JP2017100663A - 方向指示機構 - Google Patents

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圭司 三坂
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宏康 後藤
浩之 内藤
Hiroyuki Naito
浩之 内藤
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Abstract

【課題】方向指示機構の大型化を抑制しつつ、いわゆる逆点灯現象の発生を防止する。【解決手段】ブラケット3が左折指示位置にあるとき、節度ピース4は、節度面6と第一解除部材71によって形成される段差75に保持される。この状態でキャンセルカム92によりラチェット8が回動されると、第一解除部材71は、節度ピース4を節度面に向けて付勢している弾性部材の付勢力に抗いつつ変位して、段差75における節度ピース4の保持を解除する。節度面6は、段差75における保持を解除された節度ピース4を弾性部材の付勢力を利用して中立保持部65へ導く第一ガイド面63を有している。【選択図】図6

Description

本発明は、車両に搭載される方向指示機構に関する。
特許文献1は、この種の方向指示機構の一例であるターンシグナルスイッチを開示している。ターンシグナルスイッチは、操作レバー、スイッチ作動体、節度ピン、バネ、節度凹凸部、およびカム体を備えている。操作レバーは、車両の転舵方向に応じて運転者により操作される。スイッチ作動体は、操作レバーの操作に応じて、中立位置と左折指示位置の間、および当該中立位置と右折指示位置の間を回動可能とされている。節度ピンは、スイッチ作動体に対して変位可能に連結されている。節度凹凸部は、節度ピンに対向するように配置されている。バネは、節度ピンを節度凹凸部へ向けて付勢している。節度凹凸部は、中立保持部、左折保持部、および右折保持部を備えている。カム体は、車両のステアリングシャフトに装着されたキャンセルカムの回動軌跡に対して進入および退避可能とされている。スイッチ作動体が中立位置にあるとき、節度ピンは、節度凹凸部の中立保持部に配置される。このとき、カム体は、キャンセルカムの回動軌跡から退避している。
例えば、スイッチ作動体が中立位置から左折指示位置へ回動すると、カム体は、キャンセルカムの回動軌跡に進入する。このとき、節度ピンは、バネの付勢力に抗うように変位しつつ、節度凹凸部の中立保持部から左折保持部へ移動する。スイッチ作動体が左折指示位置に到達すると、節度ピンは、節度凹凸部の左折保持部に配置される。左折保持部は、バネの付勢力によって節度ピンが中立保持部へ戻るのを阻止するように構成されている。
スイッチ作動体が左折指示位置にあるときにステアリングホイールの右転舵動作がなされると、キャンセルカムは、回動軌跡に進入しているカム体を回動させる。カム体の回動に伴い、スイッチ作動体が左折指示位置から中立位置へ回動される。節度ピンは、バネの付勢力に抗うように変位しつつ、節度凹凸部の左折保持部から離脱する。左折保持部における保持を解除された節度ピンは、バネの付勢力によって節度凹凸部の中立保持部へ戻る。これにより、ターンシグナルスイッチの左折指示動作がキャンセルされる。
特開平8−167345号公報
特許文献1に記載されたターンシグナルスイッチにおいては、キャンセルカムとの係合により回動されるカム体がスイッチ作動体を中立位置に向けて回動させる。すなわち、カム体の回動速度がスイッチ作動体の回動速度に直接的に反映される。そのため、ステアリングホイールが高速で操作された場合、キャンセルカムとカム体を介して回動されるスイッチ作動体の速度が上がり、中立位置を越えて逆方向の指示位置(上記の例の場合は右折方向指示位置)に到達してしまう場合がある。この現象は、逆点灯と称される。
特許文献1に記載されたターンシグナルスイッチは、スライダをさらに備えている。スライダは、カム体とブラケットの間に介在している。例えば、運転者が操作レバーを右折指示位置に保持した状態(スイッチ作動体が右折指示位置に保持された状態)でステアリングホイールの左転舵動作がなされると、右折指示位置に保持されているスイッチ作動体に対して中立位置へ復帰させようとする力が、カム体から入力される。相反する力によって機構が損傷することを防ぐため、スライダは、カム体から入力される力を逃がすように変位する。これにより、操作レバーは右折指示位置に保持されたまま、カム体は、右折指示動作をキャンセルする方向への回動を許容される。
スライダは、キャンセルカム、カム体、スイッチ作動体の回動面に平行に延びる面内において平行移動するように構成されている。平行移動の向きは、操作レバーの軸線方向に概ね直交している。スライダの変位を許容するスペースを確保する必要があるため、同方向における構造の大型化が避けられない。
本発明は、方向指示機構の大型化を抑制しつつ、いわゆる逆点灯現象の発生を防止することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明がとりうる一態様は、車両に搭載される方向指示機構であって、
レバーと、
前記レバーの操作に応じて、中立位置と方向指示位置の間で回動可能とされている回動部材と、
前記回動部材に対して変位可能に連結されている節度ピースと、
前記節度ピースに対向するように配置されており、中立保持部を含んでいる節度面と、
前記節度ピースを前記節度面に向けて付勢している弾性部材と、
前記回動部材の回動に連動して、前記車両のステアリングシャフトに装着されたキャンセルカムの回動軌跡に対して進入および退避可能とされており、かつ回動可能とされているラチェットと、
を備えており、
前記回動部材が前記中立位置にあるとき、前記節度ピースは前記節度面の前記中立保持部に配置されるとともに、前記ラチェットは前記回動軌跡から退避しており、
前記回動部材が前記中立位置から前記方向指示位置へ回動すると、前記ラチェットが前記回動軌跡内に進入するとともに、前記節度ピースが前記節度面の前記中立保持部から移動し、
前記回動部材が前記方向指示位置にあるとき、前記節度ピースは、前記節度面の一部に保持され、
前記節度面の一部に隣接して配置されており、前記節度面に対して変位可能である解除部材をさらに備えており、
前記回動部材が前記方向指示位置にあるときに前記キャンセルカムにより前記ラチェットが回動されると、前記解除部材は、前記ラチェットの回動に伴って前記弾性部材の付勢力に抗いつつ変位して前記節度ピースの保持を解除し、
前記節度面は、保持を解除された前記節度ピースを前記弾性部材の付勢力を利用して前記中立保持部へ導くガイド面を有している。
前記解除部材の変位は、ラチェットの一部が接触することによって行なわれてもよいし、カム部材が介在することによりなされてもよい。
