JP2003260624A - 位置決め装置 - Google Patents

位置決め装置

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JP2003260624A
JP2003260624A JP2002058124A JP2002058124A JP2003260624A JP 2003260624 A JP2003260624 A JP 2003260624A JP 2002058124 A JP2002058124 A JP 2002058124A JP 2002058124 A JP2002058124 A JP 2002058124A JP 2003260624 A JP2003260624 A JP 2003260624A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度かつ容易に位置決めする。 【解決手段】 ワークパレット3の被支持面3aに、円
形の位置決め孔5を開口する。その位置決め孔5内に挿
入される環状プラグ12をベースプレート2の支持面2
aから上向きに突出させる。その環状プラグ12を薄肉
シリンダ状に形成して、その環状壁12aを半径方向の
外方へ弾性変形可能かつ自己の弾性復元力によって半径
方向の内方へ復帰可能に構成する。その環状プラグ12
に、上記の位置決め孔5に嵌入されるストレート外面1
3と上方へすぼまる傾斜内面14とを設ける。上記の環
状プラグ12内に挿入した出力ロッド21に、上記の傾
斜内面14に対面する傾斜外面22を設ける。その出力
ロッド21を圧縮コイルバネ32によって上向きに進出
させると、上記の傾斜外面22が複数のボール23を介
して上記の環状壁12aを前記の位置決め孔5に密着さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、工作機械のテー
ブル等の基準部材にワークパレット等の可動部材を位置
決めする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の位置決め装置は、一般的には、
可動部材の被支持面に開口させた円形の位置決め孔を基
準部材の支持面から突出させたプラグに嵌合させるよう
にしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
上記の位置決め孔とプラグとの両者をスムーズに嵌合さ
せるため上記の両者間に所定の嵌合隙間を設ける必要が
ある。このため、その嵌合隙間によって位置決め精度が
低下する。本発明の目的は、高精度で容易に位置決めで
きる装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、例えば、図1Aと図1B、図4
Aと図4B、図5Aと図5B、図6、図7、図8、図
9、図10に、それぞれ示すように、位置決め装置を次
のように構成した。基準部材2の支持面2aに可動部材
3の被支持面3aを受け止めると共に、上記の基準部材
2に上記の可動部材3を心合わせするようにした位置決
め装置であって、上記の可動部材3の上記の被支持面3
aに、ほぼ円形に形成した位置決め孔5を開口し、上記
の位置決め孔5内に挿入される環状プラグ12を上記の
基準部材2の上記の支持面2aから一端方向へ突出さ
せ、上記の環状プラグ12を薄肉シリンダ状に形成し
て、その環状壁12aの周方向の少なくとも一部分を半
径方向の外方へ弾性変形可能かつ自己の弾性復元力によ
って半径方向の内方へ復帰可能に構成し、その環状プラ
グ12に、上記の位置決め孔5に嵌入されるストレート
外面13と軸心方向の一方へすぼまる傾斜内面14とを
設け、上記の環状プラグ12内に出力ロッド21を挿入
し、その出力ロッド21に、上記の傾斜内面14に対面
する傾斜外面22を設け、上記の出力ロッド21を駆動
手段26によって軸心方向へ往復移動可能に構成したも
のである。
【0005】上記の請求項1の発明は、次の作用効果を
奏する。基準部材に可動部材を位置決めするときには、
まず、その基準部材の環状プラグに上記の可動部材の位
置決め孔を嵌合させ、その後、前記の駆動手段によって
前記の出力ロッドを軸心方向へ進出駆動する。すると、
その出力ロッドに設けた前記の傾斜外面が上記の環状プ
ラグの傾斜内面に楔係合していき、上記の環状プラグの
環状壁の少なくとも一部分が半径方向の外方へ拡大す
る。これにより、その環状プラグのストレート外面が上
記の位置決め孔に密着する。これに対して、上記ロック
状態の可動部材をリリースさせるときには、上記の駆動
手段によって上記の出力ロッドを軸心方向へ後退駆動す
