JP5803627B2 - 車載表示装置 - Google Patents

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本発明は、車両に搭載されるものであって、揮発性メモリにバックアップする機能及び不揮発性メモリにバックアップする機能を備えた車載表示装置に関する。
車両に搭載された例えばナビゲーション装置においては、ナビゲーション動作をスムーズに行うために、動作プログラム等のデータを高速で読み書き可能なメモリ例えばDRAM(揮発性メモリ)に展開しておく必要がある。そのため、CD、DVD、HDD、メモリカードなどの大容量記憶媒体から動作プログラム等のデータを読み出してDRAM上に展開した上でナビゲーション動作を実行させている。この場合、ナビゲーション装置を起動する(電源をオンする)たびに大容量記憶媒体からDRAMへ動作プログラム等のデータをロードする作業が必要となるから、ナビゲーション装置の起動に時間がかかってしまう。これを、解消する構成として、特許文献1、2に記載された各構成が知られている。
特開平11−53271号公報 特開2001−56226号公報
特許文献1に記載された構成では、大容量記憶媒体からDRAMへロードした動作プログラム等のデータを、ナビゲーション装置の電源をオフした後もDRAM上で消えないようにバックアップしている。この構成によれば、次回の起動時には動作プログラム等のデータのロード作業が不要となるから、高速起動が可能である。しかし、上記構成の場合、DRAMのセルフリフレッシュモードを使用して、消費電力を極力抑制してDRAM上のデータをバックアップしているが、それでも数十mAの電流を消費している。このため、ナビゲーション装置の電源オフ時に、車両バッテリの電力を消費しているという問題点があった。
特許文献2に記載された構成では、DRAMのバックアップ時の消費電流を減らすために、動作プログラム等のデータを不揮発性メモリへ書き込んでバックアップしている。この構成によれば、DRAMのバックアップ時の電力消費がなくなるから、車両バッテリに対する負荷を軽減できる。しかし、特許文献2の構成の場合、起動時に不揮発メモリからDRAMへ動作プログラム等のデータをロードする作業が必要となるため、DVDやHDDなどからDRAMへロードする構成よりはロード時間、即ち、起動時間を短縮できるものの、DRAM上でデータをバックアップする構成に比べて起動時間が長くなり、ユーザ(ドライバ)にストレスを与えたり、必要な情報をユーザに対してナビゲーション装置の電源オン後すぐに提供できないという問題点があった。
そこで、本発明の目的は、駐車時の状況に応じてバックアップを制御し、車載表示装置の起動時間を短縮、または、車両バッテリの電力消費を低減することができる車載表示装置を提供することにある。
請求項1の発明によれば、出発時に後退発進する必要があるときには、ユーザによる電源オフ操作時に揮発性メモリバックアップ手段によるバックアップを実行するように構成したので、車載表示装置の起動時間を極力短縮することができる。また、出発時に後退発進する必要がないとき、即ち、車載表示装置を素早く起動させる必要がないときには、不揮発性メモリバックアップ手段によるバックアップを実行するので、ユーザによる電源オフ操作時における車両バッテリの電力消費を低減することができる。
請求項2の発明によれば、車両を駐車した位置が自宅である場合、ユーザによる電源オフ操作時に不揮発性メモリバックアップ手段によるバックアップを実行する構成としたので、駐車位置が自宅である場合に、車両バッテリの電力消費を低減することができる。
請求項3の発明によれば、後退発進判断手段により出発時に後退発進する必要がないと判断した場合であって、省電力モードがオフに設定されている場合は、ユーザによる電源オフ操作時に揮発性メモリバックアップ手段によるバックアップを実行する構成としたので、省電力モードが設定されていない場合には、車載表示装置の起動時間を短縮することができる。

請求項4の発明によれば、揮発性メモリのデータのバックアップ継続時間が所定時間以上経過したとき、揮発性メモリバックアップ手段によるバックアップを中止し、不揮発性メモリバックアップ制御手段によるバックアップを実行する構成としたので、駐車時間が長い場合に、車両バッテリの電力消費を低減することができる。
また、請求項5の発明のように、電気自動車に搭載される車載表示装置であって、バックアップ制御手段は、揮発性メモリのデータのバックアップ継続時間が所定時間以上経過したとき、前記電気自動車が充電中である場合、揮発性メモリバックアップ手段によるバックアップを継続し、前記電気自動車が充電中でない場合、前記揮発性メモリバックアップ手段によるバックアップを中止し、不揮発性メモリバックアップ手段によるバックアップを実行するように構成することが好ましい。
請求項6の発明によれば、駐車後の車両にドライバが接近したときに、車載表示装置の全電源がオンされるように構成され、バックアップ制御手段は、駐車後の車両にドライバが接近したときに、不揮発性メモリバックアップ手段によるバックアップを実行している状態であったときには、前記揮発性メモリバックアップ手段によるバックアップを実行する構成としたので、車載表示装置の起動時間を極力短縮することができる。
