JPWO2013111184A1 - 監視装置およびナビゲーション装置 - Google Patents

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Abstract

自動車における監視装置であって、前記自動車が駐車中か否かを判定する駐車状態判定部と、前記自動車のバッテリー残量を判定するバッテリー状態判定部と、前記自動車が充電中か否かを判定する充電状態判定部と、前記自動車が駐車中である場合に監視用センサとして作動させる前記自動車に搭載されたセンサと、前記センサを作動させる条件を決定する制御部とを備え、前記制御部は、前記駐車状態判定部による判定結果が駐車中であり、かつ、前記充電状態判定部による判定結果が充電中でない場合に、前記バッテリー状態判定部により判定されたバッテリー残量に応じて、前記センサを作動させる条件を決定するようにしたので、バッテリー残量を考慮して防犯のための監視装置の作動を継続させ、充電中でない場合であってもバッテリーを使い切ってしまうことなく、駐車中の車の防犯効果を高めることができる。

Description

この発明は、自動車における、バッテリーからの電力供給を受けて駆動する監視装置およびナビゲーション装置に関するものである。
従来より、各種の自動車の盗難通報警戒装置が知られており、その中でも、プラグインハイブリッド自動車および電気自動車において、電源装置より提供される電力を用いて車載機器を動作させ、防犯装置として使用する提案がなされている。
例えば特許文献1には、車載バッテリーの充電開始信号を受けて、車載のソナーや周辺監視カメラなどを起動し、ソナーにより人の接近を検出し、その映像をカメラで撮影し、映像を記憶装置に保存すると共に、車のユーザの携帯電話等に送信するシステムが開示されている。
特開2010−140451号公報
しかしながら、特許文献1に示すような従来技術では、充電中状態においてのみ自動車に搭載する機器を監視装置として動作させているため、外出先などで充電せずに駐車している場合においては監視装置として利用することができない、という課題があった。また仮に充電中以外に監視システムを動作させた場合、電気自動車のバッテリー状態を考慮せずに機器を作動し続けることになるため、駐車中にバッテリーを使い切ってしまうおそれがある、という課題もあった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、自動車において、バッテリー残量を考慮して防犯のための監視装置の作動を継続させ、充電中でない場合であってもバッテリーを使い切ってしまうことなく、駐車中の車の防犯効果を高めることが可能な監視装置およびナビゲーション装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明は、自動車における監視装置であって、前記自動車が駐車中か否かを判定する駐車状態判定部と、前記自動車のバッテリー残量を判定するバッテリー状態判定部と、前記自動車が充電中か否かを判定する充電状態判定部と、前記自動車が駐車中である場合に監視用センサとして作動させる前記自動車に搭載されたセンサと、前記センサを作動させる条件を決定する制御部とを備え、前記制御部は、前記駐車状態判定部による判定結果が駐車中であり、かつ、前記充電状態判定部による判定結果が充電中でない場合に、前記バッテリー状態判定部により判定されたバッテリー残量に応じて、前記センサを作動させる条件を決定することを特徴とする。
この発明の監視装置またはナビゲーション装置によれば、自動車において、バッテリー残量を考慮して防犯のための監視装置の作動を継続させ、充電中でない場合であってもバッテリーを使い切ってしまうことなく、駐車中の車の防犯効果を高めることができる。
実施の形態1における監視装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1における監視装置の監視開始処理を示すフローチャートである。 実施の形態1における監視装置が保持するバッテリー残量と各センサの作動条件との対応テーブルである。 実施の形態2における監視装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2における監視装置の監視開始処理を示すフローチャートである。 実施の形態2における監視装置が保持するバッテリー残量と各センサの作動条件との対応テーブルである。 実施の形態2における監視装置をナビゲーション装置に組み込んだ構成例を示すブロック図である。 実施の形態3における監視装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態3における監視装置の監視開始処理を示すフローチャートである。 実施の形態3における監視装置が保持するバッテリー残量と各センサの作動条件との対応テーブルである。 実施の形態4における監視装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態4において、通信機器から監視装置の状態について問い合わせがあった場合の処理を示すフローチャートである。 実施の形態4において、通信機器から監視装置のセンサの起動/停止が指示された場合の処理を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における監視装置の構成を示すブロック図である。この監視装置20は、プラグインハイブリッド自動車または電気自動車における防犯のための監視装置であって、駐車状態判定部1、バッテリー残量判定部2、充電状態判定部3、制御部4、ドライブレコーダ51/カメラ52/超音波センサ53/振動センサ54などの各種センサ5、スピーカ/ライト/クラクションなどの警告装置6を備えている。なお、プラグインハイブリッド自動車または電気自動車のことを、以下の説明では「電気自動車等」と呼ぶことにする。
駐車状態判定部1は、電気自動車等が駐車中であるか否かという駐車状態を判定するものであり、例えばイグニッションキーがOFFされたときに駐車開始と判断し、駐車開始した(駐車中である)ことを制御部4に通知する。
バッテリー残量判定部2は、電気自動車等に搭載されるバッテリー残量を検出して判定し、制御部4に通知する。
充電状態判定部3は、電気自動車等が充電中であるか否かを判定するものであり、充電が開始された時点で充電中と判定し、満充電状態に達したり、充電プラグが抜かれたことにより充電が終了した、すなわち、充電中でないと判定して、それぞれの状態(充電中であるか否か)を制御部4に通知する。
制御部4は、駐車状態判定部1、バッテリー残量判定部2、充電状態判定部3より通知される情報を用いて、センサ5の作動条件を決定し、監視を開始する。また監視開始後、作動しているセンサ5からの情報を受け、異常事態と判断した場合には、電気自動車等に搭載されているスピーカ、ライト、クラクション等の警告装置6を制御し、例えばスピーカから警告音を発したり、ライトを明滅させたり、クラクションを鳴動させることにより警告・威嚇を行う。
センサ5は、電気自動車等に搭載されているドライブレコーダ51、カメラ52、超音波センサ53、振動センサ54などであり、電気自動車等が駐車中である場合に監視用センサとして作動するものである。
次に、動作について説明する。図2は、この発明の実施の形態1における監視装置の監視開始処理を示すフローチャートである。
まず、電気自動車等の駐車が開始された(駐車中である)ことを駐車状態判定部1で検知すると(ステップST1のYESの場合)、駐車状態判定部1が制御部4に対して電気自動車の駐車開始を通知する(ステップST2)。次に、制御部4が充電状態判定部3から電気自動車等の充電状態を取得する(ステップST3)。充電中であれば(ステップST4のYESの場合)、全てのセンサを作動して、監視を開始する(ステップST5)。一方、充電中でなければ(ステップST4のNOの場合)、制御部4がバッテリー残量判定部2よりバッテリー残量を取得する(ステップST6)。さらに、ステップST5で取得したバッテリー残量に応じてセンサ5の作動条件を決定し、その条件に従って各種センサ5の制御を行い、監視を開始する(ステップST7)。なお、監視開始後も一定時間毎にバッテリー残量の取得を行い、バッテリー残量に応じたセンサ制御を行う。
