JP2003127762A - ターンシグナルスイッチ装置 - Google Patents

ターンシグナルスイッチ装置

Info

Publication number
JP2003127762A
JP2003127762A JP2001322018A JP2001322018A JP2003127762A JP 2003127762 A JP2003127762 A JP 2003127762A JP 2001322018 A JP2001322018 A JP 2001322018A JP 2001322018 A JP2001322018 A JP 2001322018A JP 2003127762 A JP2003127762 A JP 2003127762A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
cancel
switch device
housing
turn signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001322018A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuo Takahashi
淳夫 高橋
Takehiko Ito
剛彦 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2001322018A priority Critical patent/JP2003127762A/ja
Priority to CNB021457719A priority patent/CN1254834C/zh
Priority to US10/272,862 priority patent/US6677543B2/en
Priority to KR10-2002-0063954A priority patent/KR100493641B1/ko
Priority to EP02023399A priority patent/EP1304261A3/en
Publication of JP2003127762A publication Critical patent/JP2003127762A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/04Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/26Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic
    • B60Q1/34Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic for indicating change of drive direction
    • B60Q1/40Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic for indicating change of drive direction having mechanical, electric or electronic automatic return to inoperative position
    • B60Q1/42Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic for indicating change of drive direction having mechanical, electric or electronic automatic return to inoperative position having mechanical automatic return to inoperative position due to steering-wheel position, e.g. with roller wheel control
    • B60Q1/425Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic for indicating change of drive direction having mechanical, electric or electronic automatic return to inoperative position having mechanical automatic return to inoperative position due to steering-wheel position, e.g. with roller wheel control using a latching element for resetting a switching element

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Switches With Compound Operations (AREA)
  • Mechanisms For Operating Contacts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を減らすことにより組立し易く、小
型のターンシグナルスイッチ装置を提供する。 【解決手段】 ハウジング1と、これに回動可能に支持
された操作レバー9と、ハンドル側のキャンセル突起1
4に当接して回転動作される第1のキャンセルレバー5
と、これと連動して回転可能な第2のキャンセルレバー
4とを備え、第2のキャンセルレバー4の突軸4aまた
は長孔が、ハウジングの底板3aに設けられた長孔3b
または突軸に挿入されると共に、両端が長孔3bに露出
するように底板3aまたは第2のキャンセルレバー4に
取り付けられた第2のスプリング6の両端6bで挟持し
て、突軸4aを長孔3bの中央位置に保持した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のステアリ
ングコラムなどに付設されて方向指示器として用いられ
るターンシグナルスイッチ装置に係り、特に、このター
ンシグナルスイッチ装置に備えられる操作レバーを動作
位置から中立位置に自動復帰させるキャンセル動作にお
いて、操作レバーに自動復帰を阻止する外力が作用した
時の過負荷を解放するための機構に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のターンシグナルスイッチ装置
