するまで待機する。
一方、第2電圧検出部14の検出した電源電圧レベルが9.5(V)以上に相当するものである場合には、システムマイコン10は、CDデータ読取部18を起動し、音声データの読み取りを開始する(ステップS13)。
続いて、システムマイコン10は、ステップS13にてCDデータ読取部18が出力する音声データをSDRAM22に記憶する(ステップS14)。この場合、システムマイコン10は、SDRAM22への記憶(書込み)を再開する際の、オーディオCDにおける読出開始位置(例えば、オーディオCDのP−time情報)を取得してRAMに記憶する。
続いて、システムマイコン10は、サブマイコン11を介して、第1電圧検出部13によって検出された電源電圧レベルが第4所定値(例えば、10.8(V))以上に相当するものであるか否かを判別する(ステップS15)。本構成では、第4所定値は、ハードディスクドライブ16のチャタリングを防止するため、上記第1所定値よりも少し高い電圧値に設定されている。この判別において、第1電圧検出部13の検出した電源電圧レベルが10.8(V)を下回るものに相当する場合には、システムマイコン10は、処理をステップS14に戻して、SDRAM22へのリッピングを継続して実行する。
一方、第1電圧検出部13の検出した電源電圧レベルが10.8(V)以上に相当するものである場合には、システムマイコン10は、ハードディスクドライブ16への書込み動作を開始(ステップS16)し、ステップS5及びステップS14にて、SDRAM22に一時的に記憶された音声データをそれぞれ、ハードディスクドライブ16に転送して記録する(ステップS17)。この場合、システムマイコン10は、ステップS2にて、ハードディスクドライブ16に記録された音声データと、電圧低下時にステップS5にて、SDRAM22に記憶された音声データと、電圧復帰時にステップS14にて、SDRAM22に記憶された音声データとを一体的に取り扱えるように、ハードディスクドライブ16に記録する。
本構成では、システムマイコン10は、ステップS2にて、ハードディスクドライブ16に記録された音声データのうち、最後に書き込まれたデータと、ステップS5及びステップS8にて、SDRAM22への記憶(書込み)を行う際のオーディオCDにおける読出開始位置及び最終位置と、ステップS14にて、SDRAM22への記憶(書込み)を行う際のオーディオCDにおける読出開始位置とを、それぞれ、RAMに記憶している。このため、システムマイコン10は、これら各音声データの対応する、ハードディスクドライブ16に記録された音声データのうち、最後に書き込まれたデータと、オーディオCDにおける読出開始位置及び最終位置で特定される音声データのうち、上記ハードディスクドライブ16に最後に書き込まれたデータに続く音声データとを接続することによって、各音声データを一体的に取り扱えるように、ハードディスクドライブ16に記録している。
続いて、システムマイコン10は、オーディオCDからハードディスクドライブ16へのリッピングを開始する(ステップS18)。この場合、システムマイコン10は、ステップS17にて、ハードディスクドライブ16に記録された音声データのうち、最後に書き込まれたデータを特定するための情報を記憶しており、このハードディスクドライブ16に最後に書き込まれたデータに接続する形でリッピングを開始する。
本実施形態では、ハードディスクドライブ16に音声データをリッピングしている最中に、電源電圧が、ハードディスクドライブ16がリッピングを行うための下限電圧を下回った場合、システムマイコン10は、ハードディスクドライブ16に代えて、SDRAM22に音声データを記憶するように制御するため、電源電圧が上記下限電圧を下回った場合であっても、リッピングを継続して実行することができる。これによれば、従来のように、再度、初めからリッピングを開始する必要がないため、リッピングを容易に行うことができるとともに、このリッピングの操作性を向上させることができる。
また、本実施形態では、ハードディスクドライブ16に代えて、SDRAM22に音声データを記憶させた後に、電源電圧が、ハードディスクドライブ16がリッピングを行うための下限電圧を上回った場合、SDRAM22に記憶された音声データをハードディスクドライブ16に転送して記録するため、従来のように、ユーザが改めてリッピングの開始操作をする必要がなくなり、リッピングの操作性を向上させることができる。
また、本実施形態では、SDRAM22に記憶された音声データをハードディスクドライブ16に転送して記録する場合、SDRAM22に記憶された音声データと、ハードディスクドライブ16に記録された音声データとを一体的に取り扱えるように、ハードディスクドライブ16に記録するため、従来のように、再度、初めからリッピングを開始する必要がなくなり、このリッピングの操作性を向上させることができる。
また、本実施形態では、CDデータ読取部18を備え、このCDデータ読取部18を出力動作させるための下限電圧は、ハードディスクドライブ16の記録動作を行うための下限電圧よりも低く設定され、電源電圧が、CDデータ読取部18を出力動作させるための下限電圧を上回り、かつ、ハードディスクドライブ16の記録動作を行うための下限電圧を下回った場合に、SDRAM22に音声データを記憶するため、電源電圧がCDデータ読取部18を出力動作させるための下限電圧を下回るまでは、リッピングを継続して実行することができる。このため、従来のように、再度、初めからリッピングを開始する必要がないため、リッピングを容易に行うことができるとともに、このリッピングの操作性を向上させることができる。
以上、本実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、本実施形態では、一時記憶手段としてSDRAM22を用いる構成について説明したが、音声データを一時的に記憶できるものであればよい。また、本実施形態では、オーディオCDを読出可能に構成されたCD読出部18を備える構成としているが、DVDを読み出すDVD読出部を備える構成としても良い。