ればよい。すると、上記の傾斜外面と傾斜内面との楔係
合が解除されて、上記の環状壁の少なくとも一部分が半
径方向の内方へ縮小する。これにより、その環状壁のス
トレート外面と上記の位置決め孔との密着状態が解除さ
れる。その後、上記の基準部材から上記の可動部材を離
間させればよい。
【0006】上記の請求項1の発明は、位置決め孔と環
状プラグとを嵌合させた後にその嵌合隙間を無くすこと
ができる。従って、これら位置決め孔と環状プラグとを
スムーズに嵌合させることと高精度に位置決めすること
とを両立できる。
【0007】請求項2の発明に示すように(例えば、図
1Aと図1B、又は図6を参照)、上記の請求項1の発
明においては、前記の環状プラグ12の一端部を覆うカ
バー板16を設け、そのカバー板16の周縁部と上記の
環状プラグ12の一端部とをヒンジ手段17によって連
結することが好ましい。その請求項2の発明は、上記の
環状プラグの内部空間に切粉や塵埃等の異物が侵入する
のを上記カバー板によって防止できる。このため、位置
決め装置を長期間にわたってメンテナンスフリーで使用
できる。しかも、上記ヒンジ手段によって上記カバー板
と上記の環状プラグとを連結したので、その環状プラグ
の環状壁が半径方向の外方へ円滑に弾性変形できる。こ
のため、上記の環状壁のストレート外面が前記の位置決
め孔に確実に密着する。
【0008】請求項3の発明に示すように(例えば図1
A及び図1Bを参照)、上記の請求項1または2の発明
には、次の構成を付加することが好ましい。前記の駆動
手段26を、前記の基準部材2内に設けたロック手段2
7とリリース手段28とによって構成し、上記ロック手
段27によって前記の出力ロッド21を進出させること
によって前記の傾斜外面22が前記の傾斜内面14に係
合して前記の環状壁12aを半径方向の外方へ弾性変形
させ、これに対して、上記リリース手段28によって前
記の出力ロッド21を後退させることによって上記の傾
斜外面22と上記の傾斜内面14との係合を解除して上
記の環状壁12aが半径方向の内方へ弾性復帰するのを
許容するのである。上記の請求項3の発明によれば、上
記の基準部材内に上記ロック手段とリリース手段とを設
けたので、位置決め及び位置決め解除を自動的に行える
うえ切粉や塵埃等の異物が上記ロック手段とリリース手
段の内部へ侵入することを防止できる。
【0009】請求項4の発明に示すように(例えば図1
A及び図1Bを参照)、前記の請求項1から3のいずれ
かの発明においては、前記の環状プラグ12の内周に前
記の傾斜内面14を周方向へ所定の間隔をあけて複数設
けることが好ましい。この場合、ロック駆動時に上記の
傾斜内面を介して環状プラグの環状壁の複数箇所を大き
な面圧で半径方向の外方へ押圧できるので、その環状壁
のストレート外面が前記の位置決め孔に強力に密着す
る。
【0010】請求項5の発明に示すように(例えば図1
A及び図1Bを参照)、上記の請求項4の発明において
は、前記の出力ロッド21に前記の傾斜外面22を周方
向へ所定の間隔をあけて複数設け、各傾斜外面22と前
記の各傾斜内面14との間に転動体23を挿入すること
が好ましい。その請求項5の発明は、上記の傾斜外面と
傾斜内面とを上記の転動体によって円滑に係合および係
合解除できる。
【0011】請求項6の発明に示すように(例えば図5
A及び図5Bを参照)、上記の請求項4の発明において
前記の環状プラグ12の各傾斜内面14に前記の出力ロ
ッド21の前記の傾斜外面22を直接に接当させた場合
には、位置決め装置を簡素な構造で安価に実施できる。
【0012】請求項7の発明に示すように(例えば図9
または図10を参照)、上記の請求項1または2の発明
には、次の構成を付加することが好ましい。前記の可動
部材3に、前記の位置決め孔5とクランプ用の係止孔7
7とを前記の一端方向へ順に設け、上記の係止孔77に
係合する係合具79を前記の環状プラグ12に支持し、
上記の係合具79を上記の係止孔77に係合させると共
に同上の係合具79を前記の他端方向へ引っ張るプルロ
ッド81を前記の基準部材2に設けるのである。この場
合、上記プルロッドが上記の係合具と上記の係止孔とを
介して前記の可動部材を上記の基準部材に押圧できるの
で、強力なクランプ機構を内蔵した位置決め装置を提供
できる。
【0013】請求項8の発明に示すように(例えば図1
A及び図1Bを参照)、前記の請求項1から7のいずれ
かの発明においては、前記の環状プラグ12の一端部を
覆うカバー板16とその環状プラグ12のうちの少なく
とも一方に、クリーニング用の圧力流体の吐出口43を
