JP3483466B2 - 車載ナビゲーション装置および書き込み制御方法 - Google Patents

車載ナビゲーション装置および書き込み制御方法

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JP3483466B2 JP12966998A JP12966998A JP3483466B2 JP 3483466 B2 JP3483466 B2 JP 3483466B2 JP 12966998 A JP12966998 A JP 12966998A JP 12966998 A JP12966998 A JP 12966998A JP 3483466 B2 JP3483466 B2 JP 3483466B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書き込み可能な記
憶装置を有する車載ナビゲーション装置に関し、特に、
記憶装置への書込みの途中に電源が停止してもデータが
失われないようにした車載ナビゲーション装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の車載ナビゲーション装置では、電
源を切っても必要な情報が残るように、バックアップデ
ータを不揮発性の記憶手段に書き込んでいた。不揮発性
の記憶手段としては、バッテリバックアップされたSR
AMやフラッシュメモリなどの不揮発性半導体メモリが
主に使われていた。このような車載ナビゲーション装置
の従来例としては、特開平6-215295号公報に開示されて
いるナビゲーション装置がある。この装置は、電源遮断
スイッチを押下することなく、車のキースイッチをオフ
にしても、車の位置データが車位置検出手段から不揮発
性メモリに確実に書き込まれるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の車
載ナビゲーション装置では、データの書き込み中に電源
が停止した場合のデータの保護は十分に行なわれていな
かった。記憶手段として、書き込み速度が比較的高速な
半導体メモリを記憶手段に用いる場合に比べ、DVD−
RAM等のディスクメディアを用いた場合は、記憶容量
は飛躍的に向上する一方で、その構造上書き込みに時間
がかかることが問題となる。特に、書き込みの途中に電
源が停止した場合には、書き込み中のデータと、書き込
み前に記憶手段に記憶されていたデータの両方が失われ
るおそれがある。さらに、記憶手段が管理領域を有する
場合に、管理領域への書き込み中に電源が停止すると、
管理領域が破壊され、記憶手段全体のデータが失われる
可能性がある。
【0004】車載ナビゲーション装置においては、車載
のバッテリから常時電力が供給される常時電源と、車の
キースイッチに連動して使用時のみ電力が供給されるア
クセサリ電源の2系統の電源を持つことが可能である。
書き込みに時間がかかる記憶手段であっても、書き込み
に必要な電源を常時電源から供給すれば、書き込み中に
電源の供給が断たれる問題は発生しない。しかしなが
ら、本来常時電源に接続するべき電源端子をアクセサリ
電源に接続した場合は、車のキースイッチを切ると本来
常時供給されるべき電源が断たれ、記憶手段に書き込み
中のデータが失われることが考えられる。
【0005】本発明は、上記従来の問題を解決して、車
載ナビゲーション装置の記憶手段への書き込み中に電源
が切れてデータが失われるのを防止することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、車載ナビゲーション装置を以下のよ
うに構成する。電圧監視手段で、常時供給されるべき常
時電源の電圧を監視する。書き込み制御手段で、電圧監
視手段から電圧情報を受け取り、常時電源が停止したこ
とを検出すると、記憶手段への書き込みを禁止または制
限する信号を出力する。記憶手段で、書き込み命令によ
ってデータの書き込みを行なうが、書き込み制御手段か
らの書き込み禁止信号または書き込み制限信号によっ
て、書き込みを全面的にまたは一部禁止する。
【0007】このように構成したことにより、車載ナビ
ゲーション装置の記憶手段への書き込み中に電源が切れ
てデータが失われるのを防止できる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、書き込み可能な記憶手段と、常時供給されるべき電
源の電圧を監視し電圧情報を出力する電圧監視手段と、
前記電圧情報により前記電源が停止したことを検出する
と前記記憶手段への書き込みを一部制限する書き込み制
御手段と、前記電源が停止した場合に前記書き込み制御
手段を動作させる補助電源とを備えた車載ナビゲーショ
ン装置であり、記憶手段への書き込み中に電源が切れて
重要データが失われるのを防止するという作用を有す
る。
【0009】
【0010】本発明の請求項記載の発明は、書き込み
可能な記憶手段と、常時供給されるべき第1電源の電圧
