JP6712532B2 - 方向指示機構 - Google Patents

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    • G05G2505/00Means for preventing, limiting or returning the movements of parts of a control mechanism, e.g. locking controlling member

Description

本発明は、車両に搭載される方向指示機構に関する。
特許文献1は、この種の方向指示機構の一例を開示している。当該方向指示機構は、回動部材とラチェットを備えている。回動部材は、ユーザによるレバーの操作に応じて、中立位置と左折指示位置の間、および当該中立位置と右折指示位置の間を回動可能とされている。ラチェットは、車両のステアリングシャフトに装着されたキャンセルカムの回動軌跡に対して進入および退避可能とされている。回動部材が中立位置にあるとき、ラチェットは、キャンセルカムの回動軌跡から退避している。
例えば、回動部材が中立位置から左折指示位置へ回動すると、ラチェットは、キャンセルカムの回動軌跡に進入する。このとき、ステアリングホイールの右転舵動作がなされると、キャンセルカムは、回動軌跡に進入しているラチェットを回動させる。ラチェットの回動に伴い、回動部材が左折指示位置から中立位置へ回動される。これにより、方向指示機構の左折指示動作がキャンセルされる。
米国特許第6069329号明細書
上述したラチェットの円滑な摺動および回動を実現するために、キャンセルカムの回動軌跡に対する進入および退避方向、ならびにラチェットの回動方向(すなわちキャンセルカムの回動軌跡に沿う方向)の双方と交差する方向へのラチェットの変位を規制する必要がある。特許文献1に記載された構成においては、案内部材にラチェットの摺動および回動を許容する案内溝が形成されており、当該案内溝の幅よりも広い幅を有する規制部材がラチェットに設けられている。これにより、当該摺動および回動方向と交差する向きへのラチェットの変位が規制されている。
このような構成の場合、案内部材にラチェットを組み付ける作業において、ラチェットの姿勢を変える操作が必要になる。具体的には、先ずラチェットの姿勢を規制部材の広幅方向が案内溝に沿うようにして規制部材に案内溝を通過させる。その後、規制部材の広幅方向が案内溝の延びる方向と交差するようにラチェットの姿勢を変更する。これにより、規制部材と案内溝が係止する。
しかしながら、部品同士の組み付け作業の自動化が進む中、上記のような姿勢変更は自動化の工程を複雑にし、製造コストが上昇する一因となる。
本発明は、方向指示機構の組み立て作業を効率化し、製造コストの上昇を抑制することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明がとりうる一態様は、車両に搭載される方向指示機構であって、
ユーザによる操作に応じて中立位置と方向指示位置の間で回動可能である回動部材と、
前記回動部材の回動に連動して、前記車両のステアリングシャフトに装着されたキャンセルカムの回動軌跡に進入する位置と当該回動軌跡から退避する位置との間で摺動可能であるラチェットと、
前記ラチェットの摺動を案内するとともに前記回動軌跡に沿う方向への前記ラチェットの変位を規制する溝を区画している第一規制部材と、
前記ラチェットに設けられており、前記ラチェットの摺動方向および前記回動軌跡に沿う方向の双方と交差する向きへの前記ラチェットの変位を規制する第二規制部材と、
を備えており、
前記溝の一端は、前記回動軌跡に向かって開口している。
このような構成によれば、ラチェットの摺動方向およびキャンセルカムの回動軌跡に沿う方向の双方と交差する向きへのラチェットの変位を規制する第二規制部材がラチェットに設けられていながらも、キャンセルカムの回動軌跡に沿う方向へのラチェットの変位を規制する第一規制部材に対するラチェットの組み付け作業を効率化できる。