上記構成の場合、請求項7の発明のように、バックアップ制御手段は、車両の駆動装置が始動されず、且つ、前記車両からドライバが離れたときに、車載表示装置の全電源がオンされる前のバックアップ状態が揮発性メモリバックアップ手段によるバックアップを実行している状態であったときには、前記揮発性メモリバックアップ手段によるバックアップを実行して前記車載表示装置の電源のうちの前記揮発性メモリの電源以外の電源をオフし、前記車載表示装置の全電源がオンされる前のバックアップ状態が不揮発性メモリバックアップ手段によるバックアップを実行している状態であったときには、前記不揮発性メモリバックアップ手段によるバックアップを実行して前記車載表示装置の全電源をオフすることが好ましい。
また、請求項8の発明のように、揮発性メモリバックアップ手段によりバックアップされている状態で、ユーザによる電源オン操作が行われたときには、前記揮発性メモリにバックアップされているデータを表示し、不揮発性メモリバックアップ手段によりバックアップされている状態で、ユーザによる電源オン操作が行われたときには、不揮発性メモリにバックアップされているデータを前記揮発性メモリに書き込んでから前記データを表示することが好ましい。
本発明の第1実施形態を示すナビゲーション装置のブロック図 電源オフ時の制御内容を示すフローチャート 電源オン時の制御内容を示すフローチャート(その1) 電源オン時の制御内容を示すフローチャート(その2) 電源オン時の制御内容を示すフローチャート(その3)
以下、本発明をナビゲーション装置に適用した第1実施形態について、図1ないし図4を参照して説明する。まず、図1は、本実施形態のナビゲーション装置1の電気的構成を概略的に示すブロック図である。この図1に示すように、ナビゲーション装置1は、揮発性メモリ2、不揮発性メモリ3、位置検出器4、地図データ入力器5、通信装置6、情報表示器7、スピーカ8、操作スイッチ9、周辺監視カメラ10、クリアランスソナー11、歩車間通信装置12、車車間通信装置13、スマートキー通信装置14、電源監視ユニット15、及び、これらに接続されたCPU16を備えて構成されている。
揮発性メモリ2は、例えばDRAMで構成されている。不揮発性メモリ3は、例えばフラッシュメモリで構成されている。位置検出器(位置検出手段)4は、衛星からの電波に基づいて車両の位置を検出するためのGPS受信機、ジャイロセンサ、距離センサ及び傾斜センサ等を有し、これら複数のセンサ等により補間しながら車両の現在位置を検出する。
地図データ入力器5は、位置検出の精度向上のためのいわゆるマップマッチング用データ、地図データ及び目印データを含むナビゲーション用の各種データを入力するための装置である。記憶媒体としては、そのデータ量からハードディスクやDVDを用いるのが一般的であるが、CD−ROM等の他の媒体を用いても良い。データ記憶媒体としてDVDを用いた場合には、この地図データ入力器5はDVDプレーヤとなる。
通信装置6は、設定された連絡先通信情報によって特定される連絡先との通信や、センターとの通信を行うためのものであり、例えば携帯電話機等の移動体無線通信機によって構成される。
情報表示器7は、カラー表示装置であり、その画面には、位置検出器4から入力された車両現在位置マークと、地図データ入力器5より入力された地図データと、更に地図上に表示する誘導経路や設定地点の目印等の付加データとを重ねて表示することができる。また、複数の選択肢を表示するメニュー画面やその中の選択肢を選んだ場合に、さらに複数の選択肢を表示するコマンド入力画面なども表示することができる。
スピーカ8は、経路案内情報の案内メッセージや各種のメッセージ等を音声で出力する。操作スイッチ9は、例えば、情報表示器7と一体になったタッチスイッチもしくはメカニカルなスイッチ等で構成されており、各種コマンドの入力や目的地等の入力に利用される。
周辺監視カメラ10は、車両の前方、後方、側方等の周辺状況を撮影して監視するものであり、複数のカメラで構成される。クリアランスソナー11は、超音波発振器及び超音波センサ等で構成され、車両の前方及び後方に障害物があるか否かを検知すると共に、該障害物と車両との距離を測定する。
歩車間通信装置12は、車両の近くにいる歩行者が所持する携帯端末等と通信して、歩車間通信情報を取得する(例えば、歩行者が車両に接近していることや、車両に接近している歩行者の移動方向等の情報を検知することができる)。この歩車間通信装置12は、例えば特開平7−306995号公報や特開2003−346297号公報や特開2009−251758号公報等に記載された装置で構成することが好ましい。
車車間通信装置13は、車両の近くに存在する他の車両に搭載されている車載装置等と通信して、車車間通信情報を取得する(例えば、車両に接近している他の車両の位置や速度や移動方向等の情報を検知したり、車両が進入する交差点の情報等を取得したりできる)。この車車間通信装置13は、例えば特開平4−290200号公報や特開2004−185429号公報等に記載された装置で構成することが好ましい。
