JP4875368B2 - 車両電力分配システム - Google Patents

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本発明は、自動車用バッテリのバッテリ上がりを防止できる車両電力分配システムに関するものである。
車両に搭載されたバッテリのバッテリ上がりを防止する従来の技術として、例えば特許文献1で開示された車両用電源システムがある。ここでは、メインのバッテリに加えてサブバッテリを搭載しており、それぞれの残存容量を算出する残存容量算出手段と、メインバッテリの電源ラインを遮断する第1の遮断手段と、サブバッテリの電源ラインを遮断する第2の遮断手段を備えている。
上記従来の車両用電源システムでは、車両停止時に前記第1の遮断手段を用いてメインバッテリの電源ラインを遮断する一方、前記第2の遮断手段を遮断解除して車両停止時に必要な暗電流あるいは動作電流をサブバッテリから供給するようにしている。
また車両走行時は、前記第1の遮断手段を遮断解除して走行中に必要となる負荷への電力供給をメインバッテリから行わせるようにする一方、前記第2の遮断手段を遮断してサブバッテリの電源ラインを遮断している。
上記構成の従来の車両用電源システムでは、車両走行中に前記残存容量算出手段がメインバッテリの残存容量の不足を判断すると、前記第2の遮断手段を遮断解除してサブバッテリからも電力供給させるようにしている。また、車両停止中に前記残存容量算出手段がサブバッテリの残存容量の不足を判断すると、前記第1の遮断手段を遮断解除してメインバッテリからも電力供給させるようにしている。
特開2003−226207号
しかしながら、上記従来の車両用電源システムでは、以下のような問題があった。車両駐車時には、メインバッテリからの電力供給を遮断することでメインバッテリのバッテリ上がりを防止できるものの、駐車中に作動する可能性のある負荷全てに対してサブバッテリから電力供給を行わせるようにしているため、サブバッテリからの放電量(暗電流)が大きくなり、サブバッテリのバッテリ上がりを早めてしまうといった問題があった。
また、サブバッテリの残存容量が低下すると、メインバッテリからも電力供給させるようにしているが、駐車期間が長くなると、サブバッテリだけでなくメインバッテリもバッテリ上がりに至ってしまうといった問題があった。そのため、例えば長距離輸送等の場合には、ヒューズを抜いて放電を防止することが行われていたが、ヒューズを抜いたり再び取付けるための作業負担が大きかった。
そこで、本発明はこれらの問題を解決するためになされたものであり、駐車時の暗電流を低減して長期の駐車に対してもバッテリ上がりを防止できる車両電力分配システムを提供することを目的とする。
この発明の車両電力分配システムの第1の態様は、メインバッテリとオルタネータからなるメイン電源部と、駐車時に常時動作する駐車時監視装置と、前記駐車時監視装置からの信号に基づいて動作する駐車時システムと、前記メインバッテリから前記駐車時システムへの電力供給を遮断する第1の遮断手段と、前記メインバッテリから前記駐車時システムを除く負荷への電力供給を遮断する第2の遮断手段と、前記第1の遮断手段と前記第2の遮断手段を用いて前記メイン電源部からの電力供給を制御するメイン電源制御部と、重要負荷への電力供給をバックアップするサブバッテリと、前記サブバッテリからの電力供給を制御するサブ電源制御部とを備えた車両電力分配システムであって、前記メイン電源制御部は、駐車時に前記第1の遮断手段と前記第2の遮断手段の全てを遮断状態にして前記メインバッテリをスリープモードにする駐車時遮断制御手段と、前記第1の遮断手段による遮断を解除する駐車時起動制御手段とを備え、前記サブ電源制御部は、駐車時に前記サブバッテリから前記駐車時監視装置に電力供給を行わせる駐車時給電制御手段と、前記駐車時監視装置からの監視信号を入力する監視信号入力手段と、前記監視信号入力手段で前記監視信号を入力すると前記駐車時起動制御手段を作動させる起動要求制御手段とを備えることを特徴とする車両電力分配システムである。
第2の態様は、前記サブ電源制御部が、駐車時に重要負荷への電力供給を遮断する重要負荷遮断手段を備えることを特徴とする車両電力分配システムである。