すなわち、溝の一端がキャンセルカムの回動軌跡に向かって開口する開放端とされているため、開放端を通じて溝へラチェットの一部を進入させるのみで第一規制部材へのラチェットの組み付けが完了するとともに、第二規制部材によりラチェットの変位が規制される状態を成立させることができる。当該状態を成立させるためにラチェットの姿勢を変更する作業が不要であるため、組み付け工程の自動化が容易である。したがって、方向指示機構の組み立て作業を効率化し、製造コストの上昇を抑制できる。
上記の方向指示機構は、以下のように構成されうる。
前記回動軌跡へ向かう前記ラチェットの変位を規制する突起が、前記溝内に配置されている。
このような構成によれば、一旦ラチェットが第一規制部材に組み付けられた後、ラチェットが溝の開放端から脱落することを防止できる。特にラチェットの第一規制部材に対する組み付けが完了した後、これらがさらに他の部品に組み付けられて方向指示機構が製造される間、ラチェットが開放端から脱落することを防止できるため、組み付け作業を効率化できる。
すなわち、特にラチェットの第一規制部材への組み付け作業を効率化するために設けられた溝の開放端が、別の側面から方向指示機構の組み立て作業の効率化を阻害する事態を回避できる。
上記の方向指示機構は、以下のように構成されうる。
凹部と凸部の少なくとも一方を有する節度面を形成する節度面形成部材と、
前記回動部材の回動に伴って前記節度面に沿って変位することにより、前記回動部材を前記中立位置と前記方向指示位置のいずれかに保持する節度ピースと、
を備えており、
前記節度面形成部材と前記第一規制部材は、一体成型品である。
このような構成によれば、節度ピースの位置を規制する機能とラチェットの姿勢を規制する機能を一つの部品に集約できる。また、部品点数の増加を抑制できるため、方向指示機構の組み立て作業を効率化できる。
本発明によれば、方向指示機構の組み立て作業を効率化し、製造コストの上昇を抑制できる。
一実施形態に係る方向指示機構の外観を示す斜視図である。 図1の方向指示機構の一部を示す平面図である。 図2における線III−IIIに沿って矢印方向から見た断面を示す図である。 図1の方向指示機構の一部を示す平面図である。 図1の方向指示機構の一部を示す正面図である。 図1の方向指示機構の一部を示す斜視図である。 図1の方向指示機構の一部を示す斜視図である。 図1の方向指示機構の一部を示す平面図である。 図1の方向指示機構の一部を示す斜視図である。 図1の方向指示機構の動作を模式的に示す図である。 図1の方向指示機構の動作を模式的に示す図である。 図1の方向指示機構の動作を模式的に示す図である。
添付の図面を参照しつつ、実施形態例について以下詳細に説明する。以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするために縮尺を適宜変更している。
図1は、一実施形態に係る方向指示機構1の外観を示している。方向指示機構1は、車両に搭載される。具体的には、方向指示機構1は、車両の転舵を司るステアリングホイールに連結されたステアリングコラムの側方に配置される。
方向指示機構1は、レバー2を備えている。レバー2は、車両の転舵方向を示す方向指示灯を点消灯させるために運転者によって操作される。
方向指示機構1は、第一ケース11と第二ケース12を備えている。図2は、図1に示された状態から第一ケース11を取り外した構成を示している。図3は、図2における線III−IIIに沿って矢印方向から見た断面を示している。
方向指示機構1は、ブラケット3(回動部材の一例)を備えている。ブラケット3は、回動軸31を備えている。ブラケット3は、レバー2と連結されている。ブラケット3は、レバー2の操作に応じて、回動軸31を中心として図2における時計回りおよび反時計回りに回動する。
方向指示機構1は、節度ピース21とコイルばね22を備えている。節度ピース21は、レバー2の先端部に変位可能に連結されている。具体的には、図3に示されるように、レバー2に形成された摺動穴23内に、節度ピース21の一部とコイルばね22が配置されている。節度ピース21は、コイルばね22の弾性変形に伴い、レバー2の摺動穴23内を摺動可能とされている。
方向指示機構1は、節度面形成部材4を備えている。節度面形成部材4は、節度面41を形成している。節度面41は、節度ピース21に対向するように配置されている。コイルばね22は、節度ピース21を節度面41へ向けて付勢している。