を監視し第1電圧情報を出力する第1電圧監視手段と、
使用時のみ供給されるべき第2電源の電圧を監視し第2
電圧情報を出力する第2電圧監視手段と、前記第1電圧
情報および前記第2電圧情報により、前記第1電源が停
止したことを検出すると前記記憶手段への書き込みを禁
止し、前記第1電源が停止せずに前記第2電源のみが停
止したことを検出すると前記記憶手段への書き込みを許
可する書き込み制御手段とを備えた車載ナビゲーション
装置であり、記憶手段への書き込み中に電源が切れてデ
ータが失われるのを防止するとともに、常時電源の回復
により書き込みを許可するという作用を有する。
【0011】 本発明の請求項3記載の発明は、書き込
み可能な記憶手段と、常時供給されるべき第1電源の電
圧を監視し第1電圧情報を出力する第1電圧監視手段
と、使用時のみ供給されるべき第2電源の電圧を監視し
第2電圧情報を出力する第2電圧監視手段と、前記第1
電圧情報および前記第2電圧情報により、前記第1電源
が停止したことを検出すると前記記憶手段への書き込み
一部制限し、前記第1電源が停止せずに前記第2電源
のみが停止したことを検出すると前記記憶手段への書き
込み制限を解除する書き込み制御手段とを備えた車載ナ
ビゲーション装置であり、記憶手段への書き込み中に電
源が切れて重要データが失われるのを防止するととも
に、常時電源の回復により書き込み制限を解除するとい
う作用を有する。
【0012】
【0013】本発明の請求項記載の発明は、請求項1
のいずれかに記載の車載ナビゲーション装置におい
て、記憶手段は、記憶内容の書き込みに際して記憶媒体
の物理的移動を伴う記憶装置であるものであり、車載ナ
ビゲーション装置のハードディスクやDVD−RAMな
どに対する書き込み中の電源断によるデータ消失を防止
するという作用を有する。
【0014】
【0015】本発明の請求項記載の発明は、請求項
またはに記載の車載ナビゲーション装置の書き込み制
御手段に、一度に書き込むデータ量を一定量未満に制限
する手段を設けたものであり、書き込み中の電源断によ
るデータ消失を最小限にするという作用を有する。
【0016】本発明の請求項記載の発明は、請求項
またはに記載の車載ナビゲーション装置の書き込み制
御手段に、記憶手段の保護領域への書き込みを禁止する
手段を設けたものであり、書き込み中の電源断による保
護データの消失を防止するという作用を有する。
【0017】本発明の請求項記載の発明は、請求項
またはに記載の車載ナビゲーション装置の書き込み制
御手段に、予め指定された重要データの書き込みを禁止
する手段を設けたものであり、書き込み中の電源断によ
る重要データの消失を防止するという作用を有する。
【0018】
【0019】 本発明の請求項8記載の発明は、書き込
み可能な記憶手段と、常時供給されるべき電源の電圧を
監視する電圧監視手段と、補助電源とを備えた車載ナビ
ゲーション装置の書き込み制御方法において、前記電圧
監視手段により前記電源が停止したことを検出すると
補助電源が動作して前記記憶手段への書き込みを一部
限する書き込み制御方法であり、記憶手段への書き込み
中に電源が切れて重要なデータが失われるのを防止する
という作用を有する。
【0020】本発明の請求項記載の発明は、書き込み
可能な記憶手段と、常時供給されるべき第1電源の電圧
を監視する第1電圧監視手段と、使用時のみ供給される
べき第2電源の電圧を監視する第2電圧監視手段とを備
えた車載ナビゲーション装置の書き込み制御方法におい
て、前記第1電圧監視手段により前記第1電源が停止し
たことを検出すると前記記憶手段への書き込みを禁止
し、前記第1電圧監視手段と前記第2電圧監視手段によ
り前記第1電源が停止せずに前記第2電源のみが停止し
たことを検出すると前記記憶手段への書き込みを許可す
る書き込み制御方法であり、記憶手段への書き込み中に
電源が切れてデータが失われるのを防止するとともに、
常時電源の回復により書き込みを許可するという作用を
有する。
【0021】 本発明の請求項10記載の発明は、書き込
み可能な記憶手段と、常時供給されるべき第1電源の電
圧を監視する第1電圧監視手段と、使用時のみ供給され
るべき第2電源の電圧を監視する第2電圧監視手段とを
備えた車載ナビゲーション装置の書き込み制御方法にお
いて、前記第1電圧監視手段により前記第1電源が停止
したことを検出すると前記記憶手段への書き込みを一部
制限し、前記第1電圧監視手段と前記第2電圧監視手段
により前記第1電源が停止せずに前記第2電源のみが停
止したことを検出すると前記記憶手段への書き込み制限
を解除する書き込み制御方法であり、記憶手段への書き
込み中に電源が切れて重要データが失われるのを防止す
るとともに、常時電源の回復により書き込み制限を解除
するという作用を有する。
【0022】本発明の請求項11記載の発明は、請求項
または10に記載の書き込み制御方法において、前記記憶
手段への書き込みを制限する場合に、一度に書き込むデ
ータ量を一定量未満に制限するものであり、書き込み中