ここで、充電中でない場合(ステップST4のNOの場合)に、制御部4がバッテリー残量に応じて作動させるセンサ機器や作動条件を決定する機能について説明する。
この決定方法として、制御部4は、例えば図3に示すような、バッテリー残量と各センサの作動条件との対応テーブルを保持しておき、この対応テーブルを参照することにより、バッテリー残量判定部2から通知されたバッテリー残量に応じて各種センサ5の作動条件を設定する。
例えば、図2に示すフローチャートのステップST6で取得したバッテリー残量が90%だった場合には、図3に示す対応テーブルの、バッテリー残量80〜100%の時の各センサ5の制御条件を参照する。そして、センサ5がドライブレコーダ51であれば、解像度:640×480、画質:高画質、フレームレート:5fpsで動作させ、カメラ52であれば前後左右のカメラを常時作動させるなど、この図3に示すような対応テーブルに従って各種センサ5の作動条件を決定する。
また、バッテリー残量が50%だった場合には、図3に示す対応テーブルの、バッテリー残量40〜60%の時の各センサ5の制御条件を参照する。そして、センサ5がドライブレコーダ51であれば、解像度:320×240、画質:低画質、フレームレート:1fpsで動作させ、カメラ52であれば前後左右の全てのカメラを停止させる。
なお、監視開始後は、作動しているセンサ5から制御部4にセンサ情報が通知され、制御部4がセンサ情報に基づいて異常を検知すると、警告装置6を制御し、例えばスピーカから警告音を発したり,ライトを明滅させたり,クラクションを鳴動させることにより警告・威嚇を行う。
このように、バッテリー残量に応じて、監視装置が備える機器(センサ)の作動条件を変更したり、作動させる機器(センサ)数を変更することにより、バッテリー残量が低下しても継続して防犯のための監視を行うことができる。
なお、この実施の形態1では、プラグインハイブリッド自動車または電気自動車(電気自動車等)における監視装置として説明したが、電気自動車等に限らず、ガソリン車やハイブリッド車等の自動車における監視装置としてもよい。このようなガソリン車やハイブリッド車の場合には、駐車中にバッテリーが充電されることはないため、充電状態判定部3による判定は常に充電中でない(図2に示すフローチャートのステップST4のNOの場合)となり、制御部4がバッテリー残量判定部2よりバッテリー残量を取得して、バッテリー残量に応じて各種センサ5の制御を行い、監視を行う。
このように、電気自動車等ではない自動車における監視装置とした場合であっても、バッテリー残量に応じて、監視装置が備える機器(センサ)の作動条件を変更したり、作動させる機器(センサ)数を変更することにより、バッテリー残量がなくならない程度に防犯のための監視を行うことができる。また、これにより、防犯のために警報装置などを別途追加する必要がない、という効果もある。
以上のように、この実施の形態1によれば、バッテリー残量を考慮して防犯のための監視装置の作動を継続させ、充電中でない場合であってもバッテリーを使い切ってしまうことなく、駐車中の車の防犯効果を高めることができる。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2における監視装置の構成を示すブロック図である。なお、実施の形態1で説明したものと同様の構成には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。以下に示す実施の形態2における監視装置30は、構成としては実施の形態1における監視装置20と同じであるが、制御部4が、電気自動車等に搭載されたナビゲーション装置7からも情報を取得して、その情報も加味してセンサ5の作動条件を決定するものである。
ナビゲーション装置7は、現在位置を検出するGPS等の位置検出部71と、地図情報データベース72を備えている。また、この地図情報データベース72には、少なくとも盗難多発地帯情報も含まれている。そして、ナビゲーション装置7は、位置検出部71により検出された現在位置情報と、地図情報データベース72に含まれる盗難多発地帯情報とを、制御部4に通知する。
制御部4は、ナビゲーション装置7から通知される現在位置情報および盗難多発地帯情報を照らし合わせ、駐車開始時(駐車中)の位置が盗難多発地帯であると判断した場合には、これを加味してセンサ5の作動条件を決定する。
図5は、この発明の実施の形態2における監視装置の監視開始処理を示すフローチャートである。ここで、ステップST11〜ST16までの処理については、実施の形態1における図2に示すフローチャートのステップST1〜ST6と同様であるため説明を省略する。
制御部4は、ステップST16においてバッテリー残量を取得後、ナビゲーション装置7より現在位置情報および盗難多発地帯情報を取得し(ステップST17)、駐車した地点の位置情報が盗難多発地帯であるか否かを判定する(ステップST18)。そして、駐車した地点が盗難多発地帯である場合(ステップST18のYESの場合)には、バッテリー残量に加え盗難多発地帯であることを加味してセンサ5の作動条件を決定し、その条件に従って各種センサ5の制御を行い、監視を開始する(ステップST19)。
一方、駐車した地点が盗難多発地帯でない場合(ステップST18のNOの場合)には、ステップST16で取得したバッテリー残量に応じてセンサ5の作動条件を決定し、その条件に従って各種センサ5の制御を行い、監視を開始する(ステップST20)。なお、監視開始後も一定時間毎にバッテリー残量の取得を行い、その地点(位置)におけるバッテリー残量に応じたセンサ制御を行う。
図6は、充電中でない場合(ステップST14のNOの場合)のバッテリー残量と各センサの作動条件との対応テーブルであり、各センサの作動条件としては、通常時(盗難多発地帯ではない場合)と盗難多発地帯である場合との、2種類が設定されている。なお、実施の形態1と同様、この対応テーブルは制御部4が保持している。
そして、バッテリー残量に応じたセンサ5の作動条件の決定の際に、例えば図6に示すような対応テーブルを参照することにより、バッテリー残量に応じてだけではなく、電気自動車等の駐車位置が盗難多発地帯であるか否かに応じて異なる作動条件を決定することができる。
例えば、図5に示すフローチャートのステップST16で取得したバッテリー残量が90%で、かつ、ステップST17で取得した駐車位置(現在位置)が盗難多発地帯でない場合(ステップST18のNOの場合)には、図6に示す対応テーブルの、バッテリー残量80〜100%の時の各センサ5の通常時の作動条件を参照する。そして、センサ5がドライブレコーダ51であれば、解像度:320×240、画質:中画質、フレームレート:3fpsで動作させ、カメラ52であれば前後のカメラは停止させ、左右のカメラを常時作動させる、というように、この図6に示すような対応テーブルに従って各種センサ5の作動条件を決定する。
一方、バッテリー残量は同じく90%で、かつ、駐車位置が盗難多発地帯だった場合(ステップST18のYESの場合)には、図6に示す対応テーブルの、バッテリー残量80〜100%の時の各センサ5の盗難多発地帯での作動条件を参照する。そして、センサ5がドライブレコーダ51であれば、解像度:640×480、画質:高画質、フレームレート:5fpsで動作させ、カメラ52であれば前後左右のカメラを常時作動させる、というように、この図6に示すような対応テーブルに従って各種センサ5の作動条件を決定する。
