JPH01199009A - ボールクランプ機構における外れ防止装置 - Google Patents

ボールクランプ機構における外れ防止装置

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JPH01199009A
JPH01199009A JP2289288A JP2289288A JPH01199009A JP H01199009 A JPH01199009 A JP H01199009A JP 2289288 A JP2289288 A JP 2289288A JP 2289288 A JP2289288 A JP 2289288A JP H01199009 A JPH01199009 A JP H01199009A
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JP
Japan
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ball
shank
sleeve
groove
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP2289288A
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English (en)
Inventor
Nobutoshi Torii
信利 鳥居
Yasuo Naito
内藤 保雄
Kazuhisa Otsuka
和久 大塚
Kunio Ueda
邦生 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はボールクランプ機構に於ける摩耗による外れを
防止する装置に関するものであり、特にロボットでの自
動ハンド交換(AHC)等に有効に利用されるものであ
る。
〔従来の技術〕
ボールクランプ機構は広く用いられており、例えばロボ
ットの自動ハンド交換(AHC)のボールクランプ機構
として第5図(A)、(B)に示すものがある。即ち、
取付部1の嵌着部にハンド6のシャンク7を嵌挿し、取
付部外周のスリーブ4を空気圧又はバネ圧F、によって
矢印F2の如く前進させ、取付部1の前端に半径方向に
出没可能に嵌入されている第1ボール3に対しスリーブ
4の案内テーパT、がF、の押圧力を付与し、ボール3
がシャンク7の係合テーパT2を押圧してシヤング7に
推力F4を付与することにより、ハンド6を取付部lに
固定している。
しかし多数回の着脱操作のために、スリーブ4・ボール
3、及びシャンク7が相互に摩耗してクランプが外れる
ことがある。
即ち、第5図(B)に示す如く、ハンドを保合確保する
ための力F2  * Fa  + Fa’ + Faと
ハンドの抜脱しようとする反力、Rh + Ra ’ 
*Rs、Rtの相互作用の下に、スリーブ4の案内テー
パT、とボール間、及びボールとシャンクの係合テーパ
12間に摩擦力が作用して、図の斜線領域Aa  、A
3 、A?に摩擦損傷が生じてクランプ機能が失なわれ
る。
従って、例えば第6図に示す外れ防止装置が提案され、
使用されている。即ち取付部lに孔H3を、シャンク7
に孔H1を、シャンク7が取付部内に係合把持された状
態で孔H3とH8が整合するように設け、制御装置Cで
出没させる係止ピンPを孔H3とH2に挿入することに
より、クランプが外れてハンドが落下することを防止し
ていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の第5図のクランプ機構では、多数回の着脱操作に
よってスリーブ、ボール及びシャンクが摩耗してクラン
プ力が低下し、ハンドを落下する危険があった。その上
、シャンクを引き抜く外力R4が加わるとクランプが外
れる方向に力、R1′。
R,、Rtが作用する。
また第6図の装置では、係止ピンPを制御するための複
雑な装置を付加せねばならず、結局この外れ防止装置は
製造面及び維持管理面から高価である。
〔課題を解決するための手段および作用〕例えば第1図
及び第2図に示す如く、第1ボール3と第1ボールより
わずかに大径の第2ボール31とを交互に取付部1の端
部のそれぞれの孔2゜21に嵌入して、各ボール3,3
