JP2006147465A - スイッチ装置の節度機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】 節度ピース及びピースホルダの組み付け作業性の向上を図る。
【解決手段】 操作レバー3の先端部に節度ピース11が収容されるピース収容部10を設ける。節度ピース11の側面には係合凹部22が設けられており、操作レバー3の先端部には弾性片部23が設けられている。節度ピース11をピース収容部10に押し込むと、前記弾性片部23は係合凹部22に係合し、節度ピース11がピース収容部10内に保持される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、操作レバーの回動に節度を与えるスイッチ装置の節度機構に関する。
車両用の方向指示装置などのレバースイッチ装置は、節度面を有するケースにブラケットを回動可能に設けることにより構成されている。前記ブラケットには、当該ブラケットと一体的に回動するターン方向指示用の操作レバーが設けられており、前記操作レバーの先端に節度ピースが収容されている。即ち、操作レバーの先端部はピース収容部を有するピースホルダとして機能しており、前記ピース収容部内に節度ピース及びばねが収容されている。前記節度ピースは前記ばねにより節度面に向かって付勢されており、操作レバーの回動操作に伴い前記節度ピースは節度面を摺動するように構成されている(例えば特許文献1参照)。
上記構成においては、ブラケットと共に操作レバーがケースに組み付けられて節度ピースが節度面に押し当てられることにより、節度ピース及びばねがピース収容部から抜け出ないようになっている。
特開2003−25908号公報
ところが、上記構成では、ブラケット及び操作レバーをケースに組み付けるまでは節度ピース及びばねがピースホルダから抜け出てしまう。このため、ブラケット及び操作レバーをケースに組み付ける際には節度ピース及びばねがピース収容部から抜け出ないように保持しなければならず、組み付け作業性が悪いという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、節度ピース及びピースホルダの組み付け作業性の向上を図ることができるスイッチ装置の節度機構を提供することである。
本発明は、節度面を有する節度体と、前記節度面に圧接される節度ピースと、前記節度ピースを出没変位可能に収容するピースホルダとを備えたスイッチ装置の節度機構において、前記節度ピースに設けられた係合凹部と、前記ピースホルダに一体的に設けられ前記係合凹部に係合する係合凸部を有すると共に前記ピースホルダの内外方向に弾性変形可能な弾性片部とを備え、前記節度ピースが前記ピースホルダに没入変位することに伴い前記弾性片部は外方に向かって弾性変形し、前記弾性片部の復元力により前記節度ピースが突出方向に付勢されるように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、ピースホルダに収容された節度ピースを、その係合凹部に弾性片部の係合凸部を係合させることにより前記ピースホルダ内に保持することができる。従って、前記節度ピースが収容されたピースホルダを組み付ける際に、前記節度ピースがピースホルダから抜け出ることはなく、組み付け作業が容易になる。また、前記弾性片部は、ピースホルダに没入変位した節度ピースを突出方向に付勢するため、前記節度ピースを節度面に圧接させるための部材を省略できる。
以下、本発明を自動車のレバースイッチ装置に適用した一実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は本実施例に係るレバースイッチ装置の全体構成を示す図である。レバースイッチ装置1は、ケース2及び前記ケース2に回動可能に支持された操作レバー3を備えている。前記ケース2は、上ケース4及び下ケース5から構成されている。
前記ケース2内には、ブラケット6が図1中上下方向に延びる第1の軸7を中心に回動可能に設けられている。前記ブラケット6には、操作レバー3の先端部分が第1の軸7と直交する第2の軸8を中心に回動可能(図1に回動方向を矢印Aで示す)に支持されている。上記構成により、前記操作レバー3はブラケット6と共に第1の軸7を中心に回動されるようになっている。前記操作レバー3の内部には操作シャフト9が挿通されている。前記操作シャフト9は、その軸心回りに回動可能(図1に回動方向を矢印Bで示す)に構成されている。