の電源断によるデータ消失を最小限にするという作用を
有する。
【0023】本発明の請求項12記載の発明は、請求項
または10に記載の書き込み制御方法において、前記記憶
手段への書き込みを制限する場合に、前記記憶手段の保
護領域への書き込みを禁止するものであり、書き込み中
の電源断による保護データの消失を防止するという作用
を有する。
【0024】本発明の請求項13記載の発明は、請求項
または10に記載の書き込み制御方法において、前記記憶
手段への書き込みを制限する場合に、予め指定された重
要データの書き込みを禁止するものであり、書き込み中
の電源断による重要データの消失を防止するという作用
を有する。
【0025】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら、詳細に説明する。
【0026】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態は、書き込み可能な記憶手段と、常時供給される
べき常時電源の電圧を監視し電圧情報を出力する電圧監
視手段と、電圧情報により常時電源が停止したことを検
出すると記憶手段への書き込みを禁止する書き込み制御
手段とを備えた車載ナビゲーション装置である。
【0027】図1は、本発明の第1の実施の形態の車載
ナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。図
2は、第1の実施の形態の車載ナビゲーション装置への
電力供給の一方法を示すブロック図である。
【0028】図1において、電圧監視手段1は、常時電
源10の電圧を監視する手段である。記憶手段3は、電源
が停止しても記憶内容を保持できる書き込み可能なメモ
リである。書き込み制御手段4は、電圧監視手段1の電
圧情報を入力とし、常時電源10が停止したことを検出す
ると、記憶手段3へ書き込み禁止信号を出力する手段で
ある。位置検出手段5は、車両の位置を検出するGPS
装置などの手段である。表示手段6は、表示データを画
面に表示する手段である。CPU7は、演算処理を行な
う手段である。メインメモリ8は、CPU7が演算処理
を行なう際に参照するデータおよびプログラムを一時的
に保持するメモリである。補助電源9は、常時電源10が
停止した場合でも書き込み制御手段4を動作させるため
の電源である。常時電源10は、車載のバッテリ等から常
時電力が供給される電源である。アクセサリ電源11は、
車のキースイッチに連動して使用時のみ電力が供給され
る電源である。車載ナビゲーション装置12は、第1の実
施の形態の装置全体である。リセット手段15は、書き込
み制御手段4の状態をリセットする手段である。
【0029】図2において、遅延回路13は、アクセサリ
電源11からの電圧入力を一定時間遅延させて制御信号を
出力する回路である。連動回路14は、遅延回路13からの
制御信号に応じて、電源の入力と出力を導通させるか否
かを選択する回路である。図2では、信号線を細線、電
源線を太線で表している。
【0030】以上のように構成された第1の実施の形態
の車載ナビゲーション装置の動作を説明する。常時電源
10およびアクセサリ電源11は、車載ナビゲーション装置
12に電力を供給する。常時電力供給が必要な回路には、
常時電源10から電力を供給する。使用時のみ電力を供給
すればよい回路には、アクセサリ電源11から電力を供給
する。使用時および使用終了直後の一定時間に電力の供
給が必要な回路には、図2に示すように遅延回路13およ
び連動回路14を用いて、アクセサリ電源11の供給時およ
びアクセサリ電源11の供給が停止した直後の一定時間の
み、常時電源10から電力を供給するような構成とするこ
とができる。図2では、記憶手段3に電力を供給する例
を示しているが、他の回路ブロックにも同様に適用可能
である。
【0031】CPU7は、位置検出手段5によって検出
された自車位置の情報をもとに、記憶手段3から地図情
報を読み出し、表示データを生成する。この表示データ
を表示手段6に転送することで、自車位置周辺の地図画
面を表示する。また、CPU7は、走行軌跡や利用者が
設定した地点情報などを記憶手段3に書き込む。例え
ば、自車の走行によって位置検出手段5が検出する自車
位置は変化するが、この自車位置、もしくは自車位置の
変化を記録すれば、走行軌跡が得られる。走行軌跡は、
地図画面上に重ねて表示することもできるし、出発地か
ら目的地までの走行経路を案内する経路探索を行なう際
に参照することもできる。走行軌跡は電源を切っても残
ることが望ましいので、電源が停止しても記憶内容を保
持できる書き込み可能な記憶手段3に書き込む。なお、
記憶手段3に書き込む情報は走行軌跡に限らず他の情報
を書き込むことも可能である。
【0032】電源監視手段1は、常時電源10の電圧を監
視し、書き込み制御回路4へ常時電源の電圧情報を出力
する。書き込み制御手段4は、電圧監視手段1よりの電