スマートキー通信装置14は、車両に接近するドライバが所持するスマートキーのスマートキー情報を取得する。本実施形態の場合、車両に搭載された他の車載装置(図示しない)が、ドライバが所持するスマートキーと実際に通信してスマートキー情報を取得する通信装置としての機能を備えるように構成されており、上記スマートキー通信装置14は、上記他の車載装置からスマートキー情報を受信するように構成されている。尚、スマートキー通信装置14自体が、車両に接近するドライバが所持するスマートキーと通信して、スマートキー情報を取得する構成としても良い。
電源監視ユニット15は、車両がEV(Electric Vehicle、電気自動車)である場合に、EVに搭載されたバッテリが充電中であるか否かを検知する。
CPU16は、操作スイッチ9またはリモートコントロール端末(図示しない)により目的地の位置を入力すると、車両の現在位置(または出発地)からその目的地までの最適な経路を自動的に選択して誘導経路を形成して表示する機能、いわゆる経路案内機能を備えている。このような自動的に最適な経路を設定する手法としては、ダイクストラ法等の手法が知られている。また、CPU16は、位置検出器4からの位置検出信号と地図データに基づいて地図上の車両位置、即ち、マップマッチング結果を求めると共に、マップマッチング結果を情報表示器7に表示された地図上に表示する機能を備えている。
また、CPU16は、揮発性メモリ2に展開されているナビゲーション装置1の動作プログラム等のデータを、ナビゲーション装置1の電源をオフした後も揮発性メモリ2上で消えないようにバックアップするか、それとも、揮発性メモリ2のバックアップ時の消費電力を減らすために上記動作プログラム等のデータを不揮発性メモリ3へ書き込んでバックアップするかを、車両の駐車時の周辺の状況等の各種条件によって選択する機能を備えている。更に、CPU16は、ユーザにより車両の例えばエンジン(電気自動車の場合のモータ等の駆動装置を含む)がオン操作される前に、車両の駐車時の周辺の状況等の各種条件によって、不揮発性メモリ3へ書き込んでバックアップしておいた動作プログラム等のデータを揮発性メモリ2上に予め読み込んでおく機能(ナビゲーション装置1の起動時間を早くする機能)を備えている。CPU16は、揮発性メモリバックアップ手段、不揮発性メモリバックアップ手段、後退発進判断手段、バックアップ制御手段、省電力モード設定手段、起動制御手段としての各機能を有する。
次に、上記した構成のナビゲーション装置1の動作を、図2、図3、図4及び図5のフロチャートを参照して説明する。尚、図2のフロチャートは、CPU16の制御の中のユーザによる電源オフ操作時のバックアップ処理(終了シーケンス)の制御内容を示す。また、図3、図4及び図5のフロチャートは、CPU16の制御の中のユーザによる電源オン操作時の前後の起動処理(起動シーケンス)の制御内容を示す。尚、後述するように、図3中のステップS310及びステップS320の処理は、他の車載装置の制御であり、CPU16の制御ではない。
まず、ユーザによるナビゲーション装置1の電源オフ操作(車両のエンジンオフ)時のバックアップ処理について、図2に従って説明する。尚、ナビゲーション装置1の初期設定処理において、予めエコモード(省電力モード)をオンまたはオフに設定しておく。エコモードをオンに設定した場合には、車両が自宅以外に駐車したときでも不揮発性メモリ3へのバックアップ処理が優先される設定となる。
車両を停車させ、ドライバによりエンジン(エンジンキー)がオフ操作されてACC(アクセサリ電源)がオフされると(即ち、ユーザによりナビゲーション装置1の電源がオフ操作されると)、図2のステップS10へ進み、ナビゲーション装置1において経路案内中であったか否かを判断する。ここで、経路案内中であれば、次回、エンジンがオンされると同時にすぐにナビゲーション装置1にて経路案内をする必要があるため、揮発性メモリ2へバックアップして高速起動できるようする。具体的には、ステップS10にて「YES」へ進み、揮発性メモリ2(DRAM)をバックアップ処理し(ステップS130)、揮発性メモリ2(DRAM)をセルフリフレッシュモードに入れる(ステップS140)。
そして、ステップS150へ進み、揮発性メモリ2(DRAM)バックアップ状態を示すフラグをオンに設定する。上記フラグは、不揮発性メモリ3上に設けられている。続いて、ステップS160へ進み、ナビゲーション装置1の電源のうちの揮発性メモリ2(DRAM)の電源以外をオフする。尚、揮発性メモリ2(DRAM)の電源以外の電源は、図1に示すように、例えば不揮発性メモリ3の電源、位置検出器4の電源、・・・、電源監視ユニット15の電源、CPU16の電源等である。
この後、ステップS170へ進み、駐車時間(即ち、バックアップ継続時間)が予め決められた設定時間(所定時間)以上であるか否かを判断する。ここで、設定時間以上でなければ、ステップS170にて「NO」へ進み、ステップS170の判断を繰り返す。さて、ステップS170において、駐車時間が設定時間以上になると、「YES」へ進み、ステップS180へ進み、車両がEV車両であるか否かを判断する。ここで、車両がEV車両でなければ、ステップS180にて「NO」へ進み、ステップS60へ進み、揮発性メモリ2(DRAM)バックアップを止めて不揮発性メモリ3へバックアップする。