開口することが好ましい。この場合、位置決め装置に付
着した異物を上記の圧力流体によって吹き飛ばすことが
できるので、位置決めを確実かつ高精度に行える。
【0014】
【発明の実施の形態】図1Aと図1Bおよび図2は、本
発明の第1実施形態を示している。まず、図1Aと図1
Bとによって、本発明の位置決め装置の全体構成を説明
する。図1Aは、その位置決め装置の立面視の断面図で
ある。図1Bは、上記の図1A中の1B−1B線矢視断
面図に相当する図である。
【0015】この実施形態では、工作機械のテーブル1
に基準部材であるベースプレート2を載置し、そのベー
スプレート2の支持面2aに、可動部材であるワークパ
レット3の被支持面3aを受け止めると共に、上記ベー
スプレート2に上記のワークパレット3を心合わせする
ように構成してある。
【0016】上記ワークパレット3の上記の被支持面3
aには、精密に研磨した円形の位置決め孔5が複数開口
される。各位置決め孔5に対応させて、上記ベースプレ
ート2にプラグ手段6が設けられる。なお、ここでは、
複数セットの位置決め孔5およびプラグ手段6のうちの
1セットだけを図示してある。
【0017】上記プラグ手段6は次のように構成されて
いる。上記ベースプレート2の前記の支持面2aに段付
きの装着穴8が形成され、その装着穴8にデータムブロ
ック9が精密に嵌入され、そのブロック9のフランジ9
aが4本の締付けボルト10によって上記の装着穴8の
段部分8aに固定される。なお、上記の締付けボルト1
0の頭部10aの周囲にはシリコンゴム等のシーラント
(図示せず)を充填している。これにより、切粉や塵埃等
の異物が凹所に溜まるのを防止してある。
【0018】前記の位置決め孔5内へ挿入される環状プ
ラグ12が上記ブロック9から上向きに突出される。そ
の環状プラグ12の軸心は、前記の装着穴8の軸心とほ
ぼ同一になっている。上記の環状プラグ12は、薄肉シ
リンダからなり、半径方向の外方へ弾性変形可能かつ自
己の弾性復元力によって半径方向の内方へ復帰可能とな
るように構成されている。その環状プラグ12の環状壁
12aの外周の全体にわたって、前記の円形の位置決め
孔5に嵌入される円形ストレート外面13が形成され
る。ちなみに、上記の環状プラグ12の縮径状態では、
前記の位置決め孔5と上記ストレート外面13との間の
嵌合隙間Gは、その位置決め孔5の直径が例えば約30
mmの場合には、約 0.05mm 程度の小さな値である。ま
た、上記の環状プラグ12の内周には、上方へすぼまる
傾斜内面14が周方向へほぼ等間隔で3つ設けられてい
る。
【0019】上記の環状プラグ12の上端部が円盤状カ
バー板16によって覆われる。そのカバー板16の周縁
部と上記の環状プラグ12の上端部とがヒンジ手段17
によって連結される。そのヒンジ手段17は、この実施
形態では、上記カバー板16に設けた凹部分18と上記
の環状プラグ12に設けた凸部分19との嵌合構造によ
って構成されている。その嵌合構造により、上記の環状
プラグ12の上端部が上記カバー板16に回転可能に支
持される。なお、その嵌合部分には、シリコンゴム等の
弾性シール部材(図示せず)を充填することが好ましい。
これにより、切粉や塵埃等の異物が上記の環状プラグ1
2の内部空間に侵入するのを防止できる。
【0020】上記の環状プラグ12内に出力ロッド21
が上下移動自在に挿入される。その出力ロッド21の外
周には、前記の環状プラグ12の前記の傾斜内面14に
対面する傾斜外面22が周方向へほぼ等間隔で3つ設け
られる。そして、上記の各傾斜内面14と上記の各傾斜
外面22との間に3つの金属ボール(転動体)23が挿入
される。
【0021】上記の出力ロッド21を上下方向へ移動さ
せる駆動手段26が設けられる。その駆動手段26は、
前記の出力ロッド21を上向きに進出させるロック手段
27と同上の出力ロッド21を下向きに後退させるリリ
ース手段28とを備える。
【0022】上記ロック手段27は次のように構成され
ている。前記データムブロック9の下半部内にピストン
30が保密状に挿入され、そのピストン30が上記の出
力ロッド21と一体に形成される。これらピストン30
と出力ロッド21とにわたってバネ室31が凹入形成さ
れ、そのバネ室31にロック用の圧縮コイルバネ32が
挿入される。そのバネ32の下端が、上記ブロック9の
下端に取り付けたエンドプレート33によって受け止め
られると共に、そのバネ32の上端が前記の出力ロッド
21によって受け止められる。また、上記バネ室31が
呼吸路34によって外部へ連通される。また、前記リリ
ース手段28は、前記ピストン30の上側に形成したリ
