JP2005153777A - 車両用方向指示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 操作レバーを支持するケースとは別の部材に前記操作レバーの回動に節度を与える節度面を設けた車両用方向指示装置において、部品点数の低減を図る。
【解決手段】 ブラケット6に一対の被押圧壁部17a,17bを設けると共に被押圧壁部17a,17b間にラチェット18の押圧部18bを配置する。ブラケット6が左折又は右折指示位置に回動されると突部18aはキャンセルカム44の回転軌跡K内に進入し、キャンセルカム44に押圧されることによりラチェット18が回動して押圧部18bにより被押圧壁部17a,17bが押圧され前記ブラケット6が中立位置に戻る。また、ブラケット6が左折又は右折指示位置に固定された状態でステアリングホイールがブラケット6の指示位置とは反対方向に回転されるとキャンセルカム44に押圧されたラチェット18の回動力を受けてディテント23が回動し、キャンセルカム44の通過を許容する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、操作レバーの回動に節度を与える節度面を有する部材を前記操作レバーを支持するケースとは別体にした車両用方向指示装置に係り、特には、操作レバーの方向指示用の節度機構とディマ・パッシング用の節度機構を一体化した車両用方向指示装置に関する。
自動車の方向指示装置は、自動車のステアリングホイールの右下方或いは左下方に配置された操作レバーと、前記操作レバーを保持するブラケットと、前記操作レバー及びブラケットを一体に回動可能に支持するケースと、前記操作レバーを左折指示位置、中立位置、右折指示位置に保持するための節度機構を有している。前記節度機構は、ケース内に設けられた節度面、前記ブラケットの先端に設けられた節度ピース、前記節度ピースを節度面に付勢するばねから構成されている。
また、前記操作レバーは、通常、ディマ/パッシング用の操作レバーとしても機能するものであり、方向指示操作時における回動中心と直交する軸を中心に回動可能に前記ブラケットに支持されている。従って、前記方向指示装置は、前記操作レバーをロービーム位置、パッシング位置、ハイビーム位置に保持、若しくはモーメンタリ保持するための節度機構を備えている。
この場合、方向指示用の節度ピース及びばねをディマ/パッシング用の節度ピース及びばねと兼用すると共に、方向指示用及びディマ/パッシング用の節度面を同一部位に形成することにより、両節度機構を別々に有するものに比して部品点数や組み立て工数の低減、構成の簡略化を図った方向指示装置が提供されている。
特開2000−208003号公報
ところが、方向指示用及びディマ/パッシング用の節度面は、その起伏の向きが異なるため、操作レバー及びブラケットを支持するケースと一体に節度面を形成することができなかった。つまり、方向指示用及びディマ/パッシング用の節度機構を一体化しても、節度面を形成するための部材が新たに必要になるため、部品点数や組み立て工数の実質的な低減にはなっていなかった。
本発明の目的は、操作レバーを支持するケースとは別の部材に前記操作レバーの回動に節度を与える節度面を設けた車両用方向指示装置において、部品点数の低減を図ることである。
上記目的を達成するために、本発明の車両用方向指示装置は、操作レバーと共に中立位置を中心として左折指示位置及び右折指示位置の間を回動されるブラケットと、前記ブラケットを回動可能に支持し、ステアリングホイールの下方に配置されるケースと、前記操作レバーの端部に設けられた節度ピースと、前記ケース内のうち前記節度ピースと対応する部位に設けられ前記節度ピースとの対向面に節度面を有する節度面形成部材と、前記節度ピースを前記節度面に付勢するピース付勢部材と、前記ブラケットが左折指示位置または右折指示位置に位置する状態で前記ステアリングホイールが前記ブラケットの指示位置と反対方向に回転されたときに、前記ステアリングホイールと共に回転されるキャンセルカムによる押圧力を受けて前記ブラケットを中立位置に戻すキャンセル機構とを備え、前記キャンセル機構を、前記ブラケットに設けられた一対の被押圧部、前記一対に被押圧部間に配置される押圧部及び前記ブラケットが中立位置にあるときは前記キャンセルカムの回転軌跡から退出し前記ブラケットが左折指示位置または右折指示位置に回動されることにより前記キャンセルカムの回転軌跡内に進入する突部を有し前記突部が前記キャンセルカムの回転軌跡内に進入した状態で前記ステアリングホイールが前記ブラケットの指示位置とは反対方向に回転されることに伴い前記キャンセルカムに押圧されて回動し前記押圧部により前記被押圧部を押圧して前記ブラケットを中立位置に戻すラチェット、前記節度面形成部材に設けられ、前記ラチェットの回動軸が遊挿されるガイド孔を備えて構成し、前記ブラケットが左折指示位置または右折指示位置に固定された状態で前記ステアリングホイールが前記ブラケットの指示位置とは反対方向に回転されたとき、前記キャンセルカムに押圧された前記ラチェットの回動力を受けて前記節度面形成部材が前記節度面に対する前記ピース付勢部材の付勢力に抗して回動し、前記キャンセルカムの通過を許容するように構成したことを特徴とする。