即ち、ステップS60では、揮発性メモリ2上に展開(バックアップ)されている前記動作プログラム等のデータを不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)3へ書き込む(バックアップする)。続いて、ステップS70へ進み、揮発性メモリ2(DRAM)バックアップ状態を示すフラグ(このフラグは不揮発性メモリ3上に設けられている)をオフに設定する。次いで、ステップS80へ進み、ナビゲーション装置1の全電源(例えば揮発性メモリ2(DRAM)の電源、不揮発性メモリ3の電源、位置検出器4の電源、・・・、電源監視ユニット15の電源、CPU16の電源等)をオフする。これにより、ナビゲーション装置1の電源オフ時のバックアップ処理、即ち、終了シーケンスが完了する。
一方、前記ステップS180において、車両がEV車両である場合には、「YES」へ進み、ステップS190へ進み、電源監視ユニット15からの情報に基づいてEV車両が充電中であるか否かを判断する。ここで、EV車両が充電中であれば、ステップS190にて「YES」へ進み、ステップS190へ戻り充電中の判断を続ける、即ち、揮発性メモリ2(DRAM)バックアップ状態を続ける。この後、上記ステップS190において、EV車両が充電中でないときには、「NO」へ進み、ステップS60へ進み、揮発性メモリ2(DRAM)バックアップを止めて不揮発性メモリ3へバックアップする。これにより、ナビゲーション装置1の電源オフ時の消費電力を抑制できる。この後の処理は前述した通りである。
次に、前記ステップS10において、ナビゲーション装置1が経路案内中でないときには、「NO」へ進み、ステップS20へ進む。このステップS20においては、ナビゲーション装置1の電源オフ(ACCオフ)直前の車両の進行方向の情報(データ)を取得する。続いて、ステップS30へ進み、上記取得した車両の進行方向の情報に基づいてバックで車両を駐車させたか否かを判断する。
ここで、バックで車両を駐車させていないときには、ステップS30にて「NO」へ進み、ステップS90へ進む。このステップS90では、周辺監視カメラ10からの撮影画像情報やクリアランスソナー11からの障害物検知情報等に基づいて車両の周辺情報を取得する。続いて、ステップS100へ進み、上記取得した車両の周辺情報に基づいて車両の前方に障害物があるか否かを判断する。ここで、車両の前方に障害物があるときには、ステップS100にて「YES」へ進み、車両をバックさせて駐車位置(駐車場)から出る必要があると判断し(即ち、ナビゲーション装置1を素早く起動させる必要があると判断し)、ステップS130へ進み、揮発性メモリ2(DRAM)へのバックアップ処理を行う。この後の処理は前述した通りである。
また、上記ステップS100において、車両の前方に障害物がないときには、「NO」へ進み、車両をバックさせて駐車位置(駐車場)から出る必要がないと判断し、ステップS40へ進む。このステップS40では、位置検出器4からの車両の現在位置情報に基づいて車両の駐車位置の情報を取得する。続いて、ステップS50へ進み、取得した駐車位置の情報に基づいて駐車位置が自宅であるか否かを判断する。
このステップS50において、駐車位置が自宅でないときには、「NO」へ進み、ステップS110へ進み、エコモードの設定データを取得する。そして、ステップS120へ進み、取得したエコモード設定データに基づいてエコモードがオンであるか否かを判断する。ここで、エコモードがオフであれば、ステップS120にて「NO」へ進み、駐車位置が自宅でなく、且つ、エコモードがオフであるときは、電源オン時にナビゲーション装置1の起動を早くする必要があると判断し、ステップS130へ進み、揮発性メモリ2(DRAM)へのバックアップ処理を行う。この後の処理は前述した通りである。
一方、上記ステップS120において、エコモードがオンであれば、「YES」へ進み、駐車位置が自宅でないときであっても、ナビゲーション装置1の電源オフ時の消費電力を抑制すべきと判断し、ステップS60へ進み、揮発性メモリ2(DRAM)バックアップを止めて不揮発性メモリ3へバックアップする。これにより、ナビゲーション装置1の電源オフ時の消費電力を抑制できる。この後の処理は前述した通りである。
次に、ナビゲーション装置1の電源オン前後の起動処理(起動シーケンス)について、図3、図4及び図5に従って説明する。まず、ステップS310において、ドライバが車両に接近しているか否かを判断する。この場合、車両に搭載された他の車載装置(エンジンオフ時にも最小電力で電源オンされている装置)が、ドライバが所持するスマートキーと通信可能であるか否かに基づいて、ドライバが車両に接近しているか否かを判断する。そして、上記他の車載装置は、ドライバが所持するスマートキーと通信可能であった場合、スマートキーと通信してスマートキー情報を取得する。ここで、ドライバが車両に接近していないときは、ステップS310にて「NO」へ進み、ステップS310の判断を繰り返される。
