JP4230349B2 - ターンシグナルスイッチ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のステアリングコラムなどに付設されて方向指示器として用いられるターンシグナルスイッチ装置に係り、特に操作レバーを中立位置に復帰させるキャンセル機構に関する。
従来のターンシグナルスイッチ装置としては、ステアリングコラム等に一体化されたハウジングに操作レバーの基端側を回動可能に支持し、この操作レバーの先端側を中立位置から左右いずれかの方向指示位置へ回転操作することにより、左折または右折用のランプを点滅動作するようになっている。このようなターンシグナルスイッチ装置では、操作レバーを左右の方向指示位置と中立位置の3位置に保持するために、ハウジング側の内面にカム面を設けると共に、操作レバー側にこのカム面に係合する駆動体がスプリングを介して設けられており、また、操作レバーを左右いずれかの方向指示位置に回転操作した状態で、ハンドルが指示方向とは逆方向に回転操作された時に、操作レバーを中立位置に自動復帰させるためのキャンセル機構が付設されている(例えば、特許文献1参照)。
以下、従来のターンシグナルスイッチ装置の構造を図に基づいて説明する。
図8は従来のターンシグナルスイッチ装置の分解斜視図、図9はキャンセル機構の底面図、10はキャンセル機構の動作説明図である。
図において、ターンシグナルスイッチ装置は、ハウジングをなす合成樹脂製の第1および第2ケース101、102と、これら両ケース101、102に回転可能に支持された操作レバー103と、第2ケース102の内面に載置された第1および第2のレバー部材104、105と、この第1のレバー部材104を第2ケース102から突出する方向へ弾性付勢する捩じりコイルばね106とから主に構成されており、後述するように、操作レバー103は作動部材107とホルダ108および可動部材109等を具備している。第1および第2ケース101、102はスナップ結合等の手段を用いて一体化され、図示せぬコラムカバーやコンビスイッチ等のステータ部材に固定されるようになっている。
第1ケース101は内部にV字状のカム面110が形成されており、このカム面110にホルダ108に係合された駆動体124がスプリング125で付勢されて摺動可能に配設されている。また、第1ケース101の底面にはプリント基板(図示せず)が設けられ、左右折用ランプなどの点燈用の接点部が形成されている。
第2ケース102は内面にガイド軸116と支軸117が同一線状に立設されており、このガイド軸116に第1のレバー部材104が、支軸117に第2のレバー部材105が回動可能に設けられている。また、第1のレバー部材104と第2のレバー部材105とは互いに回動可能に連結されている。また、ボス119が設けられ、このボス119に捻りコイルばね106が挿入されている。
第1のレバー部材104には長孔104a、104bとばね受部104cが設けられ、長孔104aがガイド軸116に沿って回動かつスライド可能に挿入されている。また前後に当接部104dとカム部104eが突設されている。
第2のレバー部材105には第1の開口121と第2の開口122が設けられており、支軸117に回動可能に軸支される孔105aが設けられている。先端には突部105cと連結ピン105dが設けられ、連結ピン105dに長孔104bが挿入され、第1のレバー部材104の上に重ねられている。
捻りコイルばね106は片持ち梁状に延びる腕部106cを有し、この腕部106cが第1のレバー部材104のばね受部104cに係合されており、第1のレバー部材104は捻りコイルばね106によって長孔104a、104bの長手方向に弾性付勢されている。
作動部材107は操作レバー103の根元部分に固定されており、ホルダ108は作動部材107にスナップ止めされている。また、ホルダ108の上面先端には山形のカム面108cが設けられ、このカム面108cに第1のレバー部材104のカム部104eが対向されている。また上下両面には一対の支軸108d、108eが突設され、第1及び第2ケース101、102に嵌合されている。
可動部材109はホルダ108の開口108gに挿入され、スプリング125により付勢され、ホルダ108に揺動可能に支持されている。また、可動部材109の上面には第2のレバー部材105の第2の開口122内に達する受部109eが突設されている。この受部109eが開口122の両側縁から内方へ突出する湾曲部122aと摺接するものとなっている。
ホルダ108の前端部には第1の駆動体124がスライド可能に保持されており、可動部材109との間にスプリング125が介設されている。このスプリング125の弾発力により第1の駆動体124の先端が第1ケース101のカム面110に圧接されている。
このように、作動部材107とホルダ108とは操作レバー103に回転可能に連結されて固定されており、また、ホルダ108と両ケース101、102とは支軸108d、108eで回転可能に連結されている。