前記操作レバー3の先端部はピースホルダとして機能し、その内部にはピース収容部10が形成されている。前記ピース収容部10には節度ピース11が収容されている。一方、上ケース4内のうち前記節度ピース11の先端部と対向する部分にはディテント12(節度体に相当)が配置されている。前記ディテント12のうち前記節度ピース11との対向面は節度面13とされている。前記節度面13の上下方向中央部は操作レバー3の第1の軸7を中心とした回動に節度を与える方向指示用の節度面として機能し、前記節度面13の前後方向中央部は操作レバー3の第2の軸8を中心とした回動に節度を与えるディマ/パッシング用の節度面として機能する。前記ピース収容部10、節度ピース11、ディテント12等から節度機構が構成される。
下ケース5の下部には配線基板14が配設された基板収容部15が形成されている。前記配線基板14と下ケース5との間には、十字状の可動コンタクト16を下面に有するコンタクトホルダ17が配置されている。詳しい説明は省略するが、操作レバー3が第1及び第2の軸7,8を中心に回動されることにより前記コンタクトホルダ17が移動し、可動コンタクト16の接点部(図示せず)が配線基板14上を摺動するようになっている。これにより、配線基板14に設けられた固定接点と前記接点部が接離し、ターンシグナルスイッチ及びディマ/パッシングスイッチがオン、オフされる。
また、前記ブラケット32の上面部には、レバーキャンセル機構を構成する部品が配設されている。前記レバーキャンセル機構は、前記矢印A1,A2方向に回動操作されて前記節度面13により保持された操作レバー3を図示しないステアリングホイールの戻し回動操作によって元に戻すもので、その部品には、ラチェット18、ラチェット18をステアリングホイール側に付勢するスプリング19、バックプレート20、前記バックプレート20を弾性保持するスプリング21等が含まれている。
次に、図2ないし図4に基づきピース収容部10及び節度ピース11の構成について説明する。図2及び図3に示すように、操作レバー3の先端部は略矩形筒状に構成されており、その内部にピース収容部10が形成されている。
節度ピース11は前記ピース収容部10の内寸よりも若干小さな外形寸法を有する略四角柱状に構成されており、前記ピース収容部10に対して出没変位可能に収容されている。前記節度ピース11の長手方向両端部のうちピース収容部10から突出する一端部には球状面11aが設けられており、前記球状面11aが前記節度面13に当接するようになっている。また、前記節度ピース11の長手方向他端部の対向する二辺部には傾斜面11bが形成されている。
更に、前記節度ピース11の対向する2側面の略中央部にはそれぞれ係合凹部22が形成されている。前記係合凹部22は、節度ピース11の長手方向中央部付近において最も深くなるように構成されており、最も深い部分(以下、最深部22a)の両側は傾斜面22b,22cとなっている。
一方、操作レバー3の先端部の対向する二側部には、それぞれV字状の弾性片部23が設けられている。前記弾性片部23は、操作レバー3の側部に形成されたコ字状の切欠で囲まれており、当該弾性片部23のうち操作レバー3の先端部とは反対側の端部において前記操作レバー3と繋がっている。前記弾性片部23は樹脂射出成形により前記操作レバー3と一体的に形成される。前記弾性片部23は、通常はその折曲部23aがピース収容部10内に位置しており、ピース収容部10の内外方向に揺動するように弾性変形可能に構成されている。
前記節度ピース11をピース収容部10に組み付けるときは、ピース収容部10の先端開口から前記節度ピース11を挿入する。すると、前記弾性片部23のうち前記折曲部23aよりも前の部分に節度ピース11の傾斜面11bが当接し、節度ピース11が更に押し込まれることによって弾性片部23はピース収容部10の外方に向かって押し広げられる。そして、係合凹部22と弾性片部23とが対向する位置まで節度ピース11が押し込まれると、弾性片部23の全体が前記係合凹部22に係合する(図2に示す状態)。つまり、本実施例では、弾性片部23の全体が係合凸部として機能する。
このとき、弾性片部23の折曲部23aは、係合凹部22の最深部22aに位置しており、前記弾性片部23は弾性変形していない。これにより、節度ピース11はピース収容部10に保持された状態となる。従って、操作レバー3をブラケット6と共にケース2に組み付ける際に、節度ピース11がピース収容部10から抜け出ないように保持する必要がない。
