JP2003097519A - クランプ装置 - Google Patents

クランプ装置

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JP2003097519A
JP2003097519A JP2001288745A JP2001288745A JP2003097519A JP 2003097519 A JP2003097519 A JP 2003097519A JP 2001288745 A JP2001288745 A JP 2001288745A JP 2001288745 A JP2001288745 A JP 2001288745A JP 2003097519 A JP2003097519 A JP 2003097519A
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    • F16B21/10Means for preventing relative axial movement of a pin, spigot, shaft or the like and a member surrounding it; Stud-and-socket releasable fastenings by separate parts
    • F16B21/16Means for preventing relative axial movement of a pin, spigot, shaft or the like and a member surrounding it; Stud-and-socket releasable fastenings by separate parts with grooves or notches in the pin or shaft
    • F16B21/165Means for preventing relative axial movement of a pin, spigot, shaft or the like and a member surrounding it; Stud-and-socket releasable fastenings by separate parts with grooves or notches in the pin or shaft with balls or rollers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q1/00Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
    • B23Q1/0063Connecting non-slidable parts of machine tools to each other
    • B23Q1/0081Connecting non-slidable parts of machine tools to each other using an expanding clamping member insertable in a receiving hole
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q3/00Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークパレット又は金型からなる固定対象物
を繰り返し使用しても安定したクランプ状態を維持する
こと、小型で且つ大きなクランプ力で固定対象物をクラ
ンプすること、等が可能なクランプ装置を提供する。 【解決手段】 クランプ装置3において、ブッシュ10
に複数の部分球面状の係合凹部21を形成し、クランプ
機構11は、筒状の保持部23bを有する保持体23
と、複数の係合凹部21に対向させて保持部23bに径
方向へ移動可能に保持された複数の鋼球24と、保持部
23bの軸孔28に移動可能に挿入されたピストン部材
25とを有し、クランプ作動手段12によりピストン部
材25を軸心方向へ移動させて複数の鋼球24を複数の
係合凹部21に夫々係合させ、クランプ解除手段13に
よりピストン部材25を軸心方向へ移動させて複数の鋼
球24を係合凹部21から離脱させるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、クランプ装置に