第3の態様は、前記サブ電源制御部が、前記サブバッテリの充電容量を算出して該充電容量が所定の許容値以下かを判定する充電容量監視手段を備え、前記充電容量監視手段により前記充電容量が前記許容値以下と判定された場合には前記駐車時給電制御手段による前記駐車時監視装置への電力供給を遮断させることを特徴とする車両電力分配システムである。
第4の態様は、前記駐車時給電制御手段に対し前記駐車時監視装置への電力供給を要求するサブバッテリ復帰スイッチを備えることを特徴とする車両電力分配システムである。
第5の態様は、前記充電容量監視手段により前記サブバッテリの充電容量が前記許容値以下と判定されたことを通知するためのウォーニング手段を備えることを特徴とする車両電力分配システムである。
第6の態様は、前記監視信号入力手段が、前記駐車時監視装置から前記駐車時システムに前記監視信号を伝送するワイヤーハーネスを中間ジョイントすることで前記監視信号を入力することを特徴とする車両電力分配システムである。
第7の態様は、前記サブバッテリ復帰スイッチが、運転席ドアノブに設置され、前記ドアノブに手を触れることにより作動することを特徴とする車両電力分配システムである。
第8の態様は、運転者が車両の近傍にいるか否かを判定するスマートキー機能を備え、前記スマートキー機能が車両の近傍に運転者がいないと判定したときを駐車時と判定することを特徴とする車両電力分配システムである。
以上説明したように本発明によれば、駐車時にはメインバッテリからの電力供給を遮断してスリープモード(自己放電のみ)とすることにより、メインバッテリのバッテリ上がりを防止できると共に、駐車時に常時動作が必要な負荷にのみサブバッテリから電力供給させるようにすることにより、サブバッテリのバッテリ上がりも防止できる車両電力分配システムを提供することができる。
本発明によれば、駐車時に常時動作している駐車時監視装置が危険等を検知した場合には、駐車時システムへの電力供給をメインバッテリから行わせるようにしたことから、駐車中の車両の安全を確保できるだけでなく、サブバッテリを過度に放電させてしまう恐れがなくなる。
また、充電容量算出手段でサブバッテリの充電容量をチェックするようにしたことにより、駐車期間が長期となってサブバッテリの充電容量が低下した場合には、サブバッテリもスリープモードとすることでサブバッテリのバッテリ上がりを防止することができる。
さらにこの発明によれば、サブバッテリ復帰スイッチを備えるようにしたことで、運転者または不審者が車両に乗車する前に駐車時監視装置を動作状態に復帰させることが可能となる。
図面を参照して本発明の好ましい実施の形態における車両電力分配システムの構成について詳細に説明する。なお、同一機能を有する各構成部については、図示及び説明簡略化のため、同一符号を付して示す。
図1は、本発明の実施の形態に係る車両電力分配システムの構成を示す回路図である。本実施形態の車両電力分配システム1は、各種電装品等の負荷に電力を供給する手段として、メインバッテリ2とオルタネータ3からなるメイン電源部4とその制御を行うメイン電源制御部5、及びサブバッテリ6とその制御を行うサブ電源制御部7とを備えている。
メイン電源部4から各負荷8への電力供給を行うために、本実施形態では複数の電力分配ボックスからなる構成としている。図1に示す例では、第1電力分配ボックス11から第4電力分配ボックス14までの4つの電力分配ボックスを設けている。このうち、第1電力分配ボックス11はメイン電源制御部5を内蔵する上位の電力分配ボックスとなっている。
第1電力分配ボックス11は、第2電力分配ボックス12から第4電力分配ボックス14までの各々にメイン電源部4からの電力を分配して供給する役割を有している。すなわち、第1電力分配ボックス11は、メインバッテリ2とオルタネータ3からそれぞれ電源バス15と16を取り込み、リレー17,18及び監視回路19,20を介して第2電力分配ボックス12から第4電力分配ボックス14の各々に電力供給している。また、リレー18dを介して負荷8へも電力供給を行っている。
メイン電源制御部5は、リレー17,18をオン/オフすることでメイン電源部4からの電力供給を制御しており、例えば監視回路19,20のいずれかから過電流等の異常検知信号を入力すると、異常検知したラインのリレーをオフにして電力供給を停止するよう制御している。
