JP4238090B2 - ターンシグナルスイッチ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のステアリングコラムなどに付設されて方向指示器として用いられるターンシグナルスイッチ装置の構造に関する。
従来のターンシグナルスイッチ装置としては、ステアリングコラム等に一体化されたハウジングに操作レバーの基端側を回動可能に支持し、この操作レバーの先端側を中立位置から左右いずれかの方向指示位置へ回転操作することにより、左折または右折用のランプを点滅動作するようになっている。このようなターンシグナルスイッチ装置では、操作レバーを左右の方向指示位置と中立位置の3位置に保持するために、ハウジング側の内面にカム面を設けると共に、操作レバー側にこのカム面に係合する駆動体がスプリングを介して設けられており、また、操作レバーを左右いずれかの方向指示位置に回転操作した状態で、ハンドルが指示方向とは逆方向に回転操作された時に、操作レバーを中立位置に自動復帰させるためのキャンセル機構が付設されている(例えば、特許文献1参照)。
以下、従来のターンシグナルスイッチ装置の構造を図に基づいて説明する。
図6は従来のターンシグナルスイッチ装置の分解斜視図、図7はキャンセル機構の底面図、8はキャンセル機構の動作説明図である。
図において、ターンシグナルスイッチ装置は、ハウジングをなす合成樹脂製の第1および第2ケース101、102と、これら両ケース101、102に回転可能に支持された操作レバー103と、第2ケース102の内面に載置された第1および第2のレバー部材104、105と、この第1のレバー部材104を第2ケース102から突出する方向へ弾性付勢する捩じりコイルばね106とから主に構成されており、後述するように、操作レバー103は作動部材107とホルダ108および可動部材109等を具備している。第1および第2ケース101、102はスナップ結合等の手段を用いて一体化され、図示せぬコラムカバーやコンビスイッチ等のステータ部材に固定されるようになっている。
第1ケース101は内部にV字状のカム面110が形成されており、このカム面110にホルダ108に係合された駆動体124がスプリング125で付勢されて摺動可能に配設されている。また、第1ケース101の底面にはプリント基板(図示せず)が設けられ、左右折用ランプなどの点燈用の接点部が形成されている。
第2ケース102は内面にガイド軸116と支軸117が同一線状に立設されており、このガイド軸116に第1のレバー部材104が、支軸117に第2のレバー部材105が回動可能に設けられている。また、第1のレバー部材104と第2のレバー部材105とは互いに回動可能に連結されている。また、ボス119が設けられ、このボス119に捻りコイルばね106が挿入されている。
第1のレバー部材104には長孔104a、104bとばね受部104cが設けられ、長孔104aがガイド軸116に沿って回動かつスライド可能に挿入されている。また前後に当接部104dとカム部104eが突設されている。
第2のレバー部材105には第1の開口121と第2の開口122が設けられており、支軸117に回動可能に軸支される孔105aが設けられている。先端には突部105cと連結ピン105dが設けられ、連結ピン105dに長孔104bが挿入され、第1のレバー部材104の上に重ねられている。
捻りコイルばね106は片持ち梁状に延びる腕部106cを有し、この腕部106cが第1のレバー部材104のばね受部104cに係合されており、第1のレバー部材104は捻りコイルばね106によって長孔104a、104bの長手方向に弾性付勢されている。
作動部材107は操作レバー103の根元部分に固定されており、ホルダ108は作動部材107にスナップ止めされている。また、ホルダ108の上面先端には山形のカム面108cが設けられ、このカム面108cに第1のレバー部材104のカム部104eが対向されている。また上下両面には一対の支軸108d、108eが突設され、第1及び第2ケース101、102に嵌合されている。
可動部材109はホルダ108の開口108gに挿入され、スプリング125により付勢され、ホルダ108に揺動可能に支持されている。また、可動部材109の上面には第2のレバー部材105の第2の開口122内に達する受部109eが突設されている。この受部109eが開口122の両側縁から内方へ突出する湾曲部122aと摺接するものとなっている。
ホルダ108の前端部には第1の駆動体124がスライド可能に保持されており、可動部材109との間にスプリング125が介設されている。このスプリング125の弾発力により第1の駆動体124の先端が第1ケース101のカム面110に圧接されている。