上記ステップS310において、ドライバが車両に接近している判断されると、「YES」へ進み、ステップS320へ進み、上記他の車載装置は、ナビゲーション装置1の電源をオンする。即ち、ステップS310及びステップS320の処理は、上記他の車載装置の制御であり、ナビゲーション装置1(CPU16)の制御ではない。続いて、ステップS330へ進み、ナビゲーション装置1のCPU16は、歩車間通信装置12及び車車間通信装置13からの通信情報に基づいて車両周囲にいる歩行者の情報や車両に接近する他の車両の情報を取得する。
次いで、ステップS340へ進み、上記取得した歩行者の情報や車両に接近する他の車両の情報に基づいて車両に接近するもの(歩行者や車両)があるか否かを判断する。ここで、車両に接近するものがないときには、ステップS340にて「NO」へ進み、ステップS350へ進む。このステップS350では、ACCがオン(エンジンがオン)操作されたか否かを判断する。
上記ステップS350において、ACCがオンされたときには、「YES」へ進み、ステップS360へ進み、揮発性メモリ2(DRAM)バックアップ状態を示すフラグ(このフラグは不揮発性メモリ3上に設けられている)を読む。続いて、ステップS370へ進み、上記フラグを読んだ結果に基づいて揮発性メモリ2(DRAM)バックアップ状態であるかそれとも不揮発性メモリ3バックアップ状態であるか(バックアップメモリは不揮発性メモリ3であるか否か)を判断する。
ここで、不揮発性メモリ3バックアップ状態であれば、ステップS370にて「YES」へ進み、ステップS380へ進み、不揮発性メモリ3にバックアップされたデータ(動作プログラム等のデータ)を読み出し、該データを揮発性メモリ2(DRAM)上に展開する。続いて、ステップS390へ進み、揮発性メモリ2(DRAM)上に展開されたバックアップデータを読み出すことにより、電源オフ時の経路案内中の情報(ナビ画面)をナビゲーション装置1の情報表示器7の画面に表示する。これにより、ナビゲーション装置1の起動が完了する(ステップS400)。これ以降は、ナビゲーション装置1において通常のナビゲーション処理(経路案内動作等)が適宜実行される。
また、前記ステップS370において、揮発性メモリ2(DRAM)バックアップ状態であれば、「NO」へ進み、ステップS410へ進む。このステップS410では、揮発性メモリ2(DRAM)上にバックアップされているデータを読み出すことにより、電源オフ時の経路案内中の情報(ナビ画面)をナビゲーション装置1の情報表示器の画面に表示する。これにより、ナビゲーション装置1の起動が完了する(ステップS400)。これ以降は、ナビゲーション装置1において通常のナビゲーション処理(経路案内動作等)が適宜実行される。
一方、前記ステップS350において、ACCがオンされないときは、「NO」へ進み、図4のステップS600へ進み、スマートキー情報に基づいてドライバが車両の周辺にいるか否かを判断する。ここで、ドライバが車両の周辺にいるときには、ステップS600にて「YES」へ進み、図3のステップS350へ進み、前述した処理を繰り返す。
また、上記ステップS600において、ドライバが車両の周辺にいないときには、ステップS600にて「NO」へ進み、ステップS610へ進み、揮発性メモリ2(DRAM)に展開された動作プログラム等のデータをバックアップする処理に移行する。そして、ステップS620へ進み、揮発性メモリ2(DRAM)バックアップ状態を示すフラグ(このフラグは不揮発性メモリ3上に設けられている)を読む。
続いて、ステップS630へ進み、上記フラグを読んだ結果に基づいて揮発性メモリ2(DRAM)バックアップ状態であるかそれとも不揮発性メモリ3バックアップ状態であるか(バックアップメモリは不揮発性メモリ3であるか否か)を判断する。ここで、不揮発性メモリ3バックアップ状態であれば、ステップS630にて「YES」へ進み、ステップS640へ進み、揮発性メモリ2上に展開(バックアップ)されている前記動作プログラム等のデータを不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)3へ書き込んでバックアップする。次いで、ステップS650へ進み、ナビゲーション装置1の全電源をオフする。この後は、図3のステップS310へ戻り、前述した処理を繰り返す。
また、前記ステップS630において、揮発性メモリ2(DRAM)バックアップ状態であれば、「NO」へ進み、ステップS660へ進む。このステップS660では、揮発性メモリ2(DRAM)をバックアップ処理し、即ち、揮発性メモリ2(DRAM)をセルフリフレッシュモードに入れる。続いて、ステップS670へ進み、ナビゲーション装置1の電源のうちの揮発性メモリ2(DRAM)の電源以外をオフする。この後は、図3のステップS310へ戻り、前述した処理を繰り返す。
一方、前記ステップS340において、車両に接近するもの(歩行者や車両)があるときには、「YES」へ進み、ステップS420へ進む。このステップS420では、揮発性メモリ2(DRAM)バックアップ状態を示すフラグ(このフラグは不揮発性メモリ3上に設けられている)を読む。