圧情報を入力とし、常時電源10の停止を監視する。常時
電源10の停止を検出すれば、次回起動時より記憶手段3
に対して書き込み禁止信号を出力する。記憶手段3は、
書き込み禁止信号が入力された場合には、一切の書き込
みを行なわない。書き込み制御手段4は、リセット手段
15よりのリセット信号を入力すると、常時電源10が停止
した記録を消し、書き込み禁止信号を出力しない状態に
戻る。
【0033】書き込み制御手段4は、常時電源10が停止
した場合でも、常時電源10が停止したことを書き込み制
御手段4内に記憶できなければならない。書き込み制御
手段4を構成する回路の電源としての補助電源9は、車
載ナビゲーション装置内に保持する一次電池を用いる。
あるいは、書き込み制御手段4が、常時電源10が停止し
た直後に、常時電源10が停止したという情報を、書き込
み制御手段4に内蔵する不揮発性メモリに記憶するのに
十分な電力を蓄える二次電池またはキャパシタ等を用い
て、構成することができる。
【0034】なお、第1の実施の形態では、書き込み制
御手段4から記憶手段3へ書き込み禁止信号を出力して
いるが、記憶手段3への書き込みを行なうCPU7等へ
書き込み禁止信号等を出力する構成としてもよい。
【0035】また、第1の実施の形態では、書き込み制
御手段4の出力は書き込み禁止信号であるが、これを書
き込み制限信号とし、記憶手段3への書き込みを一部制
限する構成とすることができる。書き込みを一部制限す
ることで、書き込み中に電源が切れる場合の問題の発生
を抑えつつ、書き込みの必要性の高いデータを書き込む
ことができる。
【0036】上記のように、本発明の第1の実施の形態
では、車載ナビゲーション装置を、書き込み可能な記憶
手段と、常時供給されるべき常時電源の電圧を監視し電
圧情報を出力する電圧監視手段と、電圧情報により常時
電源が停止したことを検出すると記憶手段への書き込み
を禁止する書き込み制御手段とを備えた構成としたの
で、常時電源が停止した場合に、次回起動時より記憶手
段への書き込みを禁止することで、書き込み中に電源が
切れる場合の問題が発生しなくなり、データ保護が確実
にできる。記憶手段がDVD−RAM、ハードディスク
等のディスクメディアやテープメディア等であり、記憶
内容の書き込みに際して記憶媒体の物理的移動を伴う場
合には、書き込みに時間がかかるため、特にデータ保護
の効果が大きくなる。
【0037】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態は、書き込み可能な記憶手段と、常時供給される
べき常時電源の電圧を監視し電圧情報を出力する第1電
圧監視手段と、使用時のみ供給されるべきアクセサリ電
源の電圧を監視し電圧情報を出力する第2電圧監視手段
と、第1、2電圧監視手段の電圧情報により、常時電源
が停止したことを検出すると記憶手段への書き込みを禁
止し、常時電源が停止せずにアクセサリ電源のみが停止
したことを検出すると記憶手段への書き込みを許可する
書き込み制御手段とを備えた車載ナビゲーション装置で
ある。
【0038】図3は、本発明の第2の実施の形態の車載
ナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。図
3において、第2の電圧監視手段2は、アクセサリ電源
11の電圧を監視する手段である。書き込み制御手段4
は、第1の電圧監視手段1および第2の電圧監視手段2
より電圧情報を入力し、記憶手段3へ書き込み禁止信号
を出力する手段である。第1の電圧監視手段1、記憶手
段3、位置検出手段5、表示手段6、CPU7、メイン
メモリ8、補助電源9、常時電源10、アクセサリ電源1
1、車載ナビゲーション装置12は、第1の実施の形態と
同じものである。
【0039】以上のように構成された車載ナビゲーショ
ン装置の動作を説明する。車載ナビゲーション装置12へ
の電力の供給方法、CPU7の動作、書き込み制御手段
4を構成する回路の電源については、第1の実施の形態
に示したものと同様とすることができるので、ここでは
説明を省略する。第1の電圧監視手段1は、常時電源10
の電圧を監視し、書き込み制御回路4へ常時電源10の電
圧情報を出力する。第2の電圧監視手段2は、アクセサ
リ電源11の電圧を監視し、書き込み制御回路4ヘアクセ
サリ電源11の電圧情報を出力する。書き込み制御手段4
は、第1の電圧監視手段1および第2の電圧監視手段2
よりの電圧情報を入力とし、両電源の状態を監視する。
書き込み制御手段4は、常時電源10が停止したことを検
出すれば、次回起動時より記憶手段3に対して書き込み
禁止信号を出力する。また、書き込み制御手段4は、常
時電源10が通電しておりアクセサリ電源11のみが停止し
たことを検出すれば、次回起動時より記憶手段3に対し
て書き込み禁止信号の出力を停止、すなわち書き込みを
許可する。記憶手段3は、書き込み禁止信号が入力され
た場合には一切の書き込みを行なわない。
【0040】常時電源10が停止する場合は、常時電源10