関し、特に、ワークパレット又は金型を繰り返し使用し
ても安定したクランプ状態を維持できるものに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、ワークパレット又は金型を工作
機械のテーブル等に設けられたベース体に固定するため
に、種々の形式のクランプ装置が用いられている。例え
ば、本願出願人は、次のようなクランプ装置を実用化し
つつある。
【0003】このクランプ装置においては、クランプ本
体の上半部に筒状の保持部が形成され、この保持部には
複数の鋼球が径方向へ移動可能に保持されている。保持
部にはクランプ力とクランプ解除力を出力する出力部材
としてのピストン部材が移動可能に挿入されている。こ
のピストン部材は、例えば皿バネにより下方へ付勢され
ており、クランプ解除時には油圧シリンダにより上方へ
駆動される。ピストン部材の上端側部分には、複数の鋼
球を外側へ押圧する為の複数の傾斜部が設けられ、これ
ら傾斜部の下側には複数の鋼球が内側へ退避可能な複数
の凹部も夫々設けられている。一方、ワークパレットに
は環状のブッシュが固定され、このブッシュの上端側部
分には、複数の鋼球が係合可能な環状テーパー面が形成
されている。
【0004】クランプ解除状態では、ピストン部材は、
皿バネの弾性付勢力に抗して油圧シリンダにより上方へ
押し上げられている。この状態から、油圧シリンダの油
圧を排出すると、ピストン部材は皿バネの弾性付勢力に
より下方へ駆動され、それに伴い、複数の鋼球が複数の
傾斜部により径方向外側へ押し出される。そして、鋼球
の外側部分が環状テーパー面に係合し、ブッシュにクラ
ンプ力が伝達されてワークパレットがクランプされる。
クランプ状態から油圧シリンダに油圧を供給すると、油
圧シリンダによりピストン部材が上方へ駆動され、それ
に伴い、鋼球が夫々内側へ退避して鋼球の内側部分が凹
部に収容されるため、鋼球と環状テーパー面との係合が
解除されて、ワークパレットの固定が解除される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 前記のクランプ装置
においては、複数の鋼球がブッシュの環状テーパー面に
係合してワークパレットをクランプするが、各鋼球と環
状テーパー面との接触面積が小さく、クランプ力は環状
テーパー面に局所的に作用することになる。従って、特
に、クランプ力が大きい場合に、環状テーパー面に鋼球
の接触跡が付き、ワークパレットを繰り返し使用するに
つれ環状テーパー面にクランプ力が不均一に作用するよ
うになり、安定したクランプ状態を維持することが困難
になる虞がある。
【0006】また、環状テーパー面に局所的に作用する
力を小さくして、鋼球の接触跡が付かないようにするこ
とは可能であるが、鋼球と環状テーパー面との接触面積
を大きくするために、鋼球のサイズを大きくしたり、鋼
球の数を増やしたりする必要があるため、クランプ装置
が大型化する等、製作コスト的に不利である。本発明の
目的は、ワークパレット又は金型を繰り返し使用しても
安定したクランプ状態を維持すること、小型で且つ大き
なクランプ力でワークパレット又は金型をクランプする
こと、等が可能なクランプ装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】 請求項1のクランプ装
置は、機械加工に供するワークを取付ける為のワークパ
レット又は金型からなる固定対象物をベース体に固定す
るクランプ装置において、環状に配置された複数の部分
球面状の係合凹部を備え且つ固定対象物に固定された環
状のブッシュと、前記ブッシュに挿通可能な筒状の保持
部を有する保持体と、前記複数の係合凹部に対向させて
保持部に径方向へ移動可能に保持された複数の鋼球と、
保持部の軸孔に移動可能に挿入されたクランプ出力部材
とを有し、複数の係合凹部に複数の鋼球を夫々係合可能
にしたクランプ機構と、前記クランプ出力部材をその軸
心方向へ移動させて複数の鋼球を複数の係合凹部に夫々
係合させるクランプ作動手段と、前記クランプ出力部材
をその軸心方向へ移動させて複数の鋼球を複数の係合凹
部から離脱可能にするクランプ解除手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0008】固定対象物としてのワークパレットには機
械加工に供するワークが取付けられ、その後、ワークパ
レットは工作機械に搬送されて、工作機械のテーブルに
