JP2005320229A - 減圧ガラスパネル及びその製造方法 - Google Patents

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Tokuji Miyamoto
篤司 宮本
Kazuaki Yuki
一哲 結城
Takeshi Amari
毅 甘利
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Abstract

【課題】 減圧空間の減圧度を長期間にわたって維持することができると共に、破損
の確率を低くすることができる安価に製造可能な減圧ガラスパネル及びその製造方法を提
供する。
【解決手段】 減圧ガラスパネルとしての真空ガラスパネル100は、間に厚さが0
.2mmの減圧空間10を形成すべくスペーサ3を介して対向配置された一対の板ガラス
1,2と、一対の板ガラス1,2の周縁部を接合する接合用シール材(周縁接合部材)4
とを備える。接合用シール材4は、厚さBが0.1mmの鉄板32(板状体)と、鉄板3
2の両面に形成された厚さAが0.05mm、減圧空間10への到達経路長さDが10m
mのエポキシ系接着剤層31(有機高分子系接着剤層)、及び厚さCが0.05mm、減
圧空間10への到達経路長さDが10mmのエポキシ系接着剤層33(有機高分子系接着
剤層)とから成る。
【選択図】 図3

Description

本発明は、減圧ガラスパネル及びその製造方法に関する。
従来、減圧ガラスパネルの製造において、一対の板ガラスの周縁部にペースト状の低融
点ガラスを塗布し、この低融点ガラスを480℃以上に加熱して一対の板ガラスを接合し
ている(例えば、特許文献1参照)。
また、一対の板ガラスの接合が金属はんだガラスによって行われることもあり、この場
合は、接合時に金属はんだガラスを約250℃以上に加熱する必要がある(例えば、特許
文献2参照)。
上記低融点ガラスや金属はんだガラス等の接合用シール材(周縁接合部材)を使用する
場合は、接合用シール材を溶融して一対の板ガラスを接合するため、板ガラスを接合用シ
ール材の融点付近まで加熱する必要があり、これにより、減圧ガラスパネルの製造には防
熱設備や多大なエネルギを要し、減圧ガラスパネルの製造コストが高くなる。
斯かる問題を解決すべく、接合用シール材として有機高分子系材料からなる封着材を用
い、この封着材によって一対の板ガラスを接合することがなされている(例えば、特許文
献3,4参照)。
また、有機高分子系材料は無機材料に比べて耐熱性が低い等の封着材として不利な特性を有しているため、吸着剤や無機フィラーを有機高分子系材料中に混入したり、ゲッタを使用する等の工夫がされている(例えば、特許文献5〜7参照)。
国際公開第03/000613号パンフレット 特開平10−297944号公報 特開平11−21149号公報 特開平10−306658号公報 特開2003−272543号公報 特開2003−089557号公報 特開2001−206740号公報
しかしながら、接合用シール材として有機高分子系材料から成る封着材を用いて一対の
板ガラスを接合する場合、有機高分子系材料中に含まれる有機溶剤や有機高分子系材料自
体がアウトガスとして揮発し、その揮発したアウトガスが減圧空間に流入することや、有
機高分子系材料が透気性を有することから、減圧ガラスパネルの減圧度を長期間にわたっ
て維持することができないという問題があった。
さらには、封着材が大気圧によって弾性変形することにより、シール部分の厚さが変動
し、減圧ガラスパネルにおける板ガラス、特に、間隔を保持するために減圧空間内に配置
された支持部材(スペーサ)付近の板ガラスが大きく変形してしまっていた。この変形に
よって、支持部材(スペーサ)付近の板ガラスに大きい局部的な応力が発生し、もって減
圧ガラスパネルの破損の確率が高くなるという問題があった。
本発明の目的は、減圧空間の減圧度を長期間にわたって維持することができると共に、
破損の確率を低くすることができる安価に製造可能な減圧ガラスパネル及びその製造方法