続いて、ステップS430へ進み、上記フラグを読んだ結果に基づいて揮発性メモリ2(DRAM)バックアップ状態であるかそれとも不揮発性メモリ3バックアップ状態であるかを判断する。ここで、不揮発性メモリ3バックアップ状態であれば、ステップS430にて「YES」へ進み、ステップS440へ進み、不揮発性メモリ3にバックアップされたデータ(動作プログラム等のデータ)を読み出し、該データを揮発性メモリ2(DRAM)上に展開する。続いて、ステップS450へ進み、揮発性メモリ2(DRAM)をバックアップ状態に移行させる、即ち、揮発性メモリ2(DRAM)をセルフリフレッシュモードに入れる。一方、上記ステップS430において、揮発性メモリ2(DRAM)バックアップ状態であれば、「NO」へ進み、揮発性メモリ2(DRAM)バックアップ状態のままで、ステップS460へ進む。
このステップS460においては、ACCがオン(エンジンがオン)操作されたか否かを判断する。ここで、ACCがオンされたときには、ステップS460にて「YES」へ進み、ステップS470へ進み、揮発性メモリ2(DRAM)上にバックアップされているデータを読み出すことにより、電源オフ時の経路案内中の情報(ナビ画面)をナビゲーション装置1の情報表示器7の画面に表示する。続いて、ステップS480へ進み、車両(または歩行者)等の接近情報を上記情報表示器7の画面に表示する。これにより、他の車両(または歩行者)等が車両に接近していることを、ドライバーに対して警告することができる。そして、ナビゲーション装置1の起動が完了する(ステップS400)。これ以降は、ナビゲーション装置1において通常のナビゲーション処理(経路案内動作等)が適宜実行される。
一方、前記ステップS460において、ACCがオンされないときには、「NO」へ進み、図5のステップS500へ進み、スマートキー情報に基づいてドライバが車両の周辺にいるか否かを判断する。ここで、ドライバが車両の周辺にいるときには、ステップS500にて「YES」へ進み、図3のステップS460へ進み、前述した処理を繰り返す。
また、上記ステップS500において、ドライバが車両の周辺にいないときには、ステップS500にて「NO」へ進み、ステップS510へ進み、揮発性メモリ2(DRAM)に展開された動作プログラム等のデータをバックアップする処理に移行する。そして、ステップS520へ進み、揮発性メモリ2(DRAM)バックアップ状態を示すフラグ(このフラグは不揮発性メモリ3上に設けられている)を読む。
続いて、ステップS530へ進み、上記フラグを読んだ結果に基づいて揮発性メモリ2(DRAM)バックアップ状態であるかそれとも不揮発性メモリ3バックアップ状態であるか(バックアップメモリは不揮発性メモリ3であるか否か)を判断する。ここで、不揮発性メモリ3バックアップ状態であれば、ステップS530にて「YES」へ進み、ステップS540へ進み、揮発性メモリ2上に展開(バックアップ)されている前記動作プログラム等のデータを不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)3へ書き込んでバックアップする。次いで、ステップS550へ進み、ナビゲーション装置1の全電源をオフする。この後は、図3のステップS310へ戻り、前述した処理を繰り返す。
また、前記ステップS530において、揮発性メモリ2(DRAM)バックアップ状態であれば、「NO」へ進み、ステップS560へ進む。このステップS560では、揮発性メモリ2(DRAM)をバックアップ処理し、即ち、揮発性メモリ2(DRAM)をセルフリフレッシュモードに入れる。続いて、ステップS570へ進み、ナビゲーション装置1の電源のうちの揮発性メモリ2(DRAM)の電源以外をオフする。この後は、図3のステップS310へ戻り、前述した処理を繰り返す。
このような構成の本実施形態によれば、駐車後の車両の周囲の状況の検知結果に基づいて出発時に後退発進する必要があるときには、ドライバ(ユーザ)による電源オフ操作時に揮発性メモリ2上のデータをバックアップするように構成したので、出発時にドライバがエンジンをオン操作したときに、ナビゲーション装置1を素早く起動することができる。これにより、ナビゲーション装置1の情報表示器7に車両の周囲の状況を示す情報(例えば車両後方のカメラ画像や車両後方に存在する歩行者や他の車両等)を表示することが可能となる。従って、ドライバは、車両の周囲の状況を示す情報を認識できるから、車両を後退発進するとき、安全に発進させることができる。
また、本実施形態では、出発時にバックで発進する必要があるか否かの判断に際して、車両の駐車直前の進行方向のデータを取得し、前向きに駐車したと判断した場合には、次回出発するときにバックで発進する可能性が高いと判断した。ただし、前向きに駐車しても、前向きに発進する可能性もあるため、周辺監視カメラ10、クリアランスソナー11等からの情報に基づいて車両前方に障害物があるか無いかを検知し、更に、障害物と車両との間の距離から車両が通れるか否かを判別して、出発時にバックで発進する必要があるか否かを判断するようにした。これにより、バックで発進する必要があるか否かの判断を正確に判断することができる。
