JP2003137612A - ガラスパネルとその製法 - Google Patents

ガラスパネルとその製法

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JP2003137612A
JP2003137612A JP2001327756A JP2001327756A JP2003137612A JP 2003137612 A JP2003137612 A JP 2003137612A JP 2001327756 A JP2001327756 A JP 2001327756A JP 2001327756 A JP2001327756 A JP 2001327756A JP 2003137612 A JP2003137612 A JP 2003137612A
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glass
exhaust hole
gap
plate
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Takeshi Amari
毅 甘利
Hideo Yoshizawa
英夫 吉沢
Hiroaki Kato
浩昭 加藤
Richard Edward Collins
リチャード・エドワード・コリンズ
Nelson Ng
ネルソン・エング
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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University of Sydney
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
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    • E06B3/66Units comprising two or more parallel glass or like panes permanently secured together
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガラスパネルにゲッターを設けるに際し、ガラ
スパネルのコストアップを抑制し、損傷の虞も少ないガ
ラスパネルとその製法の提供。 【解決手段】一対の板ガラス1,2が間隙部Vを有して
配置されて、周縁部が、接合用シール材4で接合されて
密閉され、間隙部V内の気体を排気する排気孔5とゲッ
ター7とが設けられていて、排気孔5が、ゲッター収納
空間6を備えて、両板ガラス1,2のうちの一方の板ガ
ラス1に設けられ、ゲッター収納空間6にゲッター7が
収納されて、排気孔5が、蓋体8により封止されて密閉
されているガラスパネルと、両板ガラス1,2の周縁部
を接合用シール材4で接合して密閉した後、ゲッター収
納空間6にゲッター7を収納した状態で、排気孔5から
間隙部V内の気体を吸引排気し、その後、一方の板ガラ
ス1に蓋体8を接着して排気孔5を封止密閉するガラス
パネルの製法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の板ガラス
が、その両板ガラスの面を互いに対向させ、かつ、両板
ガラスの間に間隙部を有して配置され、前記両板ガラス
の周縁部が、接合用シール材で接合されて密閉されると
ともに、前記間隙部内の気体を排気する排気孔と、前記
間隙部内の気体に接触するゲッターとが設けられている
ガラスパネルと、そのガラスパネルの製法に関する。
【0002】
【従来の技術】このようなガラスパネルに設けられるゲ
ッターは、両板ガラスの間隙部内の気体に接触して、そ
の気体内に含まれる不要なガスを吸着除去するもので、
従来、上述した排気孔とは別に、一対の板ガラスにおい
て、その一方の板ガラスにゲッター収納空間を設けて、
そのゲッター収納空間にゲッターを収納するように構成
したものが知られている。また、排気孔が設けられた板
ガラス側にその排気孔に連通するガラス管を突設し、そ
のガラス管内にゲッターを収納するように構成したもの
や、両板ガラスの内面に蒸着やスパッタリングなどによ
ってゲッター材料からなる薄膜を形成したものも知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、排気孔とは別
に、ゲッターを収納するための専用の収納空間を設ける