を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の減圧ガラスパネルは、ピラーを介して所定の間隔を隔てて配設された一対の板ガラスと、前記一対の板ガラスの間に減圧空間を形成すべく前記一対の板ガラスの周縁部を接合する周縁接合部材とから成る減圧ガラスパネルにおいて、前記周縁接合部材は、板状体と、前記板状体の両面に形成された一対の有機高分子系接着剤層とから成ることを特徴とする。
請求項2記載の減圧ガラスパネルは、請求項1記載の減圧ガラスパネルにおいて、前記板状体の両面のうち少なくとも1面に凹凸が形成されていることを特徴とする。
請求項3記載の減圧ガラスパネルは、請求項2記載の減圧ガラスパネルにおいて、前記板状体はH型であることを特徴とする。
請求項4記載の減圧ガラスパネルは、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の減圧ガラスパネルにおいて、前記一対の板ガラスにおける前記有機高分子系接着剤層との接合面のうち少なくとも1面に凹部が形成されていることを特徴とする。
請求項5記載の減圧ガラスパネルは、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の減圧ガラスパネルにおいて、前記板状体は金属製又はセラミックス製であることを特徴とする。
請求項6記載の減圧ガラスパネルは、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の減圧ガラスパネルにおいて、前記有機高分子系接着剤層は厚さが前記減圧空間に向かって漸減し、前記板状体は厚さが前記減圧空間に向かって漸増していることを特徴とする。
請求項7記載の減圧ガラスパネルは、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の減圧ガラスパネルにおいて、前記周縁接合部材と前記減圧空間との境界面は、前記板状体により形成されていることを特徴とする。
請求項8記載の減圧ガラスパネルは、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の減圧ガラスパネルにおいて、前記周縁接合部材は前記板ガラスのエッジ部分を被覆していることを特徴とする。
請求項9記載の減圧ガラスパネルは、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の減圧ガラスパネルにおいて、前記板状体は厚さが前記減圧空間の厚さの50%以上であることを特徴とする。
請求項10記載の減圧ガラスパネルは、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の減圧ガラスパネルにおいて、前記有機高分子系接着剤層は、前記減圧空間への到達経路長さが3〜20mmであることを特徴とする。
請求項11記載の減圧ガラスパネルの製造方法は、板状体を準備する準備ステップと、前記板状体の両面に有機高分子系接着剤を塗布する塗布ステップと、前記一対の板ガラスの一方における周縁部に前記塗布された板状体を配置する配置ステップと、前記一対の板ガラスの他方を前記塗布された板状体を介して前記一方の板ガラス上に載置する載置ステップと、前記一対の板ガラスの周縁部を両側から押圧する押圧ステップと、前記押圧された一対の板ガラスの間に形成された減圧すべき空間を減圧する第1減圧ステップと、前記有機高分子系接着剤を硬化させる接着剤硬化ステップと、前記第1減圧ステップにおける減圧速度よりも大きい速度で前記減圧された空間を減圧する第2減圧ステップと、前記減圧された空間を密封する密封ステップとを備えることを特徴とする。
請求項1記載の減圧ガラスパネルによれば、周縁接合部材は、板状体と、板状体の両面
に形成された一対の有機高分子系接着剤層とから成るので、減圧空間の減圧度を長期間に
わたって維持することができると共に、破損の確率を低くすることができる。
請求項2記載の減圧ガラスパネルによれば、板状体の両面のうち少なくとも1面に凹凸が形成されているので、有機高分子系接着剤層の減圧空間への到達経路長さを長くすることができ、もって減圧空間への外気透過を低減することができる共に、アンカー効果により板状体と板ガラスとの接着強度を向上することができる。
請求項3記載の減圧ガラスパネルによれば、板状体はH型であるので、有機高分子系接着剤の硬化時において凹部に有機高分子系接着剤を溜めることができ、もって有機高分子系接着剤の硬化時における自重による流動を防止して、有機高分子系接着剤層の厚さが均一でない等の接着ムラを減少することができる。