は、ステアリングコラム等に一体化されたハウジングに
操作レバーの基端側を回動可能に支持し、この操作レバ
ーの先端側を中立位置から左右いずれかの方向支持位置
へ回転操作することにより、左折または右折用のランプ
を点滅動作するようになっている。このようなターンシ
グナルスイッチ装置では、操作レバーを左右の方向指示
位置と中立位置の3位置に保持するために、ハウジング
側の内面にカム面を設けると共に、操作レバー側にこの
カム面に係合する押圧体がスプリングを介して設けられ
ており、また、操作レバーを左右いずれかの方向指示位
置に回転操作した状態で、ハンドルの回転を戻す方向で
あって、指示方向とは逆方向に回転操作された時に、操
作レバーを中立位置へ自動復帰させるためのキャンセル
機構が付設されている。
【0003】このようなキャンセル機構の従来の技術の
図面を説明すると、図6はターンシグナルスイッチ装置
の概略構成を示す横断面図、図7はこのターンシグナル
スイッチ装置に備えられる可動部材の正面図、図8はこ
のターンシグナルスイッチ装置に備えられるキャンセル
機構の動作説明図をそれぞれ示している。
【0004】図6〜8を用いて従来のターンシグナルス
イッチ装置を説明すると、ハウジング100は、絶縁樹
脂製で略箱形をなし、ステアリング装置のステータ部材
である図示せぬコラム等に固定されている。ハウジング
100の底面にはガイド軸101と支軸102が所定間
隔をもって突出して形成され、底面の端部には円筒状の
突起106が設けられている。また、ハウジング100
の内部には左右両側に一対のロック部109aを設けた
V字状のカム面109を有している。
【0005】第2のレバー部材104は、絶縁樹脂製
で、外形は略矩形状をなし、第1の開口104bと第2
の開口104cとを有し、二つの開口の間には軸孔10
4dを設けると共に、第1の開口104bの外端には連
結ピン104aを有している。第2のレバー部材の軸孔
104dは、ハウジング100の底面に設けられた支軸
102に回動可能に嵌合している。
【0006】第1のレバー部材103は、絶縁樹脂製
で、角棒状をなし、第1の長孔103aと第2の長孔1
03bが長手方向に連ねて配置され、第1のレバー部材
103の長手方向前端には当接部103cが、後端には
カム部103dが設けられており、カム部103dの横
断面形状は半円形に形成されている。第1のレバー部材
103の第1の長孔103aはハウジング100の底面
に形成されたガイド軸101にスライド可能に嵌合さ
れ、第2の長孔103bは第2のレバー部材104に設
けられた連結ピン104aにスライド可能に嵌合され第
1のレバー部材103と第2のレバー部材104とを連
結している。
【0007】ねじりコイルバネ105は、弾性材料より
なる線材を数ターン巻回し、両端を直線状のまま残し、
巻回された部分はハウジング100の突起106に嵌合
固定し、両端の直線状の部分の一方はハウジング100
の底面端部に固定され、他方は第1のレバー部材に係合
されることにより、第1のレバー部材103を第1のレ
バー部材103の長手方向で、第2のレバー部材104
から遠ざかる方向に弾性付勢するようになっている。
【0008】ホルダ110は、絶縁樹脂製の構造体で、
ハウジング100内に取り付けられ、両端に支軸108
を有し、前面に筒状部110aが突き出して設けられて
いる。筒状部110aの内部には駆動体111がスライ
ド可能に保持されており、この駆動体111の先端は図
示省略したスプリングによってハウジング100のカム
面109に常時圧接している。
【0009】操作レバー107は、絶縁樹脂製で、略円
筒状をなし、基端部はホルダ110両端の支軸108に
嵌合されて、ハウジング100に対して、矢印a−b方
向にホルダ110と伴に回動可能に支持されている。
【0010】可動部材115は、絶縁樹脂製で矩形状の
板体の中央に、板体に垂直に筒部115aを一体に設
け、上端に一対の係止爪115bを設けると共に、巻回
した戻しバネ116の巻回部を筒部115aに巻回し、
戻しバネ116の両腕部は一対の係止爪115b、11
5bに係止されている。筒部115aの内部にはホルダ
110の筒状部110aが回動可能に収容されている。
戻しバネ116の両腕部は一対の係止爪115b,11
5bに係止されると共に、ホルダ110に掛け止めされ
ることにより、可動部材115はホルダ110に対して
所定の安定位置に常時付勢されている。従って、通常時
は、操作レバー107の回動によりホルダ110と伴に
可動部材115も一体的に回動するようになっている。
更に、可動部材115には横断面半円形のカム部112
と受け部113とが設けられており、カム部112は第
1のレバー部材103のカム部103dと対向し、受け
部113は第2のレバー部材104の第2の開口104
c内に突出している。
【0011】次に、以上のように構成されたターンシグ
ナルスイッチ装置の動作を説明すると、操作レバー10
7が中立位置にある場合、駆動体111の先端はカム面
109の中央の谷部と当接し、図示せぬスプリングの弾
性によって当該位置に安定的に保持されている。この
時、図8Aに示すように、操作レバー107側の可動部
材115のカム部112と第1のレバー部材103のカ
ム部103dとはそれぞれの頂点で当接しており、第1
のレバー部材103はねじりコイルバネ105の付勢力
に抗して後退している。従って、第1のレバー部材10
3の当接部103cはハンドルに連動して回転するキャ
ンセル突起114の回動軌跡外に位置しており、この状
態でハンドルを回転しても、キャンセル突起114は第
1のレバー部材103の当接部103cに当接せず、操
作レバー107は中立位置に維持される。
【0012】操作レバー107をこの中立位置から図6
の矢印aまたはbのいずれかの方向に回動すると、駆動
体111の先端はカム面109の斜面を乗り越えてロッ
ク部109aに係止され、これらロック部109aによ
って当該位置に安定的に保持される。例えば操作レバー
107を図6の矢印b方向に回動すると、それに連動し
て可動部材115が一体的に回転し、可動部材115の
カム部112と受け部113が図8AからBに示す位置
に変位する。その結果、このカム部112が第1のレバ
ー部材103のカム部103dの頂点から外れ、第1の
レバー部材103はねじりコイルバネ105の弾性力を
受けて両長孔103a,103bの長手方向に沿って前
進し、当接部103cがキャンセル突起114の回動軌
跡内に進出する。また、操作レバー107の矢印b方向