このような構成によれば、ラチェットの回動速度が回動部材の回動速度に直接的に反映されないようにできる。ステアリングホイールが高速で操作され、キャンセルカムによってラチェットが高速で回動されても、その速度が直接的に反映されるのは解除部材が変位する過程までである。節度ピースの保持が解除部材の変位により解除された後は、節度ピースは、節度面のガイド面の形状と弾性部材の付勢力によって定まる一定の速度で中立保持部へ移動する。したがって、回動部材は、キャンセルカムの回動速度に依らず、一定の速度で中立位置へ復帰する。これにより、いわゆる逆点灯現象を防止できる。
ある方向への転舵のための操作力がレバーに加えられた状態で、運転者がステアリングホイールを逆転舵方向へ回転させる場合がある。この場合においても、逆転舵方向に回動するキャンセルカムによって、ラチェットが回動され、解除部材が変位する。しかしながら、解除部材が節度ピースの保持を解除しても、回動部材は、レバーに加えられている操作力によって方向指示位置に保持されたままであり、節度ピースの中立保持部への復帰は行なわれない。
したがって、逆転舵方向に回動するキャンセルカムから入力される力は、ラチェットの回動と弾性部材の弾性変形によって吸収される。これにより、ある方向への転舵のための操作力がレバーから入力されていながら、逆転舵のための操作力がステアリングシャフトから入力されることによる機構の損傷が防止される。すなわち、この効果を得るためだけに付加的な機構(特許文献1に記載されたスライダなどの機構)を必要としない。したがって、方向指示機構の大型化を抑制できる。
本発明によれば、方向指示機構の大型化を抑制しつつ、いわゆる逆点灯現象の発生を防止できる。
第一実施形態に係る方向指示機構の一部を示す横断面図である。 図1の方向指示機構の一部を示す縦断面図である。 図1の方向指示機構の方向指示動作を説明する図である。 図1の方向指示機構の方向指示動作を説明する図である 図1の方向指示機構の方向指示動作を説明する図である。 図1の方向指示機構の方向指示キャンセル動作を説明する図である。 図1の方向指示機構の方向指示キャンセル動作を説明する図である。 第二実施形態に係る方向指示機構の一部を示す横断面図である。 図8の方向指示機構の一部を示す図である。 図8の方向指示機構の方向指示動作を説明する図である。 図8の方向指示機構の方向指示動作を説明する図である 図8の方向指示機構の方向指示動作を説明する図である。 図8の方向指示機構の方向指示キャンセル動作を説明する図である。 図8の方向指示機構の方向指示キャンセル動作を説明する図である。
添付の図面を参照しつつ、実施形態例について以下詳細に説明する。以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするために縮尺を適宜変更している。
図1は、第一実施形態に係る方向指示機構1の一部を断面で示す平面図である。以降の説明に用いられる「時計回り」「反時計回り」という表現は、図1における方向を基準とする。
図2の(A)は、図1における線IIA−IIAに沿って方向指示機構1の一部を矢印方向から見た断面図である。図2の(B)は、図1における線IIB−IIBに沿って方向指示機構1の一部を矢印方向から見た断面図である。図2の(C)は、図1における線IIC−IICに沿って方向指示機構1の一部を矢印方向から見た断面図である。図1に示される断面は、図2の(A)から(C)の各々における線I−Iに沿って方向指示機構1の一部を矢印方向から見た断面に対応している。
方向指示機構1は、車両に搭載される。具体的には、車両の転舵を司るステアリングホイールに連結されたステアリングホイールの側方に配置される。
方向指示機構1は、レバー2を備えている。レバー2は、車両の転舵方向を示す方向指示灯を点消灯させるために運転者によって操作される。
図2の(A)から(C)に示されるように、方向指示機構1は、ブラケット3(回動部材の一例)、第一ケース11、および第二ケース12を備えている。図2の(A)に示されるように、ブラケット3は、一対の回動軸31を備えている。ブラケット3は、レバー2と連結されている。ブラケット3は、第一ケース11と第二ケース12によって挟持される。ブラケット3は、レバー2の操作に応じて、一対の回動軸31を中心として図1における時計回りおよび反時計回りに回動する。
方向指示機構1は、節度ピース4とコイルばね5(弾性部材の一例)を備えている。節度ピース4は、ブラケット3に対して変位可能に連結されている。具体的には、図2の(A)に示されるように、ブラケット3に形成された摺動穴32内に、節度ピース4の一部とコイルばね5が配置されている。節度ピース4は、コイルばね5の弾性変形に伴い、ブラケット3の摺動穴32内を摺動可能とされている。
方向指示機構1は、節度面6を備えている。本実施形態においては、節度面6は、第二ケース12の一部として設けられている。節度面6は、節度ピース4に対向するように配置されている。コイルばね5は、節度ピース4を節度面6へ向けて付勢している。
図1に示されるように、節度面6は、第一端部61、第二端部62、第一ガイド面63、第二ガイド面64、および中立保持部65を含んでいる。第一ガイド面63は、第一端部61に連続している斜面である。第二ガイド面64は、第二端部62に連続している斜面である。第一ガイド面63と第二ガイド面64は、谷部を形成するように接続されている。当該谷部によって中立保持部65が区画されている。
方向指示機構1は、第一解除部材71と第二解除部材72を備えている。第一解除部材71は、節度面6の第一端部61に隣接して配置されている。第二解除部材72は、節度面6の第二端部62に隣接して配置されている。
方向指示機構1は、第一コイルばね73を備えている。第一コイルばね73は、第一解除部材71をブラケット3に向かって付勢している。第一解除部材71は、第一コイルばね73の弾性変形に伴って節度面6に対して変位可能である。第一解除部材71は、第一傾斜面71aを有している。無負荷状態において、第一傾斜面71aは、節度面6の第一ガイド面63と同一平面をなすように配置されている。第一コイルばね73の弾性変形に伴い、第一解除部材71は、第一傾斜面71aが第一ガイド面63から後退するように変位する。
方向指示機構1は、第二コイルばね74を備えている。第二コイルばね74は、第二解除部材72をブラケット3に向かって付勢している。第二解除部材72は、第二コイルばね74の弾性変形に伴って節度面6に対して変位可能である。第二解除部材72は、第二傾斜面72aを有している。無負荷状態において、第二傾斜面72aは、節度面6の第二ガイド面64と同一平面をなすように配置されている。第二コイルばね74の弾性変形に伴い、第二解除部材72は、第二傾斜面72aが第二ガイド面64から後退するように変位する。