なお、監視開始後は、作動しているセンサ5から制御部4にセンサ情報が通知され、制御部4がセンサ情報に基づいて異常を検知すると、警告装置6を制御し、例えばスピーカから警告音を発したり,ライトを明滅させたり,クラクションを鳴動させることにより警告・威嚇を行う。
このように、バッテリー残量および盗難多発地帯であるか否かに応じて、監視装置が備える機器(センサ)の作動条件を変更したり、作動させる機器(センサ)数を変更することにより、バッテリー残量が低下しても継続して防犯のための監視を行うことができるだけでなく、盗難多発地帯においてはセキュリティレベルを上げることができ、より防犯性を高めることができる。また、盗難多発地帯でない場合には、セキュリティレベルを下げることができるので、バッテリー使用量を効率よく抑制することができる。
なお、この実施の形態2では、監視装置30がナビゲーション装置7から情報を取得するものとして説明したが、例えば図7に示すように、位置検出部71や地図情報データベース72を有するナビゲーション装置70が、監視装置30の機能も備えるようにしてもよい。
また、実施の形態1と同様に、この実施の形態2においても、電気自動車等に限らず、ガソリン車やハイブリッド車等の自動車における監視装置としてもよい。
以上のように、この実施の形態2によれば、バッテリー残量および盗難多発地帯であるか否かを考慮して防犯のための監視装置の作動を継続させ、充電中でない場合であってもバッテリーを使い切ってしまうことなく、駐車中の車の防犯効果を高めることができるだけでなく、盗難多発地帯においてはセキュリティレベルを上げることができ、より防犯性を高めることができる。また、盗難多発地帯でない場合には、セキュリティレベルを下げることができるので、バッテリー使用量を効率よく抑制することができる。
実施の形態3.
図8は、この発明の実施の形態3における監視装置の構成を示すブロック図である。なお、実施の形態1,2で説明したものと同様の構成には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。以下に示す実施の形態3における監視装置40は、実施の形態1に示す監視装置20に比べると、さらに時刻判定部8を備えており、制御部4が、この時刻判定部8から現在時刻情報を取得して、現在時刻も加味してセンサ5の作動条件を決定するものである。
時刻判定部8は、現在時刻情報を検出するものである。
制御部4は、時刻判定部8から通知される現在時刻情報を取得し、その取得した現在時刻が盗難等が多発しやすい深夜時間帯であると判断した場合には、これを加味してセンサ5の作動条件を決定する。
図9は、この発明の実施の形態3における監視装置の監視開始処理を示すフローチャートである。ここで、ステップST21〜ST26までの処理については、実施の形態1における図2に示すフローチャートのステップST1〜ST6と同様であるため説明を省略する。
制御部4は、ステップST26においてバッテリー残量を取得後、時刻判定部8より現在時刻情報を取得し(ステップST27)、その時刻が深夜時間帯であるか否かを判定する(ステップST28)。そして、時刻が深夜時間帯である場合(ステップST28のYESの場合)には、バッテリー残量に加え深夜時間帯であることを加味してセンサ5の作動条件を決定し、その条件に従って各種センサ5の制御を行い、監視を開始する(ステップST29)。
一方、時刻が深夜時間帯でない場合(ステップST28のNOの場合)には、ステップST26で取得したバッテリー残量に応じてセンサ5の作動条件を決定し、その条件に従って各種センサ5の制御を行い、監視を開始する(ステップST30)。なお、監視開始後も一定時間毎にバッテリー残量と現在時刻の取得を行い、バッテリー残量および時刻に応じたセンサ制御を行う。
図10は、充電中でない場合(ステップST24のNOの場合)のバッテリー残量と各センサの作動条件との対応テーブルであり、各センサの作動条件としては、通常時(深夜時間帯ではない場合)と深夜時間帯である場合との、2種類が設定されている。なお、実施の形態1,2と同様、この対応テーブルは制御部4が保持している。
そして、バッテリー残量に応じたセンサ5の作動条件の決定の際に、例えば図10に示すような対応テーブルを参照することにより、バッテリー残量に応じてだけではなく、現在時刻が盗難等が多発しやすい深夜時間帯であるか否かに応じて異なる作動条件を決定することができる。
例えば、図9に示すフローチャートのステップST26で取得したバッテリー残量が90%で、かつ、現在時刻が深夜時間帯でない場合(ステップST28のNOの場合)には、図10に示す対応テーブルの、バッテリー残量80〜100%の時の各センサ5の通常時の作動条件を参照する。そして、センサ5がドライブレコーダ51であれば、解像度:320×240、画質:中画質、フレームレート:3fpsで動作させ、カメラ52であれば前後のカメラは停止させ、左右のカメラを常時作動させる、というように、この図10に示すような対応テーブルに従って各種センサ5の作動条件を決定する。
一方、バッテリー残量は同じく90%で、かつ、現在位置が深夜時間帯だった場合(ステップST28のYESの場合)には、図10に示す対応テーブルの、バッテリー残量80〜100%の時の各センサ5の深夜時間帯での作動条件を参照する。そして、センサ5がドライブレコーダ51であれば、解像度:640×480、画質:高画質、フレームレート:5fpsで動作させ、カメラ52であれば前後左右のカメラを常時作動させる、というように、この図10に示すような対応テーブルに従って各種センサ5の作動条件を決定する。
なお、監視開始後は、作動しているセンサ5から制御部4にセンサ情報が通知され、制御部4がセンサ情報に基づいて異常を検知すると、警告装置6を制御し、例えばスピーカから警告音を発したり,ライトを明滅させたり,クラクションを鳴動させることにより警告・威嚇を行う。
このように、バッテリー残量および深夜時間帯であるか否かに応じて、監視装置が備える機器(センサ)の作動条件を変更したり、作動させる機器(センサ)数を変更することにより、バッテリー残量が低下しても継続して防犯のための監視を行うことができるだけでなく、例えば、盗難等が多発しやすい深夜時間帯においてはセキュリティレベルを上げることができ、より防犯性を高めることができる。また、深夜時間帯でない場合には、セキュリティレベルを下げることができるので、バッテリー使用量を効率よく抑制することができる。
なお、この実施の形態3では、バッテリー残量に加えて、時刻が深夜時間帯であるか否かに応じて、センサの作動条件を決定するようにしたが、さらに実施の形態2で説明したような、駐車位置が盗難多発地帯であるか否かということも加味してセンサの作動条件を決定するようにしてもよいことは、言うまでもない。この場合には、図6に示す対応テーブルと、図10に示す対応テーブルとを合体させた対応テーブルを使用すればよい。
このようにすることにより、盗難多発地帯で、かつ、深夜時間帯である場合には、一段と厳しく監視を行うようにするなど、よりセキュリティ効果を高めた監視を行うことができる。
また、実施の形態1,2と同様に、この実施の形態3においても、電気自動車等に限らず、ガソリン車やハイブリッド車等の自動車における監視装置としてもよい。
以上のように、この実施の形態3によれば、バッテリー残量および深夜時間帯であるか否かを考慮して防犯のための監視装置の作動を継続させ、充電中でない場合であってもバッテリーを使い切ってしまうことなく、駐車中の車の防犯効果を高めることができるだけでなく、例えば、盗難等が多発しやすい深夜時間帯においてはセキュリティレベルを上げることができ、より防犯性を高めることができる。また、深夜時間帯でない場合には、セキュリティレベルを下げることができるので、バッテリー使用量を効率よく抑制することができる。
実施の形態4.
