JP4256276B2 - 車両用方向指示装置 - Google Patents

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本発明は、車両用方向指示装置に係り、特に構成部品の低減を図った車両用方向指示装置に関する。
図8は、従来の車両用方向指示装置の分解斜視図である。この図8に示すように、従来の車両用方向指示装置100は、操作レバー101、前記操作レバー101を保持するブラケット102、前記操作レバー101及びブラケット102を一体的に回動可能に支持するケース103、前記操作レバー101を左折指示位置、中立位置、右折指示位置に保持するための第1の節度機構104を有している。この第1の節度機構104は、ケース103内に設けられた節度面105、前記ブラケット102の先端に設けられた節度ピース106、この節度ピース106を節度面に付勢するばね107から構成されている。
また、前記操作レバー101は、ディマ/パッシング用の操作レバー101としても機能し、方向指示操作時における回動中心の軸108と直交する軸109を中心に回動可能に前記ブラケット102に支持されている。従って、前記方向指示装置100は、前記操作レバー101をロービーム位置、パッシング位置、ハイビーム位置に保持、若しくはモーメンタリ保持するための第2の節度機構110を備えている。この第2の節度機構は、ブラケット102内に設けられた節度面111、操作レバー101の先端に設けられた節度ピース112、この節度ピース112を節度面111に付勢するばね113から構成されている。
更に、前記車両用方向指示装置100は、操作レバー101がブラケット102と共に左折指示位置或いは右折指示位置に保持された状態でステアリングホイール(図示せず)がその指示方向とは反対に回動操作(戻し操作)されたときに前記操作レバー101及びブラケット102を中立位置に戻すためのキャンセル機構114を備えている。
前記キャンセル機構114は、前記ステアリングホイールと共に回動するキャンセルカム(図示せず)に対して当接するラチェット115、このラテェット115を前記キャンセルカム側に付勢するラチェットスプリング116、(ステアリングホイールの)戻し時に前記ラチェット115が係合するバックプレート117、このバックプレート117を弾性保持するバックプレートスプリング118から構成されている。
前記ケース103の下部には配線基板119が配設されている。この配線基板119と前記ケース103の間には受動突起120を介してコンタクトホルダ121が設けられ、コンタクトホルダ121には可動コンタクト122が取り付けられている。また、前記ブラケット102の先端下部にも可動コンタクト123が取り付けられている。これらの可動コンタクト122、123は前記操作レバー101の操作に伴い前記配線基板119上の各箇所を摺動し、以って各スイッチ(図示せず)がオン/オフされる。
特願2001−216664号公報
ところが、上述したように従来の車両用方向指示装置100は、多くの部品を互いに組み合わせて構成されており、組み立て時における作業性、或いは製造時におけるコスト性が悪かった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、部品点数の低減を図った車両用方向指示装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の車両用方向指示装置は、操作レバーと共に回動するように設けられ、中立位置を中心として左折指示位置と右折指示位置との間で回動されるブラケットと、前記ブラケットを回動可能に支持するケースと、前記ブラケットを前記中立位置、左折指示位置、並びに右折支持位置に選択的に保持する節度手段と、前記操作レバーが前記左折指示位置或いは右折指示位置に位置された状態でステアリングホイールがその指示方向とは反対方向へ操作されたときに前記ステアリングホイールと共に回転されるキャンセルカムからの付勢力に基づいて前記操作レバーを前記中立位置へ戻す構成のキャンセル機構とを備えた車両用方向指示装置において、前記キャンセル機構は、前記ブラケットに設けられた一対の被押圧部と、前記被押圧部間に配置される押圧部と、前記操作レバーが前記左折指示位置或いは右折指示位置に保持されることに伴い前記キャンセルカムの軌跡上に進入する当接部とを有し、前記当接部が前記キャンセルカムの軌跡上に進入した状態で前記ステアリングホイールが前記操作レバーの指示位置とは反対方向に回転されることに伴