動作を図10に基づいて説明すると、操作レバー103が中立位置では第1の駆動体124はカム面110の中央にあり当該位置に保持されている。この時、第1のレバー部材104のカム部104eはホルダ108のカム面108cの頂点で当接して図10(a)に示す通り第1のレバー部材104はねじりコイルばね106の付勢力に抗して後退してキャンセル突起128の回動軌跡外に位置している。
次に、操作レバー103を何れかの方向に回動すると、第1の駆動体124はカム面110を摺動してロックされ、この時、ホルダ108と可動部材109も同方向へ回動し、カム面108cの頂点がカム部104eから外れ、図10(b)に示すように第1のレバー部材104はねじりコイルばね106の付勢力で長孔104a、104bに沿って前進し当接部104dがキャンセル突起128の回動軌跡内に進出する。
この状態から、ハンドルが逆方向に回転操作されると、リターン動作中にキャンセル突起128が第1のレバー部材104の当接部104dに突き当たり、第1のレバー部材104がガイド軸117を中心に時計回り方向に回転するため第2の開口122の湾曲部122aが可動部材109の受部109eを上方へ押圧し、この押圧力が可動部材109を介してホルダ108に伝達されるため、第1の駆動体124がカム面110のロック部から外れて中央へと移行し、第1及び第2のレバー部材104、105は図10(a)に示す中立位置に自動復帰する。
一方、図10(b)の状態で、操作レバー103に自動復帰を阻止する何らかの力が作用した場合には、図10(c)に示すように第2のレバー部材105の回転方向の分力によって受部109eが湾曲部122aに沿って押圧され、可動部材109がスプリング125の弾発力に抗して開口108g内で揺動するため、第1及び第2のレバー部材104、105は受部109eに妨げられることなく回転できるものとなる。
したがって、運転者が操作レバー103を動作位置に押さえた状態でキャンセル動作が行なわれたとしても、可動部材109や、第1及び第2のレバー部材104、105などからなる動力伝達系の構成部品が破損して機能しなくなるのを防止できるものとなっている。
特開2001−6495号公報
従来のターンシグナルスイッチ装置は、第1ケース101に作動部材107、ホルダ108、及び可動部材109を備えた操作レバー103を回動可能に配設しており、操作レバー103を中立状態にして、第1のレバー部材104のカム部104eとホルダ108に形成したカム面108cとが所定の位置で係合すると共に、キャンセル動作時に、第2のレバー部材105の第2の開口122の湾曲部122aが可動部材109の受部109eを押圧した際に、受部109eが上方へ逃げるように、可動部材109がホルダ108に揺動可能となるように取り付けられて組み立てられている。
このように、操作レバー103を中立状態にし第1のレバー部材104のカム部104eとホルダ108に形成したカム面108とが所定の位置で係合すると共に、第2のレバー部材105の湾曲部122aと係合する受部109eを有する可動部材109がホルダ108に揺動可能な状態で組み立てられる構成のため、構成が複雑な上に、組み立てに時間がかかり、また、ホルダ108内に可動部材109を収納しなければならないので収納スペースを確保するためにホルダ108が大きくなり、ターンシグナルスイッチ装置を小型化するのが困難であるという問題があった。
したがって、本発明では上述した問題点を解決し、組み立てを容易にすることができると共に、小型化が可能で設計の自由度を高めることができるターンシグナルスイッチ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明では第1の解決手段として、カム面を有するハウジングと、このハウジングに回動可能に支持された操作レバーと、前記カム面と協働して操作レバーを中立位置及び動作位置に保持する駆動部と、ハンドル側のキャンセル突起に当接して回動される第1のレバー部材と、この第1のレバー部材を前記キャンセル突起の回転軌跡へ向けて弾性付勢する弾性部材と、前記第1のレバー部材の回転に連動して前記操作レバーを動作位置から、中立位置に復帰させる第2のレバー部材とを備え、前記操作レバーが中立位置にある時、前記操作レバーによって前記第1のレバー部材を前記弾性部材の弾性力に抗して前記キャンセル突起の回転軌跡外に後退させ、前記操作レバーが動作位置にある時、前記第1のレバー部材を前記弾性部材の付勢力で前記キャンセル突起の回転軌跡内に進出させるターンシグナルスイッチ装置であって、前記ハウジングに、前記操作レバーの回動に伴って回動するホルダを配置すると共に、このホルダに、前記第1のレバー部材に突設されたカム部と係合して、前記第1のレバー部材を前記キャンセル突起の回転軌跡内外に進退させるカム部を有する可動部材を設け、この可動部材を前記ホルダに回転可能に軸支すると共に、前記ホルダに、前記可動部材を回転及び自動復帰可能に保持する付勢部材を設けた構成とした。