図11は、この発明の実施の形態4における監視装置の構成を示すブロック図である。なお、実施の形態1〜3で説明したものと同様の構成には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。以下に示す実施の形態4における監視装置50は、実施の形態1に示す監視装置20に比べると、さらに通信部9を備えるものである。
通信部9は、インターネット網を介して外部の通信機器10と通信可能であり、例えば、電気自動車等の所有者が所持する携帯電話などの通信機器10から要求、すなわち、監視装置50の状態(バッテリー残量やセンサ5の動作状況など)についての問い合わせ要求やセンサ5の動作開始/停止の指示要求があると、制御部4にその問い合わせ要求や指示要求を通知する。また、その要求に対する制御部4からの応答通知を、通信機器10に送信する。
制御部4は、通信部9から監視装置50の状態についての問い合わせ要求を受け取ると、その要求に応答して、現在のバッテリー残量や各センサ5の動作状況を、通信部9に通知する。そして、それらの監視装置50の状態に関する情報は、通信部9を介して通信機器10に通知される。
また、バッテリー残量や各センサ5の動作状況を確認した電気自動車等の所有者が、充電バッテリー残量が気になるからこのセンサは止めたい、とか、セキュリティ上心配だからこのセンサは作動させたい、など、各センサ5の起動/停止を変更したい場合など、通信機器10からセンサ5の動作開始または停止の指示要求が通信部9に対して通知されると、通信部9を介してその指示要求を受けた制御部4が、その要求に応じて各センサ5の起動/停止の制御を行う。
図12は、この発明の実施の形態4において、外部の通信機器10から監視装置50の状態(バッテリー残量やセンサ5の動作状況)について問い合わせがあった場合の処理を示すフローチャートである。
まず、通信機器10から監視装置50の状態についての問い合わせが通信部9に対して行われると、通信部9から制御部4に問い合わせが通知される(ステップST31)。制御部4は、この問い合わせがあると(ステップST31のYESの場合)、現在のバッテリー残量が何%であるかということや、現在の各センサ5の動作状況、例えば、ドライブレコーダ51であれば解像度:640×480、画質:高画質、フレームレート:5fpsで動作中、といった動作状況に関する情報を、通信部9に通知する(ステップST32)。そして、それらの監視装置50の状態(バッテリー残量やセンサ5の動作状況)についての情報は、通信部9を介して通信機器10に通知される。
図13は、この発明の実施の形態4において、外部の通信機器10から監視装置50のセンサ5の起動/停止が指示された場合の処理を示すフローチャートである。
通信機器10からセンサ5の起動または停止の指示要求が通信部9に対して通知されると、通信部9から制御部4にセンサ5の起動/停止の指示要求が通知される(ステップST41)。制御部4は、この指示要求があると(ステップST41のYESの場合)、指示要求のあったセンサ5の起動/停止を切り替える制御を行う(ステップST42)。そして、その制御に従って、指示要求を受けたセンサ5は起動(動作開始)または停止する。
なお、実施の形態1〜3と同様に、この実施の形態4においても、電気自動車等に限らず、ガソリン車やハイブリッド車等の自動車における監視装置としてもよい。
以上のように、この実施の形態4によれば、自動車の所有車が所持する携帯電話などの通信機器10から、駐車中の自動車の監視装置50に対して、充電バッテリー残量や各センサ5の動作状況の問い合わせ要求を行うことにより、その要求に応じてバッテリー残量やセンサ5の動作状況が通知されるので、外出先から自身の自動車の監視装置50の状態(バッテリー残量や各センサ5の動作状況)を確認することができるので、自動車の所有者に安心感を与えることができる。
また、その監視装置50の状態を確認した結果、充電バッテリー残量が気になるからこのセンサは止めたい、とか、セキュリティ上心配だからこのセンサは作動させたい、など、各センサ5の起動/停止を変更したい場合にも、リモートで各センサ5の起動/停止の指示要求を行うことができ、その要求に応じてセンサの起動/停止の制御が行われるので、セキュリティ効果をより高めたり、バッテリー使用量を効率よく抑制することができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
以上のように、この発明に係る監視装置およびナビゲーション装置は、プラグインハイブリッド自動車や電気自動車を外出先などで充電せずに駐車している場合であっても、防犯効果の高い監視装置として利用することができる。
1 駐車状態判定部、2 バッテリー残量判定部、3 充電状態判定部、4 制御部、5 センサ、6 警告装置、7,70 ナビゲーション装置、8 時刻判定部、9 通信部、10 通信機器、20,30,40,50 監視装置、51 ドライブレコーダ、52 カメラ、53 超音波センサ、54 振動センサ、71 位置検出部、72 地図情報データベース。
この発明は、プラグインハイブリッド自動車または電気自動車における、バッテリーからの電力供給を受けて駆動する監視装置およびナビゲーション装置に関するものである。
従来より、各種の自動車の盗難通報警戒装置が知られており、その中でも、プラグインハイブリッド自動車および電気自動車において、電源装置より提供される電力を用いて車載機器を動作させ、防犯装置として使用する提案がなされている。
例えば特許文献1には、車載バッテリーの充電開始信号を受けて、車載のソナーや周辺監視カメラなどを起動し、ソナーにより人の接近を検出し、その映像をカメラで撮影し、映像を記憶装置に保存すると共に、車のユーザの携帯電話等に送信するシステムが開示されている。
特開2010−140451号公報
しかしながら、特許文献1に示すような従来技術では、充電中状態においてのみ自動車に搭載する機器を監視装置として動作させているため、外出先などで充電せずに駐車している場合においては監視装置として利用することができない、という課題があった。また仮に充電中以外に監視システムを動作させた場合、電気自動車のバッテリー状態を考慮せずに機器を作動し続けることになるため、駐車中にバッテリーを使い切ってしまうおそれがある、という課題もあった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、プラグインハイブリッド自動車または電気自動車において、バッテリー残量を考慮して防犯のための監視装置の作動を継続させ、充電中でない場合であってもバッテリーを使い切ってしまうことなく、駐車中の車の防犯効果を高めることが可能な監視装置およびナビゲーション装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明は、プラグインハイブリッド自動車または電気自動車における監視装置であって、前記自動車が駐車中か否かを判定する駐車状態判定部と、前記自動車のバッテリー残量を判定するバッテリー状態判定部と、前記自動車が充電中か否かを判定する充電状態判定部と、前記自動車が駐車中である場合に監視用センサとして作動させる前記自動車に搭載されたセンサと、前記センサを作動させる条件を決定する制御部とを備え、前記制御部は、前記駐車状態判定部による判定結果が駐車中であり、かつ、前記充電状態判定部による判定結果が充電中でない場合に、前記バッテリー状態判定部により判定されたバッテリー残量に応じて、前記センサを作動させる条件を決定することを特徴とする。