固定されたベース体もしくはテーブル自体としてのベー
ス体にセットされる。この状態から、クランプ作動手段
によりクランプ出力部材を軸心方向へ移動させ、複数の
鋼球を保持部において径方向に移動させて、複数の鋼球
を複数の係合凹部に夫々係合させると、ワークパレット
はベース体に固定される。このとき、複数の鋼球が複数
の係合凹部に夫々係合してクランプ力をブッシュに伝達
するため、ブッシュと鋼球の接触面積が比較的大きくな
り、ブッシュに鋼球の接触跡が付くことがないし、安定
したクランプ状態を維持できる。
【0009】前記のクランプ状態から、クランプ解除手
段によりクランプ出力部材を軸心方向で且つクランプ状
態移行時とは逆方向へ移動させ、複数の鋼球を保持部に
おいてクランプ状態移行時とは逆方向へ移動させて、複
数の鋼球を複数の係合凹部から離脱させると、ワークパ
レットの固定が解除される。金型をこのクランプ装置に
より固定する場合の作用は、ワークパレットを固定する
場合と同様であるので、その説明を省略する。
【0010】請求項2のクランプ装置は、請求項1の発
明において、前記クランプ作動手段は、クランプ出力部
材に形成され軸心方向に対して所定角度傾斜した複数の
傾斜部であって、複数の鋼球を径方向外側へ夫々移動さ
せる複数の傾斜部を有することを特徴とするものであ
る。クランプ状態に移行する際に、クランプ出力部材が
軸心方向へ移動すると、クランプ出力部材に形成された
複数の傾斜部が複数の鋼球に夫々当接し、クランプ出力
部材の移動に伴って複数の傾斜部も軸心方向へ移動して
複数の鋼球を夫々径方向外側へ移動させる。径方向外側
へ移動した複数の鋼球は、ブッシュに形成された複数の
係合凹部に夫々係合し、固定対象物はベース体に固定さ
れる。
【0011】請求項3のクランプ装置は、請求項2の発
明において、前記クランプ解除手段は、前記傾斜部に夫
々隣接させてクランプ出力部材に形成された複数の半球
面状の凹部であって、複数の鋼球を径方向内側へ夫々退
避可能にする複数の凹部を有することを特徴とするもの
である。クランプ状態からクランプ解除状態に移行する
際に、クランプ出力部材がクランプ状態移行時とは逆方
向に軸心方向へ移動すると、クランプ出力部材の移動に
伴って傾斜部も同方向へ移動するため、傾斜部により径
方向外側へ押圧されていた複数の鋼球は、内側へ移動し
て傾斜部に隣接した複数の凹部に夫々退避する。従っ
て、鋼球が係合凹部から離脱して固定対象物の固定が解
除される。
【0012】請求項4のクランプ装置は、請求項1の発
明において、前記クランプ作動手段は、クランプ出力部
材に形成された環状テーパー面であって、複数の鋼球を
径方向外側へ移動させる環状テーパー面を有することを
特徴とするものである。クランプ状態に移行する際に、
クランプ出力部材が軸心方向へ移動すると、クランプ出
力部材に形成された環状テーパー面が複数の鋼球に夫々
当接し、クランプ出力部材の移動に伴って環状テーパー
面も軸心方向へ移動して複数の鋼球を夫々径方向外側へ
移動させる。径方向外側へ移動した複数の鋼球は、ブッ
シュに形成された複数の係合凹部に夫々係合し、固定対
象物はベース体に固定される。
【0013】請求項5のクランプ装置は、請求項2の発
明において、前記クランプ解除手段は、前記環状テーパ
ー面に隣接させてクランプ出力部材に形成された環状リ
セスであって、複数の鋼球を径方向内側へ退避可能にす
る環状リセスを有することを特徴とするものである。ク
ランプ状態からクランプ解除状態に移行する際に、クラ
ンプ出力部材がクランプ状態移行時とは逆方向に軸心方
向へ移動すると、クランプ出力部材の移動に伴って環状
テーパー面も同方向へ移動するため、環状テーパー面に
より径方向外側へ押圧されていた複数の鋼球は内側へ移
動して環状テーパー面に隣接した環状リセスに退避す
る。従って、鋼球が係合凹部から離脱して固定対象物の
固定が解除される。
【0014】請求項6のクランプ装置は、請求項1〜5
の何れかの発明において、前記クランプ作動手段は、前
記クランプ出力部材を軸心方向へ付勢する皿バネを有す
ることを特徴とするものである。従って、クランプ状態
に移行する際に、皿バネによりクランプ出力部材が軸心
方向へ駆動されて、複数の鋼球が径方向へ移動して複数
の係合凹部に夫々係合する。
【0015】請求項7のクランプ装置は、請求項6の発
明において、前記クランプ解除手段は、前記皿バネの弾
