JP2003181730A - クランプ装置 - Google Patents

クランプ装置

Info

Publication number
JP2003181730A
JP2003181730A JP2002229801A JP2002229801A JP2003181730A JP 2003181730 A JP2003181730 A JP 2003181730A JP 2002229801 A JP2002229801 A JP 2002229801A JP 2002229801 A JP2002229801 A JP 2002229801A JP 2003181730 A JP2003181730 A JP 2003181730A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
clamp
positioning
intermediate member
positioning hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002229801A
Other languages
English (en)
Inventor
Yosuke Haruna
陽介 春名
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kosmek KK
Original Assignee
Kosmek KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kosmek KK filed Critical Kosmek KK
Priority to JP2002229801A priority Critical patent/JP2003181730A/ja
Publication of JP2003181730A publication Critical patent/JP2003181730A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Jigs For Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クランプパレットにワークパレットを精密に
位置決め固定する。 【解決手段】 二つの位置決め手段4・5と二つのクラ
ンプ手段6・6とを水平方向へ所定の間隔をあけて配置
する。上記の各位置決め手段4・5は、ワークパレット
2に開口された位置決め孔23と、その位置決め孔23
へ挿入されるようにクランプパレット1から突出させた
プラグ部分27と、上記プラグ部分27と上記の位置決
め孔23との間に介在されると共に直径方向へ拡大およ
び縮小可能な中間部材30とを備える。その中間部材3
0を、上記プラグ部分27に上下移動自在に支持すると
共に上記の位置決め孔23にテーパ係合可能に構成す
る。上記の中間部材30を弾性部材によって上向きに付
勢する。前記クランプ手段6によって前記のワークパレ
ット2を前記のクランプパレット1に引っ張って固定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、クランプ装置に
関し、例えば、工作機械のテーブル又はクランプパレッ
トにワークパレットを位置決め固定するのに好適な装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のクランプ装置には、従来では、
日本国・特開平11−10468号公報に記載されたも
のがある。その従来技術は次のように構成されている。
ワークパレットの下面の周辺部から複数の位置決めピン
を下向きに突出し、クランプ時には、まず、上記の複数
の位置決めピンを介して上記ワークパレットを工作機械
のテーブルの上面に位置決めし、その後、上記テーブル
に設けたシリンダが上記ワークパレットのニップルを引
っ張り、これにより、上記テーブルに上記ワークパレッ
トを固定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来技
術では、前記テーブルに前記ワークパレットをスムーズ
に装着するには、前記の各位置決めピンと上記テーブル
の各接当面との間に水平方向の嵌合隙間が要求されるの
で、その嵌合隙間の存在によって上記テーブルに対する
上記ワークパレットの位置決め精度が低くなる。本発明
の目的は、テーブル又はクランプパレット等の第1ブロ
ックにワークパレット等の第2ブロックをスムーズかつ
精密に位置決め固定できるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、例えば、図1Aから図1Cと図
2と図3、又は図4に示すように、クランプ装置を次の
ように構成した。第1ブロック1に第2ブロック2を位
置決め固定するためのクランプ装置であって、複数の位
置決め手段4・5と少なくとも一つのクランプ手段6と
を相互に間隔をあけて配置し、上記の位置決め手段4
(5)は、上記の第2ブロック2に開口された位置決め孔
23と、その位置決め孔23へ挿入されるように上記の
第1ブロック1から突出させたプラグ部分27と、上記
プラグ部分27と上記の位置決め孔23との間に介在さ