構成では、板ガラスにゲッター専用の収納空間を形成す
るための特別な加工作業が必要となり、ガラスパネルの
コストアップを招くという問題がある。また、ガラス管
内にゲッターを収納する構成では、ゲッター収納のため
に多少太めのガラス管が必要となり、その太いガラス管
が板ガラスから突出するため、ガラス管損傷の可能性が
高くなるという問題があり、さらに、両板ガラスの内面
にゲッター材料からなる薄膜を形成する構成では、蒸着
やスパッタリングなどの作業が必要となって、やはり、
ガラスパネルのコストアップを招くという問題がある。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に着目
したもので、その目的は、ガラスパネルにゲッターを設
けるに際し、ガラスパネルのコストアップを抑制し、か
つ、損傷の虞も少ないガラスパネルとその製法を提供す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】〔構成〕請求項1の発明
の特徴構成は、図3、図6、図7に例示するごとく、一
対の板ガラス1,2が、その両板ガラス1,2の面を互
いに対向させ、かつ、両板ガラス1,2の間に間隙部V
を有して配置され、前記両板ガラス1,2の周縁部が、
接合用シール材4で接合されて密閉されるとともに、前
記間隙部V内の気体を排気する排気孔5と、前記間隙部
V内の気体に接触するゲッター7とが設けられているガ
ラスパネルであって、前記排気孔5が、前記ゲッター7
を収納するゲッター収納空間6を備えて、前記両板ガラ
ス1,2のうちの一方の板ガラス1に設けられ、前記ゲ
ッター収納空間6に前記ゲッター7が収納されて、前記
排気孔5が、封止用シール材9によって前記一方の板ガ
ラス1に接着された蓋体8により封止されて密閉されて
いるところにある。
【0006】請求項2の発明の特徴構成は、図3、図5
〜図7に例示するごとく、前記排気孔5が、断面円形の
孔に形成されて、その断面円形の排気孔5の一部が、前
記ゲッター収納空間6を兼用するとともに、その断面円
形の排気孔5の直径Dが、3.0mm〜15.0mmに
設定されているところにある。
【0007】請求項3の発明の特徴構成は、図3、図5
〜図7に例示するごとく、前記ゲッター7が、円柱形状
であって、その円柱形状のゲッター7が、前記断面円形
の排気孔5に対して互いの軸心が同一方向を向くように
収納され、かつ、前記ゲッター7の外周面と前記排気孔
5の内周面との最大間隔Lが、0.5mm以上確保され
るように設定されているところにある。
【0008】請求項4の発明の特徴構成は、図7、図8
に例示するごとく、前記両板ガラス1,2のうちの少な
くとも他方の板ガラス2と前記ゲッター7との間に断熱
体16が介在されているところにある。
【0009】請求項5の発明の特徴構成は、図8に例示
するごとく、前記断熱体16が、前記ゲッター7と一体
化されているところにある。
【0010】請求項6の発明の特徴構成は、図8に例示
するごとく、前記ゲッター7が、突起16aを備えてい
て、その突起16aを介して前記両板ガラス1,2のう
ちの少なくとも他方の板ガラス2に接触自在に構成され
ているところにある。
【0011】請求項7の発明の特徴構成は、図3、図
6、図7に例示するごとく、前記封止用シール材9が、
前記接合用シール材4よりも融点が高く、かつ、前記蓋
体8および前記一方の板ガラス1よりも融点の低い低融
点ガラスで構成されているところにある。
【0012】請求項8の発明の特徴構成は、図3、図
6、図7に例示するごとく、前記間隙部Vにスペーサ3
が介在されて、その間隙部Vが減圧状態で密閉されてい
るところにある。
【0013】請求項9の発明の特徴構成は、図2〜図
4、図6、図7に例示するごとく、一対の板ガラス1,
2が、その両板ガラス1,2の面を互いに対向させ、か
つ、両板ガラス1,2の間に間隙部Vを有して配置さ
れ、前記両板ガラス1,2の周縁部が、接合用シール材
4で接合されて密閉されるとともに、前記間隙部V内の
気体を排気する排気孔5と、前記間隙部V内の気体に接
触するゲッター7とが設けられているガラスパネルの製
法であって、前記排気孔5が、前記ゲッター7を収納す
るゲッター収納空間6を備えて、前記両板ガラス1,2
のうちの一方の板ガラス1に設けられ、前記両板ガラス
1,2の周縁部を前記接合用シール材4で接合して密閉
した後、前記ゲッター収納空間6に前記ゲッター7を収
納した状態で、前記排気孔5から前記間隙部V内の気体