リース用の油圧室36と、その油圧室36へ連通する圧
油給排路37とを備える。
【0023】また、クリーニング用の圧縮空気の供給手
段が設けられる。その供給手段は、前記のベースプレー
ト2内の第1流路41と、前記ブロック9内の第2流路
42とを備える。その第2流路42に、前記カバー板1
6に設けた複数の吐出口43が連通されている。
【0024】上記構成の位置決め装置は次のように作動
する。上記の図1Aおよび図1Bのリリース状態では、
前記の油圧室36に圧油を供給している。これにより、
前記の圧縮コイルバネ32の付勢力に抗して前記ピスト
ン30が下降し、そのピストン30が前記の出力ロッド
21を下降させ、前記の環状プラグ12が縮径状態へ切
り換えられている。
【0025】前記ベースプレート2に前記ワークパレッ
ト3を位置決めするときには、まず、図1Aに示すよう
に、上記リリース状態で上記ワークパレット3を下降さ
せて前記の位置決め孔5を上記の環状プラグ12の前記
ストレート外面13に嵌合させる。
【0026】次いで、上記の油圧室36の圧油を排出す
る。すると、上記バネ32の付勢力によって前記の出力
ロッド21が強力に上昇する。すると、その出力ロッド
21の前記の傾斜外面22が前記の複数のボール23を
介して前記の環状プラグ12の傾斜内面14に楔係合し
ていく。これにより、図2の模式図に示すように、上記
の複数のボール23を介して上記の環状プラグ12の環
状壁12aの3つの部分が弾性的に拡径すると共に、こ
れらの拡径部分45・45・45が前記の位置決め孔5
に密着する。その後、クランプ手段(図示せず)によって
上記ベースプレート2に上記ワークパレット3を強力に
押圧するのである。
【0027】上記のロック状態から前記リリース状態へ
切り換えるときには、まず、上記クランプ手段(図示せ
ず)のクランプ状態を解除し、次いで、前述したように
前記の油圧室36へ圧油を供給すればよい。これによ
り、前記の出力ロッド21が下降して、前記の環状プラ
グ12が自己の弾性復元力によって縮径するので、前記
ロック状態が解除される。その後、前記ワークパレット
3を上昇させるのである。
【0028】図3Aと図3Bは、上記の環状プラグ12
の変形例を示している。この変形例が上記の第1実施形
態と異なる点は、上記の環状プラグ12の前記の傾斜内
面14と前記の出力ロッド21の傾斜外面22とを向か
い合わせに二組設けたことにある。図3Aは、上記の環
状プラグ12の縮径状態の模式図を示し、前記の図1B
に類似する図である。図3Bは、上記の環状プラグ12
の拡径状態の模式図を示し、前記の図2に類似する図で
ある。上記の図3A中の参照符号47は、前記の位置決
め孔5と前記の環状プラグ12のセンタリング誤差に起
因する隙間を示している。また、上記の図3B中の参照
符合48・49は、それぞれ、第1逃しスペースと第2
逃しスペースとを示している。そして、前記の図1Bお
よび図2のタイプの位置決め装置と上記の図3Aおよび
図3Bのタイプの位置決め装置とを用いると、互いに向
かい合う上記の第1と第2の逃しスペース48・49の
作用により、前記ベースプレート2と前記ワークパレッ
ト3とをスムーズに嵌合させることと精密に位置決めす
ることを両立できる。
【0029】上記の第1実施形態や変形例は次のように
変更可能である。前記の傾斜内面14と前記の傾斜外面
22とは、3組または2組設けることに代えて、4組以
上設けてもよく、1組であっても差し支えない。また、
前記ボール23に代えて、円筒コロや球面コロを利用し
てもよい。前記の環状プラグ12と前記カバー板16と
は、例示のように別体に構成することに代えて、一体に
構成してもよい。前記の支持面2aは、前記ベースプレ
ート2に設けることに代えて、前記データムブロック9
の前記フランジ9aの上面に設けてもよい。
【0030】上記ブロック9は、上記ベースプレート2
の前記の装着穴8に圧入固定することが好ましい。この
場合、そのブロック9の上記フランジ9aには2つのジ
ャッキ用ボルト(図示せず)をネジ止めする。そして、上
記ベースプレート2から上記ブロック9を取り外すとき
には、上記の2つのジャッキ用ボルトを下向きに螺進さ
せて、各ボルトの下面を上記の装着穴8の前記の段部分
8aに押し当てるのである。前記プラグ手段6は、バネ
ロック式に代えて油圧ロック式であってもよく、さらに
は、単動式に代えて複動式であってもよい。複動式の場
合には、前記のバネ室31をロック用の油圧室として構
成すると共に、前記の呼吸路34をロック用の圧油給排
路として構成すればよい。なお、前記の圧縮コイルバネ
32は、ロック状態保持バネとして残しておくことが好