への回動に伴い、図示省略した接点の切換動作が行わ
れ、右折用のランプが点滅動作する。
【0013】図8Bに示す右折状態で、ハンドルが逆方
向(同図の矢印方向)に回転操作されると、そのリター
ン動作中にキャンセル突起114が第1のレバー部材1
03の当接部103cに突き当たる。その結果、第1の
レバー部材103がガイド軸101を中心に同図の時計
回り方向に回転し、その回転力が第2の長孔103bか
ら連結ピン104aを介して第2のレバー部材104に
伝達され、この第2のレバー部材104が支軸102を
中心にして時計回り方向に回転するため、第2のレバー
部材104の第2の開口104cは同図の上方へ回動変
位する。これにより、第2の開口104cの周縁が可動
部材115の受け部113を上方へ押圧するため、駆動
体111がカム面109のロック部109aから外れて
中央の谷部へ移行し、操作レバー107と第1及び第2
のレバー部材103,104は図8Aに示す中立位置に
自動復帰する。
【0014】このとき、図8Bに示す右折状態で操作レ
バー107に自動復帰を阻止する何らかの力が作用した
場合、例えば運転者が操作レバー107を押さえ付けた
状態でハンドルが逆方向に回転操作された場合、上記し
たように第2の開口104cの周縁は可動部材115の
受け部113を上方へ押圧するが、操作レバー107は
押さえ付けられているので自動復帰せず、この場合、可
動部材115が戻しバネ116の付勢力に抗してホルダ
110の筒状部110aの周面を安定位置から退避位置
へと回転する。そしてキャンセル突起114が第1のレ
バー部材103の当接部103cを通過すると、可動部
材115は戻しバネ116の付勢力によって退避位置か
ら安定位置へ自動復帰するため、再び図8Bに示す右折
状態に維持される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のターン
シグナルスイッチ装置によれば、動作位置にある操作レ
バー107を中立位置に自動復帰する際に、操作レバー
107に自動復帰を阻止する何らかの力が作用した場
合、第2のレバー部材104の第2の開口104と可動
部材115の受部113との間に生じる過負荷が可動部
材115の回転によって解放(吸収)されるため、第1
及び第2のレバー部材103,104や受部113を含
む動力伝達系の破損を防止することができる。しかしな
がら、このような機構を付設するためには、回転可能な
可動部材115とこの可動部材115を安定位置へ弾性
付勢する戻しバネ116とが必要となり、これら可動部
材115と戻しバネ116によって部品点数が増加する
という問題や、可動部材115と戻しバネ116の取付
スペースによってターンシグナルスイッチ装置が大型化
するという問題があった。
【0016】従って、本発明の目的は、部品点数を減ら
すことにより組立し易く、小型のターンシグナルスイッ
チ装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のターンシグナル
スイッチ装置は、ハンドル操作に応じて回動するキャン
セル突起を外方に備えたハウジングと、該ハウジング内
に形成されたカム面と、該カム面に向けて付勢力を与え
る第1付勢手段を有すると共に、前記ハウジングに回転
可能に取り付けられたホルダと、該ホルダに一体的に設
けられ、前記ハウジングの外方にへ延びて設けられた操
作レバーと、前記ホルダに一体的に設けられた第1カム
部と、該第1カム部に対して前記キャンセル突起の回転
軌跡に向かう方向に当接する第2カム部と、該第2カム
部に一体的に形成され、前記キャンセル突起の回転軌跡
に至るまでに変位可能でかつ回転可能なように前記ハウ
ジングに係合させて取り付けられた第1キャンセルレバ
ーと、該第1キャンセルレバーを前記第1カム部と前記
第2カム部との当接位置のずれに応じて前記キャンセル
突起の回転軌跡へ向けて変位させるように付勢力を与え
る第2付勢手段と、前記第1キャンセルレバーの回転に
連動し前記第1キャンセルレバーの回転方向と同一方向
に回転するように、前記第1キャンセルレバーおよび前
記ハウジングのそれぞれに回転可能に係合された第2キ
ャンセルレバーとを備え、該第2キャンセルレバーの回
転方向と前記ホルダの回転方向とが反対になるように前
記第2キャンセルレバーを前記ホルダに係合させて取り
付けると共に、前記ハウジングに対する前記第2キャン
セルレバーの回転中心が中立位置から所定範囲で変位可
能にし、かつ、変位した前記回転中心が前記中立位置に
自動復帰可能に取り付けられている。この構成によれ
ば、部品点数を減らすことができ、組立し易い、小型の
ターンシグナルスイッチ装置を提供することができる。
【0018】また、前記第2キャンセルレバーの前記回
転中心は突軸または長穴であってこれら突軸または長孔
が、前記ハウジングの底板に設けられた長孔または突軸
に挿入されると共に、両端が長孔に露出するように前記
底板または前記第2のキャンセルレバーに取り付けられ
たスプリングの前記両端で挟持して、前記突軸を前記長
孔の中央位置に保持し、この状態で前記第1、第2のキ
ャンセルレバーの回転動作に連動して前記操作レバーを
動作位置から中立位置に自動復帰させ、前記操作レバー
に前記動作位置から前記中立位置への自動復帰を阻止す
る過負荷が作用したときには、前記突軸を前記スプリン
グの弾発力に抗して前記長孔の前記中央位置から端部位
置へ移動させることにより、前記第1、第2のキャンセ
ルレバーの回転を許容するように構成した。この構成に
よれば、部品点数を減らすことができ、組立し易い、小
型のターンシグナルスイッチ装置を提供することができ
る。
【0019】また、前記第2のキャンセルレバーの前記
回転中心は突軸である回転軸で、前記ハウジングの底板
に設けられた長孔に挿入されると共に、両端が前記長孔
に露出するように前記底板に取り付けられたスプリング
の前記両端で挟持して、前記回転軸を前記長孔の中央位
置に保持し、この状態で前記第1、第2のキャンセルレ
バーの回転動作に連動して前記操作レバーを前記動作位
置から前記中立位置に自動復帰させ、前記操作レバーに
前記動作位置から前記中立位置への自動復帰を阻止する
過負荷が作用したときには、前記回転軸を前記スプリン
グの弾発力に抗して前記長孔の前記中央位置から端部位
置へ移動させることにより、前記キャンセルレバーの回
転を許容するように構成した。この構成によれば、部品
点数を減らすことができ、組立し易い、小型のターンシ
グナルスイッチ装置を提供することができる。
【0020】また、前記スプリングは前記底板の裏面側