の配線を誤り、アクセサリ電源11から電力を供給されて
いる、すなわち、車のシガーライターソケットより車載
ナビゲーション装置全体12の全電源を取っていることが
推定される。この場合、車のキースイッチに連動して常
時電源10が頻繁に停止することになるので、記憶手段3
への書き込みを禁止し、データの保護を図る。また、常
時電源10が通電したままアクセサリ電源11が停止した場
合には、正常な電源の配線であると推定できるので、記
憶手段3への書き込みを許可する。
【0041】記憶手段3がDVD−RAM、ハードディ
スク等のディスクメディアやテープメディア等であり、
記憶内容の書き込みに際して記憶媒体の物理的移動を伴
う場合には、書き込みに時間がかかるため、特にデータ
保護の効果が高くなる。
【0042】なお、本第2の実施の形態では、書き込み
制御手段4から記憶手段3へ書き込み禁止信号を出力し
ているが、記憶手段3への書き込みを行なうCPU7等
へ書込み禁止信号等を出力する構成としてもよい。
【0043】また、本第2の実施の形態では、書き込み
制御手段4の出力は書き込み禁止信号であるが、これを
書き込み制限信号とし、記憶手段3への書き込みを一部
制限する構成とすることができる。書き込みを一部制限
することで、書き込み中に電源が切れる場合の問題の発
生を抑えつつ、書き込みの必要性の高いデータを書き込
むことができる。
【0044】上記のように、本発明の第2の実施の形態
では、車載ナビゲーション装置を、書き込み可能な記憶
手段と、常時供給されるべき常時電源の電圧を監視し電
圧情報を出力する第1電圧監視手段と、使用時のみ供給
されるべきアクセサリ電源の電圧を監視し電圧情報を出
力する第2電圧監視手段と、第1、2の電圧監視手段よ
りの電圧情報により、常時電源が停止したことを検出す
ると記憶手段への書き込みを禁止し、常時電源が停止せ
ずにアクセサリ電源のみが停止したことを検出すると記
憶手段への書き込みを許可する書き込み制御手段とを備
えた構成としたので、常時電源が停止した場合は、書き
込み禁止または制限してデータ保護ができ、常時電源が
回復した場合は、書き込み禁止または制限を解除してデ
ータ書き込みができる。
【0045】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態は、常時供給されるべき常時電源の電圧を監視し
電圧情報を出力する電圧監視手段と、表示手段と、電圧
情報により常時電源が停止したことを検出すると表示手
段に警告文を表示する手段とを備えた車載ナビゲーショ
ン装置である。
【0046】図4は、本発明の第3の実施の形態の車載
ナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。図
4において、電圧監視手段1、記憶手段3、書き込み制
御手段4、位置検出手段5、表示手段6、CPU7、メ
インメモリ8、補助電源9、常時電源10、アクセサリ電
源11、車載ナビゲーション装置12、リセット手段15は、
第1、2の実施の形態と同じものである。
【0047】以上のように構成された第3の実施の形態
の車載ナビゲーション装置の動作を説明する。車載ナビ
ゲーション装置全体12への電力の供給方法および書き込
み制御手段4を構成する回路の電源については、第1の
実施の形態に示した動作と同様であるので、ここでは説
明を省略する。
【0048】電圧監視手段1は、常時電源10の電圧を監
視し、書き込み制御回路4へ常時電源の電圧情報を出力
する。書き込み制御手段4は、電圧監視手段1よりの電
圧情報を入力とし、常時電源10の停止を監視する。書き
込み制御手段4は、常時電源10の停止を検出すれば、次
回起動時より記憶手段3に対して書き込み禁止信号を出
力し、CPU7に対して、常時電源10の停止を検出した
ことを意味する信号を出力する。記憶手段3は、書き込
み禁止信号が入力された場合には一切の書き込みを行な
わない。書き込み制御手段4は、リセット手段15よりの
リセット信号を入力すると、常時電源10が停止した記録
を消し、書き込み禁止信号等を出力しない状態に戻る。
【0049】CPU7は、書き込み制御手段4より常時
電源10の停止を検出したことを意味する信号を入力する
と、車載ナビゲーション装置12の起動時に、表示手段6
に対し、常時電源10の異常を検出した旨の警告文を表示
する。図5に警告文の表示例を示す。
【0050】上記のように、本発明の第3の実施の形態
では、車載ナビゲーション装置を、常時供給されるべき
常時電源の電圧を監視し電圧情報を出力する電圧監視手
段と、表示手段と、電圧情報により常時電源が停止した
ことを検出すると表示手段に警告文を表示する手段とを
備えた構成としたので、常時電源が停止した場合に次回
起動時より警告文を表示することで、利用者に常時電源
の異常を知らせることができる。
【0051】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施