ましい。
【0031】図4Aと図4B、図5Aと図5B、図6、
図7、図8、図9、図10は、それぞれ、第2実施形態
から第8実施形態を示している。これらの別の実施形態
においては、上記の第1実施形態の構成部材と類似する
部材には原則として同一の符号を付けて説明する。
【0032】図4Aと図4Bとは、本発明の第2実施形
態を示している。図4Aは、前記プラグ手段6の立面視
の断面図であって、前記の図1Aに類似する部分図であ
る。図4Bは、上記の図4A中の4B−4B線矢視断面
図である。この第2実施形態が前記の第1実施形態とは
異なる点は、環状の保持リング51に前記の複数のボー
ル23を装着したことにある。また、図4Cの変形例に
示すように、上記の保持リング51に上記の複数のボー
ル23を個別に装着してもよい。
【0033】図5Aと図5Bは、本発明の第3実施形態
を示している。図5Aは、上記プラグ手段6の立面視の
断面図であって、前記の図1Aに類似する図である。図
5Bは、上記の図5A中の5B−5B線矢視断面図であ
る。この場合、前記の図1A中のボール23を省略し
て、前記の環状プラグ12の前記の傾斜内面14と前記
の出力ロッド21の前記の傾斜外面22とを直接に接当
させてある。
【0034】図6は、本発明の第4実施形態を示し、前
記の図1Aに類似する図である。この第4実施形態は、
次の点が前記の第1実施形態と異なる。前記ヒンジ手段
17は、前記の環状プラグ12と前記カバー板16とに
わたって形成した環状溝54と、その環状溝54に充填
した多数の連結ボール55とによって構成される。な
お、上記の多数の連結ボール55に代えて、1つのリン
グ(図示せず)を上記の環状溝54に嵌め込んでもよい。
上記の環状プラグ12の前記の環状壁12aの内周に前
記の傾斜内面14が下方へすぼまるように形成される。
前記の傾斜外面22は、前記の出力ロッド21に支持し
たスリーブ56の外周に形成されている。
【0035】前記ロック手段27は、上記の出力ロッド
21を下向きに進出させるものである。即ち、前記ピス
トン30の上側に前記バネ室31が形成され、そのバネ
室31内に複数枚の皿バネ57が積層される。また、前
記リリース手段28は、同上の出力ロッド21を上向き
に後退させるものである。即ち、前記のリリース用の油
圧室36が上記ピストン30の下側に形成される。
【0036】さらに、上記バネ室31を外部へ連通させ
る前記の呼吸路34が前記データムブロック9の前記フ
ランジ9a内に設けられ、その呼吸路34にトラップ弁
59が設けられる。そのトラップ弁59は、ここでは、
Oリング製の弁座60と、ボール形の弁部材61と、そ
の弁部材61を上記の弁座60へ押圧する閉じバネ62
によって構成されている。上記のトラップ弁59によ
り、前記の油圧室36から上記バネ室31へリークした
油が自動的に排出されると共に、雰囲気中の異物が上記
プラグ手段6の内部空間へ侵入するのを防止できる。上
記のトラップ弁59は、前記の第1実施形態や後述の各
実施形態にも設けることが好ましい。なお、上記の第4
実施形態のプラグ手段6は、例示した単動式に代えて、
複動式に構成することも可能である。
【0037】上記の第4実施形態は次の長所を奏する。
ロック駆動時に前記の出力ロッド21を下向きに駆動す
ると、上記のスリーブ56の傾斜外面22が前記ボール
23を介して前記の環状プラグ12を前記の位置決め孔
5に密着させ、これと同時に、その密着した環状プラグ
12を介して前記ワークパレット3を前記のベースプレ
ート2に押圧する。このため、必要に応じて、専用のク
ランプ手段を省略することも可能である。
【0038】図7は、本発明の第5実施形態を示し、前
記の図1Aに類似する図である。この場合、前記ロック
手段27は、前記の出力ロッド21を上向きに進出させ
る圧縮コイルばね32を備える。また、前記リリース手
段28は、前記カバー板16に上下移動自在に螺合させ
た押ボルト65を備える。
【0039】図8は、本発明の第6実施形態を示し、同
上の図1Aに類似する図である。この場合、前記データ
ムブロック9の前記フランジ9aと前記の出力ロッド2
1との間にピン68を設けて、その出力ロッド21が軸
心周りに回転するのを阻止してある。前記の駆動手段2
6は、前記カバー板16に旋回可能で上下移動不能に支
持した駆動ボルト69と、上記の出力ロッド21に設け
られて上記の駆動ボルト69が螺合するネジ孔70とを
備える。そして、その駆動ボルト69を旋回させること
により、上記の出力ロッド21を上下移動させるのであ
る。
【0040】図9は、本発明の第7実施形態を示し、前