を吸引排気し、その後、封止用シール材9によって前記
一方の板ガラス1に蓋体8を接着して前記排気孔5を封
止密閉するところにある。
【0014】なお、上述のように、図面との対照を便利
にするために符号を記したが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【0015】〔作用および効果〕請求項1の発明の特徴
構成によれば、両板ガラス間の間隙部内の気体を排気す
る排気孔が、ゲッターを収納するゲッター収納空間を備
えて、両板ガラスのうちの一方の板ガラスに設けられ、
そのゲッター収納空間にゲッターが収納されているの
で、従来のように、排気孔と別にゲッター専用の収納空
間を設ける場合に比べて、板ガラスに対する加工作業が
簡易で、ガラスパネルのコストアップを抑制することが
でき、また、板ガラスの内面にゲッター材料からなる薄
膜を形成する場合に比べても、ガラスパネルの大幅なコ
ストダウンを図ることができ、しかも、排気孔が設けら
れている方の板ガラスの厚みを十分に利用して、多量の
ゲッターを収納することができる。そして、そのゲッタ
ーが収納された排気孔が、封止用シール材によって一方
の板ガラスに接着された蓋体により封止されて密閉され
ているので、上述したガラス管を突設してゲッターを収
納する場合のように、排気孔の封止部分が板ガラスから
大きく突出することもなく、したがって、封止部分損傷
の可能性もきわめて少ない。
【0016】請求項2の発明の特徴構成によれば、排気
孔が、断面円形の孔に形成されて、その断面円形の排気
孔の一部が、ゲッター収納空間を兼用するので、排気孔
とゲッター収納空間を同じ円形孔で共用することがで
き、例えば、排気孔とゲッター収納空間の断面形状を互
いに異なる形状にしたり、あるいは、排気孔とゲッター
収納空間を径の異なる円形孔に形成する場合に比べて、
板ガラスに対する加工作業が容易となり、ガラスパネル
のコストアップを一層抑制することができる。そして、
その排気孔の直径が、3.0mm〜15.0mmに設定
されているので、市販されている一般的な形状のゲッタ
ーが、直径2.0mm〜14.0mmの円柱状であるこ
とを考慮すると、特殊な形状のゲッターなどを必要とせ
ず、市販のゲッターをそのまま使用することができるの
で、この点においても、ガラスパネルのコストアップ抑
制に寄与することができる。
【0017】請求項3の発明の特徴構成によれば、ゲッ
ターが、円柱形状であって、その円柱形状のゲッター
が、断面円形の排気孔に対して互いの軸心が同一方向を
向くように収納されて、ゲッターの外周面と排気孔の内
周面との最大間隔が、0.5mm以上確保されるように
設定されているので、上述したように排気孔がゲッター
収納空間を兼用することでガラスパネルのコストアップ
を抑制できるにもかかわらず、前記最大間隔0.5mm
以上の確保によって、その排気孔を介しての両板ガラス
間隙部内の気体吸引や排気を比較的円滑に所望通りに行
うことができる。
【0018】請求項4の発明の特徴構成によれば、両板
ガラスのうちの少なくとも他方の板ガラスとゲッターと
の間に断熱体が介在されているので、ゲッターを活性化
するために、たとえランプやレーザー発生器などにより
ゲッターを局部的に加熱しても、そのゲッター側の熱の
伝達は、少なくとも他方の板ガラスに対して抑制される
ことになる。したがって、その他方の板ガラス側でゲッ
ターを支持するようにし、一方の板ガラスとゲッターと
の間に隙間を形成するようにすれば、ゲッター側の熱に
よる両板ガラスに対する局部的な加熱が抑制されて、局
部加熱による板ガラスの損傷が防止され、ガラスパネル
の品質低下や不良品の発生を抑制することができる。
【0019】請求項5の発明の特徴構成によれば、熱伝
達を抑制する断熱体が、ゲッターと一体化されているの
で、ゲッター収納空間内にゲッターを収納しさえすれ
ば、断熱体も一緒に収納され、かつ、所望の位置に位置
させることも容易となり、したがって、ゲッター収納空
間内への断熱体の収納操作が容易で、例えば、ガラスパ
ネルを量産するような場合には、作業工程の減少による
コストダウンも可能となる。
【0020】請求項6の発明の特徴構成によれば、ゲッ
ターが、突起を備えていて、その突起を介して両板ガラ
スのうちの少なくとも他方の板ガラスに接触自在に構成
されているので、たとえランプやレーザー発生器などで
ゲッターを加熱して活性化しても、ゲッターから板ガラ
スへの熱伝導を抑制することができる。すなわち、ゲッ