請求項4記載の減圧ガラスパネルによれば、一対の板ガラスにおける有機高分子系接着剤層との接合面のうち少なくとも1面に凹部が形成されているので、有機高分子系接着剤層の減圧空間への到達経路長さを長くすることができ、もって減圧空間への外気透過を低減することができる共に、アンカー効果により板状体と板ガラスとの接着強度を向上することができる。
請求項5記載の減圧ガラスパネルによれば、板状体は金属製又はセラミックス製である
ので、減圧空間の減圧度をさらに長期間にわたって維持することができると共に、破損の
確率をさらに低くすることができる。
請求項6記載の減圧ガラスパネルによれば、有機高分子系接着剤層は厚さが減圧空間に
向かって漸減し、板状体は厚さが減圧空間に向かって漸増しているので、有機溶剤や有機
高分子系材料がアウトガスとして揮発することを低減することができると共に、減圧空間
への外気透過を低減することができる。
請求項7記載の減圧ガラスパネルによれば、周縁接合部材と減圧空間との境界面は、板
状体により形成されているので、有機溶剤や有機高分子系材料がアウトガスとして揮発す
ることをさらに低減することができると共に、減圧空間への外気透過をさらに低減するこ
とができる。
請求項8記載の減圧ガラスパネルによれば、周縁接合部材は板ガラスのエッジ部分を被
覆しているので、板ガラスとの接着面積を増大させることができ、もって一対の板ガラス
をより強固に接合することができると共に、有機高分子系接着剤層の減圧空間への到達経
路長さを長くすることができ、もって減圧空間への外気透過を低減することができる。
請求項9記載の減圧ガラスパネルによれば、板状体は厚さが減圧空間の厚さの50%以
上であるので、有機高分子系接着剤層の接着強度を維持することができると共に、アウト
ガス量、減圧空間への外気透過量、有機高分子系接着剤層の圧縮変形量を維持することが
できる。
請求項10記載の減圧ガラスパネルによれば、有機高分子系接着剤層は減圧空間への到達経路長さが3〜20mmであるので、有機高分子系接着剤層の接着強度を維持し、減圧空間への外気透過を低減することができると共に、美観が損なわれるのを防止することができる。
請求項11記載の減圧ガラスパネルの製造方法によれば、押圧された一対の板ガラスの間に形成された減圧すべき空間を減圧する第1減圧ステップと、有機高分子系接着剤を硬化させる接着剤硬化ステップと、第1減圧ステップにおける減圧速度よりも大きい速度で減圧された空間を減圧する第2減圧ステップとを備えるので、効率よく減圧ガラスパネルを製造することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る減圧ガラスパネルとしての真空ガラスパネル100
の一部切欠き斜視図である。
図1において、本発明の実施の形態に係る減圧ガラスパネルとしての真空ガラスパネル
100は、間に厚さが0.2mmの減圧空間10を形成すべくスペーサ3を介して対向配
置された一対の板ガラス1,2と、一対の板ガラス1,2の周縁部を接合する接合用シー
ル材(周縁接合部材)4と、減圧空間10内の気体を排気するための排気孔5と、減圧空
間10内の気体に接触するように設置されたゲッタ7と、減圧空間10を画成する面1a
,2aのうちの面1aに被覆された低放射率膜(Low−E膜)17とを備える。
一対の板ガラス1,2には、その厚さが2〜10mm程度の透明なフロートガラスが使
用され、一対の板ガラス1,2間の減圧空間10が1.33Pa以下に減圧されている。
また、スペーサ3は、形状として円柱状が好ましく、一対の板ガラス1,2に作用する
大気圧に耐え得るように、圧縮強度が4.9×108Pa(5×103kgf/cm2)
以上の材料、例えば、ステンレス鋼(SUS304)やインコンネル718などにより形
成されている。
そして、スペーサ3の形状が円柱状の場合であれば、直径が0.3〜1.0mm程度、
高さが0.15〜1.0mm程度であり、各スペーサ3の間の間隔は、20mm程度に設
定されている。
図2は、図1における排気孔5の周辺断面図である。
図2において、一方に板ガラス1には、断面が円形の排気孔5が穿設されている。この
排気孔5は、円柱形状のゲッタ7を収納するためのゲッタ収納空間6を兼用するように構