従来の車両用方向指示装置は、ブラケットが左折指示位置または右折指示位置に固定された状態でステアリングホイールが前記ブラケットの指示位置とは反対方向に回転されても、ラチェットが破損されることなくキャンセルカムが通過できるように、ブラケットに弾性支持されたバックプレートを備えている。本発明は、前記バックプレート及び前記バックプレートを弾性支持する部材を省略したところに特徴を有する。即ち、本発明は、バックプレートに代えて一対の被押圧部をブラケットに一体的に設けると共に、節度ピース用の付勢手段が従来のパックプレート用の弾性支持部材としての機能を有するように構成している。このような構成により、部品点数の低減及び組み立て工数の低減を図ることができる。
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する。まず、図1及び図2を参照しながら本実施例に係る車両用方向指示装置の全体構成について説明する。これらの図において、車両用方向指示装置1は、ステアリングホイール(図示せず)の下部のステアリングコラム(図示せず)部分に配置されるケース2、前記ケース2に回動可能に支持された操作レバー3を備えている。前記ケース2は、上ケース4及び下ケース5から構成されている。
前記ケース2内には、ブラケット6が図1中上下方向に延びる第1の軸7を中心に回動可能に設けられている。前記ブラケット6は、前記軸7を上面部に有する矩形筒状のレバー収容部8と前記レバー収容部8の図1中左下部に設けられた扇形状のラチェット収容部9とから構成されている。レバー収容部8の下面には円弧状の凸部10が設けられている。前記凸部10は下ケース5の上面に設けられた円弧状の溝部11に挿入されており、ブラケット6が第1の軸7を中心に回動するとき、凸部10は溝部11に沿って摺動するようになっている。
また、前記レバー収容部8の内部には操作レバー3の先端部分が第1の軸7と直交する第2の軸12を中心に回動可能に支持されている。上記構成により、前記操作レバー3はブラケット6と共に第1の軸7を中心に回動されるようになっている。前記操作レバー3の第1の軸7を中心にする回動方向を矢印A1,A2方向(図3参照)、第2の軸12を中心とする回動方向を矢印B1,B2方向とする。
前記操作レバー3の先端部にはピース収容部13が形成されている。前記ピース収容部13には節度ピース14及び節度ピース14を前記ピース収容部13から突出する方向に付勢する圧縮コイルばね15(ピース付勢部材に相当)が収容されている。
一方、前記ラチェット収容部9の端部上面には三角形の山部16aを有するカム面16が設けられている。また、ラチェット収容部9の両側縁部にはレバー収容部8に連なる一対の被押圧部としての被押圧壁部17a,17bが設けられている。
ラチェット収容部9の上にはラチェット18が配置されている。ラチェット18の上下面にはそれぞれ回動軸としての軸部19,20が設けられており、下部の軸部20の側部は前記カム面16に当接している。また、ラチェット18の下面には溝部21が設けられている。前記溝部21内にはラチェット18を矢印C方向に付勢するばね22が収容されている。このとき、前記ラチェット18の図1中左端に位置する突部18aはケース2から突出し、前記ラチェット18の右端部の押圧部18bは前記被押圧壁部17a,17b間に配置されている。
上ケース4と操作レバー3及びラチェット18の間の空間には節度面形成部材としてのディテント23が配置されている。前記ディテント23は、上ケース4と操作レバー3との間に位置する節度面形成部24と、上ケース4とラチェット18の間に位置するラチェット支持片25とから構成されている。節度面形成部24の下部両側には一対の当接突部26a,26b(第1及び第2の回動中心に相当)が設けられている。