記の図1Aに類似する図である。この第7実施形態は、
上記の図1Aの位置決め装置にクランプ手段76を内蔵
したものである。その図9において、左半図はアンクラ
ンプ状態を示し、右半図はクランプ状態を示している。
【0041】上記クランプ手段76は次のように構成さ
れている。可動部材である前記ワークパレット3に、前
記の位置決め孔5とクランプ用の係止孔77とが上向き
に順に設けられる。また、前記カバー板16から支持筒
78が上向きに突出され、その支持筒78の周壁に周方
向へ所定の間隔をあけて複数の係合ボール(係合具)79
が水平方向へ移動可能に支持される。前記の出力ロッド
21と上記の支持筒78とにわたってプルロッド81が
挿入される。そのプルロッド81の上部に、上記の係合
ボール79を係合位置Xへ移動させるテーパ押圧面82
と、同上の係合ボール79が係合解除位置Yへ移動する
のを許容する退避面83とが設けられる。
【0042】また、前記のデータムブロック9の下部に
別のピストン85が保密状に挿入され、その別のピスト
ン85と上記プルロッド81の下部とが一体に連結され
る。そして、上記の別のピストン85と前記ピストン3
0との間に中間スリーブ86が挿入され、その中間スリ
ーブ86と上記の別のピストン85との間に、複数枚の
皿バネからなるクランプバネ87が装着される。上記の
別のピストン85の下側にアンクランプ用の油圧室88
が形成され、その油圧室88に別の圧油給排路89が連
通されている。
【0043】上記クランプ手段76は、例えば、次のよ
うに使用される。図9中の左半図では、前記リリース用
の油圧室36に圧油が供給されて前記の出力ロッド21
がリリース位置へ下降すると共に、前記のアンクランプ
用の油圧室88に圧油が供給されて前記プルロッド81
が上昇し、前記の係合ボール79が係合解除位置Yへ切
り換わっている。
【0044】前記ベースプレート2に前記ワークパレッ
ト3を位置決め固定するときには、まず、上記リリース
用の油圧室36の圧油を排出する。すると、前述の第1
実施形態で説明したように上記の出力ロッド21がロッ
ク位置へ上昇して、前記の環状プラグ12が前記の位置
決め孔5に密着する。次いで、前記アンクランプ用の油
圧室88の圧油を排出する。すると、図9中の右半図に
示すように、前記クランプバネ87が前記の別のピスト
ン85を介して前記プルロッド81を強力に下降させ、
そのプルロッド81の前記のテーパ押圧面82が前記の
係合ボール79を前記の係合位置Xに切り換えると共
に、上記の係合ボール79が前記の係止孔77の下部の
テーパ孔77aを下向きに押圧する。これにより、上記
プルロッド81が上記の係合ボール79を介して前記ワ
ークパレット3を前記ベースプレート2に強力に押圧す
るのである。
【0045】図10は、本発明の第8実施形態を示し、
前記の図6に類似する図である。この第8実施形態は、
上記の図6の位置決め装置にクランプ手段76を内蔵し
たものである。その図10において、左半図はアンクラ
ンプ状態を示し、右半図はクランプ状態を示している。
【0046】この第8実施形態のクランプ手段76は、
上記の図6および図9の各実施形態とは次の点で異な
る。前記の出力ロッド21の上部に前記プルロッド81
が一体に形成される。上記の出力ロッド21に前記スリ
ーブ56が上下移動自在に外嵌され、そのスリーブ56
がロック用バネ92によって下向きに付勢される。
【0047】上記クランプ手段76は、例えば、次のよ
うに使用される。図10中の左半図では、前記のリリー
ス用の油圧室36に圧油が供給されている。これによ
り、上記の出力ロッド21がリリース位置へ上昇すると
共に、上記プルロッド81が上昇して前記の係合ボール
79が係合解除位置Yへ切り換わっている。
【0048】前記ベースプレート2に前記ワークパレッ
ト3を位置決め固定するときには、上記リリース用の油
圧室36の圧油を排出する。すると、図10の右半図に
示すように、前記クランプバネ87の付勢力によって前
記のピストン30が強力に下降していく。これにより、
前記スリーブ56が前記のロック用バネ92によってロ
ック位置に下降し、これと同時に、前記プルロッド81
の前記のテーパ押圧面82が前記の係合ボール79を前
記の係合位置Xに切り換える。これにより、上記プルロ
ッド81が上記の係合ボール79を介して前記ワークパ
レット3を前記ベースプレート2に押圧するのである。
【0049】上記の第7実施形態(図9参照)と第8実施
形態(図10参照)の前記のクランプ手段76は次のよう
に変更可能である。前記の環状プラグ12に前記カバー
板16と前記の支持筒78とを順に介して前記の係合ボ