ター側の熱は、比較的小さな接触面積で接触する突起を
介して少なくとも他方の板ガラスに伝導されることにな
るので、ゲッターを加熱して活性化する際、その突起を
介してゲッターを他方の板ガラスで支持するようにすれ
ば、殊更、突起そのものを熱伝導率の低い断熱体で構成
しなくても、ゲッターから板ガラスへの熱伝導を抑制す
ることができ、その結果、板ガラスの局部加熱による損
傷を防止しながら、しかも、ガラスパネルのコストアッ
プを抑制することができる。
【0021】請求項7の発明の特徴構成によれば、前記
封止用シール材が、蓋体および一方の板ガラスよりも融
点の低い低融点ガラスで構成されているので、その低融
点ガラスの加熱溶融による蓋体の接着で排気孔を確実に
密閉することができる。そして、ゲッターとして、加熱
により活性化される非蒸発型のゲッターを使用する場合
には、低融点ガラスを加熱溶融させて蓋体を接着する
際、そのゲッターも加熱により活性化されて、低融点ガ
ラスの加熱溶融と同時に、間隙部内のガスを効果的に吸
着させることができ、その際、その蓋体を接着する低融
点ガラスの融点が、接合用シール材の融点よりも高いの
で、つまり、低融点ガラスの融点が比較的高いので、ガ
ラスの加熱溶融に伴うゲッターの活性化も顕著で、間隙
内のガスをより一層効果的に吸着されることができる。
【0022】請求項8の発明の特徴構成によれば、両板
ガラスの間隙部にスペーサが介在されて、その間隙部が
減圧状態で密閉されているので、その間隙部の減圧によ
って、断熱効果に優れたガラスパネルを提供することが
できる。そして、このようなガラスパネルでは、板ガラ
スの面に常に大気圧が作用するため、排気孔の密閉など
が問題となるが、上述したように排気孔の密閉性を確保
することができ、その結果、断熱効果に優れたガラスパ
ネルを廉価に提供することができる。
【0023】請求項9の発明の特徴構成によれば、両板
ガラス間の間隙部内の気体を排気する排気孔が、ゲッタ
ーを収納するゲッター収納空間を備えて、両板ガラスの
うちの一方の板ガラスに設けられているので、排気孔と
別にゲッター専用の収納空間を設ける必要がなく、板ガ
ラスへの加工作業が簡易で、しかも、両板ガラスの周縁
部を接合用シール材で接合して密閉した後、そのゲッタ
ー収納空間にゲッターを収納した状態で、排気孔から間
隙部内の気体を吸引排気するので、間隙部内の吸引排気
に伴って、間隙部内の気体に含まれる不要なガスをゲッ
ターにより吸着除去することが可能となり、作業の効率
化によるコストダウンを図ることができる。そして、そ
の後、封止用シール材によって一方の板ガラスに蓋体を
接着して排気孔を封止密閉するので、排気孔の封止部分
が板ガラスから大きく突出することもなく、したがっ
て、封止部分損傷の可能性もきわめて少ない。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明によるガラスパネルとその
製法につき、実施の形態を図面に基づいて説明する。こ
のようなガラスパネルとしては、例えば、真空複層ガラ
スがあり、その真空複層ガラスPは、図1に示すよう
に、一対の板ガラス1,2において、両板ガラス1,2
の面が、その間に多数のスペーサ3を介在させ、それに
よって、両板ガラス1,2の間に間隙部Vを有する状態
で互いに対向するように配置され、両板ガラス1,2の
周縁部が、接合用シール材、具体的には、両板ガラス
1,2よりも融点が低く、かつ、気体透過度の低い低融
点ガラス4で接合され、両板ガラス1,2の間隙部V
が、減圧状態で密閉されて構成されている。
【0025】両板ガラス1,2には、その厚みが2.6
5〜3.2mm程度の透明なフロートガラスが使用さ
れ、両板ガラス1,2の間隙部Vが、1.33Pa
(1.0×10-2Torr)以下に減圧されている。そ
の間隙部Vの減圧については、後に詳しく説明するが、
間隙部V内の気体を排気して減圧するため、一方の板ガ
ラス1には、図3に示すように、断面が円形の排気孔5
が穿設されている。この排気孔5は、円柱形状のゲッタ
ー7を収納するためのゲッター収納空間6を兼用するよ
うに構成され、そのゲッター収納空間6にゲッター7が
収納され、排気孔5の開口に透明な板ガラスからなる蓋
体8が位置され、その蓋体8が、封止用シール材、具体
的には、接合用シール材を構成する低融点ガラス4より
も融点が高くて、蓋体8や板ガラス1よりも融点の低い
結晶性の低融点ガラス9によって板ガラス1に接着固定
されて、排気孔5の開口が密閉状態で封止されている。