この発明の監視装置またはナビゲーション装置によれば、プラグインハイブリッド自動車または電気自動車において、バッテリー残量を考慮して防犯のための監視装置の作動を継続させ、充電中でない場合であってもバッテリーを使い切ってしまうことなく、駐車中の車の防犯効果を高めることができる。
実施の形態1における監視装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1における監視装置の監視開始処理を示すフローチャートである。 実施の形態1における監視装置が保持するバッテリー残量と各センサの作動条件との対応テーブルである。 実施の形態2における監視装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2における監視装置の監視開始処理を示すフローチャートである。 実施の形態2における監視装置が保持するバッテリー残量と各センサの作動条件との対応テーブルである。 実施の形態2における監視装置をナビゲーション装置に組み込んだ構成例を示すブロック図である。 実施の形態3における監視装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態3における監視装置の監視開始処理を示すフローチャートである。 実施の形態3における監視装置が保持するバッテリー残量と各センサの作動条件との対応テーブルである。 実施の形態4における監視装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態4において、通信機器から監視装置の状態について問い合わせがあった場合の処理を示すフローチャートである。 実施の形態4において、通信機器から監視装置のセンサの起動/停止が指示された場合の処理を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における監視装置の構成を示すブロック図である。この監視装置20は、プラグインハイブリッド自動車または電気自動車における防犯のための監視装置であって、駐車状態判定部1、バッテリー残量判定部2、充電状態判定部3、制御部4、ドライブレコーダ51/カメラ52/超音波センサ53/振動センサ54などの各種センサ5、スピーカ/ライト/クラクションなどの警告装置6を備えている。なお、プラグインハイブリッド自動車または電気自動車のことを、以下の説明では「電気自動車等」と呼ぶことにする。
駐車状態判定部1は、電気自動車等が駐車中であるか否かという駐車状態を判定するものであり、例えばイグニッションキーがOFFされたときに駐車開始と判断し、駐車開始した(駐車中である)ことを制御部4に通知する。
バッテリー残量判定部2は、電気自動車等に搭載されるバッテリー残量を検出して判定し、制御部4に通知する。
充電状態判定部3は、電気自動車等が充電中であるか否かを判定するものであり、充電が開始された時点で充電中と判定し、満充電状態に達したり、充電プラグが抜かれたことにより充電が終了した、すなわち、充電中でないと判定して、それぞれの状態(充電中であるか否か)を制御部4に通知する。
制御部4は、駐車状態判定部1、バッテリー残量判定部2、充電状態判定部3より通知される情報を用いて、センサ5の作動条件を決定し、監視を開始する。また監視開始後、作動しているセンサ5からの情報を受け、異常事態と判断した場合には、電気自動車等に搭載されているスピーカ、ライト、クラクション等の警告装置6を制御し、例えばスピーカから警告音を発したり、ライトを明滅させたり、クラクションを鳴動させることにより警告・威嚇を行う。
センサ5は、電気自動車等に搭載されているドライブレコーダ51、カメラ52、超音波センサ53、振動センサ54などであり、電気自動車等が駐車中である場合に監視用センサとして作動するものである。
次に、動作について説明する。図2は、この発明の実施の形態1における監視装置の監視開始処理を示すフローチャートである。
まず、電気自動車等の駐車が開始された(駐車中である)ことを駐車状態判定部1で検知すると(ステップST1のYESの場合)、駐車状態判定部1が制御部4に対して電気自動車の駐車開始を通知する(ステップST2)。次に、制御部4が充電状態判定部3から電気自動車等の充電状態を取得する(ステップST3)。充電中であれば(ステップST4のYESの場合)、全てのセンサを作動して、監視を開始する(ステップST5)。一方、充電中でなければ(ステップST4のNOの場合)、制御部4がバッテリー残量判定部2よりバッテリー残量を取得する(ステップST6)。さらに、ステップST5で取得したバッテリー残量に応じてセンサ5の作動条件を決定し、その条件に従って各種センサ5の制御を行い、監視を開始する(ステップST7)。なお、監視開始後も一定時間毎にバッテリー残量の取得を行い、バッテリー残量に応じたセンサ制御を行う。
ここで、充電中でない場合(ステップST4のNOの場合)に、制御部4がバッテリー残量に応じて作動させるセンサ機器や作動条件を決定する機能について説明する。
この決定方法として、制御部4は、例えば図3に示すような、バッテリー残量と各センサの作動条件との対応テーブルを保持しておき、この対応テーブルを参照することにより、バッテリー残量判定部2から通知されたバッテリー残量に応じて各種センサ5の作動条件を設定する。
例えば、図2に示すフローチャートのステップST6で取得したバッテリー残量が90%だった場合には、図3に示す対応テーブルの、バッテリー残量80〜100%の時の各センサ5の制御条件を参照する。そして、センサ5がドライブレコーダ51であれば、解像度:640×480、画質:高画質、フレームレート:5fpsで動作させ、カメラ52であれば前後左右のカメラを常時作動させるなど、この図3に示すような対応テーブルに従って各種センサ5の作動条件を決定する。
また、バッテリー残量が50%だった場合には、図3に示す対応テーブルの、バッテリー残量40〜60%の時の各センサ5の制御条件を参照する。そして、センサ5がドライブレコーダ51であれば、解像度:320×240、画質:低画質、フレームレート:1fpsで動作させ、カメラ52であれば前後左右の全てのカメラを停止させる。