また、第2の解決手段として、前記可動部材は、平板状に形成され、前記ホルダの外周に設けられた平坦部の一面に、前記可動部材が回転可能に軸支されている構成とした。
また、第3の解決手段として、前記付勢部材は、捻りコイルばねから形成され、この捻りコイルばねの基部が、前記可動部材が軸支された前記ホルダの一面と交差する他面上に係止されており、且つ、前記捻りコイルばねの一対の自由端が、前記可動部材の平面と直交する方向に延出されて係止されている構成とした。
また、第4の解決手段として、前記付勢部材は、前記基部から延出された一対の自由端側が、前記ホルダに形成された規制部及び前記可動部材に形成された係止部に同時に係止されており、前記操作レバーの回動に伴って前記ホルダが回動する際には、前記付勢部材の付勢力により前記ホルダと前記可動部材が共回り可能とした構成とした。
また、第5の解決手段として、前記第2のレバー部材に対向する一対の作動腕部を設け、この作動腕部が前記第1のレバー部材の回転に連動して前記可動部材に突出して設けられた受部に当接して前記可動部材を回動することにより、前記操作レバーを動作位置から中立位置に復帰させる構成とした。
上述したように、本発明のターンシグナルスイッチ装置は、カム面を有するハウジングと、ハウジングに回動可能に支持された操作レバーと、カム面と協働して操作レバーを中立位置及び動作位置に保持する駆動部と、ハンドル側のキャンセル突起に当接して回動される第1のレバー部材と、第1のレバー部材をキャンセル突起の回転軌跡へ向けて弾性付勢する弾性部材と、第1のレバー部材の回転に連動して操作レバーを動作位置から、中立位置に復帰させる第2のレバー部材とを備え、操作レバーが中立位置にある時、操作レバーによって第1のレバー部材を弾性部材の弾性力に抗してキャンセル突起の回転軌跡外に後退させ、操作レバーが動作位置にある時、第1のレバー部材を弾性部材の付勢力でキャンセル突起の回転軌跡内に進出させるターンシグナルスイッチ装置であって、ハウジングに、操作レバーの回動に伴って回動するホルダを配置すると共に、ホルダに、第1のレバー部材に突設されたカム部と係合して、第1のレバー部材をキャンセル突起の回転軌跡内外に進退させるカム部を有する可動部材を設け、可動部材をホルダに回転可能に軸支すると共に、ホルダに、可動部材を回転及び自動復帰可能に保持する付勢部材を設けたことから、可動部材をホルダに回転可能に軸支するという簡単な構成でホルダに可動部材を保持することができるため、可動部材をホルダ本体の長手方向に揺動可能な状態で保持させる必要がないので、組立が簡易となり、可動部材を収納するスペースも小さくできるので、スイッチ装置の小型化が可能となる。
また、可動部材は、平板状に形成され、ホルダの外周に設けられた平坦部の一面に、可動部材が回転可能に軸支されていることから、可動部材を平板状に形成することによりホルダへの取り付けスペースを小さくできるので、小型化が容易となる。
また、付勢部材は、捻りコイルばねから形成され、捻りコイルばねの基部が、可動部材が軸支されたホルダの一面と交差する他面上に係止されており、且つ、捻りコイルばねの一対の自由端が、可動部材の平面と直交する方向に延出されて係止されていることから、可動部材は付勢部材によってホルダに回転可能に軸支されており、ホルダの回動が阻止された状態でも可動部材が単独に回転できるようになっているので、簡単な構成で、運転者が操作レバーを動作位置に押さえた状態でキャンセル動作が行なわれたとしても、動力伝達系の構成部品が破損するのを防止できる。
また、付勢部材は、基部から延出された一対の自由端側が、ホルダに形成された規制部及び可動部材に形成された係止部に同時に係止されており、操作レバーの回動に伴ってホルダが回動する際には、付勢部材の付勢力によりホルダと可動部材が共回り可能としたことから、簡単な構成で、ホルダと可動部材とを同時に回動させることが可能となる。
また、第2のレバー部材に対向する一対の作動腕部を設け、作動腕部が第1のレバー部材の回転に連動して可動部材に突出して設けられた受部に当接して可動部材を回動することにより、操作レバーを動作位置から中立位置に復帰させることから、カム面など設ける必要がなく構成が簡易となり、確実に操作レバーを中立位置に復帰させることができる。
以下、本発明のターンシグナルスイッチ装置の1実施例を図1乃至図7に示す。図1は本発明のターンシグナルスイッチ装置の分解斜視図、図2はターンシグナルスイッチ装置のホルダと可動部材部分の要部斜視図、図3はターンシグナルスイッチ装置のキャンセル機構で操作レバーが中立位置の状態を示す説明図、図4は同じくキャンセル待ちの状態を示す説明図、図5は同じくキャンセル待ちの状態で操作レバーを押さえたままハンドルを逆方向に回動させた状態を示す説明図、図6は操作レバーが中立位置の可動部材と付勢部材の状態を示す説明図、図7は同じく操作レバーを押さえたままハンドルを逆方向に回動させた時の可動部材と付勢部材の状態を示す説明図である。
尚、図3乃至図5は、キャンセル機構を第2のケースの下から透視した状態で示している。