れると共に直径方向へ拡大および縮小可能な中間部材3
0とを備え、上記の中間部材30を、上記プラグ部分2
7と上記の位置決め孔23との両者のうちの一方27
(23)に軸心方向へ所定範囲内で移動自在に支持すると
共に他方23(27)にテーパ係合可能に構成し、その中
間部材30のテーパ面33を上記の位置決め孔23の奥
部へ向けてすぼまるように形成し、上記の中間部材30
を弾性部材31によって上記のテーパ係合を緊密にする
方向へ付勢し、前記クランプ手段6が前記の第2ブロッ
ク2を前記の第1ブロック1へ引っ張るように構成し
た。
【0005】上記の請求項1の発明は、例えば次のよう
に作用する。テーブル又はクランプパレット等の第1ブ
ロックにワークパレット等の第2ブロックを固定すると
きには、上記の両ブロックを接近させていき、まず、複
数の位置決め手段によって上記の両ブロックを位置決め
し、その後、少なくとも一つのクランプ手段によって上
記の両ブロックを固定する。より詳しくいえば、まず、
上記の複数の位置決め手段の中間部材のテーパ面のガイ
ド作用によって、対応する各位置決め孔が自動的に調心
移動して、各位置決め孔の軸心が上記の第1ブロックの
各プラグ部分の軸心に精密に合致するとともに、上記の
第2ブロックの被支持面が上記の第1ブロックの支持面
に接当または接近する。その後、前記クランプ手段によ
って上記の第2ブロックを上記の第1ブロックに引っ張
って、上記の被支持面を上記の支持面に押圧する。以上
により、上記の第2ブロックは、上記の複数の中間部材
のテーパ面を介して上記の複数のプラグ部分によって拘
束されると共に上記の支持面によっても拘束される。こ
のため、その第2ブロックを第1ブロックにスムーズか
つ精密に位置決め固定できる。しかも、その効果を達成
するにあたり、上記の位置決め手段と上記クランプ手段
とを個別に設けたので、これら各手段を簡素な構成で容
易に製作できる。その結果、クランプ装置の全体を安価
に造れる。また、上述のように、位置決め手段とクラン
プ手段とを個別に設けたので、これら両手段を直列に設
けたものと比べると、テーブルやクランプパレット等の
第1ブロックの突出高さを小さくできる。このため、ワ
ークパレット等の第2ブロックの交換時に、その第2ブ
ロックを大きくリフトする必要がなくなる。そのうえ、
その第2ブロックをリフトさせる装置の構造も簡素にな
る。
【0006】請求項2の発明に示すように、上記の請求
項1の発明に次の構成を加えることが好ましい。前記の
位置決め孔23をテーパ面によって構成して、そのテー
パ位置決め孔23に前記の中間部材30の前記テーパ面
33をテーパ係合可能に構成すると共に同上の中間部材
30の内周面をストレート面32によって構成し、その
ストレート面32を前記プラグ部分27に軸心方向へ移
動自在に支持したものである。上記の請求項2の発明
は、第1ブロックのプラグ部分に中間部材を装備したの
で、一つの第1ブロックに対して多数の第2ブロックを
着脱する場合には、上記の中間部材の装備数量が少なく
てすみ、クランプ装置を簡素に構成できる。
【0007】請求項3の発明に示すように、上記の請求
項1または2の発明には次の構成を加えることが好まし
い。例えば、前記の図3に示すように、前記クランプ手
段6を、前記の第2ブロック2に設けた被係止孔48
と、その被係止孔48内に挿入されるように前記の第1
ブロック1から突出させた環状壁59と、その環状壁5
9内に挿入したプルロッド61と、同上の環状壁59に
支持した係合具63とによって構成し、上記プルロッド
61を基端方向へクランプ駆動することにより、そのプ
ルロッド61の出力部64が上記の係合具63と前記の
被係止孔48とを介して上記の第2ブロック2を上記の
第1ブロック1へ引っ張るように構成したものである。
【0008】請求項4の発明に示すように、同上の請求
項1または2の発明には次の構成を加えることが好まし
い。例えば、前記の図4に示すように、前記クランプ手
段6を、前記の第1ブロック1に設けたメネジ79と、
前記の第2ブロック2に装着される締付けボルト81と
によって構成し、上記メネジ79に上記の締付けボルト
81を螺合させることによって、その締付けボルト81
が上記の第2ブロック2を上記の第1ブロック1へ引っ
張るように構成したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1Aから図1Cと図2と図3
は、本発明の第1実施形態を示している。まず、図1A
から図1Cの模式図によって、本発明を利用したクラン
プ装置の概要を説明する。図1Aは、上記のクランプ装
置の立面図である。図1Bは、上記の図1A中の1B−1B
線矢視図である。図1Cは、同上の図1A中の1C−1C線
矢視図である。
【0010】マシニングセンタのテーブルTの上面に、
第1ブロックであるクランプパレット1が固設される。
そのクランプパレット1には、第2ブロックであるワー
クパレット2が、第1および第2の位置決め手段4・5
と二つのクランプ手段6・6とによって位置決め固定さ
れる。上記の二つの位置決め手段4・5は対角線上に配
置され、二つのクランプ手段6・6も対角線上に配置さ
れている。上記の各クランプ手段6は、クランピング機