の突部に設けられており、前記スプリングの両端で前記
底板の裏面側に設けた、前記回転軸の直径とほぼ等しい
幅のストッパ部材と前記回転軸とを挟持した。この構成
によれば、底板の裏面側を使うので突部とストッパ部材
を形成するスペースを確保し易い。
【0021】また、前記スプリングは前記両端に直線部
を有するコイルスプリングであって、前記両端で前記回
転軸とこの回転軸の直径とほぼ等しい幅のストッパ部材
とを挟持した。この構成によれば、一般的なコイルスプ
リングを使用するので取り扱いし易い。
【0022】また、前記ストッパ部材は壁であって、こ
の壁は前記長孔と前記突部との間に、前記底板と一体に
設けられた。この構成によれば、ストッパ部材である壁
が長孔と突部の間にあるのでスプリングをストッパ部材
に係合して装着し易い。
【0023】また、前記第1付勢手段はコイルスプリン
グである。この構成によれば、一般的なコイルスプリン
グを使用するので、取り扱いし易い。
【0024】また、前記カム面はV字形状である。この
構成によれば、V字状であるため押圧された部材が中立
位置を取り易い。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明のターンシグナルスイッチ
装置の図面を説明すると、図1は本発明のターンシグナ
ルスイッチ装置の実施形態の分解斜視図、図2は本発明
のターンシグナルスイッチ装置の実施形態の縦断面図、
図3は本発明のターンシグナルスイッチ装置の実施形態
の要部横断面図、図4は本発明のターンシグナルスイッ
チ装置の実施形態の動作説明図、図5は本発明のターン
シグナルスイッチ装置の実施形態の部分拡大図(動作説
明図)をそれぞれ示す。
【0026】次に、本発明の実施形態を図1〜図5に基
づいて説明すると、ハウジング1は、絶縁樹脂製の第1
ケース2と第2ケース3からなり、両ケース2,3を嵌
合することによりハウジング1をなすようになってい
る。第1ケース2は内部に左右両側に一対の突部2c,
2cを有するV字状のカム面2bを有し、壁面端部に軸
孔2aを有している。第2ケース3は底板3a表面側
に、長孔3b、二つの長方形の操作孔3c,3d、軸孔
3e、突起3j、及びガイド軸3fを有し、底板3aの
裏面側に、円筒状の突部であるピン3hが形成され、ピ
ン3hと長孔3bとの間には、壁状のストッパ部材3i
が突出して形成されている。
【0027】第2のキャンセルレバー4は、絶縁樹脂製
の板体で、外形は略矩形状をなし、第1の開口4cと周
縁4eを持つ第2の開口4dとを有し、二つの開口4
c,4dの間で裏面側に突軸4aを設けると共に、第1
の開口4cの外端の表面側には連結ピン4bを有してい
る。第2のキャンセルレバー4の突軸4aは、回転軸と
して第2ケース3の長孔3bにスライド可能、回動可能
に挿通されている。
【0028】第1のキャンセルレバー5は、絶縁樹脂製
で、角棒状をなし、第1の長孔5aと第2の長孔5bが
長手方向に連ねて配置され、長手方向前端には当接部5
cが、後端には第2カム部5dが設けられており、第2
カム部5dの横断面形状は半円形に形成されている。ま
た、第1のキャンセルレバー5には第1の長孔5aと対
向して棒状の突起5eが形成されている。第1のキャン
セルレバー5の第1の長孔5aはハウジング1の第2ケ
ース3の底板3a表面側に形成されたガイド軸3fに、
第2のキャンセルレバー4の第1の開口4c内で、スラ
イド可能に嵌合され、第2の長孔5bは第2のキャンセ
ルレバー4の外端に設けられた連結ピン4bに挿通さ
れ、第1のキャンセルレバー5と第2のキャンセルレバ
ー4とを連結している。
【0029】スプリング6は、弾性材料よりなる線材を
コイル状に巻回し、両端を巻回部6aより直線状に等し
い長さ、平行に導出させて二つの直線部6b,6bを設
けている。スプリング6の巻回部6aは底板3a裏面側
のピン3hに嵌合固定され、両直線部6b,6b間の距
離と、底板3a裏面側に突出した壁状のストッパ部材3
iの長手方向の長さ及びピン3hの直径とは略同一寸法
に形成され、両直線部6b,6bは、底板3aに設けら
れた長孔3bの中央部に橋渡しされる状態で保持されて
いる。長孔3b内には、両直線部6b,6bの間に、そ
の直径が両直線部6b,6bの距離よりやや大きい寸法
である、第2のキャンセルレバ−4の突軸4aが挿入さ
れ、突軸4aは長孔3bの中央位置に、両直線部6b,
6bにより弾性的に保持されるようになっている。
【0030】第2付勢手段13は、弾性材料からなる線
材をコイル状に巻回し、両端を巻回部13aより直線状
に導出した短辺部13bと長辺部13cを有している。
巻回部13aは第2ケース3の突起3jに固定され、短
辺部13bは第2ケース3の側壁に係合固定されてい
る。長辺部13cは第1のキャンセルレバー5の突起5
eに係合し第1のキャンセルレバー5を第2のキャンセ
ルレバー4から遠ざかるように第1のキャンセルレバー
5の長手方向に付勢している。
【0031】ホルダ7は、絶縁樹脂製の構造体で、押圧
体7cと第1のスプリング7dを備え、両端に支軸7
a,7aと支軸7a,7aに直交する方向に支軸7e,
7eを対向して有し、前面に筒状部7bが突き出して形
成され、筒状部7bの先端には直角方向に断面凸レンズ
状の第1カム部7gが突出している。また、ホルダ7中
央部には突起7fが設けられている。ホルダ7はハウジ
ング1内に取り付けられ、筒状部7bの内部には押圧体
7cがスライド可能に保持されており、この押圧体7c
の先端は押圧体7cの内部に挿入された細長いコイル状
の第1のスプリング7dによって、ハウジング1の第1
ケース2のカム面2bに常時圧接している。支軸7a,
7aはハウジング1の第1ケース2、第2ケース3にそ
れぞれ設けられている軸孔2a,3eに嵌合し、ホルダ
7をハウジング1に対して回動可能に支持している。ま
た、断面凸レンズ状の第1カム部7gは第1のキャンセ
ルレバー5の第2カム部5dと係合し、突起7fは第2
のキャンセルレバー4の第2の開口4dの中に位置する
ようになっている。
【0032】作動部材8は、絶縁樹脂製の細長い棒状
で、押圧体8cと第1のスプリング8dを有し、前端に
は筒状の穴8aを備え、また、中央側部に突起8eを有
している。筒状の穴8aの内部には押圧体8cがスライ
ド可能に保持されており、この押圧体8cの先端は押圧
体8cの内部に挿入された細長いコイル状の第1付勢手
段8dによって、ホルダ7に設けられたカム面(図示せ
ず)に常時圧接している。また、作動部材8には軸孔8
b,8bが設けられており、軸孔8b,8bはホルダ7