本実施例に係るターンシグナルスイッチ装置は、ハウジングをなす合成樹脂製の第1及び第2のケース1、2と、これら両ケース1、2に回転可能に支持された操作レバー3と、両ケース1、2間に配置された中間支持部材4と、中間支持部材4の内面に載置された第1及び第2のレバー部材5、6と、この第1のレバー部材5を第2のケース2から突出する方向へ弾性付勢する第1の弾性部材7と、第2のレバー部材6を中立位置に保持可能に弾性付勢する第2の弾性部材8とから主に構成されており、後述するように、操作レバー3はホルダ9及び可動部材10等を具備している。第1及び第2のケース1、2はスナップ結合等の手段を用いて一体化され、図示せぬコラムカバーやコンビスイッチ等のステータ部材に固定されるようになっている。
第1のケース1の内部にはV字状のカム面(図示せず)が形成されており、このカム面は中央の谷部と両側に位置する一対のロック部とを有している。このカム面に後述する操作レバー3の第2の作動部材15が摺接して操作レバー3が中立位置と動作位置にロックされるものとなる。また、第1のケース1には、図示しないスイッチ部が形成されており、操作レバー3の回動操作により駆動され左折又は右折時のランプの点滅動作を行うようになっている。
また、第1のケース1と第2のケース2には、それぞれ対向する内面に軸孔1a、2aが設けられ、この軸孔1a、2aに後述するホルダ9が回動可能に軸支されている。
中間支持部材4は合成樹脂製で略矩形状に形成され、第1及び第2のケース1、2の間に配置されており、内面中央に円柱状の第1及び第2の軸部4a、4bが所定間隔をおいて同一線上に立設されている。また、矩形状の4角部には、対向して2対のばね受け部4c、4dが設けられており、このばね受け部4c、4dに薄板状の金属の板ばねからなる第1及び第2の弾性部材7、8が平行となるように並設されている。
第1のレバー部材5は合成樹脂製で略長方形をしており、中央に長孔5aが設けられている。この長孔5aが中間支持部材4の第1の軸部4aに挿入されており、第1のレバー部材5は第1の軸部4aに沿って回動及びスライド移動可能になっている。また、一端側にはカム部5bが立設されており、このカム部5bの先端は山形に形成されている。またカム部5b側に対向する他端側にはハンドルのキャンセル突起20と当接する当接部5cが突設されている。カム部5bが設けられた一端側は、平面状の平坦部5dとなっており、この平坦部5dに第1の弾性部材7の平板部が当接されている。
第2のレバー部材6は合成樹脂製で平板状に形成され、略中央に軸孔6aが設けられている。この軸孔6aが中間支持部材4の第2の軸部4bに挿入され、回動可能となっている。また、軸孔6aを挟んで開口6bと切り欠き6cが設けられており、開口6bの一方の開口端には連結ピン6dが突設され、切り欠き6cの両側には一対の作動腕部6eが設けられている。この作動部材6eの先端側は同一平面となる平面状の平坦部6fとなっており、この平坦部6fに第2の弾性部材8の平板部が当接されている。
第2のレバー部材6は前記中間支持部材の内面に対して第1のレバー部材5の上に重ねられており、第1のレバー部材5と第2のレバー部材6とは長孔5aと連結ピン6dとで連結されて互いに回動かつスライド移動可能となっている。
この場合、第1のレバー部材5と第2のレバー部材6との連結部は、第1及び第2の軸部4a4bよりもキャンセル突起20の回転軌跡側に位置するように形成しているので、第1の操作レバー5の回動に伴う第2の操作レバー6の回動を確実に行うことができるものとなっており、キャンセル機構の動作の安定化が図れるものとなっている。
また、第1のレバー部材5の平坦部5dは、第2のレバー部材6の開口6bから第2のケース2側に突出し、第1のレバー部材5は第1の弾性部材7によって長孔5aの長手方向へ弾性付勢されている。この第1の弾性部材7は薄板状の金属の板ばねからなり、中間支持部材4のバネ受け部4cに係止された両端側の係止部7aと、中央の平板部7bを有しており、平板部7bの中央部分は第1のレバー部材5の平坦部5dに当接されている。また、第1のレバー部材5のカム部5bは、中間支持部材4の内面に設けられた開口4eを通して第1のケース側に突出しており、このカム部5bが後述する可動部材10のカム部10bと摺接して第1のレバー部材5が長孔5aの長手方向へスライド移動するものとなる。
また、第2のレバー部材6は、第2の弾性部材8によって中立位置に弾性付勢されている。この第2の弾性部材8は同じく薄板状の金属の板ばねからなり、中間支持部材4のバネ受け部4dに係止された両端側の係止部8aと、中央の平板部8bを有しており、平板部8bの中央部分は第2のレバー部材の平坦部6fに当接されている。
このように、第1のレバー部材5の一端側に第1の平坦部5dを形成し、第1の平坦部5dに第1の弾性部材7の平板部7bを当接すると共に、第2のレバー部材6の一端側に第2の平坦部6fを形成し、第2の平坦部6fに第2の弾性部材8の平板部8bを当接することにより第1のレバー部材5及び第2のレバー部材6を回動中立位置に保持可能にするようにしたので、第1及び第2のレバー部材5、6をそれぞれの平坦部5d、6fで保持することができるので、確実に回動中立位置に保持することができるものとなる。