上ケース4のうちラチェット支持片25との対向面にはラチェット支持片25を収容する収容凹部27が形成されている。収容凹部27の側面は谷部28(保持部に相当)とその両側の斜面部29a,29b(第1及び第2の摺動面に相当)とから構成されている。また、上ケース4の内面のうち前記斜面部29a,29bに連なる部分には、それぞれ当接面30a,30bが設けられている。操作レバー3の通常の操作時には、収容凹部27に配置された前記ラチェット支持片25の先端部は谷部28に位置し、当接突部26a,26bはそれぞれ当接面30a,30bに当接する。
前記節度面形成部24のうち前記節度ピース14との対向面には節度面31が形成されている。節度面31、節度ピース14、圧縮コイルばね15から節度機構50が構成される。前記節度面31の上下方向中央部は操作レバー3の第1の軸7を中心とした回動に節度を与える方向指示用の節度面として機能するものであり、中立位置用谷部32a(図3参照)、谷部32aの両側に位置する緩やかな斜面状の左折位置用保持部32b及び右折位置用保持部32c(いずれも図3参照)を備えている。
前記節度面31の前後方向中央部は操作レバー3の第2の軸12を中心とした回動に節度を与えるディマ/パッシング用の節度面として機能するものであり、ロービーム用谷部33a、パッシング用斜面33b、ハイビーム用谷部33cを備えている。ロービーム用谷部33a及び中立位置用谷部32aの最底部は略同じ部位に設けられている。
また、ディテント23のラチェット支持片25は図1中左右方向に延びるガイド孔としての長孔34が形成されている。前記長孔34には前記ラチェットの上部の軸部19が挿入されている。
下ケース5の下部には基板収容部35が形成されており、前記基板収容部35には配線基板36が配設されている。前記配線基板36と下ケース5との間には、十字状の可動コンタクト37を下面に有するコンタクトホルダ38が配置されている。
前記コンタクトホルダ38の上面にはアーム部39が一体的に設けられている。前記アーム部39は下ケース5に設けられた開口5a及びブラケット6の下面に設けられた開口6aを通して前記ブラケット6内に挿入されている。前記アーム部39の上端部には一対の突片部40が設けられており、これら突片部40の対向面にはそれぞれ傾斜溝41が形成されている。
一方、操作レバー3の先端下部には前記突片部40間に位置する一対の突出片42が設けられている。前記突出片42の前記突片部40側の面には前記傾斜溝41に係合する係合突部43が設けられている。上記構成により、操作レバー3がブラケット6と共に第1の軸7を中心に回動されると、前記コンタクトホルダ38は前記操作レバー3及びブラケット6と共に移動する。この結果、可動コンタクト37の接点部(図示せず)が配線基板36上を摺動する。また、操作レバー3が第2の軸12を中心に回動されると、係合突部43が傾斜溝41に沿って摺動し、これに伴いコンタクトホルダが矢印A方向に移動する。この結果、可動コンタクト37の接点部が配線基板36上を摺動する。
尚、詳しい説明は省略するが、配線基板36の上面には、可動コンタクト37の接点部(図示せず)との間でターンシグナルスイッチ及びディマ/パッシングスイッチを構成する複数の固定接点(図示せず)が設けられている。
次に、上記構成の作用を図1、図3ないし図5を参照しながら説明する。図3ないし図5は操作レバー3が中立位置、右折指示位置にあるときの節度機構50、ブラケット6、ラチェット18等の位置関係を上ケース4側から見た様子を示している。図3ないし図5においては上ケース4を想像線(二点鎖線)で示している。また、ラチェット18の左部に位置する円弧状の部材はキャンセルカム44であり、二点鎖線で示す曲線Kはキャンセルカム44の回転軌跡である。
図1及び図3に示すように、操作レバー3が中立位置に保持された状態では、節度ピース14は節度面31の中立位置用谷部32aに保持されている。このとき、ディテント23のラチェット支持片25の先端は収容凹部27の谷部28に位置しており、ディテント23の当接突部26a,26bはいずれも当接面30a,30bに当接している。また、ラチェット18の軸部20はカム面16の山部16aの頂点に当接しており、ばね22によりラチェット18が矢印C方向に移動することが阻止されている。この結果、ラチェット18の突部18aはキャンセルカム44の回転軌跡Kよりもケース2側に位置し、ステアリングホイールの回転に伴いキャンセルカム44が回転されても、キャンセルカム44がラチェット18に当接しないようになっている。