このように、作動部材107とホルダ108とは操作レバー103に回転可能に連結されて固定されており、また、ホルダ108と両ケース101、102とは支軸108d、108eで回転可能に連結されている。
動作を図8に基づいて説明すると、操作レバー103が中立位置では第1の駆動体124はカム面110の中央にあり当該位置に保持されている。この時、第1のレバー部材104のカム部104eはホルダ108のカム面108cの頂点で当接して図8(a)に示す通り第1のレバー部材104はねじりコイルばね106の付勢力に抗して後退してキャンセル突起128の回動軌跡外に位置している。
次に、操作レバー103を何れかの方向に回動すると、第1の駆動体124はカム面110を摺動してロックされ、この時、ホルダ108と可動部材109も動方向へ回動し、カム面108cの頂点がカム部104eから外れ、図8(b)に示すように第1のレバー部材104はねじりコイルばね106の付勢力で長孔104a、104bに沿って前進し当接部104dがキャンセル突起128の回動軌跡内に進出する。
この状態から、ハンドルが逆方向に回転操作されると、リターン動作中にキャンセル突起128が第1のレバー部材104の当接部104dに突き当たり、第1のレバー部材104がガイド軸117を中心に時計回り方向に回転するため第2の開口122の湾曲部122aが可動部材109の受部109eを上方へ押圧し、この押圧力が可動部材109を介してホルダ108に伝達されるため、第1の駆動体124がカム面110のロック部から外れて中央へと移行し、第1及び第2のレバー部材104、105は図8(a)に示す中立位置に自動復帰する。
一方、図8(b)の状態で、操作レバー103に自動復帰を阻止する何らかの力が作用した場合には、図8(c)に示すように第2のレバー部材105の回転方向の分力によって受部109eが湾曲部122aに沿って押圧され、可動部材109がスプリング125の弾発力に抗して揺動するため、第1及び第2のレバー部材104、105は受部109eに妨げられることなく回転できるものとなる。
特開2001−6495号公報
従来のターンシグナルスイッチ装置は、第2ケース102の内面にガイド軸116及び支軸117を立設し、第1レバー部材104の第1長孔104aをガイド軸116に回転かつスライド自在に挿入し、第2レバー部材105に形成した連結ピン105dを第1レバー部材104の第2長孔104bに挿入した状態で、第2レバー部材105の孔105aを支軸117に回転可能に挿入し、第2ケース2のボス119に挿入した捻りコイルばね106で第1レバー部材104をキャンセル突起128の回転軌跡へ向けて弾性付勢することによって、第1レバー部材104をキャンセル突起128の回転軌跡に進退動可能に構成し、一方、第1ケース101に作動部材107、ホルダ108及び可動部材109を備えた操作レバー103を回動可能に構成すると共に、操作レバー103を中立状態にして第1レバー部材104のカム部104eとホルダ108に形成したカム面108cとが所定の位置で係合するように組み立てられている。
このように、操作レバー103を中立状態にし第1レバー部材104のカム部104eとホルダ108に形成したカム面108とが所定の位置で係合するように組み立てられる構造のため、組立て時にカム部104eとカム面108cの係合状態を目視できないため、組立に時間がかかり、また、組立て後に組付け状態の確認検査が必要になるという問題があった。
したがって、本発明では上述した問題点を解決し、組立てを容易にすることができ、組立て後の組付け確認検査を不要にできるターンシグナルスイッチ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明では第1の解決手段として、カム面を有するハウジングと、このハウジングに回動可能に支持された操作レバーと、前記カム面と協働して操作レバーを中立位置及び動作位置に保持する駆動部と、ハンドル側のキャンセル突起に当接して回動される第1のレバー部材と、この第1のレバー部材を前記キャンセル突起の回転軌跡へ向けて弾性付勢する弾性部材と、前記第1のレバー部材の回転に連動して前記操作レバーを動作位置から、中立位置に復帰させる第2のレバー部材とを備え、前記操作レバーが中立位置にある時、前記操作レバーによって前記第1のレバー部材を前記弾性部材の弾性力に抗して前記キャンセル突起の回転軌跡外に後退させ、前記操作レバーが動作位置にある時、前記第1のレバー部材を前記弾性部材の付勢力で前記キャンセル突起の回転軌跡内に進出させるターンシグナルスイッチ装置であって、前記ハウジングに中間支持部材を設け、この中間支持部材に開口と第1及び第2の軸部を形成し、前記中間支持部材の一面側に前記第1のレバー部材を配設し、この第1のレバー部材に突設されたカム部を前記開口に挿通させた状態で前記第1の軸部に前記第1のレバー部材を回動かつスライド移動可能に軸支し、この第1のレバー部材に前記第2のレバー部材に突設された連結ピンを連結して前記第1のレバー部材が前記連結ピンに対して回動かつスライド移動可能となるように配置すると共に、前記第2のレバー部材を前記第2の軸部に回動可能に軸支し、前記中間支持部材の他面側に前記操作レバーによって駆動されるカム部を備えた可動部材を配 