成され、そのゲッタ収納空間6にゲッタ7が収納され、排気孔5の開口に透明な板ガラス
からなる蓋体(封止部)8が位置されている。
図3は、図1における接合用シール材4の周辺断面図である。
図3において、接合用シール材4は、厚さBが0.1mmの鉄板32(板状体)と、鉄
板32の両面に形成された厚さAが0.05mm、減圧空間10への到達経路長さDが1
0mmのエポキシ系接着剤層31(有機高分子系接着剤層)、及び厚さCが0.05mm
、減圧空間10への到達経路長さDが10mmのエポキシ系接着剤層33(有機高分子系
接着剤層)とから成る。
次に、この真空ガラスパネル100の製造方法を図4を参照しながら説明する。
図4は、図1の真空ガラスパネル100の製造方法を示すフローチャートである。
図4において、まず、所定長さの短冊状に切断された鉄板32を準備し、所定長さの短
冊状に切断された鉄板32の上下両面にエポキシ系接着剤31,33を塗布し(ステップ
S401)(塗布ステップ)、一対の板ガラス1,2のうち、排気孔5の穿設されていな
い方の板ガラス2をほぼ水平に支持して、その周縁部の上面にエポキシ系接着剤31,3
3が塗布された鉄板32を配置し、且つ、多数のスペーサ3を所定の間隔で配置する(ス
テップS402)(配置ステップ)。
次に、図5(a)に示すように、その上方から他方の板ガラス1を低放射率膜17が被
覆された面1aが下面となるように鉄板32を介して板ガラス2上に載置し(ステップS
403)(載置ステップ)、図5(b)に示すように、一対の板ガラス1,2の周縁部を
両側から押圧して、一対の板ガラス1,2と鉄板32とを密着させる(ステップS404
)(押圧ステップ)。
そして、図5(c)に示すように、蓋体8の上方に被せた真空排気システムとしての吸
引封止装置50により減圧すべき空間10を減圧し、一対の板ガラス1,2と鉄板32と
の密着性をより向上させ(ステップS405)(第1減圧ステップ)、エポキシ系接着剤
31,33を硬化させるべく所定時間放置する(ステップS406)(接着剤硬化ステッ
プ)。
さらに、エポキシ系接着剤31,33が完全に硬化した後、吸引封止装置50の排気速
度を上げて減圧空間10内が1.33Pa以下となるように真空排気し(ステップS40
7)(第2減圧ステップ)、吸引封止装置50に設けられた加熱源により低融点ガラス9
(図2)を局部的に加熱して溶融させて、その後冷却することにより、蓋体8を板ガラス
1に接着して密封する(ステップS408)(密封ステップ)。
図4の真空ガラスパネル100の製造方法によれば、蓋体8の上方に被せた真空排気シ
ステムとしての吸引封止装置50により減圧すべき空間10を減圧し、一対の板ガラス1
,2と鉄板32との密着性をより向上させ、エポキシ系接着剤31,33を硬化させるべ
く所定時間放置し、エポキシ系接着剤31,33が完全に硬化した後、吸引封止装置50
の排気速度を上げて減圧空間10内が1.33Pa以下となるように真空排気するので、
効率よく真空ガラスパネル100を製造することができる。
本実施の形態に係る真空ガラスパネル100によれば、鉄板32と、鉄板32の両面に
形成されたエポキシ系接着剤層31,33とから成るので、減圧空間10の減圧度を長期
間にわたって維持することができると共に、破損の確率を低くすることができる。
本実施の形態では、有機高分子系接着剤層としてのエポキシ系接着剤層31(33)は
厚さA(C)が0.05mm、減圧空間10への到達経路長さDが10mmであるが、こ
れに限定されるものではなく、厚さAと厚さCとの和が減圧空間10の厚さの50%以下
の範囲であり、減圧空間10への到達経路長さDが3〜20mmの範囲であればよい。
本実施の形態では、有機高分子系接着剤層としてエポキシ系接着剤層31,33を用い
ているが、これに限定されるものではなく、板ガラス1,2と板状体(鉄板32)とを接
着できるものであれば、他の有機高分子系材料から成る接着剤、例えば、エポキシ系接着
剤、シリコーン系接着剤、アクリル系接着剤、ウレタン系接着剤、シアノアクリレート系
接着剤等であってもよい。