い前記当接部が前記キャンセルカムに押圧されて回動し前記押圧部により前記被押圧部を押圧して前記ブラケットを中立位置に戻すラチェットと、前記ケースに移動可能に設けられ前記ラチェットを保持すると共に前記ラチェットを前記キャンセルカムの方向に向かって付勢すると共に同方向に伸縮可能な付勢保持部材を一体的に有し、前記操作レバーが前記左折指示位置或いは右折指示位置に固定された状態で前記ステアリングホイールがその指示方向と反対方向に回転されたときに、前記キャンセルカムにより押圧された前記ラチェットの回動力を受けて移動して前記キャンセルカムの通過を許容するバックプレートとを有して構成されていることを特徴とする(請求項1の発明)。
また、上記構成の場合、前記付勢保持部材は、断面略C字状をなす小板ばねを2つ付き合わせ、これら2つの小板ばねの夫々の端部のうち同じ側の各一端部を前記バックプレートに一体的に形成すると共に、各他端部は自由端部でありラチェット保持部として形成されており、このラチェット保持部に前記ラチェットが回動可能に保持されるよう構成してもよい(請求項2の発明)。
このような構成によれば、例えばラチェットに対して当該ラチェットをキャンセルカムとは逆の方向に押し戻す押圧力が作用しても、この押圧力は伸縮可能な付勢支持部材が弾性変形することにより吸収される(逃がされる)。また、前記ラチェットに対して、例えば前記押圧力と交差する方向に押圧力が作用しても、この押圧力はバックプレートが前記ケースに対して移動することで吸収される(逃がされる)。これにより、ステアリングホイールや操作レバーの様々な操作(回動操作)に対しても正確な動作をなす車両用方向指示装置を得ることができる。
以上のように、本発明の車両用方向指示装置によれば、ラチェットをキャンセルカム側に付勢する作用を、従来のようなラチェットスプリングという別部材を用いて行うのではなく、バックプレートと一体的に形成された付勢保持部材を用いて行うので、部品点数の低減を図ることができる。更に、このように部品点数を低減しても車両用方向指示装置としての全ての動作、つまり操作レバーの方向指示操作、順キャンセル動作、キャンセル動作、そして食いつき逃げ動作を夫々良好に行うことができるという優れた効果を呈する。
以下、本発明の一実施例について、図1〜図7を参照して説明する。
まず、図1、図2に示すように、車両用方向指示装置1は、ステアリングホイール(図示せず)の下部のステアリングコラム(図示せず)部分に配置されるケース2と、このケース2に回動可能に支持された操作レバー3とを備えている。なお、前記ケース2は、上ケース4及び下ケース5から構成されている。
前記ケース2内には、ブラケット6が、図1及び図2中上下方向に延びる第1の軸7を中心に回動可能に設けられている。前記ブラケット6は、前記軸7を上面部に有する矩形筒状のレバー収容部8と、前記レバー収容部8の図1中左方に設けられ、山部9a及び谷部9b、9bを有する扇形状のラチェット収容部9とから構成されている。なお、このラチェット収容部9において、前記山部9a及び谷部9b、9bと対向する位置には被押圧部9c、9cが形成されているがその詳細は後述する。
前記レバー収容部8の内面には、ロービーム用谷部10と、パッシング用斜面11と、ハイビーム用谷部12とにより構成されたディマ/パッシング用の第1の節度面13が形成されている。また前記レバー収容部8には、前記操作レバー3の先端部分が前記第1の軸7と直交する第2の軸14を中心に回動可能に支持されている。操作レバー3の前記先端部分には、節度ピース収容部3aが形成されていて、この節度ピース収容部3aには、節度ピース15及びこの節度ピース15を前記第1の節度面13側へ付勢するばね16が収容されている。このように、前記第1の節度面13、節度ピース15、そしてばね16によって第1の節度機構15aは構成されている。
また、前記レバー収容部8の下面には円弧状の凸部17が設けられている。この凸部17は下ケース5の上面に設けられた円弧状の溝部18に挿入される。前記凸部17は、ブラケット6が前記第1の軸7を中心に回動するとき溝部18に沿って摺動する。このような構成により、ブラケット6の回動が規制される。
前記下ケース5には、前記ブラケット6の先端部と対向する箇所に位置させて、左折指示位置用保持部19及び右折指示位置用保持部20、そしてこれらに挟まれた中立位置用谷部21を有する第2の節度面22が設けられている。これに対して、前記ブラケット6の先端部には、節度ピース収容部6aが形成されていて、この節度ピース収容部6aには、節度ピース23及びこの節度ピース23を前記第2の節度面22側へ付勢するばね24が収容されている。このように、前記第2の節度面22、節度ピース23、そしてばね24によって第2の節度機構23aは構成されている。