置し、この可動部材のカム部と前記開口に挿通された前記第1のレバー部材のカム部とを互いに係合させた構成とした。
また、第2の解決手段として、前記ハウジングは、それぞれ対向する面に開口部を有する第1のケース及び第2のケースからなり、前記中間支持部材を前記第1のケースと前記第2のケースの間に挟持すると共に、前記第1のケースに前記操作レバーと前記ホルダを配置し、前記中間支持部材を介して前記第2のケース側に前記第1のレバー部材及び前記第2のレバー部材を配置した構成とした。
また、第3の解決手段として、前記弾性部材を、平板部を有する薄板状の板ばねで形成し、この板ばねを前記中間支持部材の前記第1のレバー部材が軸支された一面側に配置した構成とした。
以上説明したように、本発明のターンシグナルスイッチ装置は、カム面を有するハウジングと、ハウジングに回動可能に支持された操作レバーと、カム面と協働して操作レバーを中立位置及び動作位置に保持する駆動部と、ハンドル側のキャンセル突起に当接して回動される第1のレバー部材と、第1のレバー部材をキャンセル突起の回転軌跡へ向けて弾性付勢する弾性部材と、第1のレバー部材の回転に連動して操作レバーを動作位置から、中立位置に復帰させる第2のレバー部材とを備え、操作レバーが中立位置にある時、操作レバーによって第1のレバー部材を弾性部材の弾性力に抗してキャンセル突起の回転軌跡外に後退させ、操作レバーが動作位置にある時、第1のレバー部材を弾性部材の付勢力でキャンセル突起の回転軌跡内に進出させるターンシグナルスイッチ装置であって、ハウジングに中間支持部材を設け、中間支持部材に開口と第1及び第2の軸部を形成し、中間支持部材の一面側に前記第1のレバー部材を配設し、この第1のレバー部材に突設されたカム部を開口に挿通させた状態で第1の軸部に第1のレバー部材を回動かつスライド移動可能に軸支し、第1のレバー部材に第2のレバー部材に突設された連結ピンを連結して第1のレバー部材が連結ピンに対して回動かつスライド移動可能となるように配置すると共に、第2のレバー部材を第2の軸部に回動可能に軸支し、中間支持部材の他面側に操作レバーによって駆動されるカム部を備えた可動部材を配置し、この可動部材のカム部と開口に挿通された第1のレバー部材のカム部とを互いに係合させたことから、操作レバーによって駆動されるホルダの下面側に配設された可動部材のカム部に中間支持部材の開口を対応させた状態で中間支持部材をホルダ上に重ね、目視状態で、可動部材のカム部と第1のレバー部材のカム部とを所定の位置で係合させつつ第1のレバー部材、第2のレバー部材を組付けることができるので、組立てを容易かつ確実におこなうことができ、組立て後の組付け確認検査を不要にできる。
また、ハウジングは、それぞれ対向する面に開口部を有する第1のケース及び第2のケースからなり、中間支持部材を第1のケースと第2のケースの間に挟持すると共に、第1のケースに操作レバーとホルダを配置し、中間支持部材を介して第2のケース側に第1のレバー部材及び第2のレバー部材を配置したことから、第1のケースに一方向から操作レバー、可動部材、中間支持部材、第1のレバー部材、第2のレバー部材などを積み上げて組付けした後、第2のケースを組付ければよいので、組立ての自動化が図れ、組立ての作業性が向上される。
また、弾性部材を、平板部を有する薄板状の板ばねで形成し、板ばねを中間支持部材の第1のレバー部材が軸支された一面側に配置したことから、捻りコイルばねを使うのに比べて作業が簡易となり更に組み立ての作業性が向上される。
以下、本発明のターンシグナルスイッチ装置の1実施例を図1乃至図5に示す。図1は本発明のターンシグナルスイッチ装置の斜視図、図2はターンシグナルスイッチ装置の分解斜視図、図3はターンシグナルスイッチ装置のキャンセル機構で操作レバーが中立位置の状態を示す説明図、図4は同じくキャンセル待ちの状態を示す説明図、図5は同じくキャンセル待ちの状態で操作レバーを押さえたままハンドルを逆方向に回動させた状態を示す説明図である。
尚、図3乃至図5は、キャンセル機構を第2のケースの下から透視した状態で示している。