なお、監視開始後は、作動しているセンサ5から制御部4にセンサ情報が通知され、制御部4がセンサ情報に基づいて異常を検知すると、警告装置6を制御し、例えばスピーカから警告音を発したり,ライトを明滅させたり,クラクションを鳴動させることにより警告・威嚇を行う。
このように、バッテリー残量に応じて、監視装置が備える機器(センサ)の作動条件を変更したり、作動させる機器(センサ)数を変更することにより、バッテリー残量が低下しても継続して防犯のための監視を行うことができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、バッテリー残量を考慮して防犯のための監視装置の作動を継続させ、充電中でない場合であってもバッテリーを使い切ってしまうことなく、駐車中の車の防犯効果を高めることができる。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2における監視装置の構成を示すブロック図である。なお、実施の形態1で説明したものと同様の構成には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。以下に示す実施の形態2における監視装置30は、構成としては実施の形態1における監視装置20と同じであるが、制御部4が、電気自動車等に搭載されたナビゲーション装置7からも情報を取得して、その情報も加味してセンサ5の作動条件を決定するものである。
ナビゲーション装置7は、現在位置を検出するGPS等の位置検出部71と、地図情報データベース72を備えている。また、この地図情報データベース72には、少なくとも盗難多発地帯情報も含まれている。そして、ナビゲーション装置7は、位置検出部71により検出された現在位置情報と、地図情報データベース72に含まれる盗難多発地帯情報とを、制御部4に通知する。
制御部4は、ナビゲーション装置7から通知される現在位置情報および盗難多発地帯情報を照らし合わせ、駐車開始時(駐車中)の位置が盗難多発地帯であると判断した場合には、これを加味してセンサ5の作動条件を決定する。
図5は、この発明の実施の形態2における監視装置の監視開始処理を示すフローチャートである。ここで、ステップST11〜ST16までの処理については、実施の形態1における図2に示すフローチャートのステップST1〜ST6と同様であるため説明を省略する。
制御部4は、ステップST16においてバッテリー残量を取得後、ナビゲーション装置7より現在位置情報および盗難多発地帯情報を取得し(ステップST17)、駐車した地点の位置情報が盗難多発地帯であるか否かを判定する(ステップST18)。そして、駐車した地点が盗難多発地帯である場合(ステップST18のYESの場合)には、バッテリー残量に加え盗難多発地帯であることを加味してセンサ5の作動条件を決定し、その条件に従って各種センサ5の制御を行い、監視を開始する(ステップST19)。
一方、駐車した地点が盗難多発地帯でない場合(ステップST18のNOの場合)には、ステップST16で取得したバッテリー残量に応じてセンサ5の作動条件を決定し、その条件に従って各種センサ5の制御を行い、監視を開始する(ステップST20)。なお、監視開始後も一定時間毎にバッテリー残量の取得を行い、その地点(位置)におけるバッテリー残量に応じたセンサ制御を行う。
図6は、充電中でない場合(ステップST14のNOの場合)のバッテリー残量と各センサの作動条件との対応テーブルであり、各センサの作動条件としては、通常時(盗難多発地帯ではない場合)と盗難多発地帯である場合との、2種類が設定されている。なお、実施の形態1と同様、この対応テーブルは制御部4が保持している。
そして、バッテリー残量に応じたセンサ5の作動条件の決定の際に、例えば図6に示すような対応テーブルを参照することにより、バッテリー残量に応じてだけではなく、電気自動車等の駐車位置が盗難多発地帯であるか否かに応じて異なる作動条件を決定することができる。
例えば、図5に示すフローチャートのステップST16で取得したバッテリー残量が90%で、かつ、ステップST17で取得した駐車位置(現在位置)が盗難多発地帯でない場合(ステップST18のNOの場合)には、図6に示す対応テーブルの、バッテリー残量80〜100%の時の各センサ5の通常時の作動条件を参照する。そして、センサ5がドライブレコーダ51であれば、解像度:320×240、画質:中画質、フレームレート:3fpsで動作させ、カメラ52であれば前後のカメラは停止させ、左右のカメラを常時作動させる、というように、この図6に示すような対応テーブルに従って各種センサ5の作動条件を決定する。
一方、バッテリー残量は同じく90%で、かつ、駐車位置が盗難多発地帯だった場合(ステップST18のYESの場合)には、図6に示す対応テーブルの、バッテリー残量80〜100%の時の各センサ5の盗難多発地帯での作動条件を参照する。そして、センサ5がドライブレコーダ51であれば、解像度:640×480、画質:高画質、フレームレート:5fpsで動作させ、カメラ52であれば前後左右のカメラを常時作動させる、というように、この図6に示すような対応テーブルに従って各種センサ5の作動条件を決定する。
なお、監視開始後は、作動しているセンサ5から制御部4にセンサ情報が通知され、制御部4がセンサ情報に基づいて異常を検知すると、警告装置6を制御し、例えばスピーカから警告音を発したり,ライトを明滅させたり,クラクションを鳴動させることにより警告・威嚇を行う。
このように、バッテリー残量および盗難多発地帯であるか否かに応じて、監視装置が備える機器(センサ)の作動条件を変更したり、作動させる機器(センサ)数を変更することにより、バッテリー残量が低下しても継続して防犯のための監視を行うことができるだけでなく、盗難多発地帯においてはセキュリティレベルを上げることができ、より防犯性を高めることができる。また、盗難多発地帯でない場合には、セキュリティレベルを下げることができるので、バッテリー使用量を効率よく抑制することができる。
なお、この実施の形態2では、監視装置30がナビゲーション装置7から情報を取得するものとして説明したが、例えば図7に示すように、位置検出部71や地図情報データベース72を有するナビゲーション装置70が、監視装置30の機能も備えるようにしてもよい。
以上のように、この実施の形態2によれば、バッテリー残量および盗難多発地帯であるか否かを考慮して防犯のための監視装置の作動を継続させ、充電中でない場合であってもバッテリーを使い切ってしまうことなく、駐車中の車の防犯効果を高めることができるだけでなく、盗難多発地帯においてはセキュリティレベルを上げることができ、より防犯性を高めることができる。また、盗難多発地帯でない場合には、セキュリティレベルを下げることができるので、バッテリー使用量を効率よく抑制することができる。
実施の形態3.