一方、節度ピース11がピース収容部10内に更に押し込まれると、弾性片部23の折曲部23aは係合凹部22の最深部22aから抜け出、傾斜面22bに沿って徐々に外方に弾性変形する(図4に示す状態)。この結果、前記弾性片部23は元の状態(図2に示す状態)に戻ろうとするため、前記弾性片部23によって節度ピース11はピース収容部10から突出する方向に付勢される。
本実施例では、ケース2に操作レバー3を組み付けると、節度ピース11はピース収容部10内にやや押し込まれた状態となるように構成されている。このため、節度ピース11は、前記弾性片部23によって節度面13に圧接される。また、操作レバー3を第1の軸7或いは第2の軸8を中心に回動操作することにより節度ピース11の球状面11aが節度面13を摺動し、節度面13の山部(図示せず)に乗り上げた場合は、前記弾性片部23の付勢力に抗して節度ピース11はピース収容部10に更に押し込まれる。
このように本実施例によれば、節度ピース11に係合凹部22を設けると共に前記係合凹部22に係合する弾性片部23をピース収容部10に設けたので、節度ピース11をピース収容部10に保持した状態で操作レバー3をケース2に組み付けることができる。
また、弾性片部23により節度ピース11を節度面13に圧接するように構成したため、従来のばね部材を省略でき、部品点数を削減することができる。
更に、本実施例では、係合凹部22のうち最深部22aよりも奥側を傾斜面22cとした。従って、ピース収容部10から節度ピース11を容易に取外すことができる。
尚、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような変形が可能である。
節度ピース及びピースホルダには、それぞれ1個の係合凹部及び1個の弾性片部を設けるように構成しても良い。このような構成でも、節度ピースをピースホルダ内に保持することができる。
弾性片部の一部に係合凸部を形成し、前記係合凸部のみが係合凹部に係合するように構成しても良い。
係合凹部のうち最深部よりもピース収容部の奥部側の傾斜面はなくても良い。即ち、係合凹部は、ピース収容部の手前側から奥側に向かって徐々に深くなるように構成しても良い。この場合、ピース収容部に組みつけられた節度ピースを前記ピース収容部から抜き出し難くなるが、操作レバーの回動操作に伴う節度ピースの出没変位には殆ど影響がない。
本発明の一実施例を示す車両用レバースイッチ装置の節度機構の周辺部分を示す図 節度ピース及びピース収容部の横断上面図 節度ピース及びピース収容部の分解斜視図 節度ピースが没入状態にあるときの弾性片部と係合凹部との関係を示す図
符号の説明
図面中、1はレバースイッチ装置、3は操作レバー、10はピース収容部、11は節度ピース、12はディテント(節度体)、13は節度面、22は係合凹部、23は弾性片部(係合凸部)を示す。

Claims (3)

  1. 節度面を有する節度体と、前記節度面に圧接される節度ピースと、前記節度ピースを出没変位可能に収容するピースホルダとを備えたスイッチ装置の節度機構において、
    前記節度ピースに設けられた係合凹部と、
    前記ピースホルダに一体的に設けられ前記係合凹部に係合する係合凸部を有すると共に前記ピースホルダの内外方向に弾性変形可能な弾性片部とを備え、
    前記節度ピースが前記ピースホルダに没入変位することに伴い前記弾性片部は外方に向かって弾性変形し、前記弾性片部の復元力により前記節度ピースが突出方向に付勢されるように構成されていることを特徴とするスイッチ装置の節度機構。
  2. ピースホルダは、当該ピースホルダのうち対向する2箇所に設けられた一対の弾性片部を有し、
    節度ピースは、前記弾性片部に対応する一対の係合凹部を有していることを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置の節度機構。
  3. 前記係合凹部は、節度ピースがピースホルダから出没変位することに伴い前記弾性片部を外方に向かって弾性変形させるように構成されていることを特徴とする請求項1または2記載のスイッチ装置の節度機構。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018012458A (ja) * 2016-07-22 2018-01-25 株式会社東海理化電機製作所 スイッチ装置

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