本実施例に係るターンシグナルスイッチ装置は、ハウジングをなす合成樹脂製の第1及び第2のケース1、2と、これら両ケース1、2に回転可能に支持された操作レバー3と、両ケース1、2間に配置された中間支持部材4と、中間支持部材4の内面に載置された第1及び第2のレバー部材5、6と、この第1のレバー部材5を第2のケース2から突出する方向へ弾性付勢する第1の弾性部材7と、第2のレバー部材6を中立位置に保持可能に弾性付勢する第2の弾性部材8とから主に構成されており、後述するように、操作レバー3はホルダ9及び可動部材10等を具備している。第1及び第2のケース1、2はスナップ結合等の手段を用いて一体化され、図示せぬコラムカバーやコンビスイッチ等のステータ部材に固定されるようになっている。
第1のケース1の内部にはV字状のカム面(図示せず)が形成されており、このカム面は中央の谷部と両側に位置する一対のロック部とを有している。このカム面に後述する操作レバー3の第2の作動部材15が摺接して操作レバー3が中立位置と動作位置にロックされるものとなる。また、第1のケース1には、図示しないスイッチ部が形成されており、操作レバー3の回動操作により駆動され左折又は右折時のランプの点滅動作を行うようになっている。
また、第1のケース1と第2のケース2には、それぞれ対向する内面に軸孔1a、2aが設けられ、この軸孔1a、2aに後述するホルダ9が回動可能に軸支されている。
中間支持部材4は合成樹脂製で略矩形状に形成され、第1及び第2のケース1、2の間に配置されており、内面中央に円柱状の第1及び第2の軸部4a、4bが所定間隔をおいて同一線上に立設されている。また、矩形状の4角部には、対向して2対のばね受け部4c、4dが設けられており、このばね受け部4c、4dに薄板状の金属の板ばねからなる第1及び第2の弾性部材7、8が平行となるように並設されている。
第1のレバー部材5は合成樹脂製で略長方形をしており、中央に長孔5aが設けられている。この長孔5aが中間支持部材4の第1の軸部4aに挿入されており、第1のレバー部材5は第1の軸部4aに沿って回動及びスライド移動可能になっている。また、一端側にはカム部5bが立設されており、このカム部5bの先端は山形に形成されている。またカム部5b側に対向する他端側にはハンドルのキャンセル突起20と当接する当接部5cが突設されている。カム部5bが設けられた一端側は、平面状の平坦部5dとなっており、この平坦部5dに第1の弾性部材7の平板部が当接されている。
第2のレバー部材6は合成樹脂製で平板状に形成され、略中央に軸孔6aが設けられている。この軸孔6aが中間支持部材4の第2の軸部4bに挿入され、回動可能となっている。また、軸孔6aを挟んで開口6bと切り欠き6cが設けられており、開口6bの一方の開口端には連結ピン6dが突設され、切り欠き6cの両側には一対の作動腕部6eが設けられている。この作動部材6eの先端側は同一平面となる平面状の平坦部6fとなっており、この平坦部6fに第2の弾性部材8の平板部が当接されている。
第2のレバー部材6は前記中間支持部材の内面に対して第1のレバー部材5の上に重ねられており、第1のレバー部材5と第2のレバー部材6とは長孔5aと連結ピン6dとで連結されて互いに回動かつスライド移動可能となっている。
この場合、第1のレバー部材5と第2のレバー部材6との連結部は、第1及び第2の軸部4a4bよりもキャンセル突起20の回転軌跡側に位置するように形成しているので、第1の操作レバー5の回動に伴う第2の操作レバー6の回動を確実に行うことができるものとなっており、キャンセル機構の動作の安定化が図れるものとなっている。
また、第1のレバー部材5の平坦部5dは、第2のレバー部材6の開口6bから第2のケース2側に突出し、第1のレバー部材5は第1の弾性部材7によって長孔5aの長手方向へ弾性付勢されている。この第1の弾性部材7は薄板状の金属の板ばねからなり、中間支持部材4のバネ受け部4cに係止された両端側の係止部7aと、中央の平板部7bを有しており、平板部7bの中央部分は第1のレバー部材5の平坦部5dに当接されている。また、第1のレバー部材5のカム部5bは、中間支持部材4の内面に設けられた開口4eを通して第1のケース側に突出しており、このカム部5bが後述する可動部材10のカム部10bと摺接して第1のレバー部材5が長孔5aの長手方向へスライド移動するものとなる。
また、第2のレバー部材6は、第2の弾性部材8によって中立位置に弾性付勢されている。この第2の弾性部材8は同じく薄板状の金属の板ばねからなり、中間支持部材4のバネ受け部4dに係止された両端側の係止部8aと、中央の平板部8bを有しており、平板部8bの中央部分は第2のレバー部材の平坦部6fに当接されている。