また、有機高分子系材料から成る接着剤中に、エポキシ系接着剤層31(33)及び板ガラス1(2)間の距離と同程度の直径を有する無機粒子(無機フィラー)又はアルミナパウダー等の金属粉末や、燐片状の無機粒子(無機フィラー)を混合してもよい。これにより、エポキシ系接着剤層31(33)における外気透過を低減することができ、もって真空ガラスパネル100の減圧度を長期間にわたって維持することができる。
本実施の形態では、板状体として鉄板32を用いているが、これに限定されるものでは
なく、真空ガラスパネルの使用温度(−20℃〜120℃)において、大気圧によって変
形せず、空気や水分との反応性が低く、透気性が低く、アウトガスを発生しないという特
性を有するもの、例えば、アルミニウム、銅、チタン、ステンレス鋼、ステンレス、真鍮
、及びジュラルミン等の他の金属や、ガラス等のセラミックスであってもよい。
本実施の形態では、接合用シール材4は、エポキシ系接着剤層31,33及び鉄板32
の各層は一定の厚さであるが(図3)、これに限定されるものではなく、図6に示すよう
に、エポキシ系接着剤層31,33の厚さが減圧空間10に向かって漸減し、鉄板32の
厚さが減圧空間10に向かって漸増していてもよく、さらには、鉄板32の端部厚さを減
圧空間10の厚さと同じに設定することにより、接合用シール材4と減圧空間10との境
界面60が鉄板32により形成されるようにしてもよい。この場合、エポキシ系接着剤層
31,33に含まれる有機溶剤や有機高分子系材料がアウトガスとして揮発することを低
減することができると共に減圧空間10への外気透過を低減することができる。
また、図7に示すように、鉄板32の両面に凹凸を形成してもよい。これにより、エポキシ系接着剤層31,33の減圧空間10への到達経路長さを長くすることができ、もって減圧空間10への外気透過を低減することができる共に、アンカー効果により鉄板32と板ガラス1,2との接着強度を向上することができる。ここで、鉄板32の片面のみに凹凸を形成してもよい。
また、例えば、図8に示すようなH型の鉄板32を用いると、エポキシ系接着剤の硬化時において凹部800にエポキシ系接着剤を溜めることができ、もってエポキシ系接着剤の硬化時における自重による流動を防止して、エポキシ系接着剤層31,33の厚さが均一でない等の接着ムラを低減することができる。ここで、板ガラス1,2とH型の鉄板32との接面801にはエポキシ系接着剤が塗布されていてもいなくてもよい。なお、凹部800の深さは鉄板32(減圧空間10)の厚さの50%以下である。
また、図9に示すように、板ガラス1,2におけるエポキシ系接着剤層31,33との接合面900に凹部901が形成されていてもよい。なお、この接合面900における凹部901は、板ガラス1,2を削ることにより形成される。これにより、エポキシ系接着剤層31,33の減圧空間10への到達経路長さを長くすることができ、もって減圧空間10への外気透過を低減することができる共に、アンカー効果により鉄板32と板ガラス1,2との接着強度を向上することができる。
また、例えば、図10に示すような、矩形状凹部1000を有する板ガラス1,2を用いると、エポキシ系接着剤層31,33の硬化時において矩形状凹部1000にエポキシ系接着剤を溜めることができ、もってエポキシ系接着剤の硬化時における自重による流動を防止して、エポキシ系接着剤層31,33の厚さが均一でない等の接着ムラを低減することができる。ここで、板ガラス1,2と鉄板32との接面1001にはエポキシ系接着剤が塗布されていてもいなくてもよい。
本実施の形態では、接合用シール材4が一対の板ガラス1,2の間隙部内のみに設けら
れているが(図3、図6〜図10)、これに限定されるものではなく、図11に示すように、接合用シール材4が板ガラス1,2のエッジ部分70を被覆してもよい。この場合、板ガラス1,2との接着面積を増大させることができるので、一対の板ガラス1,2をより強固に接合することができる。また、鉄板32が板ガラス1,2のエッジ部分70を被覆するので、ガラスの破損を防止することができる。さらに、エポキシ系接着剤層31,33の減圧空間10への到達経路長さDを長くすることができ、もって減圧空間10への外気透過を低減することができる。