【0026】前記スペーサ3は、形状として円柱状が好
ましく、両板ガラス1,2に作用する大気圧に耐え得る
ように、圧縮強度が4.9×108 Pa(5×103
gf/cm2 )以上の材料、例えば、ステンレス鋼(S
US304)やインコネル718などにより形成されて
いる。そして、スペーサ3の形状が円柱状の場合であれ
ば、直径が0.3〜1.0mm程度、高さが0.15〜
1.0mm程度であり、各スペーサ3の間の間隔は、2
0mm程度に設定されている。
【0027】つぎに、この真空複層ガラスPを製造する
方法の工程などについて説明する。まず、一対の板ガラ
ス1,2のうち、排気孔5の穿設されていない方の板ガ
ラス2をほぼ水平に支持して、その周縁部の上面にペー
スト状の低融点ガラス4を塗布し、かつ、多数のスペー
サ3を所定の間隔で配設して、その上方から他方の板ガ
ラス1を載置する。その際、図1〜図3に示すように、
下方に位置する板ガラス2の面積を多少大きくし、その
周縁部が上方の板ガラス1周縁部から若干突出するよう
に構成すると、低融点ガラス4の塗布などに好都合であ
る。そして、両板ガラス1,2をほぼ水平にして図外の
加熱炉内に収納し、焼成により低融点ガラス4を溶融さ
せ、その溶融状態にある低融点ガラス4によって両板ガ
ラス1,2の周縁部を接合して間隙部Vを密閉する接合
処理を実行する。
【0028】その後、図2に示すように、ゲッター収納
空間6を兼用する板ガラス1の排気孔5にゲッター7を
挿入して収納するのであり、ゲッター収納空間6の内径
が、ゲッター7の外径よりも若干大きいので、ゲッター
収納空間6とゲッター7との間に隙間ができ、その隙間
を介して、ゲッター7が間隙部V内の気体と接触するこ
とになる。具体的には、図5に示すように、ゲッター収
納空間6を兼用する排気孔5の直径Dが、3.0mm〜
15.0mmに設定され、その排気孔5に対して、円柱
形状のゲッター7を互いの軸心が同一方向を向くように
して収納すると、実線で示すように、ゲッター7の外周
面が排気孔5の内周面に接当した状態で、そのゲッター
7の外周面と排気孔5の内周面との間の最大間隔Lが、
0.5mm以上、好ましくは2.0mm以上確保される
ように、換言すると、仮想線で示すように、排気孔5の
軸心とゲッター7の軸心が一致した状態で、ゲッター7
の外周と排気孔5の内周の間にL/2、つまり、0.2
5mm幅以上、好ましくは1.0mm幅以上の円環状の
隙間が確保されるように設定されている。ゲッター7
は、間隙部V内の気体と接触して、その気体に含まれる
水分、CO、CO2 、N2 、H2 、O2 などのガス、つ
まり、酸化ガス、硫化ガス、炭化ガス、有機ガスなどの
各種のガスを吸着して除去するもので、加熱により活性
化されてガスを吸着する非蒸発型や蒸発型などがあり、
いずれのゲッター7も使用可能であるが、この実施形態
では、非蒸発型のゲッター7が使用されている。
【0029】そして、ゲッター7をゲッター収納空間6
に収納した後、図4の(イ)に示すように、排気孔5の
周りに周方向の一部に吸引用切欠き9aを有するドーナ
ツ状の結晶性低融点ガラス9を配置するか、図4の
(ロ)に示すように、周方向に複数の吸引用凹部9bを
有するドーナツ状の結晶性低融点ガラス9を配置し、か
つ、その上に透明な板ガラスからなる蓋体8を載置し
て、さらに、図2に示すように、その上方から吸引封止
装置10を被せる。吸引封止装置10は、上面が透明な
石英ガラス11で閉鎖された円筒状の吸引カップ12を
備え、その吸引カップ12には、吸引カップ12の内部
空間に連通するフレキシブルパイプ13と、板ガラス1
上面との間を密閉するOリング14が設けられ、吸引カ
ップ12の外側上面には、ランプやレーザー発生器など
からなる加熱源15が配設されている。
【0030】このような吸引封止装置10を板ガラス1
に被せた状態で、間隙部Vを加熱しながら、フレキシブ
ルパイプ13に接続したロータリーポンプやターボ分子
ポンプによる吸引で吸引カップ12内を減圧し、間隙部
V内の気体を排気孔5を介して吸引排気するベーキング
処理を実行し、さらに、間隙部V内を1.33Pa以下
にまで減圧する。その減圧中に、加熱源15により低融
点ガラス9を局部的に加熱して溶融させ、蓋体8を板ガ
ラス1に接着するのであるが、その低融点ガラス9は結
晶性、つまり、高温域において結晶化が完了する結晶性
低融点ガラス9であるため、減圧による発泡を抑制する
ことができ、蓋体8と板ガラス1との間を確実に密閉し