能だけを備え、前記クランプパレット1に複数のボルト
8によって固定したクランプ6aと、前記ワークパレッ
ト2に複数のボルト9によって固定した被駆動リング6
bとを備える。なお、図示してないが、上記ワークパレ
ット2の上面には、別のクランプ手段によって複数のワ
ークピースが着脱可能になっている。
【0011】上記の第1位置決め手段4は、上記クラン
プパレット1に複数のボルト11によって固定した第1
ハウジング4aと、上記ワークパレット2に複数のボル
ト12によって固定した第1リング4bとを備える。そ
して、後述の図2に示すように、上記の第1ハウジング
4aのプラグ部分27に外嵌した中間部材30のテーパ
面33に対して上記の第1リング4bの位置決め孔23
を基準軸心G(図1B参照)上で精密に嵌合できるように
なっている。
【0012】前記の第2位置決め手段5は、上記の第1
位置決め手段4とほぼ同様に構成されており、上記クラ
ンプパレット1に固定した第2ハウジング5aと上記ワ
ークパレット2に固定した第2リング5bとを備える。
上記の第2リング5bは、図1Bに示すように、前記の
位置決め孔23に一対の逃がし面23a・23aを凹入
形成した点で前記の第1リング4bとは異なる。そし
て、上記の第2ハウジング5aのプラグ部分27に外嵌
した中間部材30のテーパ面33に対して上記の第2リ
ング5bの位置決め孔23の残り部分23b・23bを
嵌合することにより、上記ワークパレット3を上記の基
準軸心Gに対して周方向へ正確に位置決めすると共に、
前記の逃がし面23a・23aの存在によって、上記の
基準軸心Gに対する半径方向の誤差を吸収できるように
なっている。
【0013】上記の第1位置決め手段4の具体的な構造
を図2によって説明する。その図2は、上記の位置決め
手段4の縦断面図であって、上記クランプパレット1に
上記ワークパレット2を装着した状態を示している。な
お、上記の第2位置決め手段5は、前述したように上記
の第1位置決め手段4とほぼ同様に構成されているた
め、説明を省略する。
【0014】上記ワークパレット2の下面には第1円形
穴21が下向きに開口される。その第1円形穴21にス
ペーサ22と前記の第1リング4bとが前記の複数のボ
ルト12によって固定される。その第1リング4bに
は、テーパ孔からなる前記の位置決め孔23が上向きに
すぼまるように形成されている。また、上記の位置決め
孔23の周壁下面の環状突設部によって被支持面24が
構成されている。
【0015】また、前記の第1ハウジング4aの半径方
向の途中部が上向きに突出され、その環状突出部の上面
によって支持面26が構成されている。その第1ハウジ
ング4aの中央部からプラグ部分27が上向きに突出さ
れる。そのプラグ部分27は、筒体27aと、その筒体
27aに保密状にネジ止めした蓋ボルト27bとによっ
て構成される。上記プラグ部分27が前記の位置決め孔
23へ挿入される。上記の筒体27aに環状の中間部材
30が上下移動可能に外嵌され、その中間部材30が、
3枚の皿バネ(弾性部材)31によって上向きに付勢され
ると共に上記の蓋ボルト27bによって受け止め可能に
なっている。
【0016】より詳しくいえば、上記の環状の中間部材
30は、その内周面をストレート面32によって構成す
ると共に外周面をテーパ面33によって構成してある。
ここでは、その中間部材30の環状壁にスリット34
(前記の図1A参照)を設けることにより、上記テーパ面
33及びストレート面32が直径方向へ拡大および縮小
可能になっている。上記ストレート面32を上記プラグ
部分27の筒体27aの外周面に軸心方向へ移動自在に
支持してある。上記テーパ面33は、前記の位置決め孔
23にテーパ係合するように上向きにすぼまるように形
成してある。
【0017】上記の第1位置決め手段4をクリーニング
するための圧縮空気は、前記のクランプパレット1の第
1縦路36と前記の第1ハウジング4a内の第1横路3
7と前記プラグ部分27の周壁内の上向き路38とを通
って前記の蓋ボルト27bの横溝39から水平方向へ吐
出されると共に、上記の第1横路37から前記の中間部
材30のストレート面32の嵌合隙間およびテーパ面3
3の嵌合隙間を通って外部へ吹き出し可能になってい
る。また、着座確認用の圧縮空気は、上記のクランプパ
レット1の第2縦路41と前記の第1ハウジング4a内
の第2横路42とを通って第1出口ノズル43へ供給さ
れる。その第1出口ノズル43は前記の支持面26に開
口されている。
【0018】前記クランプ手段6の具体的な構造を図3
によって説明する。その図3は、上記のクランプ手段6
の縦断面図であって、前記クランプパレット1に前記ワ
ークパレット2を装着した状態を示している。上記ワー
クパレット2の下面には第2円形穴46が下向きに開口
される。その第2円形穴46に第2スペーサ47と前記
の被駆動リング6bとが前記の複数のボルト9によって
固定される。その被駆動リング6bの下部には、テーパ
面からなる環状の被係止部(被係止孔)48と環状の被支
持面49とが形成されている。
【0019】前記クランプ6aは、前記クランプパレッ
ト1に固定したクランプ用ハウジング51と、そのハウ
ジング51および上記クランプパレット1に保密状に挿