上述した第1及び第2のケース1、2の間に配置した中間支持部材4と、第1及び第2のレバー部材5、6と、第1及び第2の弾性部材7、8とでターンシグナルスイッチ装置のキャンセル機構部が構成されている。
操作レバー3は、ホルダ9及び可動部材10を具備しており、また、第1及び第2の作動部材11、15と捻りコイルばね19を有する。
操作レバー3は合成樹脂製で、基部3aとレバー部3bを有し、基部3a後端には第1の作動部材11が保持されている。また、基部3aの両側部には支軸3cを有しこの支軸3cがホルダ9に軸支されて縦(前後)方向に回動可能になっている。また、基部3a上面には駆動突起(図示せず)を挿入するための駆動突起用の穴3dが設けられ、この駆動突起が第1のケース1に配設される図示しないスイッチ部と連結されている。
第1の作動部材11は、合成樹脂製の駆動体12とこれを付勢するコイルばね13、及び駆動体12の先端に取り付けられた回転部材14とからなり、操作レバー3の回動に伴って図示しないホルダ9のカム面と摺接する。そして、操作レバー3を縦(前後)方向に回動することで回転部材14がカム面を摺動してスイッチ部の切り換えが行われ、適宜、ビーム切り換えやパッシング動作が行われるものとなる。
ホルダ9は合成樹脂製で、前面には操作レバー3の基部3aと係合する開口部9aを有し、この開口部9aの内面には第1の作動部材12の回転部材12が摺動する図示しないカム部が設けられている。また、開口部9aの上下端には支軸9b、9cが設けられ、この支軸9b、9cが第1及び第2のケース1、2の軸孔1a、2aに軸支されて回動可能に取り付けられている。また、開口部9aの両側部には操作レバー3の支軸3cが軸支される軸孔9d、9eが設けられている。また、ホルダ9の後端には、第2の作動部材15が保持されており、後端上面には駆動突起9fが設けられ、この駆動突起9fが第1のケース1に配設される図示しないスイッチ部と連結されている。また、ホルダ9の上面には、操作レバー3の基部に突設された駆動突起3dが突出する窓孔9gが設けられている。
また、ホルダ9の下面には、平坦面が形成されており、この平坦面の中央には、後述する可動部材10が回動可能に軸支される回動軸9hが設けられている。また、この平坦面とは直交する一側面には、可動部材10を回動可能に付勢する付勢部材である捻りコイルばね19の一対の自由端側を係止する、突出したフック状の一対の規制部9iと、コイル状の基部を保持するばね保持部9j及び抜け止め部9kが設けられている。
第2の作動部材15は、合成樹脂製の駆動体16とこれを付勢するコイルばね17、及び駆動体16の先端に取り付けられた回転部材18とからなり、操作レバー3の横(左右)方向への回動に伴って図示しない第1のケース1のカム面と摺接する。そして、操作レバー3を横(左右)方向に回動することで回転部材18がカム面を摺動してスイッチ部の切り換えが行われ、適宜、左折又は右折時のランプの点滅動作が行われるものとなる。
また、ホルダ9の下面側には、平板状からなる合成樹脂製の可動部材10が、回動軸9hに軸支されて回動可能に配設されている。また、この可動部材10の一端側には、フック状の一対のばね係止部10aが設けられ、このばね係止部10aに捻りコイルばね19の一対の自由端側が係止されている。この場合、ホルダ9の規制部9iに係止されたその先端がこのばね係止部10aに係止されており、捻りコイルばね19は可動部材10の平板面に対して直交する方向に延出された状態で係止されている。
また、捻りコイルばね19のコイル状の基部である他端側は、可動部材10が軸支される回動軸9hが設けられた平坦面とは直交する一側面に設けられたばね保持部9jに保持され、抜け止め部9kによって係止されている。すなわち、捻りコイルばね19の基部が、可動部材10が軸支されたホルダ9の下面側の一面と交差する他面上の一側面に係止されており、また、捻りコイルばね19の一対の自由端が、可動部材10の平板状の平面と直交する方向に延出されて係止されたものとなっている。
すなわち、可動部材10は、この捻りコイルばね19を介してホルダ9の下面側に回動及び自己復帰可能となるように取り付けられており、また、可動部材10は、この捻りコイルばね19の一対の自由端側が、ホルダ9の一対の規制部9iに係止された状態でその先端側が一対のばね係止部10aにも同時に係止されており、操作レバー3の回動に伴ってホルダ9が回動する際には、捻りコイルばね19の付勢力により所定の位置に保持された状態でホルダ9と共に共回りすることが可能となっている。このような簡単な構成で、ホルダ9と可動部材10とを同時に回動させることができる。
また、可動部材10の一端側には、山形状のカム部10bが設けられており、このカム部10bに、中間支持部材4の内面に設けられた開口4eを通して第1のレバー部材5のカム部5bが当接されて摺接されるものとなる。この時、第1のレバー部材5は、可動部材10のカム部10bと摺接することで、第1のレバー部材5が長孔5aの長手方向へスライド移動するものとなる。