ール79を間接的に支持することに代えて、上記の環状
プラグ12と上記カバー板16と上記の支持筒78とを
一体に構成して、その一体式の環状プラグ12の上部に
上記の係合ボール79を支持してもよい。前記クランプ
用の係止孔77は、例示したテーパ孔77aを備えるこ
とに代えて、ストレートの円形孔によって構成してもよ
い。この場合、前記の係合具は、例示のボール79に代
えて、前記の環状プラグ12と同様の薄肉シリンダを採
用したりコレット状の部材を採用したりすることが考え
られる。上記のクランプ手段76は、バネロック式に代
えて油圧ロック式であってもよく、さらには、単動式に
代えて複動式であってもよい。
【0050】上述した第1から第8の各実施形態は、さ
らに次のように変更可能である。ロック又はリリースに
使用する圧力流体は、例示の圧油に代えて、圧縮空気等
のガスであってもよい。また、クリーニング用の圧力流
体は、例示の圧縮空気に代えて、窒素等のガスや液体で
あってもよい。前記ベースプレート2と前記データムブ
ロック9とは、別体に形成することに代えて、一体に形
成してもよい。
【0051】本発明の位置決め装置には着座確認手段を
設けてもよい。例えば、前記ベースプレート2の前記の
支持面2aに検出ノズル孔(図示せず)を開口し、その検
出ノズル孔に検出用の圧縮空気を供給する。そして、前
記ワークパレット3の前記の被支持面3aが上記の支持
面2aに接当すると、上記の検出ノズル孔内の圧力が上
昇する。その圧力上昇を圧力スイッチ等で検出すること
によって、上記ワークパレット3が上記ベースプレート
2に着座したことを確認できる。なお、上記の着座確認
用の流路と前述のクリーニング用の流路の両者は、互い
に独立して設けることに代えて、兼用することも可能で
ある。
【0052】前記の基準部材と可動部材との組み合わせ
は、例示したベースプレート2とワークパレット3の組
み合わせに代えて、工作機械のテーブルとワークパレッ
トの組み合わせ、ワークパレットと治具ベースの組み合
わせ、治具ベースとワークピースの組み合わせ、溶接治
具等の作業用治具とワークピース等の作業物の組み合わ
せであってもよい。また、本発明は、レーザー加工機や
放電加工機などの各種の加工機械のワークピース・ツー
ル等の位置決めにも適用可能である。なお、本発明の位
置決め装置は、複数セットで使用することに代えて、1
セットだけで使用できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1Aは、本発明の第1実施形態を示し、位置
決め装置の立面視の断面図である。図1Bは、その位置
決め装置に設けたプラグ手段の平面視の断面図であっ
て、上記の図1A中の1B−1B線矢視断面図に相当す
る図である。
【図2】上記のプラグ手段に設けた環状プラグの拡径状
態の模式図であって、上記の図1Bに類似する部分図で
ある。
【図3】図3Aは、上記の環状プラグの変形例の縮径状
態を示し、上記の図2に類似する図である。図3Bは、
上記の変形例の環状プラグの拡径状態を示し、同上の図
2に類似する図である。
【図4】図4Aと図4Bは、本発明の第2実施形態を示
している。図4Aは、前記プラグ手段の立面視の断面図
であって、前記の図1Aに類似する部分図である。図4
Bは、上記の図4A中の4B−4B線矢視断面図であ
る。図4Cは、上記プラグ手段に設けたボール用保持リ
ングの変形例を示し、上記の図4Aに類似する部分図で
ある。
【図5】図5Aと図5Bは、本発明の第3実施形態を示
している。図5Aは、上記の図4Aに類似する図であ
る。図5Bは、上記の図5A中の5B−5B線矢視断面
図である
【図6】本発明の第4実施形態を示し、前記の図1Aに
類似する図である。
【図7】本発明の第5実施形態を示し、同上の図1Aに
類似する図である。
【図8】本発明の第6実施形態を示し、同上の図1Aに
類似する図である。
【図9】本発明の第7実施形態を示し、同上の図1Aに
類似する図である。
【図10】本発明の第8実施形態を示し、前記の図6に
類似する図である。
【符号の説明】 2…基準部材(ベースプレート)、2a…支持面、3…可
動部材(ワークパレット)、3a…被支持面、5…位置決
め孔、12…環状プラグ、12a…環状壁、13…スト
レート外面、14…傾斜内面、16…カバー板、17…
ヒンジ手段、21…出力ロッド、22…傾斜外面、23
…転動体(ボール)、26…駆動手段、27…ロック手
段、28…リリース手段、43…吐出口、77…係止
孔、79…係合具(係合ボール)、81…プルロッド。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準部材(2)の支持面(2a)に可動部材