の支軸7e,7eに嵌合し、作動部材8をホルダ7に対
して回動可能に支持し、ホルダ7がハウジング1に対し
て回動する面と略直交する面内に回動可能にしている。
【0033】操作レバー9は、絶縁樹脂製で、略円筒状
をなし、基端部は作動部材8の後端に強く嵌合されて固
定されている。操作レバー9は、作動部材8を介して略
直交する2平面内に回動可能に支持されている。
【0034】接点切換部材10,11は、操作部10
a,11a、本体部10b,11b及び可動接点10
c,11cとからなり、本体部10b,11bに可動接
点10c、11cがそれぞれ取り付けられ、操作部10
a,11aを駆動して可動接点を動かすようになってい
る。操作部10aは、ハウジング1の操作孔3cを介し
てホルダ7の突壁(図示せず)と係合し、ホルダ7の回
動によって駆動されるようになっている。操作部11a
は、ハウジング1の操作孔3cを介して作動部材8の突
起8eと係合し、作動部材8のホルダ7に対する回動に
よって駆動されるようになっている。
【0035】プリント基板12は、切換接点12a,1
2bを有し、切換接点と配線により電気的に接続された
コネクタ12cを裏面に有している。切換接点12a,
12bは接点切換部材10,11の可動接点10c,1
1cに摺接され、可動接点10c,11cの動きにより
オンオフ信号を送出するようになっている。
【0036】次に、以上のように構成されたターンシグ
ナルスイッチ装置の動作を説明すると、操作レバー9が
中立位置にある場合、押圧体7cの先端はカム面2bの
中央の谷部と当接し、第1付勢手段7dの弾性によって
当該位置に安定的に保持されている。この時、図4Aに
示すように、操作レバー9側の第1カム部7gと第1の
キャンセルレバー5の第2カム部5dとはそれぞれの頂
点で当接しており、第1のキャンセルレバー5は第2付
勢手段13の付勢力に抗して後退している。従って、第
1のキャンセルレバー5の当接部5cはハンドルに連動
して回転するキャンセル突起14の回動軌跡外に位置し
ており、この状態でハンドルを回転しても、キャンセル
突起14は第1のキャンセルレバー5の当接部5cに当
接せず、操作レバー9は中立位置に維持される。
【0037】操作レバー9をこの中立位置から図2の矢
印AまたはBのいずれかの方向に回動すると、押圧体7
cの先端はカム面2bの斜面を乗り越えて突部2cに係
止され、これら突部2cによって当該位置に安定的に保
持される。例えば操作レバー9を図2の矢印B方向に回
動すると、それに連動してホルダ7が一体的に回転し、
ホルダ7のの第1カム部7gと突起7fが図4AからB
に示す位置に変位する。その結果、この第1カム部7g
が第1のキャンセルレバー5の第2カム部5dの頂点か
ら外れ、第1のキャンセルレバー5は第2付勢手段13
の弾性力を受けて両長孔5a,5bの長手方向に沿って
前進し、当接部5cがキャンセル突起14の回動軌跡内
に進出すると共に、ホルダ7がそのし軸7aを中心に時
計方向に回転し、押圧体7cはカム面2b上を下方に変
位してカム面2bに形成された突起2cを越えて安定的
に保持される。また、操作レバー107の矢印B方向へ
の回動に伴い、接点切換部材10の動作が行われ、図示
せぬ右折用のランプが点滅動作する。
【0038】図4Aに示す右折状態で、ハンドルが逆方
向(同図の矢印方向)に回転操作されると、そのリター
ン動作中にキャンセル突起14が第1のキャンセルレバ
ー5の当接部5cに突き当たる。その結果、第1のキャ
ンセルレバー5がガイド軸3fを中心に同図の時計回り
方向に回転し、その回転力が第2の長孔5bから連結ピ
ン4bを介して第2のキャンセルレバー4に伝達され、
この第2のキャンセルレバー4が突軸4aを中心にして
時計回り方向に回転するため、第2のキャンセルレバー
4の第2の開口4dは同図の上方へ回動変位する。これ
により、第2の開口4dの周縁4eがホルダ7の突起7
fを上方へ押圧するため、ホルダ7がそのし軸7aを中
心に反時計方向に回転することによって押圧体7cがカ
ム面2bの突部2cから外れて中央の谷部へ移行し、操
作レバー9と第1及び第2のキャンセルレバー5,4は
図4Aに示す中立位置に自動復帰する。図5Bに示すよ
うに、突軸4aは、スプリング6によって長孔3bの中
央付近に保持され、第2の開口4dの周縁4eがホルダ
7の突起7fを上方に押圧しても、突軸4aの位置が長
孔3bの中央付近から動かないように、スプリング6の
弾性力により保持されている。
【0039】このとき、図4Bに示す右折状態で操作レ
バー9に自動復帰を阻止する何らかの力が作用した場
合、例えば運転者が操作レバー9を押さえ付けた状態で
ハンドルが逆方向に回転操作された場合、上記したよう
に第2の開口4dの周縁4eはホルダ7の突起7fを上
方へ押圧するが、操作レバー9は押さえ付けられていて
突起7fが押圧されても動かないので操作レバーは自動
復帰せず、この場合、図4C、図5Cに示すように、第
2のキャンセルレバー4の突軸4aがスプリング6の一
方の直線部6bの付勢力に抗して安定位置から退避位置
へと移動する。そして、キャンセル突起14が第1のキ
ャンセルレバー5の当接部5cを通過すると、突軸4a
はスプリング6の付勢力によって退避位置から安定位置
へ自動復帰するため、再び図4B,図5Bに示す右折状
態に維持される。
【0040】図5Aに示すように、操作レバーを図2の
矢印A方向に回動する場合は、左折状態となり、この場
合に操作レバー9に自動復帰を阻止する何らかの力が作
用したときは、突軸4aはスプリング6の一方の直線部
6bを上方にたわめて、退避位置へ移動する。
【0041】尚、上記した実施形態においては、第2の
キャンセルレバー4には突軸4aを設け、底板3aには
長孔3bを設けて、スプリング6を底板3aに取り付け
ているが、本発明はこれに限定されることなく、第2の
キャンセルレバー4に長孔を設け、底板に突軸を設け
て、スプリングを第2のキャンセルレバー4に取り付け
るようにてもよい。また、上記した実施形態において
は、突部3hとストッパ部材3iは底板3aの裏面側に
設けられているが、本発明はこれに限定されることな
く、突部とストッパ部材は底板の表面側に設けてもよ
い。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のターンシ
グナルスイッチ装置は、ハンドル操作に応じて回動する
キャンセル突起を外方に備えたハウジングと、該ハウジ
ング内に形成されたカム面と、該カム面に向けて付勢力
を与える第1付勢手段を有すると共に、前記ハウジング