負荷8への電力供給は、第1電力分配ボックス11から第4電力分配ボックス14のいずれかから行われる。また、走行中の安全に必要となる重要負荷9への電力供給は、メインバッテリ2からだけでなく冗長電源としてサブバッテリ6からも供給される構成としている。メインバッテリ2からの電力供給は、図1の例では第2電力分配ボックス12から行うようにしている。
近年は車両の盗難防止等のために、駐車中においても駐車時システム21や駐車時監視装置22が作動するようになっており、そのためにこれらの機器には駐車中も電力供給が行われている。図1に示す実施例では、第2電力分配ボックス12から駐車時システム21及び駐車時監視装置22に電力供給される構成となっている。
駐車時監視装置22は、駐車中の車両に危害が加えられないか等を検知するためのセンサ等を備えており、駐車中は常時動作している。そのため、本装置22には駐車中も電力供給が行われる。これに対し駐車時システム21は、駐車時監視装置22で何らかの異常を検知して監視信号が出力されたときに作動するものである。そのため、駐車時システム21が作動していないときは暗電流を消費していることになる。そのため、駐車期間が長くなると暗電流により充電容量が低下し続け、バッテリ上がりに至る恐れがあった。
これに対し、本発明の車両電力分配システム1は、メインバッテリ2及びサブバッテリ6のバッテリ上がりを防止するために、駐車時の各バッテリからの放電量をできるだけ低減するとともに、駐車時システム21の作動が必要な状況を検知した場合には、駐車時システム21への電力供給を直ちに開始するための手段を備えている。車両電力分配システム1の機能構成を示すブロック図を図2に示す。
図2は、主としてメイン電源制御部5とサブ電源制御部7が有する機能構成を示している。また、図1に示すリレー17、18を、図2では第1の遮断手段31と第2の遮断手段32とに分けている。第1の遮断手段31は、駐車時システム21に電力供給している給電ラインに設けられたリレーであって、図1では第2電力分配ボックス12への給電ラインに設けられたリレー17a及び18aに相当する。また第2の遮断手段32は、駐車時に作動する機器を含まない給電ラインに設けられたリレーであって、図1ではリレー17a及び18aを除く全てのリレーを含んでいる。
図2において、駐車状態になるとメインバッテリ2がバッテリ上がりとならないよう、まず、メイン電源制御部5の駐車時遮断手段33が第1の遮断手段31及び第2の遮断手段32をすべて遮断状態にする。これにより、メインバッテリ2は全ての負荷への電力供給を停止し、自己放電のみのスリープモードとなる。
一方、サブ電源制御部7では、駐車状態になると重要負荷遮断手段35によってサブバッテリ6から重要負荷9への電力供給を停止させると共に、駐車時給電制御手段36によってサブバッテリ6から駐車時監視装置22への電力供給を開始する。本発明の車両電力分配システム1では、駐車中はサブバッテリ6からの電力供給で駐車時監視装置22のみを動作させ、その他の負荷への暗電流を全て遮断させる。
なお、車両が駐車中であることを判定させる一手段として、スマートキーの機能を用いる方法が考えられる。スマートキー機能によれば、運転者が車両の近傍にいるか否かを判定することが可能であり、該スマートキー機能により車両の近傍に運転者がいないと判定された場合を駐車時とすることができる。
駐車中に駐車時監視装置22が何らかの危険を検知した場合には、従来は、監視信号が駐車時システム21に伝送され、駐車時システム21が前記監視信号に従って所定の保護動作を行っていた。しかしながら、本発明の車両電力分配システム1では、駐車中は駐車時システム21に電力供給を行わないようにしているため、駐車時監視装置22が前記監視信号を出力しても駐車時システム21を動作させることはできない。
そこで、本発明の車両電力分配システム1では、前記監視信号をサブ電源制御部7の監視信号入力手段37に入力させるようにしている。監視信号入力手段37は、駐車時監視装置22から駐車時システム21に前記監視信号を伝送する伝送線を中間ジョイント30でワイヤーハーネス29に分岐することで、前記監視信号を入力するようにしている。監視信号入力手段37は、図1においては入力回路23で実現している。
監視信号入力手段37で入力された前記監視信号は起動要求制御手段38に送られ、起動要求制御手段38が前記監視信号を判定してメイン電源制御部5の駐車時起動制御手段34に起動要求信号を出力する。起動要求制御手段38は、図1においては出力回路24で実現している。
