JP4230349B2 - ターンシグナルスイッチ装置 - Google Patents
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Description
図8は従来のターンシグナルスイッチ装置の分解斜視図、図9はキャンセル機構の底面図、10はキャンセル機構の動作説明図である。
第2のレバー部材105には第1の開口121と第2の開口122が設けられており、支軸117に回動可能に軸支される孔105aが設けられている。先端には突部105cと連結ピン105dが設けられ、連結ピン105dに長孔104bが挿入され、第1のレバー部材104の上に重ねられている。
このように、作動部材107とホルダ108とは操作レバー103に回転可能に連結されて固定されており、また、ホルダ108と両ケース101、102とは支軸108d、108eで回転可能に連結されている。
また、第3の解決手段として、前記付勢部材は、捻りコイルばねから形成され、この捻りコイルばねの基部が、前記可動部材が軸支された前記ホルダの一面と交差する他面上に係止されており、且つ、前記捻りコイルばねの一対の自由端が、前記可動部材の平面と直交する方向に延出されて係止されている構成とした。
また、第5の解決手段として、前記第2のレバー部材に対向する一対の作動腕部を設け、この作動腕部が前記第1のレバー部材の回転に連動して前記可動部材に突出して設けられた受部に当接して前記可動部材を回動することにより、前記操作レバーを動作位置から中立位置に復帰させる構成とした。
また、付勢部材は、捻りコイルばねから形成され、捻りコイルばねの基部が、可動部材が軸支されたホルダの一面と交差する他面上に係止されており、且つ、捻りコイルばねの一対の自由端が、可動部材の平面と直交する方向に延出されて係止されていることから、可動部材は付勢部材によってホルダに回転可能に軸支されており、ホルダの回動が阻止された状態でも可動部材が単独に回転できるようになっているので、簡単な構成で、運転者が操作レバーを動作位置に押さえた状態でキャンセル動作が行なわれたとしても、動力伝達系の構成部品が破損するのを防止できる。
また、第2のレバー部材に対向する一対の作動腕部を設け、作動腕部が第1のレバー部材の回転に連動して可動部材に突出して設けられた受部に当接して可動部材を回動することにより、操作レバーを動作位置から中立位置に復帰させることから、カム面など設ける必要がなく構成が簡易となり、確実に操作レバーを中立位置に復帰させることができる。
尚、図3乃至図5は、キャンセル機構を第2のケースの下から透視した状態で示している。
また、第1のケース1と第2のケース2には、それぞれ対向する内面に軸孔1a、2aが設けられ、この軸孔1a、2aに後述するホルダ9が回動可能に軸支されている。
この場合、第1のレバー部材5と第2のレバー部材6との連結部は、第1及び第2の軸部4a4bよりもキャンセル突起20の回転軌跡側に位置するように形成しているので、第1の操作レバー5の回動に伴う第2の操作レバー6の回動を確実に行うことができるものとなっており、キャンセル機構の動作の安定化が図れるものとなっている。
操作レバー3は合成樹脂製で、基部3aとレバー部3bを有し、基部3a後端には第1の作動部材11が保持されている。また、基部3aの両側部には支軸3cを有しこの支軸3cがホルダ9に軸支されて縦(前後)方向に回動可能になっている。また、基部3a上面には駆動突起(図示せず)を挿入するための駆動突起用の穴3dが設けられ、この駆動突起が第1のケース1に配設される図示しないスイッチ部と連結されている。
まず、図3に示すように、操作レバー3が中立位置にある場合には、第2の作動部材15の先端はケース1の図示しないカム面の中央の谷部に当接して当該位置に保持されている。この時、第1のレバー部材5のカム5bは可動部材10の山形状のカム部10bの頂点で当接しており、図3に示すように、第1のレバー部材5は第1の弾性部材7の付勢力に抗して後退している。
したがって、第1のレバー部材5の当接部5cはハンドルに連動して回転するキャンセル突起20の回動軌跡外に位置しており、この状態でハンドルを回転しても、キャンセル突起20は第1のレバー部材5の当接部5cに当接せず、操作レバー3は中立位置に維持される。
この時、操作レバー3の矢印B方向への回動に伴い、ホルダ9の安定位置に保持された可動部材10の受部10cは第2のレバー部材6の切り欠き6c内を変位し、図4に示すように、この受部10cは切り欠き6cの一方の作動腕部6eと当接する。さらに、操作レバー3の矢印B方向への回動に伴い、ホルダ9の駆動突起9fが第1のケース1に配設された図示しないスイッチ部を駆動するため、接点の切換えが行われ、図示せぬ右折用のランプが点滅動作する。