性付勢力に抗して前記クランプ出力部材を軸心方向へ駆
動可能な油圧シリンダを有することを特徴とするもので
ある。従って、クランプ状態からクランプ解除状態に移
行する際には、油圧シリンダにより、皿バネの弾性付勢
力に抗してクランプ出力部材がクランプ状態移行時とは
逆方向へ駆動されて、複数の鋼球が複数の係合凹部から
離脱する。
【0016】
【発明の実施の形態】 本発明の実施の形態について説
明する。本実施形態は、機械加工に供するワークを取り
付ける為のワークパレットを、工作機械のテーブルに設
けられたベース体に固定するクランプ装置に本発明を適
用した一例である。図1に示すように、固定対象物であ
るワークパレット1は、ベース体2に4組のクランプ装
置3により固定される。これら4組のクランプ装置3
は、ワークパレット1をベース体2に対して水平方向と
鉛直方向に位置決めして、ワークパレット1をベース体
2に固定する。
【0017】ワークパレット1は平面視略正方形の厚板
状のものであり、ベース体2も同様に正方形の厚板状の
ものである。尚、ベース体2は工作機械のテーブル自体
で構成される場合もある。4組のクランプ装置3は、ワ
ークパレット1とベース体2における、正方形の4隅付
近に夫々配置されている。
【0018】次に、クランプ装置3について説明する。
但し、4組のクランプ装置3は夫々同様の構造を有する
ため、1組のクランプ装置3について以下説明する。図
2〜図4に示すように、クランプ装置3は、ワークパレ
ット1に固定された環状のブッシュ10と、このブッシ
ュ10をベース体2側へ固定するクランプ機構11と、
クランプ機構11をクランプ側へ作動させるクランプ作
動手段12と、クランプ機構11をクランプ解除側へ作
動させるクランプ解除手段13と、ワークパレット1を
ベース体2に対して水平方向と鉛直方向に位置決め可能
な位置決め機構14と、除塵用の加圧エアを供給するエ
ア供給機構15などを備えている。
【0019】図2〜図8に示すように、ブッシュ10は
ワークパレット1の下部に形成された収容穴1aに内嵌
状に収容され、高さ調整用のシムプレート20を介在さ
せて高さ調整した状態で、例えば4本のボルト1bでワ
ークパレット1に固定されている。尚、ワークパレット
1には、収容穴1aの上端中央部に連なる凹穴1cも形
成されている。図7、図8に示すように、ブッシュ10
の上端部には、環状に配置された例えば6つの部分球面
状の係合凹部21が形成されている。後述するように、
これら係合凹部21にクランプ機構11の複数の鋼球2
4が夫々係合して、ブッシュ10はベース体2側へ引き
付けられて固定される。
【0020】図2〜図6に示すように、クランプ機構1
1は、筒状の保持部23bを有する保持体23と、6つ
の係合凹部21に対向させて保持部23bに径方向に移
動可能に保持された6つの鋼球24と、保持部23bの
軸孔28に移動可能に挿入されたピストン部材25(ク
ランプ出力部材)とを有し、クランプ機構11は、6つ
の鋼球24を6つの係合凹部21に夫々係合させること
が可能に構成されている。
【0021】保持体23は、上下方向中段の大径部23
aと、この大径部23aから上方へ延びブッシュ10に
挿通可能な保持部23bと、大径部23aの下端から突
出した環状部23cを有する。保持体23は、環状部2
3cがベース体2の収容穴2aに内嵌された状態で、大
径部23aを貫通する6本のボルト26でベース体2に
固定されている。
【0022】大径部23aの上面には、ブッシュ10を
受け止めてワークパレット1の鉛直方向位置を決める環
状の受止面27が形成されている。保持部23には、ピ
ストン部材25のロッド部25bが貫通する軸孔28が
形成されている。保持部23bの上半部には、保持部2
3bを径方向に貫通する6つの貫通孔29が設けられて
いる。保持部23bの下半部の外周には、上方ほど小径
化する環状テーパー面30が形成されている。環状部2
3cとベース体2にはシリンダ穴31も形成されてい
る。
【0023】6つの鋼球24は、保持部23bの6つの
貫通孔29において、径方向に移動可能に保持されてい
る。後述するように、クランプ状態へ移行する際には、
これら6つの鋼球24は径方向外側へ移動して係合凹部
21に係合し、クランプ解除状態に移行する際には、6
つの鋼球24は径方向内側へ移動してピストン部材25
の凹部34に夫々退避する。
【0024】図3〜図6,図9に示すように、ピストン