入したピストン52と、そのピストン52の上側に形成
したクランプ作動室53と、同上ピストン52の下側に
形成したアンクランプ作動室54とを備える。参照符号
55は第1給排ポートを示し、参照符号56は第2給排
ポートである。上記クランプ用ハウジング51の半径方
向の途中部が上向きに突出され、その環状突出部の上面
によって支持面58が構成されている。また、上記ハウ
ジング51の中央部から環状壁59が上向きに突出さ
れ、その環状壁59が前記の被駆動リング6b内へ挿入
されるようになっている。
【0020】上記の環状壁59の筒孔にプルロッド61
が上下移動自在に挿入され、そのプルロッド61が前記
ピストン52と一体に形成されている。上記の環状壁5
9の途中高さ部に周方向へ所定間隔をあけて複数の貫通
孔62が形成され、各貫通孔62に係合ボール(係合具)
63が半径方向の外方の係合位置と半径方向の内方の係
合解除位置とに移動可能に支持される。なお、上記の各
ボール63の飛び出しは、上記の貫通孔62の外端の縮
径部(図示せず)によって阻止されている。上記プルロッ
ド61の外周面の上部には、上記の各ボール63に対応
させて、押圧面(出力部)64と退避溝65とを上下に連
ねて形成してある。
【0021】上記クランプ手段6をクリーニングするた
めの圧縮空気は、前記のクランプパレット1の第3縦路
67と、前記クランプ用ハウジング51内の第3横路6
8と、前記の環状壁59と前記プルロッド61との間の
環状隙間69とを通って、上記の環状壁59の上部の複
数の噴出孔70から斜め上向きに吐出される。また、着
座確認用の圧縮空気は、上記クランプパレット1の第4
縦路72と上記ハウジング51内の第4横路73とを経
て第2出口ノズル74へ供給される。その第2出口ノズ
ル74が前記の支持面58に開口されている。
【0022】上記構成のクランプ装置4は、前記の図1
Bに示すように、前記ワークパレット2に前記の二つの
位置決め孔23と前記の二つの被係止部48とが水平方
向へ所定の間隔をあけて配置されると共に、前記の図1
Cに示すように、前記クランプパレット1に前記の二つ
のプラグ部分27と前記の二つの環状壁59とが水平方
向へ所定の間隔をあけて配置される。上記のクランプ装
置は次のように使用される。前記の図1Aのアンクラン
プ状態では、前記クランプ作動室53の圧油が排出され
ると共に前記アンクランプ作動室54へ圧油が供給され
て、前記ピストン52が前記プルロッド61を上昇さ
せ、前記の各係合ボール63が前記の退避溝65に対面
している(図3参照)。このため、各係合ボール63は、
水平方向へフリーとなり、内方の係合解除位置へ移動可
能になっている。また、前記の中間部材30が前記の皿
バネ31の付勢力によって上昇位置に保持されている
(図1A参照)。
【0023】そして、上記の図1Aの状態の前記ワーク
パレット2を自重で下降させていくと、図2に示すよう
に、まず、前記の位置決め孔23が前記の中間部材30
の外周のテーパ面33にテーパ係合して調心移動し、そ
の位置決め孔23が前記プラグ部分27の軸心と精密に
合致すると共に、上記の中間部材30が前記の皿バネ3
1の付勢力に抗して僅かに下降し、前記の第1リング4
b(及び第2リング5b)の被支持面24が前記の第1ハ
ウジング4a(及び第2ハウジング5a)の支持面26に
接当する。上記の被支持面24と上記の支持面26の接
当とほぼ同時に、図3に示すように、前記の被駆動リン
グ6bの被支持面49が前記のクランプ用ハウジング5
1の支持面58に接当することが好ましいが、これに代
えて、上記の被支持面49と上記の支持面58との間に
僅かな接当隙間が形成されていてもよい。
【0024】次いで、図3のアンクランプ状態のクラン
プ手段6をクランプ状態へ切り換える。即ち、前記アン
クランプ作動室54の圧油を排出すると共に前記クラン
プ作動室53へ圧油を供給する。すると、前記ピストン
52が前記プルロッド61を下降させ、そのプルロッド
61の前記の各押圧面64が前記の各係合ボール63を
半径方向の外方の係合位置(図示せず)へ押圧し、その半
径方向の押圧力が前記の被係止部48を介して下向きの
力へ変換され、その下向き力が上記ワークパレット2を
前記クランプパレット1に押圧する。
【0025】以上により、上記ワークパレット2は、前
記の位置決め孔23によって縮径された前記の中間部材
30を介して、前記プラグ部分27によって水平方向に
拘束されると共に、前記の支持面26(および前記の支
持面58)によって上下方向へ拘束される。その結果、
上記のワークパレット2を上記クランプパレット1に精
密に位置決め固定できる。
【0026】なお、上記ワークパレット2の下降の終期
には、前述したクリーニング用の圧縮空気によって、前
記の位置決め孔23と前記の中間部材30のストレート
面32およびテーパ面33と前記の被係止部48とが十
分に清掃されると共に、前記の被支持面24・49と前
記の支持面26・58とが十分に清掃される。また、上
記の被支持面24・49と上記の支持面26・58とが
接当したときに、前記の各出口ノズル43・74が閉じ
られるので、前記の第2縦路41と前記の第4縦路72
へ供給された前記の着座確認用の圧縮空気の圧力が上昇