1を孔2,21内に案内して半径方向に出没可能とし、
スリーブ4の端部には、第1ボール3押圧用の案内テー
パT、と第2ボール遊動用の溝5とを各ボールに対応配
設する。そしてスリーブ4の案内テーパT、が第1ボー
ル3を押圧した際に、第1ボール3がハンド6のシャン
ク7に設けである係合テーパT8を押圧してシャンク7
を取付部1内に確保するが、このクランプ時に大径の第
2ボール31は、遊び量dを有してシャンク7のクラン
プに、は参与しないように設定する。
ハンドの多数回の着脱操作のためにシャンク7の第1ボ
ール3との衝突面が摩耗した場合は、第4図に示す如く
、第1ボール3及びシャンク7が点線図示の正規の位置
から実線位置にずれ、大径の第2ボール31がシャンク
の係合テーパT2と溝5底面間でシャンク7のクランプ
力を発生する。
従ってこの場合、第2ボール手段が無い従来例(第5図
)にあってはシャンク7が外れるが、第2ボール31の
手段を有する本発明装置にあっては、シャンク7にわず
かなガタを生じ、ハンドが弛んでわずかに垂下するが落
下することはなく、作業員はハンドのガタつきを見て、
事故を発生する前にハンドの交換を実施出来る。
〔実施例〕
第1図乃至第4図に示す実施例は、ロボットのハンドの
自動交換装置に本発明を実施したものであり、第5図及
び第6図に示す従来例に対する改善である。
第1図及び第2図に示す如く、円錐内面S、から成る嵌
着孔を先端から穿設した取付部1の先端部にボール孔2
と21とを交互に3個ずつ等間隔に半径方向に通孔し、
孔2には従来同様の第1ボール3を嵌挿し、孔21には
第1ボール3よりわずか大径(約5%大径)の第2ボー
ル31を嵌挿した。外側の本体Bと内側の取付部1との
間にスリーブ4を空気圧で摺動可能に配設し、スリーブ
4の先端内側には、第1ボール3に対しては従来同様の
案内テーパT1を、第2ボール31に対しては軸線0−
0に平行な底面を有する真直な溝5をそれぞれ対設した
。ハンド6としては、取付部の円錐内面Slと整合する
円錐外面S8と係合テーパTtとを備えた従来品を用い
た。
なお、溝5と第2ボール31との関係構造は、第1ボー
ル3が正規位置でシャンクをクランプした状態では、第
2ボール31が遊動量dだけ溝5の底面と保合テーパ1
2間で矢印aの如く上下に遊び、第2ボール31はシャ
ンクをクランプしない構造に設定した。
得られた装置にあっては次の如き作用効果を奏した。
〔ハンドの着脱〕
第3図(A)はハンドの装着寸前を示すもので、スリー
ブ4が退位し、第1ボール3及び第2ボール31が共に
ボール孔2.21内に没している。
従って、図示の右方からハンドを移動させて、シャンク
7の円錐外面S!を取付部の円錐内面S1に嵌入密着さ
せた状態で、第3図(B)示す如くスリーブ4を前進さ
せると、スリーブ4の案内テーパT1が3個の第1ボー
ル3を押圧して、第1ボールが同時にシャンクの係合テ
ーパT2を押圧し、シャンク7にF4の嵌合力を付与し
てボールクランプを達成した。
但し、第2ボール31は、溝5による遊びのため、シャ
ンク7の凹溝8とスリーブの溝5間を孔21内で上下に
遊動しているだけであって、シャンクをクランプする作
用には関与しない。
ハンドの交換又は取外しは、スリーブ4を第3図(A)
の位置まで退位させれば、第1ボール3のシャンク7に
対する保合が解除されてハンドの抜脱が達成出来る。
〔外れ防止〕
第4図は、ハンドの多数回の着脱操作のためにシャンク
7の第1ボール3に当接する係合テーパT2部分が摩耗
した段階でのクランプ状態を示しており、第1ボール3
は正規のクランプ状態である点線位置から実線位置に落
ち込んでいる。即ち、第1ボール3はもはや案内テーパ
T、と係合テーパT2との間で遊びの状態となっている
そしてシャンク7が第1ボール3の保合から外れて正規
のクランプ状態の点線位置から実線位置まで矢印AIの
方向に少し垂下したため、シャンクの係合テーパT2は
第2ボール31に当接し、第2ボール31が溝5の底面
と係合テーパTオ間をクランプした。従って、シャンク
は第1ボールのクランプ力が無くなっても、少し垂下す
るだけで第2ボール31によってクランプされ、ハンド
6の完全落下は阻止出来た。
なお、第2ボール31によるクランプ力は、溝5の底面