図4は、図2に示される状態からレバー2および節度ピース21を取り外した構成を示す平面図である。図5は、同構成を示す正面図である。
節度面41は、凹部と凸部を有することによって、左折保持部411、右折保持部412、および中立保持部413を区画している。
図2から図4は、ブラケット3が中立位置にある状態を示している。このとき、節度ピース21は、節度面41の中立保持部413に配置されている。
図1から図5に示されるように、方向指示機構1は、ラチェット5を備えている。図6の(A)と図6の(B)は、ラチェット5の外観を示している。ラチェット5は、第一回動軸51、第二回動軸52、左折キャンセルカム部53、右折キャンセルカム部54、および係合突起55を備えている。
図2から図5に示されるように、方向指示機構1は、第一規制部材6を備えている。図7の(A)と図7の(B)は、節度面形成部材4および第一規制部材6の外観を示している。第一規制部材6は、第一腕部61と第二腕部62を備えている。第一腕部61と第二腕部62は、その間に案内溝63を区画している。第一腕部61は、第一突起611を有している。第二腕部62は、第二突起621を有している。第一突起611と第二突起621は、案内溝63内に配置されている。
図8と図9は、図4に示される状態から節度面形成部材4、ラチェット5、および第一規制部材6を取り外した構造を示している。
ブラケット3は、カム面形成突起32とカム溝33を備えている。カム面形成突起32は、カム溝33の一部を区画している。カム面形成突起32は、中立保持部321、左折カム面322、および右折カム面323を有している。中立保持部321は、左折カム面322と右折カム面323の境界に位置している。
第二ケース12は、カム面形成壁121を備えている。カム面形成壁121は、弧状のカム面122を形成するように延びている。カム面形成壁121は、カム面122がブラケット3のカム面形成突起32と対向するように配置されている。
より具体的には、カム面形成突起32の左折カム面322は、レバー2の操作に伴うブラケット3の回動位置に依らず、カム面形成壁121のカム面122のいずれかの部分と隣接している。同様に、カム面形成突起32の右折カム面323は、レバー2の操作に伴うブラケット3の回動位置に依らず、カム面形成壁121のカム面122のいずれかの部分と隣接している。
ブラケット3、ラチェット5、および第一規制部材6が組み付けられると、図3に示されるように、ラチェット5の第一回動軸51は、ブラケット3のカム溝33内に配置される。他方、図5に示されるように、ラチェット5の第二回動軸52は、第一規制部材6の案内溝63内に配置される。
図3から図5に示されるように、方向指示機構1は、押圧部材71とコイルばね72を備えている。図7の(A)と図7の(B)に示されるように、押圧部材71とコイルばね72は、第一規制部材6に組み付けられている。押圧部材71は、第一規制部材6の案内溝63に沿って摺動可能とされている。
図4、図5、図8、および図9に示されるブラケット3が中立位置にある状態において、押圧部材71は、コイルばね72の付勢力によってラチェット5の第二回動軸52を押圧している。これにより、ラチェット5は、ブラケット3から離れる方向へ付勢力を受けるが、ラチェット5の第一回動軸51がブラケット3のカム面形成突起32における中立保持部321が当接し、当該方向への変位を阻止される。結果として、ラチェット5は、図4に示される位置に保持される。
図1から図5に示されるように、方向指示機構1は、第二規制部材8を備えている。図6の(A)と図6の(B)に示されるように、第二規制部材8は、ラチェット5の第二回動軸52に設けられている。第一規制部材6の案内溝63の幅方向における第二規制部材8の幅寸法は、案内溝63の幅寸法よりも大きい。
次に、上記の構成に基づく方向指示動作について説明する。図10の(A)と図10の(B)は、ブラケット3が中立位置にある状態を示している。これらの図においては、各部品の形状は簡略化されている。