する。その圧力上昇を圧力センサ(図示せず)によって検
出することにより、上記の接当状態を確認できる。
【0027】上記のクランプ状態からアンクランプ状態
へ切換えるときには、図3に示すように、アンクランプ
作動室54の油圧力によって前記ピストン52を介して
前記プルロッド61を上昇させる。すると、前記の各係
合ボール63が前記の退避溝65に対面して係合解除位
置へ切換わることが許容される(この図3では既に切換
わった状態を示してある)。この状態で、図1Aに示す
ように、前記ワークパレット2を上昇させればよい。
【0028】上記の第1実施形態は次の長所を奏する。
前記の位置決め手段4(5)とクランプ手段6とを水平方
向へ所定の間隔をあけて個別に設けたので、上記の位置
決め手段4(5)と上記クランプ手段6とを上下方向へ直
列に設けたものと比べると、前記クランプパレット1の
上面からの前記プラグ部分27および前記の環状壁59
の突出高さが小さくなる。このため、前記ワークパレッ
ト2の交換時に、そのワークパレット2を大きくリフト
する必要がなくなり、そのうえ、そのワークパレット2
をリフトさせる装置の構造も簡素になる。
【0029】上記の第1実施形態は次のように変更可能
である。前記の図2に示すようにワークパレット2を下
降させたときには、前記の中間部材30が前記の皿バネ
31の付勢力に抗して僅かに下降して前記の被支持面2
4が前記の支持面26に接当するとしたが、これに代え
て、上記の中間部材30の下降状態では上記の被支持面
24と上記の支持面26との両面間に僅かな接当隙間を
形成しておき、前記クランプ手段6のクランプ作動時に
上記の両面24・26を強力に接当させるようにしても
よい。
【0030】前記の位置決め手段4・5は、二セット設
けることに代えて三セット以上設けてもよい。また、前
記クランプ手段6は、二セット設けることに代えて、一
セット又は三セット以上設けてもよい。上記のクランプ
手段6は、前記ワークパレット2を前記クランプパレッ
ト1へ引っ張るものであればよく、例示した構造に限定
されないことは勿論である。例えば、そのクランプ手段
6は、例示した複動式に代えて、単動式に構成してもよ
い。その単動式の場合には、バネ復帰式とバネクランプ
式とが考えられる。そのクランプ手段6の作動流体は、
圧油に代えて、他の種類の液体や圧縮空気等の気体であ
ってもよい。
【0031】図4は、本発明の第2実施形態のクランプ
装置を示し、上記の図2および図3に類似する図であ
る。この第2実施形態では、上記の第1実施形態と同じ
構成の部材には原則として同一の参照符号を付けてあ
り、その第1実施形態と異なる構造について説明する。
【0032】前記の第1位置決め手段4は次のように構
成される。前記の第1リング4bは、前記の第1円形穴
21に圧入固定される。また、前記のプラグ部分27
は、筒状に形成されており、その筒孔76に挿入した取
付けボルト77によって上記プラグ部分27が前記のク
ランプパレット1に押圧固定される。また、前記のクラ
ンプ手段6は、前記クランプパレット1の上面に開口さ
せたメネジ79と、前記のワークパレット2の段付き貫
通孔80に挿入される締付けボルト81とを備える。
【0033】上記の第2実施形態のクランプ装置は次の
ように使用される。上記ワークパレット2を自重で下降
させていくと、まず、同上の図4に示すように、前記の
位置決め孔23が前記の中間部材30のテーパ面33に
テーパ係合して調心移動し、その位置決め孔23が前記
プラグ部分27の軸心と精密に合致する。この場合、上
記の中間部材30は前記の皿バネ31の付勢力によって
上昇位置に保持されており、上記ワークパレット2の前
記の被支持面24と前記クランプパレット1の前記の支
持面26との間には接当隙間Eが形成されている。
【0034】次いで、前記の締付けボルト81の脚ネジ
82を前記のメネジ79に螺合させていき、その締付け
ボルト81の頭部83によって前記の貫通孔80の肩部
85を下向きに押圧する。これにより、上記の締付けボ
ルト81が上記ワークパレット2を上記クランプパレッ
ト1へ向けて引っ張り、前記の位置決め孔23が前記の
中間部材30を前記の皿バネ31に抗して下降させ、前
記の被支持面24を前記の支持面26に接当させる。そ
の結果、上記ワークパレット2は、上記の位置決め孔2
3によって縮径された上記の中間部材30を介して前記
プラグ部分27によって水平方向に拘束されると共に、
前記の支持面26によって上下方向へも拘束される。
【0035】上記の第1実施形態と第2実施形態の各ク
ランプ装置において、クランプ状態のクランプパレット
1とワークパレット2とを、次の手順で分離させること
が好ましい。まず、前記のクランプ手段6のクランプ状
態を解除する。次いで、例えば、上記ワークパレット2
に螺合させた押ボルト(図示せず)を上記クランプパレッ
ト1の上面に押し当てる等の操作を行って、前記の中間
部材30のテーパ面33と前記の位置決め孔23とのテ
ーパ係合を解除する。その後、上記ワークパレット2を
上昇させるのである。
【0036】上記の各実施形態のクランプ装置は、さら
に次のように変更可能である。上記の中間部材30は、