また、上記実施形態では、障害物が車両の前方に無いと判断した場合には、駐車位置(場所)が自宅であるか否かを判断し、自宅の場合には、駐車時間が長い可能性があるため、不揮発性メモリ3にバックアップする処理を行うことにより、消費電力を減らすようにした。また、駐車位置が自宅でないと判断した場合には、ユーザによるエコモードの設定(オン、オフ)に応じてバックアップ先を選択するようにした。即ち、駐車位置が自宅以外であっても、ナビゲーション装置1の起動を早くする必要がなく、消費電力を抑えたいと思うユーザ(エコモードをオンに設定した)に対しては、不揮発性メモリ3へバックアップするようにした。これにより、ユーザの好みに応じて駐車中の消費電力の大小の設定を選択することができる。
更に、上記実施形態では、揮発性メモリ2にバックアップしている状態のときに、バックアップ開始後の経過時間(バックアップ継続時間)が設定時間以上になったか否かを判断し、設定時間が経過した後は、不揮発性メモリ3へバックアップし直すように構成したので、消費電力を極力抑制することができる。また、上記実施形態では、車両がEVである場合に、EVが充電中であるか否かを判断し、充電中であれば揮発性メモリ2のバックアップを継続し、充電中でなければ不揮発性メモリ3へバックアップし直して、消費電力を抑えるようにした。
尚、上記設定時間については、車両バッテリが満充電の場合には長く設定し、車両バッテリの残量が少ない場合には短く設定することが好ましい。
ところで、不揮発性メモリ3(フラッシュメモリ)へのバックアップ時には、ナビゲーション装置1の起動が遅くなり、ユーザに必要な情報をナビゲーション装置1の情報表示器7に素早く表示することができないという不具合がある。これに対して、上記実施形態においては、不揮発性メモリ3へのバックアップ時にも、ナビゲーション装置1の起動を早くできる構成とした。
具体的には、スマートキーの情報に基づいて車両にドライバが接近しているか否かを判断し、ドライバが車両に接近している場合には、車両の周囲の情報を歩車間通信や車車間通信を利用して取得し、取得した情報に基づいて車両に接近するものがあるか否かを判断する。そして、車両に接近してくるものがある場合で、且つ、不揮発性メモリ3にバックアップしている状態の場合には、揮発性メモリ2へのバックアップ状態に移行させておくように構成した。これにより、ユーザが車両に乗り込み、エンジンをオン(ACC ON)操作した際に、ナビゲーション装置1を即座に起動することができ、更に、ナビゲーション装置1の情報表示器7の画面上に車両の周囲の情報を表示することができるから、ドライバに注意を促すことができる。尚、上記実施形態では、ドライバが車両に近づき、且つ、車両に何も接近してきていない場合には、前回のバックアップ状態を判別し、不揮発性メモリ3または揮発性メモリ2からナビゲーション装置1を通常通り起動する。
また、上記実施形態では、上記したようにドライバが車両に近づき揮発性メモリ2へのバックアップ状態に移行させた後、ドライバが車両に乗り込むことなく車両から離れた場合には、前回のバックアップ状態に戻す(即ち、ナビゲーション装置1の全電源がオンされる前のバックアップ状態が揮発性メモリ2にバックアップしている状態であったときには、揮発性メモリ2によるバックアップを継続してナビゲーション装置1の電源のうちの揮発性メモリ2の電源以外の電源をオフし、ナビゲーション装置1の全電源がオンされる前のバックアップ状態が不揮発性メモリ3にバックアップしている状態であったときには、揮発性メモリ2からデータを不揮発性メモリ3に転送し不揮発性メモリ3によるバックアップを実行してナビゲーション装置1の全電源をオフする)ように構成したので、消費電力を極力低減することができる。
尚、上記実施形態においては、スマートキーの情報に基づいて車両にドライバが接近しているか否かを判断し、ドライバが車両に接近している場合であって、不揮発性メモリ3にバックアップしている状態の場合には、揮発性メモリ2へのバックアップ状態に移行させておくように構成したが、これに限られるものではなく、ドライバが車両のエンジンをオン操作したときに、不揮発性メモリ3にバックアップしている状態の場合には、不揮発性メモリ3からデータを揮発性メモリ2へ転送してデータを表示するようにナビゲーション装置1を起動させ、揮発性メモリ2にバックアップしている状態の場合には、揮発性メモリ2のデータをそのまま表示するようにナビゲーション装置1を起動させるようにしても良い。
また、上記実施形態においては、ドライバが車両に接近している場合であって、車両に接近してくるものがある場合であって、更に、不揮発性メモリ3にバックアップしている状態の場合に、揮発性メモリ2へのバックアップ状態に移行させておくように構成したが、これに代えて、車両に接近してくるものがある場合という条件を省き、ドライバが車両に接近している場合、且つ、不揮発性メモリ3にバックアップしている状態の場合に、揮発性メモリ2へのバックアップ状態に移行させておくように構成しても良い。
また、上記実施形態においては、揮発性メモリ2のバックアップを開始した後の経過時間が設定時間以上経過した後、車両がEVであるか否かを判断し、車両がEVであり、且つ、充電中あるときに、揮発性メモリ2のバックアップを続行するように構成したが、これに代えて、車両がEVであり、且つ、充電中あるときに、揮発性メモリ2のバックアップを開始するように構成しても良い。