が軸線0−0と平行であるため、ハンドの垂下刃A1を
受けて溝5の底面に垂直な力A2となり、従来の如きス
リーブ4を外す力(第5図(B)の矢印R4/→R1→
Rt)を生起することはなく、弛んだ状態のハンドを落
下させずに維持出来た。
本実施例にあっては、第4図の如きハンドの取付けの不
良状態にあっても落下しないため、事故が防止出来、こ
の状態ではハンドがぶらぶらしているので、作業員が容
易に発見出来て、工具交換装置の事故発生の事前の補修
が可能となった。
また、本実施例にあっては、第1ボールも第2ボールも
共に3個であるため、取付部1に対するハンド着脱時の
芯出しが円滑に達成出来た。
なお、溝5の形状、溝5内に於ける第2ボールの遊動量
d1及び第1ボールに対する第2ボールの直径比等は、
適宜に選択決定する設計上の事項である。
〔発明の効果〕
シャンク、係合用の第1ボール、及びスリーブ等が摩耗
してクランプが不完全となった状態での動作途中でも、
AHCからハンド等が外れて周辺の装置やワーク等を破
損することが防止出来る。
従来装置ではハンドが外れる程度の損傷でも、第2ボー
ルが外れを防止し、同時にシャンクのわずかな弛みの状
態で作業員がAHCの不良化を発見して、事故に到る前
に補修が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明実施例の要部断面図であり、第2図は
第1図で取付部を除いてA方向から見た図である。 第3図(A)、(B)は作用説明図であり、(A)は装
着前を、(B)は嵌着状態を示している。 第4図は、本発明実施例の外れ防止作用説明図である。 第5図(A)、(B)は、従来例の説明図であり、(A
)は要部断面を、(B)はそのB部を拡大して作用を示
している。 第6図は、改良従来例の略示側面図である。 1・・・取付部、    2.21・・・ボール孔、3
・・・第1ボール、  4・・・スリーブ、5・・・溝
、      6・・・ハンド、7・・・シャンク、 
  8・・・環状凹溝、31・・・第2ボール、 SI
・・・円錐内面、S、・・・円錐外面、  T、・・・
案内テーパ、T8・・・係合テーパ。 第1図 第2図 (A) (B) 第3図 第4図 (B) 第5図 エア 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1ボール(3)と、第1ボール(3)よりわずか
    に大径の第2ボール(31)とを交互に取付部(1)の
    ボール孔(2、21)に嵌入して各ボール(3、31)
    の半径方向移動を許容し、スリーブ(4)端部には第1
    ボール(3)押圧用の案内テーパ(T_1)と第2ボー
    ル(31)遊動用の溝(5)とを配設し、スリーブ(4
    )の作用によって第1ボール(3)を取付部(1)から
    出没させるボールクランプ機構における外れ防止装置。 2、シャンク(7)とスリーブ(4)、第1ボール(3
    )の摩耗によりシャンク把持が不能となったとき、シャ
    ンクの脱落前に溝(5)に対する第2ボール(31)の
    遊び量(d)が0となることによる請求項1記載の外れ
    防止装置。 3、第1ボール(3)及び第2ボール(31)がそれぞ
    れ3個であり、溝(5)の底面がシャンク(7)の軸線
    (0−0)に平行である請求項1記載の外れ防止装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003027511A1 (fr) * 2001-09-21 2003-04-03 Pascal Engineering Corporation Dispositif de serrage
CN106837952A (zh) * 2017-03-22 2017-06-13 安徽工程大学 一种快拆接头
CN113500371A (zh) * 2021-07-09 2021-10-15 耐世特凌云驱动系统(芜湖)有限公司 压装设备的快拆快换机构
JPWO2021215003A1 (ja) * 2020-04-24 2021-10-28

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