て、蓋体8を板ガラス1に接着することができ、その
際、蓋体8が透明なガラス製なのでゲッター7も確実に
加熱されて活性化され、間隙部V内に残存していたC
O、CO2 、H2 Oなどのガスが吸着されて除去され
る。
【0031】なお、蓋体8に関しては、真空複層ガラス
Pを構成する一対の板ガラス1,2と同じもの、つま
り、同種類で同じ厚みの板ガラスを使用すれば、真空複
層ガラスP全体として特に蓋体8が強度的に劣ることも
なく、かつ、同じ板ガラスから真空複層ガラスP用の両
板ガラス1,2と蓋体8とを切断して使用することがで
きるので好都合である。しかしながら、蓋体8の厚みが
あまり厚くなると、他物との接当により損傷する可能性
が高くなるので、極端に厚いガラスの使用は避けるべき
であり、その点からして3.0mm以下の厚みのものが
好ましい。さらに、実際の実施に際して、蓋体8に作用
する応力は、大気圧あるいは大気圧よりも多少大きな応
力程度であるため、0.5mm以上の厚みがあれば、十
分に耐えることができる。したがって、蓋体8を構成す
るガラスの厚みについては、使用条件や目的などに応じ
て、0.5mm〜3.0mm程度の範囲内で適宜選択す
るのが望ましく、また、その大きさについても、排気孔
5が円形の場合、その直径Dよりも2.0mm以上大き
な直径のものを使用するのが望ましい。
【0032】〔別実施形態〕つぎに、別の実施形態につ
いて説明するが、重複説明を避けるため、先の実施形態
で説明したのと同じ部品や同じ作用を有する部品につい
ては、同じ符号を付すことでその説明を省略し、主とし
て先の実施形態と異なる構成についてのみ説明する。
【0033】(1)先の実施形態では、一方の板ガラス
1に穿設の排気孔5が、ゲッター7を収納するゲッター
収納空間6を完全に兼用する構成を示したが、図6の
(イ)に示すように、排気孔5に対向する他方の板ガラ
ス2に凹入部を設け、その凹入部が、ゲッター収納空間
6の一部を構成するようにして実施することもできる。
さらに、図6の(ロ)に示すように、他方の板ガラス2
に設ける凹入部を比較的滑らかな面からなる凹入部にし
て、応力の集中を緩和するように構成することもでき、
これら図6の(イ)、(ロ)に示す構成によれば、先の
実施形態のものと比較して、より多量のゲッター7を収
納することができる。
【0034】(2)これまでの実施形態では、ゲッター
7が、両板ガラス1,2のうちの下方に位置する板ガラ
ス2上に直接載置された例を示したが、図7に示すよう
に、ゲッター7からの熱伝導を抑制する円環状の断熱体
16をゲッター7と別体に構成して、下方に位置する板
ガラス2とゲッター7との間に断熱体16を介在させ、
かつ、上方に位置する板ガラス1とゲッター7との間に
隙間を形成して実施することもできる。このように構成
すれば、ゲッター7を活性化するときの熱が、ゲッター
7側から両板ガラス1,2へ伝達されるのが抑制され、
両板ガラス1,2に対する局部加熱が抑制される。な
お、断熱体16としては、アルミナ系のセラミックのよ
うに熱伝導率の低い材料で構成するのが望ましいが、図
7に示すように円環状に構成したり、図8に示すように
複数本の突起で構成して、下方に位置する板ガラス2に
対する接触面積の減少を図る場合には、特に熱伝導率の
低い材料で構成する必要性もなく、例えば、ステンレス
や鉄などで構成することもできる。
【0035】すなわち、図8に示す実施形態では、突起
そのものが断熱体16で構成されているが、殊更、断熱
体16で構成する必要もなく、この図8に示す実施形態
において、突起16aをステンレスや鉄などで構成する
こともできる。その場合には、断熱体16で構成するの
に較べて、板ガラス2への熱伝導性において若干劣る
が、突起16aを構成する材料として、比較的高価なア
ルミナ系セラミックなどを使用する必要がないので、ガ
ラスパネルのコストアップ抑制に寄与することになる。
さらに、この図8に示す実施形態において、突起16a
をゲッター7と同一材料で形成し、ゲッター7と突起1
6aを一体成形することもできる。このようにゲッター
7と突起16aとを同一材料で一体成形すれば、突起1
6aを有するゲッター7の製造における容易化を図るこ
とができ、その結果、突起16a付きゲッター7のコス
トアップ抑制を図ることができる。
【0036】また、ゲッター7の形状に関しても、完全
な円柱形状に形成する以外に、図8に示すように、外周
に複数のスリット7aを設けた円柱形状に構成して、間
隙部V内の気体に対する接触面積の増大を図ることもで