また、可動部材10のカム部10bの他端側には、中間支持部材4側に突出した突柱状の受部10cが設けられており、この受部10cが中間支持部4の切り欠き部4fを介して第2のレバー部材6の切り欠き6c内に延出して配設されている。この受部10cは、操作レバー3が横(左右)方向に回動されて動作位置にロックされた時に、第2のレバー部材6の作動腕部6eと当接した状態で保持されている。
上記構成のターンシグナルスイッチ装置を組立てる場合には、図1及び図2に示すように、まず、第1の作動部材11が係合された操作レバー3と、第2の作動部材15、及び捻りコイルばね19で付勢された可動部材10をホルダ9に取付けた後、このホルダ9を可動部材10が上になるようにして第1のケース1の開口部内の軸孔1aに支軸9bを回動可能に取付ける。
次に、ホルダ9が取付けられた第1のケース1の開口部上に、第1及び第2の弾性部材7、8が配設された中間支持部材4を重ねるように取付ける。この時、この中間支持部材4の開口4eには可動部材10のカム部10bが臨むように対応して配置され、また、切り欠き部4fには可動部材10に突設された受部10cが貫通状態で配置されるものとなっている。
次に、中間支持部材4の第1の軸部4aに、第1のレバー部材5の長孔5aを回動及びスライド移動可能に軸支させると共に、一面側に突設されたカム部5bを、この中間支持部材4の開口4eを通して可動部材10のカム部10bと係合させる。この時、第1のレバー部材5の平坦部5dが第1の弾性部材7に当接されて長孔5aの長手方向へ弾性付勢されるものとなるが、第1のレバー部材5のカム部5bの先端が可動部材10のカム部10bの先端に当接して規制されているので、第1の弾性部材7に付勢された状態でこの位置に保持されるものとなる。
この状態で、次に、第1のレバー部材5の長孔5aに第2のレバー部材6に突設された連結ピン6dを係合させて第2のレバー部材6の軸孔6aを中間支持部材4の第2の軸部4bに回動可能に軸支させると共に、切り欠き6cに可動部材10に突設された受部10cが貫通されて、この受部10cが一対の作動腕部6eの間に配置されるものとなる。この時、第2のレバー部材6の平坦部6fが第2の弾性部材8に当接されて中立位置に弾性付勢されるものとなる。
最後に、第2のケース2の開口部を下にして、この開口部内に第1及び第2のレバー部材5、6が収まるようにして、第2のケース2の軸孔2aをホルダ9の支軸9cに回動可能に軸支すると共に、第2のケース2を中間支持部材4の上から中間支持部材4を挟持するように第1のケース1に取付けることで組立てが完了する。
次に、上記構成のターンシグナルスイッチ装置の動作を図3乃至図5に基づいて説明する。
まず、図3に示すように、操作レバー3が中立位置にある場合には、第2の作動部材15の先端はケース1の図示しないカム面の中央の谷部に当接して当該位置に保持されている。この時、第1のレバー部材5のカム5bは可動部材10の山形状のカム部10bの頂点で当接しており、図3に示すように、第1のレバー部材5は第1の弾性部材7の付勢力に抗して後退している。
したがって、第1のレバー部材5の当接部5cはハンドルに連動して回転するキャンセル突起20の回動軌跡外に位置しており、この状態でハンドルを回転しても、キャンセル突起20は第1のレバー部材5の当接部5cに当接せず、操作レバー3は中立位置に維持される。
操作レバー3をこの中立位置から横(左右)方向のいずれかの方向に回動すると、第2の作動部材15の先端は図示しないケース1のカム面上を摺動して両側に設けられたロック部に係止され、カム面の斜面を乗り越える際にクリック感が生起される。
ここで、例えば、操作レバー3を図1の矢印B方向に回動すると、操作レバー3に連動してホルダ9と可動部材10も同方向へ回転し、それに伴ってカム部10bの頂点がカム部5bから外れるため、図4に示すように、第1のレバー部材5は第1の弾性部材7の弾性力を受けて長孔5aの長手方向に沿って前進し、当接部5cがキャンセル突起20の回動軌跡内に進出する。
この時、操作レバー3の矢印B方向への回動に伴い、ホルダ9の安定位置に保持された可動部材10の受部10cは第2のレバー部材6の切り欠き6c内を変位し、図4に示すように、この受部10cは切り欠き6cの一方の作動腕部6eと当接する。さらに、操作レバー3の矢印B方向への回動に伴い、ホルダ9の駆動突起9fが第1のケース1に配設された図示しないスイッチ部を駆動するため、接点の切換えが行われ、図示せぬ右折用のランプが点滅動作する。
図4に示す右折状態で、ハンドルが逆方向(同図の矢印方向)に回転操作されると、そのリターン動作中にキャンセル突起20が第1のレバー部材5の当接部5cに突き当る。その結果、第1のレバー部材5が第1の軸部4aを中心に同図の時計回り方向に回転し、それに伴って、第1のレバー部材5に連結された第2のレバー部材6が第2の軸部4bを中心に時計回り方向に回転するため、第2のレバー部材6の作動腕部6eは同図の上方へ回動変位する。