駐車時起動制御手段34が前記起動要求信号を入力すると、駐車時遮断制御手段33に対し第1の遮断手段31のみを遮断解除するよう解除要求信号を出力する。これにより、駐車時遮断制御手段33が第1の遮断手段31のみを遮断解除し、その結果駐車時システム21への電力供給がメインバッテリ2から開始されるようになる。
上記の通り、本発明の車両電力分配システム1では、駐車中は駐車時監視装置22に対してのみサブバッテリ6から常時電力供給するようにし、駐車時監視装置22が何らかの危険を検知して前記監視信号を出力すると、前記監視信号をサブ電源制御部7にも取り込むようにすることで、メイン電源制御部5に対し駐車時システム21への電力供給を再開させるようにすることができ、前記監視信号に従って駐車時システム21を作動させることが可能となる。
その結果、駐車時システム21の機能を損なうことなく、メインバッテリ2及びサブバッテリ6からの放電を極力低減することが可能となり、メインバッテリ2及びサブバッテリ6のバッテリ上がりを回避することが可能となる。
本発明の車両電力分配システム1は、サブ電源制御部7にさらに充電容量監視手段39を備えるようにすることができ、これによりサブバッテリ6からの放電をさらに低減させるようにすることが可能となる。すなわち、充電容量監視手段39によりサブバッテリ6の充電容量が所定の許容値以下まで低下したか否かを監視させ、前記許容値以下と判定した場合には、駐車時給電制御手段36に対して駐車時監視装置22への給電を停止するよう指令信号を出力させる。
駐車時給電制御手段36が前記指令信号を入力して駐車時監視装置22への給電を停止すると、サブバッテリ6からの電力供給がなくなってサブバッテリ6はスリープモードとなる。その結果、サブバッテリ6からの放電がさらに低減され(自己放電のみ)、サブバッテリ6のバッテリ上がりを回避することが可能となる。
充電容量監視手段39によりサブバッテリ6の充電容量が前記許容値以下と判定されて駐車時監視装置22への給電が停止された場合に、これを運転者に通知するためのウォーニング手段41を設けるのが好ましい。ウォーニング手段41を設けることにより、運転者がサブバッテリ6の充電容量低下を容易に知ることが可能となり、例えばエンジンを起動してサブバッテリ6の充電を行う等の対応を速やかにとることが可能となる。
ウォーニング手段41は、図1に示すように、例えばウォーニング部25と出力回路26から構成されるようにすることができる。充電容量監視手段39から駐車時給電制御手段36への前記指令信号を出力回路26がウォーニング部25に出力するようにし、ウォーニング部25で前記指令信号を入力すると、サブバッテリ6の充電不足をウォーニング部25に表示させるようにすることができる。
また、サブバッテリ6の充電容量の低下により駐車時監視装置22への給電が停止された場合には、運転者の判断で駐車時監視装置22を再び動作させることができるよう、サブバッテリ復帰スイッチ27を備えるようにするのがよい。
サブバッテリ復帰スイッチ27を例えば運転席ドアノブに設置し、運転者が該ドアノブに手を触れると作動するようにすることができる。これにより、例えば不審者が前記ドアノブに手を触れると、駐車時監視装置22が作動して盗難防止を図るようにすることが可能となる
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係る車両電力分配システムの一例を示すものであり、これに限定されるものではない。本実施の形態における車両電力分配システムの細部構成及び詳細な動作等に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
図1は、本発明の実施の形態に係る車両電力分配システムの構成を示す回路図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る車両電力分配システム1の機能構成を示すブロック図である。
符号の説明
1・・・車両電力分配システム
2・・・メインバッテリ
3・・・オルタネータ
4・・・メイン電源部
5・・・メイン電源制御部
6・・・サブバッテリ
7・・・サブ電源制御部
8・・・負荷
9・・・重要負荷