図面中、1はナビゲーション装置(車載表示装置)、2は揮発性メモリ、3は不揮発性メモリ、4は位置検出器(位置検出手段)、7は情報表示器、9は操作スイッチ、10は周辺監視カメラ、11はクリアランスソナー、12は歩車間通信情報受信装置、13は車車間通信情報受信装置、14はスマートキー情報受信装置、15は電源監視ユニット、16はCPU(不揮発性メモリバックアップ手段、揮発性メモリバックアップ手段、後退発進判断手段、バックアップ制御手段、省電力モード設定手段、起動制御手段)である。

Claims (8)

  1. 揮発性メモリ上に展開されているデータを不揮発性メモリへ書き込んでバックアップする不揮発性メモリバックアップ手段と、
    車両からの通電により、前記揮発性メモリ上に展開されているデータをバックアップする揮発性メモリバックアップ手段と、
    前記車両を駐車したとき、前記車両の周囲の状況に基づいて出発時に後退発進する必要があるか否かを判断する後退発進判断手段と、
    前記後退発進判断手段により出発時に後退発進する必要があると判断した場合、ユーザによる電源オフ操作時に前記揮発性メモリバックアップ手段によるバックアップを実行し、出発時に後退発進する必要がないと判断した場合には、ユーザによる電源オフ操作時に前記不揮発性メモリバックアップ手段によるバックアップを実行するバックアップ制御手段と、
    を備えることを特徴とする車載表示装置。
  2. 前記車両の位置を検出する位置検出手段と、を備え、
    前記バックアップ制御手段は、前記車両を駐車した位置が自宅である場合、ユーザによる電源オフ操作時に前記不揮発性メモリバックアップ手段によるバックアップを実行することを特徴とする請求項1記載の車載表示装置。
  3. ユーザにより省電力モードを設定する省電力モード設定手段と、を備え、
    前記バックアップ制御手段は、前記後退発進判断手段により出発時に後退発進する必要がないと判断した場合であって、前記省電力モードがオフに設定されている場合は、ユーザによる電源オフ操作時に前記揮発性メモリバックアップ手段によるバックアップを実行することを特徴とする請求項1記載の車載表示装置。
  4. 前記バックアップ制御手段は、前記揮発性メモリの前記データのバックアップ継続時間が所定時間以上経過したとき、前記揮発性メモリバックアップ手段によるバックアップを中止し、前記不揮発性メモリバックアップ制御手段によるバックアップを実行することを特徴とする請求項1記載の車載表示装置。
  5. 電気自動車に搭載される車載表示装置であって、
    前記バックアップ制御手段は、前記揮発性メモリの前記データのバックアップ継続時間が所定時間以上経過したとき、前記電気自動車が充電中である場合、前記揮発性メモリバックアップ手段によるバックアップを継続し、前記電気自動車が充電中でない場合、前記揮発性メモリバックアップ手段によるバックアップを中止し、前記不揮発性メモリバックアップ手段によるバックアップを実行することを特徴とする請求項4記載の車載表示装置。
  6. 前記車載表示装置は、駐車後の車両にドライバが接近したときに、前記車載表示装置の全電源がオンされるように構成され、
    前記バックアップ制御手段は、駐車後の車両にドライバが接近したときに、前記不揮発性メモリバックアップ手段によるバックアップを実行している状態であったときには、前記揮発性メモリバックアップ手段によるバックアップを実行することを特徴とする請求項1記載の車載表示装置。
  7. 前記バックアップ制御手段は、前記車両の駆動装置が始動されず、且つ、前記車両からドライバが離れたときに、前記車載表示装置の全電源がオンされる前のバックアップ状態が前記揮発性メモリバックアップ手段によるバックアップを実行している状態であったときには、前記揮発性メモリバックアップ手段によるバックアップを実行して前記車載表示装置の電源のうちの前記揮発性メモリの電源以外の電源をオフし、前記車載表示装置の全電源がオンされる前のバックアップ状態が前記不揮発性メモリバックアップ手段によるバックアップを実行している状態であったときには、前記不揮発性メモリバックアップ手段によるバックアップを実行して前記車載表示装置の全電源をオフすることを特徴とする請求項6記載の車載表示装置。
  8. 前記揮発性メモリバックアップ手段によりバックアップされている状態で、ユーザによる電源オン操作が行われたときには、前記揮発性メモリにバックアップされているデータを表示し、前記不揮発性メモリバックアップ手段によりバックアップされている状態で、ユーザによる電源オン操作が行われたときには、前記不揮発性メモリにバックアップされているデータを前記揮発性メモリに書き込んでから前記データを表示する起動制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の車載表示装置。
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