部材25は、ピストン部25aとロッド部25bとを一
体形成したものである。ピストン部25aはシリンダ穴
31に摺動可能に内嵌装着されている。ロッド部25b
は、軸孔28にその軸心32方向へ移動可能に挿通さ
れ、ロッド部25bと軸孔28との間には、保持体23
内部に切削切粉等の異物が侵入するのを防止するダスト
シール33が装着されている。ロッド部25bの上端側
部分には、下方程軸心32側へ移行するように軸心32
に対して約30°傾斜した6つの傾斜部33が周方向に
形成され、6つの傾斜部33の下側には、これら傾斜部
33に夫々隣接する半球面上の6つの凹部34も形成さ
れている。
【0025】クランプ作動手段12は、ピストン部材2
5を下方へ移動させて6つの鋼球24を6つの係合凹部
21に夫々係合させるものであり、このクランプ作動手
段12は、ピストン部材25を下方へ付勢する複数の皿
バネ40と、ピストン部材25に形成され6つの鋼球2
4を径方向外側へ移動させる6つの傾斜部33を備えて
いる。
【0026】複数の皿バネ40は、環状部23cとピス
トン部25aの内部に圧縮状態で配設され、一部の皿バ
ネ40は、大径部23aに形成された環状のバネ収容部
41に収容され、残りの皿バネ40は、ピストン部25
aに形成された環状のバネ収容部42に収容されてい
る。これら皿バネ40は、ピストン部材25を下方へ強
力に付勢するクランプ力を発生させる。クランプ状態へ
移行する際には、皿バネ40によりピストン部材25が
下方へ駆動され、このピストン部材25の下方への移動
に伴って、6つの傾斜部33が6つの鋼球24に夫々当
接して6つの鋼球24を径方向外側へ押圧するため、図
4、図6に示すように、これら鋼球24は径方向外側へ
移動して6つの係合凹部21に夫々係合する。
【0027】クランプ解除手段13は、ピストン部材2
5を上方へ移動させて6つの鋼球を6つの係合凹部21
から夫々離脱可能にするものであり、このクランプ解除
手段13は、皿バネ40の弾性付勢力に抗してピストン
部材25を上方へ駆動可能な油圧シリンダ45と、6つ
の鋼球24を径方向内側へ夫々退避可能にする6つの凹
部34を備えている。
【0028】油圧シリンダ45は、シリンダ穴31と、
ピストン部25aと、ピストン部材25を上方へ駆動す
るクランプ解除力を発生させる油室46などを有する。
前述のように、ピストン部25aはシリンダ穴31に摺
動可能に内嵌装着され、シリンダ穴31とピストン部2
5aの間はシール部材47で封止されている。ベース体
2の内部において、ピストン部25aの下側には油室4
6が設けられ、この油室46には、ベース体2に形成さ
れ外部の油圧供給装置に接続された油路48から油圧を
給排可能である。
【0029】クランプ状態からクランプ解除状態へ移行
する際には、油室46に油圧が供給されて、油室46で
発生したクランプ解除力により、皿バネ40の弾性付勢
力に抗してピストン部材25が上方へ駆動される。この
ピストン部材25の上方への移動に伴って、6つの傾斜
部33も上方へ移動するが、6つの傾斜部33が上方へ
移動するにつれて6つの鋼球24が内側へ移動するた
め、図3、図5に示すように、これら鋼球24は6つの
凹部34に夫々退避し、鋼球24は係合凹部21から離
脱する。
【0030】図5、図6に示すように、位置決め機構1
4は、ワークパレット1の鉛直方向位置を決める為の受
止面27と、ワークパレット1の水平方向位置を決める
為の環状テーパー面30と、ブッシュ10に装着された
テーパーコレット50などを備えている。ブッシュ10
の下端には、受止面27に当接する当接面51が形成さ
れ、クランプ状態において、受止面27に当接面51が
当接することで、ワークパレット1の鉛直方向位置が高
精度に位置決めされる。
【0031】ブッシュ10の内周側部分には、径拡大方
向に弾性変形可能なテーパーコレット50が上下摺動可
能に装着されている。テーパーコレット50の外周面は
円筒面に形成されており、テーパーコレット50の内周
面は環状テーパー面30に密着係合可能な下方程大径の
テーパー面に形成されている。図10、図11に示すよ
うに、テーパーコレット50の周方向4等分位置には、
テーパーコレット50の弾性変形を促進するスリット5
0a,50bが形成されている。ブッシュ10の内周側
部分において、テーパーコレット50の上側には環状溝
52が形成され、この環状溝52には、テーパーコレッ
ト50を下方に弾性付勢する皿バネ53が設けられてい