これにより、作動腕部6eが可動部材10の受部10cを上方へ押圧し、この押圧力が可動部材10を介してホルダ9に伝達されるため、ホルダ9に保持された第2の作動部材15の先端は第1のケース1の図示しないカム面のロック部から外れて中央の谷部へと移行し、操作レバー3と第1及び第2のレバー部材5、6は図3に示す中立位置に自動復帰する。
この時、図6に示すように、可動部材10は、捻りコイルばね19の一対の自由端側が、ホルダ9の一対の規制部9iに係止された状態でその先端側が一対のばね係止部10aにも同時に係止されており、作動腕部6eの回動に伴い可動部材10が回動する際に、捻りコイルばね19の付勢力によりホルダ9も一緒に共回りすることになる。
このように、第1のレバー部材5に対向する第2のレバー部材6に一対の作動腕部6eを設けて、この作動腕部6eが、第1のレバー部材5の回転に連動して可動部材10に突出して設けられた受部10cに当接して可動部材10を介してホルダ9を回動することにより、操作レバー3を動作位置から中立位置に復帰させるようにしたので、カム面など設ける必要がなくなり、構成が簡易となり、確実に操作レバー3を中立位置に復帰させることができるものとなっている。
また、図4に示す右折状態で操作レバー3に自動復帰を阻止する何らかの力が作用した場合、例えば操作レバー3を押さえながらハンドルが逆方向に回転操作されると、上記したように第2のレバー部材6が第2の軸部4bを中心に時計回り方向に回転しようとするが、操作レバー3が押さえられているためホルダ9は回転せず、作動腕部6eと可動部材10の受部10cとの当接部分に過大な負荷が発生する。
このような過負荷が生じた場合、図5に示すように、第2のレバー部材6の回転方向の分力によって受部10cが作動腕部6eに沿って押圧され、この時、図7に示すように、可動部材10が捻りコイルばね19の反発力に抗して若干回動(図示右側)するため、受部10cは図5の点線で示す安定位置から実線(断面)で示す退避位置へと揺動するため、第1及び第2のレバー部材5、6は受部10cに妨げられることなく回転できる。
そして、キャンセル突起20が第1のレバー部材5の当接部5cを通過すると、可動部材10は捻りコイルばね19の反発力によって退避位置から安定位置へと自動復帰するため、再び図4に示す右折状態に維持される。
この時、可動部材10は捻りコイルばね19によってホルダ9に回転可能に軸支されており、ホルダ9の回動が阻止された状態でも可動部材10が単独に回転できるようになっている。このように、キャンセル動作時に第2のレバー部材6の作動腕部6eと可動部材10の受部10cとの当接部分に生じる過負荷が可動部材10の回動によって解放(吸収)されるため、運転者が操作レバー3を動作位置に押さえた状態でキャンセル動作が行なわれたとしても、両レバー5、6や可動部材10を含む動力伝達系の構成部品が破損するのを防止できるものとなっている。
一方、操作レバー3を指示位置と直交する方向(図1の矢印A、Bに直交する方向)に回動すると、前述したように、操作レバー3と第1の作動部材11がハウジング(両ケース1、2)とホルダ9に対し支軸3c、3cを結ぶ直線を回転軸として垂直方向へ所定角度だけ回転し、それに伴って第1の作動部材11の先端がホルダ9の開口部9aの内面の図示しないカム部上を摺動し、クリック感が生起される。この時、かかる操作レバー3の回動に伴い、駆動突起用の穴3dに挿入された駆動突起が第1のケース1に配設された図示しないスイッチ部を駆動するため、接点の切換えが行われ、ビーム切換えやパッシング動作が行われる。
上記した本発明の実施例によれば、操作レバー3が中立位置にある時に、操作レバー3によって第1のレバー部材5を第1の弾性部材7の弾性力に抗してキャンセル突起20の回転軌跡外に後退させ、操作レバー3が動作位置にある時、第1のレバー部材5を第1の弾性部材7の付勢力でキャンセル突起20の回転軌跡内に進出させるターンシグナルスイッチ装置の構成であって、ハウジング(第1のケース1)に、操作レバー3の回動に伴って回動するホルダ9を配置すると共に、このホルダ9に、前記第1のレバー部材5に突設されたカム部5bと係合して、この第1のレバー部材5をキャンセル突起20の回転軌跡内外に進退させるカム部10bを有する可動部材10を設けて、この可動部材10を前記ホルダ9に回転可能に軸支すると共に、前記ホルダ9に、前記可動部材10を回転及び自動復帰可能に保持する付勢部材(捻りコイルばね19)を設けるようにしたので、前記可動部材10を前記ホルダ9に回転可能に軸支するという簡単な構成で前記ホルダ9に前記可動部材10を保持することができるため、前記可動部材10を前記ホルダ9本体の長手方向に揺動可能な状態で保持させる必要がないので、組立が簡易となり、可動部材10を収納するスペースも小さくできるので、スイッチ装置の小型化が可能となっている。