これに対して、操作レバー3が中立位置から例えば矢印A1方向(右折指示方向)に回動操作されて、ブラケット6が矢印A1方向に回動すると、節度ピース14が節度面31の中立位置用谷部32aから右折位置用保持部32cに向かって摺動する。そして、操作レバー3が右折指示位置まで回動されると、図4に示すように、節度ピース14は右折位置用保持部32cに保持され、これに伴い、ターンスイッチの左折用スイッチがオンする。また、ブラケット6が矢印A1方向に回動することに伴い、ラチェット18の軸部20がカム面16の山部16aから外れ、ばね22の作用により突部18aの先端がキャンセルカム44の回転軌跡K内に進入する。このとき、ラチェット18の押圧部18bの一方の側部は一方の被押圧壁部17bに当接する。
図4の状態で、ステアリングホールが指示方向と同じ右方向(矢印F1方向)に回転操作されると、キャンセルカム44がラチェット18の突部18aに図4中、上方から当接する(図示せず)。すると、ラチェット18が軸部19,20を中心に矢印G1方向に回転することによりキャンセルカム44の通過が許容され、前記キャンセルカム44は実線で示す状態に位置する。この場合は、ブラケット6及び操作レバー3は、右折指示位置に保持されたままであり、ターンスイッチの左折用スイッチもオンしたままとなる。
また、この状態で、ステアリングホイールが操作レバー3の指示方向とは反対の右方向(矢印F2方向)へ回転されると、キャンセルカム44がラチェット18の突部18aに図4中下方から当接する(図4に示す状態)。これにより、ラチェット18は軸部19を中心に矢印G2方向へ回転しようとし、この結果、被押圧壁部17bがラチェット18の押圧部18bに押圧される。このラチェット18の押圧力が節度機構50の保持力を上回ると、節度ピース14が右折位置用保持部32cから外れる。そして、ブラケット6が矢印A2方向(ブラケット6を中立位置へ戻す方向)に回動し、節度ピース14が中立位置用谷部32aに保持される(図3参照)。これに伴い、ターンスイッチの右折用スイッチがオフすると共に、ラチェット18の軸部20はカム面16の山部16aに戻り、ラチェット18の突部18aがキャンセルカム44の回転軌跡Kから退出する。
一方、操作レバー3が例えば右折指示位置に保持された状態(図4に示す状態、いわゆる食いつき状態)で、ステアリングホイールが指示方向に回転された後、指示方向とは反対の方向へ戻された場合は次のようになる。即ち、キャンセルカム44が図4中下方からラチェット30に当接し、前記ラチェット18を矢印G2方向へ回転させようとする。しかし、ブラケット6が右折指示位置に保持されており矢印A2方向に回動できないため、ラチェット18の軸部19,20に荷重がかかる。この荷重が収容凹部27の谷部28によるディテント23のラチェット支持片25の保持力を上回ると、ラチェット18は、ラチェット18の押圧部18bと被押圧壁部17bとの当接点を支点として矢印H方向に回動し、キャンセルカム44の矢印F2方向への移動が許容される(図5に示す状態、いわゆる食いつけ逃げ)。このとき、ラチェット18の軸部19がディテント23の長孔34に挿入されているため、ディテント23が一方の当接突部26bを中心に矢印I方向に回動する。このとき、ラチェット支持片25の先端は収容凹部27の斜面に沿って移動する。この結果、節度面31に押圧されて節度ピース14がピース収容部13に押し込まれる。
なお、操作レバー3と共にブラケット6が左折指示位置へ回動されたときの動作は、上記した操作レバー3と共にブラケット6を右折指示位置へ回動させたときの動作と向きが逆になるだけであり、説明は省略する。
また、操作レバー3を矢印B1,B2方向へ操作した場合には、当該操作レバー3が第2の軸12を中心に同方向へ回動し、これに伴いコンタクトホルダ38を介して可動接点が矢印C方向へ摺動し、ディマ・パッシングスイッチが切り替えられる。
上記構成によれば、ブラケット6に設けられた一対の被押圧部17によりキャンセルカム44に押圧されたラチェット18の回動が受けられる。また、上ケース4の内面にラチェット支持片25が収容される収容凹部27を設け、通常の動作時は両当接突部26a,26bが両当接面30a,30bに当接し、且つラチェット支持片25が谷部28に保持されるように構成し、操作レバー3が固定された状態でキャンセルカム44によりラチェット18が押圧されたときには、ラチェット18と共にディテント23が前記当接突部26a,26bの一方を支点として回動するように構成した。従って、従来の方向指示装置が備える食いつき時にラチェットが破損することを防止するためのバックプレート及び前記バックプレート用のばねを省略することができる。このため、部品点数の低減、組み立て工数の低減を図ることができる。