前記下ケース5の下部には基板収容部25が形成されており、この基板収容部25に対して配線基板26が配設されている(図2参照)。この配線基板26と前記下ケース5の間にはコンタクトホルダ27が設けられ、このコンタクトホルダ27の下面には可動コンタクト28が取り付けられている。前記コンタクトホルダ27は、受動突起29を介してブラケット6に支持されている。また、前記ブラケット6の先端下部にも可動コンタクト30が取り付けられている。配線基板26の上には、前記可動コンタクト28、30の接点部との間でスイッチを構成する固定接点26aが設けられている。そして、可動コンタクト28、30が前記操作レバー3の操作に伴い前記配線基板26の固定接点26a上を摺動することにより、スイッチ(図示せず)はオン/オフされる。
次に、キャンセル機構31について説明する。キャンセル機構31は、ブラケット6と上ケース4の間に設けられている。まず、前記上ケース4の下面には、一対のバックプレート係合爪32、32が形成されている。これら一対の係合爪32、32は、前記ブラケット6の回動方向に互いが離間されており、互いの間はばね係合部32aとして構成されている。
これら係合爪32、32には、樹脂製のバックプレート33がスライド可能に係合されている。バックプレート33は、その両端に位置し前記バックプレート係合爪32、32に係合する一対の係合部34、34と、これら一対の係合部34、34の間に位置するばね収容部35とを有している。ばね収容部35にはばね36が収容されている。このばね36は、前記バックプレート33が前記上ケース4に取り付けられることにより、前記バックプレート係合爪32、32の間のばね係合部32aに位置する。
このとき、ばね36の両端部は前記バックプレート係合爪32、32に夫々当接すると共に、バックプレート33の係合部34にも当接する。そして、前記バックプレート33が前記ブラケット6の回動方向へスライドすると、前記ばね36は、一方の端部が係合爪32に当接した状態で、他方の端部が係合部34に押圧されて縮む。このようなばね36の伸縮により、バックプレート33には当該バックプレート33を元の位置に戻す力が作用する。
バックプレート33の長さ方向における略中央部には、長孔37を有するラチェット軸支持部38が一体的に形成されている。前記長孔37は、前記バックプレート33の長さ方向に対し直交する方向に延びるよう形成されている。また、前記ラチェット軸支持部38の両側面には、付勢保持部材としての、樹脂製で小板ばね39a、39bからなる板ばね39が一対的に形成されている。つまり、この板ばね39は前記ラチェット軸支持部38を介してバックプレート33に一体的に形成されるものである。
前記小板ばね39a、39bは断面略C字状をなし、その先端部には、夫々が断面円状をなすラチェット支持部40、40が形成されている。
一方、ラチェット41には前記ラチェット保持部40、40と対応する箇所に、断面円状をなす被保持部42、42が形成されている。ラチェット41は、この被保持部42、42に対して前記ラチェット保持部40、40を係合させることにより、板ばね39に保持される。
更に、ラチェット41の上下両面には夫々回動軸としての軸部43、44が設けられている。下面の軸部43は、その側部が前記ラチェット収容部9の山部9aに当接し、上面の軸部44は前記長孔37内に係合されるように構成されている。このように、ラチェット41は、前記板ばね39に保持されると共に、前記上下面の軸部43、44が前記山部9aや長孔37の規制を受け、以って前記ブラケット6のラチェット収容部9において前後方向或いは左右方向への回動が可能となるよう構成されている。また、ラチェット41の両端(前記被係合部42、42の配置位置方向と交差する方向の両端)には、当接部41a及び押圧部41bが夫々形成されている。
さて、このように構成された車両用方向指示装置1において、操作レバー3(或いはブラケット6)が中立位置に保持された状態では、図3に示すように、前記第2の節度ピース23は第2の節度面22の中立位置用谷部21に保持されている。一方、ラチェット41の軸部43はラチェット収容部9の山部9aの頂点に当接して、当接部41aはキャンセルカム45の回転軌跡Kよりもケース2側に位置している。従って、ステアリングホイールの回転に伴い前記キャンセルカム44が回転されても当該キャンセルカム44はラチェット41の当接部41aには当接しない。このとき、ラチェット41の軸部44は、バックプレート33の長孔37の略中央に位置している(図2参照)。