る。テーパーコレット50の下側には、テーパーコレッ
ト50を抜け止めする止め輪54が装着されている。
【0032】テーパーコレット50が環状テーパー面3
0に外嵌した状態で、6つの鋼球24が6つの係合凹部
21に夫々係合して、ブッシュ10がベース体2側へ引
きつけられると、テーパーコレット50は皿バネ53に
より下方へ付勢されているため、テーパーコレット50
が環状テーパー面30に密着係合してワークパレット1
は水平方向に高精度に位置決めされる。このとき、同時
に受止面27にブッシュの当接面51が当接し、ワーク
パレット1は鉛直方向にも高精度に位置決めされる。
【0033】図3、図5に示すように、エア供給機構1
5は、外部の加圧エア供給装置(図示略)に接続される
ベース体2内のエア通路60と、保持体23内のエア通
路61と、ロッド部25b内のエア通路62,63と、
環状溝64,65と、ブロー孔66,67などを有す
る。ブロー孔66,67は夫々放射状に例えば4本形成
されている。エア通路63の上端はプラグ部材68で閉
塞されている。このエア供給機構15においては、加圧
エア供給装置から供給された加圧エアは、エア通路6
2、環状溝64を介してブロー孔66から噴出して受止
面27と当接面51の付近をエアブローすると共に、エ
ア通路62,63、環状溝65を介してブロー孔67か
ら噴出して環状テーパー面30とテーパーコレット50
の付近をエアブローする。
【0034】次に、クランプ装置3の作用について説明
する。図3、図5に示すように、ワークパレット1をベ
ース体2に搬送してセットする前に、油室46に油圧を
供給してクランプ解除状態に保持しておく。このとき、
油圧シリンダ45で発生したクランプ解除力が皿バネ4
0のクランプ力に抗してピストン部材25を押し上げて
おり、ロッド部25bの上端が凹穴1cの上端に当接し
ている。ここで、6つの鋼球24は径方向内側へ移動し
て6つの凹部34に夫々退避した状態である。
【0035】次に、前記の状態からワークパレット1を
ベース体2にセットした後、図4、図6に示すように、
油室46の油圧を排出すると、皿バネ40によるクラン
プ力がピストン部材25に作用してピストン部材25を
押し下げる。このとき、ピストン部材25に形成された
6つの傾斜部33も下降して6つの鋼球24を夫々径方
向外側へ押し出すため、6つの鋼球24は外側へ移動し
て6つの係合凹部21と夫々係合する。
【0036】このとき、鋼球24を介してブッシュ10
にクランプ力が伝達されて、ブッシュ10はベース体2
側へ引きつけられる。同時に、保持部23bの環状テー
パー面30にテーパーコレット50が密着係合してワー
クパレット1は水平方向に位置決めされ、受止面27に
ブッシュ10の当接面51が当接してワークパレット1
は鉛直方向に位置決めされる。従って、ワークパレット
1は、水平方向と鉛直方向に夫々高精度に位置決めされ
た状態でベース体2に固定される。
【0037】次に、このクランプ状態から油室46に油
圧を供給すると、油室46で発生したクランプ解除力に
より皿バネ40の弾性付勢力に抗してピストン部材25
は上方へ駆動される。このとき、傾斜部33も上昇して
6つの鋼球24が径方向内側へ移動するため、6つの鋼
球24は6つの係合凹部21から夫々離脱し、夫々凹部
34に退避して、ワークパレット1の固定が解除され
る。
【0038】以上説明したクランプ装置3によれば次の
ような効果が得られる。 1)クランプ状態では、6つの鋼球24を6つの係合凹
部21に夫々係合させてワークパレット1をクランプす
るので、ブッシュ10と鋼球24の接触面積が比較的大
きくなってブッシュ10に鋼球24の接触跡が付くこと
がないし、ワークパレット1を繰り返し使用しても鋼球
24とブッシュ10の係合位置が変わらないため、常に
クランプ力がブッシュ10に均等に作用して安定したク
ランプ状態を維持できる。また、大きなクランプ力が必
要な場合でも、鋼球24とブッシュ10との接触面積が
比較的大きいことから、接触面積を増やすために鋼球2
4のサイズを大きくしたり鋼球の数を増やしたりする必
要がなく、クランプ装置3を小型化することが可能にな
る。
【0039】2)保持部23bの環状テーパー面30に
テーパーコレット50を密着係合させると共に、受止面
27にブッシュ10の当接面51を当接させることがで
きるので、ワークパレット1をベース体2に対して水平