また、以上の説明においては、車載用音声記録装置1を制御するための制御プログラムがシステムマイコン10が備えるROMに予め記憶されている場合について説明したが、各種磁気ディスク、光ディスク、メモリカードなどの記録媒体に制御用プログラムをあらかじめ記録し、これらの記録媒体から読み込み、インストールするように構成することも可能である。また、通信インターフェースを設け、インターネット、LANなどのネットワークを介して制御用プログラムをダウンロードし、インストールして実行するように構成することも可能である。このように構成することにより、ソフトウェア的により高機能としたり、より信頼性の高い車載用音声記録装置を構成することが可能となる。
本実施形態に係る車載用音声記録装置の機能的構成を示すブロック図である。 車両バッテリ電圧の低下時におけるリッピング動作を示したフローチャートである。 車両バッテリ電圧の復帰時におけるリッピング動作を示したフローチャートである。
符号の説明
1 車載用音声記録装置
10 システムマイコン(制御手段)
11 サブマイコン
13 第1電圧検出部(電圧検出手段)
14 第2電圧検出部(電圧検出手段)
16 ハードディスクドライブ(記録手段)
18 CDデータ読取部(音声出力手段)
22 SDRAM(一時記憶手段)

Claims (6)

  1. 音声データを出力する音声出力手段と、前記音声データを記録する記録手段とを備えた車載用音声記録装置において、
    この車載用音声記録装置に供給される電源電圧を検出する電圧検出手段と、前記音声データを一時的に記憶させる一時記憶手段とを備え、
    前記音声出力手段から出力された前記音声データを記記録手段に記録中に、前記電源電圧が、当該記録手段の記録動作を行うための下限電圧を下回った場合、前記記録手段への前記音声データの記録を停止して当該記録手段へ記録された最後の音声データを特定する情報を記憶するとともに、前記記録手段に代えて、前記一時記憶手段への前記音声データの記憶を開始するように制御する制御手段を備え、この制御手段は、前記電源電圧が前記下限電圧よりも高く設定された所定値を上回った場合、前記一時記憶手段への前記音声データの記録を停止して当該一時記憶手段に記憶された音声データを前記記録手段に転送し、この転送された音声データを前記記録手段に最後に記録された音声データに接続して記録するとともに、前記音声出力手段から出力され、かつ、前記転送された音声データに続く音声データを、当該記録手段に転送されて最後に記録された音声データに接続して記録することを特徴とする車載用音声記録装置。
  2. 前記音声データを前記記録手段に転送し記録する場合、
    前記制御手段は、当該音声データと、当該音声データに対応する前記記録手段に記録された音声データとを一体的に取扱えるように記録することを特徴とする請求項に記載の車載用音声記録装置。
  3. 前記音声出力手段を出力動作させるための下限電圧は、前記記録手段の記録動作を行うための下限電圧よりも低く設定され、
    前記制御手段は、前記電源電圧が、前記音声出力手段を出力動作させるための下限電圧を上回り、かつ、前記記録手段の記録動作を行うための下限電圧を下回った場合に、
    前記一時記憶手段に、前記音声データを記憶することを特徴とする請求項1または2に記載の車載用音声記録装置。
  4. 前記記録手段は、ハードディスクドライブであることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の車載用音声記録装置。
  5. 音声データを出力する音声出力手段と、この音声データを記録する記録手段と、この音声データを一時的に記憶する一時記憶手段とを備えた車載用音声記録装置の制御方法において、
    この車載用音声記録装置に供給される電源電圧を検出し、前記音声出力手段から出力された前記音声データを記記録手段に記録中に、前記電源電圧が、当該記録手段の記録動作を行うための下限電圧を下回ったか否かを判定し、前記電源電圧が当該下限電圧を下回った場合に、前記記録手段への前記音声データの記録を停止して当該記録手段へ記録された最後の音声データを特定する情報を記憶するとともに、前記記録手段に代えて、前記一時記憶手段への前記音声データの記憶を開始し、前記電源電圧が前記下限電圧よりも高く設定された所定値を上回った場合、前記一時記憶手段への前記音声データの記録を停止して当該一時記憶手段に記憶された音声データを前記記録手段に転送し、この転送された音声データを前記記録手段に最後に記録された音声データに接続して記録するとともに、前記音声出力手段から出力され、かつ、前記転送された音声データに続く音声データを、当該記録手段に転送されて最後に記録された音声データに接続して記録するように制御する制御過程を備えることを特徴とする車載用音声記録装置の制御方法。
  6. 音声データを出力する音声出力手段と、この音声データを記録する記録手段と、この音声データを一時的に記憶する一時記憶手段とを備えた車載用音声記録装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、
    この車載用音声記録装置に供給される電源電圧を検出させ、前記音声出力手段から出力された前記音声データを記記録手段に記録中に、前記電源電圧が、当該記録手段の記録動作を行うための下限電圧を下回ったか否かを判定させ、前記電源電圧が当該下限電圧を下回った場合に、前記記録手段への前記音声データの記録を停止させて当該記録手段へ記録された最後の音声データを特定する情報を記憶させるとともに、前記記録手段に代えて、前記一時記憶手段への前記音声データの記憶を開始させ、前記電源電圧が前記下限電圧よりも高く設定された所定値を上回った場合、前記一時記憶手段への前記音声データの記録を停止させて当該一時記憶手段に記憶された音声データを前記記録手段に転送させ、この転送された音声データを前記記録手段に最後に記録された音声データに接続して記録させるとともに、前記音声出力手段から出力され、かつ、前記転送された音声データに続く音声データを、当該記録手段に転送されて最後に記録された音声データに接続して記録させることを特徴とする車載用音声記録装置の制御プログラム。
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