図8は、この発明の実施の形態3における監視装置の構成を示すブロック図である。なお、実施の形態1,2で説明したものと同様の構成には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。以下に示す実施の形態3における監視装置40は、実施の形態1に示す監視装置20に比べると、さらに時刻判定部8を備えており、制御部4が、この時刻判定部8から現在時刻情報を取得して、現在時刻も加味してセンサ5の作動条件を決定するものである。
時刻判定部8は、現在時刻情報を検出するものである。
制御部4は、時刻判定部8から通知される現在時刻情報を取得し、その取得した現在時刻が盗難等が多発しやすい深夜時間帯であると判断した場合には、これを加味してセンサ5の作動条件を決定する。
図9は、この発明の実施の形態3における監視装置の監視開始処理を示すフローチャートである。ここで、ステップST21〜ST26までの処理については、実施の形態1における図2に示すフローチャートのステップST1〜ST6と同様であるため説明を省略する。
制御部4は、ステップST26においてバッテリー残量を取得後、時刻判定部8より現在時刻情報を取得し(ステップST27)、その時刻が深夜時間帯であるか否かを判定する(ステップST28)。そして、時刻が深夜時間帯である場合(ステップST28のYESの場合)には、バッテリー残量に加え深夜時間帯であることを加味してセンサ5の作動条件を決定し、その条件に従って各種センサ5の制御を行い、監視を開始する(ステップST29)。
一方、時刻が深夜時間帯でない場合(ステップST28のNOの場合)には、ステップST26で取得したバッテリー残量に応じてセンサ5の作動条件を決定し、その条件に従って各種センサ5の制御を行い、監視を開始する(ステップST30)。なお、監視開始後も一定時間毎にバッテリー残量と現在時刻の取得を行い、バッテリー残量および時刻に応じたセンサ制御を行う。
図10は、充電中でない場合(ステップST24のNOの場合)のバッテリー残量と各センサの作動条件との対応テーブルであり、各センサの作動条件としては、通常時(深夜時間帯ではない場合)と深夜時間帯である場合との、2種類が設定されている。なお、実施の形態1,2と同様、この対応テーブルは制御部4が保持している。
そして、バッテリー残量に応じたセンサ5の作動条件の決定の際に、例えば図10に示すような対応テーブルを参照することにより、バッテリー残量に応じてだけではなく、現在時刻が盗難等が多発しやすい深夜時間帯であるか否かに応じて異なる作動条件を決定することができる。
例えば、図9に示すフローチャートのステップST26で取得したバッテリー残量が90%で、かつ、現在時刻が深夜時間帯でない場合(ステップST28のNOの場合)には、図10に示す対応テーブルの、バッテリー残量80〜100%の時の各センサ5の通常時の作動条件を参照する。そして、センサ5がドライブレコーダ51であれば、解像度:320×240、画質:中画質、フレームレート:3fpsで動作させ、カメラ52であれば前後のカメラは停止させ、左右のカメラを常時作動させる、というように、この図10に示すような対応テーブルに従って各種センサ5の作動条件を決定する。
一方、バッテリー残量は同じく90%で、かつ、現在位置が深夜時間帯だった場合(ステップST28のYESの場合)には、図10に示す対応テーブルの、バッテリー残量80〜100%の時の各センサ5の深夜時間帯での作動条件を参照する。そして、センサ5がドライブレコーダ51であれば、解像度:640×480、画質:高画質、フレームレート:5fpsで動作させ、カメラ52であれば前後左右のカメラを常時作動させる、というように、この図10に示すような対応テーブルに従って各種センサ5の作動条件を決定する。
なお、監視開始後は、作動しているセンサ5から制御部4にセンサ情報が通知され、制御部4がセンサ情報に基づいて異常を検知すると、警告装置6を制御し、例えばスピーカから警告音を発したり,ライトを明滅させたり,クラクションを鳴動させることにより警告・威嚇を行う。
このように、バッテリー残量および深夜時間帯であるか否かに応じて、監視装置が備える機器(センサ)の作動条件を変更したり、作動させる機器(センサ)数を変更することにより、バッテリー残量が低下しても継続して防犯のための監視を行うことができるだけでなく、例えば、盗難等が多発しやすい深夜時間帯においてはセキュリティレベルを上げることができ、より防犯性を高めることができる。また、深夜時間帯でない場合には、セキュリティレベルを下げることができるので、バッテリー使用量を効率よく抑制することができる。
なお、この実施の形態3では、バッテリー残量に加えて、時刻が深夜時間帯であるか否かに応じて、センサの作動条件を決定するようにしたが、さらに実施の形態2で説明したような、駐車位置が盗難多発地帯であるか否かということも加味してセンサの作動条件を決定するようにしてもよいことは、言うまでもない。この場合には、図6に示す対応テーブルと、図10に示す対応テーブルとを合体させた対応テーブルを使用すればよい。
このようにすることにより、盗難多発地帯で、かつ、深夜時間帯である場合には、一段と厳しく監視を行うようにするなど、よりセキュリティ効果を高めた監視を行うことができる。
以上のように、この実施の形態3によれば、バッテリー残量および深夜時間帯であるか否かを考慮して防犯のための監視装置の作動を継続させ、充電中でない場合であってもバッテリーを使い切ってしまうことなく、駐車中の車の防犯効果を高めることができるだけでなく、例えば、盗難等が多発しやすい深夜時間帯においてはセキュリティレベルを上げることができ、より防犯性を高めることができる。また、深夜時間帯でない場合には、セキュリティレベルを下げることができるので、バッテリー使用量を効率よく抑制することができる。
実施の形態4.