方向指示機構1は、ラチェット8を備えている。図2の(A)に示されるように、ラチェット8は、第一回動軸81を備えている。他方、図1に破線で示されるように、ブラケット3は、ラチェット当接面33を有している。ラチェット8の第一回動軸81は、ラチェット当接面33に当接するように、ブラケット3により保持されている。また、図2の(A)に示されるように、ラチェット8は、第二回動軸82を備えている。他方、第二ケース12には溝12aが形成されている。ラチェット8の第二回動軸82は、溝12a内を摺動可能に第二ケース12に保持されている。
図2の(A)に示されるように、ラチェット8は、溝83を有している。溝83内にはコイルばね84が配置されている。図1において二点鎖線で示されるように、コイルばね84の両端は、第一ケース11に係合されている。これにより、コイルばね84は、ラチェット8をブラケット3のラチェット当接面33に向けて付勢している。コイルばね84は、板ばねで置き換えられうる。
次に、図3から図5を参照しつつ、上記の構成に基づく方向指示動作について説明する。これらの図面においては、見やすさを優先するために、断面を示すハッチング線とコイルばね84の図示が省略されている。ブラケット3は、図3に示される中立位置と図4に示される左折指示位置(方向指示位置の一例)の間で、一対の回動軸31を中心として回動可能である。また、ブラケット3は、図3に示される中立位置と図5に示される右折指示位置(方向指示位置の一例)の間で、一対の回動軸31を中心として回動可能である。
ブラケット3のラチェット当接面33は、第一当接面33a、第二当接面33b、第三当接面33c、および第四当接面33dを含んでいる。第一当接面33aと第二当接面33bは、第一谷部33eを形成するように接続されている。第三当接面33cと第四当接面33dは、第二谷部33fを形成するように接続されている。第一当接面33aと第三当接面33cは、峰部33gを形成するように接続されている。
ラチェット8は、係合突起85を備えている。ブラケット3が中立位置にあるとき、ラチェット8の第一回動軸81は、ラチェット当接面の峰部33gに配置されている。このとき、係合突起85は、車両のステアリングシャフト201に装着されたキャンセルカム202の回動軌跡203から退避している。
ブラケット3が中立位置にあるとき、節度ピース4は、節度面6の中立保持部65に配置されている。節度面6の第一ガイド面63の斜度、第二ガイド面64の斜度、およびコイルばね5の付勢力は、レバー2に操作力が加えられていない状態において節度ピース4が自動的に中立保持部65へ導かれるように設定されている。
左折時あるいは左車線への進路変更時には、回動軸31を中心としてブラケット3が反時計回りに回動するようにレバー2が操作される。ブラケット3の回動に伴い、節度ピース4は、節度面6の第一端部61に向かって第一ガイド面63上を移動する。レバー2には左転舵のための操作力が加えられているため、節度ピース4は、コイルばね5を圧縮するようにブラケット3の摺動穴32内を摺動する。
他方、ラチェット8の第一回動軸81は、ラチェット当接面33の峰部33gから第一谷部33eに向かって第一当接面33aに沿って移動する。ラチェット8は、コイルばね84の付勢力によってステアリングシャフト201に向かって前進する。
ブラケット3が図4に示される左折指示位置に到達すると、ブラケット3の回動は、第二ケース12の内壁(あるいは当該内壁に設けられた突起などの規制部材)によって規制される。このとき、ラチェット8の係合突起85は、キャンセルカム202の回動軌跡203内に進入する。
他方、節度ピース4は、節度面6の第一端部61に隣接している第一解除部材71に当接する。コイルばね5の付勢力は、第一コイルばね73の付勢力よりも大きく設定されているため、節度ピース4は、コイルばね5の弾性復帰力により、第一コイルばね73を圧縮するように第一解除部材71を変位させる。第一傾斜面71aが節度面6の第一ガイド面63から後退することにより、節度面6の第一端部61と第一解除部材71によって段差75が形成される。節度ピース4は、段差75によって保持されることにより、中立保持部65への復帰を阻止される。
これにより、図示しないスイッチ機構を介して、車両の左折用方向指示器を点灯させるための信号が方向指示機構1から出力される。
右折時あるいは右車線への進路変更時には、回動軸31を中心としてブラケット3が時計回りに回動するようにレバー2が操作される。ブラケット3の回動に伴い、節度ピース4は、節度面6の第二端部62に向かって第二ガイド面64上を移動する。レバー2には右転舵のための操作力が加えられているため、節度ピース4は、コイルばね5を圧縮するようにブラケット3の摺動穴32内を摺動する。
他方、ラチェット8の第一回動軸81は、ラチェット当接面33の峰部33gから第二谷部33fに向かって第三当接面33cに沿って移動する。ラチェット8は、コイルばね84の付勢力によってステアリングシャフト201に向かって前進する。
ブラケット3が図5に示される右折指示位置に到達すると、ブラケット3の回動は、第二ケース12の内壁(あるいは当該内壁に設けられた突起などの規制部材)によって規制される。このとき、ラチェット8の係合突起85は、キャンセルカム202の回動軌跡203内に進入する。
他方、節度ピース4は、節度面6の第二端部62に隣接している第二解除部材72に当接する。コイルばね5の付勢力は、第二コイルばね74の付勢力よりも大きく設定されているため、節度ピース4は、コイルばね5の弾性復帰力により、第二コイルばね74を圧縮するように第二解除部材72を変位させる。第二傾斜面72aが節度面6の第二ガイド面64から後退することにより、節度面6の第二端部62と第二解除部材72によって段差76が形成される。節度ピース4は、段差76によって保持されることにより、中立保持部65への復帰を阻止される。
これにより、図示しないスイッチ機構を介して、車両の右折用方向指示器を点灯させるための信号が方向指示機構1から出力される。
次に、図6と図7を参照しつつ、方向指示のキャンセル動作について説明する。これらの図面においては、見やすさを優先するために、断面を示すハッチング線とコイルばね84の図示が省略されている。
図4に示されたブラケット3が左折指示位置にある状態において、ステアリングホイールが右回転(時計回りの回転)されると、左折指示動作のキャンセルが行なわれる。