の形態は、書き込みの禁止または制限を行なわないこと
を利用者が選択できる手段を設けた車載ナビゲーション
装置である。
【0052】図6は、本発明の第4の実施の形態の車載
ナビゲーション装置を示すブロック図である。第4の実
施の形態は、第1の実施の形態の車載ナビゲーション装
置に、書き込み制御手段4の動作・非動作を切り替える
選択手段16を追加した構成としたものである。その他の
構成は第1の実施の形態と同様である。選択手段16は、
車載ナビゲーション装置12に取り付けられ、利用者が押
下可能なスイッチ等で構成することができる他、利用者
がメニュー等で選択するように作られたプログラムによ
るものでもよい。
【0053】選択手段16からの選択信号は、書き込み制
御手段4へ入力される。書き込み制御手段4は、選択手
段16からの選択信号が「非動作」であれば、常時電源10
が停止しても、記憶手段3へ書き込み禁止信号または書
き込み制御信号を出力しない。すなわち、記憶手段3へ
の書き込みが可能となる。
【0054】上記のように、本発明の第4の実施の形態
では、車載ナビゲーション装置に、書き込みの禁止また
は制限を行なわないことを利用者が選択できる手段を設
けた構成としたので、利用者が書き込み制御手段の動作
・非動作を選択できることで、常時電源が停止した場合
でも、利用者の判断により記憶手段への書き込みを行な
える。
【0055】(第5の実施の形態)本発明の第5の実施
の形態は、書き込み制御手段より書き込み制限信号が記
憶手段に入力された場合に、一度に書き込むデータ量を
一定量未満に制限する書き込み制御方法である。
【0056】本発明の第5の実施の形態の書き込み制御
方法が適用される車載ナビゲーション装置の構成は、図
1または図3の車載ナビゲーション装置の構成と同じで
あり、第1の実施の形態および第2の実施の形態で説明
したので、説明は省略する。
【0057】図7は、第5の実施の形態の書き込み制御
方法を示すフローチャートである。以下、図7のフロー
チャートを参照して、第5の実施の形態の書き込み制御
方法を説明する。ステップ81で、書き込むデータがある
かどうかをテストする。データが無ければ終了する。デ
ータがあればステップ82へ進む。ステップ82で、書き込
み制御手段4が書き込み制限信号を出力しているかをテ
ストする。書き込み制限信号が出力されていなければ、
ステップ85へ進み、書き込みが許可される。書き込み制
限信号が出力されていれば、ステップ83へ進む。ステッ
プ83で、書き込むデータ量が予め指定されたデータ量A
以上であるか否かを調べ、書き込むデータ量がA以上で
あれば、ステップ84へ進み、書き込みが禁止される。デ
ータ量がA未満であれば、ステップ85へ進み、書き込み
が許可される。
【0058】上記のように、本発明の第5の実施の形態
では、書き込み制御方法を、書き込み制限された場合
に、一度に書き込むデータ量を一定量未満に制限する構
成としたので、万一書き込みに失敗してデータが消失し
た場合でも、失われるデータ量を指定データ量未満に抑
えることができる。
【0059】(第6の実施の形態)本発明の第6の実施
の形態は、書き込み制御手段より書き込み制限信号が記
憶手段に入力された場合に、記憶手段の保護領域への書
き込みを禁止する書き込み制御方法である。
【0060】本発明の第6の実施の形態の書き込み制御
方法が適用される車載ナビゲーション装置の構成は、図
1または図3の車載ナビゲーション装置と同じであり、
第1の実施の形態および第2の実施の形態で説明したの
で、説明は省略する。
【0061】図8は、第6の実施の形態の書き込み制御
方法を示すフローチャートである。以下、図8のフロー
チャートを参照して、第6の実施の形態の書き込み制御
方法を説明する。ステップ91で、書き込むデータがある
かどうかをテストする。データが無ければ終了する。デ
ータがあればステップ92へ進む。ステップ92で、書き込
み制御手段4が書き込み制限信号を出力しているかをテ
ストする。書き込み制限信号が出力されていなければ、
ステップ95へ進み、書き込みが許可される。書き込み制
限信号が出力されていれば、ステップ93へ進む。ステッ
プ93で、書き込む領域が予め指定された記憶手段3の保
護領域であるか否かを調べ、保護領域への書き込みであ
れば、ステップ94へ進み、書き込みが禁止される。保護
領域以外への書き込みであれば、ステップ95へ進み、書
き込みが許可される。
【0062】上記のように、本発明の第6の実施の形態
では、書き込み制御方法を、書き込み制限された場合
に、保護領域への書き込みを禁止する構成としたので、
書き込みの失敗によって保護領域のデータが失われるこ
とを防ぐことができる。
【0063】(第7の実施の形態)本発明の第7の実施
の形態は、書き込み制限された場合に、予め指定された
重要データの書き込みを禁止する書き込み制御方法であ
る。
【0064】本発明の第7の実施の形態の書き込み制御
方法が適用される車載ナビゲーション装置の構成は、図