これに対して、操作レバー3が中立位置から、例えば図1、または図3にて示す矢印A1方向(右折指示位置方向)に回動操作されて、ブラケット6が矢印A1方向に回動すると、第2の節度ピース23が第2の節度面22の中立位置用谷部21から右折位置用保持部20に向かって摺動する。そして、操作レバー3が右折指示位置まで回動されると、図4に示すように、第2の節度ピース23は右折位置用保持部20に保持され、これに伴い、車両用方向指示装置1における右折用スイッチ(図示せず)がオンする。
また、ブラケット6が矢印A1方向に回動することに伴い、ラチェット41の下面の軸部43が、前記板ばね39の付勢力により山部9aから外れて谷部9bに下り、以って前記ラチェット41の当接部41bがキャンセルカム45の回転軌跡K内に進入する。
図4の状態で、ステアリングホールが指示方向と同じ右方向(矢印F1方向)に回転操作される、いわゆる順キャンセル動作がなされると、図5に示すように、前記キャンセルカム45がラチェット41の当接部41aに対して上方から当接する。すると、ラチェット41(の当接部41a)が軸部43、44を中心に矢印G1方向に回転し、これにより、前記キャンセルカム45が通過を許容される。また、ラチェット41の矢印G1方向への回動により、前記小ばね39aは伸び、小ばね39bは縮む。この場合は、操作レバー3及びブラケット6は、右折指示位置に保持されたままであり、車両用方向指示装置1の右折用スイッチもオンしたままである。
また、この図4の状態で、ステアリングホイールが操作レバー3の指示方向とは反対の右方向(矢印F2方向)へ回転される、いわゆるキャンセル動作がなされると、図6に示すように、前記キャンセルカム45がラチェット41の当接部41aに対して下方から当接する。すると、ラチェット41は軸部43、44を中心に矢印G2方向へ回転し、この結果小ばね39aは縮み、小ばね39bは伸びる。このとき、ラチェット41の後端における押圧部41bが、ラチェット収容部9における前記被押圧部9c、9cの一方(この場合、図6中、下方の被押圧部9c)に当接し、徐々にこれを押圧する。
そして、この押圧力が前記第2の節度機構23aの保持力を上回ると、前記節度ピース23が右折位置用保持部20から外れ、中立位置用谷部21へ復帰する。これにより、ブラケット6が矢印A2方向(ブラケット6を中立位置へ戻す方向)に回動し、ラチェット41の下面の軸部42も谷部9bから山部16aの頂点に復帰し、以って当該ラチェット41の当接部41aがキャンセルカム45の回転軌跡Kから退出し、図4に示す状態に戻る。これに伴い、車両用方向指示装置1の右折用スイッチはオフされる。
一方、例えば操作レバー3が右折指示位置に固定された状態で、ステアリングホイールが前記操作レバー3とは反対方向(矢印F2方向)に回転されることを許容する、いわゆる食いつき逃げ動作は、次のようになる。即ち、図7に示すように、ブラケット6が右折指示位置に固定された状態でキャンセルカム45がラチェット41の当接部41aに対し下方から当接し、前記ラチェット41を矢印G2方向へ回転させようとする。すると、ラチェット41の後端における押圧部41bが、ラチェット収容部9の被押圧部9c、9cの一方(この場合、図7中、下方の被押圧部9c)に当接するが、上記の通りブラケット6は右折指示位置に固定されており、前記押圧部41bがそれ以上被押圧部9cを押圧することができない。このため、ラチェット41は、押圧部41bと前記被押圧部9cとの当接点を中心として、矢印I1方向へ回動しようとする。
この結果、ラチェット41の軸部43、44には、前記矢印I1方向の荷重がかかる。そして、軸部43、44にかかる荷重が、(バックプレー33の)ばね36及び板ばね39のばね力を上回ると、ラチェット41は前記当接点を中心に前記矢印I1方向へ回動する。このとき、板ばね39aは縮み、板ばね39bは伸びる。また、バックプレート33がJ1方向へ移動する。
なお、操作レバー3と共にブラケット6が左折指示位置(図1中、矢印A2方向)へ回動されたときの動作は、上記した操作レバー3と共にブラケット6を右折指示位置へ回動させたときの動作と単に向きが逆になるだけであり、説明は省略する。
また、操作レバー3が、図1に示す矢印B1、B2方向へ操作された場合には、当該操作レバー3が第2の軸14を中心に同方向へ回動し、これに伴いディマ・パッシングスイッチが切り替えられるものである。