具体的には、図6に示されるように、ステアリングホイールの右回転に伴い、ステアリングシャフト201に装着されたキャンセルカム202が時計回りに回動し、回動軌跡203に進入しているラチェット8の係合突起85と係合する。ラチェット8は、回動軌跡203に平行な面内において第一回動軸81と第二回動軸82を中心として回動可能とされている。したがって、反時計回りに回動するキャンセルカム202の通過を許容するように、ラチェット8は、第一回動軸81と第二回動軸82を中心として反時計回りに回動する。
ラチェット8は、第一腕部86を備えている。図2の(B)と(C)にも示されるように、第一腕部86は、ラチェット8の反時計回りの回動に伴い、第一解除部材71に接触可能に配置されている。ラチェット8を介して伝達されるキャンセルカム202の回動力は、節度ピース4を介して第一解除部材71を節度面6から後退させているコイルばね5の付勢力よりも大きい。したがって、図6に示されるように、ラチェット8の反時計回りの回動に伴い、第一解除部材71は、コイルばね5の付勢力に抗いつつ、第一腕部86によって元の位置へ押し戻される。
レバー2に操作力が加えられていない状態で、第一解除部材71の第一傾斜面71aが節度面6の第一ガイド面63と同一平面をなす位置まで復帰すると、節度ピース4は、コイルばね5の弾性復帰力と第一ガイド面63の斜度によって定まる速度で、節度面6の中立保持部65に向かって自律的に移動する。これにより、ブラケット3は、回動軸31を中心として時計回りに回動し、図6に示された左折指示位置から図3に示された中立位置へ復帰する。したがって、車両の左折用方向指示器を点灯させるための信号の出力が停止される。
このような構成によれば、ラチェット8の回動速度がブラケット3の回動速度に直接的に反映されないようにできる。ステアリングホイールが高速で操作され、キャンセルカム202によってラチェット8が高速で反時計回りに回動されても、その速度が直接的に反映されるのは第一解除部材71が押し戻される過程までである。第一解除部材71が元の位置に復帰した後は、節度ピース4は、節度面6の第一ガイド面63の斜度とコイルばね5の付勢力によって定まる一定の速度で中立保持部65へ移動する。したがって、ブラケット3は、キャンセルカム202の回動速度に依らず、一定の速度で中立位置へ復帰する。これにより、いわゆる逆点灯現象を防止できる。
レバー2に左転舵のための操作力が加えられた状態で、運転者がステアリングホイールを右回転させる場合がある。この場合においても、時計回りに回動するキャンセルカム202によって、ラチェット8が反時計回りに回動され、第一腕部86によって第一解除部材71の押し戻しが行なわれる。しかしながら、第一解除部材71の第一傾斜面71aが節度面6の第一ガイド面63と同一平面をなす位置まで復帰しても、ブラケット3は、レバー2に加えられている操作力によって左折指示位置に保持されたままであり、節度ピース4の中立保持部65への復帰は行なわれない。
したがって、時計回りに回動するキャンセルカム202から入力される力は、ラチェット8の反時計回りの回動とコイルばね5の弾性変形によって吸収される。これにより、左転舵のための操作力がレバー2から入力されていながら、右転舵のための操作力がステアリングシャフト201から入力されることによる機構の損傷が防止される。すなわち、この効果を得るためだけに付加的な機構(特許文献1に記載されたスライダなどの機構)を必要としない。したがって、方向指示機構1の大型化を抑制できる。
図5に示されたブラケット3が右折指示位置にある状態において、ステアリングホイールが左回転(反時計回りの回転)されると、右折指示動作のキャンセルが行なわれる。
具体的には、図7に示されるように、ステアリングホイールの左回転に伴い、ステアリングシャフト201に装着されたキャンセルカム202が反時計回りに回動し、回動軌跡203に進入しているラチェット8の係合突起85と係合する。ラチェット8は、時計回りに回動するキャンセルカム202の通過を許容するように、第一回動軸81と第二回動軸82を中心として時計回りに回動する。
ラチェット8は、第二腕部87を備えている。第二腕部87は、第一腕部86と同様に、ラチェット8の時計回りの回動に伴い、第二解除部材72に接触可能に配置されている。ラチェット8を介して伝達されるキャンセルカム202の回動力は、節度ピース4を介して第二解除部材72を節度面6から後退させているコイルばね5の付勢力よりも大きい。したがって、ラチェット8の時計回りの回動に伴い、第二解除部材72は、コイルばね5の付勢力に抗いつつ、第二腕部87によって元の位置へ押し戻される。
レバー2に操作力が加えられていない状態で、第二解除部材72の第二傾斜面72aが節度面6の第二ガイド面64と同一平面をなす位置まで復帰すると、節度ピース4は、コイルばね5の弾性復帰力と第二ガイド面64の斜度によって定まる速度で、節度面6の中立保持部65に向かって自律的に移動する。これにより、ブラケット3は、回動軸31を中心として反時計回りに回動し、図7に示された右折指示位置から図3に示された中立位置へ復帰する。したがって、車両の右折用方向指示器を点灯させるための信号の出力が停止される。
このような構成によれば、ラチェット8の回動速度がブラケット3の回動速度に直接的に反映されないようにできる。ステアリングホイールが高速で操作され、キャンセルカム202によってラチェット8が高速で時計回りに回動されても、その速度が直接的に反映されるのは第二解除部材72が押し戻される過程までである。第二解除部材72が元の位置に復帰した後は、節度ピース4は、節度面6の第二ガイド面64の斜度とコイルばね5の付勢力によって定まる一定の速度で中立保持部65へ移動する。したがって、ブラケット3は、キャンセルカム202の回動速度に依らず、一定の速度で中立位置へ復帰する。これにより、いわゆる逆点灯現象を防止できる。
レバー2に右転舵のための操作力が加えられた状態で、運転者がステアリングホイールを左回転させる場合がある。この場合においても、反時計回りに回動するキャンセルカム202によって、ラチェット8が時計回りに回動され、第二腕部87によって第二解除部材72の押し戻しが行なわれる。しかしながら、第二解除部材72の第二傾斜面72aが節度面6の第二ガイド面64と同一平面をなす位置まで復帰しても、ブラケット3は、レバー2に加えられている操作力によって右折指示位置に保持されたままであり、節度ピース4の中立保持部65への復帰は行なわれない。
したがって、反時計回りに回動するキャンセルカム202から入力される力は、ラチェット8の時計回りの回動とコイルばね5の弾性変形によって吸収される。これにより、右転舵のための操作力がレバー2から入力されていながら、左転舵のための操作力がステアリングシャフト201から入力されることによる機構の損傷が防止される。すなわち、この効果を得るために付加的な機構(特許文献1に記載されたスライダなどの機構)を必要としない。したがって、方向指示機構1の大型化を抑制できる。