方向と鉛直方向に高精度に位置決めすることができる。
さらに、テーパーコレット50には、弾性変形を促進す
るスリット50a,50bが形成されているので、クラ
ンプ状態でテーパーコレット50を環状テーパー面30
に確実に密着させることができ、ワークパレット1を水
平方向により精度よく位置決めすることができる。
【0040】次に、前記実施形態に種々の変更を加えた
変更形態について説明する。尚、前記実施形態と同様の
ものについては同じ符号を付し、適宜その説明を省略す
る。 1〕図12に示すように、クランプ作動手段12Aは、
ピストン部材25Aに形成された環状テーパー面33A
であって、複数の鋼球24を径方向外側へ移動させる環
状テーパー面33Aを有する。一方、クランプ解除手段
13Aは、環状テーパー面33Aの下側に隣接させてピ
ストン部材25Aに形成された環状リセス34Aであっ
て、複数の鋼球25を径方向内側へ退避可能にする環状
リセス34Aを有する。このクランプ装置の作用・効果
は前記実施形態とほぼ同様であるため、その説明を省略
する。
【0041】2〕位置決め機構14は省略することがで
きる。例えば、ワークパレット1とベース体2との間
に、クランプ装置3とは別の種々の構造の位置決め機構
を設けて、ワークパレット1をベース体2に対して位置
決めするように構成できる。 3〕鋼球24の数は6つに限定されるものではなく、ク
ランプ装置3のサイズ、クランプ力の大きさ等に応じ
て、種々の選択が可能である。 4〕固定対象物として金型を固定するクランプ装置に本
発明を適用することもできる。この場合の作用・効果は
前記実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
【0042】
【発明の効果】 請求項1の発明によれば、複数の鋼球
を複数の係合凹部に夫々係合させてワークパレット又は
金型からなる固定対象物をクランプすることができるの
で、ブッシュと鋼球の接触面積が比較的大きくなってブ
ッシュに鋼球の接触跡が付くことがないし、固定対象物
を繰り返し使用しても鋼球とブッシュの係合位置が変わ
らず、常にクランプ力がブッシュに均等に作用して安定
したクランプ状態を維持できる。また、大きなクランプ
力が必要な場合でも、鋼球とブッシュの接触面積が比較
的大きいことから、接触面積を増やすために鋼球のサイ
ズを大きくしたり鋼球の数を増やしたりする必要がな
く、クランプ装置を小型化することが可能になる。
【0043】請求項2の発明によれば、クランプ状態に
移行する際に、クランプ出力部材を軸心方向へ移動させ
て、クランプ出力部材に形成された複数の傾斜部を複数
の鋼球に夫々当接させ、複数の傾斜部により複数の鋼球
を夫々径方向外側へ移動させて、複数の鋼球を複数の係
合凹部に夫々係合させることができる。その他、請求項
1と同様の効果が得られる。
【0044】請求項3の発明によれば、クランプ状態か
らクランプ解除状態に移行する際に、クランプ出力部材
の移動に伴い傾斜部も同方向へ移動させることで、複数
の鋼球を内側へ移動させて傾斜部に隣接した複数の凹部
に夫々退避させ、複数の鋼球を複数の係合凹部から夫々
離脱させて固定対象物の固定が解除することができる。
その他、請求項2と同様の効果が得られる。
【0045】請求項4の発明によれば、クランプ状態に
移行する際に、クランプ出力部材を軸心方向へ移動させ
て、クランプ出力部材に形成された環状テーパ面を複数
の鋼球に夫々当接させ、この環状テーパ面により複数の
鋼球を夫々径方向外側へ移動させて、複数の鋼球を複数
の係合凹部に夫々係合させることができる。その他、請
求項1と同様の効果が得られる。
【0046】請求項5の発明によれば、クランプ状態か
らクランプ解除状態に移行する際に、クランプ出力部材
の移動に伴い環状テーパー面も同方向へ移動させること
で、複数の鋼球を内側へ移動させて環状テーパ面に隣接
した環状リセスに夫々退避させ、複数の鋼球を複数の係
合凹部から夫々離脱させて固定対象物の固定を解除する
ことができる。その他、請求項2と同様の効果が得られ
る。
【0047】請求項6の発明によれば、クランプ作動手
段は、クランプ出力部材を軸心方向へ付勢する皿バネを
有するので、クランプ状態に移行する際に、皿バネによ
りクランプ出力部材を軸心方向へ駆動して、複数の鋼球
を複数の係合凹部に夫々係合させることができる。その
他、請求項1〜5の何れかと同様の効果が得られる。