前述のように、ブラケット3が中立位置にあるとき、節度ピース21は、節度面41の中立保持部413に配置されている。押圧部材71は、ラチェット5を、車両のステアリングシャフト201に装着されたキャンセルカム202の回動軌跡203に向けて付勢している。しかしながら、ラチェット5の第一回動軸51がブラケット3のカム面形成突起32における中立保持部321に当接することによって同方向へのラチェット5の変位が阻止されており、ラチェット5の係合突起55は、キャンセルカム202の回動軌跡203から退避している。
右折時あるいは右車線への進路変更時には、図11の(A)と図11の(B)に示されるように、ブラケット3が回動軸31を中心として時計回りに回動するようにレバー2が操作される。
このとき、節度ピース21は、コイルばね22を圧縮するように(コイルばね22の付勢力に抗いつつ)レバー2の摺動穴23内を摺動する。したがって、ブラケット3の回動に伴い、節度ピース21の先端は、節度面41の中立保持部413と右折保持部412の間に形成された峰部を乗り越え、右折保持部412に向かって移動する。
他方、ラチェット5の第一回動軸51は、ブラケット3のカム面形成突起32における中立保持部321から右折カム面323に沿って移動する。第一回動軸51は、右折カム面323とこれに隣接する第二ケース12のカム面122に沿って導かれ、ステアリングシャフト201に接近する。そのため、ラチェット5は、コイルばね72の付勢力によってステアリングシャフト201に向かって前進する。
ブラケット3が右折指示位置(方向指示位置の一例)に到達すると、ラチェット5の係合突起55は、キャンセルカム202の回動軌跡203内に進入する。
他方、節度ピース21は、節度面41の右折保持部412の形状およびコイルばね22の付勢力によって右折保持部412に保持され、中立保持部413への復帰を阻止される。これにより、図示しないスイッチ機構を介して、車両の右折用方向指示器を点灯させるための信号が方向指示機構1から出力される。
図示を省略するが、左折時あるいは左車線への進路変更時には、ブラケット3が回動軸31を中心として図10の(A)と図10の(B)における反時計回りに回動するようにレバー2が操作される。
このとき、節度ピース21は、コイルばね22を圧縮するように(コイルばね22の付勢力に抗いつつ)レバー2の摺動穴23内を摺動する。したがって、ブラケット3の回動に伴い、節度ピース21の先端は、節度面41の中立保持部413と左折保持部411の間に形成された峰部を乗り越え、左折保持部411に向かって移動する。
他方、ラチェット5の第一回動軸51は、ブラケット3のカム面形成突起32における中立保持部321から左折カム面322に沿って移動する。第一回動軸51は、左折カム面322とこれに隣接する第二ケース12のカム面122に沿って導かれ、ステアリングシャフト201に接近する。そのため、ラチェット5は、コイルばね72の付勢力によってステアリングシャフト201に向かって前進する。
ブラケット3が左折指示位置(方向指示位置の一例)に到達すると、ラチェット5の係合突起55は、キャンセルカム202の回動軌跡203内に進入する。
他方、節度ピース21は、節度面41の左折保持部411の形状およびコイルばね22の付勢力によって左折保持部411に保持され、中立保持部413への復帰を阻止される。これにより、図示しないスイッチ機構を介して、車両の左折用方向指示器を点灯させるための信号が方向指示機構1から出力される。
次に、図12の(A)と図12の(B)を参照しつつ、方向指示のキャンセル動作について説明する。図11の(A)と図11の(B)に示されたブラケット3が右折指示位置にある状態において、ステアリングホイールが左回転(反時計回りの回転)されると、右折指示動作のキャンセルが行なわれる。
具体的には、ステアリングホイールの左回転に伴い、ステアリングシャフト201に装着されたキャンセルカム202が反時計回りに回動し、回動軌跡203に進入しているラチェット5の係合突起55と係合する。ラチェット5は、回動軌跡203に平行な面内において第一回動軸51と第二回動軸52を中心として回動可能とされている。したがって、反時計回りに回動するキャンセルカム202の通過を許容するように、ラチェット5は、第一回動軸51と第二回動軸52を中心として時計回りに回動する。