これにより、作動腕部6eが可動部材10の受部10cを上方へ押圧し、この押圧力が可動部材10を介してホルダ9に伝達されるため、ホルダ9に保持された第2の作動部材15の先端は第1のケース1の図示しないカム面のロック部から外れて中央の谷部へと移行し、操作レバー3と第1及び第2のレバー部材5、6は図3に示す中立位置に自動復帰する。
そして、キャンセル突起20が第1のレバー部材5の当接部5cを通過すると、可動部材10は捻りコイルばね19の反発力によって退避位置から安定位置へと自動復帰するため、再び図4に示す右折状態に維持される。
1a:軸孔
2:第2のケース
2a:軸孔
3:操作レバー
3a:基部
3b:レバー部
3c:支軸
3d:穴
4:中間支持部材
4a:第1の軸部
4b:第2の軸部
4c:ばね受部
4d:ばね受部
4e:開口
4f:切り欠き部
5:第1のレバー部材
5a:長孔
5b:カム部
5c:当接部
5d:平坦部
6:第2のレバー部
6a:軸孔
6b:開口
6c:切り欠き
6d:連結ピン
6e:作動腕部
6f:平坦部
7:第1の弾性部材
7a:係止部
7b:平板部
8:第2の弾性部材
8a:係止部
8b:平板部
9:ホルダ
9a:開口部
9b:支軸
9c:支軸
9d:軸孔
9e:軸孔
9f:駆動突起
9g:窓孔
9h:回動軸
9i:規制部
9j:ばね保持部
9k:抜け止め部
10:可動部材
10a:ばね係止部
10b:カム部
10c:受部
11:第1の作動部材
12:駆動体
13:コイルばね
14:回転部材
15:第2の作動部材
16:駆動体
17:コイルばね
18:回転部材
19:捻りコイルばね(付勢部材)
20:キャンセル突起
Claims (5)
- カム面を有するハウジングと、このハウジングに回動可能に支持された操作レバーと、前記カム面と協働して操作レバーを中立位置及び動作位置に保持する駆動部と、ハンドル側のキャンセル突起に当接して回動される第1のレバー部材と、この第1のレバー部材を前記キャンセル突起の回転軌跡へ向けて弾性付勢する弾性部材と、前記第1のレバー部材の回転に連動して前記操作レバーを動作位置から、中立位置に復帰させる第2のレバー部材とを備え、前記操作レバーが中立位置にある時、前記操作レバーによって前記第1のレバー部材を前記弾性部材の弾性力に抗して前記キャンセル突起の回転軌跡外に後退させ、前記操作レバーが動作位置にある時、前記第1のレバー部材を前記弾性部材の付勢力で前記キャンセル突起の回転軌跡内に進出させるターンシグナルスイッチ装置であって、前記ハウジングに、前記操作レバーの回動に伴って回動するホルダを配置すると共に、このホルダに、前記第1のレバー部材に突設されたカム部と係合して、前記第1のレバー部材を前記キャンセル突起の回転軌跡内外に進退させるカム部を有する可動部材を設け、この可動部材を前記ホルダに回転可能に軸支すると共に、前記ホルダに、前記可動部材を回転及び自動復帰可能に保持する付勢部材を設けたことを特徴とするターンシグナルスイッチ装置。
- 前記可動部材は、平板状に形成され、前記ホルダの外周に設けられた平坦部の一面に、前記可動部材が回転可能に軸支されていることを特徴とする請求項1記載のターンシグナルスイッチ装置。
- 前記付勢部材は、捻りコイルばねから形成され、この捻りコイルばねの基部が、前記可動部材が軸支された前記ホルダの一面と交差する他面上に係止されており、且つ、前記捻りコイルばねの一対の自由端が、前記可動部材の平面と直交する方向に延出されて係止されていることを特徴とする請求項1、又は2記載のターンシグナルスイッチ装置。
- 前記付勢部材は、前記基部から延出された一対の自由端側が、前記ホルダに形成された規制部及び前記可動部材に形成された係止部に同時に係止されており、前記操作レバーの回動に伴って前記ホルダが回動する際には、前記付勢部材の付勢力により前記ホルダと前記可動部材が共回り可能としたことを特徴とする請求項3記載のターンシグナルスイッチ装置。
- 前記第2のレバー部材に対向する一対の作動腕部を設け、この作動腕部が前記第1のレバー部材の回転に連動して前記可動部材に突出して設けられた受部に当接して前記可動部材を回動することにより、前記操作レバーを動作位置から中立位置に復帰させることを特徴とする請求項1記載のターンシグナルスイッチ装置。
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