上記した実施例によれば、バックプレート33に、ラチェット軸支持部38を介して板ばね39を一体的に形成し、この板ばね39によりラチェット41を前記キャンセルカム方向へ付勢するようにした。従って、ラチェットスプリングを単独で設ける場合に比べて、前記車両用方向指示装置1を構成する部品点数低減し、組み立て時における作業性を優れたものとすることができる。また、バックプレート33と板ばね39とを一体的に形成することにより、コスト性にも優れた車両用方向指示装置1とすることができる。
また、板ばね39のラチェット保持部40、40によりラチェット41を保持すると共に、前記板ばね39をC字状の小板ばね39a、39bを突き合わせ、全体として略楕円形状となるように構成した。これにより、ラチェット41から板ばね39に対して作用する様々な方向からの力を極力分散して吸収することができので、各部品が疲労によって故障する等の事故が防止できる。
なお、上記実施例においては、バックプレート33及びラチェット軸支持部38、そして板ばね39を樹脂により一体的に形成したが、これに限定されるものではなく、金属で一体的に形成しもよく、板ばね39の断面も略楕円ではなく、略真円であったり或いは略矩形状であったりしてもよい。
本発明の一実施例を示すもので、車両方向指示装置の分解斜視図 車両用方向指示装置の全体構成を示す縦断側面図 操作レバーが中立位置にあるときのキャンセル機構の周辺部分の平面図 操作レバーが右折指示位置にあるときの図3相当図 順キャンセル動作を示す図3相当図 キャンセル動作を示す図3相当図 食いつき逃げ動作を示す図3相当図 従来例を示すもので、図1相当図
符号の説明
図面中、1は車両用方向指示装置、2はケース、3は操作レバー、6はブラケット、9cは被押圧部、23aは第2の節度手段(節度手段)、33はバックプレート、39は板ばね(付勢保持部材)、39aは小板ばね(付勢保持部材)、39は小板ばね(付勢保持部材)、40はラチェット保持部、41はラチェット、41aは当接部、41b押圧部、45はキャンセルカム、Kはキャンセルカムの軌跡である。

Claims (2)

  1. 操作レバーと共に回動するように設けられ、中立位置を中心として左折指示位置と右折指示位置との間で回動されるブラケットと、
    前記ブラケットを回動可能に支持するケースと、
    前記ブラケットを前記中立位置、左折指示位置、並びに右折指示位置に選択的に保持する節度手段と、
    前記操作レバーが前記左折指示位置或いは右折指示位置に位置された状態でステアリングホイールがその指示方向とは反対方向へ操作されたときに前記ステアリングホイールと共に回転されるキャンセルカムからの付勢力に基づいて前記操作レバーを前記中立位置へ戻す構成のキャンセル機構とを備えた車両用方向指示装置において、
    前記キャンセル機構は、
    前記ブラケットに設けられた一対の被押圧部と、
    前記被押圧部間に配置される押圧部と、前記操作レバーが前記左折指示位置或いは右折指示位置に保持されることに伴い前記キャンセルカムの軌跡上に進入する当接部とを有し、前記当接部が前記キャンセルカムの軌跡上に進入した状態で前記ステアリングホイールが前記操作レバーの指示位置とは反対方向に回転されることに伴い前記当接部が前記キャンセルカムに押圧されて回動し前記押圧部により前記被押圧部を押圧して前記ブラケットを中立位置に戻すラチェットと、
    前記ケースに移動可能に設けられ前記ラチェットを保持すると共に前記ラチェットを前記キャンセルカムの方向に向かって付勢すると共に同方向に伸縮可能な付勢保持部材を一体的に有し、前記操作レバーが前記左折指示位置或いは右折指示位置に固定された状態で前記ステアリングホイールがその指示方向と反対方向に回転されたときに、前記キャンセルカムにより押圧された前記ラチェットの回動力を受けて移動して前記キャンセルカムの通過を許容するバックプレートとを有して構成されていることを特徴とする車両用方向指示装置。
  2. 前記付勢保持部材は、全体として略楕円状となるように突き合せてなる一対の略C字状の板ばねを備えて構成され、前記板ばねの先端部にはラチェットを保持するラチェット保持部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の車両用方向指示装置。

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