また、前記可動部材10は、平板状に形成されており、前記ホルダ9の下面側の外周に設けられた平坦部の一面に、前記可動部材10が回転可能に軸支されていることから、前記可動部材10を平板状に形成することにより前記ホルダ9への取り付けスペースを小さくできるので、小型化が容易となっている。
本発明の一実施例であるターンシグナルスイッチ装置を示す分解斜視図である。 本発明のターンシグナルスイッチ装置のホルダと可動部材部分を示す要部斜視図である。 本発明のターンシグナルスイッチ装置のキャンセル機構で操作レバーが中立位置の状態を示す説明図である。 本発明のターンシグナルスイッチ装置のキャンセル機構でキャンセル待ちの状態を示す説明図である。 本発明のキャンセル機構のキャンセル待ちの状態で操作レバーを押さえたままハンドルを逆方向に回動させた状態を示す説明図である。 本発明のキャンセル機構で操作レバーが中立位置の可動部材と付勢部材の状態を示す説明図である。 本発明のキャンセル機構で操作レバーを押さえたままハンドルを逆方向に回動させた時の可動部材と付勢部材の状態を示す説明図である。 従来のターンシグナルスイッチ装置を示す分解斜視図である。 従来のキャンセル機構を示す底面図である。 従来のキャンセル機構の動作説明図である。
符号の説明
1:第1のケース
1a:軸孔
2:第2のケース
2a:軸孔
3:操作レバー
3a:基部
3b:レバー部
3c:支軸
3d:穴
4:中間支持部材
4a:第1の軸部
4b:第2の軸部
4c:ばね受部
4d:ばね受部
4e:開口
4f:切り欠き部
5:第1のレバー部材
5a:長孔
5b:カム部
5c:当接部
5d:平坦部
6:第2のレバー部
6a:軸孔
6b:開口
6c:切り欠き
6d:連結ピン
6e:作動腕部
6f:平坦部
7:第1の弾性部材
7a:係止部
7b:平板部
8:第2の弾性部材
8a:係止部
8b:平板部
9:ホルダ
9a:開口部
9b:支軸
9c:支軸
9d:軸孔
9e:軸孔
9f:駆動突起
9g:窓孔
9h:回動軸
9i:規制部
9j:ばね保持部
9k:抜け止め部
10:可動部材
10a:ばね係止部
10b:カム部
10c:受部
11:第1の作動部材
12:駆動体
13:コイルばね
14:回転部材
15:第2の作動部材
16:駆動体
17:コイルばね
18:回転部材
19:捻りコイルばね(付勢部材)
20:キャンセル突起

Claims (5)

  1. カム面を有するハウジングと、このハウジングに回動可能に支持された操作レバーと、前記カム面と協働して操作レバーを中立位置及び動作位置に保持する駆動部と、ハンドル側のキャンセル突起に当接して回動される第1のレバー部材と、この第1のレバー部材を前記キャンセル突起の回転軌跡へ向けて弾性付勢する弾性部材と、前記第1のレバー部材の回転に連動して前記操作レバーを動作位置から、中立位置に復帰させる第2のレバー部材とを備え、前記操作レバーが中立位置にある時、前記操作レバーによって前記第1のレバー部材を前記弾性部材の弾性力に抗して前記キャンセル突起の回転軌跡外に後退させ、前記操作レバーが動作位置にある時、前記第1のレバー部材を前記弾性部材の付勢力で前記キャンセル突起の回転軌跡内に進出させるターンシグナルスイッチ装置であって、前記ハウジングに、前記操作レバーの回動に伴って回動するホルダを配置すると共に、このホルダに、前記第1のレバー部材に突設されたカム部と係合して、前記第1のレバー部材を前記キャンセル突起の回転軌跡内外に進退させるカム部を有する可動部材を設け、この可動部材を前記ホルダに回転可能に軸支すると共に、前記ホルダに、前記可動部材を回転及び自動復帰可能に保持する付勢部材を設けたことを特徴とするターンシグナルスイッチ装置。
  2. 前記可動部材は、平板状に形成され、前記ホルダの外周に設けられた平坦部の一面に、前記可動部材が回転可能に軸支されていることを特徴とする請求項1記載のターンシグナルスイッチ装置。
  3. 前記付勢部材は、捻りコイルばねから形成され、この捻りコイルばねの基部が、前記可動部材が軸支された前記ホルダの一面と交差する他面上に係止されており、且つ、前記捻りコイルばねの一対の自由端が、前記可動部材の平面と直交する方向に延出されて係止されていることを特徴とする請求項1、又は2記載のターンシグナルスイッチ装置。
  4. 前記付勢部材は、前記基部から延出された一対の自由端側が、前記ホルダに形成された規制部及び前記可動部材に形成された係止部に同時に係止されており、前記操作レバーの回動に伴って前記ホルダが回動する際には、前記付勢部材の付勢力により前記ホルダと前記可動部材が共回り可能としたことを特徴とする請求項3記載のターンシグナルスイッチ装置。
  5. 前記第2のレバー部材に対向する一対の作動腕部を設け、この作動腕部が前記第1のレバー部材の回転に連動して前記可動部材に突出して設けられた受部に当接して前記可動部材を回動することにより、前記操作レバーを動作位置から中立位置に復帰させることを特徴とする請求項1記載のターンシグナルスイッチ装置。
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