に回転可能に取り付けられたホルダと、該ホルダに一体
的に設けられ、ハウジングの外方にへ延びて設けられた
操作レバーと、ホルダに一体的に設けられた第1カム部
と、該第1カム部に対してキャンセル突起の回転軌跡に
向かう方向に当接する第2カム部と、該第2カム部に一
体的に形成され、キャンセル突起の回転軌跡に至るまで
に変位可能でかつ回転可能なようにハウジングに係合さ
せて取り付けられた第1キャンセルレバーと、該第1キ
ャンセルレバーを第1カム部と第2カム部との当接位置
のずれに応じてキャンセル突起の回転軌跡へ向けて変位
させるように付勢力を与える第2付勢手段と、第1キャ
ンセルレバーの回転に連動し第1キャンセルレバーの回
転方向と同一方向に回転するように、第1キャンセルレ
バーおよびハウジングのそれぞれに回転可能に係合され
た第2キャンセルレバーとを備え、該第2キャンセルレ
バーの回転方向とホルダの回転方向とが反対になるよう
に第2キャンセルレバーをホルダに係合させて取り付け
ると共に、ハウジングに対する第2キャンセルレバーの
回転中心が中立位置から所定範囲で変位可能にし、か
つ、変位した回転中心が前記中立位置に自動復帰可能に
取り付けられている。
【0043】この構成により、部品点数を減らすことが
でき、組立し易い、小型のターンシグナルスイッチ装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のターンシグナルスイッチ装置の実施形
態の分解斜視図である。
【図2】本発明のターンシグナルスイッチ装置の実施形
態の縦断面図である。
【図3】本発明のターンシグナルスイッチ装置の実施形
態の要部横断面図である。
【図4】本発明のターンシグナルスイッチ装置の実施形
態の動作説明図である。
【図5】本発明のターンシグナルスイッチ装置の実施形
態の部分拡大図(動作説明図)である。
【図6】従来のターンシグナルスイッチ装置の概略構成
を示す横断面図である。
【図7】従来のターンシグナルスイッチ装置に備えられ
る可動部材の正面図である。
【図8】従来のターンシグナルスイッチ装置に備えられ
るキャンセル機構の動作説明図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 第1ケース 2b カム面 3 第2ケース 3a 底板 3b 長孔 3h 突部 3i ストッパ部材 4 第2のキャンセルレバー 4a 突軸(回転軸) 5 第1のキャンセルレバー 6 スプリング 6a 巻回部 6b 直線部 7 ホルダ 7c 押圧体 7d,8d 第1付勢手段 8 作動部材 9 レバー 10,11 接点切り替え部材 12 プリント基板 13 第2付勢手段 14 キャンセル突起

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドル操作に応じて回動するキャンセ
    ル突起を外方に備えたハウジングと、該ハウジング内に
    形成されたカム面と、該カム面に向けて付勢力を与える
    第1付勢手段を有すると共に、前記ハウジングに回転可
    能に取り付けられたホルダと、該ホルダに一体的に設け
    られ、前記ハウジングの外方にへ延びて設けられた操作
    レバーと、前記ホルダに一体的に設けられた第1カム部
    と、該第1カム部に対して前記キャンセル突起の回転軌
    跡に向かう方向に当接する第2カム部と、該第2カム部
    に一体的に形成され、前記キャンセル突起の回転軌跡に
    至るまでに変位可能でかつ回転可能なように前記ハウジ
    ングに係合させて取り付けられた第1キャンセルレバー
    と、該第1キャンセルレバーを前記第1カム部と前記第
    2カム部との当接位置のずれに応じて前記キャンセル突
    起の回転軌跡へ向けて変位させるように付勢力を与える
    第2付勢手段と、前記第1キャンセルレバーの回転に連
    動し前記第1キャンセルレバーの回転方向と同一方向に
    回転するように、前記第1キャンセルレバーおよび前記
    ハウジングのそれぞれに回転可能に係合された第2キャ
    ンセルレバーとを備え、該第2キャンセルレバーの回転
    方向と前記ホルダの回転方向とが反対になるように前記
    第2キャンセルレバーを前記ホルダに係合させて取り付
    けると共に、前記ハウジングに対する前記第2キャンセ
    ルレバーの回転中心が中立位置から所定範囲で変位可能
    にし、かつ、変位した前記回転中心が前記中立位置に自
    動復帰可能に取り付けられていることを特徴とするター
    ンシグナルスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記第2キャンセルレバーの前記回転中
    心は突軸または長穴であってこれら突軸または長孔が、
    前記ハウジングの底板に設けられた長孔または突軸に挿
    入されると共に、両端が長孔に露出するように前記底板
    または前記第2のキャンセルレバーに取り付けられたス
    プリングの前記両端で挟持して、前記突軸を前記長孔の
    中央位置に保持し、この状態で前記第1、第2のキャン
    セルレバーの回転動作に連動して前記操作レバーを動作
    位置から中立位置に自動復帰させ、前記操作レバーに前
    記動作位置から前記中立位置への自動復帰を阻止する過
    負荷が作用したときには、前記突軸を前記スプリングの
    弾発力に抗して前記長孔の前記中央位置から端部位置へ
    移動させることにより、前記第1、第2のキャンセルレ
    バーの回転を許容するように構成したことを特徴とする
    請求項1記載のターンシグナルスイッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のキャンセルレバーの前記回転
    中心は突軸である回転軸で、前記ハウジングの底板に設
    けられた長孔に挿入されると共に、両端が前記長孔に露
    出するように前記底板に取り付けられたスプリングの前
    記両端で挟持して、前記回転軸を前記長孔の中央位置に
    保持し、この状態で前記第1、第2のキャンセルレバー
    の回転動作に連動して前記操作レバーを前記動作位置か
    ら前記中立位置に自動復帰させ、前記操作レバーに前記
    動作位置から前記中立位置への自動復帰を阻止する過負
    荷が作用したときには、前記回転軸を前記スプリングの
    弾発力に抗して前記長孔の前記中央位置から端部位置へ