図3に示されるように、方向指示機構1は、緩衝部材91とコイルばね92を備えている。緩衝部材91とコイルばね92は、ブラケット3に組み付けられている。具体的には、図8に示されるように、ブラケット3は、一対の案内壁34を備えている。一対の案内壁34は、破線で示される案内溝35を区画している。各案内壁34は、上方に開口するとともに案内溝35と連通する切欠部341を有している。緩衝部材91は、一対の係止片911を有している。緩衝部材91は、各係止片911を対応する切欠部341から案内溝35内に進入させることにより、一対の案内壁34の間に配置されるとともに、案内溝35に沿って摺動可能とされる。
図8と図9に示されるように、緩衝部材91の先端は、ブラケット3のカム溝33に対向している。図3に示されるように、コイルばね92は、カム溝33内に配置されたラチェット5の第一回動軸51に向かって緩衝部材91を付勢している。緩衝部材91の各係止片911は、案内溝35の前端に当接することにより、カム溝33へ向かう動きが規制される。また、緩衝部材91は、各係止片911が対応する案内壁34と係止することにより、上方への離脱が防止される。
上記したラチェット5の時計回りの回動に伴い、右折キャンセルカム部54が緩衝部材91に当接し、回動軸31を中心とした反時計回りの回動力をブラケット3に付与する。コイルばね92の付勢力は、当該回動力によっては緩衝部材91が変位しない程度に設定されている。そのため、ラチェット5から緩衝部材91を通じて付与される回動力によって、ブラケット3は、回動軸31を中心として反時計回りに回動する。
これに伴い、節度面41の右折保持部412における節度ピース21の保持が解除される。節度ピース21は、節度面41の中立保持部413と右折保持部412の間に形成された峰部を乗り越え、中立保持部413に向かって移動する。
他方、ラチェット5の第一回動軸51は、第二ケース12のカム面122とこれに隣接するカム面形成突起32の右折カム面323に沿って移動し、中立保持部321に至る。これにより、ラチェット5は、コイルばね72の付勢力に抗いつつステアリングシャフト201から引き離される。
ブラケット3が図10の(A)と図10の(B)に示される中立位置に復帰すると、車両の右折用方向指示器を点灯させるための信号の出力が停止される。
レバー2に右転舵のための操作力が加えられた状態で、運転者がステアリングホイールを左回転させる場合がある。この場合においても、反時計回りに回動するキャンセルカム202によって、ラチェット5が時計回りに回動され、右折キャンセルカム部54が緩衝部材91に当接する。ブラケット3は、レバー2に加えられた操作力によって右折指示位置に保持されているため、緩衝部材91には通常の右折キャンセル操作よりも大きな力がラチェット5から加わる。
コイルばね92は、このような力に対しては圧縮変形するように構成されている。したがって、緩衝部材91は、ラチェット5から退避するように変位する。これにより、ブラケット3は、右折指示位置に保持されたまま、ラチェット5が時計回りの回動を継続する。これにより、右転舵のための操作力がレバー2から入力されていながら、左転舵のための操作力がステアリングシャフト201から入力されることによる機構の損傷が防止される。
図示を省略するが、ブラケット3が左折指示位置にある状態において、ステアリングホイールが右回転(時計回りの回転)されると、左折指示動作のキャンセルが行なわれる。
具体的には、ステアリングホイールの右回転に伴い、ステアリングシャフト201に装着されたキャンセルカム202が時計回りに回動し、回動軌跡203に進入しているラチェット5の係合突起55と係合する。したがって、時計回りに回動するキャンセルカム202の通過を許容するように、ラチェット5は、第一回動軸51と第二回動軸52を中心として反時計回りに回動する。
これにより、ラチェット5の左折キャンセルカム部53が緩衝部材91に当接し、回動軸31を中心とした時計回りの回動力をブラケット3に付与する。コイルばね92の付勢力は、当該回動力によっては緩衝部材91が変位しない程度に設定されている。そのため、ラチェット5から緩衝部材91を通じて付与される回動力によって、ブラケット3は、回動軸31を中心として時計回りに回動する。