本実施の形態では、図4に示す製造方法により真空ガラスパネル100を製造しているが、これに限定されるものではなく、例えば、2枚の板ガラス1,2を洗浄し、板ガラス2の周縁部にエポキシ系接着剤を塗布し、板ガラス2の周縁部に鉄板32を配置し、鉄板32の板ガラス2側面とは反対面にエポキシ系接着剤を塗布し、板ガラス1を鉄板32を介して板ガラス2上に載置し、エポキシ系接着剤を硬化させるべく所定時間放置し、減圧空間10を真空排気することにより、真空ガラスパネル100を製造してもよい。
本実施の形態では、真空ガラスパネル100の製造方法の工程において、所定長さの短
冊状に切断された鉄板32の上下両面にエポキシ系接着剤31,33を塗布しているが、
これに限定されるものではなく、図12に示すように、ロール状に巻かれた金属板81を繰り出しながら、金属板81の上下に配置したディスペンサー82のノズルから接着剤8
3を金属板81上下面に吐出させ、その後、カッタ84等により切断してもよく、図13に示すように、金属板91を接着剤92の入った浴槽93を通過させることにより、金属板91に接着剤92を付着させてもよい。
本実施の形態では、一方の板ガラス1の穿設の排気孔5が、ゲッタ7を収納するゲッタ
収納空間6を完全に兼用する構成を示したが、排気孔5に対向する他方の板ガラス2に凹
入部を設け、その凹入部が、ゲッタ収納空間6の一部を構成するようにして実施すること
もでき、また、ゲッタ7は、蒸発型、非蒸発型のいずれであってもよく、さらには、ゲッ
タ7を設けなくてもよい。
本実施の形態では、封止部として蓋体8が用いられているが、これに限定されるもので
はなく、図14に示すようなガラス管1400であってもよい。
本実施の形態では、板ガラス1,2としてフロートガラスを用いているが、これに限定
されるものではなく、ガラスパネルの用途や目的に応じて、例えば、型板ガラス、表面処
理により光拡散機能を備えたすりガラス、網入りガラス、線入板ガラス、強化ガラス、倍
強化ガラス、低反射ガラス、高透過板ガラス、セラミック印刷ガラス、熱線や紫外線吸収
機能を備えた特殊ガラス、又は、それらの組み合わせなど、種々のガラスを適宜選択して
実施することができる。また、ガラスの組成についても、ソーダ珪酸ガラス、ソーダ石灰
ガラス、ホウ珪酸ガラス、アルミノ珪酸ガラス、各種結晶化ガラスなどを使用することが
でき、その板ガラス1,2の厚さについても、適宜選択自由である。
本実施の形態では、スペーサ3としてステンレス鋼やインコンネルを用いているが、こ
れに限定されるものではなく、例えば、鉄、銅、アルミニウム、タングステン、ニッケル
、クロム、チタンなどの金属の他、炭素鋼、クロム鋼、ニッケル鋼、ニッケルクロム鋼、
マンガン鋼、クロムマンガン鋼、クロムモリブデン鋼、珪素鋼、真鍮、ハンダ、ジュラル
ミンなどの合金、又は、セラミックスやガラスなど、要するに、外力により変形し難いも
のであれば、使用可能であり、その形状も、円柱状に限らず、角柱状や球状などの各種形
状に構成することができる。
本実施の形態では、面1aのみに低放射率膜17が被覆されているが、これに限定され
るものではなく、面2aのみに被覆されてもよく、また、面1a,2a共に被覆されても
よく、さらには低放射率膜17が面1a,2aのいずれにも被覆されていなくてもよい。
本実施の形態では、減圧ガラスパネルの一例として真空ガラスパネル100を示したが
、一対の板ガラス1,2の減圧空間10に気体を封入したプラズマディスプレイパネルな
どの製造にも適用することができ、その場合には、真空排気処理を実行した後、減圧空間
10に所定の気体を封入することとなる。
また、減圧ガラスパネルの用途についても、建築物や乗り物(自動車、鉄道車両、船舶
)用の窓ガラス、あるいは、プラズマディスプレイなどの機器要素をはじめとして、冷蔵
庫や保温装置などのような各種装置の扉や壁部など、種々の用途に使用することができる