以上説明したように、本実施形態の構成によれば、方向指示機構1の大型化を抑制しつつ、いわゆる逆点灯現象の発生を防止できる。
本実施形態においては、ラチェット8の第一腕部86により押し戻された状態(あるいは節度ピース4が当接していない状態)の第一解除部材71の第一傾斜面71aは、節度面6の第一ガイド面63と同一平面をなすように配置される。しかしながら、第一傾斜面71aに接触している節度ピース4が節度面6の中立保持部65へ自律的に復帰できれば、第一傾斜面71aと第一ガイド面63の間に段差が存在していてもよい。
本実施形態においては、ラチェット8の第二腕部87により押し戻された状態(あるいは節度ピース4が当接していない状態)の第二解除部材72の第二傾斜面72aは、節度面6の第二ガイド面64と同一平面をなすように配置される。しかしながら、第二傾斜面72aに接触している節度ピース4が節度面6の中立保持部65へ自律的に復帰できれば、第二傾斜面72aと第二ガイド面64の間に段差が存在していてもよい。
本実施形態においては、レバー2に連結されたブラケット3に節度ピース4が連結されている。しかしながら、節度ピース4が連結される回動部材は、レバー2の一部であってもよい。
本実施形態においては、節度面6は、第二ケース12に設けられている。しかしながら、上記の動作を実現することができれば、節度面6が設けられる部材は、第二ケース12に限られない。
本実施形態においては、ラチェット8は、ブラケット3と第二ケース12によって保持されている。しかしながら、上記の動作を実現することができれば、ラチェット8を保持する部材は、ブラケット3と第二ケース12に限られない。
図8は、第二実施形態に係る方向指示機構110の一部を断面で示す平面図である。以降の説明に用いられる「時計回り」「反時計回り」という表現は、図8における方向を基準とする。
図9の(A)は、図8における線IXA−IXAに沿って方向指示機構110の一部を矢印方向から見た断面図である。図9の(B)は、図8における線IXB−IXBに沿って方向指示機構110の一部を矢印方向から見た断面図である。図1に示される断面は、図9の(A)における線VIII−VIIIに沿って方向指示機構110の一部を矢印方向から見た断面に対応している。
方向指示機構110は、車両に搭載される。具体的には、車両の転舵を司るステアリングホイールに連結されたステアリングホイールの側方に配置される。
方向指示機構110は、レバー120を備えている。レバー120は、車両の転舵方向を示す方向指示灯を点消灯させるために運転者によって操作される。
図9の(A)に示されるように、方向指示機構110は、ブラケット130(回動部材の一例)、第一ケース111、および第二ケース112を備えている。ブラケット130は、一対の回動軸131を備えている。ブラケット130は、レバー120と連結されている。ブラケット130は、第一ケース111と第二ケース112によって挟持される。ブラケット130は、レバー120の操作に応じて、一対の回動軸131を中心として図8における時計回りおよび反時計回りに回動する。
方向指示機構110は、節度ピース140とコイルばね150(弾性部材の一例)を備えている。節度ピース140は、ブラケット130に対して変位可能に連結されている。具体的には、図9の(A)に示されるように、ブラケット130に形成された摺動穴132内に、節度ピース140の一部とコイルばね150が配置されている。節度ピース140は、コイルばね150の弾性変形に伴い、ブラケット130の摺動穴132内を摺動可能とされている。
方向指示機構110は、節度面160を備えている。本実施形態においては、節度面160は、第二ケース112の一部として設けられている。節度面160は、節度ピース140に対向するように配置されている。コイルばね150は、節度ピース140を節度面160へ向けて付勢している。図9の(C)は、節度面160を節度ピース140の側から見た外観を示している。
図8と図9の(C)に示されるように、節度面160は、第一端部161、第二端部162、第一ガイド面163、第二ガイド面164、および中立保持部165を含んでいる。第一ガイド面163は、第一端部161に連続している斜面である。第二ガイド面164は、第二端部162に連続している斜面である。第一ガイド面164と第二ガイド面165は、谷部を形成するように接続されている。当該谷部によって中立保持部165が区画されている。
方向指示機構110は、第一解除部材171と第二解除部材172を備えている。第一解除部材171は、節度面160の第一端部161に隣接して配置されている。第二解除部材172は、節度面160の第二端部162に隣接して配置されている。
方向指示機構1は、板ばね173を備えている。図8、図9の(B)と(C)に示されるように、板ばね173は、第一解除部材171と第二解除部材172を連結している。
第一解除部材171は、板ばね173の弾性変形に伴って節度面160に対して変位可能である。第一解除部材171は、第一傾斜面171aを有している。無負荷状態において、板ばね173は中立状態を保ち、第一傾斜面171aは、節度面160の第一ガイド面163とともに谷部175を形成するように延びている。
第二解除部材172は、板ばね173の弾性変形に伴って節度面160に対して変位可能である。第二解除部材172は、第二傾斜面172aを有している。無負荷状態において、板ばね173は中立状態を保ち、第二傾斜面172aは、節度面160の第二ガイド面164とともに谷部176を形成するように延びている。
方向指示機構110は、ラチェット180を備えている。図9の(A)に示されるように、ラチェット180は、第一回動軸181を備えている。他方、図8に破線で示されるように、ブラケット130は、ラチェット当接面133を有している。ラチェット180の第一回動軸181は、ラチェット当接面133に当接するように、ブラケット130により保持されている。また、図9の(A)に示されるように、ラチェット180は、第二回動軸182を備えている。他方、第二ケース112には溝112aが形成されている。ラチェット180の第二回動軸182は、溝112a内を摺動可能に第二ケース112に保持されている。
図9の(A)に示されるように、ラチェット180は、溝183を有している。溝183内にはコイルばね184が配置されている。図8において二点鎖線で示されるように、コイルばね184の両端は、第一ケース111に係合されている。これにより、コイルばね184は、ラチェット180をブラケット130のラチェット当接面133に向けて付勢している。コイルばね184は、板ばねで置き換えられうる。
図8に示されるように、方向指示機構110は、カムプレート190(カム部材の一例)を備えている。カムプレート190は、節度面160の第一ガイド面163と第二ガイド面164の配列方向と平行な向きに変位可能とされている。