きる。しかしながら、必ずしも完全な円柱形状にした
り、スリット7aを有する円柱形状にする必要性もな
く、例えば、断面が楕円や多角形の柱状、あるいは、断
面が環状の筒状など、各種の形状に構成することができ
る。ゲッター収納空間6を兼用する排気孔5の形状につ
いても同様で、特に断面が円形の孔に限るものではな
く、断面が楕円や多角形の孔などで構成することもで
き、その場合、例えば、排気孔5が断面四角形であれ
ば、その形状に合わせて、ゲッター7も断面四角形にす
るのが好ましい。
【0037】(3)これまでの実施形態では、一対の板
ガラス1,2の周縁部を接合する接合用シール材として
低融点ガラス4を使用した例を示したが、低融点ガラス
に代えて、金属製の溶融ハンダを使用して接合すること
もできる。また、蓋体8を板ガラス1に接着して排気孔
5の開口を封止する封止用シール材として結晶性低融点
ガラス9を使用した例を示したが、非結晶性の低融点ガ
ラスを使用したり、あるいは、金属製の溶融ハンダを使
用して封止することもできる。その蓋体8に関しても、
先の実施形態で示したようなガラス製に限るものではな
く、例えば、金属製やセラミックス製などのような各種
の材料からなる蓋体8を使用することができる。その
際、蓋体8の材料などに起因して、吸引封止装置10の
加熱源15によるゲッター7の活性化が不十分な場合に
は、図2において、板ガラス2の下方にゲッター活性化
用の加熱源を配設して、その活性化用加熱源と吸引封止
装置10の加熱源15とを併用したり、あるいは、板ガ
ラス2の下方に配設した加熱源によって、低融点ガラス
9の加熱溶融とゲッター7の活性化とを一挙に行うよう
に構成することもできる。
【0038】(4)これまでの実施形態では、ガラスパ
ネルの一例として真空複層ガラスPを示したが、両板ガ
ラス1,2の間隙部Vに気体を封入したプラズマディス
プレイパネルなどの製造にも適用することができ、その
場合には、ベーキング処理を実行した後、間隙部Vに所
定の気体を封入することになる。また、ガラスパネルの
用途についても、建築物や乗り物(自動車、鉄道車両、
船舶)用の窓ガラス、あるいは、プラズマディスプレイ
などの機器要素をはじめとして、冷蔵庫や保温装置など
のような各種装置の扉や壁部など、種々の用途に使用す
ることができる。したがって、ガラスパネルPを構成す
る板ガラス1,2に関しても、先の実施形態で示したフ
ロートガラスに限るものではなく、そのガラスパネルP
の用途や目的に応じて、例えば、型板ガラス、表面処理
により光り拡散機能を備えたすりガラス、網入りガラ
ス、線入板ガラス、強化ガラス、倍強化ガラス、低反射
ガラス、高透過板ガラス、セラミック印刷ガラス、熱線
や紫外線吸収機能を備えた特殊ガラス、あるいは、それ
らの組み合わせなど、種々のガラスを適宜選択して実施
することができる。また、ガラスの組成についても、ソ
ーダ珪酸ガラス、ソーダ石灰ガラス、ほう珪酸ガラス、
アルミノ珪酸ガラス、各種結晶化ガラスなどを使用する
ことができ、その板ガラス1,2の厚みについても、適
宜選択自由である。また、スペーサ3についても、ステ
ンレス鋼やインコネルに限らず、例えば、鉄、銅、アル
ミニウム、タングステン、ニッケル、クロム、チタンな
どの金属の他、炭素鋼、クロム鋼、ニッケル鋼、ニッケ
ルクロム鋼、マンガン鋼、クロムマンガン鋼、クロムモ
リブデン鋼、珪素鋼、真鍮、ハンダ、ジュラルミンなど
の合金、あるいは、セラミックスやガラスなど、要する
に、外力により変形し難いものであれば使用可能であ
り、その形状も、円柱状に限らず、角柱状や球状などの
各種形状に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】真空複層ガラスの一部切欠き斜視図
【図2】製造工程における真空複層ガラスと吸引封止装
置の断面図
【図3】真空複層ガラスの要部の断面図
【図4】製造工程における真空複層ガラスの要部の斜視
【図5】真空複層ガラスの排気孔とゲッターの平面図
【図6】別の実施形態による真空複層ガラスの要部の断
面図
【図7】別の実施形態による真空複層ガラスの要部の断
面図
【図8】別の実施形態によるゲッターの斜視図
【符号の説明】
1,2 板ガラス 3 スペーサ 4 接合用シール材 5 排気孔 6 ゲッター収納空間 7 ゲッター 8 蓋体 9 封止用シール材としての低融点ガラス 16 断熱体 16a 突起 D 排気孔の直径 L ゲッター外周面と排気孔内周面との最大間