本発明の実施の形態に係る減圧ガラスパネルとしての真空ガラスパネル100の一部切欠き斜視図である。 図1における排気孔5の周辺断面図である。 図1における接合用シール材4の周辺断面図である。 図1の真空ガラスパネル100の製造方法を示すフローチャートである。 (a)は図4のステップS403における載置ステップを説明するのに用いられる図であり、(b)は図4のステップS404における押圧ステップを説明するのに用いられる図であり、(c)は図4の第1減圧ステップS405及び第2減圧ステップS407を説明するのに用いられる図である。 図1における接合用シール材4の第1の変形例を示す周辺断面図である。 図1における接合用シール材4の第2の変形例を示す周辺断面図である。 図1における接合用シール材4の第3の変形例を示す周辺断面図である。 図1における接合用シール材4の第4の変形例を示す周辺断面図である。 図1における接合用シール材4の第5の変形例を示す周辺断面図である。 図1における接合用シール材4の第6の変形例を示す周辺断面図である。 図4の塗布ステップS401の変形例を示す図である。 図4の塗布ステップS401の他の変形例を示す図である。 図1の真空ガラスパネル100の変形例を示す一部切欠き斜視図である。
符号の説明
1 板ガラス
2 板ガラス
3 スペーサ
4 接合用シール材
10 減圧空間
17 低放射率膜(Low−E膜)
31 エポキシ系接着剤層
32 鉄板
33 エポキシ系接着剤層
100 真空ガラスパネル

Claims (11)

  1. ピラーを介して所定の間隔を隔てて配設された一対の板ガラスと、前記一対の板ガラス
    の間に減圧空間を形成すべく前記一対の板ガラスの周縁部を接合する周縁接合部材とから
    成る減圧ガラスパネルにおいて、前記周縁接合部材は、板状体と、前記板状体の両面に形
    成された一対の有機高分子系接着剤層とから成ることを特徴とする減圧ガラスパネル。
  2. 前記板状体の両面のうち少なくとも1面に凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1記載の減圧ガラスパネル。
  3. 前記板状体はH型であることを特徴とする請求項2記載の減圧ガラスパネル。
  4. 前記一対の板ガラスにおける前記有機高分子系接着剤層との接合面のうち少なくとも1面に凹部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の減圧ガラスパネル。
  5. 前記板状体は金属製又はセラミックス製であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の減圧ガラスパネル。
  6. 前記有機高分子系接着剤層は厚さが前記減圧空間に向かって漸減し、前記板状体は厚さ
    が前記減圧空間に向かって漸増していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の減圧ガラスパネル。
  7. 前記周縁接合部材と前記減圧空間との境界面は、前記板状体により形成されていること
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の減圧ガラスパネル。
  8. 前記周縁接合部材は前記板ガラスのエッジ部分を被覆していることを特徴とする請求項
    1乃至7のいずれか1項に記載の減圧ガラスパネル。
  9. 前記板状体は厚さが前記減圧空間の厚さの50%以上であることを特徴とする請求項1
    乃至8のいずれか1項に記載の減圧ガラスパネル。
  10. 前記有機高分子系接着剤層は、前記減圧空間への到達経路長さが3〜20mmであるこ
    とを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の減圧ガラスパネル。
  11. 減圧ガラスパネルの製造方法において、板状体を準備する準備ステップと、前記板状体
    の両面に有機高分子系接着剤を塗布する塗布ステップと、前記一対の板ガラスの一方にお
    ける周縁部に前記塗布された板状体を配置する配置ステップと、前記一対の板ガラスの他
    方を前記塗布された板状体を介して前記一方の板ガラス上に載置する載置ステップと、前
    記一対の板ガラスの周縁部を両側から押圧する押圧ステップと、前記押圧された一対の板
    ガラスの間に形成された減圧すべき空間を減圧する第1減圧ステップと、前記有機高分子
    系接着剤を硬化させる接着剤硬化ステップと、前記第1減圧ステップにおける減圧速度よ
    りも大きい速度で前記減圧された空間を減圧する第2減圧ステップと、前記減圧された空
    間を密封する密封ステップとを備えることを特徴とする減圧ガラスパネルの製造方法。
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