カムプレート190は、第一カム面191と第二カム面192を備えている。他方、ラチェット180は、第一カム部186を備えている。また、第一解除部材171は、第一カム突起171bを備えている。カムプレート190の第一カム面191は、ラチェット180の第一カム部186と対向している。カムプレート190の第二カム面192は、第一解除部材171の第一カム突起171bと対向している。
カムプレート190は、第三カム面193と第四カム面194を備えている。他方、ラチェット180は、第二カム部187を備えている。また、第二解除部材172は、第二カム突起172bを備えている。カムプレート190の第三カム面193は、ラチェット180の第二カム部187と対向している。カムプレート190の第四カム面194は、第二解除部材172の第二カム突起172bと対向している。
次に、図10から図12を参照しつつ、上記の構成に基づく方向指示動作について説明する。これらの図面においては、見やすさを優先するために、断面を示すハッチング線とコイルばね184の図示が省略されている。ブラケット130は、図10に示される中立位置と図11に示される左折指示位置(方向指示位置の一例)の間で、一対の回動軸131を中心として回動可能である。また、ブラケット130は、図10に示される中立位置と図12に示される右折指示位置(方向指示位置の一例)の間で、一対の回動軸131を中心として回動可能である。
ブラケット130のラチェット当接面133は、第一当接面133a、第二当接面133b、第三当接面133c、および第四当接面133dを含んでいる。第一当接面133aと第二当接面133bは、第一谷部133eを形成するように接続されている。第三当接面133cと第四当接面133dは、第二谷部133fを形成するように接続されている。第一当接面133aと第三当接面133cは、峰部133gを形成するように接続されている。
ラチェット180は、係合突起185を備えている。ブラケット130が中立位置にあるとき、ラチェット180の第一回動軸181は、ラチェット当接面の峰部133gに配置されている。このとき、係合突起185は、車両のステアリングシャフト201に装着されたキャンセルカム202の回動軌跡203から退避している。
ブラケット130が中立位置にあるとき、節度ピース104は、節度面160の中立保持部165に配置されている。節度面160の第一ガイド面163の斜度、第二ガイド面164の斜度、およびコイルばね150の付勢力は、レバー120に操作力が加えられていない状態において節度ピース140が自動的に中立保持部165へ導かれるように設定されている。
左折時あるいは左車線への進路変更時には、回動軸131を中心としてブラケット130が反時計回りに回動するようにレバー120が操作される。ブラケット130の回動に伴い、節度ピース140は、節度面160の第一端部161に向かって第一ガイド面163上を移動する。レバー120には左転舵のための操作力が加えられているため、節度ピース140は、コイルばね150を圧縮するようにブラケット130の摺動穴132内を摺動する。
他方、ラチェット180の第一回動軸181は、ラチェット当接面133の峰部133gから第一谷部133eに向かって第一当接面133aに沿って移動する。ラチェット180は、コイルばね184の付勢力によってステアリングシャフト201に向かって前進する。
ブラケット130が図11に示される左折指示位置に到達すると、ブラケット130の回動は、第二ケース112の内壁(あるいは当該内壁に設けられた突起などの規制部材)によって規制される。このとき、ラチェット180の係合突起185は、キャンセルカム202の回動軌跡203内に進入する。
他方、節度ピース140は、節度面160の第一端部161と第一解除部材171の第一傾斜面171aにより形成されている谷部175に到達する。節度ピース140は、第一端部161によって保持されることにより、中立保持部165への復帰を阻止される。
節度面160の第一端部161と第一ガイド面163は、峰部を形成するように連続している。そのため、節度ピース140が谷部175に到達する際には、コイルばね150の弾性復帰力により、節度ピース140がブラケット130の摺動穴132から突出する方向に変位する。このとき、板ばね173が弾性変形することによって、第一解除部材171が節度面160から後退するように変位してもよい。これにより、節度ピース140が谷部175に到達する際の衝撃を緩和できる。板ばね173が直ちに中立状態に弾性復帰することにより、第一解除部材171は、図11に示された状態に復帰する。
これにより、図示しないスイッチ機構を介して、車両の左折用方向指示器を点灯させるための信号が方向指示機構110から出力される。
右折時あるいは右車線への進路変更時には、回動軸131を中心としてブラケット130が時計回りに回動するようにレバー120が操作される。ブラケット130の回動に伴い、節度ピース140は、節度面160の第二端部162に向かって第二ガイド面164上を移動する。レバー120には右転舵のための操作力が加えられているため、節度ピース140は、コイルばね150を圧縮するようにブラケット130の摺動穴132内を摺動する。
他方、ラチェット180の第一回動軸181は、ラチェット当接面133の峰部133gから第二谷部133fに向かって第三当接面133cに沿って移動する。ラチェット180は、コイルばね184の付勢力によってステアリングシャフト201に向かって前進する。
ブラケット130が図12に示される右折指示位置に到達すると、ブラケット130の回動は、第二ケース112の内壁(あるいは当該内壁に設けられた突起などの規制部材)によって規制される。このとき、ラチェット180の係合突起185は、キャンセルカム202の回動軌跡203内に進入する。
他方、節度ピース140は、節度面160の第二端部162と第二解除部材172の第二傾斜面172aにより形成されている谷部176に到達する。節度ピース140は、第二端部162によって保持されることにより、中立保持部165への復帰を阻止される。
節度面160の第二端部162と第二ガイド面164は、峰部を形成するように連続している。そのため、節度ピース140が谷部176に到達する際には、コイルばね150の弾性復帰力により、節度ピース140がブラケット130の摺動穴132から突出する方向に変位する。このとき、板ばね173が弾性変形することによって、第二解除部材172が節度面160から後退するように変位してもよい。これにより、節度ピース140が谷部176に到達する際の衝撃を緩和できる。板ばね173が直ちに中立状態に弾性復帰することにより、第二解除部材172は、図12に示された状態に復帰する。