このように、第1のレバー部材5の一端側に第1の平坦部5dを形成し、第1の平坦部5dに第1の弾性部材7の平板部7bを当接すると共に、第2のレバー部材6の一端側に第2の平坦部6fを形成し、第2の平坦部6fに第2の弾性部材8の平板部8bを当接することにより第1のレバー部材5及び第2のレバー部材6を回動中立位置に保持可能にするようにしたので、第1及び第2のレバー部材5、6をそれぞれの平坦部5d、6fで保持することができるので、確実に回動中立位置に保持することができるものとなる。
上述した第1及び第2のケース1、2の間に配置した中間支持部材4と、第1及び第2のレバー部材5、6と、第1及び第2の弾性部材7、8とでターンシグナルスイッチ装置のキャンセル機構部が構成されている。
操作レバー3は、ホルダ9及び可動部材10を具備しており、また、第1及び第2の作動部材11、15と捻りコイルばね19を有する。
操作レバー3は合成樹脂製で、基部3aとレバー部3bを有し、基部3a後端には第1の作動部材11が保持されている。また、基部3aの両側部には支軸3cを有しこの支軸3cがホルダ9に軸支されて縦(前後)方向に回動可能になっている。また、基部3a上面には駆動突起(図示せず)を挿入するための駆動突起用の穴3dが設けられ、この駆動突起が第1のケース1に配設される図示しないスイッチ部と連結されている。
第1の作動部材11は、合成樹脂製の駆動体12とこれを付勢するコイルばね13、及び駆動体12の先端に取り付けられた回転部材14とからなり、操作レバー3の回動に伴って図示しないホルダ9のカム面と摺接する。そして、操作レバー3を縦(前後)方向に回動することで回転部材14がカム面を摺動してスイッチ部の切り換えが行われ、適宜、ビーム切り換えやパッシング動作が行われるものとなる。
ホルダ9は合成樹脂製で、前面には操作レバー3の基部3aと係合する開口部9aを有し、この開口部9aの内面には第1の作動部材12の回転部材12が摺動する図示しないカム部が設けられている。また、開口部9aの上下端には支軸9b、9cが設けられ、この支軸9b、9cが第1及び第2のケース1、2の軸孔1a、2aに軸支されて回動可能に取り付けられている。また、開口部9aの両側部には操作レバー3の支軸3cが軸支される軸孔9d、9eが設けられている。また、ホルダ9の後端には、第2の作動部材15が保持されており、後端上面には駆動突起9fが設けられ、この駆動突起9fが第1のケース1に配設される図示しないスイッチ部と連結されている。また、ホルダ9の上面には、操作レバー3の基部に突設された駆動突起3dが突出する窓孔9gが設けられている。
第2の作動部材15は、合成樹脂製の駆動体16とこれを付勢するコイルばね17、及び駆動体16の先端に取り付けられた回転部材18とからなり、操作レバー3の横(左右)方向への回動に伴って図示しない第1のケース1のカム面と摺接する。そして、操作レバー3を横(左右)方向に回動することで回転部材18がカム面を摺動してスイッチ部の切り換えが行われ、適宜、左折又は右折時のランプの点滅動作が行われるものとなる。
また、ホルダ9の下面側には、合成樹脂製の可動部材10が配設されている。この可動部材10の一端側にはばね係止部10aが設けられ、このばね係止部10aに捻りコイルばね19の一端が係止されており、この捻りコイルばね19の他端側はホルダ9に係止されている。すなわち、可動部材10はこの捻りコイルばね19を介してホルダ9にわずかに回動可能となるように取り付けられている。
また、可動部材10の一端側には、山形状のカム部10bが設けられており、このカム部10bに、中間支持部材4の内面に設けられた開口4eを通して第1のレバー部材5のカム部5bが当接されて摺接されるものとなる。この時、第1のレバー部材5は、可動部材10のカム部10bと摺接することで、第1のレバー部材5が長孔5aの長手方向へスライド移動するものとなる。
また、可動部材10のカム部10bの他端側には、中間支持部材4側に突出した突柱状の受部10cが設けられており、この受部10cが中間支持部4の切り欠き部4fを介して第2のレバー部材6の切り欠き6c内に延出して配設されている。この受部10cは、操作レバー3が横(左右)方向に回動されて動作位置にロックされた時に、第2のレバー部材6の作動腕部6eと当接した状態で保持されている。
上記構成のターンシグナルスイッチ装置を組立てる場合には、図1及び図2に示すように、まず、第1の作動部材11が係合された操作レバー3と、第2の作動部材、及び捻りコイルばね19で付勢された可動部材10をホルダ9に取付けた後、このホルダ9を可動部材10が上になるようにして第1のケース1の開口部内の軸孔1aに支軸9bを回動可能に取付ける。