また、本実施例では、ディテント23の回動時にラチェット支持片25が摺動する斜面29a,29bを上ケース4の内面に設けた。従って、ラチェット18の軸部19,20の荷重を受けたディテント23の回動時に両方の当接突部26a,26bが当接面30a,30bから離間してしまうことがない。このため、ディテント23を当接突部26a,26bのいずれか一方を支点として確実に回動させることができる。
本発明の一実施例を示す自動車用方向指示装置の全体構成を示す縦断正面図 方向指示装置の分解斜視図(a)、上ケースを下方から見て示す斜視図(b) 操作レバーが中立位置にあるときの節度機構の周辺部分の横断平面図 操作レバーが右折指示位置にあるときの節度機構の周辺部分の横断平面図 操作レバーが右折指示位置に固定された状態でキャンセルカムの通過を許容する様子を示す節度機構の周辺部分の横断平面図
符号の説明
図中、1は車両用方向指示装置、2はケース、3は操作レバー、6はブラケット、14は節度ピース、15は圧縮コイルばね(ピース付勢部材)、17a,17bは被押圧壁部(被押圧部)、18はラチェット、18aは突部、18bは押圧部、19,20は軸部(回動軸)、23はディテント(節度面形成部材)、25はラチェット支持片、26a,26bは当接突部(第1及び第2の回動中心)、27は収容凹部、29a,29bは斜面部(第1及び第2の摺動面)、31は節度面、50は節度機構を示す。

Claims (3)

  1. 操作レバーと共に中立位置を中心として左折指示位置及び右折指示位置の間を回動されるブラケットと、
    前記ブラケットを回動可能に支持し、ステアリングホイールの下方に配置されるケースと、
    前記操作レバーの端部に設けられた節度ピースと、
    前記ケース内のうち前記節度ピースと対応する部位に設けられ前記節度ピースとの対向面に節度面を有する節度面形成部材と、
    前記節度ピースを前記節度面に付勢するピース付勢部材と、
    前記ブラケットが左折指示位置または右折指示位置に位置する状態で前記ステアリングホイールが前記ブラケットの指示位置と反対方向に回転されたときに、前記ステアリングホイールと共に回転されるキャンセルカムによる押圧力を受けて前記ブラケットを中立位置に戻すキャンセル機構とを備え、
    前記キャンセル機構は、前記ブラケットに設けられた一対の被押圧部、前記一対の被押圧部間に配置される押圧部及び前記ブラケットが中立位置にあるときは前記キャンセルカムの回転軌跡から退出し前記ブラケットが左折指示位置または右折指示位置に回動されることにより前記キャンセルカムの回転軌跡内に進入する突部を有し前記突部が前記キャンセルカムの回転軌跡内に進入した状態で前記ステアリングホイールが前記ブラケットの指示位置とは反対方向に回転されることに伴い前記キャンセルカムに押圧されて回動し前記押圧部により前記被押圧部を押圧して前記ブラケットを中立位置に戻すラチェット、前記節度面形成部材に設けられ前記ラチェットの回動軸が遊挿されるガイド孔を備えて構成され、
    前記ブラケットが左折指示位置または右折指示位置に固定された状態で前記ステアリングホイールが前記ブラケットの指示位置とは反対方向に回転されたとき、前記キャンセルカムに押圧された前記ラチェットの回動力を受けて前記節度面形成部材が前記節度面に対する前記ピース付勢部材の付勢力に抗して回動し、前記キャンセルカムの通過を許容するように構成されていることを特徴とする車両用方向指示装置。
  2. 前記ブラケットが左折指示位置に固定された状態で前記ステアリングホイールが右折方向に回転されたとき、前記節度面形成部材は第1の回動中心を中心に回動し、前記ブラケットが右折指示位置に固定された状態で前記ステアリングホイールが左折方向に回転されたとき、前記節度面形成部材は前記第1の回動中心とは異なる第2の回動中心を中心に回動するように構成され、
    前記第1及び第2の回動中心は、前記ブラケットの回動中心からの距離が略同じになる位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載の車両用方向指示装置。
  3. 前記節度面形成部材に設けられ前記ガイド孔を有するラチェット支持片と、
    前記ケースに設けられ前記節度面形成部材が回動可能に前記ラチェット支持片を収容する収容凹部とを備え、
    前記収容凹部には、前記節度面形成部材が停止しているときに前記ラチェット支持片を保持する保持部と、前記節度面形成部材が第1及び第2の回動中心を中心に回動するときに前記ラチェット支持片が摺動する第1及び第2の摺動面とが設けられていることを特徴とする請求項2記載の車両用方向指示装置。

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