前記プラグ部分27に支持することに代えて、前記の第
1リング4bに支持してもよい。この場合、前記の位置
決め孔23がストレートに形成され、そのストレート位
置決め孔に、前記の中間部材の外周のストレート面が上
下移動自在に支持され、その中間部材が弾性部材によっ
て下向きに付勢される。そして、上記の中間部材の内面
に形成したテーパ面が前記プラグ部分の外周面にテーパ
係合される。そのテーパ面は、上向きにすぼまるように
形成される。
【0037】上記の中間部材30を付勢する弾性部材
は、例示の皿バネ31に代えて、圧縮バネやゴム等であ
ってもよい。また、上記の中間部材30は、直径方向へ
拡大および縮小されるものであればよい。従って、環状
体に例示のスリット34(図1A参照)を設けることに代
えて、その環状体に上溝と下溝とを周方向へ交互に設け
たものや、その環状体の内周面に上下方向へ延びる溝を
設けたもの等の各種の構造を利用可能である。さらに
は、上記の中間部材30は、例示した環状体に限定され
るものではなく、複数の分割体を環状に並べたものであ
ってもよい。
【0038】第1ブロックは、例示したクランプパレッ
ト1に代えてマシニングセンタや各種機械のテーブルで
あってもよい。また、前記の第2ブロックは、例示した
ワークパレット2に代えてワークピースであってもよ
い。上記の第1ブロックと第2ブロックとは、上下逆に
配置したものであってもよく、例示した上下方向へ連結
することに代えて、水平方向または斜め方向へ連結する
ものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のクランプ装置の模式図
を示している。図1Aは、そのクランプ装置の立面図で
ある。図1Bは、上記の図1A中の1B−1B線矢視図であ
る。図1Cは、同上の図1A中の1C−1C線矢視図であ
る。
【図2】上記のクランプ装置に設けた位置決め手段の縦
断面図である。
【図3】同上のクランプ装置に設けたクランプ手段の縦
断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態のクランプ装置を示し、
上記の図2および図3に類似する図である。
【符号の説明】
1…第1ブロック(クランプパレット)、2…第2ブロッ
ク(ワークパレット)、4…位置決め手段(第1位置決め
手段)、5…位置決め手段(第2位置決め手段)、6…ク
ランプ手段、23…位置決め孔、27…プラグ部分、3
0…中間部材、31…弾性部材(皿バネ)、32…中間部
材30のストレート面、33…中間部材30のテーパ
面、48…被係止孔(被係止部)、59…環状壁、61…
プルロッド、63…係合具(係合ボール)、64…プルロ
ッド61の出力部(押圧面)、79…メネジ、81…締付
けボルト。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1ブロック(1)に第2ブロック(2)を
    位置決め固定するためのクランプ装置であって、 複数の位置決め手段(4)(5)と少なくとも一つのクラン
    プ手段(6)とを相互に間隔をあけて配置し、 上記の位置決め手段(4,5)は、上記の第2ブロック
    (2)に開口された位置決め孔(23)と、その位置決め孔
    (23)へ挿入されるように上記の第1ブロック(1)から
    突出させたプラグ部分(27)と、上記プラグ部分(27)
    と上記の位置決め孔(23)との間に介在されると共に直
    径方向へ拡大および縮小可能な中間部材(30)とを備
    え、 上記の中間部材(30)を、上記プラグ部分(27)と上記
    の位置決め孔(23)との両者のうちの一方(27,23)
    に軸心方向へ所定範囲内で移動自在に支持すると共に他
    方(23,27)にテーパ係合可能に構成し、その中間部
    材(30)のテーパ面(33)を上記の位置決め孔(23)の
    奥部へ向けてすぼまるように形成し、上記の中間部材
    (30)を弾性部材(31)によって上記のテーパ係合を緊
    密にする方向へ付勢し、 上記クランプ手段(6)が前記の第2ブロック(2)を前記
    の第1ブロック(1)へ引っ張るように構成した、ことを
    特徴とするクランプ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のクランプ装置において、 前記の位置決め孔(23)をテーパ面によって構成して、
    そのテーパ位置決め孔(23)に前記の中間部材(30)の
    前記テーパ面(33)をテーパ係合可能に構成すると共に
    同上の中間部材(30)の内周面をストレート面(32)に
    よって構成し、そのストレート面(32)を前記プラグ部
    分(27)に軸心方向へ移動自在に支持した、ことを特徴
    とするクランプ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のクランプ装置におい
    て、 前記クランプ手段(6)を、前記の第2ブロック(2)に設
    けた被係止孔(48)と、その被係止孔(48)内に挿入さ
    れるように前記の第1ブロック(1)から突出させた環状
    壁(59)と、その環状壁(59)内に挿入したプルロッド