次に、ホルダ9が取付けられた第1のケース1の開口部上に、第1及び第2の弾性部材7、8が配設された中間支持部材4を重ねるように取付ける。この時、図2に示すように、この中間支持部材4の開口4eには可動部材10のカム部10bが臨むように対応して配置され、また、切り欠き部4fには可動部材10に突設された受部10cが貫通状態で配置されるものとなっている。
次に、中間支持部材4の第1の軸部4aに、第1のレバー部材5の長孔5aを回動及びスライド移動可能に軸支させると共に、一面側(図示下側)に第1のレバー部材5を配設 し、第1のレバー部材5に突設されたカム部5bを、この中間支持部材4の開口4eを通して下側に配置された可動部材10のカム部10bと係合させる。この時、第1のレバー部材5の平坦部5dが第1の弾性部材7に当接されて長孔5aの長手方向へ弾性付勢されるものとなるが、第1のレバー部材5のカム部5bの先端が可動部材10のカム部10bの先端に当接して規制されているので、第1の弾性部材7に付勢された状態でこの位置に保持されるものとなる。
この状態で、次に、第1のレバー部材5の長孔5aに第2のレバー部材6に突設された連結ピン6dを係合させて第2のレバー部材6の軸孔6aを中間支持部材4の第2の軸部4bに回動可能に軸支させると共に、切り欠き6cに可動部材10に突設された受部10cが貫通されて、この受部10cが一対の作動腕部6eの間に配置されるものとなる。この時、第2のレバー部材6の平坦部6fが第2の弾性部材8に当接されて中立位置に弾性付勢されるものとなる。
最後に、第2のケース2の開口部を下にして、この開口部内に第1及び第2のレバー部材5、6が収まるようにして、第2のケース2の軸孔2aをホルダ9の支軸9cに回動可能に軸支すると共に、第2のケース2を中間支持部材4の上から中間支持部材4を挟持するように第1のケース1に取付けることで組立てが完了する。
このように、上記構成のターンシグナルスイッチ装置は、ハウジングを、それぞれ対向する面に開口部を有する第1のケース1及び第2のケース2から構成してあり、中間支持部材4をこの第1のケース1と第2のケース2との間に挟持するようにして、前記第1のケース1に、操作レバー3と、可動部材10が取付けられたホルダ9を配置して、中間支持部材4を介して第2のケース2側に第1のレバー部材5、及び第2のレバー部材6を配置するようにしたので、第1のケース1に一方向から操作レバー3と、可動部材10が取付けられたホルダ9、中間支持部材4、第1のレバー部材5、第2のレバー部材6などを積み上げて組付けした後に、第2のケース2を組付ければよいので、組立ての自動化が図れ、組立ての作業性の向上が図れるものとなっている。
また、第1及び第2のレバー部材5、6を弾性付勢する、第1及び第2の弾性部材7、8を、平板部を有する薄板状の板ばねで形成して、この板ばねを中間支持部材4の第1および第2ののレバー部材5、6が軸支された一面側に配置するようにしたので、従来の捻りコイルばねを使った構造のターンシグナルスイッチ装置に比べて作業が簡易となり更に組み立ての作業性が向上されるものとなっている。
次に、上記構成のターンシグナルスイッチ装置の動作を図3乃至図5に基づいて説明する。
まず、図3に示すように、操作レバー3が中立位置にある場合には、第2の作動部材15の先端はケース1の図示しないカム面の中央の谷部に当接して当該位置に保持されている。この時、第1のレバー部材5のカム5bは可動部材10の山形状のカム部10bの頂点で当接しており、図3に示すように、第1のレバー部材5は第1の弾性部材7の付勢力に抗して後退している。
したがって、第1のレバー部材5の当接部5cはハンドルに連動して回転するキャンセル突起20の回動軌跡外に位置しており、この状態でハンドルを回転しても、キャンセル突起20は第1のレバー部材5の当接部5cに当接せず、操作レバー3は中立位置に維持される。
操作レバー3をこの中立位置から横(左右)方向のいずれかの方向に回動すると、第2の作動部材15の先端は図示しないケース1のカム面上を摺動して両側に設けられたロック部に係止され、カム面の斜面を乗り越える際にクリック感が生起される。
ここで、例えば、操作レバー3を図2の矢印B方向に回動すると、操作レバー3に連動してホルダ9と可動部材10も同方向へ回転し、それに伴ってカム部10bの頂点がカム部5bから外れるため、図4に示すように、第1のレバー部材5は第1の弾性部材7の弾性力を受けて長孔5aの長手方向に沿って前進し、当接部5cがキャンセル突起20の回動軌跡内に進出する。