隔 P ガラスパネル V 間隙部
フロントページの続き (72)発明者 吉沢 英夫 大阪府大阪市中央区北浜四丁目7番28号 日本板硝子株式会社内 (72)発明者 加藤 浩昭 大阪府大阪市中央区北浜四丁目7番28号 日本板硝子株式会社内 (72)発明者 リチャード・エドワード・コリンズ オーストラリア 2006 ニュー・サウス・ ウェールズ州 シドニー、パラマッタ・ロ ード ザ・ユニバーシティ・オブ・シドニ ー (72)発明者 ネルソン・エング オーストラリア 2006 ニュー・サウス・ ウェールズ州 シドニー、パラマッタ・ロ ード ザ・ユニバーシティ・オブ・シドニ ー Fターム(参考) 4G061 AA02 AA11 AA23 BA01 CA02 CB02 CD02 CD23

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の板ガラスが、その両板ガラスの面
    を互いに対向させ、かつ、両板ガラスの間に間隙部を有
    して配置され、前記両板ガラスの周縁部が、接合用シー
    ル材で接合されて密閉されるとともに、前記間隙部内の
    気体を排気する排気孔と、前記間隙部内の気体に接触す
    るゲッターとが設けられているガラスパネルであって、 前記排気孔が、前記ゲッターを収納するゲッター収納空
    間を備えて、前記両板ガラスのうちの一方の板ガラスに
    設けられ、前記ゲッター収納空間に前記ゲッターが収納
    されて、前記排気孔が、封止用シール材によって前記一
    方の板ガラスに接着された蓋体により封止されて密閉さ
    れているガラスパネル。
  2. 【請求項2】 前記排気孔が、断面円形の孔に形成され
    て、その断面円形の排気孔の一部が、前記ゲッター収納
    空間を兼用するとともに、その断面円形の排気孔の直径
    が、3.0mm〜15.0mmに設定されている請求項
    1に記載のガラスパネル。
  3. 【請求項3】 前記ゲッターが、円柱形状であって、そ
    の円柱形状のゲッターが、前記断面円形の排気孔に対し
    て互いの軸心が同一方向を向くように収納され、かつ、
    前記ゲッターの外周面と前記排気孔の内周面との最大間
    隔が、0.5mm以上確保されるように設定されている
    請求項2に記載のガラスパネル。
  4. 【請求項4】 前記両板ガラスのうちの少なくとも他方
    の板ガラスと前記ゲッターとの間に断熱体が介在されて
    いる請求項1〜3のいずれか1項に記載のガラスパネ
    ル。
  5. 【請求項5】 前記断熱体が、前記ゲッターと一体化さ
    れている請求項4に記載のガラスパネル。
  6. 【請求項6】 前記ゲッターが、突起を備えていて、そ
    の突起を介して前記両板ガラスのうちの少なくとも他方
    の板ガラスに接触自在に構成されている請求項1〜3の
    いずれか1項に記載のガラスパネル。
  7. 【請求項7】 前記封止用シール材が、前記接合用シー
    ル材よりも融点が高く、かつ、前記蓋体および前記一方
    の板ガラスよりも融点の低い低融点ガラスで構成されて
    いる請求項1〜6のいずれか1項に記載のガラスパネ
    ル。
  8. 【請求項8】 前記間隙部にスペーサが介在されて、そ
    の間隙部が減圧状態で密閉されている請求項1〜7のい
    ずれか1項に記載のガラスパネル。
  9. 【請求項9】 一対の板ガラスが、その両板ガラスの面
    を互いに対向させ、かつ、両板ガラスの間に間隙部を有
    して配置され、前記両板ガラスの周縁部が、接合用シー
    ル材で接合されて密閉されるとともに、前記間隙部内の
    気体を排気する排気孔と、前記間隙部内の気体に接触す
    るゲッターとが設けられているガラスパネルの製法であ
    って、 前記排気孔が、前記ゲッターを収納するゲッター収納空
    間を備えて、前記両板ガラスのうちの一方の板ガラスに
    設けられ、前記両板ガラスの周縁部を前記接合用シール
    材で接合して密閉した後、前記ゲッター収納空間に前記
    ゲッターを収納した状態で、前記排気孔から前記間隙部
    内の気体を吸引排気し、その後、封止用シール材によっ
    て前記一方の板ガラスに蓋体を接着して前記排気孔を封
    止密閉するガラスパネルの製法。
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