これに伴い、節度面41の左折保持部411における節度ピース21の保持が解除される。節度ピース21は、節度面41の中立保持部413と左折保持部411の間に形成された峰部を乗り越え、中立保持部413に向かって移動する。
他方、ラチェット5の第一回動軸51は、第二ケース12のカム面122とこれに隣接するカム面形成突起32の左折カム面322に沿って移動し、中立保持部321に至る。これにより、ラチェット5は、コイルばね72の付勢力に抗いつつステアリングシャフト201から引き離される。
ブラケット3が図10の(A)と図10の(B)に示される中立位置に復帰すると、車両の左折用方向指示器を点灯させるための信号の出力が停止される。
レバー2に左転舵のための操作力が加えられた状態で、運転者がステアリングホイールを右回転させる場合がある。この場合においても、時計回りに回動するキャンセルカム202によって、ラチェット5が反時計回りに回動され、左折キャンセルカム部53が緩衝部材91に当接する。ブラケット3は、レバー2に加えられた操作力によって右折指示位置に保持されているため、緩衝部材91には通常の左折キャンセル操作よりも大きな力がラチェット5から加わる。
コイルばね92は、このような力に対しては圧縮変形するように構成されている。したがって、緩衝部材91は、ラチェット5から退避するように変位する。これにより、ブラケット3は、左折指示位置に保持されたまま、ラチェット5が反時計回りの回動を継続する。これにより、左転舵のための操作力がレバー2から入力されていながら、右転舵のための操作力がステアリングシャフト201から入力されることによる機構の損傷が防止される。
前述のように、ブラケット3(回動部材の一例)は、ユーザによるレバー2の操作に応じて中立位置と左折指示位置または右折指示位置の間で回動可能である。ラチェット5は、ブラケット3の回動に連動して、車両のステアリングシャフト201に装着されたキャンセルカム202の回動軌跡203に進入する位置と回動軌跡203から退避する位置との間で摺動可能である。
第一規制部材6の案内溝63は、ラチェット5の上記摺動を案内するとともに、キャンセルカム202の回動軌跡203に沿う方向へのラチェット5の変位を規制している。ラチェット5に設けられた第二規制部材8は、ラチェット5の摺動方向およびキャンセルカム202の回動軌跡203に沿う方向の双方と交差する向きへのラチェット5の変位を規制している。これにより、方向指示動作時や方向指示のキャンセル動作時におけるラチェット5の姿勢が安定する。
本実施形態においては、案内溝63の一端が、キャンセルカム202の回動軌跡203に向かって開口している。換言すると、案内溝63は、開放端631を有している。
このような構成によれば、ラチェット5の摺動方向およびキャンセルカム202の回動軌跡203に沿う方向の双方と交差する向きへのラチェット5の変位を規制する第二規制部材8がラチェット5に設けられていながらも、キャンセルカム202の回動軌跡203に沿う方向へのラチェット5の変位を規制する第一規制部材6に対するラチェット5の組み付け作業を効率化できる。
すなわち、案内溝63の一端が開放端631とされているため、開放端631を通じて案内溝63へラチェット5の第二回動軸52を進入させるのみで第一規制部材6へのラチェット5の組み付けが完了するとともに、第二規制部材8によりラチェット5の変位が規制される状態を成立させることができる。当該状態を成立させるためにラチェット5の姿勢を変更する作業が不要であるため、組み付け工程の自動化が容易である。したがって、方向指示機構1の組み立て作業を効率化し、製造コストの上昇を抑制できる。
図7の(A)と図7の(B)を参照して説明したように、第一規制部材6は、第一突起611と第二突起621を備えている。第一突起611と第二突起621は、案内溝63内に配置されており、キャンセルカム202の回動軌跡203に向かうラチェット5の変位を規制している。
第一規制部材6の第一腕部61と第二腕部62は、案内溝63の幅が広がる方向へ僅かに撓み変形可能とされている。ラチェット5を第一規制部材6に組み付ける際には、ラチェット5の第二回動軸52を第一突起611と第二突起621に押し付けることにより、案内溝63の幅が広がるように第一腕部61と第二腕部62を撓み変形させる。第二回動軸52が開放端631を通じて案内溝63に進入すると、第一腕部61と第二腕部62が元の状態に復帰し、第一突起611と第二突起621による上記の規制が可能な状態が成立する。