この時、操作レバー3の矢印B方向への回動に伴い、ホルダ9の安定位置に保持された可動部材10の受部10cは第2のレバー部材6の切り欠き6c内を変位し、図4に示すように、この受部10cは切り欠き6cの一方の作動腕部6eと当接する。さらに、操作レバー3の矢印B方向への回動に伴い、ホルダ9の駆動突起9fが第1のケース1に配設された図示しないスイッチ部を駆動するため、接点の切換えが行われ、図示せぬ右折用のランプが点滅動作する。
図4に示す右折状態で、ハンドルが逆方向(同図の矢印方向)に回転操作されると、そのリターン動作中にキャンセル突起20が第1のレバー部材5の当接部5cに突き当る。その結果、第1のレバー部材5が第1の軸部4aを中心に同図の時計回り方向に回転し、それに伴って、第1のレバー部材5に連結された第2のレバー部材6が第2の軸部4bを中心に時計回り方向に回転するため、第2のレバー部材6の作動腕部6eは同図の上方へ回動変位する。
これにより、作動腕部6eが可動部材10の受部10cを上方へ押圧し、この押圧力が可動部材10を介してホルダ9に伝達されるため、ホルダ9に保持された第2の作動部材15の先端は第1のケース1の図示しないカム面のロック部から外れて中央の谷部へと移行し、操作レバー3と第1及び第2のレバー部材5、6は図3に示す中立位置に自動復帰する。
このように、第1のレバー部材5に対向する第2のレバー部材6に一対の作動腕部6eを設けて、この作動腕部6eが、第1のレバー部材5の回転に連動して可動部材10に突出して設けられた受部10cに当接して可動部材10を介してホルダ9を回動することにより、操作レバー3を動作位置から中立位置に復帰させるようにしたので、カム面など設ける必要がなくなり、構成が簡易となり、確実に操作レバー3を中立位置に復帰させることができるものとなっている。
また、図4に示す右折状態で操作レバー3に自動復帰を阻止する何らかの力が作用した場合、例えば操作レバー3を押さえながらハンドルが逆方向に回転操作されると、上記したように第2のレバー部材6が第2の軸部4bを中心に時計回り方向に回転しようとするが、操作レバー3が押さえられているためホルダ9は回転せず、作動腕部6eと可動部材10の受部10cとの当接部分に過大な負荷が発生する。
このような過負荷が生じた場合、図5に示すように、第2のレバー部材6の回転方向の分力によって受部10cが作動腕部6eに沿って押圧され、可動部材10が捻りコイルばね19の反発力に抗して若干回動するため、受部10cは図5の点線で示す安定位置から実線(断面)で示す退避位置へと揺動するため、第1及び第2のレバー部材5、6は受部10cに妨げられることなく回転できる。
そして、キャンセル突起20が第1のレバー部材5の当接部5cを通過すると、可動部材10は捻りコイルばね19の反発力によって退避位置から安定位置へと自動復帰するため、再び図4に示す右折状態に維持される。
このように、キャンセル動作時に第2のレバー部材6の作動腕部6eと可動部材10の受部10cとの当接部分に生じる過負荷が可動部材10の揺動によって解放(吸収)されるため、両レバー5、6や可動部材10を含む動力伝達系の構成部品の破損が防止される。
一方、操作レバー3を指示位置と直交する方向(図2の矢印A、Bに直交する方向)に回動すると、前述したように、操作レバー3と第1の作動部材11がハウジング(両ケース1、2)とホルダ9に対し支軸3c、3cを結ぶ直線を回転軸として垂直方向へ所定角度だけ回転し、それに伴って第1の作動部材11の先端がホルダ9の開口部9aの内面の図示しないカム部上を摺動し、クリック感が生起される。この時、かかる操作レバー3の回動に伴い、駆動突起用の穴3dに挿入された駆動突起が第1のケース1に配設された図示しないスイッチ部を駆動するため、接点の切換えが行われ、ビーム切換えやパッシング動作が行われる。
上記した本発明の実施例によれば、ターンシグナルスイッチ装置のハウジングに中間支持部材4を設け、この中間支持部材4に開口4eと、第1及び第2の軸部4a、4bを形成して、この中間支持部材4の一面側に第1のレバー部材5を配設し、この第1レバー部 材5に突設されたカム部5bを前記開口4eに挿通させた状態で、前記第1の軸部4aに第1のレバー部材5を回動かつスライド移動可能に軸支して、第1のレバー部材5に第2のレバー部材6に突設された連結ピン6dを連結して、第1のレバー部材5が連結ピン6dに対して回動かつスライド移動可能となるように配置すると共に、第2のレバー部材6を前記第2の軸部4bに回動可能に軸支して、中間支持部材4の他面側に操作レバー3によって駆動されるカム部10bを備えた可動部材10を配置して、この可動部材10のカ ム部10bと前記開口4eに挿通された第1のレバー部材5のカム部5bとを互いに係合させるようにしたので、操作レバー3によって駆動されるホルダ9の上面側(図示下側)に配設された可動部材10のカム部10bに、中間支持部材4の開口4eを対応させた状態で中間支持部材4をホルダ9上に重ね、目視状態で、可動部材10のカム部10bと第1のレバー部材5のカム部5bとを所定の位置で係合させつつ第1のレバー部材5、第2のレバー部材6を組付けることができるので、組立てを容易かつ確実におこなうことができると共に、組立て後の組付け確認検査を不用にできるものとなっている。