これにより、図示しないスイッチ機構を介して、車両の右折用方向指示器を点灯させるための信号が方向指示機構110から出力される。
次に、図13と図14を参照しつつ、方向指示のキャンセル動作について説明する。これらの図面においては、見やすさを優先するために、断面を示すハッチング線とコイルばね184の図示が省略されている。
図11に示されたブラケット130が左折指示位置にある状態において、ステアリングホイールが右回転(時計回り)されると、左折指示動作のキャンセルが行なわれる。
具体的には、図13に示されるように、ステアリングホイールの右回転に伴い、ステアリングシャフト201に装着されたキャンセルカム202が時計回りに回動し、回動軌跡203に進入しているラチェット180の係合突起185と係合する。ラチェット180は、回動軌跡203に平行な面内において第一回動軸181と第二回動軸182を中心として回動可能とされている。したがって、反時計回りに回動するキャンセルカム202の通過を許容するように、ラチェット180は、第一回動軸181と第二回動軸182を中心として反時計回りに回動する。
ラチェット180の反時計回りの回動に伴い、第一カム部186は、カムプレート190の第一カム面191に当接する。ラチェット180の回動が進行するにつれて、第一カム部186は、第一カム面191を第一解除部材171に接近する側へ押圧する。これにより、カムプレート190は、第二カム面192が第一解除部材171の第一カム突起171bに接近するように変位する。
第二カム面192が第一カム突起171bに当接し、なおラチェット180の反時計回りの回動が継続すると、第二カム面192は、第一カム突起171bを節度ピース140に接近する側へ押圧する。ラチェット180を介して伝達されるキャンセルカム202の回動力は、コイルばね150が節度ピース140を付勢している力よりも大きい。したがって、ラチェット180の反時計回りの回動に伴い、第一解除部材171は、コイルばね150の付勢力に抗いつつ押し出される。
これにより、節度ピース140は、節度面160の第一端部161と第一ガイド面163により形成される峰部を乗り越え可能な位置まで押し戻される。レバー120に操作力が加えられていない状態で、節度ピース140が当該位置に到達すると、節度ピース140は、コイルばね150の弾性復帰力と第一ガイド面163の斜度によって定まる速度で、節度面160の中立保持部165に向かって自律的に移動する。これにより、ブラケット130は、回動軸131を中心として時計回りに回動し、図13に示された左折指示位置から図10に示された中立位置へ復帰する。したがって、車両の左折用方向指示器を点灯させるための信号の出力が停止される。
ブラケット130が中立位置に復帰することにより、ラチェット180も図10に示された中立位置に復帰する。したがって、ラチェット180の第一カム部186によるカムプレート190の押圧状態が解除される。第一解除部材171がカムプレート190によって押し出された状態においては、板ばね173は弾性変形している。カムプレート190による押圧状態が解除されることにより、板ばね173は中立状態に弾性復帰し、第一解除部材171も元の位置に戻る。
このような構成によれば、ラチェット180の回動速度がブラケット130の回動速度に直接的に反映されないようにできる。ステアリングホイールが高速で操作され、キャンセルカム202によってラチェット180が高速で反時計回りに回動されても、その速度が直接的に反映されるのは第一解除部材171が押し出される過程までである。第一解除部材171が押しだされた後は、節度ピース140は、節度面160の第一ガイド面163の斜度とコイルばね150の付勢力によって定まる一定の速度で中立保持部165へ移動する。したがって、ブラケット130は、キャンセルカム202の回動速度に依らず、一定の速度で中立位置へ復帰する。これにより、いわゆる逆点灯現象を防止できる。
レバー120に左転舵のための操作力が加えられた状態で、運転者がステアリングホイールを右回転させる場合がある。この場合においても、時計回りに回動するキャンセルカム202によって、ラチェット180が反時計回りに回動され、カムプレート190によって第一解除部材171の押し出しが行なわれる。しかしながら、ブラケット130は、レバー120に加えられている操作力によって左折指示位置に保持されたままであり、節度ピース140の中立保持部165への復帰は行なわれない。
したがって、時計回りに回動するキャンセルカム202から入力される力は、ラチェット180の反時計回りの回動とコイルばね150の弾性変形によって吸収される。これにより、左転舵のための操作力がレバー120から入力されていながら、右転舵のための操作力がステアリングシャフト201から入力されることによる機構の損傷が防止される。すなわち、この効果を得るためだけに付加的な機構(特許文献1に記載されたスライダなどの機構)を必要としない。したがって、方向指示機構110の大型化を抑制できる。
図12に示されたブラケット130が右折指示位置にある状態において、ステアリングホイールが左回転(反時計回りの回転)されると、右折指示動作のキャンセルが行なわれる。
具体的には、図14に示されるように、ステアリングホイールの左回転に伴い、ステアリングシャフト201に装着されたキャンセルカム202が反時計回りに回動し、回動軌跡203に進入しているラチェット180の係合突起185と係合する。ラチェット180は、時計回りに回動するキャンセルカム202の通過を許容するように、第一回動軸181と第二回動軸182を中心として時計回りに回動する。
ラチェット180の時計回りの回動に伴い、第二カム部187は、カムプレート190の第三カム面193に当接する。ラチェット180の回動が進行するにつれて、第二カム部187は、第三カム面193を第二解除部材172に接近する側へ押圧する。これにより、カムプレート190は、第四カム面194が第二解除部材172の第二カム突起172bに接近するように変位する。
第四カム面194が第二カム突起172bに当接し、なおラチェット180の時計回りの回動が継続すると、第四カム面194は、第二カム突起172bを節度ピース140に接近する側へ押圧する。ラチェット180を介して伝達されるキャンセルカム202の回動力は、コイルばね150が節度ピース140を付勢している力よりも大きい。したがって、ラチェット180の時計回りの回動に伴い、第二解除部材172は、コイルばね150の付勢力に抗いつつ押し出される。