1または図3の車載ナビゲーション装置と同じであり、
第1の実施の形態および第2の実施の形態で説明したの
で、説明は省略する。
【0065】図9は、第7の実施の形態の書き込み制御
方法を示すフローチャートである。以下、図9のフロー
チャートを参照して、第7の実施の形態の書き込み制御
方法を説明する。ステップ101で書き込むデータがある
かどうかをテストする。データが無ければ終了する。デ
ータがあればステップ102へ進む。ステップ102で、書き
込み制御手段4が、書き込み制限信号を出力しているか
どうかをテストする。書き込み制限信号が出力されてい
なければ、ステップ105へ進み、書き込みが許可され
る。書き込み制限信号が出力されていれば、ステップ10
3へ進む。ステップ103で、書き込むデータが重要データ
であるか否かを調べ、重要データであれば、ステップ10
4へ進み、書き込みが禁止される。重要データでなけれ
ば、ステップ105へ進み、書き込みが許可される。書き
込むデータが重要データであるか否かは、図10に示すよ
うに、全ての書き込みデータについてデータの先頭に重
要データであるか否かを示すフラグを設けることで知る
ことができる。
【0066】重要データは、ディレクトリ情報などのよ
うな管理データであり、そのデータが失われると、それ
に関連するデータがすべて失われるようなデータであ
る。このような重要データの書き込み中に電源が停止す
ると、管理領域が破壊され、記憶手段全体のデータが失
われる可能性がある。管理データは、管理領域に書き込
まれるので、書き込むデータをチェックすることで、管
理領域への書き込みをチェックできるが、書き込みアド
レスにより管理領域への書き込みか否かを判断してもよ
い。
【0067】上記のように、本発明の第7の実施の形態
では、書き込み制御方法を、書き込み制限された場合
に、予め指定された重要データの書き込みを禁止する構
成としたので、書き込みの失敗によって重要データが失
われることを防ぐことができる。
【0068】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、車載ナ
ビゲーション装置を、電圧監視手段で、常時供給される
べき常時電源の電圧を監視し、書き込み制御手段で、電
圧情報を受けて常時電源が停止したことを検出すると、
記憶手段への書き込みを禁止または制限する信号を出力
し、記憶手段で、書き込み禁止信号または書き込み制限
信号によって、書き込みを全面的にまたは一部禁止する
構成としたので、記憶手段への書き込み中に電源が切れ
てデータが失われることを防止できるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における車載ナビゲ
ーション装置の構成を示すブロック図、
【図2】本発明の第1の実施の形態における電力供給の
一方法を示すブロック図、
【図3】本発明の第2の実施の形態における車載ナビゲ
ーション装置の構成を示すブロック図、
【図4】本発明の第3の実施の形態における車載ナビゲ
ーション装置の構成を示すブロック図、
【図5】本発明の第3の実施の形態における警告文の表
示例、
【図6】本発明の第4の実施の形態における車載ナビゲ
ーション装置の構成を示すブロック図、
【図7】本発明の第5の実施の形態における書き込み制
御方法を示すフローチャート、
【図8】本発明の第6の実施の形態における書き込み制
御方法を示すフローチャート、
【図9】本発明の第7の実施の形態における書き込み制
御方法を示すフローチャート、
【図10】本発明の第7の実施の形態におけるデータの
構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 電圧監視手段(常時電源用) 2 電圧監視手段(アクセサリ電源用) 3 記憶手段 4 書き込み制御手段 6 表示手段 7 CPU 9 補助電源 10 常時電源 11 アクセサリ電源 12 車載ナビゲーション装置 16 選択手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/16 340 G01C 21/00 G08G 1/0969

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書き込み可能な記憶手段と、常時供給さ
    れるべき電源の電圧を監視し電圧情報を出力する電圧監
    視手段と、前記電圧情報により前記電源が停止したこと
    を検出すると前記記憶手段への書き込みを一部制限する
    書き込み制御手段と、前記電源が停止した場合に前記書
    き込み制御手段を動作させる補助電源とを備えたことを
    特徴とする車載ナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 書き込み可能な記憶手段と、常時供給さ
    れるべき第1電源の電圧を監視し第1電圧情報を出力す
    る第1電圧監視手段と、使用時のみ供給されるべき第2