    (61)と、同上の環状壁(59)に支持した係合具(63)
    とによって構成し、 上記プルロッド(61)を基端方向へクランプ駆動するこ
    とにより、そのプルロッド(61)の出力部(64)が上記
    の係合具(63)と前記の被係止孔(48)とを介して上記
    の第2ブロック(2)を上記の第1ブロック(1)へ引っ張
    るように構成した、ことを特徴とするクランプ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2のクランプ装置におい
    て、 前記クランプ手段(6)を、前記の第1ブロック(1)に設
    けたメネジ(79)と、前記の第2ブロック(2)に装着さ
    れる締付けボルト(81)とによって構成し、 上記メネジ(79)に上記の締付けボルト(81)を螺合さ
    せることによって、その締付けボルト(81)が上記の第
    2ブロック(2)を上記の第1ブロック(1)へ引っ張るよ
    うに構成した、ことを特徴とするクランプ装置。
JP2002229801A 2001-10-12 2002-08-07 クランプ装置 Pending JP2003181730A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002229801A JP2003181730A (ja) 2001-10-12 2002-08-07 クランプ装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001314972 2001-10-12
JP2001-314972 2001-10-12
JP2002229801A JP2003181730A (ja) 2001-10-12 2002-08-07 クランプ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003181730A true JP2003181730A (ja) 2003-07-02

Family

ID=27615368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002229801A Pending JP2003181730A (ja) 2001-10-12 2002-08-07 クランプ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003181730A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005009676A1 (ja) * 2003-07-25 2005-02-03 Kosmek Ltd. クランプ装置
JP2005074590A (ja) * 2003-09-02 2005-03-24 Kosmek Ltd 位置決め装置、及び、それを備えるクランピングシステム
WO2005030435A1 (ja) * 2003-09-26 2005-04-07 Kosmek Ltd. クランプ装置
JP2006263915A (ja) * 2005-02-28 2006-10-05 Kosmek Ltd 位置決め装置
WO2011152203A1 (ja) * 2010-06-03 2011-12-08 パスカルエンジニアリング株式会社 物体位置決め固定装置
WO2013140897A1 (ja) * 2012-03-23 2013-09-26 パスカルエンジニアリング株式会社 物体位置決め固定装置
CN110421395A (zh) * 2019-09-01 2019-11-08 苏州速易德工业装备系统有限公司 一种高精度柔性零点定位系统
KR102069279B1 (ko) * 2018-11-23 2020-01-22 화천기공(주) 가공소재 고정용 고정홀더
CN111014746A (zh) * 2019-12-25 2020-04-17 保定向阳航空精密机械有限公司 一种内液压浮动涨套
CN111015313A (zh) * 2019-12-28 2020-04-17 无锡市瑞可特科技有限公司 油压快速定位装置
WO2020090239A1 (ja) * 2018-10-30 2020-05-07 パスカルエンジニアリング株式会社 位置決め固定装置

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005009676A1 (ja) * 2003-07-25 2005-02-03 Kosmek Ltd. クランプ装置
JPWO2005009676A1 (ja) * 2003-07-25 2007-04-19 株式会社コスメック クランプ装置
CN100413642C (zh) * 2003-07-25 2008-08-27 克斯美库股份有限公司 夹紧装置
JP4619950B2 (ja) * 2003-07-25 2011-01-26 株式会社コスメック クランプ装置
JP2005074590A (ja) * 2003-09-02 2005-03-24 Kosmek Ltd 位置決め装置、及び、それを備えるクランピングシステム