本発明の一実施例であるターンシグナルスイッチ装置の第2のケースと第1及び第2のレバー部材を分離した状態を示す斜視図である。 本発明のターンシグナルスイッチ装置を示す分解斜視図である。 本発明のターンシグナルスイッチ装置のキャンセル機構で操作レバーが中立位置の状態を示す説明図である。 本発明のターンシグナルスイッチ装置のキャンセル機構でキャンセル待ちの状態を示す説明図である。 本発明のキャンセル機構のキャンセル待ちの状態で操作レバーを押さえたままハンドルを逆方向に回動させた状態を示す説明図である。 従来のターンシグナルスイッチ装置を示す分解斜視図である。 従来のキャンセル機構を示す底面図である。 従来のキャンセル機構の動作説明図である。
符号の説明
1:第1のケース
1a:軸孔
2:第2のケース
2a:軸孔
3:操作レバー
3a:基部
3b:レバー部
3c:支軸
3d:穴
4:中間支持部材
4a:第1の軸部
4b:第2の軸部
4c:ばね受部
4d:ばね受部
4e:開口
4f:切り欠き部
5:第1のレバー部材
5a:長孔
5b:カム部
5c:当接部
5d:平坦部
6:第2のレバー部
6a:軸孔
6b:開口
6c:切り欠き
6d:連結ピン
6e:作動腕部
6f:平坦部
7:第1の弾性部材
7a:係止部
7b:平板部
8:第2の弾性部材
8a:係止部
8b:平板部
9:ホルダ
9a:開口部
9b:支軸
9c:支軸
9d:軸孔
9e:軸孔
9f:駆動突起
9g:窓孔
10:可動部材
10a:ばね係止部
10b:カム部
10c:受部
11:第1の作動部材
12:駆動体
13:コイルばね
14:回転部材
15:第2の作動部材
16:駆動体
17:コイルばね
18:回転部材
19:捻りコイルばね
20:キャンセル突起

Claims (3)

  1. カム面を有するハウジングと、このハウジングに回動可能に支持された操作レバーと、前記カム面と協働して操作レバーを中立位置及び動作位置に保持する駆動部と、ハンドル側のキャンセル突起に当接して回動される第1のレバー部材と、この第1のレバー部材を前記キャンセル突起の回転軌跡へ向けて弾性付勢する弾性部材と、前記第1のレバー部材の回転に連動して前記操作レバーを動作位置から、中立位置に復帰させる第2のレバー部材とを備え、前記操作レバーが中立位置にある時、前記操作レバーによって前記第1のレバー部材を前記弾性部材の弾性力に抗して前記キャンセル突起の回転軌跡外に後退させ、前記操作レバーが動作位置にある時、前記第1のレバー部材を前記弾性部材の付勢力で前記キャンセル突起の回転軌跡内に進出させるターンシグナルスイッチ装置であって、前記ハウジングに中間支持部材を設け、この中間支持部材に開口と第1及び第2の軸部を形成し、前記中間支持部材の一面側に前記第1のレバー部材を配設し、この第1のレバー部材 に突設されたカム部を前記開口に挿通させた状態で前記第1の軸部に前記第1のレバー部材を回動かつスライド移動可能に軸支し、この第1のレバー部材に前記第2のレバー部材に突設された連結ピンを連結して前記第1のレバー部材が前記連結ピンに対して回動かつスライド移動可能となるように配置すると共に、前記第2のレバー部材を前記第2の軸部に回動可能に軸支し、前記中間支持部材の他面側に前記操作レバーによって駆動されるカム部を備えた可動部材を配置し、この可動部材のカム部と前記開口に挿通された前記第1のレバー部材のカム部とを互いに係合させたことを特徴とするターンシグナルスイッチ装置。
  2. 前記ハウジングは、それぞれ対向する面に開口部を有する第1のケース及び第2のケースからなり、前記中間支持部材を前記第1のケースと前記第2のケースの間に挟持すると共に、前記第1のケースに前記操作レバーと前記ホルダを配置し、前記中間支持部材を介して前記第2のケース側に前記第1のレバー部材及び前記第2のレバー部材を配置したことを特徴とする請求項1記載のターンシグナルスイッチ装置。
  3. 前記弾性部材を、平板部を有する薄板状の板ばねで形成し、この板ばねを前記中間支持部材の前記第1のレバー部材が軸支された一面側に配置したことを特徴とする請求項1、又は2記載のターンシグナルスイッチ装置。
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