    電源の電圧を監視し第2電圧情報を出力する第2電圧監
    視手段と、前記第1電圧情報および前記第2電圧情報に
    より、前記第1電源が停止したことを検出すると前記記
    憶手段への書き込みを禁止し、前記第1電源が停止せず
    に前記第2電源のみが停止したことを検出すると前記記
    憶手段への書き込みを許可する書き込み制御手段とを備
    えたことを特徴とする車載ナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 書き込み可能な記憶手段と、常時供給さ
    れるべき第1電源の電圧を監視し第1電圧情報を出力す
    る第1電圧監視手段と、使用時のみ供給されるべき第2
    電源の電圧を監視し第2電圧情報を出力する第2電圧監
    視手段と、前記第1電圧情報および前記第2電圧情報に
    より、前記第1電源が停止したことを検出すると前記記
    憶手段への書き込みを一部制限し、前記第1電源が停止
    せずに前記第2電源のみが停止したことを検出すると前
    記記憶手段への書き込み制限を解除する書き込み制御手
    段とを備えたことを特徴とする車載ナビゲーション装
    置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段は、記憶内容の書き込みに
    際して記憶媒体の物理的移動を伴う記憶装置であること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車載ナビ
    ゲーション装置。
  5. 【請求項5】 前記書き込み制御手段に、一度に書き込
    むデータ量を一定量未満に制限する手段を設けたことを
    特徴とする請求項1または3に記載の車載ナビゲーショ
    ン装置。
  6. 【請求項6】 前記書き込み制御手段に、前記記憶手段
    の保護領域への書き込みを禁止する手段を設けたことを
    特徴とする請求項1または3に記載の車載ナビゲーショ
    ン装置。
  7. 【請求項7】 前記書き込み制御手段に、予め指定され
    た重要データの書き込みを禁止する手段を設けたことを
    特徴とする請求項1または3に記載の車載ナビゲーショ
    ン装置。
  8. 【請求項8】 書き込み可能な記憶手段と、常時供給さ
    れるべき電源の電圧を監視する電圧監視手段と、補助電
    源とを備えた車載ナビゲーション装置の書き込み制御方
    法において、前記電圧監視手段により前記電源が停止し
    たことを検出すると、補助電源が動作して前記記憶手段
    への書き込みを一部制限することを特徴とする書き込み
    制御方法。
  9. 【請求項9】 書き込み可能な記憶手段と、常時供給さ
    れるべき第1電源の電圧を監視する第1電圧監視手段
    と、使用時のみ供給されるべき第2電源の電圧を監視す
    る第2電圧監視手段とを備えた車載ナビゲーション装置
    の書き込み制御方法において、前記第1電圧監視手段に
    より前記第1電源が停止したことを検出すると前記記憶
    手段への書き込みを禁止し、前記第1電圧監視手段と前
    記第2電圧監視手段により前記第1電源が停止せずに前
    記第2電源のみが停止したことを検出すると前記記憶手
    段への書き込みを許可することを特徴とする書き込み制
    御方法。
  10. 【請求項10】 書き込み可能な記憶手段と、常時供給
    されるべき第1電源の電圧を監視する第1電圧監視手段
    と、使用時のみ供給されるべき第2電源の電圧を監視す
    る第2電圧監視手段とを備えた車載ナビゲーション装置
    の書き込み制御方法において、前記第1電圧監視手段に
    より前記第1電源が停止したことを検出すると前記記憶
    手段への書き込みを一部制限し、前記第1電圧監視手段
    と前記第2電圧監視手段により前記第1電源が停止せず
    に前記第2電源のみが停止したことを検出すると前記記
    憶手段への書き込み制限を解除することを特徴とする書
    き込み制御方法。
  11. 【請求項11】 前記記憶手段への書き込みを制限する
    場合に、一度に書き込むデータ量を一定量未満に制限す
    ることを特徴とする請求項8または10に記載の書き込
    み制御方法。
  12. 【請求項12】 前記記憶手段への書き込みを制限する
    場合に、前記記憶手段の保護領域への書き込みを禁止す
    ることを特徴とする請求項8または10に記載の書き込
    み制御方法。
  13. 【請求項13】 前記記憶手段への書き込みを制限する
    場合に、予め指定された重要データの書き込みを禁止す
    ることを特徴とする請求項8または10に記載の書き込
    み制御方法。
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