図11は、この発明の実施の形態4における監視装置の構成を示すブロック図である。なお、実施の形態1〜3で説明したものと同様の構成には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。以下に示す実施の形態4における監視装置50は、実施の形態1に示す監視装置20に比べると、さらに通信部9を備えるものである。
通信部9は、インターネット網を介して外部の通信機器10と通信可能であり、例えば、電気自動車等の所有者が所持する携帯電話などの通信機器10から要求、すなわち、監視装置50の状態(バッテリー残量やセンサ5の動作状況など)についての問い合わせ要求やセンサ5の動作開始/停止の指示要求があると、制御部4にその問い合わせ要求や指示要求を通知する。また、その要求に対する制御部4からの応答通知を、通信機器10に送信する。
制御部4は、通信部9から監視装置50の状態についての問い合わせ要求を受け取ると、その要求に応答して、現在のバッテリー残量や各センサ5の動作状況を、通信部9に通知する。そして、それらの監視装置50の状態に関する情報は、通信部9を介して通信機器10に通知される。
また、バッテリー残量や各センサ5の動作状況を確認した電気自動車等の所有者が、充電バッテリー残量が気になるからこのセンサは止めたい、とか、セキュリティ上心配だからこのセンサは作動させたい、など、各センサ5の起動/停止を変更したい場合など、通信機器10からセンサ5の動作開始または停止の指示要求が通信部9に対して通知されると、通信部9を介してその指示要求を受けた制御部4が、その要求に応じて各センサ5の起動/停止の制御を行う。
図12は、この発明の実施の形態4において、外部の通信機器10から監視装置50の状態(バッテリー残量やセンサ5の動作状況)について問い合わせがあった場合の処理を示すフローチャートである。
まず、通信機器10から監視装置50の状態についての問い合わせが通信部9に対して行われると、通信部9から制御部4に問い合わせが通知される(ステップST31)。制御部4は、この問い合わせがあると(ステップST31のYESの場合)、現在のバッテリー残量が何%であるかということや、現在の各センサ5の動作状況、例えば、ドライブレコーダ51であれば解像度:640×480、画質:高画質、フレームレート:5fpsで動作中、といった動作状況に関する情報を、通信部9に通知する(ステップST32)。そして、それらの監視装置50の状態(バッテリー残量やセンサ5の動作状況)についての情報は、通信部9を介して通信機器10に通知される。
図13は、この発明の実施の形態4において、外部の通信機器10から監視装置50のセンサ5の起動/停止が指示された場合の処理を示すフローチャートである。
通信機器10からセンサ5の起動または停止の指示要求が通信部9に対して通知されると、通信部9から制御部4にセンサ5の起動/停止の指示要求が通知される(ステップST41)。制御部4は、この指示要求があると(ステップST41のYESの場合)、指示要求のあったセンサ5の起動/停止を切り替える制御を行う(ステップST42)。そして、その制御に従って、指示要求を受けたセンサ5は起動(動作開始)または停止する。
以上のように、この実施の形態4によれば、電気自動車等の所有車が所持する携帯電話などの通信機器10から、駐車中の電気自動車等の監視装置50に対して、充電バッテリー残量や各センサ5の動作状況の問い合わせ要求を行うことにより、その要求に応じてバッテリー残量やセンサ5の動作状況が通知されるので、外出先から自身の電気自動車等の監視装置50の状態(バッテリー残量や各センサ5の動作状況)を確認することができるので、電気自動車等の所有者に安心感を与えることができる。
また、その監視装置50の状態を確認した結果、充電バッテリー残量が気になるからこのセンサは止めたい、とか、セキュリティ上心配だからこのセンサは作動させたい、など、各センサ5の起動/停止を変更したい場合にも、リモートで各センサ5の起動/停止の指示要求を行うことができ、その要求に応じてセンサの起動/停止の制御が行われるので、セキュリティ効果をより高めたり、バッテリー使用量を効率よく抑制することができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
以上のように、この発明に係る監視装置およびナビゲーション装置は、プラグインハイブリッド自動車や電気自動車を外出先などで充電せずに駐車している場合であっても、防犯効果の高い監視装置として利用することができる。
1 駐車状態判定部、2 バッテリー残量判定部、3 充電状態判定部、4 制御部、5 センサ、6 警告装置、7,70 ナビゲーション装置、8 時刻判定部、9 通信部、10 通信機器、20,30,40,50 監視装置、51 ドライブレコーダ、52 カメラ、53 超音波センサ、54 振動センサ、71 位置検出部、72 地図情報データベース。
上記目的を達成するため、この発明は、プラグインハイブリッド自動車または電気自動車における監視装置であって、前記自動車が駐車中か否かを判定する駐車状態判定部と、前記自動車のバッテリー残量を判定するバッテリー状態判定部と、前記自動車が充電中か否かを判定する充電状態判定部と、前記自動車が駐車中である場合に監視用センサとして作動させる前記自動車に搭載されたセンサと、前記センサを作動させる条件を決定する制御部とを備え、前記制御部は、前記監視装置に接続されたナビゲーション装置から、現在位置情報および盗難多発地帯情報を取得し、前記駐車状態判定部による判定結果が駐車中であり、かつ、前記充電状態判定部による判定結果が充電中でない場合に、前記バッテリー状態判定部により判定されたバッテリー残量および前記ナビゲーション装置から取得した現在位置が前記盗難多発地帯であるか否かに応じて、前記センサを作動させる条件を決定することを特徴とする。

Claims (6)

  1. 自動車における監視装置であって、
    前記自動車が駐車中か否かを判定する駐車状態判定部と、
    前記自動車のバッテリー残量を判定するバッテリー状態判定部と、
    前記自動車が充電中か否かを判定する充電状態判定部と、
    前記自動車が駐車中である場合に監視用センサとして作動させる前記自動車に搭載されたセンサと、
    前記センサを作動させる条件を決定する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記駐車状態判定部による判定結果が駐車中であり、かつ、前記充電状態判定部による判定結果が充電中でない場合に、前記バッテリー状態判定部により判定されたバッテリー残量に応じて、前記センサを作動させる条件を決定する
    ことを特徴とする監視装置。
  2. 前記制御部は、
    前記監視装置に接続されたナビゲーション装置から、現在位置情報および盗難多発地帯情報を取得し、
    前記駐車状態判定部による判定結果が駐車中であり、かつ、前記充電状態判定部による判定結果が充電中でない場合に、前記ナビゲーション装置から取得した現在位置が前記盗難多発地帯である場合には、前記バッテリー状態判定部により判定されたバッテリー残量および前記盗難多発地帯であることに応じて、前記センサを作動させる条件を決定する
    ことを特徴とする請求項1記載の監視装置。
  3. 現在時刻を取得する時刻判定部をさらに備え、
    前記制御部は、前記駐車状態判定部による判定結果が駐車中であり、かつ、前記充電状態判定部による判定結果が充電中でない場合に、前記バッテリー状態判定部により判定されたバッテリー残量および前記時刻判定部により取得された現在時刻に応じて、前記センサを作動させる条件を決定する
    ことを特徴とする請求項1記載の監視装置。
  4. 外部の通信機器と通信可能な通信部をさらに備え、
    前記制御部は、前記通信機器からの要求に応じて、前記センサの動作状況を前記通信部に通知する
    ことを特徴とする請求項1記載の監視装置。
  5. 前記制御部は、前記通信機器からの要求に応じて、前記センサの起動/停止の制御を行う
    ことを特徴とする請求項4記載の監視装置。
  6. 自動車におけるナビゲーション装置であって、
    前記自動車が駐車中か否かを判定する駐車状態判定部と、
    前記自動車のバッテリー残量を判定するバッテリー状態判定部と、
    前記自動車が充電中か否かを判定する充電状態判定部と、
    前記自動車が駐車中である場合に監視用センサとして作動させる前記自動車に搭載されたセンサと、
    前記センサを作動させる条件を決定する制御部と、
    前記自動車の現在位置を取得する位置検出部と、
    盗難多発地帯情報を含む地図情報データベースとを備え、
    前記制御部は、前記駐車状態判定部による判定結果が駐車中であり、かつ、前記充電状態判定部による判定結果が充電中でない場合に、前記位置検出部により取得した現在位置が前記盗難多発地帯である場合には、前記バッテリー状態判定部により判定されたバッテリー残量および前記盗難多発地帯であることに応じて、前記センサを作動させる条件を決定する
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
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