11〜14・・・第1電力分配ボックス〜第4電力分配ボックス
15、16・・・電源バス
17、18・・・リレー
19、20・・・監視回路
21・・・駐車時システム
22・・・駐車時監視装置
23・・・入力回路
24・・・出力回路
25・・・ウォーニング部
26・・・出力回路
27・・・サブバッテリ復帰スイッチ
29・・・でワイヤーハーネス
30・・・中間ジョイント
31、32・・・遮断手段
33・・・駐車時遮断手段
34・・・駐車時起動制御手段
35・・・重要負荷遮断手段
36・・・駐車時給電制御手段
37・・・監視信号入力手段
38・・・起動要求制御手段
39・・・充電容量監視手段
41・・・ウォーニング手段

Claims (8)

  1. メインバッテリとオルタネータからなるメイン電源部と、駐車時に常時動作する駐車時監視装置と、前記駐車時監視装置からの信号に基づいて動作する駐車時システムと、前記メインバッテリから前記駐車時システムへの電力供給を遮断する第1の遮断手段と、前記メインバッテリから前記駐車時システムを除く負荷への電力供給を遮断する第2の遮断手段と、前記第1の遮断手段と前記第2の遮断手段を用いて前記メイン電源部からの電力供給を制御するメイン電源制御部と、重要負荷への電力供給をバックアップするサブバッテリと、前記サブバッテリからの電力供給を制御するサブ電源制御部とを備えた車両電力分配システムであって、
    前記メイン電源制御部は、駐車時に前記第1の遮断手段と前記第2の遮断手段の全てを遮断状態にして前記メインバッテリをスリープモードにする駐車時遮断制御手段と、前記第1の遮断手段による遮断を解除する駐車時起動制御手段とを備え、
    前記サブ電源制御部は、駐車時に前記サブバッテリから前記駐車時監視装置に電力供給を行わせる駐車時給電制御手段と、前記駐車時監視装置からの監視信号を入力する監視信号入力手段と、前記監視信号入力手段で前記監視信号を入力すると前記駐車時起動制御手段を作動させる起動要求制御手段とを備える
    ことを特徴とする車両電力分配システム。
  2. 前記サブ電源制御部は、駐車時に重要負荷への電力供給を遮断する重要負荷遮断手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両電力分配システム。
  3. 前記サブ電源制御部は、前記サブバッテリの充電容量を算出して該充電容量が所定の許容値以下かを判定する充電容量監視手段を備え、前記充電容量監視手段により前記充電容量が前記許容値以下と判定された場合には前記駐車時給電制御手段による前記駐車時監視装置への電力供給を遮断させる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両電力分配システム。
  4. 前記駐車時給電制御手段に対し前記駐車時監視装置への電力供給を要求するサブバッテリ復帰スイッチを備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の車両電力分配システム。
  5. 前記充電容量監視手段により前記サブバッテリの充電容量が前記許容値以下と判定されたことを通知するためのウォーニング手段を備える
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の車両電力分配システム。
  6. 前記監視信号入力手段は、前記駐車時監視装置から前記駐車時システムに前記監視信号を伝送する伝送線を中間ジョイントでワイヤーハーネスに分岐することで前記監視信号を入力する
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の車両電力分配システム。
  7. 前記サブバッテリ復帰スイッチは、運転席ドアノブに設置され、前記ドアノブに手を触れることにより作動する
    ことを特徴とする請求項4に記載の車両電力分配システム。
  8. 運転者が車両の近傍にいるか否かを判定するスマートキー機能を備え、
    前記スマートキー機能が車両の近傍に運転者がいないと判定したときを駐車時と判定する
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の車両電力分配システム。
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