    移動させることにより、前記キャンセルレバーの回転を
    許容するように構成したことを特徴とする請求項1記載
    のターンシグナルスイッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記スプリングは前記底板の裏面側の突
    部に設けられており、前記スプリングの両端で前記底板
    の裏面側に設けた、前記回転軸の直径とほぼ等しい幅の
    ストッパ部材と前記回転軸とを挟持したことを特徴とす
    る請求項3に記載のターンシグナルスイッチ装置。
  5. 【請求項5】 前記第スプリングは前記両端に直線部を
    有するコイルスプリングであって、前記両端で前記回転
    軸とこの回転軸の直径とほぼ等しい幅のストッパ部材と
    を挟持したことを特徴とする請求項3に記載のターンシ
    グナルスイッチ装置。
  6. 【請求項6】 前記ストッパ部材は壁であって、この壁
    は前記長孔と前記突部との間に、前記底板と一体に設け
    られたことを特徴とする請求項3に記載のターンシグナ
    ルスイッチ装置。
  7. 【請求項7】 前記第1付勢手段はコイルスプリングで
    あることを特徴とする請求項1に記載のターンシグナル
    スイッチ装置。
  8. 【請求項8】 前記カム面はV字形状であることを特徴
    とする請求項1に記載のターンシグナルスイッチ装置。
JP2001322018A 2001-10-19 2001-10-19 ターンシグナルスイッチ装置 Withdrawn JP2003127762A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001322018A JP2003127762A (ja) 2001-10-19 2001-10-19 ターンシグナルスイッチ装置
CNB021457719A CN1254834C (zh) 2001-10-19 2002-10-11 转向信号开关装置
US10/272,862 US6677543B2 (en) 2001-10-19 2002-10-17 Turn signal switch device for automatically restoring operating lever from operating position to neutral position
KR10-2002-0063954A KR100493641B1 (ko) 2001-10-19 2002-10-18 턴시그날 스위치장치
EP02023399A EP1304261A3 (en) 2001-10-19 2002-10-18 Turn signal switch device for automatically restoring operating lever from operating position to neutral position

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001322018A JP2003127762A (ja) 2001-10-19 2001-10-19 ターンシグナルスイッチ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003127762A true JP2003127762A (ja) 2003-05-08

Family

ID=19139137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001322018A Withdrawn JP2003127762A (ja) 2001-10-19 2001-10-19 ターンシグナルスイッチ装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6677543B2 (ja)
EP (1) EP1304261A3 (ja)
JP (1) JP2003127762A (ja)
KR (1) KR100493641B1 (ja)
CN (1) CN1254834C (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4167020B2 (ja) * 2002-07-15 2008-10-15 株式会社東海理化電機製作所 車両用レバー装置
US7038580B2 (en) * 2003-07-24 2006-05-02 Alps Electric Co., Ltd. Turn signal switch device
US7119293B1 (en) * 2005-07-05 2006-10-10 Grote Industries, Inc. Wrap around terminal for turn signal switch assembly
JP4652356B2 (ja) * 2007-02-26 2011-03-16 アルプス電気株式会社 ターンシグナルスイッチ装置
JP5509832B2 (ja) * 2009-12-17 2014-06-04 パナソニック株式会社 旋回方向指示装置
KR101359282B1 (ko) * 2011-02-25 2014-02-05 알프스 덴키 가부시키가이샤 턴 시그널 스위치 장치
DE102011076892A1 (de) * 2011-06-01 2012-12-06 Bos Gmbh & Co. Kg Beschattungssystem und Rolloeinheit hierfür
JP2017190005A (ja) * 2016-04-12 2017-10-19 アルプス電気株式会社 入力操作装置
JP6786357B2 (ja) * 2016-10-31 2020-11-18 株式会社東海理化電機製作所 方向指示機構
JP6546621B2 (ja) * 2017-06-20 2019-07-17 矢崎総業株式会社 車両用サンバイザ
EP3652022B1 (en) 2017-07-12 2021-03-17 KA Group AG Lever assembly for a steering column of a vehicle
US10829037B2 (en) 2018-11-09 2020-11-10 William Gibson Turn signal reset device
EP4048555A4 (en) 2019-10-25 2023-11-15 Ghsp, Inc. MECHANISM FOR AUTOMATIC CANCELING OF INDICATORS, HAVING AN AXIALLY OPERATED TOGGLE SWITCH