【0048】請求項7の発明によれば、クランプ解除手
段は、皿バネの弾性付勢力に抗してクランプ出力部材を
軸心方向へ駆動可能な油圧シリンダを有するので、クラ
ンプ状態からクランプ解除状態に移行する際に、油圧シ
リンダにより皿バネの弾性付勢力に抗してクランプ出力
部材を軸心方向へ駆動して、複数の鋼球を複数の係合凹
部から夫々離脱させることができる。その他、請求項6
と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るワークパレット、ベー
ス体及びクランプ装置の全体構成斜視図である。
【図2】クランプ装置の平面図である。
【図3】クランプ装置(クランプ解除状態)の縦断面図
である。
【図4】クランプ装置(クランプ状態)の縦断面図であ
る。
【図5】図3の要部拡大図である。
【図6】図4の要部拡大図である。
【図7】ブッシュの平面図である。
【図8】ブッシュの縦断面図である。
【図9】ピストン部材の斜視図である。
【図10】テーパーコレットの斜視図である。
【図11】テーパーコレットの縦断面図である。
【図12】変更形態のピストン部材の斜視図である。
【符号の説明】
1 ワークパレット 2 ベース体 3 クランプ装置 10 ブッシュ 11 クランプ機構 12,12A クランプ作動手段 13,13A クランプ解除手段 21 係合凹部 23 保持体 23b 保持部 24 鋼球 25 ピストン部材 28 軸孔 33 傾斜部 34 凹部 33A 環状テーパー面 34A 環状リセス 40 皿バネ 45 油圧シリンダ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械加工に供するワークを取付ける為の
    ワークパレット又は金型の何れかからなる固定対象物を
    ベース体に固定するクランプ装置において、 環状に配置された複数の部分球面状の係合凹部を備え且
    つ固定対象物に固定された環状のブッシュと、 前記ブッシュに挿通可能な筒状の保持部を有する保持体
    と、前記複数の係合凹部に対向させて保持部に径方向へ
    移動可能に保持された複数の鋼球と、保持部の軸孔に移
    動可能に挿入されたクランプ出力部材とを有し、複数の
    係合凹部に複数の鋼球を夫々係合可能にしたクランプ機
    構と、 前記クランプ出力部材をその軸心方向へ移動させて複数
    の鋼球を複数の係合凹部に夫々係合させるクランプ作動
    手段と、 前記クランプ出力部材をその軸心方向へ移動させて複数
    の鋼球を複数の係合凹部から離脱可能にするクランプ解
    除手段と、 を備えたことを特徴とするクランプ装置。
  2. 【請求項2】 前記クランプ作動手段は、クランプ出力
    部材に形成され軸心方向に対して所定角度傾斜した複数
    の傾斜部であって、複数の鋼球を径方向外側へ夫々移動
    させる複数の傾斜部を有することを特徴とする請求項1
    に記載のクランプ装置。
  3. 【請求項3】 前記クランプ解除手段は、前記傾斜部に
    夫々隣接させてクランプ出力部材に形成された複数の半
    球面状の凹部であって、複数の鋼球を径方向内側へ夫々
    退避可能にする複数の凹部を有することを特徴とする請
    求項2に記載のクランプ装置。
  4. 【請求項4】 前記クランプ作動手段は、クランプ出力
    部材に形成された環状テーパー面であって、複数の鋼球
    を径方向外側へ移動させる環状テーパー面を有すること
    を特徴とする請求項1に記載のクランプ装置。
  5. 【請求項5】 前記クランプ解除手段は、前記環状テー
    パー面に隣接させてクランプ出力部材に形成された環状
    リセスであって、複数の鋼球を径方向内側へ退避可能に
    する環状リセスを有することを特徴とする請求項4に記
    載のクランプ装置。
  6. 【請求項6】 前記クランプ作動手段は、前記クランプ
    出力部材を軸心方向へ付勢する皿バネを有することを特
    徴とする請求項1〜5の何れかに記載のクランプ装置。
  7. 【請求項7】 前記クランプ解除手段は、前記皿バネの
    弾性付勢力に抗して前記クランプ出力部材を軸心方向へ
    駆動可能な油圧シリンダを有することを特徴とする請求
    項6に記載のクランプ装置。
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