このような構成によれば、一旦ラチェット5が第一規制部材6に組み付けられた後、ラチェット5が案内溝63の開放端631から脱落することを防止できる。特にラチェット5の第一規制部材6に対する組み付けが完了した後、これらがさらに他の部品に組み付けられて方向指示機構1が製造される間、ラチェット5が開放端631から脱落することを防止できるため、組み付け作業を効率化できる。
すなわち、特にラチェット5の第一規制部材6への組み付け作業を効率化するために設けられた案内溝63の開放端631が、別の理由で方向指示機構1の組み立て作業の効率化を阻害する事態を回避できる。
前述のように、節度面形成部材4は、節度面41を形成している。節度ピース21は、ブラケット3の回動に伴って節度面41に沿って変位することにより、ブラケット3を中立位置、左折指示位置、および右折指示位置のいずれかに保持する。
図7の(A)と図7の(B)に示されるように、本実施形態においては、節度面形成部材4と第一規制部材6は一体成型品である。
このような構成によれば、節度ピース21の位置を規制する機能とラチェット5の姿勢を規制する機能を一つの部品に集約できる。また、部品点数の増加を抑制できるため、方向指示機構1の組み立て作業を効率化できる。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための例示にすぎない。上記の実施形態に係る構成は、本発明の趣旨を逸脱しなければ、適宜に変更・改良されうる。また、等価物が本発明の技術的範囲に含まれることは明らかである。
ラチェット5、およびラチェット5に設けられる第二規制部材8の形状は、上記の実施形態に限定されない。ラチェット5の摺動方向およびキャンセルカム202の回動軌跡203に沿う方向の双方と交差する向きへのラチェット5の変位を規制可能であれば、ラチェット5と第二規制部材8の形状は適宜に選択されうる。
上記の実施形態においては、第一規制部材6において、第一突起611と第二突起621が案内溝63内に配置されている。しかしながら、キャンセルカム202の回動軌跡203に向かうラチェット5の変位を規制できれば、第一突起611と第二突起621の一方のみが設けられた構成も採用されうる。
1:方向指示機構、21:節度ピース、3:ブラケット、4:節度面形成部材、41:節度面、5:ラチェット、6:第一規制部材、611:第一突起、621:第二突起、63:案内溝、631:開放端、8:第二規制部材、201:ステアリングシャフト、202:キャンセルカム、203:回動軌跡

Claims (3)

  1. 車両に搭載される方向指示機構であって、
    ユーザによる操作に応じて中立位置と方向指示位置の間で回動可能である回動部材と、
    前記回動部材の回動に連動して、前記車両のステアリングシャフトに装着されたキャンセルカムの回動軌跡に進入する位置と当該回動軌跡から退避する位置との間で摺動可能であるラチェットと、
    前記ラチェットの摺動を案内するとともに前記回動軌跡に沿う方向への前記ラチェットの変位を規制する溝を区画している第一規制部材と、
    前記ラチェットに設けられており、前記ラチェットの摺動方向および前記回動軌跡に沿う方向の双方と交差する向きへの前記ラチェットの変位を規制する第二規制部材と、
    を備えており、
    前記溝の一端は、前記回動軌跡に向かって開口している、
    方向指示機構。
  2. 前記回動軌跡へ向かう前記ラチェットの変位を規制する突起が、前記溝内に配置されている、
    請求項1に記載の方向指示機構。
  3. 凹部と凸部の少なくとも一方を有する節度面を形成する節度面形成部材と、
    前記回動部材の回動に伴って前記節度面に沿って変位することにより、前記回動部材を前記中立位置と前記方向指示位置のいずれかに保持する節度ピースと、
    を備えており、
    前記節度面形成部材と前記第一規制部材は、一体成型品である、
    請求項1または2に記載の方向指示機構。
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