これにより、節度ピース140は、節度面160の第二端部162と第二ガイド面164により形成される峰部を乗り越え可能な位置まで押し戻される。レバー120に操作力が加えられていない状態で、節度ピース140が当該位置に到達すると、節度ピース140は、コイルばね150の弾性復帰力と第二ガイド面164の斜度によって定まる速度で、節度面160の中立保持部165に向かって自律的に移動する。これにより、ブラケット130は、回動軸131を中心として反時計回りに回動し、図14に示された右折指示位置から図10に示された中立位置へ復帰する。したがって、車両の右折用方向指示器を点灯させるための信号の出力が停止される。
ブラケット130が中立位置に復帰することにより、ラチェット180も図10に示された中立位置に復帰する。したがって、ラチェット180の第二カム部187によるカムプレート190の押圧状態が解除される。第二解除部材172がカムプレート190によって押し出された状態においては、板ばね173は弾性変形している。カムプレート190による押圧状態が解除されることにより、板ばね173は中立状態に弾性復帰し、第二解除部材172も元の位置に戻る。
このような構成によれば、ラチェット180の回動速度がブラケット130の回動速度に直接的に反映されないようにできる。ステアリングホイールが高速で操作され、キャンセルカム202によってラチェット180が高速で時計回りに回動されても、その速度が直接的に反映されるのは第二解除部材172が押し出される過程までである。第二解除部材172が押しだされた後は、節度ピース140は、節度面160の第二ガイド面164の斜度とコイルばね150の付勢力によって定まる一定の速度で中立保持部165へ移動する。したがって、ブラケット130は、キャンセルカム202の回動速度に依らず、一定の速度で中立位置へ復帰する。これにより、いわゆる逆点灯現象を防止できる。
レバー120に右転舵のための操作力が加えられた状態で、運転者がステアリングホイールを左回転させる場合がある。この場合においても、反時計回りに回動するキャンセルカム202によって、ラチェット180が時計回りに回動され、カムプレート190によって第二解除部材172の押し出しが行なわれる。しかしながら、ブラケット130は、レバー120に加えられている操作力によって右折指示位置に保持されたままであり、節度ピース140の中立保持部165への復帰は行なわれない。
したがって、時計回りに回動するキャンセルカム202から入力される力は、ラチェット180の時計回りの回動とコイルばね150の弾性変形によって吸収される。これにより、右転舵のための操作力がレバー120から入力されていながら、左転舵のための操作力がステアリングシャフト201から入力されることによる機構の損傷が防止される。すなわち、この効果を得るためだけに付加的な機構(特許文献1に記載されたスライダなどの機構)を必要としない。したがって、方向指示機構110の大型化を抑制できる。
以上説明したように、本実施形態の構成によれば、方向指示機構1の大型化を抑制しつつ、いわゆる逆点灯現象の発生を防止できる。
ラチェット180の回動に伴う第一解除部材171と第二解除部材172の押し出し動作を実現できれば、カムプレート190の形状や変位方向は、適宜に定められうる。
本実施形態においては、レバー120に連結されたブラケット130に節度ピース140が連結されている。しかしながら、節度ピース140が連結される回動部材は、レバー120の一部であってもよい。
本実施形態においては、節度面160は、第二ケース112に設けられている。しかしながら、上記の動作を実現することができれば、節度面160が設けられる部材は、第二ケース112に限られない。
本実施形態においては、ラチェット180は、ブラケット130と第二ケース112によって保持されている。しかしながら、上記の動作を実現することができれば、ラチェット180を保持する部材は、ブラケット130と第二ケース112に限られない。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための例示にすぎない。上記の実施形態に係る構成は、本発明の趣旨を逸脱しなければ、適宜に変更・改良されうる。また、等価物が本発明の技術的範囲に含まれることは明らかである。
1、110:方向指示機構、2、120:レバー、3、130:ブラケット、4、140:節度ピース、5、150:コイルばね、6、160:節度面、63、163:第一ガイド面、64、164:第二ガイド面、65、165:中立保持部、71、171:第一解除部材、72、172:第二解除部材、75、76:段差、175、176:谷部、8、180:ラチェット、86、第一腕部、87:第二腕部、190:201:ステアリングシャフト、202:キャンセルカム、203:回動軌跡

Claims (3)

  1. 車両に搭載される方向指示機構であって、
    レバーと、
    前記レバーの操作に応じて、中立位置と方向指示位置の間で回動可能とされている回動部材と、
    前記回動部材に対して変位可能に連結されている節度ピースと、
    前記節度ピースに対向するように配置されており、中立保持部を含んでいる節度面と、
    前記節度ピースを前記節度面に向けて付勢している弾性部材と、
    前記回動部材の回動に連動して、前記車両のステアリングシャフトに装着されたキャンセルカムの回動軌跡に対して進入および退避可能とされており、かつ回動可能とされているラチェットと、
    を備えており、
    前記回動部材が前記中立位置にあるとき、前記節度ピースは前記節度面の前記中立保持部に配置されるとともに、前記ラチェットは前記回動軌跡から退避しており、
    前記回動部材が前記中立位置から前記方向指示位置へ回動すると、前記ラチェットが前記回動軌跡内に進入するとともに、前記節度ピースが前記節度面の前記中立保持部から移動し、
    前記回動部材が前記方向指示位置にあるとき、前記節度ピースは、前記節度面の一部に保持され、
    前記節度面の一部に隣接して配置されており、前記節度面に対して変位可能である解除部材をさらに備えており、
    前記回動部材が前記方向指示位置にあるときに前記キャンセルカムにより前記ラチェットが回動されると、前記解除部材は、前記ラチェットの回動に伴って前記弾性部材の付勢力に抗いつつ変位して前記節度ピースの保持を解除し、
    前記節度面は、保持を解除された前記節度ピースを前記弾性部材の付勢力を利用して前記中立保持部へ導くガイド面を有している、
    方向指示機構。
  2. 前記ラチェットは、回動に伴って前記解除部材に接触することにより、当該解除部材を変位させる部分を備えている、
    請求項1に記載の方向指示機構。
  3. 前記ラチェットの回動に伴って前記解除部材を変位させるカム部材を備えている、
    請求項1に記載の方向指示機構。
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