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE7124700U (de) * 1971-10-07 Kirsten F Elektrotechnische Spezialfabrik Kraftfahrzeugschalter für Fahrtrichtungsanzeiger mit einem Umschalt-Handhebel mit Rückstellmechanik
DE7127644U (de) * 1971-12-30 Kirsten F Elektrotechnische Spezialfabrik Kraftfahrzeugschalter für Fahrtrichtungsanzeiger mit einem Umschalt-Handhebei mit Rückstelimechanik
DE2307855C3 (de) * 1973-02-17 1978-10-05 Swf-Spezialfabrik Fuer Autozubehoer Gustav Rau Gmbh, 7120 Bietigheim-Bissingen Lenkstockschalter für Kraftfahrzeuge
DE3510714A1 (de) * 1985-03-23 1986-09-25 Franz Kirsten Elektrotechnische Spezialfabrik, 6530 Bingen Fahrtrichtungsschalter mit selbsttaetiger rueckstellung fuer kraftfahrzeuge
JPH048033Y2 (ja) * 1987-08-12 1992-03-02
JPH0621789Y2 (ja) * 1989-02-22 1994-06-08 株式会社東海理化電機製作所 ターンシグナルスイッチのセルフキャンセル装置
JP2585025Y2 (ja) * 1993-09-28 1998-11-11 株式会社東海理化電機製作所 ターンシグナルのキャンセル装置
FR2718088B1 (fr) * 1994-03-31 1996-06-28 Jaeger Commutateur électrique pour l'alimentation des indicateurs de changement de direction d'un véhicule automobile.
JPH10269901A (ja) 1997-03-21 1998-10-09 Alps Electric Co Ltd ターンシグナルスイッチ
US5994653A (en) * 1997-12-18 1999-11-30 Lear Automotive Dearborn, Inc. Multifunction switch assembly with improved turn signal cancel system
JP3784542B2 (ja) * 1998-07-28 2006-06-14 アルプス電気株式会社 ターンシグナルスイッチ
JP3854427B2 (ja) 1999-06-16 2006-12-06 アルプス電気株式会社 ターンシグナルスイッチ装置
JP2001006495A (ja) * 1999-06-16 2001-01-12 Alps Electric Co Ltd ターンシグナルスイッチ装置
JP4139027B2 (ja) * 1999-11-18 2008-08-27 株式会社東海理化電機製作所 ターンシグナルのキャンセル装置
JP3921909B2 (ja) * 2000-02-17 2007-05-30 松下電器産業株式会社 レバースイッチ及びこれを用いた複合スイッチ

Also Published As

Publication number Publication date
EP1304261A3 (en) 2005-04-20
EP1304261A2 (en) 2003-04-23
CN1412801A (zh) 2003-04-23
KR100493641B1 (ko) 2005-06-02
US20030075425A1 (en) 2003-04-24
US6677543B2 (en) 2004-01-13
CN1254834C (zh) 2006-05-03
KR20030033111A (ko) 2003-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1691387B1 (en) Turn signal switch device
JP2003127762A (ja) ターンシグナルスイッチ装置
US7622687B2 (en) Turn signal switch device
JP3854427B2 (ja) ターンシグナルスイッチ装置
JP3765550B2 (ja) 車載用ノブスイッチ装置
EP0865966B1 (en) Turn signal switch
US7038580B2 (en) Turn signal switch device
JP4106062B2 (ja) ターンシグナルスイッチ
JP4284121B2 (ja) ターンシグナルスイッチ装置
JP4230349B2 (ja) ターンシグナルスイッチ装置
JPH0136662Y2 (ja)
JP3819677B2 (ja) 入力装置
JP4238090B2 (ja) ターンシグナルスイッチ装置
JP2009140709A (ja) ターンシグナルスイッチ装置
JP3954820B2 (ja) ターンシグナルスイッチ装置
JP2006248434A (ja) ターンシグナルスイッチ装置
JP2005153777A (ja) 車両用方向指示装置
JP2006221932A (ja) ターンシグナルスイッチ装置
JP2004281275A (ja) 2方向操作スイッチ
JP3732918B2 (ja) ストークスイッチ
JPS6321477Y2 (ja)
JP2003086057A (ja) 自動車用複合スイッチレバー
JP2002150889A (ja) 入力装置
JP2009205966A (ja) ターンシグナルスイッチ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070403

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070514