JP4490662B2 (ja) * 2003-09-02 2010-06-30 株式会社コスメック 位置決め装置、及び、それを備えるクランピングシステム
WO2005030435A1 (ja) * 2003-09-26 2005-04-07 Kosmek Ltd. クランプ装置
JPWO2005030435A1 (ja) * 2003-09-26 2007-11-15 株式会社コスメック クランプ装置
JP4718329B2 (ja) * 2003-09-26 2011-07-06 株式会社コスメック クランプ装置
JP2006263915A (ja) * 2005-02-28 2006-10-05 Kosmek Ltd 位置決め装置
WO2011152203A1 (ja) * 2010-06-03 2011-12-08 パスカルエンジニアリング株式会社 物体位置決め固定装置
US8505896B2 (en) 2010-06-03 2013-08-13 Pascal Engineering Corporation Objecting positioning/fixing device
WO2013140897A1 (ja) * 2012-03-23 2013-09-26 パスカルエンジニアリング株式会社 物体位置決め固定装置
JP2013223888A (ja) * 2012-03-23 2013-10-31 Pascal Engineering Corp 物体位置決め固定装置
US9440322B2 (en) 2012-03-23 2016-09-13 Pascal Engineering Cooperation Object positioning and fixing device
WO2020090239A1 (ja) * 2018-10-30 2020-05-07 パスカルエンジニアリング株式会社 位置決め固定装置
KR102069279B1 (ko) * 2018-11-23 2020-01-22 화천기공(주) 가공소재 고정용 고정홀더
CN110421395A (zh) * 2019-09-01 2019-11-08 苏州速易德工业装备系统有限公司 一种高精度柔性零点定位系统
CN110421395B (zh) * 2019-09-01 2024-05-24 苏州速易德工业装备系统有限公司 一种高精度柔性零点定位系统
CN111014746A (zh) * 2019-12-25 2020-04-17 保定向阳航空精密机械有限公司 一种内液压浮动涨套
CN111014746B (zh) * 2019-12-25 2021-08-10 保定向阳航空精密机械有限公司 一种内液压浮动涨套
CN111015313A (zh) * 2019-12-28 2020-04-17 无锡市瑞可特科技有限公司 油压快速定位装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6641127B2 (en) Clamping apparatus
EP1961516B1 (en) Clamp device and clamping system using such device
US6527266B1 (en) Clamping apparatus with datum function
US7168695B2 (en) Positioning device
JP5690275B2 (ja) クランプ装置
EP1598144B1 (en) Clamping device and clamping system using the same
JP4864164B2 (ja) 流体カプラ付きクランピングシステム
JP2002361533A (ja) データム機能付きクランプ装置
WO2004012902A1 (ja) クランプ装置
JPWO2007074737A1 (ja) 位置決め装置および位置決めシステム並びにクランプ装置
US7165763B2 (en) Positioning device
EP1649973B1 (en) Clamp device
JP2003181730A (ja) クランプ装置
JP2006231501A (ja) クランプ装置およびその装置を利用したクランピングシステム
JP4330934B2 (ja) 位置決め装置
JP2003260624A (ja) 位置決め装置
JP3527738B2 (ja) データム機能付きクランプ装置及びその装置を備えたクランプシステム
JP3459414B2 (ja) データム機能付きクランプ装置
JP6683472B2 (ja) クランプ装置
JP2003136358A (ja) 位置決め装置
JP2003300124A (ja) クランプ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050622

A977 Report on retrieval

Effective date: 20070621

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070710

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071106