    (3)の被支持面(3a)を受け止めると共に、上記の基準
    部材(2)に上記の可動部材(3)を心合わせするようにし
    た位置決め装置であって、 上記の可動部材(3)の上記の被支持面(3a)に、ほぼ円
    形に形成した位置決め孔(5)を開口し、 上記の位置決め孔(5)内に挿入される環状プラグ(12)
    を上記の基準部材(2)の上記の支持面(2a)から一端方
    向へ突出させ、上記の環状プラグ(12)を薄肉シリンダ
    状に形成して、その環状壁(12a)の周方向の少なくと
    も一部分を半径方向の外方へ弾性変形可能かつ自己の弾
    性復元力によって半径方向の内方へ復帰可能に構成し、
    その環状プラグ(12)に、上記の位置決め孔(5)に嵌入
    されるストレート外面(13)と軸心方向の一方へすぼま
    る傾斜内面(14)とを設け、 上記の環状プラグ(12)内に出力ロッド(21)を挿入
    し、その出力ロッド(21)に、上記の傾斜内面(14)に
    対面する傾斜外面(22)を設け、 上記の出力ロッド(21)を駆動手段(26)によって軸心
    方向へ往復移動可能に構成した、ことを特徴とする位置
    決め装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の位置決め装置において、 前記の環状プラグ(12)の一端部を覆うカバー板(16)
    を設け、そのカバー板(16)の周縁部と上記の環状プラ
    グ(12)の一端部とをヒンジ手段(17)によって連結し
    た、ことを特徴とする位置決め装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の位置決め装置におい
    て、 前記の駆動手段(26)を、前記の基準部材(2)内に設け
    たロック手段(27)とリリース手段(28)とによって構
    成し、上記ロック手段(27)によって前記の出力ロッド
    (21)を進出させることによって前記の傾斜外面(22)
    が前記の傾斜内面(14)に係合して前記の環状壁(12
    a)を半径方向の外方へ弾性変形させ、これに対して、
    上記リリース手段(28)によって前記の出力ロッド(2
    1)を後退させることによって上記の傾斜外面(22)と
    上記の傾斜内面(14)との係合を解除して上記の環状壁
    (12a)が半径方向の内方へ弾性復帰するのを許容す
    る、ことを特徴とする位置決め装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかの位置決め装
    置において、 前記の環状プラグ(12)の内周に前記の傾斜内面(14)
    を周方向へ所定の間隔をあけて複数設けた、ことを特徴
    とする位置決め装置。
  5. 【請求項5】 請求項4の位置決め装置において、 前記の出力ロッド(21)に前記の傾斜外面(22)を周方
    向へ所定の間隔をあけて複数設け、各傾斜外面(22)と
    前記の各傾斜内面(14)との間に転動体(23)を挿入し
    た、ことを特徴とする位置決め装置。
  6. 【請求項6】 請求項4の位置決め装置において、 前記の環状プラグ(12)の各傾斜内面(14)に前記の出
    力ロッド(21)の前記の傾斜外面(22)を直接に接当さ
    せた、ことを特徴とする位置決め装置。
  7. 【請求項7】 請求項1または2の位置決め装置におい
    て、 前記の可動部材(3)に、前記の位置決め孔(5)とクラン
    プ用の係止孔(77)とを前記の一端方向へ順に設け、上
    記の係止孔(77)に係合する係合具(79)を前記の環状
    プラグ(12)に支持し、上記の係合具(79)を上記の係
    止孔(77)に係合させると共に同上の係合具(79)を前
    記の他端方向へ引っ張るプルロッド(81)を前記の基準
    部材(2)に設けた、ことを特徴とする位置決め装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれかの位置決め装
    置において、 前記の環状プラグ(12)の一端部を覆うカバー板(16)
    とその環状プラグ(12)のうちの少なくとも一方に、ク
    リーニング用の圧力流体の吐出口(43)を開口した、こ
    とを特徴とする位置決め装置。
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